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特定新事業開拓投資事業計画の認定等に係る FAQ

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特定新事業開拓投資事業計画の認定等に係る FAQ
特定新事業開拓投資事業計画の認定等に係るFAQ
平成27年5月22日
経 済 産 業 省
【1.新事業開拓事業者(投資先企業)について】
問1-1.どのような事業者が、新事業開拓事業者に該当するのか。
(答)
我が国において普及していない商品の開発又は生産、役務の開発又は提供、商品の
生産又は販売の方式の導入、役務の提供の方式の導入等の事業であって新たな価値を
創出するものの市場における成立を図る事業者が、産業競争力強化法(以下「法」と
いう。)第2条第5項の「新たな事業の開拓を行う事業者」に該当します。
問1-2.新事業開拓事業者に該当するか否かは、誰がどの時点で確認すること
になるのか。
(答)
認定特定新事業開拓投資事業組合(以下「認定ファンド」という。)が、経済産業
省関係産業競争力強化法施行規則(以下「経済産業省関係省令」という。)第66条
第1項に基づき経済産業省に毎事業年度提出する特定新事業開拓投資事業の実施状
況報告書に、投資先の事業者が実施する事業の内容等を記載して、当該事業者が新事
業開拓事業者に該当することを疎明し、経済産業省がこれを確認します。
なお、当該実施状況報告書の内容を踏まえ、投資先の事業者が新事業開拓事業者で
はないと判断される場合には、特定新事業開拓投資事業の実施期間の途中において、
特定新事業開拓投資事業計画の認定を取り消すことがあり得ます。
問1-3.新事業開拓事業者に、外国の会社は含まれるのか。
(答)
経済産業省関係省令第2条第2号では、新事業開拓事業者の要件として「株式会社」
であることを規定していますが、この「株式会社」とは会社法第2条第1号に規定す
る「株式会社」のことをいいます。
従って、事業者が会社法第2条2号に規定する「外国会社」(外国の法令に準拠し
て設立された法人その他の外国の団体であって、会社と同種のもの又は会社に類似す
るものをいう。)である場合には、新事業開拓事業者に該当しません。
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Ver.2.0
【2.特定新事業開拓投資事業(ベンチャー投資事業)について】
問2-1.経済産業省関係省令第3条第1号では、
「特定新事業開拓中小企業者」
及び「特定新事業開拓中堅事業者」のそれぞれの定義において、
「その者の株
式を投資事業有限責任組合が最初に取得する時において・・・」と規定され
ているが、これは具体的にどのようなことを意味しているのか。
(答)
この規定は、ベンチャー投資において行われるいわゆる「マイルストーン投資」に
対応することを想定したものです。
具体的には、認定ファンドがその新事業開拓事業者に最初に出資をする時点では、
当該新事業開拓事業者は、①中小企業の新たな事業活動の促進に関する法律に規定す
る中小企業者の資本金又は従業員の規模要件、若しくは②中堅事業者の規模要件(資
本金5億円未満)を満たす必要がありますが、当該認定ファンドが当該新事業開拓事
業者に対して追加的に2回目以降の出資を行う時点では、当該新事業開拓事業者はこ
れらの規模要件を満たしている必要はないことを、当該規定は意味しています。
問2-2.経済産業省関係省令第3条第3号では、特定新事業開拓投資事業の要
件として、
「事業規模の拡大を図る」新事業開拓事業者に対して5割以上投資
することが規定されているが、事業活動がどのような成長発展の段階にある
新事業開拓事業者が、
「事業規模の拡大を図る」新事業開拓事業者に該当する
のか。
(答)
製造業に属する事業を行う新事業開拓事業者にあっては、製品の生産及び出荷を始
めており、その在庫又は販売量が増加しつつある段階その他これに類する段階にある
場合には、法第2条第6項に規定する「事業規模の拡大を図る」新事業開拓事業者に
該当します。また、半導体、新素材の製造(開発を含む。以下同じ。)又は環境問題
への対応や省エネルギー・新エネルギーに係る技術を用いた製品の製造若しくは医薬
品又は医療機器の製造等、生産又は販売の開始その他これに類する段階に至るまでに
比較的長期の開発期間を要する事業であって、その間に比較的多額の資金を必要とす
る事業を行う新事業開拓事業者にあっては、プロトタイプが完成済み、パイロットプ
ラント等で潜在的な顧客を獲得済み、若しくは非臨床試験又は臨床試験を開始済み等、
生産又は販売の開始その他これに類する段階に近い段階にある場合には、「事業規模
の拡大を図る」新事業開拓事業者に含まれます。
流通・小売業に属する事業を行う新事業開拓事業者にあっては、商品の仕入れ及び
販売を開始しており、その在庫又は販売量が増加しつつある段階その他これに類する
段階にある場合には、「事業規模の拡大を図る」新事業開拓事業者に該当します。
情報サービス、社会福祉、金融・保険その他のサービス業に属する事業を行う新事
業開拓事業者にあっては、役務の提供を始めており、売上高又は会員数が増加しつつ
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ある段階その他これに類する段階にある場合には、「事業規模の拡大を図る」新事業
開拓事業者に該当します。
問2-3.経済産業省関係省令第3条第2号では、認定ファンドの株式の取得価
額の総額に対する、特定新事業開拓中小企業者の株式の取得価額の割合(6
割以上)が規定されているが、この割合は、毎事業年度満たす必要があるの
か。
(答)
この割合は、毎事業年度満たす必要があるものではなく、特定新事業開拓投資事業
の開始の日から特定新事業開拓投資事業の終了の日までの期間(以下「特定新事業開
拓投資事業の実施期間」という。)中にその認定ファンドが投資した全ての新事業開
拓事業者の株式の取得価額の総額に対して満たすことが要件となります。
したがって、例えば、毎事業年度の特定新事業開拓投資事業の実施状況の報告を受
け、特定新事業開拓投資事業の実施期間の途中において、認定ファンドの資金規模の
4割超を特定新事業開拓中堅事業者に投資し、組合員から認定ファンドに追加的な出
資を受けるための認定特定新事業開拓投資事業計画の変更を行う具体的な予定もな
い場合には、認定を取り消します。
問2-4.経済産業省関係省令第3条第3号では、認定ファンドの株式取得価
額の総額に対する、事業規模の拡大を図る新事業開拓事業者の株式の取得価
額の割合(5割以上)が規定されているが、この割合は、毎事業年度満たす
必要があるのか。
(答)
この割合は、毎事業年度満たす必要があるものではなく、特定新事業開拓投資事業
の実施期間中にその認定ファンドが投資した全ての新事業開拓事業者株式の取得価
額の総額に対して満たすことが要件となります。
したがって、例えば、毎事業年度の特定新事業開拓投資事業の実施状況の報告を受
け、特定新事業開拓投資事業の実施期間の途中において、認定ファンドの資金規模の
5割超を事業規模の拡大を図る新事業開拓事業者以外の新事業開拓事業者に投資し、
組合員から認定ファンドに追加的な出資を受けるための認定特定新事業開拓投資事
業計画の変更を行う具体的な予定もない場合には、認定を取り消します。
問2-5.特定新事業開拓投資事業及び特定研究成果活用支援事業の実施に関する指
針一イ(2)では、投資事業有限責任組合が、
「特定新事業開拓投資事業及びこれに附
帯する事業のみを行うものであること」が認定の要件として規定されているが、
「こ
れに附帯する事業」には何が含まれるのか。
(答)
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投資事業有限責任組合契約に関する法律第3条第1項各号に掲げる事業であって、
新事業開拓事業者への投資事業に附帯する事業が、「これに附帯する事業」に該当し
ます。
具体的には、例えば、投資先の新事業開拓事業者が発行する社債の取得及び保有(同
項第3号関係)、投資先の新事業開拓事業者に対する金銭の新たな貸付(同項第5号
関係)などが該当します。
なお、新事業開拓事業者以外の事業者に対する投資は、「これに附帯する事業」に
含まれません。
【3.投資事業有限責任組合(認定ファンド)について】
問3-1.認定ファンドに出資をできない者はいるのか。
(答)
認定ファンドの業務を執行する無限責任組合員の過半の株式を有する親会社は、認
定ファンドに出資をすることはできません。
親会社の定義その他認定ファンドに出資することができない者(有限責任組合員に
なることができない者)については、特定新事業開拓投資事業及び特定研究成果活用
支援事業の実施に関する指針一イ(10)をご確認ください。
問3-2.中小企業基盤整備機構や地方公共団体といった公的機関は、認定フ
ァンドに出資できないのか。
(答)
公的機関も認定ファンドに出資することが可能です。
問3-3.既存のファンドは認定を受けることができないのか。
(答)
認定申請の時点において、投資事業有限責任組合契約が成立している必要がありま
すが、既にベンチャー企業等に投資をしている投資事業有限責任組合は、認定を受け
ることはできません。
問3-4.投資事業有限責任組合が認定を受ける前に、当該投資事業有限責任
組合に出資をした有限責任組合員は、ベンチャー投資促進税制の適用を受
けることができるのか。
(答)
投資事業有限責任組合が認定を受ける前に、当該投資事業有限責任組合に出資をし
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た有限責任組合員は、租税特別措置法第55条の2に係る新事業開拓事業者投資損失
準備金の積立額の損金算入ができる措置(以下「ベンチャー投資促進税制」という。)
の適用を受けることができません。
投資事業有限責任組合が認定を受けた日以後に、当該投資事業有限責任組合に出資
をした者のみが、ベンチャー投資促進税制の適用を受けることができます。
問3-5.投資事業有限責任組合が認定を受けた後に、当該投資事業有限責任
組合の投資事業有限責任組合契約を締結した有限責任組合員は、ベンチャー
投資促進税制の適用を受けることができるのか。
(答)
投資事業有限責任組合が認定を受けた日以後に、当該投資事業有限責任組合の投資
事業有限責任組合契約を締結し、当該投資事業有限責任組合に出資をした有限責任組
合員は、ベンチャー投資促進税制の適用を受けることができます。
【4.認定特定新事業開拓投資事業計画の実施状況の報告等】
問4-1.経済産業省関係省令第66条第1項に基づき、認定ファンドの無限
責任組合員は、毎事業年度、経済産業大臣に実施状況報告書(様式第27)
を提出することになっているが、記載にあたって留意すべき点はあるか。
(答)
以下の点に留意して、実施状況報告書(様式第27)を作成してください。(巻末
の記載イメージも参照)
<様式第27>
様式第27には、認定ファンドの事業年度の期間(例えば、1月1日から12月
31日まで)を記載してください。
<別表1関係>
① 同じ新事業開拓事業者が発行する株式であっても、株式の種類、取得日又は
取得方法(新規発行、他者からの譲受け等)が異なる場合には、異なる行に
記載してください。
② 「取得した株式の発行会社が実施する新たな事業の内容及び概況並びに当該
事業の成長発展の段階」の欄には、
【新たな事業の概況】として、投資先の新
事業開拓事業者から配当を受けたか否か、配当を受けた場合にはその金額を
記載してください。また、
【新たな事業の成長発展の段階】として、株式を取
得した時点において、新事業開拓事業者が「事業規模の拡大を図る」新事業
開拓事業者(問2-2参照)に該当する場合には「事業規模の拡大を図る時
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期」にある旨を記載し、
「事業規模の拡大を図る時期」に至る前の成長発展の
段階である場合には「事業創成期」にある旨を記載してください。
③ 「平成 年度に取得した株式の取得価額及びその取得の方法」の欄には、
【取
得日】、
【取得方法】、
【1 株の取得価額】、
【取得株式数】及び【取得価額の総額】
を記載してください。
④ 「認定特定新事業開拓投資事業計画の実施期間中に取得した株式の取得価額
の総額」の欄には、株式を取得した新事業開拓事業者毎に、
【取得株式数】及
び【取得価額総額】を記載してください。
<別表2関係>
① 別表2は、既に処分した株式の取得価額分も含めて記載してください。
② 記載欄には、取得した株式の価額及び数も記載してください。
③ 事業規模の拡大を図る新事業開拓事業者の合計欄には、認定ファンドが取得
した新事業開拓事業者の株式の合計額に対する割合も記載してください。
<別表3関係>
① 同じ新事業開拓事業者が発行する株式を処分した場合であっても、処分日、
処分した株式の種類、処分方法又は処分価額が異なる場合には、異なる行に
記載してください。
② 「平成 年度に処分した株式の取得価額、取得方法及び取得した年度」の欄
には、
【処分した株式の取得日】、
【処分した株式の1株あたり取得価額】及び
【処分した株式の取得価額総額】を記載してください。
③ 「平成 年度に処分した株式の処分価額及び処分の方法」の欄には、
【処分日】、
【処分方法】、【1株あたり処分価額】、【処分した株式数】及び【処分価額総
額】を記載してください。
④ 「認定特定新事業開拓投資事業計画の実施期間中に処分した株式の処分価額
の総額」の欄には、株式を処分した新事業開拓事業者毎に、
【処分株式の総数】、
【処分価額総額】及び【処分した株式の取得価額総額】を記載してください。
問4-2.経済産業省関係省令第66条第2項第2号に基づき、認定ファンドの
無限責任組合員は、毎事業年度、認定ファンドの財務諸表等を経済産業大臣
に提出することになっているが、認定ファンドの財務諸表等の作成にあたっ
て留意すべき点はあるか。
(答)
認定ファンドの財務諸表等は、「投資事業有限責任組合における会計処理及び監査
上の取扱い」(平成 26 年 1 月 14 日最終改正、日本公認会計士協会)の「付録1 有
責組合会計規則に準拠した財務諸表等のひな型」に則って作成してください。
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問4-3.認定ファンドの事業年度終了に伴い、無限責任組合員から有限責任
組合員に提供すべき情報として特に留意すべきものはあるか。
(答)
無限責任組合員は、以下に掲げる書類を有限責任組合員に提供してください。
① 経済産業省関係省令第66条第1項に基づき、経済産業大臣に提出した実施状
況報告書(様式第27)
② 「投資事業有限責任組合における会計処理及び監査上の取扱い」(平成 26 年 1
月 14 日最終改正、日本公認会計士協会)の「付録1 有責組合会計規則に準拠
した財務諸表等のひな型」に則って作成した貸借対照表、損益計算書、業務報
告書及び附属明細書
③ 所得税法第227条の2に基づき無限責任組合員が税務署長に提出した組合員
所得に関する計算書合計表及びその組合員に係る計算書
問4-4.認定ファンドの事業年度の途中において、無限責任組合員から有限責
任組合員に提供すべき情報として特に留意すべきものはあるか。
(答)
認定ファンドが認定ファンドの事業年度末(例えば12月末)に新事業開拓事業者
の株式を有していた場合でも、その事業年度末の翌日から有限責任組合員の事業年度
末(例えばその12月末の後の3月末)までの間に、認定ファンドがその新事業開拓
事業者の株式の全部を譲渡その他の方法により有しなくなった場合、又はその新事業
開拓事業者が配当を行った場合には、その新事業開拓事業者の株式はベンチャー投資
促進税制の対象にはなりません。
したがって、無限責任組合員は、その認定ファンドが、新事業開拓事業者の株式を
譲渡その他の方法により有しなくなった場合(当該株式の一部を有しなくなった場合
を含む。)、又はその新事業開拓事業者が配当を行った場合には、その都度、速やかに、
かつ、その事由が有限責任組合員の事業年度の決算に反映されるように、経済産業省
及び有限責任組合員にその事由の内容を報告してください。(巻末の「認定ファンド
の事業年度の途中に発生した事由に係る無限責任組合員から有限責任組合員への情
報提供に係るひな型」参照。)
ただし、全ての有限責任組合員の事業年度の終了の日が同じ日である場合又はそれ
に準じる場合であって、予めその旨を経済産業省に告げている場合には、当該報告は、
一定期間後、かつ、その事由が有限責任組合員の事業年度の決算に反映されるように、
一括して行っても差し支えありません。
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なお、認定ファンドの有限責任組合員が適格分割、適格現物出資又は適格現物分配
(以下「適格分割等」という。)を行って、認定ファンドの持分の全部を移転した場合、
その有限責任組合員は、当該適格分割等の日の前日に終了する認定ファンドの事業年
度の終了日に認定ファンドが有する新事業開拓事業者の株式(当該前日に終了する認
定ファンドの事業年度がない場合には、当該前日の直前に終了した認定ファンドの事
業年度の終了日から当該前日まで継続して認定ファンドが有する新事業開拓事業者
(配当を行ったものを除く。)の株式)について、新事業開拓事業者投資損失準備金
を積立て、その積立額を損金算入することが可能です。(租税特別措置法第55条の
2第4項関係)
そのため、有限責任組合員は、当該新事業開拓事業者投資損失準備金の積立てを行
おうとする場合であって、適格分割等の日の前日に終了する認定ファンドの事業年度
がない場合には、当該前日の直前に終了した認定ファンドの事業年度の終了日の翌日
から当該前日までの間に、認定ファンドが有しないこととなった新事業開拓事業者の
株式の数及び当該前日における帳簿価額並びに認定ファンドが配当を受けた新事業
開拓事業者の名称、当該配当の額並びに当該前日における株式の数及び帳簿価額が分
かる書類の提供を、無限責任組合員に求めてください。
無限責任組合員においては、その求めに応じ、有限責任組合員にその書類を提供す
るとともに、経済産業省にその書類を提供してください。
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Ver.2.0
【記載イメージ:認定ファンドYの平成 26 年度の実施状況報告書】
様式第二十七(第66条関係)
平成26年度における認定特定新事業開拓投資事業計画の実施状況報告書
平成 27 年●月●日
経済産業大臣
殿
東京都×××区××××××××
××××投資事業有限責任組合
××株式会社
代表取締役社長
××××
印
平成26年●月●日付けで認定を受けた特定新事業開拓投資事業計画の平成26年度の実施状況
を下記のとおり報告します。
記
1.実施した特定新事業開拓投資事業の内容及び適用を受けた支援措置の内容
××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××
×××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××
×××××××××××××××××××。
2.その他
××××投資事業有限責任組合の事業年度は1月1日から12月31日まで。
(備考)
1.記名押印については、氏名を自署する場合、押印を省略することができる。
2.用紙の大きさは、日本工業規格A4とする。
(記載要領)
1.実施した特定新事業開拓投資事業の内容及び適用を受けた支援措置の内容
(1)別表により、認定特定新事業開拓投資事業組合が実施した特定新事業開拓投資事業の内容
を記載する。
(2)資金の借入れについて独立行政法人中小企業基盤整備機構による債務の保証を受けた場合
には、その旨を記載する。
2.その他
認定特定新事業開拓投資事業組合の組合員に変更が生じた場合には、その旨を記載する。
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Ver.2.0
【記載イメージ:認定ファンドYの平成 26 年度の実施状況報告書】
別表1
実施した特定新事業開拓投資事業の内容
取得し 取得した 取得した株式の発行会社が実施する新
た株式 株式の発 たな事業の内容及び概況並びに当該事
の発行 行会社の 業の成長発展の段階
会社の 住所及び
代表者名
名称
1
A株式
会社
▲▲▲
△△△
2
B株式
会社
■■■
□□□
3
C株式
会社
●●●
○○○
【新たな事業の内容】
×××××××××××××××××
×××××××サービスの検討・提供。
【新たな事業の概況】
×××××××××××××××××
×××××××××××。なお、平成 26
年度に配当は受けていない。
【新たな事業の成長発展の段階】
平成 26 年7月からサービスの提供を開
始しているため「事業規模の拡大を図る
時期」に該当。
【新たな事業の内容】
×××××××××××××××××
×××の薬品の開発。
【新たな事業の概況】
×××××××××××××××××
×××。なお、平成 26 年度に配当は受
けていない。
認定特定新事業
開拓投資事業計
画の実施期間中
に取得した株式
の取得価額の総
額
平成 26 年度末に
保有している株
式
【株式数】
10 株
【取得価額総額】
1億円
取得した株式の発行
会社に対して実施し
た経営又は技術の指
導の内容
平成 26 年度に取得し
た株式の取得価額及
びその取得の方法
平成 26 年度におい
ては、××××××
×××××××××
×××××××××
××××といった経
営支援を実施。
【取得日】
平成 26 年 7 月 1 日
【取得方法】
他者からの譲受け
【1 株の取得価額】
1,000 万円
【取得株式数】
10 株
【取得価額総額】
1 億円
特定新事業開拓中小企業
者に該当(最初に株式を取
得した平成 26 年 10 月 1 日
の直前の従業員数が 10 人)
平成 26 年度におい
ては、××××××
×××××××××
×××××××××
××××といった経
営支援を実施。
【取得日】
平成 26 年 10 月 1 日
【取得方法】
新規発行の引受け
【1株の取得価額】
2,000 万円
【取得株式数】
10 株
【取得価額総額】
2 億円
平成 26 年度末に
保有している株
式
【株式数】
10 株
【取得価額総額】
2 億円
特定新事業開拓中小企業
者に該当(最初に株式を取
得した平成 26 年 10 月 1 日
の直前の資本金が 3,000 万
円)
平成 26 年度におい
ては、××××××
×××××××××
×××××××××
××××といった経
営支援を実施。
【取得日】
平成 26 年 10 月 1 日
【取得方法】
新規発行の引受け
【1 株の取得価額】
1,000 万円
【取得株式数】
平成 26 年度末に
保有している株
式
【株式数】
3株
【取得価額総額】
3,000 万円
特定新事業開拓中小企業
者又は特定新事業開拓中
堅事業者の別、及びそれに
該当する事由(最初に株式
を取得した時の従業員数
又は資本金の額を記載)
特定新事業開拓中小企業
【新たな事業の内容】
者に該当(最初に株式を取
×××××××××××××××××
×××××××の設計・開発、製造委託。 得した平成 26 年 7 月 1 日
の直前の資本金が 1,000 万
【新たな事業の概況】
円)
×××××××××××××××××
××××××××。なお、平成 26 年度
に配当は受けていない。
【新たな事業の成長発展の段階】
商品の販売を開始していないため「事業
創成期」に該当。
10
Ver.2.0
3株
【取得価額総額】
3,000 万円
【新たな事業の成長発展の段階】
臨床実験を開始していないため「事業創
生期」に該当。
合
計
平成 26 年度末に保有している株式
【株式数】
23 株
【取得価額総額】
3 億 3 千万円
(注)
認定特定新事業開拓投資事業組合がその事業年度の年度末時点で保有する株式の発行会社全てについて記載する。当該株式の発行会社が、第2条第1号イ又はロに
掲げる会社に該当する場合には、その旨も記載する。
11
Ver.2.0
【記載イメージ:認定ファンドYの平成 26 年度の実施状況報告書】
別表2
取得した株式の内訳
平成 26 年度に取得した株式の取
得価額及び当該株式の取得価額の
総額に対するその割合
平成
年度に取得した
事業規模の拡大を図る新
事業開拓事業者の株式の
取得価額及び当該株式の
取得価額の総額に対する
その割合
取得した特定新事業開拓
中小企業者の株式
うち、事業規模の拡
大を図る新事業開拓
事業者の株式
取得した特定新事業開拓
中堅事業者の株式
うち、事業規模の拡
大を図る新事業開拓
事業者の株式
合計
うち、事業規模の拡
大を図る新事業開拓
事業者の株式の合計
3 億 3 千万円(23 株)、100%
2 億円(10 株)、100%
-
認定特定新事業開拓投資事業計画の実
施期間中に取得した株式の取得価額及
び当該株式の取得価額の総額に対する
その割合
認定特定新事業開拓
投資事業計画の実施
期間中に取得した事
業規模の拡大を図る
新事業開拓事業者の
株式の取得価額及び
当該株式の取得価額
の総額に対するその
割合
3 億 3 千万円(23 株)、100%
2 億円(10 株)、100%
-
-
-
3 億 3 千万円(23 株)、100%
2 億円(10 株)、100%
【合計に対する取得価額
の割合】
60.6%
3 億 3 千万円(23 株)、100%
2 億円(10 株)、100%
【合計に対する取得
価額の割合】
60.6%
12
Ver.2.0
【記載イメージ:認定ファンドYの平成 26 年度の実施状況報告書】
別表3
取得した株式の処分の状況
処分した株式の
発行会社の名称
1
2
3
4
合計額
-
-
-
-
処分した株式の発行会
社の住所及び代表者名
平成
年度に処分した
株式の取得価額、取得方
法及び取得した年度
平成
年度に処分し
た株式の処分価額及び
処分の方法
株式の取得から処分に
至るまでに実施した経
営又は技術の指導の内
容、事業の発展の経緯
その他経緯の概要
認定特定新事業開拓投
資事業計画の実施期間
中に処分した株式の処
分価額の総額
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
(注)
認定特定新事業開拓投資事業組合が認定特定新事業開拓投資事業計画の実施期間中に処分した株式の発行会社全てについて記載する。
13
Ver.2.0
【記載イメージ:認定ファンドYの平成 27 年度の実施状況報告書】
別表1
実施した特定新事業開拓投資事業の内容
取得した株式の発行会社が実施する新
取得し 取得し
たな事業の内容及び概況並びに当該事
た株式 た株式
業の成長発展の段階
の発行 の発行
会社の 会社の
住所及
名称
び代表
者名
1
A株式
会社
▲▲▲
△△△
【新たな事業の内容】
×××××××××××××××××
××××××××の設計・開発、製造委
託。
【新たな事業の概況】
×××××××××××××××××
××。なお、平成 26 年度に配当は受け
ていない。
【新たな事業の成長発展の段階】
商品の販売を開始していないため「事業
創成期」に該当。
【新たな事業の内容】
前回取得時と同じ。
【新たな事業の概況】
×××××××××××××××××
×××××××××××。なお、平成 27
年度に配当は受けていない。
【新たな事業の成長発展の段階】
平成 27 年 4 月 1 日から商品の販売を開
始したため「事業の規模の拡大を図る時
期」に該当。
特定新事業開拓中小
企業者又は特定新事
業開拓中堅事業者の
別、及びそれに該当
する事由(最初に株
式を取得した時の従
業員数又は資本金の
額を記載)
特定新事業開拓中小
企業者に該当(最初
に株式を取得した平
成 26 年 7 月 1 日の直
前の資本金が 1,000
万円)
取得した株式の
発行会社に対し
て実施した経営
又は技術の指導
の内容
平成 26 年度から平成 27
年度に取得した株式の取
得価額及びその取得の方
法
認定特定新事業開
拓投資事業計画の
実施期間中に取得
した株式の取得価
額の総額
平成 26 年度にお
いては、××××
×××××××
×××××××
×××××××
×××といった
経営支援を実施。
【取得日】
平成 26 年 7 月 1 日
【取得方法】
他者からの譲受け
【1 株の取得価額】
1,000 万円
【取得株式数】
10 株
【取得価額総額】
1 億円
平成 27 年度末に保
有している株式
【株式数】
20 株
【取得価額総額】
3 億円
平成 27 年度にお
いては、××××
×××××××
×××××××
×××××××
×××といった
経営支援を実施。
【取得日】
平成 27 年 5 月 1 日
【取得方法】
新規発行の引受け
【1 株の取得価額】
2,000 万円
【取得株式数】
5株
【取得価額総額】
1 億円
【取得日】
平成 27 年 12 月 1 日
【取得方法】
14
Ver.2.0
新規発行の引受け
【1 株の取得価額】
2,000 万円
【取得株式数】
5株
【取得価額総額】
1 億円
2
3
C株式
会社
D株式
会社
●●●
○○○
■■■
□□□
【新たな事業の内容】
×××××××××××××××××
×××の薬品の開発。
【新たな事業の概況】
×××××××××××××××××
×××。なお、平成 27 年度に 1 株当た
り●●円の配当を受けた。
【新たな事業の成長発展の段階】
臨床実験を開始していないため「事業創
生期」に該当。
【新たな事業の内容】
×××××××××××××××××
×××の開発。
【新たな事業の概況】
×××××××××××××××××
×××。なお、平成 27 年度に 1 株当た
り●●円の配当を受けた。
【新たな事業の成長発展の段階】
平成 27 年 4 月から臨床実験を開始して
いるため「事業規模の拡大を図る時期」
に該当。
【新たな事業の内容】
×××××××××××××××××
××××の製造・販売。
【新たな事業の概況】
×××××××××××××××××
××××。なお、平成 27 年度に 1 株当
たり●●円の配当を受けた。
特定新事業開拓中小
企業者に該当(最初
に株式を取得した平
成 26 年 10 月 1 日の
直前の資本金が
3,000 万円)
特定新事業開拓中堅
事業者に該当(最初
に株式を取得した平
成 27 年 10 月 1 日の
直前の資本金が4億
円)
15
平成 26 年度にお
いては、××××
×××××××
×××××××
×××××××
×××といった
経営支援を実施。
【取得日】
平成 26 年 10 月 1 日
【取得方法】
新規発行の引受け
【1 株の取得価額】
1,000 万円
【取得株式数】
3株
【取得価額総額】
3,000 万円
平成 27 年度にお
いては、××××
×××××××
×××××××
×××××××
×××といった
経営支援を実施。
【取得日】
平成 27 年 10 月 1 日
【取得方法】
新規発行の引受け
【1 株の取得価額】
1,000 万円
【取得株式数】
3株
【取得価額総額】
3,000 万円
平成 27 年度にお
いては、××××
×××××××
×××××××
×××××××
×××といった
経営支援を実施。
【取得日】
平成 27 年 10 月 1 日
【取得方法】
新規発行の引受け
【1 株の取得価額】
1,000 万円
【取得株式数】
平成 27 年度末に保
有している株式
【株式数】
6株
【取得価額総額】
6,000 万円
平成 27 年度末に保
有している株式
【株式数】
3株
【取得価額総額】
3,000 万円
Ver.2.0
3株
【取得価額総額】
3,000 万円
【新たな事業の成長発展の段階】
平成 27 年 4 月から製品の販売を開始し
ているため「事業規模の拡大を図る時
期」に該当。
合
計
平成 27 年度末に保有している株式
【株式数】
29 株
【取得価額総額】
3 億 9,000 万円
(注)
認定特定新事業開拓投資事業組合がその事業年度の年度末時点で保有する株式の発行会社全てについて記載する。当該株式の発行会社が、第2条第1号イ又
はロに掲げる会社に該当する場合には、その旨も記載する。
16
Ver.2.0
【記載イメージ:認定ファンドYの平成27年度の実施状況報告書】
別表2
取得した株式の内訳
平成 27 年度に取得した株式の取
得価額及び当該株式の取得価額の
総額に対するその割合
平成 27 年度に取得した
事業規模の拡大を図る新
事業開拓事業者の株式の
取得価額及び当該株式の
取得価額の総額に対する
その割合
取得した特定新事業開拓
中小企業者の株式
うち、事業規模の拡
大を図る新事業開拓
事業者の株式
取得した特定新事業開拓
中堅事業者の株式
うち、事業規模の拡
大を図る新事業開拓
事業者の株式
合計
2 億 3,000 万円(13 株)、88.5%
2 億 3,000 万円(13 株)、
88.5%
3,000 万円(3 株)、11.5%
3,000 万円(3 株)、11.5%
2 億 6,000 万円(16 株)、100%
うち、事業規模の拡
大を図る新事業開拓
事業者の株式の合計
2 億 6,000 万円(16 株)、
100%
【合計に対する取得価額
の割合】
100%
認定特定新事業開拓投資事業計画の実
施期間中に取得した株式の取得価額及
び当該株式の取得価額の総額に対する
その割合
認定特定新事業開拓
投資事業計画の実施
期間中に取得した事
業規模の拡大を図る
新事業開拓事業者の
株式の取得価額及び
当該株式の取得価額
の総額に対するその
割合
5 億 6,000 万円(36 株)、94.9%
4 億 3,000 万円(23
株)、93.5%%
3,000 万円(3 株)、5.1%
3,000 万円(3 株)、
6.5%
5 億 9,000 万円(39 株)、100%
4 億 6,000 万円(26
株)、100%
【合計に対する取得
価額の割合】
80.0%
17
Ver.2.0
【記載イメージ:認定ファンドYの平成27年度の実施状況報告書】
別表3
取得した株式の処分の状況
処 分 し た 処分した株式
株 式 の 発 の発行会社の
行 会 社 の 住所及び代表
者名
名称
1
B株式会
社
■■■
□□□
平成 27 年度に処分した株式
の取得価額、取得方法及び
取得した年度
平成 27 年度に処分した株
式の処分価額及び処分の
方法
株式の取得から処分に至るまでに実施し
た経営又は技術の指導の内容、事業の発
展の経緯その他経緯の概要
認定特定新事業開拓
投資事業計画の実施
期間中に処分した株
式の処分価額の総額
【処分した株式の取得日】
平成 26 年 10 月 1 日
【処分した株式の1株あた
りの取得価額】
2,000 万円
【処分した株式の取得価額
総額】
1 億円
【処分日】
平成 27 年 4 月 1 日
【処分方法】
他者への売却
【1 株あたりの処分価額】
500 万円
【処分株式数】
5株
【処分価額総額】
2,500 万円
【処分日】
平成 27 年 12 月 31 日
【処分方法】
会社の清算
【1株あたりの処分価額】
2,000 万円
【処分株式数】
5株
【処分価額総額】
1 億円
B株式会社は、×××××××××××
×××××××××××××××××サ
ービスの提供を行い、それに対して××
××××××××××といった経営支援
を実施してきたが、×××××××××
×のため、B株式会社は平成 27 年 12 月
31 日に清算に至った。
【処分株式の総数】
10 株
【処分価額総額】
1 億 2,500 万円
【処分した株式の取
得価額総額】
2 億円
【取得日】
平成 26 年 10 月 1 日
【処分した株式の 1 株あた
りの取得価額】
2,000 万円
【処分した株式の取得価額
総額】
1億円
合計
額
【処分株式の総数】
10 株
【処分価額総額】
1 億 2,500 万円
【処分した株式の取
得価額総額】
2 億円
(注)
認定特定新事業開拓投資事業組合が認定特定新事業開拓投資事業計画の実施期間中に処分した株式の発行会社全てについて記載する。
18
Ver.2.0
(認定ファンドの事業年度の途中に発生した事由に係る
無限責任組合員から有限責任組合員への情報提供に係るひな型)
平成 27 年 3 月 31 日
有限責任組合員
代表取締役社長
A 株式会社
○○ ○○
殿
無限責任組合員
××投資事業有限責任組合
株式会社■■インベストメント
代表取締役社長 □□ □□
××投資事業有限責任組合の平成 26 年度(平成 26 年 1 月 1 日から同年 12 月 31 日までの事業
年度をいう。)の特定新事業開拓投資事業の実施状況につきましては、平成 27 年 2 月 25 日付で、
経済産業省関係産業競争力強化法施行規則第 66 条第 1 項に基づき経済産業大臣に提出した「平
成 26 年度における認定特定新事業開拓投資事業計画の実施状況報告書」等でもって御報告をさ
せていただいたところですが、その後、平成 27 年 1 月 1 日から貴社の事業年度末(平成 27 年 3
月 31 日)までの間に下記の事由が生じましたので、お知らせいたします。
記
平成 26 年 12 月 31 日時点で保有していた株 平成 26 年 12 月 31 日時点の状況
式について、平成 27 年 1 月 1 日から平成 27
年 3 月 31 日までに発生した事由
1
××投資事業有限責任組合は、平成 27 年 2 ××投資事業有限責任組合は B 株式会社の
月 28 日付けで、B 株式会社から●●円の配 株式を 100 株、帳簿価額で 1 億円保有。う
当を受領。
ち、A 株式会社の持分は 10 株、1,000 万円。
2
××投資事業有限責任組合は、平成 27 年 3
月 15 日付で C 株式会社の株式を 100 株、平
成 26 年 12 月 31 日時点の帳簿価額で 2 億円
を譲渡。
××投資事業有限責任組合は、C 株式会社
の株式を 100 株、帳簿価額で 2 億円保有。
うち、A 株式会社の持分は 10 株、2,000 万
円。
××投資事業有限責任組合は、平成 27 年 3
月 15 日付で D 株式会社の株式を 100 株、平
成 26 年 12 月 31 日時点の帳簿価額で1億円
を譲渡。
××投資事業有限責任組合は、D 株式会社
の株式を 200 株、帳簿価額で 2 億円保有。
うち、A 株式会社の持分は 20 株、2,000 万
円。
3
以上
19
Ver.2.0
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