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『地球温暖化への対応』~最新クリーンディーゼル車
参考4 ディーゼルの優位性とダイムラー・クライスラーの取り組み METI Symposium 07. November 2004 技術コンプライアンス Clean Diesel Symposium - METI ダイムラー・クライスラー社は歴史的にディーゼル技術に親密 1858 -1913 Mr. Rudolf Diesel パリにて誕生 C. Lindeにて冷却技術を学ぶ 成功 1892 特許取得 - エンジンの圧縮点火 (陸上/船舶用) & 1909 Prosper L’Orange氏はマンハイムのBenz社にて予燃焼 室の方法を発明(自動車仕様) 1923 Benz社で最初のディーゼルトラック5K3(4気筒、8.8リッター) 製造 1936 メルセデスベンツ260Dはシリーズ最初のディーゼル乗用車 過去の挑戦 b/bruehl/clean diesel(METI)/METI symposium/07110 2 Clean Diesel Symposium - METI ディーゼル車はヨーロッパで人気が増加している 性能 環境性 経済性 燃料消費率 CO2 削減 約 35% 燃料の節約 耐久性 長期的排ガスの安定 高い利用価値による初期 コストのカバー 低燃料税 ディーゼルシェアの増加 車両税の削減 過去の不優位性: コールドスタート問題 1980 - OEM601で解決 エンジン出力の限界, ノイズ、バイブレーション コモンレール技術、過給機により1998年解決 PM問題 パティキュレート フィルターにより2003年解決 b/bruehl/clean diesel(METI)/METI symposium/07110 低い車両維持費 50 Diesel Share [%] 支援状況: EU域内では 40 30 20 10 0 91 19 93 19 95 19 97 19 Year 99 19 01 20 03 20 3 Clean Diesel Symposium - METI クリーン・ディーゼル車は環境問題の軽減に貢献している CO2 低CO2排出量による地球温暖化への対応 CO ガソリン車の約半分 HC ガソリン車の約半分 Evaporation 蒸発ガスが発生しない NOx 可能最少限の0.2g/kmまで削減 (現在、燃費を考慮せずとも 0.2g/km以下が可能) PM パティキュレート フィルターにより解決 (現在、約85%削減、極小パティキュレー トさえも処理、現在の測定最少5mg/km) ノイズ、バイブレーションは劇的に削減、車両内外でかなり静か b/bruehl/clean diesel(METI)/METI symposium/07110 4 Clean Diesel Symposium - METI ディーゼル、ガソリン比較によるドイツ国での自動車の燃料 消費率 Fuel consumption in the European Driving Cycle CO21)emission in the European Driving Cycle 20 500 18 400 16 400 [g/km] [l/100 km] 14 12 Otto 300 Diesel 200 300 ディーゼル車はCO2 削減の可 能性を秘めている。 規定されているCO2削減を 成し遂げるにはディーゼル乗 用車台数の更なる増加無し には不可能 。 10 -35% 8 200 6 4 2 100 小型車 高級車 0 800 1000 1200 1400 1600 1800 2000 2200 Vehicle weight [kg] 0 100 0 diesel otto Conventional and direct-injection otto engines Direct-injection diesel engines 1) Carbon dioxide b/bruehl/clean diesel(METI)/METI symposium/07110 Source: Kraftfahrt-Bundesamt 2004; 5 Clean Diesel Symposium - METI ディーゼル車によるCO2削減 ディーゼル乗用車のシェアー ヨーロッパ内、ドイツで の新車登録 40% 40% 2) 1) 29% 29% 22 % 30 % 44% 44% 40 % 38 % 34 % 需要が増えていることでも わかるように顧客は ディーゼル乗用車を好んで いる EUROPE 36% 36% 33% 33% CO2-Emissions3) and global diesel share CO2 emissions:4) 163 g/km Diesel share: 44 % 増加している需要は沈滞し ているドイツ自動車ビジネス に希望の光となる JAPAN CO2 emissions: 187g/km Diesel share: 0,4 % USA 1999 2000 2001 Germany1) 2002 2) Europe Sources: 1) Kraftfahrt-Bundesamt 2) Global markets for diesel powered light 2004 vehicles, J.D. Power-LMC 2003 b/bruehl/clean diesel(METI)/METI symposium/07110 2003 CO2 emissions: 205 g/km Diesel share: 3 % 3) Arthur D. Little Studie 2003 4) CO2-Monitoring Report, EU Komission 2003 (ACEA 2002: 165g) 6 Clean Diesel Symposium - METI トルクカーブがエンジン特性の決め手 高トルクがエンジンスピード域の大きな部分に要求されます DI- ディーゼル車 ガソリン車 ディーゼル車はギアチェンジに関し て無精なドライバーでいられます そして快適な運転を約束します。 Torque Torque ドライバーは馬力がなくともトルクを 感じることが出来ます。 rpm rpm 高回転での最高トルク 低い回転域からすでに 非常に高いトルク 排気量当りの出力が高い 最高回転の限定 b/bruehl/clean diesel(METI)/METI symposium/07110 7 Clean Diesel Symposium -METI ダイムラー・クライスラーはヨーロッパを中心にディーゼル製品の ラインナップを提供しています S 400 CDI: 環境に優しい技術を有したハイパワーと快適さ Europ e fortwo forfour A-class C-Class EClass SClass E-Class CDI: 環境に優しい技術を有した高い性能、経済性 E 320 cdi Jeep Liberty US アメリカにおいて1回の給油で1000マイル 走行達成記録 高い性能、環境に優しいディーゼルエンジン搭載の中型SUV、VANは可能? Japan M-クラス 2,7l CDI 2001年まで販売 b/bruehl/clean diesel(METI)/METI symposium/07110 8 Clean Diesel Symposium -METI メルセデスベンツ乗用車にみるガソリンに比較してのディーゼルの 燃費優位性 8-Cylinder 6-Cylinder -30,6 -28,4% 15 13 M112E32 OM648DE32 OM647DE27 12.7 11.1 11 9.9 9.1 9 7.7 7.3 7 5 E-Class E-Class S-Class S-Class measured in the NEDC b/bruehl/clean diesel(METI)/METI symposium/07110 M-Class M-Class -18,3% -19,3% -22,7% Fuel Consumption [l/100km] Fuel Consumption [l/100km] -26,3% 15 14.1 M113E50 OM628DE40 13 11.5 11.9 10.9 11 9.4 Better F/E 9.6 9 7 5 E-Class E-Class S-Class S-ClassM-Class M-Class Values % = (1-Diesel/Gasoline)*100% 9 Clean Diesel Symposium -METI 燃料消費率 ダイムラー・クライスラーによる計測vs日本のトップランナー基準値 20 Fuel Consumption (l/100 km) 18 16 14 12 Better F/E Gasoline Toprunner 10 Diesel Toprunner 8 Diesel NEDC 6 Gasoline NEDC 4 2 0 500 700 900 1100 1300 1500 1700 1900 2100 2300 2500 Curbweight (kg) b/bruehl/clean diesel(METI)/METI symposium/07110 10 Clean Diesel Symposium - METI 最近の日本の市場の発展はディーゼル車の増加を 暗示 している MPV/ワゴン での考えられる成長 (高い車両重量クラス) 90% 80% 70% 60% SUV 350 13%MPV 300 34% 34% Coup e Hatch-Back & StationWagon 273 290 Total sample 1570 veh. 242 250 頻度 100% 安定年間平均走行距離 (約10,000Km/年) 178 200 177 158 150 79 100 87 80 50% 50 40% 6 49% 20% Sedan 19% 19% 10% 10 00 超 ∼ 10 00 30% ∼ 30 30 00 00 超 ∼ 50 50 00 00 超 ∼ 70 70 00 00 超 ∼ 90 90 00 00 超 ∼ 11 11 00 00 0超 0 ∼ 13 13 00 00 0超 0 ∼ 15 15 00 00 0超 0 ∼ 20 00 0 20 00 0超 0 年間平均走行距離[km] 15% more than 15000km 0% '94 '95 '96 '97 '98 '99 '00 '01 '02 '03 J-M * : excl. Kei Car b/bruehl/clean diesel(METI)/METI symposium/07110 11 Clean Diesel Symposium - METI 日本にとっての将来のディーゼルの重要性 Ms. Margo Oge, director at EPA(US)は最近次のようなコメントを発表しました。 “もしアメリカのSUV車の1/3がディーゼル車であるならば、アメリカは中東からの原 油の輸入に頼らないで済むだろう。”! ディーゼル車の普及により日本はどんな利益を得られるかを調べるのに真の価値 がありそうです。 最近設立された経済産業省の検討会は日本におけるディーゼルの問題を考える良 い機会であると考えます。 可能となる利益 ✫ 京都議定書に見合う (ロシアも参加) ✫ 燃料消費率の向上 ✫ …………? ✫………….? b/bruehl/clean diesel(METI)/METI symposium/07110 12 ご静聴有難うございました b/bruehl/clean diesel(METI)/METI symposium/07110 13