Comments
Description
Transcript
あの時から⑥-私を救ってくれた海外留学 今度はこの手
2005 二〇〇六年卒業、 期経済学部経営学科生の森田さんは、今の自分、そして将来の職業 を決める上で重要なターニングポイントとなる海外留学を学生時代に経験しました。そこ で、見聞きしただけでは得られない、生きた情報や現地の人々との出会いなど、数えきれ 法人営業群馬支店に勤務。法 人営業第一チームグループ リーダー 2013 ない人生経験を積むことになったのです。 卒業旅行は大学の皆とシンガ ポール・マレーシア！Ｊ ＴＢ 2006 関東入社。高崎支店配属 就職活動終了後、姉妹校のあ る ド イ ツ・ ル ー ト ヴ ィ ヒ ス ハーフェン経済大学に約４か 2005 月間短期留学 姉 妹 校 の あ る ア イ ル ラ ン ド・ ダブリンに３か月間短期留学 2002 2003 高崎経済大学経済学部に入学 高校卒業後、進路に迷い、や りたいことを考えるため２年 間を過ごす。二十歳の時生ま 2000 れ て 初 め て 海 外 旅 行︵ タ イ ︶ 13 に 群馬県前橋市に生まれる 1981 その中で今回は森田さんに学生時代での海外経験の大切さや、在学生へ送るメッセージ などを自身の体験も交えながら語っていただきました。 2013 「あの日、あのころ、 あの時から。⑥ 」 です でででででででででで すすすすすすす。 。。。 私 - を救ってくれた海外留学 今度はこの手で伝えたい 今回の卒業生は ささささささささささささささささささささささささささささささささささささささささささささささささささささささささささささささささささささささささささん んんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんん 森田 英利子 さ 海を越えて見える“セカイ” ー「助成金付き留学」ノススメー 48 海を越えて見える“セカイ” ー「助成金付き留学」ノススメー アイルランド留学時のイニシュモア島のドン ・ エンガス遺跡。 壮大な景色に圧倒されました。 アイルランド留学時 ドイツ留学時 イタリア添乗時 お客様と 海外での体験が取り戻してくれ た 「生きていく力」 姉妹校への留学を思い切り楽 しんだ大学生活 前向きな人生をくれた 「旅」 の 楽しさを多くの人に伝える仕事 高校卒業後、自分が本当にやりた 経済を通して世界を学んでみた 自分を大きく変え、救ってくれた いことや進みたい道がわからず、２ い、海外姉妹校があり、できたら留 「旅」を提供する側になってみたい。 年間を悩んで過ごしました。両親や 学を経験したいという思いで高経 その一心で旅行会社への就職を決め 周りへの申し訳ない気持ちや焦りで へ。２年時にアイルランド姉妹校へ ました。現在担当している法人営業 閉じこもっていた時代に、友人にタ の短期留学に申し込みました。３ヶ では、団体旅行を中心に語学研修や イをバックパックでまわる旅に連れ 月間はあっという間で、美しい自然 大会、個人旅行等、様々な旅行に関 出してもらいました。 と素朴で独特な文化を持つアイルラ する商品を取扱っています。実際に 初めての海外。世界にはたくさん ンドでの生活は本当に楽しいもので 旅行会社の仕事をしてみて思ったこ の素晴らしい景色があり、様々な人 した。 とは、ひとつの旅行が無事に完結す が様々な価値観の元で生活している ４年の秋にドイツ姉妹校へ。１名 るためにたくさんの人々や関係機関 こと。頭では分かっている事です での参加で不安でしたが、現地の学 が関わっているということ。チーム が、実際に行って見たり聞いたりし 生に本当に親切にしてもらい、たく や支店の皆で協力してツアーを作り たことは本当に自分を大きく変えま さんの友人ができました。またヨー 上げ、お客様に「楽しかった、あり した。塞ぎ込んでいた自分に、もっ ロッパ各地を巡る旅に出て素敵な景 がとう！」と言って頂けた時はやり と前向きに人生を楽しんでいきたい 色と出会うとともに、つたない英語 がいを感じます。 という気持ちが芽生えました。 でも乗り物や宿を手配する根性を身 また母校での語学研修プログラム につけました。 を提案させて頂き、学生の皆様の海 外への第一歩をお手伝いさせて頂い 在学生のみなさんへ ていることに感謝しております。 私が海外体験や姉妹校への留学を通して学んだことは大きく二つあります。一つは「旅を楽しむことで人生が楽 しくなる」ということ、そしてもう一つは「言葉が流暢に話せなくても伝えようとする度胸」です。当たり前のこ とのように感じますが、大学入学前に狭い世界で塞ぎ込んでいた自分には解らないことでした。最初の一つは今の 仕事へのモチベーションに、次の「度胸」は、日常のあらゆるコミュニケーションにおいて自分の中で活かされて いると思っています。 最後にもう一つ、たくさんの方から聞くことがあるかもしれませんが、自分のために多くの時間を使うことがで きる最後のチャンスが大学時代です。これは紛れもなく事実です。環境や事情が色々とあるかとは思いますが、少 しだけ無理してでも外の世界を見ておくことで、きっと社会に出て挫けそうになった時、自分を助けてくれるもの に出会えると思います。 14 4