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2 - 焼津信用金庫

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2 - 焼津信用金庫
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方針・事業計画・
まるせいのいわれ
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・ 3・4
ごあいさつ ・
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業績ハイライト
(主な経営指標の推移)
5
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事業内容 ・
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・ 7・8
TOP
ICS ・
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相談センター・相談プラザ 営業のご案内・
9
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・ 10
焼津信用金庫からのご案内 ・
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・ 11
コンプライアンス
(法令等遵守)態勢・
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リスク管理態勢・
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・ 13
顧客保護等管理態勢・金融ADR制度・
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・ 14
金融円滑化への取組み ・
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・15・16
焼津信用金庫と地域社会 ・
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・17∼19
総代会・
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・20∼22
地域・社会貢献活動・
中小企業の経営の改善および
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・23∼25
地域の活性化のための取組みの状況 ・
明治41年6月、当金庫の前身である焼津生産組合が、焼津
市において設立されました。
『まるせい』
という愛称は、
この生産
生 の字からきています。
組合の○
当時の焼津の漁労者は、手漕ぎ船(八丁櫓)
で伊豆七島の
方まで、
かつお漁に行っていましたが、漁場や漁獲量に限度が
あるので、
安全度も高い石油発動機船を欲しかったのです。
そこで、焼津生産組合は15トン級4隻と30トン級2隻の石油発
動機船を設備し、
これを組合員に賃貸する事業を始めました。
このことが、
現在の漁業の町焼津を築く礎となったのです。
その後、何度かの組織変更を経て、昭和26年10月、焼津信
用金庫に改組して現在に至っています。
このように、地域の一産業組合の信用部門として生まれ、地
域の皆さまのご支援とそれに応える私達の先輩の努力とが相
まって次第に信頼と共鳴の輪が広がり、現在の『まるせい』
にまで
成長させていただきました。
これからもその原点を踏まえ、地域の金融センターになるこ
とこそ『まるせい』の存在する意味があるものと固く信じており
ます。
コーポレートマーク
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・ 26
志太地区内経済状況 ・
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・27・28
手数料一覧 ・
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・29∼46
財務諸表・資料編 ・
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・47∼52
連結ディスクロージャー・
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・53∼63
バーゼルⅡへの取組み ・
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・ 64
店舗 ・
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・ 66
役員 ・
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・67・68
沿革 ・
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・ 69
ホームページ・信金中金のご紹介 ・
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・ 70
索引(開示項目)・
まるせいの概要(平成25年3月末)
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創
業
明治41年6月23日
本
店
静岡県焼津市栄町3丁目5番14号
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出 資 金
1,065百万円
職 員 数
516名
役 員 数
15名(常勤8名、
非常勤7名)
会 員 数
34,601名
営業地区
焼津市、藤枝市、静岡市(除く旧蒲原町・旧由比町)、
島田市、
御前崎市、
牧之原市、
榛原郡
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1
ポジ
ネガ
単色
マークコンセプト
水は生命の源。そのひとしずくから人々の暮らしが生まれ、豊
かさは育まれてきました。
また、
やがてそれらはさまざまにカタチを
変えながら、再びその泉へと還っていきます。
そして、
こうした大い
なる自然の循環こそ、焼津信用金庫が提唱する
「地域との共
生」の根底に流れる基本思想でもあります。
コーポレートマークにおいては、
しなやかな水の流れ、豊かに広
がる波紋をシンボライズ。焼津信用金庫が発するささやかな心、
小さな活動がやがて地域の人々の活力、喜びを呼び覚まし、
うる
おいの波紋を広げていくものとして表現。
そして、躍動感、
リズム
感のある曲線は未来に向かう前向きな意志を、幾重にも広がる
波紋は暮らしの楽しみ、人と人との交流、心の輪和を表わしてい
ます。
また、基調である深みを帯びたブルーは企業としての信頼感、
安心感、安定感とともに水辺に点在する焼津信用金庫の地域
性を表わし、
またホワイトは清廉さ、真摯な企業姿勢を、
レッドはあ
たたかさや情熱、
オレンジは豊かな楽しみを表現しています。
・当金庫は、
「環境自主行動計画」を策定し、電力、
ガソリンや紙使用
量の削減など、
環境に配慮した事業活動を行っております。
焼津信用金庫は
チャレンジ25キャンペーンに
参加しております
基本方針
焼津信用金庫は金融を通じて
地域内の中小企業者並びに一般大衆の繁栄に奉仕する
一、
健全なる経営を維持し
会員並びに預金者の
保護に万全を期し
金融機関としての
信用を昂める
一、
地域経済の発展のため
預金の増強を計り
積極的に融資する
職員の資質の向上を計り
金庫の発展と共に
職員の福祉増進を図る
一、
組織的運営を行い
経営合理化の推進並びに
経営方針
平成25年度事業計画
地域活性化に向けた取組み強化と業務効率化の推進
平成25年度のわが国経済は、政府の積極的な経済対策などによって内需主導で回復に向かうと見られておりますが、国内経済
の回復が、
わが地域の実体経済に波及するまでには相当な時間を要することが予想されます。
百余年前、不況に喘ぐ地域の課題を解決すべく、地域の熱い想いによって当金庫の前身である まるせい「焼津生産組合」が誕
生し、
この誕生が焼津を国内有数の漁業基地として発展させる原動力となりました。まるせい 創業時の想いと地域からの期待、
そし
てその期待に応えてきた諸先輩方の努力を再認識し、地域を元気にする原動力としてリーダーシップを発揮していくことこそ、我々に
与えられた最大の使命であると考えております。
(1)地域経済の発展に向けたリーダーシップの発揮戦略
(2)収益基盤の強化戦略
(3)経営管理態勢の強化戦略
(4)組織力の強化戦略
(5)各種制度改革への適切な対応戦略
平成25年7月オープンの藤枝支店
2
ごあ いさつ
地域社会の持続的発展のために
平素より焼津信用金庫に格別のご愛顧を賜りまして、厚く
御礼申し上げます。
まりつつあり今後の展開が期待されるところです。
内部管理態勢につきましては、
「経営管理態勢の強化」
を
本年もここにディスクロージャー誌「焼津信用金庫の現況
課題として掲げ、業務の健全性および適切性を確保するた
2013」
を作成いたしました。本誌の作成にあたりましては、
当
めの基本方針である
「内部管理基本方針」の実効性確保を
金庫の経営方針や業務内容、
業績、
地域貢献活動などにつ
最も重要なものと位置付け、役員による率先垂範指導や各
いて、皆さまにわかりやすくお伝えできるよう心掛けました。
ご
部店における「コンプライアンス研修活動」の実施および担
高覧いただき、
当金庫へのご理解を一層深めていただけれ
当部によるモニタリングを通じ、職員の意識に徹底して根付
ば幸甚に存じます。
かせることに注力致しました。 さらに、お取引先に対する経営の透明性確保のため、昨
年11月には半期ディスクロージャー誌の全面刷新を実施、
ま
た本年3月にはホームページをリニューアルし、
インターネットに
よるローン申込みシステムの充実やスマートフォン専用トップ
ページの新設など、
お客さまの利便性向上と適切でわかりや
すくタイムリーな経営情報の開示に努めてまいりました。
金融経済の概要
政府の経済対策によって刺激された個人消費や東日本大
震災からの復興需要が牽引し、
好調なスタートを切った平成
24年度でありましたが、
エコカー補助金終了に伴う反動減、
欧州経済危機の再燃や新興国経済の失速などを背景に輸
出や生産が減少するなど、夏場以降わが国経済は再び停
事業の概況
平成24年度の当金庫は、
「課題解決型金融の積極的な取
組みによる地域の持続的発展と経営基盤の充実」を重点方
針として掲げ、地域に対する積極的な資金供給のみならず、
滞ムードに陥りました。昨年12月に発足した新政権による積
極的な景気対策への期待から、
年度の終盤にはようやく明る
い兆しが見え始めました。
一方、
金庫の経営基盤である地域経済に目を向けますと、
地域活性化に向けたさまざまな取組みを通じ、
「持続的発展
依然として売上の回復は見られず、
とりわけ地場産業である水
が可能な地域社会づくり」に積極的に貢献してまいりました。
産加工業においては、
世界的な魚需要の高まりに伴う原材料
成長産業として注目が集まる太陽光発電事業をテーマとし
価格の高騰が経営を圧迫し、
非常に厳しい状況が続いており
た「太陽光発電セミナー」、地域の子どもたちに
“食”
の大切さを
ます。
こうした状況から、
設備投資需要も回復には至らず、
また
学んでいただく
「食育教室」などの独自企画をはじめ、地元企
個人における住宅や自動車など耐久消費財の需要も低迷し
業と学生による
「共同商品開発」のマッチングや「焼津 地域活
ており、
引き続き事業者、
個人ともに資金需要は乏しい状況に
性化プランコンテスト」への協賛など、産学連携をはじめとする
ありました。
外部機関等との連携事業にも積極的に取組んでまいりました。
また、行政や業界団体との連携による「屋号」をキーワードとし
3
業績の概要
た地域活性化事業「屋号のまち プロジェクト」
も始まりました。
預積金につきましては、
11月に実施した「飛鳥Ⅱチャーター
暖簾に模した旗を商店街や駅構内に飾る
「屋号のれん スト
クルーズ」
との連動企画『クルーズ定期』
をはじめ、
ご宿泊券
リート」などの活動が各種メディアに取り上げられ、注目度も高
や家電、
ギフトカードなどが抽選で当たる
『生活応援定期』
な
2013
店舗整備等
店舗概況につきましては、昨年度と同様に29店舗での営
業となりました。平成24年度におきましては、平成24年8月
に中央支店、平成25年3月には小川支店をそれぞれ新築
オープンいたしました。
偽造キャッシュカードなどの金融犯罪に対処するため、
IC
キャッシュカードに対応したATMを、平成24年度には新た
に6台設置し、合計で80台となりました。
また、お客さまの利
便性向上のため、旧型のATM8台を更新しました。
なお、
当金庫が設置するATMは全て「視覚障がい者対応」
と
なっております。
期末における会員数は34,
601人、出資額は10億6千5
百万円となりました。
また、期末における常勤役職員数は、
前期より12名増加の524名となりました。
今後の課題と展望
どの販売により、個人を中心に積極的な推進を行いました結
平成25年度は、中期経営計画「第2次まるせい『つなぐ
果、期末の預積金残高は5,
393億3千2百万円と対前期比
力』発揮2012」の中間年度であり、計画最終年度において
で65億1千万円の増加となりました。
大きな飛躍を成し遂げるための足場固めを行う重要な年と
貸出金につきましては、
引き続き
「中小企業金融円滑化法」
位置付けております。昨年末以降、
日本経済は回復の兆しが
の趣旨に則った返済条件の変更等への対応に加え、経営革
見え始め、株式市場を中心に勢いを取り戻しつつあります。
新支援などコンサルティングサービスの提供による課題解決
世界に目を向けると依然としてさまざまなリスク要因は存在し
型提案営業を推進し、取引事業者の金融円滑化に向けた支
ますが、
政府の経済見通しも上方修正されるなど概ね明るい
援を積極的に行ってまいりました。
しかしながら、依然として設
観測が大勢を占めております。
しかしながら、国内経済の回
備投資など前向きな事業性資金の需要は乏しく、住宅ローン
復がわが地域の実体経済に波及するまでには相当な時間を
をはじめとする個人向け融資についても他金融機関との競争
要することが予想され、我々にはこの時間を埋めるための取
が激化しており、期末の貸出金残高は2,
644億3千9百万円
組みが求められているものと認識しております。百余年前、
地
と対前期比で47億4千1百万円の減少となりました。
域の課題を解決すべく大きな期待を背負って誕生した
“まる
損益状況におきましては、
貸出金利回りや余資運用利回り
せい”
創業時の思い、
そして我々の原点である
「地域を元気
の低下による減収に加え、
貸倒引当金を初めとする信用コス
にする」
という使命を全役職員が共有し、一丸となって地域
トの増加などにより、
経常利益は前期比で4億3千7百万円減
経済の回復に向け汗を流して参る所存です。
少しましたが、繰延税金資産の増加に伴う税金費用の大幅
な減少により、最終利益は前期比で1億6千6百万円増加の
今後とも、
地域の皆さまの変わらぬご支援とご愛顧を賜りま
すよう、
お願い申し上げます。
8億9百万円となりました。
なお、本来業務の収益を示すコア業務純益におきまして
理事長
は、
19億6千2百万円と対前期比で5千7百万円の増加とな
りました。
4
業績ハイライト
(主な経営指標の推移)
経常収益
(単位:百万円)
15,000
経常利益
(単位:百万円)
2,500
2,108
10,747
10,000
10,066
9,866
9,480
1,200
1,578
1,603
1,000
1,500
809
800
1,166
1,000
5,000
(単位:百万円)
1,416
1,400
2,000
10,367
当期純利益
1,600
600
686
677
642
515
400
500
200
0
H.20
H.21
H.22
預金積金残高
550,000
521,479
H.23
H.24
(単位:百万円)
H.20
H.21
H.22
貸出金残高
H.23
0
H.24
(単位:百万円)
280,000
H.20
H.21
H.22
総資産額
270,000
565,492
269,180
268,429 268,497
495,526
264,439
263,575
H.23
H.24
(単位:百万円)
600,000
532,822 539,332
511,403
500,000
0
576,669
583,278
553,490
550,000
534,815
260,000
450,000
500,000
250,000
0
H.20
H.21
H.22
H.23
単体自己資本比率
H.24
(単位:%)
18
0
H.20
H.21
H.22
H.23
職員数
(単位:人)
800
15.81
16
14.67
15.52
15.90
14.99
600
521
0
H.24
508
518
504
516
400
14
H.20
H.21
H.22
H.23
H.24
0
H.20
H.21
H.22
H.23
H.21
H.22
H.23
H.24
(注)
1.「単体自己資本比率」は、信用金庫法
第89条第1項において準用する銀行法
第14条の2の規定に基づき、信用金庫
がその保有する資産等に照らし自己資本
の充実の状況が適当かどうかを判断する
ために金融庁長官が定める基準に係る
算式に基づき算出しております。なお、
当金庫は国内基準を採用しております。
200
0
H.20
2. 職員数は、3月末人員を記載しておりま
す。なお、
この算出にあたっては、同日付
の退職者人員を控除しております。
H.24
■最近5年間の主要な経営指標の推移
経常収益
百万円
経常利益
百万円
当期純利益
百万円
出資総額
百万円
出資総口数
千口
純資産額
百万円
総資産額
百万円
預金積金残高
百万円
貸出金残高
百万円
有価証券残高
百万円
単体自己資本比率
%
出資に対する配当金(出資1口当たり) 円
職員数
人
5
平成20年度
10,747
686
515
1,064
21,295
29,077
534,815
495,526
268,429
139,601
14.67
2
521
平成21年度
10,367
1,578
677
1,065
21,318
31,088
553,490
511,403
268,497
149,819
14.99
2
508
平成22年度
10,066
2,108
1,416
1,065
21,316
32,455
565,492
521,479
263,575
145,494
15.81
2
518
平成23年度
9,866
1,603
642
1,065
21,316
33,393
576,669
532,822
269,180
149,692
15.52
2
504
平成24年度
9,480
1,166
809
1,065
21,315
34,491
583,278
539,332
264,439
155,819
15.90
2
516
2013
事業内容
1 預金及び定期積金の受入れ
2 資金の貸付け及び手形の割引
3 為替取引(内国為替、外国為替)
4 上記1∼3の業務に付随する次に掲げる業務その他の業務
(1)債務の保証又は手形の引受け
株式会社商工組合中央金庫
(2)有価証券((5)
に規定する証書をもって表示される金銭債権に
一般社団法人しんきん保証基金
該当するもの及び短期社債等を除く。)
の売買、
(有価証券関
一般財団法人ベンチャーエンタープライズセンター
連デリバティブ取引に該当するものを除く。)又は有価証券関
一般財団法人建設業振興基金
連デリバティブ取引(投資の目的をもってするもの又は書面取
一般社団法人全国石油協会
次ぎ行為に限る。
)
公益財団法人不動産流通近代化センター
(3)有価証券の貸付け
(4)国債証券、地方債証券若しくは政府保証債券(以下「国債証
券等」
という。)の引受け
(売出しの目的をもってするものを除
く。)並びに当該引受けに係る国債証券等の募集の取扱い及
びはね返り玉の買取り
(5)金銭債権の取得又は譲渡及びこれに付随する業務
(6)短期社債等の取得又は譲渡
(7)次に掲げる者の業務の代理
(8)次に掲げる者の業務の代理又は媒介(内閣総理大臣の定め
るものに限る。)
イ 金庫(信用金庫及び信用金庫連合会)
(9)信託会社又は信託業務を営む金融機関の業務の代理又は
媒介(内閣総理大臣の定めるものに限る。)
株式会社しんきん信託銀行
(10)国、地方公共団体、会社等の金銭の収納その他金銭に係る
事務の取扱い
株式会社日本政策金融公庫
(11)有価証券、
貴金属その他の物品の保護預り
独立行政法人住宅金融支援機構
(12)振替業
独立行政法人勤労者退職金共済機構
(13)両替
独立行政法人福祉医療機構
(14)
デリバティブ取引(有価証券関連デリバティブ取引に該当す
日本銀行
独立行政法人農林漁業信用基金
独立行政法人中小企業基盤整備機構
独立行政法人環境再生保全機構
東日本建設業保証株式会社
るものを除く。)
であって信用金庫法施行規則で定めるもの
((5)
に掲げる業務に該当するものを除く。)
(15)金融等デリバティブ取引
((5)及び(14)
に掲げる業務に該当
するものを除く。)
(16)金の取扱い
日本酒造組合中央会
5 国債証券、地方債証券、政府保証債券その他の有価証券について金融商品取引法により信用金庫が営むことので
きる業務(上記4により行う業務を除く。)
6 法律により信用金庫が営むことのできる業務
(1)保険業法(平成7年法律第105号)第275条第1項により行う
保険募集
(2)当せん金付証票法の定めるところにより、都道府県知事等か
らの委託または都道府県知事等の承認を得て行われる受
託機関からの再委託に基づき行う当せん金付証票の販売
事務等
(3)高齢者の住居の安定確保に関する法律(平成13年法律第
26号)
の定めるところにより、高齢者居住支援センターからの
委託を受けて行う債務保証の申込の受付及び保証債務履
行時の事務等(債務の保証の決定及び求償権の管理回収
業務を除く。)
(4)電子記録債権法(平成19年法律第102号)第58条第2項の
定めるところにより、電子債権記録機関の委託を受けて行う
電子債権記録業に係る業務
6
TOPICS
■
“飛鳥Ⅱクルーズの旅”
を実施
平 成 2 4 年 1 1月3日( 土・祝 )∼平 成 2 4 年 1 1月5日(月)、
ゆ
『美しい日本の秋を航く 清水・神戸クルーズ』
を実施し、817
名のお客さまにご参加いただきました。
清水港より飛鳥Ⅱへ乗船し、和太鼓やブラスバンドの演奏
■定期預金キャンペーンを実施
“飛鳥Ⅱクルーズの旅”
実施を記念し、平成24年6月1日から
2ヶ月間にわたり
『クルーズ定期』
を販売しました。豪華客船
“飛鳥Ⅱ”
にちなんだ特別な賞品に加え、
クルーズコースで
ある瀬戸内海や神戸の名産品をプレゼントするキャンペー
に見送られ、美しい夕焼けのなか盛大に出港しました。船
ンを実施しました。
内では、
イタリアンの巨匠、落合務シェフのスペシャル・ディ
また冬のキャンペーンでは、
ご家族皆さまにお喜びいただ
ナーをはじめ、木幡光
ける賞品が当る懸賞付き預金『 生活応援定期 』
を販売し
邦さんや佐藤美奈子
ました。特別賞の「日本平ホテルペア宿泊券」やアットホー
さんをはじめとする県
ム賞の「選べる家電」など総勢1,022名の方がご当選され
内出身ミュージシャン
ました。
による演 奏など、オリ
ジナル企画を実施い
たしました。神戸入港
後は、
「神戸コース」、
「 有 馬 温 泉コース」、
「 京 都・天 龍 寺コー
ス」、
「 京 都・高 台 寺
コース」の観光プラン
でお楽しみいただき
ました。
■大住支店の壁面に
“日本の偉人”
が登場
■総代講演会を開催
(学)藤枝学園 藤枝順心高等学校
(藤枝市前島)
美術工芸
平成24年11月14日
(水)、当金庫総代を対象とした「総代
デザイン科の卒業記念作品が、大住支店ウインドディスプ
講演会」を開催しました。今回は、楽天証券経済研究所
レイを飾りました。
客員研究員で経済評論家の山崎元氏を講師に迎え、
『日
タイトルは、
『 文化の宝石∼日本を廻す偉人達∼』。幅8.3
本経済を活性化し、
もっと楽しくするための処方箋』
という
m、高さ2.7mの巨大なディスプレイに、福沢諭吉をはじめ、
演題で講演をいただき
紙幣に肖像として描かれた人物が表情豊かに描き出され
ました 。日本 の 将 来に
ております。
日本銀行券は、時代の移り変わりと共に多色
ついて何かと悲観的な
刷りとなってきており、現行の紙幣では最大15色も用いら
意見が多い中、
日本の
れています。紙幣の微妙な色合いを再現することは、
とて
持 つ「 底 力 」に焦 点を
も苦労されたそうです。
当て、
自信を持ち、積極
的に取 組み、前 向きな
思 考をすることの大 切
さを気 づ か せてくれる
内容でありました。総代
の皆さまは熱心に聴講
され、好評をいただくこ
とが出来ました。
7
2013
■小川支店が新築OPEN!
■平成25年カレンダーを作成
平成25年3月18日
(月)、小川支店が新築オープンいたし
当金庫は、地域に密着した活動のひとつとして平成11年
ました。
より地元出身の芸術家作品をカレンダーに採用していま
新しい店舗は、万が一津波が発生した際に店舗屋上を
す。平成25年のカレンダーは、
「富士山世界文化遺産両
避難場所としてご利用いただけるよう、外壁に避難用階
県県民会議」の活動の一環として、当金庫OBの相馬直氏
段を設置しました。その他にも、バリアフリー設計や環境に
が撮影した、四季折々の富士山の写真を採用しました。
配慮したLED照明の設置、出入りのしやすい駐車スペー
スの確保など、お客さまの利便性を第一に考えた店舗と
なっております。
今後ともご愛顧お引き立てのほど、
よろしくお願い申し上
げます。
■「はなまるクラブ」日帰り旅行を実施
■「まるせい大爆笑寄席」を開催
お子さま向け預金「はなまるクラブ」のご契約者(会員)の
平成25年1月22日
(火)、2月6日
(水)の両日、焼津文化会
皆さまを対象とした、恒例の日帰り旅行を実施しました。平
館大ホールにて「まるせい大爆笑寄席」を開催しました。
成24年8月2日に「東京ディズニーランドの旅」、平成24年
今回は、落語家の林家たい平師匠をはじめ、講談師など
8月6日・8日には「 東 京スカイツリーへ 行こう!」を催 行し、
5名の芸人さんをお招きしました。
またご来場いただいた
総勢184名のお客さまにご参加をいただきました。
皆さまに「チャリティー募金」を呼びかけ、多くのお客さまよ
り善意の募金をいただくことができました。お客さまよりお
預かりした募金(合計100,165円)は、「愛の都市訪問」に
寄付させていただきました。
ご協力いただいた皆さま、
あり
がとうございました。
8
「まるせい総合相談センター」
・
「藤枝相談プラザ」営業のご案内
焼津=まるせい総合相談センター、藤枝=藤枝相談プラザでの営業内容になります
⑥経営相談(焼津)
①住宅ローン相談(焼津・藤枝)
●宅地、マンション等購入資金のご相談
●創業に関するご相談
●住宅新築・増改築資金のご相談
●経営改善コンサルティング
●長期固定金利型住宅ローン
「フラット35」
(住宅金融支援機構買取型)
のご相談
●公的支援制度利用に関するご相談
●その他経営に関するご相談全般
②住宅ローンおよび独立行政法人住宅金融支援機構
借入のご返済見直しの相談(焼津・藤枝)
●住宅ローンおよび住宅金融支援機構借入の返済の
見直しに関するご相談
⑦金融円滑化相談(焼津・藤枝)
●中小企業者向け融資に関するご相談
(土曜日のみ)
返済額の見直し等条件変更のご相談、
事業資金に関する資金繰りご相談 など
③耐震化資金相談(焼津・藤枝)
※平日は各営業店にてご相談いただけます。
●住宅のリフォーム
(耐震化)
のご相談
●住宅の建替えのご相談
●静岡県制度資金「災害防止対策資金」のご相談 など
⑧定期相談会(焼津・藤枝)
●専門家
(弁護士・税理士)
が無料でご相談に応じます。
④消費者ローン相談(焼津・藤枝)
法律相談会 毎月…第3水曜日
●教育資金、結婚資金のご相談
税務相談会 毎月…第2木曜日
●マイカー購入資金のご相談
※奇数月は総合相談センター、偶数月は藤枝相談
プラザでの開催となります。
●旅行等レジャー資金のご相談
いずれの相談会も13:00から16:00まで開催します。
⑤年金相談(焼津)
ご相談時間は1回30分とさせていただいております。
●年金に関するご相談
営業時間(焼津・藤枝)
月∼金曜日……9:00∼17:00
土曜日……10:00∼16:00
津駅
焼●
日曜日・祝日、12月31日から1月3日まではお休みさせていただきます。
● 経営相談は月∼金曜日の取扱いとさせていただきます。
藤枝税務署
〒
文
226
〒425-0045
焼津市祢宜島403-3
(大富支店併設)
TEL 054-623-1123
9
225
藤枝郵便局
総合
病院
焼津警察署
文
大富小
1
416
街道
田沼
藤相
大富中
224
青木
焼津
消防署
東
150
海
道
西
藤枝駿府
病院
ホテル
ルートイン
藤枝駅北
イオン
〒426-0037
藤枝市青木2丁目35-25
(藤枝駅支店併設)
TEL 054-641-1510
藤枝駅北
駅
藤枝
エンブルシティ
藤枝
33
2013
焼津信用金庫からのご案内
「でんさい(電子記録債権)」のご紹介
平成25年2月より、
事業者の資金調達の円滑化を図ることを目的とした「でんさい」の取扱いがスタートしました。
☆「でんさい」とは?
「でんさい」
とは、従来の手形や売掛債権等の問題点を克服した新たな金銭債権のことです。電子記録債権の発生・譲渡は、電子
債権記録機関の記録原簿に電子記録することが、
その効力発生の要件です。
☆「でんさい」のメリット
○支払い企業のメリット
・手形と異なり、
印紙税は課税されません。
を使えば、手形の発行、振込の準備など、支払いに関する面倒な事務負担が軽減されます。手形の搬送コストも削減されます。
・「でんさい」
・手形、
振込、
一括決済など、
複数の支払い手段を一本化することも可能となり、
効率化が図れます。
○納入企業のメリット
・必要な分だけ分割して譲渡や割引をすることができます。
・ペーパーレス化により、
紛失や盗難の心配がなくなります。
・支払い期日になると取引銀行の口座に自動的に入金されますので面倒な取立て手続きは不要です。
※お申込み方法など、詳しくは窓口または営業担当にお問い合わせください。
お取引時の確認について
当金庫では、
「 犯罪による収益の移転防止に関する法律」の改正により、平成25年
4月1日から、職業や取引を行なう目的等についても次のとおり確認させていただく
ことになりました。ご協力をお願い申しあげます。
1.
お客さまへの確認事項およびお持ちいただくもの(下線:平成25年4月1日からの追加確認事項)
確認事項
お持ちいただくもの(原本をお持ちください)
〇運転免許証 〇運転経歴証明書
(平成24年4月1日以降交付のもの)
個人の
お客さま
※1
法人の
お客さま
氏名・住所・生年月日
〇旅券
(パスポート)
〇各種年金手帳 〇各種福祉手帳 〇在留カード
〇各種健康保険証 〇住民基本台帳カード
(写真付き)
等のうちいずれか
職業・取引を行う目的
(窓口等で確認させていただきます)
名称・本店や主たる事務所の所在地
〇登記事項証明書 〇印鑑証明書 等
事業内容
〇登記事項証明書 〇定款 等
来店された方の
氏名・住所・生年月日等
上記の「個人のお客さま」に記載されているものに加え、社員証等により、法人のお客さまのために
取引きを行なっていることを確認させていただきます。
取引きを行なう目的
(窓口等で確認させていただきます)
議決権保有率が25%超の方の有無・氏名・
住所・生年月日 (窓口等で確認させていただきます)
※1 ご本人以外の方が来店された場合には、来店された方についての氏名・住所・生年月日とあわせて、
ご本人のために取引を行なっていることを書面等で
確認させていただきます。 (詳細・ご不明な点は、営業店窓口にお問い合わせ下さい。)
2.
お客さまへの確認が必要な取引
(1)口座開設、貸金庫、保護預かりの取引開始 (2)融資取引・でんさいネット取引
(3)10万円を超える現金振込、持参人払式小切手による現金の受け取り などの特定取引
●これらの取引以外にも、お客さまに確認させていただく場合があります。
●過去に本人確認をさせていただいたお客さまについても、取引を行う目的や職業等を確認させていただく場合があります。
10
(法令等遵守)
コンプライアンス
態勢
■コンプライアンス
(法令等遵守)
「コンプライアンス」
とは、
一般的に「法令等遵守」
と解釈され、
金庫が日常業務を遂行するうえで関わってくる数多くの法令・規則
等を遵守することはもちろんのこと、
社会的規範を全うし正しく行動することです。
地域金融機関である焼津信用金庫は、
地域経済・社会の健全な発展に寄与する使命を担っており、
より高い公共性と社会的責
任を自覚しております。
当金庫では、
経営トップ以下役職員全員が日々の業務活動のなかで「コンプライアンス」
を着実に実践していくことが、
地域社会
から
「信頼される基本」であると考え、
経営の最重要課題と位置付け取組んでおります。
まるせい行動綱領
1.
社会的使命と公共性の自覚と責任
2.
質の高い金融等サービスの提供と地域社会発展への貢献
3.
法令やルールの厳格な遵守
4.
地域社会とのコミュニケーション
■コンプライアンス体制
5.
職員の人権の尊重等
6.
環境問題への取組み
7.
社会貢献活動への取組み
8.
反社会的勢力との関係遮断
体系図
理 事 会
常 勤 役 員 会
承認
指示
報告
コンプライアンス委員会
提案
報告
■運営体制
通知
指示
指示
相談
助言
(コンプライアンス委員会事務局を含む)
報告・相談
協議
照会
外部専門家
(弁護士・公認会計士)
相談
リスク統括部
連絡
報告
監 事 会
助言
回答
コンプライアンス責任者・担当者
(本部各部・各営業店)
報告
相談
指示
指導
職 員
反社会的勢力に対する基本方針
私ども焼津信用金庫は、社会の秩序や安全に脅威を与え、健全な経済・社会の発展を妨げる反社会的勢力との関係を
遮断するため、
以下のとおり
「反社会的勢力に対する基本方針」
を定め、
これを遵守します。
1.
当金庫は、
反社会的勢力との取引を含めた関係を遮断し、
不当要求に対しては断固として拒絶します。
2.
当金庫は、
反社会的勢力による不当要求に対し、
職員の安全を確保しつつ組織として対応し、
迅速な問題解決に努め
ます。
3.
当金庫は、
反社会的勢力に対して資金提供、
不適切・異例な取引および便宜供与は行いません。
4.
当金庫は、
反社会的勢力による不当要求に備えて、
平素から警察、
暴力追放運動推進センター、
弁護士などの外部専
門機関と緊密な連携関係を構築します。
5.
当金庫は、
反社会的勢力による不当要求に対しては、
民事と刑事の両面から法的対抗措置を講じる等、
断固たる態度
で対応します。
11
相談
承認
指示
報告
(小委員会を含む)
コンプライアンスの組織風土を役職員一人ひとりに浸透させるた
めに「コンプライアンス・マニュアル」
を全役職員に配布し、
各種会議
や研修等あらゆる機会を利用して、経営者自ら率先垂範して指導
を実施しております。
年度毎に、実践計画書として、
「コンプライアンス研修活動計画
表」を策定し、
その計画に基づき各部店は毎月テーマを定めて研
修活動を実践し、
コンプライアンス態勢の定着化を目指しております。
意見
助言
コンプライアンス体制の確立・充実のために「コンプライアンス委
員会」を設置するとともに、
リスク統括部を統括部署とし、
さらに本
部各部および各営業店に「コンプライアンス責任者・担当者」を配
置して、
より高い企業倫理の構築とコンプライアンス重視の企業風
土を醸成しコンプライアンス体制の実効性を確保することとしており
ます。
2013
リスク管理態勢
金融の自由化、
国際化に伴い、
信用リスク、
市場リスク、
オペレーショナル・
リスクなどの金融機関を取り巻く各種リスク
は増大し、
また今般の東日本大震災のように突然発生するリスクもあり、
これらのリスクの認識と適切なコントロールが
重要となっています。
こうした状況下、今後とも地域の皆さまから信頼される金融機関であり続けるために、
当金庫では、
リスク管理を経
営の最重要課題の一つと位置付け、
リスクの統合的な管理体制を確立し、
実践を図っています。
■統合的リスク管理
当金庫では、
「リスク管理規定」および「年度リスク管理方針」に基づいて、
リスクを統合的に管理・検証し、分析・検証した結果
については理事会に報告しています。
また、理事長を委員長とする
「リスク管理統括委員会」
を設置し、各種リスクを一元的に把握し、統合的なリスク管理を行うこと
で、金庫の健全性の確保と収益性の向上を図っております。
さらに、当金庫の資産・負債を総合的に管理するため「ALM委員
会」
を設置し、
資金調達・運用の最適化および安定的な収益力の維持・向上に努めております。
今後についても
“金融機関の自己管理”
として、経営全般に亘るリスク管理の充実・強化になお一層の力を注ぎ、
“健全経営”
“
、堅
実経営”
の堅持に努めてまいります。
■主要リスク
信用リスク
信用リスクとは、融資先等信用供与先の財務状況悪化により、資産(オフ・バランス資産を含む全資産)の価値が減少ない
し消失することにより損失を被るリスクのことです。
市場リスク
市場リスクとは、資産・負債双方の金利変動に伴う
「金利リスク」、株式や債券などの価格の変動に伴う
「価格変動リスク」、
外国為替相場の変動に伴う
「為替リスク」並びにこれらに関連するリスクのことです。
流動性リスク
流動性リスクとは、資金繰りが悪化したり、資金の確保に通常よりも著しく高い金利での調達を余儀なくされることによ
り損失を被るリスクのことです。
オペレーショナル・リスク オペレーショナル・リスクとは、業務の過程、役職員の活動、システムが不適切であること、もしくは機能しないことまたは
外生的な事象により損失を被るリスクのことです。
オペレーショナル・リスクとして、当金庫が管理しているリスクは「事務リスク」、
「システムリスク」、
「法務リスク」、
「風評リ
スク」、
「その他リスク」です。
リスク管理体系図
理事会
最高意思
決定機関
常勤役員会
自己査定委員会
リスク管理統括委員会
ALM 委員会
リスク統括部
統括部門
主管部門
監事会
信用リスク
市場リスク
流動性リスク
審査部
リスク統括部
リスク統括部
オペレーショナル・リスク (リスク統括部)
事務リスク
システムリスク
法務リスク
風評リスク
その他リスク
事務部
事務部
リスク統括部
リスク統括部
リスク統括部
担当部門(省略)
業務担当
本部各部・営業店・関連子会社等
監査部門
12
顧客保護等管理態勢
■顧客保護等管理態勢の考え方
金融を取り巻く環境の変化に伴い、
さまざまな金融トラブルの発生が考えられます。
当金庫では、
それらに誠実かつ迅速に対応することがお客さまに対しての信頼の確保と考えております。
こうしたことから、
当金庫では
・
「顧客説明管理態勢」
(お客さまとの間で業として行われる取引に関しお客さまに対する説明が適切かつ十分に行われる態勢)
・
「顧客対応管理態勢」
(お客さまからの問合せ、
相談・要望および苦情への対処が適切に処理される態勢)
・
「顧客情報管理態勢」
(お客さまの情報漏えい防止の観点から適切に管理する態勢)
・
「外部委託管理態勢」
(金融機関の業務が外部委託される場合における業務遂行の的確性を確保し、
お客さま情報や対応が適切に実施される態勢)
・
「利益相反管理態勢」
(お客さまとの取引にあたり、
お客さまの利益が不当に害されるおそれのある取引を適切に管理する態勢)
を整備し、
業務の改善やサービスの向上に努めております。
お客さまからの声は、
「当金庫へのお客さまのニーズ」
として捉え、
その声を業務に活かすことで、
よりお客さまの満足度の向上に努めて
まいります。
■顧客保護等管理体制図
理事会
常勤役員会
ご意見等「苦情・お問合せ」窓口
フリーダイヤル
コンプライアンス委員会
〈統括部門〉
(主管部門)
0120 - 812 - 504
リスク統括部
顧客説明管理
顧客対応管理
営業統括部
リスク統括部
顧客情報管理
事
務
部
(リスク統括部)
外部委託管理
事
務
部
利益相反管理
リスク統括部
金融ADR制度への対応(苦情処理措置及び紛争解決措置の内容)
平成22年10月から、利用者保護を目的に、裁判に代
■金融ADR制度の仕組み
わって簡便かつ迅速に、金融分野に対する苦情・紛争を
解決する
「金融ADR制度(裁判外紛争解決手続)」が導
1
お客さま
トラブル等発生
入されました。
これは、金融庁が指定した「紛争解決機
関」が、お客さまと金融機関との間に入り、和解案の提示
2
などを行う制度です。
申し立て
当金庫では、お客さまからの苦情のお申し出に公正か
取次機関
つ的確に対応するため、業務運営体制と内部規則を整備
全国しんきん相談所
しており、
その内容をホームページ、
パンフレット等で公表し
03-3517-5825
ています。 さらに、一般社団法人全国信用金庫協会が
運営する
「全国しんきん相談所」
または、一般社団法人静
岡県信用金庫協会を経由して、東京の3弁護士会および
静岡県弁護士会が設置・運営する仲裁センター等への取
次ぎを行い、
同センター等がお客さまと信用金庫双方の事
静岡県信用金庫協会
054-255-5530
4
和解案の提示
2
申し立て
3
4
和解案の提示
取次
情を調査したうえで、
中立・公正な立場から和解案を提示
紛争解決機関
します。
なお、各弁護士会に直接申し立てていただくことも
東京弁護士会紛争解決センター 03-3581-0031
第一東京弁護士会仲裁センター 03-3595-8588
第二東京弁護士会仲裁センター 03-3581-2249
静岡県弁護士会あっせん・仲裁センター 054-252-0008
可能です。
当金庫では、
この制度に基づき、
お客さまのご要望に応
じて適切な機関をご紹介しています。
13
金融機関
2013
金融円滑化への取組み
中小企業金融円滑化法が平成25年3月末をもって終了しましたが、
「金融円滑化のための基本方針」に変わりはなく、
新規のお借り入れや貸付条件の変更などのお申込みがあった場合には、
引き続き真摯に対応してまいります。
【金融円滑化のための基本方針】
焼津信用金庫は、地域の中小企業および個人のお客さまに必要な資金を安定的に供給し、地域経済の発展に寄与
するため、
以下の方針に基づき、
地域金融の円滑化に全力を傾注して取り組んでまいります。
1. 取組み方針
地域の中小企業および個人のお客さまへの安定した資金供給は、事業地域が限定された協同組織金融機関である信用金庫に
とって、
最も重要な社会的使命です。
私どもは、
お客さまからの資金需要や貸付条件の変更等のお申込みがあった場合には、
これまでと同様、
お客さまの抱えている問題
を十分に把握したうえで、
その解決に向けて真摯に取り組みます。
2. 金融円滑化措置の円滑な実施に向けた態勢整備
当金庫は、
上記取組み方針を適切に実施するため、
以下のとおり、
必要な態勢整備を図っております。
・体制整備を図るために「金融円滑化のための基本方針」・「金融円滑化管理規定」・「金融円滑化管理要領」を定め、金融
円滑化管理責任者等を選任致しました。
・金融円滑化推進および管理の確立を図るために、
「金融円滑化管理委員会」を設置し、適切な報告・開示を行うために「金
融円滑化管理手順書」を定めました。
・まるせい総合相談センター(焼津市)、藤枝相談プラザ(藤枝市)において相談を実施しています。
・お客さまへのきめ細やかな経営改善支援を行うため本部審査部に企業支援課、顧客相談部に融資サポート課、本店営業部に
法人営業課を設置しています。
・営業店と本部関係部署が連携した訪問面談等によるコミュニケーションを通じて、お客さまの経営実態や資金繰り等を把握して、
経営改善に関する助言を行っています。
・貸付条件の変更等のお客さまとの協議にあたっては、お客さまのご意向に基づいて、経営改善計画の策定等を支援しています。
・お客さまの事業価値を見極める能力(目利き力)を向上させるため、(一社)全国信用金庫協会の研修に職員を毎年派遣して
います。
3. 他の金融機関等との緊密な連携
当金庫は、複数の金融機関から借入れを行っているお客さまから貸付
条件の変更等の申し出があった場合など、他の金融機関や信用保証協
会等と緊密な連携を図る必要が生じたときは、守秘義務に留意しつつ、
お
客さまの同意を得たうえで、
これらの関係機関と情報の確認・照会を行う
など、緊密な連携を図りながら地域金融の円滑化に努めてまいります。
ま
た、地域密着型金融の取組みの一環として、
(公財)静岡県産業振興財
団、静岡県事業引継ぎ支援センターなどの外部支援機関や外部専門家
等との連携を図りながら、経営改善・事業再生などの取組みを支援します。
営
業
︵ 金 融 円 滑 化 管 理 者・部 長 ︶
※「申込み」
と
「実行済み、謝絶、取下げの合計」
との差は、
今後実行予定のものおよび審査中のものです。
(金額単位:百万円)
合計
件数
金額
9,155 109,861
8,565 104,518
1,614
195
2,253
236
リスク統 括 部
中小企業者
住宅資金借入者
件数
金額
件数
金額
410 4,877
8,745 104,984
申込み
300 3,640
実行済み 8,265 100,878
307
29
1,306
166
謝絶
890
78
1,363
158
取下げ
︵ 金 融 円 滑 化 管 理 者・部 長 ︶
(平成21年12月4日∼平成25年3月末)
( 委 員 長:審 査 部 担 当 役 員 )
審 査 部・主 管 部
返済猶予等の申込みへの対応状況
●
金 融 円 滑 化 管 理 委 員 会
︵ 金 融 円 滑 化 管 理 者・部 長 ︶
顧客相談部 0120-600-854
会
監 事
顧客相談部
お客さまからの貸付条件の変更等に関する苦情相談窓口
事
常 勤 役 員 会
営業統括部
審査部 企業支援課 0120-629-011
理
︵ 金 融 円 滑 化 管 理 者・部 長 ︶
お客さまからの貸付条件の変更等に関する受付相談窓口
【 当金庫の金融円滑化組織図 】
店
金 融 円 滑 化 管 理 者:部 店 長
金 融 円 滑 化 実 務 担 当 者:次 長
監
査
部
14
焼津信用金庫と地域社会
まいにち、
あたらしい。
当金庫の地域経済活性化への取り組みについて
当金庫は、静岡県中部地域を営業区域とし、
地元の中小企業者や住民の皆さまが会員となって、
お互いに助け合い、
お互
いに発展していくことを共通の理念として運営されている相互扶助型の金融機関です。
当金庫は、
創業以来、
信用金庫の
基本理念を忠実に守り、
地元のお客さまからお預かりした大切なご預金は、地元で資金を必要とするお客さまにご融資し、
地域社会を金融面からバックアップすることで、
事業や生活の繁栄のお手伝いを果たしてまいりました。
こうした業務運営に
よって育まれた地域社会との強い絆とネットワークは、
当金庫にとって最も大切な財産であると考えております。
当金庫は、
今
後とも、
金融機能の提供はもとより、
伝統行事などの文化や環境、
教育といった面も視野に入れ、
広く地域社会の活性化と持
続的発展のため努力してまいります。
お客さま
焼津信用金庫
うち会員
(34,601人)
皆 さまからお 預 かりした 大 切 な 預 金
は、資金を必要とされている地域にお
住まいの方や事業者の方々にご融資
し、
くらしや事業のお手伝いをさせてい
ただいております。
は、地域のお客さまの着実な
資産づくりのお手伝いをさせていただく
ため、新商品の開発やサービスの一層の
充実に向けて、努力してまいります。
※信用金庫における「会員」とは?
預金積金
539,332百万円
関です。このためご融資は、原則として会員を対
とができます。
しかし、会員以外のお客さまへの
ご融資も一定の範囲で行うことができます。預
金については、会員以外の方からも広くお預か
りしています。
受取りの方、および振込手続きを完了された方
《セカンドライフ専用定期預金》は、満55歳以上
で退職金を受け取られた方を対象とした優遇金
利定期預金。
《はなまるクラブ預金》は、0歳児から中学校3年
生までが契約対象の普通預金と貯蓄預金が1冊
になった商品。
多くのオリジナル商品をご用意しています。
*個人事業者で常時使用する従業員数が300人を超える場合、
また、
法人事業者で常時使用す
る従業員数が300人を超え、
かつ資本金が9億円を超える場合には、会員となることができません。
15
○常勤役職員数:524名
○店 舗 数:29店舗
・2店舗が協力して、営業地域内のお客さま
との良好な関係を構築していくのが、
コア・サテライト制です。
めの方・事業所*をお持ちの方は、会員になるこ
がご利用いただける優遇金利定期預金。
預貸率 49.03%
○店舗営業戦略
象にしています。営業地域にお住まいの方・お勤
《いきいき100》は、 で公的年金をお
264,439百万円
○店舗網は、本誌P64をご覧下さい。
信用金庫は、会員制度による協同組織の金融機
多彩なオリジナル商品をご用意し
ています。
貸出金
コア店
サテライト店
藤枝支店
田中支店
大富支店
大島支店
支援サービス
出資金
1,065百万円
今 期 の 決 算 状 況
業 務 純 益/2,179百万円
経 常 利 益/1,166百万円
当期純利益/809百万円
自己資本比率/15.90%
資金運用
有価証券
155,819百万円
預証率 28.89%
預け金
145,429百万円
支払準備資金(現金)
6,776百万円
2013
個人のお客さま
うち会員(24,342人)
事業者のお客さま
うち会員(10,259人)
お使い道自由のカードローンから、住まいのローンまで は、
さまざまな事業性資金に対して、幅広く応援
の個人向けラインナップで皆さまの夢の実現を しています。
応援しています。
お困りのことがありましたら、
まずは へ お声を
●大型カードローン「きゃっする」、「グレース」および「グレース
ゴールド」は、イザという時、皆さまの頼りになります。
は、皆さまと末長くお付き合いをいただけるよう、大型カード
ローンをご用意しています。ご病気やお怪我で、思わぬ出費がかさんだ
時など、頼りになるカードは手放せません。
は、皆さまの幸せづくりを応援しています。
●住まいのローンで、皆さまの安全で豊かな生活に貢献します。
マイホーム取得、
リフォーム、住宅ローンご返済軽減のための借換え、そして
東海地震を乗り切るための耐震補強工事など、住宅関連の資金はおまかせ
ください。お客さまの個々のライフプランにあったローンをご用意し、借入金
額などをご提案させていただきます。 は、マイホームの夢を実現
するパートナーです。
かけてください。
貸 出 金 の 内 訳
個人向け
83,957百万円
地方公共団体向け
12,423百万円
264,439
百万円
地域の事業者向け
168,059百万円
貸出金資金使途別内訳
◆住宅ローン・消費者ローン等の残高の推移
(単位:百万円)
90,000
86,794
85,773
15,370
70,000
設備資金
125,908百万円
264,439
百万円
運転資金
138,531百万円
83,957
(消費者
ローン等)
14,134
(消費者
ローン等)
13,547
(消費者
ローン等)
71,424
(住宅ローン等)
71,639
(住宅ローン等)
70,410
(住宅ローン等)
地方公共団体
50,000
30,000
0
H23.3末
H24.3末
H25.3末
地方公共団体への融資は、社会基盤の整備等を通じて、
住民の皆さまが安心して暮らせる社会の実現に一 役
買っています。
指定金融機関となっている焼津市、焼津市立総合病院、藤枝市立総合病院、
焼津市・藤枝市の事務組合などはもとより、各地方公共団体、土地区画整理組
合などに皆さまの大切な預金をご利用いただいています。
積極的な融資と支援サービス、
ネットワーク化を通じて、企業発展に貢献しています。
●「企業支援」に取組んでいます。
では、業績向上に取り組むお客さまから、親身になってご相談をお受けしています。また、 から出向いて、業績、財務内容に
ついて一歩踏み込んだ分析を行い、業績向上のための改善策、経営改善計画書へのアドバイスを行うなど、金融面だけでなく、生きた支援を
心がけています。 では、専門チームを設け、企業の経営改善のお手伝いをしております。また、平成16年度からは、定期的研修「まる
せいビジネススクール」を開講しております。時間的な制約から学習機会を得にくい地元の事業者の方々に、実務に直結した実践的研修を
実施しております。
●地域ネットワークを活かした新たな の取組み
では、経営者の研修・異業種交流の場として、平成14年に静岡地区にて「 経営クラブ」を発足させ、経営研究会を開催し、お客
さま相互の発展と繁栄のお手伝いをしています。このクラブでは既に経営研究のテーマとして、ポータルサイト「商売繁盛.com」を立上げ運営し
ております。なお、その他の地区でも経営研究会を運営しております。また、金庫においても売上げ向上や販路開拓をお考えのお客さまにポータ
ルサイト「 千客万来.com」を開設し、ITを活用したビジネスマッチングを支援しております。
お客さまからお預かりした資金の一部は有価証券
等で運用しています。資金の公共性に鑑み、安全性
や収益性に留意して、国債や地方債などの債券を
中心に運用しています。また、一部は流動性資金と
して預け金へ、厳格な運用を行うとともに、支払準
備資金についても、充分な対応をはかっており、万
が一にもリスクが発生しない体制をとっています。
地域・社会貢献活動
金融面にとどまらず、地域社会の一員として、地域
文化の活性化やボランティア活動に積極的に取組ん
でおります。
※詳しくは、
20ページから22ページをご覧ください。
16
総代会
1.
総代会の仕組み
(1)総代会制度について
信用金庫は、会員同士の「相互信頼」
と
「互恵」の精神を基本理念に、会員一人ひとりの意見を最大の価値とする協同組織
金融機関です。
したがって、会員は出資口数に関係なく、1人1票の議決権を持ち、総会を通じて当金庫の経営に参加することと
なります。
しかし、
当金庫では、会員数がたいへん多く、総会の開催は事実上不可能です。
そこで、
当金庫では、会員の総意を適
正に反映し、充実した審議を確保するため、総会に代えて総代会制度を採用しております。
この総代会は、決算に関する事項や定款変更の決定、理事・監事の選任等の重要事項を決議する最高意思決定機関で
す。
したがって、総代会は、総会と同様に、会員一人ひとりの意見が当金庫の経営に反映されるよう、選任区域ごとに総代候補
者を選定する総代選考委員会を設け、会員の中から適正な手続きにより選任された総代により運営されます。
さらに、
当金庫では、総代会に限定することなく、
日常の事業活動を通じて、総代や会員とのコミュニケーションを大切にし、
さま
ざまな経営改善に取り組んでおります。
(2)総代会の仕組み(フロー)
<総代会は、会員一人ひとりの意見を適正に反映するための開かれた制度です。
>
会員
選考委員
総 代
総代候補者
2
選考基準に基づき
総代候補者を選考
決算に関する事項、理事・監事の
選任等重要事項の決定
1
理事会
理 事 会の決 議に
基づき理事長が、
会員のうちから選
考 委員を委 嘱し、
氏名を店頭掲示
3
理 事 長は、総 代 候
補者氏名を店頭掲
示し、所定の手続を
経て、会員の代 表
として総代を委嘱
2.
総代選考基準
1.
当金庫の会員であること
2.
総代としてふさわしい見識を有している者
3.
良識をもって正しい判断ができる者
4.
人格に優れ、金庫の理念・使命を十分理解している者
5.
その他総代選考委員が適格と認めた者
6.
満80歳未満の者
17
総代会
◆ 会員の総意を適正に反映するための制度
2013
3.
総代とその選任方法
(1)総代の任期・定数
①総代の任期は3年です。
②総代の定数は、
120人以上150人以内で、
会員数に応じて各選任区域ごとに定められております。
なお、
平成25年3月31日現在の会員数は34,
601人です。
(2)総代の選任方法
総代は、
会員の代表として、
会員の総意を当金庫の経営に反映する重要な役割を担っております。
そこで総代の選考は、
総代選考基準(注)に基づき、
次の3つの手続を経て選任されます。
①会員の中から総代選考委員を選任します。
②その総代選考委員が総代候補者を選考します。
③その総代候補者を会員が信任します
(異議があれば申し立てる)。
(注)前ページ「2.
総代選考基準」
を参照ください。
(3)総代が選任されるまでの手続について(フロー)
地区を3区の選任区域に分け、各選任区域ごとに総代の定数を定める。
1
総代候補者
選考委員の選任
理事会の議決により、選任区域ごとに会員のうちから選考委員を委嘱
選考委員の氏名を店頭に掲示
選考委員が総代候補者を選考
理事長に報告
2
総代候補者の選考
総代候補者の氏名を、1週間店頭掲示
上記掲示について静岡新聞に公告
異議申出期間 (公告後2週間以内)
・会員から異議がない場合 または
・選任区域の会員数の1/3未満の会員
から異議の申出があった総代候補者
当該総代候補者の数が選任区域の総代定数の1/2以上
3
総代の選任
・選任区域の会員数の1/3以上の会員
から異議の申出があった総代候補者
当該総代候補者の数が選任区域の総代定数の1/2未満
a ○
b
○
、
いずれか選択
a 他の候補者を選考
○
b 欠員
(選考を行わない)
○
(上記②以下 の手続を経て)
理事長は総代に委嘱
総代の氏名を店頭に1週間掲示
18
総代会
4.
第64回通常総代会報告事項・決議事項
第64回通常総代会(平成25年6月19日開催)
において、以下の報告事項の報告と決議事項が審議され、
決議事項はそれぞれ原案のとおり可決決定されました。
(1)報告事項
平成24年度(自平成24年4月1日∼至平成25年3月31日)業務報告、
貸借対照表および損益計算書の内容報告の件
(2)決議事項
第1号議案 平成24年度(自平成24年4月1日∼至平成25年3月31日)剰余金処分案承認の件
第2号議案 会員の除名の件
第3号議案 理事の任期満了に伴う選任の件
第4号議案 監事の任期満了に伴う選任の件
第5号議案 退任役員に対する退職慰労金贈呈の件
5.
総代の氏名等(五十音順)
選任区域
第1区
焼津市
人数
63名
第2区
藤枝市
島田市
御前崎市
牧之原市
榛原郡
47名
第3区
19
(平成25年7月19日現在)
静岡市
(旧蒲原町および
旧由比町を除く)
25名
1∼3区計
135名
氏 名
青島直久
大石正史
河合 博
斎藤正人
鈴木章弘
伊達満芳
寺岡弘泰
仁藤雅夫
長谷川眞三
福﨑 勝
増田泰久
松本祥明
安井博史
浅羽武史
池谷幸平
江﨑晴城
岸端秀樹
杉山裕巳
竹田 勲
西野 真
松浦正秋
山口 章
山本雅義
荒井 進
榧守 博
千代和年
鳥山博正
森 勝久
浅原清子
岡村延昌
倉嶋伸康
榊原昇次
鈴木 茂
田中正紀
寺岡洋司
橋ヶ谷 晃
長谷川政敏
馬上喜次
松下真也
見﨑 成
薮崎藤樹
朝比奈 潔
石田佳数
大石 晄
小林正敏 鈴木修平
知久英夫
西村 保
松田康男 山口敏雄
藁科昌夫
市川聡康
川村憲久
髙木 功
永野宗助
山嶋好章
池ヶ谷 聡
石田 亘
小澤代輔
柏原明包
小関嘉一郎
小林義信
塩澤武弘
清水裕之
鈴木 隆
鈴木輝夫
田村隆男
寺尾重治
中川晃成
長房敏郎
橋ヶ谷長生
橋本勝策
服部英三
服部敏之
巻田達央
増田一郎
松田光弘
松永勝裕
見﨑敏明
村松善八
山中一成
朝比奈照雄 足立哲也
伊藤彰彦
梅島哲二
大塚幸四郎 加藤哲男
酒井昌浩
佐藤輝男
鈴木信夫
鈴木栄年
殿村元二郎
仲田晃弘
橋本謹嗣
畑 義治
宮﨑正行
村松 巖
山﨑昌一
山田壽久
岩崎清司
片田和行
齋田久人
杉井裕郎
先生喜彦
寺尾元志
西川角次郎
長谷髙男
服部 誠
増田康一
松村友吉
村松武兒
上野晏男
北澤 彦
高木昭夫
松本康政
吉野正巳
勝池 敬
鈴木 昇
田村幸一
望月克政
綿貫伯夫
海野俊廣
佐野 寛
髙野 博
村松静雄
脇谷貴明
池谷仁志
漆畑孝行
神戸真吾
斯波幹和
鈴木雅雄
仲田廣志
増田創一
八木正隆
山本正美
(敬称略)
2013
地域・社会貢献活動
「若手社員研修会」
を開催
「まるせい経営セミナー」の開催
平成24年6月27日(水)、第35回目となる「若手社員研修会」を
平成24年9月20日
(木)、焼津市総合福祉会館(ウェルシップ
航空自衛隊静浜基地にて開催しました。地元企業11社から
やいづ)
にて、
まるせい経営セミナー「ユニクロで学んだ
『巻き込
32名の若手社員が参加し、
自衛隊への体験入隊形式により、
み』仕事術」
を開催しました。田中総研 代表 田中雅子氏を講師
規律ある生活を送りました。
「組織における規律・協調性の重
に迎え、限られたリソースで企業が一丸となり、チームで働き成
要性の認識」や「社会人としてのマナーの習得」、
「地域の他
果を出す方法をテーマに、
ご講演いただきました。
の若手社員との交流」ができたという感想をいただきました。
平成25年3月13日
(水)
には、同じく焼津市総合福祉会館に
て、(有)ティー・アール・シー 代表取締役 目黒直之氏を講師に迎
え、
「 競争力向上のための『ものづくり現場改善』」
と題し、豊富
なコンサル実績を基に強いものづくり現場を作る方法を、
わかり
やすく解説していただきました。
「まるせいビジネススクール」の運営
若手経営者または後継者がマネジメント実務を学ぶ「みらい経営
創生講座」、工場管理者または工場管理者候補が生産管理の
理論と実践的手法を学ぶ「ものづくり管理者養成講座」を運営し
ています。各講座共に2回の宿泊研修を含め2年間22回におよぶ
長期研修であり、現在は第5期生が受講しています。平成24年8月
と平成25年3月には第1期から第4期の卒業生を対象とした「OB
交流会」
を開催しました。
花火大会への協賛
藤枝花火大会
8月7日はハナビ
(花火)の日。藤枝市の蓮華寺池公園で開催さ
れる「藤枝花火大会」には、毎年多くの家族連れが集まり、湖
面に映る美しい大輪の花々と周囲の山にこだまする大音響
に、
しばし暑さを忘れ夏の夜を満喫しています。藤の花やサッ
「東海一の荒祭」
に参加
カーボールなどの創作花火も打ち上がります。当金庫は、
この
「藤枝花火大会」に協賛しております。
当金庫は、地元の行事に積極的に参加し、
日頃お世話になっ
ている地元の皆さまとのふれあいを深め、地域活性化のお手
伝いをしております。地元の商店街の祭りやイベント、神社の
祭典をはじめ、毎年8月に行なわれる焼津神社の大祭にも多
くの職員が参加しております。13日に行なわれる神輿渡御で
は、白装束に身を固めた職員が「アンエットン」の掛け声と共
に早朝から深夜まで市内を練り歩き、祭りを大いに盛り上げ
ています。
焼津海上花火大会
毎年8月14日には「焼津海上花火大会」が開催されます。会場
となる焼津港外港や新港には早くから多くの見物客が押しか
け、名物の「2尺玉3連発」に大いに盛り上がります。当金庫は
この「焼津海上花火大会」に協賛しております。
20
地域・社会貢献活動
「金融経済教室」の実施
社会貢献の一環として「金融経済教室」
を実施しております。未
来を担う子供達に、お金が暮らしや社会に対してどのような役
割を持っているか考えてもらうことによって、健全なお金の価値
観を養うことを目的としています。10月には藤枝市立広幡小学
校、2月には藤枝特別支援学校、3月には南部すみれの家にお
いて出前授業を行いました。
「SHINKIN BANK 380万ピカッと作戦2012」
を実施
平成24年7月18日
(水)、静岡県内信用金庫は「あなたが主役
の交通安全県民運動」の一環として、各警察署のご協力のも
と「SHINKIN BANK 380万ピカッと作戦2012」を県下一斉に実
施しました。当金庫からも、焼津市内・藤枝市内の4ヵ所に職員
を派遣し、交通安全の願いを込めて「自発光LEDライト・広角
反射ステッカー」計800個を配布しました。
福祉まつり
「ふれあい広場」
に参加
平成24年10月21日
(日)、焼津市総合福祉会館にて第31回福
祉まつり
「ふれあい広場」が開催されました。当金庫は、役職員
および関連会社の社員より献納品を募り、
チャリティーバザーの
ブースとして参加しま
した。収 益 金は、焼
津市社会福祉協議
会 へ 全 額 寄 附させ
ていただきました。来
場してくださった皆さ
ま、
バザーにて購入し
てくださった皆さま、
あ
りがとうございました。
「企業の社会貢献活動研究会」へ参加
焼津市内の12の企業・団体が参加してつくる「企業の社会貢
献活動研究会」に参加しております。
「み∼んなで野良菜園
(やらざあえん)」を開園し、
じゃがいもやさつまいもの植え付け
から草取り、収穫を行ったり、講演会を開催するなどの活動を
通じて、企業と市民の皆さまとの交流を深めています。
21
金庫「社会貢献の日」の実施
平成24年6月15日
(金)および11月16日
(金)、静岡県赤十字血
液センターの献血車輌を本店営業部(6月)、藤枝駅支店(11
月)
に招き、
「献血活動」を実施しました。金庫役職員、関連会
社社員をはじめ、一般来場者の方からもご協力をいただきまし
た。
ご協力いただいた皆さま、
ありがとうございました。
平成24年11月10日
(土)には、役職員と当金庫OB会のメン
バーによる清掃活動を実施しました。活動場所はいずれも日頃
お世話になっている営業地区内で、焼津市内では焼津新港
および本部社屋から西焼津駅周辺、藤枝地区は蓮華寺池公
園を清掃しました。
2013
地域活性化事業「志太地区版“地域をつなぐ力”」
屋号のまち プロジェクト
当金庫では、地域密着型金融の取組みにおける
「地域の面的再生への積極的な参画」
の一環として、
「屋号のまち プロジェクト」
を実施しております。本事業は、現在も水産関連
業で多く使用されている
『屋号』
を地域資源として捉え、地方公共団体や商工会議所、地
域の関係諸機関等との連携によって、地域を活性化していく取組みです。
屋号は、
どの地域にも古くから残っている商習慣ともいえますが、水産都市である焼津に
は、現在でも400を超える屋号が使用されていると考えられます。
これは全国的にみても大
変珍しいことであり、焼津の独自性ともいえます。
また、
当金庫は、漁業者の相互扶助組織
「焼津生産組合」
を起源としており、全国で唯一屋号(まるせい)
を持つ金融機関であると
いわれております。
当金庫では、
『 屋号』
にスポットを当て、
さまざまな
“あたらしい”
取組みを行うことで、地域を
大正8年発行 焼津水産会沿革史より「鰹節荷造樽入」
もっと元気にしていきたいと考えております。
∼「屋号のれん ストリート」への参加∼
「屋号のれん ストリート」 焼津駅前商店街
当金庫と焼津市役所、焼津鰹節組合青年会を中心とした
市内の有志企業20数社が協力し、屋号の暖簾に模した
旗を、平成24年12月より焼津駅前商店街、JR焼津駅北口
自由通路に掲げました。地域の皆さまから好評をいただい
ており、参加希望の企業も増加しております。
また、新聞やテレビ、広報誌などの各種メディアにも取り上
げられるなど、各方面より大きな反響をいただいておりま
す。今後は焼津市内各所に展示を行い、観光客の誘致策
としても利用していきたいと考えております。
屋号のまち ロゴマーク
■まるせいの地域ネットワーク
会員数
目 的
32,020名
当金庫の本支店で年金・共済を受給、または受給手続きを完了された
方を対象とする会です。会員には特典が付与されます。会員同士の親
睦をはかり、日々の生活をゆとりと充実感をもって過ごされることを目
的としています。
26名
本店営業部・中央支店・小川支店のお取引先を中心として、次代を担う
後継者の成長を目指し、勉強会を主な事業とした会です。
「はなまるクラブ」
6,592名
生涯にわたるお付き合いの始めとして、まずはお子さまとのお取引を
いただきたく、お子さま専用預金の契約者を対象としたサークルを立
ち上げました。幼少時から貯蓄に親しみ、かつ会員相互の親睦をはか
り、すくすくと成長するお子さまを見守る親御さまの気持ちを代弁する
サークルにしていきたいと考えております。
サークル「花笑み」
8,750名
女性サークル「花笑み」を立ち上げました。講演会等を通じて、女性美
の追求、健康増進などへの関心を高めていただき、幸せな家庭作りの
一助としていただくことを目的としています。
26名
当金庫静岡地区のお取引先を対象とし、若手経営者・後継者に経営を
学ぶ実践型のセミナーを提供しています。また、異業種交流の場にも
なっています。
名 称
まるせい「年金友の会」
M M C
(まるせい青年経営者クラブ)
まるせい経営クラブ
(若手経営者経営研究会)
22
中小企業の経営の改善および地域の活性化のための取組みの状況
1.
中小企業の経営支援に関する取組方針
焼津信用金庫は、事業を営むお客さまの経営改善そして地域経済の活性化のため、
「地域密着型金
融の取組計画」
を定め、
創業や新事業進出など経営活動のサポートをはじめ、
経営改善など事業再生
のサポート、
各種セミナーの開催や地域活性化事業など、
さまざまな取組みを行っております。
【平成24年度の主な推進項目】
・取引先の業績向上に向けた支援の強化
・取引先の再生や改善に向けた支援の強化
・取引先や地域の課題解決に資する人材の育成
・地域活性化に向けた地方公共団体、商工会議所、地域関係機関等との連携
・地域に対する情報発信の強化
また、
地域の中小企業に必要な資金を安定的に供給し、
地域経済の発展に寄与するため、
金融円滑化
のための基本方針(本誌14ページをご覧ください)
を定め、地域金融の円滑化に向け全力を挙げて取
組んでおります。
2.
中小企業の経営支援に関する態勢整備
◎専門部署の設置
○審査部 企業支援課(3名・うち中小企業診断士2名)
中小企業の皆さまの経営状態に応じ、
さまざまな支援を行うため、審査部内に「企業支援課」
を設置
し、
経営改善、
事業再生のお手伝いをしております。
また、行政機関をはじめ、
(公財)静岡県産業振興財団、静岡県中小企業再生支援協議会などの外
部機関、
税理士や公認会計士など専門家との連携によって、
中小企業の皆さまが抱える経営課題の解
決に取組んでおります。
○顧客相談部 融資サポート課(2名・うち中小企業診断士2名)
創業や新事業進出等のニーズに対しましては、
顧客相談部内に「融資サポート課」
を設置し、
創業計
画や新事業進出計画策定のお手伝い、
経営革新計画や補助金など各種公的制度申請のお手伝いを
させていただいております。
また、
地域活性化に向けた取組みとして、
行政や商工会議所、
業界団体等との連携による
「志太地区
版
“地域をつなぐ力”
」
プロジェクトを推進しております。
◎取引先や地域の課題解決に資する人材の育成
お取引先や地域が抱えるさまざまな問題や課題に対し、最適なソリューション
(解決策)
を提案できる職
員を育成するため、
「金融ゼミ」の実施や外部研修への派遣を行っております。
また、
若手職員の早期スキルアップを図るため、
入庫当初から融資業務を体系的に学ぶことができる
「若
手人材育成プログラム」
を実施しております。
23
2013
3.
中小企業の経営支援に関する取組状況
《経営支援》
・ お取引先それぞれが抱える問題点や課題を営業店と協議したうえで、
年間を通じて定期的に改善状況
の検証を行っております。金庫独自の支援のみならず、必要に応じて外部機関や専門家などと連携し、
改善計画の策定にとどまらず、
継続的なモニタリングができる態勢の整備に努めております。
・ また当金庫では、
お取引先の業績向上に向けた取組みとして、
経営計画策定のお手伝いや「簡易企業
診断※」サービスを実施しております。
※簡易企業診断…既存事業の課題を明確にするとともに、外部要因や内部
要因などのさまざまな情報から事業の妥当性や収益性を診断するもの。
・平成24年度における経営改善支援の取組状況は以下の通りです。
(単位:先)
(単位:%)
経営改善
ランク 再生計画
期初債務者数
うち
αのうち期末に
αのうち期末に
支援取組み率
アップ率
策定率
αのうち再生計画を
A
経営改善支援
債務者区分が
債務者区分が
α/A
β/α
δ/α
策定した先数 δ
取組み先数 α ランクアップした先数 β 変化しなかった先数 γ
要注意先
正常先
①
3,133
18
うちその他要注意先 ②
17
11
0.6%
61.1%
62 15.6%
2.0% 62.0%
643
100
2
86
③
15
0
0
0
破綻懸念先
④
399
57
1
48
実質破綻先
⑤
62
0
0
0
破綻先
⑥
13
0
0
0
小計(②∼⑥の計)
1,132
157
3
134
116 13.9%
1.9% 73.9%
4,265
175
3
151
127
1.7% 72.6%
うち要管理先
合 計
0
0.0%
54 14.3%
0
0.0%
0
0.0%
4.1%
−
−
1.8% 94.7%
−
−
−
−
《創業・新事業支援》
・ 経済環境の変化や消費者ニーズの多様化、
商品ライフサイクルの短期化などに伴い、
事業を営むお客
さまの抱える課題は日々高度化、
複雑化しています。
・ 当金庫では、
中小企業診断士で組織する
「融資サポート課」
を設置し、
お取引先の創業や新事業への
進出をお手伝いしております。
・ 平成24年度は、
「専門家派遣制度」のご利用実績が14件、
「経営革新計画」につきましては14件の承認
を得ることができました。創業・新事業支援融資のお取扱い実績は29件でした。
・「経営革新計画」承認後の事業化に関しては、焼津市の「新事業サポート事業」や藤枝市の「農商工
連携6次産業化ネットワーク」などを活用し、
継続的な支援を実施しております。
・ また、
平成25年2月には、
地元商工会議所、
商工会の後援をいただき、
「創業力
アップ講座」
を開催しました。
24
中小企業の経営の改善および地域の活性化のための取組みの状況
《産学連携事業》
○学生と地元企業による共同商品開発
(連携先…石田缶詰㈱・静岡英和学院大学短期大学部)
当金庫を仲介役とし、
学生と地元企業が共同で新商品(レトルトカレー)
の開発を行いました。
○食育教室
(連携先…静岡英和学院大学短期大学部)
食物学科の学生が講師となり、
地元の子供たちに「地産地消」の大切さなどを伝えました。
(連携先…静岡大学・静岡英和学院大学短期大学部)
○ビジネス商談会におけるインターンシップ制度の活用
県中部4信金共催のビジネス商談会において、学生が出展企業の資料作成や企業説明を経験できる
機会を提供し、
地元企業や事業分野に関する理解を深めていただきました。
※産学連携事業の詳細につきましては、当金庫ホームページ
( http://www.yaizu-shinkin.co.jp/ )
をご覧ください。
《地域活性化に関する取組み》
〇「屋号のまち プロジェクト」
地域が一体となって活性化に取り組むためのキーワードとして、
当地域で古くから使われている
『屋号』
に注目した取組みです。
○金融経済教室
次代を担う子どもたちに正しい金銭感覚を理解させることにより、
社会問題となっている金融破産やニー
ト問題に対し一定の抑止力となることを目的とし、
「金融経済教室」
を実施しております。
※地域活性化に関する取組みの詳細につきましては、本誌21∼22ページをご覧ください。
4.
地域密着型金融の取組み
当金庫は、
地域金融機関として、
円滑な資金供給とさまざまな金融サービスの提供を通じて地域社会の
発展と地域経済の活性化に貢献するため、
「地域密着型金融取組計画」
を策定し、
実践しております。
平成24年度における地域密着型金融取組計画の数値目標および実績は以下のとおりです。
数値目標の内容
目標値
実 績
5先
3先
15先(新規)
50先
15先
60先
30件
28先
20件
29件
(経営計画)
20先
20先
(報 告 書)
20先
16先
100社
81社
35社
25社
6社
6社
ランクアップ先数
予実管理移行先数
経営計画(再生計画)策定先数(経営改善支援先を対象)
「専門家派遣制度」の取扱件数と
「中小企業新事業活動促進法」の経営革新計画承認件数
創業・新事業支援案件融資取扱件数
経営計画策定支援件数および簡易企業診断報告書の作成先数
(経営改善支援先以外を対象)
ポータルサイト
「千客万来.
com」参加企業数
県内中部四信金主催ビジネスフェア出展企業数
東海地区信用金庫協会ビジネスフェア出展企業数
25
2013
志太地区内経済状況(平成25年5月31日現在)
焼津信用金庫では、
お取引先への参考資料として、
毎月
「志太地区内経済状況」
を発行しています。
○掲載内容は5月号です。
○当金庫ホームページにも掲載
しております。
ページ
No 項目
データ範囲
1 最近の経済状況
国内・県内・当地区
2 1.世帯・人口
当地区
〃 2.可燃ゴミ搬入量
当地区
3 3.東名高速料金所出入り台数
焼津・吉田・静岡
〃 4.大口電力消費量
全国・県
4 5.
自動車新規登録台数
全国・県
5 6.新設住宅着工戸数
全国・県・当地区
6 7.営業冷蔵庫庫腹利用状況
県・焼津地区
7 8.缶詰・飲料等の生産状況
県
8 9.外国貿易速報(清水港輸出入)
まぐろ・お茶・家具
9∼10 10.雇用(1)有効求人倍率
全国・県・当地区
〃
(2)新規求人数
県・当地区
〃
(3)
雇用保険受給者実人員
当地区
11 11.焼津魚市場取扱高
焼津魚市場の主要魚
12 12.小川魚市場水揚げ高
小川魚市場の主要魚
〃 13.
最近の状況・他
かつお節
13 14.練り製品 15.お茶 16.干し椎茸
最近の状況・他
14∼15 『まるせい千客万来ドットコム』会員企業の紹介 経済指標
内容
平成25年4月
平成25年4月
平成25年4月
平成25年3月
平成25年4月
平成25年3月
平成25年2月
平成25年4月
平成25年4月
平成25年4月
平成25年4月
平成25年4月
平成25年4月
平成25年4月
★当地区は、
志太2市の「焼津市」、
「藤枝市」のこと をいいます。
■志太地区
【焼津魚市場】4月の水揚数量は前年同月比3.0%減の1万1,197トン、金額は16.7%増の33億2,056万円、平均単価は20.4%高い297円でした。
数量は減少しましたが単価の上昇により金額では増加しました。魚種別には
「めばち」
が大幅に増加した一方で
「きはだ」の水揚量が減少しました。
【小川魚市場】4月の水揚数量は前年同月比9.5%減の2,687トンでしたが、金額では21.7%増の2億9,257万円と前年同月を上回りました。主要魚の
「さば」の水揚げ量は前年同月比19.6%減の2,240トン、金額で8.5%増の2億1,038万円となっております。
■産業 【かつお節】太平洋巻網漁の低迷に加え
今後の漁獲不安と世界的な需要の高ま
りを受け、冷凍鰹の価格は高騰を続け
ております。中東・アフリカでのツナ缶
需要が大幅に伸びており、今後大幅に
漁獲量が増加しない限り冷凍鰹の価格
は下がらない見通しとなっております。
【お茶】県内産一番茶は一部産地を除き、
ほぼ終了しました。今年は記録的な早さ
で新茶取引が始まりましたが、4月の低
温や凍霜害により県内一番茶は大幅な
減産となりました。5月下旬には昨年より
5日早く県産の二茶が上場され、6月初
旬から本格的に出回りそうです。
■消費 3月の新設住宅着工戸数は、前年同月比
23.5%増の168戸、2 ヵ月ぶりの増加
となりました。焼津市でも5 ヵ月ぶりに増
加しましたが、平成24年度1年間では
23.3%の大幅減少となりました。
また、
藤枝市は前年同月比35.1%の増加とな
り、平成24年度1年間でも+4.2%と増
加しております。
■雇用 4月の当地区有効求人倍率は前月比
0.07ポイント低下の0.53倍、前年同
月比でも0.06ポイント低下しました。
また、新規求人倍率については0.64倍
となり、前月から0.25ポイント低下しま
した。産業別求人数では製造業、医療・
福祉業で増加しましたが、運輸業、サー
ビス業では減少しました。
また、景気の
先行指標とされる新規求人数は一般・
パートをあわせ1,047人で、前年同月
比121人、率で3.6%減少しました。
■県内
◇4月の県内百貨店3店舗の総売上高は、株価上
昇により消費者の購買意欲が改善した結果、前年
同 月 比+0.4 % と わ ず か な が ら 増 加 し、60億
9,360万円でした。4月下旬の気温低下により春
物衣料品が伸び悩んだものの、高級腕時計や宝飾
品等の高額商材は8 ヵ月連続で前年同月を上回
り、全体を下支えしました。
(県百貨店協会)
◇4月の県内企業倒産件数(負債額1千万円以上)
は、前年同月より倍増の38件でした。金額も10
億 円 以 上 の 大 型 倒 産 発 生により同14.5% 増 の
60億8,700万円となりました。東京商工リサ ー
チ静岡支店では「企業倒産については夏場まで一
進一退で推移し、秋以降は業績拡大に資金調達が
追いつかず、資金繰りに行き詰った倒産の増加も
懸念される」
としています。
◇3月の 産 業 用 大 口 電 力 消 費 量は、前 年 同 月比
5.7% 減 の9億9,602万Kwhで10 ヵ月連 続 の
減少でした。3月の気温が前年に比べ概ね高めに
推移し暖房需要が減少したことに加え、使用電力
が多い機械製造での減少が影響しました。
(中部電
力・東京電力)
◇4月の県内新車登録台数(軽自動車を除く)は、
エコカー補助金終了による影響もあり前年同月比
2.8%減の6,445台と、5 ヵ月続けて前年実績を
下回りました。
しかし、前月より減少幅は縮小してお
り、自販連県支部は「需要は上向いており、徐々に
回復していくだろう」
としています。
◇3月の静岡県景気動向指数(2005年=100)
は、景気の現状を示す一致指数が前月から0.4ポ
イント下降し91.3となり、景気の基調判断を前月
に引き続き「悪化を示している」
としました。
また景
気動向に先行する先行指数も6 ヵ月ぶりに下降し
ております。
◇4月 の 県 内 の 有 効 求 人 倍 率(季 節 調 整 値)は
0.82倍で前月を0.04ポイント上回りました、業
種別では卸・小売業、飲食・宿泊業での増加が目立
ちました。
しかし、全国値(0.89倍)を10 ヵ月続け
て下回り、新規求人倍率についても前月比0.14
ポイント上昇し1.38倍となりましたが、
こちらも全
国値(1.40倍)
を12 ヵ月連続して下回りました。
■全国
◇4月の消費支出は、1世帯(2人以上)あたり30
万4,382円、物価変動の影響を除いた実質で前
年同月比1.5%増加し、増加は4 ヵ月連続となりま
した。株高に伴う消費者心理の改善が支出増加に
つながっております。基調判断は「持ち直している」
とし、3 ヵ月連続で据え置きました。
(総務省)
◇政府は5月の月例経済報告で、景気の基調判断
を「緩やかに持ち直している」
とし、2 ヵ月ぶりに引
き上げました。海外経済の底堅さや円安を背景と
した輸出の増加が企業活動の改善につながってお
◇4月の全国の有効求人倍率は0.89倍で前月と
り、物価動向についても「一部に変化の兆しが見ら
比 べ+0.03ポ イ ント、新 規 求 人 倍 率 は 前 月 比
れる」
としております。
0.01ポイント上昇の1.40倍で3 ヵ月連続の上昇
◇3月の景気動向指数(「CI」
(合成指数)、2005
となりました。厚生労働省では、雇用情勢の判断を
年=100)は、製造業の中小企業による出荷や小
「緩やかに持ち直している」
に上方修正しました。完
売業の販売が好調だったため景気の現状を示す一
致 指 数が前月比1.3ポイント上 昇し93.8となり、 全失業者数は291万人、前年同月と比べ24万人
減少し、35 ヵ月連続での減少となりました。完全
基調判断は「下げ止まりを示している」
としており
失業率(季節調整値)は前月比横ばいの4.1%でし
ます。数ヵ月先の景気を示す先行指数は97.9と前
た。
(総務省・厚生労働省)
月より0.5ポイント上昇し4 ヵ月連続の上昇となり
ました。
(内閣府)
26
手数料一覧(平成25年 7月1日現在)
●各種発行手数料
●手形・小切手発行手数料
種類
小切手帳 1冊50枚綴り
約束手形帳 1冊50枚綴り
為替手形帳 1冊25枚綴り
手形貸付用約束手形用紙(手形金額100万円以上の場合)1枚あたり
専用約束手形用紙(マルセン手形) 1枚あたり
手数料
630円
840円
420円
105円
525円
●署名判印刷サービス
種類
署名判登録手数料(新規・変更時)
小切手帳 1冊50枚綴り
約束手形帳 1冊50枚綴り
為替手形帳 1冊50枚綴り
手数料
3,150円
735円
945円
945円
●夜間金庫利用手数料
種類
月額基本料金
専用入金帳 1冊50枚綴り
手数料
4,200円
6,300円
●為替手数料
種類
振込
送金
利用区分
同一店宛 本支店宛 他行庫宛
3万円未満
210円 315円 630円
窓口 電信・文書
3万円以上
315円 525円 840円
3万円未満
105円 105円 420円
電信
ATM
3万円以上
210円 315円 630円
1万円未満
105円 420円
MT/FD 電信 1万円以上3万円未満 無料 210円 525円
(注1)
3万円以上
420円 735円
1万円未満
52円 315円
FB/モバイル 電信 1万円以上3万円未満 無料 105円 420円
(注2)
3万円以上
315円 630円
1万円未満
105円 105円 420円
自動振込 電信 1万円以上3万円未満 210円 210円 525円
3万円以上
315円 420円 735円
普通扱 地方公共団体以外の取扱いはできません。 630円
(注1)MT(磁気テープ)、FD(フロッピーディスク)
による振込
(注2)FB(ファームバンキング端末)
、
モバイル
(携帯電話)
による振込
インターネットバンキングによる振込も含みます
代金取立
当所
他所
仕向金融機関等
本支店宛
他行庫宛
集中
個別
送金・振込の組戻料
取立手形の組戻料
その他
不渡手形の返却料
取立手形店頭呈示料(実費がかかる場合はその実費)
手数料
210円
210円
840円
840円
630円
840円
840円
630円
手数料
1,260円
630円
1,050円
1,050円
1,050円
1,050円
3,150円
2,100円
105円
525円
1,050円
1,050円
1,050円
※名義変更に伴うキャッシュカード発行手数料は無料
●貸金庫使用料(月額基本使用料)
種類
小型貸金庫(高さ90mm未満)
中型貸金庫(高さ120mm以内)
大型貸金庫(高さ180mm以内)
手数料
1,050円
1,575円
2,625円
●デビットカードサービス加盟店手数料(間接加盟店契約)
種類
月額基本手数料(端末1台あたり)
1件あたり手数料率(ただし、下限25円・上限300円)
手数料
630円
2.0%
●不動産担保設定・変更事務手数料
種類
住宅ローン以外
1設定(新規)
(根)抵当権
保証人付
1設定(新規)
住宅ローン
保証付
1設定(新規)
追加担保設定(担保差替含む)住宅ローン以外 1設定(新規)
極度額変更、順位変更(住宅ローン以外)
●ファームバンキング月額基本契約料金
手数料
52,500円
73,500円
21,000円
21,000円
21,000円
※料金は顧客単位で計算します
種類
手数料
ファクシミリによるアンサー契約(通知・照会・振込・為替) 1,050円
ファームバンキング端末によるアンサー契約(通知・照会・振込・為替) 1,050円
データ伝送サービス
(総合振込・給与振込・預金口座振替) 1,050円
※入出金明細通知をご希望のお客様は、上記手数料のほか、口座毎に525円がかかります。
●インターネットバンキング月額基本契約料金
※料金は顧客単位で計算します
個人
しんきんインターネットバンキング
法人・個人事業主
オンラインサービス
しんきん法人インターネットバンキング
オンラインサービス+ファイル伝送サービス
●国債の保護預かり手数料
種類
保護預かり手数料 年間(毎年4月20日に1年分まとめて)
手数料
種類
●手形・小切手等取立手数料その他
種類
種類
当金庫指定書式
① 証明対象が「全科目」
「1科目のみ」
「1口座のみ」 1通
② 証明書指定日が発行依頼日の前々月末日以降のもの
残高証明書
当金庫指定書式で上記以外のもの
1通
発行手数料
お客さまご指定書式(監査法人・学校法人などの制定書式) 1通
1通
英文残高証明書等
その他職員が調査して、手書きなどで作成する残高証明書 1通
1通
融資証明書発行手数料
1通
建設工事保証書発行手数料
1枚
取引履歴発行手数料
(前月以前の取引履歴)
1通
自己宛小切手発行手数料
1枚
ICカード発行手数料
1件
通帳・証書再発行手数料
キャッシュカード(個人・法人共)
・ローンカード・代理人カードの再発行手数料 ※ 1枚
手数料
無料
1,050円
1,050円
2,100円
●でんさいネット手数料
種類
基本手数料
(月額)
当金庫
発生記録
他行庫
当金庫
譲渡記録
他行庫
当金庫
分割譲渡記録
他行庫
保証記録
変更記録
支払等記録
(口座間送金決済以外)
でんさい決済手数料
手数料
315円
315円
420円
157円
210円
315円
420円
157円
157円
157円
157円
※平成26年 3月まで無料
<各種書面取引による手数料>
①オンラインで手続き可能なもの…上記手数料プラス1,050円(上記手数料はシステムにより自動引落し)
②オンラインで手続きできないもの(書面郵送)…3,150円
残高証明書発行手数料は4,200円
手数料の詳細につきましては、
ホームページをご覧ください。
27
2013
●両替手数料 ※下記にかかわらず次の両替は無料です。○新券などの同一金種の交換○汚損した現金の交換○記念硬貨の交換
合計枚数
手数料
1枚∼49枚
50枚∼500枚
501枚∼1,000枚
1,001枚∼1,500枚 1,501枚∼2,000枚 2,001枚∼3,000枚 3,001枚∼4,000枚
両替機
無料
100円
200円
300円
窓 口
無料
210円
315円
630円
630円
945円
1,260円
以後、1,000枚ごとに315円を加算した金額になります。
●CD・ATM利用手数料(注)―印は取扱不可、一部ご利用いただけない金融機関がございます。
カード種類
利用時間
入金
出金
入金
出金
入金
出金
入金
出金
入金
出金
入金
出金
入金
出金
入金
出金
入金
出金
入金
出金
入金
出金
8:00∼ 8:45
平日
8:45∼18:00
18:00∼19:00
19:00∼21:00
土曜日
9:00∼14:00
14:00∼17:00
17:00∼19:00
日曜
・祝日
月 日
12
31
9:00∼17:00
17:00∼19:00
9:00∼17:00
17:00∼19:00
当金庫
他信用金庫
静岡銀行
―
105円
―
無料
―
105円
―
105円
―
無料
―
105円
105円
無料
105円
無料
105円
無料
105円
無料
無料
105円
105円
無料
―
105円
無料
―
105円
105円
105円
無料
―
105円
無料
―
上記曜日に対応
上記曜日に対応
上記曜日に対応
無料
―
上記曜日に対応
上記曜日に対応
―
210円
―
105円
―
210円
他金融機関
―
210円
―
105円
―
210円
―
210円
―
105円
―
210円
―
―
―
210円
―
210円
―
210円
―
―
―
第二地銀・労働金庫・信用組合
210円
105円
210円
105円
210円
上記曜日に対応
ゆうちょ銀行
―
210円
105円
210円
―
―
上記曜日に対応 上記曜日に対応
上記曜日に対応
―
―
●住宅ローンの返済条件変更に係る手数料
●事業性融資手数料
種類
条件変更
1口座
融資残高300万円以上の
繰上返済
1口座
証書貸付
一部繰上返済 1口座
保証協会付当座貸越(カード2000含む)融資残高300万円以上の確定口座 条件変更
手数料
10,500円
10,500円
10,500円
5,250円
●口座振替手数料
種類
定額自動振替 1回につき
口座振替 1件につき
手数料
105円
105円
種類
ローン借入後3年以内
住宅ローン残高を ローン借入後3年超∼5年以内
ローン借入後5年超∼7年以内
全額繰上げ返済
ローン借入後7年超
住宅ローン残高の一部を 毎月の返済額を変更しないで借入期間を短縮
繰上げ返済
毎月の返済額を変更して借入期間を変更しない
ボーナス返済の返済月
(増額返済月)
を変更
上記以外で
毎月の返済額および借入期間を変更
返済条件を変更
毎月返済額とボーナス月返済額の比率を変更
その他返済条件を変更
●その他手数料
手数料
3,150円
2,100円
1,050円
無料
3,150円
5,250円
5,250円
5,250円
5,250円
5,250円
●個人情報開示請求手数料
種類
手数料
火災保険確定日付手数料
700円
保護預り手数料 年間 (毎年4月に1年分まとめて)
12,600円
専用(マルセン)当座預金口座開設手数料
3,150円
株式会社の株式払込金取扱手数料
取扱金額の2.5/1,000+消費税
(「株式払込金保管証明書」または「払込金受入証明書」等発行時) ただし、最低手数料は2,625円
52円
Edyチャージ手数料(1回につき)
金庫証明手数料
一通につき1,050円
担保設定に伴わない要件で、金庫の資格抄本、印鑑証明書を発行する場合
種類
手数料
一括
氏名、住所、電話番号、生年月日、勤務先情報
1,050円
取引残高(科目、口座番号、残高) 特定日毎 1,050円
1ヶ月分
525円
取引明細
1項目毎 1,260円
上記以外の情報
※各手数料の金額は消費税込みです。
手数料の詳細につきましては、
ホームページをご覧ください。
28
財務諸表
●貸借対照表
科 目
(単位:百万円)
平成23年度
平成24年度
(平成24年3月31日)
科 目
(平成25年3月31日)
(資産の部)
現金
(単位:百万円)
(平成24年3月31日)
(平成25年3月31日)
(負債の部)
6,422
6,776
139,442
145,429
当座預金
19,455
20,564
コールローン
168
147
普通預金
162,203
163,245
金銭の信託
500
500
貯蓄預金
15,586
14,786
149,692
155,819
通知預金
468
403
293,079
295,272
預け金
有価証券
預金積金
532,822
539,332
国債
28,848
26,769
定期預金
地方債
38,563
44,294
定期積金
31,992
35,030
その他の預金
10,034
10,031
3,231
2,546
266
319
1,311
827
社債
79,254
81,498
株式
444
446
2,581
2,810
269,180
264,439
割引手形
5,070
3,913
手形貸付
26,295
24,746
証書貸付
205,717
201,837
当座貸越
32,098
33,941
6
13
6
13
3,334
3,369
279
297
信金中金出資金
1,716
1,716
未収収益
1,101
957
金融派生商品
0
0
その他の資産
236
396
6,917
7,054
建物
2,438
2,552
土地
3,827
3,851
債務保証
リース資産
413
403
建設仮勘定
35
48
201
198
その他の証券
貸出金
外国為替
外国他店預け
その他資産
未決済為替貸
有形固定資産
その他の有形固定資産
無形固定資産
52
70
リース資産
27
46
その他の無形固定資産
24
24
繰延税金資産
190
187
債務保証見返
4,976
4,576
△4,213
△ 5,106
貸倒引当金
(うち個別貸倒引当金)
資産の部合計
(△3,784)
(△4,460)
576,669
583,278
その他負債
未決済為替借
未払費用
給付補塡備金
77
95
未払法人税等
677
421
前受収益
162
143
払戻未済金
0
0
職員預り金
75
78
0
0
457
464
資産除去債務
4
4
その他の負債
197
192
325
325
1,084
1,057
113
127
26
21
偶発損失引当金
230
334
再評価に係る繰延税金負債
464
464
金融派生商品
リース債務
賞与引当金
退職給付引当金
役員退職慰労引当金
睡眠預金払戻損失引当金
負債の部合計
4,976
4,576
543,275
548,786
1,065
1,065
1,065
1,065
29,491
30,258
(純資産の部)
出資金
普通出資金
利益剰余金
利益準備金
その他利益剰余金
特別積立金
(経営安定強化積立金)
当期未処分剰余金
1,065
1,065
28,425
29,192
27,404
(7,300)
28,052
( 7,400 )
1,021
1,139
30,557
31,323
その他有価証券評価差額金
1,685
2,015
土地再評価差額金
1,151
1,151
評価・換算差額等合計
2,836
3,167
会員勘定合計
純資産の部合計
負債及び純資産の部合計
29
平成24年度
平成23年度
33,393
34,491
576,669
583,278
2013
■貸借対照表注記事項
1 記載金額は百万円未満を切り捨てて表示してい
■
ます。
2 有価証券の評価は、満期保有目的の債券につい
■
ては移動平均法による償却原価法(定額法)、子
会社・子法人等株式及び関連法人等株式につい
ては移動平均法による原価法、
その他有価証券
については原則として決算日の市場価格等に基
づく時価法(売却原価は主として移動平均法によ
り算定)
、
ただし時価を把握することが極めて困難
と認められるものについては移動平均法による原
価法により行っております。
なお、
その他有価証券の評価差額については、
全
部純資産直入法により処理しております。
3 金銭の信託において信託財産を構成している有
■
2 と同じ方法により行って
価証券の評価は、上記■
おります。
4 デリバティブ取引の評価は、時価法により行ってお
■
ります。
の減価償却は、
5 有形固定資産(リース資産を除く)
■
定率法(ただし、平成10年4月1日以後に取得した
建物(建物付属設備を除く)
については定額法)
を採用しております。
建物 3年∼50年
その他 3年∼20年
(会計上の見積りの変更と区別することが困難な
会計方針の変更)
当金庫は、法人税法の改正に伴い、当事業年度
より、平成24年4月1日以後に取得した有形固定
資産については、改正後の法人税法に基づく減
価償却の方法に変更しております。
これにより、従来の方法に比べて、当事業年度の
経常利益及び税引前当期純利益は、
それぞれ3
百万円増加しております。
の減価償却は、
6 無形固定資産(リース資産を除く)
■
定額法により償却しております。
「有
7 所有権移転外ファイナンス・リース取引に係る
■
形固定資産」
(及び「無形固定資産」)
の中のリー
ス資産の減価償却は、
リース期間を耐用年数とし
た定額法により償却しております。
なお、残存価額
については、
リース契約上に残価保証の取決めが
あるものは当該残価保証額とし、
それ以外のもの
は零としております。
8 外貨建資産・負債は、主として決算日の為替相場
■
による円換算額を付しております。
9 貸倒引当金は、予め定めている償却・引当基準に
■
則り、
次のとおり計上しております。
「銀行等金融機関の資産の自己査定並びに貸倒
償却及び貸倒引当金の監査に関する実務指針」
(日本公認会計士協会銀行等監査特別委員会
報告第4号)
に規定する正常先債権及び要注意
先債権(その他要注意先債権及び要管理先債
権)
に相当する債権については、一定の種類毎に
分類し、過去の一定期間における各々の毀損実
績から算出した貸倒実績率等に基づき計上して
おります。
破綻懸念先債権に相当する債権については、債
権額から担保の処分可能見込額及び保証による
回収可能見込額を控除し、
その残額に対して過
去一定期間における毀損実績から算出した貸倒
実績率等に基づき計上しております。
なお、破綻懸念先で債権額が一定額以上の債務
者等のうち、債権の元本の回収及び利息の受取り
に係るキャッシュ・フローを合理的に見積もることが
できる債権については、当該キャッシュ・フローを当
初の約定利子率等で割引いた金額と債権の帳簿
価額との差額を貸倒引当金とする方法(キャッ
シュ・フロー見積法)
により計上しております。
破綻先債権及び実質破綻先債権に相当する債
権については、債権額から担保の処分可能見込
額及び保証による回収可能見込額を控除した残
額を計上しております。
すべての債権は、
自己査定基準に基づき、
営業関
連部署の協力の下に資産査定部署が資産査定
を実施しております。
10 賞与引当金は、職員への賞与の支払に備えるた
■
め、職員に対する賞与の支給見込額のうち、
当事
業年度に帰属する額を計上しております。
11 退職給付引当金は、職員の退職給付に備えるた
■
め、
当事業年度末における退職給付債務に基づ
き、必要額を計上しております。
また、過去勤務債
務、数理計算上の差異の費用処理方法は次のと
おりであります。
過去勤務債務
その発生年度の職員の平均残存勤務期間
内の一定の年数(10年)
による定額法により
損益処理
数理計算上の差異
各発生年度の職員の平均残存勤務期間内
の一定の年数(10年)
による定額法により按
分した額を
(それぞれ発生の翌事業年度か
ら)費用処理
当金庫は、複数事業主(信用金庫等)
により設立
された企業年金制度(総合設立型厚生年金基
金)
に加入しており、当金庫の拠出に対応する年
金資産の額を合理的に計算することができないた
め、
当該年金制度への拠出額を退職給付費用と
して処理しております。
なお、当該企業年金制度全体の直近の積立状
況、及び制度全体の拠出等に占める当金庫の割
合並びにこれらに関する補足説明は次のとおりで
あります。
①制度全体の積立状況に関する事項
(平成24年3月31日現在)
年金資産の額
1,386,363百万円
年金財政計算上の給付債務の額 1,645,902百万円
差引額
△259,538百万円
②制度全体に占める当金庫の掛金拠出割合
(平成24年3月分)
0.2292%
③補足説明
上記①の差引額の主な要因は、
年金財政計算
上の過去勤務債務残高240,975百万円でありま
す。本制度における過去勤務債務の償却方法
は期間16年10ヶ月の元利均等定率償却であ
り、当金庫は当期の財務諸表上、特別掛金45
百万円を費用処理しております。
なお、特別掛
金の額は、
あらかじめ定められた掛金率を掛金
拠出時の標準給与の額に乗じることで算定さ
れるため、上記②の割合は当金庫の実際の負
担割合とは一致しません。
12 役員退職慰労引当金は、
役員の退職慰労金の支
■
給に備えるため、
内規に基づく期末要支給額を計
上しております。
13 睡眠預金払戻損失引当金は、利益計上した睡眠
■
預金について預金者からの払戻請求による支払
に備えるため、
過去の払戻実績に基づく将来の払
戻損失見込額を計上しております。
14 偶発損失引当金は、
信用保証協会への負担金の
■
支払に備えるため、将来の負担金支払見込額を
計上しております。
15 消費税及び地方消費税の会計処理は、
税込方式
■
によっております。
16 理事及び監事との間の取引による理事及び監事
■
に対する金銭債権総額
735百万円
17 子会社等の株式総額
11百万円
■
18 子会社等に対する金銭債権総額 1,706百万円
■
19 子会社等に対する金銭債務総額
757百万円
■
20 有形固定資産の減価償却累計額 3,827百万円
■
21 貸借対照表に計上した固定資産のほか、電子計
■
算機及びその周辺機器については、所有権移転
外ファイナンス・
リース契約により使用しております。
22 貸出金のうち破綻先債権額は623百万円、
延滞債
■
権額は 28,201百万円であります。
なお、
破綻先債権とは、
元本又は利息の遅延が相
当期間継続していることその他の事由により元本
又は利息の取立て又は弁済の見込がないものと
して未収利息を計上しなかった貸出金(貸倒償却
を行った部分を除く。以下「未収利息不計上貸出
金」
という。)
のうち、
法人税法施行令
(昭和40年政
令97号)第96条第1項第3号のイからホまでに掲げ
る事由又は同項第4号に規定する事由が生じて
いる貸出金であります。
また、延滞債権とは、未収利息不計上貸出金で
あって、破綻先債権及び債務者の経営再建又は
支援を図ることを目的として利息の支払を猶予し
た貸出金以外の貸出金であります。
なお、破綻懸
念先以下の債務者で未収利息が発生していない
先であっても延滞債権として表示しております。
23 貸出金のうち、3ヶ月以上延滞債権額は 173百万
■
円であります。
なお、
3ヶ月以上延滞債権とは、
元本又は利息の支
払が約定支払日の翌日から3ヶ月以上延滞してい
る貸出金で破綻先債権及び延滞債権に該当しな
いものであります。
貸出条件緩和債権額は724百万円
24 貸出金のうち、
■
であります。
なお、
貸出条件緩和債権とは、
債務者の経営再建
又は支援を図ることを目的として、金利の減免、利
息の支払猶予、元本の返済猶予、債権放棄その
他の債務者に有利となる取決めを行った貸出金
で破綻先債権、延滞債権及び3ヶ月以上延滞債
権に該当しないものであります。
25 破綻先債権額、延滞債権額、3ヶ月以上延滞債権
■
額及び貸出条件緩和債権額の合計額は29,723
百万円であります。
22 から■
25 に掲げた債権額は、
なお、
■
貸倒引当金控
除前の金額であります。
26 手形割引は、業種別監査委員会報告第24号に基
■
づき金融取引として処理しております。
これにより受
け入れた銀行引受手形、商業手形、荷付為替手
形及び買入外国為替は、売却又は
(再)担保とい
う方法で自由に処分できる権利を有しております。
また、
その額面の金額は3,913百万円であります。
27 担保に供している資産は次のとおりであります。
■
担保に供している資産
有価証券
1,569百万円
定期預金
2,069百万円
担保資産に対応する債務
預金
6,930百万円
上記のほか、為替決済取引の担保として定期預
金7,000百万円を差し入れております。
28 土地の再評価に関する法律(平成10年3月31日公
■
布法律第34号)
に基づき、事業用の土地の再評
価を行い、
評価差額については、
当該評価差額に
係る税金相当額を「再評価に係る繰延税金負
債」
として負債の部に計上し、
これを控除した金額
を
「土地再評価差額金」
として純資産の部に計上
しております。
再評価を行った年月日
平成12年3月31日
同法律第3条第3項に定める再評価の方法
土地再評価に関する法律施行令(平成10年
3月31日公布政令第119号)第2条第4号に定
める地価税法に基づいて、奥行価格補正等
を行って算出。
同法律第10条に定める再評価を行った事業用土
地の当事業年度末における時価の合計額と、当
該事業用土地の再評価後の帳簿価額の合計額
との差額1,422百万円
29 出資1口当たりの純資産額1,618円11銭
■
30 金融商品の状況に関する事項
■
(1) 金融商品に対する取組方針
当金庫は、
預金業務、
融資業務及び市場運用
業務などの金融業務を行っております。
このた
め、金利変動による不利な影響が生じないよう
に、資産及び負債の総合的管理(ALM)
を
行っております。
(2) 金融商品の内容及びそのリスク
当金庫が保有する金融資産は、主として事業
地区内のお客さまに対する貸出金です。
また、有価証券は、主に債券及び株式等であ
り、
満期保有目的、
純投資目的及び事業推進目
的で保有しております。
これらは、
それぞれ発
行体の信用リスク及び金利の変動リスク、
市場
価格の変動リスクに晒されております。一方、
金
融負債は主としてお客さまからの預金であり、
流動性リスクに晒されております。
(3) 金融商品に係るリスク管理体制
①信用リスクの管理
当金庫は、
融資取扱規定及びリスク管理規
定等に従い、貸出金について、個別案件ご
との与信審査、与信限度額、信用情報管
理、保証や担保の設定、問題債権への対
応など与信管理に関する体制を整備し運
営しております。
これらの与信管理は、各営
業店のほか審査部により行われ、
また、定期
的に経営陣によるリスク管理統括委員会、
常勤役員会や理事会を開催し、審議・報告
を行っております。
さらに、与信管理状況に
30
財務諸表
ついては、監査部等がチェックしております。有価
証券の発行体の信用リスクに関しては、
市場金融
部において、信用情報や時価の把握を定期的に
行い管理しております。
②市場リスクの管理
〈ⅰ〉
金利リスクの管理
当金庫は、
ALMによって金利の変動リスクを
管理しております。
ALM管理規定、
リスク管
理規定、市場リスク管理要領、及び年度リス
ク管理方針等においてリスク管理手法や限
度枠、報告内容の詳細等を明記しており、
こ
れに基づいてALM委員会、
リスク管理統括
委員会、常勤役員会及び理事会にて、実施
状況の把握と確認、今後の対応等について
協議を行っております。
日常的には、
リスク統
括部において金融資産及び負債の金利や
期間を総合的に把握し、
VaR等によるリスク
量の計測を行い、金利の変動や感応度から
リスクの増減要因を分析し、
モニタリング結果
を常勤役員会等に報告しております。
(金利リスクに係る定量的情報)
当金庫において、主要なリスク変数である金
利リスクの影響を受ける主たる金融商品は、
運用勘定では「有価証券」のうち「債券」、
「貸出金」、
「 預け金」であり、調達勘定では
「定期性預金」、
「流動性預金」です。
有価証券(債券)および有価証券以外(貸
出金、預け金、定期性預金、流動性預金)
に
ついて、
VaRによる金利リスクの計測を行
なっています。
ただし、
VaRは過去の相場変動をベースに
統計的に算出した一定の発生確率における
金利リスク量を計測しており、通常では考え
られないほど市場環境が激変する状況下で
のリスク量は捕捉できない場合があります。
イ.
債券
金利リスク量をVaRにより日次で計測し、
取得したリスク量と評価損の合算額が、
有
価証券の市場リスク限度枠の範囲内とな
るよう管理しております。当金庫のVaRは
分散共分散法(信頼区間99%、観測期間
240日、保有期間 満期保有債券240日・
31 金融商品の時価等に関する事項
■
平成25年3月31日における貸借対照表計上額、時
価及びこれらの差額は、次のとおりであります。
(時
価の算定方法については
(注1)参照)
なお、
時価を把握することが極めて困難と認められ
る非上場株式等は、
次表に含めておりません。
((注2)参照)
また、
重要性の乏しい科目については、
記載を省略
しております。
その他保有債券60日)
により算出しており、
平成25年3月31日
(当事業年度の決算日)
現在で当金庫の有価証券における金利リ
スク量(損失額の推計値)
は、債券全体で
1,842百万円です。
※満期保有債券の保有期間は実態等を
考慮し、今年度より保有期間を60日から
240日に変更しました。
ロ.
貸出金、
預け金、
定期性預金、
流動性預金
貸出金、預け金、定期性預金、流動性預
金における金利リスク量もVaRにより月次
で計測し、有価証券以外の金利リスク限
度枠の範囲内となるよう管理しております。
VaRの条件は有価証券と同一で、分散共
分散法(保有期間60日、
信頼区間99%、
観
測期間240日)
により算出しており、平成25
年3月31日
(当事業年度の決算日)現在で
当金庫の貸出金、預け金、定期性預金、
流動性預金における金利リスク量は、
以下
の通りです。
貸出金
856百万円
預け金
138百万円
定期性預金
185百万円
流動性預金
171百万円
〈ⅱ〉為替リスクの管理
当金庫は、
為替リスクの影響を受ける有価証
券の保有はありませんが、為替の変動リスク
に関しては個別案件毎管理しており、
為替予
約を利用して行っております。
〈ⅲ〉
価格変動リスクの管理
有価証券を含む市場運用商品の保有につ
いては、理事会監督の下、余資運用規定に
従い行われております。市場金融部では事
前審査の下、市場運用商品の購入を行って
います。保有している株式の多くの部分は、
事業推進目的で保有しているものであり、取
引先の市場環境や財務状況などをモニタリ
ングしています。
また年度リスク管理方針にお
いて、投資限度枠、
リスク限度枠、損失限度
枠、損切りルール等を定めております。
リスク
統括部では、
年度リスク管理方針及び市場リ
スク管理要領に基づいて、市場流通性のあ
る株式等についてVaRによる価格変動リスク
の計測を行っています。価格変動リスクの継
続的モニタリング結果については、
ALM委
員会、
リスク管理統括委員会、常勤役員会
及び理事会にて協議・報告を行い、価格変
動リスクの軽減を図っています。
(価格変動リスクに係る定量的情報)
当金庫において、価格変動リスクを計測して
いる金融商品は株式、
投資信託及び信金中
金優先出資です。
株式、
投資信託、
優先出資
(信金中金)
価格変動リスク量をVaRにより日次で計測し、
取得したリスク量と評価損の合算額が、
有価
証券の市場リスク限度枠の範囲内となるよう
管理しております。当金庫のVaRは分散共
分散法(保有期間60日、
信頼区間99%、
観測
期間240日)
により算出しており、
平成25年3月
31日
(当事業年度の決算日)現在で当金庫
の有価証券における価格変動リスク量(損
失額の推計値)は、株式・優先出資84百万
円、投資信託525百万円、合計で609百万円
です。
ただし、
VaRは過去の相場変動をベースに統
計的に算出した一定の発生確率における価
格変動リスク量を計測しており、通常では考え
られないほど市場環境が激変する状況下で
のリスク量は、
捕捉できない場合があります。
③資金調達に係る流動性リスクの管理
当金庫は、
ALMを通して、適時に資金管理
を行うほか、市場環境を考慮した長短の調
達バランスの調整などによって、
流動性リスク
を管理しております。
(4)金融商品の時価等に関する事項についての補
足説明
金融商品の時価には、市場価格に基づく価額
のほか、市場価格がない場合には合理的に算
定された価額が含まれております。当該価額の
算定においては、一定の前提条件等を採用し
ているため、
異なる前提条件等によった場合、
当
該価額が異なることもあります。
なお、金融商品のうち貸出金、預け金、預金等
については、簡便な計算により算出した時価に
代わる金額を開示しております。
(単位:百万円)
(1)
預け金
(*1)
(2)
有価証券
売買目的有価証券
満期保有目的の債券
その他有価証券
(3)
貸出金
(*1)
貸倒引当金
(*2)
貸倒引当金控除後貸出金
金融資産計
(1)
預金積金
(*1)
(*3)
金融負債計
貸借対照表計上額
145,429
155,609
−
34,583
121,026
264,439
△5,106
259,333
560,372
539,182
539,182
時 価
145,562
156,967
−
35,941
121,026
差 額
133
1,358
−
1,358
−
261,869
564,400
540,113
540,113
2,536
4,028
930
930
(*1)預け金、貸出金及び預金積金の「時価」には、
「簡便な計算により算出した時価に代わる
金額」
を記載しております。
(*2)貸出金に対応する一般貸倒引当金及び個別貸倒引当金を控除しております。
(*3)外貨預金等150百万円を除いております。
(注1)
金融商品の時価等の算定方法
金融資産
(1)
預け金
シュ・フローの見積りが困難な債権については、
貸借対照表中の貸出金
満期のない預け金については、
時価は帳簿価額と近似していることか
勘定に計上している金額(貸倒引当金計上前の額。以下「貸出金計上
ら、
当該帳簿価額を時価としております。
満期のある預け金については、
額」
という。
)
市場金利
(L
IBOR、
スワップ)
で割り引いた現在価値を時価に代わる
②①以外のうち、
変動金利によるものは貸出金計上額
金額として記載しております。
③①以外のうち、
固定金利によるものは貸出金の期間に基づく区分ごとに、
(2)
有価証券
元利金の合計額を市場金利
(L
IBOR、
スワップ)
で割り引いた価額。
株式は取引所の価格、
債券は取引所の価格又は取引金融機関から
金融負債 提示された価格によっております。
(1)
預金積金
投資信託は、
公表されている基準価格によっております。
要求払預金については、
決算日に要求された場合の支払額
(帳簿価額)
を
(3)
貸出金
時価とみなしております。
また、
定期預金の時価は、
一定期間ごとに区分して、
貸出金は、
以下の①∼③の合計額から、
貸出金に対応する一般貸倒
将来のキャッシュ・フローを割り引いて現在価値を算定し、
その算出結果を時
引当金及び個別貸倒引当金を控除する方法により算定し、
その算出
価に代わる金額として記載しております。
その割引率は、
市場金利
(L
IBOR、
結果を時価に代わる金額として記載しております。
スワップ)
を用いております。
①破綻懸念先債権、
実質破綻先債権及び破綻先債権等、
将来キャッ
31
2013
(注2)
時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品の貸借対照
表計上額は次のとおりであり、
金融商品の時価情報には含まれてはお
りません。
(単位:百万円)
貸借対照表計上額
区 分
子会社株式
(*1)
関連法人株式
(*1)
非上場株式
(*1)
組合出資金
(*2)
合計
10
1
137
60
210
(*1)子会社・子法人等株式、関連法人等株式及び非上場株式については、市場
価格がなく、
時価を把握することが極めて困難と認められることから時価開示
の対象とはしておりません。
(*2)組合出資金のうち、組合財産が非上場株式など時価を把握することが極め
て困難と認められるもので構成されているものについては、時価開示の対象
にはしておりません。
(注3)
金銭債権及び満期のある有価証券の決算日後の償還予定額
(単位:百万円)
1年以内 1年超5年以内 5年超10年以内 10年超
預け金
5,600
53,789
74,210
ー
有価証券
14,605
70,444 66,018
ー
満期保有目的の債券
1,661
6,592 26,329
ー
その他有価証券の
63,851 39,688
12,943
ー
うち満期があるもの
69,489 49,483 53,047
54,951
貸出金
合計
123,345 214,143 121,101 53,047
(注4)
預金積金の決算日後の返済予定額
預金積金(*)
合計
(単位:百万円)
1年以内 1年超5年以内 5年超10年以内
397,505
138,786
123
397,505
138,786
123
10年超
2,766
2,766
(*)預金積金のうち、
要求払預金は「1年以内」に含めております。
32 有価証券の時価、評価差額等に関する事項は次のとおりであります。
■
これらには、
「国債」、
「地方債」、
「社債」、
「株式」、
「その他の証券」が含まれております。
満期保有目的の債券
種 類
債券
時価が
国債
貸借対照表
地方債
計上額を
社債
超えるもの その他
小計
債券
時価が
国債
貸借対照表
地方債
計上額を
社債
超えないもの その他
小計
合計
その他有価証券
種 類
株式
債券
貸借対照表
国債
計上額が
地方債
取得原価を
社債
超えるもの
その他
小計
株式
債券
貸借対照表
国債
計上額が
地方債
取得原価を
社債
超えないもの
その他
小計
合計
(単位:百万円)
貸借対照表計上額
31,677
ー
15,272
16,405
399
32,076
2,306
ー
ー
2,306
200
2,506
34,583
時 価
33,436
ー
16,212
17,224
410
33,846
2,278
ー
ー
2,278
198
2,476
36,322
差 額
1,758
ー
940
818
10
1,769
△27
ー
ー
△27
△2
△30
1,738
33 当事業年度中に売却したその他有価証券は次のとおりであります。
■
(単位:百万円)
株式
債券
国債
地方債
社債
その他
合計
売却額
57
25,700
10,924
5,953
8,822
ー
25,757
売却益の合計額
56
436
104
140
191
ー
493
34 その他の金銭の信託は次のとおりであります。
■
その他の金銭の信託
取得原価
貸借対照表計上額
500
500
売却損の合計額
ー
2
1
0
0
ー
2
(単位:百万円)
評価差額
―
35 当座貸越契約は、顧客からの融資実行の申し出を受けた場合に、契約上規
■
定された条件について違反がない限り、一定の限度額まで資金を貸付ける
ことを約する契約であります。
この契約に係る融資未実行残高は78,808百
万円であります。
このうち契約残存期間が1年以内のものが18,814百万円
あります。
なお、
これらの契約の多くは、融資実行されずに終了するものであるため、
融資未実行残高そのものが、必ずしも当金庫の将来のキャッシュ・フローに
影響を与えるものではありません。
これらの契約の多くには、金融情勢の変
化、債権の保全、及びその他相当の事由があるときは、当金庫が実行申し
込みを受けた融資の拒絶又は契約極度額の減額をすることができる旨の
条項が付けられております。
また、契約時において必要に応じて不動産等
の担保を徴求するほか、契約後も定期的に予め定めている金庫内手続に
基づき顧客の業況等を把握し、必要に応じて契約の見直し、与信保全上
の措置を講じております。
36 繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳は、
■
それぞれ以下のとおりであります。
[繰延税金資産]
貸倒引当金
退職給付引当金
賞与引当金
減価償却費
その他
繰延税金資産小計
評価性引当額
繰延税金資産合計額
[繰延税金負債]
その他有価証券評価差額
固定資産圧縮積立金
その他
繰延税金負債合計額
繰延税金資産の純額
(単位:百万円)
1,189
294
95
20
301
1,899
△923
976
770
18
0
788
187
(単位:百万円)
貸借対照表計上額 取得原価
25
28
115,142 112,514
25,586
26,569
27,858
28,522
59,069
60,049
1,714
1,959
117,130 114,254
326
268
3,468
3,436
199
199
499
499
2,769
2,737
190
190
3,985
3,895
121,026 118,239
差 額
3
2,627
982
664
980
245
2,876
△57
△32
△0
△0
△31
△0
△90
2,786
32
財務諸表
●損益計算書
科 目
(自 平成23年4月1日 至 平成24年3月31日)
(自 平成24年4月1日 至 平成25年3月31日)
経常収益
9,866,186
9,480,695
資金運用収益
8,329,770
7,926,423
貸出金利息
5,963,080
5,634,880
預け金利息
663,138
520,734
コールローン利息
有価証券利息配当金
その他の受入利息
395
391
1,660,152
1,727,422
43,004
42,994
1,006,461
995,678
受入為替手数料
500,307
481,059
その他の役務収益
506,154
514,619
その他業務収益
463,224
472,830
役務取引等収益
外国為替売買益
6,446
10,446
国債等債券売却益
428,320
436,910
その他の業務収益
28,457
25,473
その他経常収益
66,730
85,762
償却債権取立益
株式等売却益
240
60
ー
56,112
金銭の信託運用益
4,692
4,679
その他の経常収益
61,797
24,910
経常費用
8,262,605
8,314,667
資金調達費用
710,614
529,968
預金利息
628,353
454,380
62,597
56,475
1
1
給付補塡備金繰入額
コールマネー利息
その他の支払利息
19,662
19,111
役務取引等費用
505,807
487,345
支払為替手数料
167,535
167,015
その他の役務費用
338,271
320,329
その他業務費用
16,853
5,952
国債等債券売却損
12,680
2,140
その他の業務費用
4,173
3,811
経費
6,275,283
6,000,363
人件費
3,755,258
3,640,375
物件費
2,396,458
2,252,833
税金
123,565
107,153
その他経常費用
754,046
1,291,038
貸倒引当金繰入額
632,166
1,027,257
ー
1,049
株式等償却
その他資産償却
9,970
ー
111,910
262,730
経常利益
1,603,581
1,166,027
特別利益
ー
49
その他の経常費用
固定資産処分益
ー
49
特別損失
73,103
9,815
固定資産処分損
32,303
9,815
その他特別損失
40,799
ー
1,530,477
1,156,261
税引前当期純利益
法人税、
住民税及び事業税
687,035
470,813
法人税等調整額
201,089
△ 123,731
法人税等合計
888,124
347,081
当期純利益
642,353
809,180
繰越金
(当期首残高)
316,329
330,122
土地再評価差額金取崩額
当期未処分剰余金
33
(単位:千円)
平成24年度
平成23年度
62,404
ー
1,021,086
1,139,302
2013
■損益計算書注記事項
1
2
3
4
記載金額は千円未満を切り捨てて表示しております。
子会社との取引による費用総額 198,124千円
出資1口当たりの当期純利益金額 37円95銭
その他の経常費用には、
信用保証協会責任共有制度関連費用180,933千円、
貸出債権売却損72,622千円を含んでおります。
●剰余金処分計算書
科 目
(単位:円)
平成23年度
平成24年度
(自 平成23年4月1日 至 平成24年3月31日)
(自 平成24年4月1日 至 平成25年3月31日)
当期未処分剰余金
1,021,086,817
1,139,302,881
繰越金(当期首残高)
316,329,593
330,122,513
当期純利益
642,353,020
809,180,368
62,404,204
−
剰余金処分額
690,964,304
742,621,824
利益準備金
−
−
土地再評価差額金取崩額
普通出資に対する配当金
特別積立金
固定資産圧縮積立金
繰越金(当期末残高)
(年4%)
42,631,774 (年4%)
600,000,000
42,621,824
700,000,000
48,332,530
−
330,122,513
396,681,057
(注)特別積立金のうち、
目的積立金として経営安定強化積立金に100,000,000円計上します。
平成24年度における貸借対照表、損益計算書及び剰余金処分計算書(以下、
「財務諸表」
と
いう。)
の適正性、
及び財務諸表作成に係る内部監査の有効性を確認しております。
平成25年6月19日
焼津信用金庫
理事長
平成23年度及び平成24年度の貸借対照表、
損益計算書及び剰余金処分計算書は信用金庫
法第38条の2の規定に基づき、
新日本有限責任監査法人の監査を受けております。
34
役職員の報酬体系
<報酬体系について>
1.
対象役員
当金庫における報酬体系の開示対象となる
「対象役員」は、常勤理事および常勤監事をいいます。対象役員に対する
報酬等は、職務執行の対価として支払う
「基本報酬」および「賞与」、在任期間中の職務執行および特別功労の対価
として退任時に支払う
「退職慰労金」で構成されております。
(1)報酬体系の概要
【基本報酬および賞与】
非常勤を含む全役員の基本報酬および賞与につきましては、総代会において、理事全員および監事全員それぞれ
の支払総額の最高限度額を決定しております。
そのうえで、各理事の基本報酬額につきましては、役位や在任年数
等を、各理事の賞与額については前年度の業績等をそれぞれ勘案し、当金庫の理事会において決定しておりま
す。
また、各監事の基本報酬額および賞与額につきましては、監事の協議により決定しております。
【退職慰労金】
退職慰労金につきましては、在任期間中に毎期引当金を計上し、退任時に総代会で承認を得たあと、支払っており
ます。
なお、当金庫では、全役員に適用される退職慰労金の支払いに関して、主として次の事項を規定で定めておりま
す。
a.決定方法 b.支給金額 c.時期 d.方法
(2)平成24年度における対象役員に対する報酬等の支払総額
区分
支払総額
対象役員に対する報酬等
137
(単位:百万円)
(注)
1.
対象役員に該当する理事は7名、監事は1名です。
2.
上記の内容は、
「基本報酬」
118百万円、
「賞与」7百万円、
「退職慰労金」11百万円となっております。
「退職慰労金」は、当年度中に支払った退職慰労金(過年度に繰り入れた引当金分を除く)
と当年度に繰り入れた役員退職慰
労金引当金の合計額です。
3.
使用人兼務役員の使用人としての報酬等を含めております。
4.
「賞与」7百万円は、使用人兼務役員の使用人部分として支払われたものです。
(3)
その他
「信用金庫法施行規則第132条第1項第6号等の規定に基づき、報酬等に関する事項であって、信用金庫等の業
務の運営または財産の状況に重要な影響を与えるものとして金融庁長官が別に定めるものを定める件」
(平成24
年3月29日付金融庁告示第22号)第3条第1項第3号および第5号並びに第2項第3号および第5号に該当する
事項はありませんでした。
2.
対象職員等
当金庫における報酬体系の開示対象となる「対象職員等」は、当金庫の非常勤役員、当金庫の職員、当金庫の主要
な連結子法人等の役職員であって、対象役員が受ける報酬等と同等額以上の報酬等を受ける者のうち、
当金庫の業
務および財産の状況に重要な影響を与える者をいいます。
なお、平成24年度において、対象職員等に該当する者はいませんでした。
(注)
1.
対象職員等には、期中に退任・退職した者も含めております。
2.
「主要な連結子法人等」
とは、
当金庫の連結子法人等のうち、
当金庫の連結総資産に対して2%以上の資産を有する会社等をいい
ます。
なお、平成24年度においては、該当する会社はありませんでした。
3.
「同等額」は、平成24年度に対象役員に支払った報酬等の平均額としております。
4.
平成24年度において対象役員が受ける報酬等と同等額以上の報酬等を受ける者はいませんでした。
35
2013
資料編
1.直近の2事業年度における事業の状況を示す指標
(1)主要な業務の状況を示す指標
①業務粗利益及び業務粗利益率
②資金運用収支、役務取引等収支及びその他業務収支
●業務粗利益
(単位:千円)
平成23年度
平成24年度
7,619,806
7,396,954
資金運用収益
8,329,770
7,926,423
資金調達費用
709,964
529,468
役務取引等収支
500,654
508,333
役務取引等収益
1,006,461
995,678
役務取引等費用
505,807
487,345
その他の業務収支
446,370
466,878
その他業務収益
463,224
472,830
その他業務費用
16,853
5,952
8,566,831
8,372,166
1.56%
1.50%
資金運用収支
業務粗利益
業務粗利益率
(注)1.「資金調達費用」は、金銭の信託運用見合費用(平成23年度650千円、平成24年度500千円)
を控除して表示しております。 2. 業務粗利益率=業務粗利益/資金運用勘定平均残高×100
③資金運用勘定並びに資金調達勘定の平均残高、利息、利回り及び資金利鞘
●資金運用収支の内訳
平均残高(百万円)
平成23年度
利息(千円)
平成24年度
利回り
(%)
平成23年度
平成24年度
平成23年度
平成24年度
資金運用勘定
546,320
556,211
8,329,770
7,926,423
1.52
1.42
うち貸出金
263,201
262,222
5,963,080
5,634,880
2.26
2.14
うち預け金
138,717
145,947
663,138
520,734
0.47
0.35
156
162
395
391
0.25
0.24
うちコールローン
−
−
−
−
−
−
142,517
146,148
1,660,152
1,727,422
1.16
1.18
520,187
529,309
709,964
529,468
0.13
0.10
520,212
529,296
690,950
510,855
0.13
0.09
うち譲渡性預金
−
−
−
−
−
−
うち借用金
−
−
−
−
−
−
うちコールマネー
0
0
1
1
0.28
0.57
うち商品有価証券
うち有価証券
資金調達勘定
うち預金積金
(注)
1.資金運用勘定における預け金は無利息預け金の平均残高(平成23年282百万円、平成24年度288百万円)
をそれぞれ控除して表示
しております。
2.資金調達勘定は金銭の信託運用見合額の平均残高(平成23年度500百万円、平成24年度500百万円)及び利息(平成23年度650
千円、平成24年度500千円)
をそれぞれ控除して表示しております。
●利鞘
(単位:%)
平成23年度
平成24年度
資金運用利回
1.52
1.42
資金調達原価率
1.33
1.22
総資金利鞘
0.19
0.20
36
資料編
④受取利息及び支払利息の増減
●受取・支払利息の増減
受取利息
(単位:千円)
平成23年度
残高による増減 利率による増減
163,407
△697,687
平成24年度
純増減
残高による増減 利率による増減
△534,280
150,809
△554,156
△403,347
うち貸出金
7,837
△176,024
△168,187
△21,038
△307,162
△328,200
うち預け金
111,505
△431,914
△320,409
34,563
△176,967
△142,404
うちコールローン
45
△14
31
15
△19
△4
うち商品有価証券
−
−
−
−
−
−
△53,456
2,411
△51,045
42,297
24,973
67,270
17,268
△304,425
△287,157
12,461
△193,107
△180,646
うち有価証券
支払利息
16,858
△304,495
△287,637
12,065
△192,160
△180,095
うち譲渡性預金
−
−
−
−
−
−
うち借用金
−
−
−
−
−
−
うちコールマネー
1
−
1
△1
1
0
うち預金積金
(注)残高及び利率の増減要因が重なる部分については、残高による増減要因に含める方法で算出しております。
⑤総資産経常利益率 ⑥総資産当期純利益率
●利益率
(単位:%)
平成23年度
平成24年度
総資産経常利益率(又は損失率)
0.28
0.20
総資産当期利益率(又は損失率)
0.11
0.14
(注)
経常(当期純)利益 総資産経常(当期純)利益率=
総資産(債務保証見返を除く)平均残高
×100
(2)預金に関する指標
①流動性預金、定期性預金、譲渡性預金その他の預金の平均残高
●預金・譲渡性預金平均残高
(単位:百万円)
平成23年度
平成24年度
189,285
191,583
166,456
168,401
326,230
332,889
うち固定金利定期預金
326,221
332,884
うち変動金利定期預金
8
4
4,696
4,823
520,212
529,296
流動性預金
うち有利息預金
定期性預金
その他
計
譲渡性預金
合計
−
−
520,212
529,296
(注)
1.流動性預金=当座預金+普通預金+貯蓄預金+通知預金
2.定期性預金=定期預金+定期積金
固定金利定期預金…預入時に満期日までの利率が確定する定期預金
変動金利定期預金…預入期間中の市場金利の変化に応じて金利が変動する定期預金
3.その他=別段預金+納税準備預金+非居住者円預金+外貨預金
37
純増減
2013
②固定金利定期預金、変動金利定期預金及びその他の区分ごとの定期預金の残高
●定期預金残高
(単位:百万円)
平成23年度
平成24年度
293,079
295,272
固定金利定期預金
293,074
295,267
変動金利定期預金
4
4
その他
−
−
定期預金
(3)貸出金等に関する指標
①手形貸付、証書貸付、当座貸越及び割引手形の平均残高
●貸出金平均残高
(単位:百万円)
平成23年度
平成24年度
手形貸付
25,446
24,141
証書貸付
203,055
202,904
当座貸越
30,201
31,374
割引手形
合計
4,497
3,802
263,201
262,222
②固定金利及び変動金利の区分ごとの貸出金の残高
●貸出金残高
(単位:百万円)
平成23年度
平成24年度
269,180
264,439
うち変動金利
120,629
126,207
うち固定金利
148,551
138,232
貸出金
(注)固定金利選択型住宅ローンの固定金利特約期間中のものは、固定金利としています。
③担保の種類別の貸出金残高及び債務保証見返額
●貸出金の担保別内訳
(単位:百万円)
平成23年度
当金庫預金積金
有価証券
動産
平成24年度
6,501
6,210
221
229
ー
ー
不動産
68,259
65,028
その他
ー
ー
計
74,983
71,468
信用保証協会・信用保険
74,751
73,356
保証
96,766
94,544
信用
22,679
25,070
合計
269,180
264,439
38
資料編
●債務保証見返の担保別内訳
(単位:百万円)
平成24年度
平成23年度
当金庫預金積金
401
394
有価証券
−
−
動産
−
−
3,522
3,064
不動産
その他
計
信用保証協会・信用保険
保証
153
135
4,077
3,595
17
11
881
970
信用
−
−
合計
4,976
4,576
④使途別の貸出金残高
●貸出金使途別残高
(単位:百万円)
平成24年度
平成23年度
設備資金
貸出金残高
128,090
構成比
47.59%
貸出金残高
125,908
運転資金
合計
構成比
47.61%
141,090
52.41%
138,531
52.39%
269,180
100.00%
264,439
100.00%
⑤業種別の貸出金残高及び貸出金の総額に占める割合
●貸出金業種別内訳
(単位:先,百万円,%)
業種区分
貸出先数
平成23年度
貸出金残高
883
8
18
1
993
28
9
85
819
13
459
13
71
17
253
197
17
110
271
7
20,233
24,505
製造業
農業、林業
漁業
鉱業、採石業、砂利採取業
建設業
電気・ガス・熱供給・水道業
情報通信業
運輸業、郵便業
卸売業、小売業
金融業、保険業
不動産業
物品賃貸業
学術研究、専門・技術サービス業
宿泊業
飲食業
生活関連サービス業、娯楽業
教育、学習支援業
医療・福祉
その他のサービス
地方公共団体
個人(住宅・消費・納税資金等)
合計
44,366
23
2,423
100
23,138
1,740
204
4,478
31,482
4,267
29,039
2,482
1,726
976
3,041
6,334
621
6,683
9,448
10,826
85,773
269,180
構成比
貸出先数
16.48
0.00
0.90
0.03
8.59
0.64
0.07
1.66
11.69
1.58
10.78
0.92
0.64
0.36
1.12
2.35
0.23
2.48
3.50
4.02
31.86
100.00
平成24年度
貸出金残高
853
6
17
2
987
27
8
85
811
12
459
12
70
17
244
192
20
110
265
7
19,586
23,790
(注)業種別区分は日本標準産業分類の大分類に準じて記載しております。
⑥預貸率の期末値及び期中平均値
●預貸率
(単位:%)
平成23年度
39
期末預貸率
50.51
平成24年度
49.03
期中平均預貸率
50.59
49.54
預貸率=
貸出金
預金積金+譲渡性預金
×100
42,400
14
2,557
133
23,409
1,601
220
4,091
30,230
4,776
27,354
2,562
1,662
1,221
2,809
5,810
637
6,498
10,064
12,423
83,957
264,439
構成比
16.03
0.00
0.96
0.05
8.85
0.60
0.08
1.54
11.43
1.80
10.34
0.96
0.62
0.46
1.06
2.19
0.24
2.45
3.80
4.69
31.74
100.00
2013
(4)有価証券に関する指標
①商品有価証券の種類別の平均残高
■商品有価証券平均残高
当金庫は、
ディーリング業務を行っておりませんので、
商品有価証券の残高はありません。
②有価証券の種類別の平均残高及び残存期間別残高
●有価証券の種類別の平均残高
区分
(単位:百万円)
平成23年度
平成24年度
国債
26,927
25,171
地方債
37,430
39,129
短期社債
−
−
社債
76,126
78,477
株式
504
503
外国証券
992
1,173
投資信託
351
1,459
その他の証券
184
232
142,517
146,148
合計
●有価証券の種類別の残存期間別残高
区分
国債
地方債
短期社債
社債
株式
外国証券
投資信託
その他の証券
(単位:百万円)
平成23年度
1年以下
1年超3年以下 3年超5年以下 5年超7年以下 7年超10年以下
1,403
2,998
−
20,001
−
500
−
−
308
2,648
−
13,832
−
99
−
−
4,662
10,924
−
21,879
−
601
−
−
13,249
8,056
−
8,082
−
−
−
−
8,913
13,935
−
15,459
−
−
−
−
10年超
期間の定めのないもの
−
−
−
−
444
−
1,130
248
310
−
−
−
−
−
−
−
合計
28,848
38,563
−
79,254
444
1,202
1,130
248
(単位:百万円)
区分
国債
地方債
短期社債
社債
株式
外国証券
投資信託
その他の証券
平成24年度
1年以下
1年超3年以下 3年超5年以下 5年超7年以下 7年超10年以下
613
1,539
−
12,131
−
400
−
−
2,735
5,375
−
14,468
−
700
−
−
4,450
13,756
−
30,134
−
−
−
−
8,460
8,065
−
7,131
−
−
−
−
10年超
10,508
15,557
−
17,632
−
−
−
−
期間の定めのないもの
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
446
−
1,456
252
合計
26,769
44,294
−
81,498
446
1,101
1,456
252
③預証率の期末値及び期中平均値
●預証率
(単位:%)
平成23年度
平成24年度
期末預証率
28.09
28.89
期中平均預証率
27.39
27.61
預証率=
有価証券
預金積金+譲渡性預金
×100
40
資料編
2.
直近の2事業年度における財産の状況に関する事項
(1)貸出金のうち次に掲げるものの額及びその合計額
① 破綻先債権に該当する貸出金
② 延滞債権に該当する貸出金
③ 3ヵ月以上延滞債権に該当する貸出金
④ 貸出条件緩和債権に該当する貸出金
■リスク管理債権に対する担保・保証及び引当金の引当・保全状況
1.
破綻先債権・延滞債権に対する担保・保証及び引当金の引当・保全状況
区 分
平成23年度
(単位:百万円)
平成24年度
377
623
延滞債権額(B)
24,284
28,201
合計(C)=(A)+(B)
24,662
28,825
担保・保証額(D)
18,960
21,926
回収に懸念がある債権額(E)=(C)−(D)
5,701
6,899
個別貸倒引当金(F)
3,741
4,417
破綻先債権額(A)
同引当率(G)=(F)/(E)
65.61%
64.02%
2.
3ヵ月以上延滞債権・貸出条件緩和債権に対する担保・保証及び引当金の引当状況
区 分
平成23年度
(単位:百万円)
平成24年度
62
173
貸出条件緩和債権額(I)
914
724
合計(J)=(H)+(I)
977
897
担保・保証額(K)
405
424
回収に管理を要する債権額(L)=(J)−(K)
571
473
3ヵ月以上延滞債権額(H)
28
35
5.06%
7.59%
貸倒引当金(M)
同引当率(N)=(M)/(L)
3.
リスク管理債権の合計額及び貸出金に占める割合
区 分
リスク管理債権(O)=
(C)
+
(J)
貸出金(P)
リスク管理債権の貸出金に占める割合(O)/(P)
(単位:百万円)
平成23年度
平成24年度
25,639
29,723
269,180
264,439
9.52%
11.24%
(注) 1. 「破綻先債権」(A)とは、元本又は利息の支払の遅延が相当期間継続していること、その他の事由に
より、元本又は利息の取立て又は弁済の見込みがないものとして未収利息を計上しなかった貸出金
(未収利息不計上貸出金)のうち、次のいずれかに該当する債務者に対する貸出金です。
①会社更生法又は金融機関等の更生手続の特例等に関する法律の規定による更生手続開始の申立てがあっ
た債務者
②民事再生法の規定による再生手続開始の申立てがあった債務者
③破産法の規定による破産手続開始の申立てがあった債務者
④会社法の規定による特別清算開始の申立てがあった債務者
⑤手形交換所による取引停止処分を受けた債務者
2. 「延滞債権」(B)とは、未収利息不計上貸出金のうち次の2つを除いた貸出金です。
①上記「破綻先債権」に該当する貸出金
②債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として利息の支払を猶予した貸出金
41
2013
3.
「3ヵ月以上延滞債権」(H)とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3ヵ月以上延滞している貸出金で破綻先債権及び延
滞債権に該当しない貸出金です。
4.
「貸出条件緩和債権」(I)とは、債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として、金利の減免、利息の支払猶予、元本の返済
猶予、債権放棄その他の債務者に有利となる取決めを行った貸出金で破綻先債権、延滞債権及び3ヵ月以上延滞債権に該当しない
貸出金です。
5.なお、これらの開示額(A、
B、
H、
I)は、担保処分による回収見込額、保証による回収が可能と認められる額や既に引当てている個
別貸倒引当金を控除する前の金額であり、全てが損失となるものではありません。
6.
「担保・保証額」(D、
K)は、自己査定に基づいて計算した担保の処分可能見込額及び保証による回収が可能と認められる額の合計
額です。
7.
「個別貸倒引当金」(F)は、貸借対照表に記載した金額ではなく、破綻先債権額(A)・延滞債権額(B)に対して個別に引当計上
した額の合計額です。
8.
「貸倒引当金」(M)には、貸借対照表上の一般貸倒引当金の額のうち、3ヵ月以上延滞債権額(H)・貸出条件緩和債権額(I)に
対して引当てた額を記載しております。
■金融再生法に基づく開示債権
●金融再生法開示債権
区分
(単位:百万円)
平成23年度
破産更生債権及びこれらに準ずる債権
危険債権
平成24年度
1,544
2,689
23,184
26,205
977
897
正常債権
248,773
239,515
合 計(E)
274,480
269,308
要管理債権
(注) 1.「破産更生債権及びこれらに準ずる債権」とは、破産手続開始、更生手続開始、再生手続開始の申立て等
の事由により経営破綻に陥っている債務者に対する債権及びこれらに準ずる債権です。
2.「危険債権」とは、債務者が経営破綻の状態には至っていないが、財政状態及び経営成績が悪化し、契
約に従った債権の元本の回収及び利息の受取りができない可能性の高い債権です。
3.「要管理債権」とは、「3ヵ月以上延滞債権」及び「貸出条件緩和債権」に該当する貸出金をいいます。
4.「正常債権」とは、債務者の財政状態及び経営成績に特に問題がない債権であり、「破産更生債権及び
これらに準ずる債権」、「危険債権」、「要管理債権」以外の債権をいいます。
●金融再生法開示債権保全状況
区分
(単位:百万円)
平成24年度
平成23年度
金融再生法上の不良債権(A)
破産更生債権及びこれらに準ずる債権
危険債権
要管理債権
保全額(B)
貸倒引当金(C)
担保・保証等(D)
保全率 (B)/(A)
25,706
29,793
1,544
2,689
23,184
26,205
977
897
23,193
26,863
3,773
4,455
19,419
22,408
90.22%
90.16%
60.01%
60.32%
担保・保証等控除後債権に対する引当率
(C)/((A)−(D))
(注) 貸倒引当金は個別貸倒引当金及び要管理債権に対して計上している一般貸倒引当金の合計額です。
●不良債権の債権額に占める割合
区分
不良債権の債権額に占める割合(A)/(E)
平成23年度
平成24年度
9.36%
11.06%
42
資料編
(2)自己資本の充実の状況
●単体自己資本比率
(単位:百万円)
項目
平成23年度
平成24年度
(自己資本)
出資金
1,065
1,065
利益準備金
1,065
1,065
特別積立金
28,052
28,752
330
396
30,514
31,281
土地の再評価額と再評価の直前の帳簿価額の差額の45%に相当する額
727
727
一般貸倒引当金
429
646
繰越金(当期末残高)
基本的項目
(A)
補完的項目
(B)
自己資本総額[(A)
+
(B)]
(C)
他の金融機関の資本調達手段の意図的な保有相当額
1,373
32,654
5,333
5,863
4,020
4,550
△ 5,333
△ 5,863
−
−
31,671
32,654
184,119
186,016
期限付劣後債務及び期限付優先出資並びにこれらに準ずるもの
控除項目不算入額
1,156
31,671
控除項目計(D)
自己資本額[(C)
−
(D)]
(E)
(リスク・アセット等)
資産(オン・バランス項目)
3,281
3,107
16,606
16,244
リスク・アセット等計(F)
204,008
205,368
単体Tier1比率(A/F)
14.95%
15.23%
自己資本比率(E/F)
15.52%
15.90%
オフ・バランス取引項目
オペレーショナルリスク相当額を8%で除して得た額
(注)信用金庫法第89条第1項において準用する銀行法第14条の2の規定に基づき、信用金庫がその保有する資産等に照らし自己資本の充実
の状況が適当かどうかを判断するために金融庁長官が定める基準に係る算式に基づき算出しております。なお、当金庫は国内基準を採用し
ております。
3.
次に掲げるものに関する取得価額又は契約価額、時価及び評価損益
(1)有価証券
1.
売買目的有価証券
当金庫は、
平成23年度及び平成24年度の期末日における売買目的有価証券の残高はありません。
2.
満期保有目的の債券で時価のあるもの
種類
国債
地方債
短期社債
時価が貸借対照表
計上額を超えるもの
社債
その他
小計
国債
地方債
短期社債
時価が貸借対照表
計上額を超えないもの 社債
その他
小計
合計
貸借対照表計上額
−
13,311
−
15,504
299
29,115
−
699
−
3,802
300
4,802
33,918
(単位:百万円)
平成23年度
時 価
−
13,840
−
16,002
301
30,144
−
698
−
3,728
297
4,724
34,868
差 額
−
528
−
497
1
1,028
−
△1
−
△ 74
△2
△ 78
950
貸借対照表計上額
−
15,272
−
16,405
399
32,076
−
−
−
2,306
200
2,506
34,583
(注)
1. 時価は、期末日における市場価格等に基づいております。
2.上記の「その他」は、外国証券です。
3.時価を把握することが極めて困難と認められる有価証券は本表には含めておりません。
43
平成24年度
時 価
−
16,212
−
17,224
410
33,846
−
−
−
2,278
198
2,476
36,322
差 額
−
940
−
818
10
1,769
−
−
−
△ 27
△2
△ 30
1,738
2013
3.
子会社・子法人等株式及び関連法人等株式
当金庫が保有する子会社・子法人等株式及び関連法人等株式は、
時価を把握することが極めて困難と認められるため、
下記「5.
時価を把握することが極めて困難と認められる有価証券」に記載し、
本項では記載を省略しております。
4.
その他有価証券
(単位:百万円)
平成23年度
種類
貸借対照表計上額
15
104,919
27,337
22,369
―
55,212
1,714
106,648
277
8,428
1,511
2,182
―
4,734
200
8,906
115,555
株式
債券
国債
貸借対照表計上額が
地方債
取得原価を超えるもの
短期社債
社債
その他
小計
株式
債券
国債
地方債
貸借対照表計上額が
短期社債
取得原価を超えないもの
社債
その他
小計
合計
平成24年度
取得原価
11
102,614
26,572
21,796
―
54,245
1,555
104,181
340
8,503
1,512
2,186
―
4,803
201
9,044
113,226
差 額
3
2,304
764
573
―
966
158
2,467
△ 63
△ 74
△1
△4
―
△ 68
△0
△ 138
2,329
貸借対照表計上額
28
115,142
26,569
28,522
−
60,049
1,959
117,130
268
3,436
199
499
−
2,737
190
3,895
121,026
取得原価
25
112,514
25,586
27,858
−
59,069
1,714
114,254
326
3,468
199
499
−
2,769
190
3,985
118,239
差 額
3
2,627
982
664
−
980
245
2,876
△ 57
△ 32
△0
△0
−
△ 31
△0
△ 90
2,786
(注)
1.
貸借対照表計上額は、期末日における市場価格等に基づいております。
2.
上記の「その他」は、外国証券及び投資信託等です。
3.
時価を把握することが極めて困難と認められる有価証券は本表には含めておりません。
5.
時価を把握することが極めて困難と認められる有価証券
(単位:百万円)
平成23年度
平成24年度
満期保有目的の債券
子会社・子法人等株式
及び関連法人等株式
子会社株式
−
10
関連法人等株式
非上場株式
その他有価証券
−
10
その他の証券
1
1
139
137
66
60
(2)金銭の信託
1.
運用目的の金銭の信託
当金庫は、
運用目的の金銭の信託にかかる契約はありません。
2.
満期保有目的の金銭の信託
当金庫は、
満期保有目的の金銭の信託にかかる契約はありません。
3.
その他の金銭の信託
(単位:百万円)
平成23年度
貸借対照
表計上額
500
取得原価
500
平成24年度
うち貸借対照 うち貸借対照
表計上額が 表計上額が
取得原価を 取得原価を
超えるもの 超えないもの
差額
−
−
−
貸借対照
表計上額
500
取得原価
500
うち貸借対照 うち貸借対照
表計上額が 表計上額が
取得原価を 取得原価を
超えるもの 超えないもの
差額
−
−
−
44
資料編
(3)規則第102条第1項第5号に掲げる取引
■デリバティブ取引
1.
金利関連取引
当金庫は、
平成23年度及び平成24年度の期末日における金利関連取引の残高はありません。
2.
通貨関連取引
(単位:百万円)
平成23年度
区分
契約額等のうち
1年超のもの
契約額等
平成24年度
時価
評価損益
契約額等のうち
1年超のもの
契約額等
時価
評価損益
−
−
−
−
−
−
−
−
為替予約
19
−
19
0
62
−
62
0
売建
9
−
9
△0
32
−
32
0
買建
9
−
9
0
30
−
30
0
通貨スワップ
店 頭
−
−
−
−
−
−
−
−
売建
−
−
−
−
−
−
−
−
買建
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
売建
−
−
−
−
−
−
−
−
買建
−
−
−
−
−
−
−
−
19
0
62
0
通貨オプション
その他
合計
(注)上記取引以外は、該当ございません。
3.
株式関連取引
当金庫は、
平成23年度及び平成24年度の期末日における株式関連取引の残高はありません。
4.
債券関連取引
当金庫は、
平成23年度及び平成24年度の期末日における債券関連取引の残高はありません。
5.
商品関連取引
当金庫は、
平成23年度及び平成24年度の期末日における商品関連取引の残高はありません。
6.
クレジット・デリバティブ取引
当金庫は、
平成23年度及び平成24年度の期末日におけるクレジット
・デリバティブ取引の残高はありません。
4.
貸倒引当金の期末残高及び期中の増減額
●貸倒引当金内訳
(単位:百万円)
期首残高
一般貸倒引当金
個別貸倒引当金
合計
45
目的使用
その他
期末残高
平成23年度
665
429
ー
665
平成24年度
429
646
ー
429
646
平成23年度
3,034
3,784
118
2,915
3,784
平成24年度
3,784
4,460
134
3,650
4,460
平成23年度
3,699
4,213
118
3,581
4,213
平成24年度
4,213
5,106
134
4,079
5,106
5.
貸出金償却の額
●貸出金償却
当 期
増加額
当期減少額
(単位:千円)
平成23年度
−
平成24年度
−
429
2013
6.
退職給付会計に関する開示
1.
採用している退職給付制度の概要
退職給付制度は退職一時金制度および確定拠出年金制度等があります。
(1)退職一時金制度は、
勤続2年6ヶ月以上勤務した職員に適用します。
(2)従来までの制度であった適格退職年金制度は平成23年9月30日に廃止し、
同年10月1日を以って確定拠出
年金制度へ移行致しました。
(3)
その他に、
総合設立型の基金である全国信用金庫厚生年金基金に加入しています。
2.
退職給付債務に関する事項
区分
(単位:千円)
金 額
平成24年度
平成23年度
退職給付債務(A)
1,118,879
前払年金費用(B)
−
−
△ 127,551
△ 114,125
161,755
290,902
未認識過去勤務債務(C)
未認識数理計算上の差異(D)
−
−
1,084,675
1,057,456
その他(会計基準変更時差異の未処理額)(E)
退職給付引当金(A−B−C−D−E)
1,234,233
3.
退職給付費用に関する事項
区分
(単位:千円)
金 額
平成23年度
勤務費用(A)
利息費用(B)
期待運用収益(△)(C)
67,221
40,204
22,377
△ 11,718
−
△ 6,713
△ 13,426
50,995
23,783
−
−
過去勤務債務の費用処理額(D)
数理計算上の差異の費用処理額(E)
会計基準変更時差異の費用処理額(F)
40,799
−
212,465
99,955
その他(退職金制度移行に伴う特別損失)(G)
退職給付費用(A+B+C+D+E+F+G)
平成24年度
98,897
4.
退職給付債務の計算の基礎に関する事項
区分
(1)割引率
(2)退職給付見込額の期間配分方法
摘 要
平成23年度
平成24年度
2.0%
1.1%
期間定額基準とする方法
(3)過去勤務債務の額の処理年数
10年(その発生年度の職員の平均残存勤務期間内の
一定の年数による定額法により損益処理)
(4)数理計算上の差異の処理年数
10年(各発生年度の職員の平均残存勤務期間内の一定の年数による
定額法により按分した額を(それぞれ発生の翌事業年度から)費用処理)
(5)会計基準変更時差異の処理年数
――
46
連結ディスクロージャー
1.
金庫及びその子会社等の概況に関する事項
■焼津信用金庫グループの主要な事業の内容及び組織の構成
焼津信用金庫
当金庫グループは、
当金庫、
子会社1社、
関連会社1社、
で構成され、
信用金庫業務を中
心に、事務処理代行業務、保管業務、輸送業務、労働者派遣業務、
リース業務等の金融
サービスを提供しております。
■金庫の子会社等の状況
(平成25年3月末)
国内
子会社1社
まるせいビジネスサービス(株)
本店ほか支店 29
まるせいビジネスサービス
(株)
所在地
焼津市五ヶ堀之内987番地
設立年月日
平成元年8月30日
主要業務内容
現金・小切手等の整理・確認・保管業務
関連会社1社
まるせいリース(株)
まるせいリース
(株)
焼津市大栄町2丁目3番27号
現金・小切手等の輸送業務
所在地
労働者派遣事業、営業店集金代行業務
設立年月日
平成6年4月5日
その他
主要業務内容
ファイナンスリース業務
資本金
10百万円
資本金
10百万円
当金庫出資割合
100%
当金庫出資割合
18%(まるせいビジネスサービス(株)の出資比率は0)
常勤役職員数
25名(うち当庫出身者23名、出向者1名)
常勤役職員数
7名(うち当庫出身者3名、出向者4名)
決算期
3月末
決算期
3月末
当期売上高
214百万円
当期売上高
941百万円
当期純利益
2百万円
当期純利益
18百万円
2.
金庫及びその子会社等の主要な事業に関する事項
■子会社の事業概況
(平成25年3月末)
■関連会社の事業概況
(平成25年3月末)
■まるせいビジネスサービス
(株)
■まるせいリース
(株)
当金庫の子会社である
「まるせいビジネスサービス㈱」におきましては、
主業務
であります現金精査業務につきましては、
年間取扱高は67,225件、
1,750億円とな
りました。前年との比較において、
件数で8,307件、
金額で521億円の減少となりま
したが、
主な要因は未整理券取扱高、
夜間金庫、
大口取扱高、
渉外取扱高の減
少によるものです。貴重品運搬業務につきましては、
年2回の貴重品運搬業務教
育を行い、
メール車両の安全確実な運行業務に努めた結果、
年間を通じて事故
の発生はございませんでした。入金帳発行業務は、夜間金庫分が996冊、一般
分が2,163冊、合計3,159冊の発行を行い、前年比では76冊の減少となりました。
人材派遣業務につきましては、
派遣先および派遣社員数の減少に加え、
長時間
雇用者の割合も減少傾向にありますが、派遣料収入はほぼ前年並みの5千5百
万円となりました。
当期の損益状況につきましては、総売上高が2億1千4百万円、営業利益は2
百万円、
当期純利益は2百万円を計上することができました。
今後も、現金等運搬業務における一層の安全運送の確立、各部門における
効率化および正確性の向上に向け、
努力してまいります。
当金庫の関連会社である
「まるせいリース㈱」におきましては、
金庫の
取引基盤を主体とした幅広い業種を対象に、
営業活動を行ってまいりま
した。
海外投資の増加、
震災復興関連の土木建設機械需要の増加などに
より、
平成24年度の全国リース取扱高は前年度比で+6%となりました。
し
かしながら、民間設備投資全体の底上げがなされてきたとは言い切れ
ず、
また設備投資に対するリース利用率も低下傾向にあることから、
厳し
い事業環境に変わりはありません。
このような情勢下、年間獲得リース契約高は8億5千9百万円と前年
度比3千7百万円の減少となりましたが、収益重視の観点からリース料
率を厳格に取り組んできた結果、
年利回りおよび粗利益率は上昇し、
再
リース率も88%の実績となりました。収益面におきましては、
営業収入は9
億4千1百万円と前年比で4百万円の減少となりましたが、経常利益は3
千5百万円とほぼ前年並みを確保することができました。
今後も営業環境は引き続き厳しいものと予想されますが、
これまで以
上にユーザーの声に耳を傾け、地域に根ざした営業活動を続けていく
ことによって存在意義を高め、業績向上に努めていく所存でございます。
■直近の5連結会計年度における主要な経営指標の推移
平成20年度
平成21年度
平成22年度
平成23年度
平成24年度
連結経常収益
百万円
10,759
10,379
10,078
9,881
9,491
連結経常利益
百万円
705
1,596
2,116
1,614
1,171
連結当期純利益
百万円
526
689
1,423
648
812
連結純資産額
百万円
29,191
31,213
32,588
33,532
34,633
連結総資産額
百万円
534,842
553,518
565,522
576,699
583,321
14.73
15.06
15.88
15.59
15.96
連結自己資本比率
%
(注)連結自己資本比率は、信用金庫法第89条第1項において準用する銀行法第14条の2の規定に基づき、信用金庫及びその子会社等がその保
有する資産等に照らし自己資本の充実の状況が適当かどうかを判断するために金融庁長官が定める基準に係る算式に基づき算出しておりま
す。なお、当金庫グループは国内基準を採用しております。
47
2013
3.
金庫及びその子会社等の直近の2連結会計年度における財産の状況に関する事項
●連結貸借対照表
科 目
(単位:百万円)
平成23年度
(平成24年3月31日)
平成24年度
(平成25年3月31日)
(単位:千円)
平成23年度
科 目
平成24年度
平成23年4月1日から
平成24年4月1日から
( ( 平成24年3月31日まで)
平成25年3月31日まで)
経常収益
(資産の部)
現金及び預け金
●連結損益計算書
9,881,231
9,491,206
145,864
152,206
資金運用収益
8,328,680
7,924,333
買入手形及びコールローン
168
147
貸出金利息
5,963,080
5,634,880
金銭の信託
500
500
預け金利息
663,138
520,734
有価証券
149,714
155,845
買入手形利息及びコールローン利息
395
391
貸出金
269,180
264,439
有価証券利息配当金
1,659,062
1,725,332
外国為替
6
13
43,004
42,994
その他資産
3,334
3,369
役務取引等収益
999,342
988,559
有形固定資産
6,924
7,071
その他業務収益
463,224
472,830
建物
2,438
2,552
その他経常収益
土地
3,827
3,851
経常費用
リース資産
419
418
建設仮勘定
35
48
202
200
給付補塡備金繰入額
無形固定資産
52
70
売渡手形及びコールマネー利息
リース資産
27
46
その他の支払利息
その他の有形固定資産
その他の無形固定資産
その他の受入利息
89,983
105,482
8,266,781
8,319,477
資金調達費用
710,572
529,936
預金利息
628,311
454,348
62,597
56,475
−
1
19,663
19,111
487,345
25
24
役務取引等費用
505,807
繰延税金資産
190
187
その他業務費用
16,853
5,952
債務保証見返
4,976
4,576
6,159,133
5,889,475
経費
貸倒引当金
△ 4,213
△ 5,106
その他経常費用
874,414
1,406,767
資産の部合計
576,699
583,321
貸倒引当金繰入額
632,166
1,027,297
その他の経常費用
(単位:百万円)
科 目
平成23年度
(平成24年3月31日)
平成24年度
(平成25年3月31日)
(負債の部)
預金積金
532,680
539,193
その他負債
3,243
2,564
賞与引当金
330
331
1,099
1,072
115
128
26
21
偶発損失引当金
230
334
再評価に係る繰延税金負債
464
464
退職給付引当金
役員退職慰労引当金
睡眠預金払戻損失引当金
債務保証
負債の部合計
4,976
4,576
543,167
548,688
(純資産の部)
242,248
379,470
経常利益
1,614,449
1,171,729
特別利益
−
49
固定資産処分益
−
49
特別損失
73,103
9,815
固定資産処分損
32,303
9,815
その他特別損失
40,799
−
1,541,346
1,161,963
税金等調整前当期純利益
法人税、住民税及び事業税
691,875
472,869
法人税等調整額
201,089
△ 123,731
法人税等合計
892,965
349,137
少数株主損益調整前当期純利益
648,380
812,826
−
−
648,380
812,826
少数株主利益
当期純利益
●連結剰余金計算書
1,065
1,065
科 目
利益剰余金
29,629
30,399
連結剰余金期首残高
会員勘定合計
30,695
31,465
連結剰余金増加高
1,685
2,015
当期純利益
土地再評価差額金取崩額
出資金
その他有価証券評価差額金
土地再評価差額金
1,151
1,151
評価・換算差額等合計
2,836
3,167
33,532
34,633
576,699
583,321
純資産の部合計
負債及び純資産の部合計
連結剰余金減少高
配当金
連結剰余金期末残高
平成23年度
(単位:千円)
平成24年度
28,961,638
29,629,792
710,784
812,826
648,380
812,826
平成23年4月1日から
平成24年4月1日から
( ( 平成24年3月31日まで)
平成25年3月31日まで)
62,404
−
42,631
42,631
42,631
42,631
29,629,792
30,399,986
48
連結ディスクロージャー
■連結貸借対照表注記事項
1 記載金額は百万円未満を切り捨てて表示して
います。
2 有価証券の評価は、
満期保有目的の債券につ
いては移動平均法による償却原価法(定額法)
、
その他有価証券については原則として連結決
算日の市場価格等に基づく時価法(売却原価
は主として移動平均法により算定)、
ただし時価
を把握することが極めて困難と認められるもの
については移動平均法による原価法により行っ
ております。
なお、
その他有価証券の評価差額については、
全部純資産直入法により処理しております。
3 金銭の信託において信託財産を構成している
2 と同じ方法により
有価証券の評価は、上記 ■
行っております。
4 デリバティブ取引の評価は、
時価法により行って
おります。
5 当金庫の有形固定資産(リース資産を除く)
の
減価償却は、定率法(ただし、平成10年4月1日
以後に取得した建物(建物付属設備を除く)
に
ついては定額法)
を採用しております。
建物
3年∼50年
その他 3年∼20年
連結される子会社の有形固定資産については、
資産の見積耐用年数に基づき、
主として定率法
により償却しております。
(会計上の見積りの変更と区別することが困難
な会計方針の変更)
当金庫及び連結される子会社は、法人税法の
改正に伴い、当連結会計年度より、平成24年4
月1日以後に取得した有形固定資産については、
改正後の法人税法に基づく減価償却の方法に
変更しております。
これにより、従来の方法に比べて、当連結会計
年度の経常利益及び税引前当期純利益は、
そ
れぞれ3百万円増加しております。
6 無形固定資産(リース資産を除く)
の減価償却
は、
定額法により償却しております。
7 所有権移転外ファイナンス・リース取引に係る
「有形固定資産」
(及び「無形固定資産」)
の中
のリース資産の減価償却は、
リース期間を耐用
年数とした定額法により償却しております。
なお、
残存価額については、
リース契約上に残価保証
の取決めがあるものは当該残価保証額とし、
そ
れ以外のものは零としております。
8 当金庫の外貨建資産・負債は、
主として連結決
算日の為替相場による円換算額を付しておりま
す。
9 当金庫の貸倒引当金は、
予め定めている償却・
引当基準に則り、
次のとおり計上しております。
「銀行等金融機関の資産の自己査定並びに貸
倒償却及び貸倒引当金の監査に関する実務
指針」
(日本公認会計士協会銀行等監査特別
委員会報告第4号)
に規定する正常先債権及
び要注意先債権(その他要注意先債権及び要
管理先債権)
に相当する債権については、一定
の種類毎に分類し、過去の一定期間における
各々の毀損実績から算出した貸倒実績率等に
基づき計上しております。
破綻懸念先債権に相当する債権については、
債権額から担保の処分可能見込額及び保証
による回収可能見込額を控除し、
その残額に対
して過去一定期間における毀損実績から算出
した貸倒実績率等に基づき計上しております。
なお、破綻懸念先で債権額が一定額以上の債
務者等のうち、債権の元本の回収及び利息の
受取りに係るキャッシュ・フローを合理的に見積も
ることができる債権については、
当該キャッシュ・
フローを当初の約定利子率等で割引いた金額
と債権の帳簿価額との差額を貸倒引当金とす
る方法(キャッシュ・フロー見積法)
により計上して
おります。
破綻先債権及び実質破綻先債権に相当する
債権については、債権額から担保の処分可能
見込額及び保証による回収可能見込額を控除
した残額を計上しております。
49
すべての債権は、
自己査定基準に基づき、営業
関連部署の協力の下に資産査定部署が資産
査定を実施しております。
連結される子会社の貸倒引当金は、貸倒懸念債
権等特定の債権については個別に回収可能性
を勘案し、
回収不能見込額を計上しております。
10 賞与引当金は、職員への賞与の支払に備える
ため、職員に対する賞与の支給見込額のうち、
当連結会計年度に帰属する額を計上しておりま
す。
11 当金庫の退職給付引当金は、
職員の退職給付
に備えるため、
当連結会計年度末における退職
給付債務に基づき、必要額を計上しております。
また、
過去勤務債務、
数理計算上の差異の費用
処理方法は次のとおりであります。
過去勤務債務
その発生年度の職員の平均残存勤務期
間内の一定の年数(10年)
による定額法に
より損益処理
数理計算上の差異
各発生年度の職員の平均残存勤務期間
内の一定の年数(10年)
による定額法により
按分した額を
(それぞれ発生の翌事業年
度から)費用処理
連結される子会社の退職給付引当金は、社員
の退職給付に備えるため「退職給付会計に関
する実務指針」
(中間報告)
(日本公認会計士
協会会計制度委員会報告第13号)
に定める簡
便法(退職給付に係る期末自己都合要支給額
を退職給付債務とする方法)
により、
当連結会計
年度末における必要額を計上しております。当
金庫並びに連結される子会社は、複数事業主
(信用金庫等)
により設立された企業年金制度
(総合設立型厚生年金基金)に加入しており、
当金庫並びに連結される子会社の拠出に対応
する年金資産の額を合理的に計算することが
できないため、
当該年金制度への拠出額を退職
給付費用として処理しております。
なお、
当該企業年金制度全体の直近の積立状
況、及び制度全体の拠出等に占める当金庫並
びに連結される子会社の割合並びにこれらに関
する補足説明は次のとおりであります。
①制度全体の積立状況に関する事項
(平成24年3月31日現在)
年金資産の額
1,386,363百万円
年金財政計算上の給付債務の額 1,645,902百万円
差引額
△259,538百万円
②制度全体に占める当金庫並びに連結され
る子会社の掛金拠出割合
(平成24年3月分)
0.2405%
③補足説明
上記①の差引額の主な要因は、年金財政
計算上の過去勤務債務残高 240,975百
万円であります。本制度における過去勤務
債務の償却方法は期間16年10ヶ月の元利
均等定率償却であり、
当金庫並びに連結さ
れる子会社は当連結会計年度の財務諸表
上、特別掛金47百万円を費用処理しており
ます。
なお、特別掛金の額は、
あらかじめ定
められた掛金率を掛金拠出時の標準給与
の額に乗じることで算定されるため、
上記②
の割合は当金庫並びに連結される子会社
の実際の負担割合とは一致しません。
12 役員退職慰労引当金は、
役員の退職慰労金の
支給に備えるため、内規に基づく当連結会計年
度末要支給額を計上しております。
13 睡眠預金払戻損失引当金は、
利益計上した睡
眠預金について預金者からの払戻請求による
支払に備えるため、過去の払戻実績に基づく将
来の払戻損失見込額を計上しております。 14 偶発損失引当金は、
信用保証協会への負担金
の支払に備えるため、将来の負担金支払見込
額を計上しております。
15 当金庫並びに連結される子会社の消費税及び
地方消費税の会計処理は、税込方式によって
おります。
16 当金庫の理事及び監事との間の取引による理
事及び監事に対する金銭債権総額 735百万円
17 有形固定資産の減価償却累計額 3,849百万円
18 連結貸借対照表に計上した固定資産のほか、
電子計算機及びその周辺機器については、所
有権移転外ファイナンス・
リース契約により使用し
ております。
19 貸出金のうち破綻先債権額は623百万円、
延滞
債権額は 28,201百万円であります。
なお、破綻先債権とは、元本又は利息の遅延が
相当期間継続していることその他の事由により
元本又は利息の取立て又は弁済の見込がない
ものとして未収利息を計上しなかった貸出金(貸
倒償却を行った部分を除く。以下「未収利息不
計上貸出金」
という。)
のうち、法人税法施行令
(昭和40年政令97号)第96条第1項第3号のイ
からホまでに掲げる事由又は同項第4号に規定
する事由が生じている貸出金であります。
また、延滞債権とは、未収利息不計上貸出金で
あって、破綻先債権及び債務者の経営再建又
は支援を図ることを目的として利息の支払を猶
予した貸出金以外の貸出金であります。
なお、
破
綻懸念先以下の債務者で未収利息が発生して
いない先であっても延滞債権として表示しており
ます。
20 貸出金のうち、
3ヶ月以上延滞債権額は173百万
円であります。
なお、3ヶ月以上延滞債権とは、元本又は利息の
支払が約定支払日の翌日から3ヶ月以上延滞し
ている貸出金で破綻先債権及び延滞債権に該
当しないものであります。
21 貸出金のうち、
貸出条件緩和債権額は724百万
円であります。
なお、貸出条件緩和債権とは、債務者の経営再
建又は支援を図ることを目的として、
金利の減免、
利息の支払猶予、元本の返済猶予、債権放棄
その他の債務者に有利となる取決めを行った貸
出金で破綻先債権、
延滞債権及び3ヶ月以上延
滞債権に該当しないものであります。
22 破綻先債権額、
延滞債権額、3ヶ月以上延滞債
権 額 及び貸出条 件 緩 和 債 権 額の合 計 額は
29,723百万円であります。
22 から■
25 に掲げた債権額は、貸倒引当金
なお、■
控除前の金額であります。
23 手形割引は、
業種別監査委員会報告第24号に
基づき金融取引として処理しております。
これに
より受け入れた銀行引受手形、商業手形、荷付
為替手形及び買入外国為替は、
売却又は
(再)
担保という方法で自由に処分できる権利を有し
ております。
また、
その額面の金額は3,913百万
円であります。
24 担保に供している資産は次のとおりであります。
担保に供している資産
有価証券
1,569百万円
定期預金
2,069百万円
担保資産に対応する債務
預金
6,930百万円
上記のほか、為替決済取引の担保として定期
預金7,000百万円を差し入れております。
(平成10年3月31日
25 土地の再評価に関する法律
公布法律第34号)
に基づき、
当金庫の事業用の
土地の再評価を行い、評価差額については、
当
該評価差額に係る税金相当額を「再評価に係
る繰延税金負債」
として負債の部に計上し、
これ
を控除した金額を「土地再評価差額金」
として
純資産の部に計上しております。
再評価を行った年月日 平成12年3月31日
同法律第3条第3項に定める再評価の方法
土地再評価に関する法律施行令(平成10
年3月31日公布政令第119号)第2条第4号
に定める地価税法に基づいて、奥行価格
補正等を行って算出。
同法律第10条に定める再評価を行った事業用
土地の当連結会計年度末における時価の合計
額と、
当該事業用土地の再評価後の帳簿価額
の合計額との差額1,422百万円
2013
26 出資1口当たりの純資産額 1,624円76銭
27 金融商品の状況に関する事項
(1) 金融商品に対する取組方針
当金庫グループは、
預金業務、
融資業務及び
市場運用業務などの金融業務を行っておりま
す。
このため、金利変動による不利な影響が
生じないように、資産及び負債の総合的管理
(ALM)
を行っております。
(2) 金融商品の内容及びそのリスク
当金庫グループが保有する金融資産は、
主と
して事業地区内のお客様に対する貸出金で
す。
また、有価証券は、主に債券及び株式等であ
り、満期保有目的、純投資目的及び事業推進
目的で保有しております。
これらは、
それぞれ
発行体の信用リスク及び金利の変動リスク、
市場価格の変動リスクに晒されております。一
方、
金融負債は主としてお客様からの預金で
あり、
流動性リスクに晒されております。
(3) 金融商品に係るリスク管理体制
①信用リスクの管理
当金庫グループは、
融資取扱規定及びリス
ク管理規定等に従い、貸出金について、個
別案件ごとの与信審査、与信限度額、信
用情報管理、保証や担保の設定、問題債
権への対応など与信管理に関する体制を
整備し運営しております。
これらの与信管
理は、
各営業店のほか審査部により行われ、
また、定期的に経営陣によるリスク管理統
括委員会、常勤役員会や理事会を開催し、
審議・報告を行っております。
さらに、
与信管
理状況については、監査部等がチェックし
ております。有価証券の発行体の信用リス
クに関しては、市場金融部において、信用
情報や時価の把握を定期的に行い管理し
ております。
②市場リスクの管理
〈ⅰ〉金利リスクの管理
当金庫グループは、
ALMによって金利の変
動リスクを管理しております。
ALM管理規
定、
リスク管理規定、市場リスク管理要領、
及び年度リスク管理方針等においてリスク
管理手法や限度枠、報告内容の詳細等を
明記しており、
これに基づいてALM委員
会、
リスク管理統括委員会、常勤役員会及
び理事会にて、
実施状況の把握と確認、
今
後の対応等について協議を行っております。
日常的には、
リスク統括部において金融資
産及び負債の金利や期間を総合的に把
握し、
VaR等によるリスク量の計測を行い、
金利の変動や感応度からリスクの増減要
因を分析し、
モニタリング結果を常勤役員
会等に報告しております。
(金利リスクに係る定量的情報)
当グループにおいて、主要なリスク変数で
ある金利リスクの影響を受ける主たる金融
商品は、運用勘定では「有価証券」のうち
「債券」、
「貸出金」、
「預け金」であり、調達
勘定では「定期性預金」、
「流動性預金」
です。
有価証券(債券)
および有価証券以外(貸
出金、預け金、定期性預金、流動性預金)
について、
VaRによる金利リスクの計測を行
なっています。
ただし、
VaRは過去の相場変動をベースに
統計的に算出した一定の発生確率におけ
る金利リスク量を計測しており、
通常では考
えられないほど市場環境が激変する状況
下でのリスク量は捕捉できない場合があり
ます。
イ.
債券
金利リスク量をVaRにより日次で計測し、
取得したリスク量と評価損の合算額が、
有価証券の市場リスク限度枠の範囲内
となるよう管理しております。当金庫グ
ループのVaRは分散共分散法(信頼区
間99%、観測期間240日、保有期間 満
期保有債券240日・その他保有債券60
日)
により算出しており、平成25年3月31日
(当事業年度の決算日)現在で当金庫グ
ループの有価証券における金利リスク量
(損失額の推計値)
は、
債券全体で1,842
百万円です。
※満期保有債券の保有期間は実態等
を考慮し、今年度より保有期間を60日か
ら240日に変更しました。
貸出金、預け金、定期性預金、流動性預金
ロ.
貸出金、預け金、定期性預金、流動性預
金における金利リスク量もVaRにより月次
で計測し、有価証券以外の金利リスク限
度枠の範囲内となるよう管理しておりま
す。
VaRの条件は有価証券と同一で、
分
散共分散法(保有期間60日、信頼区間
99%、
観測期間240日)
により算出しており、
平成25年3月31日
(当連結会計年度の決
算日)現在で当金庫の貸出金、預け金、
定期性預金、流動性預金における金利
リスク量は、
以下の通りです。
貸出金
856百万円
預け金
138百万円
定期性預金 185百万円
流動性預金 171百万円
〈ⅱ〉為替リスクの管理
当金庫グループは、為替リスクの影響を受
ける有価証券の保有はありませんが、為替
の変動リスクに関しては個別案件毎管理し
ており、
為替予約を利用して行っております。
〈ⅲ〉価格変動リスクの管理
有価証券を含む市場運用商品の保有につ
いては、
理事会監督の下、
余資運用規定に
従い行われております。市場金融部では事
前審査の下、市場運用商品の購入を行っ
ています。保有している株式の多くの部分
は、事業推進目的で保有しているものであ
り、
取引先の市場環境や財務状況などをモ
ニタリングしています。
また年度リスク管理
方針において、投資限度枠、
リスク限度枠、
損失限度枠、損切りルール等を定めており
ます。
リスク統括部では、年度リスク管理方
針及び市場リスク管理要領に基づいて、
市
場流通性のある株式等についてVaRによ
る価格変動リスクの計測を行っています。
価格変動リスクの継続的モニタリング結果
については、
ALM委員会、
リスク管理統括
委員会、
常勤役員会及び理事会にて協議・
報告を行い、価格変動リスクの軽減を図っ
ています。
(価格変動リスクに係る定量的情報)
当金庫グループにおいて、価格変動リスク
を計測している金融商品は株式、投資信
託及び信金中金優先出資です。
株式、
投資信託、
優先出資(信金中金)
価格変動リスク量をVaRにより日次で計測
し、取得したリスク量と評価損の合算額が、
有価証券の市場リスク限度枠の範囲内と
なるよう管理しております。当金庫グループ
のVaRは分散共分散法(保有期間60日、
信頼区間99%、
観測期間240日)
により算出
しており、平成25年3月31日
(当事業年度の
決算日)現在で当金庫グループの有価証
券における価格変動リスク量(損失額の推
計値)は、株式・優先出資84百万円、投資
信託525百万円、
合計で609百万円です。
ただし、
VaRは過去の相場変動をベースに
統計的に算出した一定の発生確率におけ
る価格変動リスク量を計測しており、
通常で
は考えられないほど市場環境が激変する
状況下でのリスク量は、捕捉できない場合
があります。
③資金調達に係る流動性リスクの管理
当金庫グループは、
ALMを通して、適時に
資金管理を行うほか、
市場環境を考慮した
長短の調達バランスの調整などによって、
流動性リスクを管理しております。
(4) 金融商品の時価等に関する事項についての
補足説明
金融商品の時価には、市場価格に基づく価
額のほか、市場価格がない場合には合理的
に算定された価額が含まれております。当該
価額の算定においては、一定の前提条件等
を採用しているため、
異なる前提条件等によっ
た場合、
当該価額が異なることもあります。
なお、金融商品のうち貸出金、預け金、預金
等については、簡便な計算により算出した時
価に代わる金額を開示しております。
28 金融商品の時価等に関する事項
平成25年3月31日における連結貸借対照表計上額、
時価及びこれらの差額は、
次のとおりであります。
(時価の算定方法については
(注1)参照)
なお、
時価を把握することが極めて困難と認められる非上場株式等は、
次表に含めておりません。
((注2)参照)
また、
重要性の乏しい科目については、
記載を省略しております。
連結貸借対照表計上額
(1)
預け金
(*1)
145,429
(2)
有価証券
155,609
売買目的有価証券
̶
満期保有目的の債券
34,583
その他有価証券
121,026
(3)
貸出金
(*1)
264,439
貸倒引当金
(*2)
△5,106
貸倒引当金控除後貸出金
259,333
金融資産計
560,372
(1)
預金積金
(*1)
(*3)
539,043
金融負債計
539,043
時価
145,562
156,967
̶
35,941
121,026
261,869
564,400
539,974
539,974
(単位:百万円)
差額
133
1,358
̶
1,358
̶
2,536
4,028
930
930
(*1)預け金、貸出金及び預金積金の「時価」には、
「簡便な計算により算出した時価に代わる金
額」
を記載しております。
(*2)貸出金に対応する一般貸倒引当金及び個別
貸倒引当金を控除しております。
(*3)外貨預金等150百万円を除いております。
50
連結ディスクロージャー
(注1)金融商品の時価等の算定方法
金融資産
(1)預け金
満期のない預け金については、時価は帳簿価額と近似していることから、
当該帳簿価額を時価としております。満期のある預け金については、市場金利(LIBOR、
スワップ)
で割り引いた現在価値を時価に代わる金額として記載しております。
(2)有価証券
株式は取引所の価格、
債券は取引所の価格又は取引金融機関から提示された価格によっております。
投資信託は、
公表されている基準価格によっております。
(3)貸出金
貸出金は、以下の①∼③の合計額から、貸出金に対応する一般貸倒引当金及び個別貸倒引当金を控除する方法により算定し、
その算出結果を時価に代わ
る金額として記載しております。
①破綻懸念先債権、
実質破綻先債権及び破綻先債権等、
将来キャッシュ・フローの見積りが困難な債権については、
連結貸借対照表中の貸出金勘定に
計上している金額
(貸倒引当金計上前の額。以下「貸出金計上額」
という。)
②①以外のうち、
変動金利によるものは貸出金計上額
③①以外のうち、
固定金利によるものは貸出金の期間に基づく区分ごとに、
元利金の合計額を市場金利(LIBOR、
スワップ)
で割り引いた価額
金融負債
(1)預金積金
要求払預金については、連結決算日に要求された場合の支払額(帳簿価額)
を時価とみなしております。
また、定期預金の時価は、一定期間ごとに区分して、将来の
キャッシュ・フローを割り引いて現在価値を算定し、
その算出結果を時価に代わる金額として記載しております。
その割引率は、市場金利(LIBOR、
スワップ)
を用いてお
ります。
(注2)時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品の連結貸借対照表計上額は次のとおりであり、
金融商品の時価情報には含まれてはおりません。
(単位:百万円) 29 有価証券の時価、評価差額等に関する事項は次のとおりであります。
こ
れらには、
「国債」、
「地方債」、
「社債」、
「株式」、
「その他の証券」が含
まれております。
連結貸借対照表
計上額
区分
37
137
60
198
関連法人株式(※1)
非上場株式(※1)
組合出資金(※2)
合計
(※1)関連法人等株式及び非上場株式については、
市場価格がなく、
時価を
把握することが極めて困難と認められることから時価開示の対象とはし
ておりません。
(※2)組合出資金のうち、
組合財産が非上場株式など時価を把握することが
極めて困難と認められるもので構成されているものについては、時価開
示の対象にはしておりません。
(注3)金銭債権及び満期のある有価証券の連結決算日後の償還予定額
(単位:百万円)
1年以内 1年超5年以内 5年超10年以内 10年超
̶
53,789
74,210
5,600
預け金
̶
14,605
70,444
66,018
有価証券
̶
1,661
6,592
26,329
満期保有目的の債券
その他有価証券のうち
満期があるもの
貸出金
合計
12,943
63,851
39,688
̶
54,951
69,489
49,483 53,047
123,345 214,143 121,101 53,047
(注4)預金積金の連結決算日後の返済予定額
(単位:百万円)
1年以内
1年超5年以内 5年超10年以内 10年超
預金積金(*) 397,366 138,786
123 2,766
合計
397,366 138,786
123 2,766
(*)預金積金のうち、要求払預金は「1年以内」に含めております。
51
●満期保有目的の債券
種類
債
券
国
地
社
そ の
小
債
国
時価が連結
貸借対照表
地
計上額を超
社
えないもの
そ の
小
合計
時価が連結
貸借対照表
計上額を超
えるもの
方
債
債
債
他
計
券
方
債
債
債
他
計
連結貸借対照表
計上額
31,677
̶
15,272
16,405
399
32,076
2,306
̶
̶
2,306
200
2,506
34,583
●その他有価証券
連結貸借対
照表計上額が
取得原価を超
えるもの
国
地
社
そ の
小
株
債
連結貸借対
国
照表計上額が
地
取得原価を超
社
えないもの
そ の
小
合計
式
券
方
債
債
債
他
計
式
券
方
他
計
時価
差額
33,436
̶
16,212
17,224
410
33,846
2,278
̶
̶
2,278
198
2,476
36,322
1,758
̶
940
818
10
1,769
△27
̶
̶
△27
△2
△30
1,738
(単位:百万円)
種類
株
債
(単位:百万円)
債
債
債
連結貸借対照表
計上額
28
115,142
26,569
28,522
60,049
1,959
117,130
268
3,436
199
499
2,737
190
3,895
121,026
取得原価
差額
25
112,514
25,586
27,858
59,069
1,714
114,254
326
3,468
199
499
2,769
190
3,985
118,239
3
2,627
982
664
980
245
2,876
△57
△32
△0
△0
△31
△0
△90
2,786
2013
30 当連結会計年度中に売却したその他有価証券は次のとおりであります。
(単位:百万円)
売却額
売却益の合計額 売却損の合計額
株
式
̶
56
57
債
券
2
436
25,700
国
債
1
104
10,924
地 方 債
0
140
5,953
社
債
0
191
8,822
そ の 他
̶
̶
̶
合 計
2
493
25,757
31 その他の金銭の信託は次のとおりであります。
その他の金銭の信託
取得原価
連結貸借対照表計上額
500
500
(単位:百万円)
評価差額
̶
32 当座貸越契約は、顧客からの融資実行の申し出を受けた場合に、契約上
規定された条件について違反がない限り、一定の限度額まで資金を貸付
けることを約する契約であります。
この契約に係る融資未実行残高は
78,808百万円であります。
このうち契約残存期間が1年以内のものが
18,814百万円あります。
なお、
これらの契約の多くは、融資実行されずに終了するものであるため、
融資未実行残高そのものが、
必ずしも当金庫並びに連結される子会社の
将来のキャッシュ・フローに影響を与えるものではありません。
これらの契約
の多くには、金融情勢の変化、債権の保全、及びその他相当の事由があ
るときは、
当金庫が実行申し込みを受けた融資の拒絶又は契約極度額の
減額をすることができる旨の条項が付けられております。
また、契約時にお
いて必要に応じて不動産等の担保を徴求するほか、
契約後も定期的に予
め定めている金庫内手続に基づき顧客の業況等を把握し、必要に応じて
契約の見直し、
与信保全上の措置を講じております。
33 当連結会計年度末の退職給付債務等は以下のとおりであります。
退職給付債務
未認識過去勤務差異 未認識数理計算上の差異
連結貸借対照表計上額の純額
退職給付引当金
1,249百万円
114百万円
△290百万円
1,072百万円
1,072百万円
それ
34 繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳は、
ぞれ以下のとおりであります。
(単位:百万円)
[繰延税金資産]
貸倒引当金
退職給付引当金
賞与引当金
減価償却費
その他
繰延税金資産小計
評価性引当額
繰延税金資産合計額
[繰延税金負債]
その他有価証券評価差額
固定資産圧縮積立金
その他
繰延税金負債合計額
繰延税金資産の純額
1,189
294
95
20
301
1,899
△923
976
770
18
0
788
187
■連結損益計算書注記事項
1 記載金額は千円未満を切り捨てて表示しております。
2 出資1口当たりの当期純利益金額 38円12銭
3 その他の経常費用には、信用保証協会責任共有制度関連費用180,933千円、貸
出債権売却損72,622千円を計上しております。
■連結・リスク管理債権及び連結・金融再生法に基づく開示債権
当金庫の子会社には該当となる債権がないため、
連結ベースの「リスク管理債権」
「金融再生法に基づく開示債権」は、
金庫単体ベースのものと同じ内容
になっております。
(本誌41∼42ページを参照ください。
)
■連結自己資本比率
(単位:百万円)
項目
平成24年度
平成23年度
(自己資本)
出資金
1,065
1,065
利益剰余金
29,587
30,357
基本的項目計(A)
30,652
31,423
土地の再評価額と再評価の直前の帳簿価額の差額の45%相当額
727
727
一般貸倒引当金
429
646
1,156
1,373
31,809
32,796
5,333
5,863
補完的項目計(B)
自己資本総額[(A)
+
(B)]
(C)
他の金融機関の資本調達手段の意図的な保有相当額
期限付劣後債務及び期限付優先出資並びにこれらに準ずるもの
控除項目不算入額
控除項目計(D)
自己資本額[(C)ー(D)]
(E)
(リスク・アセット等)
資産(オン・バランス)項目
オフ・バランス取引項目
オペレーショナルリスク相当額を8%で除して得た額
〔リスク・アセット等〕計(F)
4,020
4,550
△5,333
△ 5,863
−
−
31,809
32,796
184,150
186,060
3,281
3,107
16,550
16,228
203,982
205,395
T
i
er1比率(A/F)
15.02%
15.29
自己資本比率(E/F)
15.59%
15.96
■連結セグメント情報
連結会社の事業の占める割合は僅少であるため、
事業の種類別セグメント情報は記載しておりません。
52
バーゼルⅡへの取組み
バーゼルⅡとは、平成19年3月31日から実施された新しい自己資本比率規制のことです。
この規制は3つの柱から構成され、
*1
*2
第1の柱は「最低所要自己資本比率」
、
第2の柱は「金融機関の自己管理と監督上の検証」、
第3の柱は「市場規律」
です。
*1 最低所要自己資本比率
国内基準(4%以上)
と国際統一基準(8%以上)
の2つがあり、
当金庫は国内基準が適用される金融機関に該当します。
これはバーゼルⅡ実施前と同様、
最低所要自己資本比率が4%以上となります。
*2 市場規律
自己資本比率とその内訳、
各リスク量とその計算手法等についての情報開示が求められます。
定量的な開示項目のうち、
現在、
金庫が保有していない資産に関する項目については、
割愛している場合があります。
Ⅰ.単体における事業年度の開示事項
(1)自己資本の構成に関する事項
*本誌43ページを参照してください。
■自己資本調達手段の概要
当金庫の自己資本につきましては、
地域のお客さまによる
(普通)
出資金にて調達しております。
当金庫の平成25年3月末の自己資本額326億円は、
主に地域のお客さまからお預かりしている出資金10億円、
これまで
の利益から長年積み立ててきた特別積立金等316億円
(主な内訳:利益準備金10億円、
特別積立金287億円、
次期繰越
金3億円)
で構成されています。
(2)自己資本の充実度に関する事項
(単位:百万円)
平成23年度
項目
平成24年度
リスク・アセット
所要自己資本額
187,401
7,496
189,123
7,564
186,901
7,476
188,783
7,551
2,407
96
1,920
76
金融機関向け
36,126
1,445
38,880
1,555
法人等向け
60,159
2,406
59,491
2,379
中小企業等・個人向け
38,941
1,557
38,221
1,528
抵当権付住宅ローン
17,697
707
16,522
660
不動産取得等事業向け
15,559
622
15,918
636
304
12
829
33
3,679
147
3,726
149
250
10
250
10
98
3
90
3
16,606
664
16,244
649
イ.
信用リスクアセット・所要自己資本の額合計
①標準的手法が適用されるポートフォリオごとのエクスポージャー
ソブリン向け
三月以上延滞等
保証協会等保証付
②証券化エクスポージャー(オリジネーター以外の場合)
③複数の資産を裏付とする資産のうち、個々の資産把握が困難な資産
ロ.オペレーショナル・リスク
ハ.単体総所要自己資本額(イ+ロ)
リスク・アセット
8,160
所要自己資本額
8,214
(注)1. 所要自己資本の額=リスク・アセット×4%
2.「エクスポージャー」
とは、
資産(派生商品取引によるものを除く)並びにオフバランス取引及び派生商品取引の与信相当額です。
3.「ソブリン」
とは、
中央政府、
中央銀行、地方公共団体、我が国の政府関係機関、土地開発公社、地方住宅供給公社、地方道路公社、地方公営企業
等金融機構、外国の中央政府以外の公共部門(当該国内においてソブリン扱いになっているもの)、国際開発銀行、国際決済銀行、国際通貨基金、
欧州中央銀行、
欧州共同体、
信用保証協会及び漁業信用基金協会のことです。
4.「三月以上延滞等」
とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3カ月以上延滞している債務者に係るエクスポージャー及び「ソブリン向け」、
「金融機関向け」、
「法人等向け」においてリスク・ウェイトが150%になったエクスポージャーのことです。
5. オペレーショナル・
リスクは、
当金庫は基礎的手法を採用しています。
<オペレーショナル・
リスク
(基礎的手法)
の算定方法>
粗利益(直近3年間のうち正の値の合計額)×15%
直近3年間のうち粗利益が正の値であった年数
÷ 8%
6. 単体総所要自己資本額=単体自己資本比率の分母の額×4%
■自己資本の充実度に関する評価方法の概要
当金庫は、
長年にわたる利益の内部留保により自己資本を充実してまいりました。
自己資本の充実度に関しまして、
自己資本比率はもちろんのことTier1比率の状況についても、国内基準である4%を
上回っており、
経営の健全性・安全性を十分保っております。
将来の自己資本の充実策については、年度ごとに掲げる収支計画に基づいた業務推進を通じ、
そこから得られる利
益による資本の積上げを第一義的な施策として考えております。
53
2013
(3)信用リスクに関する事項
(証券化エクスポージャーを除く)
■リスク管理の方針及び手続きの概要
信用リスクとは、
お取引先の経営内容の悪化等により、
資産の価値が減少ないし消失し、
当金庫が損失を被るリスクのことです。
当金庫では、
資産の健全性の確保および不良債権発生防止のため、
営業推進部門・審査部門・監査部門をそれぞれ分離し、
相互牽制体制に基づく厳格
な審査・管理体制の維持に努めています。
信用リスクの評価につきましては、
貸出の審査・事後管理においてお取引先ごとに経営実態に応じた信用格付を行い、
信用リスクの計量化に
向けインフラ整備も含めた統計資料の蓄積を進めるとともに、
本部内に「企業支援部門」
を設置し、
経営改善等の支援を行うなど、
貸出資産の
質的向上にも努めています。
一連の信用リスク管理の状況については、
自己査定による債務者区分別、
業種別、
問題債権先の区分別、
与信集中抑制のため大口与信先
別など、様々な角度から管理を行い、
リスク管理統括委員会やALM委員会で協議検討を行うとともに、必要に応じて常勤役員会、理事会と
いった経営陣に対して報告する態勢を整備しております。
また、
貸出資産の健全性確保のため、
自己責任による資産査定を実施し、
これに基づき適切な償却・引当を行い、
その結果については監査
法人の監査を受けるなど、
適切な引当金計上に努めております。
□リスク
・ウェイトの判定に使用する適格格付機関等の名称
□エクスポージャーの種類ごとのリスク
・ウェイトの判定に使用する適格格付機関等の名称
リスク
・ウェイトの判定に使用する適格格付機関は原則として以下の4つの機関を採用しております。
なお、
エクスポージャーの種類ごとに適格格
付機関の使い分けは行っておりません。
①JCR
(日本格付研究所)
②R&I
(格付投資情報センター)
③S&P
(スタンダード&プアーズ)
④Moody’
s(ムーディーズ)
イ.
信用リスクに関するエクスポージャー及び主な種類別の期末残高<業種別及び残存期間別>
エクスポージャー
区分
業種区分
期間区分
製造業
農業、林業
漁業
鉱業、採石業、砂利採取業
建設業
電気・ガス・熱供給・水道業
情報通信業
運輸業、郵便業
卸売業、小売業
金融業、保険業
不動産業
物品賃貸業
学術研究、専門・技術サービス業
宿泊業
飲食業
生活関連サービス業、娯楽業
教育、学習支援業
医療、福祉
その他のサービス
国・地方公共団体等
個人
その他
業種別合計
1年以下
1年超3年以下
3年超5年以下
5年超7年以下
7年超10年以下
10年超
期間の定めのないもの
残存期間別合計
信用リスクエクスポージャー期末残高
貸出金、コミットメント及び
その他のデリバティブ以外
のオフ・バランス取引
23年度
46,701
90
2,430
109
28,083
4,530
649
22,581
36,167
197,857
33,133
3,596
2,150
1,104
3,708
7,146
1,141
8,035
10,676
78,504
76,667
15,977
581,046
140,797
84,125
60,833
53,508
78,761
107,141
55,879
581,046
24年度
23年度
24年度
債券
23年度
三月以上延滞
エクスポージャー
デリバティブ取引
24年度
45,524
910
45,769
43,477
2,022
90
−
82
82
−
2,430
−
2,562
2,562
−
109
−
142
142
−
26,854
1,130
28,113
26,906
1,109
1,853
2,676
4,015
1,711
2,304
226
412
707
266
431
4,834
17,747
26,522
4,351
22,171
32,987
3,162
35,144
31,667
3,461
4,324
51,478
200,668
4,813
47,915
32,198
908
31,291
30,657
607
2,895
700
3,741
2,937
804
2,150
−
2,179
2,179
−
1,104
−
1,339
1,339
−
3,708
−
3,477
3,477
−
7,042
−
6,658
6,556
−
734
407
1,187
778
409
7,313
722
8,141
7,119
1,021
10,465
201
11,268
11,057
201
10,962
67,411
83,879
12,546
71,203
76,667
−
74,678
74,678
−
−
−
17,100
−
−
588,674 274,480 269,308 147,868 153,663
33,517
16,888
114,099
31,725
14,685
12,590
24,905
108,555
11,064
23,280
19,164
38,068
73,783
20,842
48,341
24,121
29,387
45,969
22,312
23,657
40,453
38,308
83,273
39,574
43,698
310
105,155 106,830 105,155
−
37,802
−
57,837
38,633
−
588,674 274,480 269,308 147,868 153,663
23年度
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
(単位:百万円)
24年度
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
23年度
42
−
1
−
68
−
−
−
144
−
8
−
−
−
50
65
−
43
3
−
114
−
541
24年度
453
−
1
−
71
−
−
23
203
−
209
−
−
43
78
115
−
−
0
−
143
−
1,344
(注)1.「三月以上延滞エクスポージャー」
とは、
元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3カ月以上延滞しているエクスポージャーのことです。
2.上記の「その他」は、
裏付となる個々の資産の全部又は一部を把握することが困難な投資信託等および業種区分に分類することが困難なエクスポージャーです。具体的
には現金、
固定資産、
繰延税金資産等が含まれます。
3.業種別区分は日本標準産業分類の大分類に準じて記載しております。
※当金庫は、
国内の限定されたエリアにて事業活動を行っているため、
「地域別」の区分は省略しております。
54
バーゼルⅡへの取組み
ロ.
一般貸倒引当金、個別貸倒引当金の期末残高及び期中の増減額
*本誌45ページを参照してください。
ハ.
業種別の個別貸倒引当金及び貸出金償却の残高等
(単位:百万円)
個別貸倒引当金
業種区分
期首残高
当期減少額
当期増加額
目的使用
貸出金償却
期末残高
その他
23年度 24年度 23年度 24年度 23年度 24年度 23年度 24年度 23年度 24年度 23年度 24年度
製造業
267
656
656
778
39
7
228
649
656
778
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
82
8
8
4
65
−
16
8
8
4
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
80
89
89
304
−
13
80
75
89
304
−
2
電気・ガス・熱供給・水道業
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
情報通信業
−
−
−
0
−
−
−
−
−
−
−
−
運輸業、郵便業
0
6
6
25
−
−
0
6
6
25
−
−
卸売業、小売業
223
443
443
447
2
95
220
347
443
447
−
28
農業、林業
漁業
鉱業、採石業、砂利採取業
建設業
金融業、保険業
不動産業
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
18
37
37
172
−
0
18
37
37
172
−
−
物品賃貸業
0
0
0
0
−
−
0
0
0
0
−
−
学術研究、専門・技術サービス業
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
宿泊業
124
131
131
135
−
−
124
131
131
135
−
−
飲食業
87
100
100
77
−
−
87
100
100
77
−
−
生活関連サービス業、娯楽業
92
88
88
285
−
−
92
88
88
285
−
−
1
1
1
−
−
−
1
1
1
−
−
−
1,898 1,903 1,903 1,749
−
− 1,898 1,903 1,903 1,749
−
−
教育、学習支援業
医療、福祉
その他のサービス
8
166
166
286
−
2
8
164
166
286
−
−
国・地方公共団体等
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
108
108
108
150
10
14
97
93
108
150
−
−
39
39
39
40
−
−
39
39
39
40
−
−
3,034 3,784 3,784 4,460
118
134 2,915 3,650 3,784 4,460
−
30
個人
その他
合計
(注)業種別区分は日本標準産業分類の大分類に準じて記載しております。
※当金庫は、
国内の限定されたエリアにて事業活動を行っているため、
「地域別」の区分は省略しております。
ニ.
リスク・ウェイトの区分ごとのエクスポージャーの額等
告示で定める
リスク・ウェイト
区分(%)
0%
平成24年度
平成23年度
格付有り
格付無し
−
格付有り
139,591
格付無し
−
141,662
10%
−
59,290
−
52,838
20%
3,666
152,563
4,899
163,720
35%
−
46,583
−
42,898
50%
19,529
243
21,972
643
75%
−
56,648
−
55,394
100%
856
101,802
492
103,614
150%
−
256
−
538
350%
−
−
−
自己資本控除
−
−
−
合計
55
(単位:百万円)
エクスポージャーの額
581,046
(注)1.格付は適格格付機関が付与しているものに限
ります。
−
2.エクスポージャーは信用リスク削減手法適用後
−
のリスク・ウェイトに区分しています。
588,674
2013
(4)信用リスク削減手法に関する事項
信用リスク削減手法が適用されたエクスポージャー
信用リスク削減手法
ポートフォリオ
信用リスク削減手法が適用されたエクスポージャー
(単位:百万円)
適格金融資産担保
保 証
クレジット・デリバティブ
平成23年度
平成24年度
平成23年度
平成24年度
平成23年度
平成24年度
11,109
10,587
14,688
15,693
−
−
(注)当金庫は、
適格金融資産担保について簡便手法を用いています。
■信用リスク削減手法に関するリスク管理の方針及び手続きの概要
信用リスク削減手法とは、
金庫が抱える信用リスクを軽減化するための措置をいい、
具体的には、
預金担保、
有価証券担保、
保証などが該
当します。
当金庫では、
融資の取上げに際し、
資金使途・返済財源・財務内容・事業環境・経営者の資質など、
さまざまな角度から可否の判断を
しており、
担保や保証による保全措置は、
あくまでも補完的な位置づけとして認識しております。
したがって、
担保又は保証に過度に依存しない
ような融資の取上げ姿勢に徹しております。
ただし、
与信審査の結果、
担保又は保証が必要な場合には、
お客さまへの充分な説明と理解をい
ただいた上で、
ご契約いただくなど適切な取扱いに努めております。
当金庫が扱う担保には、
自金庫預積金・有価証券・不動産等、
保証には人的保証・信用保証協会保証・政府関係機関保証・民間保証等が
ありますが、
その手続きについては、
金庫が定める
「事務取扱要領」及び「不動産担保評価取扱要領」等により、
適切な事務取扱い及び適切
な評価を行っております。
また、
手形貸付・割引手形・証書貸付・当座貸越・債務保証・外国為替取引に関して、
お客さまが期限の利益を失われた場合には、
当該与信
取引の範囲において、預金相殺を用いる場合があります。
この際、信用リスク削減手法の一つとして、金庫が定める
「事務取扱要領」や各種
約定書等に基づき、
法的に有効である旨確認の上、
事前の通知や諸手続きを省略して払戻充当いたします。
なお、
バーゼルⅡで定められている信用リスク削減手法として当金庫が適用可能としている主な担保として自金庫預金積金・国債及び地方
債・上場株式等がありますが、
今回は自金庫預金積金のみを適用しています。
当金庫が適用可能としている主な保証には地方公共団体や政府保証と同様な信用度を持つ(公財)教育資金融資保証基金と金融機
また、
関エクスポージャー、大企業・中堅企業エクスポージャーとして適格格付機関が付与している格付により信用度を判定する㈱オリエントコーポ
(一社)
しんきん保証基金・上場会社等がありますが、
今回は地方公共団体と
(公財)教育資金融資保証基金・
(一社)
しん
レーション・三菱UFJニコス㈱・
きん保証基金を適用しています。
なお、信用リスク削減手法の適用に伴う信用リスクの集中に関しては、特に業種やエクスポージャーの種類に偏ることなく分散されており
ます。
(5)派生商品取引及び長期決済期間取引の取引相手のリスクに関する事項
与信相当額の算出に用いる方式
(単位:百万円)
平成24年度
平成23年度
カレントエクスポージャー方式 カレントエクスポージャー方式
グロス再構築コストの額
グロス再構築コストの額及びグロスのアドオン合計額から担保による
信用リスク削減手法の効果を勘案する前の与信相当額を差し引いた額
0
0
0
1
(単位:百万円)
担保による信用リスク削減手法の 担保による信用リスク削減手法の
効果を勘案する前の与信相当額 効果を勘案した後の与信相当額
平成23年度 平成24年度 平成23年度 平成24年度
①派生商品取引合計
0
1
0
1
平成23年度
担保の種類別の額
−
平成24年度
−
−
−
−
( )外国為替関連取引
0
1
0
1
プロテクションの購入 プロテクションの提供
( )金利関連取引
−
−
−
−
平成23年度 平成24年度 平成23年度 平成24年度
( )金関連取引
−
−
−
−
( )株式関連取引
−
−
−
−
( )貴金属(金を除く)関連取引
−
−
−
−
( )その他コモディティ関連取引
−
−
−
−
( )クレジット・デリバティブ
与信相当額算出の対象となる
クレジット・デリバティブの種類別
想定元本額
−
−
−
−
−
−
−
−
−
平成23年度 平成24年度
−
−
−
−
②長期決済期間取引
−
−
−
−
信用リスク削減手法の効果を勘案するために
合計
0
1
0
1
用いているクレジット・デリバティブの想定元本額
−
−
(注)
グロス再構築コストの額は、
0を下回らないものに限っています。
56
バーゼルⅡへの取組み
■派生商品取引及び長期決済期間取引の取引相手のリスクに関するリスク管理の方針及び手続の概要
当金庫では、
お客さまの外国為替等に係るリスクヘッジにお応えすることを目的に派生商品取引を取扱っております。具体的な派生商品取
引は為替先物予約取引があります。派生商品取引には、
市場の変動により損失を受ける可能性のある市場リスクや、
取引の相手方が支払不
能になることにより損失を受ける可能性のある信用リスクが内包されております。市場リスクへの対応は、
派生商品取引により受けるリスクと保
有する資産・負債が受けるリスクが相殺される形で管理しております。
また、
信用リスクへの対応として、
お客さまとの取引については、
総与信取引における保全枠との一体的な管理により与信判断を行うことでリ
スクを限定しており、
適切な保全措置を講じております。
そのため、
当該取引に対する個別担保による保全や引当の算定は、
特段、
行っておりま
せん。以上により当該取引にかかる市場リスク及び信用リスク、
双方とも適切な管理に努めております。
なお、
長期決済期間取引及び有価証券関連取引の派生商品取引は該当ありません。
(6)証券化エクスポージャーに関する事項
■リスク管理の方針及び手続きの概要
当金庫における証券化取引は投資業務に限定されております。投資業務は、
有価証券投資の一環として捉え、
リスクの認識については、
市場動向、
裏付資産の状況、時価評価及び適格格付機関が付与する格付情報などにより把握するとともに、必要に応じて常勤役員会等に諮り、適切なリスク
管理に努めております。
また、
証券化商品への投資は、
有価証券における運用計画で決定した投資枠内での取引に限定するとともに、
取引にあたっ
ては、
当金庫が定める
「余資運用規定」等に基づき、
投資対象を一定以上の信用力を有するものとする等、
適正な運用・管理を行っています。
□証券化エクスポージャーについて、
信用リスク・アセットの額の算出に使用する方式の名称
当金庫は標準的手法を採用しております。
□証券化取引に関する会計方針
当該取引にかかる会計処理については、
当金庫が定める
「余資運用事務取扱要領」及び日本公認会計士協会の「金融商品会計に関する実務
指針」に従った、
適正な処理を行っております。
□証券化エクスポージャーの種類ごとのリスク・ウェイトの判定に使用する適格格付機関の名称
証券化エクスポージャーのリスク・ウェイトの判定に使用する適格格付機関は原則として以下の4つの機関を採用しています。
なお、
投資の種類ごと
に適格格付機関の使い分けは行っておりません。
①JCR
(㈱日本格付研究所)
②R&I
(㈱格付投資情報センター) ③S&P(スタンダード&プアーズ) ④Moody’
s(ムーディーズ)
イ.
オリジネーターの場合
*当金庫には該当取引がありません。
ロ.
投資家の場合
①保有する証券化エクスポージャーの額及び主な原資産の種類別の内訳
(単位:百万円)
a.
証券化エクスポージャー
(再証券化エクスポージャーを除く)
平成23年度
オンバランス取引
証券化エクスポージャーの額
信用金庫劣後ローン・優先出資
平成24年度
オフバランス取引
オンバランス取引
オフバランス取引
500
ー
500
ー
500
ー
500
ー
b.
再証券化エクスポージャー
※当金庫には該当取引がありません。
②保有する証券化エクスポージャーの適切な数のリスク・ウェイトの区分ごとの残高及び所要自己資本の額等
a.
証券化エクスポージャー
(再証券化エクスポージャーを除く)
(単位:百万円)
エクスポージャー残高
所要自己資本の額
告示で定める
平成23年度
平成23年度
平成24年度
平成24年度
リスク・ウエイト区分
(%)
オンバランス取引 オフバランス取引 オンバランス取引 オフバランス取引 オンバランス取引 オフバランス取引 オンバランス取引 オフバランス取引
20%
−
−
−
−
−
−
−
−
50%
500
−
500
−
10
−
10
−
100%
−
−
−
−
−
−
−
−
350%
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
( )
カードローン
−
−
−
−
−
−
−
−
( )住宅ローン
−
−
−
−
−
−
−
−
( )自動車ローン
−
−
−
−
−
−
−
−
自己資本控除
(注)1. 所要自己資本の額=エクスポージャー残高×リスク・ウェイト×4%
2.( )
∼
( )
は、
自己資本から控除した証券化エクスポージャーの原資産の種類別の内訳
b.
再証券化エクスポージャー
※当金庫には該当取引がありません。
57
2013
③保有する再証券化エクスポージャーに対する信用リスク削減手法の適用の有無及び保証人に適用されるリスク・ウェイトの区分ごとの内訳
※当金庫には該当取引がありません。
④証券化エクスポージャーに関する経過措置の適用により算出される信用リスク・アセットの額
(単位:百万円)
信用リスク・アセットの額
平成23年度
平成24年度
−
−
経過措置適用後の証券化エクスポージャー
(注)経過措置とは、
自己資本比率告示附則第15条において、
平成18年3月末において保有する証券化エクスポージャーの信用リスク・アセットの額について、
当
該証券化エクスポージャーの保有を継続している場合に限り、
平成26年6月30日までの間、
当該証券化エクスポージャーの原資産に対して新告示を適用し
た場合の信用リスク・アセットの額と旧告示を適用した場合の信用リスク・アセットの額のうち、
いずれか大きい額を上限とすることができること。
(7)出資等エクスポージャーに関する事項
イ.
出資等エクスポージャーの貸借対照表計上額等
(単位:百万円)
その他有価証券・出資金で時価のないもの
その他有価証券で時価のあるもの
区分
上場株式等
非上場株式等
合計
取得原価
貸借対照表
(償却原価)
計上額
評価差額*
うち益
貸借対照表計上額
うち損
平成23年度
517
474
△ 42
20
63
平成24年度
517
489
△ 27
29
57
−
平成23年度
−
−
−
−
−
2,029
−
平成24年度
−
−
−
−
−
2,021
平成23年度
517
474
△ 42
20
63
2,029
平成24年度
517
489
△ 27
29
57
2,021
(注)貸借対照表計上額は、
期末日における市場価格等に基づいております。
上場株式等には、
上場優先出資を含んでおります。
また、
非上場株式等には、
非上場の出資を含んでおります。
*貸借対照表で認識され、
かつ、
損益計算書で認識されない評価損益の額
ロ.
子会社株式及び関連会社株式の
貸借対照表計上額等
貸借
対照表
計上額
区分
(単位:百万円)
時価
差額
ハ.
出資等エクスポージャーの売却及び
(単位:百万円)
償却に伴う損益の額
売却額
区分
うち益 うち損
売却益 売却損
株式等
償却
子会社・
平成23年度
10
10
−
−
−
出資等エクス
平成23年度
−
−
−
−
子法人等株式
平成24年度
10
10
−
−
−
ポージャー
平成24年度
57
56
−
1
平成23年度
1
1
−
−
−
関連法人等株式
合計
平成24年度
1
1
−
−
−
平成23年度
11
11
−
−
−
平成24年度
11
11
−
−
−
■銀行勘定における出資その他これに類するエクスポージャー又は株式等エクスポージャーに関するリスク管理の方針及び手続の概要
上場株式、
上場優先出資証券、
株式関連投資信託にかかるリスクの認識については、
時価評価及び時価が43%下落した場合を想定したストレステ
スト等により当金庫の抱える市場リスクの状況や、
保有枠等の遵守状況を、
担当役員に報告するとともに、
定期的にALM委員会やリスク管理統括委員
会へ報告しています。
一方、
非上場株式、
子会社・関連会社、
政策投資株式、
その他ベンチャーファンド又は投資事業組合への出資金に関しては、
常勤役員会等の承認
に基づき、
適正な取扱いを行っております。
また、
財務諸表や運用報告を基にした定期的なモニタリングを実施し、
その状況について適宜、
経営陣へ報
告を行う等、
適切なリスク管理に努めております。
なお、
当該取引にかかる会計処理については、
当金庫が定める
「余資運用事務取扱要領」及び日本公認会計士協会の「金融商品会計に関する実務
指針」に従った、
適正な処理を行っております。
(8)金利リスクに関する事項
(単位:百万円)
運用勘定
区分
貸出金
有価証券等
預け金
その他
運用勘定合計
調達勘定
金利リスク量
平成23年度 平成24年度
区分
区分
金利リスク量
平成23年度 平成24年度
948
588 定期性預金
1,088
351
878 要求払預金
649
258
0
0
1,736
609
3
2,511
210 その他
0
1,676 調達勘定合計
平成23年度
平成24年度
775
1,067
自己資本額(Tier1+T
i
er2)
31,671
32,655
アウトライヤー比率(*1)
2.447%
3.267%
銀行勘定の金利リスク量
1,056
503
(単位:百万円)
*1 アウトライヤー比率とは、金利リスク量÷自己資本額(Ti
er1+Ti
er2)
で算定されます。
なお、
金利リスク量は、
運用勘定の金利リス
ク量と調達勘定の金利リスク量を相殺して算定しております。
(注)貸出金にコールローンを含んでおります。
(注)割引金利は国債金利を使用しております。
58
バーゼルⅡへの取組み
■銀行勘定における金利リスクに関するリスク管理の方針及び手続の概要
銀行勘定における金利リスクとは、預積金、貸出金、有価証券等々の資産・負債が市場金利の変動(金利ショック)
によって受ける資産価値の変動や、将来の収益に影響を及ぼすリスクをいいます。
当金庫においては、
これらについて定期的に計測・評価を行い、適宜、対応を講じる態勢としています。
具体的には、一定の金利ショックを想定した場合の銀行勘定の金利リスク
(99%タイル値・1%タイル値(*1))
を計測し、
自己資本対比のモニタリングを行い、ALM委員会で協議検討をするとともに、必要に応じて経営陣へ報告する等、
資産・負債の最適化に向けたリスク・コントロールに努めております。
□銀行勘定における金利リスクの算定手法の概要
銀行勘定の金利リスク算定の前提条件は、以下の定義に基づき算定しています。
(1)計測手法 金利ラダー方式
(2)計測対象 預積金、貸出金、有価証券、預け金、
その他金利に感応すると判断される資産・負債
(3)
コア預金(*2)
◆対象:流動性預金全般(当座預金、普通預金、貯蓄預金等)
◆算定方法:①過去5年の最低残高
②過去5年間の最大年間流出量を現残高から差し引いた残高
③現残高の50%相当額
以上のうち、最少の額を上限とする。
◆割振り方法:5年以内の各期間帯へ均等に、満期が平均2.5年となるように配分する。
(4)金利ショック幅 99%タイル値・1%タイル値
(5)
リスク計測頻度 月次(前月末基準)
*1 99%タイル値・1%タイル値とは、過去6年間(1年間を240営業日、
1,
440個のデータ)
の日次データを金利期間帯ごとに240営業日前と
の金利変化(差分)
を算出し、得られた5年間分のデータ
(1,
200個)
を昇順に並び換えたときに、上から12番目にあるデータを1%タイル
値、下から12番目にあるデータを99%タイル値といいます。
*2
引き出されることなく長期間に亘り
コア預金とは、明確な金利改定間隔がなく、預金者の要求によって随時払出される要求払預金のうち、
金融機関に滞留する預金のことをいいます。
(9)オペレーショナル・リスクに関する事項
■オペレーショナル・リスクの管理の方針及び手続の概要
当金庫では、
オペレーショナル・リスクを金庫の業務の過程、役職員の活動若しくはシステムが不適切であること又は外
生的な事象により損失を被るリスク、及び金庫が
「オペレーショナル・リスク」
と定義したリスクとしています。
当金庫は、
オペレーショナル・リスクについて、事務リスク、
システムリスク、法務リスク、人的リスク、有形資産リスク、風
評リスクを含む幅広いリスクと考え、
リスク管理体制や管理方法に関する基本方針をそれぞれのリスクについて定めて
おります。
リスクの計測に関しましては、
当面、基礎的手法を採用することとし、態勢を整備しております。
また、
これらリスクに関しましては、
リスク管理統括委員会等、各種委員会において、協議・検討するとともに、必要に応じて
理事会等に報告する態勢を整備しております。
□オペレーショナル・リスク相当額の算出に使用する手法の名称
当金庫は新BIS規制(バーゼルⅡ)
における基礎的手法を採用しております。
新BIS規制における基礎的手法では、過去3年間の業務粗利益の平均値に一定の掛け目
(15%)
を乗じた額をオペレー
ショナル・リスク相当額としています。
59
2013
Ⅱ.連結における事業年度の開示事項
(1)連結の範囲に関する次に掲げる事項
1.連結グループに属する会社と連結の範囲に含まれる会社
連結グループに属する会社
2社
連結の範囲に含まれる会社
2社
2.連結グループのうち、
連結子会社の数並びに主要な連結子会社の名称及び主要な業務の内容
1社 詳細は47ページを参照してください。
(2)自己資本の構成に関する事項
*52ページを参照してください。
■自己資本調達手段の概要
当金庫の連結自己資本につきましては、連結子会社が100%子会社のため地域のお客さまによる
(普通)出資金にて
調達しております。
当金庫の平成25年3月末の連結自己資本額327億円は、
主に地域のお客さまからお預かりしている出資金10億円、
こ
れまでの利益から長年積み立ててきた利益剰余金等317億円で構成されています。
(3)自己資本の充実度に関する事項
(単位:百万円)
平成23年度
項目
平成24年度
リスク・アセット
所要自己資本額
187,432
7,497
189,167
7,566
186,932
7,477
188,826
7,553
2,407
96
1,920
76
金融機関向け
36,126
1,445
38,880
1,555
法人等向け
60,159
2,406
59,491
2,379
中小企業等・個人向け
38,941
1,557
38,221
1,528
抵当権付住宅ローン
17,697
707
16,522
660
不動産取得等事業向け
15,559
622
15,918
636
304
12
829
33
3,679
147
3,726
149
250
10
250
10
98
3
90
3
664
16,228
イ.信用リスクアセット・所要自己資本の額合計
①標準的手法が適用されるポートフォリオごとのエクスポージャー
ソブリン向け
三月以上延滞等
保証協会等保証付
②証券化エクスポージャー(オリジネーター以外の場合)
③複数の資産を裏付とする資産のうち、個々の資産把握が困難な資産
ロ.オペレーショナル・リスク
16,606
ハ.連結総所要自己資本額(イ+ロ)
リスク・アセット
8,161
所要自己資本額
649
8,215
(注)1. 所要自己資本の額=リスク・アセットの額×4%
2.
「エクスポージャー」
とは、
資産(派生商品取引によるものを除く)並びにオフバランス取引及び派生商品取引の与信相当額です。
3.
「ソブリン」
とは、
中央政府、
中央銀行、
地方公共団体、
我が国の政府関係機関、
土地開発公社、
地方住宅供給公社、
地方道路公社、
外国の中央政府
以外の公共部門(当該国内においてソブリン扱いになっているもの)
、
国際開発銀行、
国際決済銀行、
国際通貨基金、
欧州中央銀行、
欧州共同体、
信
用保証協会及び漁業信用基金協会のことです。
4.
「三月以上延滞等」
とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3ヵ月以上延滞している債務者に係るエクスポージャー及び「ソブリン向け」、
「金融機関向け」、
「法人等向け」においてリスク・ウエイトが150%になったエクスポージャーのことです。
5. オペレーショナル・
リスクは、
当金庫は基礎的手法を使用しています。
<オペレーショナル・
リスク
(基礎的手法)
の算定方法>
粗利益(直近3年間のうち正の値の合計額)
×15%
直近3年間のうち粗利益が正の値であった年数
÷ 8%
6. 連結総所要自己資本額=連結自己資本比率の分母の額×4%
60
バーゼルⅡへの取組み
■連結グループの自己資本の充実度に関する評価方法の概要
当金庫及び連結される会社では、
長年にわたる利益の内部留保により自己資本を充実してまいりました。
連結グループの自己資本の充実度に関しまして、
自己資本比率はもちろんのことTier1比率の状況についても、
国内基
準である4%を上回っており、
経営の健全性・安全性を十分保っております。
一方、
将来の自己資本充実策については、
金庫及び連結される会社それぞれが、
年度ごとに掲げる収支計画に基づ
いた業務推進を通じ、
そこから得られる利益による資本の積上げを第一義的な施策として考えております。
(4)信用リスクに関する事項
(証券化エクスポージャーを除く)
□リスク管理の方針及び手続きの概要
*単体に準じます。
□リスク・ウェイトの判定に使用する適格格付け機関等の名称
*単体と同様です。
□エクスポージャーの種類ごとのリスク・ウェイトの判定に使用する適格格付け機関等の名称
*単体に準じます。
イ.
信用リスクに関するエクスポージャー及び主な種類別の期末残高<業種別及び残存期間別>
エクスポージャー
区分
業種区分
期間区分
信用リスクエクスポージャー期末残高
貸出金、コミットメント及
びその他のデリバティブ
以外のオフ・バランス取引
債券
デリバティブ取引
(単位:百万円)
三月以上延滞
エクスポージャー
23年度 24年度 23年度 24年度 23年度 24年度 23年度 24年度 23年度 24年度
2,022
42
−
製造業
910
−
453
46,701 45,769 45,524 43,477
90
82
82
−
−
−
農業、林業
−
−
−
90
2,430
2,562
2,562
−
1
−
漁業
−
−
1
2,430
109
142
142
−
−
−
鉱業、採石業、砂利採取業
−
−
−
109
1,109
68
−
建設業
1,130
−
71
28,083 28,113 26,854 26,906
1,853
4,015
1,711
2,304
−
−
電気・ガス・熱供給・水道業
2,676
−
−
4,530
226
707
266
431
−
−
情報通信業
412
−
−
649
4,834
4,351 17,747 22,171
−
−
運輸業、郵便業
−
23
22,581 26,522
3,461
144
−
卸売業、小売業
3,162
−
203
36,167 35,144 32,987 31,667
4,324
4,813 51,478 47,915
−
−
金融業、保険業
−
−
197,890 200,704
607
8
−
不動産業
908
−
209
33,133 31,291 32,198 30,657
2,895
3,741
2,937
804
−
−
物品賃貸業
700
−
−
3,596
2,150
2,179
2,179
−
−
−
−
学術研究、専門・技術サービス業
−
−
2,150
1,104
1,339
1,339
−
−
−
−
宿泊業
−
43
1,104
3,708
3,477
3,477
−
50
−
−
飲食業
−
78
3,708
7,042
6,658
6,556
−
65
−
−
−
生活関連サービス業、娯楽業
115
7,146
734
1,187
778
409
−
−
407
−
教育、学習支援業
−
1,141
7,313
8,141
7,119
1,021
43
−
722
−
医療、福祉
−
8,035
201
3
−
201
−
その他のサービス
0
10,666 11,258 10,465 11,057
−
−
−
国・地方公共団体等
−
78,504 83,879 10,962 12,546 67,411 71,203
−
114
−
−
−
個人
143
76,667 74,678 76,667 74,678
−
−
−
−
−
−
−
その他
−
15,985 17,118
541
−
−
業種別合計
1,344
581,076 588,717 274,480 269,308 147,868 153,663
−
−
1年以下
140,797 114,099 33,517 31,725 16,888 14,685
−
−
1年超3年以下
84,125 108,555 12,590 11,064 24,905 23,280
−
−
3年超5年以下
60,833 73,783 19,164 20,842 38,068 48,341
−
−
5年超7年以下
53,508 45,969 24,121 22,312 29,387 23,657
−
−
7年超10年以下
78,761 83,273 40,453 39,574 38,308 43,698
−
−
310
−
10年超
107,141 105,155 106,830 105,155
−
−
−
−
期間の定めのないもの
55,909 57,880 37,802 38,633
−
−
残存期間別合計
581,076 588,717 274,480 269,308 147,868 153,663
(注)1.
「三月以上延滞エクスポージャー」
とは、
元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3カ月以上延滞しているエクスポージャーのことです。
2.
上記の「その他」は、裏付となる個々の資産の全部又は一部を把握することが困難な投資信託等および業種区分に分類することが困難なエクス
ポージャーです。具体的には現金、
固定資産、
繰延税金資産等が含まれます。
3.
業種別区分は日本標準産業分類の大分類に準じて記載しております。
※当金庫は、
国内の限定されたエリアにて事業活動を行っているため、
「地域別」の区分は省略しております。
61
2013
ロ.
一般貸倒引当金、個別貸倒引当金の期末残高及び期中の増減額
*単体と同様です。
ハ.
業種別の個別貸倒引当金及び貸出金償却の残高等
*単体と同様です。
ニ.
リスク・ウェイトの区分ごとのエクスポージャーの額等
告示で定める
リスク・ウェイト
区分(%)
(単位:百万円)
エクスポージャーの額
平成24年度
平成23年度
格付有り
格付有り
格付無し
格付無し
0%
−
139,593
−
10%
−
59,292
−
52,838
20%
3,688
152,565
4,899
163,720
35%
−
46,585
−
42,898
50%
19,531
244
21,972
643
75%
−
56,650
−
55,394
100%
857
101,834
492
103,657
150%
−
257
−
538
350%
−
−
−
−
自己資本控除
−
−
−
合計
581,076
141,662
−
588,717
(注)1.格付は適格格付機関が付与しているものに限ります。
2.エクスポージャーは信用リスク削減手法適用後のリスク・ウェイトに区分しています。
(5)信用リスク削減手法に関する事項
信用リスク削減手法が適用されたエクスポージャー
*単体と同様です。
(6)派生商品取引及び長期決済期間取引の取引相手のリスクに関する事項
*単体と同様です。
(7)証券化エクスポージャーに関する事項
□リスク管理の方針及び手続きの概要
*単体に準じます。
□証券化エクスポージャーについて、
信用リスク・アセットの額の算出に使用する方式の名称
*単体に準じます。
□証券化取引に関する会計方針
*単体に準じます。
□証券化エクスポージャーの種類ごとのリスク・ウェイトの判定に使用する適格格付機関の名称
*単体に準じます。
イ.
連結グループがオリジネーターの場合
*該当取引はありません。
ロ.
連結グループが投資家の場合
*単体と同様です。
62
バーゼルⅡへの取組み
(8)出資等エクスポージャーに関する事項
イ.
出資等エクスポージャーの貸借対照表計上額等
区分
上場株式等
非上場株式等
合計
(単位:百万円)
その他有価証券で時価のあるもの
平成23年度
平成24年度
平成23年度
平成24年度
平成23年度
平成24年度
取得原価
(償却原価)
517
517
−
−
517
517
貸借対照表
計上額
474
489
−
−
474
489
評価差額
その他有価証券・出資金で時価のないもの
うち益
20
29
−
−
20
29
△42
△27
−
−
△42
△27
貸借対照表計上額
うち損
63
57
−
−
63
57
−
−
2,029
2,021
2,029
2,021
(注)貸借対照表計上額は、
期末日における市場価格等に基づいております。
上場株式等には、
上場優先出資を含んでおります。
また、
非上場株式等には、
非上場の出資を含んでおります。
ロ.
子会社株式及び関連会社株式の貸借対照表計上額等
区分
貸借対照表計上額
子会社・子法人等株式
関連法人等株式
合計
時価
(単位:百万円)
差額
うち益
うち損
平成23年度
−
−
−
−
−
平成24年度
−
−
−
−
−
平成23年度
34
34
−
−
−
平成24年度
37
37
−
−
−
平成23年度
34
34
−
−
−
平成24年度
37
37
−
−
−
(注)時価は、
期末日における市場価格等に基づいております。
ハ.
出資等エクスポージャーの売却及び償却に伴う損益の額
*単体と同様です。
■銀行勘定における出資その他これに類するエクスポージャー又は株式等エクスポージャーに関するリスク管理の
方針及び手続の概要
*単体に準じます。
(9)金利リスクに関する事項
(単位:百万円)
(単位:百万円)
運用勘定
区分
貸出金
有価証券等
金利リスク量
平成23年度 平成24年度
区分
区分
金利リスク量
銀行勘定の金利リスク量
平成23年度 平成24年度
948
588 定期性預金
1,088
351
1,056
878 要求払預金
648
257
預け金
503
その他
3
運用勘定合計
調達勘定
2,511
210 その他
0 調達勘定合計
0
0
1,736
609
1,676
(注)貸出金にコールローンを含んでおります。
(注)
割引金利は国債金利を使用しております。
(10)オペレーショナル・リスクに関する事項
□オペレーショナル・
リスクの管理の方針及び手続の概要
*単体に準じます。 □オペレーショナル・
リスク相当額の算出に使用する手法の名称
*単体に準じます。
63
平成23年度
平成24年度
775
1,067
自己資本額(Tier1+T
i
er2)
31,809
32,797
アウトライヤー比率
2.436%
3.253%
2013
店舗
■店舗一覧 (平成25年7月現在)
ホン テン
チュウ オウ
コ
ガワ
イシ
ヅ
3 小川支店
4 石津支店
■店舗配置(平成25年7月現在)
425-0027 焼津市栄町3丁目5番14号
054-628-8171
425-0022 焼津市本町4丁目10番28号
054-628-3151
425-0043 焼津市石津中町12番地の17
054-624-2101
426-0018 藤枝市本町2丁目2番33号
054-641-0700
フジ エダ カミ
426-0025 藤枝市藤枝3丁目1番29号
054-641-0720
426-0037 藤枝市青木2丁目35番25号
054-641-1450
5 藤枝支店
6 藤枝上支店
フジ エダ エキ
7 藤枝駅支店
8 岡部支店
ベ
シズ オカ
9 静岡支店
10 静岡南支店
シズ オカ ミナミ
ヤイ
ヅ
オサ
ダ
ハ
トリ
ヤイ
ヅ
ニシ
11 焼津西支店
12 長田支店
13 羽鳥支店
14 焼津北支店
キタ
425-0036 焼津市西小川1丁目12番地の7 054-627-0178
054-623-0111
421-0218 焼津市下江留650番地の1
054-622-3511
オオ イ
ガワ
ス
426-0041 藤枝市高柳4丁目16番12号
054-635-6111
ハイ バラ
421-0421 牧之原市細江3706番地の1
0548-22-5481
ヨシ
ダ
421-0301 榛原郡吉田町住吉109番地の2 0548-32-8311
ニシ
コ
24 吉田支店
25 西小川支店
ガワ
425-0036 焼津市西小川4丁目2番地の5 054-628-9111
タ
線
19
焼津市
24
吉田町
150
23
ナカ
オオ ジマ
425-0066 焼津市大島735番地の172
オオ ズミ
425-0046 焼津市三右衛門新田632番地の1 054-623-6600
28 大島支店
29 大住支店
タ
4
18・B
28
牧之原市
26 いかるみ支店 426-0015 藤枝市五十海4丁目18番8号 054-645-1611
27 田中支店
426-0016 藤枝市郡1131番地の1
054-645-0100
3
ジリ
054-623-5500
054-625-0311
425-8501 焼津市五ヶ堀之内987番地
054-629-1121
(B) 総合相談センター 425-0045 焼津市祢宜島403番地の3
054-623-1123
(C) 藤枝相談プラザ 426-0037 藤枝市青木2丁目35番25号
054-641-1510
サンデーバンキング実施店
東
海
道
新
幹
線
425-0052 焼津市田尻405番地の1
30 田尻支店
(A) 本部
静岡市
道
速
高
名
東
名
東
新
路
道
速
高
草
13
9
岡
東
薙 16
線
本
道
海
静
150
10
1
川
スーパー富士屋 田尻北店
松坂屋 静岡店
ウインダーランド 茶町店
藤岡ATMコーナー
富士山静岡空港ターミナルビル
JR名古屋駅桜通口
中部国際空港(セントレア)
藤枝市役所
藤枝市立総合病院
榛原総合病院
焼津市役所
焼津市立総合病院
安倍
エスポット 藤枝店
フードマーケット・マム 羽鳥店
サークルK 大井川利右衛門店
サークルK 焼津八楠店
ハックドラッグ 藤枝店
ザ・コンボグランリバー大井川店
KOマート 志太店
スーパー田子重 小川店
スーパー田子重 下川原店
スーパー田子重 田尻店
スーパー田子重 登呂田店
スーパー田子重 西焼津店
スーパー富士屋 高洲店
路
■店舗外キャッシュコーナー(平成25年7月現在)
水
タカ
2
25
29
幹
道
20 豊田支店
425-0076 焼津市小屋敷342番地の1
054-629-1120
21 さかなセンター支店 425-0091 焼津市八楠4丁目13番地の7 054-628-5141
1
30
新
海
東
津
11
東
ダ
22 高洲支店
23 榛原支店
焼
A
22
線
海道本
東
名
高
速
道
路
425-0045 焼津市祢宜島403番地の3
トヨ
17
054-629-1551
054-635-1211
20 14
西焼津
藤枝
421-1215 静岡市葵区羽鳥4丁目4番15号 054-278-1131
426-0067 藤枝市前島2丁目29番12号
オオトミ
27
7・C
421-0115 静岡市駿河区みずほ1丁目7番地の4 054-259-7121
424-0884 静岡市清水区草薙一里山4番15号 054-346-9711
18 大富支店
19 大井川支店
6
422-8047 静岡市駿河区中村町6番地の1 054-282-2251
マエ ジマ
16 草薙支店
17 前島支店
21
5
420-0839 静岡市葵区鷹匠3丁目23番6号 054-255-3151
425-0028 焼津市駅北3丁目12番10号
8
26
421-1121 藤枝市岡部町岡部6番地の27 054-667-0125
クサ ナギ
1
清
オカ
藤枝市
425-0031 焼津市小川新町3丁目1番25号 054-628-3168
フジ エダ
新
東
名
高
速
道
路
1 本店営業部
2 中央支店
12
サンデーバンキング実施店
64
組織
機構図(平成25年7月1日現在)
総代会
理事会
常勤監事
常務理事
常勤役員会
理事長
総合企画部
総務部
市場金融部
営業統括部
顧客相談部
常務理事
常勤理事
常勤監事
経営企画課
経理課
情報課
総務課
管財課
人事課
研修課
資金証券課
外国為替課
営業推進課
営業企画課
個人市場課
融資サポート課
相談サービス課
ローンセンター課
審査課
債権管理課
企業支援課
システム課
事務管理課
事務集中課
コンプライアンス統括課
リスク統括課
監査課
法人営業係
渉外係
理事長
常務室
融資係
事務係
窓口係
審査部
事務部
リスク統括部
監査部
65
監事会
会計監査人
部長会
営業店
◆必要に応じて、法人営業課を設置する。
2013
役員
役員一覧(平成25年7月1日現在)
理事長
(代表理事)
牧田 和夫
常務理事
(代表理事)
常務理事
(代表理事)
藁品 元行
常勤理事・総合企画部長
梅島 純夫
常務理事
(代表理事)
畑 昇
常勤理事・総務部長
山崎 博巳
常勤理事・営業統括部長
藁科 博伸
常勤理事・審査部長
青島 鉄男
渡邉 哲朗
非常勤監事
佐塚 重義
非常勤監事
久野 匠一
非常勤監事
八木 利樹
非常勤理事
非常勤理事
非常勤理事
常勤監事
松永 嘉治
宮﨑 健
松葉 隆夫
洞江 秀
66
沿革
■まるせいの歩み
1900
明治41年6月 漁業組合を主体とする産業組合法に依る焼津生産組
合創立
大正2年12月 有限責任焼津信用購買生産組合に組織変更
1980
昭和63年3月 岡部町岡部に岡部支店新築移転
大正11年3月 産業組合法の改正により有限責任焼津信用購買利用
5月 焼津市小川に西小川支店開設
組合に組織変更
昭 和 8 年 4 月 保証責任焼津信用販売購買利用組合に組織変更
昭和18年8月 産業組合法により信用単営の焼津信用組合として発足
昭和25年2月 産業組合法の改正により中小企業等協同組合法による
信用組合に組織変更
11月 藤枝市五十海にいかるみ支店開設
平 成 元 年 5月 藤枝市郡に田中支店開設
1990
12月 焼津市小川新町2丁目に小川支店開設
12月 預金3,000億円達成
平 成 3 年 9 月 藤枝市前島に前島支店新築移転
平 成 5 年 3 月 ファームバンキング、
ホームバンキング取扱開始
平 成 6 年 3 月 まるせい相談センターオープン
昭和28年6月 焼津市本金庫となる
8月 岡部町に岡部支店開設
3月 まるせいリース
(株)設立
平 成 7 年 2 月 ATM土、
日曜日入金業務を追加
昭和31年4月 藤枝上支店増改築
6月 焼津市三右衛門新田に大住支店開設
5月 焼津市栄町3丁目に本店新築移転
5月 焼津駅前支店を廃止し本店へ併合
1960
11月 大井川町下江留に大井川支店新築移転
平成8年10月 外国為替業務開始
5月 焼津市昭和通りに昭和通り支店開設
10月 金庫HPを開設
昭和32年8月 藤枝市駅前1丁目に藤枝駅支店開設
焼津市本町4
昭和36年9月 昭和通り支店を中央支店に名称変更し、
丁目に新築移転
12月 預金4,000億円達成
平 成 9 年 3 月 焼津市田尻に田尻支店開設
平成10年1月 東海地区共同事務センターへ加盟
12月 焼津市石津中町に石津支店開設
1月 VI導入し、
シンボルマークを一新
昭和41年3月 静岡市鷹匠3丁目に静岡支店開設
6月 創業90周年を迎える
昭和42年2月 藤枝市駅前1丁目に藤枝駅支店新築移転
8月 日本銀行歳入代理店となる(取扱開始同年9月)
12月 証券投資信託窓口販売業務開始
平成11年3月 インターネット資金移動サービス開始
昭和44年6月 静岡市中村町に静岡南支店開設
1970
8月 焼津市焼津3丁目に焼津西支店開設
昭和46年2月 焼津市栄町3丁目に事務センター完成
12月 焼津市五ヶ堀之内にまるせい総合グランド完成
昭和47年7月 静岡市みずほ1丁目に長田支店開設
12月 預金500億円達成
昭和49年10月 静岡市羽鳥に羽鳥支店開設
3月 郵便局とATM相互利用開始
2000
2001
4月 CD第1号本店営業部に設置
6月 焼津市小川新町3丁目に小川支店新築移転
12月 預金1,000億円達成
昭和52年2月 藤枝上支店新築オープン
5月 清水市草薙に草薙支店開設
9月 融資オンライン稼動に伴い総合オンライン完成
昭和53年7月 藤枝市前島2丁目に前島支店開設
昭和54年1月 焼津市石津中町に石津支店新築移転
1980
昭和56年6月 為替オンライン開始
9月 しんきんネットキャッシュサービス開始
12月 預金1,500億円達成
昭和57年5月 焼津市道原に大富支店開設
12月 ATM稼動
昭和59年11月 焼津市小屋敷に豊田支店開設
昭和60年9月 焼津市八楠「焼津さかなセンター」内にさかなセンター
出張所開設
12月 預金2,000億円達成
昭和61年5月 藤枝市高柳に高洲支店開設
昭和61年10月 新総合オンラインスタート
11月 榛原町細江に榛原支店開設
67
12月 しんきんゼロネットサービス開始
2月 企業信用格付システムスタート
4月 火災保険窓口販売業務開始
4月 インターネットでの消費者ローン仮申し込みサービス開始
2002
2003
2004
10月 榛原支店新築移転オープン
平成14年5月 焼津西支店新築移転オープン
10月 生命保険(個人年金保険)窓口販売業務開始
平成15年2月 個人向け国債窓口販売業務開始
11月 大富支店・まるせい総合相談センター新築移転オープン
平成16年6月 マルチペイメントネットワークサービス取扱開始
2005
(愛称 ペイジー)
8月 ATMによる暗証番号変更サービス開始
平成17年1月 決済用預金(普通預金無利息型)
の取扱開始
2006
2007
2月 ビジネスポータルサイト
「まるせい千客万来.
com」運営開始
2月 印鑑照会システムスタート
平成18年3月 新本部社屋起工式
12月 ホームページのリニューアル
平成19年2月 「しんきん法人インターネットバンキング」の取扱開始
地方債、
政府保証債の募集取扱い業務認可
昭和58年9月 国債、
12月 大井川町宗高に大井川支店開設
11月 スポーツ振興くじtoto払戻し業務開始
平成13年1月 住宅金融公庫総合オンラインスタート
9月 焼津市駅北3丁目に焼津北支店開設
昭和51年3月 藤枝市藤岡1丁目に藤岡支店開設
11月 宝くじの店頭販売を開始
平成12年3月 デビットカードの取扱いを開始
昭和50年2月 預金全科目オンラインスタート
12月 本店増改築
7月 焼津市大島に大島支店開設
11月 現金自動支払機日曜稼動スタート
昭和26年6月 焼津市駅前通りに焼津駅前支店開設
昭和27年9月 藤枝市藤枝3丁目に藤枝上支店開設
8月 まるせいビジネスサービス
(株)設立
平 成 2 年 6 月 焼津市八楠にさかなセンター支店新築移転
4月 藤枝市本町2丁目に藤枝支店開設
10月 信用金庫法の制定により信用金庫に改組
12月 静岡銀行とCD・ATM提携
昭和62年12月 吉田町住吉に吉田支店開設
5月 新本部社屋竣工式
新本部社屋業務開始
2008
7月 ICキャッシュカードの発行開始
平成20年6月 創業100周年を迎える
2009
2011
12月 しんきん携帯電子マネーチャージサービス
〈Edy〉取扱開始
預金残高5,000億円達成
平成21年1月 本店営業部新築オープン
平成23年8月 ビジネスポータルサイト
「まるせい千客万来.com」
リ
ニューアル
10月 藤枝駅支店新築移転オープン
2013
■この一年のあゆみ
(平成24年度)
2012
平成24年4月
2日 平成24年度入庫式 27名が入庫
を受け入れ
5月 14∼16日「中学生の職場体験」
29日 藤枝相談プラザに「あかちゃん駅」
を設置
6月
15日 社会貢献活動「献血活動」
を実施(本店営業部)
22日 焼津信用金庫 第63回通常総代会を開催
23日 第57回静岡県信用金庫野球大会に参加
27日 第35回若手社員研修会を実施(航空自衛隊静浜基地)
7月
平成24年度入庫式
(24年4月)
18日 交通安全運動「SHINKIN BANK 380万ピカっと作戦2012」
を実施
27日「太陽光発電セミナー」
を開催
8月
2日 はなまるクラブ「東京ディズニーランドの旅」
を催行
4日 第46回静岡県信用金庫テニス大会に参加
6日 中央支店新築オープン
6・8日 はなまるクラブ
『東京スカイツリーへ行こう
!』
を催行
17・21日 はなまるクラブ
『食育教室』
を開催(ウェルシップやいづ、
くりっぴープラザ)
9月
7日 東海地区信用金庫協会主催「ビジネスフェア2012」へ研修視察(ポートメッセなごや)
中央支店新築オープン
(24年8月)
8日 第52回静岡県信用金庫卓球大会に参加
『巻き込み』仕事術」開催
20日 まるせい経営セミナー「ユニクロで学んだ
10月
12日 金融経済教室を実施(藤枝市立広幡小学校)
18∼19日 まるせいビジネススクール
「ものづくり管理者養成講座」宿泊研修を実施
(㈱ケージーケー)
17日 しんきんビジネスマッチング静岡2012を開催(ツインメッセ静岡)
21日 第31回福祉まつり
「ふれあい広場」に参加(ウェルシップやいづ)
11月
3日 第51回東海地区信用金庫卓球大会に参加
はなまるクラブ「食育教室」
(24年8月)
3∼5日「飛鳥Ⅱクルーズの旅」
を催行
10日 社会貢献活動「清掃活動」
を実施(焼津新港 他)
14日 総代講演会を開催(講師 山崎 元 氏)
15∼16日 まるせいビジネススクール
「みらい経営創生講座」宿泊研修を実施
(ホテル アンビ・ア 松風閣)
16日 社会貢献活動「献血活動」
を実施(藤枝駅支店)
16日 総合防犯訓練を実施(中央支店)
12月
1日 第32回静岡県信用金庫サッカー大会に参加
6日 総合防犯訓練を実施(田中支店)
2013
平成25年1月
22日「まるせい大爆笑寄席」
を開催(焼津文化会館大ホール)
2月
6日「創業力アップ講座」
を開催(まるせい総合相談センター)
バザー売上金の寄付
(24年10月)
6日 金融経済教室を実施(静岡県立藤枝特別支援学校)
6日「まるせい大爆笑寄席」
を開催(焼津文化会館大ホール)
3月
5日 金融経済教室を実施(南部すみれの家)
6∼8日 平成25年度入庫予定者宿泊研修を実施(静岡県立焼津青少年の家)
13日 まるせい経営セミナー「競争力向上のための
『ものづくり現場改善』」開催
15日 第17回まるせいOB会定例総会を開催(小杉苑)
18日 小川支店新築オープン
創業力アップ講座
(25年2月)
27日 ホームページのリニューアル
68
ホームページ・信金中金のご紹介
■ホームページ
平成25年3月、ホームページをリニューアル!
当金庫のホームページは、平成8年10月15日の開設以来、おかげさまで多くの皆さまに訪問いただいており、時代の変化
に合わせ、お客さまとのコミュニケーションの場としての機能も充実させてまいりました。
当金庫はホームページの意義を次のように考えております。
1
私ども金融の仕事を皆さまにご理解いただくこと、
また焼津信用金庫の経営情報を広く知っていただくこと。
2
地域の皆さまが暮らしの中で役立つ、金融商品や
サービスの情報を掲載し、有効に活用していただくこと。
3
産業・文化・自然・観光などの地域の情報をより広く、
また、より多くの方に発信すること。
U R L
http://www.yaizu-shinkin.co.jp/
今回のリニューアルでは、
「お客さまが必要とする情報に辿り着きやすいレイアウト」
をコンセプトに、デザインな目新しさよりも使いや
すさの向上に重点を置きました。
今後もお客さまのニーズを先取りし、
より使いやすいホームページとなるべく進化を続けてまいります。
ご期待ください。
■ビジネスポータルサイト
「まるせい千客万来.
com」
お客さまの販路開拓や受注の増加を図ることを目的に、
インターネット上に作った商店街で
す。毎日の検索ヒット数(来店客)の増加を図るため、
さまざまな仕組み作りを行っております。
検索率の向上や旬な情報の発信を目指し、平成23年8月にサイトのリニューアルを行
いました。
《リニューアルのポイント》
・Facebookへの登録
・企業ページへのブログ機能の付加
参加企業からは、
「新規の問い合わせが増加した」、
「県外企業からの受注があった」、
「製
品の取扱希望があった」など、喜びの声も上がっております。
U R L
http://www.maruseisenkyaku.com/
■信金中金と信用金庫業界のネットワーク
信金中央金庫は、全国の信用金庫を会員とする協同組織形態の金融機関で、信用金庫の中
央金融機関として、昭和25年に設立されました。
信金中央金庫は、日本有数の規模と効率性の高い金融機関であり、
また,数少ない金融債
発行機関でもあります。
信金中央金庫は、
「個別金融機関」
と
「信用金庫のセントラルバンク」
という2つの役割を併
せ持つ金融機関として、会員信用金庫と一体となって業務を行っています。
信金中金(SCB)
拠点数 国内14
海外 5 ニューヨーク、香港、上海、バンコク
100%子会社:ロンドン
(株)
しんきん
信託銀行
69
しんきん
証券(株)
信金 インターナショナル(株)
しんきんアセット
マネジメント投信(株)
信金 ギャランティ
(株)
信金 キャピタル(株)
(平成25年3月末)
総資産
30兆円
連結自己資本比率(国内基準) 33.57%
不良債権比率
0.70%
格付けJCR(日本格付研究所)
AA
■信用金庫
預金量
信用金庫数
店舗数
役職員数
会員数
信用金庫
[ ]
■信金中央金庫
(株)しんきん情報
システムセンター
124兆円
270金庫
7,504店舗
11万3千人
930万人
信金中金 ビジネス
(株)
2013
開示項目 信用金庫法によるディスクロージャー記載事項
このディスクロージャー資料は、信用金庫法第89条(銀行法第21条準用)のディスクロージャー記載事項に基づいて作成されておりますが、
その基準における各項目は以下のページに記載しています。
■単体
(信用金庫法施行規則第132条)
金庫の概況及び組織に関する事項
1.事業の組織………………………………………………………65
2.理事・監事の氏名及び役職名……………………………………66
3.事務所の名称及び所在地………………………………………64
金庫の主要な事業の内容……………………………………6
金庫の主要な事業に関する事項
1.直近の事業年度における事業の概況………………………3∼4
2.直近の5事業年度における主要な事業の状況…………………5
①経常収益
②経常利益又は経常損失
③当期純利益又は当期純損失
④出資総額及び出資総口数
⑤純資産額
⑥総資産額
⑦預金積金残高
⑧貸出金残高
⑨有価証券残高
⑩単体自己資本比率
⑪出資に対する配当金
⑫職員数
3.直近の2事業年度における事業の状況
①主要な業務の状況を示す指標
ア.業務粗利益及び業務粗利益率……………………………36
イ.資金運用収支、役務取引等収支及びその他業務収支…36
ウ.資金運用勘定並びに資金調達勘定の平均残高、
利息、利回り及び資金利鞘………………………………36
エ.受取利息及び支払利息の増減……………………………37
オ.総資産経常利益率…………………………………………37
カ.総資産当期純利益率………………………………………37
②預金に関する指標
ア.流動性預金、定期性預金、
譲渡性預金その他の預金の平均残高……………………37
イ.固定金利定期預金、変動金利定期預金
及びその他の区分ごとの定期預金の残高………………38
③貸出金等に関する指標
ア.手形貸付、証書貸付、当座貸越
及び割引手形の平均残高…………………………………38
イ.固定金利及び変動金利の区分ごとの貸出金の残高……38
ウ.担保の種類別(当金庫預金積金、有価証券、動産、
不動産、保証及び信用の区分)の貸出金残高及び
債務保証見返額……………………………………38∼39
エ.使途別(設備資金及び運転資金の区分)の貸出金残高…39
オ.業種別の貸出金残高及び貸出金の総額に占める割合…39
カ.預貸率の期末値及び期中平均値…………………………39
④有価証券に関する指標
ア.商品有価証券の種類別(商品国債、商品地方債、
商品政府保証債及び貸付商品債券の区分)
の平均残高…………………………………………………40
イ.有価証券の種類別(国債、地方債、社債、
株式、外国証券その他の証券並びに
貸付有価証券の区分)の平均残高及び残存期間別残高…40
ウ.預証率の期末値及び期中平均値…………………………40
金庫の事業の運営に関する事項
1.法令遵守の体制…………………………………………………11
2.リスク管理の体制………………………………………………12
3.中小企業の経営の改善及び地域の活性化のための取組の状況…23∼25
4.金融ADR制度への対応(苦情処理措置及び紛争解決措置の内容)…13
金庫の直近の2事業年度における財産の状況
1.貸借対照表、損益計算書及び剰余金処分計算書又は
損失金処理計算書………………………………………29∼34
2.貸出金のうち次に掲げるものの額及びその合計額……41∼42
①破綻先債権
②延滞債権
③3ヶ月以上延滞債権
④貸出条件緩和債権
3.自己資本(基本的項目に係る細目を含む)の充実の状況……43
4.次に掲げるものに関する取得価額又は、契約価額、時価及び評
価損益
①有価証券 ………………………………………………43∼44
②金銭の信託……………………………………………………44
③規則第102条第1項第5号に掲げる取引…………………45
5.貸倒引当金の期末残高及び期中の増減額……………………45
6.貸出金償却の額…………………………………………………45
7.金庫が貸借対照表、損益計算書及び剰余金処分計算書又は損失
金処理計算書について会計監査人の監査を受けている場合に
はその旨…………………………………………………………34
報酬等に関する事項であって、金庫の業務の運営又
は財産の状況に重要な影響を与えるものとして金融
庁長官が別に定めるもの ………………………………35
■連結
(信用金庫法施行規則第133条)
金庫及びその子会社等の概況に関する事項
(説明書類の内容に重要な影響を与えていない子会社等を除く。)
1.金庫及びその子会社等の主要な事業の内容及び組織の構成…47
2.金庫の子会社等に関する事項…………………………………47
①名称
②主たる営業所又は事務所の所在地
③資本金又は出資金
④事業の内容
⑤設立年月日
⑥金庫が保有する子会社等の議決権の総株主又は総出資者の
議決権に占める割合
⑦金庫の一の子会社等以外の子会社等が保有する当該一の
子会社等の議決権の総株主又は総出資者の議決権に占める
割合
金庫及びその子会社等の主要な事業に関する事項
1.直近の事業年度における事業の概況…………………………47
2.直近の5連結会計年度における主要な事業の状況を示す指標…47
①経常収益
②経常利益又は経常損失
③当期純利益又は当期純損失
④純資産額
⑤総資産額
⑥連結自己資本比率
金庫及びその子会社等の直近の2連結会計年度に
おける財産の状況に関する事項
1.連結貸借対照表、連結損益計算書及び連結剰余金計算書…48∼52
2.貸出金のうち次に掲げるものの額及びその合計額… … … … 52
①破綻先債権
②延滞債権
③3ヶ月以上延滞債権
④貸出条件緩和債権
3.自己資本(基本的項目に係る細目を含む)の充実の状況……52
4.金庫及びその子法人等が2以上の異なる種類の事業を営んで
いる場合の事業の種類ごとの区分に従い、当該区分に属する経
常収益の額、経常利益又は経常損失の額及び資産の額として算
出したもの…………………………………………………………52
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