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睡眠解析用センサ カニューレセンサ TR-122A

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睡眠解析用センサ カニューレセンサ TR-122A
届出番号 13B1X00206000009
* 2013 年 6 月 14 日改訂(第 2 版)
2011 年 2 月 23 日作成(様式 A 第 1 版)
機械器具(21)内臓機能検査用器具
一般医療機器 睡眠評価用センサ 70075000
睡眠解析用センサ カニューレセンサ TR-122A
シンボルマーク一覧*
禁忌・禁止
本品には以下のようなシンボルマークが使用されています。
シンボルマークが示す名称および意味は下表の通りです。
※本品で使用している名称および意味が JIS 規格などと異なる場
合は、
[ ]
内に本品の内容を記載しています。
併用医療機器
[相互作用の項参照]
•高圧酸素患者治療装置内での使用
•可燃性麻酔ガスおよび高濃度酸素雰囲気内での使用
名称・意味
シンボルマーク
形状・構造および原理等
本品は、
睡眠時の被検者にカニューレを装着し、
呼吸圧の変化によ
り呼吸データおよび、
いびきデータをカニューレセンサで収集す
ることにより、
睡眠時の呼吸状態の診断に使用します。
カニューレ接続口
シンボルマーク
名称・意味
ロットナンバー
カタログナンバー
欧州代理人
製造業者
温度制限
[温度の
上限値と下限値]
[湿度制限]
操作指示書
CE マーク
シリアルナンバー
製造日
原 理*
本品は、
カニューレと接続して使用します。検出部としてピエゾ圧
トランスデューサを持ち、
カニューレを通して入力された鼻およ
び口腔の気流、
およびいびきによる抵抗値の変化を検出し、
電圧に
変換、
増幅して呼吸波形およびいびきの有無を検出します。
“SNORE”
感度切換え
スイッチ
“AIRFLOW”
感度切換え
スイッチ
使用目的、効能または効果
“SNORE”
のリード線
“AIRFLOW”
のリード線
使用目的
睡眠評価装置に接続して患者の生体物理現象を測定する電極やセ
ンサ類です。睡眠評価装置の測定項目は、
そのセンサ類により、心
電図、脳波、胸壁の動き、鼻または鼻および口腔の気流、
眼球運動、
酸素飽和度、
筋電図などです。
構 成
名 称
数量
カニューレセンサ本体
1
カニューレセット(セット内容は下表参照)
1
付属品 (DIN ショートプラグ)
1
品目仕様等
センサ
電源
入力圧範囲
標準出力信号
コネクタタイプ
カニューレセット
販売名
届出番号
数量
睡眠解析用センサ カニューレ
YH-101A
13B1X00206000010
睡眠解析用センサ カニューレ
YH-102A
13B1X00206000011
操作方法または使用方法等
各2
カニューレを装着する
1. 鼻装着部の先端をわずかに鼻の内側に差し込まれた状態にし
て装着します。
YH-101A の場合は、
口装着部の先端を、
口を閉じたときに上唇
と下唇のちょうど真ん中になる位置で、
口のわずかに内側に届
くように装着します。
カニューレ種類
型 名
YH-101A
用 途
鼻・口用
YH-102A
YH-103A
鼻装着部間隔
13.2mm
11.4mm
鼻用
YH-104A
8.9mm
5.1mm
ピエゾ圧トランスデューサ
外部電源不要
± 25cmH2O
1000μVp-p
DIN
梱 包
注文番号
5 本/箱
V231
30 本/箱
V231A
10 本/箱
V232
60 本/箱
V232A
10 本/箱
V233
60 本/箱
V233A
10 本/箱
V234
60 本/箱
V234A
2. スライドチューブでカニューレがたるまないように調節します。
3. カニューレをサージカルテープで固定します。
本品と組み合わせて使用可能なカニューレには、
以下の届出品が
あります。
販売名
届出番号
製造販売業者
睡眠解析用センサ
カニューレ YH-103A
13B1X00206000012 日本光電工業(株)
睡眠解析用センサ
カニューレ YH-104A
13B1X00206000013 日本光電工業(株)
》
「操作方法または使用方法等」は次ページに続きます。》
0654-902607A
1/3
カニューレをカニューレセンサに接続する
睡眠ポリグラフィ装置のヘッドボックスへの接続
“AIRFLOW”または
“SNORE”の 2 つのコネクタのうち、青いコネ
クタを EXT1 または EXT2 接続端子の EXT+ に、白いコネクタを
EXT1または EXT2 接続端子の EXT- に接続します。
カニューレのルアーロックを、
カニューレセンサ本体のカニュー
レ接続口に接続します。
カニューレセンサを接続する*
※モンタージュは G1側を EXT1または EXT2 に、G2 側を Gnd に
設定します。
“AIRFLOW”のコネクタからは呼吸波形が、
“SNORE”のコネクタ
からはいびき波形が出力されます。コネクタによって出力される
データが異なるので、
必要なデータに応じてコネクタを選択しま
す。
“AIRFLOW”コネクタと
“SNORE”コネクタを同時に接続する
ことも可能です。
下記の接続方法に従い接続すると、
呼吸曲線は吸
気時には上向きに、
呼気時は下向きに記録されます。
[注]
• DINコネクタの極性を間違えると、
正しい測定が行えません。
• ヘ
ッドボックスからDINコネクタを抜くときは、DINコネク
タをしっかり持って抜いてください。
リード線部分を引っ張
ると、
断線の原因になります。
本品と組み合わせて使用可能な医療機器には、
以下の承認品また
は認証品があります。
<接続例>-呼吸波形といびき波形を測定するとき-
カニューレ
販売名
脳波形の電極接続箱または
睡眠ポリグラフィ装置の
ヘッドボックス
製造販売業者
脳波計 EEG-9100
ニューロファックス μ
21300BZZ00024000 日本光電工業(株)
脳波計 EEG-9200
ニューロファックス
21400BZZ00257000 日本光電工業(株)
脳波計 EEG-1200シリーズ
218AHBZX00013000 日本光電工業(株)
ニューロファックス
DINコネクタはX1、
X2、
LEAD CHECKまたは
BP1、
BP2に接続する
呼吸波形の出力
承認番号・認証番号
脳波計 EEG-1000シリーズ
21000BZZ00604000 日本光電工業(株)
ニューロファックス
いびき波形の出力
脳波計の電極接続箱への接続
睡眠ポリグラフィ装置
PSG-1100
223ADBZX00130000 日本光電工業(株) *
脳波計 EEG-1250
ニューロファックス
224ADBZX00090000 日本光電工業(株) *
標準的なアンプ条件の設定
EEG-1200シリーズ /EEG-9100/EEG-9200/EEG-1250の場合
“AIRFLOW”または
“SNORE”の 2 つのコネクタのうち、青いコネ
クタを多用途電極端子
(XN)の+側に、
白いコネクタを-側に接続
します。
多用途電極端子
(XN)
に+側と-側がない場合は、
バイポー
ラ入力端子
(BPN)
を使用します。
バイポーラ入力端子
(BPN)
を使用
する場合は、
青いコネクタを+に、
白いコネクタを-に接続します。
呼吸波形
SENS
(感度)
: 30μV/mm
TC
(時定数)
: 2s 以上
(0.08Hz 以下)
HF
(高域フィルタ)
: 15Hz 以上
いびき波形、
および呼吸波形といびき波形の重ね合わせ波形
SENS
(感度)
: 30μV/mm
TC
(時定数)
: 0.03s 以上
(5.3Hz 以下)
HF
(高域フィルタ)
: 60Hz 以上
※パターンは、
多用途電極端子
(XN)
を使用する場合、G1側を XN
に、G2 側を 0V に設定します。
バイポーラ入力端子
(BPN)
を使
用する場合は、
G1側を BPN に、
G2 側を 0V に設定します。
EEG-1000シリーズの場合
“AIRFLOW”または
“SNORE”の 2 つのコネクタのうち、青いコネ
クタを多用途電極端子
(XN)に、白いコネクタを LEAD CHECK 端
子 (DIN 側 ) に接続します。複数の睡眠解析用センサを同時に使用
し、LEAD CHECK 端子 (DIN 側 ) に 2 本以上のコネクタを接続する
場合は、DIN ショートプラグを使用します。
LEAD CHECK 端子が
ない場合は、
バイポーラ入力端子
(BPN)を使用します。バイポーラ
入力端子
(BPN)を使用する場合は、
青いコネクタを+に、
白いコネ
クタを-に接続します。
出力感度を調整する
“AIRFLOW”側または
“SNORE”側の感度切換えスイッチを、
“HI”
または
“LO”
側に切り換えます。
呼吸波形またはいびき波形の出力
感度を 2 段階で切り換えることができます。
※多用途電極端子とバイポーラ入力端子の両方が接続できる場合
は、
バイポーラ入力端子を使用します。
※パターンは、
多用途電極端子
(XN)
を使用する場合、G1側を XN
に、G2 側を E に設定します。
バイポーラ入力端子
(BPN)
を使用
する場合は、
G1側を BPN に、
G2 側を 0V に設定します。
呼吸波形の感度
切換えスイッチ
[注]
• DINコネクタの極性を間違えると、
正しい測定が行えません。
• 電
極接続箱からDINコネクタを抜くときは、DINコネクタを
しっかり持って抜いてください。
リード線部分を引っ張ると、
断線の原因になります。
測定結果例
いびき波形
呼吸波形といびき波形を重ね合わせた波形
呼吸波形
2/3
いびき波形の感度
切換えスイッチ
保守・点検に係る事項
トラブルシューティング
現 象
原因と対策
本品を正しく使用するために、
定期点検を実施してください。
定期点検の主な内容は以下の通りです。
カニューレの先端に詰まりが生じた
呼吸波形が記録
➡詰まりを取り除くか、新しいカニューレに交
できない
換する
項 目
内 容
各部の汚れ、
錆・傷の有無
(高域フィルタ)
の設定が適切でない
いびき波形が記 接続機器のHF
➡ 60Hz 以上に設定する
録できない
外 観
スイッチ、
ツマミ類の割れやガタつきの有無
接続機器のサンプリング周波数の設定が適切でない
➡ 200Hz 以上に設定する
本体の割れやガタつきの有無
入力部・増幅部
カニューレの先端に詰まりが生じた
➡詰まりを取り除くか、新しいカニューレに交
換する
機能・動作
感度の確認
接続した装置での波形表示の確認
廃 棄*
使用上の注意
•廃棄する場合には、各自治体または施設の基準に従ってくださ
い。感染のおそれがある製品を廃棄する場合には、
感染性廃棄物
として各自治体または施設の基準に従ってください。
[正しく廃棄されない場合には、
感染や環境に影響を及ぼす可能
性があります。
]
重要な基本的注意
•本品は睡眠の診断のみに使用してください。無呼吸モニタ、
生命
維持、
延命を目的とした状況下では使用しないでください。
•カニューレセンサ本体には、必ず指定のカニューレ
(YH-101A/
YH-102A/YH-103A/YH-104A)を接続してください。
[指定外の
カニューレを接続した場合は、
センサが故障することがあります。
]
包 装
相互作用
(併用禁忌・禁止:併用しないこと)
医療機器の名称等
リード線の断線・破損の有無
1台単位で梱包
臨床症状・措置方法
機序・危険因子
高圧酸素患者治療装置
使用禁止
爆発または火災を
起こすことがある
可燃性麻酔ガスおよび
高濃度酸素雰囲気内で
の使用
使用禁止
爆発または火災を
起こすことがある
相互作用
(併用注意:併用に注意すること)
•カニューレセンサ本体は MRI 検査に対応していませんので、MRI
検査を行うときはカニューレから取り外し、MRI 検査室には持ち
込まないでください。
妊婦、
産婦、
授乳婦および小児等への適用
•本品は、SIDS
(乳幼児突然死症候群)
のモニタ、
および小児の呼吸
のモニタには使用しないでください。
貯蔵・保管方法および使用期間等
使用環境条件
温度範囲
湿度範囲
5 ~ 40℃
15 ~ 95%
(結露なきこと)
保存環境条件
温度範囲
湿度範囲
- 20 ~ 65℃
15 ~ 95%
(結露なきこと)
耐用期間
本品は消耗品です。開封時に傷、破損があった場合、
材料に変質が
見られた場合は、
無償交換いたします。
製造販売
外国製造業者
東京都新宿区西落合1-31-4 〒161-8560
(03)
5996-8000
( 代表) Fax
( 03)
5996-8091
Respironics,Inc.
(アメリカ合衆国)
製造業者
3/3
日本光電富岡株式会社
Fly UP