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新入社員の「恋愛」に関する意識調査

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新入社員の「恋愛」に関する意識調査
新入社員の「恋愛」に関する意識調査
調査結果のポイント
●4 人に 1 人が「交際経験なし」。男女とも約 7 割が「恋人ほしい」
。
●恋人がほしい理由は「将来、結婚したい」から。恋人がほしくない理由は、
「自由でありたい」から。
●「気になる相手に自分からアプローチ」する男性は約 4 割、女性は約 2 割。
●恋愛には「真摯に」
「冷静に」向き合う。
~半数以上が「交際相手とは結婚を考える」
、約4割が「恋愛と結婚は別」と回答~
調査要綱
1. 調 査 対 象: 当社主催「じゅうろく新入社員セミナー」を受講した、岐阜・愛知両県の取引先企業
の新入社員
2. 調 査 時 期: 平成 28 年 3 月~4 月
3. 調 査 方 法: 無記名式アンケート
4. 有効回答者数: 698 名
回答者の内訳
最終学歴 男性 女性
大学以上
213
115
短大・高専
4
29
専門学校
28
27
中・高校
162
120
合計
407
291
計
328
33
55
282
698
(人、%)
構成比
47.0
4.7
7.9
40.4
100.0
勤務地
岐阜県
愛知県
それ以外
合計
男性 女性
331
221
62
63
14
7
407
291
計
552
125
21
698
(人、%)
構成比
79.1
17.9
3.0
100.0
大学以上
47.0%
25~29歳
6.3%
愛知県
17.9%
岐阜県
79.1%
専門学校
7.9%
短大・高専
4.7%
(注)本文中の図表の計数は、四捨五入の関係で内訳の合計等が合致しない場合がある。
十六総合研究所
計
270
375
44
9
698
(人、%)
構成比
38.7
53.7
6.3
1.3
100.0
30歳以上
1.3%
それ以外
3.0%
中・高校
40.4%
年齢
男性 女性
19歳以下
153
117
20~24歳
213
162
25~29歳
36
8
30歳以上
5
4
合計
407
291
1
20~24歳
53.7%
19歳以下
38.7%
1.調査の目的
少子高齢化と人口減少は、我が国が抱える最も深
者の恋愛に対する消極的な考え方が関係している可
刻な問題の一つだ。生涯未婚率(50 歳時点での未婚
能性はないだろうか。
当社では、今年 3~4 月に行った「新入社員の意
率)や平均初婚年齢、出産年齢は上昇が続いており、
非婚化・晩婚化・晩産化が進む。
識調査アンケート」に、
「恋愛」に関する設問を設定
非婚や晩婚が増加した理由として、女性の社会進
し、岐阜・愛知両県で勤務する新入社員の意識を調
出や収入に不安を持つ若者の増加などが指摘されて
査した。
いるが、その他に「草食化」と言われるような、若
2.恋人がいるか
4人に1人が交際経験なし
現在、恋人がいるか否かと、交際経験の有無につ
恋人がいるか
いて尋ねた。現在恋人が「いる」と回答した人は全
全体
n=695
体の 30.5%、「以前いたが今はいない」と回答した
人は 42.6%となった。
「交際経験はない」は 24.9%
30.5%
男性
n=407
となり、約 4 人に 1 人は、交際経験がないという結
果となった。年齢階層別にみると、19 歳以下のグル
27.5%
女性
n=288
ープでは 32.2%、20~24 歳では 22.0%、25~29 歳
では 11.4%が、
「交際経験はない」と回答した。
「既
45.2%
34.7%
0%
に結婚している」は 2.0%であった。
男女別でみると、男性は恋人が「いる」が 27.5%、
42.6%
38.9%
20%
40%
1.いる
3.交際経験はない
24.9%
2.0%
25.1%
2.2%
24.7% 1.7%
60%
80%
100%
2.以前いたが今はいない
4.既に結婚している
24.7%、「既に結婚している」が 1.7%となった。女
「以前いたが今はいない」が 45.2%、「交際経験は
性の方が、現在恋人がいる人の割合が 7.2 ㌽高く、
ない」が 25.1%、
「既に結婚している」が 2.2%とな
男性の方が「以前いたが今はいない」人の割合が 6.3
った。女性は、恋人が「いる」が 34.7%、「以前い
㌽高かったが、交際経験がない人の割合の差は 0.4
たが今はいない」が 38.9%、「交際経験はない」が
㌽であり、男女差はほとんどみられなかった。
3.恋人がほしいか
男女とも約 7 割が「恋人ほしい」
恋人がほしいか(男女別)
前問で、恋人が「以前いたが今はいない」
、
「交際経
験はない」と回答した(現在恋人がいない)人 463
人に、
今、
恋人がほしいかを尋ねた。
「ほしい」
は 68.3%、
「ほしくない」は 31.7%で、恋人がほしいと考えて
いる人の方が「ほしくない」人の 2 倍以上となった。
男女別でみると、傾向にほとんど差は無かった。
68.3%
31.7%
男性
n=284
68.3%
31.7%
女性
n=179
68.2%
31.8%
0%
1.ほしい
また、交際経験の有無別でみると、交際経験がある
十六総合研究所
全体
n=463
2
50%
2.ほしくない
100%
グループでは、74.8%が恋人がほしいと回答したのに
った。男女での差はほとんどみられなかった。
対し、交際経験がないグループでは、56.8%にとどま
恋人がほしいか(交際経験別)
4.恋人がほしい理由
1 位は「将来結婚したいから」
以前いたが今はいない(交際
経験あり)(男女計)n=294
74.8%
25.2%
交際経験あり(男性)n=184
75.0%
25.0%
交際経験あり(女性)n=110
74.5%
25.5%
前問で「恋人がほしい」と回答した人に、その理
由を尋ねた。1 位は「2.将来、結婚したい」で 30.2%
であった。2 位以下はそれほど差がつかなかったが、
2 位は「1.気になる相手がいる」
(15.6%)
、3 位は「7.
交際経験なし(男女計)n=169
56.8%
43.2%
交際経験なし(男性)n=100
56.0%
44.0%
交際経験なし(女性)n=69
58.0%
42.0%
充実した生活が送れる」
(13.7%)
、4 位は「3.余暇を
0%
1.ほしい
一緒に過ごす人がほしい」
(13.3%)
、5 位は「5.社会
人生活の心の支えにしたい」
(13.0%)であった。回
100%
恋人が欲しい理由(男女別)
答者の中で、恋愛対象の相手がいてその人と交際し
たいという人より、結婚や余暇の充実など、自身が
理想とする生活に恋愛が必要と考える人が多数であ
るようだ。
全体
n=315
15.6%
男性
n=193
16.6%
女性
n=122
男女で差が見られた選択肢について、
「7.充実した
生活が送れる」を選択した男性が 20.2%であったの
た、
「2.将来、結婚したい」を選択した男性が 24.9%
であったのに対し女性が 38.5%で女性が 13.6 ㌽高
かった。
交際経験別でみると、交際経験のあり・なしいず
30.2%
13.3%
24.9%
13.9%
0%
に対し、女性が 3.3%で男性が 16.9 ㌽高かった。ま
12.4%
38.5%
13.0% 9.5% 13.7%
12.4% 7.3%
20.2%
14.8% 13.9% 13.1% 3.3%
20%
40%
60%
80%
1.気になる相手がいる
2.将来、結婚したい
3.余暇を一緒に過ごす人がほしい
4.恋人がいることで優越感を感じる
5.社会人生活の心の支えにしたい
6.恋愛や、恋人との交際に対する憧れがある
7.充実した生活が送れる
8.その他
9.理由はない
100%
恋人がほしい理由(交際経験別)
れのグループも、
「2.将来、結婚したい」が 3 割以上
で 1 位であった。両者で最も差がついたのは「6.恋
愛や、恋人との交際に対する憧れがある」で、交際
経験があるグループでは 4.1%であったのに対し、交
際経験がないグループでは 22.1%で 2 位と、交際経
全体n=315
15.6%
以前いたが今は
いない(交際経験
あり)n=220
17.7%
交際経験なし
n=95
験がないグループが 18.0 ㌽高くなった。
「7.充実し
た生活が送れる」では、交際経験があるグループで
10.5%
30.2%
30.0%
30.5%
13.3% 13.0% 9.5% 13.7%
4.1%
14.1% 13.6%
17.7%
11.6% 11.6%
22.1%
4.2%
0%
20%
40%
60%
80%
100%
1.気になる相手がいる
2.将来、結婚したい
3.余暇を一緒に過ごす人がほしい
4.恋人がいることで優越感を感じる
5.社会人生活の心の支えにしたい
6.恋愛や、恋人との交際に対する憧れがある
7.充実した生活が送れる
8.その他
9.理由はない
17.7%、交際経験がないグループで 4.2%、その差は
13.5 ㌽であった。
十六総合研究所
50%
2.ほしくない
3
1 位は「自由でありたい」
5.恋人がほしくない理由
「恋人がほしくない」と回答した人に、その理由
交際経験の有無別でみると、いずれも 1 位は「6.
を尋ねた。1 位は「6.自由でありたい」で 30.8%、2
自由でありたい」であったが、交際経験があるグル
位は「5.恋愛が面倒」で 15.1% 、3 位は「2.趣味に
ープではその割合が 37.0%であったのに対し、交際
集中したい」で 13.7%であった。
経験がないグループでは 24.7%と、12.3 ㌽の差があ
男性では、多い順に「6.自由でありたい」
(31.5%)
、
った。また、
「5.恋愛が面倒」と回答した人は交際経
「2.趣味に集中したい」(15.7%)、「5.恋愛が面倒」
験があるグループで 12.3%、交際経験がないグルー
(14.6%)となった。女性は、「6.自由でありたい」
プで 17.8%となり、交際経験がないグループが 5.5
(29.8%)、「8.恋人をつくる必要性を感じない」
㌽高かった。交際経験がある人は、その経験から今
(17.5%)
、
「5.恋愛が面倒」
(15.8%)の順となった。
は「自由」を求めるが、交際経験がない人の中には、
男女ともに 1 位は「自由でありたい」で、約 3 割を
そもそも面倒であったり、必要性を感じなかったり
占めた。男女で差が見られたのは、
「8.恋人をつくる
と、恋愛する意思がない人も含まれるとみられる。
必要性を感じない」で、女性の方が 9.6 ㌽高かった。
恋人がほしくない理由(交際経験別)
恋人がほしくない理由(男女別)
全体
8.9% 13.7% 10.3% 15.1%
n=146
男性n=89 7.9% 15.7% 11.2% 14.6%
女性n=57 10.5%10.5%8.8% 15.8%
0%
30.8%
31.5%
29.8%
以前いたが今
はいない(交際 11.0% 12.3%8.2%12.3%
経験あり)n=73
4.5%
6.7% 7.9%
1.8%
17.5% 5.3%
20%
40%
60%
80%
1.仕事に集中したい
2.趣味に集中したい
3.家族や友人との時間を大切にしたい
4.過去に恋愛で失敗した
5.恋愛が面倒
6.自由でありたい
7.恋愛にはお金がかかる
8.恋人をつくる必要性を感じない
9.その他
6.恋愛に関する考え方
全体n=146 8.9% 13.7% 10.3% 15.1%
4.8%11.6% 4.8%
交際経験なし
n=73
100%
6.8% 15.1% 12.3% 17.8%
0%
30.8%
4.8% 11.6%
37.0%
5.5% 9.6%
24.7% 4.1% 13.7%
20%
40%
60%
80%
1.仕事に集中したい
2.趣味に集中したい
3.家族や友人との時間を大切にしたい
4.過去に恋愛で失敗した
5.恋愛が面倒
6.自由でありたい
7.恋愛にはお金がかかる
8.恋人をつくる必要性を感じない
9.その他
100%
自らアプローチする男性は約 4 割
恋愛に関する考え方の 12 項目について、それぞ
交際相手とは結婚を考える(考えたい)」
(52.6%)
、
れ「そう思う」
「そう思わない」
「どちらともいえな
「9.恋愛と結婚は別だ」(40.9%)、
「6.気になる相手
い」の 3 つの中から選択してもらった。その上で、
には自分からアプローチする」
(31.3%)となった。
「そう思う」
と答えた人の割合から「そう思わない」
半数以上が「交際相手とは結婚を考える」としてい
と答えた人の割合を差し引いて求めた指数を、グラ
るが、そのうちの 34.6%が「恋愛と結婚は別」と回
フに示した。
答した。結婚を考えた真剣な交際を希望する一方で、
全体では、
「そう思う」と答えた人が多い順に、
「2.
十六総合研究所
恋愛が必ずしも結婚に結びつくわけではない、恋愛
4
と同じ感覚で結婚生活が送れるわけではない、など、
<以下の考え方について、それぞれ「そう思う」・「そ
恋愛と結婚を分けて考える冷静な一面もみられる。
う思わない」・「どちらともいえない」の3つより選択>
「そう思わない」と答えた人(グラフ上ではマイ
①いつも恋愛をしていたい
ナス表示)が多い順では、
「1.いつも恋愛をしていた
②交際相手とは結婚を考える(考えたい)
い」
(42.6%)
、
「12.お金がないと恋愛が楽しめない」
③恋愛よりも仕事を優先したい
(33.6%)
、
「10.恋愛は面倒だ」
(30.3%)となった。
④恋愛よりも趣味を優先したい
恋愛が面倒とまでは言えないが、常になくてはなら
⑤恋人よりも家族や友人を優先したい
ない必需品でもない。恋愛は一生懸命追い求めるも
⑥気になる相手には自分からアプローチする
のではなく、相手と一定の距離を保ちながら、緩や
⑦気になる人がいても自分からはアプローチしない
かに進展するもの、といった考えなのだろうか。
⑧恋人とは常に一緒にいたい、または常に連絡を
男女で結果に差があったものは、
「6.気になる相手
とっていたい
には自分からアプローチする」
で、男性は 40.1%が、
⑨恋愛と結婚は別だ
女性は 19.1%が「そう思う」と回答した。反対に「7.
⑩恋愛は面倒だ
気になる人がいても自分からはアプローチしない」
⑪恋愛することに自信がない
は、男性は 11.5%、女性は 34.8%が「そう思う」と
⑫お金がないと恋愛が楽しめない
恋愛の考え方(男女別)
(%)
60.0
60.0
「そう思う」-「そう思わない」(右軸)
男女差
そ
う
思
う
40.0
40.0
20.0
20.0
0.0
そ
う
思
わ
な
い
0.0
全男女
体性性
全男女
体性性
全男女
体性性
全男女
体性性
全男女
体性性
全男女
体性性
全男女
体性性
全男女
体性性
全男女
体性性
全男女
体性性
全男女
体性性
全男女
体性性
-20.0
-40.0
-20.0
①
い
つ
も
恋
愛
②
結
婚
考
え
る
③
仕
事
優
先
④
趣
味
優
先
先⑤
家
族
友
人
優
プ
ロ
ー
チ
⑥
自
分
か
ら
ア
-60.0
し ⑦
な ア
い プ
ロ
ー
チ
い ⑧
た 常
い に
一
緒
に
は⑨
別恋
愛
と
結
婚
⑩
面
倒
⑪
自
信
な
い
と
楽
し
め
な
い
⑫
お
金
が
な
い
-40.0
-60.0
回答した。恋愛に受身の男性を指す「草食系男子」
、
の方が「そう思う」と回答した割合が高かった。そ
「植物系男子」などという言葉が流行したが、今回
れぞれ「そう思う」と回答した割合は、
「3.恋愛より
の結果によれば、相手の動きを待つ受身の男性より、
も仕事を優先したい」では男性 18.9%、女性 19.1%、
自らアプローチする男性の方が多いようだ。
「4.恋愛よりも趣味を優先したい」では男性 24.2%、
また、3~5 の「恋愛や恋人よりも優先したいもの」
女性 32.2%、
「5.恋人よりも家族や友人を優先したい」
では男性 18.3%、女性は 31.4%となった。
「趣味」
では、仕事、趣味、家族・友人、全ての項目で女性
十六総合研究所
5
と「家族・友人」では、それぞれ 3 割以上の女性が
プは 11.7%が「そう思う」と回答した。反対に「7.
それらを恋愛よりも優先したいと考えていることが
気になる人がいても自分からはアプローチしない」
わかった。また、
「1.いつも恋愛をしていたい」や「8.
は、交際経験があるグループは 16.8%、ないグルー
恋人とは常に一緒にいたい」に対し、
「そう思わない」
プは 35.6%であった。交際経験があるグループは、
と回答した女性の割合が、男性の割合より高かった。
交際経験がないグループと比べて、気になる人に自
これらを併せて考えると、女性はその時々で、趣味
分からアプローチする姿勢の人が多い。
や家族・友人など、優先したいものに目いっぱい力
その他に傾向に違いがあった項目では、
「11.恋愛
を注いでおり、恋愛もその対象の一つという位置付
することに自信がない」で、交際経験がないグルー
けなのではないだろうか。
プは 51.5%が、交際経験があるグループは 21.8%が
次に、交際経験別で考察を行った。恋人がいるか
「そう思う」と回答した。
「10.恋愛は面倒だ」につ
否かの質問で、
「恋人がいる」と回答したグループと
いては、交際経験がないグループは 32.5%が、交際
「以前いたが今はいない」と回答したグループを「交
経験があるグループは 22.4%が「そう思う」と回答
際経験があるグループ」とし、
「交際経験はない」と
した。
回答したグループと比較した。
「既に結婚している」
恋愛について前向きな項目では、交際経験のある
人の回答は除いて考察した。
グループの方が、後ろ向きな項目では、交際経験の
交際経験の有無で差が見られた項目は、
「6.気にな
ないグループの方が、それぞれ「そう思う」と回答
る相手には自分からアプローチする」で、交際経験
する割合が高くなった。
があるグループは 37.2%が、交際経験がないグルー
恋愛の考え方(交際経験別)
(%)
60.0
そ
う
思
う
ないと楽しめない
60.0
「そう思う」-「そう思わない」(右軸)
40.0
40.0
20.0
20.0
0.0
そ
う
思
わ
な
い
-20.0
0.0
交
際
経
験
あ
り
交
際
経
験
な
し
交
際
経
験
あ
り
交
際
経
験
な
し
交
際
経
験
あ
り
交
際
経
験
な
し
交
際
経
験
あ
り
交
際
経
験
な
し
交
際
経
験
あ
り
交
際
経
験
な
し
交
際
経
験
あ
り
交
際
経
験
な
し
交
際
経
験
あ
り
交
際
経
験
な
し
交
際
経
験
あ
り
交
際
経
験
な
し
交
際
経
験
あ
り
交
際
経
験
な
し
交
際
経
験
あ
り
交
際
経
験
な
し
交
際
経
験
あ
り
交
際
経
験
な
し
交
際
経
験
あ
り
交
際
経
験
な
し
-40.0
-60.0
-20.0
-40.0
①
い
つ
も
恋
愛
②
結
婚
考
え
る
③
仕
事
優
先
④
趣
味
優
先
先⑤
家
族
友
人
優
プ⑥
ロ自
ー分
チか
ら
ア
し ⑦
な ア
いプ
ロ
ー
チ
い⑧
た常
いに
一
緒
に
は⑨
別恋
愛
と
結
婚
⑩
面
倒
⑪
自
信
な
い
と ⑫
楽お
し 金
めが
なな
いい
-60.0
交際経験あり:恋人がいる+以前恋人いたが今はいない
7.終わりに
今回の調査では、若者が恋愛に無関心であると
いないし、自ら進んで意中の人にアタックするタ
か、全く受身であるという結果は得られなかった。
イプばかりではない。そして「恋愛と結婚は別」
確かに、
「いつも恋愛をしていたい」とは考えて
と、冷静に判断している。このような点が、大人
十六総合研究所
6
の目には淡泊に映るのかもしれない。
彼らが躊躇なく結婚に踏み切ることができるよう、
若者たちの「ちょっと控えめ」な考え方が、晩
子育て支援は言うに及ばず、就業形態による収入
婚や非婚に無関係とは言い切れない。しかし、約
格差の縮小や、介護・年金の不安軽減など、将来
7 割は恋人がほしいと願い、半数以上が交際相手
を悲観することがないような環境整備が必要だ。
と結婚を考えるという結果をみると、恋愛につい
一方で、交際経験がない人の中には、これから
て真摯に、前向きに考えている印象を受ける。
も交際する意思のない人、独身の気楽さを求める
最近の若者は、
「ゆとり」や「さとり」と言われ
人もいる。一律に結婚・出産を促すのではなく、
るが、4 人に 1 人が「将来に備えて初任給は貯蓄
家庭を持ちたい人が持てる社会、多様な選択を認
したい」と考えるような、堅実で現実的な面を持
め合う社会をつくることが大切だ。
っている1。
(研究員 早川 博美)
このような彼らだから、今後結婚を見据えて本
格的に動き出そうとするとき、多くの情報を収集
し、安定した暮らしができるか、相手とともに幸
せになれるかを、
事前に熟考するだろう。その際、
【DATA】
1.いつも恋愛をしていたい
そう思う
全体
男性
女性
交際経験あり
交際経験なし
2.交際相手とは結婚を考える(考えたい)
どちらともい そう思わな
えない
い
15.9%
16.3%
15.2%
16.5%
12.3%
41.5%
43.6%
38.7%
42.5%
38.7%
42.6%
40.1%
46.1%
40.9%
49.1%
そう思う
-そう思わ
ない
-26.7
-23.8
-30.9
-24.4
-36.8
4.恋愛よりも趣味を優先したい
そう思う
全体
男性
女性
交際経験あり
交際経験なし
全体
男性
女性
交際経験あり
交際経験なし
54.2%
56.9%
50.5%
56.3%
46.6%
18.2%
18.9%
17.3%
21.7%
8.0%
どちらともい そう思わな
えない
い
21.3%
11.5%
34.8%
16.8%
35.6%
全体
男性
女性
交際経験あり
交際経験なし
50.0%
54.1%
44.3%
49.8%
51.5%
28.7%
34.4%
20.9%
33.4%
12.9%
どちらともい そう思わな
えない
い
24.8%
23.7%
26.2%
22.4%
32.5%
38.8%
40.1%
37.1%
37.6%
44.2%
45.0%
47.7%
41.1%
44.0%
47.9%
30.3%
28.6%
32.6%
33.7%
19.6%
全体
男性
女性
交際経験あり
交際経験なし
19.0%
18.9%
19.1%
19.2%
19.1%
6.気になる相手には自分からアプローチする
8.恋人とは常に一緒にいたい、または常に連絡をとっていたい
そう思う
どちらともい そう思わな
そう思う
-そう思わ
えない
い
ない
全体
24.9%
41.8%
33.2%
-8.3
男性
24.7%
46.9%
28.3%
-3.6
女性
25.2%
34.8%
40.1%
-14.9
交際経験あり
28.8%
40.5%
30.6%
-1.8
交際経験なし
12.9%
44.8%
42.3%
-29.4
9.恋愛と結婚は別だ
そう思う
-そう思わ
ない
-7.4
-22.9
13.9
-16.6
22.7
11.恋愛することに自信がない
12.お金がないと恋愛が楽しめない
そう思う
-そう思わ
ない
-5.5
-4.9
-6.4
-11.3
12.9
そう思う
23.8%
18.3%
31.4%
19.6%
36.2%
そう思う
全体
男性
女性
交際経験あり
交際経験なし
どちらともい そう思わな
えない
い
62.5%
65.3%
58.7%
64.6%
55.8%
13.7%
16.5%
9.9%
15.8%
8.0%
どちらともい そう思わな
えない
い
28.8%
24.7%
34.4%
21.8%
51.5%
47.2%
52.0%
40.4%
49.0%
42.9%
平成 27 年度 新入社員の「お金の使い方」に関する意識
調査(十六総合研究所)による
1
十六総合研究所
8.6%
8.4%
8.8%
7.6%
10.4%
そう思う
どちらともい そう思わな
-そう思わ
えない
い
ない
62.7%
18.3%
0.7
64.5%
16.6%
2.3
60.3%
20.6%
-1.5
61.9%
19.0%
0.2
64.8%
16.0%
3.1
全体
男性
女性
交際経験あり
交際経験なし
10.恋愛は面倒だ
そう思う
52.6%
51.5%
54.1%
54.7%
45.4%
そう思う
そう思う
-そう思わ
ない
9.4
5.3
14.9
0.2
37.4
7.気になる人がいても自分からはアプローチしない
そう思う
全体
男性
女性
交際経験あり
交際経験なし
どちらともい そう思わな
えない
い
5.恋人よりも家族や友人を優先したい
どちらともい そう思わな
えない
い
27.6%
24.2%
32.2%
21.9%
45.4%
そう思う
3.恋愛よりも仕事を優先したい
そう思う
-そう思わ
ない
44.0
43.1
45.3
47.1
35.0
7
24.0%
23.2%
25.2%
29.2%
5.5%
そう思う
-そう思わ
ない
10.1
1.8
21.5
3.8
28.2
そう思う
-そう思わ
ない
4.8
1.5
9.2
-7.4
46.0
そう思う
全体
男性
女性
交際経験あり
交際経験なし
31.3%
40.1%
19.1%
37.2%
11.7%
そう思う
全体
男性
女性
交際経験あり
交際経験なし
40.9%
40.8%
41.1%
43.5%
32.5%
そう思う
全体
男性
女性
交際経験あり
交際経験なし
24.2%
28.9%
17.7%
23.8%
24.5%
そう思う
どちらともい そう思わな
-そう思わ
えない
い
ない
46.4%
22.4%
8.9
46.4%
13.5%
26.6
46.3%
34.6%
-15.5
44.7%
18.1%
19.1
52.8%
35.6%
-23.9
そう思う
どちらともい そう思わな
-そう思わ
えない
い
ない
41.8%
17.2%
23.7
42.1%
17.1%
23.7
41.5%
17.4%
23.7
39.9%
16.5%
27.0
48.5%
19.0%
13.5
そう思う
どちらともい そう思わな
-そう思わ
えない
い
ない
42.2%
33.6%
-9.4
42.5%
28.6%
0.3
41.8%
40.4%
-22.7
40.0%
36.2%
-12.4
47.9%
27.6%
-3.1
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