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システム監視ソフトウェア

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システム監視ソフトウェア
IFCPMGR.WIN
システム監視ソフトウェア
産業用コンピュータ用 Windows ソフトウェア
Ver.1.11
Help for Windows
www.interface.co.jp
Help for Windows
目
第1章
1.1
1.2
導入方法
8
リファレンス
28
サンプルプログラム
152
実行方法 .....................................................................152
コンパイル方法 ...............................................................152
サンプルプログラム一覧 .......................................................153
第6章
6.1
4
設定値一覧 ....................................................................28
関数一覧 ......................................................................30
関数対応一覧 ..................................................................32
関数個別説明 ..................................................................34
コールバック関数 .............................................................148
構造体説明 ...................................................................149
戻り値一覧 ...................................................................151
第5章
5.1
5.2
5.3
製品仕様
インストール手順 ...............................................................8
実行手順 .......................................................................8
第4章
4.1
4.2
4.3
4.4
4.5
4.6
4.7
3
基本仕様 .......................................................................4
製品構成 .......................................................................7
第3章
3.1
3.2
はじめに
概要 ...........................................................................3
特長 ...........................................................................3
第2章
2.1
2.2
次
ユーティリティ
154
Interface Utility ............................................................154
第7章
重要な情報
184
© 2016 Interface Corporation.
2
Help for Windows
第1章 はじめに
1.1
概要
システム監視ソフトウェアは、Windows 上のアプリケーションから、弊社産業用コンピュータを
監視する為のソフトウェアです。
Windows 上のアプリケーションから DLL をダイナミックリンクし、API をコールして使用します。
本ドキュメントは、Windows 上でシステム監視ソフトウェアを使用するための情報を掲載してい
ます。
1.2
特長
●ウォッチドッグタイマ(WDT)の開始、停止、周期の設定をソフトウェア上で自由に設定可能です。
●WDT が設定した周期時間中にクリアされない場合、CPU リセット、または割り込みイベント通知
のいずれかを選択可能です。
●CPU コア温度、CPU 基板温度を取得可能です。
●あらかじめ設定しておいた CPU コア温度上限値、CPU コア温度下限値、CPU 基板温度上限値、CPU
基板温度下限値を超えた場合に割り込みイベントの通知が可能です。
●電源電圧を取得可能です。
●あらかじめ設定しておいた電源電圧上限値、電源電圧下限値を超えた場合に割り込みイベント
の通知が可能です。
●温度、電源電圧に対して上限、下限異常の発生から復帰までの範囲(ヒステリシス)が設定可
能です。
●デジタル入出力機能をサポートします。
●デジタル入力割り込みイベントが使用できます。
●ブザーの制御が行えます。
●エラーLED(※)、アラーム LED の制御が行えます。
●ひもスイッチを引いた場合の挙動を割り込み通知または電源スイッチに設定できます。
●XYZ3 軸の加速度センサの値を取得可能です。
●あらかじめ設定しておいた閾値を超える衝撃が加わった場合に割り込みイベントの通知が可能
です。
●FAN の回転数を取得可能です。
●FAN の回転数が低下した場合に割り込みイベントの通知が可能です。
●マルチプロセスに対応しています。複数のアプリケーションからシステム監視が行えます。
●WDT、温度監視、電源電圧監視、割り込みイベント通知、デジタル入出力、ひもスイッチ、ブザ
ー、LED のサンプルプログラムが付属しています。
●あらかじめ条件を設定しておくことで、異常時に自動的にデジタル出力、ブザー鳴動、LED 点
灯が可能です。アプリケーションで自由に制御することも可能です。
●すぐに使えるユーティリティが付属しています。WDT 制御、温度監視、電源電圧監視、FAN 監視、
振動・衝撃監視、ストレージ監視、RAS 通知設定、LED 制御、ブザー制御、デジタル入出力制御、
ひもスイッチ機能設定が簡単に行え、ログの保存も行えます。
※SuperCD では、エラーLED は警報ランプを指します。
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Help for Windows
第2章 製品仕様
2.1
基本仕様
対応製品
機能
○
○
○
ス リ ム タ 備考
ワーCD
○
○
○
○
○
−
○
−
○
○
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○
−
○
○
○
○
○
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○
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○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
SuperCD
ウ ォ ッ チ 設定可能周期
1 秒∼255 秒(1 秒単位)
ド ッ グ タ 周期満了時のアクシ CPU リセット
イマ
ョン
割り込みイベント通知
(WDT)
温度監視 CPU コア 状態監視
温度取得
温度
閾値設定
異常上限・下限値
警告上限・下限値
ヒステリシ 異常上限・下限ヒステリシス
ス設定
警告上限・下限ヒステリシス
CPU 基板 状態監視
温度取得
温度
閾値設定
異常上限・下限値
警告上限・下限値
ヒステリシ 異常上限・下限ヒステリシス
ス設定
警告上限・下限ヒステリシス
電 源 電 圧 外部電源 状態監視
電圧値取得
監視
閾値設定
異常上限・下限値
ヒステリシ 異常上限・下限ヒステリシス
ス設定
デジタルフ フィルタ値設定
ィルタ設定
振 動 ・ 衝 加速度値取得
3 軸(XYZ)
撃監視
振動衝撃閾値設定
3 軸(XYZ)
ヒステリシス設定
3 軸(XYZ)
FAN 監視 制御方法
自動
自動制御設定
温度境界設定
速度設定
ス ト レ ー デバイス情報
S.M.A.R.T 情報
ジ監視
ハードウェア RAID
RAID ステータス
割 り 込 み 割り込み要因
WDT 周期満了検出
イベント
CPU 温度異常上限超え検出
CPU 温度異常下限超え検出
CPU 基板異常温度上限超え検出
CPU 基板異常温度下限超え検出
CPU 温度警告上限超え検出
CPU 温度警告下限超え検出
CPU 基板警告上限超え検出
CPU 基板警告下限超え検出
電源電圧異常検出
FAN1 異常検出
X 軸振動・衝撃異常検出
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Help for Windows
対応製品
機能
SuperCD
Y 軸振動・衝撃異常検出
−
Z 軸振動・衝撃異常検出
−
デジタル入力検出
○
RAID 異常検出
−
ひもスイッチ
○
RAS 通 知 異常
通知条件
WDT 周期満了検出
○
(※1)
通知
CPU コア温度異常上限超え検出 ○
CPU 温コア度異常下限超え検出 ○
CPU 基板異常温度上限超え検出 ○
CPU 基板異常温度下限超え検出 ○
電源電圧異常検出
○
FAN 異常検出
−
振動・衝撃異常検出
−
RAID 異常検出
−
通知方法
デジタル出力
○
ブザー
○
エラーLED(※2)
○
警告
通知条件
CPU コア温度警告上限超え検出 −
通知
CPU コア温度警告下限超え検出 −
CPU 基板温度警告上限超え検出 −
CPU 基板温度警告下限超え検出 −
通知方法
アラーム LED
−
ス テ ー タ 制御ステータスの取 WDT 稼動状態
○
ス取得
得
ブザー制御状態
○
エラーLED 制御状態
○
アラーム LED 制御状態
−
デジタル出力接点制御状態
○
エラーステータスの CPU コア温度上限超え異常
○
取得
CPU コア温度下限超え異常
○
CPU 基板温度上限超え異常
○
CPU 基板温度下限超え異常
○
電源電圧異常
○
FAN 異常
−
振動・衝撃異常
−
RAID 異常
−
アラームステータス CPU コア温度上限超え警告
−
の取得
CPU コア温度下限超え警告
−
CPU 基板温度上限超え警告
−
CPU 基板温度下限超え警告
−
デ ジ タ ル デジタル出力
デジタル出力 4 点制御
○
入出力
デジタル入力
デジタル入力 4 点読込
○
機能設定
○
スイッチ ひもスイッチ
状態取得
○
機能設定
○
ブザー
ブザー
制御
ON/OFF
○
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ス リ ム タ 備考
ワーCD
○
○
○
○
−
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
−
−
○
Help for Windows
対応製品
機能
SuperCD
LED
エラー
制御
ON/OFF
LED(※2) 設定
点灯パターン
アラーム 制御
ON/OFF
LED
設定
点灯パターン
※1 異常発生時の自動通知機能。
※2 SuperCD では、エラーLED は警報ランプを指します。
○
○
−
−
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ス リ ム タ 備考
ワーCD
○
○
○
○
Help for Windows
2.2
製品構成
製品構成
最新情報ドキュメント
インストールプログラム
サンプルプログラム
ファイル名
README.HTM
SETUP.EXE
wdt
temperature
power
fanrotate
gsense
event
dio
diconfig
rasnotify
errorled
alarmled
buzzer
himoswitch
selftest
ユーティリティプログラ IFUtil.exe
ム
IF*.DLL
IF*.ini
DLL
IFCPMGR.DLL
IFCPMGR.LIB
デバイスドライバ
IFCPMGR.SYS
ヘッダファイル
IFCPMGR.H
ヘルプ
HELP.PDF
説明
最新ドキュメント掲載ファイル
インストール用ファイル
WDT サンプルプログラム
温度監視サンプルプログラム
電源電圧監視サンプルプログラム
FAN 回転数監視サンプルプログラム
振動・衝撃監視サンプルプログラム
WDT 割り込みイベント通知サンプルプログラム
汎用デジタル入出力サンプルプログラム
デジタル入力接点機能設定サンプルプログラム
RAS 通知設定サンプルプログラム
エラーLED 制御サンプルプログラム
アラーム LED 制御サンプルプログラム
ブザー制御サンプルプログラム
ひもスイッチ監視サンプルプログラム
自己診断サンプルプログラム
Interface Utility
Interface Utility のライブラリ
Interface Utility の設定情報ファイル
ダイナミックリンクライブラリファイル
インポートライブラリファイル
Windows 2000 以降の OS 用ドライバ
Visual C++用ヘッダファイル
ヘルプ(PDF 形式)
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Help for Windows
第3章 導入方法
3.1
インストール手順
README.HTM のインストール方法を参照してください。
3.2
実行手順
基本的な制御の手順は以下の通りです(記述例は C 言語です)。
※ご利用の製品により対応していない機能が含まれます。『2.1基本仕様』をご参照ください。
※各機能の初期値(出荷時設定値)はご使用の製品の USER’S MANUAL をご参照ください。
3.2.1
WDT
下記の流れで WDT を使用します。
1.WDT の周期、周期満了アクション(CPU リセット、または割り込みイベント通知)を設定。
2.WDT 開始。
3.指定した周期に達する前に WDT クリア。
WDTの周期、周期満了アクションの設定は、CmSetWDTConfig関数で行います。
UINT Ret;
// 50 秒間クリアされなければ CPU リセットを行う
Ret = CmSetWDTConfig(50, CM_WDT_ACT_RESET);
WDTの開始は、CmStartWDT関数で行います。
Ret = CmStartWDT();
WDTのクリアは、CmClearWDT関数で行います。
Ret = CmClearWDT();
WDTの使用を停止する場合は、CmStopWDT関数を実行してください。
Ret = CmStopWDT();
WDT周期満了時、CPUリセットの他に、割り込みイベントを通知することができます。詳細は『3.2.7
割り込みイベント』をご参照ください。
WDT の割り込みイベントと CPU リセットの用途は下記を参考にしてください。
WDT 処理
用途
割り込み
アプリケーションの動作異常によるプロセス停止検出を目的としています。
アプリケーションとは別に監視プロセスを作成し、アプリケーションで WDT
イベント
の周期的クリアを実行します。監視プロセスには WDT 割り込みイベントを登
録しておきます。
もしアプリケーションに異常が生じて WDT クリアが途絶えた場合、監視プロ
セスに割り込みイベントが発生し、アプリケーションの異常を検知できます。
CPU リセット
システム(OS)のフリーズ等からの自動復旧を目的としています。
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Help for Windows
3.2.2
温度監視
CPU コア温度と、CPU 基板温度を取得することができます。
いずれもCmGetTemp関数を使用します。
UINT Ret;
INT CpuTemp;
INT BrdTemp;
// CPU コア温度の取得
Ret = CmGetTemp(CM_TEMP_TARGET_CPU, &CpuTemp);
// CPU 基板温度の取得
Ret = CmGetTemp(CM_TEMP_TARGET_BRD, &BrdTemp);
取得値は負数になることもあります。単位は℃になります。
温度の上限と下限を設定することで、その範囲を超えた場合に、割り込みイベントを通知するこ
とができます。詳細は『3.2.7 割り込みイベント』をご参照ください。
温度上限、下限異常の発生から復帰までの範囲(ヒステリシス)を設定することができます。
設定した値は次回起動時も保持されます。
※ヒステリシスの変更は API から変更を行います。
温度上限異常の場合は以下の図のようになります。
℃
UpperLimit
UHysteresis
温度異常期間
t
温度下限異常の場合は以下の図のようになります。
℃
LHysteresis
LowerLimit
温度異常期間
t
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Help for Windows
閾値の設定をするにはCmSetTempLimit関数を使用します。
UINT ret;
// CPU コア温度の温度上限、下限異常検出の閾値とヒステリシスを設定
ret = CmSetTempLimit(CM_TEMP_TARGET_CPU, 60, 80, 5, 5);
if (ret != IFCM_ERROR_SUCCESS) {
printf(”CmSetTempLimit error (ret:%x)”, ret);
}
温度警告検知をサポートしている製品では温度警告上限値、下限値、ヒステリシスを設定できま
す。
設定は、CmSetTempUpperLimit関数、CmSetTempLowerLimit関数を使用します。
UINT ret;
// CPU コア温度の温度上限警告、上限異常の閾値とヒステリシスを設定
ret = CmSetTempUpperLimit(CM_TEMP_TARGET_CPU, 60, 80, 5, 5);
if (ret != IFCM_ERROR_SUCCESS) {
printf(”CmSetTempUpperLimit error (ret:%x)”, ret);
}
// CPU コア温度の温度下限警告、下限異常の閾値とヒステリシスを設定
ret = CmSetTempLowerLimit(CM_TEMP_TARGET_CPU, 10, 0, 5, 5);
if (ret != IFCM_ERROR_SUCCESS) {
printf(”CmSetTempLowerLimit error (ret:%x)”, ret);
}
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Help for Windows
3.2.3
電源電圧監視
電源電圧を取得することができます。
CmGetPower関数を使用します。
UINT Ret;
float Power;
// 電源電圧の取得
Ret = CmGetPower(CM_POWER_TARGET_EXT, &Power);
電源の電圧が異常を示した際に割り込みイベントを通知することができます。詳細は『3.2.7 割
り込みイベント』をご参照ください。
電源電圧上限、下限異常の発生から復帰までの範囲(ヒステリシス)を設定することができます。
設定した値は次回起動時も保持されます。
※ ヒステリシスの変更は API から変更を行います。
電源電圧上限異常の場合は以下の図のようになります。
V
UpperLimit
UHysteresis
電源電圧異常期間
t
電源電圧下限異常の場合は以下の図のようになります。
V
LHysteresis
LowerLimit
電源電圧異常期間
t
閾値の設定をするにはCmSetPowerLimit関数を使用します。
UINT ret;
// 電源電圧上限、下限異常検出の閾値とヒステリシスを設定
ret = CmSetPowerLimit(CM_POWER_TARGET_EXT, 30, 170, 0, 0);
if (ret != IFCM_ERROR_SUCCESS) {
printf(” CmSetPowerLimit error (ret:%x)”, ret);
}
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Help for Windows
デジタルフィルタ値を設定できます。
設定した期間異常が継続した場合に異常を検知します。
設定はCmSetDigitalFilter関数で行います。
UINT ret;
// デジタルフィルタ値を 5 ミリ秒に設定
ret = CmSetDigitalFilter(CM_POWER_TARGET_EXT, 5);
if (ret != IFCM_ERROR_SUCCESS) {
printf(” CmSetDigitalFilter error (ret:%x)”, ret);
}
3.2.4
FAN 監視
FAN の回転数を取得することができます。
CmGetFanRotate関数を使用します。
UINT ret;
UINT Rotate;
// FAN1 の回転数を取得
ret = CmGetFanRotate(CM_FAN_TARGET_FAN1, &Rotate);
if (ret != IFCM_ERROR_SUCCESS) {
printf(” CmGetFanRotate error (ret:%x)”, ret);
}
回転数は毎分の回転数(rpm)で取得できます。
回転数が閾値を下回った場合に割り込みイベントを通知することができます。詳細は『3.2.7 割
り込みイベント』をご参照ください。
FAN の回転数は CPU コア温度に応じて自動で制御されます。
以下の図のように変化します。
℃
MaxThreshold
HighThreshold
LowThreshold
LowSpeed MidSpeed
HighSpeed
MaxSpeed
t
自 動 制 御 の 温 度 閾 値 (LowThreshold, HighThreshold) と 回 転 速 度 (LowSpeed, MidSpeed,
HighSpeed)を設定できます。
※MaxThreshold と MaxSpeed は固定値となります。
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Help for Windows
設定はCmSetFanAutoThreshold関数とCmSetFanAutoSpeed関数で行います。
UINT ret;
// FAN 自動制御の閾値を設定
ret = CmSetFanAutoThreshold(CM_FAN_TARGET_FAN1, 20, 70);
if (ret != IFCM_ERROR_SUCCESS) {
printf(” CmSetFanAutoThreshold error (ret:%x)”, ret);
}
// FAN 自動制御の速度を設定
ret = CmSetFanAutoDuty(CM_FAN_TARGET_FAN1, 30, 50, 80);
if (ret != IFCM_ERROR_SUCCESS) {
printf(” CmSetFanAutoDuty error (ret:%x)”, ret);
}
※MaxThreshold、HighThreshold、LowThreshold には、-3℃のヒステリシス(固定値)が設定され
ています。
CPU コア温度が HighThreshold を超えて FAN の回転数が HighSpeed となった場合、HighThreshold
よりも 3℃下回れば十分冷却されたとみなして FAN の回転数は MidSpeed となります。
3.2.5
振動・衝撃監視
製品に搭載されている加速度センサから値を取得できます。
CmGetGSense関数を使用します。
UINT ret;
UINT Data;
// X 軸方向の加速度センサ値を取得します。
ret = CmGetGSense(CM_GSENSE_TARGET_SENSOR1, CM_GSENSE_AXIS_X, &Data);
if (ret != IFCM_ERROR_SUCCESS) {
printf(” CmGetGSense error (ret:%x)”, ret);
}
ここで得られる値は加速度センサの生の値となります。下記の式で重力加速度値へ変換できます。
G=
(x × 0.01289) − 1.5
0.42
ここで、
G: 重力加速度値
x: 取得値
1 秒間の加速度の最大値と最小値の差が閾値を超えた場合に割り込みイベントを通知することが
できます。詳細は『3.2.7 割り込みイベント』をご参照ください。
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Help for Windows
閾値及びヒステリシスは 1(0.03G)刻みで各方向ごとに指定することができます。
設定には、CmSetGSenseLimit関数を使用します。
UINT ret;
// X 軸方向の閾値とヒステリシスの設定
ret = CmSetGSenseLimit(CM_GSENSE_TARGET_SENSOR1, CM_GSENSE_AXIS_X, 10, 5);
if (ret != IFCM_ERROR_SUCCESS) {
printf(”CmSetGSenseLimit error (ret:%x)”, ret);
}
3.2.6
ストレージ監視
RAID 状態の取得ができます。
CmGetRaidStatus関数を使用します。
UINT ret;
UINT Data;
// RAID 状態を取得します。
ret = CmGetRaidStatus(CM_RAID_TARGET_TYPE1, &Data);
if (ret != IFCM_ERROR_SUCCESS) {
printf(” CmGetRaidStatus error (ret:%x)”, ret);
}
CM_RAID_TARGET_TYPE1 を指定した場合、SVRC-C600SA(RAID ボード)のステータスの取得が行えま
す。取得できるステータスは以下の通りです。
値
内容
0
通常動作
1
ドライブ 1 異常
2
ドライブ 2 異常
3
データ再構築(コピー)中
4
システム・ホルト
5
HDD2→HDD1 へのデータ再構築(コピー)中にスキップ・リコン(※1)発生
6
HDD1→HDD2 へのデータ再構築(コピー)中にスキップ・リコン(※1)発生
※1 データ再構築(コピー)中に、コピー元のドライブに読み込み異常が発生すると、RAID ボード
はその異常が発生した部分をスキップして処理を継続します。この操作をスキップ・リコンを呼
びます。
RAID異常(上記表の値 1、2、4、5、6 いずれか)の発生時に割り込み通知を行うことができます。
詳細は『3.2.7 割り込みイベント』をご参照ください。
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Help for Windows
ストレージのデバイス情報、S.M.A.R.T 情報、S.M.A.R.T 情報の閾値を取得できます。
CmGetDeviceIdentify関数、CmGetSmartAttribute関数、CmGetSmartThreshold関数を使用します。
UINT ret;
UCHAR Identify[512];
UCHAR Attribute[512];
UCHAR Threshold[512];
// デバイス情報を取得します。
ret = CmGetDeviceIdentify(0, CM_TARGET_DEVICE_NORMAL, Identify);
if (ret != IFCM_ERROR_SUCCESS) {
printf(” CmGetDeviceIdentify error (ret:%x)”, ret);
}
// S.M.A.R.T 情報を取得します。
ret = CmGetSmartAttribute(0, CM_TARGET_DEVICE_NORMAL, Attribute);
if (ret != IFCM_ERROR_SUCCESS) {
printf(” CmGetSmartAttribute error (ret:%x)”, ret);
}
// S.M.A.R.T 情報の閾値を取得します。
ret = CmGetSmartThreshold(0, CM_TARGET_DEVICE_NORMAL, Threshold);
if (ret != IFCM_ERROR_SUCCESS) {
printf(” CmGetSmartThreshold error (ret:%x)”, ret);
}
CmGetDeviceIdentify関数により取得できる 512byteのデバイス情報(Identify)はATAコマンドの
Identify Deviceコマンドにより取得できる情報になります。この情報の中にはシリアルナンバー
やモデル名、対応機能等の情報が含まれており、解析を行うことで使用しているデバイスの詳細
な情報が得られます。
CmGetSmartAttribute関数により取得する 512byteの属性情報(Attribute)は、デバイスの自己診
断に関する情報が含まれており、解析を行うことで使用しているデバイスの健康状態の確認がで
きます。
CmGetSmartThreshold関数により取得する 512byteの閾値 (Threshold)は、属性情報(Attribute)
に対する閾値が記録されています。
※デバイスのメーカーにより、取得できる S.M.A.R.T 情報や診断の項目、基準は異なります。
S.M.A.R.T 情報の各項目の意味については、ご使用のデバイスのデータシートや、メーカーへ
お問い合わせください。
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15
Help for Windows
取得した情報は以下の様に解析を行うことで各種情報を抽出できます。
UINT ret;
UINT i;
UCHAR Identify[512];
UCHAR Attribute[512];
UCHAR Threshold[512];
UCHAR SerialNumber[21];
UCHAR ModelName[41];
// 各データの取得
CmGetDeviceIdentify(1, CM_TARGET_DEVICE_NORMAL, Identify);
CmGetSmartAttribute(1, CM_TARGET_DEVICE_NORMAL, Attribute);
CmGetSmartThreshold(1, CM_TARGET_DEVICE_NORMAL, Threshold);
// シリアルナンバーを抽出
for(i=0; i<20;i+=2){
SerialNumber[i] = Identify[20+i+1];
SerialNumber[i+1] = Identify[20+i];
}
SerialNumber[20] = '¥0';
// モデル名を抽出
for(i=0; i<40;i+=2){
ModelName[i] = Identify[54+i+1];
ModelName[i+1] = Identify[54+i];
}
ModelName[40] = '¥0';
// シリアルナンバー、モデル名を表示
printf("SerialNumber : %s¥n", SerialNumber);
printf("ModelName
: %s¥n", ModelName);
// S.M.A.R.T 情報の属性値と閾値を表示
printf(" ID¥tFlag¥tValue¥tWorst¥tThreshold¥tRaw¥n");
printf("-------------------------------------------------¥n");
for(i=2;i<(2+12*30);i+=12){
printf("%02x¥t", Attribute[i+0]);
// ID
printf("%02x%02x¥t", Attribute[i+2],Attribute[i+1]); // Flag
printf("%02x¥t", Attribute[i+3]);
// Value
printf("%02x¥t", Attribute[i+4]);
// Worst
printf("%02x¥t", Threshold[i+1]);
// Threshold
printf("%02x%02x%02x%02x%02x%02x",
// Raw
Attribute[i+10], Attribute[i+9],
Attribute[i+8], Attribute[i+7],
Attribute[i+6], Attribute[i+5]
);
printf("¥n");
}
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Help for Windows
3.2.7
割り込みイベント
割り込みイベントは下記の流れで使用します。
1.各割り込みイベントの条件(WDT 周期、温度上限、下限等)を設定します。
2.割り込みイベント(シグナルイベント、メッセージ、コールバック関数等)を登録します。
3.割り込みイベントマスクを設定し、イベントを有効化します。
上記を行った後、割り込みイベント要因が満たされれば、割り込みイベントが通知されます。
割 り 込 み イ ベ ン ト の 登 録 は CmSetEvent 関 数 で 行 い 、 割 り 込 み イ ベ ン ト マ ス ク の 設 定 は
CmSetEventMask関数で行います。
イベント発生時にコールバック関数が呼び出される設定例を下記に示します。
(WDT、CPU コア温度上限、CPU コア温度下限、電源電圧異常を有効にします。)
// コールバック関数
void CALLBACK UserCallback(PVOID User)
{
UINT Ret;
UINT Factor;
// イベント要因取得
Ret = CmGetEventFactor(&Factor);
// イベントごとの処理
…
}
int main(void)
{
UINT Ret;
CM_EVENT_REQ EventReq;
// CPU コア温度下限(0℃)、上限(50℃)設定
Ret = CmSetTempLimit(CM_TEMP_TARGET_CPU, 0, 50, 0, 0);
// イベント登録
ZeroMemory(&EventReq, sizeof(CM_EVENT_REQ));
EventReq.CallBackProc = (LPCMCALLBACK)UserCallback;
Ret = CmSetEvent(&EventReq);
// イベントマスク設定(WDT、CPU コア温度上限・下限、電源電圧設定)
Ret = CmSetEventMask(CM_EVENT_WDS │ CM_EVENT_CPTHS │ CM_EVENT_CPTLS │ CM_EVENT_VEXTA);
…
}
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Help for Windows
割り込みイベントの使用終了時は、割り込みマスク設定でイベントを無効化し、CmSetEventMask関
数でイベント要因をクリアし、CmKillEvent関数で割り込みイベントを解除してください。
UINT Ret;
UINT Factor;
// 全割り込みを無効化
Ret = CmSetEventMask(0);
// イベント要因クリア
Ret = CmGetEventFactor(&Factor);
// 割り込みの解除
Ret = CmKillEvent();
3.2.8
RAS 通知
異常検知時に、RAS 出力(デジタル出力)、ブザー、LED により通知を行うことができます。
あらかじめ RAS 通知を行う異常検知の種類と通知方法を設定しておくことで、異常検知時に自動
的に通知を行います。
設定は、CmSetRasNotify関数で行います。
UINT Ret;
// デジタル出力接点 1∼4 を OFF 状態で初期化
Ret = CmOutputUP(0);
// WDT タイマ異常時にデジタル出力接点 1 を ON にするように設定
Ret = CmSetRasNotify(CM_RAS_ENABLE_DOUT1, CM_RAS_COND_WDS, CM_RAS_DO_ON);
// CPU 基板温度異常時にデジタル出力接点 2 を ON にするように設定
Ret = CmSetRasNotify(CM_RAS_ENABLE_DOUT2, CM_RAS_COND_LCTHS │ CM_RAS_COND_LCTLS,
CM_RAS_DO_ON);
// 電源電圧異常時にブザーを ON にするように設定
Ret = CmSetRasNotify(CM_RAS_ENABLE_BUZZER, CM_RAS_COND_VEXTA, 0);
CmOutputUP関数により、アプリケーションで自由にデジタル出力を制御することも可能です。詳
細は『3.2.12デジタル入出力』をご参照ください。
Interface UtilityやCmSetRasNotify関数でRAS通知方法及び条件を設定した場合、次回起動時も
その設定を保持します。
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18
Help for Windows
3.2.9
LED
LED の点灯パターンを設定することができます。
設定は、CmSetPatternNoticeLed関数で行います。
UINT Ret;
// エラーLED の点灯パターンを設定
Ret = CmSetPatternNoticeLed(CM_LED_TARGET_ERRLED, CM_LED_PATTERN1);
点灯パターンは以下を設定可能です。
パターン
LED の動作
1
常時点灯します。
2
1 秒周期で点滅します。
点灯
消灯
1.0秒
3
1.0秒
1.0秒
0.5 秒周期で点滅します。
点灯
消灯
0.5秒
4
0.5秒
0.5秒
0.5秒
0.5秒
0.5秒
0.5秒
0.2 秒周期で点滅します。
点灯
消灯
0.2秒 0.2秒 0.2秒 0.2秒 0.2秒 0.2秒 0.2秒 0.2秒 0.2秒 0.2秒 0.2秒 0.2秒 0.2秒 0.2秒 0.2秒 0.2秒 0.2秒 0.2秒 0.2秒
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19
Help for Windows
あらかじめLEDを点灯制御させる条件を設定しておくことで、異常検知時に自動的にLEDを制御さ
せることができます。設定は、CmSetRasNotify関数で行います。
UINT Ret;
// あらかじめ LED を消灯
Ret = CmControlNoticeLed(0);
// WDT タイマ異常時に LED を点灯させるように設定
Ret = CmSetRasNotify(CM_RAS_ENABLE_ERRLED, CM_RAS_COND_WDS, 0);
CmControlNoticeLed関数により、アプリケーションで自由にLEDを制御することも可能です。
異常検知時に自動でLEDが制御開始した場合、CmControlNoticeLed関数でLEDを停止しても、異常
状態が続いていれば再度制御します。
異常が続いている状態でLEDを停止させたい場合は、CmSetRasNotify関数で一旦自動LED制御を無
効化してからCmControlNoticeLed関数でLEDを停止してください。
ま た 、 異 常 復 旧 後 も LED は 自 動 で 停 止 し ま せ ん 。 停 止 さ せ た い 場 合 、 Inteface Utility や
CmControlNoticeLed関数で停止させてください。
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20
Help for Windows
3.2.10
ブザー
あらかじめブザーをONさせる条件を設定しておくことで、異常検知時に自動的にブザーをONさせ
ることができます。設定は、CmSetRasNotify関数で行います。
UINT Ret;
// あらかじめブザーを OFF
Ret = CmControlBuzzer(0);
// WDT タイマ異常時にブザーが ON するように設定
Ret = CmSetRasNotify(CM_RAS_ENABLE_BUZZER, CM_RAS_COND_WDS, 0);
CmControlBuzzer関数により、アプリケーションで自由にブザーを制御することも可能です。
異常検知時に自動でブザーがONした場合、CmControlBuzzer関数でブザーをOFFしても、異常状態
が続いていれば再度ブザーがONします。
異常が続いている状態でブザーをOFFしたい場合は、CmSetRasNotify関数で一旦ブザーを無効化し
てからCmControlBuzzer関数でブザーをOFFしてください。
また、異常復旧後もブザーは自動でOFFしません。停止させたい場合、Inteface Utilityや
CmControlBuzzer関数で停止させてください。
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21
Help for Windows
3.2.11
ひもスイッチ
ひもスイッチを引いた際に割り込み通知が行えます。詳細は『3.2.7 割り込みイベント』をご参
照ください。
ひもスイッチによる割り込み通知はひもを引いた瞬間に行われます。
ひもスイッチは現在スイッチを引かれているか放されているかのステータスを取得することがで
きます。ステータスはCmGetHimoSwitchStatus関数で確認でき、引かれている場合は 1、放されて
いる場合は 0 のステータスが取得できます。
割り込み通知は以下のタイミングで発生します。
ひもスイッチのステータス
割り込み通知
割り込み通知
1
0
ひもを放した状態
ひもを引いた状態
ひもを引いた
ひもを放した状態
ひもを放した
ステータスのポーリングによる使用例を下記に示します。
//ひもスイッチが引かれている場合ブザーを鳴らす例
int main(void)
{
UINT Ret;
UINT Status;
// あらかじめブザーをオフ
CmControlBuzzer(0);
// ひもスイッチの状態をポーリング
while(1){
// ひもスイッチの状態を取得
Ret = CmGetHimoSwitchStatus(&Status);
if(Status){
// ひもスイッチが引かれているならブザーオン
CmControlBuzzer(1);
}else{
// ひもスイッチが放されているならブザーオフ
CmControlBuzzer(0);
}
...
}
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22
ひもを引いた状態
ひもを引いた
Help for Windows
割り込み通知を使用した例を下記に示します。
// ひもスイッチを一度引くとブザーをオンにし、もう一度引くとオフにする例
// コールバック関数
void CALLBACK UserCallback(PVOID User)
{
UINT Ret;
UINT Factor;
UINT Status;
// イベント要因取得
Ret = CmGetEventFactor(&Factor);
// イベント要因がひもスイッチかチェック
if(Factor & CM_EVENT_HIMO_SWITCH){
// 制御ステータスを取得
Ret = CmGetControlStatus(&Status);
// 現在ブザーがオンならオフに、オフならオンにする
if(Status & CM_STATUS_BUZZER){
CmControlBuzzer(0);
}else{
CmControlBuzzer(1);
}
}
}
int main(void)
{
UINT Ret;
CM_EVENT_REQ EventReq;
// イベント登録
ZeroMemory(&EventReq, sizeof(CM_EVENT_REQ));
EventReq.CallBackProc = (LPCMCALLBACK)UserCallback;
Ret = CmSetEvent(&EventReq);
// イベントマスク設定(ひもスイッチ設定)
Ret = CmSetEventMask(CM_EVENT_HIMO_SWITCH);
…
}
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23
Help for Windows
ひもスイッチは設定を行うことで電源スイッチとして利用することもできます。
設定はCmGetHimoSwitchStatus関数で行います。
UINT ret;
//ひもスイッチを電源スイッチに設定
ret = CmSetHimoSwitchConfig(CM_HIMO_SWITCH_POW_SWITCH);
if (ret != IFCM_ERROR_SUCCESS) {
printf(”CmSetHimoSwitchConfig error (ret:%x)”, ret);
}
設定は次回の起動後から有効になります。
ひもスイッチの状態確認や設定はInterface Utilityでも行うことができます。詳細は『6.1.3.8
Switch』をご参照ください。
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24
Help for Windows
3.2.12
デジタル入出力
デジタル入出力制御を行うことができます。デジタル出力は RAS 出力と兼用となります。
デジタル出力を行うにはCmOutputUP関数を使用します。
int main()
{
UINT Ret;
// デジタル出力接点 1∼4 を ON
Ret = CmOutputUP(0x01 │ 0x02 │ 0x04 │ 0x08);
// 全点 OFF
Ret = CmOutputUP(0);
}
CmInputUP関数でデジタル入力接点の状態を確認できます。
int main()
{
UINT Ret;
UINT Data;
// デジタル入力端子の状態を取得
Ret = CmInputUP(&Data);
}
デジタル入力 1(DIN1)を電源スイッチに設定することができます。
設定はCmSetDIConfig関数で行います。
int main()
{
UINT Ret;
// デジタル入力 1 を電源 ON/OFF スイッチに設定
Ret = CmSetDIConfig(CM_DI_TARGET_DIN1, CM_DICONF_POW_SWITCH);
}
デジタル入力 1 を電源スイッチに設定してもデジタル入力 2∼4 は汎用入力として使用可能です。
デジタル入力された際に割り込みイベントを通知することができます。詳細は『3.2.7 割り込み
イベント』をご参照ください。
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25
Help for Windows
異常検知時に自動でデジタル出力制御が行われた場合、CmOutputUP関数で制御を行っても異常状
態が続いていれば再度自動制御が行われます。
例えば、異常検知時にデジタル出力をONにする設定をしていた場合、異常発生時に出力がONとな
った後にCmOutputUP関数で出力をOFFにしても異常が継続中であれば自動でONとなります。
異常が続いている状態でデジタル出力を制御したい場合は、CmSetRasNotify関数で一旦自動デジ
タル出力制御を無効化してから制御を行ってください。
また、異常復旧後もデジタル出力は自動で停止しません。停止させたい場合、Inteface Utility
やCmOutputUP関数で停止させてください。
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26
Help for Windows
3.2.13
自己診断機能
システムの稼動状態を診断し、現在異常が発生していないか確認が行えます。
CmGetErrorStatus関数を使用します。
int main(void)
{
UINT Ret;
UINT Status
// 異常状態ステータスを取得
Ret = CmGetErrorStatus(&Status);
if(Status & CM_ERROR_CPTHS){
printf(“CPU TEMP UPPER ERROR¥n”);
}
if(Status & CM_ERROR_CPTLS){
printf(“CPU TEMP LOWER ERROR¥n”);
}
…
}
※温度や電源電圧などの各種異常は、API もしくは Interface Utility で設定した閾値に依存し
ます。設定されている閾値が適切でない場合、正しい自己診断結果とならない可能性がありま
す。
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27
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第4章 リファレンス
4.1
設定値一覧
各製品の出荷時設定は USER'S MANUAL をご参照ください。
機能
設定可能範囲
ウォッチドッグ 周期
1∼255(秒)
タイマ(WDT)
アクション
0(割り込み)または 1(CPU リセット)
-60≦異常下限<警告下限<警告上限<
温度監視
CPU コア 異常上限値
異常上限≦125(℃)
温度
異常下限値
警告上限値
警告下限値
0∼15(℃)
異常上限ヒステリシス
異常下限ヒステリシス
警告上限ヒステリシス
警告下限ヒステリシス
-60≦異常下限<警告下限<警告上限<
CPU 基板 異常上限値
異常上限≦125(℃)
温度
異常下限値
警告上限値
警告下限値
0∼31(℃)
異常上限ヒステリシス
異常下限ヒステリシス
警告上限ヒステリシス
警告下限ヒステリシス
外部電源 電圧上限値
25(5.5V)∼170(37.4V)
電源電圧監視
電圧下限値
0∼255(56.1V)
電圧上限ヒステリシス
電圧下限ヒステリシス
電圧デジタルフィルタ値
0∼255(ミリ秒)
固定値
AC/DC
電圧上限値
USER'S MANUAL をご参照ください。
電源
電圧下限値
電圧上限ヒステリシス
電圧下限ヒステリシス
電圧デジタルフィルタ値
FAN 監視
回転数閾値
固定値
USER'S MANUAL をご参照ください。
-60≦低温閾値<高温閾値≦125(℃)
自動制御 温度閾値(高温)
温度閾値(低温)
速度(高速)
30∼100(%)
速度(中速)
速度(低速)
振動・衝撃
振動・衝撃閾値
0∼100(3G)
監視
振動・衝撃ヒステリシス
0∼100(3G)
割り込み
イベントマスク値
『31 CmSetEventMask』をご参照くだ
イベント
さい。
デジタル入出力 デジタル入力 1(DIN1)の機能
0(汎用入力)または 1(電源スイッチ)
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28
Help for Windows
機能
RAS 通知
LED
スイッチ
ブザー通知
エラーLED 通知
アラーム LED 通知
デジタル出力 1(DOUT1)通知
デジタル出力 1(DOUT1)制御
デジタル出力 2(DOUT2)通知
デジタル出力 2(DOUT2)制御
デジタル出力 3(DOUT3)通知
デジタル出力 3(DOUT3)制御
デジタル出力 4(DOUT4)通知
デジタル出力 4(DOUT4)制御
エラーLED 点灯パターン
アラーム LED 点灯パターン
ひもスイッチの機能
設定可能範囲
『42 CmSetRasNotify』をご参照くだ
さい。
0∼3(パターン 1∼4)
0(汎用スイッチ)または 1(電源スイ
ッチ)
WDT と割り込みイベントのマスク値を除き、各設定値は関数や Interface Utility で設定した際
に基板上の ROM に保存され、次回起動時にも値が保持されます。WDT と割り込みイベントのマス
ク値は OS 起動ごとに初期値に戻ります。
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29
Help for Windows
4.2
関数一覧
No
関数名
●WDT
1
CmSetWDTConfig
2
CmGetWDTConfig
3
CmStartWDT
4
CmStopWDT
5
CmClearWDT
●温度監視
6
CmGetTemp
7
CmSetTempLimit
8
CmGetTempLimit
9
CmSetTempUpperLimit
10 CmGetTempUpperLimit
11 CmSetTempLowerLimit
12 CmGetTempLowerLimit
●電源監視
13 CmGetPower
14 CmSetPowerLimit
15 CmGetPowerLimit
16 CmSetDigitalFilter
17 CmGetDigitalFilter
●FAN 監視
18 CmGetFanRotate
19 CmSetFanAutoThreshold
20 CmGetFanAutoThreshold
21 CmSetFanAutoSpeed
22 CmGetFanAutoSpeed
●振動・衝撃監視
23 CmGetGSense
24 CmSetGSenseLimit
25 CmGetGSenseLimit
●ストレージ監視
26 CmGetDeviceIdentify
27 CmGetSmartAttribute
28 CmGetSmartThreshold
●割り込みイベント
29 CmSetEvent
30 CmKillEvent
31 CmSetEventMask
32 CmGetEventMask
33 CmGetEventFactor
●ステータス
34 CmGetControlStatus
35 CmGetErrorStatus
機能
WDT の周期、周期満了時のアクション設定を行います。
WDT の周期、周期満了時のアクションの取得を行います。
WDT を開始します。
WDT を停止します。
WDT のクリアを行います。
指定対象の温度を取得します。
温度異常上限、下限及びヒステリシスを設定します。
温度異常上限、下限及びヒステリシスを取得します。
温度警告と温度異常検出の上限値及びヒステリシスを設定します。
温度警告と温度異常検出の上限値及びヒステリシスを取得します。
温度警告と温度異常検出の下限値及びヒステリシスを設定します。
温度警告と温度異常検出の下限値及びヒステリシスを取得します。
電源電圧を取得します。
電源電圧の上限、下限及びヒステリシスを設定します。
電源電圧の上限、下限及びヒステリシスを取得します。
電源電圧異常検出時のデジタルフィルタを設定します。
電源電圧異常検出時のデジタルフィルタを取得します。
FAN の回転数を取得します。
FAN 自動制御の温度閾値を設定します。
FAN 自動制御の温度閾値を取得します。
FAN 自動制御の速度を%で設定します。
FAN 自動制御の速度設定値(%)を取得します。
指定対象の加速度センサ値を取得します。
振動・衝撃異常検出の閾値を設定します。
振動・衝撃異常検出の閾値を取得します。
デバイス情報を取得します。
デバイスの S.M.A.R.T 情報を取得します。
デバイスの S.M.A.R.T 情報の閾値を取得します。
割り込みイベントを登録します。
割り込みイベントを削除します。
割り込みイベントマスクを設定します。
割り込みイベントマスクを取得します。
割り込みイベント要因を取得します。
現在の制御状態を取得します。
現在発生中の異常状態を取得します。
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30
Help for Windows
No
関数名
36 CmGetAlarmStatus
37 CmGetRaidStatus
●デジタル入出力
38 CmInputUP
39 CmOutputUP
40 CmSetDIConfig
41 CmGetDIConfig
●RAS 通知
42 CmSetRasNotify
43 CmGetRasNotify
●LED 制御
44 CmControlNoticeLed
45 CmSetPatternNoticeLed
46 CmGetPatternNoticeLed
●ブザー制御
47 CmControlBuzzer
●スイッチ
48 CmGetHimoSwitchStatus
49 CmSetHimoSwitchConfig
50 CmGetHimoSwitchConfig
●製品情報
51 CmGetFirmwareVersion
機能
現在発生中の警告状態を取得します。
RAID ステータスを取得します。
デジタル入力接点の状態を取得します。
デジタル出力接点を制御します。
デジタル入力接点の機能を設定します。
デジタル入力接点の設定を取得します。
RAS 通知の通知方法、通知条件、異常時のデジタル出力状態を設定します。
RAS 通知の通知方法、通知条件、異常時のデジタル出力状態を取得します。
LED を制御します。
LED の点灯パターンを設定します。
LED の点灯パターンを取得します。
ブザーを制御します。
ひもスイッチの状態を取得します。
ひもスイッチの機能を設定します。
ひもスイッチの機能を取得します。
ファームウェアバージョンを取得します。
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31
Help for Windows
4.3
関数対応一覧
No
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
32
33
34
35
36
37
38
39
40
41
42
43
44
関数名
CmSetWDTConfig
CmGetWDTConfig
CmStartWDT
CmStopWDT
CmClearWDT
CmGetTemp
CmSetTempLimit
CmGetTempLimit
CmSetTempUpperLimit
CmGetTempUpperLimit
CmSetTempLowerLimit
CmGetTempLowerLimit
CmGetPower
CmSetPowerLimit
CmGetPowerLimit
CmSetDigitalFilter
CmGetDigitalFilter
CmGetFanRotate
CmSetFanAutoThreshold
CmGetFanAutoThreshold
CmSetFanAutoSpeed
CmGetFanAutoSpeed
CmGetGSense
CmSetGSenseLimit
CmGetGSenseLimit
CmGetDeviceIdentify
CmGetSmartAttribute
CmGetSmartThreshold
CmSetEvent
CmKillEvent
CmSetEventMask
CmGetEventMask
CmGetEventFactor
CmGetControlStatus
CmGetErrorStatus
CmGetAlarmStatus
CmGetRaidStatus
CmInputUP
CmOutputUP
CmSetDIConfig
CmGetDIConfig
CmSetRasNotify
CmGetRasNotify
CmControlNoticeLed
SuperCD
スリムタワーCD
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
−
○
−
○
−
○
−
○
○
−
○
−
○
−
○
−
○
−
−
○
−
○
−
○
−
○
−
○
−
○
−
○
−
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
『31. CmSetEventMask』をご参照ください。
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
−
○
○
○
○
○
○
○
○
○
『42. CmSetRasNotify』をご参照ください。
『43. CmGetRasNotify』をご参照ください。
○
○
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32
Help for Windows
No
45
46
47
48
49
50
51
関数名
CmSetPatternNoticeLed
CmGetPatternNoticeLed
CmControlBuzzer
CmGetHimoSwitchStatus
CmSetHimoSwitchConfig
CmGetHimoSwitchConfig
CmGetFirmwareVersion
SuperCD
スリムタワーCD
『45. CmSetPatternNoticeLed』をご参照ください。
『46. CmGetPatternNoticeLed』をご参照ください。
○
○
○
−
○
−
○
−
○
○
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33
Help for Windows
4.4
関数個別説明
1. CmSetWDTConfig
【機能】
WDT の周期、および周期満了時のアクションを設定します。
【書式】
●C 言語
UINT CmSetWDTConfig(
UINT Cycle,
UINT Action
);
●Visual C# .NET
[DllImport("ifcpmgr.dll")]
public static extern uint CmSetWDTConfig(
uint Cycle,
uint Action
);
●Visual Basic .NET
Declare Function CmSetWDTConfig Lib "ifcpmgr.dll"(_
ByVal Cycle
As Integer, _
ByVal Action
As Integer _
)As Integer
【パラメータ】
Cycle
WDT の周期を設定します。設定可能範囲は 1∼255 で、単位は秒です。
デフォルトは 30 です。BIOS 設定で WDT を有効にしている場合は、その設定となります。
Action
WDT 周期満了時のアクションを指定します。
下記の値が設定可能です。
識別子
値
意味
CM_WDT_ACT_INTERRUPT
0
周期満了時に割り込みイベントを発生させます。
CM_WDT_ACT_RESET
1
周期満了時に CPU リセットを起こします。
デフォルトは CM_WDT_ACT_INTERRUPT です。
BIOS 設定で WDT を有効にしている場合は、CM_WDT_ACT_RESET になります。
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34
Help for Windows
【戻り値】
本関数実行時には下記の戻り値が返ります。
識別子
値
IFCM_ERROR_SUCCESS
0
IFCM_ERROR_INTERNAL
C0000001h
IFCM_ERROR_INVALID_PARAMETER C0000002h
IFCM_ERROR_INVALID_HANDLE
C0000007h
内容
正常終了
内部エラー
入力パラメータ不正
内部エラー
IFCM_ERROR_SUCCESS以外の値が返された場合については、『4.7 戻り値一覧』をご参照ください。
【備考】
・WDT 動作中に、本関数を実行すると、新しく設定した周期で、再度カウントし直します。
・複数の異なるアプリケーションで本関数を実行した場合、最後に設定した周期、アクション
が有効となります。
・BIOS 設定で WDT を有効にしている場合は、OS 起動時にその設定が引き継がれます。
【使用例】
●C 言語
UINT Ret;
Ret = CmSetWDTConfig(50, CM_WDT_ACT_RESET);
●Visual C# .NET
uint Ret;
Ret = IFCCPMGR.CmSetWDTConfig(50, IFCCPMGR.CM_WDT_ACT_RESET);
●Visual Basic .NET
Dim Ret As Integer
Ret = IFCCPMGR.CmSetWDTConfig(50, IFCCPMGR.CM_WDT_ACT_RESET)
WDT 周期を 50 秒、アクションを CPU リセットに設定します。
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35
Help for Windows
2. CmGetWDTConfig
【機能】
現在の WDT の周期、および周期満了時のアクションを取得します。
【書式】
●C 言語
UINT CmGetWDTConfig(
UINT* pCycle,
UINT* pAction
);
●Visual C# .NET
[DllImport("ifcpmgr.dll")]
public static extern uint CmGetWDTConfig(
out uint
pCycle,
out uint
pAction
);
●Visual Basic .NET
Declare Function CmGetWDTConfig Lib "ifcpmgr.dll"(_
ByRef pCycle
As Integer, _
ByRef pAction
As Integer _
)As Integer
【パラメータ】
pCycle
WDT の周期格納先です。
pAction
WDT 周期満了時のアクション格納先です。
CmSetWDTConfig関数で設定可能な値が取得できます。
【戻り値】
本関数実行時には下記の戻り値が返ります。
識別子
値
IFCM_ERROR_SUCCESS
0
IFCM_ERROR_INTERNAL
C0000001h
IFCM_ERROR_NULL_POINTER
C0000005h
IFCM_ERROR_INVALID_HANDLE
C0000007h
内容
正常終了
内部エラー
NULL ポインタ検出
内部エラー
IFCM_ERROR_SUCCESS以外の値が返された場合については、『4.7 戻り値一覧』をご参照ください。
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36
Help for Windows
【使用例】
●C 言語
UINT Ret;
UINT Cycle;
UINT Action;
Ret = CmGetWDTConfig(&Cycle, &Action);
●Visual C# .NET
uint Ret;
uint Cycle;
uint Action;
Ret = IFCCPMGR.CmGetWDTConfig(out Cycle, out Action);
●Visual Basic .NET
Dim Ret As Integer
Dim Cycle As Integer
Dim Action As Integer
Ret = IFCCPMGR.CmGetWDTConfig(Cycle, Action)
WDT 周期とアクションを取得します。
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37
Help for Windows
3. CmStartWDT
【機能】
WDT のカウントを開始します。
【書式】
●C 言語
UINT CmStartWDT(void);
●Visual C# .NET
[DllImport("ifcpmgr.dll")]
public static extern uint CmStartWDT();
●Visual Basic .NET
Declare Function CmStartWDT Lib "ifcpmgr.dll"() As Integer
【パラメータ】
なし
【戻り値】
本関数実行時には下記の戻り値が返ります。
識別子
値
IFCM_ERROR_SUCCESS
0
IFCM_ERROR_INTERNAL
C0000001h
IFCM_ERROR_ALREADY
C0000003h
IFCM_ERROR_INVALID_HANDLE
C0000007h
内容
正常終了
内部エラー
既に動作中
内部エラー
IFCM_ERROR_SUCCESS以外の値が返された場合については、『4.7 戻り値一覧』をご参照ください。
【備考】
一度 WDT を停止させた後、再度本関数を実行した場合、カウント数は最初からカウントし直さ
れます。
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38
Help for Windows
【使用例】
●C 言語
UINT Ret;
Ret = CmStartWDT();
●Visual C# .NET
uint Ret;
Ret = IFCCPMGR.CmStartWDT();
●Visual Basic .NET
Dim Ret As Integer
Ret = IFCCPMGR.CmStartWDT()
WDT のカウントを開始します。
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39
Help for Windows
4. CmStopWDT
【機能】
WDT のカウントを停止します。
【書式】
●C 言語
UINT CmStopWDT(void);
●Visual C# .NET
[DllImport("ifcpmgr.dll")]
public static extern uint CmStopWDT();
●Visual Basic .NET
Declare Function CmStopWDT Lib "ifcpmgr.dll"() As Integer
【パラメータ】
なし
【戻り値】
本関数実行時には下記の戻り値が返ります。
識別子
値
IFCM_ERROR_SUCCESS
0
IFCM_ERROR_INTERNAL
C0000001h
IFCM_ERROR_NOT_YET
C0000004h
IFCM_ERROR_INVALID_HANDLE
C0000007h
内容
正常終了
内部エラー
まだ動作していない
内部エラー
IFCM_ERROR_SUCCESS以外の値が返された場合については、『4.7 戻り値一覧』をご参照ください。
【使用例】
●C 言語
UINT Ret;
Ret = CmStopWDT();
●Visual C# .NET
uint Ret;
Ret = IFCCPMGR.CmStopWDT();
●Visual Basic .NET
Dim Ret As Integer
Ret = IFCCPMGR.CmStopWDT()
WDT のカウントを停止します。
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40
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5. CmClearWDT
【機能】
WDT のカウントをクリアします。
クリアすると設定した周期の値でカウントし直します。
【書式】
●C 言語
UINT CmClearWDT(void);
●Visual C# .NET
[DllImport("ifcpmgr.dll")]
public static extern uint CmClearWDT();
●Visual Basic .NET
Declare Function CmClearWDT Lib "ifcpmgr.dll"() As Integer
【パラメータ】
なし
【戻り値】
本関数実行時には下記の戻り値が返ります。
識別子
値
IFCM_ERROR_SUCCESS
0
IFCM_ERROR_INTERNAL
C0000001h
IFCM_ERROR_NOT_YET
C0000004h
IFCM_ERROR_INVALID_HANDLE
C0000007h
内容
正常終了
内部エラー
まだ動作していない
内部エラー
IFCM_ERROR_SUCCESS以外の値が返された場合については、『4.7 戻り値一覧』をご参照ください。
【使用例】
●C 言語
UINT Ret;
Ret = CmClearWDT();
●Visual C# .NET
uint Ret;
Ret = IFCCPMGR.CmClearWDT();
●Visual Basic .NET
Dim Ret As Integer
Ret = IFCCPMGR.CmClearWDT()
WDT のカウントをクリアします。
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41
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6. CmGetTemp
【機能】
指定対象の温度を取得します。
【書式】
●C 言語
UINT CmGetTemp(
UINT Target,
INT* pTemp
);
●Visual C# .NET
[DllImport("ifcpmgr.dll")]
public static extern uint CmGetTemp(
uint
Target,
out int
pTemp
);
●Visual Basic .NET
Declare Function CmGetTemp Lib "ifcpmgr.dll"(_
ByVal Target
As Integer, _
ByRef pTemp
As Integer _
)As Integer
【パラメータ】
Target
温度を取得する対象を指定します。
下記の値が指定可能です。
識別子
値
意味
CM_TEMP_TARGET_CPU
0
CPU コア温度を取得します。
マルチコア CPU 製品の場合、CPU コア 1 の温度になり
ます。
CM_TEMP_TARGET_BRD
1
CPU基板温度を取得します。
pTemp
温度格納先です。負数が得られることもあります。単位は℃です。
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42
Help for Windows
【戻り値】
本関数実行時には下記の戻り値が返ります。
識別子
値
内容
IFCM_ERROR_SUCCESS
0
正常終了
IFCM_ERROR_INTERNAL
C0000001h 内部エラー
IFCM_ERROR_INVALID_PARAMETER C0000002h 入力パラメータ不正
IFCM_ERROR_NULL_POINTER
C0000005h NULL ポインタ検出
IFCM_ERROR_INVALID_HANDLE
C0000007h 内部エラー
IFCM_ERROR_SUCCESS以外の値が返された場合については、『4.7 戻り値一覧』をご参照ください。
【使用例】
●C 言語
UINT Ret;
INT CpuTemp;
Ret = CmGetTemp(CM_TEMP_TARGET_CPU, &CpuTemp);
●Visual C# .NET
uint Ret;
int CpuTemp;
Ret = IFCCPMGR.CmGetTemp(IFCCPMGR.CM_TEMP_TARGET_CPU, out CpuTemp);
●Visual Basic .NET
Dim Ret As Integer
Dim CpuTemp As Integer
Ret = IFCCPMGR.CmGetTemp(IFCCPMGR.CM_TEMP_TARGET_CPU, CpuTemp)
現在の CPU コア温度を取得します。
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43
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7. CmSetTempLimit
【機能】
温度の異常上限、下限、および温度に対するヒステリシスを設定します。
【書式】
●C 言語
UINT CmSetTempLimit(
UINT Target,
INT
LowerLimit,
INT
UpperLimit,
INT
LHysteresis,
INT
UHysteresis
);
●Visual C# .NET
[DllImport("ifcpmgr.dll")]
public static extern uint CmSetTempLimit (
uint Target,
int
LowerLimit,
int
UpperLimit,
int
LHysteresis,
int
UHysteresis
);
●Visual Basic .NET
Declare Function CmSetTempLimit Lib "ifcpmgr.dll"(_
ByVal Target
As Integer, _
ByVal LowerLimit
As Integer, _
ByVal UpperLimit
As Integer, _
ByVal LHysteresis As Integer, _
ByVal UHysteresis As Integer _
)As Integer
【パラメータ】
Target
温度監視を設定する対象を指定します。
下記の値が指定可能です。
識別子
値
意味
CM_TEMP_TARGET_CPU
0
CPU コアの監視温度を設定します。
CM_TEMP_TARGET_BRD
1
CPU基板の監視温度を設定します。
LowerLimit
監視温度の下限値です。-60∼UpperLimit より小さい値が設定可能です。
(-60 <= 設定可能値 < UpperLimit)
単位は℃です。
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44
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UpperLimit
監視温度の上限値です。LowerLimit より大きい値∼125 が設定可能です。
(LowerLimit < 設定可能値 <= 125)
単位は℃です。
LHysteresis
温度下限復帰ヒステリシスです。CPU コア温度は 0∼15、CPU 基板温度は 0∼31 の間で設定
できます。単位は℃です。
℃
LHysteresis
LowerLimit
温度異常期間
t
UHysteresis
温度上限復帰ヒステリシスです。CPU コア温度は 0∼15、CPU 基板温度は 0∼31 の間で設定
できます。単位は℃です。
℃
UpperLimit
UHysteresis
温度異常期間
t
【戻り値】
本関数実行時には下記の戻り値が返ります。
識別子
値
IFCM_ERROR_SUCCESS
0
IFCM_ERROR_INTERNAL
C0000001h
IFCM_ERROR_INVALID_PARAMETER C0000002h
IFCM_ERROR_INVALID_HANDLE
C0000007h
内容
正常終了
内部エラー
入力パラメータ不正
内部エラー
IFCM_ERROR_SUCCESS以外の値が返された場合については、『4.7 戻り値一覧』をご参照ください。
【備考】
・複数の異なるアプリケーションで本関数を実行した場合、最後に設定した上限、下限が有効
となります。
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45
Help for Windows
【注意】
ここで設定できる値は、本ソフトウェアで監視できる値です。ここで設定できる範囲がハード
ウェアの保証温度ではありませんのでご注意ください。
【使用例】
●C 言語
UINT Ret;
Ret = CmSetTempLimit(CM_TEMP_TARGET_BRD, 0, 50, 5, 5);
●Visual C# .NET
uint Ret;
Ret = IFCCPMGR.CmSetTempLimit(IFCCPMGR.CM_TEMP_TARGET_BRD, 0, 50, 5, 5);
●Visual Basic .NET
Dim Ret As Integer
Ret = IFCCPMGR.CmSetTempLimit(IFCCPMGR.CM_TEMP_TARGET_BRD, 0, 50, 5, 5)
CPU 基板温度の下限を 0℃、上限を 50℃に設定します。
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46
Help for Windows
8. CmGetTempLimit
【機能】
温度の異常上限、下限および温度に対するヒステリシスを取得します。
【書式】
●C 言語
UINT CmGetTempLimit(
UINT
Target,
INT*
pLowerLimit,
INT*
pUpperLimit,
INT*
pLHysteresis,
INT*
pUHysteresis
);
●Visual C# .NET
[DllImport("ifcpmgr.dll")]
public static extern uint CmGetTempLimit (
uint
Target,
out int pLowerLimit,
out int pUpperLimit,
out int pLHysteresis,
out int pUHysteresis
);
●Visual Basic .NET
Declare Function CmGetTempLimit Lib "ifcpmgr.dll"(_
ByVal Target
As Integer, _
ByRef pLowerLimit
As Integer, _
ByRef pUpperLimit
As Integer, _
ByRef pLHysteresis As Integer, _
ByRef pUHysteresis As Integer _
)As Integer
【パラメータ】
Target
温度監視を取得する対象を指定します。
下記の値が指定可能です。
識別子
値
意味
CM_TEMP_TARGET_CPU
0
CPU コアの監視温度を取得します。
CM_TEMP_TARGET_BRD
1
CPU 基板の監視温度を取得します。
pLowerLimit
温度下限値格納先です。単位は℃です。
pUpperLimit
温度上限値格納先です。単位は℃です。
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47
Help for Windows
pLHysteresis
温度下限復帰ヒステリシスの格納先です。単位は℃です。
pUHysteresis
温度上限復帰ヒステリシスの格納先です。単位は℃です。
【戻り値】
本関数実行時には下記の戻り値が返ります。
識別子
値
IFCM_ERROR_SUCCESS
0
IFCM_ERROR_INTERNAL
C0000001h
IFCM_ERROR_NULL_POINTER
C0000005h
IFCM_ERROR_INVALID_HANDLE
C0000007h
内容
正常終了
内部エラー
NULL ポインタ検出
内部エラー
IFCM_ERROR_SUCCESS以外の値が返された場合については、『4.7 戻り値一覧』をご参照ください。
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48
Help for Windows
【使用例】
●C 言語
UINT Ret;
INT LowerLimit;
INT UpperLimit;
INT LHysteresis;
INT UHysteresis;
Ret = CmGetTempLimit(CM_TEMP_TARGET_BRD, &LowerLimit, &UpperLimit,
&LHysteresis, &UHysteresis);
●Visual C# .NET
uint Ret;
int LowerLimit;
int UpperLimit;
int LHysteresis;
int UHysteresis;
Ret = IFCCPMGR.CmGetTempLimit(IFCCPMGR.CM_TEMP_TARGET_BRD,
out LowerLimit, out UpperLimit, out LHysteresis, out UHysteresis);
●Visual Basic .NET
Dim Ret As Integer
Dim LowerLimit As Integer
Dim UpperLimit As Integer
Dim LHysteresis As Integer
Dim UHysteresis As Integer
Ret = IFCCPMGR.CmGetTempLimit(IFCCPMGR.CM_TEMP_TARGET_BRD, LowerLimit, UpperLimit_
LHysteresis, UHysteresis)
CPU 基板温度の下限、上限を取得します。
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49
Help for Windows
9. CmSetTempUpperLimit
【機能】
温度警告と温度異常検出の上限値及びヒステリシスを設定します。
【書式】
●C 言語
UINT CmSetTempUpperLimit(
UINT
Target,
INT
AlarmLimit,
INT
ErrorLimit,
INT
AHysteresis,
INT
EHysteresis
);
●Visual C# .NET
[DllImport("ifcpmgr.dll")]
public static extern uint CmSetTempUpperLimit (
uint Target,
int
AlarmLimit,
int
ErrorLimit,
int
AHysteresis,
int
EHysteresis
);
●Visual Basic .NET
Declare Function CmSetTempLimit Lib "ifcpmgr.dll"(_
ByVal Target
As Integer, _
ByVal AlarmLimit
As Integer, _
ByVal ErrorLimit
As Integer, _
ByVal AHysteresis As Integer, _
ByVal EHysteresis As Integer _
)As Integer
【パラメータ】
Target
温度監視を設定する対象を指定します。
下記の値が指定可能です。
識別子
値
意味
CM_TEMP_TARGET_CPU
0
CPU コアの監視温度を設定します。
CM_TEMP_TARGET_BRD
1
CPU基板の監視温度を設定します。
AlarmLimit
温度警告の上限値を指定します。
警告下限値∼ErrorLimit の範囲で設定可能です。
(警告下限値 < 設定可能値 < ErrorLimit)
単位は℃です。
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50
Help for Windows
ErrorLimit
温度異常の上限値を指定します。
AlarmLimit∼125 の範囲で設定可能です。
(AlarmLimit < 設定可能値 <= 125)
単位は℃です。
AHysteresis
温度上限警告の発生から復帰までの範囲です。
CPU コア温度は 0∼15、CPU 基板温度は 0∼31 の間で設定できます。単位は℃です。
℃
AlarmLimit
AHysteresis
温度警告期間
t
EHysteresis
温度上限異常の発生から復帰までの範囲です。
CPU コア温度は 0∼15、CPU 基板温度は 0∼31 の間で設定できます。単位は℃です。
℃
ErrorLimit
EHysteresis
温度異常期間
t
【戻り値】
本関数実行時には下記の戻り値が返ります。
識別子
値
IFCM_ERROR_SUCCESS
0
IFCM_ERROR_INTERNAL
C0000001h
IFCM_ERROR_INVALID_PARAMETER C0000002h
IFCM_ERROR_INVALID_HANDLE
C0000007h
IFCM_ERROR_NOT_SUPPORT
C0000008h
内容
正常終了
内部エラー
入力パラメータ不正
内部エラー
未サポート
IFCM_ERROR_SUCCESS以外の値が返された場合については、『4.7 戻り値一覧』をご参照ください。
【備考】
・複数の異なるアプリケーションで本関数を実行した場合、最後に設定した上限、下限が有効
となります。
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51
Help for Windows
【注意】
ここで設定できる値は、本ソフトウェアで監視できる値です。ここで設定できる範囲がハード
ウェアの保証温度ではありませんのでご注意ください。
【使用例】
●C 言語
UINT Ret;
Ret = CmSetTempUpperLimit(CM_TEMP_TARGET_BRD, 60, 80, 5, 5);
●Visual C# .NET
uint Ret;
Ret = IFCCPMGR.CmSetTempUpperLimit(IFCCPMGR.CM_TEMP_TARGET_BRD, 60, 80, 5, 5);
●Visual Basic .NET
Dim Ret As Integer
Ret = IFCCPMGR.CmSetTempUpperLimit(IFCCPMGR.CM_TEMP_TARGET_BRD, 60, 80, 5, 5)
CPU 基板温度の温度警告上限を 60℃、温度異常上限を 80℃に設定します。
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52
Help for Windows
10. CmGetTempUpperLimit
【機能】
温度警告と温度異常検出の上限値及びヒステリシスを取得します。
【書式】
●C 言語
UINT CmGetTempUpperLimit(
UINT
Target,
INT*
pAlarmLimit,
INT*
pErrorLimit,
INT*
pAHysteresis,
INT*
pEHysteresis
);
●Visual C# .NET
[DllImport("ifcpmgr.dll")]
public static extern uint CmGetTempUpperLimit (
uint
Target,
out int pAlarmLimit,
out int pErrorLimit,
out int pAHysteresis,
out int pEHysteresis
);
●Visual Basic .NET
Declare Function CmGetTempUpperLimit Lib "ifcpmgr.dll"(_
ByVal Target
As Integer, _
ByRef pAlarmLimit
As Integer, _
ByRef pErrorLimit
As Integer, _
ByRef pAHysteresis As Integer, _
ByRef pEHysteresis As Integer _
)As Integer
【パラメータ】
Target
温度監視を取得する対象を指定します。
下記の値が指定可能です。
識別子
値
意味
CM_TEMP_TARGET_CPU
0
CPU コアの監視温度を取得します。
CM_TEMP_TARGET_BRD
1
CPU 基板の監視温度を取得します。
pAlarmLimit
温度警告の上限値を格納する変数へのポインタを指定します。
pErrorLimit
温度異常の上限値を格納する変数へのポインタを指定します。
© 2016 Interface Corporation.
53
Help for Windows
pAHysteresis
温度警告復帰ヒステリシスの格納先です。
単位は℃です。
pEHysteresis
温度異常復帰ヒステリシスの格納先です。
単位は℃です。
【戻り値】
本関数実行時には下記の戻り値が返ります。
識別子
値
IFCM_ERROR_SUCCESS
0
IFCM_ERROR_INTERNAL
C0000001h
IFCM_ERROR_NULL_POINTER
C0000005h
IFCM_ERROR_INVALID_HANDLE
C0000007h
IFCM_ERROR_NOT_SUPPORT
C0000008h
内容
正常終了
内部エラー
NULL ポインタ検出
内部エラー
未サポート
IFCM_ERROR_SUCCESS以外の値が返された場合については、『4.7 戻り値一覧』をご参照ください。
© 2016 Interface Corporation.
54
Help for Windows
【使用例】
●C 言語
UINT Ret;
INT AlarmLimit;
INT ErrorLimit;
INT AHysteresis;
INT EHysteresis;
Ret = CmGetTempUpperLimit(CM_TEMP_TARGET_BRD, &AlarmLimit, &ErrorLimit,
&AHysteresis, &EHysteresis);
●Visual C# .NET
uint Ret;
int AlarmLimit;
int ErrorLimit;
int AHysteresis;
int EHysteresis;
Ret = IFCCPMGR.CmGetTempUpperLimit(IFCCPMGR.CM_TEMP_TARGET_BRD,
out AlarmLimit, out ErrorLimit, out AHysteresis, out EHysteresis);
●Visual Basic .NET
Dim Ret As Integer
Dim AlarmLimit As Integer
Dim ErrorLimit As Integer
Dim AHysteresis As Integer
Dim EHysteresis As Integer
Ret = IFCCPMGR.CmGetTempUpperLimit(IFCCPMGR.CM_TEMP_TARGET_BRD,
AlarmLimit, ErrorLimit, AHysteresis, EHysteresis)
CPU 基板温度の警告上限、異常上限を取得します。
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55
Help for Windows
11. CmSetTempLowerLimit
【機能】
温度警告と温度異常検出の下限値及びヒステリシスを設定します。
【書式】
●C 言語
UINT CmSetTempLowerLimit(
UINT
Target,
INT
AlarmLimit,
INT
ErrorLimit,
INT
AHysteresis,
INT
EHysteresis
);
●Visual C# .NET
[DllImport("ifcpmgr.dll")]
public static extern uint CmSetTempLowerUpperLimit (
uint Target,
int
AlarmLimit,
int
ErrorLimit,
int
AHysteresis,
int
EHysteresis
);
●Visual Basic .NET
Declare Function CmSetTempLowerLimit Lib "ifcpmgr.dll"(_
ByVal Target
As Integer, _
ByVal AlarmLimit
As Integer, _
ByVal ErrorLimit
As Integer, _
ByVal AHysteresis As Integer, _
ByVal EHysteresis As Integer _
)As Integer
【パラメータ】
Target
温度監視を設定する対象を指定します。
下記の値が指定可能です。
識別子
値
意味
CM_TEMP_TARGET_CPU
0
CPU コアの監視温度を設定します。
CM_TEMP_TARGET_BRD
1
CPU基板の監視温度を設定します。
AlarmLimit
温度警告の下限値を指定します。
ErrorLimit∼警告上限値の範囲で設定可能です。
(ErrorLimit < 設定可能値 < 警告上限値)
単位は℃です。
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56
Help for Windows
ErrorLimit
温度異常の下限値を指定します。
-60∼AlarmLimit の範囲で設定可能です。
(-60 <= 設定可能値 < ErrorLimit)
単位は℃です。
AHysteresis
温度下限警告の発生から復帰までの範囲です。
CPU コア温度は 0∼15、CPU 基板温度は 0∼31 の間で設定できます。単位は℃です。
℃
AHysteresis
AlarmLimit
温度警告期間
t
EHysteresis
温度下限異常発生から復帰までの範囲です。
CPU コア温度は 0∼15、CPU 基板温度は 0∼31 の間で設定できます。単位は℃です。
℃
EHysteresis
ErrorLimit
温異常期間
t
【戻り値】
本関数実行時には下記の戻り値が返ります。
識別子
値
IFCM_ERROR_SUCCESS
0
IFCM_ERROR_INTERNAL
C0000001h
IFCM_ERROR_INVALID_PARAMETER C0000002h
IFCM_ERROR_INVALID_HANDLE
C0000007h
IFCM_ERROR_NOT_SUPPORT
C0000008h
内容
正常終了
内部エラー
入力パラメータ不正
内部エラー
未サポート
IFCM_ERROR_SUCCESS以外の値が返された場合については、『4.7 戻り値一覧』をご参照ください。
【備考】
・複数の異なるアプリケーションで本関数を実行した場合、最後に設定した上限、下限が有効
となります。
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57
Help for Windows
【注意】
ここで設定できる値は、本ソフトウェアで監視できる値です。ここで設定できる範囲がハード
ウェアの保証温度ではありませんのでご注意ください。
【使用例】
●C 言語
UINT Ret;
Ret = CmSetTempLowerLimit(CM_TEMP_TARGET_BRD, 0, -20, 5, 5);
●Visual C# .NET
uint Ret;
Ret = IFCCPMGR.CmSetTempLowerLimit(IFCCPMGR.CM_TEMP_TARGET_BRD, 0, -20, 5, 5);
●Visual Basic .NET
Dim Ret As Integer
Ret = IFCCPMGR.CmSetTempLowerLimit(IFCCPMGR.CM_TEMP_TARGET_BRD, 0, -20, 5, 5)
CPU 基板温度の温度警告下限を 0℃、温度異常下限を-20℃に設定します。
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58
Help for Windows
12. CmGetTempLowerLimit
【機能】
温度警告と温度異常検出の下限値及びヒステリシスを取得します。
【書式】
●C 言語
UINT CmGetTempLowerLimit(
UINT
Target,
INT*
pAlarmLimit,
INT*
pErrorLimit,
INT*
pAHysteresis,
INT*
pEHysteresis
);
●Visual C# .NET
[DllImport("ifcpmgr.dll")]
public static extern uint CmGetTempLowerLimit (
uint
Target,
out int pAlarmLimit,
out int pErrorLimit,
out int pAHysteresis,
out int pEHysteresis
);
●Visual Basic .NET
Declare Function CmGetTempLowerLimit Lib "ifcpmgr.dll"(_
ByVal Target
As Integer, _
ByRef pAlarmLimit
As Integer, _
ByRef pErrorLimit
As Integer, _
ByRef pAHysteresis As Integer, _
ByRef pEHysteresis As Integer _
)As Integer
【パラメータ】
Target
温度監視を取得する対象を指定します。
下記の値が指定可能です。
識別子
値
意味
CM_TEMP_TARGET_CPU
0
CPU コアの監視温度を取得します。
CM_TEMP_TARGET_BRD
1
CPU 基板の監視温度を取得します。
pAlarmLimit
温度警告の下限値を格納する変数へのポインタを指定します。
pErrorLimit
温度異常の下限値を格納する変数へのポインタを指定します。
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59
Help for Windows
pAHysteresis
温度警告復帰ヒステリシスの格納先です。
単位は℃です。
pEHysteresis
温度異常復帰ヒステリシスの格納先です。
単位は℃です。
【戻り値】
本関数実行時には下記の戻り値が返ります。
識別子
値
IFCM_ERROR_SUCCESS
0
IFCM_ERROR_INTERNAL
C0000001h
IFCM_ERROR_NULL_POINTER
C0000005h
IFCM_ERROR_INVALID_HANDLE
C0000007h
IFCM_ERROR_NOT_SUPPORT
C0000008h
内容
正常終了
内部エラー
NULL ポインタ検出
内部エラー
未サポート
IFCM_ERROR_SUCCESS以外の値が返された場合については、『4.7 戻り値一覧』をご参照ください。
© 2016 Interface Corporation.
60
Help for Windows
【使用例】
●C 言語
UINT Ret;
INT AlarmLimit;
INT ErrorLimit;
INT AHysteresis;
INT EHysteresis;
Ret = CmGetTempLowerLimit(CM_TEMP_TARGET_BRD, &AlarmLimit, &ErrorLimit,
&AHysteresis, &EHysteresis);
●Visual C# .NET
uint Ret;
int AlarmLimit;
int ErrorLimit;
int AHysteresis;
int EHysteresis;
Ret = IFCCPMGR.CmGetTempLowerLimit(IFCCPMGR.CM_TEMP_TARGET_BRD,
out AlarmLimit, out ErrorLimit, out AHysteresis, out EHysteresis);
●Visual Basic .NET
Dim Ret As Integer
Dim AlarmLimit As Integer
Dim ErrorLimit As Integer
Dim AHysteresis As Integer
Dim EHysteresis As Integer
Ret = IFCCPMGR.CmGetTempLowerLimit(IFCCPMGR.CM_TEMP_TARGET_BRD,
AlarmLimit, ErrorLimit, AHysteresis, EHysteresis)
CPU 基板温度の警告下限、異常下限を取得します。
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61
Help for Windows
13. CmGetPower
【機能】
電源電圧を取得します。
【書式】
●C 言語
UINT CmGetPower(
UINT
Target,
float*
pPower
);
●Visual C# .NET
[DllImport("ifcpmgr.dll")]
public static extern uint CmGetPower(
uint
Target,
out float pPower
);
●Visual Basic .NET
Declare Function CmGetPower Lib "ifcpmgr.dll"(_
ByVal Target
As Integer, _
ByRef pPower
As Single _
)As Integer
【パラメータ】
Target
電圧を取得する対象を指定します。
下記の値が指定可能です。
識別子
値
意味
CM_POWER_TARGET_EXT
0
外部電源電圧を取得します。
pPower
電圧値格納先です。単位は V です。
【備考】
SuperCD PoE 受電モデルでは本機能は非サポートになります。
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62
Help for Windows
【戻り値】
本関数実行時には下記の戻り値が返ります。
識別子
値
IFCM_ERROR_SUCCESS
0
IFCM_ERROR_INTERNAL
C0000001h
IFCM_ERROR_INVALID_PARAMETER C0000002h
IFCM_ERROR_NULL_POINTER
C0000005h
IFCM_ERROR_INVALID_HANDLE
C0000007h
IFCM_ERROR_NOT_SUPPORT
C0000008h
内容
正常終了
内部エラー
入力パラメータ不正
NULL ポインタ検出
内部エラー
未サポート
IFCM_ERROR_SUCCESS以外の値が返された場合については、『4.7 戻り値一覧』をご参照ください。
【戻り値】
●C 言語
UINT Ret;
float Power;
Ret = CmGetPower(CM_POWER_TARGET_EXT, &Power);
●Visual C# .NET
uint Ret;
float Power;
Ret = IFCCPMGR.CmGetPower(IFCCPMGR.CM_POWER_TARGET_EXT, out Power);
●Visual Basic .NET
Dim Ret As Integer
Dim Power As Single
Ret = IFCCPMGR.CmGetPower(IFCCPMGR.CM_POWER_TARGET_EXT, Power)
現在の電源電圧値を取得します。
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63
Help for Windows
14. CmSetPowerLimit
【機能】
電源電圧の上限、下限及びヒステリシスを設定します。
ここで設定した範囲を超えた場合に、割り込みイベントを通知することができます。
【書式】
●C 言語
UINT CmSetPowerLimit(
UINT Target,
INT
LowerLimit,
INT
UpperLimit,
INT
LHysteresis,
INT
UHysteresis
);
●Visual C# .NET
[DllImport("ifcpmgr.dll")]
public static extern uint CmSetPowerLimit (
uint Target,
int
LowerLimit,
int
UpperLimit,
int
LHysteresis,
int
UHysteresis
);
●Visual Basic .NET
Declare Function CmSetPowerLimit Lib "ifcpmgr.dll"(_
ByVal Target
As Integer, _
ByVal LowerLimit
As Integer, _
ByVal UpperLimit
As Integer, _
ByVal LHysteresis As Integer, _
ByVal UHysteresis As Integer _
)As Integer
【パラメータ】
Target
電源の監視を行う対象を指定します。
下記の値が指定できます。
識別子
値
CM_POWER_TARGET_EXT
0
外部電源電圧
意味
LowerLimit
電源の監視電圧下限値を設定します。下限値は設定値に 0.22(V)を掛けたものになります。
設定範囲は 25∼ UpperLimit より小さい値です。
例)25 と設定した場合、下限値は 25×0.22= 5.50(V)となります。
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64
Help for Windows
UpperLimit
電源の監視電圧上限値を設定します。上限は設定値に 0.22(V)を掛けたものになります。
設定範囲は LowerLimit より大きい値∼170 です。
例)170 と設定した場合、下限値は 170×0.22= 37.4(V)となります。
LHysteresis
電源の監視電圧下限異常のヒステリシスです。0∼255 の間で設定できます。
範囲は設定値に 0.22(V)を掛けたものになります。
例) 1 と設定した場合、範囲は 0.22(V)となります。
V
LHysteresis
LowerLimit
電源電圧異常期間
t
UHysteresis
電源の監視電圧上限異常のヒステリシスです。0∼255 の間で設定できます。
範囲は設定値に 0.22(V)を掛けたものになります。
例) 1 と設定した場合、範囲は 0.22(V)となります。
V
UpperLimit
UHysteresis
電源電圧異常期間
t
【戻り値】
本関数実行時には下記の戻り値が返ります。
識別子
値
IFCM_ERROR_SUCCESS
0
IFCM_ERROR_INTERNAL
C0000001h
IFCM_ERROR_INVALID_PARAMETER C0000002h
IFCM_ERROR_INVALID_HANDLE
C0000007h
IFCM_ERROR_NOT_SUPPORT
C0000008h
内容
正常終了
内部エラー
入力パラメータ不正
内部エラー
未サポート
IFCM_ERROR_SUCCESS以外の値が返された場合については、『4.7 戻り値一覧』をご参照ください。
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65
Help for Windows
【備考】
・複数の異なるアプリケーションで本関数を実行した場合、最後に設定した上限、下限、ヒス
テリシスが有効となります。
【使用例】
●C 言語
UINT Ret;
Ret = CmSetPowerLimit(CM_POWER_TARGET_EXT, 25, 170, 10, 10);
●Visual C# .NET
uint Ret;
Ret = IFCCPMGR.CmSetPowerLimit(IFCCPMGR.CM_POWER_TARGET_EXT, 25, 170, 10, 10);
●Visual Basic .NET
Dim Ret As Integer
Ret = IFCCPMGR.CmSetPowerLimit(IFCCPMGR.CM_POWER_TARGET_EXT, 25, 170, 10, 10)
外部電源電圧の下限を 5.50(V)、上限を 37.4(V)に設定します。
下限異常後 7.70(V)以上で復帰、上限異常後 35.2(V)以下で復帰になります。
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66
Help for Windows
15. CmGetPowerLimit
【機能】
電源電圧の上限、下限および電源に対するヒステリシスを取得します。
【書式】
●C 言語
UINT CmGetPowerLimit(
UINT
Target,
INT*
pLowerLimit,
INT*
pUpperLimit,
INT*
pLHysteresis,
INT*
pUHysteresis
);
●Visual C# .NET
[DllImport("ifcpmgr.dll")]
public static extern uint CmGetPowerLimit (
uint
Target,
out int pLowerLimit,
out int pUpperLimit,
out int pLHysteresis,
out int pUHysteresis
);
●Visual Basic .NET
Declare Function CmGetPowerLimit Lib "ifcpmgr.dll"(_
ByVal Target
As Integer, _
ByRef pLowerLimit
As Integer, _
ByRef pUpperLimit
As Integer, _
ByRef pLHysteresis As Integer, _
ByRef pUHysteresis As Integer _
)As Integer
【パラメータ】
Target
取得する電源の監視電圧行う対象を指定します。
現状では下記の値のみが指定できます。
識別子
値
CM_POWER_TARGET_EXT
0
外部電源電圧
pLowerLimit
電源の監視電圧下限値の格納先です。
pUpperLimit
電源の監視電圧上限値の格納先です。
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67
意味
Help for Windows
pLHysteresis
電源の監視電圧下限異常ヒステリシスの格納先です。
pUHysteresis
電源の監視電圧上限異常ヒステリシスの格納先です。
【戻り値】
本関数実行時には下記の戻り値が返ります。
識別子
値
IFCM_ERROR_SUCCESS
0
IFCM_ERROR_INTERNAL
C0000001h
IFCM_ERROR_NULL_POINTER
C0000005h
IFCM_ERROR_INVALID_HANDLE
C0000007h
IFCM_ERROR_NOT_SUPPORT
C0000008h
内容
正常終了
内部エラー
NULL ポインタ検出
内部エラー
未サポート
IFCM_ERROR_SUCCESS以外の値が返された場合については、『4.7 戻り値一覧』をご参照ください。
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68
Help for Windows
【使用例】
●C 言語
UINT Ret;
INT LowerLimit;
INT UpperLimit;
INT LHysteresis;
INT UHysteresis;
Ret = CmGetPowerLimit(CM_POWER_TARGET_EXT, &LowerLimit, &UpperLimit,
&LHysteresis, &UHysteresis);
●Visual C# .NET
uint Ret;
int LowerLimit;
int UpperLimit;
int LHysteresis;
int UHysteresis;
Ret = IFCCPMGR.CmGetPowerLimit(IFCCPMGR.CM_POWER_TARGET_EXT, out LowerLimit,
out LHysteresis, out UHysteresis);
●Visual Basic .NET
Dim Ret As Integer
Dim LowerLimit As Integer
Dim UpperLimit As Integer
Dim LHysteresis As Long
Dim UHysteresis As Long
Ret = IFCCPMGR.CmGetPowerLimit(IFCCPMGR.CM_POWER_TARGET_EXT, LowerLimit, UpperLimit_
LHysteresis, UHysteresis)
外部電源電圧の下限、上限、ヒステリシスを取得します。
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69
Help for Windows
16. CmSetDigitalFilter
【機能】
デジタルフィルタを設定します。
【書式】
●C 言語
UINT CmSetDigitalFilter (
UINT Target,
INT
DigitalFilter
);
●Visual C# .NET
[DllImport("ifcpmgr.dll")]
public static extern uint CmSetDigitalFilter (
uint Target,
int
DigitalFilter
);
●Visual Basic .NET
Declare Function CmSetDigitalFilter Lib "ifcpmgr.dll"(_
ByVal Target
As Integer, _
ByVal DigitalFilter
As Integer _
)As Integer
【パラメータ】
Target
デジタルフィルタを設定する対象を指定します。
下記の値が指定できます。
識別子
値
意味
CM_POWER_TARGET_EXT
0
外部電圧異常検出のデジタルフィルタです。
DigitalFilter
単位は ms です。
0
:フィルタなし
1∼255 :フィルタ値
設定期間異常状態が継続した場合に異常と判断します。
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70
Help for Windows
【戻り値】
本関数実行時には下記の戻り値が返ります。
識別子
値
IFCM_ERROR_SUCCESS
0
IFCM_ERROR_INTERNAL
C0000001h
IFCM_ERROR_INVALID_PARAMETER C0000002h
IFCM_ERROR_INVALID_HANDLE
C0000007h
IFCM_ERROR_NOT_SUPPORT
C0000008h
内容
正常終了
内部エラー
入力パラメータ不正
内部エラー
未サポート
IFCM_ERROR_SUCCESS以外の値が返された場合については、『4.7 戻り値一覧』をご参照ください。
【備考】
・複数の異なるアプリケーションで本関数を実行した場合、最後に設定したフィルタ値が有効
になります。
【使用例】
●C 言語
UINT Ret;
Ret = CmSetDigitalFilter(CM_POWER_TARGET_EXT, 50);
●Visual C# .NET
uint Ret;
Ret = IFCCPMGR.CmSetDigitalFilter(IFCCPMGR.CM_POWER_TARGET_EXT, 50);
●Visual Basic .NET
Dim Ret As Integer
Ret = IFCCPMGR.CmSetDigitalFilter(IFCCPMGR.CM_POWER_TARGET_EXT, 50)
異常が 50ms 間継続したら、異常と判断します。
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71
Help for Windows
17. CmGetDigitalFilter
【機能】
電源電圧異常検出時のデジタルフィルタを取得します。
【書式】
●C 言語
UINT CmGetDigitalFilter (
UINT Target,
INT* pDigitalFilter
);
●Visual C# .NET
[DllImport("ifcpmgr.dll")]
public static extern uint CmGetDigitalFilter (
uint
Target,
out int
pDigitalFilter
);
●Visual Basic .NET
Declare Function CmGetDigitalFilter Lib "ifcpmgr.dll"(_
ByVal Target
As Integer, _
ByRef pDigitalFilter
As Integer _
)As Integer
【パラメータ】
Target
デジタルフィルタを設定する対象を指定します。
下記の値が指定できます。
識別子
値
意味
CM_POWER_TARGET_EXT
0
外部電源電圧異常検出のデジタルフィルタです。
pDigitalFilter
デジタルフィルタの設定値を取得します。
【戻り値】
本関数実行時には下記の戻り値が返ります。
識別子
値
IFCM_ERROR_SUCCESS
0
IFCM_ERROR_INTERNAL
C0000001h
IFCM_ERROR_NULL_POINTER
C0000005h
IFCM_ERROR_INVALID_HANDLE
C0000007h
IFCM_ERROR_NOT_SUPPORT
C0000008h
内容
正常終了
内部エラー
NULL ポインタ検出
内部エラー
未サポート
IFCM_ERROR_SUCCESS以外の値が返された場合については、『4.7 戻り値一覧』をご参照ください。
【使用例】
© 2016 Interface Corporation.
72
Help for Windows
●C 言語
UINT Ret;
INT DigtalFilter;
Ret = CmGetDigitalFilter(CM_POWER_TARGET_EXT, &DigitalFilter);
●Visual C# .NET
uint Ret;
int DigtalFilter;
Ret = IFCCPMGR.CmGetDigitalFilter(IFCCPMGR.CM_POWER_TARGET_EXT,
out DigitalFilter);
●Visual Basic .NET
Dim Ret As Integer
Dim DigtalFilter As Integer
Ret = IFCCPMGR.CmGetDigitalFilter(IFCCPMGR. CM_POWER_TARGET_EXT, DigitalFilter)
外部電源電圧に対するデジタルフィルタの設定値を取得します。
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73
Help for Windows
18. CmGetFanRotate
【機能】
FAN の回転数を取得します。
回転数は毎分の回転数(rpm)が取得できます。
【書式】
●C 言語
UINT CmGetFanRotate(
UINT
Target,
UINT*
pData
);
●Visual C# .NET
[DllImport("ifcpmgr.dll")]
public static extern uint CmGetFanRotate(
uint
Target,
out uint
pData
);
●Visual Basic .NET
Declare Function CmGetFanRotate Lib "ifcpmgr.dll"(_
ByVal Target
As Integer, _
ByRef pData
As Integer _
)As Integer
【パラメータ】
Target
回転数を取得する対象を指定します。
下記の値が指定できます。
識別子
値
内容
CM_FAN_TARGET_FAN1
0
FAN1 の回転数を取得します。
pData
FAN の回転数格納先です。単位は rpm です。
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74
Help for Windows
【戻り値】
本関数実行時には下記の戻り値が返ります。
識別子
値
IFCM_ERROR_SUCCESS
0
IFCM_ERROR_INTERNAL
C0000001h
IFCM_ERROR_INVALID_PARAMETER C0000002h
IFCM_ERROR_NULL_POINTER
C0000005h
IFCM_ERROR_INVALID_HANDLE
C0000007h
IFCM_ERROR_NOT_SUPPORT
C0000008h
内容
正常終了
内部エラー
入力パラメータ不正
NULL ポインタ検出
内部エラー
未サポート
IFCM_ERROR_SUCCESS以外の値が返された場合については、『4.7 戻り値一覧』をご参照ください。
【使用例】
●C 言語
UINT Ret;
UINT Data;
Ret = CmGetFanRotate(CM_FAN_TARGET_FAN1, &Data);
●Visual C# .NET
uint Ret;
uint Data;
Ret = IFCCPMGR.CmGetFanRotate(IFCCPMGR.CM_FAN_TARGET_FAN1, out Data);
●Visual Basic .NET
Dim Ret As Integer
Dim Data As Integer
Ret = IFCCPMGR.CmGetFanRotate(IFCCPMGR.CM_FAN_TARGET_FAN1, Data)
FAN1 の回転数を取得します。
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75
Help for Windows
19. CmSetFanAutoThreshold
【機能】
FAN 自動制御の温度閾値を設定します。
温度閾値は CPU コア温度の閾値となります。
【書式】
●C 言語
UINT CmSetFanAutoThreshold(
UINT
Target,
INT
LowThreshold,
INT
HighThreshold
);
●Visual C# .NET
[DllImport("ifcpmgr.dll")]
public static extern uint CmSetFanAutoThreshold (
uint
Target,
int
LowThreshold,
int
HighThreshold
);
●Visual Basic .NET
Declare Function CmSetFanAutoThreshold Lib "ifcpmgr.dll"(_
ByVal Target
As Integer, _
ByVal LowThreshold, As Integer, _
ByVal HighThreshold As Integer _
)As Integer
【パラメータ】
Target
閾値を設定する対象を指定します。
下記の値が指定できます。
識別子
値
CM_FAN_TARGET_FAN1
0
内容
FAN1 の自動制御の温度閾値を設定します。
LowThreshold
低温閾値を設定します。
-60∼HighThreshold の値を設定できます。
単位は℃です。
HighThreshold
高温閾値を設定します。
LowThreshold∼125 の値を設定できます。
単位は℃です。
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76
Help for Windows
【戻り値】
この関数では下記の戻り値が返されます。
戻り値
値
IFCM_ERROR_SUCCESS
0
IFCM_ERROR_INTERNAL
C0000001h
IFCM_ERROR_INVALID_PARAMETER C0000002h
IFCM_ERROR_INVALID_HANDLE
C0000007h
IFCM_ERROR_NOT_SUPPORT
C0000008h
条件
正常終了
内部エラー
入力パラメータ不正
内部エラー
未サポート
IFCM_ERROR_SUCCESS以外の値が返された場合については、『4.7 戻り値一覧』をご参照ください。
【使用例】
●C 言語
UINT Ret;
Ret = CmSetFanAutoThreshold(CM_TERGET_FAN1, 20, 80);
●Visual C# .NET
uint Ret;
Ret = IFCCPMGR.CmSetFanAutoThreshold(IFCCPMGR.CM_FAN_TARGET_FAN1, 20, 80);
●Visual Basic .NET
Dim Ret As Integer
Ret = IFCCPMGR.CmSetFanAutoThreshold(IFCCPMGR.CM_FAN_TARGET_FAN1, 20, 80)
FAN1 の自動制御温度閾値を設定します。
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77
Help for Windows
20. CmGetFanAutoThreshold
【機能】
FAN 自動制御の温度閾値を取得します。
【書式】
●C 言語
UINT CmGetFanAutoThreshold(
UINT
Target,
INT*
pLowThreshold,
INT*
pHighThreshold
);
●Visual C# .NET
[DllImport("ifcpmgr.dll")]
public static extern uint CmGetFanAutoThreshold (
uint
Target,
out int pLowThreshold,
out int pHighThreshold,
);
●Visual Basic .NET
Declare Function CmGetFanAutoThreshold Lib "ifcpmgr.dll"(_
ByVal Target
As Integer, _
ByRef pLowThreshold
As Integer, _
ByRef pHighThreshold
As Integer_
)As Integer
【パラメータ】
Target
閾値を取得する対象を指定します。
下記の値が指定できます。
識別子
値
CM_FAN_TARGET_FAN1
0
内容
FAN1 の自動制御の温度閾値を取得します。
pLowThreshold
低温閾値の格納先です。
単位は℃です。
pHighThreshold
高温閾値の格納先です。
単位は℃です。
© 2016 Interface Corporation.
78
Help for Windows
【戻り値】
この関数では下記の戻り値が返されます。
戻り値
値
IFCM_ERROR_SUCCESS
0
IFCM_ERROR_INTERNAL
C0000001h
IFCM_ERROR_INVALID_PARAMETER C0000002h
IFCM_ERROR_NULL_POINTER
C0000005h
IFCM_ERROR_INVALID_HANDLE
C0000007h
IFCM_ERROR_NOT_SUPPORT
C0000008h
条件
正常終了
内部エラー
入力パラメータ不正
NULL ポインタ
内部エラー
未サポート
IFCM_ERROR_SUCCESS以外の値が返された場合については、『4.7 戻り値一覧』をご参照ください。
【使用例】
●C 言語
UINT Ret;
INT LowThreshold;
INT HighThreshold;
Ret = CmGetFanAutoThreshold(CM_FAN_TARGET_FAN1, &LowThreshold, &HighThreshold);
●Visual C# .NET
uint Ret;
int LowThreshold;
int HighThreshold;
Ret = IFCCPMGR.CmGetFanAutoThreshold(IFCCPMGR.CM_FAN_TARGET_FAN1,
out LowThreshold, out HighThreshold);
●Visual Basic .NET
Dim Ret As Integer
Dim LowThreshold As Integer
Dim HighThreshold As Integer
Ret = IFCCPMGR.CmGetFanAutoThreshold(IFCCPMGR.CM_FAN_TARGET_FAN1, _
LowThreshold, HighThreshold)
FAN1 の自動制御温度閾値を取得します。
© 2016 Interface Corporation.
79
Help for Windows
21. CmSetFanAutoSpeed
【機能】
FAN 自動制御の速度を%で設定します。
【書式】
●C 言語
UINT CmSetFanAutoSpeed(
UINT
Target,
UINT
LowSpeed,
UINT
MidSpeed,
UINT
HighSpeed
);
●Visual C# .NET
[DllImport("ifcpmgr.dll")]
public static extern uint CmSetFanAutoSpeed(
uint
Target,
uint
LowSpeed,
uint
MidSpeed,
uint
HighSpeed
);
●Visual Basic .NET
Declare Function CmSetFanAutoSpeed Lib "ifcpmgr.dll"(_
ByVal
Target,
As Integer, _
ByVal
LowSpeed,
As Integer, _
ByVal
MidSpeed,
As Integer, _
ByVal
HighSpeed
As Integer _
) As Integer
【パラメータ】
Target
速度を設定する対象を指定します。
下記の値が指定できます。
識別子
値
CM_FAN_TARGET_FAN1
0
内容
FAN1 の自動制御の速度を設定します。
LowSpeed
低温閾値以下の場合の速度を設定します。
30∼100 の値を 10 刻みで設定できます。一桁目の数は切り捨てられます。
単位は%です。
MidSpeed
低温閾値∼高温閾値間の場合の速度を設定します。
30∼100 の値を 10 刻みで設定できます。一桁目の数は切り捨てられます。
単位は%です。
© 2016 Interface Corporation.
80
Help for Windows
HighSpeed
高温閾値∼最大閾値間の場合の速度を設定します。
30∼100 の値を 10 刻みで設定できます。一桁目の数は切り捨てられます。
単位は%です。
【戻り値】
この関数では下記の戻り値が返されます。
戻り値
値
IFCM_ERROR_SUCCESS
0
IFCM_ERROR_INTERNAL
C0000001h
IFCM_ERROR_INVALID_PARAMETER C0000002h
IFCM_ERROR_INVALID_HANDLE
C0000007h
IFCM_ERROR_NOT_SUPPORT
C0000008h
条件
正常終了
内部エラー
入力パラメータ不正
内部エラー
未サポート
IFCM_ERROR_SUCCESS以外の値が返された場合については、『4.7 戻り値一覧』をご参照ください。
【使用例】
●C 言語
UINT Ret;
Ret = CmSetFanAutoSpeed(CM_TERGET_FAN1, 30, 50, 80);
●Visual C# .NET
uint Ret;
Ret = IFCCPMGR.CmSetFanAutoSpeed(IFCCPMGR.CM_TERGET_FAN1, 30, 50, 80);
●Visual Basic .NET
Dim Ret As Integer
Ret = IFCCPMGR.CmSetFanAutoSpeed(IFCCPMGR.CM_TERGET_FAN1, 30, 50, 80)
FAN1 の自動制御速度を設定します。
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81
Help for Windows
22. CmGetFanAutoSpeed
【機能】
FAN 自動制御の速度設定値(%)を取得します。
【書式】
●C 言語
UINT CmGetFanAutoSpeed (
UINT
Target,
UINT*
pLowSpeed,
UINT*
pMidSpeed,
UINT*
pHighSpeed
);
●Visual C# .NET
[DllImport("ifcpmgr.dll")]
public static extern uint CmGetFanAutoSpeed(
uint
Target,
out uint
LowSpeed,
out uint
MidSpeed,
out uint
HighSpeed
);
●Visual Basic .NET
Declare Function CmGetFanAutoSpeed Lib "ifcpmgr.dll"(_
ByVal
Target,
As Integer, _
ByRef
LowSpeed,
As Integer, _
ByRef
MidSpeed,
As Integer, _
ByRef
HighSpeed
As Integer _
) As Integer
【パラメータ】
Target
速度を取得する対象を指定します。
下記の値が指定できます。
識別子
値
CM_FAN_TARGET_FAN1
0
内容
FAN1 の自動制御の速度を取得します。
LowSpeed
低温閾値以下の場合の速度格納先です。
単位は%です。
MidSpeed
低温閾値∼高温閾値間の場合の速度格納先です。
単位は%です。
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82
Help for Windows
HighSpeed
高温閾値∼最大閾値間の場合の速度格納先です。
単位は%です。
【戻り値】
この関数では下記の戻り値が返されます。
戻り値
値
IFCM_ERROR_SUCCESS
0
IFCM_ERROR_INTERNAL
C0000001h
IFCM_ERROR_INVALID_PARAMETER C0000002h
IFCM_ERROR_NULL_POINTER
C0000005h
IFCM_ERROR_INVALID_HANDLE
C0000007h
IFCM_ERROR_NOT_SUPPORT
C0000008h
条件
正常終了
内部エラー
入力パラメータ不正
NULL ポインタ
内部エラー
未サポート
IFCM_ERROR_SUCCESS以外の値が返された場合については、『4.7 戻り値一覧』をご参照ください。
【使用例】
●C 言語
UINT Ret;
UINT LowSpeed;
UINT MidSpeed;
UINT HighSpeed;
Ret = CmGetFanAutoSpeed(CM_FAN_TARGET_FAN1, &LowSpeed, &MidSpeed, &HighSpeed);
●Visual C# .NET
uint Ret;
uint LowSpeed;
uint MidSpeed;
uint HighSpeed;
Ret = IFCCPMGR.CmGetFanAutoSpeed(IFCCPMGR.CM_FAN_TARGET_FAN1, out LowSpeed,
out MidSpeed, out HighSpeed);
●Visual Basic .NET
Dim Ret As Integer
Dim LowSpeed As Integer
Dim MidSpeed As Integer
Dim HighSpeed As Integer
Ret = IFCCPMGR.CmGetFanAutoSpeed(IFCCPMGR.CM_FAN_TARGET_FAN1, LowSpeed, MidSpeed, _
HighSpeed)
FAN1 の自動制御温度速度を取得します。
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83
Help for Windows
23. CmGetGSense
【機能】
指定対象の加速度センサ値を取得します。
【書式】
●C 言語
UINT CmGetGSense(
UINT
Target,
UINT
Axis,
UINT*
pData
);
●Visual C# .NET
[DllImport("ifcpmgr.dll")]
public static extern uint CmGetGSense(
uint
Target,
uint
Axis,
out uint
pData
);
●Visual Basic .NET
Declare Function CmGetGSense Lib "ifcpmgr.dll"(_
ByVal
Target
As Integer, _
ByVal
Axis
As Integer, _
ByRef
pData
As Integer _
)As Integer
【パラメータ】
Target
加速度センサの取得対象を指定します。
下記の値が指定できます。
識別子
値
内容
CM_GSENSE_TARGET_SENSOR1
0
加速度センサ 1 のセンサ値を取得します。
Axis
加速度センサの対象の軸を指定します。
下記の値が指定できます。
識別子
値
内容
CM_GSENSE_AXIS_X
0
X 軸方向のセンサ値を取得します。
CM_GSENSE_AXIS_Y
1
Y 軸方向のセンサ値を取得します。
CM_GSENSE_AXIS_Z
2
Z 軸方向のセンサ値を取得します。
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84
Help for Windows
pData
加速度センサ値の格納先です。
ここで得られる値は加速度センサの生の値となります。下記の式で重力加速度値へ変換で
きます。
G=
(x × 0.01289) − 1.5
0.42
ここで、
G: 重力加速度値
x: 取得値
【戻り値】
本関数実行時には下記の戻り値が返ります。
識別子
値
IFCM_ERROR_SUCCESS
0
IFCM_ERROR_INTERNAL
C0000001h
IFCM_ERROR_INVALID_PARAMETER C0000002h
IFCM_ERROR_NULL_POINTER
C0000005h
IFCM_ERROR_INVALID_HANDLE
C0000007h
IFCM_ERROR_NOT_SUPPORT
C0000008h
内容
正常終了
内部エラー
入力パラメータ不正
NULL ポインタ検出
内部エラー
未サポート
IFCM_ERROR_SUCCESS以外の値が返された場合については、『4.7 戻り値一覧』をご参照ください。
【使用例】
●C 言語
UINT Ret;
UINT Data;
Ret = CmGetGSense(CM_GSENSE_TARGET_SENSOR1, CM_GSENSE_AXIS_X, &Data);
●Visual C# .NET
uint Ret;
uint Data;
Ret = IFCCPMGR.CmGetGSense(IFCCPMGR.CM_GSENSE_TARGET_SENSOR1,
IFCCPMGR.CM_GSENSE_AXIS_X, out Data);
●Visual Basic .NET
Dim Ret As Integer
Dim Data As Integer
Ret = IFCCPMGR.CmGetGSense(IFCCPMGR. CM_GSENSE_TARGET_SENSOR1, _
IFCCPMGR.CM_GSENSE_AXIS_X, Data)
加速度センサ 1 の X 軸方向のセンサ値を取得します。
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85
Help for Windows
24. CmSetGSenseLimit
【機能】
振動・衝撃異常検出の閾値を設定します。
【書式】
●C 言語
UINT CmSetGSenseLimit (
UINT
Target,
UINT
Axis,
UINT
UpperLimit,
UINT
UHysteresis
);
●Visual C# .NET
[DllImport("ifcpmgr.dll")]
public static extern uint CmSetGSenseLimit(
uint
Target,
uint
Axis,
uint
UpperLimit,
uint
UHysteresis
);
●Visual Basic .NET
Declare Function CmSetGSenseLimit Lib "ifcpmgr.dll"(_
ByVal
Target
As Integer, _
ByVal
Axis
As Integer, _
ByVal
UpperLimit
As Integer, _
ByVal
UHysteresis
As Integer _
)As Integer
【パラメータ】
Target
振動・衝撃異常検出の閾値を設定する対象を指定します。
下記の値が指定できます。
識別子
値
内容
CM_GSENSE_TARGET_SENSOR1
0
加速度センサ 1 の閾値を設定します。
Axis
対象の軸を指定します。
下記の値が指定できます。
識別子
CM_GSENSE_AXIS_X
CM_GSENSE_AXIS_Y
CM_GSENSE_AXIS_Z
値
0
1
2
内容
X 軸方向の閾値を設定します。
Y 軸方向の閾値を設定します。
Z 軸方向の閾値を設定します。
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86
Help for Windows
UpperLimit
振動・衝撃異常検出の閾値を指定します。閾値は設定値に 0.03(G)を掛けた値になります。
例)10 と設定した場合、閾値は 10×0.03= 0.3(G)となります。
UHysteresis
振動・衝撃異常検出の復帰ヒステリシスを指定します。ヒステリシスは設定値に 0.03(G)
を掛けた値になります。
例)10 と設定した場合、閾値は 10×0.03= 0.3(G)となります。
【戻り値】
この関数では下記の戻り値が返されます。
戻り値
値
IFCM_ERROR_SUCCESS
0
IFCM_ERROR_INTERNAL
C0000001h
IFCM_ERROR_INVALID_PARAMETER C0000002h
IFCM_ERROR_INVALID_HANDLE
C0000007h
IFCM_ERROR_NOT_SUPPORT
C0000008h
条件
正常終了
内部エラー
入力パラメータ不正
内部エラー
未サポート
IFCM_ERROR_SUCCESS以外の値が返された場合については、『4.7 戻り値一覧』をご参照ください。
【使用例】
●C 言語
UINT Ret;
Ret = CmGetGSenseLimit(CM_GSENSE_TARGET_SENSOR1, CM_GSENSE_AXIS_X, 10, 5);
●Visual C# .NET
uint Ret;
Ret = IFCCPMGR.CmGetGSenseLimit(IFCCPMGR.CM_TEMP_TARGET_BRD,
IFCCPMGR.CM_GSENSE_AXIS_X, 10, 5);
●Visual Basic .NET
Dim Ret As Integer
Ret = IFCCPMGR.CmGetGSenseLimit(IFCCPMGR.CM_TEMP_TARGET_BRD,
IFCCPMGR.CM_GSENSE_AXIS_X, 10, 5)
加速度センサ 1 の X 軸方向振動・衝撃検出の閾値、ヒステリシスを設定します。
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87
Help for Windows
25. CmGetGSenseLimit
【機能】
振動・衝撃異常検出の閾値を取得します。
【書式】
●C 言語
UINT CmGetGSenseLimit (
UINT
Target,
UINT
Axis,
UINT*
pUpperLimit,
UINT*
pUHysteresis
);
●Visual C# .NET
[DllImport("ifcpmgr.dll")]
public static extern uint CmGetGSenseLimit (
uint
Target,
uint
Axis,
out uint pUpperLimit,
out uint pUHysteresis
);
●Visual Basic .NET
Declare Function CmGetGSenseLimit Lib "ifcpmgr.dll"(_
ByVal
Target
As Integer, _
ByVal
Axis
As Integer, _
ByRef
pUpperLimit
As Integer, _
ByRef
pUHysteresis As Integer _
)As Integer
【パラメータ】
Target
振動・衝撃異常検出の閾値を設定する対象を指定します。
下記の値が指定できます。
識別子
値
内容
CM_GSENSE_TARGET_SENSOR1
0
加速度センサ 1 の閾値を取得します。
Axis
対象の軸を指定します。
下記の値が指定できます。
識別子
CM_GSENSE_AXIS_X
CM_GSENSE_AXIS_Y
CM_GSENSE_AXIS_Z
値
0
1
2
内容
X 軸方向の閾値を取得します。
Y 軸方向の閾値を取得します。
Z 軸方向の閾値を取得します。
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88
Help for Windows
pUpperLimit
振動・衝撃異常検出の格納先です。
例)10 が取得できた場合、閾値は 10×0.03= 0.3(G)となります。
pUHysteresis
振動・衝撃異常検出の復帰ヒステリシスを指定します。
例)10 が取得できた場合、閾値は 10×0.03= 0.3(G)となります。
【戻り値】
この関数では下記の戻り値が返されます。
戻り値
値
IFCM_ERROR_SUCCESS
0
IFCM_ERROR_INTERNAL
C0000001h
IFCM_ERROR_INVALID_PARAMETER C0000002h
IFCM_ERROR_NULL_POINTER
C0000005h
IFCM_ERROR_INVALID_HANDLE
C0000007h
IFCM_ERROR_NOT_SUPPORT
C0000008h
条件
正常終了
内部エラー
入力パラメータ不正
NULL ポインタ
内部エラー
未サポート
IFCM_ERROR_SUCCESS以外の値が返された場合については、『4.7 戻り値一覧』をご参照ください。
【使用例】
●C 言語
UINT Ret;
UINT UpperLimit;
UINT UHysteresis;
Ret = CmGetGSenseLimit(CM_GSENSE_TARGET_SENSOR1, CM_GSENSE_AXIS_X,
&UpperLimit, &UHysteresis);
●Visual C# .NET
uint Ret;
uint UpperLimit;
uint UHysteresis;
Ret = IFCCPMGR.CmGetGSenseLimit(IFCCPMGR.CM_GSENSE_TARGET_SENSOR1,
IFCCPMGR.CM_GSENSE_AXIS_X, out UpperLimit, out UHysteresis);
●Visual Basic .NET
Dim Ret As Integer
Dim UpperLimit As Integer
Dim UHysteresis As Integer
Ret = IFCCPMGR.CmGetGSenseLimit(IFCCPMGR.CM_GSENSE_TARGET_SENSOR1, _
IFCCPMGR.CM_GSENSE_AXIS_X, UpperLimit, UHysteresis)
加速度センサ 1 の X 軸方向振動・衝撃検出の閾値を取得します。
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89
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26. CmGetDeviceIdentify
【機能】
デバイス情報を取得します。
使用しているストレージデバイスのモデル名やサポートしている機能等の情報を取得できます。
【書式】
●C 言語
UINT CmGetDeviceIdentify(
UINT
TargetDrive,
UINT
TargetDevice,
UCHAR*
pIdentify
);
●Visual C# .NET
[DllImport("ifcpmgr.dll")]
public static extern uint CmGetDeviceIdentify(
uint
TargetDrive,
uint
TargetDevice,
byte[]
pIdentify
);
●Visual Basic .NET
Declare Function CmGetDeviceIdentify Lib "ifcpmgr.dll"(_
ByVal TargetDrive
As Integer, _
ByVal TargetDevice
As Integer, _
ByVal pIdentify
As Byte() _
)As Integer
【パラメータ】
TargetDrive
情報を取得するドライブの番号を指定します。
例)Physical Drive0 の情報を取得したい場合、0 を指定します。
Windows の「ディスクの管理」(diskmgmt.msc)で表示される、ディスク x の x の部分が
該当します。
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90
Help for Windows
TargetDevice
情報を取得するデバイスを指定します。
下記の値が指定できます。
識別子
値
内容
CM_TARGET_DEVICE_NORMAL
0
TargetDrive へ指定されたデバイスの情報を取
得します。
CM_TARGET_DEVICE_RAID1
1
RAID ボード(SVRC-C600SA)のドライブ 1 へ接続
されたデバイスの情報を取得します。
CM_TARGET_DEVICE_RAID2
2
RAID ボード(SVRC-C600SA)のドライブ 2 へ接続
されたデバイスの情報を取得します。
※CM_TARGET_DEVICE_RAID1、CM_TARGET_DEVICE_RAID2 は TargetDrive が SVRC-C600SA の場
合のみ使用できます。TargetDrive が SVRC-C600SA 以外の場合、不正なデータが取得されま
す。
pIdentify
ドライブ情報の格納先です。512byte 以上の配列を指定してください。
【戻り値】
この関数では下記の戻り値が返されます。
戻り値
値
IFCM_ERROR_SUCCESS
0
IFCM_ERROR_INTERNAL
C0000001h
IFCM_ERROR_INVALID_PARAMETER C0000002h
IFCM_ERROR_NULL_POINTER
C0000005h
IFCM_ERROR_NOT_ALLOCATE
C0000006h
IFCM_ERROR_INVALID_HANDLE
C0000007h
条件
正常終了
内部エラー
入力パラメータ不正
NULL ポインタ
メモリ確保失敗
内部エラー
指定したデバイスの情報取得に失敗した場合、IFCM_ERROR_INTERNAL が返されます。
IFCM_ERROR_SUCCESS以外の値が返された場合については、『4.7 戻り値一覧』をご参照ください。
【使用例】
●C 言語
UINT Ret;
UCHAR Identify[512];
Ret = CmGetDeviceIdentify(0, CM_TARGET_DEVICE_NORMAL, Identify);
●Visual C# .NET
uint Ret;
byte[] Identify = new byte[512];
Ret = IFCCPMGR.CmGetDeviceIdentify(0, IFCCPMGR.CM_TARGET_DEVICE_NORMAL, Identify);
●Visual Basic .NET
Dim Ret As Integer
Dim Identify(512) As Byte
Ret = IFCCPMGR.CmGetDeviceIdentify(0, IFCCPMGR.CM_TARGET_DEVICE_NORMAL, Identify)
Physical Drive0 の情報を取得します。
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91
Help for Windows
27. CmGetSmartAttribute
【機能】
デバイスの S.M.A.R.T 情報を取得します。
【書式】
●C 言語
UINT CmGetSmartAttribute(
UINT
TargetDrive,
UINT
TargetDevice,
UCHAR*
pAttribute
);
●Visual C# .NET
[DllImport("ifcpmgr.dll")]
public static extern uint CmGetSmartAttribute(
uint
TargetDrive,
uint
TargetDevice,
byte
pAttribute
);
●Visual Basic .NET
Declare Function CmGetSmartAttribute Lib "ifcpmgr.dll"(_
ByVal
TargetDrive
As Integer, _
ByVal
TargetDevice
As Integer, _
ByVal
pAttribute
As Byte() _
)As Integer
【パラメータ】
TargetDrive
S.M.A.R.T 情報を取得するドライブの番号を指定します。
例)Physical Drive0 の S.M.A.R.T 情報を取得したい場合、0 を指定します。
Windows の「ディスクの管理」(diskmgmt.msc)で表示される、ディスク x の x の部分が
該当します。
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92
Help for Windows
TargetDevice
S.M.A.R.T 情報を取得するデバイスを指定します。
下記の値が指定できます。
識別子
値
内容
CM_TARGET_DEVICE_NORMAL
0
TargetDrive へ 指 定 さ れ た デ バ イ ス の
S.M.A.R.T 情報を取得します。
CM_TARGET_DEVICE_RAID1
1
RAID ボード(SVRC-C600SA)のドライブ 1 へ接続
されたデバイスの情報を取得します。
CM_TARGET_DEVICE_RAID2
2
RAID ボード(SVRC-C600SA)のドライブ 2 へ接続
されたデバイスの情報を取得します。
※CM_TARGET_DEVICE_RAID1、CM_TARGET_DEVICE_RAID2 は TargetDrive が SVRC-C600SA の場
合のみ使用できます。TargetDrive が SVRC-C600SA 以外の場合、不正なデータが取得されま
す。
pAttribute
S.M.A.R.T 情報の格納先です。512byte 以上の配列を指定してください。
【戻り値】
この関数では下記の戻り値が返されます。
戻り値
値
条件
IFCM_ERROR_SUCCESS
0
正常終了
IFCM_ERROR_INTERNAL
C0000001h 内部エラー
IFCM_ERROR_INVALID_PARAMETER C0000002h 入力パラメータ不正
IFCM_ERROR_NULL_POINTER
C0000005h NULL ポインタ
IFCM_ERROR_NOT_ALLOCATE
C0000006h メモリ確保失敗
IFCM_ERROR_INVALID_HANDLE
C0000007h 内部エラー
指定したデバイスが S.M.A.R.T 情報の取得に非対応等の要因により、情報の取得に失敗した場
合、IFCM_ERROR_INTERNAL が返されます。
IFCM_ERROR_SUCCESS以外の値が返された場合については、『4.7 戻り値一覧』をご参照ください。
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93
Help for Windows
【使用例】
●C 言語
UINT Ret;
UCHAR Attribute[512];
Ret = CmGetSmartAttribute(0, CM_TARGET_DEVICE_NORMAL, Attribute);
●Visual C# .NET
uint Ret;
byte[] Attribute = new byte[512];
Ret = IFCCPMGR.CmGetSmartAttribute(0, IFCCPMGR.CM_TARGET_DEVICE_NORMAL, Attribute);
●Visual Basic .NET
Dim Ret As Integer
Dim Attribute(512) As Byte
Ret = IFCCPMGR.CmGetSmartAttribute(0, IFCCPMGR.CM_TARGET_DEVICE_NORMAL, Attribute)
Physical Drive0 の S.M.A.R.T 情報を取得します。
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94
Help for Windows
28. CmGetSmartThreshold
【機能】
デバイスの S.M.A.R.T 情報の閾値を取得します。
【書式】
●C 言語
UINT CmGetSmartThreshold(
UINT
TargetDrive,
UINT
TargetDevice,
UCHAR*
pThreshold
);
●Visual C# .NET
[DllImport("ifcpmgr.dll")]
public static extern uint CmGetSmartThreshold(
uint
TargetDrive,
uint
TargetDevice,
byte
pThreshold
);
●Visual Basic .NET
Declare Function CmGetSmartThreshold Lib "ifcpmgr.dll"(_
ByVal
TargetDrive
As Integer, _
ByVal
TargetDevice
As Integer, _
ByVal
pThreshold
As Byte() _
)As Integer
【パラメータ】
TargetDrive
S.M.A.R.T 情報の閾値を取得するドライブの番号を指定します。
例)Physical Drive0 の S.M.A.R.T 情報を取得したい場合、0 を指定します。
Windows の「ディスクの管理」(diskmgmt.msc)で表示される、ディスク x の x の部分が
該当します。
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95
Help for Windows
TargetDevice
S.M.A.R.T 情報の閾値を取得するデバイスを指定します。
下記の値が指定できます。
識別子
値
内容
CM_TARGET_DEVICE_NORMAL
0
TargetDrive へ 指 定 さ れ た デ バ イ ス の
S.M.A.R.T 情報の閾値を取得します。
CM_TARGET_DEVICE_RAID1
1
RAID ボード(SVRC-C600SA)のドライブ 1 へ接続
されたデバイスの情報を取得します。
CM_TARGET_DEVICE_RAID2
2
RAID ボード(SVRC-C600SA)のドライブ 2 へ接続
されたデバイスの情報を取得します。
※CM_TARGET_DEVICE_RAID1、CM_TARGET_DEVICE_RAID2 は TargetDrive が SVRC-C600SA の場
合のみ使用できます。TargetDrive が SVRC-C600SA 以外の場合、不正なデータが取得されま
す。
pThreshold
S.M.A.R.T 情報の閾値の格納先です。512byte 以上の配列を指定してください。
【戻り値】
この関数では下記の戻り値が返されます。
戻り値
値
条件
IFCM_ERROR_SUCCESS
0
正常終了
IFCM_ERROR_INTERNAL
C0000001h 内部エラー
IFCM_ERROR_INVALID_PARAMETER C0000002h 入力パラメータ不正
IFCM_ERROR_NULL_POINTER
C0000005h NULL ポインタ
IFCM_ERROR_NOT_ALLOCATE
C0000006h メモリ確保失敗
IFCM_ERROR_INVALID_HANDLE
C0000007h 内部エラー
指定したデバイスが S.M.A.R.T 情報の閾値取得に非対応等の要因で情報の取得に失敗した場合、
IFCM_ERROR_INTERNAL が返されます。
IFCM_ERROR_SUCCESS以外の値が返された場合については、『4.7 戻り値一覧』をご参照ください。
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96
Help for Windows
【使用例】
●C 言語
UINT Ret;
UCHAR Threshold[512];
Ret = CmGetSmartThreshold(0, CM_TARGET_DEVICE_NORMAL, Threshold);
●Visual C# .NET
uint Ret;
byte[] Threshold = new byte[512];
Ret = IFCCPMGR.CmGetSmartAttribute(0, IFCCPMGR.CM_TARGET_DEVICE_NORMAL, Threshold);
●Visual Basic .NET
Dim Ret As Integer
Dim Threshold(512) As Byte
Ret = IFCCPMGR.CmGetSmartAttribute(0, IFCCPMGR.CM_TARGET_DEVICE_NORMAL, Threshold)
Physical Drive0 の S.M.A.R.T 情報の閾値を取得します。
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97
Help for Windows
29. CmSetEvent
【機能】
シグナルイベント、ウィンドウメッセージ、コールバック関数等の割り込みイベントを登録し
ます。
【書式】
●C 言語
UINT CmSetEvent(
PCM_EVENT_REQ
);
pEvent
●Visual C# .NET
[DllImport("ifcpmgr.dll")]
public static extern uint CmSetEvent(
ref CM_EVENT_REQ
pEvent
);
●Visual Basic .NET
Declare Function CmSetEvent Lib "ifcpmgr.dll"(_
ByRef pEvent
As CM_EVENT_REQ _
)As Integer
【パラメータ】
pEvent
イベント登録用構造体を指定します。
詳細は『4.6.1 CM_EVENT_REQ』をご参照ください。
【戻り値】
本関数実行時には下記の戻り値が返ります。
識別子
値
IFCM_ERROR_SUCCESS
0
IFCM_ERROR_ALREADY
C0000003h
IFCM_ERROR_NULL_POINTER
C0000005h
IFCM_ERROR_NOT_ALLOCATE
C0000006h
IFCM_ERROR_INVALID_HANDLE
C0000007h
内容
正常終了
既にイベント登録済み
NULL ポインタ検出
メモリ確保失敗
内部エラー
IFCM_ERROR_SUCCESS以外の値が返された場合については、『4.7 戻り値一覧』をご参照ください。
【備考】
1 つのアプリケーションにつき、1 つのイベントを登録できます。
コールバック関数についての詳細は『4.5 コールバック関数』をご参照ください。
【注意】
コールバック関数は C 言語でのみ使用可能です。
その他の言語では、シグナルイベント、またはメッセージをご利用ください。
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98
Help for Windows
【使用例】
●C 言語
UINT Ret;
CM_EVENT_REQ EventReq;
EventReq.Signal = CreateEvent(NULL, TRUE, FALSE, NULL);
EventReq.Wnd = NULL;
EventReq.Msg = WM_NULL;
EventReq.CallBackProc = NULL;
EventReq.User = NULL;
Ret = CmSetEvent(&EventReq);
●Visual C# .NET
uint Ret;
IFCCPMGR.CM_EVENT_REQ EventReq = new IFCCPMGR.CM_EVENT_REQ();
EventReq.Signal = IFCCPMGR.CreateEvent(IntPtr.Zero, true, false, null);
EventReq.Wnd = IntPtr.Zero;
EventReq.Msg = 0;
EventReq.CallBackProc = IntPtr.Zero;
EventReq.User = IntPtr.Zero;
Ret = IFCCPMGR.CmSetEvent(ref EventReq);
●Visual Basic .NET
Dim Ret As Integer
Dim EventReq As IFCCPMGR.CM_EVENT_REQ = New IFCCPMGR.CM_EVENT_REQ
EventReq.Signal = IFCCPMGR.CreateEvent(IntPtr.Zero, True, False, Nothing)
EventReq.Wnd = IntPtr.Zero
EventReq.Msg = 0
EventReq.CallBackProc = IntPtr.Zero
EventReq.User = IntPtr.Zero
Ret = IFCCPMGR.CmSetEvent(EventReq)
シグナルイベントを登録します。
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99
Help for Windows
30. CmKillEvent
【機能】
登録している割り込みイベントを解除します。
【書式】
●C 言語
UINT CmKillEvent(void);
●Visual C# .NET
[DllImport("ifcpmgr.dll")]
public static extern uint CmKillEvent();
●Visual Basic .NET
Declare Function CmKillEvent Lib "ifcpmgr.dll"() As Integer
【パラメータ】
なし
【戻り値】
本関数実行時には下記の戻り値が返ります。
識別子
値
内容
IFCM_ERROR_SUCCESS
0
正常終了
IFCM_ERROR_NOT_YET
C0000004h まだ動作していない
IFCM_ERROR_INVALID_HANDLE
C0000007h 内部エラー
IFCM_ERROR_SUCCESS以外の値が返された場合については、『4.7 戻り値一覧』をご参照ください。
【使用例】
●C 言語
UINT Ret;
Ret = CmKillEvent();
●Visual C# .NET
uint Ret;
Ret = IFCCPMGR.CmKillEvent();
●Visual Basic .NET
Dim Ret As Integer
Ret = IFCCPMGR.CmKillEvent()
割り込みイベントを解除します。
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100
Help for Windows
31. CmSetEventMask
【機能】
割り込みイベントマスクを設定し、各イベントの有効、無効を設定します。
【書式】
●C 言語
UINT CmSetEventMask(
UINT Mask
);
●Visual C# .NET
[DllImport("ifcpmgr.dll")]
public static extern uint CmSetEventMask(
uint Mask
);
●Visual Basic .NET
Declare Function CmSetEventMask Lib "ifcpmgr.dll"(_
ByVal Mask
As Integer _
)As Integer
【パラメータ】
Mask
有効にするイベントを下記の値で指定します。
0 を指定すると、すべてのイベントが無効になります。デフォルトは 0 です。
複数の値を OR で指定することが可能です。
※同じ接点に対しては CM_EVENT_RISE_SIGx と CM_EVENT_FALL_SIGx を併用することはでき
ません。
識別子
CM_EVENT_WDS
CM_EVENT_CPTHS
CM_EVENT_CPTLS
CM_EVENT_LCTHS
CM_EVENT_LCTLS
CM_EVENT_VEXTA
CM_EVENT_FALL_SIG1
CM_EVENT_FALL_SIG2
CM_EVENT_FALL_SIG3
CM_EVENT_FALL_SIG4
CM_EVENT_RISE_SIG1
CM_EVENT_RISE_SIG2
CM_EVENT_RISE_SIG3
値
1h
4h
8h
10h
20h
40h
100h
200h
400h
800h
1000h
2000h
4000h
意味
WDT 周期満了イベントを有効にします。
CPU コア温度異常上限超えイベントを有効にします。
CPU コア温度異常下限超えイベントを有効にします。
CPU 基板温度異常上限超えイベントを有効にします。
CPU 基板温度異常下限超えイベントを有効にします。
外部電源電圧異常イベントを有効にします。
※AC 電源タイプの製品では内部 DC 出力電圧異常時に
イベントが発生します。
DIN1 OFF→ON 検出を有効にします。
DIN2 OFF→ON 検出を有効にします。
DIN3 OFF→ON 検出を有効にします。
DIN4 OFF→ON 検出を有効にします。
DIN1 ON→OFF 検出を有効にします。
DIN2 ON→OFF 検出を有効にします。
DIN3 ON→OFF 検出を有効にします。
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101
Help for Windows
識別子
CM_EVENT_RISE_SIG4
CM_EVENT_CPTHSA
CM_EVENT_CPTLSA
CM_EVENT_LCTHSA
CM_EVENT_LCTLSA
CM_EVENT_VSSEX
CM_EVENT_VSSEY
CM_EVENT_VSSEZ
CM_EVENT_FAN1ST
CM_EVENT_RAIDSE
CM_EVENT_HIMO_SWITCH
値
8000h
10000h
20000h
40000h
80000h
100000h
200000h
400000h
1000000h
40000000h
80000000h
意味
DIN4 ON→OFF 検出を有効にします。
CPU コア温度警告上限超えイベントを有効にします。
CPU コア温度警告下限超えイベントを有効にします。
CPU 基板温度警告上限超えイベントを有効にします。
CPU 基板温度警告下限超えイベントを有効にします。
X 軸振動・衝撃検出イベントを有効にします。
Y 軸振動・衝撃検出イベントを有効にします。
Z 軸振動・衝撃検出イベントを有効にします。
FAN1 異常検出イベントを有効にします。
RAID 異常検出イベントを有効にします。
ひもスイッチイベントを有効にします。
ご使用の製品によって指定できない識別子があります。
以下表をご参照ください。
識別子
SuperCD
CM_EVENT_WDS
○
CM_EVENT_CPTHS
○
CM_EVENT_CPTLS
○
CM_EVENT_LCTHS
○
CM_EVENT_LCTLS
○
CM_EVENT_VEXTA
○
CM_EVENT_FALL_SIG1
○
CM_EVENT_FALL_SIG2
○
CM_EVENT_FALL_SIG3
○
CM_EVENT_FALL_SIG4
○
CM_EVENT_RISE_SIG1
○
CM_EVENT_RISE_SIG2
○
CM_EVENT_RISE_SIG3
○
CM_EVENT_RISE_SIG4
○
CM_EVENT_CPTHSA
−
CM_EVENT_CPTLSA
−
CM_EVENT_LCTHSA
−
CM_EVENT_LCTLSA
−
CM_EVENT_VSSEX
−
CM_EVENT_VSSEY
−
CM_EVENT_VSSEZ
−
CM_EVENT_FAN1ST
−
CM_EVENT_RAIDSE
−
CM_EVENT_HIMO_SWITCH
○
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102
スリムタワーCD
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
−
Help for Windows
【戻り値】
本関数実行時には下記の戻り値が返ります。
識別子
値
IFCM_ERROR_SUCCESS
0
IFCM_ERROR_INVALID_PARAMETER C0000002h
IFCM_ERROR_INVALID_HANDLE
C0000007h
IFCM_ERROR_NOT_SUPPORT
C0000008h
内容
正常終了
入力パラメータ不正
内部エラー
未サポート
IFCM_ERROR_SUCCESS以外の値が返された場合については、『4.7 戻り値一覧』をご参照ください。
【備考】
・1 つのアプリケーションにつき、1 つのイベントマスク値を設定できます。
(異なるアプリケーションでは、異なるイベントマスク値が使用できます。)
同 じ 接 点 に 対 し て は 、 異 な る ア プ リ ケ ー シ ョ ン で も CM_EVENT_RISE_SIGx と
CM_EVENT_FALL_SIGx を併用することはできません。
・複数のアプリケーションで同じイベントを有効にしている場合、イベント要因が満たされる
と、どちらのアプリケーションにも割り込みイベントが通知されます。
【使用例】
●C 言語
UINT Ret;
Ret = CmSetEventMask(CM_EVENT_WDS │ CM_EVENT_CPTHS);
●Visual C# .NET
uint Ret;
Ret = IFCCPMGR.CmSetEventMask(IFCCPMGR.CM_EVENT_WDS │ IFCCPMGR.CM_EVENT_CPTHS);
●Visual Basic .NET
Dim Ret As Integer
Ret = IFCCPMGR.CmSetEventMask(IFCCPMGR.CM_EVENT_WDS Or IFCCPMGR.CM_EVENT_CPTHS)
WDT イベント、CPU コア温度上限超えイベントを有効にします。
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103
Help for Windows
32. CmGetEventMask
【機能】
現在の割り込みイベントマスク値を取得します。
【書式】
●C 言語
UINT CmGetEventMask(
UINT* pMask
);
●Visual C# .NET
[DllImport("ifcpmgr.dll")]
public static extern uint CmGetEventMask(
out uint
pMask
);
●Visual Basic .NET
Declare Function CmGetEventMask Lib "ifcpmgr.dll"(_
ByRef pMask
As Integer _
)As Integer
【パラメータ】
pMask
イベントマスク格納先です。
CmSetEventMask関数で設定した値が取得できます。
【戻り値】
本関数実行時には下記の戻り値が返ります。
識別子
値
内容
IFCM_ERROR_SUCCESS
0
正常終了
IFCM_ERROR_NULL_POINTER
C0000005h NULL ポインタ検出
IFCM_ERROR_INVALID_HANDLE
C0000007h 内部エラー
IFCM_ERROR_SUCCESS以外の値が返された場合については、『4.7 戻り値一覧』をご参照ください。
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104
Help for Windows
【使用例】
●C 言語
UINT Ret;
UINT Mask;
Ret = CmGetEventMask(&Mask);
●Visual C# .NET
uint Ret;
uint Mask;
Ret = IFCCPMGR.CmGetEventMask(out Mask);
●Visual Basic .NET
Dim Ret As Integer
Dim Mask As Integer
Ret = IFCCPMGR.CmGetEventMask(Mask)
現在のイベントマスク値を取得します。
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105
Help for Windows
33. CmGetEventFactor
【機能】
割り込みイベントの発生要因を取得します。
【書式】
●C 言語
UINT CmGetEventFactor(
UINT* pFactor
);
●Visual C# .NET
[DllImport("ifcpmgr.dll")]
public static extern uint CmGetEventFactor(
out uint
pFactor
);
●Visual Basic .NET
Declare Function CmGetEventFactor Lib "ifcpmgr.dll"(_
ByRef pFactor
As Integer _
)As Integer
【パラメータ】
pFactor
イベント要因格納先です。
下記の値が取得できます。複数の要因が検出されることもあります。
識別子
値
意味
CM_EVENT_WDS
1h
WDT 周期満了イベント
CM_EVENT_CPTHS
4h
CPU コア温度異常上限超えイベント
CM_EVENT_CPTLS
8h
CPU コア温度異常下限超えイベント
CM_EVENT_LCTHS
10h
CPU 基板温度異常上限超えイベント
CM_EVENT_LCTLS
20h
CPU 基板温度異常下限超えイベント
CM_EVENT_VEXTA
40h
外部電源電圧異常イベント
※AC 電源タイプの製品では内部 DC 出力電圧異常時に
イベントが発生します。
CM_EVENT_FALL_SIG1
100h
DIN1 OFF→ON 検出
CM_EVENT_FALL_SIG2
200h
DIN2 OFF→ON 検出
CM_EVENT_FALL_SIG3
400h
DIN3 OFF→ON 検出
CM_EVENT_FALL_SIG4
800h
DIN4 OFF→ON 検出
CM_EVENT_RISE_SIG1
1000h
DIN1 ON→OFF 検出
CM_EVENT_RISE_SIG2
2000h
DIN2 ON→OFF 検出
CM_EVENT_RISE_SIG3
4000h
DIN3 ON→OFF 検出
CM_EVENT_RISE_SIG4
8000h
DIN4 ON→OFF 検出
CM_EVENT_CPTHSA
10000h CPU コア温度警告上限超えイベント
CM_EVENT_CPTLSA
20000h CPU コア温度警告下限超えイベント
CM_EVENT_LCTHSA
40000h CPU 基板温度警告上限超えイベント
CM_EVENT_LCTLSA
80000h CPU 基板温度警告下限超えイベント
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106
Help for Windows
識別子
CM_EVENT_VSSEX
CM_EVENT_VSSEY
CM_EVENT_VSSEZ
CM_EVENT_FAN1ST
CM_EVENT_RAIDSE
CM_EVENT_HIMO_SWITCH
値
100000h
200000h
400000h
1000000h
40000000h
80000000h
意味
X 軸振動・衝撃検出イベント
Y 軸振動・衝撃検出イベント
Z 軸振動・衝撃検出イベント
FAN1 異常検出イベント
RAID 異常検出イベント
ひもスイッチイベント
【戻り値】
本関数実行時には下記の戻り値が返ります。
識別子
値
内容
IFCM_ERROR_SUCCESS
0
正常終了
IFCM_ERROR_NULL_POINTER
C0000005h NULL ポインタ検出
IFCM_ERROR_INVALID_HANDLE
C0000007h 内部エラー
IFCM_ERROR_SUCCESS以外の値が返された場合については、『4.7 戻り値一覧』をご参照ください。
【注意】
割り込みイベントが通知された (シグナルイベントがシグナル状態になった、メッセージが通
知された、コールバック関数が呼び出された) 後に、本関数でイベント発生要因を取得してく
ださい。
割り込みイベント通知後に、本関数を呼び出さないと次の割り込みイベントは通知されません。
【備考】
・割り込み要因を取得すると、要因はクリアされます。
(本関数を呼び出して要因を取得した後、何も要因が満たされていない状態で再度本関数を呼
び出すと、2 回目は要因として 0 が返されます。)
・割り込み要因を取得する前に、複数回要因が満たされた場合、1 回にまとめられます。
例えば、CPU コア温度上限超えイベント発生後、要因を取得する前に、再度 CPU コア温度が
上限を超えた場合、本関数を実行すると CM_EVENT_CPTHS が検出されますが、再度本関数を実
行しても、要因として 0 が返されます。
また、この場合、割り込みイベントも 1 回しか発生しません。
(本関数で要因取得後に、再度 CPU コア温度が上限を超えると、再度イベント通知されます。)
・イベント要因は、アプリケーションごとに独立しています。
例えば 2 つのアプリケーションで WDT イベントを有効にし、周期満了になって WDT イベント
が 2 つのアプリケーションで発生したとします。
この場合、片方のアプリケーションで要因を取得しても、もう片方の要因はクリアされませ
ん。もし片方のアプリケーションでしか要因を取得しなければ、要因を取得した方のアプリ
ケーションでのみ、次回も割り込みイベントが通知されます。(要因を取得しなかった方のア
プリケーションは次回の割り込みイベントは通知されません。)
両方のアプリケーションで要因を取得すると、どちらのアプリケーションにも CM_EVENT_WDS
が検出され、どちらのアプリケーションも次回の割り込みイベントが通知されます。
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107
Help for Windows
・
【使用例】
●C 言語
LRESULT CEventDlg::OnMessage(WPARAM wParam, LPARAM lParam)
{
UINT Ret;
UINT Factor;
Ret = CmGetEventFactor(&Factor);
…
}
End Sub
●Visual C# .NET
private void OnMessage(IntPtr WParam, IntPtr LParam)
{
uint Ret;
uint Factor;
Ret = IFCCPMGR.CmGetEventFactor(out Factor);
…
}
●Visual Basic .NET
Public Sub OnMessage(ByVal WParam As IntPtr, ByVal LParam As IntPtr)
Dim Ret As Integer
Dim Factor As Integer
Ret = IFCCPMGR.CmGetEventFactor(Factor)
…
End Sub
メッセージハンドラ内でイベント要因を取得します。
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108
Help for Windows
34. CmGetControlStatus
【機能】
現在の制御状態を取得します。
【書式】
●C 言語
UINT CmGetControlStatus(
UINT*
pStatus
);
●Visual C# .NET
[DllImport("ifcpmgr.dll")]
public static extern uint CmGetControlStatus (
ref uint
pStatus
);
●Visual Basic .NET
Declare Function CmGetControlStatusLib "ifcpmgr.dll"(_
ByRef pStatus
As Integer _
)As Integer
【パラメータ】
pStatus
制御状態の格納先です。下記のデータが取得されます。
bit31∼bit12
予約
bit7∼bit5
予約
WDS
BUZZER
ERRLED
ALMLED
DOUT1
DOUT2
DOUT3
DOUT4
:
:
:
:
:
:
:
:
bit4
ALMLED
bit11
DOUT4
bit10
DOUT3
bit9
DOUT2
bit8
DOUT1
bit3
ERRLED
bit2
BUZZER
bit1
予約
bit0
WDS
WDT の制御状態が取得できます。0 が WDT 停止中、1 が WDT 稼動中です。
ブザーの制御状態が取得できます。0 が OFF、1 が ON です。
エラーLED の制御状態が取得できます。0 が OFF、1 が ON です。
アラーム LED の制御状態が取得できます。0 が OFF、1 が ON です。
デジタル出力接点 1 の制御状態が取得できます。0 が OFF、1 が ON です。
デジタル出力接点 2 の制御状態が取得できます。0 が OFF、1 が ON です。
デジタル出力接点 3 の制御状態が取得できます。0 が OFF、1 が ON です。
デジタル出力接点 4 の制御状態が取得できます。0 が OFF、1 が ON です。
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109
Help for Windows
【戻り値】
本関数実行時には下記の戻り値が返ります。
識別子
値
内容
IFCM_ERROR_SUCCESS
0
正常終了
IFCM_ERROR_INTERNAL
C0000001h 内部エラー
IFCM_ERROR_NULL_POINTER
C0000005h NULL ポインタ検出
IFCM_ERROR_INVALID_HANDLE
C0000007h 内部エラー
IFCM_ERROR_SUCCESS以外の値が返された場合については、『4.7 戻り値一覧』をご参照ください。
【使用例】
●C 言語
UINT Ret;
UINT Status;
Ret = CmGetControlStatus(&Status);
●Visual C# .NET
uint Ret;
uint Status;
Ret = IFCCPMGR.CmGetControlStatus(out Status);
●Visual Basic .NET
Dim Ret As Integer
Dim Status As Integer
Ret = IFCCPMGR.CmGetControlStatus(Status)
現在の制御状態を取得します。
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110
Help for Windows
35. CmGetErrorStatus
【機能】
現在発生中の異常状態を取得します。
【書式】
●C 言語
UINT CmGetErrorStatus(
UINT*
pStatus
);
●Visual C# .NET
[DllImport("ifcpmgr.dll")]
public static extern uint CmGetErrorStatus(
out uint
pStatus
);
●Visual Basic .NET
Declare Function CmGetErrorStatus Lib "ifcpmgr.dll"(_
ByRef pStatus
As Integer _
)As Integer
【パラメータ】
pStatus
異常状態の格納先です。下記のデータが取得されます。
bit31
bit30
bit29 ∼ bit25
予約
RAIDSE
予約
bit23
予約
bit22
VSSEZ
bit21
VSSEY
bit20
VSSEX
bit24
FAN1ST
bit19 ∼ bit16
予約
bit15 ∼ bit8
予約
bit7
予約
bit6
VEXTA
CPTHS
CPTLS
LCTHS
LCTLS
VEXTA
:
:
:
:
:
VSSEX
VSSEY
VSSEZ
FAN1ST
:
:
:
:
bit5
LCTLS
bit4
LCTHS
bit3
CPTLS
bit2
CPTHS
bit1
予約
bit0
予約
CPU コア温度上限超え異常の状態を取得できます。
CPU コア温度下限超え異常の状態を取得できます。
CPU 基板温度上限超え異常の状態を取得できます。
CPU 基板温度下限超え異常の状態を取得できます。
外部電源電圧異常の状態を取得できます。
※AC 電源タイプの製品では内部 DC 出力電圧の異常状態が取得できます。
X 軸方向振動衝撃異常の状態を取得できます。
Y 軸方向振動衝撃異常の状態を取得できます
Z 軸方向振動衝撃異常の状態を取得できます
FAN 回転異常の状態を取得できます
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111
Help for Windows
RAIDSE : RAID 異常の状態を取得できます
0 が正常、1 が異常発生中となります。
【戻り値】
本関数実行時には下記の戻り値が返ります。
識別子
値
内容
IFCM_ERROR_SUCCESS
0
正常終了
IFCM_ERROR_INTERNAL
C0000001h 内部エラー
IFCM_ERROR_NULL_POINTER
C0000005h NULL ポインタ検出
IFCM_ERROR_INVALID_HANDLE
C0000007h 内部エラー
IFCM_ERROR_SUCCESS以外の値が返された場合については、『4.7 戻り値一覧』をご参照ください。
【使用例】
●C 言語
UINT Ret;
UINT Status;
Ret = CmGetErrorStatus(&Status);
●Visual C# .NET
uint Ret;
uint Status;
Ret = IFCCPMGR.CmGetErrorStatus(out Status);
●Visual Basic .NET
Dim Ret As Integer
Dim Status As Integer
Ret = IFCCPMGR.CmGetErrorStatus(Status)
現在の異常状態を取得します。
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112
Help for Windows
36. CmGetAlarmStatus
【機能】
現在発生中の警告状態を取得します。
【書式】
●C 言語
UINT CmGetAlarmStatus(
UINT*
pStatus
);
●Visual C# .NET
[DllImport("ifcpmgr.dll")]
public static extern uint CmGetAlarmStatus (
out uint
pStatus
);
●Visual Basic .NET
Declare Function CmGetAlarmStatus Lib "ifcpmgr.dll"(_
ByRef pStatus
As Integer _
)As Integer
【パラメータ】
pStatus
警告状態の格納先です。下記のデータが取得されます。
bit31 ∼ bit8
予約
bit7
予約
bit6
予約
bit5
LCTLS
bit4
LCTHS
bit3
CPTLS
bit2
CPTHS
bit1
予約
bit0
予約
CPTHS
: CPU コア温度上限超え警告の状態を取得できます。
CPTLS
: CPU コア温度下限超え警告の状態を取得できます。
LCTHS
: CPU 基板温度上限超え警告の状態を取得できます。
LCTLS
: CPU 基板温度下限超え警告の状態を取得できます。
0 が正常、1 が異常発生中となります。
【戻り値】
本関数実行時には下記の戻り値が返ります。
識別子
値
内容
IFCM_ERROR_SUCCESS
0
正常終了
IFCM_ERROR_INTERNAL
C0000001h 内部エラー
IFCM_ERROR_NULL_POINTER
C0000005h NULL ポインタ検出
IFCM_ERROR_INVALID_HANDLE
C0000007h 内部エラー
IFCM_ERROR_SUCCESS以外の値が返された場合については、『4.7 戻り値一覧』をご参照ください。
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113
Help for Windows
【使用例】
●C 言語
UINT Ret;
UINT Status;
Ret = CmGetAlarmStatus(&Status);
●Visual C# .NET
uint Ret;
uint Status;
Ret = IFCCPMGR.CmGetAlarmStatus(out Status);
●Visual Basic .NET
Dim Ret As Integer
Dim Status As Integer
Ret = IFCCPMGR.CmGetAlarmStatus(Status)
現在の警告状態を取得します。
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114
Help for Windows
37. CmGetRaidStatus
【機能】
RAID ステータスを取得します。
【書式】
●C 言語
UINT CmGetRaidStatus(
UINT
Target,
UINT*
pStatus
);
●Visual C# .NET
[DllImport("ifcpmgr.dll")]
public static extern uint CmGetRaidStatus(
uint
Target,
out uint
pStatus
);
●Visual Basic .NET
Declare Function CmGetRaidStatus Lib "ifcpmgr.dll"(_
ByVal Target
As Integer, _
ByRef pStatus
As Integer _
)As Integer
【パラメータ】
Target
RAID ステータスを取得する対象を指定します。
下記の値が指定できます。
識別子
値
内容
CM_RAID_TARGET_TYPE1
0
RAID ボード(SVRC-C600SA)のステータスを取得
します。
pStatus
RAID ステータスの格納先です。
Target へ CM_RAID_TARGET_TYPE1 を指定した場合は以下が取得できます。
値
内容
0
通常動作
1
ドライブ 1 異常
2
ドライブ 2 異常
3
データ再構築(コピー)中
4
システム・ホルト
5
HDD2→HDD1 へのデータ再構築(コピー)中にスキップ・リコン(※)発生
6
HDD1→HDD2 へのデータ再構築(コピー)中にスキップ・リコン(※)発生
※データ再構築(コピー)中に、コピー元のドライブに読み込み異常が発生すると、RAID ボ
ードはその異常が発生した部分をスキップして処理を継続します。この操作をスキップ・
リコンを呼びます。
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115
Help for Windows
【戻り値】
この関数では下記の戻り値が返されます。
戻り値
値
IFCM_ERROR_SUCCESS
0
IFCM_ERROR_INTERNAL
C0000001h
IFCM_ERROR_INVALID_PARAMETER C0000002h
IFCM_ERROR_NULL_POINTER
C0000005h
IFCM_ERROR_INVALID_HANDLE
C0000007h
IFCM_ERROR_NOT_SUPPORT
C0000008h
IFCM_ERROR_NOT_LINKED
C0000009h
条件
正常終了
内部エラー
入力パラメータ不正
NULL ポインタ
内部エラー
未サポート
デバイス接続異常
【使用例】
●C 言語
UINT Ret;
UINT Status;
Ret = CmGetRaidStatus(CM_RAID_TARGET_TYPE1, &Status);
●Visual C# .NET
uint Ret;
uint Status;
Ret = IFCCPMGR.CmGetRaidStatus(IFCCPMGR.CM_RAID_TARGET_TYPE1, out Status);
●Visual Basic .NET
Dim Ret As Integer
Dim Status As Integer
Ret = IFCCPMGR.CmGetRaidStatus(IFCCPMGR.CM_RAID_TARGET_TYPE1, Status)
RAID ステータスを取得します。
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116
Help for Windows
38. CmInputUP
【機能】
デジタル入力状態を読み込みます。
【書式】
●C 言語
UINT CmInputUP(
UINT* pData
);
●Visual C# .NET
[DllImport("ifcpmgr.dll")]
public static extern uint CmInputUP
out uint
pData
);
●Visual Basic .NET
Declare Function CmInputUP Lib "ifcpmgr.dll"(_
ByRef pData
As Integer _
)As Integer
【パラメータ】
pData
デジタル入力情報の格納先です。各ビットが下記の接点状態を示します。
bit31∼bit4
bit3
bit2
bit1
予約(値は無視してください)
DIN4
DIN3
DIN2
0:OFF、1:ON
【戻り値】
本関数実行時には下記の戻り値が返ります。
識別子
値
IFCM_ERROR_SUCCESS
0
IFCM_ERROR_INTERNAL
C0000001h
IFCM_ERROR_NULL_POINTER
C0000005h
IFCM_ERROR_INVALID_HANDLE
C0000007h
bit0
DIN1
内容
正常終了
内部エラー
NULL ポインタ検出
内部エラー
IFCM_ERROR_SUCCESS以外の値が返された場合については、『4.7 戻り値一覧』をご参照ください。
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117
Help for Windows
【使用例】
●C 言語
UINT Ret;
UINT Data;
Ret = CmInputUP(&Data);
●Visual C# .NET
uint Ret;
uint Data;
Ret = IFCCPMGR. CmInputUP(out Data);
●Visual Basic .NET
Dim Ret As Integer
Dim Data As Integer
Ret = IFCCPMGR. CmInputUP(Data)
デジタル入力接点を読み込みます。
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118
Help for Windows
39. CmOutputUP
【機能】
デジタル出力を制御します。
【書式】
●C 言語
UINT CmOutputUP(
UINT
Data
);
)As Integer
●Visual C# .NET
[DllImport("ifcpmgr.dll")]
public static extern uint CmOutputUP(
uint
Data
);
●Visual Basic .NET
Declare Function CmOutputUP Lib "ifcpmgr.dll"(_
ByVal Data
As Integer _
)As Integer
【パラメータ】
Data
デジタル出力接点データを指定します。各ビットが下記の制御端子に対応します。
bit31∼bit4
bit3
bit2
bit1
bit0
予約(0 を指定してください)
DOUT4
DOUT3
DOUT2
DOUT1
0:OFF、1:ON
【戻り値】
本関数実行時には下記の戻り値が返ります。
識別子
値
内容
IFCM_ERROR_SUCCESS
0
正常終了
IFCM_ERROR_INTERNAL
C0000001h 内部エラー
IFCM_ERROR_INVALID_HANDLE
C0000007h 内部エラー
IFCM_ERROR_SUCCESS以外の値が返された場合については、『4.7 戻り値一覧』をご参照ください。
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119
Help for Windows
【使用例】
●C 言語
UINT Ret;
Ret = CmOutputUP(0x00000001);
●Visual C# .NET
uint Ret;
Ret = IFCCPMGR.CmOutputUP(0x00000001);
●Visual Basic .NET
Dim Ret As Integer
Ret = IFCCPMGR.CmOutputUP(&H1)
DOUT1 を ON に設定します。
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120
Help for Windows
40. CmSetDIConfig
【機能】
デジタル入力接点の機能を設定します。
【書式】
●C 言語
UINT CmSetDIConfig (
UINT
Target,
UINT
Mode,
);
●Visual C# .NET
[DllImport("ifcpmgr.dll")]
public static extern uint CmSetDIConfig (
uint
Target,
uint
Mode
);
●Visual Basic .NET
Declare Function CmSetDIConfig Lib "ifcpmgr.dll"(_
ByVal Target
As Integer, _
ByVal Mode
As Integer _
)As Integer
【パラメータ】
Target
デジタル入力接点を指定します。
識別子
値
CM_DI_TARGET_DIN1
0
デジタル入力接点 1
意味
Mode
割り当てる機能を設定します。
識別子
値
CM_DICONF_GP_IN
0h
CM_DICONF_POW_SWITCH
1h
意味
汎用入力
電源スイッチ
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121
Help for Windows
【戻り値】
本関数実行時には下記の戻り値が返ります。
識別子
値
IFCM_ERROR_SUCCESS
0
IFCM_ERROR_INTERNAL
C0000001h
IFCM_ERROR_INVALID_PARAMETER C0000002h
IFCM_ERROR_INVALID_HANDLE
C0000007h
内容
正常終了
内部エラー
入力パラメータ不正
内部エラー
IFCM_ERROR_SUCCESS以外の値が返された場合については、『4.7 戻り値一覧』をご参照ください。
【使用例】
●C 言語
UINT Ret;
Ret = CmSetDIConfig(CM_DI_TARGET_DIN1, CM_DICONF_POW_SWITCH);
●Visual C# .NET
uint Ret;
Ret = IFCCPMGR.CmSetDIConfig(IFCCPMGR.CM_DI_TARGET_DI1, CM_DICONF_POW_SWITCH);;
●Visual Basic .NET
Dim Ret As Integer
Ret = IFCCPMGR.CmSetDIConfig(IFCCPMGR.CM_DI_TARGET_DI1, CM_DICONF_POW_SWITCH);
デジタル入力接点 1 を電源スイッチに設定します。
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122
Help for Windows
41. CmGetDIConfig
【機能】
デジタル入力接点の設定状態を確認します。
【書式】
●C 言語
UINT CmGetDIConfig(
UINT
Target,
UINT*
pMode,
);
●Visual C# .NET
[DllImport("ifcpmgr.dll")]
public static extern uint CmGetDIConfig(
uint
Target,
out uint pModen
);
●Visual Basic .NET
Declare Function CmGetDIConfig Lib "ifcpmgr.dll"(_
ByVal Target
As Integer, _
ByRef pMode
As Integer _
)As Integer
【パラメータ】
Target
デジタル入力接点を指定します。
識別子
値
CM_DI_TARGET_DIN1
0
デジタル入力接点 1
意味
pMode
設定の格納先です。
CmSetDIConfig関数で設定可能な値が取得できます。
【戻り値】
本関数実行時には下記の戻り値が返ります。
識別子
値
IFCM_ERROR_SUCCESS
0
IFCM_ERROR_INTERNAL
C0000001h
IFCM_ERROR_INVALID_PARAMETER C0000002h
IFCM_ERROR_INVALID_HANDLE
C0000007h
内容
正常終了
内部エラー
入力パラメータ不正
内部エラー
IFCM_ERROR_SUCCESS以外の値が返された場合については、『4.7 戻り値一覧』をご参照ください。
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123
Help for Windows
【使用例】
●C 言語
UINT Ret;
UINT Mode
Ret = CmGetDIConfig(CM_DI_TARGET_DIN1, &Mode);
●Visual C# .NET
uint Ret;
uint Mode;
Ret = IFCCPMGR.CmGetDIConfig(IFCCPMGR.CM_DI_TARGET_DI1, out Mode);
●Visual Basic .NET
Dim Ret As Integer
Dim Mode As Integer
Ret = IFCCPMGR.CmGetDIConfig(IFCCPMGR.CM_DI_TARGET_DI1, Mode)
デジタル入力接点 1 の設定を取得します。
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124
Help for Windows
42. CmSetRasNotify
【機能】
異常発生時の自動通知(RAS 通知)方法と条件、通知条件を満たしたときのデジタル出力接点状
態を設定します。
【書式】
●C 言語
UINT CmSetRasNotify(
UINT
Enable,
UINT
Condition,
UINT
Ctrl
);
●Visual C# .NET
[DllImport("ifcpmgr.dll")]
public static extern uint CmSetRasNotify(
uint
Enable,
uint
Condition,
uint
Ctrl
);
●Visual Basic .NET
Declare Function CmSetRasNotify Lib "ifcpmgr.dll"(_
ByVal Enable
As Integer, _
ByVal Condition
As Integer, _
ByVal Ctrl
As Integer _
)As Integer
【パラメータ】
Enable
RAS 通知の方法を指定します。
下記の値が指定できます。
識別子
値
予約
0
CM_RAS_ENABLE_BUZZER
1
意味
予約
Condition に設定した条件を満たした際、ブザーを ON
します。
CM_RAS_ENABLE_ERRLED
2
CM_RAS_ENABLE_ALMLED
3
CM_RAS_ENABLE_DOUT1
4
CM_RAS_ENABLE_DOUT2
5
CM_RAS_ENABLE_DOUT3
6
CM_RAS_ENABLE_DOUT4
7
Condition に設定した条件を満たした際、エラーLED
を制御します。
Condition に設定した条件を満たした際、アラーム
LED を制御します。
Condition に設定した条件を満たした際、デジタル出
力接点 1 を制御します。
Condition に設定した条件を満たした際、デジタル出
力接点 2 を制御します。
Condition に設定した条件を満たした際、デジタル出
力接点 3 を制御します。
Condition に設定した条件を満たした際、デジタル出
力接点 4 を制御します。
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125
Help for Windows
ご使用の製品によって指定できない識別子があります。
以下表をご参照ください。
識別子
SuperCD
CM_RAS_ENABLE_BUZZER
○
CM_RAS_ENABLE_ERRLED
○
CM_RAS_ENABLE_ALMLED
−
CM_RAS_ENABLE_DOUT1
○
CM_RAS_ENABLE_DOUT2
○
CM_RAS_ENABLE_DOUT3
○
CM_RAS_ENABLE_DOUT4
○
スリムタワーCD
○
○
○
○
○
○
○
Condition
RAS 通知する条件を指定します。
下記の値が指定できます。複数の値を OR で指定することも可能です。
識別子
値
意味
0h
自動通知を行いません。
CM_RAS_COND_WDS
1h
WDT 周期満了の際に RAS 通知を行います。
CM_RAS_COND_CPTHS
4h
CPU コア温度異常上限超えの際に RAS 通知を行いま
す。
CM_RAS_COND_CPTLS
8h
CPU コア温度異常下限超えの際に RAS 通知を行いま
す。
CM_RAS_COND_LCTHS
10h
CPU 基板温度異常上限超えの際に RAS 通知を行いま
す。
CM_RAS_COND_LCTLS
20h
CPU 基板温度異常下限超えの際に RAS 通知を行いま
す。
CM_RAS_COND_VEXTA
40h
外部電源電圧異常の際に RAS 通知を行います。
※AC 電源タイプの製品では内部 DC 出力電圧異常時
に RAS 通知を行います。
CM_RAS_COND_CPTHSA
10000h
CPU コア温度警告上限超えの際に RAS 通知を行いま
す。
CM_RAS_COND_CPTLSA
20000h
CPU コア温度警告下限超えの際に RAS 通知を行いま
す。
CM_RAS_COND_LCTHSA
40000h
CPU 基板温度警告上限超えの際に RAS 通知を行いま
す。
CM_RAS_COND_LCTLSA
80000h
CPU 基板温度警告下限超えの際に RAS 通知を行いま
す。
CM_RAS_COND_VSSEX
100000h X 軸振動・衝撃異常検知の際に RAS 通知を行います。
CM_RAS_COND_VSSEY
200000h Y 軸振動・衝撃異常検知の際に RAS 通知を行います。
CM_RAS_COND_VSSEZ
400000h Z 軸振動・衝撃異常検知の際に RAS 通知を行います。
CM_RAS_COND_FAN1ST 1000000h FAN1 異常の際に RAS 通知を行います。
CM_RAS_COND_RAIDSE 40000000h RAID 異常の際に RAS 通知を行います。
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126
Help for Windows
ご使用の製品によって指定できない識別子があります。
以下表をご参照ください。
識別子
SuperCD
CM_RAS_COND_WDS
○
CM_RAS_COND_CPTHS
○
CM_RAS_COND_CPTLS
○
CM_RAS_COND_LCTHS
○
CM_RAS_COND_LCTLS
○
CM_RAS_COND_VEXTA
○
CM_RAS_COND_CPTHSA
−
CM_RAS_COND_CPTLSA
−
CM_RAS_COND_LCTHSA
−
CM_RAS_COND_LCTLSA
−
CM_RAS_COND_VSSEX
−
CM_RAS_COND_VSSEY
−
CM_RAS_COND_VSSEZ
−
CM_RAS_COND_FAN1ST
−
CM_RAS_COND_RAIDSE
−
スリムタワーCD
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
Ctrl
Condition に設定した条件を満たした際のデジタル出力状態を設定します。
Enable へ CM_RAS_ENABLE_DOUTxx を 指 定 し た 場 合 の み 下 記 の 値 が 設 定 で き ま す 。
CM_RAS_ENABLE_DOUTxx 以外を指定した場合は無視されます。(xx はデジタル出力接点の番
号)
識別子
値
意味
CM_RAS_DO_OFF
0 Condition の条件が満たされた際にデジタル出力接点を
OFF に設定します。
CM_RAS_DO_ON
1 Condition の条件が満たされた際にデジタル出力接点を
ON に設定します。
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127
Help for Windows
【戻り値】
本関数実行時には下記の戻り値が返ります。
識別子
値
IFCM_ERROR_SUCCESS
0
IFCM_ERROR_INTERNAL
C0000001h
IFCM_ERROR_INVALID_PARAMETER C0000002h
IFCM_ERROR_INVALID_HANDLE
C0000007h
IFCM_ERROR_NOT_SUPPORT
C0000008h
内容
正常終了
内部エラー
入力パラメータ不正
内部エラー
未サポート
IFCM_ERROR_SUCCESS以外の値が返された場合については、『4.7 戻り値一覧』をご参照ください。
【備考】
・エラーLED、アラームLEDはCmSetPatternNoticeLed関数で設定した点灯パターンで制御されま
す。
・Enable へ ア ラ ー ム LED (CM_RAS_ENABLE_ALMLED) を 指 定 し た 場 合 、 Condition へ は
(CM_RAS_COND_CPTHSA)、CPU コア温度下限警告 (CM_RAS_COND_CPTLSA)、CPU 基板温度上限警
告 (CM_RAS_COND_LCTHSA)、CPU 基板温度下限警告 (CM_RAS_COND_LCTLSA)のみ指定できます。
また、Enable へアラーム LED 以外を指定した場合、Condition へ CPU コア温度上限警告、CPU
コア温度下限警告、CPU 基板温度上限警告、CPU 基板温度下限警告は指定できません。
・通知条件は OR 条件での指定のみ可能です。AND 条件での指定は行えません。
【使用例】
●C 言語
UINT Ret;
Ret = CmSetRasNotify(CM_RAS_ENABLE_DOUT1, CM_RAS_COND_WDS, CM_RAS_DO_ON);
●Visual C# .NET
uint Ret;
Ret = IFCCPMGR.CmSetRasNotify(IFCCPMGR.CM_RAS_ENABLE_DO1, IFCCPMGR.CM_RAS_COND_WDS,
IFCCPMGR.CM_RAS_DO_ON);
●Visual Basic .NET
Dim Ret As Integer
Ret = IFCCPMGR.CmSetRasNotify(IFCCPMGR.CM_RAS_ENABLE_DO1, IFCCPMGR.CM_RAS_COND_WDS,
IFCCPMGR.CM_RAS_DO_ON)
WDT 異常時に、デジタル出力接点 1 を ON するように設定します。
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128
Help for Windows
43. CmGetRasNotify
【機能】
異常発生時の自動通知(RAS 通知)方法と条件、通知条件を満たしたときのデジタル出力接点状
態を取得します。
【書式】
●C 言語
UINT CmGetRasNotify(
UINT
Enable,
UINT*
pCondition,
UINT*
pCtrl
);
●Visual C# .NET
[DllImport("ifcpmgr.dll")]
public static extern uint CmGetRasNotify(
uint
Enable,
out uint
Condition,
out uint
Ctrl
);
●Visual Basic .NET
Declare Function CmGetRasNotify Lib "ifcpmgr.dll"(_
ByVal Enable
As Integer, _
ByRef pCondition As Integer, _
ByRef pCtrl
As Integer _
)As Integer
【パラメータ】
Enable
RAS通知方法を指定します。
ここに指定した通知方法に割り当てられた通知条件が取得されます。
CmSetRasNotify関数で設定できる値を指定できます。
pCondition
RAS通知条件格納先です。
CmSetRasNotify関数で設定した値が取得できます。
pCtrl
RAS通知条件を満たしたときのデジタル出力接点状態格納先です。
CmSetRasNotify関数で設定した値が取得できます。
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129
Help for Windows
【戻り値】
本関数実行時には下記の戻り値が返ります。
識別子
値
IFCM_ERROR_SUCCESS
0
IFCM_ERROR_INTERNAL
C0000001h
IFCM_ERROR_INVALID_PARAMETER C0000002h
IFCM_ERROR_NULL_POINTER
C0000005h
IFCM_ERROR_INVALID_HANDLE
C0000007h
IFCM_ERROR_NOT_SUPPORT
C0000008h
内容
正常終了
内部エラー
入力パラメータ不正
NULL ポインタ検出
内部エラー
未サポート
IFCM_ERROR_SUCCESS以外の値が返された場合については、『4.7 戻り値一覧』をご参照ください。
【使用例】
●C 言語
UINT Ret;
UINT Enable;
UINT Condition;
UINT Ctrl;
Ret = CmGetRasNotify(CM_RAS_ENABLE_DOUT1, &Condition, &Ctrl);
●Visual C# .NET
uint Ret;
uint Enable;
uint Condition;
uint Ctrl;
Ret = IFCCPMGR.CmGetRasNotify(CM_RAS_ENABLE_DO1, out Condition, out Ctrl);
●Visual Basic .NET
Dim Ret As Integer
Dim Enable As Integer
Dim Condition As Integer
Dim Ctrl As Integer
Ret = IFCCPMGR.CmGetRasNotify(CM_RAS_ENABLE_DO1, Condition, Ctrl)
デジタル出力接点 1 の出力条件、条件を満たしたときのデジタル出力接点状態を取得します。
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130
Help for Windows
44. CmControlNoticeLed
【機能】
LED を制御します。
【書式】
●C 言語
UINT CmControlNoticeLed(
UINT
Ctrl
);
●Visual C# .NET
[DllImport("ifcpmgr.dll")]
public static extern uint CmControlNoticeLed(
uint
Ctrl
);
●Visual Basic .NET
Declare Function CmControlNoticeLed Lib "ifcpmgr.dll"(_
ByVal Ctrl
As Integer _
)As Integer
【パラメータ】
Ctrl
LEDデータを指定します。各ビットとLEDとの対応は下記になります。
各ビットに 0 を指定すると消灯、1 を指定するとCmSetPatternNoticeLed関数で設定したパ
ターンで点灯します。
予約ビットには 0 を指定してください。
bit31∼bit2
bit1
bit0
予約(0 を指定してください)
ALMLED
ERRLED
ERRLED
ALMLED
:
:
エラーLED を制御します。0 が OFF、1 が ON です。
アラーム LED を制御します。0 が OFF、1 が ON です。
【戻り値】
本関数実行時には下記の戻り値が返ります。
識別子
値
IFCM_ERROR_SUCCESS
0
IFCM_ERROR_INTERNAL
C0000001h
IFCM_ERROR_INVALID_PARAMETER C0000002h
IFCM_ERROR_INVALID_HANDLE
C0000007h
内容
正常終了
内部エラー
入力パラメータ不正
内部エラー
IFCM_ERROR_SUCCESS以外の値が返された場合については、『4.7 戻り値一覧』をご参照ください。
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131
Help for Windows
【使用例】
●C 言語
UINT Ret;
Ret = CmControlNoticeLed(0x00000001);
●Visual C# .NET
uint Ret;
Ret = IFCCPMGR.CmControlNoticeLed(0x00000001);
●Visual Basic .NET
Dim Ret As Integer
Ret = IFCCPMGR.CmControlNoticeLed(&H1);
エラーLED を点灯させます。
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132
Help for Windows
45. CmSetPatternNoticeLed
【機能】
LED の点灯パターンを設定します。
【書式】
●C 言語
UINT CmSetPatternNoticeLed(
UINT
Target,
UINT
Pattern
);
●Visual C# .NET
[DllImport("ifcpmgr.dll")]
public static extern uint CmSetPatternNoticeLed (
uint
Target,
uint
Pattern
);
●Visual Basic .NET
Declare Function CmSetPatternNoticeLed Lib "ifcpmgr.dll"(_
ByVal Target
As Integer, _
ByVal Pattern
As Integer _
)As Integer
【パラメータ】
Target
点灯パターンを設定する対象を指定します。
識別子
値
意味
CM_LED_TARGET_ERRLED
0
エラーLED の点灯パターンを設定します。
CM_LED_TARGET_ALMLED
1
アラーム LED の点灯パターンを設定します。
ご使用の製品によって指定できない識別子があります。
以下表をご参照ください。
識別子
SuperCD
CM_LED_TARGET_ERRLED
○
CM_LED_TARGET_ALMLED
−
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133
スリムタワーCD
○
○
Help for Windows
Pattern
点灯パターンを設定します。
下記の値が設定できます。
識別子
値
CM_LED_PATTERN1
0
CM_LED_PATTERN2
1
CM_LED_PATTERN3
2
CM_LED_PATTERN4
3
意味
Target に指定した LED をパターン 1 で点灯させます。
Target に指定した LED をパターン 2 で点灯させます。
Target に指定した LED をパターン 3 で点灯させます。
Target に指定した LED をパターン 4 で点灯させます。
点灯パターンは下記の通りです。
パターン LED の動作
1
常時点灯します。
2
1 秒周期で点滅します。
点灯
消灯
1.0秒
3
1.0秒
1.0秒
0.5 秒周期で点滅します。
点灯
消灯
0.5秒
4
0.5秒
0.5秒
0.5秒
0.5秒
0.5秒
0.5秒
0.2 秒周期で点滅します。
点灯
消灯
0.2秒 0.2秒 0.2秒 0.2秒 0.2秒 0.2秒 0.2秒 0.2秒 0.2秒 0.2秒 0.2秒 0.2秒 0.2秒 0.2秒 0.2秒 0.2秒 0.2秒 0.2秒 0.2秒
【戻り値】
本関数実行時には下記の戻り値が返ります。
識別子
値
IFCM_ERROR_SUCCESS
0
IFCM_ERROR_INTERNAL
C0000001h
IFCM_ERROR_INVALID_PARAMETER C0000002h
IFCM_ERROR_INVALID_HANDLE
C0000007h
IFCM_ERROR_NOT_SUPPORT
C0000008h
内容
正常終了
内部エラー
入力パラメータ不正
内部エラー
未サポート
IFCM_ERROR_SUCCESS以外の値が返された場合については、『4.7 戻り値一覧』をご参照ください。
© 2016 Interface Corporation.
134
Help for Windows
【使用例】
●C 言語
UINT Ret;
Ret = CmSetPatternNoticeLed(CM_LED_TARGET_ERRLED, CM_LED_PATTERN1);
●Visual C# .NET
uint Ret;
Ret = IFCCPMGR.CmSetPatternNoticeLed(IFCCPMGR.CM_LED_TARGET_ERRLED,
IFCCPMGR.CM_LED_PATTERN1);
●Visual Basic .NET
Dim Ret As Integer
Ret = IFCCPMGR.CmSetPatternNoticeLed(IFCCPMGR.CM_LED_TARGET_ERRLED,
IFCCPMGR.CM_LED_PATTERN1);
エラーLED の点灯パターンをパターン 1 に設定します。
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135
Help for Windows
46. CmGetPatternNoticeLed
【機能】
LED の点灯パターンを取得します。
【書式】
●C 言語
UINT CmGetPatternNoticeLed(
UINT
Target,
UINT*
pPattern
);
●Visual C# .NET
[DllImport("ifcpmgr.dll")]
public static extern uint CmGetPatternNoticeLed (
uint
Target,
out uint pPattern
);
●Visual Basic .NET
Declare Function CmGetPatternNoticeLed Lib "ifcpmgr.dll"(_
ByVal Target
As Integer, _
ByRef pPattern As Integer _
)As Integer
【パラメータ】
Target
点灯パターンを取得する対象を指定します。
CmSetPatternNoticeLed関数で設定可能な値を指定できます。
pPattern
点灯パターンの設定値の格納先です。
CmSetPatternNoticeLed関数で設定可能な値が取得できます。
【戻り値】
本関数実行時には下記の戻り値が返ります。
識別子
値
IFCM_ERROR_SUCCESS
0
IFCM_ERROR_INTERNAL
C0000001h
IFCM_ERROR_INVALID_PARAMETER C0000002h
IFCM_ERROR_INVALID_HANDLE
C0000007h
IFCM_ERROR_NOT_SUPPORT
C0000008h
内容
正常終了
内部エラー
入力パラメータ不正
内部エラー
未サポート
IFCM_ERROR_SUCCESS以外の値が返された場合については、『4.7 戻り値一覧』をご参照ください。
© 2016 Interface Corporation.
136
Help for Windows
【使用例】
●C 言語
UINT Ret;
UINT Pattern;
Ret = CmGetPatternNoticeLed(CM_LED_TARGET_ERRLED, &Pattern);
●Visual C# .NET
uint Ret;
uint Pattern;
Ret = IFCCPMGR.CmGetPatternNoticeLed(IFCCPMGR.CM_LED_TARGET_ERRLED, out Pattern);
●Visual Basic .NET
Dim Ret As Integer
Dim Pattern As Integer
Ret = IFCCPMGR.CmGetPatternNoticeLed(IFCCPMGR.CM_LED_TARGET_ERRLED, Pattern)
エラーLED の点灯パターンを取得します。
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137
Help for Windows
47. CmControlBuzzer
【機能】
ブザーを制御します。
【書式】
●C 言語
UINT CmControlBuzzer(
UINT
Ctrl
);
●Visual C# .NET
[DllImport("ifcpmgr.dll")]
public static extern uint CmControlBuzzer(
uint
Ctrl
);
●Visual Basic .NET
Declare Function CmControlBuzzer Lib "ifcpmgr.dll"(_
ByVal Ctrl
As Integer _
)As Integer
【パラメータ】
Ctrl
ブザーの制御値を指定します。
0 を指定するとブザーOFF、1 を指定するとブザーON になります。
【戻り値】
本関数実行時には下記の戻り値が返ります。
識別子
値
内容
IFCM_ERROR_SUCCESS
0
正常終了
IFCM_ERROR_INTERNAL
C0000001h 内部エラー
IFCM_ERROR_INVALID_PARAMETER C0000002h 入力パラメータ不正
IFCM_ERROR_INVALID_HANDLE
C0000007h 内部エラー
IFCM_ERROR_SUCCESS以外の値が返された場合については、『4.7 戻り値一覧』をご参照ください。
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138
Help for Windows
【使用例】
●C 言語
UINT Ret;
Ret = CmControlBuzzer(1);
●Visual C# .NET
uint Ret;
Ret = IFCCPMGR.CmControlBuzzer(1);
●Visual Basic .NET
Dim Ret As Integer
Ret = IFCCPMGR.CmControlBuzzer(1)
ブザーを ON します。
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139
Help for Windows
48. CmGetHimoSwitchStatus
【機能】
現在のひもスイッチの状態を取得します。
【書式】
●C 言語
UINT CmGetHimoSwitchStatus(
UINT*
pStatus
);
●Visual C# .NET
[DllImport("ifcpmgr.dll")]
public static extern uint CmGetHimoSwitchStatus (
out uint
pStatus
);
●Visual Basic .NET
Declare Function CmGetHimoSwitchStatus Lib "ifcpmgr.dll"(_
ByRef pStatus
As Integer _
)As Integer
【パラメータ】
pStatus
ひもスイッチの状態の格納先です。
0 がひもスイッチを引いていない状態、1 がひもスイッチを引いている状態です。
【戻り値】
本関数実行時には下記の戻り値が返ります。
識別子
値
IFCM_ERROR_SUCCESS
0
IFCM_ERROR_INTERNAL
C0000001h
IFCM_ERROR_NULL_POINTER
C0000005h
IFCM_ERROR_INVALID_HANDLE
C0000007h
IFCM_ERROR_NOT_SUPPORT
C0000008h
内容
正常終了
内部エラー
NULL ポインタ検出
内部エラー
未サポート
IFCM_ERROR_SUCCESS以外の値が返された場合については、『4.7 戻り値一覧』をご参照ください。
© 2016 Interface Corporation.
140
Help for Windows
【使用例】
●C 言語
UINT Ret;
UINT Status;
Ret = CmGetHimoSwitchStatus(&Status);
●Visual C# .NET
uint Ret;
uint Status;
Ret = IFCCPMGR.CmGetHimoSwitchStatus(out Status);
●Visual Basic .NET
Dim Ret As Integer
Dim Status As Integer
Ret = IFCCPMGR.CmGetHimoSwitchStatus(Status)
現在のひもスイッチの状態を取得します。
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141
Help for Windows
49. CmSetHimoSwitchConfig
【機能】
ひもスイッチの機能を設定します。
【書式】
●C 言語
UINT CmSetHimoSwitchConfig (
UINT
Mode
);
●Visual C# .NET
[DllImport("ifcpmgr.dll")]
public static extern uint CmSetHimoSwitchConfig (
uint
Mode
);
●Visual Basic .NET
Declare Function CmSetHimoSwitchConfig Lib "ifcpmgr.dll"(_
ByVal Mode
As Integer _
)As Integer
【パラメータ】
Function
割り当てる機能を設定します。
識別子
値
CM_HIMO_SWITCH_GP_SWITCH
0h
CM_HIMO_SWITCH_POW_SWITCH
1h
意味
汎用スイッチ
電源スイッチ
【戻り値】
本関数実行時には下記の戻り値が返ります。
識別子
値
IFCM_ERROR_SUCCESS
0
IFCM_ERROR_INTERNAL
C0000001h
IFCM_ERROR_INVALID_PARAMETER C0000002h
IFCM_ERROR_INVALID_HANDLE
C0000007h
IFCM_ERROR_NOT_SUPPORT
C0000008h
内容
正常終了
内部エラー
入力パラメータ不正
内部エラー
未サポート
IFCM_ERROR_SUCCESS以外の値が返された場合については、『4.7 戻り値一覧』をご参照ください。
【備考】
・割り込み通知を使用する場合は汎用スイッチに設定してください。
・設定は次回の起動時から有効になります。
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142
Help for Windows
【使用例】
●C 言語
UINT Ret;
Ret = CmSetHimoSwitchConfig(CM_HIMO_SWITCH_POW_SWITCH);
●Visual C# .NET
uint Ret;
Ret = IFCCPMGR.CmSetHimoSwitchConfig(IFCCPMGR.CM_HIMO_SWITCH_POW_SWITCH);
●Visual Basic .NET
Dim Ret As Integer
Ret = IFCCPMGR.CmSetHimoSwitchConfig(IFCCPMGR.CM_HIMO_SWITCH_POW_SWITCH);
ひもスイッチを電源スイッチに設定します。
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143
Help for Windows
50. CmGetHimoSwitchConfig
【機能】
ひもスイッチの機能を取得します。
【書式】
●C 言語
UINT CmGetHimoSwitchConfig(
UINT*
pMode
);
●Visual C# .NET
[DllImport("ifcpmgr.dll")]
public static extern uint CmGetHimoSwitchConfig (
out uint
pMode
);
●Visual Basic .NET
Declare Function CmGetHimoSwitchConfig Lib "ifcpmgr.dll"(_
ByRef pMode
As Integer _
)As Integer
【パラメータ】
pMode
設定の格納先です。
CmSetHimoSwitchConfig関数で設定可能な値が取得できます。
【戻り値】
本関数実行時には下記の戻り値が返ります。
識別子
値
IFCM_ERROR_SUCCESS
0
IFCM_ERROR_INTERNAL
C0000001h
IFCM_ERROR_INVALID_HANDLE
C0000007h
IFCM_ERROR_NOT_SUPPORT
C0000008h
内容
正常終了
内部エラー
内部エラー
未サポート
IFCM_ERROR_SUCCESS以外の値が返された場合については、『4.7 戻り値一覧』をご参照ください。
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144
Help for Windows
【使用例】
●C 言語
UINT Ret;
UINT Mode
Ret = CmGetHimoSwitchConfig(&Mode);
●Visual C# .NET
uint Ret;
uint Mode;
Ret = IFCCPMGR.CmGetHimoSwitchConfig(out Mode);
●Visual Basic .NET
Dim Ret As Integer
Dim Mode As Integer
Ret = IFCCPMGR.CmGetHimoSwitchConfig(Mode)
ひもスイッチの設定を取得します。
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145
Help for Windows
51. CmGetFirmwareVersion
【機能】
ファームウェアバージョンを取得します。
【書式】
●C 言語
UINT CmGetFirmwareVersion(
UINT
Target,
UINT*
pVersion
);
●Visual C# .NET
[DllImport("ifcpmgr.dll")]
public static extern uint CmGetFirmwareVersion (
uint
Target,
out uint
pVersion
);
●Visual Basic .NET
Declare Function CmGetFirmwareVersion Lib "ifcpmgr.dll"(_
ByVal Target
As Integer, _
ByRef pVersion As Integer _
)As Integer
【パラメータ】
Target
バージョンを取得する対象を指定します。
下記の値が指定できます。
識別子
値
内容
CM_FIRM_TARGET_RASC
0
RAS コントローラのファームウェアバージョン
を取得します。
CM_FIRM_TARGET_BIOS
1
BIOS バージョンを取得します。
pVersion
バージョンの格納先です。
バージョンは 0 始まりで取得できます。
初回バージョンは 0、Ver.UP のたびに 1, 2, 3,..となります。
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146
Help for Windows
【戻り値】
この関数では下記の戻り値が返されます。
戻り値
値
IFCM_ERROR_SUCCESS
0
IFCM_ERROR_INTERNAL
C0000001h
IFCM_ERROR_INVALID_PARAMETER C0000002h
IFCM_ERROR_NULL_POINTER
C0000005h
IFCM_ERROR_INVALID_HANDLE
C0000007h
条件
正常終了
内部エラー
入力パラメータ不正
NULL ポインタ
内部エラー
IFCM_ERROR_SUCCESS以外の値が返された場合については、『4.7 戻り値一覧』をご参照ください。
【使用例】
●C 言語
UINT Ret;
UINT* Version;
Ret = CmGetFirmwareVersion(CM_FIRM_TARGET_BIOS, &Version);
●Visual C# .NET
uint Ret;
uint Version;
Ret = IFCCPMGR.CmGetFirmwareVersion(IFCCPMGR.CM_FIRM_TARGET_BIOS, out Version);
●Visual Basic .NET
Dim Ret As Integer
Dim Version As Integer
Ret = IFCCPMGR.CmGetFirmwareVersion(IFCCPMGR.CM_FIRM_TARGET_BIOS, Version)
BIOS バージョンを取得します。
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147
Help for Windows
4.5
コールバック関数
コールバック関数は C 言語でのみ使用可能です。
【書式】
●C 言語
void CALLBACK UserCallBack(
PVOID
User
);
【パラメータ】
User
ユーザパラメータです。
CM_EVENT_REQ構造体のUserメンバで指定した値が渡されます。
『4.6.1 CM_EVENT_REQ』をご参照ください。
【使用例】
『3.2.7 割り込みイベント』をご参照ください。
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148
Help for Windows
4.6
構造体説明
4.6.1
CM_EVENT_REQ
割り込みイベント登録用の構造体です。
●C 言語
typedef struct _CM_EVENT_REQ{
HANDLE
Signal;
HWND
Wnd;
UINT
Msg;
LPCMCALLBACK
CallBackProc;
PVOID
User;
} CM_EVENT_REQ, *PCM_EVENT_REQ;
●Visual C# .NET
[StructLayout(LayoutKind.Sequential)]
public struct CM_EVENT_REQ
{
public IntPtr
Signal;
putlic IntPtr
Wnd;
public int
Msg;
LPCMCALLBACK
CallBackProc;
putlib IntPtr
User;
}
●Visual Basic .NET
<StructLayout(LayoutKind.Sequential)>
Structure CM_EVENT_REQ
Dim Signal
As IntPtr
Dim Wnd
As IntPtr
Dim Msg
As Integer
Dim CallBackProc
As LPCMCALLBACK
Dim User
As IntPtr
End Structure
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149
Help for Windows
メンバ
Signal
説明
割り込みイベント通知時にシグナル状態となるイベントオブジェクトのハン
ドルを指定します。
イベントオブジェクトを使用しない場合には、C 言語では NULL、Visual
C# .NET と Visual Basic .NET では IntPtr.Zero を指定してください。
Wnd
割り込みイベント通知時に Msg メンバで指定したメッセージのポスト先ウィ
ンドウハンドルを指定します。
メッセージポストを行わない場合は、C 言語では NULL、Visual C# .NET と
Visual Basic .NET では IntPtr.Zero を指定してください。
Msg
割り込みイベント通知時に送出するメッセージコードを指定します。
メッセージポストを行わない場合は、C 言語では WM_NULL、Visual C# .NET、
Visual Basic .NET では 0 を指定してください。
CallBackProc
割り込みイベント通知時に呼び出されるコールバック関数へのポインタを指
定します。
コールバック関数は C 言語でのみ使用できます。Visual C# .NET と Visual
Basic .NET では IntPtr.Zero を指定してください。
コールバック関数を使用しない場合は C 言語では NULL、Visual C# .NET では
null、Visual Basic .NET では Nothing を指定してください。
User
コールバック関数に渡すユーザデータを指定します。
ここで指定したデータが、コールバック関数の第 1 引数として渡されます。
Visual C# .NET と Visual Basic .NET では IntPtr.Zero を指定してください。
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150
Help for Windows
4.7
戻り値一覧
エラー識別子
値
IFCM_ERROR_SUCCESS
IFCM_ERROR_INTERNAL
0
C0000001h
(-1073741823)
IFCM_ERROR_INVALID_PARAMETER
C0000002h
(-1073741822)
C0000003h
(-1073741821)
IFCM_ERROR_ALREADY
IFCM_ERROR_NOT_YET
C0000004h
(-1073741820)
IFCM_ERROR_NULL_POINTER
C0000005h
(-1073741819)
C0000006h
(-1073741818)
IFCM_ERROR_NOT_ALLOCATE
意味
対処方法
正常終了
内部エラー
−
・ ハードウェア制御中の内部エラーで
す。どのような状況でエラーが発生し
たかをご連絡ください。
入力パラメータが不正
設定可能範囲をご確認の上、パラメータ
を設定してください。
・ 既に WDT が動作している
・ WDT 停止中に実行してください。
・ 既にイベントが登録され ・ イベントが登録されていない状態で
ている
実行してください。
・ まだ WDT が動作していない ・ WDT 動作中に実行してください。
・ まだイベントが登録され ・ イベントが登録されている状態で実
ていない
行してください。
NULL ポインタ検出
引数に NULL が渡されています。
有効な変数を指定してください。
メモリ確保失敗
メモリの使用を抑えてください。
IFCM_ERROR_INVALID_HANDLE
C0000007h
(-1073741817)
内部エラー
IFCM_ERROR_NOT_SUPPORT
C0000008h
(-1073741816)
未サポート
IFCM_ERROR_NOT_LINKED
C0000009h
(-1073741815)
デバイス接続異常
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151
DLL 初期化時の内部エラーです。
デバイスマネージャで IFCPMGR が正常
に動作していることをご確認ください。
本機能はサポートしていません。
サポートの有無はマニュアルをご確認
ください。
対象のデバイスが正しく接続されてい
るかご確認ください。
Help for Windows
第5章 サンプルプログラム
5.1
実行方法
サンプルプログラムには実行形式のファイルが付属しています。
各実行ファイル(*.exe)をダブルクリックして実行して下さい。
5.2
コンパイル方法
●Visual C++ .NET の場合(Microsoft Visual C++ .NET 2010 以降)
Visual Studio を起動し、「ファイル」メニューから「開く」→「プロジェクト」を選び、プロジェ
クトファイル「*.vcxproj」を開き、ビルドしてください。
※「*.vcxproj」ファイルは Visual Studio 2010 で作成しております。
Visual Studio 2010 より新しい Version で実行する場合には、下記設定を行ってください。
Visual Studio のメニューから、「プロジェクト」- 「プロパティ」-「構成プロパティ」
-「全般」を開き、「プラットフォームツールセット」を使用している環境に合わせて変更。
例) Visual Studio 2012 を使用している場合
Visual Studio 2012(v110)を選択(プルダウンメニューより選択できます)
●Visual C# .NET の場合
Visual Studio を起動し、「ファイル」メニューから「開く」→「プロジェクト」を選び、各サンプ
ルプログラムのプロジェクトファイル「*.csproj」※1 を開き、ビルドしてください。
●Visual Basic .NET の場合
Visual Studio を起動し、「ファイル」メニューから「開く」→「プロジェクト」を選び、プロジェ
クトファイル「*.vbproj」※1 を開き、ビルドしてください。
※1 クラスライブラリもビルドされます。
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152
Help for Windows
5.3
サンプルプログラム一覧
サンプルプログラム名
概要
wdt
WDT の周期を 5 秒、アクションを CPU リセットに設定し、3 秒ごとに WDT ク
リアを行うサンプルプログラムです。
5 回クリアすると終了します。
temperature
3 秒ごとに CPU 温度と基板温度を取得し、表示するサンプルプログラムです。
5 回表示すると終了します。
power
3 秒ごとに電源電圧を取得し、表示するプログラムです。
5 回表示すると終了します。
fanrotate
ファンの回転数を表示するサンプルプログラムです。
3 秒ごとにファンの回転数を表示し、5 回表示すると終了します。
gsense
重力加速度値を表示するサンプルプログラムです。
3 秒ごとに各軸の重力加速度値を表示し、5 回表示すると終了します。
event
WDT 周期満了イベントを、シグナルイベント、コールバック関数(Visual C++
のみ)、メッセージで通知します。
「Initialize WDT」ボタンで WDT 周期を 3 秒に、アクションを割り込みイベ
ントに設定します。
「Signal」ボタンで、シグナルイベントを登録します。
「Callback」ボタンで、コールバック関数を登録します。
「Message」ボタンでメッセージハンドラを登録します。
それぞれの方法で、WDT 周期満了が通知されます。
「Kill Event」ボタンでイベントを解除などの後処理を行います。
※Visual C++では MFC(event_mfc)と CLR(event_clr)のサンプルを用意し
ています。CLR は Visual C++ 2005 以降でご利用下さい。
dio
汎用デジタル入出力を行うサンプルプログラムです。
デジタル出力後、1秒待機してデジタル入力を行い、入力データを表示しま
す。出力データをシフトさせながら 4 回繰り返します。
diconfig
デジタル入力接点 1 を電源スイッチに設定するサンプルプログラムです。
デジタル入力接点 1 を電源スイッチに設定後 10 秒間待機し、デジタル入力
接点 1 を汎用入力に設定して終了します。
rasnotify
WDT 異常時に DOUT1 を ON するサンプルプログラムです。
WDT 異常発生時に DOUT1 が自動で ON となる設定を行い、WDT 周期を 3 秒に設
定して、WDT をスタートさせて 10 秒間待機します。
10 秒後、WDT を停止させて DOUT1 の自動通知を無効化し、デジタル出力を停
止させてプログラムを終了します。
errorled
エラーLED を直接制御するサンプルプログラムです。
エラーLED の点灯パターンをパターン 1(常時点灯)に設定し、1 秒ごとに点
滅させ、10 回点滅すると終了します。
alarmled
アラーム LED を直接制御するサンプルプログラムです。
アラーム LED の点灯パターンをパターン 1(常時点灯)に設定し、1 秒ごとに
点滅させ、10 回点滅すると終了します。
buzzer
ブザー制御のサンプルプログラムです。
3 秒間ブザーを ON し、その後 OFF にします。
himoswitch
3 秒ごとにひもスイッチの状態を表示するサンプルプログラムです。
5 回表示すると終了します。
selftest
3 秒ごとに異常ステータスを表示するサンプルプログラムです。
5 回表示すると終了します。
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153
Help for Windows
第6章 ユーティリティ
6.1
Interface Utility
Interface Utility を使用することで、下記が可能になります。
■Log
・ログ情報のモニタ
・ログファイルの設定
■WDT
・WDT 関連のログ保存有効/無効設定
・WDT の稼動状態の確認
・周期とアクションの設定、確認
・WDT スタート、ストップ、クリア
■Temperature
・温度関連のログ保存有効/無効設定
・温度情報ログ保存周期設定
・温度情報モニタ
・上限値/下限値の設定、確認
■Power
・電圧関連のログ保存有効/無効設定
・電圧情報ログ保存周期設定
・電圧情報モニタ
■GSense
・加速度関連のログ保存有効/無効設定
・加速度情報ログ保存周期設定
・加速度情報モニタ
■FAN
・FAN 関連のログ保存有効/無効設定
・FAN 情報ログ保存周期設定
・FAN 情報モニタ
■Storage
・RAID ステータスの表示
■Switch
・スイッチの状態監視
・ひもスイッチの機能設定
■RasNotify
・RAS 通知方法及び条件の設定、確認
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Help for Windows
■DIO
・デジタル入力端子の監視
・デジタル出力端子の制御
・デジタル入力端子の使用方法設定
■Buzzer
・ブザーの制御、モニタ
■LED
・LED 制御、モニタ
・点灯パターンの設定
■Information
・ユーティリティのバージョン情報表示。
・ファームウェアバージョン情報表示。
・当社 Web site の URL 情報を表示
※本ユーティリティは OS インストール済みデバイスでのみ使用頂けます。
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155
Help for Windows
6.1.1
起動方法
本ユーティリティは、OS 起動時に自動的に起動します。
ユーティリティが起動しているかどうかはタスクトレイをご確認下さい。
ユーティリティが起動している場合、下記のアイコンが表示されます。
一度終了した場合は、<インストール先>¥interface¥IFCPMGR¥bin¥IFUtil.exe を実行してください。
※ 本ユーティリティは管理者権限で起動してください。管理者権限でない場合、ログの保存など一
部の機能に制限がかかります。
6.1.2
コマンド
Interface Utility のアイコンを右クリックすると、下記のようなコマンドウィンドウが起動します。
各コマンドの内容は下記の通りです。
コマンド
内容
Open
Interface Utility を開き、各機能の操作が行えます。
Exit
ユーティリティを終了します。
実行するとタスクトレイからアイコンが消え、終了します。
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156
Help for Windows
6.1.3
機能
※ご使用の製品によっては、実際の画面とユーティリティの画面が一部異なる場合があります。
6.1.3.1 Log
Log タブを選択すると、下記の画面が表示されます。
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157
Help for Windows
各内容は下記の通りです。
表示
内容
Monitor
ボタンをクリックすると下記のログモニタウィンドウを表示します。
開いたまま別の処理を行うことが可能です。
中央のテキストボックスにログがトレースされていきます。その他の内容は下
記の通りになります。
表示
内容
Log File ログファイルのパスです。
現在表示されているログのトレース内容が書き込まれていきます。
ログ保存しない場合は空白になります。
Clear
テキストボックス内のトレース情報をクリアします。
ディスク上のログファイルの内容はクリアされませんのでご注意下
さい。
Close
本モニタウィンドウを閉じます。
File(※)
No save
ディスク上に保存するログファイルを指定します。
ファイル指定した後、「OK」ボタンか「Apply」ボタンを押してください。
ログを保存せずにモニタウィンドウでのみログを確認することもできます。
ログ保存しません。
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158
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表示
No log limit
内容
1 つのファイルにログ内容を追記していきます。
「...」ボタンをクリックするとファイル指定ダイアログが開きます。
ログファイルを指定すると、ファイルパスが表示されます。
「OK」ボタンか「Apply」ボタンをクリックすると指定したファイルへのログ保
存が開始されます。
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159
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表示
内容
New file every day 指定したフォルダに、日付のファイル名のログファイルを作成します。日が変
わるごとに、自動的に新しいファイルを作成し、そのファイルに追記していき
ます。
例えば 2010 年 8 月 12 日の場合は、20100812.log というファイルでログファイ
ルが生成されます。現在のファイル名はログモニタウィンドウで確認できます。
「...」ボタンをクリックするとフォルダ指定ダイアログが開きます。
フォルダを指定すると、フォルダパスが表示されます。
「OK」ボタンか「Apply」ボタンをクリックすると指定したファイルへのログ保
存が開始されます。
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160
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表示
内容
OK
クリックするとログファイル指定を反映させてウィンドウを閉じます。
Cancel
クリックするとログファイル指定を反映させずにウィンドウを閉じます。
Apply
クリックするとウィンドウを閉じずにログファイル指定を反映させます。
※設定を保持するには管理者権限が必要です。また、ライトフィルタやライトプロテクト機能な
どによりストレージへの書き込みが保護されている場合、ログの内容や設定を保存するにはコ
ミットやプロテクト解除が必要になります。
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161
Help for Windows
6.1.3.2 WDT
WDT タブを選択すると、下記の画面が表示されます。
各内容は下記の通りです。
表示
内容
Enable WDT log チェックを付けると WDT に関するログを出力するようになります。
(※)
ログ出力するのは
・WDT の開始、停止
・周期/アクションの変更
・WDT 割り込み発生
になります。「OK」ボタンか「Apply」ボタンをクリックして設定を反映させてく
ださい。
※短い間隔で、設定変更や WDT の開始/停止を連続して行った場合、途中の内容は
ログ出力されない場合があります。
Status
WDT の稼動状況を示します。「STOP」で WDT 停止中、「RUN」で WDT 稼動中です。
Config
WDT の周期、アクションの設定を行います。
設定後は「OK」ボタンか「Apply」をクリックして下さい。
Cycle
WDT の周期を設定します。1∼255 までが設定可能です。
Action
WDT 周 期 満 了 時 の ア ク シ ョ ン を 設 定 し ま す 。「 Reset 」 が CPU リ セ ッ ト 、
「Interrupt」が割り込みになります。
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162
Help for Windows
表示
内容
Control
WDT の処理を行います。
Start
WDT を有効にします。
Stop
WDT を無効にします。
Clear
WDT をクリアします。
OK
Config 設定を反映させてウィンドウを閉じます。
Cancel
Config 設定を反映させずにウィンドウを閉じます。
Apply
ウィンドウを閉じずに Config 設定を反映させます。
※設定を保持するには管理者権限が必要です。また、ライトフィルタやライトプロテクト機能な
どによりストレージへの書き込みが保護されている場合、設定を保存するにはコミットやプロ
テクト解除が必要になります。
WDT 割り込みが発生した場合、タスクトレイのアイコンから、下記のように通知されます。
ログ出力を有効にしている場合、上記の内容はログに出力されます。
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163
Help for Windows
6.1.3.3 Temperature
Temperature タブをクリックすると、下記の画面が表示されます。
各内容は下記の通りです。
表示
内容
Enable temperature log チェックを付けると温度に関するログを出力するようになります。
(※)
ログ出力するのは
・上限値/下限値の設定変更
・温度異常/復帰
・温度警告/復帰
・温度データ(Temperature log cycle が有効な場合)
になります。「OK」ボタンか「Apply」ボタンをクリックして設定を反映さ
せてください。
※短い間隔で、設定変更や温度の異常/復帰が連続して発生した場合、途中
の内容はログ出力されない場合があります。
Temperature log cycle チェックを付けると、温度データを指定した周期でログ出力するようにな
(※)
ります。
周期は秒単位で 1∼3600 が指定可能です。チェックを外すと温度データを
ログ出力しません。「OK」ボタンか「Apply」ボタンをクリックして設定を
反映させてください。
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164
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表示
内容
CPU
CPU コア温度に関する情報です。
上限値/下限値を設定した場合は、「OK」ボタンか「Apply」ボタンをクリッ
クして設定を反映させてください。
UpperLimit
CPU コア温度上限値を設定できます。
LowerLimit より大きい値∼125 が設定可能です。
LowerLimit
CPU コア温度下限値を設定できます。
-60∼UpperLimit より小さい値が設定可能です。
履歴グラフ
CPU コア温度の履歴をグラフ表示します。
現在温度に合わせて色が変わります。
異常上限値より高:赤
温度高:オレンジ
(警告サポート製品は警告上限値より高の時)
正常範囲:黄緑
温度低:水色
(警告サポート製品は警告下限値より低の時)
異常下限値より低:白
現在温度
履歴グラフ下に表示されている現在の CPU コア温度です。
現在の CPU コア温度を表示します。
現在温度に合わせて色が変わります。
異常上限値より高:赤
温度高:オレンジ
(警告サポート製品は警告上限値より高の時)
温度中:緑
正常範囲:緑
温度低:青
(警告サポート製品は警告下限値より低の時)
異常下限値より低:黒
Board
CPU 基板温度に関する情報です。
上限値/下限値を設定した場合は、「OK」ボタンか「Apply」ボタンをクリッ
クして設定を反映させてください。
UpperLimit
CPU 基板温度上限値を設定できます。
LowerLimit より大きい値∼125 が設定可能です。
LowerLimit
CPU 基板温度下限値を設定できます。
-60∼UpperLimit より小さい値が設定可能です。
履歴グラフ
CPU 基板温度の履歴をグラフ表示します。
現在温度に合わせて色が変わります。色の内容は CPU と同じです。
現在温度
現在の CPU 基板温度です。現在温度に合わせて色が変わります。色の内容
は CPU と同じです。
OK
設定を反映させてウィンドウを閉じます。
Cancel
設定を反映させずにウィンドウを閉じます。
Apply
ウィンドウを閉じずに設定を反映させます。
※設定を保持するには管理者権限が必要です。、また、ライトフィルタやライトプロテクト機能な
どによりストレージへの書き込みが保護されている場合、設定を保存するにはコミットやプロ
テクト解除が必要になります。
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Help for Windows
温度異常・警告を検知した場合、また、温度異常・警告から上限・下限範囲内に復帰した場合、タス
クトレイのアイコンから、下記のように通知されます。
例)基板温度上限を超えた場合
基板温度が範囲内に復帰した場合
ログ出力を有効にしている場合、上記の内容はログに出力されます。
●注意事項
警告温度閾値、警告温度ヒステリシス、異常温度ヒステリシスの設定は未サポートです。設定する
場合は、本ユーティリティでなく、CmSetTempLimit、CmSetTempUpperLimit、CmSetTempLowerLimit
関数をご使用ください。
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166
Help for Windows
6.1.3.4 Power
Power タブを選択すると、下記の画面が表示されます。
各内容は下記の通りです。
表示
内容
Enable power log
チェックを付けると電圧に関するログを出力するようになります。
(※)
ログ出力するのは
・電圧異常/復帰
・電圧データ(Power log cycle が有効な場合)
になります。「OK」ボタンか「Apply」ボタンをクリックして設定を反映させ
てください。
※短い間隔で、電圧の異常/復帰が連続して発生した場合、途中の内容はログ
出力されない場合があります。
Power log cycle
チェックを付けると、電圧データを指定した周期でログ出力するようになり
(※)
ます。周期は秒単位で 1∼3600 が指定可能です。チェックを外すと電圧デー
タをログ出力しません。「OK」ボタンか「Apply」ボタンをクリックして設定
を反映させてください。
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167
Help for Windows
External
外部電源に関する情報です。
※AC 電源タイプの製品では「None」と表示されます。
履歴グラフ
外部電源の履歴をグラフ表示します。黄色の点線が上限、下限になります。
グラフの線は、正常時は緑、異常時は赤色になります。
現在電圧
外部電源の現在の電圧値を表示します。正常時は緑、異常時は赤色になりま
す。
OK
設定を反映させてウィンドウを閉じます。
Cancel
設定を反映させずにウィンドウを閉じます。
Apply
ウィンドウを閉じずに設定を反映させます。
※設定を保持するには管理者権限が必要です。また、ライトフィルタやライトプロテクト機能な
どによりストレージへの書き込みが保護されている場合、設定を保存するにはコミットやプロ
テクト解除が必要になります。
電圧異常を検知した場合や、電圧異常から復帰した場合、タスクトレイのアイコンから、下記のよう
に通知されます。
例)外部電源電圧異常を検知した場合
例)外部電源電圧が復帰した場合
ログ出力を有効にしている場合、上記の内容はログに出力されます。
●注意事項
電源電圧上限/下限値/ヒステリシスの設定は未サポートです。本ユーティリティでなく、
CmSetPowerLimit 関数をご使用ください。設定後、ユーティリティを再起動すると、上限/下限値
の設定内容が反映されます。
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168
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6.1.3.5 GSense
GSense タブを選択すると、下記の画面が表示されます。
各内容は下記の通りです。
表示
内容
Enable gsense log
チェックを付けると加速度センサに関するログを出力するようになります。
ログ出力するのは
(※)
・振動・衝撃異常/復帰
・加速度データ(Gsense log cycle が有効な場合)
になります。
「OK」ボタンか「Apply」ボタンをクリックして設定を反映させ
てください。
※短い間隔で、振動・衝撃の異常/復帰が連続して発生した場合、途中の内
容はログ出力されない場合があります。
Gsense log cycle
チェックを付けると、加速度データを指定した周期でログ出力するようにな
(※)
ります。周期は秒単位で 1∼3600 が指定可能です。チェックを外すと加速度
データをログ出力しません。「OK」ボタンか「Apply」ボタンをクリックして
設定を反映させてください。
X-Axis
X 軸方向の情報を表示します。
加速度値
現在の X 軸方向の加速度値を重力加速度単位で表示します。正常時は緑、異
常時は赤色になります。
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169
Help for Windows
表示
内容
Y-Axis
加速度値
Y 軸方向の情報を表示します。
現在の Y 軸方向の重力加速度値を表示します。正常時は緑、異常時は赤色に
なります。
Z-Axis
Z 軸方向の情報を表示します。
加速度値
現在の Z 軸方向の重力加速度値を表示します。正常時は緑、異常時は赤色に
なります。
OK
設定を反映させてウィンドウを閉じます。
Cancel
設定を反映させずにウィンドウを閉じます。
Apply
ウィンドウを閉じずに設定を反映させます。
※設定を保持するには管理者権限が必要です。また、ライトフィルタやライトプロテクト機能な
どによりストレージへの書き込みが保護されている場合、設定を保存するにはコミットやプロ
テクト解除が必要になります。
振動・衝撃異常を検知した場合や、振動・衝撃異常から復帰した場合、タスクトレイのアイコンから、
下記のように通知されます。
例) 振動・衝撃異常を検知した場合
復帰した場合
ログ出力を有効にしている場合、上記の内容はログに出力されます。
●注意事項
振動・衝撃閾値/ヒステリシスの設定は未サポートです。本ユーティリティでなく、
CmSetGSenseLimit 関数をご使用ください。
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170
Help for Windows
6.1.3.6 FAN
FAN タブを選択すると、下記の画面が表示されます。
各内容は下記の通りです。
表示
内容
Enable FAN log
チェックを付けると FAN に関するログを出力するようになります。
(※)
ログ出力するのは
・FAN 異常/復帰
・FAN 回転数データ(Power log cycle が有効な場合)
になります。
「OK」ボタンか「Apply」ボタンをクリックして設定を反映させ
てください。
※短い間隔で、FAN の異常/復帰が連続して発生した場合、途中の内容はロ
グ出力されない場合があります。
FAN log cycle
チェックを付けると、FAN 回転数データを指定した周期でログ出力するよう
(※)
になります。周期は秒単位で 1∼3600 が指定可能です。チェックを外すと
FAN 回転数データをログ出力しません。「OK」ボタンか「Apply」ボタンをク
リックして設定を反映させてください。
FAN1
FAN1 の情報を表示します。
回転数
現在の FAN1 の回転数を表示します。正常時は緑、異常時は赤色になります。
OK
設定を反映させてウィンドウを閉じます。
Cancel
設定を反映させずにウィンドウを閉じます。
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171
Help for Windows
表示
内容
Apply
ウィンドウを閉じずに設定を反映させます。
※設定を保持するには管理者権限が必要です。また、ライトフィルタやライトプロテクト機能な
どによりストレージへの書き込みが保護されている場合、設定を保存するにはコミットやプロ
テクト解除が必要になります。
FAN 異常を検知した場合や、FAN 異常から復帰した場合、タスクトレイのアイコンから、下記のよう
に通知されます。
例) FAN1 の異常を検知した場合
FAN1 が復帰した場合
ログ出力を有効にしている場合、上記の内容はログに出力されます。
●注意事項
FAN 自動制御温度閾値、FAN 自動制御速度の設定は未サポートです。本ユーティリティでなく、
CmSetFanAutoThreshold、CmSetFanAutoSpeed 関数をご使用ください。
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172
Help for Windows
6.1.3.7 Storage
Storage タブを選択すると、下記の画面が表示されます。
各内容は下記の通りです。
表示
内容
Enable storage log
チェックを付けるとストレージに関するログを出力するようになります。
(※)
ログ出力するのは
・RAID ステータスの変化
になります。
「OK」ボタンか「Apply」ボタンをクリックして設定を反映させ
てください。
RAID Information
RAID 情報を表示します。
Status
RAID ステータスを表示します。以下が表示されます。
Normal
正常状態
Drive 1 Fail
ドライブ 1 異常
Drive 2 Fail
ドライブ 2 異常
Rebuilding
再構築中
System Fault
システムホルト
Skip Recon(HDD2→1) HDD2→HDD1 へのデータ再構築(コピー)中にスキッ
プ・リコン発生
Skip Recon(HDD1→2) HDD1→HDD2 へのデータ再構築(コピー)中にスキッ
プ・リコン発生
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173
Help for Windows
表示
内容
None
デバイスの接続なし
OK
設定を反映させてウィンドウを閉じます。
Cancel
設定を反映させずにウィンドウを閉じます。
Apply
ウィンドウを閉じずに設定を反映させます。
※設定を保持するには管理者権限が必要です。また、ライトフィルタやライトプロテクト機能な
どによりストレージへの書き込みが保護されている場合、設定を保存するにはコミットやプロ
テクト解除が必要になります。
RAID ステータスが変化した場合、タスクトレイのアイコンから、下記のように通知されます。
※起動時に正常(Normal)以外の状態だった場合は、起動直後に通知されます。
例) ドライブ 1 へ異常が発生した場合
再構築中状態となった場合
ログ出力を有効にしている場合、上記の内容はログに出力されます。
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6.1.3.8 Switch
Switch タブを選択すると、下記の画面が表示されます。
各内容は下記の通りです。
表示
内容
Himo Switch
ひもスイッチの情報を表示します。
Code Status
ひもスイッチの状態を表示します。
ひもスイッチを放している場合は「Released」
、引いている場合は「Pulled」
と表示されます。
Function
ひもスイッチの機能を設定/表示します。
※
「General-purpose」を選択すると汎用スイッチとして使用できます。
「Power Switch」を選択すると電源 ON/OFF スイッチとして使用できます。
OK
設定を反映させてウィンドウを閉じます。
Cancel
設定を反映させずにウィンドウを閉じます。
Apply
ウィンドウを閉じずに設定を反映させます。
※設定は再起動後に有効になります。
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175
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6.1.3.9 RasNotify
RasNotify タブをクリックすると、下記の画面が表示されます。
各内容は下記の通りです。
表示
内容
Notification
通知方法を選択します。
表示
内容
Buzzer
Buzzer 通知の条件を設定します。
Error LED
エラーLED 通知の条件を設定します。
Alarm LED
アラーム LED 通知の条件を設定します。
DOUTx
DOUTx の通知の条件を設定します。
x には数字が入ります。
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表示
Configure
内容
Notification を選択すると下記のように設定画面が表示されます。
表示
Condition
Control
OK
Cancel
Apply
内容
通知条件を設定します。
デジタル出力のみ有効な設定です。
条件を満たした時にデジタル出力を ON にするか OFF にする
かを設定できます。
設定を反映させてウィンドウを閉じます。
設定を反映させずにウィンドウを閉じます。
ウィンドウを閉じずに設定を反映させます。
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177
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6.1.3.10 DIO
DIO タブをクリックすると、下記の画面が表示されます。
各内容は下記の通りです。
上部にある「■ON ■OFF」は凡例で、デジタル入出力端子の ON の色、OFF の色を示しています。
表示
内容
Digital Input
各デジタル入力接点の状態を示します。四角図形内の番号が、それぞれDINの接点
番号になります。『38 CmInputUP』もあわせてご参照下さい。
Configure
デジタル入力接点の機能が設定できます。
初期状態では現在の設定が表示されており、コンボボックスをクリックすると下
記のように機能が選択できます。
DIN1
「General-purpose」を選択すると汎用デジタル入力として使用できます。
「Power Switch」を選択すると電源 ON/OFF スイッチとして使用できます。
デジタル入力接点 1 の機能を設定/表示します。
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178
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表示
Digital Output
Output
OK
Cancel
Apply
内容
四角図形内の番号が、それぞれ DOUT の接点番号になります。
各四角図形をクリックすると、ON と OFF が切り替わります。出力したい状態に設
定できたら「Output」ボタンをクリックして実際に出力を行ってください。
(四角図形は現在の出力状態を示すものではありませんのでご注意ください。)
ボタンをクリックすると現在の四角図形で示される ON/OFF 状態でデジタル出力
を行います。
設定を反映させてウィンドウを閉じます。
設定を反映させずにウィンドウを閉じます。
ウィンドウを閉じずに設定を反映させます。
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179
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6.1.3.11 Buzzer
Buzzer タブを選択すると、下記の画面が表示されます。
各内容は下記の通りです。
表示
内容
Status
現在のブザーの状態を表示します。
OFF でブザーOFF、ON でブザーON です。
Control
ブザーの制御を行います。
ON
ブザーを ON します。
OFF
ブザーを OFF します。
OK
ウィンドウを閉じます。
Cancel
ウィンドウを閉じます。
Apply
本画面では使用しません。
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6.1.3.12 LED
LED タブを選択すると、下記の画面が表示されます。
各内容は下記の通りです。
表示
内容
Notice LED
LED の状態を表示します。
Error
エラーLED の状態を表示します。
○をクリックすると ON(●), OFF(●)が切り替わります。
Alarm
アラーム LED の状態を表示します。
○をクリックすると ON(●), OFF(●)が切り替わります。
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181
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表示
内容
LED Pattern Setting LED の点灯パターンを設定します。
初期状態では現在の設定が表示されており、コンボボックスをクリックする
と下記のようにパターンが選択できます。
Error LED
Alarm LED
OK
Cancel
Apply
以下のパターンが選択できます。
Pattern1
常時点灯します。
Pattern2
1 秒周期で点滅します。
Pattern3
0.5 秒周期で点滅します。
Pattern4
0.2 秒周期で点滅します。
エラーLED の点灯パターンを設定/表示します。
アラーム LED の点灯パターンを設定/表示します。
設定を反映させてウィンドウを閉じます。
設定を反映させずにウィンドウを閉じます。
ウィンドウを閉じずに設定を反映させます。
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6.1.3.13 Information
Information タブを選択すると、下記ダイアログが表示されます。
各表示の内容は下記の通りです。
表示
内容
Function
ユーティリティの機能を表示します。
Version
バージョンを表示します。
Firmware Version
ファームウェアのバージョンを表示します。
バージョンの表記は以下の通りとなります。
RAS Controller
BIOS
Copy
バージョン
表記
0(初回)
-(ハイフン)
1
A
2
B
…
…
RAS マイコンのバージョンを表示します。
BIOS のバージョンを表示します。
Function、Version、Firmware Version をクリップボードへコピーします。
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第7章 重要な情報
保証の内容と制限
弊社は本ドキュメントに含まれるソースプログラムの実行が中断しないこと、またはその実行に
誤りが無いことを保証していません。
本製品の品質や使用に起因する、性能に起因するいかなるリスクも使用者が負うものとします。
弊社はドキュメント内の情報の正確さに万全を期しています。万一、誤記または誤植などがあっ
た場合、弊社は予告無く改訂する場合があります。ドキュメントまたはドキュメント内の情報に
起因するいかなる損害に対しても弊社は責任を負いません。
ドキュメント内の図や表は説明のためであり、ユーザ個別の応用事例により変化する場合があり
ます。
著作権、知的所有権
弊社は本製品に含まれるおよび本製品に対する権利や知的所有権を保持しています。
本製品はコンピュータ ソフトウェア、映像/音声(例えば図、文章、写真など)を含んでいます。
医療機器/器具への適用における注意
弊社の製品は人命に関わるような状況下で使用される機器に用いられる事を目的として設計、製
造された物では有りません。
弊社の製品は人体の検査などに使用するに適する信頼性を確保する事を意図された部品や検査機
器と共に設計された物では有りません。
医療機器、治療器具などの本製品の適用により、製品の故障、ユーザ、設計者の過失などにより、
損傷/損害を引き起こす場合が有ります。
複製の禁止
弊社の許可なく、本ドキュメントの全て、または一部に関わらず、複製、改変などを行うことは
できません。
責任の制限
弊社は、弊社または再販売者の予見の有無にかかわらず発生したいかなる特別損害、偶発的損害、
間接的な損害、重大な損害について、責任を負いません。
本製品(ハードウェア,ソフトウェア)のシステム組み込み、使用、ならびに本製品から得られる
結果に関する一切のリスクについては、本製品の使用者に帰属するものとします。
本製品に含まれるバグ、あるいは本製品の供給(納期遅延)、性能もしくは使用に起因する付帯的
損害もしくは間接的損害に対して、弊社に全面的に責がある場合でも、弊社はその製品に対する
改良(正常に動作する)、代品交換までとし、金銭面での賠償の責任は負わないものとしますので、
予めご了承ください。
本製品(ソフトウェアを含む)は、日本国内仕様です。本製品を日本国外で使用された場合、弊
社は一切責任を負いかねます。また、弊社は本製品に関し、海外での保守サービスおよび技術サ
ポート等は行っておりません。
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商標/登録商標
本書に掲載されている会社名、製品名は、それぞれ各社の商標または登録商標です。
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