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AWSマイスターシリーズ Reloaded ~Flash Media Server on AWS

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AWSマイスターシリーズ Reloaded ~Flash Media Server on AWS
AWSマイスターシリーズ Reloaded
~Flash Media Server on AWS~
2012年04月23日
北迫 清訓
ソリューションアーキテクト
玉川憲
技術統括部長/エバンジェリスト
Agenda
ストリーミング配信の概要
FMS on AWS
AWSを利用した配信パターン
AMI FMS導入手順
 オンデマンド配信手順
 ライブ配信設定
CloudFormation FMS導入手順
Tips
まとめ
Copyright © 2012 Amazon Web Services
ストリーミング配信の概要
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ストリーミング配信
オンデマンド配信
ライブ配信
Copyright © 2012 Amazon Web Services
配信技術の概要
配信技術の進化
ストリー
ミング
ダウン
ロード
配信専用環境が必要
で導入のハードルが
高い
HTTPを利用し、簡
単に動画配信が可能
に
プログ
レッシブ
ダウン
ロード
ダウンロード配信の
弱点を改善
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HTTP
ストリー
ミング
ストリーミングとダ
ウンロード配信のい
いとこどり
配信技術の概要
ストリーミング
 サーバ側に専用の配信ソフトウェアが必要
 クライアントとサーバ間で1対1のコネクションを確立するため、ビットレート
と接続数に伴い、配信サーバ側のNW帯域が必要となる
 クライアント側に配信データが残らない
 映像の巻戻し、早送り等のシーク操作が自由に行える(オンデマンドのみ)
 アダプティブビットレートストリーミングに対応
ダウンロード





動画ファイルをクライアントがダウンロードした後、再生が開始
サーバ側はHTTPサーバのみで配信可能
HTTPプロトコルを利用するため、キャッシュ等が利用しやすい
ダウンロードが完了しない限り再生が開始されない
クライアント側に動画ファイルが残る
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配信技術の概要
プログレッシブダウンロード





動画ファイルをクライアントがダウンロードしながら、再生が可能
サーバ側はHTTPサーバのみで配信可能
HTTPプロトコルを利用するため、キャッシュ等が利用しやすい
未ダウンロード部分の映像へのシークは、ダウンロードの待ちが発生
クライアント側に動画ファイルが残る
HTTPストリーミング





サーバ側に専用の配信ソフトウェアや、独自の配信ファイルが必要
HTTPプロトコルを利用するため、キャッシュ等が利用しやすい
クライアント側に配信データが残らないようにすることが可能
映像の巻戻し、早送り等のシーク操作が自由に行える(オンデマンドのみ)
アダプティブビットレートストリーミングに対応
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配信形式と配信技術
オンデマンド
ライブ
ストリーミング
✔
✔
ダウンロード
✔
プログレッシブ
ダウンロード
✔
HTTPストリーミング
✔
※ライブ配信に関してはマルチキャスト配信も存在
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✔
配信プロトコル
標準プロトコル
 RTSP , HTTP
独自プロトコル
Flash系プロトコル
 RTMP (RTMPE/RTMPT/RTMPTE)
• TCPを利用し、スムーズに配信するためにストリームをフラグメントに分割
して配信
 RTMFP
• UDPを利用し、P2Pの通信をサポートする
FMSはこのプロトコルを利用しライブのマルチキャスト配信を実現
Windows Media系プロトコル
 MMS
• Windows Media9以前まで利用されていたMS独自プロトコル
最近はすべてRTSPに移行
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配信プロトコル
HTTPストリーミング
 動画をフラグメントに分割し、HTTPを利用して配信
アダプティブビットレート(ABR)ストリーミング
 サーバ側で複数のビットレートで動画ファイルを準備し、その情報を
記載したManifestファイルを作成
 クライアント側は、Manifestファイルをもとに、自身の再生状況を確
認しながら最適なビットレートのフラグメントを要求
→再生しながら動的にビットレートを変えられる
→シーク時など小さいビットレートフラグメントを要求することで、
再生再開時の体感速度を上げる
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ストリーミング配信動向
マルチプラットフォームへの配信
HTTPを利用した効率的な配信インフラの構築
アダプティブビットレートへの対応
HTTPストリーミングが
配信方式の支流に
Adobe HTTP Dynamic Streaming
Microsoft IIS Smooth Streaming
QuickTime HTTP Live Streaming
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FMS on AWS
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FMS on AWS
2012年3月末 Flash Media Server 4.5がAWSをサポート
AWSのプラットフォームを利用し、
安定した配信環境を簡単に
ご利用いただくことが可能に
また、Flashデバイスへはもちろん、iOSデバイスへ
も配信が行えるようになりました
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FMS4.5の特徴
Key Update
 Apple iOSを搭載したデバイスへのメディア配信機能に対応
マルチプラットフォームへの対応
Android端末
WindowsPC
Flash Media Server4.5
iOS端末
Mac PC
Linux PC
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FMS on AWSの特徴
安定的に配信できるインフラ
 EC2 (Elastic)
 CloudFront
 AWS Network
AWS専用FMSバージョンの提供
 FMS4.5.1(Latest)
 FMS Enterprise Editionと同等の機能が利用可能
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AWSにおけるFMS4.5の提供形態
AWSにおけるFMS4.5の提供形態
 FMS installed AMI
• FMS4.5がすでにインストールされた状態のAMIで、オンデ
マンド配信およびライブ配信サーバとして自由にAWS上で
配信環境の構築が可能
 ライブ配信用 CloudFormationテンプレート
• CloudFrontと連携したFMSライブ配信環境を、
CloudFormationを利用して簡単に構成することが可能
スポット的なライブ配信の利用が実現可能に
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FMS on AWSの制約
FMS機能
 IPマルチキャスト未サポート
 インスタンスタイプに依存したRTMFPコネクション数制限
AWS機能
 Instance Store Root Device
• インスタンス停止時に個別設定情報や、コンテンツが残らない
 下記の機能が未サポート
•
•
•
•
•
リサーブドインスタンス
スポットインスタンス
Amazon VPC
EBS-Backedインスタンスによる起動
インスタンスの再利用
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FMSサブスクリプション
AWS上でFMSを利用いただくためには、事前にAmazon
Paymentにて、FMSのサブスクリプション(月額請求)を購入
する必要があります
http://www.adobe.com/products/amazon-web-services.html
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FMS on AWS価格
http://www.adobe.com/products/amazon-web-services/pricing-intl.html
2012/4/23時点
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AWSを利用した配信パターン
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オンデマンド配信パターン1
標準配信構成
AMI FMS単体
SmartPhone
Tablet
Client PC
配信形態
• EC2インスタンスより直接配信
• HDS,HLS,RTMP,RTMPE,RTMFPな
どすべての配信に対応
ポイント
• FMSサーバのインスタンスタイプ
や台数に配信性能が依存
Internet
Upload
FMS4.5
Snapshot
Mount
/ Backup
管理者
EC2
Streaming
Server
EBS
Contents
Storage
Region
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S3
Contents
Backup
オンデマンド配信パターン2
広範囲HTTP Streaming配信構成
AMI FMS + CloudFront
EdgeLocation
EdgeLocation
Client PC
EdgeLocation
配信形態
• CFのEdgeサーバを利用することで、
FMSオリジンサーバの負荷を軽減
• HDS,HLSのHTTP Streaming配信
に対応
ポイント
• CF採用による、幅広いユーザへの
安定配信が可能
CloudFront
SmartPhone
Tablet
Upload
FMS4.5
Snapshot
Mount
/Backup
管理者
EC2
Streaming
Server
EBS
Contents
Storage
Region
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S3
Contents
Backup
オンデマンド配信パターン3
広範囲Streaming配信構成
AMI FMS(Origin) + AMI FMS(Edge)
配信形態
• FMSのEdgeサーバを構成すること
で、FMSオリジンサーバの負荷を
分散
• RTMPベースの配信に対応
ポイント
• Edge採用による、幅広いユーザへ
の安定配信が可能
Client PC
ELB
Edge
Edge
SmartPhone
Tablet
Upload
管理者
FMS4.5
Origin
EC2
Streaming
Server
Snapshot
Mount
/Backup
EBS
Contents
Storage
Region
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S3
Contents
Backup
オンデマンド配信パターン4
広範囲シンプル配信構成
Amazon S3 + CloudFront
EdgeLocation
EdgeLocation
Client PC
EdgeLocation
CloudFront
配信形態
• S3に格納されたFLV,mp4のダイレ
クト配信
• HTTP(Progressive/Download),R
TMPベースの配信に対応
ポイント
• 簡単に環境の準備が可能
• EC2インスタンスが不要で、S3と
CFを利用した広範囲への安定配信
が可能
SmartPhone
Tablet
Upload
管理者
S3
Contents
Backup
Region
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ライブ配信パターン1
CloudFormationを利用してたFMSライブ配信環境
LIVE
EdgeLocation
EdgeLocation
Client PC
配信形態
• HDS,HLSによるライブ配信
ポイント
• 簡単に環境の準備が可能
• CFを利用した広範囲への安定配信
が可能
LIVE
EdgeLocation
CloudFront
Flash Media Live
Encoder
SmartPhone
Tablet
Video Camera
FMS4.5
EC2
スタック作成
Internet
Live Encode PC
Region
Template
AWS CloudFormation
LIVE
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ライブ配信パターン2
AMI FMSライブ配信環境
SmartPhone
Tablet
Client PC
LIVE
LIVE
配信形態
• EC2インスタンスより直接配信
• HDS,HLS,RTMP,RTMPE,RTMFPな
どすべての配信に対応
ポイント
• FMSサーバのインスタンスタイプ
に配信性能が依存
Internet
Flash Media Live
Encoder
LIVE
Video Camera
FMS4.5
EC2
Internet
Live Encode PC
Region
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AWS on FMSを利用する利点
 CloudFront(CDN)を組み合わせることで、よ
り一層の安定した配信環境の提供
FMS4.5採用による、様々なクライアント環境
への配信
 CloudFormationやAMIの利用による簡略化さ
れた配信環境の準備手順
 ライブ配信などは実施したいときにすぐに準備が可能
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AMI FMS導入手順
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FMS AMIの特徴
Instance Store Root Device
 FMS 4.5.1
 CentOS 5.5
製品版FMSとの違い
 ディレクトリ構成
• アプリケーションディレクトリ /mnt/applications
• ウェブルート /mnt/wwwoot
• ログディレクトリ /mnt/logs
※通常はすべて/opt/adobe/fms配下
選択可能起動インスタンスタイプ

m1.large, m1.xlarge, m2.xlarge, m2.2xlarge, m2.4xlarge, c1.xlarge
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事前準備
事前準備
1. Adobe Flash Media Serverサブスクライブの購入
• FMSをご利用いただく上で、サブスクライブの購入が必要
http://www.adobe.com/products/amazon-web-services.html
※CloudFormation FMSとの共有利用可能
購入
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環境準備
AMIからのFMSインスタンス起動
1. Management Consoleの「EC2」タブ「Images」-「AMI」
にて以下のAMIを検索
AMI ID
ami-b06edfb1
Source
adobe-flashmediaserverapnortheast/fms-4.5.1.8003-centos5.5-ami-2.manifest.xml
Region
Asia Pacific (Tokyo)
2. 検索結果より対象のAMIを選択しLaunchを実行
 最新のAMIインスタンス情報は以下を参照
http://helpx.adobe.com/flash-media-server/kb/flash-media-serveramazon-machine.html
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環境準備
インスタンスの起動
 以下のいずれかのインスタンスタイプを指定
• m1.large, m1.xlarge, m2.xlarge, m2.2xlarge, m2.4xlarge, c1.xlarge
 ウィザードのセキュリティグループではHTTPとSSHのみを解放
(RTMP等の他のポートはセキュリティグループ作成後個別に設定が必要)
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環境準備
インスタンスタイプは以下の表を参考に選定
INSTANCES
DESCRIPTION
Large
100 RTMFP simultaneous
connections
High-memory extra
large
100 RTMFP simultaneous
connections
High-CPU extra large
1000 RTMFP simultaneous
connections
Extra large
1000 RTMFP simultaneous
connections
High-memory double
extra large
10000 RTMFP simultaneous
connections
High-memory
quadruple extra large
10000 RTMFP simultaneous
connections
また、想定動画配信ビット
レート、想定同時アクセス数
をもとに、サーバ側で必要と
なるNW帯域の割り出しも重
要な要素となる
推奨インスタンスタイプ
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環境準備
RTMPポートとAdmnistration Consoleポートの解放
 作成したFMS用セキュリティグループに以下を追加
Protocol
Port
Range
Source
TCP
1935
0.0.0.0/0
UDP
1935
0.0.0.0/0
TCP
1111
任意
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環境準備
起動確認
 起動したFMSインスタンスのPublicDNSを確認し、ブラウザー
を利用してアクセス
http://public-dns
 HDS, RTMP等が正常に再生
されることを確認
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環境準備
Flash Media Server Administration Consoleの設定
 SSHクライアント(PuTTY等)を利用して、FMSサーバにログイン
• ログインアカウントはrootを使用
 Administration Consoleのログインアカウントの準備
1.
/opt/adobe/fms/conf/fms.iniをエディタで開き以下のパラメータを指定し保存
SERVER.ADMIN_USERNAME = <ログインID>
SERVER.ADMINSERVER_HOSTPORT = :1111
2.
/opt/adobe/fms/fmsadmin –console –user <ログインID>
ワードを入力
コマンドを実行し、パス
インスタンス停止に伴い設定内容がクリアされるため、fms.ini
ファイルをEBSなどに退避しておくことを推奨
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環境準備
FMSの再起動
 設定変更後、FMSの再起動を実行
1. FMSサーバの再起動
/opt/adobe/fms/fmsmgr server fms restart
2. Administrator Serverの再起動
/opt/adobe/fms/fmsmgr adminserver restart
ブラウザを利用して、Administration Consoleに接続
URL:http://public-dns/fms_adminConsole.htm
項目
入力値
Server Name
Sever 1
Server Address
Public-dns名
Username
設定したログインID
Password
設定したパスワード
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オンデマンド配信設定
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オンデマンド配信
FMSサーバの配信ディレクトリにコンテンツを格納するだけで、ユ
ーザからのリクエストをもとに配信が可能
 動画ファイル格納ディレクトリ
ストリーミング配信
FMSサーバ:/mnt/application/media/vod
HTTPストリーミング配信
FMSサーバ:/mnt/webroot/vod
※動画ファイル格納ディレクトリは、EBSにマウントもしくは定期的にバックアップを取ることを推奨
 動画ファイルの所有者は以下で設定
User: fmsuser
Group: fmsgroup
 動画ファイルのアップロードはWinSCP等を利用してFMSサーバに格納
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オンデマンド配信
オンデマンドストリーミング
 サポートプロトコル
• RTMP, RTMPE, RTMPT, RTMPTE
 サポートファイルフォーマット
• FLV, F4V, MP4
 コンテンツ格納ディレクトリ
/mnt/application/vod/media
File Format
配信URL
FLV
rtmp://public-dns/vod/<filename>
F4V
rtmp://public-dns/vod/mp4:<filename>.f4v
rtmp://public-dns/vod/mp4:subdirectory/<filename>.f4v
MP4
rtmp://public-dns/vod/mp4:<filename>.mp4
rtmp://public-dns/vod/mp4:subdirectory/<filename>.mp4
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オンデマンド配信
HTTPストリーミング
 crossdomain.xmlの準備
• /mnt/webroot/にcrossdomain.xmlを準備
<cross-domain-policy>
<allow-access-from domain="*" />
</cross-domain-policy>
設定例
 サポートファイルフォーマット
• f4m(HTTP Dynamic Streaming), m3u8(HTTP Live Streaming)
 コンテンツ格納ディレクトリ
/mnt/webroot/vod/
配信方式
File
Format
配信URL
HDS
f4m
http://public-dns/vod/<Manifest Filename>.f4m
HLS
m3u8
http://public-dns/vod/<Manifest Filename>.m3u8
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再生確認
Flash Media Playbackを利用した再生確認
 ブラウザを利用して以下のURLにアクセス
http://www.osmf.org/configurator/fmp/
 Video Sourceに配信URLを入力
• HDSの場合は”Are you using HTTP Streaming or Flash Access 2.0”
をYESに
 [Preview]ボタンを押下し、プレイヤーで再生確認
HLSの場合はiOS等を利用し、ブラウ
ザで直接配信URLにアクセス
Flash Media Playback
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ライブ配信設定
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環境準備
事前準備
1. ライブエンコードマシンへのFlash Media Live
Encoder(無償)のインストール
•
以下のURLから製品を入手
http://www.adobe.com/products/flashmediaserver/flashmediaencoder.
※Adobeのアカウントの作成が必要
HTTP経由での配信を行うためconfig.xmlのタグ
<flashmedialiveencoder_config><mbrconfig><streamsynchronization><enable>
を true に設定します。
• Windowsデフォルトパス:C:¥Program Files¥Adobe¥Flash Media Live Encoder 3.2¥conf
• Mac OSデフォルトパス:Macintosh HD:Applications:Adobe:Flash Media Live Encoder 3.2
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環境準備
Flash Media Live
Encoder
Adobo Flash Media Live Encoderの設定
1.
2.
3.
Live Encode PC
Live Encode PCに、カメラを接続
Flash Media Live Encoderの起動
[Encoding Options]タブにて以下のパラメタを設定
1.
2.
3.
4.
※
[Preset]で”Medium Bandwidth(300kbps)-H.264”もしくは、”High
Bandwidth(800kbps)-H.264”を選択
DeviceにてVideo(映像)とAudio(音声)のデバイスを選択
[Format]のレンチマークボタンを押下し、[Adbanced Encoder Settings]の
”Keyframe Frequency]をFMS側の設定に合わせ”4seconds”を設定
必要に応じて、[Frame Rate], [Bit Rate]の設定値を変更
1,3のパラメータに関しては、Live Encode PCとFMS間のネットワーク回
線環境に合わせてチューニングが必要。実際に配信確認を行いながら適正
な値を設定
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LIVE
環境準備
Flash Media Live
Encoder
ライブストリーム用FMLEの設定
1.
Live Encode PC
LIVE
FMSサーバへの接続
1. [Panel Options]にて”Output”を選択し、以下のパラメータを指定
設定項目
FMS URL
Stream
2.
設定値
rtmp://public-dns/live
livestream
スタートボタンを押下して、再生を
開始
Copyright © 2012 Amazon Web Services
環境準備
Flash Media Live
Encoder
HTTPライブストリーム用FMLEの設定
1.
Live Encode PC
LIVE
FMSサーバへの接続
1. [Panel Options]にて”Output”を選択し、以下のパラメータを指定
設定項目
設定値
FMS URL
rtmp://public-dns/livepkgr
Stream
Livestream%i?adbe-liveevent=liveevent
2.
スタートボタンを押下して、再生を
開始
Copyright © 2012 Amazon Web Services
再生確認
ライブ配信URL
配信形態
ライブストリーム
設定値
rtmp://public-dns/live/livestream
HTTPライブストリーム http://public-dns/hds(HDS)
live/livepkgr/_definst_/liveevent.f4m
HTTPライブストリーム http://public-dns/hls(HLS)
live/livepkgr/_definst_/liveevent.m3u8
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再生確認
Flash Media Playbackを利用した再生確認
 ブラウザを利用して以下のURLにアクセス
http://www.osmf.org/configurator/fmp/
 Video Sourceにライブ配信URLを入力
• HDSの場合は”Are you using HTTP Streaming or Flash Access 2.0”
をYESに
 [Preview]ボタンを押下し、プレイヤーで再生確認
HLSの場合はiOS等を利用し、ブラウ
ザで直接配信URLにアクセス
Flash Media Playback
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CloudFormation
FMS導入手順
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環境準備
事前準備
1. ライブエンコードマシンへのFlash Media Live
Encoder(無償)のインストール
•
以下のURLから製品を入手
http://www.adobe.com/products/flashmediaserver/flashmediaencoder.
※Adobeのアカウントの作成が必要
HTTP経由での配信を行うためconfig.xmlのタグ
<flashmedialiveencoder_config><mbrconfig><streamsynchronization><enable>
を true に設定します。
• Windowsデフォルトパス:C:¥Program Files¥Adobe¥Flash Media Live Encoder 3.2¥conf
• Mac OSデフォルトパス:Macintosh HD:Applications:Adobe:Flash Media Live Encoder 3.2
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環境準備
CloudFormationによる環境準備(1)
 以下のURLより配信サーバを起動する“Region”のTemplateを選
択し、CloudFormationのスタック作成画面を起動
http://docs.amazonwebservices.com/AmazonCloudFront/latest/Develop
erGuide/FMS4.5CreatingLiveStreamingStack.html
起動
AWS CloudFormation
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環境準備
CloudFormationによる環境準備(2)
 FMSインスタンスのキーペア名、FMS管理画面へのログインパ
スワードおよび起動インスタンスタイプの指定
INSTANCES
DESCRIPTION
Large
100 RTMFP simultaneous
connections
High-memory extra
large
100 RTMFP simultaneous
connections
High-CPU extra large
1000 RTMFP simultaneous
connections
Extra large
1000 RTMFP simultaneous
connections
High-memory double
extra large
10000 RTMFP simultaneous
connections
High-memory
quadruple extra large
10000 RTMFP simultaneous
connections
推奨インスタンスタイプ
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環境準備
CloudFormationによる環境準備(3)
 Stackが生成されると「Outputs」タブ内に配信に必要な設定情
報が表示
Key
説明
FMSServer
FMS動作確認画面URL
FMSURL
ライブエンコーダー接続URL
(Publish Location)
Stream
ストリーム名
FlashMediaPlayback
再生確認サイトURL
(Flash Media Playback)
LiveHDSManifest
Flash向け動画配信URL
(Live Http Dynamic Streaming
Manifest File URL)
LiveHLSManifest
iOS向け動画配信URL
(Live Http Live Streaming Manifest
File URL)
FMSServerAdminCo
nsole
FMS管理画面URL
FMSAdminConsoleS
erverAddres
FMS管理画面接続サーバ名
配信設定情報
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環境準備
Flash Media Live
Encoder
Adobo Flash Media Live Encoderの設定(1)
1.
2.
3.
Live Encode PC
Live Encode PCに、カメラを接続
Flash Media Live Encoderの起動
[Encoding Options]タブにて以下のパラメタを設定
1.
2.
3.
4.
※
[Preset]で”Medium Bandwidth(300kbps)-H.264”もしくは、”High
Bandwidth(800kbps)-H.264”を選択
DeviceにてVideo(映像)とAudio(音声)のデバイスを選択
[Format]のレンチマークボタンを押下し、[Adbanced Encoder Settings]の
”Keyframe Frequency]をFMS側の設定に合わせ”4seconds”を設定
必要に応じて、[Frame Rate], [Bit Rate]の設定値を変更
1,3のパラメータに関しては、Live Encode PCとFMS間のネットワーク回
線環境に合わせてチューニングが必要。実際に配信確認を行いながら適正
な値を設定
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LIVE
環境準備
Flash Media Live
Encoder
Adobo Flash Media Live Encoderの設定(2)
1.
Live Encode PC
LIVE
FMSサーバへの接続
1. [Panel Options]にて”Output”を選択し、以下のパラメータを指定
設定項目
FMS URL:
Stream
2.
設定値
CloudFormation配信設定情報
の”FMSURL”に表示されているURL
CloudFormation配信設定情報
の”Stream”に表示されている値
スタートボタンを押下して、再生を
開始
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再生確認
Flash Media Playbackを利用した再生確認
 CloudFormation配信設定情報の”FlashMediaPlayback” URLよ
りブラウザで再生確認画面サイトを表示
1.
2.
3.
再生確認サイトの[Video Source]に”LiveHDSManifest”の値を指定
[Are you using HTTP Steaming or Flash Access 2.0?]を”Yes”に設
定
Previewボタンを押下した後、Playerで再生を開始し、配信状況を確認
※ここで再生されない、もしくはバッファリングが多発する場合は、Live Encoderの
Frame Rate、Bit Rate等のチューニングが必要
Flash Media Playback
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再生確認
MacおよびiOSでの再生確認
1. CloudFormation配信設定情報の”LiveHLSManifest” URLをSafari
等を利用して直接指定
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Tips
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配信サーバサイジング
配信サーバサイジングのポイント
No
リソース
詳細
1
NW帯域
通常、動画の配信ビットレートと同時接続数に比例して、必要となるサー
バおよびNW機器のNW帯域が最初のボトルネックとなる。これより、配信
要件をもとに必要となるNW帯域よりサーバの台数を割り出すことから始め
る。
平均配信ビットレート(Mbps)x同時接続数÷サーバNIC帯域(80%程度)=
サーバ台数
2
Disk Size コンテンツ格納に必要なディスクサイズとして、平均配信ビットレート
(Mbps)x平均再生時間(sec)xコンテンツ数をもとに割り出す。
3
Disk IO
オンデマンド配信の場合、格納されている動画ファイルのRead IO性能も
重要な要素となる。
ローカルディスクを利用する場合、一般的なNW Through putに対して、
Disk IOの方が高速のため、問題になることが少ないが、配信サーバを複数
台並べ、NAS等でコンテンツを共有する場合は、NASサーバのThroughput
を十分に考慮する必要がある。
4
CPU
Memory
一般的に配信において、CPU/Memoryリソースを多く消費する処理が少な
く、アクセス数に比例してCPU/Memoryリソースが増加することは少ない。
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コンテンツの公開方法
Flash実行可能環境への公開
 Flash Media Playbackの“Preview Embed Code”に出力された
タグを公開ページに埋め込む
 任意のFlash Playerを利用する場合は、配信URLに動画のURL
を指定
MacおよびiOSへの公開
 HTML5 videoタグを利用して配信URLに動画のManifest URLを
指定
HTML5 videoタグ使用例
<html>
<head>
<title>HTTP Live Streaming Example</title>
</head>
<body>
<video src=“{動画Manifest URL}" height="300" width="400">
</video>
</body>
</html>
Copyright © 2012 Amazon Web Services
FMSを利用しないHDS配信
FMSを導入しなくてもApacheとHDS用HTTP Originモジュール(無償提供)
のみでHTTP Dynamic Streaming配信サーバを構築可能
 モジュールをダウンロードし、httpの/modulesフォルダにモジュールを配置し
た後、httpd.confを先のように修正
http://help.adobe.com/en_US/HTTPStreaming
/1.0/Using/WS8d6ed60bd880807c48597a9e1
265edd6cc0-8000.html
LoadModule f4fhttp_module modules/mod_f4fhttp.so
:
<Location /vod>
HttpStreamingEnabled true
HttpStreamingContentPath “<動画格納PATH>"
</Location>
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EBSを動画ファイル格納領域として利用
AMI FMSはInstance Store Root Deviceのため、インスタンス障
害が発生した際に、設定内容およびデフォルトの動画ファイル格納
領域(/mnt)に保存していたデータが消去されてしまいます
対処案
1. /mnt配下をコピーしたEBSを/mntにマウントし、EBSをコンテンツ格
納領域として利用
※Ephemeral StoreからEBSになるため、多少のIOオーバーヘッドは
発生する
2. 別のディレクトリにEBSをマウントし、rsync等を利用して定期的に
/mnt配下をコピーする
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まとめ
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まとめ
FMS on AWSを利用して簡単に配信環境の構築が可能
AWSのプラットフォームを利用し、安定かつ柔軟性のある配
信インフラの構築が可能
FMSにより様々なクライアントデバイスへの配信が可能
FMSの様々な機能を利用して、より高度な配信システムの構
築が可能
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参考
Announcing Flash Media Server 4.5 on AWS

http://blogs.adobe.com/ktowes/2012/03/announcing-flash-media-server-4-5-onamazon-web-services.html
Using Flash Media Server on Amazon Web Services

http://help.adobe.com/en_US/flashmediaserver/amazonec2/index.html
AWS Live HTTP Streaming Using CloudFront and Adobe Flash Media
Server 4.5

http://docs.amazonwebservices.com/AmazonCloudFront/latest/DeveloperGuide/Liv
eStreamingAdobeFMS4.5.html
Flash Media Server 4.5 Datasheet

http://wwwimages.adobe.com/www.adobe.com/content/dam/Adobe/en/products/
flash-media-streaming/pdfs/fms45_ds_ue_v1.pdf
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