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平成28年3月期 決算説明会

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平成28年3月期 決算説明会
~とことん頼れる~
平成28年3月期 決算説明会
平成28年6月9日
目次
1.平成28年3月期決算の概要
ページ
平成28年3月期 決算の状況(単体)
3
資金利益、役務取引等利益の推移
4
東北地銀10行貸出金利息比較
5
総預金・預かり資産、貸出金残高の推移
6
有価証券残高等の推移
7
市場ポートフォリオの状況
金融再生法開示債権・自己資本比率の推移
8
3.経営戦略
40周年を迎えるにあたって
ページ
17
≪法人営業力強化への取組み≫
①戦略ミーティングを軸とした法人営業活動について
18
②再生可能エネルギー、医療・介護分野への取組み
19
③アグリビジネスへの取組み
20
≪個人営業力強化への取組み≫
①戦略ミーティングを軸とした個人営業活動について
21
②住宅ローンへの取組みについて
22
③消費者ローンへの取組みについて
23
9
経営指標の推移
10
株主還元の状況
11
戦略地域への取組み
2.業績予想と収益計画
平成29年3月期業績予想
13
平成28年度収益計画について
14
主要項目の実績と計画
15
24・25
海外ビジネスサポート体制の強化
26
人財力向上への取組み
27
ブランド力向上に向けたCSR活動
28
ガバナンス強化に向けた取組み
29
お問合せ先
30
1.平成28年3月期 決算の概要
平成28年3月期 決算の状況(単体)
(百万円)
27/3期
コア業務粗利益
28/3期
(百万円)
増減
30,381
30,623
242
27,319
27,438
119
役務取引等利益
2,984
3,149
165
その他業務利益
77
36
△41
23,215
22,767
△448
人件費
11,650
11,678
28
物件費
10,411
9,805
△606
1,153
1,283
130
①-②=③
7,166
7,855
689
④
165
690
525
△1,264
△70
1,194
1,429
761
△668
△1,617
△1,636
△19
△1,860
△3,063
△1,203
243
1,426
1,183
1,511
1,121
△390
△1,032
△1,051
△19
①
資金利益
②
経費
税金
コア業務純益
与信費用
一般貸倒引当金繰入額
不良債権処理額
⑤
有価証券関係損益
国債等債券損益
株式等損益
⑥
その他臨時損益
うち退職給付費用
経常利益
③-④+⑤+⑥=⑦
6,894
6,649
△245
特別損益
⑧
△97
9
106
法人税等合計
⑨
3,091
2,148
△943
⑦+⑧-⑨=⑩
3,706
4,510
804
当期純利益
経常利益・当期純利益
8,000
経常利益
当期純利益
6,894
6,649
6,000
5,051
4,510
3,706
4,000
3,052
2,000
3,161
3,291
1,478
1,072
0
24/3期
25/3期
26/3期
27/3期
28/3期
《コア業務純益》は、前年同期比6億円増加して78億円。
《経常利益》は、前年同期比2億円減少して66億円。
《当期純利益》は、前年同期比8億円増加して45億円。
3
資金利益、役務取引等利益の推移
《資金利益》は貸出金利息が減少したものの、有価証券利息配当金の増加、預金利息の減少により増加
《役務取引等利益》は預かり資産手数料・住宅ローン手数料の増加等により増加
資金利益
(百万円)
役務取引等利益
(百万円)
29,000
3,500
3,149
2,984
3,000
28,000
27,969
27,844
2,383
2,500
27,319
27,438
2,060
2,000
27,003
27,000
1,500
1,470
1,000
26,000
500
25,000
0
24/3期
25/3期
26/3期
27/3期
28/3期
貸出金利息
24,878
23,332
22,144
21,585
21,384
有価証券
利息配当金
5,496
6,534
6,812
7,377
7,409
△2,098
△1,932
△1,813
△1,439
△1,349
預金利息
24/3期
受入為替
手数料
預かり資産
手数料
ローン
保証料等
25/3期
26/3期
27/3期
28/3期
1,727
1,706
1,674
1,623
1,597
995
1,149
1,381
1,742
1,774
△2,783
△2,482
△2,273
△2,108
△2,208
4
東北地銀10行貸出金利息比較
《貸出金利息額》は東北地銀10行中第3位
貸出金利息額
(百万円)
27/3期
28/3期
貸出金利息増減率
利回り
(参考)
(百万円)
1
A行
45,387
43,893
1.02%
2
B行
30,485
29,681
1.07%
事業性貸出
+99
3
みちのく
21,585
21,384
1.59%
個人ローン
△155
4
C行
20,797
19,725
1.24%
地公体等向け貸出
△145
5
D行
20,045
19,325
1.10%
6
E行
19,702
19,024
1.23%
7
F行
18,840
18,409
1.21%
8
G行
13,554
13,168
1.38%
9
H行
12,018
11,566
1.45%
10
I行
8,726
8,500
1.64%
≪貸出金利息額≫
東北地銀10行中
第3位
(%)
28/3期
1
みちのく
△0.93
2
F行
△2.29
3
I行
△2.59
4
B行
△2.64
5
G行
△2.85
6
A行
△3.29
7
E行
△3.44
8
D行
△3.59
9
H行
△3.76
10
C行
△5.15
利息額増減内訳
合計
△201
事業性貸出の
利息額増加
≪貸出金利息減少率≫
東北地銀10行中
減少率最小
出所:各行決算短信より
5
総預金・預かり資産、貸出金残高の推移
《総預金・預かり資産》は総預金、預かり資産ともに増加
《貸出金》は中小企業向けを中心とした事業性貸出、個人ローン、地公体向け貸出のすべてが増加
貸出金
総預金・預かり資産
(億円)
22,000
(億円)
総預金・預かり資産
うち個人
21,391
21,487
14,500
20,999
21,000
20,309
20,516
14,035
14,000
20,000
19,000
13,500
13,296
18,000
17,000
16,343
16,590
16,687
12,963
13,000
12,812
15,980
16,000
15,574
12,500
12,369
15,000
14,000
12,000
24/3期
25/3期
26/3期
27/3期
総預金
18,644
預かり資産
1,664
28/3期
18,631
19,018
19,321
19,346
事業性
貸出
6,292
6,534
6,722
6,798
7,150
1,884
1,980
2,069
2,141
個人
ローン
3,887
3,945
4,095
4,221
4,439
地公体
等向け
2,189
2,331
2,145
2,276
2,445
24/3期
25/3期
26/3期
27/3期
28/3期
6
有価証券残高等の推移
≪有価証券≫は海外債券投資を中心に残高減少
有価証券残高の推移(末残)
(億円)
7,000
有価証券含み損益の推移
(百万円)
8,000
5,939
6,000
6,149
6,000
4,151
5,000
4,000
4,244
4,000
3,721
3,700
2,366
3,189
2,140
2,000
3,000
0
2,000
△ 2,000
1,000
0
△ 1,686
△ 4,000
24/3期
25/3期
26/3期
27/3期
28/3期
24/3期
25/3期
26/3期
27/3期
28/3期
債券
3,288
3,273
2,426
3,763
2,813
債券
1,243
805
1
△800
△496
株式
143
147
142
158
158
株式
△668
1,595
1,815
3,612
2,194
その他
290
279
620
2,017
1,273
△2,261
1,750
549
3,337
442
その他
7
市場ポートフォリオの状況
内外金利差とクレジットスプレッドを安定的に享受
国際分散投資の推進による収益基盤拡充
日本国債、海外債券はヘッジ手段を活用した運営を継続
② その他有価証券投資
① ポートフォリオの推移~セクター配分とデュレーション推移~
国債
(億円)
6,500
6,000
5,790
5,500
5,000
政地債
株式(※)
その他
4,859
250
359
10
3,500
3,000
2,500
4,621
4,473
4,094
4,000
1,635
4 , 070
152
1,526
366
12
160
87
360
17
365
15
②
1,351
118
317
15
245
141
21
500
1,131
海外債券ベア
1,526
34
226
176
1,481
1,101
1,090
1,262
44
161
172
1,101
45
87
154
885
814
27/12期
28/3期
③
0
27/3期
2,746
2,695
2,690
2,561
27/6期
27/9期
③ 海外債券投資
2,027
500
為替ヘッジ
為替オープン
(億円)
1,600
0
27/3期
27/6期
27/9期
27/12期
28/3期
28/3期
平均残高
1,400
1,000
(年)
国内債券
1.2
1.2
1.0
1.0
海外債券
1.1
0.6
0.5
0.5
0.5
0.6
27/3期
27/6期
27/9期
800
0.7
0.4
27/12期
30
506
1,131
1,090
30
27
501
503
151
153
155
600
400
米国債
先進国通貨
準ソブ・社債等
新興国通貨
449
28
27/3期
27/6期
814
27
101
498
661
200
885
555
112
407
248
0
28/3期
日系発行体
1,351
1,200
内外債券デュレーション(固定利付債のみ。ヘッジ考慮後)
0.0
161
29
50
245
180
バンクローン
リート他
3,312
1,000
1.5
1,500
1,635
1,000
1,262
2,000
2.0
1,859
28
50
270
2,000
1,859
海外債券
株式M/N
(億円)
※株式は、上場株式と株式投信、ETFの合計
4,500
1,500
社債等
27/9期
27/12期
132
28/3期
8
金融再生法開示債権・自己資本比率の推移
《開示債権残高》は前期比5億円減少の235億円 《開示債権比率》は1.65% 《保全率》は91.3%
《自己資本比率》は8.07%
金融再生法開示債権残高の推移
自己資本比率(単体)
リスク・アセット
保全率(%)
95.0
91.3
88.8
93.7
8,130
91.3
(億円)
1,000
5%
(億円)
500
387
4%
366
800
9,139
バーゼルⅡ
889
400
8,527
225
9,617
10,141
バーゼルⅢ
15%
917
226
315
3.08%
2.81%
300
10.94%
3%
240
2.39%
11.00%
2%
1.65%
10%
10.07%
600
235
1.78%
200
10.75%
8.21%
8.12%
667
692
1,005
968
400
100
1%
0
0%
8.07%
819
5%
200
24/3期
破産更生債権
及びこれらに
準ずる債権
危険債権
要管理債権
25/3期
26/3期
27/3期
28/3期
98
89
90
57
52
218
227
176
172
168
71
50
49
11
15
0
0%
24/3期
25/3期
26/3期
27/3期
Tier1
Tier2
自己資本比率
Tier1比率
28/3期
コア資本
9
経営指標の推移
《ROE》は5.69%、《OHR》は74.34%とともに改善
ROE
6,000
(億円)
当期純利益(億円)
OHR
ROE(純資産ベース)
7% 50,000
(百万円)
5.69%
5,000
6%
40,000
4.86%
4.54%
4,000
4.49%
4,510
2,000
2.24%
76.41%
72.81%
74.34%
80%
60%
23,531
3,291
80.03%
78.42%
100%
30,000
3,706
3%
3,161
OHR(コア業務粗利益ベース)
5%
4%
3,000
経費
23,331 23,572
23,215 22,767
20,000
40%
10,000
20%
2%
1,000
1%
1,478
0
0%
24/3期
純資産
66,250
25/3期
73,230
26/3期
73,590
27/3期
79,265
0
28/3期
79,858
0%
24/3期
25/3期
26/3期
27/3期
28/3期
人件費
11,646
11,853
11,858
11,650
11,678
物件費
10,642
10,322
10,492
10,411
9,805
1,243
1,155
1,221
1,153
1,283
税金
10
株主還元の状況
平成28年3月期より中間配当を実施
配当金の推移
25/3期
26/3期
27/3期
28/3期
29/3期予定
4.0
4.0
4.0
4.0
4.0
中間配当
―
―
―
2.0
2.0
期末配当
4.0
4.0
4.0
2.0
2.0
25/3期
26/3期
27/3期
28/3期
29/3期予定
年間配当額(百万円)
570
570
570
572
572
当期純利益(百万円)
3,161
3,291
3,706
4,510
3,400
一株当たり当期純利益(円)
20.18
21.23
24.18
29.81
22.19
369.98
372.09
411.26
415.38
433.57
一株当たり年間配当金
一株当たり純資産額の推移
一株当たり純資産額(円)
11
2.業績予想と収益計画
平成29年3月期業績予想
単体の業績予想は《コア業務純益》61億円、《経常利益》41億円、《当期純利益》34億円を見込む。
(億円)
28/3期
実績
単
増減
体
経
常
収
益
417
360
△57
経
常
利
益
66
41
△25
当 期 純 利 益
45
34
△11
コア業務純益
78
61
△17
与
連
29/3期
予想
信
費
用
6
12
+6
経
常
収
益
506
450
△56
経
常
利
益
71
45
△26
親会社株主に帰
属する当期純利益
49
37
△12
結
 業績予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後様々な要因により異なる結果となる
可能性があります。
13
平成28年度収益計画について
・マイナス金利政策における利回り低下を見込み、資金利益減少の計画としております。
・貸出金利息については各種施策の展開による残高増強により利回りの低下をカバーすべく取り組んでまいります。
貸出金利息の増減要因
平成28年度収益計画
28/3期
実績
29/3期
計画
30,623
29,203
△1,420
平均残高
(億円)
27,438
25,833
△1,605
21,384
20,903
△481
預金利息
1,349
880
△469
有価証券利息
7,409
5,750
△1,659
3,149
3,300
151
22,767
23,026
259
人件費
11,678
11,816
138
物件費
9,805
9,800
△5
200
7,855
6,177
△1,678
190
(百万円)
コア業務粗利益
資金利益
貸出金利息
役務取引等利益
コア業務純益
前期比
増減
利息額へ
の影響
13,444
+591
+9億円
14,201
+757
+12億円
利回り
(%)
1.67
1.59
△0.08
△11億円
1.47
△0.12
△16億円
利息額
(億円)
215
213
△2
△2億円
209
△4
△4億円
(億円)
実績
230
210
215
計画
9
11
残
高
増
加
利
回
低
下
690
1,230
540
△1,636
△1,500
136
その他臨時損益
1,121
700
△421
経常利益
6,649
4,147
△2,502
有価証券利息
当期純利益
4,510
3,447
△1,063
有価証券関係損益
有価証券関係損益
29/3期
計画
12,853
27/3期
与信費用
利息額へ
の影響
28/3期
220
経費
前期比
増減
27/3期
増減
213
12
16
残
高
増
加
利
回
低
下
28/3期
29/3期計画
有価証券収益計画
有価証券部門
209
(百万円)
28/3期
29/3期
5,572
4,000
△1,572
増減
7,208
5,500
△1,708
△1,636
△1,500
△136
(子会社配当を除く)
14
主要項目の実績と計画
《中小企業等貸出》《住宅ローンは》4次中計最終年度の目標達成により目標を上方修正しております。
《預かり資産》は目標の前倒し達成に向けて取組みを強化してまいります。
中小企業等貸出
住宅ローン
預かり資産
【中小企業等貸出残高推移】
【住宅ローン残高推移】
【預かり資産販売額推移】
500
4,200
計画
9,800
計画
9,682
9,600
計画
4,000
当初計画
4,006
9,400
当初計画
3,800
9,299
9,200
9,100
9,000
4
次
中
計
最
終
年
度
8,800
8,600
3,818
当初計画
8,750
8,400
8,200
3,600
3,818
4
次
中
計
最
終
年
度
3,611
3,400
3,200
3,000
27/3期
28/3期
29/3期
30/3期
450
452
428
452
432
400
4
次
中
計
最
終
年
度
350
300
27/3期
28/3期
29/3期
30/3期
27/3期
28/3期
29/3期
30/3期
15
3.経営戦略
40周年を迎えるにあたって
みちのく銀行の
パートナーシップ宣言
いま、私たちの「ふるさと」では、人口減少、少子高齢化などの課題を克服するために、地方創生、地域活性化に
向けたさまざまな取組みが行われています。
みちのく銀行は、「ふるさと」の、そして「子供たち」の明るい未来を、みなさまと一緒に力強く創る ~共 創~ の
ベストパートナーになることを誓い、3つのことを約束します。
① 私たちは、「ビジネスパートナー」として、中小企業のみなさまの声をしっかりと聞き、それぞれの課題から決して
逃げず、責任を持って、人づくり、企業づくりのために、最後まであきらめず、共に取り組んでいきます。
② 「家庭の銀行」として、お客さまにいつも寄り添い、何でも相談を受け、「みちのく銀行と一緒だから心強い」と
思っていただけるパートナーになります。
③ 「地域社会のパートナー」として、健康長寿、女性の活躍、新たな分野等にしっかり取り組み、ふるさとの潜在
能力を余すところなく引き出し、地方創生のトップランナーとして走り続けます。
おかげさまで、40周年
17
《法人営業力強化への取組み》
①戦略ミーティングを軸とした法人営業活動について
法人営業戦略ミーティング
「ビジネスパートナー宣言」を強力に発信
~事業性評価の深化~
①財務分析
☆財務内容の課題や
問題点を共有・検討
②営業利益改善支援策の検討
☆ビジネスマッチング・
バランス改善・情報提供
等、各種提案を検討
③専門的分野への対応
☆事業承継・M&A等
専門的分野での提案
積極的な訪問活動
~「量」「質」の向上~
①訪問件数増加
☆旗艦店・主要統括店
②情報・各種サービスの提供
☆財務診断サービス提供
☆セミナー案内
③「ビジネスパートナー宣言」
週間業務計画策定
~効率的な外訪活動~
①KeyManS3の活用
☆外訪ありきの計画策定
②有効面談の定着
☆実権者との面談定着
18
《法人営業力強化への取組み》
②再生可能エネルギー、医療・介護分野への取組み
●再生可能エネルギーへの取組みについて
再生可能エネルギー融資実績
風力発電(小型含む)・バイオマス発電事業等への取組み強化
稼働中の小形風力
小形風力発電セミナーの状況
1,000
●医療・介護分野への取組みについて
①医療・介護チームによる事業者への経営サポート
【主なサポート内容】
・新規開業の支援
・経営改善支援の取組み
・事業承継対策、組織再編
・セミナー、業界動向等の情報提供
900
営 業 店
連
携
サポート
医療・介護チーム
事
業
者
②専門スキルを有する人材育成~目利き力の強化
・「医療経営士3級」4名・「医業経営コンサルタント」2名・「介護福祉経営士2級」1名
医療介護
融資残高(億円)
872
783
800
700
融資残高
687
647
600
500
25/3期
26/3期
27/3期
28/3期
19
《法人営業力強化への取組み》
③アグリビジネスへの取組み
津軽地域の馬肉生産を核としたクラスター構想
●津軽地域馬肉振興協議会による畜産クラスター事業
●農林水産省の補助金を活用したHACCP対応施設
●「馬肉=青森」のイメージを定着
廃校・廃施設の有効活用に向けた取組み
(具体的事例)五戸町南小学校
■人工光利用型、太陽光利用型、ドーム型等、
既に事業化されている各種プラントを紹介可能
■医福食農連携・障がい者雇用にも期待できる
(具体的事例)平川市広船小学校
■小学校体育館を選果施設として再利用
■教室は近隣の6次産業化事業体が加工場として
利用することも検討
6次化ファンド~全国初の木質バイオマスへの投資
●久慈市の基幹産業である「きのこ」と「林業」を強化
●本支援を契機に地区最大手のきのこ生産者との取引も開始
●震災時の経験から化石燃料に依存しない町づくりに貢献
クラウドファンディングへの取組み
青森県内第2号案件 「ふるさと21㈱」
平成27年11月、マイクロ投資ファンド第2号案件として
「ふるさと21㈱」が出資を募集しました。
本ファンドは10週にわたり
10名の生産者にちなんだ
ファンド名を称し、出資を
募集したのが特徴です。
本件についても、むつ市
が組成費用の一部を助成
しました。
20
《個人営業力強化への取組み》
①戦略ミーティングを軸とした個人営業活動について
個人営業支援システム(タブレット)活用による提案型営業の実践
個人営業戦略ミーティング
繁閑ローテーションの定着
人財育成強化
・具体的提案内容の検討、決定
・後方担当者の窓口営業力強化
・個人営業戦略ミーティングへのテラー
・テラーと個人営業課職員との帯同訪問
参加
実施
マイカスタマー制の導入
・担当者の明確化による取引の維持、拡大
・パートナーシップ強化
・新たなお客さまの創造
ライフサイクルに応じた商品提案およびクロスセルの推進
21
《個人営業力強化への取組み》
②住宅ローンへの取組みについて
取組み
●お客さまのニーズに応える商品差別化
〈保証料不要型住宅ローンの取り扱い・「奥さま保障」の導入 等〉
●営業店・住宅ローンセンターによるハウスメーカーとのリレーション強化
●住宅ローン「強化塾」の開催による住宅ローンスキルアップ、提案力の向上
北東北地銀6行中
第1位
22
《個人営業力強化への取組み》
③消費者ローンへの取組みについて
取組み
●非対面チャネル(Web・ATM)によるカードローンの推進
●商品性の向上 〈フリーローンの利用限度額引き上げ 等〉
●各種メディア(Web等)を駆使した広告宣伝強化
東北地銀10行中
第1位
23
戦略地域への取組み
函館地区における貸出金年増額の推移
(函館地区全体と当行)
函館地区の貸出残高とシェアの推移
(億円)
(億円)
1,200
18.0%
貸出残高
17.0%
1,100
14.9%
1,050
16.0%
13.8%
950
13.0%
1,063
13.3%
974
900
898
25/3期
26/3期
27/3期
203
193
179
150
100
77
67
14.0%
50
13.0%
0
12.0%
(50)
28/3期
89
61
19
913
850
24/3期
当行
200
1,266
15.0%
1,000
函館地区
17.3%
シェア
1,150
250
15
(47)
24/3期
25/3期
26/3期
27/3期
28/3期
出所:日本銀行函館支店HPより
函館地区店舗配置図
(充実した店舗網:7ヶ店)
24
戦略地域への取組み
北海道新幹線開業
H28.3
当行発足40周年
H28.10
当行函館出店50周年
H29.11
札 幌 地 区
函 館 地 区
●北海道新幹線開業!
平成28年3月26日、北海道新幹線
「新青森⇔新函館北斗」間開業により、
津軽海峡経済圏の距離が大幅に短縮
本州の銀行で最大規模のネットワークを活かし、
津軽海峡経済圏の活性化をリードしていきます。
●北海道新幹線札幌延伸を見据えて!
平成42年度末、北海道新幹線
「新函館北斗⇔札幌」間開業予定で
北海道と本州の交流活性化の期待
北海道道南に限定することなく、札幌まで視野に入れ
北海道との連携・取組み強化を進めてまいります。
※青森県と北海道道南を津軽海峡経済圏と捉え、取組みを強化しております。
札幌支店貸出残高推移
函館地区への戦力強化
札幌地区への戦力強化
・利便性向上のため積極的
に店舗建替、移転。
・充実したネットワークを
活かし地域活性化支援を
展開
・人財戦力を積極投入
札幌地区への戦力強化に
向けて、平成28年4月より
札幌支店の人員を大幅に
増員しております。
(億円)
平成28年7月新築移転予定のききょう支店(イメージ図)
25
海外ビジネスサポート体制の強化
お客さまの海外ビジネスニーズに的確にお応えするた
め、平成28年4月より国際業務部を新設し、より一層の
専門性・機動性を発揮できる体制としました。
青森県の
ポテンシャル
○青森県産りんごは海外で高い評価
平成26年度輸出量30,115トン
~対前年比51.4%増
○ほたて、にんにく、ながいもなど
全国トップクラスの農林水産品多数。
⇒海外展開ニーズへ
海外ビジネス
サポートメニュー
○現地投資環境など各種情報の提供
○海外投資セミナー、海外商談会、海
外視察ミッションの開催
○現地口座開設や資金調達などのサ
ポート
海外金融機関・
海外政府機関
との提携
○ベトコム銀行(ベトナム)
○交通銀行(中国)
○中國信託ホールディング(台湾)
○メトロポリタン銀行(フィリピン)
○アグアスカリエンテス州・ハリスコ州
(メキシコ)
■取組事例:青森県食品輸出商談会イン台湾
【商談会概要】
開催日時 : 平成28年1月13日
主
催 : 青森県
共
催 : 当行
後
援 : 中國信託商業銀行
参加企業 : 青森県内企業6社
台湾食品関連バイヤー17社
商談件数 : 44件
26
人財力向上への取組み
女性の活躍推進
●女性管理職比率
障がい者雇用の定着に向けて
《障がい者雇用率》
【数値目標】
27/3期実績
28/3期実績
22.6%
23.5%
30.0%
(33/3期)
平成28年4月1日 2.1%
・支援機関や家族と連携して体制を整備。
・2年連続で法定雇用率2.0%を上回る障がい者
雇用率を実現。
平成33年3月末の女性管理職比率目標を30.0%と
して取組んでおります。
ダイバーシティ推進チーム 6期メンバーが活動中
女性行員のみで構成するダイ
バーシティ推進チーム
『smililies(スマイリリーズ)』
平成28年度は6期メンバー
が活動中です。
「事業所内保育施設」設置決定
平成28年7月1日に事業
所内保育施設開園予定。
今後も職員の「仕事と家庭
の両立」の実現に向けて取り
組んでまいります。
完成予定図
健康経営の実践
●健康教養セミナー ・メディコトリムの開催
参加者の81%に体重減少の効果!!
●健康管理ツール「健康物語」の活用
【主な機能】
①健康診断情報の確認
②日々の生活習慣の
データを記録・ 管理
②健康講座の視聴
27
ブランド力向上に向けたCSR活動
の明るい未来をつくる
~
の明るい未来なくしてみちのく銀行の発展なし~
みちのく銀行は、「ふるさと」の、そして「子供たち」の明るい未来を、みなさまと一緒に力強く創る
~共創~のベストパートナーを目指します。
みちのく銀行経営塾
エコノミクス甲子園
・ 金 融 経 済 教 育を 通 じ た 地 域 貢 献 の 一 環 と
して認定NPO法人金融知力普及協会との
共催で平成25年から「『エコノミクス甲子園』
青森大会」を開催
・次世代を担う後継者・若手経営者の経営力
向上および、参加者相互の業種や地域を超えた
「同世代の経営者のネットワーク形成」が目的
・3年間で延べ198名の生徒が参加と、県内
でも広く認知
・平成22年10月に発足し、現在第6期目
受講総数133名
・平成28年1月には、塾生の要望を受け「ベトナム
視察ミッション」開催
28
ガバナンス強化に向けた取組み
ガバナンスの強化に向けて監査等委員会設置会社への移行を予定しております。
監査等委員会設置会社移行後は社外取締役が過半数を占める取締役会構成を予定しております。
取締役会 (社外5名/9名)
監査等委員会(社外3名/4名)
指名・報酬検討会議
社外取締役
監査等
監査等委員会以外(社外2名/5名)
人事・報酬等
業務執行
業務執行取締役
≪代表取締役≫
社内(非業務執行)
社外取締役
取締役
≪取締役会議長≫
29
お問合せ先
 本日は、弊行の平成28年3月期決算説明会にご参加いただきまして、誠に有難うございました
 ご照会等は、下記までお願いいたします
株式会社みちのく銀行 経営企画部
電話
: 017-774-1116
FAX : 017-774-2591
E-mail : [email protected]
 ホームページのご案内 URL : http://www.michinokubank.co.jp/
株主・投資家のみなさま
: http://www.michinokubank.co.jp/investor/index.html
 本書には、弊行または弊行グループに関連する予想、見通し、目標、計画等の将来に関する記述が含まれています。
これらは弊行が現在入手している情報に基づく、本書作成時点における予測等を基礎として記載されています。
また、これらの記述のためには、一定の前提(仮定)を使用しております。これらの記述または前提(仮定)は主観的な
ものであり、将来において不正確であることが判明したり、将来実現しない可能性があります。このような事態の原因
となりうる不確実性やリスクは多数ありますが、これらに関する追加情報については、弊行の有価証券報告書、短信
等開示書類、プレスリリース等をご参照ください。
 本書に記載されている弊行ないしは弊行グループ以外の企業等にかかわる情報は、公開情報等から引用したもので
あり、かかる情報の正確性・適切性等について弊行は何らの検証を行っておらず、またこれを保証するものではありま
せん。
30
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