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10月 - 台中日本人学校ホームページ

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10月 - 台中日本人学校ホームページ
No379
家庭、地域社会、学校を結ぶ情報通信
2007年(平成19年)11月
発行所
台中日本人学校(台中縣日僑学校) 電
ホームページ
校
長
室
話
04−2567−2079
FAX
04−2567−2085
e-mail
[email protected]
http://myweb.hinet.net/home5/tjs97/
よ
り
校
1
2日発行
長
小 波 津 繁 雄
盛大に行われた台中日本人学校「創立30周年記念式典」
本校は1977年に、日本政府及び中華民國教育部より正式に認可され、児童数6名
で開校し、今年で創立以来30年目を迎えました。節目を祝う創立30周年記念式典を、
10月27日(金)の午前9時より、本校体育館で挙行いたしました。
式典は、日頃から大変お世話になっております日本交流協会台北事務所の池田維代表
をはじめ、元学校運営委員長や再建委員長、交流のある地元國民小学校、高級中学校、
大学の関係者、学校運営委員、法人や企業の多数の方々にご臨席賜り、全校児童・生徒
と全職員、保護者多数の参加のもと厳かに行なわれました。また、式典では、本校創立
20年以降、本校の学校運営に特にご尽力いただいた元学校運営委員長や再建委員長、
本記念事業実行委員長、学校支援において多大な功績のありました個人や団体に記念事
業実行委員会より謹んで感謝状と記念品が贈呈されました。
在校生代表慶びの言葉では、現児童会長の岩瀬さんと生徒会長の加藤さんが、これま
で素晴らしい学校の校風と伝統を築いた先輩方や学校を支えて下さっている学校運営委
員会、PTA,日頃から親身になって指導して下さっている先生方へ感謝の気持ちを述
べました。そして、台中日本人学校で学べる喜びと、今後は日本と台湾を結ぶ国際人と
して励み、世界に誇れる台中日本人学校の発展のため頑張りたいと力強く述べ、会場の
皆様から一段と大きな拍手が送られました。
ご臨席賜りましたご来賓の皆様には、本校学校教育へのご指導とご鞭撻を、また、ご
参加下さいました保護者の皆様には今後ますますのご支援、ご協力をよろしくお願い申
し上げます。
2
“台中校文化”を創造した「学習発表会」
今年の学習発表会は、創立30周年式典後に引き続き行いましたが、これまでの発表
会と趣が違い30周年をお祝いするのに相応しく、どの学年も大変素晴らしい発表とな
りました。
学習発表会は、児童・生徒会が中心になって作った小学部の「輝け友情
みんなの力
を出しきろう」、中学部の「魅・太鼓」、そして全体の「絆ーキズナー2007年
へつなごう
未来
友達の輪」のスローガンを掲げ一生懸命取り組み、どの学年も目標が充分
達成された充実した学習発表会となりました。
それから、創立30周年を記念し、全児童・生徒から募集したキャラクターの原画を
元に誕生した‘やしまる’は、全校児童・生徒への大きなプレゼントになりました。
‘や
しまる’は本校のマスコットとして、今後いろいろな教育活動の場面に登場させ、児童・
生徒のやる気につなげようと考えております。
また、創立30周年記念式典や学習発表会に向け、本校PTA(森本良詩子会長)の
学校への支援体制も大変素晴らしく、PTAが中心になり作り上げた‘やしまる’キャ
ラクター入りのオリジナルマグカップやTシャツ、記念キホルダー、ペナントはいつま
でも子どもたちの心に残る良い記念になりました。改めて心より感謝申し上げます。
3
創立30周年記念誌
完成!
この度、本校創立30周年記念事業の一環として手がけておりました「2007
創
立30周年記念誌」がめでたく完成いたしました。この記念誌は、本校のこれまでの足
跡を残すと共に、今後の教育活動の励みになればということで発刊しております。
記念誌の中身としては、学校のグラビア、祝辞、挨拶、学校の沿革、現在の学校の各
学級のページ、歴代学校運営委員長や学校長、教職員、同窓生の回想録、資料編として
歴代の児童・生徒数、運営委員名簿、父母の会名簿、PTA役員名簿、教職員名簿、児
童・生徒名簿をまとめてあります。
すでに、各ご家庭にも配布いたしましたので是非ご確認のほどよろしくお願い申し上
げます。
なお、記念誌を作成するに当たり、原稿をお寄せいただいた方、作成費用をご寄付い
ただいた台湾日本人会台中支部法人部会、企業、学校関係者、保護者の皆様に改めてお
礼を申し上げます。どうもありがとうございました。
窓
☆ 10月2日(火)
2年生音楽朝会
少し緊張気味に始まった2年生の音楽朝会。でも、1曲目の「子犬のビンゴ」
を歌い始めると、表情が柔らかくなり元気な声が体育館に響きました。楽器の
演奏あり、バンブーダンスありの楽しい発表になりました。
☆ 10月11日(木)
台中校マスコット「やしまる」登場
台中校のマスコット「やしまる」が登場しました。全校みんなのアイデアか
ら生まれた「やしまる」。これからもいろいろなところで、台中校のみんなと一
緒に活動します。かわいがってください。
☆ 10月13日(土)
秋祭り
気持ちよく晴れた当日。小学部の御神輿で秋祭りが始まりました。いろいろ
な模擬店が並ぶ中、昨年を上回る人出で大盛り上がりでした。また、明台高中
の皆さんも来校し、原住民の踊りで花を添えてくれました。ご協力くださった
皆様、ありがとうございました。
☆ 10月25日(木)
生徒会交代式
生徒会役員選挙が行われ、新体制のメンバーが決まりました。学習発表会後
から活動を始めます。これからの1年、前役員の意志をしっかりと受け継ぎ、
がんばってくれることと思います。
☆ 10月27日(土)
創立30周年記念式典・学習発表会
たくさんのご来賓の方々をお招きし、創立30周年記念式典を執り行いまし
た。この10年の間に、台湾大地震・校舎再建と、大変なことを経験している
だけに、当時を知る方にとっては感慨もひとしおだったことでしょう。今まで
の歴史を忘れることなく、これからさらに台中校を盛り上げていきたいと誰も
が感じたことでしょう。
式典後の学習発表会も、児童・生徒がそれまでの練習の成果を存分に発揮し、
内容の濃いものとなりました。また、他の学年の演目に体を乗り出して鑑賞し
ていました。きっとお互いのがんばりを認めることができたと思います。
ペンリレー④
「注文をしてはいけないラーメン店」
「ラーメン下さい」これはその店では言ってはいけない言葉です。なぜって、それは・・・
早いもので台中での生活も半年が過ぎました。台中の生活にもすっかりなれました。特
に食べ物は町中においしい物があふれているし、日本の食事だって食べられる。日本人が
海外で生活する上において、ここまで食事にストレスを感じない場所はないと思います。
でも時にどうしても食べたくなるものがあります。それは福岡にあるその店の「豚骨ラー
メン」です。
私は福岡で生まれ育ちました。福岡と言えばラーメンと言われるように、私の人生にお
いてもラーメンは欠かすことのできない存在です。福岡にいた時は1週間に2回はラーメ
ンを食べないと何か調子がでない感じがしました。大学時代にバックパッカーをやってい
たころに一番良く見た夢がラーメンの夢です。特にパキスタンで、カレー味から逃れられ
ない生活をしていた時は毎日のように夢を見ました。
( 夢では時々現実とごちゃまぜになり
カレー味のラーメンになっていた)それだけ私の心の中でラーメンは大切なものです。数々
あるラーメン店のなかで、私の原点にあるラーメン店があります。それは福岡の繁華街、
天神と福岡ドームの真ん中に長浜という場所があります。そこにある老舗のラーメン店で
す。ここには私の沢山の思い出が詰まっています。
この店との出会いは、私が高校生の時です。高校時代、私は陸上部に所属していました。
陸上の試合は福岡国際マラソンでの会場である平和台陸上競技場で行われていました。だ
いたい私は1500m の予選で敗退しそれから出る試合はありません。「残念会」といっ
て、陸上部の友達と、競技場から歩いて10分ほどの長浜ラーメン店に昼食を食べに出か
けました。24時間営業で常に人はいっぱいですが、客の回転が速いのですぐに食べるこ
とができます。近くに漁港があることもあり、従業員は白い T シャツに白い長靴の魚市場
ルック。店内は昭和30年代を思わせる雰囲気です。その当時でラーメン250円、替え
玉50円です。(現在ラーメン400円・替え玉は今でも50円)
「替え玉」とは麺を食べ終わるとスープが残ります。その残ったスープにまた麺を追加
するものです。お金がない割には食欲が旺盛な高校生であった私たちはこの替え玉を何回
するかに生き甲斐を感じ、その回数を競争していました。
(ここの替え玉の量が普通の店の
1.5倍はあります)替え玉1回目(まだまだ楽勝)替え玉2回目(スープが少し薄くな
る、少し醤油を加える)替え玉3回目(限界が見え始める、次の替え玉を頼むか否か悩む
がまだいけそうなので替え玉注文)替え玉4回目(もうラーメンの味がしない、ものを詰
め込む感じ)私は替え玉4回が限度でした。(それで合計450円)
私たちにとってここのラーメンは、安値
で超腹一杯になる魔法の食べ物でした。し
かし、これから砲丸投げに出場するA君は
ギブアップした私たちが店を出た後もひた
すら替え玉を続けます。なんと替え玉8
回!汗をかきかき店を出て来たA君曰く
「替え玉10回目指したけど試合前なので
やめた」私が「試合前だったらそんなに食
べたらダメだろう」と言うと、
「体が重くな
るのでよく砲丸が飛ぶ」と訳がわからない
理論を述べていました。
( もちろん試合では
予選落ち)
その時からずっとその店に通いました。
時々新しい発見があります。替え玉を注文
するときの種類です。昔は替え玉のかたさ
も「かた、やわ」の2種類のみでしたが、
だれが注文し始めたのか「べたかた」
「べた
やわ」「はりがね」などが追加されました。「べたかた」とはべたに固い麺だろう。しかし
「はりがね」とはいったい何だ??針金みたいに固いのか??と想像を膨らませます。
(わ
たしはいつも替え玉する時は「かた1つ下さい」と謙虚にたのみます)
ある日「なま!」という注文の声。
「なま」とは「はりがね」よりももっと固いのか??
生のまま麺をスープにいれるのだろうか??どうしても謎が解きたくなり、おそるおそる
「なま!」とたのみました。出てきた替え玉は、一瞬ばかりお湯にとおした生の麺でした。
食べると麺の中は確かに生です。まずいかというと、少々もさもさした感じがありますが、
おいしいのです。何か「通」の客になった気がしてうれしい思いがしました。
(でもそれ一
回きりです)
この店は福岡でとても有名です。もし福岡に行かれた時は是非とも訪れて欲しいラーメ
ン店です。しかし、注意点があります。
ここではラーメンを注文してはいけません。お店で「ラーメン下さい」と言うと「ここ
にはラーメンしかないよ」と言われます。ここは店に人が入った瞬間にラーメンが注文さ
れます。言わないといけないのは麺のかたさのみ。
(何も言わないと普通の固さの麺がでて
きます)もし麺の固さにこだわるのであれば「やわ」「かた」「なま」など、店に入ったと
きに大声で叫んで下さい。
( 常連さんは顔を覚えられてその人が入ってきた瞬間に従業員が
「べたかた!!」とオーダーが入ります)
ある人が、メニューを見て(一応メニューは壁に書いてある)いきなり「替え玉くださ
い」と言った人がいます。確かに替え玉は50円と安いですけど、はじめに替え玉を注文
しないようにして下さい。
ちょっとマニアックなラーメン店の話でした。
(小学部 4 年
担任)
図書紹介
ねこのくにのおきゃくさま
作者:シビル・ウェッタシンハ
海のむこうから来たふたりのエキゾチックなお面と衣装。ねこたちのユーモラスな顔。
いきいきとした踊りの場面。お話のテンポも良く、最後まで楽しく読むことができる絵本
「ねこのくにのおきゃくさま」を紹介します。
あるところに、猫の国がありました。猫たちは皆働き者で、必要なものは全て自分達で
作る自給自足の生活をしていました。生活に困ることはありませんでしたが、それでも猫
たちは幸せではありませんでした。楽しむことを知らなかったのです。そんな猫の国にお
面をかぶったお客様がやってきました。お客様は猫たちの前で音楽を奏で、踊りを踊って
見せます。最初、怖がっていた猫たちも、なぜか心が浮き立ってきました。王様の前で音
楽と踊りを披露したお客様は、お面をとって顔を見せてほしいと言われるのですが…。
さて、お話の内容を読んで、何かお気付きになったでしょうか。そう、このお話は過日
行われた学習発表会で小学部5・6年生が演じた劇「ねこのしまのおきゃくさま」の原作
本なのです。お客様(ねずみたち)の鮮やかな衣装が、エキゾチックでありながら、何と
なく日本的なのは、同じアジア(スリランカ)の作家の描いたものだからかもしれません。
お客様が来るまで、目を釣り上げてせっせと仕事に励む猫たちの姿に、一昔前の日本人が
重なって見えます。猫の国の猫たちが、楽しみを覚えた後、目を釣り上げずに、しかも精
一杯仕事に励んでいるとしたら、とても素敵ですね。子どもたちも劇の演技を通してこの
お話の内容だけではなく、歌や踊りで楽しむ魅力を改めて体感していたようでした。この
猫とねずみの交流のように、人間を含め生き物たちが知らず知らずに共有している素敵な
ものは、その他にもたくさんありそうで、想像が膨らみます。「ねこのくにのおきゃくさ
ま」の絵本は学校の図書館にありますので、ぜひ読んでみてください。
◆その他、シビル・ウェッタシンハさんの作品を紹介します。◆
「きつねのホイティ」
「かさどろぼう」
ごちそうが食べたい一心で、人間に
町で 生 まれ て 初め て 傘を 見 たお じ
変装してやってきたきつねと、それを
さんは、喜んで村へ買って帰るが、何
知っていながら、だまされたふりをす
度傘を買っても、そのたびに盗まれて
る村人 たちと のや りとり を楽 しく 描
しま い… ?小 さな 村を 舞台 にの び の
いた絵本。
びと語られる、ユーモラスな絵本。
(小学部6年担任)
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