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実施要項

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実施要項
Youth Scout Group Pax IV Hyper
pp
4thNepal-Japan International Partnership Project
実施要項
Supported By Pax IV Hyper 1
Youth Scout Group Pax IV Hyper
目次
1.概要
PAGE 3
2.目的
3.プロジェクト経緯
PAGE 3
4.クルー名簿
5.活動日程
6.活動内容
7.プログラム
PAGE 3
PAGE 5
PAGE 5
PAGE 6
PAGE 7
バクマティ川プログラム PAGE 7
植樹プログラム
PAGE 43
キャンププログラム
PAGE 50
観光プログラム
PAGE 51
調整会議
PAGE 54
全体評価会議
PAGE 56
8.予算
PAGE 58
9.装備
PAGE 59
10.日程詳細
PAGE 61
11.リスクマネージメント PAGE 65
12.今後の展望
PAGE 70
13.補足資料
PAGE 71
水質調査について PAGE 71
Project WET アクティビティ
PAGE 73
2
Youth Scout Group Pax IV Hyper
1.プロジェクト概要
事業名 :第4回ネパール国際協力共同プロジェクト
(4th Nepal-Japan Intarnathinal Partnership project)
関係団体 :ユーススカウトグループ Pax IV Hyper
Kantipur Open Rover Crew
Ever Green Rover Crew
渡航期間 :2007年2月14日(水)∼ 3月1日(木) 16日間
活動地 :ネパール王国カトマンズ盆地及びその周辺(Kathmandu Valley, Kingdom of Nepal)
渡航国 :ネパール王国、タイ王国
宿泊先 :フジゲストハウス(Fuji Guest House)
協力 :子供の水辺サポートセンター
財団法人ユネスコ・アジア文化センター(ACCU)
エコギャラリー新宿
全てのプロジェクトは両国のスカウトが提携・協力して実施されていく
2.プロジェクト目的
クルー理念 ネパールの自然環境保全
ターゲット ネパールの自然環境
プロジェクトテーマ 循環と信頼
自然環境の循環システムをネパールスカウト共に学び、
彼らの日常生活を通してネパール社会に触れ、
相互理解をすることによって友情・信頼を深め、今後につなげる。
3.プロジェクト経緯
○ネパール果樹植林プロジェクトについて
2001年9月から始めたHAT−J(Himalayan Adventure Trust of Japan)との協議をもとに、
2002年3月にネパール果樹植林プロジェクトを実施した。その際、ネパールスカウトとの協同参画が
実現、その後彼らとの話し合いの結果『第1回ネパール国際協力協同プロジェクト』を実施するに至
った。話し合いの中で彼ら側のニーズとして挙げられたのは、以下の3点であった。
・環境(植林や清掃) ・教育(識字率や就学率) ・衛生(プライマリーヘルスケア)
○第1回ネパール国際協力協同プロジェクトについて
上記ニーズを知り、2002年9月に実施された『第1回ネパール国際協力協同プロジェクト』
(以下、
第1回プロジェクトと省略)では、次の5つを事業目標にかかげた。
・ネパール人との国際文化交流 ・カトマンズ近郊部落の生活環境向上
・自然環境保全活動 ・ネパールボーイスカウトとの提携した国際協力
・プロジェクトの継続性
<具体的な活動内容>
ネパールボーイスカウトと各国の環境問題の実情をトピックとしたディスカッション、カトマンズ
市内の下水処理施設見学、バクタプル地区ゴミ処理場見学、バクタプル地区小学校での文化交流、キ
ルティプルとバクタプル近郊での植樹活動などである。全ての行程は、ネパールスカウトがカウンタ
ーパートとなり、コーディネートしてもらった。
また、カトマンズ滞在の最後に、翌年の第2回プロジェクトに向けての評価会議が開かれ、今後の
活動方針として次の3点で合意した。
・水問題 ・ゴミ問題 ・環境に優しい農業方法
○第2回ネパール国際協力協同プロジェクトについて
第2回プロジェクトの事業目標としては、第1回プロジェクトのものを根本におきつつ、第1回プ
ロジェクトの評価会議の結果を踏まえ、水、ゴミ、農業という項目に沿った内容を展開した。また、
新たなプロジェクトとしてナショナルトレーニングセンターの修復というニーズをもらった。これら
を受けて、数回の協議を重ね今回のプロジェクトに至った。
<具体的な活動内容>
ネパールプロジェクトの根本にあるプロジェクトである植樹を中心に、村人の家庭にてファームス
テイを行い、農薬に関する啓蒙活動や水質調査を行った。また子供に対しては、人形劇等の内容を取
3
Youth Scout Group Pax IV Hyper
り込んだ環境教育を実施した。
そして最終日には評価会議が開かれ、今後の活動についての協議を行った。今後の活動は、水質調
査に焦点をしぼりプロジェクトを実施することが決まった。また、それに付随して土壌調査、ゴミ問
題についても触れて行くことで合意した。
<第3回ネパール国際協力協同プロジェクトに向けての展開>
第2回プロジェクトの評価会議から、第3回プロジェクトの活動方針として以下の項目が挙げられた。
・植樹 ・水質浄化に関する活動 ・水問題 ・ゴミ問題 ・土壌問題
これらの項目に関する活動案を日本とネパールのローバーで検討しながら、数多くのミーティングを
重ね実施に至る予定であった。
○第3回ネパール国際協力協同プロジェクトの実施延期について
当初、第3回プロジェクトは2004年9月に実施する予定だったしかし、ネパール国内の治安が
悪化したためプロジェクトの実施を一時、延期することになった。延期の理由としては、プロジェク
ト活動中の参加者・派遣員の安全確保が困難であるということ、プロジェクトを実施しても目標を達
成することが困難だと思われること、の二点が主たるものである。
○ネパール国際協力協同プロジェクト準備視察について
第3回ネパール国際協力協同プロジェクトを延期後に、ネパールの治安悪化の為に実施が中断して
しまった。その為に、ネパール王国の現状把握と日本スカウトとネパールスカウトの理念達成に向け
た取り組みであるプロジェクト実施内容に関するネパールスカウトからのニーズの抽出のために、準
備視察をする事を企画した。準備視察の実施内容は以下のとおりである。
1ネパールスカウトとの協議 2植樹活動の過年度視察 3都市部の観察
<具体的な活動内容>
今回の渡航はプロジェクトとしてではなく、あくまで協議のための渡航であった。
具体的な活動は計画せずに、ネパール王国の現状の観察とネパールスカウトとの協議に焦点を絞った。
協議の結果、以下のような内容での第4回ネパール国際協力協同プロジェクトの実施を計画する事を
決定した。
第4回ネパール国際協力協同プロジェクト
▼期間 2007年2月(1週間∼2週間程度)
▼場所 ネパール王国
▼主催団体 (日本側) ユーススカウトグループPax IV Hyper
(ネパール側) Kantipur Open Rover Crew
Ever Green Rover Crew
▼目的 クルー理念 ネパールの自然環境保全 ターゲット ネパールの自然環境
▼内容 都市部のごみ問題に商店をあてた活動・都市近郊部での植樹活動
4
Youth Scout Group Pax IV Hyper
4.クルー名簿
▼クルーリーダー(Crew Leader)
横澤 樹一郎 東京連盟東村山6団ローバースカウト隊 ▼クルー担当サブリーダー(Sub Leader of Crew Section)
高須 準一 東京連盟清瀬2団ローバースカウト隊 明治大学3年
大正大学3年
▼プログラム担当サブリーダー (Sub Leader of Program Section)
山中 聡一郎 東京連盟東久留米2団ローバースカウト隊 國學院大學2年
▼会計 (Accountant)
大木 美枝 東京連盟東大和 2 団ローバースカウト隊 上智大学1年
▼渉外、記録 (Public Relations and Record Manager)
中川 梨紗 愛知連盟名古屋116団ローバースカウト隊 慶応義塾大学卒業
▼生活・装備 (Life and Equipment Manager)
林 健人 茨城県連盟牛久1団ローバースカウト隊 日本大学2年
▼アドバイザー (Adviser)
増田 貴子 静岡連盟22団ローバースカウト隊副長
5.活動日程
月
日
曜日
活動内容
2
14
水
成田発
15
木
カトマンズ着
16
金
調整会議、観光
ネパール連盟、カトマンズ市内
17
土
バクマティ川プログラム
バクマティ川沿い
18
日
休養
フジゲストハウス
19
月
バクマティ川プログラム
バクマティ川沿い
20
火
植樹プログラム、カカニ泊
カカニ
21
水
植樹プログラム
カカニ
22
木
休養
フジゲストハウス
23
金
バクマティ川プログラム
バクマティ川沿い
24
土
キャンプ
カトマンズ市内
25
日
キャンプ、半休
カトマンズ市内、フジゲストハウス
26
月
バクマティ川プログラム
バクマティ川沿い
27
火
全体評価会議
ネパール連盟
28
水
カトマンズ発
1
木
成田着
3
活動場所
5
Youth Scout Group Pax IV Hyper
6.活動内容
今回実施するプログラムは合計6つである。その中で中心となるネパールスカウトとの理念の則
した協同プログラムは以下の通りである。
! 都市部河川でのごみ問題に対する取り組み(プログラム名:バクマティ川プログラム)
" 植樹活動(プログラム名:植樹プログラム)
上記のプログラムは2006年3月に準備視察としてネパールへ渡航した際にネパールスカウトと
第4回ネパール国際協力協同プロジェクトについて協議し、決定した。
今回、従来のプロジェクトと比較をするとプログラムの数は少なくなっている。その背景にはプ
ロジェクト期間中のスケジュールに関する過去の反省があり、大きく2つある。
・ 休日の確保について
・ プログラムの数の多さについて
従来の派遣のスケジュールは休日が少なく、また半休の日も存在した。しかし、結果的に現地で
実施すべき作業に追われ、休みの時間もうまくとれない事が多々あった。その結果、クルーに体調
不良者がでてしまい。プロジェクトに悪影響を及ぼしてしまう。それはクルーの総数が少ない程顕
著にあらわれる事が考えられる。
プログラムの数に関しては、準備視察の際にもネパールスカウト側からも要望のあった事であり、
準備視察に参加したクルーの経験上の考えであるが、今回のプロジェクトではプログラム数を減ら
す考えである。背景としては、少数のプログラムを緻密に計画し、実施するという手法の方がより
成果をあがるのではないかと考えたからである。今回は「バクマティ川プログラム」をメインプロ
グラムとしてプロジェクトの軸として実施していく考えである。プロジェクト実施後の反省・評価
の際に詳しく今回の活動手法と従来の活動手法を分析していきたい。
また、上記のプログラムが円滑に実施する為のネパールスカウトと日本スカウトの協議のプログ
ラムと交流のプログラムを設ける予定である。プロジェクトの為のネパール滞在期間中に実施する
全てのプログラムは以下の通りである。
!
バクマティ川プログラム
"
植樹プログラム
#
キャンププログラム
$
観光プログラム
%
調整会議
&
全体評価会議
*詳細は後ページを参照
6
Youth Scout Group Pax IV Hyper
バクマティ川プログラム 場所 担当:高須・横澤・林
バクマティ川周辺
(17・19・23 日の調査地点;同川の都市部上流・中流・下流の計 3 地点を予定)
ネパール連盟(26 日の協議会場)
活動日 2007 年 2 月 17 日(土)
、19 日(月)
、23 日(金)
、26 日(月)
最終目標
バクマティ川に関する水質改善の出発点
目的 ワークショップを通した河川環境に関する協議
予算
25,200
パックテスト
円
18,900
クリンメジャー
円
名札
5,250 円
模造紙
3,000 円
油性マジック
300 円
5,000
ゴミ袋
円
紐(100m)
1,000 円
軍手
5000 円
水温計
2,000 円
アンケート回収箱
300 円
66450
計
円
資材 パックテスト
6個
事後アンケート
100 部
クリンメジャ−
1個
SD 法アンケート(事前/事後)
100 部
名札
50 個
最終アンケート
100 部
模造紙
30 枚
日本の事例紹介資料
適宜
バインダー
50 枚
水温計
2個
油性マジック
3 セット
アンケート回収箱
1個
ゴミ袋
100 袋
記録用紙
100 部
紐(100m)
1巻
ペグ(横澤提供)
12 本
軍手
50 個
メジャー(横澤提供)
1個
バケツ(拝借)
1個
ゴム長靴(高須提供)
2足
【河川環境管理財団借用物】
(*印;7∼1 は要返却、特に1 は返却必須)
1:日本の水事情紹介ポスターのコピー(英語)
7
8部
Youth Scout Group Pax IV Hyper
2:プロジェクト WET のパンフレットのコピー(英語) 60 部(対象者に配布)
3:プロジェクト WET のパンフレット(日本語)
多数(日本人に配布)
4:モール
多数(驚異の旅)
5:缶バッチ
多数(驚異の旅)
6 :9 種類のビーズ
多数(驚異の旅)
7:水性顔料マーカーFROCKEY8色入り
2 セット
8:塵も積もればチップ
104 個
9:水の居場所を書いた画用紙
9 個(驚異の旅)
10:水の居場所を書いた画用紙(ブリーフケース)
2 個(驚異の旅)
11:日本の水事情紹介ポスター(英語)
8部
12;地球儀が書いてあるビーチボール
1 個(大海の一滴)
13:プロジェクト WET のテキスト(英語)
1部
14:水の循環を俯瞰出来る絵のポスターその 1
1 部(驚異の旅)
15:水の循環を俯瞰出来る絵のポスターその 2
1部
16:9 種類のサイコロ
9 個(驚異の旅)
17:プロジェクト WET のパンフレット(英語)
1部
活動内容
このバクマティ川プログラムでは、大きく 2 つのプログラムに分けることを考えている。詳細は以
下の通りである。
!
ワークショップ形式を盛り込んだ、河川での調査をメインとしたプログラム
(以下、調査プログラムと記載)
"
ワークショップ形式を盛り込んだ、屋内での協議をメインとしたプログラム
(以下、協議プログラムと記載)
1.調査プログラム
Session1:アイスブレーキング
1)ネパール提供(未定)
2)日本提供
(a)他己紹介 (b)ニックネームキャッチボール(仮)
(c)キャッチ&リリース(仮) (d)プラスマイナス
(e)リーダーを探せ
Session2:アクティビティ
※事前に十数種のアクティビティを用意し、当日その場で何を実施するか決定する。
Session3:河川環境マップ作成
オ )事後アンケート カ )SD 法事前/事後アンケート
キ )水質調査 ク )ゴミ拾い ケ )ゴミ分布度調査
8
Youth Scout Group Pax IV Hyper
2.協議プログラム
Session1:アクティビティ
※事前に十数種のアクティビティを用意し、当日その場で何を実施するか決定する。
Session2:アクションプラン採択
オ )ホームワーク・河川環境マップの発表 カ )日本の事例紹介
キ )アクションプラン採択 ク )最終アンケート
対象者
日本スカウト・ネパールスカウト(ローバー・ベンチャー年代)
注)現地の人々の参加に関しては、その場で臨機応変に対応する。しかしこのバクマティ川プログ
ラムは、スカウトだけでなく、現地の人々一人ひとりの参加・意識改善も重要な要素である。その
ため現地の人々の参加は広く受け入れるが、プログラム展開中の緊急事態への対処(事件・事故・
保険などの諸問題)に関しては、現在ネパールスカウトと検討中である。
経緯 ネパールの首都カトマンドゥを流れるバクマティ川(Bagmati River)には、多くのゴミが捨られ
ている。上流にはパシュパティナート(Pashupatinath)というヒンドゥ教寺院があるため宗教的
聖地の一部となっており、一方で下流には現地の人々の家々が建ち並び、日常生活の一部となって
いる。河川敷は一部舗装されている箇所があるものの、石や雑草など未舗装の箇所も未だ多く、川
には生活排水が流され、ゴミが川や河川敷に多く捨てられている。この様な現状を改善するために、
我々は「調査的要素」と「協議的要素」の 2 つを主軸としたワークショップ形式による、河川環境
プログラムを企画するに至った。また、河川部のゴミ問題に対する取り組みはネパールスカウトか
らも強いニーズとしてあがっており、本プロジェクトのメインテーマでもある。特にネパールスカ
ウトに、「現地のスカウトとして、自国の河川環境問題に対して何をどうするべきか」という“き
っかけ”を、ワークショップを通して提供することを主目的とした。
9
Youth Scout Group Pax IV Hyper
タイムテーブル:
<17 日、19 日、23 日>
時間
<26 日>
活動内容
時間
活動内容
6:00
起床
6:00
起床
6:30
朝礼
6:30
朝礼
7:00
朝食
7:00
朝食
8:00
フジゲストハウス出発
8:00
フジゲストハウス出発
9:00
調査地点到着
9:00
ネパール連盟到着
水質調査(本調査)
、プログラム確認
9:30
会場設営、プログラム確認
対象者、調査地点集合
9:30
受付(人数確認)
10:00
対象者、協議会場集合
受付(色別名札配付)
プログラム開始
10:00
アイスブレーキング
プログラム開始
アクティビティ
10:20
SD 法事前アンケート
11:00
10:40
アクティビティ
河川環境マップ作成(模造紙版)
11:30
水質調査(デモンストレーション)
河川環境マップ発表
12:00
プログラム中断、昼食
12:00
プログラム中断、昼食
13:00
プログラム再開
13:00
プログラム再開
方形区設置
グループワーク_
日本の事例紹介
13:30
ゴミ拾い・分布度調査
14:00
休憩(15 分間)
15:00
休憩(15 分間)
14:15
グループワーク_
アクションプラン案の抽出
15:15
河川環境マップ作成(A4 版)
15:30
アクションプランの採択
16:00
全体振り返り
16:00
全体振り返り
16:30
事後アンケート
16:30
最終アンケート
SD 法事後アンケート
16:45
解散セレモニー
16:45
解散セレモニー
17:00
プログラム終了、後片付け
17:00
プログラム終了、後片付け
17:30
調査地点出発
17:30
ネパール連盟出発
18:30
フジゲストハウス帰着
18:30
フジゲストハウス帰着
19:00
夕食
19:00
夕食
20:00
クルーミーティング
20:00
クルーミーティング
22:00
就寝
22:00
就寝
10
Youth Scout Group Pax IV Hyper
●アイスブレーキングの準備
緊張を和らげ、スムーズにプログラムが展開できるように、導入部で行なうアイスブレーキン
グをネパール・日本双方で行なうため、ネパールスカウトにもアイスブレキーキングを幾つか
用意してもらう。
●調査地点の選定
バクマティ川で行なう河川環境マップ作成のための調査を一日 1 地点、17 日、19 日、23 日
の 3 日間計 3 地点で行なうが、調査をするに適当な地点をバクマティ川流域より選定してもら
う。
調査地点選定基準に関しては、事前に日本クルーが提示する。
●協議会場の手配
26 日は一日かけて、屋内でのまとめのプログラムを行なうため、その会場となるネパール連盟
をネパールスカウトに手配しもらう。
● ネパールのゴミに関する事前調査の実施
プログラムの資料と理解の促進材料とするため、ネパール国内のゴミ事情をコミュニティレベ
ルから行政レベルまで調査してもらう。
●バクマティ川の事前水質調査の実施
派遣時に、より綿密な水質調査が出来るよう、事前にバクマティ川において水質調査を行なっ
てもらい、調査結果を報告してもらう。なお、調査結果の妥当性を保持するために、事前水質
調査実施場所の選定基準は前もって日本クルーが提示する。
●現地対象者への呼びかけ
現地対象者へのプログラムの実施及び参加の呼びかけを行なってもらう。
●現地対象者の保険適用について
「対象者」の項でも触れたように、現地対象者のプログラムの参加に関する危機管理面に関し
て、ネパールスカウトに調整・管理をしてもらう。
活動詳細
全日程をワークショップの形式で行なう。17 日、19 日、23 日の 3 日間は、バグマティ川のそれ
ぞれ異なる地点(未定、同川都市部上流・中流・下流の 3 地点を検討中)で、アイスブレーキング、
アクティビティ及び河川環境マップ作成のための調査を行なう。最終日の 26 日は、まとめとして、
前 3 日間を通して得られたデータや日本の事例紹介に基づき、今後ネパール国内の環境問題に対し
て一体何が出来るかを協議する。日本クルー4 人の内 3 人が 1 人 1 グループにファシリテーターと
して配置し、残り 1 人が全体を見渡す進行役になるよう、調査・協議プログラムともに 3 グループ
で編成する。
ワークショップを構成する各セッションの詳細は以下の通りである。
<1.調査プログラム>
バクマティ川河川敷での、SD 法アンケート、水質調査、ゴミの分布度調査、ゴミ拾いにより、バ
11
Youth Scout Group Pax IV Hyper
クマティ川でのゴミ問題の現状を把握し、客観的データを集める。ネパールスカウトのプログラム
への参加率・プログラムの習得具合によっては、3 日目の 23 日は、ネパールスカウト主体でプロ
グラムを進めることも検討している。
Session1:アイスブレーキング
ネパール・日本の緊張を解き、交流を深め、プログラムの運営をスムーズなものとするためにアイ
スブレーキングを行なう。ネパール・日本両国がそれぞれ、アイスブレーキングを行なう。
1)ネパール提供…未定
資材 :未定
評価基準:未定
2)日本提供
(a)他己紹介
1 パートナー・少人数グループを作り、誰が誰を紹介するか決める。
2 パートナー間・グループ内でお互いに自己紹介をし合う。
3 自分が担当する相手のことを他の人に紹介する。
(b)ニックネームキャッチボール(仮)
1 少人数のグループを作り、自分のニックネーム(あだ名)を発表する。
2 誰か一人がボールを持ち、他の人のニックネームを呼びながら、その人へボールをパス
する。
3 ボールを受け取った人は、同じように他の人のニックネームを呼びながら、その人へボ
ールをパスする。
4 慣れてきたら、パスするボールの数を増やしてみる。
(c)キャッチ&リリース(仮)
1 円形にグループを作り、リーダーを決める。
2 右手の人差し指を立てて下に向け、左手は掌を上に向ける。
3 リーダーの合図で、自分の右隣の人の掌の上に、自分の右手の人差し指を付けたり、離
したりする。
4 リーダーの合図で、自分の左手で左隣の人の人差し指を捕まえ(握り)
、自分の右手の人
差し指が右隣の人に捕まらないよう(握られないよう)に逃げる。
(d)プラスマイナス
1 鬼と逃げ役(A)を一人ずつ決め、他の人は二人組(BC、DE、FG)を作り、その
場に作りしゃがむ。
鬼 → A BC DE FG
2 逃げ役(A)は、適当な二人組(BC)の隣(B側)にしゃがむ。すると、その反対側
にいる人(C)が、次の逃げ役になる。
鬼 A+B→C DE FG
12
Youth Scout Group Pax IV Hyper
3 新しい逃げ役(C)も同様に、適当な二人組(FG)の隣(G側)にしゃがみ、その反
対側にいる人(F)が、次の逃げ役になる。
鬼 AB DE F←G+C
4 二人組は常にプラスとマイナスの関係になっているため、どちらかの側に逃げ役がしゃ
がむと、その反対側の人が新しい逃げ役になる。
5 鬼は、逃げ役が一人で動いている時しか捕まえることが出来ない。逃げ役をタッチ出来
たら(捕まえられたら)、自分が逃げ役になり、他の逃げ役同様、二人組の隣にしゃが
む。
(e)リーダーを探せ
1 グループを作り、リーダーと鬼を決める。
2 鬼は目をつむり、リーダーは好きな動作を始める。
3 他のメンバーはリーダーと同じ動作をする。
4 鬼は目を開け、誰がリーダーかを当てる。
5 リーダーが動作を変えたら、他のメンバーも同じように動作を変える
6 鬼に当てられたら、そのリーダーが新しい鬼になり、他のメンバーが新しい
リーダーになる。
7 新しい鬼は同じように目をつむり、新しいリーダーも同様に動作を始め、鬼はリーダを
当てる。
資材 :なし
評価基準:ネパールスカウトと交流出来たか。
Session2:アクティビティ
米 国 に 端 を 発 し 、全 世 界 で 展 開 さ れ て い る 「 プ ロ ジ ェク ト WET ( = Water Education For
Teachers:教師のための水に関する教育プロジェクト)」のアクティビティ(教材)を使用する。
日本では、「プロジェクト WET」は、財団法人河川環境財団が使用権を取得して普及活動を行なっ
ており、今回、クルーリーダーの横澤が講習会に参加し、アクティビティの使用が可能となった。
アクティビティはプログラム導入のアイテムとして事前に幾つか用意し、当日その場で最適なもの
を選び、実施する。各アクティビティの資材・手順等の詳細は後述する「補足資料」を参照。
資材 :アクティビティ教材
評価基準:次のセッションに導入するきっかけになったか。
アクティビティに設定されている評価基準を達成出来たか。
Session3:河川環境マップ作成
1)事後アンケート
対象者を対象として、調査プログラムの最後に実施する。プログラムの進行や内容に関して
評価基準に基づいた質問紙アンケートに回答してもらう。
資材 :事後アンケート用紙、回収箱(封筒等)
13
Youth Scout Group Pax IV Hyper
評価基準:アンケートを参加者に対してきちんと行なえたか。
プログラムの改善点・反省点が見出せたか。
アイスブレーキングが円滑に進行出来たか。
アクティビティが円滑に進行出来たか。
水質調査が円滑に進行出来たか。
方形区/ゴミ拾い/分布度調査が円滑に出来たか。
2)SD 法事前/事後アンケート
環境に対する感情面を、SD 法を用いて統計的に調べる。プログラムの前後でアンケートを
実施し、活動結果がどれほどの心的変化をもたらしたか調べる。
資材 :SD 法事前/事後アンケート用紙、回収箱(封筒等、オ に同じ)
評価基準:アンケートを参加者に対してきちんと行なえたか。
対象者の意識の変化が確認出来たか。
3)水質調査
パックテスト及びクリンメジャーを用いて、河川の水質調査を行なう。
資材 :パックテスト、クリンメジャー、水温計、ゴム長靴、記録用紙、バインダー
時計
評価基準:適切な水質調査が行えたか。
要員 :2 人
手法
:水質調査は、水中の化学的酸素供給量の変動の少ない午前中が好ましいために、
当日のプログラム予定地に到着次第すぐに実施する事を考えている。調査項目は
以下の通りである。
1、調査時間:調査時間に関しては調査を開始した時間を記入する。
2、水温 :水温は調査の始めに行う事とする。
3、透明度 :クリンメジャーを用いて実施する。
4、pH(ペーハー) 5、COD(化学的酸素要求量)
6、亜硝酸態窒素 7、リン酸態リン 8。アンモニウム態窒素
9、硝酸態窒素
パックテストは以上の 6 項目を使用する。
以上の項目を以下の調査シートへと逐一記入していく。
14
Youth Scout Group Pax IV Hyper
Investigation of Water quality
name
date
First time
/ /
Second time
third time
Time( : )
Water Tempurature(℃)
Visibility
COD(Chemaical Oxygen Demand)
pH
Nitrous acid condition nitrogen(亜硝酸態窒素)
phosphate-phosphorus(リン酸態リン)
nitrate nitrogen(硝酸態窒素)
ammonium condition nitrogen(アンモニウム態窒素)
4)ゴミ拾い
1 地点当り 3 つの方形区(コドラート法:Quadrate、5m×5m)を設置し、方形区内のゴミ
を重
点的に拾うことで、その地点のゴミのサンプリングならびに分布度の調査を行なう。またゴミ
を拾うことで純粋な清掃作業にもなる。
資材 :ペグ・紐・メジャー・軍手・ゴミ袋・記録用紙・バインダー
評価基準:方形区内のゴミを充分に拾えたか。
ネパールスカウトと共同作業が出来たか。
要員 :方形区内 5 人(1 人当り縦 5m×横 1m)
、方形区外 2 人(記録・回収)
手法 :
1 一辺 5m の方形区を作成するため、事前に紐を 5m 間隔に切りペグに通し、外れないよう結び
付けておく。その際、紐に 1m 間隔で結び目をつけておくと方形区内をより綿密に調査する際に
便利だが、今回は実施しない。
2 バクマティ川河川敷で適当な場所を決め結びつけた紐が弛まないよう、ピンと張ったまま、 ペ
グを河原に打ち込む。その際、方形区が正方形を保つよう注意する。
3 メンバーは方形区内に入り、一人当たりの担当スペースを縦横ともに割り振る。今回は縦 5m、
横 1m を一人当りの担当スペースとする。そのため、実質的に方形区内調査担当は 5 人となる。
4 メンバーは自分のスペース内を観察しながら、前進する。どんなゴミ(種類・形状)がどのく
らい(個数)落ちているか確認しながら、それらを拾い、回収していく。ゴミを見つけた際には、
方形区外でゴミのリストアップをしている記録者に前述したゴミの情報を伝え、そのゴミを同じ
く方形区外の回収者に渡していく。
5 ゴミの分類は事前にネパールの手法に則って分類し、粗大ゴミ等予想外のゴミに関しては方形
区ではなく地点毎にカウントする。
6 担当スペースを一往復したら、方形区内の調査が終了とする。終了後、メンバー間でどのよう
なゴミが多くかったかなどを記録者・回収者を中心に確認し合い、リストアップに漏れ・ミスが
無いか確認する。
15
Youth Scout Group Pax IV Hyper
7 データの処理は、方形区と地区の 2 通りで出す。まず一方形区のデータを 100%とし、方形区
内でゴミの分量の割合を割り出す。次に 3 方形区の各データから、その地点の平均値を割り出し、
その地点のデータ(ゴミの平均分布度)を導き出す。
8 時間に余裕がある場合は、場所を変えて新たに方形区を設け、! から& の要領で繰り返し行な
う。
9 回収後のゴミ処理はネパールスカウトに一任するが、その処理費用等が生じた場合には日本・
ネパールスカウト間で折半とする。
10 水質調査・ゴミ拾い・分布度調査で得られた各データを、グループ毎に A4 一枚の河川環境
マップ(ミニチュア版)に記入していく。その際、プログラム中に感じたこと(臭い・音・
風景等)もあれば記入しておく。
5)分布度調査
ゴミ拾いで収集したゴミを基に、ゴミの分布度を調べる。各方形区内で収集できたゴミの数量を百
分率に換算し、記録用紙に記入していく。また、3 方形区の平均を求め、その調査地点での分布度
も算出する。
資材 :4)に同じ。
評価基準:方形区内のデータが充分に採れたか。
要員 :4)に同じ。
手法 :4)に同じ。
<2.協議プログラム>
調査プログラムから得られたデータに基づき、ネパール国内のゴミ問題について協議し、今私たち
が出来ることを導き出す。
Session1:アクティビティ
米 国 に 端 を 発 し 、全 世 界 で 展 開 さ れ て い る 「 プ ロ ジ ェク ト WET ( = Water Education For
Teachers:教師のための水に関する教育プロジェクト)」のアクティビティ(教材)を使用する。
日本では、「プロジェクト WET」は、財団法人河川環境財団が使用権を取得して普及活動を行なっ
ており、今回、クルーリーダーの横澤が講習会に参加し、アクティビティの使用が可能となった。
アクティビティはプログラム導入のアイテムとして事前に幾つか用意し、当日その場で最適なも
のを選び、実施する。各アクティビティの詳細は後述する「補足資料」を参照。
資材 :アクティビティ教材
評価基準:次のセッションに導入するきっかけになったか。
アクティビティに設定されている評価基準を達成出来たか。
Session2:アクションプラン採択
16
Youth Scout Group Pax IV Hyper
1)ホームワーク・河川環境マップの発表
調査プログラム時に指示されたホームワークや作成した 3 つの河川環境マップの結果報告
を行ない、情報をシェアする。
資材 :各ホームワーク及びゴミマップ、筆記具
評価基準:対象者がホームワークを行なって(行なえて)きたか。
河川環境マップが完成したか。
報告内容から協議の材料を得られたか。
手法 :
1 参加者は、ファシリテーター役の日本クルーが提示する河川環境マップ(ミニチュア版 3
枚(1 地点で記入されたもの、全てで 9 枚)を基に、グループ毎に模造紙 1 枚、計模造紙
3 枚の河川環境マップを作成し、互いに特徴などを発表し合う。なお、グループ内では事
前に進行役・タイムキーパー等の役割を決めておく。
2 1 グループ当り 5 分ほどで発表してもらい、3 グループ全体での特徴などを抽出する。
2)日本の事例紹介
日本の環境問題に関する事例を紹介し、ネパールと比較検討を行なう。日本の事例は、「ビオトー
プ」
「イタイイタイ病」
「水俣病」について行なう。
資材 :事例紹介資料(模造紙版)
評価基準:事例はプログラムに相応しい内容だったか。
内容が的確に対象者に伝わったか。
事例から協議の材料を得られたか。
概要:
1.ビオトープ
ビオトープとは人間が木々や池などの自然環境を作り、生き物が地域固有の自然生態系を構築する
ことを言う。ビルの屋上に土を広げ、木々や草花を育成することも取り組みの一つである。また、
身近に自然を確保することで人間の精神的ゆとりが生まれるという付随効果もある。都市開発で
次々に自然が失われていく中、残された自然を保全するだけではなく、積極的にその復元に取り組
むことが、自然界に住む人間の役割とも言われている。
緑化の効果は単に自然環境の復元や精神的ゆとりにつながるだけでなく、地球温暖化防止の役割も
担っている。都市のヒート・アイランド現象からも分かるように、産業の成長と比例して年々温暖
化が進んでいる。アスファルトに照り返す太陽の熱は50℃を超える。しかし緑を増やすことでこ
れらは緩和されていく。また、草木は光合成によって二酸化炭素を酸素に変える循環機能が備わっ
ている。緑化運動「ビオトープ」を進めることは地球温暖化防止につながる運動とも言える。
2.イタイイタイ病
日本の四大公害の一つであるイタイイタイ病は、工場から排出された有害物質(カドミウム:Cd)
が人間の体内に入り引き起こした病である。全身に鋭い痛みが生じ、くしゃみをするだけで骨が折
れてしまう症状から、患者が「痛い!痛い!」と泣き叫んだことが由来してイタイイタイ病となっ
17
Youth Scout Group Pax IV Hyper
た。
公害のメカニズムは工場から排出されたカドミウムが河川を経由して水田に流れ
込み、稲が汚染され、それらが収穫され人間の食卓にあがることで人体に感染し発
症することが一連のつながりである。
3.水俣病
イタイイタイ病と同じく、日本の四大公害の一つである。工場から排出された有害
物質(メチル水銀:Hg)が人間の体内に入り引き起こした病である。症状としては言語障害や運
動失調があり、軽傷の場合は耳鳴りや疲労感、味覚・嗅覚の異常が挙げられる。熊本県水俣市で発
生したため水俣病と名付けられた。
また、熊本や新潟でも同じ症状を伴う病が発見されている。公害のメカニズムは工場から排出され
たメチル水銀が河川に流れ込み、川魚の体内に蓄積され、それを人間が食べることで人体に感染し
発症することが一連のつながりである。
4.まとめ
イタイイタイ病、水俣病に共通される現象に生物濃縮がある。生物濃縮は特定の物質が生物体内に
取り込まれて蓄積され、食物連鎖の過程を通して濃縮を重ねていく現象である。
イタイイタイ病は水田から採れる稲(米)、水俣病は河川を泳ぐ魚がそれぞれの有害物質の媒体と
なって人間の体内にこれらを運んだ。食物連鎖の過程で有害物質は濃縮されるため、高い濃度の状
態で人間の体内に入り感染する。これが両公害に共通する生物濃縮のメカニズムである。
18
Youth Scout Group Pax IV Hyper
・ビオト−プ
ビオトープは緑を増やすことで自然を守り、地球温暖化防止につながる。緑を増やすこと
で水が湧き、魚や多くの動物たちが水辺に集まる。
自然を保護する多くの人々は木を植えて自然豊かな環境を作る。
彼らは都市に限らず多くの地域で緑を増やす運動をしている。
それがビオトープである。
Biotope protects nature by increasing green and leads to prevention of global
warming.
Water springs out by increasing green, and a fish and many animals gather in a
waterside.
Many people protecting nature plant a tree and make the environment that is full of
nature.
They increase green in many areas as well as a city. It is biotope.
・イタイイタイ病
これは日本の公害の一つであるイタイイタイ病である。
カドミウムという有害物質が原因である。
これが川を通って水田に流れ込み、稲を汚染する。
汚染された稲から採れるお米を人間が食べて、人間が感染する。
人々は激しい痛みを感じ、簡単に骨が折れてしまう。
これがイタイイタイ病である。
This is the itai-itai disease that is one of the Japanese pollution.
There is poison for a toxic substance of cadmium.
This flows into a rice field via a river and pollutes rice.
A human being eats produced rice from polluted rice, and a human being is
contagious.
People feel an intense pain, and a bone is easily broken.
This is the itai-itai disease.
・水俣病
次に紹介するのは水俣病である。
これも同じく日本の公害である。
メチル水銀という有害物質が原因である。
これが川に流れ込み魚を汚染し、その魚を人間が食べることで人間に感染する。
身体を動かすことや頭で考えることに障害がでる。身体の自由が効かなくなる。
これが水俣病である。
19
Youth Scout Group Pax IV Hyper
It is Minamata disease that introduce next.
This is Japanese pollution in the same way, too. There is poison for a toxic
substance of methylmercury.
This flows into a river and pollutes a fish and infects a human being because a
human being eats the fish.
An obstacle goes in moving a body and thinking with a head. Physical freedom
does not work.
This is Minamata disease.
2)アクションプラン
河川環境マップと日本の事例紹介から、ネパールの河川環境問題に対して「何が出来るか」
というアクションプランを採択文の形式を用いてまとめ、このプログラムの結論とする。
資材 :黒板(ホワイトボードも可)
模造紙…5 枚
筆記具
評価基準:アクションプランが採択出来たか。
調査や事例に基づいているか。
文面が平易にして現実的・即日的・強力な内容か。
対象者全員の意思が反映されているか。
手法 :! 河川環境マップ作成と同じグループで、調査プログラム・河川環境マップ・
日本の事例等を通し、「今、自分に出来ることは何か」ということを話し合っ
てもらう。
" グループ毎に話し合ったこと、意見、提案を発表してもらい、それらを基に
全体の統一見解(環境問題に対するアクションプラン)を一つないしは複数
導き出し、協議プログラムの結論とし、バクマティ川プロジェクト全体の最
終目標への到達点とする。
3)最終アンケート
対象者を対象として、協議プログラムの最後に実施し、環境に対する意識の変化や調査・協
議両プログラムを含む、バクマティ川プログラム全体への感想を回答してもらう。
資材 :最終アンケート用紙、回収箱(封筒等、オ に同じ)
評価基準:アンケートを参加者に対してきちんと行えたか。
対象者の意識の改善が確認できたか。
調査プログラムが円滑に出来たか。
協議プログラムが円滑に進行できたか。
バクマティ川プログラム全体が円滑に進行できたか。
20
Youth Scout Group Pax IV Hyper
今後の展望
このプログラムは、ネパール国内で問題視されている環境問題に対するアクションプランを模索・
採択するにあたり、ネパールスカウトからのニーズでもあった、都市部を流れるバクマティ川での
ゴミ問題を基盤としてプログラムを展開するに至った。このプログラムで得られたデータやアクシ
ョンプランは、我々が今後ネパールの環境問題、ひいては日本・他国の環境問題と向き合う時の出
発点ともなる。
このような環境問題を軸とするプログラムは、一回限りの活動で終了できるものではなく、翌年、
翌々年と継続していくことが必須となる。また、バクマティ川だけに留まらず、より広大な範囲で
の活動も必要とされる。長期的な視野を持ち、活動毎の変化を記録していくことで、その成果を明
示しつつ活動の意義を伝えていかなければならない。その点においては植樹プログラム同様、継続
されるプログラムへと発展させていく必要がある。
そのためにも、ネパールからの帰国後もネパール国内での活動が滞らないよう、定期的な連絡を取
り合い、継続調査と状況の把握を続けていかなければならない。しかし、今後プログラムを継続す
る際には、同じプログラムに留まるのではなく、その都度プログラム内容を再吟味し、その派遣に
おいて最も必要とされていることをテーマとし、新たな姿勢で環境問題に取り組むことが必要であ
る。
参考資料 :
●アクティビティに関して
財団法人河川環境管理財団「プロジェクト WET ジャパン」
http://www.kasen.or.jp/wet/index.html(URL=as of 06/12/24)
●ワークショップ運営に関して
中野民夫[著]
、2001、
『ワークショップ』
、岩波書店
●SD法に関して
岡本安晴[著]
、2006、
『計量心理学』
、培風館
21
Youth Scout Group Pax IV Hyper
■アイスブレーキングでお互いに交流
■ 方形区内のデータが充分に採れ
することが出来ましたか?
ましか?
1 2 1 2 3 4
3 4
YES NO
YES NO
■アイスブレーキングは円滑に展開出
■ 河川環境マップ(ミニチュア版)
来ましたか?
が完成しましたか?
1 2 3 4
1 2 3 4
YES NO
YES NO
■アクティビティは、次のセッション
■ お互い共同して作業が出来まし
に導入するきっかけになりましたか?
たか?
1 2 3 4
1 2 3 4
YES NO
YES NO
■適切な水質調査は行えましたか?
■ プログラムを通して環境に対す
1 2 3 4
る意識の変化はありましたか?
YES NO
1 2 3 4
YES NO
■方形区が円滑に設置出来ましたか?
1 2 3 4
■ 今後もこのようなプログラムに
YES NO
参加したいですか?
1 2 3 4
■ゴミ拾いが円滑に出来ましたか?
YES NO
1 2 3 4
YES NO
■ 感想等があれば、自由に書いて
下さい。
■分布度調査が円滑に出来ましたか?
1 2 3 4
YES NO
■方形区内のゴミを充分に拾えました
か?
1 2 3 4
YES NO
22
Youth Scout Group Pax IV Hyper
●評価シート
■調査プログラム
・方形区/ゴミ拾い/分布度調査が円滑に
Session1:アイスブレーキング
出来たか。
・ネパールスカウトと交流出来たか。
1 2 3 4
1 2 3 4
YES NO
YES NO
カ )SD 法事前/事後アンケート
Session2:アクティビティ
・アンケートを参加者に対してきちんと行
・次のセッションに導入するきっかけにな
なえたか。
ったか。
1 2 3 4
1 2 3 4
YES NO
YES NO
・対象者の意識の変化が確認出来たか。
・アクティビティに設定されている評価基
1 2 3 4
準を達成出来たか。
YES NO
1 2 3 4
キ )水質調査
YES NO
・適切な水質調査が行えたか。
Session3:河川環境マップ作成
1 2 3 4
オ )事後アンケート
YES NO
・アンケートを参加者に対してきちんと行
ク )ゴミ拾い
なえたか。
・方形区内のゴミを充分に拾えたか。
1 2 3 4
1 2 3 4
YES NO
YES NO
・プログラムの改善点・反省点が見出せた
・ネパールスカウトと共同作業が出来たか。
か。
1 2 3 4
1 2 3 4
YES NO
YES NO
ケ )ゴミ分布度調査
・アイスブレーキングが円滑に進行出来た
・方形区内のデータが充分に採れたか。
か。
1 2 3 4
1 2 3 4
YES NO
YES NO
・アクティビティが円滑に進行出来たか。
■協議プログラム
1 2 3 4
Session1:アクティビティ
YES NO
・次のセッションに導入するきっかけにな
・水質調査が円滑に進行出来たか。
ったか。
1 2 3 4
1 2 3 4
YES NO
YES NO
23
Youth Scout Group Pax IV Hyper
・アクティビティに設定されている評価基
YES
NO
準を達成出来たか。
・調査や事例に基づいているか。
1 2 3 4
1 2 3 4
YES NO
YES NO
Session2: アクションプラン採択
・文面が平易にして現実的・即日的・強力
オ )ホームワーク
な内容か。
・河川環境マップの発表
1 2 3 4
・対象者がホームワークを行なって(行な
YES NO
えて)きたか。
1 2 3 4
・対象者全員の意思が反映されているか。
YES NO
1 2 3 4
・河川環境マップが完成したか。
YES NO
1 2 3 4
YES NO
ク )最終アンケート
・報告内容から協議の材料を得られたか。
・アンケートを参加者に対してきちんと行
1 2 3 4
なえたか。
YES NO
1 2 3 4
カ )日本の事例紹介
YES NO
・事例はプログラムに相応しい内容だった
・対象者の意識の改善が確認出来たか。
か。
1 2 3 4
1 2 3 4
YES NO
YES NO
・調査プログラムが円滑に進行出来たか。
・内容が的確に対象者に伝わったか。
1 2 3 4
1 2 3 4
YES NO
YES NO
・協議プログラムが円滑に進行出来たか。
・事例から協議の材料を得られたか。
1 2 3 4
1 2 3 4
YES NO
YES NO
・バクマティプログラム全体が円滑に進行
出来たか。
キ )アクションプラン採択
1 2 3 4
・アクションプランが採択出来たか。
YES NO
1 2 3 4
YES
24
●SD法事前/事後アンケート
。 .あなたに関する以下の質問について当てはまるものを選び、数字に丸をつけて下さい。
1.スカウト 2.近隣住民 3.その他( )
「 .あなたは「川」に対して、どのようなイメージを持っていますか。それぞれ対義語とな
っている形容詞対で、自分のイメージに最も適していると思う数字に丸をつけて下さ
い。設問は全部で 20 問あります。
Ex. 若い 年老いた
1 " 3 4 5 6
! 長い 短い
1 2 3 4 5 6
" 温かい 冷たい
1 2 3 4 5 6
# 良い
悪い
1 2 3 4 5 6
$ 湿潤
乾燥
1 2 3 4 5 6
% 深い
浅い
1 2 3 4 5 6
& 明るい
暗い
1 2 3 4 5 6
' 好きな
嫌いな
1 2 3 4 5 6
( 澄んだ
濁った
1 2 3 4 5 6
) 広い
狭い
1 2 3 4 5 6
25
* 派手な
地味な
1 2 3 4 5 6
+ 快適な 不快な
1 2 3 4 5 6
, 美しい
汚い
1 2 3 4 5 6
- 速い
遅い
1 2 3 4 5 6
. 新しい
古い
1 2 3 4 5 6
/ 身近な 疎遠な
1 2 3 4 5 6
0 静かな
騒がしい
1 2 3 4 5 6
1 肥沃な
不毛な
1 2 3 4 5 6
2 都会的 田舎的
1 2 3 4 5 6
3 安全な 危険な
1 2 3 4 5 6
4 穏やかな
荒々しい
1 2 3 4 5 6
以上で設問は終りです。この質問紙を担当者に返却して下さい。
ご協力、ありがとうございました。
26
●最終アンケート
■調査プログラム・協議プログラム両方を含めた、バクマティ川プログラム全体の感想を自由
に書いて下さい。
■今後、自身が環境に対して行動を起こしたいこと、または起こすことが出来そうなことを自
由に書いて下さい。アクションプランに限定しなくても結構です。
27
_Investigation Program
Now we start Bagmati River Program.
Bagmati River Program has 2 programs,Investigation Program and Discussion
Program.
Today’s program is Investigation Program.First of all we introduce ourselves.
∼Japanese Crew introduce themselves,have to tell own nickname∼
In this program,we want to call nickname each other,so please decide your
nickname.
First session of this program is Ice Braking.Today we want to do ***** as an Ice
Braking.
∼Do Ice Braking∼
(a)Introduce the Other
Make a partner or a small group.First introduce yourself each other.Then
introduce your partner to another members.
(b)Nickname Catch ball
Make a small group and decide a leader.Everybody tell own nickname each
other.Leader have a ball and call someone’s nickname,throwing a ball to the
person who leader call.Person who was called catch a ball and call another
someone’s nickname and throw a ball to the person.
(c)Catch & Release
Make a small circle and decide a leader.Turn index finger of your right hand down
and turn a palm of your left hand up.With a signal by leader,start to touch and
release a palm of a your right side person by your index finger of your right
hand.Then an other signal by leader,you have to catch an index finger of your
left side person and release an index finger of your right hand from hand of your
right side person.
(d)Plus Minus
Make a pair and decide a tagger and a first runaway.First runaway escape from a
tagger and squat next a pair.A pair is always a relationship of Plus(+)and Minus
( − ), so person on the opposite side of the first runaway is second
28
runaway.Second runaway escape from a tagger and squat next an other
pair.Person on the opposite side of the second runaway is third runaway.A tagger
can catch a runaway while a runaway escape alone.If a tagger can catch a
runaway,a tagger and a runaway are alternated.
(e)Who is a leader?
Make a small circle and decide a tagger.After a tagger close his eyes,choose a
leader silently . Leader start some motion and another member act a same
motion.A tagger open his eyes and find a leader.Only a leader can change a
motion,another member have to keep acting a same motion a leader act.A leader
who was found is next tagger and a first tagger choose a new leader.
Did you enjoy it?Ice Braking is over.
Next we hand out questionnaire,so please answer it.
This questionnaire is psychological test to research about emotional effect to
object with adjective pair.Please choose number that fit your feeling best and check
a number you choose.
(a)Semantic Differential(SD)questionnaire
To target,we hand out a Semantic Differential(SD)questionnaire before and
after Investigation Program.SD questionnaire is one of psychological test to
research about emotional effect to object with adjective pair.We do same test
twice before program and after program to research about change of
consciousness through a program.
∼Answer SD questionnaire∼
Then we want to do activity produced by Japanese foundation,Project WET.
We ready some activities,but today we want to do *****.
∼Do Japanese Activity∼
Did you enjoy activity?
Then we demonstrate Water Quality Test.
Actually we investigated Water Quality of Bagmati River this morning.
This is a result.
29
∼Show a result of Water Quality test in morning∼
Then we show how to investigate Water Quality.
∼Show how to investigate Water Quality∼
It's a lunch time.We reopen our program from 1pm,so take a lunch and come back
here by 1pm.
∼Lunch Time∼
Now we reopen program.
Goal of afternoon program is Making of Riverside Environmental Map.
We carry out Quadrate,Gathering garbage and Investigation of distribution of
garbage.
First I explain it.
∼Explain about Quadrate∼
(a)Gathering garbage/Investigation of distribution of garbage
We make 3 Quadrates in 1 point.Quadrate is one way of the sampling.With 4
pegs and rope;in this program we use 20m rope in each Quadrate,we make a
square on the ground.In the Quadrate,we pick up garbage and list up them
based on classification of garbage in Nepal.We classify garbage and figure out a
proportion of garbage in each Quadrate.Next we figure out an average in the
point from proportion of 3 Quadrates.
Let’s make a Quadrate,and start to investigate about garbage.
∼Each group start to make a Quadrate and investigate garbage in each area∼
Then please take a rest.Brake time is 15m.
∼Brake time∼
Group that finished all investigations start to make a Riverside Environmental Map
(A4size,miniature).
30
Write down a shape of Bagmati River on paper and write a kind of garbage you
picked up or quantity.Then talk about your Quadrate.What kind of garbage were
there?Which garbage is the most/the least you picked up?
All groups are over?Then last of today’s program,could you tell your feeling?
∼Targets tells their feelings∼
Thanks.
Actually,with Riverside Environmental Map,we can understand about Environment
visually.If we repeat same investigation,we can compare with the present and the
future.Of course we can leave a result of our investigation.
These are key points of Riverside Environmental Map.
Finally please answer an ex post facto questionnaire.What did you feel about
today’s program?
And answer Semantic Differential(SD)questionnaire again.
Because we want to research about change of consciousness through a program.
If you finish an answer,pass questionnaire sheet to Japanese Crew.
∼Answer an ex post facto questionnaire/Semantic Differential(SD)questionnaire
∼
(a)Ex post facto questionnaire/Semantic Differential(SD)questionnaire
To target , we hand out an ex post facto questionnaire after Investigation
Program.By this questionnaire,we check progress,contents and improvement
in Investigation Program.
Everyone finished?
Thank you for your coming.
We do same Investigation Program on ** and **.And we do Discussion Program on **.
In Discussion Program,we discuss about environment based on data we investigate
in Investigation Program and adopt an Action Plan about environment.
We change activities in each day,so please come again.That’s all.Thank you.
31
_Discussion Program
Now we start Bagmati River Program.
Bagmati River Program has 2 programs,Investigation Program and Discussion
Program.
Today’s program is Discussion Program. Goal of this program is an adoption of
Action Plan about environment.First of all we introduce ourselves.
∼Japanese Crew introduce themselves,have to tell own nickname∼
In this program,we want to call nickname each other,so please decide your
nickname.
First session of this program is activity,produced by Japanese foundation,Project
WET.We ready some activities,but today we want to do *****.
∼Do Japanese Activity∼
Did you enjoy activity?
Then we want to start First Group Work.
In First Group Work,we want you to make a Riverside Environmental Map.
We already made a Riverside Environmental Map in small size,but now we want to
make in big size.
In each group,make a Riverside Environmental Map based on small size and talk
about characteristic in your group’s map.
After making Riverside Environmental Map,we want you to publish a Riverside
Environmental Map in each group.
So please decide a chairman,a scribe(who have to take a note in your group) and
a timekeeper in each group in advance.
(a)Group work:Publication of Riverside Environmental Map
In 3 groups,make a Riverside Environmental Map(vellum paper size)based on 9
maps in Investigation Program.Group#1 use 1st Investigation day’s 3 maps,Group
#2 use 2nd Investigation day’s 3 maps,Group#3 use 3rd Investigation day’s 3
maps.
After making Riverside Environmental Map,publish a Riverside Environmental Map
in each group and find out characteristic or similarity.
∼Making of Riverside Environmental Map∼
32
So let’s start Publication,please start from group #***.
∼Publication of Riverside Environmental Map∼
Thank you all.(There are some characteristics.)
Then what is a common characteristic in all group?Or what characteristic is the
most in all group?
Please talk about in your group.
∼Talk about characteristic in each group again and share it∼
We can pick up ( or share ) some characteristic.Don’t forget it.We need it in
afternoon Program.
It's a lunch time.We reopen our program from 1pm,so take a lunch and come back
here by 1pm.
∼Lunch Time∼
Now we reopen program.
First we introduce Japanese case about Environment.
∼ Introducing of Japanese case about Environment ∼
(a)
.Japanese case
Biotope protects nature by increasing green and leads to prevention of global
warming.
Water springs out by increasing green, and a fish and many animals gather in a
waterside.
Many people protecting nature plant a tree and make the environment that is full
of nature.
They increase green in many areas as well as a city.
It is biotope.
This is the itai-itai disease that is one of the Japanese pollution.
(“Itai”means“ouch”or“sore/painful”.)
There is poison for a toxic substance of cadmium.
33
This flows into a rice field via a river and pollutes rice.
A human being eats produced rice from polluted rice, and a human being is
contagious.
People feel an intense pain, and a bone is easily broken.
This is itai-itai disease.
It is Minamata disease that introduce next.
This is Japanese pollution in the same way, too.
There is poison for a toxic substance of methylmercury.
This flows into a river and pollutes a fish and infects a human being because a
human being eats the fish.
An obstacle goes in moving a body and thinking with a head. Physical freedom
does not work.
This is Minamata disease.
There is biological magnification as the phenomenon that is common to about all.
The toxic substance which went out of a factory invades the food which a human
being eats and I strongly do the toxicity and enter the human body.
As a result, as for the toxic substance, the density thickens so that it is
accumulated in food.
This is composition of biological magnification.
That’s all.Thank you for your kind attention.
Then please take a rest.Brake time is 15m.
∼Brake time∼
Second Group Work is Group discussion.
In each group,please talk about Environment based on Riverside Environmental
Map and Japanese case.If you have another example,please use it.
What did you feel?/What did you think?
What is the problem?/Why did the problem happen?
What can you do?/What should you do?
So let’s start discussion.If some opinions are agreed in your group,please write
down on vellum paper.
∼Discuss in each group∼
34
So let’s start Publication,please start from group #***.
∼Publication of Opinion∼
Thank you all.(There are some opinions.)
Are there any common opinions in all group?Or which opinion is the most in all
group?
We want to make an Action Plan based on your opinions.
Does anyone have some new or other opinion?
(If there is no answer,talk about common opinion in each group again.)
∼Adoption of Action Plan∼
Now we adopt an Action Plan from this/these opinion(s).
How about this one(Sentence of Action Plan)?If you agree,please applaud(clap).
Thank you./Then How about this one(Sentence of New Action Plan)?
∼Write down the Sentence of Adopted Action Plan on vellum paper∼
Thank you all.
Now(Sentence of Adopted Action Plan)is our Action Plan.
(a)Group work:Discussion and Adoption about Action Plan
First , discuss about action plan to environment in each groups based on
Riverside Environmental Map and Japanese case.
After discussion in each group,publish what they talk or discuss in group.From
speech in each group,we make some proposal of
Action Plan.
Theme of Action Plan is“what can I do now for environment?”and Action Plan is
an easy sentence,realistic and strong content.
Then last of today’s program,could you tell your feeling?
∼Targets tells their feelings∼
Thanks.Finally please answer a Final questionnaire.
What did you feel about this program?What can you do for Environment?
35
If you finish an answer,pass questionnaire sheet to Japanese Crew.
∼Answer a Final questionnaire∼
(a)Final questionnaire
To target , the last of this Bagmati River Program , we hand out a Final
questionnaire.By this questionnaire , we check progress , contents and
improvement in all of Bagmati River Program.
Everyone finished?
Thank you for your coming.
We hope you deepen about Environment through this Bagmati River Program.
Don’t forget your Action Plan.Don’t stop thinking about Environment and keep
action.
That’s all.Thank you.
36
Estimation Sheet
YES NO
Investigation Program
Session1:Ice Braking
・Did we perform Activity smoothly?
・Did we fraternize each other?
1 2 3 4
1 2 3 4
YES NO
YES NO
Session2:Activity
・Did we perform Water Quality Test
・Was it a trigger to introduce into
smoothly?
next session?
1 2 3 4
1 2 3 4
YES NO
YES NO
・Did we perform Quadrate/Gathering
・
Did
we
achieve
estimation
Garbage/Investigation
standards that be set with Activity in
of
distribution of Garbage smoothly?
advance?
1 2 3 4
1 2 3 4
YES NO
YES NO
カ ) Semantic
Session3 : Making
of
Riverside
Differential ( SD )
Questionnaire
Environmental Map
・ Did we perform SD questionnaire
Ex post facto questionnaire
properly to target?
1 2 3 4
・ Did we perform Ex post facto
YES NO
questionnaire properly to target?
1 2 3 4
・ Did
YES NO
we
confirm
a
change
of
consciousness of target?
1 2 3 4
・Did we pick up any improvements or
YES NO
reviews?
1 2 3 4
キ )Water Quality Test
YES NO
・Did we perform an effectual Water
Quality Test?
・ Did
we
perform
Ice
Braking
1 2 3 4
smoothly?
YES NO
1 2 3 4
37
ク )Gathering Garbage
1 2 3 4
・Did we gather garbage in Quadrate
YES NO
well?
1 2 3 4
・ Did we pick up any materials for
YES NO
discussion from publication?
・ Did we work in cooperation each
1 2 3 4
other?
YES NO
1 2 3 4
YES NO
カ )Japanese cases
・ Were cases suitable contents for
ケ ) Investigation of distribution of
program?
garbage
1 2 3 4
・Did we gather any data in Quadrate
YES NO
well?
1 2 3 4
・Was content come down to target
YES NO
with accuracy?
1 2 3 4
Discussion Program
YES NO
Session1:Activity
・Was it a trigger to introduce into
next session?
・ Did we pick up any materials for
1 2 3 4
discussion from cases?
YES NO
1 2 3 4
YES NO
・Did we achieve estimation standards
that be set with Activity in advance?
キ )Adoption of Action Plan
1 2 3 4
・Did we adopt an Action Plan?
YES NO
1 2 3 4
Session2:Adoption of Action Plan
オ
) Publication
Homework
YES NO
and
Riverside Environmental Map
・Did it base on Investigation Program
・Did target do their Homework?
or Japanese case?
1 2 3 4
1 2 3 4
YES NO
YES NO
・ Was Riverside Environmental Map
・Was sentence of Action Plan simple,
completed?
realistic,concretely,powerful?
38
1 2 3 4
YES NO
Did you fraternize each other by Ice
raking?
・Were minds of all target reflected?
1 2 3 4
YES NO
1 2 3 4
YES NO
Did
you
perform
Ice
Braking
smoothly?
1 2 3 4
ク )Final Questionnaire
YES N
・Did we perform Final Questionnaire
properly to target?
Was Activity a trigger to introduce into
1 2 3 4
next session?
YES NO
1 2 3 4
YES NO
・ Did
we
confirm
a
change
of
consciousness of target?
Did you perform an effectual Water
1 2 3 4
Quality Test?
YES NO
1 2 3 4
YES NO
・ Did
we
perform
Investigation
Program smoothly?
Did you set a Quadrate smoothly?
1 2 3 4
1 2 3 4
YES NO
YES NO
・Did we perform Discussion Program
Did you perform Gathering Garbage
smoothly?
smoothly?
1 2 3 4
1 2 3 4
YES NO
YES NO
・ Did we perform Bagmati River
Did
Program smoothly?
you
perform
Investigation
of
distribution of Garbage smoothly?
1 2 3 4
1 2 3 4
YES NO
YES NO
Did you gather garbage in Quadrate
well?
Ex post facto questionnaire
1 2 3 4
39
YES NO
1 2 3 4
YES NO
Did you gather any data in Quadrate
well?
Did
1 2 3 4
consciousness
YES NO
you
feel
a
about
change
of
Environment
through this Program?
1 2 3 4
Was
Riverside
Environmental
Map
YES NO
completed?
Do you want to attend a program such
as this program hereafter?
1 2 3 4
1 2 3 4
YES NO
Did we work in cooperation
YES NO
each
If you have a feeling toward this
other?
Program,please write down at will.
40
_Semantic Differential(SD)Questionnaire
オ .Please choose a suitable number of question about you and check a number.
1.Scout 2.Neighborhood 3.Other( )
カ .What kind of image about“River”do you have?Each of pair of adjective is opposite
meanings,please choose number that fit your feeling best and check a number
you choose.There are 20 questions.
Ex. Young Old
1 _ 3 4 5 6
! Long Short
1 2 3 4 5 6
" Hot Cool
1 2 3 4 5 6
# Good
Bad
1 2 3 4 5 6
$ Wet
Dry
1 2 3 4 5 6
% Deep
Shallow
1 2 3 4 5 6
& Bright
Dark
1 2 3 4 5 6
' Like
Dislike
1 2 3 4 5 6
( Clear
Cloudy
1 2 3 4 5 6
) Wide
Narrow
1 2 3 4 5 6
41
* Conspicuous
inconspicuous
1 2 3 4 5 6
+ Comfortable Uncomfortable
1 2 3 4 5 6
, Clean
Dirty
1 2 3 4 5 6
- Fast
Slow
1 2 3 4 5 6
. New
Old
1 2 3 4 5 6
/ Close Distant
1 2 3 4 5 6
0 Quiet
Noisy
1 2 3 4 5 6
1
Fertile
Barren
1 2 3 4 5 6
2 Urban Rural
1 2 3 4 5 6
3 Safe Dangerous
1 2 3 4 5 6
4 Mild
Severe
1 2 3 4 5 6
Finish an answer,pass questionnaire sheet to Japanese Crew.
Thank you for your cooperation.
42
_Final Questionnaire
_Please write down your feeling about Bagmati River Program at , including
Investigation Program and Discussion Program,at will.
_Please write down that you want to take action about Environment,or you can take
action about Environment at will.You don’t have to limit to Action Plan we adopted.
43
植樹プログラム
日時
場所
担当者:大木・中川
2007 年 2 月 20 日、21 日
カカニトレーニングセンター
目的 ネパールに持続する緑化体系を作る
目標 ! ネパールの子ども達に植樹の大切さを知ってもらう
" 前回植えた木の育ち状況を調べ、今後より植樹が有効にできるシステム
構築とネットワークの確保
# 日本人に活動を知ってもらうための記録作り
対象者 ネパール、日本スカウト、現地の子ども(7∼10 歳位対象)20∼30 人位
実施内容
植樹とワークショップを行う。1日目はネパール、日本スカウトのみで植樹を
する2日目は子ども達にワークショップを開き植樹の大切さや方法の確認を
し、植樹体験をする。
予算
資材
スケッチブック
683 円
紙
682 円
クレヨン
4720 円
計
6085 円
腐葉土
スコップ
数個
スケッチブック
1冊
A4 画用紙
70 枚
クレヨン
10 セッ
ト
模造紙
2枚
軍手(バクマティ川と共
30 個
有)
協力依頼
カカニトレーニングセンタ―
画板(バクマティ川と共
30 枚
有)
背
景
ネパールでは近年過剰な森林伐
採のため、山地の大部分の森林が減少している。
結果、下流地域で洪水が多発し、様々な悪影響を連鎖的に及ぼしている。それ
はたとえば高知破壊による農業生産率低下、地盤軟弱化による土砂崩れ、公衆
衛生の慢性的悪化による十時死亡率の上昇である。この現状改善のため、私た
ちは問題の根元に着目し、植樹を行うようになった。
44
経緯 2001 年 9 月から始めた HAT−J(Himalayan Advernture Trust of Japan)
との
協議をもとに 2002 年 3 月にネパール果樹植林プロジェクトで植樹プログラ
ムを実施した。第1、2回ではネパールスカウトとともにカカニトレーニング
センターにおいて植樹プログラムを展開した。第3回は延期となってしまった
ため、現地で植樹はできなかったが、2006 年 3 月の準備視察のときに、植
樹した木の成長を確認することができた。
タイムテーブル:
<20 日>
<21 日>
時間
活動内容
時間
活動内容
9:30
現地到着
9:30
現地集合
9:30
MTG1
9:30
MTG3
10:00
植樹
10:00
ワークショップ
12:00
昼休み
11:30
昼休み
13:00
植樹
12:30
植樹体験
15:00
MTG2
15:30
振り返り
17:00
片付け
活動詳細
<20日>
MTG1 …1日のスケジュール確認と植樹の準備を行う。植樹のやり方についてはネパール
スカウトから説明してもらう。
植樹 …少人数のチームで全行程を体験する。1時間でどのくらい進むのかなどを各チ-ムで
記録する。片付けを含める。
MTG2 …(1)ネパール側に植樹した苗の報告者が欲しいとお願いする。
(2)21日のワークショップ進行確認。ワークショップと植樹体験、振り返りそれ
ぞれにおいて誰が何を担当するのか説明と趣旨を日本とネパール側で共有する。
<21日>
MTG3 …1日のスケジュール確認とワークショップと植樹体験、振り返りの準備をする。
ワークショップ …1,森の大切さ
2,森を作る
■ 導入
1. 木でできているもののうち、日本独特のものを紹介。ex) 割り箸、こけし
2.ネパールの子ども達に絵を描いてもらう。
お題:「木から出来るモノは何かな?」
(家、家具・・・かな)
3. 発表してもらう。日本と文化の相違があるはず・・・(教育材料にする)
4. 他に木はどんな使われ方をしているのだろう?ノート、積み木、鉛筆・・・
45
【説明】
いまや木の成分であるセルロース、ヘミセルロース、リグニンを取り出して、コンクリート
の強化材をつくったり、調味料や家畜の飼料をつくったり、ダイエット甘味料などもできる
んだ。さらに、木の精油や樹脂を取り出して、殺菌剤や医薬品、衣料品をはじめ、健康飲料
や香料などもつくれるんだよ。
こんな風につかわれている木って本当はどんな役割があるのだろう?
Nowadays, the elements of the trees like cellulose, hemi-cellulose, lignin is used to
make products. We take out cellulose of the tree and mix with concrete to make it
stronger. We can make sweetening, seasoning, from these elements. In addition, we
can make medicine, apparel and drinks and so on from tree elements.
Besides these products made by trees, what is the tree used for in the first place?
Why do we need trees?
■木はなぜ必要なのか?森林はどうやってできるのか?
紙芝居(6 枚)を披露する。
(3 枚目は 2 回使う)
▼森のはたらき 森林は水資源の母
1, 何日も雨が降らないのに川から水がなくならないのはなぜ?
2. たくさんの木が、ふった雨をためて、少しずつ川に流しているからだよ。森林の土は、
スポンジのように水をよく含む。かれた木や草、落ち葉が分解されて、フカフカになってい
るんだ。森林にふった雨は土にすいこまれて地下水となる。時間をかけて地面の中をとおる。
このときに土の中にいる微生物が水にふくまれる有害な物質を分解してきれいな水に変えて
くれるんだよ。森林にふった雨は土地を潤し、途切れることのない川を作る。森林は川の水
の量を安定させ、水をきれいにするんだね。
▼森林は緑のダム
3. もし、森林がなかったら、地面はどうなるんだろう?
4. ふった雨はいっきに川におしよせ、洪水をおこすよ。森林は水をためることができるの
で水害を防ぐことが出来るんだ。また、森林の地中にひろがった木の根は、土をがっちりを
つかんでいるので、雨が土を流してしまうことも防いでくれる。はげ山が増えると土砂崩れ
がおこる。この理由は山の土をおさえておく木がなくなったからだね。
ただ、手入れのされていない荒れた森では、この役目が果たせない。森が荒れないように人
によって整備する必要がある。このように、防災を目的とした保安林というのが存在するく
らいなんだよ。日本にもこういう森が 100 年以上前から作られてきたよ。こうして、人々
は森を使って自分たちの生活を守ってきたんだね。
▼森林の遷移 はげ山に森林ができるまで
3. もし、がけくずれや洪水などで森の木が全部なくなり、はげ山になってしまったら?
46
5. まず、時間がたつにつれて、乾燥に強いコケ類が地面をおおうよ。はげ山のようなあれ
た多年草(2年以上生きる草)がはえ、草原になる。コケ類、1 年草が生えたことで多年草
も育つ。草原ができると、やっと木が育つ。太陽の光がたくさんないと育たない木(陽樹)
が芽生え、成長し、大きくなり森ができる。陽樹が育つと森の中が日陰になる。すると今度
は日陰でも成長できる木(陰樹)が育つ。長い年月がたつと陽樹の寿命は終わり、陰樹ばか
りの森になるよ。そしてこの状態で落ち着くんだね。
▼人と森の共存
6. 以上のように、人間は昔から森の木を使って生活してきたんだね。生活に関わるあらゆ
るモノを木で作っていた時代から、今現在も燃料や紙の原料や資材として、私たちの生活を
支えてくれている。木は私たちの生活の一部、文化の一部であって、木なしでは生きていけ
ないよね。同時に、森も人の手入れが入らないと森が混み合ってしまって、太い木が根をは
れなくなってしまったり、木が病気になってしまったりするんだ。だから、木のことを人間
がよく知って、健康な森が残るように木を使っていくことは、地球にとっても大切なことな
んだね。皆も木や森に関心をもって、木や森の力に感謝して生活してみてね。
47
※補足資料
■紙芝居原稿(英語)
1.
Why does river flow even when it doesn’t rain?
2.
It’s because many trees in the forest absorb rain and pour them in the river little by
little. The soil is
soft
with
resolved
fallen
leaves
and
grasses.
The
fallen
rain
in
the
forest will be absorbed in the soil and become underground water. It will run
through underground taking a long period of time. The microbe in the soil will
resolve the harmful substance into clean water. Fallen rain will moisten the soil and
make the floating river. Forest has a power to make the river level stable, and also to
clean the water.
3.
What happens to the soil if there is no forest?
4.
The fallen rain will flow in to the river at a burst and the river will be flooded. The
forest can store water so it can prevent the flood. The roots spread underground
holds the soil tightly, so it also prevents the rain from flushing the soil. This is the
reason why the bold mountains have a lot of floods.
You also have to note that wild forests will not do this part. People have to take
care of the forest so
that the forest will not be devastated. In Japan, there are many forests
which is controlled by people to prevent these disaster from more than
100 years ago. We have controlled the forest to protect our lives from long time
ago
3.
What happens if the mountain will be bold after the flood or the landslide? What
happens next?
5.
First, as the time passes by, the ground will be filled with mosses which is strong
of dryness. Only moss will grow in these devastated areas. After that,
grasses
which will live for a year, and grasses which will live for more than two years will grow,
and become grassland. After becomin g grassland, trees will grow finally. First, trees
which need a lot of sun lights will grow, and make a forest. And then, the trees which
can live with small amount of sunlight will grow in the forest. After a long period of
time, the trees which need a strong sunlight will die, and forest will be filled with the
trees which can live in the shade. The forest will be stable in this environment
48
6.
As you can see from the stories I have told you, human have used trees from
long time ago. In the old days, we totally made everything we need in our lives from
trees, and nowadays we still use trees to make fuels, pulps and resources. We cannot
live without trees in terms of our everyday-life and in terms of culture as well. At the
same time, trees need people’s assistance to keep the forest healthy. If people do
not take care of forest, sometimes forest gets too crowded and some wide roots
cannot survive in such environment. Or sometimes trees get sick without human’s
care. Hence, it is important for human to know about the trees and to use the trees
adequately to keep it healthy. This is important for the earth as well. So boys and
girls, please concern about trees and forests, and appreciate them. Thank you.
■森を作る
植樹方法はどんなものがあり、実際にはどうやるのか。
(模造紙を黒板として使用して説明)
▼林の形態
木はどうやって植えるのだろう。いっせいに植えて、いっせいに切るという方法は同じ年齢、
高さの木がそろう単層林という。それに対して、様々な年齢の様々な高さの木でできた森を複
層林という。単層林は木材にするために木を切ってしまうと、一時的に森がなくなってしまい、
森林としての役目を果たせない。複層林は木材生産が途切れることなく、行われるので循環利
用林とも言う。
▼植樹方法の確認
前日に自分たちで実際に植樹をし、植樹方法を確認した上で説明する。
■ 振り返り
お題:「10 年後のネパールの森と人を描いてください。
」
発表してもらい全体で共有。評価シートの記入をしてもらう。
49
今後の展望
ただ木を植えるだけのプログラムでなく、子どもを対象に「人と木の関わり」を通じて木の
必要性を伝えるワークショップを展開することで、ネパールの子どもたちに木と生活の関わり
などについて考えてもらうきっかけとしたい。これらの活動をネパールのローバーと協同で行
うことで、彼ら自身で後々、植樹に関する活動ができるようにしていく。また、今回、植樹の
経過報告者をネパールローバー内で決めることで今後の植樹プログラムが順調に進むようにす
る。
評価シート
ネパールスカウト対象
1 Do you think we carried out all the programme?
2 Were there any good points in this programme?
3 Were there any bad points in this programme?
日本スカウト対象
1 植樹プログラムすべての内容を実行することができたと思うか?
2 このプログラムの良かった点
3 このプログラムの反省点
4 前回に植えた木の何割が現在も育っているのか、植樹システム構
築とネットワークの確保ができたか
5 環境教育の材料と資料を収集することができたか
子ども対象
1 Did you enjoy this programme?
2 What was the most interesting session?
3 What is the most uninteresting session?
50
キャンププログラム 担当者:大木
日時 2007 年 2 月 24 日(土)
、25 日(日)
場所 未定
目的 日本とネパールの文化における相違理解
目標 ネパールスカウトと交流を深める。
対象者 日本スカウト
実施内容
ネパールスカウトとともに一泊二日のキャンプをする
資材
トイレットペーパー(各自)
お土産(各自)
一泊二日分の服
貴重品
緊急連絡網
寝袋
非常食
経緯
2006 年 11 月にマカオで開かれた APR メディア&コミュニケーションワークショップに
参加した中川がネパールからの参加者ラビン氏にネパールの環境問題に関する話を聞
くことができたが、その際向こうのほうからキャンプの誘いを受けた。
活動詳細
未定
タイムスケジュール
<24 日>
<25 日>
時間
活動内容
時間
活動内容
18:00
出発
14:00
F.H 着
19:00
キャンプ先に到着
安全対策 食事が合わない場合非常食を食べる。貴重品は各自で管理する。
協力依頼 ネパールスカウト リーダー ラビン氏
評価シート(質問項目)
! キャンプを楽しむことができたか?
" 次回もキャンプを行うとしたら何を持っていくべきか?
# 今回のキャンプでの良かった点
$ 今回のキャンプでの反省点
51
観光プログラム 担当者:林
場所 ネパール王国カトマンドゥ市内
活動日
2007 年 2 月 16 日
目的 歴史的建造物・観光地を周り、ネパール王国に対する新旧の理解と見聞を拡げる。
予算
入館料
1,000 円
_5 人分
計
5,000 円
訪問地 ・タルバール広場
・パシュパティナート
・スワヤンブナート
上記3つの訪問地において国際的教養(歴史、文化、宗教)を深め、ネパー
ル
王国への理解につなげる。
訪問地紹介
・タルバール広場
ダルバールとはネパール語で
「宮廷」を意味する。3 つの
マ
ッラ王朝が盆地に独立・君臨
した 3 王国時代には、王宮前
の広場としてカトマンドゥ王
国の中心部であった。
広場の北側にあるシヴァ・パ
ールヴァティー寺院は 19 世
紀
にゴルカ王朝(現シャハ王朝)
のバハドゥール王によって建
てられたものである。広場の南には一木作りと言われているカスタマンダプ寺院がある。こ
れはネパール最古の建築物と言われている由緒正しい寺院である。普段は子供達の遊び場に
なっていたり、野菜売りの露天が軒を連ねている。広場への入場料は Rs200 で、外国人の
み
入り口手前にあるチェックポイントで支払うことになっている。
52
・パシュパティナート
ネパール最大のヒンドゥー教寺院である。ガ
ン
ジス川の支流であり、聖なる川とされるバク
マ
ティ川の川辺に寺院はある。ネパール最古だ
け
でなく、インド亜大陸にある 4 大シヴァ寺院
の
一つでもある。
寺院への入場料は Rs250 で、外国人のみ
火葬ガート手前で支払うことになっている。
・スワヤンブナート
カトマンドゥの西郊 2kmのところに位置する。
この寺院には金剛杵 Dorjee や密教の本尊仏、大日如来像が安置されている。
頂上からは見渡すカトマンドゥ市内が一望でき、霧が立ちこめる時の光景は幻想的である。
寺院への入場料は Rs75 で、外国人のみ入り口で支払うことになっている。チケットは最
長1
週間延長することができ、希望する場合はチケットの裏面に日付を書き込んでもらう。
※参考資料
ダイヤモンド社編『’05∼’06 地球の歩き方「ネパール」』P.44∼47,56∼57,96∼99 を
参考
53
・カトマンドゥ市内地図
54
調整会議
担当者:中川
日時 2007年2月16日(金)
場所 ネパール連盟
目的 ネパールスカウトを交え、派遣中に実施するプログラムの最終調整を行う。
目標 派遣中に実施するプログラムを円滑に遂行できるよう努める。
対象者 ネパールスカウト
実施内容
資材
交流会で打ち解けた後、プログラム調整会議を行う。
模造紙
マジック
タイムスケジュール:
<16 日>
背景
時間
活動内容
10:00
交流開始
11:30
昼食
12:30
調整会議・植樹プログラム
13:30
バクマティプログラム
15:00
終了・後片付け
普段はオンラインミーティングやメールを通しての意思疎通しかはかれていな
いので、ネパール側もプログラムを熟知しているかの確認を行い、実際にネパール側にもプロ
グ
ラムに関して積極的に意見を出してもらう。
活動詳細
【交流会】
▼ 他己紹介ゲーム
ネパール・日本スカウトが一組になり互いに自己紹介した後、全員の前で他己紹介を行う。
▼ アイスブレーキング
Look up, look down ゲーム、ボールを投げて名前を呼び合うゲーム などを行う。
▼ 文化交流
日本文化・歴史の紹介とともにネパール文化・歴史の紹介をしてもらう。
日本文化紹介パネル展示、伝統的衣装披露、日本の歌披露。
【調整会議】
各担当者は必要な資料を揃えてネパールスカウトに分かりやすいよう説明、意見交換を促す。
55
▼ 導入
クルーリーダー横澤より今年度のプロジェクト紹介
▼ 植樹プログラム
プログラム担当者中川よりプログラムの詳細を共有、意見交換
▼ バグマティ川プログラム
コーディネーター高須よりプログラムの詳細を共有、意見交換
今後の展望
ネパールスカウトと日本スカウトが初めての顔合わせをし、プログラムの内容や意義に関して
も深く話し合えるための準備が事前に十分されている必要があると言える。具体的には、資料
の英語化や余念のない交流プログラム作りなどである。
協力依頼
ネパール連盟
評価シート
1.交流プログラムは満足のいくものでしたか。
2.相手国クルーの名前と顔を全員覚えられましたか。
3.植樹プログラムに関して理解し、何かしら意見を持てましたか。
4.バクマティ川プログラムに関して理解し、何かしら意見を持てましたか。
5.全体を通して納得のいく議論が日本クルーと出来ましたか。
56
全体評価会議 担当者:中川
日時 2007年2月27日(火)
場所 ネパール連盟
目的 ネパールスカウトを交え、派遣中に実施したプログラムの全体評価を行う。
目標 会議にて話し残すことがないよう、過去の全体評価会議の記録から反省、改善
で
きることを学びとり、活かす。
対象者 ネパールスカウト
実施内容
プロジェクト期間中に行った、ネパールスカウトの関与する全てのプログラム
に関して振り返り、評価反省、今後への繋げ方を共に検討する。
資材
模造紙
マジック
タイムスケジュール :
<27 日>
時間
活動内容
9:00
植樹プログラム
11:00
昼食
12:30
バクマティプログラム
14:30
来年度以降について
16:30
終了・後片付け
背景 これまで、プロジェクトの最後を締めくくる全体評価会議において、ネパールスカウトから来
年
以降取り扱いたいテーマを聞き出してきた。今回も、今年度の振り返り及び、来年度以降の話
を
しっかりと取り決めてくる必要がある。
経緯
ネパール国内を離れてしまったら直接話し合うことが出来なくなるため、派遣中に実施したプ
ロ
グラムの評価、反省及び次回以降どうつなげていくかの協議を行う。
活動詳細 :
▼ 導入
司会中川により全体評価会議の説明
57
▼ 植樹プログラム
コーディネーター大木よりプログラムの詳細の評価反省、意見交換
▼ バグマティ川プログラム
コーディネーター高須よりプログラムの詳細の評価反省、意見交換
▼ 総括
クルーリーダー横澤よりプロジェクトの総括
▼ 来年度以降について
—来年度はどのようなテーマを扱うか
―今年度の反省を活かした、より強固なネットワークを築くには
—ローバーの協力協同プロジェクトとしてのあり方について
—日本クルーにプロジェクト以外で望むことは
今後の展望 :日本ネパール両スカウトにとって最後となる意見交換の場である。最もよい
形で話し合いを行うための準備が必要であり、事前に日本クルーだけで上記
のようなテーマで話し合いをしておくとよいのではないだろうか。
協力依頼 :ネパール連盟
評価シート(質問項目) :
1. 植樹プログラムに関して十分な振り返りが行えましたか。
2. バクマティ川プログラムに関して十分な振り返りが行えましたか。
3. 次回以降のプログラムに関して日本クルーにニーズを伝えられましたか。
4. より強固な日本ネパール間のネットワーク構築が実現すると思いますか。
5. ローバーの協力協同プロジェクトとして、今後もこの活動に積極的に参加したいと思い
ますか。
6.全体を通して納得のいく議論が日本クルーと出来ましたか。
58
予算
支出
渡航費
収入
698,500 参加費
800,000
ビザ費
20,000
助成金
滞在費
65,500
交通費
0
通信費
20,000
食費
31,500
振込手数料
2,000
記録準備費
3,000
生活準備費
15,800
装備準備費
3,200
0
44,500
会計用品費
105
書類郵送費
1,000
植樹プログラム
6,085
57,845
観光プログラム
5,000
調整・評価会議
11,000
2,000
予備費
30,000
参加費返金
32,965
企業訪問
保険
バグマティ川プログラム
キャンププログラム
計
1,009,035
59
250,000
計
1,050,000
装備
生活装備
生活系
非常食・調味料系
バンドエイド
1箱
カロリーメイト
マキロン
1個
ポカリの粉
軟膏(虫刺され・火傷…)
1個
おかゆ
包帯
1個
緑茶粉末
下痢止め
1個
味噌汁
頭痛薬
1個
ふりかけ
電子体温計
1個
_米
冷えぴた
2 箱(24 枚)
15 箱
5箱
20 袋
3袋
20 袋
3袋
20 合
コーヒー粉末
1個
痛み止め(バファリン)
1箱
カレー粉末
3個
はさみ
1個
醤油
1本
医療用テープ
1個
味噌
1箱
ウェットティッシュ
3箱
マヨネーズ
1本
10 袋
塩コショウ
1個
湿布
ガーゼ
1個
イソジン
1個
記録
マスク
20 枚
ビデオテープ
トイレットペーパー
12 巻
ビデオ
1個
記録用 DVD-R
5個
三脚
1個
コピー用紙
1包
蚊取り線香(10 巻入り)
ろうそく
1個
10 本(太)
マッチ
ゴミ袋(70
1箱
)
15 個
1袋
全体装備系
会計
模造紙
35 枚
水性ペンセット
1 セット
油性ペン
1 セット
ガムテープ(布)
3個
ガムテープ(紙)
2個
セロテープ
1個
PPロープ
1巻
ポラロイドフィルム(10枚入り)
5箱
ポラロイドカメラ
1台
60
クリアファイル
1個
個人装備
パスポート
普段靴
パスポートコピー
下着
パスポート用予備写真
靴下
印鑑
(常備薬)
現金
マスク
ザック(トランク)
シュラフ
ザック用鍵
シュラフマット
デイバック
作業着
制服・制帽
雨具
必要書類
ハンガー・洗濯バサミ
襟付きシャツ
名刺
メモ帳
シャンプー・リンス
筆記用具
デジタルカメラ
腕時計
電子辞書
懐中電灯
サングラス
マイカップ
タオル(大・小)
武器
目覚まし時計
ロープ
洗面道具
普段着
ポカリスウェット粉末
防寒着
軍手
61
日程詳細
日程
時刻
2 月 14 日
14:00
成田空港集合、セレモニー
17:15
日本(成田空港)発
2 月 15 日
2 月 16 日
2 月 17 日
2 月 18 日
プログラム
詳細
TG677
21:25
バンコク(バンコク空港)着
22:30
就寝
6:00
起床
6:30
ミーティング
7:00
朝食
10:45
バンコク(バンコク空港)発
TG319
13:00
15:00
カトマンズ(トリプバン国際空港)着
フジゲストハウス 着
チェックイン
19:00
夕食
20:00
クルーミーティング
22:00
就寝
6:00
起床
6:30
朝礼
7:00
朝食
8:00
フジゲストハウス 出発
—調整会議—
10:00
交流会
11:30
昼食
12:30
調整会議 –植樹プログラム-
13:30
調整会議 –バクマティ川プログラム-
15:30
終了、片付け
16:00
観光
18:30
フジゲストハウス帰着
19:00
夕食
20:00
クルーミーティング
22:00
就寝
6:00
起床
6:30
朝礼
7:00
朝食
8:00
フジゲストハウス 出発
9:00
活動地点到着
9:30
対象者:活動地点集合
—バクマティ川(調査 1 日目)—
10:00
プログラム開始
12:00
プログラム中断、昼食
13:00
プログラム再開
17:00
プログラム終了、後片付け
17:30
解散、活動地点出発
18:30
フジゲストハウス 帰着
19:00
夕食
20:00
22:00
クルーミーティング
就寝
7:00
起床
7:30
ミーティング
8:00
朝食
—終日休養—
62
2 月 19 日
2 月 20 日
2 月 21 日
2 月 22 日
9:00
自由時間 開始
18:30
自由時間 終了
19:00
夕食
20:00
クルーミーティング
22:00
就寝
6:00
起床
6:30
朝礼
7:00
朝食
8:00
フジゲストハウス 出発
9:00
活動地点到着
9:30
対象者:活動地点集合
—バクマティ川(調査 2 日目)—
10:00
プログラム開始
12:00
プログラム中断、昼食
13:00
17:00
17:30
プログラム再開
プログラム終了、後片付け
解散、活動地点出発
18:30
フジゲストハウス 帰着
19:00
夕食
20:00
22:00
クルーミーティング
就寝
6:00
起床
6:30
朝礼
7:00
朝食
8:00
フジゲストハウス 出発
9:30
カカニ TC 到着、ミーティング(1)
—植樹(1日目)—
10:00
植樹
12:00
昼休み
13:00
植樹
15:00
ミーティング(2)
18:30
カカニ TC 帰着
19:00
夕食
20:00
クルーミーティング
22:00
就寝
6:00
起床
6:30
ミーティング
7:00
朝食
8:00
カカニ TC 出発
9:30
現地集合、ミーティング(3)
—植樹(2 日目)—
10:00
ワークショップ
12:00
昼休み
13:00
植樹体験
16:00
振り返り
17:00
ミーティング(4)
、後片付け
18:30
フジゲストハウス 帰着
19:00
夕食
20:00
クルーミーティング
22:00
就寝
7:00
起床
—終日休養—
63
BP 誕生日
2 月 23 日
2 月 24 日
2 月 25 日
2 月 26 日
7:30
ミーティング
8:00
朝食
9:00
自由時間 開始
18:30
自由時間 終了
19:00
夕食
20:00
クルーミーティング
22:00
就寝
6:00
起床
6:30
朝礼
7:00
朝食
8:00
フジゲストハウス 出発
9:00
活動地点到着
9:30
対象者:活動地点集合
—バクマティ川(調査 3 日目)—
10:00
プログラム開始
12:00
プログラム中断、昼食
13:00
プログラム再開
17:00
プログラム終了、後片付け
17:30
解散、活動地点出発
18:30
フジゲストハウス 帰着
19:00
夕食
20:00
22:00
クルーミーティング
就寝
6:00
6:30
7:00
起床
朝礼
朝食
12:00
昼食
18:00
フジゲストハウス 出発
19:00
野営地 着
19:30
夕食
20:00
クルーミーティング
22:00
就寝
6:00
起床
6:30
朝礼
7:00
朝食
8:00
活動
12:00
昼食
13:00
野営地出発
14:00
フジゲストハウス帰着、小ミーティング
15:00
自由時間 開始
18:30
自由時間 終了
19:00
夕食
20:00
クルーミーティング
22:00
就寝
6:00
起床
6:30
朝礼
7:00
朝食
8:00
フジゲストハウス 出発
—キャンプ 1 日目—
—キャンプ 2 日目&半日休養—
—バクマティ川(協議 1 日目)—
64
9:00
ネパール連盟 到着
9:30
対象者:活動地点集合
10:00
プログラム開始
12:00
プログラム中断、昼食
13:00
プログラム再開
17:00
プログラム終了、後片付け
17:30
解散、ネパール連盟 出発
18:30
フジゲストハウス 帰着
19:00
夕食
20:00
22:00
クルーミーティング
就寝
2 月 27 日
6:00
起床
6:30
朝礼
7:00
朝食
8:00
フジゲストハウス 出発
9:00
全体評価会議:植樹プログラム
2 月 28 日
—全体評価会議—
11:00
昼食
12:30
全体評価会議
14:30
来年以降のプロジェクトについて
16:30
終了、後片付け
18:30
フジゲストハウス 帰着
19:00
夕食
20:00
22:00
クルーミーティング
就寝
6:00
起床
6:30
朝礼
7:00
朝食
11:00
チェックアウト、フジゲストハウス出発
12:00
昼食
13:00
カトマンズ(トリプバン国際空港)着
14:05
カトマンズ(トリプバン国際空港)発
TG320
18:30 バンコク(バンコク空港)着
3月1日
19:30
夕食
23:40
バンコク(バンコク空港)発
7:30
23:40
日本(成田空港)着
セレモニー、成田空港 解散
65
TG642
リスクマネジメント
■派遣前準備期間におけるリスクマネジメント
本国外務省が発信するスポット情報(以下外務省スポット情報)と、ネパールスカウトとの
オンラインミーティングで得られる情報を定期的に確認する。情報はクルー並び全ての関係者
がメーリングリストを通して共有するものとする。
▽渡航1週間前の対応
a)外務省スポット情報を基準とした対応
※「」内の数字は危険レベルを示す
「1」十分注意してください
プロジェクト実施
「2」渡航の是非を検討してください
アドバイサーを含めて協議し是非を判断
(以下詳細)
在日ネパール大使館や日本国外務省、宿泊先のフジゲストハウスに問い合わせ情報収
集を実施し、得られる情報を判断材料として緊急ミーティングを行う。
「3」渡航の延期をお勧めします
プロジェクトの中止
「4」退避を勧告します
プロジェクトの中止
b)その他
外務省スポット情報に関わらず、ネパールスカウトとオンラインミーティングを行う。日
本クルーで出した決断をネパールスカウトに再考してもらい、派遣の安全について万全の
体制を整える。
▽渡航 12 時間前の対応
a)外務省スポット情報を基準とした対応
※「」内の数字は危険レベルを示す
「1」十分注意してください
プロジェクト実施
「2」渡航の是非を検討してください
アドバイサーを含めて協議し是非を判断
(以下詳細)
オンラインによるクルー並びアドバイサーでの協議を実施する。在日ネパール大使
館や日本国外務省へ連絡し最新情報を得る。
66
「3」渡航の延期をお勧めします
プロジェクトの中止
「4」退避を勧告します
プロジェクトの中止
b)その他
ネパールスカウトとのオンラインミーティングを行い、リアルタイムの情報を把握する。
外務省スポット情報が「1」であっても、彼らとのミーティングで渡航の危険が発せら
れた場合、渡航の緊急中止も考えられるものとする。
▽ネパール国内でテロ等の大きな犯罪が起きた場合
・活動地(カトマンドゥ市内)
、滞在地(タメル地区)で起きた場合
プロジェクトを中止
・活動地(カトマンドゥ市内)
、滞在地(タメル地区)以外で起きた場合
外務省スポット情報や在ネパール大使館からの情報により、クルー、アドバイサー
で随時渡航の是非を協議する。
※渡航是非の最終決断者はクルーリーダーとする。
■派遣中期間中におけるリスクマネジメント
現地で得られるニュース、ネパールスカウトからの情報、外務省スポット情報を日本出
国後2日毎に確認する。得られる情報並び派遣状況等は本国にいる全ての関係者と共有す
るものとする。
情報は現地のネットカフェへ行き受信する。日本への発信先は Pax のメーリングリスト
並び希望する各家庭とする。
▽ネパール国内でテロ等の大きな犯罪が起きた場合
発生地と現状を把握し宿泊先で待機。情報収集並び情勢の回復を待つ。
滞在地及び活動先に外出禁止令並び警報が出されていなければ、クルー、アドバイサー
でプロジェクトの継続、プログラムの実施の是非を協議する。
情勢悪化後48時間以上回復が見られなければプロジェクトを中止する。
▽各種危険への対応
・スリなどの軽犯罪
現地警察へ被害を届け、金銭または高額なものについては保険会社に連絡する。
・バンダ(ストライキ)の発生、突発的な闘争
外出禁止令が出されていない場合、プログラム実施の是非はアドバイサーを交えクル
ーで協議する。滞在先のゲストハウスの方の意見、在ネパール大使館から発信される情
67
報を判断材料とする。
・マオイストとの遭遇
日本人を含む外国人を攻撃の対象としないことを明らかにしていますが(外務省海外安
全HP参照)、万一遭遇した場合、身体の無事を第一に考えその場を去る。金銭の要求に
はやむなく応じこともある。
常に集団行動を鉄則とする。
▽誘拐事件に巻き込まれた場合
・クルー全員が巻き込まれた場合
3 日以上派遣クルーから連絡がない場合、日本側は各クルーの家族、日本の警察、外
務省、在日本ネパール国大使館、在ネパール日本大使館へ早急に連絡する。
・クルー数名が巻き込まれた場合
ネパール現地警察、在ネパール大使館、日本の緊急連絡先へ通報する。残されたクルー
の帰国については大使館と協議の上、決定する。
外務省海外安全ホームページより、2003年以降ネパール国内における外国人の誘拐
は報告されていません。
▽負傷・死亡
・軽傷(病院へは行かず応急処置で賄える範囲)
持参の救急セットで処置し様子を見る。
・重傷、重体(病院へ搬送、手術が必要なケース)
搬送後保険会社、家族、日本連盟、日本大使館へ連絡する。
生活装備、渉外が病院に待機し、他のクルーは滞在先でアドバイサーを交えてプロジ
ェクト継続について協議する。
・死亡
保険会社、家族、日本連盟、在ネパール大使館へ連絡の後、プロジェクトを中止し帰
国する。
▽パスポートの紛失、盗難にあった場合
在ネパール大使館へ連絡し、渡航証明書の発行を受ける。
該当スカウトの帰国については可能な限り派遣日程に合わせられるよう大使館側と交
渉する。
▽派遣費を紛失した場合
・全額を紛失し帰国に手数料がかかる場合
プログラムを中止し、帰国の時期をクルー、アドバイサーで協議する。
68
・全額紛失し帰国に手数料がかからない場合
プログラムを中止し早急に帰国手続きを取る。
※どちらの場合もまず保険会社並び在ネパール大使館に連絡し、次の行動を冷静に吟味
するものとする。
▽航空券を紛失した場合
発行した旅行会社、在ネパール大使館へ連絡し再発行の手続きを取る。
▽クルーが帰国を求める場合
・親類に不幸、危篤の連絡があった場合
本人が帰国を求める場合これを尊重し、早急に該当クルーの帰国手続きを取る。
・その他
クルーリーダーはその原因を把握し、本人と協議の上、最終可否を下す。場合によって
はクルー、アドバイサーも協議に加わるものとする。
※クルーの帰国について、該当クルーが使用する空路(トランジットが必要な場合、また
直行の場合)に関わらず、残る日本クルー若干名は該当クルーを空港まで見送るものと
する。
■治安悪化または何らかの理由により航空機が運休した場合
・往路(日本→タイ→ネパール)
成田から既に運休している場合はプロジェクトを中止する。
トランジット先(タイ)で運休が分かった場合、48 時間待機し復旧しない場合は
帰国、復旧した場合はネパールの情勢を確認し入国する。
・復路(ネパール→タイ→日本)
ネパール出発時に運休していた場合、宿泊先でしばらく待機し復旧を待つ。
タイから日本への便が運休した場合、トランジットを延長し復旧を待つ。
どちらのケースでも日本連盟及び各家族へ帰国遅延の旨を連絡する。
■団体行動のルール
▽外出
休養日及び買い出しで宿泊先を離れる際は、目的、人数、帰宅時刻をクルーリーダーへ
告げてから出発し、用件を的確かつ迅速に済まし帰宅するものとする。
人数は1グループ最低3名以上とする。これはプログラム中クルーをいくつかのグループ
に分ける際も同様のものとする。
69
▽休養日のありかた
休養日は単にフリーな日ではなく、後に控える活動に支障がないよう身体を休ませるこ
とを目的としたものである。慣れない海外での生活に、身体には予想以上に負荷がかかっ
ている場合が多い。それを考慮の上、行動することが望ましい。
70
今後の展望
第 4 回ネパール国際協力協同プロジェクトを実施する事にあたり、成果として以下の事がな
される事を望んでいる。
■ テーマの達成
今回プロジェクトのテーマは「循環と信頼」である。このテーマを設定した当初は、カトマ
ンズの首都を流れるバクマティ川におけるゴミに対する取り組みが今回の核となる様なプロ
グラムであった事より、そのゴミを減らすための手段として3R を考えてく事やネパールと
日本のスカウトの間での関係が強固になっていく事を願った事によるものであった。2006
年の準備視察の中で、月に 1 回のオンライン MTG を連絡のツールとして活用していく事を
考えたが、まだまだ改善していく必要があるのではないかという反省が生まれた。来年度は
日本連盟主催行事として本事業を実施する可能性が高い。ゆえに、長いスパンでの計画を立
てる必要があり、海外で実施するスカウト活動のモデルとなり得る様なプロジェクト運営を
考える必要がある。今年度事業で、その様な事をネパールのスカウトと日本のスカウトの間
で話をする事が出来る事がテーマの達成と言えるのではないかと感じる。
■ プログラムの効果のある継続
ネパールで実施するプログラムを考えると、少しネパールのスカウトのニーズを抽出した上
でプログラムを企画すれば、はずれる可能性は少ないのではないかと感じる。ただし、それ
には条件がある。一つは、ネパールスカウトが本当に必要と感じるものであるか否か。もう
一つは、それは何年で達成されるかという事を計画する事である。継続をしなければ効果は
薄いものである事がほとんどであると思うが、何年間継続させて、何年目で完結させるかな
ど長いスパンでの計画をする事ができれば、より効果的なプログラムを打ち出す事が可能に
なると感じる。今回実施するプログラムであるバクマティ川での河川環境に対する取り組み
とカカニトレーニングセンターでの植樹活動が、上記の考えの中で、どの様に実施されて継
続されていくかを今年度事業で見極める事を本事後の成果としたい。
以上の事を考えて、16 日間のプロジェクトにおいて、クルーは活動していきたいと思ってい
る。
71
補足資料
参考 水質調査に必要な知識(文責:横澤樹一郎)
■BOD と COD の違い
COD:
COD(化学的酸素要求量)とは水質の汚濁物質が化学的に酸化される時に必要とする酸素の
量をいい、この数値が大きいほど水は汚れていることを示す。海域や湖沼の汚染指標に用いら
れる。
BOD:
BOD(生物化学的酸素要求量)とは好気性バクテリアが、水中の有機物を酸化分解するのに
必要な酸素量で、水質汚濁の指標の 1 つ。普通 20℃において 5 日間に消費する量を、ppm
または mg/l で示す。
COD が海域や湖沼で用いられるのに対し、BOD は河川の汚濁指標として用いられる。
※ただし、通常は河川の汚濁指標にも簡易的な水質調査な場合は COD を用いる事が多い。理
由は、BOD は測定が煩雑な為である。
【参考】http://www.geocities.co.jp/Outdoors/3745/suishitsu/bod_cod.html
■ごみマップに付随した水質調査の場合は以下の項目の調査をする事も考えられる。
重金属・水温・におい・油
■し尿などが流されている場合
窒素の数値を測定する事でし尿がどれだけ河川に流れているかが判明することが可能になる。
ただし、調査地の元々の窒素量を把握する必要がある。また、亜硝酸で測定不可な場合は、硝
酸で窒素量を測定する。
■窒素やリンが多く含まれることが環境要因として発生するもの(赤潮)
窒素・リンの増加→植物性プランクトンの大量発生→溶存酸素の低下(赤潮)
→慢性的な酸素不足による生物の窒息死
この赤潮が海や湖沼などで発生する理由は、川には流れがあり、植物性プランクトンが大量に
発生したとしても希釈されるからであると考えられる。逆に流れのない海や湖沼ではある一点
で赤潮が発生したとしても希釈は起きにくい。
72
■水質調査の留意点
当日の気象条件が重要になる。たとえば、降雨が現地またはその川の上流で起こった場合、川
の流量や流速も変わり、データも変化する。また、日中は植物プランクトンの光合成が活性化
されて、溶存酸素量を変化する。なので水質調査は以下の様に実施することが望ましい。
・午前中の早い時間帯に調査する(植物プランクトンが活性化する前の時間帯)
・当日は安定した気候になること。
・1つの調査地点で最低3回は同じ調査を実行する。
調査は現地では異なるポイントを回る予定であるが、以上のことに留意して計画を進める必要
がある。
■調査する場所について
調査は川のどこで行うかも検討材料の1つである。なぜであれば、川の真ん中でやる場合と脇
でやる場合でも、数値に差が出る事が考えられる。なので、検討し場所葉確定すべき。
■パックテストについて
パックテストで調べられる成分の種類は何十種類もある。とりあえずごみマップに付随した水
質調査に必須項目は、COD・透明度・水温・ph である(らしい)。加えてその土地柄にあわ
せ「取りたいデータの選別」をすべき。何が問題になっているか?どの成分を調べればいいか?
を明確に答えを出すべき。
■調査はシンプルに
本来は、水質調査がメインではなく、ごみマップがメインの為に調査を振り返ったときに考察
が困難な調査は避けた方が良いと考えられる。
73
記載するアクティビティは以下の通りである。
1、
通り抜けます(英訳済み)
2、
ハンプティダンプティ(英訳済み)
3、
限界ぎりぎり
4、
塵も積もれば
5、
LIFE BOX (英訳済み)
6、
大海の一滴
7、
驚異の旅(英訳済み)
通り抜けます –Just Passing Through-
■ 対称年齢 小学生高学年、中学生
■ 場所 広い場所
■ 関連あるアクティビティ
地下水を知ろう:
水がどのようにして土の中を移動するのかについて紹介している。
雨の日のハイキング:
流域にある校庭の役割色変わり:流域の変化がどの様に水の流出に影響しているかについて
扱っている取り込んで、貯めて、手放す:流域の変化がどの様に水の流出に影響しているかに
ついて扱っている
■ 要旨
全身を扱うアクティビティを通じて、生徒は、植物が地表に移動する水にどう影響を与えてい
るかを探ります。
■ 学習目標
・ 植物が覆われている傾斜地、覆われていない傾斜地のそれぞれで、水の流れ落ちる速度
を
比較する
・ 浸食の緩和に使われる最適管理手法を特定する。
■ 準備するもの
・ 「植物で覆われている丘陵地」
、
「植物を植えていない丘陵地」の写真のコピー
・
スカウトロープ
■ 関連づけ
子供たちは、水が坂をどのように流れ、流れる水がしばしばゴミや堆積物を運んでいるの
を見た事があるでしょう。また、植物に水をやるときは、土や植物が水を吸収し貯める様
子を見ています。植物がいかに水の移動に影響するかについて理解する事は、水質と土地
74
との関係を理解するのに役立ちます。
■ 背景
省略
■ 進め方
▼ウォーミングアップ
植物が覆われている斜面に絵を見せます。この坂に雨が静かに降る様子を想像させます。雨の
日はどうなるのでしょうか?今度は、何も植物が生えていない坂の斜面の写真を見せます。前
に見せた斜面と比べて、この斜面では雨の水は土地にどのような影響を与えるのでしょうか?
▼ アクティビティ
Step1:
ある場所に流れる水(斜面から川に流れ込む)を演じる旨を伝えます。「植物で覆われている
斜面の図」に従って運動場の設定をします。スカウトロープを置いて川を表し、上流と下流を
設定します。(毛糸の一部を蛇行させて急流を表します。)運動場の一方に半数の生徒を集めま
す。この生徒は「雨水になります」。残りの生徒は「植物」になって、雨水と川の水がくる様
にします。
Step2:
斜面の植物は水の流れを緩めます。これを実現するには、植物の生徒が雨水にしがみつこう
とします。植物の生徒は一本の足は地面に付けていなければなりませんが、もう一方の足は
軸に向きを変えたり、両腕をのばしたりする事はできます(水を捕まえる根に当たります)
。
Step3:
雨水の生徒はつかまえられると、植物の周りを 3 回回って地面にしみ込んでいく様子を真似
します。雨水は川に到達すると、立ち上がって毛糸に沿って歩きます。
Step4:
全ての雨水が斜面を下がるのに要した時間を記録します。生徒が希望すれば、役を交換して
同じ事を繰り返します。
Step5:
植物がなくなるとアクティビティの結果はどうなるかを実演します。植物役の生徒を「半分」
「なし」と減らしていき、変わりに石役をやってもらいます。石役の役目はただしゃがみ込ん
でいるだけです。植物役の生徒の数は変えずに斜面を下るのに要した時間を記録します。
Step6:
植物に覆われた斜面と植物に覆われていない斜面とその中間で斜面を下るのに要した時間を参
考にして比較をしてみます。
Step7:
アクティビティの結果について話し合います。水の動きについて口頭で説明させます。植物が
どのように流れの速度を緩め、それらによって水が土にしみ込む時間を与えられているかを理
解させます。
75
-リハーサル後の反省及び変更点・導入部分の話をもっとふくらませる
・5回では多すぎるので、回転する回数は 3 回に減らす
・スタートがどこでゴールがどこかを明示する
・予め立ち位置を決めておく。
・タイムを計測する事を明示する。
・走るコースを明示しておく。
■ 英語訳
Hello! Let’s start Just Passing Through!
This activity is race,
At First, please look this picture,
Do you think how water flow in this picture,
In this case, Will the wood do some kind of function?
This game inform about relationship between tree and water.
I explain about this game.
Please make two group. OK
One group member is tree. The other group member is water.
This line is river like vagmati river.
Trees is standing near the vagmati river,
I set tree.(他の人でもいいかも)
Tree cannot move tree’s left or right foot can move,
人をどんどん木にみたててたてていく。
Water go start point,
This game has start point and goal point.
Start point is headwater, goal point is lower.
Water flow from start to goal,
Water pass through trees,
Tree want to drink water, so, tree want to catch water,
If water is caught by tree, water must turn 3 times around tree.
When water finish 3 times turn ,tree release water.
Water flow again,
76
When water arrive at goal, next water starts,
Let’s try,
(一セット目終了)
until next set start, two group exchange your job,
tree is water , water is tree,
and half of tree change stone,
stone don’t need water, so stone don’t moving near the river,
stone sit down, please,
let’s try,
(二セット目終了)
until next set start two group exchange your job again,
in this set, all tree is stone,
let’s try,
we play 3 set, how fast is set in this 3 set,
Ok,
Why is 3set fastest set of all sets,
Ok,
Many tree keep water, so it is difficult for water to pass trees,
I think that this phenomenon can displace real nature,
Tree have function which keep water, so water is slow in the forest,
In the mountain. We feel This function,
No tree mountain is easy to happen land slide, but standard mountain don’t happen such
as accident,
ハンプティダンプティ –Humpty Dumpty-
■ 対称年齢 小学生高学年、中学生
■ 場所 教室
■ 関連あるアクティビティ
正当な価格:
水の価格について扱っている
それぞれの見方:
77
復元についての賛否両論を扱います
ホットなディペート:
復元についての賛否両論を扱います
誰の問題?:
生息地の開発や復元に及ぼす長期的な影響について探る
■ 要旨
環境保全プロジェクトを、簡単なパズルになぞらえて行います。
■ 学習目標
・ 変えてしまった自然環境を復元する事について説明する
・ 地元の復元計画をたてる
■ 準備するもの
・ パズル
・ 古雑誌
・ ノリ
・ はさみ
・ 定規
・ 画材
・ ボスター板か厚紙
■ 関連づけ
時計かラジオの内部を分解してみて、何かをバラバラにすることは組み立てるという事よ
りも簡単だという事を学んだ対象者もいるでしょう。また、対称者には花瓶や皿を割った
経験もあるでしょう。接着剤で結合してみても、元通りにはなりません。復元プロジェク
トをジグソーパズルに例える事で、流域に管理する人達にとって、変わってしまった水環
境を自然の状態に復元する事の難しさを理解します。
■ 背景
省略
■ 進め方
▼ウォーミングアップ
変化した場所の写真を見せます。自然の出来事(洪水、台風、竜巻)や自然の活動(地下水
を毒素で汚す、湿地の排水、水路建設)が自然の生息地にどのような影響を及ぼしているか
について話あいます。何をするべきだと思いますか?解決策の1つに復元がある事を話しま
す。自然を復元しなければいけない理由を挙げさせます(浸食管理、洪水管理、野生生物保
護、美観、水質、水量の保全など)。様々な部品で出来ている物をみせます。それをバラバラ
にしてまた元に戻すことは簡単か、難しいかを尋ねます。何かを復元、すなわち元通りにす
ることはなぜ難しいのか理由を挙げさせます。
▼アクティビティ
78
以下に復元の概念をシミュレートする2つの方法です。
オプション1
Step1:
クラスを小グループに分けます。各グループにある場所の風景写真のコピーを配ります(時間
と生徒の技能レベルによって、簡単な写真か難しい写真のいずれかを選択します)
Step2:
その写真を好きな様にグループで手を使って切ってもらいます。
Step3;
切った紙切れをグループ同士で交換し合います。
Step4;
わけ取った紙切れを元の写真通りで直していきます。組み立てた紙切れにノリを使い、厚紙に
貼っていきます。正確に元に戻っているところもあるかもしれませんが、少しずれていたりし
て元通りには戻ってはいないでしょう。これは自然の構成要素は性格には組みあわせる事は出
来ないこと、また構成要素の知識が不足していると復元を複雑にしている事を示しています。
▼まとめと行動
アクティビティで行った事と実際の復元プロジェクトの関係について話し合います。生態系は
なぜ変わり、復元はなぜ難しいのかなどをまとめさせます。将来において、人間が生態系をか
える事はないと思いますか?
天然資源を使い続けなければならないという人間の必要性を認識し、生態系を無傷のまま維持
するにはどのような方法があるか挙げさせます。
(動植物の種の目録作成、水質モニタリング、
最適管理手法など)以下に考慮して、水に関する復元プロジェクトを作らせます:復元目標の
設定、復元計画の策定、困難の予測、コスト分析、時間枠の決定、結果の投影(復元した場所
の予想外観を示す等)、復元地の維持管理。プロジェクトが実現可能なもので、生徒も復元の
実施に同意した場合は、プロジェクト日記や水日記をつけさせて、そのコピーは他の教師や生
徒に回覧させます。
■ 評価のポイント
・変わってしまった自然の中には、元の状態への復元が不可能なものがあるのはなぜか 説明する。
・古い時計(ラジオ、パズルなどの部品を組立てることと、実際の復元プロジェクトを関連づける事。
・地元の復元計画を作成し参加する事。
■ 英語訳
Hello Everyone! Let’s Start a game , Humpty Dumpty.
At First. We use there river Picture and gum and your imagination.
This is puzzle game,
Please show me my action and do same action.
Step1:Please choose one picture in these picture.
79
Step2:Please look these picture so hard that you are in this picture.
Step3:Please exchange these picture with your friends.
Step4:Please tear your picture and make 20 piece,
Step5:Please Return this pieces.
Step6:Please repair from this 20pieces to original picture by using your wisdom and
this gum,
Are you finish?
Oh, this is perfect picture.
Un, that’s too bad..
Are you ok?
How was it? Do you think that your picture was repaired perfectly?
I look your repaired picture?
I think that this picture differ from original picture.
For example(指をさしながら、
、
、)
This is my opinion, it is very difficult for us to repair perfectly.
I think to displace from this pictures to real nature.
Do you know ecology?
Ecology’ meaning is the relationship between living things and their environments.
There are various ecology in Many nature places.
For example, River,mountain and valley.
Ecology is changeable.
If people lives in a place, people make field for cultivation, make house for our life. someone
Start fishing and other people start hunting.
Gradually, Ecology is reacting and changing for stability and balance.
City’s ecology is a example.
This ecology change day by day.
It is difficult for us to repair the ecology perfectly.
If we want to save this city’s ecology, Perhaps city’s ecology keep invisible changing.
But, this is my opinion,
People save this ecology, the reason why, ecology is reacting and changing by people.
This is Japanese river’s story,
80
Near my town, there is a big river which flow in Tokyo,
In this bank, a kind of flower is living now.
We can only see this flower in the river’s bank,
But, now this flower is decreasing and extincting,
This cause is many factor,
For example natural enemy came from foreign country,
This enemy is plant, too.
And, other factors are water’s quality, making city and so on
I return here from my country,
Probably, your city is happening alike problem.
If you save your city’s river’s ecology, how do you solve?
At first, do you know living things in bagmati river and on river’s bank.
I make record of river’s ecology.
But,this is a method.
This game finish, thank you for your curiosity.
限界ギリギリ –Reaching Your Limits-
■ 対称年齢 小学生高学年、中学生
■ 場所 教室
■ 関連あるアクティビティ
塵も積もれば:
汚染物質がどのようにして水路に入り込むかについて
雨の日のハイキング:
汚染物質がどのようにして水路に入り込むかについて
水に関する職業:家庭への給水・排水のしくみ
発砲水:下水処理について
傷つけられたカゲロウ:水質検査の方法
正当な価格;処理場の建設にかかる費用
■ 要旨 リンボーダンスを行って飲料水の水質基準の適合について学びます。
■ 学習目標
・ 水質と浄水機能の関係を説明できる
・ 100 万分率を認識する。
81
■ 準備するもの
・ 100ml か 250ml のビーカー
・ 青色の食品着色料を混ぜた水
・ 透き通った水
・ 10ml のメモリ付きシリンダーかピペット
・ 7cm×13cm のインデックスカード
・ 計量の木材、金属ポール、ほうきの柄、メートル尺のいずれか
■ 関連づけ
ほとんどの生徒は、街の水道水が処理されている事をしっています。飲料水の基準は飲むの
に適した水の状態を保証する為に設定されています。例えば、部屋を片付けておく様に親か
ら言われたときなど、生徒たちも基準の達成する場合、汚れた水を処理するには、きれいな
水を処理するには、きれいな水を必要とするかをシミュレートし、水をきれいなまま維持す
ることの大切さを理解します。
■ 背景
省略
■ 進め方
▼ウォーミングアップ
生徒にグラスに入った水をみせます。その水を飲んでも安全であるか、はどのように判断でき
るかを尋ねます。その水を飲む前にその水について知りたいことを挙げさせます。蛇口から出
る水を飲むのに、山に流れる水は飲もうとしないのはなぜですか。
青い食品着色料を混ぜた水 100ml を正確に測ります。これは汚染物質を表す事を話します。こ
の水をあえて飲むかをどうか尋ねます。汚染物質を 10ml 採り 90ml の水を入れて、濃度を
計算する。(1/10)、この水は飲みますか喉が乾いていたら飲みますか?再び希釈駅を 10ml
採り 90ml の水に入れて、濃度を計算します。(1/100)。これなら飲みますか?砂漠にいた
らどうでしょうか?さらに汚染物質 10ml1 を 90ml の水に希釈してみます。濃度はどれくら
いになったでしょうか(1/1000)この測定値は千分率(ppt)であることを説明します。さ
らに 3 回、百万分率になるまで希釈を繰り返します。今度は汚染物質が入った水でも飲みま
すか?
▼アクティビティ
Step1:
水の処理する理由について話あいます。すべての化学物質を取り除くことは経済的に不可能
であるために、政府は水中の汚染物質の許容濃度の規定基準を設定していることを説明しま
す。これら基準は、しばしば ppt、ppb を単位として設定されています。例えば特定の汚染
物質の基準値が 5ppm として設定されている場合、百万 ml の水にその物質は 5ml しか許容
されていないということです。この量の感覚をつかませる為に、ウォーミングアップで行っ
た実演を思い出させた後で、次の例を示します。
(例)100 万台の白い自動車の列を並べます(日本
82
列島を往復できる長さです)。この車のうち、5 台が青い車だとすると、100 万
台の
うちの 5 台で、すなわち 5ppm の概念を示す事になります。
Step2:
クラス対象に設定する基準の例を示します。ブルージーンズをはいている生徒の数を数えさ
せて、クラス全体の人数を比較をさせます。25人中の生徒のうち、6 人がブルージーンズ
を履いていたら、ブルージンーンズの濃度は6/25 となります。クラスのブルージーンズの
数を制限する基準を設定されたらどう思いますか?教師がブルージーンズを履いてこられる
人数を 6 人以下とするのです。このちょっと馬鹿げた基準を設定を達成する為に、生徒達は、
基準を破らないようなシステムを作らなければいけません。
Step3:
これは水質水準に類似していることを説明します。政府は広範な生物学的、化学的要素に対
して基準を設定していきます。地方自治体の水道局では、できるだけ水源(地下水、川、湖
など)に近い純度の水を見つけ、そしてそれを処理することで基準の達成に努めています。
Step4:
それから「リンボーダンス」を行って、基準達成のために浄水処理を要する努力の大きさを実
演で示す事を伝えます。リンボーダンスの高さは水質で表します。バーの下を通れた生徒は、
処理された水を表します。水質が悪化すると、バーの高さが低くなり基準達成に要する努力は
大きくなります。
Step5;
水をきれいなまま維持する為に出来る事と、水をけがす人間の行為について意見を出し合いリ
ストにいさせます。リストの各項目の内容を別のインデックスカードに書き写します。カード
を混ぜて、リンボーポール近くの机かテーブルの上に表を下に向けておきます。
Step6:
リンボーダンスを行う前には、準備体操としてストレッチを行ってください。生徒を一列に並
べ、バーを中間の高さ(生徒の身長の中間値)に設定します。この時点では、ほとんどの生徒
はバーの下を通れるはずです。これは水質基準の達成にはほとんど努力を要さない事を意味し
ています。
Step7;
各生徒はバーを通る前に、カードを一枚めくってそれを読み上げます。カードに水質改善例が
書かれていたらバーを 7.5cm あげ、水質を悪化させる行為が書かれている場合は、バーを
7.5cm 下げます。その後に再びカードを切ります。
Step8:
各生徒は、
「リンボースタイル」でバーの下をくぐり抜ける努力をします。バーをくぐれなか
った時は、処理場の設定基準に達しないほど汚染された水が処理場に入ってきた事を表しま
す。公共の上水道では、飲料に適した基準達成のための措置がとられます。これらの措置に
は、別の処理方法を採用する。他の水源を探すなどがあります、しかし残念ながらこれらの
83
方法の多くは費用と時間がかかる事や、あるいは技術がいとわない現状があります。
▼まとめ
ゲームの結果について話あいます。ボールがくぐれない程に低く下げられたときにはどう感じ
たか聞いてみます。処理場が設定した基準を達成できない時はどうなるでしょうか?水質汚染
と水が媒介する病気について話し合います。浄水場の管理者を尋ねさせ、自分の流域の水には
どんな基準が設定されているか調べます。
塵もつもれば ‐Sum of Parts-
対象学年 小学校高学年、中学生
場所 教室
コース作り
通り抜けます:流出
迷水:流出
雨の日のハイキング:流出
みんなの水:水の使用について
傷つけられたカゲロウ:水質の管理について
要旨
流域を流れる川の汚染に生徒がどの様に加担しているか実例を挙げて説明し、みんなの努力で
汚染を軽
減することができることを認識します。
準備するもの
大きなポスター板か新聞紙
絵画用ペンと鉛筆
対象者の筆箱にあるもの(鉛筆 or クリップ、本な
ど)
関連付け
数学の授業では、数字を足して「合計」を出します。多くの生徒は、人の大勢集まるところ(コ
ンサート会場、スポーツ観戦)に行って、残されたごみの量に驚いた経験があるでしょう。一
人ずつはそれほど多くの量を残していった訳ではないですが 500 人、1000 人、それ以上の
人間が行うと、全体の量は増えます。生徒が善かれ悪かれ水質とどの様に関わっているかを詳
しく知る事によって、水質管理における自分たちが果たす役割を理解するのに役立ちます。
背景
省略
進め方
84
ウォーミングアップ
バクマティ川の名称を尋ね、流域に関する生徒の知識を確認します。この川はどこを源流とし
ているのでしょうか。どこで終着するのでしょうか。その川はどんな町を通るのでしょうか。
バクマティ川を通るいくつかの町は、それぞれどの様な土地利用をするのが一般的なのでしょ
うか。この土地利用ではどんな影響を与えているのでしょうか。川の上流に位置する町での住
民から流される水は下流の水の住民にどの様な影響を及ぼしているのでしょうか。またどの様
に感じると思いますか?
アクティビティ
Step1:
遺産を相続したと伝えます。土地とお金の使い方の一覧表を作らせます。
Step2:
土地の「区画」と絵画用のペンと色鉛筆を配ります。青は水で、白紙の部分は自分の所有して
いる土地であると説明します。1 億円で自分の好きな様に土地を開発します。農地や牧畜地に
してもいいです。別荘、住宅、工場、公園を作っても、また植林、伐採、採鉱、なんでもすき
な様にしてください。
Step3:
絵を描き終えたら、土地の左上の番号を見るようにいってください。それぞれの区画はパズル
の1片です。1から始めてパズルを組み立てます。川の周辺の土地を正しい番号で並べていき
ます。
(1と1は向かいあい、2は1の隣に並べるなど)
Step4:
どの様に土地を開発し、水を使用するかについて説明させます。その中で水路を汚したり、物
を流したりする行為がないかを確認させてください。生徒を机にある持ち物(本、鉛筆、ペン、
紙など)の中から1つを選び、川を汚す物の代わりにします。
Step5:
生徒はそれぞれの持ち物を持って、川岸の土地と同じ順番で並びます。その川を汚す持ち物を
自分より下流の生徒に渡します。渡す際に、その持ち物にはどの様な汚染物質を含まれている
かを言わせます。一度目の生徒は 2 番目の生徒に持ち物を渡し、2 番の生徒は受け取ったも
のと自分の持ち物を 3 番目の生徒に、3 番目の生徒は同様に受け取ったものと自分の持ち物
を 4 番目へと、最後の生徒がすべての持ち物を受け取るまで行います。
まとめと行動
すべての持ち物が最後の生徒に渡ったら、アクティビティについて話し合います。アクティビ
ティについて話し合います。川の中流や下流の生徒はどの様に感じたでしょうか?自分たちの
土地利用計画についてはどうでしょうか?下流の生徒は上流の生徒がすることに影響を受けま
したか?上流の川の使用者は、下流の水質を変えることがありましたか?生徒に自分の持ち物
を回収させます。自分の持ち物が容易に分かるものは、点源汚染とします。そのほかの持ち物
(鉛筆・クリップ・ノート用紙)は誰の持ち物か識別が難しく、いろいろな場所から出ている
汚染物質とみなします。これらの持ち物は、非点源汚染を表します。
85
続いて、各自が流した汚染物質の量をへらす方法を、短い文章で書かせます。自分の住む町の
水域で行われている規制について調べるのもよいでしょう。
■ 評価のポイント
・ 水質に対する個人の責任について意見を発表する。
・ 水質を守るためには、自分たちに何ができるか、短い文書にまとめる
・ 点源汚染と非点源汚染を区別する
■ 英語訳
Section1
We partition a river and this basin into
Some area(fig1)
Section2
We make to planning town. For example,
House, shop, field, factory, forest,and so
On(fig2)
Section3
We image that we throw away and pour what
kind of garbage into river (fig2,fig3)
Section4
Organizer ask target people ‘where these
Garbage flow? ‘
In this experiment, we expect that target learn
disclose that people who live in same river basin
have relationship
Need good
Paper, Pen (color and black),
Interest of riverside, and so on
86
Life Box –The Life Box-
■ 対象学年 小学生
■ 場所 教室
■ コース作り
水に関する、生命にとって水がどの様に、必要とされているかなどについて学ぶアクティ
ビティを行う前の基礎的なアクティビティです。
アクアボディ:人間のからだの大部分が水で出来ていることを学びます。
水の調べ:人間のからだがどの様に水を使っているか学びます。
■ 要旨
アクティビティをじっくり考えさせる事よりも、生徒は生命を維持するために4つの要素
について学びます。
■ 準備するもの
・ 鉢植えの植物
・ 石
・ コップに入れた土
・ ペットボトルの水
・ 生命の箱
(1 カップ 200ml の土とペットボトルの水を入れた箱をいくつか組み立て、それぞれに
「Life Box」と書いたラベルを貼る。箱のふたはしっかりと閉じておく。
)
生徒1人につき 200ml の牛乳パックを1つ(パックは洗い、上の折り返しの部分を引き
離して完全に開いた状態にする。
・ 土
・ ノリ
・ はさみ
・ 図画用具
■ 関連づけ
水や空気がないと生きていけない事はたいていの生徒が知っています。中には植物も水、
空気、土の中のミネラル、日光を必要としている事を知っている生徒もいるでしょう。
推論する事で、生徒は動植物が4つの重要な要素に依存している事を学び、そしてこれ
らの資源に対する感謝の気持ちを強めます。
■ 進め方
▼
ウォーミングアップ
鉢植えの植物と石を見せて、そしてクラスから1人の植物を選びます。この3つの中で「生き
ている」ものはどれかを質問します。これから、生命には何が必要かを発見するという事を生
徒に説明します。
87
▼ アクティビティ
Step1
「Life Box」を生徒たちの間で回覧します。一人一人に箱を開けて、中に何があるかをそれ
ぞれメモする様に言います。(年長の生徒であれば、中身のリストを作らせることもできま
す)
。その中で何を見つけたかを生徒に尋ねます。おそらく土と水入りのペットボトル、と彼
らは答えるでしょう。箱にはあと2つ入っているものがあると言うと、生徒たちは興味を示
すでしょう。
Step2:
箱をもう 1 度まわし、「箱の中には何がありますか?」という質問を繰り返します。短いブ
レーンストーミングを行った後、生徒が「空気と光」という答えを出さなければその答えを
教えます。
Step3:
箱の中にはほとんどの生きものが必要とする4つのものが含まれていることを生徒に説明しま
す。実際のところ、箱の中に入っているのは水、土、空気の3つで、4つ目に光は箱を開けた
ときに入ります。
Step4;
これらの要素を生物がどの様に利用しているかを説明します。
▼
まとめと行動
生徒が何人か選び、教室の前に出てきてもらいます。それから鉢植えの植物を生徒に見せます。
前に立っている生徒や植物がどの様に生命の4つの要素を利用しているかをクラスに質問して
ください。「life Box」を家に持ち帰り、家族に生命が必要とする4つの要素が何があるか尋
ねてみる様に言います。
■ 評価のポイント
・生命に欠かせない4つの要素を明らかにする。
・生物がこれら4つの要素をどの様に利用しているかを説明する(まとめ)
・アクティビティ終了後、次の評価を行ってください。
・水、日光、空気、土が生命に不可欠であることを説明する。またはその反証をあげるため
の実験を生徒に考案させる。
■ 英語訳
みなさん、こんにちは。これから「ライフ・ボックス」という箱を見てもらいます。
最初に、生命が維持する為に必要な4つの要素がこの箱の中には入っています。
これから箱の中身を見せます。
みなさんは4つの要素を見つけられますでしょうか?
Hello Everyone! Let’s Start a game ,Life box.
88
At First, There is are four essential factors needed to sustain life in this box.
I am going to opening this box
Do you find this four factors.
Let’s try!
- Open the box –
この時一人が見たら、箱を一旦閉じる。
How many factors can you see in this box?
何人かに聞いてみる。
2 つと答えたら。
_What can you see? There is other two factors in this box.
3 つと答えたら、また同様に、
4 つを見つけるまで粘る。
Could you see all factors in this box?
出来れば対象者に言ってもらう。
あなたの答えを教えてくれるかな?
そう!それが正解です。
4つの大切な要素は土と水と空気と光です。
土と水は見える要素です。
しかし、空気と光は見えない要素ですね。
Will you say your answer?
Ok! This is correct answer.
Four essential factors is soil and water and air and light.
Soil and water is visible factors.
But, air and light is invisible factors.
Do you know this four factors How work is in nature?
Soil support plant.
Soil like soft sponge,
There is no soil, it is very difficult for plant to make root.
Do you know how soil is made?
Soil is made by tree and other living thing and evacuation.
These things is resolved by bacteria.
Gradually, these things is small and fine like dust.
And soil lay thick.
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Tree and soil help each other.
This good combination make good soil and good forest and good field
Next, Do you know water How work is in nature?
You know, there is no water, it is impossible for us to live, too.
Water is essential factor for all living things.
A long time ago, if this planet have no water, Perhaps the living thing
has not been
born.
For example, we drink water, this water is change blood and sweat and urine and so
on.
Blood carry many nutrition and waste matter,
Sweat and urine carry waste matter from inside to outside.
In this world, human receive benefit by water.
Next, Do you know air How work is in nature?
We breathe in our life.
And, when we burn all things, the thing is burned by air.
By the way, do you know photosynthesis?
When plant do photosynthesis, plant need carbon dioxide and water and sunshine.
Carbon dioxide is in air and our breath and many place.
Air is needed by many living things.
Next, do you know sunshine how work is in nature?
Sunshine receive warmth and light.
If there is no sunshine like night, it is cold time at everyday.
Besides, When plant do photosynthesis, plant need carbon dioxide and water and
sunshine
Sunshine is natural that all living thing lives in this world.
But, if there is no light, Many living things cannot live.
Since this four essential factors exists in this world, many living things is keep living.
It is precious thing in our life.
大海の一滴 –A Drop in the Bucket■
対象学年: 中学生
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■ 場所: 教室
■ 関係あるアクティビティ
太古の水 地球における水の存在期間
■ 要旨
地球にある淡水の割合を見積もり、推計し、淡水は限りある資源であり、保全対策が必要で
あることを理解します。
■ 学習目標
・ 人間が使う事が出来る淡水の割合を推計する。
・ なぜ水は限りある財団なのかを説明する。
■ 準備するもの
・ 工作用紙 2 色
・ 白紙
・ マジック
・ 水
・ 地球儀か世界地図
・ 1000ml のペットボトル
・ 容量 100ml のもの
・ 小皿
・ 塩
・ 世界の水の表のコピー
■ 関連付け
生徒は地球の大部分が水で覆われている事を知っています。人間が使う事の出来る水の量がご
くわずかである事については認識してないでしょう。水は限りある財産である事を学ぶ事によ
って、水財産を賢く使う必要がある事を理解します。
■ 進め方
▼ ウォーミングアップ(省略)
▼ アクティビティ
Step1:
1 リットルの水を見せて、それが地球上にある全ての水である事を言います。
Step2:
球上の全ての水はどこにあるかを尋ねます。(地球議か世界地図を参照)100 ミリリットル
ビーカーに1リットルのうち 30 ミリリットルを注ぎます。これは地球上の全ての淡水であ
る事を説明します。全体の約3%です。残りの 970 ミリリットルに塩を加え、これは人間の
消費に適さない海水になります。
Step3;
球の両極地には、何があるかを尋ねます。地球上の淡水の 80%近くは南極やグリーンラン
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ドの氷床や氷河として凍っています。淡水の6ミリリットルを小さい皿かビーカーに入れ、
残りの 24 ミリリットルは冷蔵庫に入れます。皿の水(全体の約 0.6 ミリリットル)は凍っ
ていない淡水を表します。この水のわずかやく 1.5 ミリリットルが地表水で、残りは地下水
です。
Step4;
そのうち一滴を取ります(指を使って)
。この時、バケツの底に落として音をだしたり、対象
者の指の上に落としたりさせます。これは汚染されていないきれいな淡水を表します。全体
の約 0.003%なのです!この貴重な一滴は汚れていては使う事が出来ないため、ただしく管
理しないといけません。
Step5:
演の結果を話し合いましょう。この時点で、多くの生徒は使える水がごくわずかである事に
気づくでしょう。しかしこのほんの一滴も地球スケールになると、大量の水になります。地
球の水の表を使って実際の量を推計しましょう。
地球の水の表
地球上の水全体(約 100%)を全人口(60 億人で割った値
=一人当たり 2333 億リットル
塩水(海洋や一部の湖沼や河川)の割合 97%を引いた値
2333 億リットルー2263 億リットル
=一人当たり 70 億リットル
70 億リットルのうち、両極地で凍っている割合 80%を引いた
値
70 億リットルー56 億リットル
=一人当たり 14 億リットル
14 億リットルのうち、使用できない水(深い地下水にある、
汚染 され ている 、地 盤に閉 じ込 められ てい るなど )の 割合
99.5%を除いた値
14 億リットルー13 億 9300 万リットル
=一人当たり 700 万リットル
▼ まとめと行動(省略)
■ 評価のポイント
・地球上のある淡水の割合を出す。
・人間が使用できる水の割合を推計する。
驚異の旅 –The Incredible Journey-
■ 対象: 小学校高学年、中学生
■ 場所; 屋内の広い場所
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■ 関連するアクティビティ
水の模型:水循環について及び凝集と蒸発について
想像してみよう!:水循環について
地下水を知ろう:土中の濾過について
枝分かれ:地表の濾過
繋ぎ合わせよう;大気中の移動
■ 要旨:
サイコロを転がして、水循環内の水の移動をシミュレートします。
■ 学習目標:
・ 水循環内の水の移動について言葉で説明する。
・ 水循環を移動する水の様々な状態を識別する。
■ 準備するもの
・ 画用紙
・ ビーズ
・ 水循環表のコピー
・ 箱×9個
・ マジック
・ 鈴
■ 関連づけ
生徒が水循環について考える場合、川から海を流れ、蒸発して雲になり、雨となって山に落ち、
再び川に流れる。といった一巡りの水の移動を想像する事が多いと思います。水分子のロール
プレイングを行えば、予測できる平面的な経路以上の概念として水の循環をとらえる事が出来
る様になります。
■ 進め方
▼ ウォーミングアップ
水が水中や地表、上空を移動する際に行く可能性がある場所をあげさせ、黒板に書きます。
▼ アクティビティ
Step1:
このアクティビティでは、水分子となって、水循環内を移動する事を説明します。
Step2;
が移動する場所を以下の9つの地点に分けます:雲、植物、動物、川、街、地下水、土、氷河 こ
れらの名前を大きな紙に書き、各地点に置きます(生徒に各地点の絵を書かせもよいでしょ
う。
)
Step:3
各地点に偶数人数の生徒を割り当てます。
(雲は偶数でなくてもかまいません)
。水循環内で自
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分がいる地点から、水が移動する事が出来る別の場所を挙げさせます。水を移動させる条件に
ついて話あいます。水の移動は太陽からのエネルギー、引力などの影響を受ける事を説明しま
す。場合によっては水はどこにも移動しない事もあるかもしれません。各自リストが出来たら、
そこについてグループで話し合います。各地点にサイコロを配り、自分達の地点から水が移動
できる場所を全て挙げられたかを確認します。
Step4:
水が1つの場所から別の場所へと移動するときの、水の形態について話あいます。水が1つの
場所から別の場所へと移動するときには、水が液体状である事がほとんどです。しかし、雲が
移動する時はいつも水蒸気の状態で、水分子はお互いに離れて速い動きをします。
Step5:
生徒に、これらの水が1つの場所から別の場 所へと移動する様子を実演する事を伝えます。
液体の水として、移動する時は二人一組になって移動します。これは、沢山の水分子が集まっ
て水滴になっている様子を表します。雲へ移動(蒸発)する場合は、パートナーからわかれ一
つの水分子として単独で移動します。雲から雨 となって降る場合は、パートナーを見つけて、
一緒に別の場所へ移動します。
Step6:
このゲームでは、サイコロの目によって水の幾重を決めます。生徒はそれぞれの地点のサイ
コロの後ろに並びます。
(雲の地点では、1 列に並び、その他の地点では 2 列に並びます)
。
生徒がサイコロを振り、上になった面に書かれた地点に移動します。同じ地点の目が出たら、
同じ列の後ろに再び並びます。次の地点に到着したら、そこで列の後ろに並びます。列の先
頭に来たら、サイコロをふって、次の地点へ移動します。パートナーはサイコロは振れませ
ん。
Step7:
生徒は移動の記録を取ります。同じ場所に止まった時も尽くめて、それぞれの移動をノート
に書き込むか自分のシールを各地点に残して置く事で旅を記録することが出来ます。
Step8:
ゲーム開始にはホイッスルか鈴を鳴らします。
▼ まとめと行動
自分達の移動の記録を使って、水が通った場所について物語を書かせます。物語には、水が
各地点に移動する際の条件や、移動する際の水の状態について記述を盛り込みます。行われ
た循環(同じ地点に帰ってくるなど)について話あいます。ある場所(例:駐車場、小川、
氷河、膀胱などの人間のからだの一部)を示して、水がその場所に行ったり、その場所から
離れる経路、及びその時の水の形態を述べたりさせます。中学生は小学生に「驚異の旅」を
教えましょう。
■ 評価のポイント
・水が水循環内を移動する様子を演じる。
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・水循環内を移送する時の水の状態を述べる
・水の移動を描いた物語をつくる
-リハーサル後の反省及び変更点・導入部分をもっと質を高める
・9つの場所を通る際の原因をまとめる
・動物に人も含まている事を明示する。
■ 英語訳
対象者にモールと紙とペンを渡す
Hi everyone, let’s start trip.
By the way, do you twist faucet in the morning.
Then water flow, where does water come from ?
River or Cloud or Underground or sea or this air.
Now I want you to be water, and use dice, ok?
This dice is painted many place,
There is 9 place’s plate in here,
I want you to go correspondence plate,
I try, (ここで一回やってみせる)
If you roll stop side ,you use dice again,
—10 回繰り返してやってもらうー
—終わりそうになったらー
Are you finish?
How were your trip?
-何人に説明してもらうー
その際に、以下のあんちょこを使い、それぞれの事象を説明していく。
Water is in many thing and many shape,
For example ice, water and steam.
Water go trip and circulate in many place.
This trip is finish thank you!
氷河は、長年存在している。そして、氷河は重力によって流動する巨大な氷の塊である。
氷河は、山がちであるか、傾斜した地形に形成される。氷河は複数年にわたって氷や雪が体積
することでできる。氷河は2種類に分けることができる。1つは山岳氷河である。これは高い
所で万年雪が圧縮されて氷となり、下方へ流れ出したものである。もうひとつは南極やグリー
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ンランドにあるような広範囲に覆う大陸氷河である。
he glacier exists long time. And, the glacier is the lump of the enormous ice which
flows due to gravity. The glacier is formed to the topography which inclines or
mountain. The ice and the snow can do the glacier by the fact that pile it over plural
years .We can the glacier divide into 2 types. One is the mountain glacier. It is
something where snow change being compressed at the high place, becomes the ice,
flows out to the lower part. One more, other glacier is the continental glacier which is
covered kind
of wide-ranging are the south pole and Greenland.
氷河は太陽の熱によって、表面部分が溶けて、徐々に水蒸気となる。水蒸気は空へと上昇して、
空で雲になる。
The glacier the surface part dissolving with the heat of the sun, gradually becomes
vapor. Vapor rising to the sky, with the sky becomes the cloud.
主に山岳氷河で太陽の熱や気温によって溶けだした氷河は重力によって高度が低い場所へと流
れていく。そして川になる。
Mainly ,at the mountain glacier , the glacier which starts dissolving with the heat and
air temperature of the sun keeps flowing to the place where altitude is low with gravity.
And it becomes the river.
氷河から徐々に、地下に水が浸透していっている。理由は、氷河の底面には溶け出そうとして
いる氷が存在しているので、少しずつその氷が解けていき、地下にしみこんでいくからである。
Gradually, the water has kept permeating the underground from the glacier. As for the
reason, because the ice which it has been about probably to start dissolving in the
base of the glacier, that ice to keep being unraveled little by little, it keeps soaking on
the underground.
雲(くも)とは、水滴または氷の粒(氷晶)が大気中に浮かんでいることをいう。山地などで
地上が雲に覆われていると、霧となる。
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The cloud means that the grain of the water-drop or the ice floats in the atmosphere.
When ground with such as mountain region is covered in the cloud, it becomes the
fog.
雲から雨や雪や雹として氷河に落ちる水滴は凍ることもある。その場合は氷河の一部になる。
The water-drop which falls to the glacier as a rain or a snow or a hail from the cloud
freezes. In that case it becomes portion of the glacier.
雲から雨や雪や雹として海に落ちた水滴は、海では海水と混ざり、海水になる
The water-drop which falls to the sea as a rain or a snow or a hail from the cloud at the
sea blends with the sea-water, becomes the seawater.
雲から雨や雪や雹として湖に落ちた水滴は、湖では湖の水と混ざる。
The water-drop which falls to the lake as a rain and a snow and a hail from the cloud in
the lake blends with the water of the lake.
雲から雨や雪や雹として大地に落ちた水滴は、地面の土から吸収される。そして水は土にたど
り着く。
The water-drop which falls to the ground as a rain and a snow and a hail from the
cloud is absorbed by the earth of the land. And the water arrives to the soil.
川(かわ、河川)とは、水が地表を流れる窪みである河道をいう。
The river it points to the fact that the water flows to the cavity of the earth's surface
川の下流には、海がある。川の水は海で海水と混ざり海水になる。
There is a sea in downstream of the river. The water of the river blends with the
seawater at the sea and becomes the seawater.
川の途中に湖がある事がある。湖では、川にすぐに戻らずに湖にとどまる水もある。
There are times when it is the lake on the middle of the river. In the lake, directly
without returning to the river, there is also water which is restricted to the lake.
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川の水は、動くことのできる動物にとって生活の中で欠かせないものである。動物たちは川の
水を飲むことで生きていくことができる。海の水は陸上の動物は飲まない。しょっぱいからで
ある。
As for the water of the river, in life it is something which cannot be missed for the
animal which can move. the animal
keep living by the fact that the water of the river
is drunk. the overland animal can not drink the water of the sea. Because the water of
the sea is salty.
川の水の一部は地中へとしみこむ。帯水層に行き着くと、川の水は地下水になる。
Portion of the water of the river soaks to the earth. When it arrives to the aquifer, the
water of the river becomes the underground water.
川の水の一部は、水蒸気になる。水蒸気は空へと昇っていく。水蒸気は雲になる。
Portion of the water of the river becomes vapor. It keeps climbing vapor to the sky.
Vapor becomes the cloud.
地下水とは、地中に存在する水の一種である。地中に存在する水は、地下水と土壌水に二分さ
れるが、帯水層に水がこれ以上ないほど満たされている場合、それを地下水と呼び、満たされ
ていない場合はそれを土壌水と呼んで区別している。地下水と土壌水を合わせて、広義の地下
水と呼ぶこともある。
The underground water is one kind of water which exists in the earth. We can the
underground water divide into 2 types. when the extent where the water is not above
this in the aquifer it is filled up, it calls that the underground water, when it is not filled
up, calling that the soil water, it has distinguished. There are also times when the
underground water and the soil water together, are called the broad under ground
water.
帯水層から地表に湧出した地下水は、地表面を下流へと流れる。川と出合う事で、地下水は川
の水になる。
The underground water which gushes to the earth's surface from the aquifer the
ground level flows to downstream. By the fact that it encounters with the river, the
underground water becomes the water of the river.
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帯水層(地下水が蓄えられている地層)=aquifer(The stratum where the underground
water is stored)
湖の湖底に帯水層がある場合、地下水は湖底に湧出する。地下水は湖の水になる。
When there is an aquifer on the lake bottom of the lake, the underground water
gushes to the lake bottom. The underground water becomes the water of the lake.
湖は、地表上の水で覆われた領域の内、規模が大きく、かつ海洋と連続しないもの。中央部は
沿岸植物の侵入を許さない深度(5-10m 以上)を持つ
Those to which as for the lake, among the territories where it is covered with the water
on the earth's surface, scale is large, at the same time the ocean does not continue.
The central part has the depth which does not permit the invasion of the coast plant
(above 5-10m)
湖水の一部は地中へとしみこむ。帯水層に行き着くと、湖水は地下水になる。
Portion of the lake soaks to the earth. When it arrives to the aquifer, the lake becomes
the underground water.
湖と川がつながっている場合、湖の水は重力により、川へと流れる。
When the lake and the river are connected, the water of the lake flows to the river due
to gravity.
湖の水の一部は、水蒸気になる。水蒸気は空へと昇っていく。水蒸気は雲になる。
Portion of the water of the lake becomes vapor. It keeps climbing vapor to the sky.
Vapor becomes the cloud.
湖の水は、動物の飲料水として活用されている。動物に飲まれた飲料水は動物の体内でいろい
ろな用途で利用される。
The water of the lake is utilized as the drinking water of the animal. The drinking water
which was drunk in the animal with internal of the animal is utilized with various uses.
海は、地球上の地表の 70.6%を占める、塩水で覆われた部分を指す。海の面積は陸地の 2.4
99
倍となる。
It points to the part where the sea occupies 70.6% of the earth's surface on the earth,
is covered with the seawater. The area of the sea reaches 2.4 times that the land.
海の水は太陽の光や温度によって少しずつ蒸発する。そして、海水は水蒸気となる。水蒸気は
上昇する。上昇した水蒸気は雲になる。しかし、海水はとてつもなく多い量である。そのため
に、海水となった水は長い間を海で過ごす可能性が多い。
The water of the sea evaporates little by little with the sunlight and temperature. And,
the seawater becomes vapor. Vapor rises. The vapor which rose becomes the cloud.
But, the seawater is the absurdly many quantity. Because of that, as for the water
which has become the seawater the possibility of passing for a long time at the sea is
many.
植物と呼ばれるのは、光合成をして、運動せずに生活する生物、あるいはそれに類似の生物を
まとめる言葉である。広義には、動物でないものすべてを指す。
What it is called the plant, doing photosynthesis, without exercising the living thing
which lives, or is the word which collects the similar living thing to that. It points to
thing everything which is not the animal in a broad sense.
植物の葉の裏にある小さな穴から、水蒸気の形をした水が出て行く。その水は上昇して、雲に
なる。
From the small hole which is on the reverse side of the leaf of the plant, the water
which does the shape of vapor keeps coming out. That water rising, becomes the
cloud.
土壌とは、地球上の陸地の表面を覆っている生物活動の影響を受けた物質層のことである。
The soil the surface of the land on the earth is the physical layer which receives the
influence of the living thing activity which has been overturned.
土に含まれる水は、植物の根から土中の養分と一緒に植物に吸収される。
The water which is included in the soil and nutrient in the soil are absorbed together in
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the plant. From root of plant.
土壌中の水分の一部は下層へとしみ込んでいく。帯水層まで行き着くと、土壌中の水は地下水
としてとどまる。
Portion of the moisture in the soil keeps soaking to the lower stratum. When it arrives
to the aquifer, the water in the soil is restricted as a underground water.
動物とは、動く事の出来る生物ですね。
Animal is a living thing that is able to move from place to place,
動物の汗などで体温の調節をしています。その汗は水蒸気として上空へあがっていきますね。
The animal has adjusted body temperature with such as sweat. That sweat keeps
rising to the sky as a vapor.
動物は尿を出します。その尿は土へとしみ込んでいきます。
The animal produces the urine. That urine keeps soaking to the soil.
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