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9月補正予算(案)のポイント

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9月補正予算(案)のポイント
2
平成28年度
9月補正予算(案)のポイント
平成28年8月29日
平成28年度9月補正予算(案)のポイント
1 予算(案)の規模
一般会計の補正予算の規模は約14億9千万円。
今回の補正予算は、「安心・安全なまちづくり」等の経費のほか、財政調整基金積立金を10億円計上。
特別会計の補正予算の規模は約23億2千万円。
主な内容は、国民健康保険事業会計で償還金、予備費を約16億7千万円、介護保険事業会計で償還金、
積立金を約6億5千万円計上。
企業会計の補正予算の規模は約2億4千万円。
内容は、水道事業会計で、道路整備等に伴う配水管の布設工事等に要する経費を計上。
(単位:千円)
区分
平成28年度
9月補正予算額
平成27年度
9月補正予算額
増減額
増減率(%)
一般会計
1,492,012
1,837,671
△ 345,659
△ 18.8
特別会計
2,321,984
3,210,223
△ 888,239
△ 27.7
企業会計
244,500
244,500
4,058,496
合計
5,047,894
△ 989,398
皆増
△ 19.6
9月補正予算額の推移(一般会計)
単位:億円
66.2
70
56.8
60
50
46.5
44.0
40
29.3
30
20
22.3
14.9
18.4
14.9
10.3
10
0
H19
H20
H21
H22
H23
H24
H25
H26
H27
H28
年度
※平成20年度以前は、合併前の各団体の数値を合算したものである。
※一千万円未満は四捨五入。
2 予算(案)の財源
特定財源としては、主に津波避難施設整備事業、福祉関連事業及び学校給食地産地消研究事業に伴う
国県支出金や市債を活用。
一般財源としては、主に地方交付税、臨時財政対策債、平成27年度の決算剰余金(繰越金)を財源とした。
- 1 -
3 主要事業のポイント
(A) 安心・安全なまちづくり
478,588 千円
いのち
1 災害から市民の生命を守る取組
331,857 千円
津波による被害から生命(いのち)を守るため、津波避難施設を整備。
大雨等による被害を軽減するため、河川緊急修繕等を実施。
消防団のイメージアップ・消防団活動の普及啓発を図るため、カラーガード隊を発隊。
(単位:千円)
事業名
1
2
3
主な概要
金額
津波避難施設整備事業
(財源:国補助金 2/3、
県補助金 1/18、市債)
津波避難タワーの建設・設計、避難路の事前調査
・津波避難タワーの建設 2か所
整備箇所 駿河区広野五丁目(370人収容)
清水区三保(410人収容)
完成予定 平成29年9月
・津波避難タワーの設計 2か所
整備箇所 駿河区西島(540人収容)
駿河区用宗一丁目(270人収容)
・避難路整備の事前調査(境界確定等) 1か所
整備箇所 清水区村松
整備内容 日立ジョンソンコントロールズ空調㈱
を避難ルートとした連絡橋の整備
207,420
河川緊急修繕等事業
大雨等で損傷、埋塞等が生じた護岸等の修繕、堆積
土の除去等
・護岸等の修繕 31件(舟川等)
・堆積土の除去等 29件(門屋川等)
120,000
消防団員確保対策事業
消防団活動の広報を強化する「カラーガード隊」の発
隊
・身分 消防団員
・隊員数 10∼15人程度
・発隊 平成28年11月(訓練開始)予定
4,437
※カラーガード(Color Guard)隊
鼓笛隊やマーチングバンドにおいて、演奏に合わ
せて、フラッグなどを用いた演技を行うパート
津波避難タワー
損傷した護岸の様子
- 2 -
カラーガード隊のイメージ
(写真提供:富士市消防本部)
2 保健医療・福祉の充実
146,731 千円
B型肝炎の発生とまん延を予防するため、予防接種事業を拡充。
「介護離職ゼロ」に向けた、介護従事者の負担軽減を図る介護ロボット導入に対する助成。
福祉施設における防災対策の強化に向けた、有料老人ホームのスプリンクラー整備に対する助成。
静岡県東部ドクターヘリコプターの円滑な運航に向けた、ドクターヘリ格納庫整備に対する助成。
(単位:千円)
事業名
主な概要
金額
各種予防接種事業
予防接種法施行令の改正(平成28年10月1日)に伴う
B型肝炎予防接種(接種回数3回)
①定期接種化
対象者 H28.4.1以降に生まれた方かつ
1歳未満の方
費用
全額市が負担(本人負担なし)
②市独自施策
・対象年齢の拡大
対象者 H27.4.2∼H28.3.31に生まれた方
費用 市が約2/3を負担
(本人負担3,000円/回)
・接種期間の延長
接種期間を平成29年度末まで延長
(①は1歳未満の条件を撤廃)
2
介護ロボット等導入支援特別事
業費助成
(財源:国補助金 10/10)
介護サービス事業者の介護ロボット導入に対する
助成
・助成先 40か所
・介護ロボットの種類
移乗介助(装着型) 10か所
移乗介助(非装着型) 1か所
見守り 29か所
3
有料老人ホームスプリンクラー
等設備整備事業費助成
(財源:国補助金 10/10)
市内の既存有料老人ホームのスプリンクラー整備に
対する助成
・助成先 1か所
クオリティサポートセンター(清水区押切)
6,565
静岡県東部ドクターヘリコプター
格納庫整備事業費助成
静岡県東部ドクターヘリコプターの格納庫整備に対す
る助成
・助成先
順天堂大学静岡病院(伊豆の国市)
・供用開始 平成29年4月予定
・総事業費 157,426千円
(うち50,000千円を静岡市以東21市町で助成)
1,981
1
4
介護ロボット(移乗介助:装着型)のイメージ
- 3 -
介護ロボット(見守り)のイメージ
102,000
36,185
(B) その他
地産池消の促進を目指した、学校給食の献立の研究開発。
(単位:千円)
事業名
1
学校給食地産地消研究事業
(財源:国委託金 10/10)
主な概要
地元で水揚げ・加工された「釜揚げしらす」を学校給食
に活用するための研究開発等
・研究開発業務の内容
加工工程(包装方法等)の開発、
流通方法(配送温度等)の確立、
衛生管理体制の確立 など
・試作の提供予定校数
用宗港周辺小学校 6校 3,500食
由比港周辺小中学校 6校 1,500食
釜揚げしらすの提供イメージ(ビニール個装)
釜揚げしらすの提供イメージ(カップ型)
- 4 -
金額
5,291
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