...

(個人部門)(平成14~27年度)(PDF形式:613KB)

by user

on
Category: Documents
10

views

Report

Comments

Transcript

(個人部門)(平成14~27年度)(PDF形式:613KB)
情報化促進貢献・個人
年度
表彰者名
受賞者名
H14
経済産業大
臣
有山 正孝
電気通信大学
名誉教授
H14
経済産業大
臣
石川 義昭
全国ソフトウエア協同組合連合会
名誉会長
H14
経済産業大
臣
今井 秀樹
東京大学生産技術研究所
H14
経済産業大
臣
大塚
(株)大塚商会
H14
経済産業大
臣
斉藤 正志
(株)ソフィアシステムズ
代表取締役社長
H14
経済産業大
臣
富野
(株)構造計画研究所
代表取締役会長
H14
経済産業大
臣
平松 雄一
沖電気工業(株)
シニアテクニカルアドバイザー
H14
経済産業大
臣
村井
純
慶應義塾大学環境情報学部
教授
H14 総務大臣
伊東
晋
東京理科大学理工学部
教授
放送・ケーブルテレビ分野のデジタル化に関する技術基準の策定に尽力されたほか、ケーブルテレビ網を利用したインターネット接続に
関する国際標準化に尽力されるなど、長年にわたりデジタル放送、ブロードバンド関連技術の普及に多大な貢献をした。
H14 総務大臣
関 祥行
(株)フジテレビジョン技術局
技師長
BSデジタル放送、東経110度CSデジタル放送の技術規格策定の取りまとめに中心的な役割を果たし、デジタル放送の発展に
多大な貢献をした
H14 総務大臣
竹中 ナミ
社会福祉法人プロップ・ステーション
理事長
IT(情報通信技術)を利用した障害者の自立や就労を支援するボランティア団体の代表として長年活動してきたほか、障害
者のIT利用の視点から政府の調査研究会等の報告の取りまとめに尽力されるなど、情報通信バリアフリー環境実現の為に
多大な貢献をした
H14 総務大臣
塚田 賢志
(株)ソフテックス
副社長
予算編成事務の電子化を図るため、各種予算関連システムの開発等に尽力され、特に予算編成支援システムの整備について
は、計画当初から参画され、電子計算機活用による予算編成事務等の合理化に多大な貢献をした。また、行政情報化
推進基本計画に資する行政情報システム高度化基本計画の検討に各省庁会議の主査として参画し、政府全体の行政の情報
化の推進に多大な貢献をした。
早稲田大学商学部
名誉教授
同氏は、約四半世紀にわたり、一貫して、我が国の港湾・貿易手続簡易化とそのためのEDI化に向けた活動に従事し
てきた。特に、流通性書類の典型である船荷証券に係るEDIを導入した場合の法的問題の研究を行い、多くの報告書
をまとめ、その知見の啓蒙普及を図ることにより、港湾物流分野におけるEDI標準化・実用化に多大な貢献をした。
代表取締役会長
(社)日本パーソナルコンピュータソフトウェア協会の理事・常任理事・副会長を務めるととも に、コンピュータソフトウェア著作権協会、コン
ピュータエンターテイメントソフトウェア協会 の設立・運営に尽力するなどソフトウェア業界の発展に多大な貢献をした。
実
壽
所 属
H14
国土交通大
臣
朝岡 良平
H15
経済産業大
臣
襟川 恵子
(株)コーエー
H15
経済産業大
臣
梶原 拓
岐阜県知事
H15
経済産業大
臣
春日 正好
アイエックス・ナレッジ(株)
役 職
業 績・表 彰 理 由
電気通信大学の教授・学長として長く情報処理分野の教育と人材育成に携わるとともに、情報化月間の主要行事であ
る「全国高校生・専門学校生プログラミング・コンテスト審査委員会」委員長として次代を担う情報化人材養成に多大な貢献をし
た。
全国ソフトウェア協同組合連合会の設立・運営など全国に跨るソフトウェアハウスの協力体制を築き、沖縄から北海道までの16団体
302社の組織に拡大するなど、我が国ソフトウェア業界の発展に多大な貢献をした。
電子政府で利用可能な暗号技術を評価する暗号技術評価プロジェクトにおいて発足当時より委員長などを努め、我が国の
情報・システム大部門 教授 電子政府システムにおいて、暗号技術は情報セキュリティを確保するための重要な基盤であり我が国で初めて評価するなど我が
国の情報化促進に多大な貢献をした。
(株)大塚商会代表取締役社長として40年あまり我が国コンピュータ業界の発展に奇与するとともに、(社)日本コンピュータシステム
代表取締役会長
テム販売店協会会長として、また、多くの情報化推進団体の役員として、我が国の情報化の促進に多大な貢献をし
た。
(社)日本システムハウス協会会長として、また、情報処理振興事業協会及び(社)情報サービス産業協会の評議員として、情報化
の普及・啓発の推進役として尽力し、我が国の情報化の促進に多大な貢献をした。
(社)情報サービス産業協会の前身「ソフトウェア産業振興協会」の発足後から理事、各種委員会委員長などを務め、四半世紀に
わたりソフトウェア産業の発展に貢献するとともに、同協会の常任理事として我が国情報産業の健全な発展に多大な貢献を
した。
セキュリティ評価機関として電子商取引安全技術研究組合を設立し理事長として、電子商取引の基盤となるセキュリティ評価の普
及・促進及びセキュリティ意識向上に務めIT社会の信頼性向上、安全・安心社会の構築に尽力するなど、我が国の情報セキュリ
ティの向上に貢献した。
(社)日本ネットワークインフォメーションセンター理事長などを努め、また、日本の大学間を結ぶネットワークであるJUNETを設立するなど、イン
ターネットの基礎を築き、また、家電製品などのネットワーク化を可能とする次世代プロトコルの普及など情報化の促進に貢献し
た。
高度情報化社会における地域の情報化を積極的に展開するとともに、経済産業省のソフトウェア開 発・調達プロセス改善協議
会の委員として、政府調達制度改革及びソフトウェア開発プロセスの改善のあり方について提言を行い、電子政府実現、IT産
業振興に多大な貢献をした。
最高顧問
高度情報通信ネットワーク社会推進戦略本部情報セキュリティー専門調査委員を務めるとともに、 (社)情報サービス産業協会におい
て、多年にわたり副会長・常任理事として、広く社会の情報化、業界の発展に多大な貢献をした。
1 / 13 ページ
情報化促進貢献・個人
年度
表彰者名
受賞者名
H15
経済産業大
臣
佐藤
H15
経済産業大
臣
H15
所 属
役 職
業 績・表 彰 理 由
(社)パーソナルコンピュータユーサ利用技
術協会
顧問
竹内 郁雄
電気通信大学
電気通信学部情報工学科 情報処理振興事業協会が推進するソフトウエア開発、人材育成を目的とした「未踏ソフトウエア創造事業」の創設当初から、プロジェ
教授
クトマネジャーとして事業発展に尽力し、優れた指導力で独創 的才能を持つスーパークリエーター発掘に多大な貢献をした。
経済産業大
臣
中島
(社)システムエンジニアリング岡山
会長
岡山県の情報化促進のため、(社)システムエンジニアリング岡山の設立に尽力するとともに、全国地域情報産業団体連合会の設
立・運営など、終始一貫して地域の情報化の促進に多大な貢献をした。
H15
経済産業大
臣
細野 昭雄
(社)石川県情報システム工 業会
会長
(社)石川県情報システム工業会の会長として、石川県内の情報産業の育成・振興・発展に尽力 するとともに、全国地域
情報産業団体連合会の副会長・技術委員長として、各地域の情報産業団体 の組織化や発展に多大な貢献をした。
H15
経済産業大
臣
大阪トヨペット(株)
代表取締役社長
電子商取引の推進と普及に尽力するとともに、経済団体連合会情報化部会長として、e-japan重点計 画の見直しにあ
たって盛り込むべき諸政策を提言するなど、e-japan重点計画への見直しに多大な貢 献をした。
三吉
力
博
暹
日本マイコンクラブにおいて、理事・研究委員長として長年にわたりパーソナルコンピュータに係 る利用技術の研究開発促進に尽力
し、パーソナルコンピュータ等のITの普及、利用技術の向上に多大な貢献をした
H15 総務大臣
伊藤 公紘
(財)コンピュータ教育開発センター
常務理事
国立大学事務の電子化や、法令検索システム等各省庁共通システムの開発等を通じ旧文部省及び政 府全体の行政情報化に多
大な貢献をした。
H15 総務大臣
芝田
(社)日本CATV技術協会
理事長
ケーブルテレビのデジタル化やケーブルインターネットの技術に関する標準化などを通して、ケーブルテレビの普及・発展に多大な貢献をし
た。
H15 総務大臣
林
放送大学大学院文化科学研究
科
大阪大学
教授
名誉教授
電気通信市場の競争の枠組みについての抜本的な改革に中心的な役割を果たし、新規参入の促進及 びネットワーク開放の
促進に尽力されるなど、電気通信分野の競争の促進に多大な貢献をした。
H15 総務大臣
松田 修一
収
敏彦
ITベンチャー創出に関する施策策定の取りまとめに中心的な役割を果たすなど、ITベンチャー の育成に多大な貢献。 また、
アジア太平洋研究科 教授 総合科学技術会議科学技術システム改革専門調査会研究開発型ベンチャープロジェクトチームの座長を務めるなど、政府全体のベン
チャー支援に多大な貢献をした。
同氏は、永年に亘り全国各地の観光情報の収集・提供システムの効率化、高度化を図り、特に、インターネットの情報センターであ
(社)日本観光協会
る「全国地域観光情報センター」を構築したことにより、旅行会 社をはじめ関係方面に対し、地域観光情報収集の利便
性の向上に寄与する等、観光情報分野の高度 化に貢献した
北海道マイクロコンピュータ研究会を設立し、現在の札幌バレーのコアとなる情報系ベンチャー企業を多数輩出。「札幌バレー生みの親」
北海道大学大学院
情報科学研究科 教授
と評され、知的クラスター創成事業「札幌ITカロッツェリア構想」においては全体を総括するとともに、国際化にも尽力。地域の情
報化に貢献。
「MRP方式による生産管理システム」を導入し、鉄鋼業界全体の生産効率・経済性向上に貢献。(社)情報サービス産業協会の要
NECソフト(株)
代表取締役会長
職、各種業界の委員として、人材育成に尽力するとともに、中小企業へのIT支援活動を通じて地域においても先導的
な役割を果たし情報化に貢献。
システム監査学会会長としてシステム監査の発展に貢献するとともに、経営情報学会会長として同学会の情報及び情報技術の
千葉工業大学
教授
活用における中心的学会としての礎を築き、ISMS制度においては、審査員を厳正に評価・判定する識者として制度の
確立に尽力するなど、情報化促進に貢献。
神奈川県情報サービス産業協会会長、神奈川県マルチメディア産業推進協議会副会長等として、産学連携事業をはじめ地域に
(社)神奈川県情報サービス産業協
名誉会長
密着した活動により地域情報産業の育成、振興、発展に尽力。全国地域情報産業団体連合会副会長として情報関係政
会
府施策の実現にも貢献。
早稲田大学大学院
H15
国土交通大
臣
相京 俊二
H16
経済産業大
臣
青木 由直
H16
経済産業大
臣
関 隆明
H16
経済産業大
臣
高原 康彦
H16
経済産業大
臣
高 村 眞司
H16
経済産業大
臣
辻本 憲三
(株)カプコン
H16
経済産業大
臣
徳田 英幸
慶應義塾大学大学院
H16
経済産業大
臣
山地 克郎
富士通(株)
H16
経済産業大
臣
横尾 良明
全国ソフトウェア協同組合連合会
代表取締役社長
(社)コンピュータエンターテイメント協会設立に尽力し、(社)コンピュータソフトウェア著作権協会理事長としてエンターテイメント産業、コンテンツ産業の
発展に寄与。政府関係研究会委員としてデジタルコンテンツの立場から情報化促進に貢献。
ユビキタス・コンピューティング研究の第一人者として、国内外で高く評価されており、JR東日本の「列車内でもインターネット」プ
政策・メディア研究科委
ロジェクト等を通じてユビキタス時代の実現に貢献。ソフトウェア人材の育成、オープンソフトウェア市場の創成にも尽力するなど情報化促
員長
進に多大な貢献。
(社)電子情報技術産業協会の法務・知的財産権総合委員長をはじめ公益法人等での活動を通じ、IT産業に関わる法
顧問
務・知的財産権並びに標準化関連事項の整備に尽力。また、政府関係審議会委員として産業界の立場から貴重な意見
を提言するなど、情報化促進に貢献。
全国ソフトウェア協同組合連合会専務理事、首都圏ソフトウェア協同組合理事長として、ソフトウェア業界の中小企業の育成に尽力する
専務理事、事務局長
とともに、下請代金支払遅延防止法改正の際には、参考人として意見陳述を行い、下請け構造の問題解決に積極的な
提案をおこなうなど情報化に貢献。
2 / 13 ページ
情報化促進貢献・個人
年度
表彰者名
受賞者名
H16 総務大臣
上田
廣
H16 総務大臣
大久保 榮
H16 総務大臣
小川 直樹
H16 総務大臣
根岸
哲
所 属
役 職
業 績・表 彰 理 由
情報通信分野の人材育成の在り方についての検討結果の取りまとめに中心的な役割を果たすなど、国民の情報通信に
国際コミュニケーション学部長
淑徳大学
対する認識を高めるとともに、情報通信ソフト懇談会構成員及び同懇談会の人材育成ワーキンググループ座長、ITビジネスモデル
教授
地区構想選定評価委員を務めるなど、情報通信の総合的な発展に大きく貢献。
デジタルコンテンツやネットワークに係る技術に関する政府及び民間における取組や検討に積極的に参画し、我が国の情報通信技
国際情報通信研究科客員
早稲田大学大学院
術の発展において先導的な役割を果たすとともに、ITUにおいてグループリーダーや議長等の要職を務めるなど、情報通信
教授
に関する国際標準化の推進にも多大な貢献。
旧運輸省における行政情報化に寄与。特に、港湾情報処理システムの整備に尽力し、港湾建設・管理事務の効率化、高度
(財)港湾空港建設技術サービスセン 調査役兼横須賀CALS支援
化に貢献。また、省庁間ネットワークの整備や電子計算機利用効率化共同研究会のメンバーとして研究成果のとりまとめに尽
ター
センター長
力し、政府全体の行政の情報化に貢献。
神戸大学大学院
法学研究科 教授
H17
経済産業大
臣
嘉数 侑昇
北海道情報大学
副学長
H17
経済産業大
臣
清原 慶子
三鷹市
市長
H17
経済産業大
臣
佐藤 雄二朗
(株)アルゴ21
取締役最高顧問
H17
経済産業大
臣
庄子 幹雄
鹿島建設(株)
常任顧問
H17
経済産業大
臣
鈴木 道夫
(財)電力中央研究所
H17
経済産業大
臣
冨永
章
日本アイ・ビー・エム(株)
H17
経済産業大
臣
福田
威
H17
経済産業大
臣
向
H17 総務大臣
市川
浩一
熹
ユニコテクノス(株)
全国ソフトウェア協同組合連合会
千葉大学大学院
情報通信審議会電気通信事業部会長として、電気通信事業分野の競争政策に関する審議の取りまとめに尽力するとと
もに、同分野の競争評価の実施に対して指導的役割を果たすなど、情報通信行政の推進に多大な貢献。
オープンソースミドルウェア「Open SOAP」を開発しソースコードを公開。大学発のベンチャー 企業に結実させるとともに、ITトップガン(卒業
後即戦力)人材育成構想の実現のため、企業の寄附により、北海道大学院に講座を開設するなど人材育成にも貢献し
た。
内閣IT戦略本部・評価専門調査会をはじめ、国、地方自治体の委員会に多数参画するとともに、 ITを活用した市民
参加型の「電子自治体」の実現に貢献。その取組は、世界一の電子自治体として選出されるなど、国際的にも高い評価
を受けている。
(社)情報サービス産業協会会長として、ITスキル標準の策定に参画するとともに、ITスキル標 準に基づく研修事業「ICTカレッジ」
を開設し人材育成に貢献。OSSの国内外への普及、SEC設立に尽力するなど情報化に貢献した。
高層建築等における構造計算等へのコンピュータ利用の草分け的存在として、建設業界のIT化に 多大な貢献をするととも
に、建築工事の騒音・周辺への影響等をシステムを活用して事前に予測・ 評価し、低減策を講じるなど環境問題にも貢
献した。
情報処理技術者試験委員会委員長として、試験問題の検討・作成を通して技術者のレベルアップに 尽力。様々な業界の
理事・考査役
ニーズにあった試験制度を検討し、専門分野ごとの試験区分を設けるなど情報 処理技術者試験を通して情報化に貢献
した。
ソフトウェア開発の効率性・生産性を高める上で、極めて重要な役割を果たすPM(プロジェクト マネジメント)の日本における定着
取締役専務執行役員
を通じ産業界の発展に貢献。産官学連携で高品質のソフトウェア開発手法の確立を目指したSECの設立にあたっては、中心
的役割を果たすなど情報化に貢献し た。
(社)日本システムハウス協会設立に尽力。同協会副会長としてET(組込総合技術展)を世界最大 級のイベントとして発展させ、
代表取締役社長
内外に対する組込技術の普及・啓発に貢献するとともに、ホーチミン工科大学生を中心としたIT研修学校を設立するな
ど、アジアの研修生受入事業にも貢献した。
全国ソフトウェア協同組合連合会の法人化に尽力し、中小ソフトウェア企業の問題解決・発展に貢 献。システム開発における「ジョイント
会長
ベンチャー方式」「コンソーシアム方式」等の提案は、官公需受注方式改善方法の1つとして複数の自治体で採用されるなど取引適
正化にも貢献した。
公共分野におけるアクセシビリティの確保に関する検討に中心となって取り組むとともに、(社)電子情報技術産業協会のアクセ
自然科学研究科情報科学
シビリティ標準化対応専門委員会の委員長として情報処理装置のアクセシビリティに関するJIS制定にも尽力するなど、情報通信
専攻 教授
分野におけるアクセシビリティ確保 について多大な貢献をした。
教授
全国公共ネットワーク構築や公共アプリケーションの展開に中心的な役割を果たしたほか、住民主体の地域情報化のあり方につい
ての議論の取りまとめに尽力し、今後の地域情報化戦略作りにも貢 献するとともにICTの発展とビジネス・社会システムの
変化の関係について議論を取りまとめ、 新しい価値創造のあり方を示し、今後のユビキタスネット社会の推進にも大きく貢
献した。
H17 総務大臣
國領 二郎
慶應義塾大学
環境情報学部
H17 総務大臣
新免 國夫
岡山県
高度情報化顧問
総務省電子政府・電子自治体推進本部有識者懇談会の主要メンバーとして、電子政府・電子自治 体施策に寄与。また、
岡山県高度情報化推進計画、岡山情報ハイウェイ等の計画策定・推進に中心的役割を果たしたほか、また、LGWAN運営協議
会会長等として電子自治体の推進に多大な貢献をした。
H17 総務大臣
高島 秀之
文教大学
情報学部 教授
「文化遺産ワーキンググルーフ」のリーダーとして、総務省が2年間実施した文化遺産アーカイブ 実証実験の方向性の取りまとめに中
心的な役割を果たす等、我が国文化遺産のデジタルアーカイブのネットワーク流通の促進や、実証成果の普及・啓発に大きく貢献
した。
3 / 13 ページ
情報化促進貢献・個人
年度
表彰者名
国土交通大
H17
臣
受賞者名
田中 隆雄
所 属
役 職
京都建設情報センター
運営委員長
業 績・表 彰 理 由
平成12年3月から中小建設業情報化ワーキンググループの委員長として、全国の中小建設業におけるCALS/ECの推進のため、
ワーキンググループを指導するとともに、講習会の講師として全国の中小建設業者の指導にあたった。また、平成16年9月
に設立した京都建設情報センターにおいては、運営委員長として、中小建設業のCALS/ECの推進のみならず、京都府をは
じめ、沖縄総合事務局、石川県等全国にわたり、CALS/ECに携わる職員の意識改革・スキルアップのためのセミナーを開催する
など、建設業のIT化の普及・啓発、指導等に顕著な業績をあげた。
民間ベースでのOSS推進母体である日本OSS推進フォーラムの立ち上げに中心的な役割を果たすとともに、同
フォーラムの代表幹事として各企業の意見集約に努め、OSS推進体制の確立に尽力。また、各種講演等を通じ、国
内におけるOSSの普及に大きく寄与。
H18
経済産業大
臣
桑原 洋
㈱日立製作所
特別顧問
H18
経済産業大
臣
鳥居 宏次
奈良先端科学技術大学院大学
特任教授
実験的ソフトウェア工学を提唱し、ソフトウェア工学に関する国際的な研究組織「ISERN」の創設に主導的な役
割を果たす。文部科学省「データに基づくソフトウェア開発支援システム(EASEシステム)」プロジェクトにお
いて研究代表者を務め、産業界と学会との連携の枠組みの構築に大きく寄与。
H18
経済産業大
臣
鳥居 壮行
駿河大学
文化情報学部教授
システム監査制度の確立・普及に尽力するとともに、システム監査技術者試験の創設を通じて人材の育成に尽力。ま
た、経済産業省商務情報政策局長諮問研究会「情報セキュリティ監査研究会」委員、飯能市環境審議会委員等、国及
び自治体関連団体の委員会委員として、情報セキュリティ政策の推進にも大きく貢献。
H18
経済産業大
臣
舟木 隆夫
TIS株式会社
特別顧問
顧客満足度の視点から高品質のサービスの提供に努め、情報サービス産業の発展に寄与。平成12年から14年まで
経済産業省産業構造審議会委員を務めたほか、平成15年度税制改正として「IT投資促進税制」の創設時には、
(社)情報サービス産業協会副会長として、情報サービス産業界の意見集約に尽力。
H18
経済産業大
臣
松尾 隆徳
(社)組込みシステム技術協
会長
会
(社)日本システムハウス協会設立時から長期にわたり組込み技術の普及・発展に尽力するとともに、組込み技術テ
キストや教材の開発、組込み技術者試験の導入等を通じて人材の育成に貢献。また、地域の商工会議所の副会頭を務
め、地域情報サービス産業の振興にも尽力。
H18
経済産業大
臣
川内 晟宏
プロセス経営研究所
代表
IT教科書作成委員会委員長やIT経営百選選考委員等を務めるとともに、IT経営応援隊副隊長として中小企業の
IT経営普及に大きく貢献。また、ITコーディネータ協会フェローとして、ITコーディネータの育成及び中小企
業経営者へのIT経営の啓蒙にも尽力。
H18
経済産業大
臣
嶋岡 正充
ソニー生命保険㈱
取締役・執行役員専務
ソニー生命保険(株)のCIOとして、全社のシステム基盤を一貫する次期基幹業務システムの構築を主導。また、
ITスキル標準策定に当たりITSS協議会のユーザ企業代表委員を務めるとともに、ユーザスキル標準作成委員会
の委員長を務め、ユーザスキル標準の作成にも尽力。
H18
経済産業大
臣
寺島 実郎
㈱三井物産戦略研究所
(財)日本総合研究所
代表取締役社長
会長
産業構造審議会情報セキュリティ部会長として「情報セキュリティ総合戦略」を取りまとめるとともに、IT戦略本
部情報セキュリティ基本問題委員会の委員として我が国のセキュリティ対策の基本的方向性に係る審議にも参画。ま
た、講演等を通じ、情報セキュリティに関する普及啓発にも尽力。
H18
商務情報政
策局長
松本 勉
国立大学法人横浜国立大学大
環境情報研究院教授
学院
「暗号と情報セキュリティシンポジュウム(SCIS)」の前身である「明るい暗号研究会」を創始し、暗号技術開
発を促進。また、電子政府推奨暗号リスト策定等に貢献するとともに、バイオメトリクス認証技術に対する世界的に
評価の高い安全性評価手法等を考案。
H18
商務情報政
策局長
渡部 章
(株)アークン
代表取締役社長
インターネット安全教室の講師を務めるなどして情報セキュリティに関する普及啓発を行うとともに、非営利団体等
の情報セキュリティ関連事業推進委員や不正プログラム調査WGリーダー等を歴任し、コンピュータウイルスや不正
プログラムに係る対策の推進に貢献。
H18
商務情報政
策局長
山田 栄次
(株)ディアィティ
インターネット安全教室の講師を務めるなどして情報セキュリティに関する普及啓発を行うとともに、非営利団体等
セキュリティガバナンス
のウィルス被害額算出モデル研究会委員やセキュリティ被害調査WGリーダーを歴任し、ウイルス被害額の推計方法
ビジネス部マネージャー
確立に貢献。
安藤 真
東京工業大学大学院
理工学研究科教授
H18 総務大臣
情報通信審議会情報通信技術分科会UWB無線システム委員会の主査として、近距離でのパソコンやAV機器の大容量
データ伝送等の幅広い分野での利用が期待されているUWB(Ultra Wideband)の技術基準の策定に尽力する等、我が国
の情報通信の発展に多大な貢献。
4 / 13 ページ
情報化促進貢献・個人
年度
表彰者名
受賞者名
所 属
役 職
業 績・表 彰 理 由
情報システム統一研修において、昭和60年から今日に至るまでの21年間の長期にわたり、プロジェクト管理、調
達・外注コース等の研修への協力等により、行政情報システムに関わる行政機関等職員の人材育成に寄与し、行政の
情報化の推進に多大な貢献。
菅野 孝男
(株)菅野情報技術事務所
H18 総務大臣
渡辺 武経
(社)日本インターネットプ
会長
ロバイダー協会
平成12年のインターネットプロバイダー協会の創設以来会長職を務め、インターネット接続サービス安全安心マーク
制度の創設や、情報セキュリティ対策の集中啓発を総務省と共同で行う等、インターネットの安全利用に着目した活
動を多数実施しているほか、自らの経験を生かし、中小ISPのレベルアップに尽力される等、ISP事業の発展は
もとより、社会生活基盤を担う事業者の社会的責任を強く意識し、健全なインターネット社会の実現に多大な貢献。
H18 総務大臣
(故)廣井 脩
元東京大学大学院
「電気通信事業における重要通信確保の在り方に関する研究会」において委員を務め、災害時において重要通信を確
保する上で国や電気通信事業者等が取り組むべき事項を取りまとめる等情報通信技術を利用した安心・安全な社会の
実現に多大な貢献。
H18 総務大臣
代表取締役
情報学環 教授
H19
経済産業大
臣
株式会社ネットワーク応用通
まつもとゆきひろ 信研究所
フェロー
楽天株式会社技術研究所
記述方法が単純なだけでなく過去に作られたプログラムを部品として再利用することを容易とする機能に優れるな
ど、プログラムを効率的に記述することができるソフトウエアプログラミング言語「Ruby」の開発により、ソフト
ウェア開発の生産性の向上に大きく貢献。
H19
経済産業大
臣
有賀 貞一
株式会社CSKホールディングス 代表取締役
産業構造審議会情報経済分科会情報サービス・ソフトウェア小委員会人材育成WGの委員長として、高度IT人材育成
策をとりまとめたほか、独立行政法人情報処理推進機構のITスキル標準改訂委員会の委員長として同標準の改正に尽
力するなど今後のIT技術者育成政策の策定に大きく貢献。
H19
経済産業大
臣
棚橋 康郎
新日鉄ソリューションズ
相談役
(株)
社団法人情報サービス産業協会会長をはじめ社団法人経済団体連合会等各種団体の役員・委員を歴任し情報サービス
産業界の発展に尽力。また、産業構造審議会情報サービス産業小委員会委員として「情報システムの信頼性に関する
ガイドライン」や「情報サービス・ソフトウェア産業維新」等の策定に大きく貢献。
H19
経済産業大
臣
原 量宏
香川大学医学部附属病院
医療情報部教授
香川地域において遠隔医療を実施するための医療機関のネットワークである「かがわ遠隔医療ネットーク」の設立に
先導的役割を果たす。同ネットワークの設立により地域の中小病院・診療所でも患者が大規模病院と同等の診断を受
けることが可能となるなどITの活用による地域の医療格差の是正に大きく貢献。
H19
経済産業大
臣
河端 照孝
(財)日本情報処理開発協会
特別顧問
昭和42年に我が国初のコンピュータ専門の総合誌「月刊コンピュートピア」の創刊に尽力。誌面を通じて国民に情
報技術や情報政策の普及を促進するとともに以後の情報ジャーナリズムの確立に先導的役割を果たす。また、教育用
コンピュータ専門のレンタル会社である日本教育情報機器㈱の創設に尽力し、学校教育現場のコンピュータ導入及び
情報処理教育環境の整備に大きく貢献。
H19
経済産業大
臣
小河 義美
ダイセル化学工業株式会社
執行役員
熟練オペレータの持つノウハウの知的財産化及び「知的統合生産システム」を構築し、より均質できめ細やかな操業
を可能にし、原価低減、品質の安定化、技術技能伝承力の強化、省エネルギー操業等、様々な付加価値を創造。ま
た、同生産システムを自社で使用するだけでなく、他社にも外部展開することにより、多様なニーズ・ノウハウの更
なる蓄積及びシステムの進化を図っており、オープンイノベーションの進展に寄与。こうした一連の取組を先導的に
実施。
H19
経済産業大
臣
苗村 憲司
駒澤大学
教授
平成16年より、ISO/IEC JTC1/SC27/WG2(暗号とセキュリティメカニズムの標準化会合)のコンビナー(会議議長)
を務め、各国から提案された暗号アルゴリズムについて国際標準化を実施。特に、日本提案の6種類の暗号アルゴリ
ズムについては、5種類が国際標準化、1種類が標準暗号の補助関数とされるなど、我が国の暗号技術の国際的な認知
度向上にも大きく寄与。
星澤 裕二
(株)セキュアブレイン
プリンシパルセキュリ
ティアナリスト
松本 泰
セコム(株)IS研究所
主席研究員
商務情報政
H19
策局長
H19
商務情報政
策局長
情報セキュリティ技術者等のコミュニティにおいて、サイバー攻撃に用いられる技術に関する分析・解析の研修等を
積極的に実施し、知見を共有するなど、我が国の情報セキュリティ技術者の技術レベルの底上げに尽力。また、情報
セキュリティ関係機関に対する適時の注意喚起情報や対策情報の提供などを通じて、民間ベンダーやサービス事業
者、一般ユーザー等の情報セキュリティ対策に大きく貢献。
非営利団体の技術ワーキンググループリーダーとして、技術セミナーや普及啓発セミナーなどを企画、開催し、電子
政府における電子入札、電子申請等の手続に用いられる電子署名に必要不可欠な技術であるPKIを中心とした認証
基盤技術の向上、普及に貢献。また、大学の客員教授としてPKIに関する講義を実施するなど、我が国における情
報セキュリティ技術者の育成にも尽力。
5 / 13 ページ
情報化促進貢献・個人
年度
表彰者名
受賞者名
所 属
役 職
業 績・表 彰 理 由
H19 総務大臣
青山 友紀
慶應義塾大学デジタルメディ
教授
ア・コンテンツ統合研究機構
「次世代高度ネットワーク推進会議」(事務局:情報通信研究機構)幹事会代表幹事として、超高速・高機能研究開
発テストベッドネットワーク(JGN2)の運営及び研究開発の推進に尽力するなど、我が国の情報化促進に多大な貢
献。
H19 総務大臣
大島 義一
財団法人デジタルコンテンツ
事務局長
協会
行政情報化要員の研鑽の場として関係省庁により構成された「電子計算機利用に関する技術研究会」の幹事等主要メ
ンバーとして、各省庁からネットワークを通じて直接利用することのできる行政管理庁電子計算機共同利用施設の法
令検索システムの開発を行うなど、行政情報化の促進に多大な貢献。
H19 総務大臣
服部 武
上智大学
理工学部電機・電子工学 情報通信審議会携帯電話等周波数有効利用方策委員会主査として、携帯電話の普及及び利用拡大に向けた、使用可能
科教授
周波数帯の拡大や高度化に必要な技術的条件の策定等に寄与するなど、我が国の情報化促進に多大な貢献。
東京電機大学
「次世代IPインフラ研究会」(総務省)の「セキュリティWG」のリーダ及び「暗号技術検討会」(総務省・経済
産業省)の「暗号調達ガイドブック作成WG」のリーダを務める。
情報メディア学科長・教
次世代IPインフラにおける情報セキュリティ確保に向けた政策の在り方をまとめた「情報セキュリティ政策200
授
5」の策定及び各府省の調達担当者向けの暗号アルゴリズムの選定手順や電子政府推奨暗号等を解説する手引書「暗
号調達のためのガイドブック」の策定に寄与するなど、我が国の情報セキュリティ促進に多大な貢献。
中尾 康二
KDDI(株)
「電気通信分野における情報セキュリティ対策協議会」(事務局:(財)マルチメディア振興センター)会長及び
運用統括本部情報セキュ 「テレコム・アイザック推進会議」((財)日本データ通信協会)の中核メンバーを務める。電気通信分野における
リティフェロー
横断的な情報共有及び情報セキュリティ対策の取組の強化に多大な貢献。また、ITU-T活動において、SG17
(情報セキュリティ関連議題)のラポータ(研究課題の責任者)を務め、国際標準化活動に多大な貢献。
教授
H19 総務大臣
総務省情報
H19 通信政策局
長
佐々木 良一
H19
国土交通大
臣
浅野 正一郎
国立情報学研究所
H20
経済産業大
臣
岩丸 良明
独立行政法人情報処理推進機
情報処理技術者試験委員会の委員長として、試験問題の作成・採点、試験制度の改革を行うなど情報処理技術者試験
情報処理技術者試験委員
構
の発展に大きく貢献した。また、新試験制度審議委員会の委員長として、平成21年度春期から実施する新試験制度の
会委員長
情報処理技術者試験センター
具体化のとりまとめに尽力し、高度IT人材の育成政策に寄与している。
H20
経済産業大
臣
小川 健夫
社団法人情報サービス産業協
顧問
会
業界各社のコンプライアンス経営の推進、地域の情報化促進に取り組むとともに、技術基盤調査や情報技術マップ等
の業界統計を充実させる取組を推進し、情報サービス産業の発展に貢献した。
H20
経済産業大
臣
根岸 正光
情報・システム研究機構国立
情報学研究所
教授
総合研究大学院大学
学術情報基盤に関わるシステム等の調査研究・開発に携わるとともに、情報産業界等におけるデータベースの普及促
進に多大な貢献をした。『データベース白書』等で情報産業界の課題と動向を情報産業のみならず一般社会にも明ら
かにするなど、国民の認識向上に寄与した。
田淵 治樹
金沢工業大学大学院
独立行政法人情報処理推進機 教授
構
リサーチフェロー
セキュリティセンター
大木 榮二郎
工学院大学
岡本 龍明
日本電信電話株式会社情報流
特別研究室長
通プラットフォーム研究所
平成8年に、我が国においてセキュリティ評価プロジェクトを実施し、国際標準を目指していた
CC(Common Criteria:セキュリティ評価基準)に対する我が国の意見の反映に尽力した。平成10年に設立されたCCRA
(Common Criteria Recognition Arrangement:国際相互認証体制)においては、我が国意見が反映されたCCに基づ
く評価結果を国際的に利用されている。また、CCが国際標準化(平成11年)されたISO15408に基づく、IT製品の安全
情報セキュリティマネジメントの基礎理論研究等を踏まえ、優れたリーダーシップのもと、企業の情報セキュリティ
の向上に役立つ情報セキュリティ対策ベンチマークを策定するとともに、普及活動を推進し、我が国の中小企業等の
情報セキュリティ対策の推進に大きく貢献した。情報セキュリティ対策ベンチマークの仕組みは、我が国企業の技術
情報等を守るために、海外の提携先企業やアウトソーシング先企業の情報セキュリティの確保が不可欠になっている
我が国を代表する公開鍵暗号研究者として、我が国の公開鍵暗号の研究開発を主導している。特に公開鍵暗号の安全
性評価手法の一つとして国際的に広く用いられている手法を発見し、公開鍵暗号及び公開鍵暗号を用いた暗号プロト
コルの安全性向上に大きく貢献した。また、この安全性に関する研究の成果を活かし、国際標準アルゴリズムを主任
研究者として開発した。電子商取引、電子政府システム等に利用されている公開鍵暗号は、デジタル情報の信頼性を
経済産業大
H20 臣
(情報セキュリティ促進
部門)
経済産業大
H20 臣
教授
(情報セキュリティ促進
部門)
H20
商務情報政
策局長
公共交通運行情報提供システムの整備に尽力されるとともに、国土交通分野におけるイノベーションの推進、システ
ムの最適化に協力するなど、国土交通分野の情報化の推進に多大な貢献。
6 / 13 ページ
情報化促進貢献・個人
年度
表彰者名
受賞者名
所 属
役 職
業 績・表 彰 理 由
武田 圭史
慶應義塾大学
カーネギーメロン大学日本校
教授
客員教授
平成17年に、我が国においては他に例のなかった情報セキュリティに関する実践的かつ高度な専門教育レベルのカ
リキュラムを開発し、大学院等において実践的な情報セキュリティ教育を実施するなど、情報セキュリティ教育の先
駆けとして大きく貢献した。また、アジア太平洋地域におけるCSIRT
(Computer Security Incident Response Team)構築支援のための担当者教育研修(6カ国:フィリピン、インドネシ
ア、カンボジア、モンゴル、バングラディシュ、スリランカ)において、カリキュラムを提供するなど、情報セキュ
リティ人材の育成に大きく貢献した。
H20 総務大臣
高畑 文雄
早稲田大学
教授
情報通信審議会の委員として、ワイヤレスシステムの標準化活動を推進し、国際電気通信連合における次世代移動通
信システムの国際標準化に寄与するなど、我が国の情報化促進に多大な貢献をした。
H20 総務大臣
宮沢 修二
株式会社ラーニング・アーキ
テクチャ研究所
H20 総務大臣
稲垣 隆一
稲垣隆一法律事務所
弁護士
総務省の様々な研究会等の委員を歴任し、情報セキュリティ監査やリスクマネジメントの導入、外部委託管理の在り
方の検討等、我が国の地方公共団体における情報セキュリティの推進について中核的な役割を果たし、電子自治体の
構築をはじめとする我が国の情報化施策における情報処理の安全の確保に多大な貢献をした。
H20 総務大臣
小松 尚久
早稲田大学
教授
情報通信審議会 セキュリティ・言語委員会の主査を務め、ITU-T SG17(セキュリティ、言語及び電気通信ソフト
ウェア)における情報セキュリティの標準化について、国内の技術をとりまとめ、寄書を検討するなど国内の電気通
信事業者等の国際競争力を強化するための活動に尽力し、我が国の情報セキュリティの向上に多大な貢献をした。
教授
ITU-T SG17 WP2(電気通信セキュリティ)の議長を務め、「通信事業者のための情報セキュリティマネジメントシステ
ム」を日本主導で勧告化することに尽力し、電気通信事業の情報セキュリティの向上に大きく貢献した。
H20
商務情報政
策局長
情報システム統一研修において、平成8年から今日に至るまで12年間の長期にわたり、情報システム基礎、PMO/PJMO
新任者コース等の研修への協力等により、行政情報システムに関わる行政機関等職員の人材育成に寄与し、行政の情
報化促進に多大な貢献をした。
H20
情報通信国
際戦略局長
渡辺 裕
宇都宮大学
H20
国土交通大
臣
柴崎 亮介
東京大学空間情報科学研究セ
センター長
ンター
地理空間情報基盤の構築に尽力されるとともに、国土交通分野におけるイノベーションの推進、自律移動支援プロ
ジェクトの推進に協力するなど、国土交通分野の情報化の推進に多大な貢献をした。
H21
経済産業大
臣
片山 卓也
北陸先端科学技術大学院大学
永年にわたり、今後の安全・安心社会構築の基盤となるソフトウェア開発の形式化の研究及びその普及・導入に尽力
した。また、(独)情報処理推進機構ソフトウェア・エンジニアリングセンターの審議委員会委員長を務めるなど信
頼性・生産性の高いソフトウェア開発の促進に大きく寄与した。
H21
経済産業大
臣
神山 茂
社団法人情報サービス産業協
副会長
会
社長
株式会社ジャステック
H21
経済産業大
臣
山本 強
北海道大学大学院
経済産業大
H21 臣
(情報セキュリティ促進
部門)
岡村 久道
英知法律事務所
学長
永年にわたり、(社)情報サービス産業協会の役員活動を通じて、IT人材の育成・確保、情報システムの信頼性向
上施策の推進に尽力するとともに、経済産業省における情報システムの信頼性及びセキュリティに関する研究会の委
員として情報政策の策定・推進に大きく寄与した。
情報科学研究科
永年にわたり、北海道地域におけるIT分野の産学官連携を先導し、サッポロバレー(札幌地域の情報産業の集積)
メディアネットワーク専
の成長基盤の整備に大きく寄与するとともに、若年層の人材育成においても北海道のみならずアジア地域まで活動を
攻 教授・工学博士
おこなっており、多大な尽力を行った。
弁護士
内閣官房情報セキュリティセンター(NISC)セキュリティ文化専門委員会専門委員、IT戦略本部・IT戦略の
今後の在り方に関する専門調査会委員及び経済産業省産業構造審議会情報セキュリティ基本問題委員会等の情報セ
キュリティに関する各種公的研究会等のメンバーを歴任した。特に、平成20年度において、経済産業省の「情報セ
キュリティガバナンス研究会 情報セキュリティ関連法律上の要求事項検討WG」の主査を務め、基本的な考え方と
解説を提示した「情報セキュリティ関連法令の要求事項集」を取りまとめるなど、我が国における法的側面からの情
報セキュリティ文化の発展に大きく貢献している。
7 / 13 ページ
情報化促進貢献・個人
年度
表彰者名
経済産業大
H21 臣
受賞者名
所 属
役 職
高芝 利仁
高芝法律事務所
弁護士
(情報セキュリティ促進
部門)
業 績・表 彰 理 由
個人情報保護法制化専門委員会の委員として「個人情報保護法」の制定に尽力するとともに、経済産業大臣が同法を
執行する際に基準となる「個人情報の保護に関する法律についての経済産業分野を対象とするガイドライン」、プラ
イバシーマーク制度の審査基準として採用されている「JIS Q 15001:2006 個人情報保護マネジメン
トシステム-要求事項」等の策定に大きく貢献している。また、産業界及び一般消費者における個人情報保護の理解
と取組促進に大きく貢献している。
H21
商務情報政
策局長
高橋 正和
マイクロソフト株式会社
経済産業省の研究会等の委員としてコンピュータセキュリティ問題に関する早期警戒体制の構築や中小企業の情報セ
チーフセキュリティアド キュリティ対策の向上に尽力した。平成19年度に立ち上げた「情報セキュリティ対策推進コミュニティ」の運営事
バイザー
務局長として、情報セキュリティ対策を民間企業等に浸透させるための活動を実施しており、参加企業数を大幅に増
加させるなど、我が国の情報セキュリティの向上に大きく貢献している。
H21
商務情報政
策局長
岩下 直行
日本銀行
下関支店長
永年にわたり、暗号技術検討会の委員として、我が国の情報セキュリティの向上に大きく貢献している。特に、金融
分野における情報セキュリティ技術の普及・啓発活動及び暗号アルゴリズムの移行に関する国際的なガイドラインで
の貢献が顕著である。
H21 総務大臣
井上 友二
社団法人情報通信技術委員会
理事長
昭和48年に日本電信電話公社に入社以来、情報通信業務に携わるとともに標準化活動に従事し、平成19年6月か
らは、社団法人情報通信技術委員会理事長として、ITU-Tで作成された勧告に基づく国内規格の策定やITU-
Tへの提案に向けた検討等を行うなど、我が国の情報通信分野の標準化に係る活動に多大な貢献をした。
H21 総務大臣
住岡 弘司
内閣官房情報通信技術(I
内閣官房情報通信技術(IT)担当室に電子政府推進管理室(GPMO)が設置された当初より、電子政府推進管理
T)担当室 電子政府推進管 電子政府推進管理補佐官 補佐官として、業務・システムの最適化やオンライン利用促進等の電子政府に係る諸政策の推進に尽力される等、行
理室
政の情報化に多大な貢献をした。
H21 総務大臣
篠田 陽一
独立行政法人情報通信研究機
構
センター長
情報通信セキュリティ研究セ 教授
ンター
独立行政法人情報通信研究機構情報通信セキュリティ研究センターのセンター長として、情報通信基盤の安心・安全
及び情報通信による安心・安全な生活環境の構築に向けた研究の推進に多大な貢献をした。
吉田 稔
西宮市
CIO補佐官
阪神・淡路大震災という未曾有の大災害を被災しながらも短期間で情報システムを復旧させた経験を活かし、特に危
機管理、災害対策という観点からCIOとして西宮市の電子自治体構築に貢献をした。また、独自開発した被災者支
援システムを全国の地方公共団体に対し提供・サポートするなど、全国の地方公共団体に対する災害支援に尽力し
た。さらに、総務省「電子自治体の推進に関する懇談会・セキュリティワーキンググループ」等の主要メンバーとし
て、全国的な電子自治体の推進に関する施策に大きく寄与するなど、地方公共団体の情報セキュリティ対策の向上に
著しく貢献した。
H21 総務大臣
H21
情報通信国
際戦略局長
門林 雄基
奈良先端科学技術大学院大学
情報科学研究科 情報処 ITU-T SG17課題4のアソシエートラポータ及び情報通信審議会情報通信技術分科会ITU-T部会 セ
理学専攻 インターネッ キュリティ・言語委員会の専門委員としてサイバーセキュリティの標準化活動に従事するとともに、トレースバック
ト工学講座 准教授
等のネットワークセキュリティの研究開発を推進することにより、情報セキュリティの向上に多大な貢献をした。
H21
情報通信国
際戦略局長
高倉 弘喜
京都大学
学術情報メディアセン
ター 准教授
ネットワークセキュリティの研究開発を推進するとともに、その知見を活かし総務省政策統括官(情報通信担当)の
研究会「次世代の情報セキュリティ政策に関する研究会」の構成員として、次世代の情報セキュリティ政策の在り方
の検討に参画することにより情報セキュリティの向上に多大な貢献をした。
H21
情報通信国
際戦略局長
西本 逸郎
株式会社ラック
取締役 常務執行役員
最高技術責任者
情報セキュリティ監視・診断・緊急対応サービス等の普及を推進するとともに、情報セキュリティ技術開発の長期的
な在り方に関する政府の委員会での検討に参画することにより我が国の情報セキュリティの向上に多大な貢献をし
た。
藤本 正代
富士ゼロックス株式会社
情報セキュリティ大学院大学
マネジメントイノベー
ションオフィス パート
ナー
客員教授
情報セキュリティガバナンス、リスクマネジメントなど、経営とセキュリティ・リスクに関する専門的知見を活か
し、総務省政策統括官(情報通信担当)の研究会「ASP・SaaSの情報セキュリティ対策に関する研究会」の構
成員として、ASP・SaaS事業者が提供するサービス内容に即した適切な情報セキュリティ対策を実施するため
のガイドライン策定に多大な貢献をした。
情報通信国
H21
際戦略局長
8 / 13 ページ
情報化促進貢献・個人
年度
表彰者名
国土交通大
H21
臣
経済産業大
H22
臣
経済産業大
H22
臣
H22
経済産業大
臣
受賞者名
所 属
役 職
業 績・表 彰 理 由
喜連川 優
東京大学生産技術研究所
教授
戦略情報融合国際研究セン
センター長
ター
同氏は、我が国の重要な社会インフラである「航空交通管制情報システム」や「自動車登録検査業務電子情報処理シ
ステム」の高度化・最適化のための検討を行い、次期システムの信頼性、安全性、経済性、利便性を向上させるため
の基本コンセプト及びその構築に向けてのプロセスの策定に協力するなど、長年に亘り国土交通分野の情報化の推進
に多大な貢献をした。
国分 明男
財団法人日本インターネット
副理事長
協会
氏は、フィルタリング技術などの開発に先駆的に取り組むとともに、永年にわたりレイティング・フィルタリング基
準の検討や実証実験等において主導的な役割を果たした。フィルタリング技術の普及啓発を通じて、違法・有害情報
等のインターネットにおける影の部分への対策に尽力され、安全・安心な青少年のインターネット利用環境の実現に
大きく貢献された。
太田 幸一
社団法人情報サービス産業協
副会長
会
(社)情報サービス産業協会の役員の活動を通じて、情報サービス産業のCO2削減自主行動計画の推進を通じ、業
界の省エネルギー対策を牽引することで地球温暖化問題に対する業界の取り組みの促進に尽力。また、産学官連携に
よる人材高度化に取り組む体制の整備やシステム構築にかかる標準化の推進及び技術統計などの整備を進め、業界の
技術力高度化の為の基盤整備に多大なる貢献をしている。
一般社団法人JPCERT
代表理事
コーディネーションセンター
我が国の商用インターネット接続サービスにおけるセキュリティ対策技術に関する先駆者であり、この分野を黎明期
より牽引してきている。また、我が国のインシデント対応機関であるJPCERTの設立に尽力した技術専門家であるとと
もに、複数の情報セキュリティ対策組織における理事等の立場を通じ、長年に亘り、我が国情報セキュリティ対策の
オペレーション現場を牽引、指導している。加えて、経済産業省及び総務省が共同で実施しているボット対策事業を
世界的に注目されるプロジェクトとして立ち上げることに尽力した。以上のように、我が国の情報セキュリティ対策
の推進に大きく貢献している。
歌代 和正
商務情報政
H22
策局長
徳田 敏文
日本IBM株式会社
ファイル共有ソフトによる情報漏えい事件において、日本IBMの対応を牽引し、情報を放流した者の特定やその他
事件対処に関する経験を講演やセミナー等において、積極的に共有する活動を行うとともに、セキュリティオペレー
経営品質・情報セキュリ
センター間の連携を目的としたコミュニティ活動の中心的役割を担い、セキュリティオペレーションセンターや関係
ティ担当部長
機関間の情報共有を推進する等、インシデント対策や対処を行う者の間における情報連携を行う活動に大きく貢献し
ている。
H22 総務大臣
宇賀 克也
東京大学大学院
法学政治学研究科
教授
行政法学者として行政手続の電子化に係る研究に取り組む傍らで、電子政府ガイドライン作成検討会では政府情報シ
ステムのセキュリティ確保、ユーザビリティ向上に、政府情報システムの整備の在り方に関する研究会では政府情報
システムの全体最適化推進に尽力するなど、政府横断的な行政情報化促進に多大な貢献をした。
教授
総務大臣主宰の「グローバル時代におけるICT政策に関するタスクフォース」の地球的課題検討部会及び同部会の下
に設置された「遠隔医療等推進ワーキングループ」において、座長を務め、環境問題や医療問題といった世界各国が
直面している地域的・地球的課題について、ICTの活用により遠隔医療分野を持続的な社会システムとして定着させ
るなどの解決方策の取りまとめに尽力するなど、情報化促進に多大な貢献をした。
教授
非同期転送モード(ATM)技術などの先端的研究開発に従事するとともに、電子情報通信学会や日本学術振興会など
多数の委員会の要職を歴任するほか、地域間・産学官連携プロジェクトを多数手がけるなど最先端研究開発を牽引
し、地方や中小企業の研究開発人材育成に寄与する一方、長年にわたり「子供のためのインターネット入門」を通じ
てインターネットの利用法を講演、実演し、小中学生への情報化の普及啓発に尽力するなど我が国の情報化促進に多
大な貢献をした。
H22 総務大臣
H22 総務大臣
H22 総務大臣
H22
情報通信国
際戦略局長
金子 郁容
山崎 克之
慶應義塾大学大学院
政策・メディア研究科
長岡技術科学大学
井堀 幹夫
市川市
情報政策監
市川市のCIOとして数々の先駆的な取組を行い、電子自治体の進展に尽力された。特に、情報セキュリティ対策に関
しては、市内全ての行政機関において情報セキュリティマネジメントシステムの国際規格であるISO/IEC 27001の認
証を全国で始めて取得するという画期的な取組により、業務継続計画の策定や情報セキュリティ監査を充実させた。
こうした取組を通じて、全国の地方自治体等に情報セキュリティ対策の必要性や対応方策を積極的に発信し、他団体
の情報セキュリティの向上にも貢献してきた功績は多大である。
有村 浩一
財団法人日本データ通信協会
企画調整部長
T(ティー)-CEPTOAR(セプター)(電気通信分野における情報セキュリティ関連情報の共有・分析体制)運営の中心的
な存在として、異業種間、官民間の情報共有・連携促進に尽力するとともに、総務省の研究会の構成員として次世代
の情報セキュリティ政策の在り方の検討に参画するなど情報セキュリティ促進に多大な貢献をした。
9 / 13 ページ
情報化促進貢献・個人
年度
表彰者名
H22
国土交通大
臣
大和 裕幸
東京大学大学院 新領域創成科
教授
学研究科 人間環境学専攻
同氏は、人間や組織がその知的資産を生かして効率よく新しいシステムを作ることが極めて重要であるとの考えのも
と、情報通信技術を活用し、効率的な船舶運航を実現する「高度船舶安全管理システム」や、安価で利用し易い「オ
ンデマンドバス」の実用化の推進に取り組むなど、長年に亘り国土交通分野の情報化の推進に多大な貢献をした。
H22
文部科学大
臣
中川 一史
放送大学
ICT活用・遠隔教育センター
教授
教育の情報化に関する調査研究事業において中心的な役割を担うとともに、全国の学校現場における新たなメディア
の活用についての指導・助言の実施、成果の普及等、教育の情報化に多大な貢献があった。
H23
経済産業大
臣
足立 國功
熊本県情報サービス産業協会
会長
永年にわたり、IT人材育成事業の展開及び身体障害者の就労支援のための技術開発に取り組むとともに、地方自治
体、業界団体等の各種活動を通じて、医療福祉分野の情報化の促進に尽力した。また、産業構造審議会情報化人材対
策小委員会委員や経済産業省IT経営応援隊九州地域ブロック事務局長として、情報政策の策定・推進に大きく寄与す
るなど、地域の枠を超えた情報化の促進に貢献をした。
経済産業大
H23
臣
受賞者名
岡本 晋
所 属
一般社団法人情報サービス産 副会長
業協会
ITホールディングス株式会社
H23 総務大臣
H23 総務大臣
H23 総務大臣
須藤 俊明
中村 哲
村上 文洋
H23
文部科学大
臣
堀田 龍也
H24
経済産業大
臣
浜口 友一
役 職
代表取締役社長
業 績・表 彰 理 由
(一社)情報サービス産業協会の役員の活動を通じて、情報サービス産業の取引環境の整備に取り組み、業務委託取
引における派遣と請負の明確化のためのガイドライン策定やユーザーとベンダがリスクを共有する「JISA価格モ
デル」などの策定・普及に尽力するとともに、情報サービス産業界の抱える取引構造の問題について、構造改革の方
向性を提唱するなど業界の取引高度化の推進に大きく寄与した。
常務理事
国際的に整合性の取れた情報セキュリティ認証ISO27001(ISMS)や全国で初めてICT業務継続管理の国際的規格「B
S25777」の取得に際し、藤沢市のIT担当責任者として、市の情報セキュリティレベルの向上に大きく貢献したほ
か、ICTに関する高度な知見を生かし、住基ネットの活用の在り方や情報漏えい対策の基本となる地方公共団体の情
報セキュリティポリシーガイドラインの策定等に参画するなど、地方行政の情報化推進や情報セキュリティ対策、行
政改革の推進等に寄与。
特に、BS25777規格を取得することは、自治体の電子行政サービスの高可用性を確立し、震災など、予期せぬ業務
継続障害に遭っても、一定の行政サービス提供能力を確保するための対策であり、この規格を藤沢市が全国で初めて
取得するにあたり、尽力された功績は顕著であり、電子自治体の推進に多大な貢献をした。
国立大学法人
奈良先端科学技術大学院大学
情報科学研究科 教授
ユニバーサルコミュニケーションの実現のために、多言語音声翻訳の研究開発総括責任者として、ネットワークを介
した多言語音声及び機械翻訳システムを開発し、言語の壁を克服することに貢献。
さらに、実証実験で得られた成果をもとに、日本が主導したITU-T(国際電気通信連合-電気通信標準化部門)での国際
標準勧告の実現に中心的な役割を果たした。言語・文化などの壁を越えた意思疎通を実現するための情報の信頼性分
析の確立等、多様なコミュニケーション技術の研究開発に先導的役割を果たすなど、顕著な功績があった。
三菱総合研究所
地域経営研究本部
都市計画、地域情報化の研究者として、高度情報化社会におけるライフスタイルや都市計画の研究経験を活かし、政
府におけるITガバナンスの確立・強化や欧米の動向を踏まえた我が国の今後の行政部門の業務・システムの最適化へ
の提言を行うなど、電子政府実現に必要となる行政情報化の推進に大きく寄与。
副本部長(主席研究員)
特に、政府情報システム改革検討会座長代理として主導した、政府IT投資効果を最適化するためのIT投資管理の確
立・強化や電子行政推進の権能を有する政府CIO体制の提言について、本年8月3日のIT戦略本部決定となった「電子
行政推進に関する基本方針」に反映させるなど顕著な功績があった。
財団法人藤沢市産業振興財団
玉川大学大学院
教育学研究科教職専攻
教授
株式会社NTTデータ
相談役
一般社団法人情報サービス産 会長
業協会
調査研究事業や産学連携プロジェクトにおいて、教員研修コンテンツの提供やICT活用事例の収集・公開、電子黒板
等を活用した「分かりやすい授業づくり」のための教育実践等に取り組み、学校現場における教員のICT活用指導力
向上に尽力する一方、「学校教育の情報化に関する懇談会」の委員として、また、当該懇談会の下に設置された「情
報活用能力ワーキンググループ」の主査として、「教育の情報化ビジョン」(平成23年4月28日)の策定等に尽力す
るなど、学校における教育の情報化の推進に多大な貢献をした。
産業・社会の情報化におけるユーザーの「作る」から「使う」流れが加速する中、情報サービス産業協会会長として
業界の指導的立場より、業界の構造改革にとりくむとともに、産業構造審議会等の委員を務め、情報政策の策定及び
推進に寄与するなど我が国の情報化の促進に貢献した。
10 / 13 ページ
情報化促進貢献・個人
年度
H24
表彰者名
経済産業大
臣
受賞者名
細川 泰秀
所 属
一般社団法人
日本情報システム・ユーザー 顧問
協会
株式会社オービックビジネス
コンサルタント
経済産業大
H24
臣
H24 総務大臣
H24 総務大臣
H24 総務大臣
和田 成史
飯塚 久夫
志波 幸男
一般社団法人コンピュータソ
会長
フトウェア協会
情報システムのユーザーとベンダー両方を経験した知見を生かし、永年にわたり一般社団法人日本情報システム・
ユーザー協会
の役員として様々な調査研究事業を発掘・実践し、産業界のIT経営の普及に貢献した。また、調査研究等を通じて
我が国情報産
業の課題を整理追求し、その知見を産官学の多方面に提供することで我が国の情報化の促進に貢献した。
昭和55年に株式会社オービックビジネスコンサルタントを設立、中小・中堅企業向け業務ソフトを開発・販売し、
中小企業等の情
報化に貢献した。また、一般社団法人コンピュータソフトウェア協会の会長として業界の発展に貢献し、情報サービ
ス・ソフトウェア小委員会の委員等を通じ、情報政策の策定及び推進に寄与するなどして、我が国の情報化の促進に
貢献した。
一般財団法人日本データ通信
協会
会長
テレコム・アイザック推進会
議
一般財団法人日本データ通信協会テレコム・アイザック推進会議(Telecom-ISAC Japan※)の会長として、情報セ
キュリティに関する電気通信事業者間の情報共有・連携促進等の活動、サイバー攻撃への対処等の活動を推進し、長
年にわたり我が国の情報通信ネットワークの安心・安全の確保に多大な貢献を行った。
(※ Telecom Information Sharing and Analysis Center Japan。通信サービスの安全かつ安心な運用の確立のた
め、会員が関連情報を共有・分析する仕組みを構築し、事業者単独では手に負えないサイバー脅威に対してタイム
リーな対策をとることを目的として2002年7月発足。)
佐賀県統括本部
副本部長
志波氏は、昭和62年の佐賀県企画開発室在任中から情報化分野に携わっており、特に平成19年度の情報・業務改革課
長就任後は、最先端の情報通信技術を最大限に活用することにより、ICTに支えられた豊かなくらしの実現及び、佐
賀県が提供する公共サービスの品質向上と費用の大幅削減を図るため、全庁的及び全県的な視点から行政情報化推進
に尽力。また、佐賀県内での取組みにとどまらず、知見を元に、「全国都道府県情報管理主管課長会」会長を務め、
「国民本位の電子行政の実現に向けた勉強会」を立ち上げる等、電子行政の実現等の推進に尽力。
森田 朗
学習院大学法学部政治学科
教授
早稲田大学理工学術院基幹理
工学部/研究科 情報理工学専 教授
攻
永年のIT教育活動の経験や知見に基づき、高等教育機関から産業界で活躍できるIT人材を輩出するため、産業界と教
育界の意識のギャップ解消や、多岐にわたる具体的事業を提言し、実践的なIT教育の推進、そして高度IT人材の育成
を通じて我が国IT教育の充実に多大な貢献をした。
経済産業大
臣
筧 捷彦
H25
経済産業大
臣
國井 秀子
経済産業大
臣
代表取締役社長
業 績・表 彰 理 由
高度情報通信ネットワーク社会推進戦略本部(IT戦略本部)の企画委員会の下に設置された「電子行政に関するタス
クフォース」の主査として、電子行政推進に関する基本方針等についての調査・検討、「電子行政推進に関する基本
方針に係る提言」の取りまとめに貢献。また、IT戦略本部及び行政改革実行本部の下に設置された「政府情報システ
ム刷新有識者会議」の座長として、政府CIO制度の導入、政府情報システムの統廃合・集約化等の検討、「政府情報
システム刷新のための共通方針」(提言)の取りまとめに貢献されるなど、電子行政推進に尽力。
H25
H25
役 職
小島 洋一郎
一般社団法人情報サービス産 副会長
業協会
女性エンジニアのパイオニアとしての経験を活かし、情報サービス産業界のダイバーシティ戦略の策定や業界各社の
就労環境の整備等に取り組み、さらに政府の男女共同参画施策の活動貢献等を通じて、女性ITエンジニアの地位向上
を図り、我が国情報産業の振興に大きく貢献した。
株式会社Pro-SPIRE
顧問
小島プレス工業株式会社
取締役社長
氏の強力なリーダーシップにより、自社の取引先のみならず、業界全体の最適化を指向した、自動車部品業界や中小
企業が利用しやすい「共通EDI」を提案・構築し、業界標準の一つとした。さらにそのノウハウを異業種にも展開す
るなど、ITを活用し、我が国産業の生産性向上に大きく貢献した。
H25 総務大臣
相田 仁
東京大学大学院工学系研究科
教授
東日本大震災や紀伊半島豪雨災害等の大規模災害を踏まえ、情報通信審議会IPネットワーク設備委員会の主査とし
てネットワークの安全・信頼性に関する検討を主導し、電気通信事業者がその設備について講じるべき対策の取りま
とめに尽力。
「多様化・複雑化する電気通信事故の防止の在り方に関する検討会」の座長代理として、電気通信事故の防止に係る
具体的な方策の取りまとめに向けて尽力。
H25 総務大臣
今井 建彦
宮城県 仙台市 総務企画局
情報政策部
部長
東日本大震災被災地自治体ICT担当連絡会(ISN)の設立に貢献し、復興・復旧事務に必要となるパソコン等情報機器
の提供を支援するIT企業と地方公共団体とのマッチングに尽力。
ICT分野における被災地の復興及び被災経験を伝える活動(情報共有掲示板、セミナー等)に尽力。
11 / 13 ページ
情報化促進貢献・個人
年度
表彰者名
H25 総務大臣
H25
文部科学大
臣
経済産業大
H26
臣
受賞者名
小尾 敏夫
東原 義訓
大塚 裕司
所 属
早稲田大学大学院
アジア太平洋研究科
国立大学法人 信州大学
教育学部
中村 真規
ICT成長戦略会議委員として超高齢社会におけるICTの利活用の知見からICT戦略策定に尽力。
電子政府推進員協議会長として我が国のオンライン申請を普及・促進するなど電子政府の普及・促進に尽力。
情報通信分野で国際社会における日本のプレゼンスの向上および国際機関との関係強化に尽力。
教授
平成17年度から東京都日野市のICT教育アドバイザーとして、指導・助言を行い、平成20年2月には、日野市の「コン
ピュータを使って教科指導ができる小・中学校教員100%」を達成。
昭和54年以降、コンピュータを利用した教育システムやデジタル教材の開発、教員のICT活用指導力の育成について
先導的な実証研究を積み重ね、全国の教育委員会の求めに応じて ICTを活用したより効果的な教育方法をはじめとす
る教育の情報化に関する指導や助言を行うなど、その成果を広く全国に普及。
文部科学省の「学びのイノベーション推進協議会」委員、「小中学校ワーキンググループ」主査として、産学官から
の様々な意見を集約し、デジタル教科書・教材の機能のあり方として最もふさわしい方策を取りまとめる。
代表取締役社長
一般社団法人北海道情報シス 会長
テム産業協会
株式会社デジック
業 績・表 彰 理 由
教授
一般社団法人日本コンピュー 会長
タシステム販売店協会
株式会社大塚商会
経済産業大
H26
臣
役 職
中堅中小企業のIT化に関する実態調査の実施、IT関連解説書の作成・公開による関連知識の啓発活動、ベン
チャーファンド設立によるITベンチャー支援など、中堅中小企業の情報化の促進に多大な貢献をした。また、氏の
強いリーダーシップの下で、社内情報システムの開発を実施し、顧客管理と営業支援のシステム一体化による高効率
な営業手法を実現するなど、他の範となる取組を実施しており、IT利活用の促進に大きく寄与した。
黎明期から協会設立に参画するなど北海道の情報産業をけん引し、業界の礎を築いた。また、全国の地域情報産業団
体を取りまとめ、地域ベンダー企業の協働を促すなど、北海道のみならず全国の地域情報産業の発展に貢献した。
代表取締役
三輪 信雄
S&Jコンサルティング株式
代表取締役社長
会社
長年の業界での経験・知見を活かし、情報セキュリティ施策の策定及び推進に大きく寄与した。特に合宿形式で若年
層のセキュリティ技術教育を行う「セキュリティ・キャンプ」を事業開始当時から先導するなど、若年層の情報セ
キュリティ人材の育成に多大な貢献をした。
北山 研一
大阪大学大学院工学研究科
電気電子情報工学専攻
フォトニックネットワーク技術の研究分野において、光情報処理を活用した通信システムに関して精力的な研究活動
を行い、めざましい業績をあげた。
超高速フォトニックネットワーク開発推進協議会 会長(平成23年~)として、フォトニックネットワーク技術の研
究開発の推進、産学官連携の促進、普及啓発に尽力。
国際会議であるPhotonics in Switching 2013の議長を務めるなど、国際的な協調・普及に尽力。
H26 総務大臣
髙橋 正夫
一般社団法人モバイルコンテ
ンツ
代表理事
審査・運用監視機構
インターネット上の違法・有害情報への対応について、総務省の「インターネット上の違法・有害情報への対応に関
する検討会」の構成員として、「安心ネットづくり促進プログラム」の策定に主導的な役割を果たした。
同プログラムを受けた民間の自主的運動である「安心ネットづくり促進協議会」においては、副会長、会長として、
また、「一般社団法人モバイルコンテンツ審査・運用監視機構」の代表理事として、安心安全な青少年のインター
ネット利用環境整備に向けた民間企業、教育関係者、関係団体間の協力関係構築に向けて尽力。
H26 総務大臣
横塚 裕志
東京海上日動システムズ株式
顧問
会社
IT総合戦略本部新戦略推進専門調査会電子行政分科会の構成員として、政府情報システム改革ロードマップのとりま
とめ等に尽力。
政府のクラウド基盤である政府共通プラットフォームの構築に当たり助言を行うなど、電子政府の推進に貢献。
永年にわたりデータ工学に関する先駆的な研究成果を上げると共に、国内外の学会活動において重要な役職を歴任す
るなど、情報分野の研究開発の発展に寄与したことに加え、我が国の情報科学技術の施策立案や地域社会の情報化の
推進に尽力し、我が国の情報化に大きく貢献。
H26
経済産業大
臣
H26 総務大臣
教授
H26
文部科学大
臣
西尾 章治郎
大阪大学
サイバーメディアセンター
H27
経済産業大
臣
鶴保 征城
一般社団法人組込みイノベー
シ
理事長
ョン協議会
センター長
ソフトウェアは日本経済の大きな推進力のひとつであるとの認識のもと、ソフトウェア開発に関する大規模な産学官
連携プロジェクトを指揮し、永年実現できなかった産学での現場データの共有環境を実現するなど、我が国のソフト
ウェア産業の発展に大きく貢献した。
12 / 13 ページ
情報化促進貢献・個人
年度
表彰者名
受賞者名
所 属
役 職
業 績・表 彰 理 由
民間団体における指導的立場からインシデント対応業務等の現場実務の効果的運用を実現させたことに加えて、情報
セキュリティ関連のセミナーにおける多数の講師経験や、学術分野からも人材育成、普及啓発に貢献した。またセ
キュリティに関する制度と技術の、数少ない架け橋の役割を果たしたことで、我が国の情報セキュリティの発展に大
きく貢献した。
経済産業大
H27
臣
早貸 淳子
一般社団法人JPCERT
コー
専務理事
ディネーションセンター
H27 総務大臣
髙橋 邦夫
豊島区 政策経営部
H27 総務大臣
高原 厚
営業本部副本部長
NTTエレクトロニクス株式 兼
会社
光通信デバイス営業ユ
ニット長
情報通信サービスの耐災害性強化を目的とした可搬型ICTユニット(通称MDRU)の研究において、通話や情報処理等
のICT環境の提供に必要な装置をコンパクトに収容した通信システムの開発に尽力するとともに、ネットワーク仮想
化技術の研究開発において、世界最高速のソフトウェアスイッチ(Lagopus)の開発に主体的な役割を担い、これら
の技術の確立に貢献した。
H27 総務大臣
田澤 由利
株式会社テレワークマネジメ
代表取締役
ント
日本におけるテレワーク普及の第一人者として、在宅勤務の導入支援など、時間や場所に縛られない柔軟な働き方を
実現するとともに、全ての女性が輝く社会づくりに向けて尽力した。また、総務省をはじめとする政府の各種会合に
参画し、有識者として地域創生型テレワークセンターを提言するなどテレワークの普及促進に貢献した。
H27 総務大臣
田島 俊
株式会社ジュピターテレコム
顧問
講演活動等を通じ放送のデジタル化に関する普及啓発に貢献するとともに、地域の放送事業者の経営基盤の向上に向
けた提言を行うなど、地域の放送事業の発展に貢献した。また、民間放送事業者の立場から全国地上デジタル放送推
進協議会等の検討に参加し、長年にわたり我が国の地上放送のデジタル化に貢献した。
H27 総務大臣
藤原 靜雄
中央大学
法務研究科長
大学院法務研究科教授
個人情報保護法制に係る研究に取り組むとともに、行政機関の保有する個人情報の保護に関する法律等の制定や改正
に向けた検討に尽力するなど、我が国の電子政府の推進の基盤となる個人情報保護法制の発展に貢献した。
小柳 義夫
神戸大学計算科学教育セン
特命教授
ター
スーパーコンピュータの研究開発において多大な業績を上げるとともに,HPCI(革新的ハイパフォーマンス・コン
ピューティング・インフラ)計画推進の在り方に係る戦略を取りまとめるなど,長年にわたり,我が国のスーパーコ
ンピュータの研究開発や利用環境整備に係る施策立案や推進に尽力し,我が国の計算科学技術の発展に大きく貢献
国立大学法人 信州大学
教育学部
平成17年度から東京都日野市のICT教育アドバイザーとして、指導・助言を行い、平成20年2月には、日野市の「コン
ピュータを使って教科指導ができる小・中学校教員100%」を達成。
昭和54年以降、コンピュータを利用した教育システムやデジタル教材の開発、教員のICT活用指導力の育成について
先導的な実証研究を積み重ね、全国の教育委員会の求めに応じて ICTを活用したより効果的な教育方法をはじめとす
る教育の情報化に関する指導や助言を行うなど、その成果を広く全国に普及。
文部科学省の「学びのイノベーション推進協議会」委員、「小中学校ワーキンググループ」主査として、産学官から
の様々な意見を集約し、デジタル教科書・教材の機能のあり方として最もふさわしい方策を取りまとめる。
H27
H27
文部科学大
臣
文部科学大
臣
東原 義訓
情報管理課長
教授
豊島区の最高情報セキュリティ責任者(CISO)として、大規模団体間のクラウド導入等、他の自治体のモデルと
なる先進的な取組を主導的に実施した。特に新庁舎で構築した全国初の公共施設の無線LANサービスは、他自治体
の参考となった。また、「地方公共団体における情報セキュリティポリシーに関するガイドライン」の改定に寄与
し、自治体の情報セキュリティ対策に貢献した。
13 / 13 ページ
Fly UP