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N6200 シリーズ ゲートウェイ 取り付けとセットアップの入門
IBM System Storage N6200 シリーズ ゲートウェイ 取り付けとセットアップの入門 (モデル N6210/N6220/N6240/N6250/N6270 対応) GA88-4241-03 (英文原典:GA32-0841-03) お願い 本製品およびオプションに電源コード・セットが付属する場合は、それぞれ専用のものになっていますので他の電気機器には 使用しないでください。 特記事項 本書において、IBM 製品、またはサービスについて言及または説明する場合があります。しかし、このことは、すべ ての国においてこのような製品、またはサービスが利用可能であることを必ずしも示すものではありません。 IBM、IBM ロゴおよび ibm.com は、世界の多くの国で登録された International Business Machines Corporation の商 標です。他の製品名およびサービス名等は、それぞれ IBM または各社の商標である場合があります。現時点での IBM の商標リストについては、www.ibm.com/legal/copytrade.shtml をご覧ください。 DATA ONTAP、NetApp、および Network Appliance は、米国およびその他における NetApp, Inc の商標です。 他の会社名、製品名およびサービス名等はそれぞれ各社の商標です。 お客様の環境によっては、資料中の円記号がバックスラッシュと表示されたり、バックスラッシュが円記号と表示さ れたりする場合があります。 原典: GA32-0841-03 IBM System Storage N6200 Series Gateway Installation and Setup Instructions Covering N6210, N6220, N6240, N6250, and N6270 models 発行: 日本アイ・ビー・エム株式会社 担当: トランスレーション・サービス・センター 第1刷 2013.11 © Copyright IBM Corporation 2013. 目次 最初にお読みください . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . v 取り付けおよびセットアップ手順 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 1 N6200 シリーズ・ゲートウェイの開梱 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 1 IBM 19 インチ・ラックへのレールの取り付け . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 4 ゲートウェイ のラックへの取り付け . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 7 ケーブル管理アームの取り付け . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 8 電源ケーブルの取り付け . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 9 N6200 シリーズ・ゲートウェイのネットワークへの接続 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 9 N6200 シリーズ・ゲートウェイの計画およびセットアップの概説 . . . . . . . . . . . . . . . . . 11 © Copyright IBM Corp. 2013 iii iv 最初にお読みください ここに記載する情報は、取り付けを開始する前にお読みください。 取り付けを始める前に、 ストレージ・システムの構成ワークシートを印刷してすべて記入し、 ソフトウェ ア・セットアップ・プロセスに必要な情報を収集します。構成ワークシートは、ご使用の Data ONTAP の バージョンの「Data ONTAP Software Setup Guide」に記載されています。この資料は、以下の IBM® N シ リーズ・サポート Web サイトから入手できます。 www.ibm.com/storage/support/nseries/ ストレージ・システムを高可用性 (アクティブ/アクティブ) 構成の一部として構成する場合、情報のタイプ によって、構成内の各ストレージ・システム・ノードで固有にする必要があるものと、両方のストレージ・ システム・ノードで同一にする必要があるものがあります。高可用性 (アクティブ/アクティブ) 構成の場 合、各システム・ノードごとに 1 部ずつ、2 部の構成ワークシートを印刷し、それぞれに記入することを お勧めします。 注: Data ONTAP 7.2 および 7.3 リリース・ファミリーでは、アクティブ/アクティブ構成 (またはアクテ ィブ/アクティブ・ペア ) という用語は、2 台のシステムのいずれかが機能停止した場合に、相互にデータ を提供するよう構成された、1 対のストレージ・システムまたはゲートウェイ (ノードまたはコントローラ ー・モジュールとも呼ばれる) を意味します。 Data ONTAP 8.xリリース・ファミリーでは、この機能は高 可用性 (HA) 構成または HA ペアと呼ばれます。 本書について 本書は、IBM System Storage® N6210、N6220、N6240、N6250、および N6270 ゲートウェイ・ストレー ジ・システムの取り付けおよびセットアップ手順を記載しています。本書では、ゲートウェイ機能を備えた N6210、N6220、N6240、N6250、および N6270 システムを、ゲートウェイ と呼んでいます。この製品の 追加情報は、「N6200 シリーズ ハードウェアとサービスのガイド」に記載されています。 システムおよび関連トピックの追加情報については、以下のリソースを参照してください。 v IBM System Storage N series Introduction and Planning Guide v IBM Environmental Notices and User Guide v IBM System Storage N シリーズ・サポート Web サイト (www.ibm.com/storage/support/nseries/) 安全上の注意をお読みください 取り付けを続行する前に、必ず、本製品に付属の安全上の注意をお読みください。安全上の注意をよく読 み、本書の手順を実行するまで、ケーブルをシステム、アダプター、または電源コンセントにプラグを接続 しないでください。 サポートが必要ですか? システムをセットアップする際に問題が発生した場合は、IBM サービスおよびサポートに連絡して支援を 依頼してください。情報は、次の IBM N シリーズ・サポート Web サイトから見つけることもできます。 www.ibm.com/storage/support/nseries/ © Copyright IBM Corp. 2013 v IBM N シリーズ・サポート Web サイトについて IBM System Storage N シリーズ・サポート Web サイトでは、Web 上の N シリーズ・サポート・コンテ ンツへのアクセス権限を取得するために、ユーザーの登録が必要です。 N シリーズ・サポート Web コン テンツの編成およびナビゲートの方法、および N シリーズ・サポート Web サイトへのアクセスについて 理解するには、以下の公開アクセス可能 Web ページを参照してください。 www.ibm.com/storage/support/nseries/ この Web ページには、AutoSupport 情報へのリンクと、他の重要な N シリーズ製品リソースへのリンク もあります。 取り付け作業のためにユーザーが準備する品目 取り付けを実行するには、以下の品目を準備する必要があります。 v イーサネット LAN ケーブル v ファイバー・チャネル (FC) ケーブル v コンソール (例えば、PC またはノートブック) v 2 番のプラス・ドライバーおよびマイナス・ドライバー 重要: N シリーズ・ゲートウェイ・システムの取り付けは、IBM の熟練したサービス担当者が行うことに なっています。 vi 取り付けおよびセットアップ手順 ここでの説明は、N6200 シリーズ・ゲートウェイの取り付けおよびセットアップの際に使用します。 N6200 シリーズ・ゲートウェイの開梱 ここでの説明は、N6200 シリーズ・ゲートウェイを開梱する際に使用します。 各 N6200 シリーズ・システム・エンクロージャーには、システム取り付け用の資料やハードウェア部品が 入っているアクセサリー・キットおよびセットアップ・キットのバッグが付属しています。ハードウェア部 品の数量は、ご使用のシステム構成とシステム要件により決まります。 各配送コンテナーには、以下の品目が同梱されています。 v N6200 シリーズ・システム・エンクロージャー v N6200 シリーズ・システム・ベゼル v N6200 シリーズ 取り付けとセットアップの入門 v Small Form Factor Pluggable (SFP) モジュール (各ノードに 2 個) (アクセサリー・ボックスに入ってい るかまたはシステムのファイバー・チャネル・ポートに取り付けられています) v 静電気の放電 (ESD) リスト・ストラップ v システムからストレージ拡張ユニットへの接続、およびストレージ拡張ユニット間の接続に必要なケー ブル (注文している場合) v 一般情報キット (保証、安全、および環境に関する情報を含む) 30.9-36.4 kg (68-80 lbs) n6200021 v ソフトウェア・ライセンス 注意: この部品または装置の重量は、30.9 kg から 36.4 kg (68 から 80 lb) です。この部品また は装置を安全に持ち上げるには、3 人の人員が必要です。 1. 発泡スチロールのハードウェア保護材、およびシステムを包んでいるビニールを取り除きます。 2. 2 ページの図 1 に示す、ストレージ・システムの両側に取り付けられた内蔵ハンドルを使用して、スト レージ・システムを取り出しますストレージ・システムをテーブルの上に置きます。 © Copyright IBM Corp. 2013 1 n620001 図 1. N6200 シリーズ・システムの内蔵ハンドル 各 N6200 シリーズ・モデルの内容 以下のリストと図は、各 N6200 シリーズ・モデルに同梱される出荷パッケージの内容を示しています。各 モデルには、ソフトウェア・エンド・ユーザー使用許諾契約書 (EULA) およびライセンス・キーが入った 少なくとも 1 つの封筒も同梱されています。 N6210 2858-C10 および N6220 2858-C15 は、1 つのコントローラー・モジュールを備えた、シングル・エ ンクロージャーの非 HA システムです。 N6210 2858-C10 および N6220 2858-C15 には、入出力拡張モジ ュール (IOXM) は含まれていません。これらには、以下の品目が同梱されています。 v RJ-45 - DB-9 変換コンソール・アダプター (1 個) v ケーブル管理アーム (2 個) v 電源コード (2 本) v シリアル・ヌル・モデム・ケーブル (1 本) v 後部固定ブラケット (1 個) v IBM レール・キット (1 個) 0a 0c e0a c0b 0d e0b IOIOI PSU n620002 PSU c0a 0b 図 2. N6210 2858-C10 および N6220 2858-C15 N6220 2858-E15、N6240 2858-E11、N6250 2858-E16、および N6270 2858-E12 は、1 つのコントローラ ー・モジュールと 1 つの入出力拡張モジュール (IOXM) を備えた、シングル・エンクロージャーの非 HA システムです。 N6220 2858-E15、N6240 2858-E11、N6250 2858-E16、および N6270 2858-E12 には、以 下の品目が同梱されています。 2 v RJ-45 - DB-9 変換コンソール・アダプター (1 個) v ケーブル管理アーム (4 個) (コントローラー・モジュールと IOXM にそれぞれ 2 個) v 電源コード (2 本) v シリアル・ヌル・モデム・ケーブル (1 本) v 後部固定ブラケット (1 個) v IBM レール・キット (1 個) 0a c0a 0c e0a c0b 0d e0b 0b PSU IOIOI PSU 2 n620003 IOXM 4 図 3. N6220 2858-E15、N6240 2858-E11、N6250 2858-E16、および N6270 2858-E12 N6210 2858-C20、N6220 2858-C25、N6240 2858-C21、および N6270 2858-C22 は、2 つのコントローラ ー・モジュールを備えたシングル・エンクロージャー HA システムです。これらのモデルには、以下の品 目が同梱されています。 v RJ-45 - DB-9 変換コンソール・アダプター (2 個) (各コントローラー・モジュールに 1 個) v ケーブル管理アーム (4 個) (各コントローラー・モジュールに 2 個) v 電源コード (2 本) v シリアル・ヌル・モデム・ケーブル (2 本) (各コントローラー・モジュールに 2 本) v 後部固定ブラケット (1 個) v IBM レール・キット (1 個) PSU 0a c0a 0c e0a c0b 0d e0b c0a 0c e0a c0b 0d e0b 0b IOIOI PSU 0b IOIOI n620004 0a 図 4. N6210 2858-C20、N6220 2858-C25、N6240 2858-C21、および N6270 2858-C22 N6220 2858-E25、N6240 2858-E21、N6250 2858-E26、および N6270 2858-E22 は、デュアル・エンクロー ジャー HA システムです。各エンクロージャーは個別のコンテナーで出荷され、それぞれに 1 つのコント ローラー・モジュールと 1 つの入出力拡張モジュール (IOXM) が含まれています。 N6220 2858-E25、N6240 2858-E21、N6250 2858-E26、および N6270 2858-E22 には、以下の品目が同梱されてい ます。 v RJ-45 - DB-9 変換コンソール・アダプター (2 個) (各コントローラー・モジュールに 1 個) 取り付けおよびセットアップ手順 3 v ケーブル管理アーム (8 個) (コントローラー・モジュールと IOXM にそれぞれ 2 個) v 電源コード (4 本) v シリアル・ヌル・モデム・ケーブル (2 本) (各コントローラー・モジュールに 2 本) v クラスター接続ケーブル (2 本) (注文により SFP+ 統合銅ケーブル、またはファイバー・ケーブルが付 いた 10 GbE SFP+ トランシーバーのいずれか) v 後部固定ブラケット (2 個) (各エンクロージャーに 1 個) v IBM レール・キット (2 個) 0a c0a 0c e0a c0b 0d e0b 0b PSU PSU IOXM 0a PSU IOIOI c0a 0c e0a c0b 0d e0b 0b IOIOI PSU 2 4 n620005 IOXM 図 5. N6220 2858-E25、N6240 2858-E21、N6250 2858-E26、および N6270 2858-E22 IBM 19 インチ・ラックへのレールの取り付け ここでの説明は、N6200 シリーズをマウントするレールを取り付ける際に使用しますゲートウェイ。 重要: 4 作業を先に進める前に、この説明全体をお読みください。 取り付けレールを使用して N シリーズ・システムを標準の IBM 48.26 cm (19 インチ) 装置ラックに取り 付ける際は、以下の規則および制限を守ってください。 危険 機械的荷重が均等でないために起きる危険な状態を回避するため、最も重いデバイスは、常にラック・ キャビネットの最下部に取り付けてください。サーバーやオプションのデバイスの取り付けは、常にラ ック・キャビネットの下部から始めてください。(R001 1/2) ゲートウェイ・システムの最大ストレージ制限を超えないようにしてください。 取り付けおよびセットアップ手順 5 1. それぞれのレールについている 4 つのレール調整ねじを緩めます (ただし、外さないようにします)。 2. 次ページの図を参照してください。ラックの前部で、右側のレールをラックの適切な EIA 位置に配置 します。2 つの位置決めピンが正しくはまっていることを確認してください。レールの底部が下部 EIA 境界とぴったり合う必要があります。 注: N6200 シリーズ・ゲートウェイ・エンクロージャーを取り付けると、1 つにつき 3U のスペースを 占有します。 銀色の M5 なべねじ 2 つを H3 と H7 の穴に差し込み、レールをラック前面に取り付けます。これら のねじをドライバーで締め付けます。 3. ラックの後部で、ステップ 2 の場合と同じ EIA 位置にレールを配置します。位置決めピンが正しくは まっていることを確認します。銀色の M5 なべねじを 2 つ、H2 と H8 の穴に差し込み、レールをラ ックに取り付けます。これらのねじをドライバーで締め付けます。 4. 取り付けるレール上の 4 つのレール調整ねじを締め付けます。 5. 左側のレールの場合も、ステップ 2 から 4 までを繰り返します。 6. デュアル・エンクロージャー・モデルを取り付ける場合、2 つ目のエンクロージャーの取り付けには、 ステップ 1 から 5 までを繰り返します。 6 ゲートウェイ のラックへの取り付け 30.9-36.4 kg (68-80 lbs) n6200021 ここでの説明は、N6200 シリーズ・ゲートウェイをラックに取り付ける際に使用します。 注意: この部品または装置の重量は、30.9 kg から 36.4 kg (68 から 80 lb) です。この部品また は装置を安全に持ち上げるには、3 人の人員が必要です。 1. N6200 シリーズ・ゲートウェイの前部ベゼルが取り付けられている場合は、ベゼルの両側の開口部を持 って、両手で慎重に取り外します。 2. ラックの前面から、ストレージ・システムをレール上に置き、ストレージ・システムの前部マウント・ ブラケットがラックのフレーム・レールと同一平面上になるまで、ストレージ・システムをスライドさ せて押し入れます。 3. ラックの前部で、銀色の M5 なべねじを 4 つ使用して、H2 と H8 の穴からシステム装置のブラケッ トおよびラック・フレーム・レールに通し、そのレール・ナットにねじ込んでシステム装置をラックに 固定します。ねじをドライバーで締め付けます。 4. N6200 シリーズ・ゲートウェイの前部ベゼルを、ストレージ・システム・シャーシの上へカチッと取り 付けて元の位置に戻します。 5. ラックの後部から、M5 平ねじを 4 つ使用して、後部固定ブラケットを示されている方向でレールに取 り付けます。固定ブラケットは、システム装置の後部を覆うように取り付ける必要があります。 取り付けおよびセットアップ手順 7 ケーブル管理アームの取り付け N6200 シリーズの各コントローラー・モジュールおよび入出力拡張モジュールには、ケーブル管理アーム を取り付けるためのスロットが 2 つずつ付いています。 以下の手順に従い、各コントローラー・モジュールおよび入出力拡張モジュールに、2 つのケーブル管理ア ームを取り付けます。 1. システムの後部で、図 6 に示されているようにモジュールの左側のスロットにケーブル管理アームを位 置合わせします。 ケーブル管理アームのリリース・ボタンが電源機構の方を向くようにしてください。 この場合、アームの「INSIDE」と記載された側がモジュールの内側に向いているはずです。 LNK n620012 LNK 図 6. ケーブル管理アームの取り付け 2. ケーブル管理アームが固定されるまで、モジュールのスロットにケーブル管理アームを差し込みます。 3. このステップを繰り返して、2 つ目のケーブル管理アームを各コントローラー・モジュールおよび入出 力拡張モジュールの右側に取り付けます。 4. デュアル・エンクロージャー・モデルの場合は、2 つ目のエンクロージャー内のすべてのモジュールに 対してこのステップを繰り返します。 8 電源ケーブルの取り付け ここでの説明は、N6200 シリーズ・ゲートウェイの電源ケーブルを取り付ける際に使用します。 1. N6200 シリーズ・ゲートウェイのすべての電源機構スイッチがオフになっていることを確認します。 2. 取り付けるすべてのストレージ・システムについて、以下に示す電源コード保持クリップを使用して、 電源コードをすべての電源機構装置 (PSU1 および PSU2) の電源コンセントに接続します。クリップは 必ず、プラグの前いっぱいまでずらしてください。 3. 電源コードを給電部に接続します。この際必ず、2 つの電源機構を別々の AC 電源に接続するようにし てください。これで予備電源が確保されます。 この時点では、システムの電源をオンにしないでください。 n620024 重要: 注: N6200 シリーズのストレージ・システムには、接地の必要性またはその備えはありません。 N6200 シリーズ・ゲートウェイのネットワークへの接続 ここでの説明は、N6200 シリーズ・ゲートウェイをネットワークに接続する際に使用します。 10 ページの図 7 は、N6200 シリーズ・ゲートウェイのポートを示しています。 N6200 シリーズ・ゲート ウェイのネットワークへの接続方法については、 10 ページの図 8 を参照してください。クラスター化 Data ONTAP での N6200 シリーズ・ゲートウェイのネットワークへの接続方法については、 11 ページの 図 9 を参照してください。 ご使用のゲートウェイの接続およびブート方法については、ご使用のストレー ジ・サブシステムの「Gateway Implementation Guide」を参照し、続く計画およびセットアップの情報を確 認してください。ケーブルを管理スイッチおよびクラスター・スイッチに接続する方法について詳しくは、 取り付けおよびセットアップ手順 9 「クラスター化 Data ONTAP スイッチのセットアップと構成のガイド (Clustered Data ONTAP Switch Setup and Configuration Guide)」を参照してください。 注: ケーブルは、ケーブル管理アームおよび面ファスナーを使用してまとめてください。 図 7. ポート・ラベル 2 1 0a LNK 3 c0a 0c e0a c0b 0d e0b 0b LNK ! 4 8 7 6 n6200g1 5 図 8. N6200 シリーズ・ゲートウェイのケーブル接続 1 SAS ディスク拡張ユニットに接続する SAS ケーブル 2 e0a および e0b ポートに接続するネットワーク・ケーブル 3 管理ポートに接続するネットワーク・ケーブル 4 コンソール・ポートに接続する RJ-45 - DB-9 変換アダプター 5 シリアル・ヌル・モデム・ケーブル 6 プライベート管理ポートに接続するネットワーク・ケーブル (SAS ディスク拡張ユニットへの接続用) 7 スイッチまたは FC ディスク拡張ユニットに接続するファイバー・チャネル・ケーブル 8 コントローラー間を接続する HA ケーブル (銅または光) 10 LNK B X1 1 1 7 A ACT B X1 1 1 7 A 2 LNK A e0b ACT B 0d LNK B c0b 0b LNK X1 1 1 7 A X1 1 1 7 A ACT B LNK B e0b ACT B 0d LNK B c0b 2 LNK LNK A e0a ACT A 0c LNK A c0a 0b X2 0 5 6 A LNK b 2 1 0a a 6 LNK LNK 1 c 5 4 d 3 LNK 1 ACT A LNK ACT A e0a LNK A 0a 0c ACT A 1 c0a LNK 13 15 2 4 6 8 10 12 14 16 X2 0 5 6 A 11 LNK 9 b 7 a 5 c 3 LNK LNK 1 d 4 5 1 LNK 3 1 2 6 1 3 5 7 9 11 2 4 6 8 10 12 1 3 5 7 9 11 2 4 6 8 10 12 13 15 1000/100/10M LNK / 1000/100/10M LNK / 14 16 3 SPD LNK / 1 3 5 7 9 11 13 15 2 4 6 8 10 12 14 16 13 15 1000/100/10M LNK / 1000/100/10M LNK / 14 16 SPD LNK / 1 2 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 SPD LNK / SPD LNK / 1 2 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 n6200025 4 図 9. クラスター・スイッチおよび管理スイッチへの N6200 シリーズ・ゲートウェイのケーブル接続 1 管理ポートへのケーブル接続 2 ネットワーク・ポートへのケーブル接続 3 管理スイッチ 4 クラスター・スイッチ N6200 シリーズ・ゲートウェイの計画およびセットアップの概説 続くいくつかの表では、ゲートウェイ取り付けのための追加の計画およびセットアップ作業をリストしてい ます。 取り付けおよびセットアップ手順 11 表 1. N6200 シリーズ・ゲートウェイの計画作業 計画する作業 参照先 サイトの計画情報を検討 IBM System Storage N series Introduction and Planning Guide 以下についての互換性情報の確認 ゲートウェイ・インターオペラビリティー・マトリックス (以下の Web サイトを参照) v サポートされるストレージ・サブシステム v 必要なストレージ・サブシステムのマイクロコード・ バージョン www.ibm.com/systems/storage/network/interophome.html v サポートされるスイッチおよびファームウェア ストレージ・サブシステム上の、ゲートウェイに割り振る ストレージ・サブシステムの構成図 (お持ちの場合) ストレージ・ユニット (LUN) の計画。 (ご使用のストレ ージ・サブシステムのベンダーによっては、データ・スト レージ・ユニットを別の名称で呼んでいる場合がありま す。) ゲートウェイによる LUN アクセスのセットアップの計画 Gateway Installation Requirements and Reference Guide Data ONTAP フィーチャーを使用して、ストレージを管 理する方法を決定します。例えば、LUN のサイズを設定 します。 Gateway Installation Requirements and Reference Guide ストレージ・サブシステムをセットアップするための構成 ご使用のストレージ・サブシステム・タイプの「Gateway 規則を検討します。 Implementation Guide」 追加の RAID レベル・データ保護のために SyncMirror® を使用するかどうかを決定します。 ご使用のストレージ・サブシステム・タイプの「Gateway Implementation Guide」 Data ONTAP Setup Guide ゲートウェイとストレージ・サブシステム間に必要な論理 ストレージ・サブシステムの構成図およびネットワークの 構成を示す文書を作成します。 トポロジー図 ご使用のストレージ・サブシステム・タイプの「Gateway Implementation Guide」 表 2. N6200 シリーズ・ゲートウェイのセットアップの概説 セットアップ・タスク 参照先 ゲートウェイとストレージ・サブシステムとの間の接続を ストレージ・サブシステムの資料 準備します (以下の作業を含みます)。 ご使用のストレージ・サブシステム・タイプの「Data v ストレージ・サブシステム上に LUN を作成する。 ONTAP Gateway Implementation Guide」 v LUN セキュリティーを適切に設定する。 v LUN をゲートウェイのターゲット・ポートにエクスポ ート (マッピング) する。 ラックにゲートウェイを取り付けます。 本書 ゲートウェイとストレージ・サブシステムを接続します。 ご使用のストレージ・サブシステム・タイプの「Data ONTAP Gateway Implementation Guide」 ゲートウェイを接続して、クラスター・フェイルオーバ ー・ペアを作成します。 ご使用のストレージ・サブシステム・タイプの「Data ONTAP Gateway Implementation Guide」 ご使用のストレージ・サブシステム・タイプの「Data ゲートウェイとネットワーク、ASCII 端末、およびサー ド・パーティーのテープ・バックアップ・デバイスを接続 ONTAP Gateway Implementation Guide」 してから、パワーオンおよび正常モードでのブートを行い ます。 12 表 2. N6200 シリーズ・ゲートウェイのセットアップの概説 (続き) セットアップ・タスク 参照先 ゲートウェイ・ソフトウェアの基本セットアップおよび構 ご使用の Data ONTAP バージョンの「Data ONTAP 成を実行します (以下の作業を含みます)。 Software Setup Guide」 v ゲートウェイからアクセス可能なストレージ・サブシス テム上の LUN を指定する。 v ゲートウェイにシステム情報 (IP アドレスおよびメデ ィア・タイプなど) を提供する。 v NFS または CIFS ライセンスのインストール v Data ONTAP ソフトウェアをインストールする。 ゲートウェイで使用する Data ONTAP フィーチャーを構 成します。 ご使用の Data ONTAP バージョンの「Data ONTAP Software Setup Guide」 Data ONTAP 資料ライブラリー Data ONTAP ゲートウェイに関するすべての資料の完全なリストについては、「IBM System Storage N series Introduction and Planning Guide」(GA32-0543) の付録『IBM System Storage N series documentation』を参照してください。このガイドの最新版および N シリーズの他の資料は、IBM N シリ ーズ・サポート Web サイトから入手することができます。 www.ibm.com/storage/support/nseries/ 取り付けおよびセットアップ手順 13 Printed in Japan GA88-4241-03