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No5・ヘアカラーについて

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No5・ヘアカラーについて
白髪染めとおしゃれ染めの違い
白髪に色を入れる白髪染め、黒髪に色を入れるおしゃれ染めの違いは、脱色成分と染
料の量の違いです。白髪にはメラニン色素が無く脱色の必要が無いので、脱色成分よ
り染料の方が多く含まれています。黒髪にはメラニン色素が多く含まれていて脱色し
てから発色させる為に、染料より脱色成分が多く含まれています。
No5・ヘアカラーについて
ヘアカラーの種類
市販品の色の見方
髪の毛の色はメーカー共通で明るさが決まっていて、1~20 レベルで表されています。
真っ黒が 1 で白髪が 20 で、日本人の平均的な髪の毛の明るさが 4~5 レベルです。
単にヘアカラーといっても大きく分けて 6 種類に分類されます。
そこで、箱に印刷されている染め上がりイメージの色より数字に注目して下さい。
① テンポラリーカラー(一時的着色料)
例えば「5B」となっていたとすると、最初の数字の5が明るさの5レベル、B が色の
1回のシャンプーで簡単に色が落ちる、スプレータイプ等のもの。
ブラウンという事で、5レベルの明るさでブラウンの色に染まるという意味です。
② セミパーマネントヘアカラー(半永久的染毛剤)
自然な明るさにしたい場合は「5」明るくしたければ「6・7・8・・・」と数字の
一般にヘアマニキュアと呼ばれているもので、染料がイオンの力で髪の毛に吸着しま
大きい商品を使います。逆に「4」以下の明るさで染めると、暗すぎて変です。
す。色は2~3週間位持続します。
他にもシャンプータイプ・クリームタイプ等も
自分で染める?プロに染めてもらう?
あります。
ヘアカラーを行うと髪の毛は多少なり必ず傷みます。
③ パーマネントヘアカラー(永久的染毛剤)
同じメーカーのヘアカラー剤でも市販されている商品よりプロが使う 1 液の方が良い
市販されているヘアカラー剤の大多数がこのタイプで、1 液と 2 液を混ぜて使うのが特
成分で作られていますし、2 液の過酸化水素水も 6%・3%・1.5%等と使い分けます(市
徴で、色は 1 ヶ月以上持続します。今回の知っ得!は、このパーマネントヘアカラー
販品は 6%)髪の毛の染まりやすい場所・染まりにくい場所・髪の毛の損傷具合を見な
についての話です。
がら、薬剤の塗布の仕方・量・時間等を計算して、染めムラ無く、ダメージも最小限
④ ブリーチ剤(脱色剤)
で済む様に行っています。
白髪ぼかし
髪の毛の色を決めているメラニン色素を破壊して、髪の毛を明るくします。
⑤ 脱染剤
当店メニューの白髪ぼかしは、白髪をグレーに染めて目立たなくします。グレーに染
ブリーチ剤より強力な脱色力があります。ブリーチ剤では無理な暗く染めすぎた髪の
めるので下から白髪が伸びてきても境目も自然です。キャッチフレーズは「5歳若返
毛でも明るくする事が出来ます。
り」です。カット料金+1,000 円で、初回無料ですので試してみて下さい。
フェイントリーカラー
⑥ ヘナ
草木などから集めた染料を使い、髪の毛を全く傷める事無く染める事が出来るのです
当店だけの完全オリジナルメニューです。髪の毛をほんのり明るくして、白髪も目立
が、時間・コストが掛かり、色のコントロールが難しいです。
たなくなります。こちらもカット料金+1,000 円で、初回無料ですので試してみて下さ
ヘアカラーのしくみ
い。しつこい様ですけど、このカラーが出来るのは日本で当店だけです。
1 液の染料と 2 液の過酸化水素水(6%・3%・1.5%)を混ぜて髪の毛に塗布する事に
よって、キューティクルの隙間から薬剤が髪の毛の中に浸み込むと同時に、メラニン
次回は、「ヒゲについて」です。
色素の分解(脱色)と染料の発色(小さい染料が集まり大きな塊になり、キューティ
バックナンバーはホームーページ PDF 形式で掲載してありますので、「理容こばやし」
クルの隙間から抜けにくくなる)を行います。
で、検索して読んでみて下さい。
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