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はじめに 製品パッケージ内容 ProKeys 88について 用語の解説 - M

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はじめに 製品パッケージ内容 ProKeys 88について 用語の解説 - M
Pro Keys 88 • ユーザーズ・マニュアル
はじめに
M-Audio ProKeys 88をお買い上げ頂きまして誠に有り難うございます。M-Audio ProKeys 88は、数多くのMIDIコントロール機能を装
備するコンプリートな多目的ライブ用ステージピアノです。本マニュアルでは基本の操作方法からアドバンス機能の使い方までを詳し
く説明しています。ご使用の前に本マニュアルをよくお読みになりProKeys 88をご使用の上でお役立て下さい。
製品パッケージ内容
ProKeys 88以外に、製品パッケージには以下の物が含まれます:
<
<
<
<
<
ドライバ・ソフトウエアCD-ROM(ドライバとアプリケーションを含む)
USBケーブル
製本版マニュアル
電源アダプタ(12V DC)
サスティーン・ペダル
万一、不足している製品がございましたら、弊社カスタマーサポートまたはお買い求めのディーラーへお問い合わせ下さい。
ProKeys 88について
ProKeys 88は、14種類のハイクオリティなインストゥルメント(楽器)のサウンドを収録したステージピアノです。M-Audioのユニー
クな設計のハンマーアクション鍵盤によりグランドピアノにも劣らない素晴らしいフィーリングをお楽しみ頂けると同時に、シーケン
サーや音源モジュールのMIDIコントローラとしても機能します。
ProKeys 88は、ライブパフォーマンスでの使用を目的としてデザインされています。シンプルなコントロール・インターフェイスを採
用し主な機能全てにボタンを一度押すだけでアクセスできます。また、デジタル・エフェクトやMIDIコントローラメッセージ等のアド
バンス機能も素早く編集ができます。
装備されている端子は全て1/4インチで、PAアンプ、ミキサー等に接続できライブでのサウンド・セットアップは簡単です。
ProKeys 88は、外部MIDIシーケンサーのスタート/ストップやシーケンスのテンポ・コントロールが可能です。それぞれの機能ごとに
ProKeys 88には様々な機能が装備されています。解説をする前に、これらの機能の解説によく使われる用語について簡単に説明をしま
す。本マニュアルをよくお読みになりProKeys 88をご活用下さい。
用語の解説
エディットモード – エディットモードとは、ファンクションキーを押してからパラメータの値を変更するまでの3秒間を指します。
パラメータの値の変更には数値キーを使用します。ファンクションキーを押すと LED 画面では変更可能なパラメータが点滅しま
す。エディットのファンクションキーを間違って押してしまっても、一向に構いません。別のエディットのファンクションキーを押
すとその後3秒以内にパラメータを入力できます。
ノーマルモード – ノーマルモードはファンクションボタンが押されていない状態を指します。ノーマルモードの時、LED画面には最
後に入力したプログラム番号が表示されます。
ファンクションボタン – LED画面の左にあるボタンがファンクションボタンです。これらのMIDIボタンやデジタルエフェクトボタン
を押すと、ProKeys 88はエディットモードになります。
インストゥルメント – ProKeys 88にはピアノ、ストリングス、ベースなど様々なインストゥルメントのサウンドが14種類収録されて
います。インストゥルメントとは、収録されている14種類のサウンド・プログラムそれぞれを指します。LED画面の右にある14種
類のインストゥルメントのボタンを押してインストゥルメントを選択します。
スプリットモード – Splitボタンを押すとProKeys 88はスプリットモードになります。スプリットモードでは、キーボートは隣接した
重なり合わないゾーン2つ(左右)に分かれます。各ゾーンは、それぞれに別のインストゥルメントを割当てることができます。
スプリットポイントの左側の鍵盤で任意のインストゥルメントをコントロールし、スプリットポイントの右側の鍵盤はその前に選択
したインストゥルメントをコントロールします。
レイヤーモード – Layerボタンを押すと、ProKeys 88はレイヤーモードになります。レイヤーモードでは、メイン・インストゥルメ
ントとレイヤー・インストゥルメントの2つのインストゥルメントがキーボード全体に重なり合って割当てられます。この時スプリ
ットモードが有効であれば、スプリット・ポイントの右側の鍵盤だけがレイヤー・インストゥルメントをコントロールします。
メイン・インストゥルメント – スプリットモードもレイヤーモードも有効でない時に選択されたインストゥルメントです。
スプリット・インストゥルメント – スプリットモードが有効の時、スプリットポイントの左側の鍵盤でコントロールするインストゥ
ルメントです。
レイヤー・インストゥルメント – レイヤーモードが有効の時コントロールできる第二番目のインストゥルメントを指します。
3
日本語
専用のボタンが装備され、ライブ・パフォーマンスでのリアルタイムコントロールに便利です。
パフォーマンスのためのヒント
ProKeys 88は、表現力豊かで柔軟にサウンドを組み合わせることができま
す。インストゥルメントのサウンドをレイヤー/スプリットしたり(本マニ
ュアルの「Splitボタン/Layerボタン」参照)、移調したり、ボリュームを調
整したり、エフェクトをかけたりと搭載された様々な機能を使ってユニー
クなパフォーマンスを実現できます。本マニュアルにはProKeys 88の基本
的な操作を行う上で役に立つヒント10例がインストゥルメント名と共に紹
介されていますので是非お試し下さい。
ヒント#1
ジャズトリオ ‒ Piano1を選択します。ス
プリットモードを有効にしA.Bassを左側の
鍵盤に割当てます。BassにRideCymbalを
レイヤーさせるとジャジーなトリオのパフ
ォーマンスができます。Piano1の代わりに
Organ1、E. Piano、Vibes、FM Piano1ま
たは2などを割当て、Acoustic Bassの代わ
りにElectric Bassを割当てると、また違っ
た感じが楽しめます。
特徴
コントロール
<
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<
様々な機能、モード、インストゥルメントにアクセスできる32系統のボタンを搭載
数値キーパッド12系統装備
スプリット、レイヤー、メイン・インストゥルメントのボリュームレベル(音量)を個々にコントロールできるボリューム・
スライダー3系統装備
低音域や高音域のEQをコントロールするロータリー・ノブ2系統装備
LED画面装備
88鍵盤ハンマー・アクション・キーボード
ピッチベンドホイール
モジュレーションホイール
ベロシティカーブ3種類と固定ベロシティ(100)1種類搭載
MIDI機能
<
<
<
<
<
<
<
<
<
プログラムチェンジ
バンクLSB
バンクMSB
チャンネル(チャンネルは現在のメイン、スプリット、レイヤーのインストゥルメントを別個に設定でき、これらの機能を
MIDIシンセサイザー、モジュール、シーケンサーと合わせて使うことができます)
USBからのMIDI出力
ローカル・オン/オフ
MIDIクロックスタート/ストップ
MIDIクロックレートをタップテンポを使用してテンポコントロール可能
SPP(Song Position Pointer)
オーディオ・エフェクト
<
<
リバーブ
コーラス
収録されているサウンド
<
<
<
<
<
<
4
14種類のインストゥルメントを直接選択できる14個のボタン搭載
スプリット機能により2種類のインストゥルメントをスプリットポイントで区切り(ゾーン)同時に演奏可能
レイヤー機能によりスプリットポイント(スプリットモードが有効の時)の右側の鍵盤全てで同じゾーン内の2種類のインス
トゥルメントを同時に演奏可能
Grand Pianoボタンはデフォルトのグランドピアノのサウンドを常に選択し、スプリットモードとレイヤーモードの両方を解
除します。
Jazz Rideボタンでは13(A.Bass)または14(E.Bass)のサウンドが有効の時Ride Cymbal(ライドシンバル)をレイヤーします。
スプリット/レイヤーのインストゥルメントに対し個々にボリューム/オクターブ/トランスポーズのコントロール装備
Pro Keys 88 • ユーザーズ・マニュアル
動作環境
ProKeys 88は単体で使用するプレミアムなステージピアノですが、MIDIコントローラとしてコンピュータのDAWアプリケーションで
使用することもできます。
ProKeys 88をコンピュータに接続して使用する時には以下の動作環境の条件を満たす必要があります:
Windows:
Mac:
< USB 1.0端子
< USB 1.0端子
< 16ビットのサウンドチップまたはサウンドカード
< 16ビットのサウンドチップまたはサウンドカード
< Pentiumプロセッサ以上
< G3以上
< Windows 98/ME/2000/XP
< 256MB以上のRAM
< 64MB以上のRAM
日本語
コントロールと接続端子
1
インストゥルメント・ボタン
11
MIDIバンクLSBボタン
2
スプリット・ボタン
12
MIDIバンクMSBボタン
3
レイヤー・ボタン
13
MIDIクロック・シーケンサー・コントロール・ボタン
4
デモ・ボタン
14
トランスポーズ・ボタン
5
デジタル・エフェクト・ボタン
15
数値キーパッド
6
ベロシティ・カーブ選択ボタン
16
グランドピアノ・ボタン
7
ボリュームコントロール・スライダー(メイン、スプリット、 17
レイヤーのインストゥルメントを個々にコントロール可能)
ジャズ・ライド・ボタン
8
EQコントロール・ロータリー・ノブ – BassとTrebleの2系統
18
ピッチベンドホイール
9
MIDIチャンネル・ボタン
19
モジュレーションホイール
10
MIDIプログラム・ボタン
5
1
2
3
4
5
6
7
8
9
電源スイッチ(On/Off)
DC電源アダプタ接続端子–12V DC、センタープラス、500mAの電源アダプタを接続します
USB 1.0端子 – 標準のUSBケーブルを接続します。
MIDI出力端子 – 標準の5ピンDINタイプMIDIケーブルを接続します。
MIDI入力端子 – 標準の5ピンDINタイプMIDIケーブルを接続します。
フットスイッチ用端子2系統 – 標準の1/4 TS端子に対応したスイッチタイプのペダルを接続します。
エクスプレッション・ペダル端子 – 標準の1/4 TS端子に対応したエクスプレッション・ペダルを接続します。
ステレオ・オーディオ出力端子 – LとRのどちらも標準の1/4 TS端子を接続します。Lはモノラルのシグナルを出力します。
ヘッドフォン端子(ホイール2系統の下部に装備) – ヘッドフォンの1/4 TRS端子を接続します。
ProKeys 88を接続する前の注意
ProKeys 88を単体のデジタルピアノとして使用する場合にはコンピュータが必要ありませんが、コンピュータでProKeys 88のMIDIコン
トローラ機能を使用する場合には、以下のインストール前の確認事項を参照して下さい。
重要:インストールの手順の中で指示があるまで(ドライバのインストール参照)コンピュータにUSBケーブルを接続しないで下さい。
お使いのコンピュータにUSB端子が装備されていることを確認して下さい。USBケーブルの幅広の端子(A)をコンピュータの背面ま
たは側面にあるUSB端子に接続します。USBケーブルの六角端子(B)をProKeys 88のリアパネルにあるUSB端子に接続します。
ProKeys 88はUSBによる電源供給に対応していませんので、ProKeys 88に付属の電源アダプタを使用して電源を供給する必要がありま
す。付属の電源アダプタ以外の電源アダプタを使用する場合は、必要な動作環境を満たしていることを確認してお使い下さい。
電源アダプタに必要な動作環境は以下の通りです。
< 12V DC
< センタープラス
< 500mA
ドライバのインストール
基本的なインストール方法
ProKeys 88はクラスコンプライアントであるため、Windows XPまたはMac OS Xではドラ
イバをインストールする必要がありません。
付属のUSBケーブルを使用してProKeys 88をコンピュータに接続するだけで、使用可能
な状態になります。コンピュータの電源がオンの状態でもオフの状態でもUSBケーブル
を接続して構いませんしドライバのインストールは必要ありません。
Windowsマルチクライアント・ドライバをインストールする
ProKeys 88 は ク ラ ス コ ン プ ラ イ ア ン ト な た め 簡 単 に 設 定 が で き ま す が 、 そ の 場 合
ProKeys 88では常に一つのDAWアプリケーションでしか使用することができません。つ
まり、ProKeys 88を使ってDAWアプリケーションとコミュニケートするだけの目的で使
用する場合は、別途ドライバをインストールする必要はありません。
「 ReWire 」に対応した DAW アプリケーション( Ableton Live をホストとして使い、
PropellerheadのReasonをスレーブとして使う等)を含め、複数のDAWアプリケーション
でProKeys 88を同時に使用する場合、Windows ProKeys 88 MIDIドライバを別途インストー
ルする必要があり、ドライバをインストールすることでホストとReWireしたDAWアプリ
ケーションをProKeys 88で同時にコントロールすることができます。
6
ヒント#2
デュアル・オルガン ‒ Organ
1を選択し、スプリット機能を
使ってOrgan2を左側に割当て
ます。Organ1を1オクターブ下
に移調し、Organ2を2オクター
ブ上に移調します。ボリューム
を調整してから、Organ1だけ
にコーラスを加え、Organ1と
Organ2の両方にリバーブを少
し加えると、スプリットした
オルガン2つの素晴らしい組
み合わせが生まれます。両方
のオルガンをレイヤーにして
Organ1だけにコーラスを加え
るとセンセーショナルなオルガ
ンサウンドになります。
Pro Keys 88 • ユーザーズ・マニュアル
注意:コンピュータに適切なドライバのファイルがコピーされるまでProKeys 88をコンピュータに接続しないで下さい。
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
Stage Piano Series CD-ROMをコンピュータのCD-ROMドライブに挿入します。
コンピュータの画面には自動的にメニューが表示されます。メニューが表示されない場合はStartメニューからCD-ROMを開
き、Stage Piano Series>autorun.exeを起動します。
画面の指示に従い製品名を選択します。製品名を選択したら「Install(インストール)」をクリックすると必要なファイルが
コピーされます。
画面の指示に従いドライバのインストールを続けます。
インストールの途中で「Windowsのロゴテストに合格していません」というメッセージが表示されますが「続ける」を選択し
てインストールを続行します。
インストールが終了すれば「Finish(終了)」をクリックします。
ProKeys 88を付属のUSBケーブルでコンピュータに接続して電源をオンにします。
WindowsはProKeys 88を認識し「新しいハードウエアの検出ウイザード」が表示されます。Service Pack 2がコンピュータに
インストールされていればインターネットでドライバを検索するかどうかを尋ねられますので、検索しない方を選んで「次
へ」をクリックします。
「ソフトウエアを自動的にインストールする(推奨)」を選択し、「次へ」をクリックします。
「新しいハードウエアの検出ウイザード」が終了したら「完了」をクリックします。システムトレイに「新しいハードウエア
がインストールされ使用準備ができました」というメッセージが表示されます。
ProKeys 88をソフトウエアと使用する
インストールが完了すると、ProKeys 88はコンピュータで入出力1系統のMIDI機器として認識されます。お使いのDAWアプリケーション
でProKeys 88をMIDI入力機器として選択すると、DAWアプリケーションでProKeys 88から受信するデータを読み取れるようになります。
MIDI端子の呼び名はMacintoshとWindowsコンピュータでは異なり、またWindowsマルチクライアント・ドライバをインストールす
ると名称が変わりますので、次の表をご参照下さい。
入力端子
出力端子
Mac OS X
USB ProKeys 88 Port 1
USB ProKeys 88 Port 1
Windowsクラスドライバ
USB Audio Device
USB Audio Device
Windowsマルチクライアントドライバ
USB ProKeys 88 In
USB ProKeys 88 Out
日本語
ハードウエアの接続
7
MIDI接続端子
MIDI接続端子には、シンセサイザー、音源モジュール、シーケンサー等の外部MIDI機器を接続します。MIDI入力端子をコンピュータ
へセカンダリのMIDI機器を接続するために使用するとProKeys 88はUSB-to-MIDIのインターフェイスとして効率的に動作します。この
機能を使う場合ProKeys 88がコンピュータにUSBケーブルで接続されている必要があります。MIDI出力端子はProKeys 88をシーケンサー
または外部シンセサイザーに接続する場合に使用し、これによりProKeys 88でシンセの様々なサウンドや音源モジュールをトリガーで
きます。
下図にProKeys 88ルーティングのオプションを示してあります:
注意:MIDI情報をMIDI入力端子からMIDI出力端子へ直接送信することはできません。
ステレオ・オーディオ出力端子
この2系統の出力端子は、ProKeys 88の左右のオーディオ・シグナルを外部のモニタリング・システムに送信するために使用します。
ライブに最適なPAシステムやミキサーに接続できるようデザインされています。モノラルのオーディオ・シグナルが必要ならばL(左)
の出力端子を使います。左の出力端子だけ接続した場合には、ヘッドフォン出力もモノラルになります。
ヘッドフォン出力端子
ヘッドフォンの端子を接続します。
ヘッドフォン出力端子から送出されるシグナルはステレオ・オーディオ出力端子からのシグナルと同じです。左の出力端子だけ接続し
た場合にはが、ヘッドフォン出力もモノラルになります。
注意:ヘッドフォン出力には、ボリューム・レベルを調節する専用のコントローラが装備されていません。マスター・ボリュームの
スライダーを使用して調節します。
USB端子
ProKeys 88をコンピュータに接続します。コンピュータに接続するとProKeys 88をソフトウエア・ベースのシーケンサー/シンセサイ
ザー/音源モジュールと連動させることができます。更にセカンダリのMIDI機器をMIDI入力端子に接続しコンピュータでソフトウエア・
ベースのDAWアプリケーションで使用することができます。
コントロールを使用する
フットスイッチ用端子
(製品にはフットスイッチが1台付属しています。)
フットスイッチの端子へは、スイッチタイプのフットスイッチ2台を接続できます。
ProKeys 88にはフットスイッチが1台付属します。フットスイッチでは、サスティーンやソステ
ヌートのエフェクトをコントロールします。サスティーン・ペダルは音が自然に消えるまで、
またはペダルから足を離すまでサウンドを持続させます。ソステヌート・ペダルはペダルが動
作している時に弾いた鍵盤の音を持続させます。
ProKeys 88の電源を入れる時には、ペダルから足を離した状態にしておきます。電源を入れる
時にペダルを踏み込んだ状態ですと、極性が変更されペダルの動作が逆になります。
ヒント#3
ニューエイジのセットア
ップ1 ‒ FM Piano 1を
選択しWarm Padとレイ
ヤーします。スプリッ
ト機能を使いE.Bassを
左側に割当てます。FM
Pianoを1オクターブ下
に移調します。好みのエ
フェクトを加えます。ト
ランス系の音楽に最適な
組み合わせです。
注意:ProKeys 88の全てのインストゥルメントが2つのフットスイッチから送られるメッセ
ージに反応するわけではないことに注意して下さい。
ProKeys 88をMIDIコントローラとして使う時、ペダルを押すとペダルからMIDIコントローラメッセージも送信されます。これによりペ
ダルは、メッセージをサポートするシンセサイザーでも使用することができます。サスティーン・ペダルはMIDI CC64で、サステヌー
ト・ペダルはMIDI CC66です。
8
Pro Keys 88 • ユーザーズ・マニュアル
エクスプレッション・ペダル端子
(エクスプレッション・ペダルは製品に含まれません。)
ヒント#4
エクスプレッション・ペダル端子は、連続可変コントロール・タイプのペダ
ルを接続します。通常、エクスプレッション・ペダルまたはボリューム・ペ
ダルと呼ばれるペダルです。ボリューム調節機能をサポートするインストゥ
ルメントの全体のボリュームを変化させるのに使用します。
ニューエイジのセットアップ2 - E.Bassを
選択し2オクターブ上に移調し、
E.Pianoをレイヤーします。スプリット
機能を使い再びE.Bassを左側に割当て
ます。好みのエフェクトを加えます。右
側のベルの音に似たトーンが優美でユニ
ークなトーンになります。好みのエフェ
クトを再び加えます。E.Pianoの代わり
にFM Piano 1またはWurlyプログラム
(E.Piano 2)を使うと面白いバリエーショ
ンが生まれます。
注意:搭載されたインストゥルメントのサウンドは全てエクスプレッショ
ン・ペダルに反応します。
ProKeys 88をMIDIコントローラとして使用する場合、エクスプレッション・
ペダルはMIDI CC11を送出します。外部MIDI機器はMIDI CC11のメッセージに
は反応しない場合があります。ご使用になる外部MIDI機器の取扱い説明書の
MIDI Implementationチャートで確認して下さい。
ピッチベンドホイール
ピッチベンドホイールは、キーボードで弾いた音のピッチ(音程)を上下させるのに使用します。ピッチベンドの範囲は割当てができ
ません。また、ピッチベンドは常に音程を上または下へ2ステップ(2セミトーン)変化させます。
注意:搭載されているインストゥルメントは、Ride Cymbal(ライドシンバル)を除いて全てピッチベンドホイールに反応します。
ライドシンバルはピッチベンドホイールに影響を受けません。
ProKeys 88をMIDIコントローラとして使用する場合、ピッチベンドホイールを動かすとMIDIピッチベンド・メッセージを送信しま
す。外部 MIDI 機器はピッチベンドのメッセージには反応しない場合があります。ご使用になる外部 MIDI 機器の取扱い説明書の MIDI
Implementationチャートで確認して下さい。
モジュレーションホイール
モジュレーションホイールは、現在演奏しているインストゥルメントに割当てられたビブラートまたはトレモロのエフェクトをコント
ロールします。
注意:搭載されている全てのインストゥルメントがモジュレーションホイールに反応するわけではありません。Piano 1、Piano 2、
Clav、Strings、Warm Pad、A.Bass、E.Bass、Ride Cymbalはモジュレーションホイールに反応しません。
ProKeys 88をMIDIコントローラとして使用する場合、モジュレーションホイールを動かすとMIDI CC1を送出します。外部MIDI機器は
MIDI CC1のメッセージには反応しない場合があります。ご使用になる外部MIDI機器の取扱い説明書のMIDI Implementationチャートで
ボリューム・スライダー
ボリューム・スライダーには、Master(マスター)、Split(スプリット)、Layer(レイヤー)の三種類が装備されています。マスター
はProKeys 88の全体のボリュームをコントロールします。スプリットはスプリット・インストゥルメントのボリュームをコントロール
し、レイヤーはレイヤー・インストゥルメントのボリュームをコントロールします。スプリットとレイヤーのスライダーは、MIDI CC7の
メッセージを送信し、マスターのスライダーはマスターボリュームのSysex(システムエクスクルーシブ)メッセージを送信します。
イコライザー・ロータリー・ノブ
イコライザー・ノブでは、メインのオーディオ出力のTreble(高音域)とBass(低音域)をそれぞれコントロールできます。Trebleと
Bassはノブを中心から左に回すと12dBカットされ右に回すと6dBブースト(合計では18dBです)します(EQコントロールチェンジは
MIDIにより送信されません)。
Trebleのノブは、ProKeys 88のサウンド全体の高周波帯域をコントロールします。高周波数帯域を増やすと全体のサウンドが金属的な
音になり、減らすと鈍い音になります。
Bassのノブは、ProKeys 88のサウンド全体の低周波帯域をコントロールします。低周波帯域を増やすと全体のサウンドに低音がずっ
しり響き、減らすと少し軽めの音になります。
インストゥルメント・ボタン
14 個のボタンから 14 種類のインストゥルメントそれぞれに直接アクセスできます。ボタンを押すと選択したインストゥルメントの
LEDが点灯し、キーボードでそのインストゥルメントを演奏できます。
インストゥルメントのオクターブ、トランスポーズの設定やMIDIチャンネルを変更するには、インストゥルメントのボタンを押しなが
らそれぞれの機能のボタンを押します。オクターブとトランスポーズの機能については「Octave/Transpose」ページで詳しく解説し
ています。
ProKeys 88をMIDIコントローラとして使用する場合、インストゥルメントのボタンを押すとMIDIプログラムチェンジがバンクLSB、バ
ンクMSBメッセージと共に送出されます。
このプログラムチェンジのデフォルトは、バンクMSB 0、バンクLSB 0、プログラムチェンジ0、1、2、4、5、7、8、11、16、17、32、
33、48、89、119です。Bank LSBボタンとBank MSBボタンを同時に押すと(STORE表示されています)、インストゥルメント・ボタン
に現在のプログラム、バンクLSB、バンクMSBを保存できます。「保存」については「Storeボタン」ページを参照して下さい。
14種類のインストゥルメント・プログラムはGMレベル1に対応するGMプログラム番号に割当てられています。
9
日本語
確認して下さい。
Split(スプリット)ボタン
Splitボタンは、キーボードを重なり合わない連続する2つのゾーンに分け、同時に演奏することが
できます。このボタンを押すとボタンの上のLEDが点灯します。デフォルトでは左側のインストゥ
ルメントはAcoustic Bass(13番のサウンド)です。スプリットモードが有効の時、A.Bassのボタ
ンが3秒間点滅し、A.Bassがスプリット・インストゥルメントであることを示します。メイン・イ
ンストゥルメントの上のボタンはそのまま点灯し続けます(点滅しません)。
3秒が経過するとスプリット・インストゥルメントの上のLEDは点滅を止め、メインのインストゥ
ルメントと共に点灯を続け、この2種類のインストゥルメントが現在有効なインストゥルメントで
あることを示します。
点滅している3秒間に別のインストゥルメント・ボタンを押すと、新たに押したインストゥルメント
がスプリット・インストゥルメントとなり、メインのインストゥルメントはそのまま変わりません。
ヒント#5
オクターブ・シンセ・ハ
ープシコード ‒ Clavを
選択し、その上にClavを
レイヤーします。片方を
1オクターブ上に移調し、
少しだけ好みのエフェク
トを加えます。Pianoや
Strings等のインストゥル
メントでも同様にお試し
下さい。
スプリットモードが有効の時はメイン・インストゥルメントを編集することができません。メイン・
インストゥルメントを変更するにはスプリット・ボタンをもう一度押し、スプリットモードを解除
します。スプリットモードに再び戻ると、最後に選択されたスプリット・インストゥルメントがロードされます。
スプリット・ポイントを変更する - Splitボタンを使ってスプリット・ポイントを変更することができます。Splitボタンを押し続けると
現在のスプリット・ポイントを表示します。キーボードでスプリットする鍵盤を押すとスプリット・ポイントが変更されます。スプリ
ット・ポイントを設定するときに押さえた鍵盤はスプリット・インストゥルメントの領域に含まれます。
Layer(レイヤー)ボタン
Layerボタンを押すとレイヤーモードが有効になります。キーボードで2種類のインストゥルメントをコントロールできるという点では
Splitボタンと同じですが、レイヤーモードが有効の時はキーボード全体に2種類のインストゥルメントがレイヤー(重なり合い)しま
す。キーボード全体の全ての鍵盤はメインのインストゥルメントとレイヤーのインストゥルメントの両方をコントロールします。
レイヤーモードとスプリットモードの両方を同時に有効にすることもできます。スプリット・インストゥルメントはスプリット・ポイン
トからスプリット・ポイントを含む左側に割り当てられ、レイヤーのインストゥルメントとメインのインストゥルメントはスプリット・
ポイントの右側に割当てられます。
Grand Piano(グランドピアノ)ボタン
Grand Pianoボタンは、現在有効なスプリットモードやレイヤーモードを解除しデフォルトのグランドピアノ(Piano 1)を選択します。
Grand Pianoボタンには、その他のインストゥルメントと同じようにリバーブやコーラスのパラメータを割り当てて保存することがで
きます。エフェクトの設定は電源をオフにするまで保存されます。この機能で究極のピアノサウンドがセットアップされボタン1つ押
すだけで瞬時にグランドピアノにアクセスが可能です。
ProKeys 88をMIDIコントローラとして使用する場合、Grand Pianoのボタンを押すとプログラム0、バンクLSB 0、バンクMSB 0が送出
されます。これによりどのGM対応のシンセやモジュールでもGrand Pianoにアクセスできることになります。
Demo(デモ)ボタン
Demoボタンを押すと、全てのインストゥルメントの上のLEDが点滅します。インストゥルメントを選択すると、選択したインストゥ
ルメントのデモ演奏が開始します。
合計で14種類のデモ演奏が内蔵されています。Demoボタンに続いて3のサウンドボタンを押すとデモ3が開始します。
デモ・モードを解除するには、選択したデモを聞いた後にもう一度Demoボタンを押す必要があります。Demoボタンを押さずにいる
と4秒後に次のインストゥルメントのデモ演奏が開始します。デモは14種類のデモが全て1度ずつ演奏し終わるまで連続して演奏します。
Jazz Ride(ジャズ・ライド)ボタン
Jazz Rideボタンは13(A.Bass)と14(E.Bass)のサウンドが有効の時、これらのサウンドにRide Cymbal(ライド・シンバル)のレイ
ヤーをかけ、全体のサウンドにジャジーな雰囲気を与えます。これは15番目のインストゥルメントとも言えますが、このインストゥル
メントは「ドライ」でエフェクトを割当てることができません。
Velocity Curve(ベロシティカーブ)ボタン
ベロシティカーブはハード、ミディアム、ソフト、フィックスの4種類が搭載されています。ボタンを押すとこれらの4つを順に入れ
替えます。デジタル・エフェクトのボタンとは違い、「オフ」にすることはできません。フィックスのベロシティでは、鍵盤を強弱で
弾いても一定のベロシティ(100)になります。
デフォルトのベロシティカーブはミディアムです。
10
Pro Keys 88 • ユーザーズ・マニュアル
オクターブ/トランスポーズ/マスターチューニング
2系統のオクターブ/トランスポーズ・ボタンのいずれかを押すと、0から上下に最大
12ノートをセミトーンでトランスポーズ(移調)します。両方のボタンを同時に押す
と、押すたびに12ノートのオクターブがシフトします。オクターブシフトは0から上下
に最大3オクターブシフトします。このパラメータは循環式ではありません。トランス
ポーズの+または-のボタンを使って0の位置に戻す必要があります。マスターチュー
ニングを調節する場合、まず数値キーから0を約1秒間押すと画面に点が3つ表示されま
す。0をそのまま押した状態で、オクターブ/トランスポーズ・ボタンを使ってマスター
チューニングを上下に調節します。最大+/­99セント(+/­1セミトーン)の範囲で
チューニングできます。マスターチューニングを調節すると全てのインストゥルメン
トに影響し、電源をオフにするまで有効です。キーボードがシングル/スプリット/レ
イヤー・モードの時、マスターチューニングは同様の方法で調整ができます。
スプリットモードやレイヤーモードが有効の時:オクターブ / トランスポーズ機能
は、有効なインストゥルメント全てに対し同時に影響します。スプリットモードま
たはレイヤーモードが有効の場合に、有効なインストゥルメント3種類全てがオク
ターブ・シフトまたはトランスポーズにより影響されるということです。それぞ
れのインストゥルメントのオクターブやトランスポーズを別個に変更する事も可能
で、インストゥルメントのボタンを押したままトランスポーズの「+」または「­」
のボタンを押して変更します。インストゥルメントのオクターブをこの方法で変更
すると、最大のオクターブ・シフトは上下どちらにも10オクターブになります。
ヒント#6
クラシック・ポップ・バラード
‒ E. Piano 1を選択しStringsを
レイヤーしStringsのボリューム
を1/3ほど下げます。スプリッ
ト機能を有効にしE.Piano 1を
左側に割り当てます。これでキ
ーボード全体がE. Pianoで一部
分だけコーラスが加わり、ス
トリングのレイヤーは低音域
を邪魔しないというサウンド
のコンビネーションができま
す。E.Pianoの代わりにPiano
1やFM Pianoを使ったり、
Stringsの代わりにWarm Padを
使ったり、Stringsを1オクター
ブ上に移調すると面白い効果が
得られます。
最高音または最低音まで達した場合、それ以上オクターブ・シフトを押しても効果が
ありません。0に戻すにはトランスポーズ「+」または「­」を使う必要があります。
注意:トランスポーズ・シフトは上下どちらにも最大で12ノート分シフトします。
ProKeys 88をMIDIコントローラとして使用する場合、この2つのボタンはMIDI出力端子から送出されるノートに対しても影響します。
デジタル・エフェクト・ボタン
この2つのボタンは、Reverb(リバーブ)またはChorus(コーラス)のエフェクト・タイプを選択します。
< エフェクト・タイプ
どちらかのボタンを押すとエフェクトが有効になりLED画面に割当てられているエフェクト番号が表示されます。選択したエフェク
ト・タイプは数値キーと「+」または「­」のボタンを使って変更できます。
Chorus(コーラス):
Slow(遅い)
Reverb(リバーブ):
Stage(ステージ)
Fast(速い)
Hall(ホール)
日本語
エフェクト・タイプは以下の通りです:
Church(チャーチ)
エフェクト・ボタンをもう一度押すとエフェクトが解除されます。
エフェクトを有効にするとエフェクトはキーボード全体の全ての有効なインストゥルメントに適用されますが、全てのインストゥル
メントは各エフェクトのセンド・レベルを個々に設定することができます。
< エフェクト・デプス(量)
デジタル・エフェクトのボタンを長く押すと、LED画面には選択されたエフェクの現在のセンド・レベルが表示されます。センド・
レベルは出力されるウエットなシグナルの量を表します。64ではウエットなシグナルとドライなシグナルの量が同量になり、これ
は編集前のエフェクトのセンド・レベルのデフォルトまたは中間値です。127ではフルにウエット(ドライ・シグナルは無し)で、
0ならフルにドライ(エフェクト無し)です。
エフェクト・デプスのデフォルトはプログラムにより設定が異なり、各プログラムによりその値も異なります。。
< 各インストゥルメントのエフェクト設定を保存する
14種類のインストゥルメントそれぞれのデジタル・エフェクトの設定を保存することができます。コーラスとリバーブ両方のエフェ
クトのタイプ、デプス、状態(オン/オフ)が保存可能で、保存の方法は以下の通りです。
• レイヤーモードとスプリットモードがどちらもオフであることを確認します。
• インストゥルメント・ボタンを押して編集するインストゥルメントを選択します。このインストゥルメントはメイン・インストゥ
ルメントとして選択されたことになります。
• デジタル・エフェクトを設定すると設定が自動的に保存され、インストゥルメントのボタンを押すたびにその設定も含めてロード
されます。
ProKeys 88の電源をオフにしてもインストゥルメントの設定は変更されませんので、電源を入れるたびに設定し直す必要がありません。
スプリットモードやレイヤーモードが有効でデジタル・エフェクト設定を編集する場合、メイン・インストゥルメントの設定が変更
されます。変更されるのはメイン・インストゥルメントの設定だけです。同じインストゥルメントを再びメイン・インストゥルメン
トとしてロードすると、エフェクト設定が適切にロードされます。レイヤー・インストゥルメントやスプリット・インストゥルメン
トのエフェクト設定は変更されません。
ProKeys 88はリバーブとコーラスのエフェクトに対してMIDI CCメッセージを受信することができます。
11
MIDI CC番号については、以下のリストを参考にして下さい:
91 – Reverb Level
92 - Reverb Type Select (0,1, 2)
93 – Chorus Level
94 – Chorus Type Select (0, 1)
デジタルエフェクトはMIDIを使って送出し、CC 91ではリバーブ、MIDI CC93ではコーラスを送信します。ProKeys 88は常に現在の
エフェクト値を送信するため、MIDI CCを受信できるMIDI機器でリバーブやコーラスの量をコントロールすることができます。設定
は各インストゥルメントに保存されるためインストゥルメントは正確にエフェクトの設定を保存し入力したMIDI情報に反応します。
MIDIコントロール
このセクションで説明するボタンは、ProKeys 88をMIDIコントローラとして
使用する場合にのみ以下の通りに機能します。
Program(プログラム)ボタン
プログラム・ボタンを押すとLED画面に現在割り当てられているプログラム番
号が点滅します。デフォルトのプログラム番号は000で、これはGM規格に対
応するMIDI機器ではグランドピアノのサウンドを選択します。
ヒント#7
スプリーム・パッド ‒ StringsとWarm
Padをレイヤーすると新鮮で豊かなパッ
ドになります。StringsまたはSynthの
パッドを1オクターブ上または下に移調
し、インストゥルメントのボリュームを
調節して音質を変えてみます。
プログラム・ボタンを押した後、番号が点滅している間に「+」「­」キー
または数値キーでプログラム番号を入力するとプログラム・チェンジ・メッセージが送信されます。
プログラムチェンジに関しては「付録」ページで詳しく説明しています。
Bank LSB/MSBボタン
これらのボタンはプログラム・ボタンと同様の機能ですが、それぞれのボタンからバンクLSBまたはバンクMSBのメッセージを送信
し、ご使用のMIDI機器で別のバンクを選択することができます。プログラム・ボタンと同様の使い方です。
Channel(チャンネル)ボタン
キーボードの送信チャンネルを変更するボタンです。ボタンを押した後、チャンネル番号を入力しなければチャンネルは更新されず、
通常のモードに戻ります。Channelボタンを押すと全てのノートにノート・オフのメッセージが送出され、ノートが詰まって音が鳴り
続ける状態を避けることができます。つまりノート・オフが新しいチャンネルにだけ送信された場合、ノート・オンがそれ以前のチャ
ンネルに送信されているため電源をオフにするまでノートが鳴り続ける状態を避けることができます。
LayerボタンまたはSplitボタンを押したままChannelボタンを押すと入力したチャンネルからレイヤー・インストゥルメントまたはスプ
リット・インストゥルメントが送信されます。
デフォルトのチャンネルはメインが1、スプリットは2、レイヤーは3です。Rideはチャンネル10で送信されます。
LayerボタンとSplitボタンを使ってMIDI機器で3つのインストゥルメントを同時にコントロールする場合、レイヤー・インストゥルメン
ト、スプリット・インストゥルメント、メイン・インストゥルメントのそれぞれが常に正しいチャンネルに割当てられていることを確
認して下さい。
ローカルモードのOn/Offボタン
ChannelボタンとProgramボタンを同時に押すと、ローカルモードをオン/オフできます。これらのボタンを同時に押すと、LED画面に
はonまたはoffと表示されます。デフォルトの設定はonです。
ローカルモードがオフの時、キーボードは内蔵のオーディオ・インストゥルメントの音を演奏せず、外部MIDIシンセサイザーのサウンド
を演奏します。この場合、外部シーケンサーから外部MIDIメッセージを使って内蔵のインストゥルメントにアクセスすることができます。
USB Out from USB Dualボタン
ProgramボタンとBank LSBボタンを同時に押すと、USBからのMIDI Outモードをオン/オフできます。このモードが有効の時、MIDI出
力端子は内部で生成されたMIDIデータを送信せず、USB端子から受信するMIDIデータを送信します。ローカルモードのボタンと同様に
ProgramボタンとBank LSBボタンを同時に押すとLED画面にはonまたはoffと表示されます。
Store(保存)ボタン
Bank LSBとBank MSBボタンを同時に押すと現在のプログラム、バンクLSB、バンクMSBメッセージをンストゥルメントのボタンに保存
することができます。つまりインストゥルメントのボタンを押すと、これらのMIDIメッセージが送信されることになります。
Storeボタンを押すとProKeys 88はエディットモードになり、14個のインストゥルメント・ボタンのLEDが点滅します。点滅している間
に保存するインストゥルメントを一つ選びます。インストゥルメント・ボタンを押すと通常のモードに戻ります。点滅している間にイ
ンストゥルメント・ボタンを押さないと、エディットモードは解除されノーマルモードに戻り、プログラム値やバンク値の現在割り当
てられている値が変更されません。
注意:プログラム、バンクLSBやバンクMSBのボタンを押すとそれぞれのボタンから送信されるメッセージは変更できますが、外部
MIDI機器から14系統の内蔵のインストゥルメントにアクセスするために必要なプログラムチェンジは変更されません。
12
Pro Keys 88 • ユーザーズ・マニュアル
MIDIクロック・ボタン
MIDIクロックボタン4系統は、左から順にStart、Stop、「­」と「+」のテンポボタンですが、これらのボタンでMIDI接続された外
部MIDIシーケンサーをコントロールできます。外部MIDIシーケンサーをコントロールするためには、まず外部MIDIシーケンサーをス
レーブモードにして入力MIDIクロック・メッセージに同期するように設定する必要があります。同期する方法はハードウエア、ソフ
トウエア、 DAW アプリケーションによりそれぞれ異なりますので、お使いの機器やソフトウエアの取扱説明書を参照して下さい。
ProKeys 88からはMIDI Time Code(MTC)を送信することはできません。ProKeys 88でDAWアプリケーションをコントロールする場
合は、DAWアプリケーションにMIDIクロックに同期するための機能が装備されている必要があります。
ProKeys 88は別の機器から送出される外部MIDIクロック・メッセージには反応しません。つまり、ProKeys 88は常にマスター・クロッ
クの機器であり、その他の機器はそれに同期するスレーブとなります。
Startボタンを押すと外部のシーケンサーが現在のソング・ポジションから演奏を開始します。
Stopボタンを押すとシーケンサーが演奏を停止します。Stopボタンを2度押すとシーケンサーをゼロの演奏ポジションにリセットする
ことができます。
「+」「­」のテンポ・コントロールボタンはMIDIクロック・メッセージが送出されるべきレートを変化させ、シーケンサーが再生す
るテンポを決定します。「+」「­」どちらかのボタンを押すと新しいテンポがLED画面にbpmで表示されます。デフォルトのテンポ
は128bpmです。MIDIクロックのコマンドについての詳しい説明は「MIDIクロックについて」ページを参照して下さい。
Tap Tempo(タップテンポ)
サスティーン・ペダルを使ってテンポを入力することができます。Tempoのボタン両方を押したままサスティーン・ペダルをタップし
ます。タイミング・クロック・メッセージが送信されるレートは4タップごとに更新されます。
使用方法
ProKeys 88をMIDIコントローラとして使用する
初めに、ProKeys 88のMIDIコントローラは外部シンセのサウンドやサウン
ドのバンクにアクセスし、外部シーケンサーの開始/停止/スピードをコント
ロールします。
ヒント#8
ハイブリッド E. Piano ‒ Wurly(E.Piano
2)にClavをレイヤーするとユニークな音
質になります。Clavのボリュームを1/3下
げると、より生き生きしたサウンドになり
ます。
当てることができ、インストゥルメントのボタンから外部シンセのサウン
ドにアクセスできるよう設定することができます。
プログラム/バンク・メッセージの有効範囲は000から127までで、MIDIチャンネルは1から16です。
インストゥルメントが送信されているMIDIチャンネルを設定することもできます。SplitボタンまたはLayerボタンを押すと、2番目の
インストゥルメントはメイン・インストゥルメントとは別のチャンネルに割当てられます。これによりMIDIインストゥルメントを同時
に3種類までコントロールすることができます。電源をオフにするまで割当ては有効です。
別のMIDIインストゥルメントを同時にコントロールするには、インストゥルメントが同じMIDIチャンネルに割当てられていないことを
確認して下さい。
ProKeys 88をシンセサイザーとして使用する
ProKeys 88に内蔵されている14系統の
インストゥルメントへは、「バンク
MSB 1または0」のMIDIメッセージと
適切なプログラム・チェンジ・メッセ
ージ(付録Bページ参照)をいずれか
の MIDI 入力端子へ送信することによ
るアクセスすることができます。内蔵
のサウンドにアクセスするインストゥ
ルメント・ボタンから送出されるよう
ユーザーが割り当てたプログラム / バ
ンク番号とは関係しません。
例えば ProKeys 88 の MIDI 入力端子に
接続されている MIDI キーボードから
ProKeys 88 のグランドピアノのサウ
ンドにアクセスするには、接続され
ている MIDI キーボードからプログラ
ム000、バンクLSB 000、バンクMSB
001を送信します。
13
日本語
14系統のインストゥルメント・ボタンにはプログラム値やバンク番号を割
プログラム/バンクチェンジについて
GM(General MIDI)規格では128音色(ボイスNo. 0∼127)に対応していま
す。プログラム・チェンジ・メッセージを送信することにより、音色を切り
替えて使用することができます。
ヒント#9
エッジー・ベース ‒ ClavにE.Bassをレ
イヤーします。コーラスを加えるとサウ
ンドが生き生きした感じになり、グルー
ビングに最適な組み合わせになります。
A.BassにClavをレイヤーしてA.Bassの
ボリュームを1/3下げると、クールなフ
ルキーボードのジャズ伴奏のようなサウ
ンドになります。
GMセットの音源を拡張して使用するために、バンクチェンジの機能が用意
されています。各バンクには128のパッチが含まれていて、プログラムチェ
ンジ・メッセージを送信することによって音色を切り替えて使用することが
できます。合計16,348個のパッチを使用することができ、14ビットのバンク
チェンジ・メッセージを送信することによって各パッチにアクセスすること
ができます。メッセージ内の最初の7ビットはバンクLSB情報として送信され
ます。残りの7ビットは、バンクMSB情報として送信されます。一般的には
バンクLSBメッセージが使用され、これだけで128のバンクチェンジが可能です。またこの場合の多くはバンクMSBメッセージを送信す
る必要がありません。
ほとんどのMIDI機器がプログラムチェンジ・メッセージに対応していますが、GMセットに対応していない機器の一部には、プログラ
ムチェンジ・メッセージを他の目的で使用するものもあります。多くのVSTやソフトウェアインストゥルメントでは、プログラムチェン
ジ・メッセージを使用してインストゥルメント・パッチを切り換えることができます。
バンクチェンジは、プログラムチェンジほど頻繁には使用されません。ローランドのGS規格やヤマハのXG規格など、各メーカーによ
るMIDI拡張仕様においては、バンクチェンジは大変便利です。これらの各規格では、バンクチェンジを使用して、それぞれの拡張音色
やエフェクトを使用します。
ProKeys 88では、プログラムチェンジやバンクLSB、バンクMSBデータの送信を簡単に行うことができます。Program、Bank LSB、
Bank MSBボタンを押して送出するプログラム番号またはバンクチェンジを入力して下さい。
MIDIクロックについて
前述の通り、ProKeys 88ではMIDI出力端子に接続したシーケンサーをコン
トロールすることができます。MIDIクロックを使用してコントロールが可
能になります。
ここで説明する同期の方法はGM規格の一部です。
以下に説明するシステムのリアルタイム・メッセージはいつでも送信でき
ます。タイミングをできる限り正確に合わせるために、これらのメッセー
ジはMIDIデータ信号の中では優先度の高いものです。
Timing Clock Byte(F8h)
ヒント #10
スペーシー・スプリット ‒ FM E. Piano
2を選択しVibesをレイヤーします。両方の
サウンドを1オクターブ下に移調します。
キーボードをB3でスプリットし、左側に
Warm Padを割当てます。Warm Padを3オ
クターブ上に移調します。左手でコード
を弾き右手でリードを弾いてみます。FM
Piano 2をそれ以外の鍵盤楽器のサウンドに
代えたり、またWarm PadをStringsに代え
てお試し下さい。
タイミング・クロック・バイト(F8h)はノートごとに96のレートで送信さ
れます。ProKeys 88が120bpmのテンポに設定されていれば、タイミング・
クロックは1秒に192回(2x96)、送信されます。100bpmのテンポでは、タイミング・クロックは1秒に160回が送信されます。
Continue Byte(FBh)
ProKeys 88のStartボタンを押すと、コンティニュー・バイト(FBh)に続き通常のタイミング・クロック(F8h)が送信されます。両
方のタイミング・クロック・メッセージが送信されるレートはテンポ設定で決定します。タイミング・クロック・メッセージはStopボ
タンを押すまで継続します。
Stop Byte(FCh)
Stop ボタンを押すと ProKeys 88 はストップ・メッセージ( FCh )を送信します。 Stop ボタンを 2 度続けて押すと、 0 の SPP ( Song
Position Pointer)メッセージが送信されシーケンサーを最初のポジションにリセットします。SPP(F2h)に続いて0(00h)を送信す
るとリセットできます。
トラブルシューティング
ProKeys 88はプロ・クオリティのオーディオを提供し優れたパフォーマンスを実現するようデザインされています。様々なオペレー
ティング・システムやあらゆる条件のもとでテストを繰り返していますが、現実に操作する場合はシステムのパフォーマンスに影響を
及ぼす要素は無限に存在します。一台の自動車でも条件によってマイレージが異なるのと似ています。このセクションでは起こり得る
問題について全てカバーする事はできませんが、よくある問題について基本的な解決法を説明します。
コンピュータへ同時に多くの機器を接続するのは避けて下さい。コンピュータへ接続する機器が多いほど、コンピュータのCPUにかか
る負担は大きくなります。複数のUSB機器を連続してチェーン接続することは理論的に可能ですが、オーディオのパフォーマンスを低
下させる可能性があります。
14
Pro Keys 88 • ユーザーズ・マニュアル
クリッピングやディストーションが発生する場合:
• ボリューム・スライダーで音量を下げます。ProKeys 88を接続した機器をオーバーロードしている可能性があります。
• ProKeys 88からのオーディオをコンピュータへ録音している場合は、コンピュータのサウンドカードのオーディオ設定によりディ
ストーションが発生していることもあります。サウンドカードのバッファサイズを大きくして試してみて下さい。
インストール後は正常に動作していたのに、ProKeys 88が突然動かなくなった場合:
• ProKeys 88の電源をオフにしてそのまま10秒待ちます。コンピュータを再起動して動作を確認して下さい。それでも動作しない場
合は、ProKeys 88のドライバを再インストールします。最新のドライバはhttp://www.m-audio.comでダウンロードできます。
ProKeys 88にサスティーン・ペダルを接続したら、動作が逆になっている場合:
• キーボードの電源が入ると、自動的にサスティーン・ペダルの極性を判断します。電源が入った時のペダルの状態を、ペダル「
オフ」と判断するため、ペダルを踏んでいない状態を「オフ」に設定する場合は、キーボードの電源を入れる時に、ペダルから
足を離しておいて下さい。
鍵盤を押すと音が遅れて聞こえる場合:
• この遅れはレイテンシーと呼ばれています。MIDIを扱う上でのレイテンシーはご使用のそるとソフトウエアシンセサイザが原因
で発生します。MIDIデータは単純なコントロール信号に過ぎません。MIDIデータを受信したソフトウエアシンセサイザは膨大で
複雑な演算を行って、そのサウンドを生み出します。ここで時間がかかるためにレイテンシーが発生します。適切なオーディオ
カードをご使用の場合は、ドライバを再インストールしたり、オーディオドライバのバッファサイズを小さくしたりすることを
お勧めします。
• 新しいサウンドカードをお求めの際はM-Audioのオーディオカードをご使用になることをお勧めします。
お問い合わせ先
テクニカルサポートへのご質問は、M-Audioのウェブサイトwww.m-audio.comからテクニカルサポートのフォームにご記入になりオ
ンラインでお送り下さい
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Ventes (aucun appels d’assistance technique)
テクニカルサポート
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15
技術情報
警告:静電気放電、電気的ファスト・トランジェントおよび伝導性無線周波妨害などにより本製品の誤動作を招く恐れがあります。そ
の場合、正常動作に復帰するには本製品の接続を一旦外して、再び接続して下さい。
注意:M-Audio Prokeys 88は家庭およびオフィスでの使用において、FCC(連邦通信委員会)基準に適合するように検査を受けていま
す。製造者の許可無くして改造すると、本機器を使用するユーザー権限が無効にされる場合があります。
注意:本機器はFCC規則のPart 15に準拠したClass Bデジタル機器に関する制限の検査を受け、適合することが認可されています。この
制限項目は、住居内設置における有害な妨害に対して適切な保護を提供するように設けられたものです。本機器は無線周波域エネルギ
ーを発生、使用し、放射する可能性があり、説明書に従って設置、使用をしない場合に、無線通信に有害な妨害を引き起こす可能性が
あります。しかし、ある特定の設置環境においては妨害が起きないという保証はありません。もし、本機器がラジオやテレビの受信に
有害な妨害を起こした場合は(本機器の電源をON/OFFにすることにより確認できます)、以下の方法を用いて妨害を是正することを
お勧めします。
<
<
<
<
受信アンテナの向き、または設置位置を変える。
本機器と受信機の間の距離を大きくする。
本機器を、受信機が接続されているコンセント/配線回路とは異なったコンセント/配線回路に接続する。
正規ディーラーまたは経験豊かなラジオ・テレビ技師に相談する。
ASIOはSteinberg Soft– und Hardware GmbHの商標です。
VSTはSteinberg Soft – und Hardware GmbHの商標です。
その他の会社名ならびに製品名は、各社の商標または登録商標です。
静電気放電(ESD)や電磁波(Fast Transient)は製品に一時的な誤作動を引き起こす可能性があります。正常に動作するまで電源スイ
ッチON/OFFの切り換えを繰り返して下さい。
ProKeys 88
Tested to comply with
FCC standards
FOR HOME OR STUDIO USE
技術仕様
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16
Pro Keys 88 • ユーザーズ・マニュアル
付録
付録A
ProKeys 88のMIDIインプリメントチャート
�����������
��������
Basic :Default
Channel:Changed
1-16
1-16
0
:Default
Mode :Messages
:Altered
--------X
*********
0
Note
Number:True Voice
0-127
*********
0
Velocity: Note ON
: Note OFF
0
X
0
After : Keys
Touch :Ch’s
X
X
X
Pitch Bend
0
0
0
0
0
0
0-127
*********
0
System Exclusive
X
X
Song Position
Common:Song Select
0
X
X
System :Clock
Exclusive:Commands
0
X
X
Aux
Messages
0
X
X
X
X
0 = YES
X=NO
Control
Change
0-119
120-127
Program
Change:True Number
Notes:
:Local ON/OFF
:All Notes OFF
:Active Sense
:Reset
�������
日本語
��������
17
付録B
GM Program Numbers in Bank 0
製品保証
保証規定
M-Audioでは安全上のご注意に基づいて適切に使用されている場合に限り、本製品をお買い上げいただいた日より一年間は保証期間と
なり修理は無償で行います。しかしながら不適切な使用方法による損傷や、保証書に購入店での手続きがない場合には製品保証は無効
になります。日本国内保証書は、必ずお求めになった販売店で所定の手続きを行った後、大切に保管しておいて下さい。お使いの製品
に対応する保証規定はwww.m-audio.com/warrantyでご覧下さい。
ユーザー登録
ユーザー登録を行わなければ製品保証や技術的なサポートを受けることができません。ユーザー登録を行うには、次の
3 つ の 方 法 が あ り ま す 。 環 境 に 合 わ せ た 方 法 で ユ ー ザ ー 登 録 を 行 っ て 下 さ い 。 1 . ) コ ン ピ ュ ー タ で ( 一 般 的 な We b ブ ラ ウ
ザ)エムオーディオジャパンWebサイトへアクセスできる方:エムオーディオジャパンオンラインユーザー登録ページ
http://www.m-audio.co.jp/register/index.htmlにて、必要事項を入力して送信して頂ければ弊社製品のユーザーとして御登録致しま
す。尚、ユーザー登録完了の御案内は行っておりませんのでご了承下さい。2.)携帯電話でエムオーディオジャパンWebサイトへアク
セスできる方:エムオーディオジャパン モバイルサイトのオンラインユーザー登録ページhttp://www.m-audio.co.jp/mobile/にて、
必要事項を入力して送信して頂ければ弊社製品のユーザーとして御登録致します。尚、ユーザー登録完了の御案内は行っ
ておりませんのでご了承下さい。3.)インターネット接続環境が無い方:付属の「ユーザー登録はがき」に必要事項を記
入して返信して頂ければ、弊社製品のユーザーとして御登録致します。尚、ユーザー登録完了の御案内は行っておりませ
んのでご了承下さい。
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