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マレーシアの地域社会の 気候変動への対応
マレーシアの地域社会の 気候変動への対応 Theiva Lingam & Mageswari Sangaralingam Sahabat Alam Malaysia / FoE MALAYSIA 258 Jalan Air Itam, 10460 Penang Malaysia E-mail addresses: [email protected] & [email protected] 森林と生物多様性への脅威 海岸エリアと漁業への脅威 マレーシア:観察されている・ 予測されている気候変動影響 マレーシアが UNFCCCに提出し た二次提出資料よ り (Softcopy version at nc2.nre.gov.my) 実際 予測(2050年) 気温 1969-2009の間に 0.6℃-1.2℃上昇 1.5-2℃上昇 降水量 N/A 5%-9%の変化(半島部) 6%-11%の変化(サバ・サ ラワク州) 降雨強度 1時間の雨で17%増 3時間の雨で29%増 (2000-2007と 1971-1980の比較) 豪雨の増加 異常気象の増加 海面上昇 1.3mm/年 (1986-2006, タンジュ ン・ピアイ、ジョホール 州) 0.5m上昇 気候のパターンと 予測されている 変化 マレーシアが UNFCCCに提出し た二次提出資料よ り (Softcopy version at nc2.nre.gov.my) マレーシアの森林面積 半島部の マングローブ林の破壊 誤解を生む統計: 森として報告されるプランテーション マレーシア: 官報による 生産林の規模 2008 - 2013 (100 万ヘクタール) 2008 2009 2010 2011 2012 2013 Peninsula 2.81 2.84 2.83 2.10 2.10 2.10 Sabah 2.99 2.99 2.88 2.88 2.58 2.52 Sarawak 5.00 6.00 6.00 6.00 6.00 6.00 10.80 11.83 11.71 10.98 10.68 10.62 TOTAL • 2008年から2013年の間、政府により公表されている 生産林の規模に急激な変化はみられない • 『森林プランテーション』が生産林として、カウントされて いる • ミスリーディングな統計 Sources: Statistics on Commodities 2008, 2009, 2010, 2011 & 2013, Ministry of Plantation Industries and Commodities (2008), (2009), (2010), (2011) & (2013), Table 7-2 for all years. Original sources cited: Forestry Departments of Peninsular Malaysia, Sabah and Sarawak. マレーシアの洪水 (2014年末、2015年前半) コミュニティーのイニシアティブ コミュニティ主導型のマングローブ管理 -マングローブの苗の管理 - マングローブ改植プログラム - マングローブの健康 やダメージのモニタリング - マングローブに関する 啓発活動 沿岸の漁業の生産性を維持するために 重要なマングローブ マングローブの生態系サービス, 商業的漁業のサポート • 400km2に及ぶマタンマングローブは、1年間に1億 米ドルの価値に相当する漁業を支えている(=25万 ドル/km2/年) • UNEP(国連環境計画)の2006年のレポートは、タ イにおいてマングローブ林が作り出す生態系サービス が1ヘクタールにつき35米ドルと報告。 • マングローブと漁業の関係は、マングローブが一ヘク タール失われるごとに、漁業従事者が年間480キログ ラムの漁獲を失うと示唆している(MacKinnon & MacKinnon, 1986) ペナン漁業福祉組合(PIFWA) Chenaamのマングローブ育成 PIFWA マングローブ教育センター JARING マングローブ育苗 再植林活動 将来のために 植える 新たに植えられた PIFWANITAはマングローブから得られる食品作りに 取り組んでいる。ジャム、紅茶、ビスケット、ケーキな どの材料はマングローブから得られる。 アグロエコロジーと 先住コミュニティー 苗畑で育てられる在来樹種 最近の苗木の植え付け 、(RAワークショップ、2015年7月6日・ 7日) サムのトレーニング・センターの薬用 植物(サラワクの植物園) 有機肥料の生産 虫(ミミズ)の養殖 ミミズの 洗浄 半島マレーシアからやって来た 経験豊富な農家達がサラワクの地元農家 に有機肥料について教えている ワークショップの間にも、有機 肥料を醸成 有機肥料で大きく成長したとうがらし 化学物質を使わずに、植物を害虫から守っ ている サラワク州ロングミリの コミュニティープロジェクト 森から切り出した材料で作られた プロジェクトセンター ありがとうございました。