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ハイベース工法
ハイベ ース工法 総合カタログ 2014年4月改訂版 ハイベース工法ご使用にあたって このカタログは、建築設計事務所様、建築施工会社様、鉄骨業者 様において、ハイベース・エコ工法、 スーパーハイベース工法、SRCス ーパーハイベース工法(以下、ハイベース工法という。) を用いた建築 物を設計される際および施工・監理をされる際に、安全かつ効果的 にご使用頂くためのものです。 なお、設計時には工法ごとに別冊の“設計ハンドブック”をご用意 していますので、本カタログとあわせてご参照下さるようお願いします。 設計事務所様へ ハイベース工法を用いた建築物の設計図書には各工法ごとに 別刷りの“ハイベース工法設計施工標準図”を添付のうえ、 その 資料をもとに監理下さいますようお願いいたします。 表示の定義 このカタログの中で特に注意していただきたい事項について は、以下の警告表示を記載しております。 ! 注意 一般的な注意を喚起する表示 ! 警告 取扱いを誤った場合に、人が死亡または重傷を負う 危険な状態が生じることが想定される場合の表示 ! 警告 ①ハイベース工法は国土交通大臣認定取得材料を用いた、 日 本建築センター評定取得工法です。本カタログに基づく設 計がなされないで生じたトラブルについては責任を負いか ねます。ご使用になる前に必ず本カタログをご一読の上、内 容を遵守して下さい。 ②アンカーボルトのセット、ベース下面モルタルの注入、アン カーボルトの締付け(ハイベース・エコ工法は除く)は日立機 材またはその認定施工業者が行います。 これらの事項が守られない場合、台風や地震により過大な力が作用 した際に、柱脚部に想定しない破壊が生じて建築物が崩壊するおそれが あります。 ・本書は、 製品カタログであり、 保証書や契約書ではありません。 ・製品仕様変更等により、 「ハイベース工法総合カタログ」の内容を予告なく変更 することがありますのでご了承下さい。 ・このカタログの内容で、 疑問点や不明な点がございましたら、 日立機材にお問い 合せ下さい。 (問い合わせ先の詳細は裏表紙を参照下さい。) ハイベース工 法 総合カタログ Index ■ ハイベース工法の概要 4 ■ ハイベース・エコ工法 6 構成と特長 設計 ベースプレートの寸法と回転ばね定数 アンカーボルト部品の形状と寸法 施工手順 施工範囲と管理項目 工場加工 スーパーハイベース工法 18 構成と特長 設計手順 経済性比較 ベースプレートの形状 ベースプレートの寸法と回転ばね定数 偏心型ハイベースについて アンカーボルト部品の形状と寸法 アンカーボルト設置工事の流れ ベースプレート下面モルタルの標準寸法と基礎部の配筋例 工場加工 SRCスーパーハイベース工法 ■ 国土交通大臣認定書 (写) および日本建築センター評定書(写) ■ 無収縮モルタル材 ス ー パ ー ハ イ ベ ー ス 工 法 38 特長と構成 柱脚の比較 SRC柱脚と鉄骨柱形状 経済性比較 寸法一覧 アンカーボルト部品の形状と寸法 工場加工 施工手順 ■ ハイベース工法の設計支援資料 ハ イ ベ ー ス ・ エ コ 工 法 52 54 55 S R C ス ー パ ー ハ イ ベ ー ス 工 法 ハイベース工法の概要 ハイベース工法は、40年以上の販売実績を有する露出型固定柱脚 工法のパイオニアであり、多様化するユーザーのニーズに応えるために 研究を重ね、現在、 3つの柱脚工法(ハイベース・エコ工法、 スーパーハイ ベース工法、 SRCスーパーハイベース工法) をラインアップしています。 ハイベース工法では、 アンボンドタイプの高強度アンカーボルトと剛性の 高いベースプレートを使用しており、材料に関する国土交通大臣認定と 工法に関する日本建築センター評定を取得しています。また、 ベースプレ ート、 アンカーボルト等の材料を日立機材が納入し、 アンカーボルト設置、 無 収縮モルタル充填等の施工作業を日立機材の認定施工業者が行うこと により、 柱脚の品質と構造性能の信頼性を高めています。 スーパーハイベース工法 (GX型式) イメージ ハイベース工法の適用範囲 ハイベース工法は、 鉄骨造および鉄骨鉄筋コンクリート造柱用の柱脚工法です。 鉄骨造用ハイベースは、 角形鋼管柱、 円形鋼管柱、 H形鋼柱に対応可能です。 また、 角形鋼管柱用には、 柱芯をベース プレート中心から偏心させた偏心型もラインアップしております。 適用柱 □150 □175 □200 □250 □300 □350 □400 □450 □500 □550 □600 □650 □700 □750 □800 □850 □900 □950 □1000 □1050 □1100 □1150 □1200 ハイベース・エコ工法〈EJ型式〉 (アンカーボルト4本タイプ) ハイベース・エコ工法〈EP型式〉 (アンカーボルト8本タイプ) 角形鋼管柱用 スーパーハイベース工法〈GX型式〉 (アンカーボルト8本または12本タイプタイプ) スーパーハイベース工法〈B型式〉 スーパーハイベース工法〈B型式〉 (アンカーボルト4本タイプ) 角形鋼管柱用 (一方向偏心型) スーパーハイベース工法 〈BS型式〉 角形鋼管柱用 (二方向偏心型) 適用柱 (アンカーボルト8本または12本タイプ) スーパーハイベース工法 〈BC型式〉 φ200 φ250 φ300 φ350 φ400 φ450 φ500 φ550 φ600 φ650 φ700 φ750 φ800 φ850 φ900 φ950 φ1000 ハイベース・エコ工法〈ER型式〉 円形鋼管柱用 スーパーハイベース工法 〈R型式〉 H200×200シリーズ ∼ H900×300シリーズ 適用柱 スーパーハイベース工法 〈H型式〉 H形鋼柱用 適用柱 鉄骨鉄筋 コンクリート造柱用 4 〈Xタイプ〉 SRCスーパーハイベース工法 〈Tタイプ〉 〈LRタイプ〉 〈LLタイプ〉 〈SRCHタイプ〉 ハイベース・エコ工法 6P∼17P ベースプレートに建築構造用圧延鋼材(SN490B) を採用し、中小規 模の鉄骨造建築物に求められる経済性を追求するとともに施工性・耐震 性を向上させた露出型固定柱脚工法です。 設計検討の手間を省く“柱ヒンジ仕様”と合理的な設計(経済設計) が可能の“柱脚ヒンジ仕様”で検討することができます。 角形鋼管柱□150×150∼□450×450、円形鋼管柱φ190.7∼ φ457.2に適用可能です。 ベースプレート (表面) ベースプレート (裏面) スーパーハイベース工法 ハ イ ベ ー ス ・ エ コ 工 法 角形鋼管柱用 円形鋼管柱用 18P∼37P スーパーハイベース工法がさらに進化しました。 鋳鋼製ベースプレートの形状改良により、従来よりも施工性・耐震性に 優れた露出型固定柱脚工法となりました(GX型式) 。 また、 さまざまな鉄骨造柱形状や鋼管コンクリート造柱にも対応できる 多彩な製品バリエーションを揃えています。 角形鋼管柱用(GX型式) 角形鋼管柱用(B型式) 円形鋼管柱用 SRCスーパーハイベース工法 H形鋼柱用 一方向偏心型 二方向偏心型 38P∼51P S R C ス ー パ ー ハ イ ベ ー ス 工 法 SRCスーパーハイベース工法は、豊富な経験をもとに、機能的で経済 性を追求した製品バリエーションで、新たな耐震建築をサポートします。 Xタイプ Tタイプ ス ー パ ー ハ イ ベ ー ス 工 法 LLタイプ LRタイプ SRCHタイプ 5 鉄骨造柱用 露出型固定柱脚工法 角形鋼管柱用□ 1 5 0 ×1 5 0 ∼ □ 4 5 0×4 5 0 円形鋼管柱用φ1 9 0 . 7∼φ4 5 7 . 2 「ハイベース・エコ工法」はベースプレートに建築構 造用圧延鋼材(SN490B) を採用し、アンカーボルトに は国土交通大臣の認定を取得したHAB材を使用した 露出型固定柱脚工法で、 日本建築センターの評定を取 得しております。 設計面では、型式選定を簡素化した一方で、 さまざま な条件の柱脚応力に見合う選択ができる品種構成を 実現しました。 また、施工体制については全国規模で整備しており ます。 「ハイベース・エコ工法」は、中小規模の鉄骨建築物 に求められる経済性をさらに追求し、施工性・耐震性を 向上させた信頼性の高い工法として、耐震建築をサポ ートします。 6 ハイベース・エコ工法 Index 構成と特長 8 設計 10 ベースプレートの寸法と回転ばね定数 12 アンカーボルト部品の形状と寸法 13 施工手順 15 施工範囲と管理項目 16 工場加工 17 ハ イ ベ ー ス ・ エ コ 工 法 ! 注意 ハイベース・エコ工法はこのカタログの他、下記の資料によって設計・施工を行ってくださ い。 ・ハイベース・エコ工法設計ハンドブック (A4版冊子) ・ハイベース・エコ工法設計施工標準図(設計図添付用) ・構造計算支援ソフト:耐力図ソフト (Windows版) ・設計支援ソフト:CADデータ (DWG・MPZ・JWC・DXF形式) ・施工マニュアル ・アンカーボルト標準設置図 建築施工会社の現場施工管理者様への重要なお知らせ ハイベース・エコ柱脚工事は建築施工会社様・鉄骨業者様と日立機材の認定施工業 者が共同で行う工事です。工事の実施にあたり、特に次の点をご確認ください。 ●アンカーボルトを据え付ける際、 「アンカーボルトの位置(据付け芯・高さ)の指示」および「据付け後の 精度確認」は建築施工会社の工事管理者様が必ず行ってください。 ハイベース・エコ施工者は、 その指示に従うものとします。 ●アンカーボルト設置の現場施工は日立機材の認定施工業者が行います。 【アンカーボルト設置工事・無収縮モルタルの充填】 7 ベースプレート ベースプレート ください。 ベースプレート ●せん断力を効果的にアンカーボルトに伝達させるため、 ベースプレート底面のアンカーボルト孔付近に、凹 面加工を施しています。 ベースプレート (表面) ベースプレート (裏面) 2007 ●柱脚性能については、実大実験で確認し、 日本建築センターの評定を取得しています。 (BCJ 評定-ST0059) 13.3d(アンカーボルト径φ24は16.6d) ●BCR295、BCP235、STKR400の角形鋼管に対応しています。 (BCP325、STKR490は適用不可※) ●熱間成形角形鋼管(400N/mm2級)にも適用可能です。 ●STK400、STKN400の円形鋼管に対応しています。 (STKN490は適用不可※) ※12∼13ページのT寸法(ベースプレート厚さ)が40mm以下の型式は490N/mm2級の鋼管へ適用できます。 (詳細は10ページをご参照ください) (詳細は10ページをご参照ください) 設計 ハ イ ベ ー ス ・ エ コ 工 法 簡単 Ecoは、 (※1) 柱ヒンジ仕様 =検討が容易です。 柱の耐力≦Ecoの耐力となる組み合わせ(※2)を、柱サイズ・板厚ごとに設定しています。 回転ばね定数・基礎柱形仕様など、設計に必要な数値を標準化しています。 柱ヒンジ仕様設計時イメージ図 □250×250×12 EJ250-4-36 = 柱降伏 柱が決まれば、 型式も決まる! 設 計 ※1 ここでいう「柱ヒンジ仕様」とは、柱の降伏耐力により設計する仕様を指します。 境界軸力を上回る軸力時の組み合わせです。境界軸力とは、ハイベース・エコの 耐力が、柱の耐力を上回る境界を示した軸力です。 別冊の「ハイベース・エコ工法設計ハンドブック」 をご参照ください。 ※2 設計の詳細は、 さらに 経済的な柱脚へ! 安い Ecoは、 (※3) 柱脚ヒンジ仕様 =合理的な設計が可能です。 許容応力度設計(柱脚部応力≦Ecoの耐力)の採用により、合理的な設計が可能です。 よりコンパクトに、 より経済的に、 自由度の高い柱脚を検討できます。 柱脚ヒンジ仕様設計時イメージ図 もっと、 安く 柱 形 小さく 根切り 浅く EJ250-4-30 価 格 更に 検討 したい。 検討すれば もっとお得に! アンカーボルト 降伏 ※3 ここで言う「柱脚ヒンジ仕様」とは、アンカーボルト降伏耐力により設計する仕様 を指します。 設計の詳細は、 別冊の「ハイベース・エコ工法設計ハンドブック」 をご参照ください。 10 ハイベース・エコ工法の設計手順 ハイベース・エコ工法の設計フロー 柱の決定 鋼種・形状寸法 柱ヒンジ仕様 柱脚ヒンジ仕様 設計の手間を省きます。 経済設計が可能です。 12ページまたは13ページの寸法表で ハイベース・エコの型式を確認、回転 ばね定数を入力 ハイベース・エコの型式を任意に選定、 回転ばね定数を入力 短期許容・終局耐力共通の確認 設計軸力が境界軸力を 下回る場合 ハ イ ベ ー ス ・ エ コ 工 法 短期許容耐力確認 設計軸力が境界軸力を上回る場合 終局耐力確認(ルート3) 終局耐力確認(ルート3) (注)1階Ds値を0.05割増してください (軸力によっては割増不用の場合もあります) (注)1階Ds値を0.05割増してください 設 計 (ルート1-2) 終局耐力確認 (ルート2) 基礎柱形の配筋を、各型式に設定されている通りに決定(別冊の「ハイベース・エコ工法設計ハンドブック」を参照) END ※なお、冷間成形角形鋼管柱を用いる場合、柱脚(ベースプレートとアンカーボルトで構成される部分)の検討に際して応力の割増しはしない。 「2007年版 建築物の構造関係技術基準解説書」に則して表したハイベース・エコ工法の設計フロー ルート1-1 ルート1-2 ルート2 ルート3 ① 露出型柱脚の固定度を適切に評価して構造計算を行い、建築物及び柱脚の許容応力度の検討を行う。 ただし、ルート1-1 の建築物でピンに近い柱脚(付表1.2- 4のタイプⅠ)が使われる場合は、別途定める簡便な方法で検討してもよい。 ② アンカーボルトの 伸び能力の有無 ⑥ アンカーボルトの 伸び能力の有無 NO YES YES ③ 柱脚の保有耐力 接合の判定 NO (柱脚Mu> 柱Mpc×αの検討) YES NO ⑤ 地震力による応力 をγ倍にしてコンク リート及びアンカー ボルトがF 値 以 下 であることを確認、 だだし、ルート では、 γを1.67とする。 ④ 地震力による応力 をγ倍にして柱 脚 の終局耐力を確認、 ただし、ルート ではγを1.67とする。 ⑦柱 脚の 保 有 耐 力 接合の判定 NO (柱脚Mu> 柱Mpc×αの検討) YES ⑩柱脚の保有耐力 接合の判定 (柱脚My> 柱Mpc×αの検討) NO YES ⑧ 保 有 水 平 耐 力を 確認(柱にヒンジ 仮定) ⑨ 1階Dsを0.05割増して保 有水平耐力を確認(柱及 びはりの部材群としての 種別がDの場合は割り増 ししない) ⑪ 保 有 水 平 耐 力を 確認(柱にヒンジ 仮定) ⑫ 1 階は柱 及 びはりの部 材 群としての種 別がD に相当するDsで保有水 平耐力を確認 END ※⑤・⑩・⑪・⑫はハイベース・エコ工法では該当しない。 ⑨の検討項目について 基礎コンクリートの破壊の防止:設計ハンドブックの条件で設計例に従う場合、柱脚部よりも先にコンクリートが破壊しないように検討済みのた め確認は不要。設計例によらない場合は各基規準に従い検討を行う。 ベースプレートの破断防止:ハイべース工法のベースプレートは、柱脚に先行して破断することがないように各種寸法を標準化しているので確認は不要。 11 ベースプレートの寸法と回転ばね定数 X C2 C1 A A C1 X X X C2 C1 A X T X ベ ー ス プ レ ー ト の 寸 法 と 回 転 ば ね 定 数 X 15 X 15 T C1 A ベース プレート ください。 円形鋼管柱用φ190.7∼φ457.2 X C2 C1 A C1 A X X X C1 A X X 15 X 15 X T T C2 C1 A ハイべース・エコ型式表示例 ER250 - 4- 24 アンカーボルト径 アンカーボルト本数 柱サイズ(呼び) 適用柱(mm) ×10 kN・m/rad 板厚範囲 柱ヒンジ 適用板厚 ※ φ190.7 φ216.3 4.5∼12.7 12.7以下 ER200-4-24 φ267.4 6.0∼16 8.0以下 ER250-4-24 6.9以下 ER300-4-24 10.3以下 ER300-4-30 サイズ φ318.5 6.0∼16 φ355.6 6.0∼19 φ406.4 6.4∼22 φ457.2 6.4∼22 寸法(mm) 回転ばね定数 ハイベース・ エコ型式 質量(kg) 3 セット 質量 アンカー ボルト (kg) 部品 A C1 C2 X T ベース プレート 18.1 360 240 - 79 40 41 16 57 26.5 360 280 - 59 40 41 16 57 35.0 410 330 - 59 40 53 16 69 55.8 410 320 - 67 50 66 24 90 9.5以下 ER350-4-30 65.8 460 340 - 82 40 66 24 90 12.7以下 ER350-4-36 81.6 460 340 - 85 50 83 40 123 16以下 ER400-8-30 114 550 430 280 157 45 107 55 162 21.4以下 ER400-8-36 142 590 460 280 180 60 164 92 256 12.7以下 ER450-8-30 142 560 470 320 142 50 123 56 179 19以下 ER450-8-36 179 590 500 320 160 60 164 93 257 ※設計軸力が、各型式に設定された「境界軸力」を上回った場合の組合せです。 「境界軸力」とは、ハイベース・エコの耐力が、柱の耐力を上回る境界を示した軸力です。 【柱ヒンジ仕様】適用にあたっては、別冊の「ハイベース・エコ工法設計ハンドブック」をご参照ください。 ベ ー ス プ レ ー ト の 寸 法 と 回 転 ば ね 定 数 ベースプレート ※1 Tはベースプレート台座厚を示します。台座厚の寸法は12ページまたは13ページをご参照ください。 ※2 a寸法は表記数値以上確保ください。 ※3 上段はアンカーボルト4本タイプ、下段はアンカーボルト8本タイプの時の寸法です。 ベースプレートのアンカーボルト孔径 ください。 ください。 ください。 。 ください。 ください。 ください。 ください。 ください。 ください。 ください。 ください。 ください。 ください。 ください。 ください。 ※ ※tm=30mmは柱断面が□300、 φ300以下の時に可 。 ください。 モルタル注入枠設置後詰め 無収縮モルタル(NX- 2000 またはクイック3)充填 ください。 ・エコプレート縁から30mm以上のへりあきが必要です。 ください。 ください。所定の性能が発揮できなくなるおそれがあります。 およ ください。 ください。 ・後詰めモルタルは必ず指定された無収縮性のモルタルを使用します。 よう ください。 JIS Z3212 D5016相当以上 軟鋼及び490N/ 級高張力鋼マグ溶接用ソリッドワイヤ(JIS Z3312 YGW11相当以上) ガスシールドアーク溶接 ベースプレートの鉄骨柱への取付け(柱端部に開先を設ける) ベースプレート ください。 角形鋼管柱 (円形鋼管柱) ベースプレート ベースプレート 1.組立溶接 角 形 鋼 管 柱 ベースプレート 2.本溶接手順 予熱 2 組立溶接 40mm 40mm 4 3 対辺ごとに溶接を行う。 柱フランジ 1 円 形 鋼 管 柱 くだ (自動ロボット溶接の 場合はこれによらない) 応じて適切な予熱を行う。 40mm 1パスごとに 全周溶接を行う。 組立溶接 ベースプレート ベースプレート 鋼材の種類、板厚により必要に 鉄 骨 造・鋼管コンクリート造柱用 露出型固定柱脚工法 角形 鋼 管 柱 用 偏 心 型(角形 鋼 管 柱 用 ) 円形鋼管柱用 H形鋼柱用 ハイベース工法は昭和47年に鋳鋼製柱脚金物とし て開発に着手して以来、 たゆまぬ研究・開発を続けなが ら、 さまざまな改良を行ってまいりました。 「スーパーハイベース工法」は今般の建築基準法の 改 正、新たな建 築 鋼 材の規 格 化( S N 規 格、B C P、 BCR材等)や鋼管コンクリート造柱(CFT造柱)の普及 など、改革の進む建築技術に適合した柱脚性能と製品 バリエーションを揃えて時代の要求に応えます。 また、 この工法の持つ耐震性能を、 より信頼性の高 いものとするためにアンカーボルトの設置工事体制を全 国規模に拡充しました。 「スーパーハイベース工法」は、耐震性と信頼性、 そし て経済性を追求した露出型固定柱脚工法として21世 紀の耐震建築をサポートします。 18 スーパーハイベース工法 Index 構成と特長 20 設計手順 22 経済性比較 23 ベースプレートの形状 24 ベースプレートの寸法とばね定数 25 偏心型 ハイベースについて 29 アンカーボルト部品の形状と寸法 33 34 アンカーボルト設置工事の流れ ベースプレート下面モルタルの標準寸法と基礎部の配筋例 36 37 工場加工 ス ー パ ー ハ イ ベ ー ス 工 法 ! 注意 スーパーハイベース工法はこのカタログの他、下記の資料によって設計・施工を行ってく ださい。 ・スーパーハイベース工法設計ハンドブック (A4版冊子) ・スーパーハイベース工法設計施工標準図(設計図添付用) ・構造計算支援ソフト:耐力図ソフト (Windows版) ・設計支援ソフト:CADデータ (DWG、MPZ、JWC、DXF形式) ・施工マニュアル ・アンカーボルト標準設置図 建築施工会社の現場施工管理者様への重要なお知らせ スーパーハイベース柱脚工事は建築施工会社様・鉄骨業者様と日立機材の認定施工 業者が共同で行う工事です。工事の実施にあたり、特に次の点をご確認ください。 ●アンカーボルトを据え付ける際、 「アンカーボルトの位置(据付け芯・高さ)の指示」および「据付け後の 精度確認」は建築施工会社の工事管理者様が必ず行ってください。 スーパーハイベース施工者は、 その指示に従うものとします。 ●アンカーボルト設置の現場施工は日立機材の認定施工業者が行います。 【アンカーボルト設置工事・無収縮モルタルの充填・ナットの本締め】 19 ベースプレート ベースプレート ください。) ベースプレート ください。 ベースプレート ベースプレート ●せん断力を効果的にアンカーボルトに伝達させるため、ベースプレート底面のアンカーボル ト孔付近に凹面部分を設けています。 (角形鋼管柱用GX型式のみ) ベースプレート表面(GX型式) 2007 ベースプレート裏面(GX型式) STK400、STK490、STKN400、STKN490の円形鋼管に対応しています。 ・ ⑤・⑩・⑪・⑫ ⑨の検討項目について 基礎コンクリートの破壊の防止:設計ハンドブックの条件で設計例に従う場合、柱脚部よりも先にコンクリートが破壊しないように検討済みのため 確認は不要。設計例によらない場合は各基規準に従い検討を行う。 ベースプレートの破断防止:ハイべース工法のベースプレートは、柱脚に先行して破断することがないように各種寸法を標準化しているので確認は不要。 ベースプレート できます。 また ベースプレートの形状 スーパーハイベースの型式表示の組み立て 柱断面形状 GX→角形鋼管 B →角形鋼管 R →円形鋼管 BS→側柱用偏心型 BC→隅柱用偏心型 H →H 形鋼 スーパーハイベース型式表示例 性能符号 C 小 S M L X 大 アンカーボルト径 24・ 30・ 36・ 42・ 48・ 56・ 64・ 72 GX400-S2-30 アンカーボルト本数 (4本/組を最小単位とする) 1→4本(1組) 2→8本(2組) 3→12本(3組) 柱外形の呼び寸法 1. 角形鋼管用(B型式、GX型式) ス ー パ ー ハ イ ベ ー ス 工 法 ※1 B型式 4本ボルトタイプ GX型式 8本ボルトタイプ GX型式 12本ボルトタイプ 拡大 GX型式のベースプレート裏面 ※1:B型式の8本ボルト、12本ボルトタイプもあります。 2. 3. 円形鋼管用(R型式) 偏心型 一方向偏心 ベ ー ス プ レ ー ト の 形 状 4本ボルトタイプ 4. H形鋼用(H型式) 8本ボルトタイプ BS型式(側柱) ニ方向偏心 BC型式(隅柱) ※上記CG図はイメージ図です。実際の商品と異なる場合があります。 24 ベースプレートの寸法と回転ばね定数 ■角形鋼管柱用 □350×350∼□550×550 GX型式 B型式 X' X E F X' t2 H X X-X'断面 C1 C2 C1 A A S2,M2,L2,X2,WX2タイプ (アンカーボルト8本タイプ) GX350 -S2-30 B 350 -C1-30 適用柱 サイズ □350×350 □400×400 □450×450 C1,S1タイプ (アンカーボルト4本タイプ) 型式表示例 アンカーボルト径 ハイベースのタイプ 柱外形寸法 角形鋼管柱用 スーパーハイベース型式 板厚範囲 アンカーボルト8本 アンカーボルト4本 ×103kN・m/rad 9∼25 9∼32 GX350-S2 -30 -36 GX350-M2 -42 B350-C1 -30 -42 B350-S1 -48 GX400-S2 -30 GX400-M2 -36 GX400-L2 -42 B400-C1 -30 B400-S1 -42 -48 -30 GX450-S2 -36 GX450-M2 -42 9∼36 GX450-L2 -48 B450-C1 -30 -42 B450-S1 -48 □500×500 -30 GX500-S2 -36 GX500-M2 -42 GX500-L2 -48 9∼40 GX500-X2 -56 B500-C1 -36 -42 B500-S1 -48 GX550-S2 -36 GX550-M2 -42 GX550-L2 -48 GX550-X2 -56 □550×550 12∼40 GX550-WX2 -64 B550-C1 -42 -48 B550-S1 -56 寸法(mm) 回転ばね定数 156 197 207 65.6 97.5 112 207 244 293 79.5 119 139 270 305 358 412 101 152 175 333 377 439 498 587 142 175 202 451 531 601 714 783 208 249 292 A C1 C2 590 480 300 356 280 500 420 550 430 ー 580 610 640 550 500 350 520 340 530 350 408 320 460 ー 600 480 H t2 60 33 80 57 65 46 90 72 75 60 32 42 51 41 90 69 660 570 390 70 38 690 580 400 730 600 390 458 360 600 520 ー 660 540 75 85 70 49 59 44 90 71 710 620 440 75 40 80 630 450 85 650 440 508 400 105 670 430 75 560 ー 85 700 580 48 56 73 48 80 490 500 85 490 100 480 558 450 115 480 80 ー 100 790 650 38 45 55 69 84 59 65 740 780 810 650 760 790 830 860 900 740 670 680 700 720 740 630 堰跡の凸部があるものがありますが、 ご使用上、性能に問題はありません。 ご選定に関して F 530 450 300 ・表中に無いサイズについても対応可能です。 ! 注意 E 性能・価格とも8本ボルトタイプが有利です(GX型式)。 67 80 質量(kg) セット質量 ベース アンカーボルト部品 (kg) プレート ※ 81 57 138 94 231 137 147 284 84 34 118 80 215 135 115 250 104 58 162 124 95 219 154 148 302 102 34 136 81 243 162 116 278 59 208 149 96 245 181 149 330 228 218 446 138 36 174 83 287 204 118 322 60 244 184 105 289 215 150 365 258 219 477 333 332 665 56 233 177 84 312 228 129 357 219 106 325 250 151 401 293 220 513 362 334 696 450 492 942 250 85 335 132 460 328 190 518 ※アンカーボルト部品と形板の1セットの質量。 ス ー パ ー ハ イ ベ ー ス 工 法 ベ ー ス プ レ ー ト の 寸 法 と 回 転 ば ね 定 数 25 ベースプレートの寸法と回転ばね定数 ■角形鋼管柱用 □600×600∼□800×800 GX型式 GX型式 C2 /2 C2 /2 X' t2 X H E F X-X'断面 ス ー パ ー ハ イ ベ ー ス 工 法 ベ ー ス プ レ ー ト の 寸 法 と 回 転 ば ね 定 数 26 C2 C1 A C2 C1 A S2,M2,L2,X2タイプ (アンカーボルト8本タイプ) S3,M3,L3タイプ (アンカーボルト12本タイプ) 型式表示例 GX600 -S2-42 適用柱 サイズ アンカーボルト径 ハイベースのタイプ 柱外形寸法 角形鋼管柱用 スーパーハイベース型式 板厚範囲 アンカーボルト8本 アンカーボルト12本 ×103kN・m/rad GX600-S2 -42 GX600-M2 -48 □600×600 12∼40 GX600-L2 -56 GX600-X2 -64 -42 GX650-S2 -48 □650×650 12∼40 GX650-M2 -56 GX650-L2 -64 GX650-X2 -72 -42 GX700-S2 -48 □700×700 12∼40 GX700-M2 -56 GX700-L2 -64 GX700-X2 -72 GX750-S2 -48 GX750-S3 -56 GX750-M3 -64 GX750-L3 -72 □750×750 16∼40 GX800-S2 -48 □800×800 16∼40 GX800-S3 -56 GX800-M3 -64 GX800-L3 -72 654 740 845 950 764 865 977 1100 1170 881 986 1130 1280 1380 1140 1610 1810 1940 1280 1820 2050 2230 A C1 C2 840 880 910 950 730 750 770 790 550 540 610 530 530 E 930 800 590 960 820 580 660 1000 840 580 1020 850 560 980 850 640 1010 1050 1070 1030 1060 1100 1120 1080 1110 1150 1170 870 890 900 900 920 940 950 950 970 990 1000 630 710 630 610 690 680 760 680 660 740 730 810 730 710 ・表中に無いサイズについても対応可能です。 ! 注意 質量(kg) セット質量 ベース F H t2 プレート アンカーボルト部品 (kg) ※ 450 45 297 153 90 562 54 340 222 500 100 67 406 335 741 110 80 488 494 982 551 154 54 397 95 620 223 783 64 446 337 550 110 81 550 497 1047 120 89 609 704 1313 611 155 100 53 456 224 680 105 63 514 338 852 600 110 80 611 499 1110 120 87 670 707 1377 769 53 531 238 110 70 623 508 1131 650 115 85 732 727 1459 130 100 830 1026 1856 856 53 616 240 115 68 708 510 1218 700 82 810 730 1540 130 97 912 1030 1942 寸法(mm) 回転ばね定数 堰跡の凸部があるものがありますが、 ご使用上、性能に問題はありません。 ※アンカーボルト部品と形板の1セットの質量。 ■角形鋼管柱用 □850×850∼□1200×1200 B型式 B型式 C2 /2 C 2 /2 X X' X t2 H E F X' X-X'断面 C2 C1 A C2 C1 A S2タイプ (アンカーボルト8本タイプ) S2,M3タイプ (アンカーボルト12本タイプ) 型式表示例 B850-S2-48 適用柱 サイズ アンカーボルト径 ハイベースのタイプ 柱外形寸法 角形鋼管柱用 スーパーハイベース型式 板厚範囲 アンカーボルト8本 アンカーボルト12本 ×103kN・m/rad B850-S2 -48 B850-S3 -56 B850-M3 -64 □850×850 16∼40 B900-S2 -48 □900×900 16∼40 □950×950 16∼40 □1000×1000 16∼40 □1050×1050 16∼40 □1100×1100 16∼40 □1150×1150 16∼40 □1200×1200 16∼40 B900-S3 -56 B900-M3 -64 -48 B950-S3 -56 B950-M3 -64 -56 B1000-S3 -64 B1000-M3 -72 -56 B1050-S3 -64 B1050-M3 -72 -56 B1100-S3 -64 B1100-M3 -72 -56 B1150-S3 -64 B1150-M3 -72 -56 B1200-S3 -64 B1200-M3 -72 寸法(mm) 回転ばね定数 1000 1540 1910 1120 1710 2090 1550 1890 2340 2070 2400 2770 2250 2590 3220 2450 2830 3180 2660 3060 3340 2880 3320 3750 A C1 1120 1150 1190 1170 1200 1240 1000 1010 1040 1050 1060 1090 C2 F H 790 770 860 750 125 780 840 820 910 800 130 830 1250 1110 870 960 850 135 1320 1170 910 1010 900 140 1060 950 145 1110 1000 155 1160 1050 160 1540 1380 1090 堰跡の凸部があるものがありますが、 ご使用上、性能に問題はありません。 68 68 68 73 1490 1330 1040 1520 1370 1110 69 73 1440 1280 990 1470 1320 1060 64 73 1390 1230 940 1420 1270 1010 58 65 78 57 65 78 73 1340 1180 890 1370 1220 960 t2 78 1290 1140 880 ・表中に無いサイズについても対応可能です。 ! 注意 E 1210 1100 165 68 73 質量(kg) セット質量 ベース アンカーボルト部品 (kg) プレート ※ 796 261 1057 871 537 1408 976 758 1734 926 264 1190 1007 541 1548 1117 762 1879 367 1490 1123 544 1667 1242 766 2008 549 1864 1315 769 2084 1358 1048 2406 553 2021 1468 773 2241 1518 1053 2571 556 2213 1657 777 2434 1709 1058 2767 560 2458 1898 781 2679 1952 1062 3014 564 2562 1998 785 2783 2054 1067 3121 ※アンカーボルト部品と形板の1セットの質量。 ス ー パ ー ハ イ ベ ー ス 工 法 ベ ー ス プ レ ー ト の 寸 法 と 回 転 ば ね 定 数 27 ベースプレートの寸法と回転ばね定数 ベース プレート ベース プレート ベ ー ス プ レ ー ト の 寸 法 と 回 転 ば ね 定 数 ください) ください。 ベースプレートの寸法と回転ばね定数 ■円形鋼管柱用 200 ∼ 650 E F X X X′ X′ t2 H X -X ′ 断面 C2 C1 A C1 A C2 、S2 、M2 タイプ (アンカーボルト8 本タイプ) S1 タイプ (アンカーボルト4 本タイプ) 型式表示例 R400 -S2-30 スーパーハイベース型式 適用柱 ス ー パ ー ハ イ ベ ー ス 工 法 外 径 最大板厚 φ190.7 φ216.3 φ267.4 φ300 φ318.5 φ350 φ355.6 9 22 25 22 31 22 24 適用柱 外 径 φ400 φ406.4 φ450 φ457.2 アンカーボルト径 ハイベースのタイプ 円形鋼管柱用 アンカーボルト4本 R200-S1 -24 R250-S1 -24 -24 R300-S1 -30 -30 R350-S1 -36 スーパーハイベース型式 最大板厚 アンカーボルト8本 32 35 42 45 アンカーボルト4本 -30 R400-S2 -36 -36 R400-S1 -42 R450-C2 -36 -36 R450-S2 -42 R450-S1 φ500 φ508 47 51 -42 -48 R500-C2 -36 -42 R500-S2 -48 R500-M2 -56 -48 R500-S1 -56 ベ ー ス プ レ ー ト の 寸 法 と 回 転 ば ね 定 数 30 φ550 φ558.8 52 56 R550-C2 -36 -42 R550-S2 -48 R550-M2 -56 -48 R550-S1 -56 φ600 φ609.6 52 56 R600-C2 -36 -42 R600-S2 -48 R600-M2 -64 R600-S1 -48 -56 -42 -48 R650-M2 -64 R650-S2 φ650 52 R650-S1 -48 -56 A C1 C2 E F H t2 19.1 300 230 ー 226 155 60 39 27 18 45 28.9 41.1 53.0 69.6 87.1 350 280 ー 276 200 60 39 37 400 320 ー 326 240 70 48 57 480 370 ー 366 290 75 57 87 19 19 32 33 52 56 76 89 120 139 ×103kN・m/rad 169 211 111 132 211 262 357 163 189 255 319 433 542 222 282 300 391 503 588 265 342 361 452 523 808 305 365 534 616 867 356 420 A C1 C2 570 480 300 E F 418 320 H t2 85 66 550 430 ー 90 68 570 480 300 75 53 620 520 340 95 76 600 480 ー 100 78 610 520 340 75 53 670 550 340 720 580 340 650 510 ー 660 560 720 600 468 350 95 74 110 91 105 85 380 75 53 390 100 78 110 90 518 568 390 430 850 620 380 700 560 ー 105 86 700 610 430 75 56 770 650 440 840 670 410 750 610 820 100 80 125 103 ー 105 86 700 490 105 83 920 710 450 125 103 800 660 ー 105 87 堰跡の凸部があるものがありますが、 ご使用上、性能に問題はありません。 620 670 480 530 セット質量 ベース アンカーボルト プレート 部品※ (kg) 質量(kg) 寸法(mm) 回転ばね定数 ・表中に無いサイズについても対応可能です。 ! 注意 質量(kg) 寸法(mm) 回転ばね定数 ×103kN・m/rad セット質量 ベース アンカーボルト プレート 部品※ (kg) 195 58 137 232 95 189 53 136 216 80 219 95 124 282 96 186 334 148 266 81 185 301 116 251 103 148 371 155 216 441 225 629 291 338 351 117 234 408 174 283 179 104 423 157 266 493 227 701 361 340 406 128 278 454 176 319 213 106 472 159 313 542 229 918 430 488 452 130 322 510 188 534 161 373 604 231 981 490 491 505 132 373 564 191 ※アンカーボルト部品と形板の1セットの質量。 ■円形鋼管柱用 700 ∼ 1000 E F X X′ X t2 X′ H X -X ′ 断面 C2 C1 A C1 A C2 、S2 、M2 タイプ (アンカーボルト8 本タイプ) S1 タイプ (アンカーボルト4 本タイプ) 型式表示例 R700 -S2-42 適用柱 外 径 アンカーボルト径 ハイベースのタイプ 円形鋼管柱用 最大板厚 アンカーボルト8本 回転ばね定数 アンカーボルト4本 ×103kN・m/rad -42 -48 R700-M2 -64 R700-S2 φ700 φ711.2 57 62 -48 R700-S1 -56 -48 -56 R750-M2 -64 R750-S2 φ750 57 R750-S1 -56 -64 -48 -56 R800-M2 -64 R800-S2 φ800 φ812.8 62 68 -56 R800-S1 -64 R850-S2 φ850 62 -48 -56 R850-S1 φ900 φ914.4 67 74 R900-S2 φ950 -48 -56 R900-S1 R950-S2 67 67 75 R1000-S2 -56 -64 -48 -56 R950-S1 φ1000 φ1016 -56 -64 -56 -64 -56 -64 R1000-S1 -64 -72 617 718 940 407 484 760 902 1020 540 629 872 1040 1220 607 708 993 1190 684 795 1120 1350 764 877 1250 1460 847 981 1580 1840 1060 1210 A C1 C2 870 750 540 1050 750 490 850 710 ー 920 780 540 1070 780 520 E 720 F 570 H t2 105 85 120 102 105 87 115 770 89 97 620 900 750 ー 125 98 970 830 590 110 92 1120 850 590 130 109 120 98 115 94 950 800 1020 880 820 660 ー 640 870 710 1000 850 ー 120 99 1070 930 690 115 96 1050 900 ー 120 99 1120 980 740 920 1100 950 750 98 970 800 120 100 ー 1170 1020 760 125 106 130 109 1030 850 1150 990 ー ・表中に無いサイズについても対応可能です。 ! 注意 質量(kg) 寸法(mm) スーパーハイベース型式 堰跡の凸部があるものがありますが、 ご使用上、性能に問題はありません。 セット質量 ベース アンカーボルト プレート 部品※ (kg) 598 163 435 669 234 600 1093 493 567 135 432 625 193 743 235 508 856 348 1110 495 615 732 195 537 809 272 823 237 586 936 350 1261 499 762 809 198 611 886 275 915 239 676 1029 353 891 200 691 969 278 1009 242 767 1122 355 981 203 778 1059 281 1119 244 875 1233 358 1078 205 873 1156 283 1401 384 1017 1549 532 1347 312 1035 1447 412 ※アンカーボルト部品と形板の1セットの質量。 ス ー パ ー ハ イ ベ ー ス 工 法 ベ ー ス プ レ ー ト の 寸 法 と 回 転 ば ね 定 数 31 ベースプレートの寸法と回転ばね定数 ■H形鋼柱用 B X′ G X D1 tw E F t2 H X -X ′ 断面 C1 A 型式表示例 H200 × 200-C1-24 適用柱 ス ー パ ー ハ イ ベ ー ス 工 法 ベ ー ス プ レ ー ト の 寸 法 と 回 転 ば ね 定 数 32 スーパーハイベース型式 H200×200 H200×200-C1-24 -24 H250×250-C1 H250×250 -30 -30 H300×200 H300×300-C1 H300×300 -36 -30 H350×350-C1 -36 H350×250 H350×350 -36 H350×350-S1 -42 -30 H400×200 H400×300-C1 H400×300 -36 -42 H400×400-S1 H400×200 -48 H400×300 -48 H400×400 H400×400-M1 -56 -30 H450×300-C1 -36 H450×200 H450×300 -36 H450×300-S1 -42 -30 H500×300-C1 -36 H500×200 H500×300 -36 H500×300-S1 -42 -36 H600×300-C1 -42 H600×200 H600×300 -42 H600×300-S1 -48 -36 H700×300-C1 -42 H700×300 -48 H700×300-S1 -56 -36 H800×300-C1 -42 H800×300 -48 H800×300-S1 -56 -36 H900×300-C1 -42 H900×300 -48 H900×300-S1 -56 アンカーボルト径 ハイベースのタイプ H形鋼柱用 回転ばね定数 ×103kN・m/rad 弱軸 強軸 11.5 21.9 10.9 35.7 24.2 45.1 36.9 54.8 39.8 67.8 30.9 69.2 56.5 80.9 56.5 94.7 62.2 108 18.5 89.8 39.1 106 82.1 132 98.4 157 113 203 125 234 19.9 109 24.4 137 23.6 148 35.1 168 15.0 139 23.9 159 31.1 161 36.9 190 30.6 225 36.7 262 36.7 273 50.1 306 31.5 298 36.5 350 50.9 412 54.9 472 39.7 394 40.3 453 55.9 529 57.6 611 41.5 519 41.8 591 57.6 695 770 59.1 質量(kg) 寸法(mm) A B C1 D1 E F G tw H t2 400 300 300 140 206 160 220 32 65 40 35 480 350 380 180 256 206 270 34 75 51 61 520 400 420 220 306 254 320 40 75 55 74 560 450 460 270 360 296 370 40 70 50 89 600 450 500 270 360 296 370 40 90 66 110 620 400 520 220 410 340 320 40 75 54 89 670 500 550 300 420 330 420 46 95 68 146 800 550 660 330 468 342 440 60 115 90 255 680 400 580 230 460 384 330 40 80 56 98 730 400 610 210 460 384 330 40 95 72 120 730 400 630 230 510 434 330 40 80 56 110 760 450 640 220 510 428 320 40 90 67 135 850 400 740 220 616 528 330 40 90 66 135 900 450 760 220 616 528 320 40 100 78 175 960 450 840 220 720 628 320 40 90 67 165 1000 450 860 220 720 628 320 40 115 90 220 1060 450 940 220 820 728 320 40 90 67 176 1100 450 960 220 820 728 320 40 115 90 232 1160 450 1040 220 920 828 320 40 90 67 188 1200 450 1060 220 920 828 320 40 115 90 244 ・表中に無いサイズについても対応可能です。 セット ベース アンカーボルト 質量(kg) プレート 部品※ 19 21 32 33 51 35 52 53 89 35 53 91 124 128 200 36 53 54 90 36 54 60 91 62 94 95 128 64 106 140 204 66 110 144 209 69 114 148 214 54 82 93 107 125 124 141 163 199 124 142 237 270 383 455 134 151 174 210 146 164 195 226 197 229 270 303 229 271 360 424 242 286 376 441 257 302 392 458 ※アンカーボルト部品と形板の1セットの質量。 ・適用柱フランジ幅はエンドタブの大きさを考慮して表中のG寸法でご確認ください。また、適用柱せいおよびフランジ厚はフランジ溶接用の裏当て金の厚さを考慮して表中の E・F 寸法でご確認ください。 (H400×400-S1はH-414×405×18×28 まで、H400×400-M1はH-458×417×30×50まで対応できます。 ! 注意 堰跡の凸部があるものがありますが、 ご使用上、性能に問題はありません。 アンカーボルト部品の形状と寸法 1. アンカーボルト部品の寸法 ※2 ナット a ボルト上端 平座金 H H S ベースプレート tw B ※3 t0 ナットの形状 C ※1 t2 モルタル上端 H BP L下端 d1 アンボンドスリーブ φd φD1 平座金の形状 E tw L3 L アンカーボルト d2 φD2 H 定着板 定着板の形状 tB S H 形 板 tB ※2 ナット a (単位:mm) アンボンド スリーブ アンカーボルト ナット 平座金 定着板 ね じ ね じ の 呼 び 軸 径 M24 M30 M36 M42 M48 M56 M64 M72 φd 24 30 36 42 48 56 64 72 ピ ッ チ 長 さ P 3 3.5 4 4.5 5 5.5 6 6 S 105 130 150(130) 165(155) 190(165) 210(185) 230(200) 250 余 長 定 着 長 さ ※2 台 座 上 長 全 長 外 径 長 さ 高 さ 二 面 幅 対 角 距 離 厚 さ 内 径 外 径 H 19 24 29 34 38 45 51 58 B 36 46 55 65 75 85 95 105 C 42 53 64 75 87 98 110 121 tw 6 6 6 9 9 9 12 12 φd1 25 31 37 43 50 58 66 74 φD1 44 56 66 78 92 105 115 125 厚 さ 内 径 ※3 a L 10 480 13 600 16 720 18 840 22 960 24 1120 28 1280 30 1440 外 径 セ ッ ト 質 量 ※4 to 54 67(48) 80(56) 95(66) 107(74) 123(83) 142(96) 158 L3 645 800 955(925) 1110(1080) 1270(1235) 1470(1420) 1660(1610) 1850 E 29 400 35 515 41 630 48 745 54 860 62 1015 70 1165 79 1320 tB φd2 φD2 kg 16 27 70 13 24 16 33 90 19 39 100 42(41) 22 45 120 67(66) 25 52 140 101(99) 28 60 160 155(151) 32 68 180 226(221) 36 76 200 315 ス ー パ ー ハ イ ベ ー ス 工 法 ※1 t2はベースプレート台座厚を示します。25ページ∼32ページを参照してください。 ※2 a寸法はベースプレート台座厚t2によって変動しますが、表記数値以上確保してください。 ※3 t0は、ベースプレート台座上からアンカーボルト天端までの最小寸法を示します。 ※4 アンカーボルト4本タイプの1組の質量です。8本、12本となる場合はそれぞれ2倍、3倍となります。 ※5 アンカーボルトおよびセット質量の( )内数値は、BC型式(隅柱用)の場合の寸法及び質量を示します。 ※6 BC型式(隅柱用)のアンカーボルトは一重ナットとなります。 ! 注意 2. ・アンカーボルトは二重ナットを標準としていますが、一重ナットでも適用可能です。 ・一重ナットとする場合は、 コンクリートに埋め込む等のゆるみ止め処置が必要です。 (一重ナットとする場合は、 日立機材にご相談ください。) ベースプレートのアンカーボルト孔径 (単位:mm) ねじの呼び M24 孔 径 29 M30 36 (38) M36 43 (45) M42 49 (53) M48 56 (61) M56 65 (70) M64 74 (79) M72 82 (87) ア ン カ ー ボ ル ト 部 品 の 形 状 と 寸 法 ※( )内数値はGX型式(角形鋼管柱用)の場合の寸法です。 33 アンカーボルト設置工事の流れ 日 立 機 材 の 担 当 範 囲 ア ン カ ー ボ ル ト 搬 入 工 事 打 ち 合 わ せ 元 請 殿 の 担 当 範 囲 捨 て コ ン ク リ ー ト 打 設 ア ン カ ー ボ ル ト 芯 見 直 し 作 業 ※1 ア ン カ ー ボ ル ト の 据 付 墨 出 し 型 枠 立 込 み 鉄 筋 配 筋 基 礎 コ ン ク リ ー ト 打 設 後 詰 め 無 収 縮 モ ル タ ル 充 填 中 心 塗 り 部 分 モ ル タ ル 施 工 ア ン カ ー ボ ル ト 締 付 施 工 チ ェ ッ ク シ ー ト の 提 出 鉄 骨 建 方 ※2 ※1 基準芯はご指示願います。※2 施工チェックシートの様式は別紙を用意しています。 1. ス ー パ ー ハ イ ベ ー ス 工 法 ア ン カ ー ボ ル ト 設 置 工 事 の 流 れ 1 ∼ 6 アンカーボルトの設置例 1 アンカーボルト部品 2 架台の取り付け 3 下部形板の取り付け 4 ボルトの組込みと上部形板の取り付け 5 アンカーボルトの芯出し 6 設置完了 2. 3. ■施工チェックシートの様式例 配筋 FAX先 : 各支店・営業所のハイベ ース営業担当まで、ご送信下さい。 日立スーパーハイベース工法施工チェックシート 工 事 名 称 柱 記 号 アンカーボルト 据え付け時の 管理目標 形板中心位置 ≦±3mm 年 月 日 基準高さ ≦±3mm 年 月 日 アンカーボルトの締付 (ナット回転法) 特 記 事 項(*) 年 月 日 年 月 日 ねじ部養生の確認 コンクリートかぶり厚さの確認 年 月 日 形板中心位置 ≦±5mm 年 月 日 平 面 寸 法 B150∼700 H、R200∼700 150≦a≦300 かつD(柱寸法)以下 B750∼1200 R750∼1000 300≦a≦500 年 月 日 高さ ≧30mm 後詰めモルタル 印 検 査 日 アンボンド処理の確認 コンクリート打設後 中心塗部分 モルタル 日 立 機 材(株) ハイベ ース工法技術委員会 工事管理者 又は施工者 工 事 場 所 年 月 日 ※無収縮モルタル仕様に従う。 予備締め 清掃状況確認 年 月 日 無収縮モルタル確認 年 月 日 φ24:20∼30cmのレンチで40kgf 程度の力(約10kgf・m)で締める。 モルタル端はベ ースプレ ート下端+10mm 年 月 日 φ30∼42:40∼50cmのレンチで40kgf 程度の力(約20kgf・m)で締める。 アンカーボルト本締までの経過日数※ 年 月 日 予備締め : 詳細右欄参照 年 月 日 本締め : 予備締め+30° ∼40° 年 月 日 1. 日立スーパーハイベース工法は、建設大臣認定により、 その施工管理に関し、チェックシートの提出を義務付けられていますので、 ご協力をお願い申し上げます。 本チェックシートは、複写の上(正) を工事管理者に、 (写し) を日立機材担当営業所にFAXをお願いします。 2. 本チェックシートは、竣工検査時の提出資料にご利用下さい。 3. 不具合のあった場合は、 その内容と処置につき、特記事項欄*に記載下さい。 4. アンカープラン図を添付いただきますとよりわかりやすいチェックシートになります 。 ! 注意 34 基礎コンクリート打設完了 上記は標準的な施工例です。現場の状況等により、上記以外の施工方法となる場合があります。 φ48∼72:70∼80cmのレンチで40kgf 程度の力(約30kgf・m)で締める。 後詰め無収縮モルタルの充填 1 後詰めモルタル(NX-2000) (クイック3) 2 充填 3 充填完了 2 本締め(ナット回転法)※2 3 締め付け完了 アンカーボルトの締め付け 1 予備締め(マーキング)※1 ス ー パ ー ハ イ ベ ー ス 工 法 アンカーボルトの締め付け アンカーボルト径 ※1 予備締め ※2 本締め φ24 20∼30cmのレンチで 400N程度の力で締め 付ける (100N・m ) φ30 φ36 φ42 40∼50cmのレンチで 400N程度の力で締め 付ける (200N・m ) φ48 φ56 φ64 φ72 70 ∼80cmのレンチで 400N程度の力で締め 付ける (300N・m ) +10° 予備締めの状態からナットを30° 回転する (許容差 ) −0 ●予備締めが修了した段階で白ペンキ等にて、 ボルト・ナット・ハイベースにわたり右図に示す様に マーキングを施す。 ナット回転法による本締め ●上ナットは下ナットの本締め後、40 ∼50cmのレンチで軽く締め付ける。 スーパーハイベース工法の施工にあたっての注意点 ! 警 告 ・スーパーハイベース工法のアンカーボルト設置工事にあたっては設計図添付用の「スーパーハイベース工法 設計施工標準図」を参照して実施ください。 ・アンカーボルトおよびナットは加熱・溶接・加工は絶対に行わないでください。所定の性能が発揮できなくなります。 ・設置後のアンカーボルトのねじ部には打ちきずやコンクリートが付着しないようねじ部の保護養生をして ください。建て方時にナットが締め付けられないことがあります。 ・建て入れ直し用のワイヤーをアンカーボルトにとらないでください。 ・後詰めモルタルは必ず指定された無収縮性のモルタルを使用します。 (後詰め無収縮モルタルの充填は日立機材の認定施工業者が行います) ・アンカーボルト設置の現場施工は日立機材の認定施工業者が行います。 【アンカーボルト設置工事・無収縮モルタルの充填・ナットの本締め】 ア ン カ ー ボ ル ト 設 置 工 事 の 流 れ 35 ベースプレート ベースプレート ベースプレート ・tm=30mmは柱断面が □300、 φ300、H300以下 の時に可 ベースプレート 使用材料 ・無収縮モルタルパッド用 (固練り) 又は普通モルタル ベ ー ス プ レ ー ト ベースプレート ベ ー ス プ レ ー ト の 鉄 骨 柱 へ の 取 付 け ベースプレート上端 ベースプレート上端 ベースプレート ベースプレート上端 ベースプレート ベースプレート (1)ウェブの両面 すみ肉溶接 (曲げ負担の場合は、 完全溶込み溶接とする) (自動ロボット溶接の場合はこれによらない) ベースプレート ください。 ください。 :低水素系490N/mm2級高張力鋼用(JIS Z3212 D5016相当以上) ・ガスシールドアーク溶接を行う場合 :軟鋼および490N/mm2級高張力鋼マグ溶接用ソリッドワイヤ (JIS Z3312 YGW11 相当以上) ベースプレート ベ ースプレート 図 ください。 鉄 骨 鉄 筋コンクリート造柱用 非埋込型柱脚工法 Xタイプ( 中 柱 用 ) Tタイプ( 側 柱 用 ) LRタイプ( 隅 柱 用 ) LLタイプ( 隅 柱 用 ) S R C Hタイプ 今、建築技術に求められるものは、 より高い信頼性と 安定した品質、優れた経済性です。 SRCハイベース工法は、平成5年5月に日本建築センタ ーの評定を取得し、平成5年8月にベースプレートの大 臣認定を取得して以来、数多くの実績を積み重ねてま いりました。 その後、建築基準法の改正、新たな建築鋼材の規 格化、構造設計の性能規定化など建築技術の変革は 著しく、 より高度な技術と品質管理が義務付けられるよ うになりました。 当社では、 この環境に適合すべく従来の「SRCハイ ベース工法」 を大幅に改良し、平成12年5月、新たに「SRC スーパーハイベース工法」として建設大臣認定を取得し ましたが、 このたび建築基準法の改正により平成14年 3月、国土交通大臣の認定を取得いたしました。 「SRCスーパーハイベース工法」は、豊富な経験をも とに、機能的で経済性を追求した製品バリエーションで、 新たな耐震建築をサポートします。 38 SRCスーパーハイベース工法 Index 特長と構成 40 柱脚の比較 42 SRC柱脚と鉄骨柱形状 43 経済性比較 44 寸法一覧 45 アンカーボルト部品の形状と寸法 48 工場加工 49 施工手順 50 ! 注意 SRCスーパーハイベース工法は、 このカタログの他、下記資料によって設計・施工を行っ てください。 ・SRCスーパーハイベース工法設計ハンドブック (A4版冊子) ・SRCスーパーハイベース工法設計施工標準図(設計図添付用) ・構造計算支援ソフト:耐力図ソフト (Windows版) ・設計支援ソフト:CADデータ (DWG、MPZ、JWC、DXF形式) ・アンカーボルト標準設置図 建築施工会社の現場施工管理者様への重要なお知らせ SRCスーパーハイベース柱脚工事は、建築施工会社様・鉄骨業者様と日立機材の認定 施工業者が共同で行う工事です。工事の実施にあたり、特に次の点をご確認ください。 ●アンカーボルトを据え付ける際、 「アンカーボルトの位置(据付け芯・高さ)の指示」および「据付け後の 精度確認」は建築施工会社の工事管理者様が必ず行ってください。 SRCスーパーハイベース施工者は、 その指示に従うものとします。 S R C ス ー パ ー ハ イ ベ ー ス 工 法 ●アンカーボルト設置の現場施工は日立機材の認定施工業者が行います。 【アンカーボルト設置工事・無収縮モルタルの充填・ナットの本締め】 39 ベースプレート ベースプレート ください。 2007 ベースプレート ベースプレート ベースプレート ベースプレート ベースプレートが ベースプレート下面 ベースプレート ベースプレート ベースプレート ベースプレート ベースプレート 柱脚の比較 埋め込み柱脚 SRCスーパーハイベース工法 基礎梁収まり図 基礎梁収まり図 □900 □900 柱 脚 の 比 較 S R C ス ー パ ー ハ イ ベ ー ス 工 法 42 700 1500 840 ▽基礎天端 1. 基礎工事で鉄骨柱が必要 2. 鉄筋は柱ウェブを貫通、 もしくはハンチで鉄骨柱の 外側を廻すなどの施工が必要(型枠も同様) 1. 基礎工事では鉄骨柱が不要 (アンカーボルトを設置して基礎工事が可能) 2. 配筋、型枠工事が容易 (基礎柱形はアンカーボルトのみ) 3. コンクリート打設が2度打ち 3. コンクリートの2度打ちが不要(1度打ちで完了) 4. 根切りが深くなる (地下がない場合) 4. 根切りが浅くできる (地下がない場合) 5. 埋め戻し時期が遅くなる (建方時に重機が入りにくい) 5. 基礎工事完了時に埋め戻しが可能 (建方時に重機が入りやすい) SRC柱脚と鉄骨柱形状 SRC柱脚平面図 LRタイプ Tタイプ Tタイプ Xタイプ LLタイプ Tタイプ LRタイプ Tタイプ LRタイプ LRタイプ Tタイプ LRタイプ Hタイプ Hタイプ LRタイプ タイプ別形状 LLタイプ LRタイプ Tタイプ Xタイプ Hタイプ S R C 柱 脚 と 鉄 骨 柱 形 状 S R C ス ー パ ー ハ イ ベ ー ス 工 法 ! 注意 LL,LR,T タイプは、鉄骨に絞りが必要です。 43 ベースプレート ベースプレート ベースプレート ベースプレート ベースプレート ベースプレート ベースプレート ベースプレート ベースプレート ください。 ください。 くだ ベースプレート ベースプレート 低水素系490N/mm2級高張力鋼用 (JIS Z3212 D5016相当以上) ください。 ください。 ガスシールドアーク溶接 軟鋼及び490N/mm2級高張力鋼マグ溶接ソリッドワイヤ (JIS Z3312 YGW11相当以上) ベースプレート上端 ベースプレート ベースプレート ベースプレート ください。 ください。 ベースプレート ください。 ベースプレート ベースプレート ください。 施工手順 1. ボルト・形板を現場に搬入 2. ボルトの組立 3. (捨コンからの立上げの場合は捨コン厚さ100mmで打設下さい。) 4. 受アングルのレベルを出し 架台の設置完了 5. 組立後のアンカーボルトを 架台上に移動 6. 地墨を基準に形板センター マークを合わせる 9. 配筋後の設置精度確認 アングルをピンアンカーで固定 施 工 手 順 S R C ス ー パ ー ハ イ ベ ー ス 工 法 50 7. アンカーボルト設置完了 8. アンカーボルトと配筋の状況 10. 補強方法 リート打設後、形板を 11. コンク 12. 後詰モルタルの型枠作成 撤去しレベルモルタル作成 13. 練り混ぜ(手動) 14. 油圧式トルクレンチによる 16. ボル ト締付け モルタルの注入 油圧式トルクレンチによる 17. ボル ト締付け 15. 18. モルタルの注入完了 ボルト締付け完了 施 工 手 順 S R C ス ー パ ー ハ イ ベ ー ス 工 法 ! 注意 上記は標準的な施工例です。現場の状況等により、上記以外の施工方法となる場合があります。 51 後送 ください。 また ください。 ハイベース・エコ工法、 スーパーハイベース工法の設 計検討において、柱脚応力を入力することにより、耐 力チェック、鉄筋量の判定(Ⅰ ・Ⅱゾーン)ができます。 また、以下の一貫計算プログラムで計算された柱脚 応力を自動でインポートすることができます。 ・BUILD.一貫Ⅳ ・BUS-5 ・BRAIN ・Super Build/SS3 また、SRCスーパーハイベース工法の耐力チェックもできます。 URL:http://www.hitachi-kizai.co.jp/products/kz/ 各資料は予告なく変更することがあります。最新版は弊社ホームページに掲載しておりますのでご確認ください。 ベースプレート モ ル タ ル モルタル モルタル 行います。 構造関連商品の紹介 鉄骨ばり貫通孔補強工法 油圧式制震ダンパ はり段差を有するパネルゾーン ハイリング Ⅱ工法 ハイビルダム の補強工法 スマートブロック工法 スマートダイア工法 ○ R ○ R ○ 柱絞り通しダイアフラム工法 R U R L http://www.hitachi-kizai.co.jp/ E-Mail [email protected] ●お問合せ、詳細な資料のご請求は下記の構造営業担当者までご用命ください。 本 社 〒135-8363 東京都江東区東陽二丁目4番2号(新宮ビル) TEL.(03)3615-5432 FAX.(03)3615-6081 札幌営業所 〒001-0018 札幌市北区北十八条西五丁目1番地12号(3F) TEL.(011)708-1177 FAX.(011)708-1178 東北営業所 〒980-0021 仙台市青葉区中央二丁目8番13号(大和証券仙台ビル) TEL.(022)213-5595 FAX.(022)213-5590 関東営業所 〒370-0841 高崎市栄町16番11号(高崎イーストタワー) TEL.(027)322-9411 FAX.(027)322-9343 横浜営業所 〒221-0056 横浜市神奈川区金港町6番6(横浜みなと第一生命ビル) TEL.(045)548-9881 FAX.(045)548-9885 中 部 支 店 〒450-0003 名古屋市中村区名駅南一丁目17番29号(広小路ESビル) TEL.(052)582-3356 FAX.(052)583-9858 北陸営業所 〒920-0024 金沢市西念一丁目1番3号(コンフィデンス金沢) TEL.(076)233-5260 FAX.(076)233-5262 弊社ホームページから最新版のCADデータおよび検討プログラムを 無償でダウンロードしていただけます。 関 西 支 店 〒532-0003 大阪市淀川区宮原三丁目4番30号(ニッセイ新大阪ビル) TEL.(06)6395-2133 FAX.(06)6395-2102 中四国営業所 〒730-0031 広島市中区紙屋町一丁目1番20号(いよぎん広島ビル) TEL.(082)240-1630 FAX.(082)240-1606 取扱店 九 州 支 店 〒812-0011 福岡市博多区博多駅前三丁目5番7号(博多センタービル) TEL.(092)452-0341 FAX.(092)452-0350 技術問い合わせ先 本社テクニカルセンター 〒135-8363 東京都江東区東陽二丁目4番2号(新宮ビル) TEL.(03)3615-5435 FAX.(03)3615-5913 このカタログの記載内容は改良などのため、予告なく変更することがあります。 2014年4月作成 KZ-H-56-P/1404(T)6