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レジャー消費とレジャー活動の計量分析
<分析2> レジャー消費とレジャー活動の計量分析 経済研究所・雇用賃金ユニット まえがき さきに,われかれが行なった労働時間の分析 結果によると,労働時間は,実質賃金の1%の 上昇によって0.2%前後減少する1),このような 労働時間の短縮に伴う余暇時間の増加,なかで も週休2日制や夏季休暇制度の急速な普及が生 み出す時間的にまとまった余暇時間の増加は, 今後の消費生活やレジャー活動などの面に大 きな影響を及ぼさずにはおかないであろう。 この小論は家計支出面から,いわゆる商業的 レジャーを推計しその決定要困の分析を試みた ものである。 「1」では分析の対象とするレジャーの範囲を 規定し, 「2」では,昭和30~47年の各年につい て,レジャー時間(処分自由な時間),レジャ ー消費(商業的レクリエーション支出および観 光行楽レクリエーション支出)およびレジャー 関連物価指数の推計を行なっている。 「3」では,以上のデーターを基礎にして,レ ジャー消費についての需要関数の計測を試み た。 「4」では時間と財およびサービスの投入によ って創出される「レジャー活動」の指標とし て,レジャー活動指数の算出を試み,その需要 関数の計測と,レジャー活動におけるレジャー 時間と市場レクリエーションとの代替の弾力性 の推計を行なっている。 この分析は,J.Dオーエン2)およびG.Sベッ 古 賀 誠 藤 間 淑 夫 舩 津 鴻 太 カー3)の論文を主として参考にしているが,と りまとめに当っては,慶応大学経済学部小尾恵 一郎教授,同商学部佐野陽子教授,同西川俊作教 授から貴重なコメントを戴き,若干の修正を加 えた。記して厚く感謝の意を表したい。 レジャーの範囲 1 レジャーは一般には余暇と訳される。〃余 暇〃を〃労働のために費す時間以外の時間〃と 定義すれば,余暇は消費時間と同義となる。 労働のために費す時間には,市場における労 働時間,および家庭内における生産的時間とが 含まれる。雇用者の場合を例にとれば,具体的に は市場を通じる労働,通勤,家事労働,自家内 での修繕,仕事を続ける上で必要な身の回りの ためなどに費される時間などはすべて労働のた めの時間であり,それ以外が消費時間とみなさ れる。 (注) 1 「経済分析」第47号「労働時間の決定要因 と労働時間短縮が生産に及ぼす効果」参照 - 67 - 2 J.D.Owen “ T h e P r i c e o f L e i s u r e ” Universitaire Pers Rotterdan 1969.(斉 藤精一郎訳「レジャーの経済学」日本経済 新聞社昭和46年) 3 G.S.Becker “A Theory of the allocation of time” The Economic Journal L25 (September, 1965) G,S,Becker “On the Economics of Ti me” : The Econometric Society Boston, Mass December 29.1963. しかし,余暇をこのような消費時間として捉 える場合には,睡眠や食事のような生存に不可 欠な部分までとり入れられることになる。 われわれは,ここではレジャー時間を拘束を うけない時間」 , 「自己のために完全に自由」に処 分できる時間」の意味で用い,上記の消費時間 とは区別して用いることとする。 レジャーまたはレジャー時間には単にi) 「休 息」を楽しむもの(たとえばごろ寝)から,ii) 「見るまたは聴く」ことを楽しむもの(たとえば 読書,テレビ視聴など) ,のほかiii) 「行なう」 ことを楽しむもの(たとえばスポーツ,旅行, 海水浴,その他の遊び) ,までがあり,ここでは これをレジャーの形態とよぶこととする。レジ 「休 ャー時間が増加すると,レジャー形態はi) 息」→ii) 「見る,聴く」→iii) 「行なう」の方 向に変化していくと言われているが,このよう なレジャー形態の変化は,資料的にはレジャー 消費面における消費構造の変化として捉えるこ とができよう。 レジャー消費については,上述したレジャー の目的のために用いられる財およびサービスと 定義する場合にはレジャーに含まれない通常の 消費生活の延長として消費されるもの(たとえ ばごろ寝のための枕や寝具,日常の衣服)まで も含められることになる。しかし財およびサー ビスのすべてを,レジャーのための消費部分 と,非レジャーのための消費部分に区分するこ とは資料上も不可能に近いから,われわれはレ ジャー消費の内容を次のように限定して用いる こととした。 ベツカーによれば,レジャーを楽しむという 行為もまたコモディティ生産の一つである。消 費者はこのコモディティ生産のために時間と消 費財およびサービスを組み合わせる4)。レジャ ーにおいては,ごろ寝散歩などのように財,サ ービスの消費がほとんどなく時間そのものの消 費が中心をなすものから,財サービスの投入が 主要な部分を占めるものまで幾つもの段階があ る。これらの財およびサービスは,そのほとん どが「労働のあとの心身の休養,娯楽,遊技」 の目的のために購入されるものである。このよ うな種類の消費であって,かつ量的測定が容 易なものは,商業ベースで供給されるレクリエ ーション財およびサービスである。これを「商 業的レクリエーション」とよぶこととする。 商業的レクリエーション関係の財およびサー ビスとしては,新聞,雑誌,書籍,地図その他 の出版物,ラジオ,テレビ,同聴視料,同修繕 代,囲碁その他娯楽用具,花,愛玩物,玩具な ど主に家庭内レジャー用のものから,運動靴, スポーツウエア,ボールなどの運動用具,外 食,入場入園料,観覧料など主に家庭外ないし 戸外レジャー用のものなど品目分類によって得 られるすべてのレクリエーション財およびサー ビスと,諸会費,つきあい費,旅行費(宿泊費 と一部交通費等)など用途分類で得られるレジ ャー関係支出,さらにはこれらを用いる活動に 当って,その目的のために附随して使用される 共通的な財,サービス(ラジオ,テレビ,ステ レオ用電気代,観光・行楽用交通費など)に到 るまでの,なるべく広範囲のものを含めること とした。 アメリカでは,商務省の統計による「商業的 レクリエーション」についての集計5)がある。か つオーエン6)によると,社会学関係の研究では, 米国におけるこのレクリエーション活動は, 慣例的にレジャー時間とみなされるものの大 部分を占めているとされる。われわれの集計に よる「商業的レクリエーション」はこのアメリ カの集計に比べると,少くともレクリエーショ ン向けに使用される共通的費目を追加した分だ けはより範囲が広く,かつ現在のレジャー消費 は,そのほとんどが何等かの形で商業的ベース で供給されているものであるから,われわれの 集計による「商業的レクリエーション」関係の 財およびサービスは,レジャー消費のほとん (注)4) G.S., Becker注3)に同じ 5) U.S.,Department of Commerce , “U.S. Income and Output” A Supplement to the Survey of Current Business pp. 150.152 6) J.D. Owen注2)に同じ - 68 - レジャー消費とレジャー活動の計量分析 ど大部分をカバーしているものと考えてよいで あろう。 しかし,さきに定義したレジャー時間の範囲 には,これらのレクリエーション活動に使用さ れる時間の外に, 「ごろ寝」などのようにレクリ エーション財およびサービスをほとんど消費せ ず,その大部分が時間の消費によって占められ るレジャーをも含んでいる。前述したレジャー 形態の「休む」から「見る,聴く」 , 「行なう」 への変化は,レジャー消費における時間中心の 消費から,レクリエーション財とサービスを用 いる消費への消費構造の変化と関連する。 ここで,ベッカーおよびオーエンの活動モデ ルにならって,レジャー時間とレクリエーショ ン財,サービスをインプットして創出される活 動を「レジャー活動」とよぶこととする。この レジャー活動のうち,レクリエーション活動 (いわゆる狭義のレジャー活動)は時間とレク リエーション財・サービスを共に使用するもの であり,それ以外(ごろ寝など)のレジャー活 動は時間は使用するが,財,サービスのインプ ットは零に近いものと仮定した。 以上のほか, 「行なう」レジャーであり,かつ 時間的にまとまったレジャー時間を必要とする ようなレジャー消費の代表として,観光,行楽 レクリエーション(1泊以上の旅行と日帰りの 行楽)をとりあげている。この消費支出は,観 光,行楽を目的として直接消費された財および サービスであるから,用途分類的支出に属す る。 2.レジャー時間とレジャー消費の集計 (1)レジャー時間の算出 レジャー時間(LT)は年平均月間総時間から, 年平均月間総実労働時間,通勤時間,家事育児 時間および睡眠・食事・洗顔・入浴その他身の 回り時間等の生理的基礎生活時間(前記「1」 の家庭内生産時間に属する部分と消費時間に属 するが処分が自由にできない時間とを含む)を 差引いた残余として次式により算出した。 月間レジャー時間(LT)=年平均月間総時間- 年平均月間総実労働時間- (往復通勤時間×平均月間出 勤日数)-(家事育児時間×平 均月間日数)-(生理的基礎生 活時間×平均月間日数) 1) 年平均月間総実労働時間 各年の平均月間総実労働時間は労働省「毎月 勤労統計」の調査産業計(規模30人以上計)の 年平均月間総実労働時間数を用いた。 2) 通勤時間 通勤時間はNHK「国民生活時間調査」 ,経済 , 企画庁「消費者動向予測調査」 (昭35,36,37年) 人事院「国家公務員給与等実態調査」等から次 により推計した。 i)NHK「国民生活時間調査」(昭和35,40, 45年)の成人男子の平日移動時間から,無職 者,業主,家族従業者については通勤時間を 要しないものと仮定して雇用者移動時間を推 計し,これから通学その他の通勤以外の移動 時間を差引いて雇用者の通勤時間を推計し た。 ii)経済企画庁「消費者動向予測調査」は昭和 35,36,37年の3年次について通勤時間の調査 を行なっているのでこの調査の雇用者の通勤 時間を上記のNHK調査から推計した通勤時 間に接続した。 なお,このうち昭35年の通勤時間数は,N HK調査から推計した,昭35年の通勤時間数 とほとんど一致する。 iii)人事院「国家公務員給与等実態調査」の1 人当り通勤費支給額を通勤費デフレーター (国鉄,私鉄は通勤定期の価格指数およびそ のウエイトを用い,バス等は費目中の通勤の ウエイトが私鉄と同じであると仮定して加重 平均により算出)で実質化し,その指数とN HK調査による通勤時間推計値とから,昭40 年前後の一部の年次の通勤時間を推計して補 完した。 iv)通勤時間は,雇用人口の増加に伴う通勤距 - 69 - 離の延長と,陸上交通資本ストックの増加 (交通への資本投下)に伴うスピードアップに 依存するものであると仮定し,前記i)~iii) で求めた雇用者通勤時間を次式によって回 帰し,その回帰式を用いて,その他の年次の 通勤時間の推計値(理論値)を求めた。 人口 1 人当り陸 (通勤時間) (雇用指数) 上交通資本スト ック COT=22.98+0.662L-14.156K/N R =.9744 S=1.57309 D・W=2.6156 v)以上によって推計した。昭30~47年の通勤時 間(平日1日当り往復)に,各年次の平均月 間出動日数を乗じて月間通勤時間を算出した (第1表) 3) 生理的基礎生活時間および家事時間 (昭35,40,45年)の有 NHK「生活時間調査」 業者の平日,土曜日,日曜日別の生活時間を用 第1表 いて,すいみん時間,その他の生理的基礎生活 時間(食事時間,洗顔,入浴その他身回り時 間) ,家事時間(育児を含む)を集計し,曜日別 時間の加重平均によってこれらの週間平均1日 当り時間を算出した。 なお,この結果を年次別に比較すると, 「家 事時間」は年次により若干の変動があるが,そ の変動は不規則で一定の傾向が認められないの に対して,生理的基礎生活時間については, 「すいみん」は減少傾向, 「食事」 , 「洗顔,入浴 その他身の回り時間」は増加傾向を示してい る。 これは,テレビ聴視等のレジャーがすいみん 時間に喰い込む反面,自由処分時間が食事や身 の回り時間に振り向けられる――つまり食事や 身の回りの用事が余暇化する――ためであると 思われるが,この内のどこまでが生理的必需時 レジャー時間(LT)と非出勤日数(LD) すいみん, レジャー その他生理 家事時間 時間 通勤時間 的基礎生活 (LT) 時間 日数 労働のために費す時間 月間総時間 昭和 30 年 計 総実労働 時間 非出勤日 数 (LD) 出勤日数 月間平均 日数 730 211.5 194.8 16.7 304.8 46.2 167.5 6.6 23.8 30.4 31* 732 217.0 199.3 17.7 305.6 46.4 163.0 6.4 24.1 30.5 32 730 216.7 198.4 18.3 304.8 46.2 162.3 6.5 23.9 30.4 33 730 217.2 198.0 19.2 304.8 46.2 161.8 6.4 24.0 30.4 34 730 220.5 200.1 20.4 304.8 46.2 158.5 6.4 24.0 30.4 35* 732 225.3 202.7 22.6 305.6 46.4 154.7 6.3 24.2 30.5 36 730 224.9 201.0 23.9 304.8 46.2 154.1 6.5 23.9 30.4 37 730 222.9 197.8 25.1 304.8 46.2 156.1 6.5 23.9 30.4 38 730 222.0 196.6 25.4 304.8 46.3 157.0 6.6 23.8 30.4 39* 732 222.6 195.7 26.9 305.6 46.4 157.4 6.8 23.7 30.5 40 730 220.4 192.9 27.5 304.8 46.2 158.6 6.8 23.6 30.4 41 730 220.6 193.2 27.4 304.8 46.2 158.4 6.9 23.5 30.4 42 730 221.2 193.0 28.2 304.8 46.2 157.8 6.9 23.5 30.4 43* 732 220.8 192.7 28.1 305.6 46.4 159.2 7.1 23.4 30.5 44 730 218.1 190.0 28.1 304.8 46.2 160.9 7.3 23.1 30.4 45 730 215.6 187.7 27.9 304.8 46.2 163.4 7.5 22.9 30.4 46 730 213.6 185.7 27.9 304.8 46.2 165.4 7.5 22.9 30.4 47* 732 212.4 184.7 27.7 305.6 46.4 167.6 7.7 22.8 30.5 (注)1)生理的基礎生活時間および家事時間は 35,40,45 年調査の平均値 (すいみん 8.01 時間,食事 1.31 時間,身の回り 0.70 時間,家事 1.52 時間) 2)通勤時間は 1 日当り通勤時間(年別)×月平均出勤日数 3)*印は潤年 4)日数,調査産業計(規模 30 人以上) - 70 - レジャー消費とレジャー活動の計量分析 間であり,どれだけが余暇的なものであるかは 不明である。 そこでわれわれは,生理的基礎生活時間およ び家事時間は,昭35, 40, 45年の各調査年次の平 均値(すいみん8.01時間,食事1.31時間,入浴そ の他身の回り0.70時間,家事1.52時間)を採用す ることとし,時系列的には固定したものとして 取扱っている。 これらの月間時間数は,1日当り時間に年平 均月間日数(平年30.4日,潤年30.5日)を乗じて 算出した。 4) レジャー時間(LT)とレジャー日数(LD) レジャー時間は,前述したように平均月間総 時間から1)~3)で求めた平均月間総実労働時 間,通勤時間,生理的基礎生活時間,家事時間を 差引いて求めたが,この場合月間総時間として は,平年730時間,潤年732時間を用いている。 その算出結果は第1表のとおりである。 なお,時間的にまとまったレジャー時間を表 わすもの(レジャー日数の代理変数)として, 非出勤日数(LD)を別途に計算した。非出勤日 数(LD)は平均月間日数(平年30.4日,潤年30.5 日)から毎月勤労統計(産業計,規模30人以上計) の平均月間出勤日数を差し引いて算出したもの である。 (2) レジャー消費支出(財サービス)と価格 指数の集計 1) 商業的レクリエーション支出(ER) さきに「1」でふれたように,商業的レクリ エーション支出はレジャー関連消費のほとんど 大部分を占めるものである。われわれは,これ を「家計調査」から集計した。この商業的レクリ エーション支出のうち,レクリエーション財お よびサービスの大部分と,レクリエーション向 けに属するその他の支出(会費,つき合い費な ど)の一部は,品目別支出額を集計することに よって得られる。 これらを,ここでは「レクリエーション専属 品目」とよぶこととする。このレクリエーショ ンは読書,ラジオ・テレビ聴視を含む広い概念 のものである。 しかし,上記の「レクリエーション専属品目」 に属しないものであっても,これらの財やサー ビスを使用して行なわれるレクリエーション活 動の中で,附随して消費される財,サービスは, 商業的レクリエーション支出の中に含めること とし,これを「共通的品目」とよぶこととする。 資料は,総理府統計局「家計調査」 (人口5万 以上の都市)を用いている。 (イ) レクリエーション専属的品目 レクリエーション専属的品目の支出額として は,各年次別に次のものを集計した。 ①ラジオ・テレビ類(①-1ラジオ,-2トラ ンジスタラジオ,-3白黒テレビ,-4カラーテ レビ,-5電蓄,-6テープレコーダー,-7 テレビ修理代,-8その他)②運動ぐつ,③旅 行カバン,④スポーツ用品(被服,身の回り品) ⑤えの具,⑥新聞代,⑦雑誌(月刊)⑧週刊誌, ⑨その他の書籍(教科書,学習参考書,辞書 を除く)⑩他の印刷物(地図など)⑪テレビ受 信料,⑫他の放送受信料,⑬映画観覧料,⑭ス ポーツ観覧料,⑮他の観覧料,⑯ボール,⑰野 球用具,⑱他の運動用具,⑲カメラ,⑳フィ 21 現像焼付代,○ 22 人形,○ 23 プラモデル, ルム ○ 24 子供用乗物用具,○ 25 他の玩具,○ 26 切花○ 27 ピア ○ 28 レコード,○ 29 他の楽器,○ 30 室内装飾品, ノ,○ 31 愛がん動物,園芸用品,○ 32 他の教養娯楽品, ○ 33 他の月謝類(補習教室を除く)○ 34 旅行費,○ 35 ○ 36 37 信仰費,○諸会費,○その他の教養娯楽費(冠 38 自転車, 婚葬祭費および既出の品目を除く) ,○ 41 つき 39 外食(給食費を除く) 40 こずかい,○ ,○ ○ あい費。 以上の品目は,昭和46年の品目分類によるも のであるが,それ以前については,それぞれ対 応する品目分類をつなぎ合せ,新製品の追加な どで接続しない部分については,新,旧両分類 による支出額を追加時点でリンクする方法によ 34 り,遡及して修正額を算出している。なお,○ 旅行費は分類基準によると原則として宿泊料が 計上され他は交通費その他に分散計上されてい るので注意を要する。 (ロ) 共通的品目 - 71 - (a) は全額計上した8)。 電気料,交通費および自動車費 ① ラジオ,テレビ等に使用する電気 ③ 料を次により算出した。 自動車代 自動車購入費, ガソリン代および ①-1 日本電力調査委員会事務局 自動車整備費に上記②の通勤,通学 推計の家庭用電気使用量(従量電 以外の運賃比率を乗じて算出した。 (b) 灯)に占めるテレビ用電力使用量 の比率を用いて,一世帯当りテレ 酒,タバコ,飲料 家計調査品目分類などから単純に集計するこ ビ用電気代を算出。 とができる。ただし,この内,酒類をレジャー -2 ラジオ使用電力を,1台当 品目とみる見方に対しては,わが国では,カク りテレビの1/5と仮定し,かつテ テル・パーティー等が一般的でないこと,デ・ レビおよびラジオの各年の普及率 グラツイア(Sebastan De Grazia)が狭義のレ から,テレビを使用しない世帯 ジャーに含めている飲食店,酒場等は,わが国 は,ラジオを使用しているものと の家計調査では外食,またはこづかいの中に含 仮定し,ラジオ使用電力 められていること等から,わが国,家計調査で テレビ使用電力 1 × ×ラジ テレビ普及率 5 の酒類購入を計上することには疑問が残されて オ使用率 により算出し,家庭用電気使用量 の比率を求めて①と同様の方法に より,ラジオ用電気代を算出し た。 (ただし,ラジオ使用率=100 -テレビ普及率,による)7) ② 電車・汽車・バス賃,タクシー代 および航空運賃その他運賃 電車・汽車・バス賃は,通勤定 期, 通学定期, 回数券を除いた額を計 上し, タクシー代は上記の通勤通学 以外の運賃の比率を乗じた額,航空 運賃およびその他運賃(船賃など) レーク,カフェ・ブレーク,ティー・ブレーク = (注)7) 電蓄等については,ラジオ使用電力に含 おり,他方タバコ,飲料についてもタバコ・ブ 等をレジャーに含めるべきか否かに疑問がある だけでなく,飲料に含まれる日本茶や,ジュー スその他の飲料類を他の一般の食事や,菓子, 果物類と区別する明白な根拠が見出せない。な お喫茶店でのコーヒー代,紅茶代等は家計調査 では外食費に含まれている。 商業的レクリエーション支出は,(イ)の専属的 品目の支出額と(ロ)の共通的費目のうち(a)のレジ ャー用電気料,交通費および自動車費を合計し たものを用いることとする。 消費支出総額に占める商業的レクリエーショ ン支出の割合は,この計算によると,昭46年現 在で23%を占める。 なお,(b)の酒,タバコ,飲料を含めた商業的 まれる。 8) 通勤,通学以外の運賃のうち,純レジャ レクリエーション支出の系列も参考までに算出 ー用以外のものとしてはショッピングその している。これによると,消費支出総額に占め 他の所用があるが,交通費を使用するショ る割合は46年現在で27%となる。 ッピング等には多分にレジャャー的要素が あること,レジャー外食などのレジャーと 2) 商業的レクリエーション物価指数P(R) 用と非レジャー用が相互に差引きされる等 (イ) 指数算出に用いた品目別価格指数 商業的レクリエーション物価指数は,前記の 商業的レクリエーション支出の品目に対応する 商品価格指数を加重平均して算出した。 の理由により通勤通学定期および回数券以 品目別価格指数は,総理府統計局「小売物価 兼ねるものが多いこと,他方,私鉄関係の 調査によると休日のレジャーには,通勤, 通学定期が相当量使用されておりレジャー 外をすべてレジャー用に算入した。 統計」の対応品目の価格指数をベースとして, - 72 - レジャー消費とレジャー活動の計量分析 不足する品目を,日本銀行「東京小売物価指数」 同「料金指数」 ,東京商工会議所「サービス料金 指数」,同「東京小売物価統計」により補充し, さらに短期間のブランクを生じている1,2の品 目について部分的に,日本銀行「卸売物価統計」 で接続した。 用いた品目は下記のとおりである。ただし時 期により採用品目が異なる場合がある。 ◎レクリエーション専属的品目 ①ラジオ・テレビ(①-1ラジオ,-2テレビ (白黒),-3テレビ(カラー),-4テレビ修理)② 自転車③運動靴(③-1大人用,-2子供用)④ 野球帽,⑤旅行カバン(一部期間ブリーフ付カ バンで代用)⑥トレパン,⑦登山ぐつ,⑧新聞, ⑨月刊雑誌(⑨-1総合雑誌,-2文芸雑誌,- 3婦人雑誌,-4少年雑誌) ,⑩週刊誌,⑪単行本, ⑫放送受信料(カラーテレビ,テレビ,ラジオ) ⑬映画入場料,⑭野球観覧料,⑮その他入園入 場料(⑮-1遊園地入園料(多摩川園,豊島園, 後楽園遊園地,上野動物園 ) - 2 国立博物館, -3西洋美術館)⑯ボーリング,⑰パチンコ, ⑱マージャン,⑲スポーツ用品(⑲-1野球 ボール,-2ゴムマリ,-3バレーボール,- 4グローブ,-5ラケット) ,⑳写真費(⑳-1カ メラ,-2フィルム(白黒),-3フィルム(カラ 21 玩 ー),-4焼付(白黒),-5焼付(カラー),○ 21 具, (○-1人形,-2ビニールボール,-3金 属玩具,-4非金属玩具,-5プラスチック玩 22 具,-6玩具自動車,-7セルロイド玩具),○ 22 - 1 カーネーション,- 2 菊 ) ○ 23 楽器, 切花 ( ○ 23 -1ピアノ,-2ハーモニカ, (○ (注) 9 ) 外食のうち,指数の得られない年次は次 により推計した。中小企業庁「中小企業の ,同「中小企業経営 原価指標」 (昭41,47年) 指標」 (昭35,40,45年)を用いて,飲食店売 上高に占める土地建物賃借料直接材料費 電 気 ガ ス 水 道 代 , 人 件 費 ( 役 員 手 当 除 く), 業主所得の割合を求め,これをウエイトと して,( CPI の家賃地代,材料費 ( 食料品指 数 ) ,需気・ガス・水道代,毎勤による賃 24 レコード,○ 25 月 -3ギター,-4オルガン)○ 26 宿泊料, 27 えのぐ, 謝(洋裁,料理,花など) ,○ ○ 9) 28 ○外食 ◎共通的品目 ①国鉄運賃(35年以降は①-1 10km運賃, -2 50km運賃,-3 300km運賃,-4 500 km運賃, -5 1000km運賃, -6超特急料金(ヒ カリ),-7特急料金,-8急行料金,-9一時 預り),②私鉄運賃,③バス,④タクシー,⑤ 航空運賃,⑥乗用車,⑦オートバイ,⑧モペッ ト,⑨整備費,⑩ガソリン代,⑪有料道路通行 料,⑫電気代 なお,⑬たばこ,⑭酒,⑮飲料を加えた系列 も参考までに作成した。 (ロ) ウエイトおよび総合化の方法 前記(1)-1)の商業的レクリエーション支出 の昭和33年,35年,40年および45年の結果による 支出ウエイトをベースとして,さらに総理府統 計局「小売物価統計」 ,東京商工会議所「サービ ス料金指数」日本銀行「東京小売物価」同「サ ービス料金指数等の採用ウエイトを加味してウ エイト配分を行なった。 指数の総合化は,30~35年は33年ウエイト, 35~40年は35年ウエイト,40~45年は40年ウエイ ト,45年以降は45年ウエイトを用い,総理府統 計局の消費者物価指数の算出と同じく5年ごと にリンクする方法によった。 なお,採用品目の切り替る時点(たとえば金 属玩具,非金属玩具から,金属玩具,プラスチ ック玩具への切替など)では,重複調査のある 年次のあるものは,その年次でリンクし,対応 する切り替え品目がないか,または新らたに品 目を追加した場合には,当該品目を含めた指数 と含めない指数の新旧両系列をそれぞれ切替年 次について作成し,その時点で新旧系列をリン クして接続した。 (3) 観光,行楽レクリエーション支出と価格 指数の集計 1) 観光,行楽レクリエーション支出(EST) 経済企画庁「消費者動向予測調査」の非農家 金,国民所得統計による 1 人当り非農林個人 業主所得を総合して算出。 - 73 - 第 2 表 商業的レクリエーション支出と観光 行楽レクリエーション支出 商 業 的 レ ク リ エ ー シ ョ ン 支 出 名 実 目 質 実質(45 年価格) ER 観光・行楽レクリエーション支出 名 指数(45 年=100) E´R 目 実 質 (45 年価格) EST 1,748 3,231 17.5 - - 31 3,029 5,568 30.1 - - 32 3,397 6,143 33.3 - - 33 3,782 6,814 36.9 - - 34 4,379 7,682 41.6 - - 35 4,914 8,429 45.6 1,250 2,470 36 5,471 8,998 48.7 1,496 2,812 37 6,403 10,115 54.8 1,708 3,002 38 7,712 11,308 61.2 2,165 3,492 39 8,669 12,227 66.2 2,404 3,676 40 9,372 12,364 66.9 2,050 2,904 41 10,782 13,262 71.8 2,214 2,835 42 12,149 14,412 78.0 2,306 2,822 43 13,840 15,656 84.8 2,717 3,156 44 16,096 17,123 92.7 3,211 3,502 45 18,470 18,470 100.0 4,317 4,317 46 20,687 19,534 105.8 3,663 3,417 47 22,987 20,542 111.2 4,646 4,068 昭和 30 年 第3表 価 格 消費者物価指数 価 格 指 人口 5 万以上 商業的レク価 レジャー価格 (昭和45 年=100) 格 W CPI P( R ) 指 数 数 相 対 価 格 指 数 観光・行楽レ 商業的レク価 観光・行楽レ レジャー価格 ク価格 ク価格 格 W´ P(ST) P´(R) P´(ST) 昭 30 年 52.5 26.9 54.1 - 51.2 103.0 - 31 52.6 27.6 54.4 - 52.5 103.4 - 32 54.2 28.2 55.3 - 52.2 102.0 - 33 54.0 29.7 55.5 - 55.0 102.8 - 34 54.6 30.3 57.0 - 55.0 104.4 - 35 56.6 31.4 58.3 50.6 55.5 103.0 89.4 36 59.6 34.8 60.8 53.2 58.4 102.0 89.3 37 63.7 39.3 63.3 56.9 61.7 99.4 89.3 38 68.5 43.4 68.2 62.0 63.4 99.6 90.5 39 71.1 48.3 70.9 65.4 67.9 99.7 92.0 40 76.5 53.4 75.8 70.6 69.8 99.1 92.3 41 80.4 59.0 81.3 78.1 73.4 101.1 97.1 42 83.5 65.5 84.3 81.7 78.4 101.0 97.8 43 88.0 73.9 88.4 86.1 83.9 100.5 97.8 44 92.7 85.2 94.0 91.7 91.9 101.4 98.9 45 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 46 106.2 116.2 105.9 107.2 109.4 99.7 100.9 47 111.0 135.2 111.9 114.2 121.8 100.8 102.9 - 74 - レジャー消費とレジャー活動の計量分析 全世帯の, 「1泊以上の旅行」および「日帰り 旅行」の合計額を用いた。 なお,各年の支出額は,当年3月から,翌年2 月までの 1か年間によったが,年間のうち, 調査のない一部の期間(昭和40年3~5月)につ いては,推計によって補足してある。 2)観光,行楽レクリエーション物価指数 P(ST) 物価指数は,観行旅行および日帰り旅行レク リエーションのそれぞれ別に作成した上で総合 化した。 採用品目は次のとおり, i)運賃 国鉄 10km運賃(行楽レクのみに採用) 50km運賃(行楽レクのみに採用) 300km運賃(観光レク,行楽レク双 方に採用) 500km運賃(観光レク,行楽レク双 方に採用) 1000km運賃(観光レクにのみ採用) 超特急料金(観光レクにのみ採用) 特急料金(観光レクにのみ採用) 急行料金(行楽レクにのみ採用) 一時預り 私鉄料金,バス料金,タクシー代,自家用車 費(ガソリン代)自動車整備費,有料道路通過 料) ,航空運賃(観光レクにのみ採用) ii)施設利用料 宿泊料(観光レクにのみ採用),休けい料(行 楽レクにのみ採用,ただし宿泊料で代用) レジャー施設料 入園入場料,スポーツ観覧料(行楽レクにの み採用) iii)みやげ物 塩干魚介,乾物,加工食品,菓子,その他 (玩具で代表) ,ただし,これらのみやげ物の品 目の価格指数は対応する費目のCPIを用いた。 iv)外 食 v)し好食品 菓子,果物,酒,飲料 vi)フィルム なお,観光,行楽レクリエーションは,目的 による区分であり,通常その支出は前もって購 入された切符代,宿泊料等の前払い金以外につ いては,出発してから帰宅するまでの費用が計 上される。したがって,価格指数も用途分類の 方法により組まれている。 資料としては,価格指数については,総理府 統計局「小売物価統計」日本銀行「料金指数」 同「東京小売物価統計」東京商工会議所「サービ ス料金指数」を用い,品目別ウェイトはこの外 に総理府審議室「全国旅行動態調査」 (昭36,42, 47年)同「日帰りレクリエーションの実態」昭 46年) , 日本交通公社「家族旅行の実態と志向」 (昭 41,43,47年) ,日本観光協会「観光の実態と志 41, 43, 46, 48年),総理府統計局「家 向」(昭39, 計調査」および前記経済企画庁「消費者動向予 測調査」を組み合せて算出したものである。 なお,1泊以上の旅行と,日帰りレクの総合 化は,消費者動向予測調査の支出額ウェイトを 用いた。 基準時点は35, 40, 45年とし,前記商業的レク リエーション物価指数同様の方法によりリンク して作成した。 3 市場レクリエーション需要の推定 (1)分析に用いる変数 1)被説明変数 i)4人世帯換算商業的レクリエーション支 出; ER 同上実質支出額; E´R=ER/P(R) ii)4人世帯換算観光行楽レクリエーション 支出; EST 同上実質支出額; E´ST=EST/P(ST) 2)説明変数等 i)4人世帯換算実収入;I 同上実質実収入; I´ ii)4人世帯換算消費支出総額;EC 同上実質支出額; E´C - 75 - iii)月間平均レジャー時間;LT LD v)消費者物価指数; PC iv)非労働日数; vi)商業的レクリエーション物価指数 ;P ( R) 同上,相対価格指数 ;P´(R)=P (R)/PC vii)観光行楽レクリエーション物価指数 ;P (ST) 同上相対価格指数 ;P´(ST )=P (ST )/PC viii)4人世帯換算有業人員;MW なお,4人世帯への換算は,総理府統計局算 出の人員調査マルティプルを用いて行なった。 レクリエーション支出については,該当するマ ルティプルがないため,教養娯楽費のマルティ プルを用いた。観光,行楽レクリエーション支 出は,家計調査から直接得られたものではない が,経済企画庁「消費者動向予測調査」のサン プルが,家計調査対象世帯から抽出されている から,世帯人員調整は家計調査を用いて行なっ ている。 (2)回 帰 結果 1)商業的レクリエーション需要の推計 実質の商業的レクリエーション支出ER´を, 家計収入I´(または消費支出総額EC´)レクリエ ーション相対価格,レジャー時間LT(または非 労働日数LD)および世帯の有業人員MWによっ て回帰すると第4表の結果を得る。 この内,比較的良好な結果を得たものと記す と, −4 75 E´R = e −0 58 1 48 ・I ´ ( 47 66 ) なお,この回帰計算においては,オリンピッ ・P´( R) ク,と万国博の影響を調整するため,ダミー変 (1 07 ) ( )はt値 R =0.9975 S=0.021 D・W=1.833 および −8 19 1 241 −0 366 E´R = e ・I ´ ・P´( R) ( 7 40) R =0.9981 S=0.018 D・W=1.812 となる。ここで有業人員MWは,レジャー時間 (LT)または(LD)が,労働者1人当りレジャー時 間として採用されているため,その調整項とし てとり入れたものである。レクリエーション需 要の弾性は,所得およびレジャー時間に対して は正,レクリエーション相対価格に対しては負 を示し,理論的要請を満している。 レクリエーション需要の所得に対する弾性 は,家計収入に対して1.24,case1-2によると きは1.48となり,通常の高級財であることを示 している。 レジャー時間に対する弾性は0.7 ~0.9 を示 し,レジャー時間の1%の増加が0.7~0.9%の レクリエーション需要の増加をもたらすことを 示している。しかしcaseII-2,case4,case6の ように非労働日数(レジャー日数)LDに対し ては,有意の結果を示さない。 レクリエーション相対価格に対する弾性は -0.2~-0.5で比較的鈍感である。 以上によってみると,レジャー支出全体とし ては,所得の増加に依存する面がきわめて大き く,他方,休日などのまとまったレジャー時間 の増加によってはレジャー消費の総量としては 影響をうけていないと考えられる。これは総理 府審議室「余暇に関する世論調査」(昭46.3)で 余暇活動不足の原因として,時間の不足をあげ たもの21%に対し,お金の不足が42%と最も多 い割合を占めていたことと対応している。 2)観光・行楽レクリエーション需要の推計 観光,行楽,レクリエーションの実質支出 EST´について同様な回帰計算を行なうと第5表 の結果をうる。 ( 0 73) 0 906 数D(39年,45年=1,38年プレオリンピック= 0.2 その他の年次=0)を追加している。 比較的良好な結果を得たものを記すと −5 335 1 308 E´ST = e ・E´C ・LT ・M W (1 00 ) ( 1 109 (1 75) ( 2 07 ) )はt値 −3 151 ・P´( ST ) (1 96) ・LT (1 28) ( - 76 - 3 032 0 188 ・D (3 23) )はt値 レジャー消費とレジャー活動の計量分析 R =0.904 S=0.069 D・W=2.146 ったこと,労働時間,労働日数の減少の影響を −3 691 うけない非有業世帯員のレジャー消費の増加が 13 180 0 449 E´ST = e・ E´C ( 0 51) ・P´( ST ) ( 2 45) 3 451 ・LD (1 59) ( 0 153 ・D ( 2 66) )はt値 大きかったことなどの要因を考えることができ る。 R =0.913 S=0.066 D・W=1.996 となる。 しかし,観光旅行,行楽レクリエーションの ように,元来まとまった時間を必要とし,かつ この回帰結果でみられる特徴としては,さき 勤労者である世帯主や世帯員を含めた家族ぐる の商業的レクリエーションの場合に比べて,相 みの形態をとるような種類のレジャー消費にお 対価格P´(ST )およびレジャー時間LT,または いては,労働者の非出勤日数の変化が直接影響 非労働日数LDに対する支出の弾性が大きいこ するところが大きく,また,レクリエーション とである。もっとも非労働日数LDを変数として 相対価格の変化も各種レクリエーションのなか 加えたことによって,推計上の理由により所得 からどれを選ぶかという選択の面に影響すると (消費支出総額EC´)のt値が低下するという問 ころがより大きいことなどによるものではない 題点が生じる場合があるが,これに関する幾つ かと考えられる。 かの推計によってみると,LTまたはLDと,P´ このことからすると,休日,休暇制度の改善 (ST )のパラメタ値はどのケースでもほぼ似た や週休2日制の普及とか,保養,宿泊施設など 値が得られている。 安価で良質なレジャー施設の提供等によるレク なお,有業人員MWについては有意な結果が 得られていない。 リエーション価格の割安化などはレジャー支出 の総枠には短期的にはさほど影響10)しないとし このように,商業的レクリエーションのよう ても,レジャーの消費構造の変化に与える影響 にレジャー消費全体をほぼカバーする支出全体 は大きいと推測される。これは,同時にレジャ としては所得に依存するところがきわめて大き ーの形(形態)の変化をももたらすものであ く,反面レジャー時間やレクリエーション相対 り,その意味では余暇政策において重要な役割 価格の影響は小さく,かつ非労働日数のような を果すものであるといえよう。 まとまりのあるレジャー時間の増加もこの総枠 にはあまり影響を与えていないが,一方,観 (注) 10) 以上は昭30~47年間のデーターから得ら れた結論であるが,再々ふれられているよ 光,行楽レクリエーションに対してはレジャー うに,このうち大部分の期間はレジャーに 時間,非労働日数や相対価格変化の影響が大で ふり向けられる時間はあるが,金銭的な不 ある。 足が隘路になっていた期間であったのでは これは,前述した如く従来のレジャーの不足 ないかと思われる。 面の第一要因として金銭的不足があげられてい しかし最近よく言われているように,所 るようにすでに所有しているレジャー時間の内 得水準の上昇によって,最近のレジャー面 容的な充実――たとえば,NHK生活時間調査 における不足が金銭的な面よりも時間的な 不足に移行してきているとすれば,今後に でもみられるような,ごろ寝がテレビ聴視,音 おいては,レジャー時間の変化が,商業的 楽,遊技,スポーツなどに移行するというよう レクリエーション支出の総額の面にも影響 な変化――が先ず要求されていたこと,時間的 を及ぼす方向へと変化して行く可能性が残 にまとまったレジャー時間のみならずこま切れ されている。 のレジャー時間の内容的充実への要求も大きか - 77 - 第4表 回 帰 Case 1-1 方 程 商業的レクリエーション需要の推定(昭 35~47 年 N=13) a b c -7.565 1.676 (65.41) 1.485 (47.66) 1.725 (22.53) 1.936 (11.92) 1.721 (22.30) 1.541 (16.16) 1.910 (10.69) 1.711 (7.34) 1.461 (10.57) 1.241 (7.40) 1.693 (7.24) 1.424 (4.98) -0.347 (0.84) -0.586 (1.07) - 式 a E´R = e ・E´bC・P´( R ) c 1-2 e a・I ´b・P´( R) c -4.754 Case 2-1 e a・E´Ch・LT d -8.147 2-2 e a・E´bC・LD d -10.700 Case 3-1 e a・eaE´Ch・P´( R ) c・LT d -6.362 -2.923 3-2 e a・I ´b・P´( R) c・LT a -9.714 b Case 4-1 e a・E´C ・P´( R ) c・LD d 4-2 e a・I ´b・P´( R) e・LT a -6.684 b Case 5-1 e a E´C P´( R) c・LT d・M W e -9.899 5-2 e a・I ´b・P´( R ) c・LT d・M W e -8.191 Case 6-1 e a E´bC P´( R ) c・LD d・M W e -8.153 6-2 e a・I ´b・P´( R ) c・LD d・M W e -4.881 1.933 - - ○ 0.9975 0.021 1.833 -3.08 (0.59) -0.704 (1.58) -0.327 (0.61) 0.468 (0.64) -0.640 (1.31) -0.698 (0.98) 0.713 (1.08) 0.906 (1.00) -0.223 (0.40) -0.071 (0.09) - × 0.9986 0.016 2.150 - - × 0.9988 0.014 2.148 -0.357 (0.84) 0.610 (1.08) -0.177 (0.42) -0.435 (0.76) -0.208 (0.57) -0.366 (0.73) -0.224 (0.56) -0.461 (0.87) - × 0.9985 0.016 2.287 - ○ 0.9974 0.021 2.128 - × 0.9987 0.015 2.207 - × 0.9975 0.021 1.829 1.020 (2.15) 1.308 (2.07) 0.555 (1.35) 0.824 (1.53) ○ 0.9989 0.013 2.081 ○ 0.9981 0.018 1.812 × 0.9988 0.014 2.115 × 0.9978 0.017 1.877 観光行楽レクリエーション需要の推定(昭 35~47 年 第5表 帰 方 程 式 a Case 1-1 E´ST = e ・E´bC・P´( ST ) c・D f -2 e a・I ´b・P´( ST ) c・D f a 5.915 b 8.116 Case 2-1 e a・E´bC・P´( ST ) c・LT d D f 2-2 e a・I ´b・( ST ) e・LT d・D f Case 3-1 e a・E´bC・P´( ST ) c・LT d D f 3-2 e a・I ´b P´( ST ) c LD d D f -5.335 S R D・W Case 4-1 e a・E´bC・P´( ST ) c・LT d D f・M W e・D f 4-2 e a I ´b P´( ST ) c LT d M W e D f -7.929 -5.654 Case 5-1 e a・E´bC・P´( ST ) c・LD d・M W e・D f 13.736 ` P´( ST ) c・LD d・M W e・D f 5-2 e a・I ´b・ 13.776 - 1.092 -3.424 2.756 (2.03) (1.13) 0.449 -3.691 3.451 (2.45) (1.59) 0.497 -3.802 3.236 (2.43) (1.39) 0.854 -3.052 3.937 (1.76) (1.04) (0.89) 0.868 -3.297 (1.80) (0.94) (0.30) 0.365 -3.703 (2.30) (1.31) 0.438 -3.805 (2.27) (1.16) (0.38) 符号条件,b>0,c<0,d>0 - 78 - f R S 0.179 0.897 0.071 D・ W 1.888 - 0.175 0.904 0.069 1.837 (3.00) 3.032 (0.82) - (2.40) (1.28) (0.57) e N=13) (3.00) (1.96) (0.51) 13.423 - 1.109 -3.151 (1.81) 13.180 d (2.19) 1.564 -3.940 (1.75) -2.812 c 1.646 -3.558 (3.36) (3.55) (注) 0.9986 0.015 e b>0,c<0,d>0 (注)符号条件 回 - 符号 条件 - ○ d 3.634 3.619 3.367 - 0.188 0.904 0.069 2.146 (3.23) - 0.185 0.907 0.068 2.059 (3.18) - 0.153 0.913 0.066 1.996 (2.66) - 0.153 0.913 0.066 1.985 (2.67) 0.855 0.194 0.891 0.073 (0.32) (3.01) 0.791 0.191 0.894 0.072 (0.31) (2.95) 0.228 0.153 0.900 0.070 (0.11) (2.48) 0.171 0.153 0.901 0.070 (0.09) (2.49) 1.999 1.936 1.958 1.958 レジャー消費とレジャー活動の計量分析 4 (1) レジャー活動需要の分析 行動モデルとレジャー活動 ベッカー,オーエン等の行動モデルにおいて は,消費者は時間と財,サービスという資源を 利用して満足のいく活動を創出するものである と考える。この考え方に従うと「レジャー活動」 とは消費者の使用するインプット,つまりレジ ャー時間とレジャー目的に消費する財,サービ ス――この財,サービスのほとんど大部分は商 業的レクリエーション関係の財,サービスで占 められると考えられる――および消費技術T の 関数であり,これは A´ =(L´ ,R´ ,T )で表わされる。 ただし,非金銭的時間と,金額表示の商業的 レクリエーション支出とを結びつけるために は,ベッカーの理論を応用してレジャー時間を 金額換算する必要がある。われわれは,基準時 価格で表わされたレジャー時間評価額と,基準 時価格による商業的レクリエーション支出を合 計することによって, 「レジャー活動指数」を作 成することとした。これは基準時価格によるレ ジャー時間評価額の指数(以下「レジャーの実 質指数」とよぶ)と実質商業的レクリエーショ ン指数を加重平均することによっても算出でき るから,以下の説明は,この加重平均による方 法にしぼろう。 加重ウエイトは,昭和40年以前は35年ウエイト, 昭和40~45年については40年ウエイト,昭和45 年以降は45年ウエイトを用いることとし,各基準 時点で期間別系列をリンクすることによって一 貫した系列(昭和45年=100)に作成した。こ の場合の加重ウエイトとしては,基準時ごとの レジャー時間の名目評価額(Forgone earningsによって測られる)と商業的レクリ エーション支出額の各々が,この両者を合計し た額に占める割合を用いた。 このレジャー活動指数はレジャー時間の価値 評価の仕方や,レジャー活動の算出対象(世帯 単位か労働者単位か)の違い,その場合の商業 的レクリエーション支出の取扱い方の差などに より,次のようなケースで算出してみた。 1) レジャー時間の実質評価の方法の違いに よるケース レジャー時間の評価は,名目ではレジャー時 間と,1時間当り平均賃金(レジャー時間単位当 りForgone earnings)を乗じたもので示され る。 レジャー(時間)の実質値を,この金額で評 価されたレジャー時間の実質購買力で表わす場 合には,レジャーの実質指数はレジャーの名目 指数をCPIでデフレートしたものであり,こ れはレジャー時間の指数に単位時間当り実賃賃 金指数を乗じたものに等しい。 これを用いてレジャー活動指数を算出したも のをCase Iとする。 つぎに,レジャーの実質指数は,その名目指 数をレジャー時間の価格(単位時間当り名目賃 金指数)でデフレートしたものであると考える と,レジャーの実質指数はレジャー時間数その ものを指数化したものに外ならなくなる。 これをCase IIとする11)オーエンのレジャー 活動の算出方法はこのケースによっている。 2) 世帯単位と労働者単位によるケース さきに「2」で算出したレジャー時間数は雇 用者のレジャー時間であるから労働者1人当り レジャー時間である。 一方,商業的レクリエーションは「家計調査」 から集計したものを4人世帯当り支出に換算し て算出したものである。 したがって,レジャー活動を世帯単位で計算 する場合には,レジャー時間の評価も世帯単位 に換算する必要があり,一方これを労働者単位 で計算する場合には商業的レクリエーションを 労働者1人当りに換算する必要がある。 (注) 11)このケースによるときは,45年価格で評 - 79 - 価したレジャー時間と45年価格で評価した 商業的レクリエーション支出の合計額でレ ジャー活動指数を作るのと同じである われわれは,そこでそれぞれ次のような換算 りに換算しなければならないが,他方レャジー 方法を用いてレジャー活動指数を組み立てるこ 時間はもともと労働者について計測されたもの ととした。 であるからそのまま利用できる。 商業的レクリエーションについては,世帯人 員数4人で除して単純に1人当りに換算したもの と,標準4人世帯の消費単位(夫,妻と中学生1 人,小学1~6年生1人からなる世帯を想定し, 消費単位は労働科学研究所算出による「食料 費以外の消費単位」を使用)によって男子労働 者1人当りに換算したものとを計算してみた。後 者によると労働者1人の商業的レクリエーショ ン支出は世帯単位支出のほぼ3分の1になる。 上記の場合,商業的レクリエーションの実質 指数そのものには変りがなく,基準年次ごとに 算出される加重ウエイトのみが異なってくる。 ウエイトは1/4換算によるときはレジャー(時 間)指数にかかるウエイトが約90%,商業レク 指数にかかるウエイトが10%となり,オーエン の加重ウエイトとほぼ一致する。ケト(消費単 位)により換算した後者の場合には,商業レク にかかるウエイトがこれよりも僅かながら重く なる。 なお,レジャー活動指数としては,労働者 単位によるときは,商業レクについて4分の1換算 で算出したものを(A′1/4),ケトによる換算で算 出したものを(A′1/3)で表わすこととする。 i)世帯単位によるケース 世帯単位によるレジャー活動指数の算出に当 っては,非有業世帯員のレジャー時間の評価が 問題になる。とくに主婦のように家庭内の家事 労働に従事している世帯員については,その価 値評価に随ってレジャー時間を評価することが 本来は必要であろう。しかし,家事時間の時系 列的なデーターが不足であるのに加えて,主婦 について評価するなら,同時に労働能力のある その他の非有業世帯員のレジャー時間の価値も 評価しなければならないことになる。この場 合,働こうとすれば働けるが仕事につくことを 選ばなかった非有業世帯員と,仕事につきたい が失業している世帯員とでは「自由時間」の持 つ意味が全く異なってくる。オーエンの計算で は労働者のレジャーの価格に失業率が考慮され るような方法を用いているが,一方,レジャー 活動の計算に当っては非労働者のレジャー時間 が無視されている。われわれは,イ非有業世帯 員のレジャー時間の価値評価が主観的にならざ るを得ないこと,ロ世帯員の生活時間に関する データーが少ないため,レジャー時間数そのも のの把握が時系列的には困難であること等の理 由によって,市場価格のある有業者のレジャー (2) 時間のみを評価することとした。 この前提による世帯単位のレジャーの実賃指 数は,労働者単位のレジャーの実質指数(前記 1参照)に世帯の有業人員数MW(4人世帯に レジャー活動指数の比較 前記( 1 )によって算出したレジャー活動指数 の うち, Case I に よるも のを第 6 表 の 1 , Case IIによるものを第6表の2に示す。 先ず,Case Iによる算出結果をみると,レ 換算)を乗じたものから算出される。 なお,この場合のレジャー活動の算出に用い クリエーション活動指数は世帯単位労働者単位 られる加重ウエイトは,レジャー(時間)につ とも昭34~36年にかけて一時的停滞を示すのを いては約80%,商業的レクリエーションについ 除けばほぼ一貫して上昇してきている。34~36 ては20%となり,オーエンの場合(最低90%, 年にかけての停滞は,岩戸景気下の労働時間の と10%)よりもレクリエーションにかかる比重 増加と通勤時間の延長によってレジャー時間が が重くなる。 減少したこと,時間当り実質賃金の伸びもやや ii)労働者単位によるケース 小さかったことなどによるものである。最近の 労働者単位のレジャー活動指数の算出に当っ レジャー活動の伸びがやや大きくなっているの ては,商業的レクリエーションを労働者1人当 - 80 - レジャー消費とレジャー活動の計量分析 Case I によるレジャー活動指数 第 6 表の 1 レ 年 ジ ャ 世帯単位 (A′) ー 活 動 指 数 学 勤 者 単 1/4 換算に よる(A′1/4) イ 位 ケトによる 換算(A′1/3) (昭和 45 年=100) ン プ 実質商業的レク リエーション支 出 (E ′ R ) ッ ト (指数) レジャー時間の財への換算値 世 帯 単 位 LT×W ′×MW 労働者単位 LT×W ′ 昭 30 年 39.2 49.5 48.6 17.5 44.5 52.7 31 32 33 34 35 42.5 43.2 45.7 48.5 48.8 50.3 50.1 52.7 52.8 51.9 49.7 49.6 52.3 52.4 51.8 30.1 33.3 36.9 41.6 45.6 45.5 45.6 47.9 50.2 49.6 52.3 51.7 54.3 53.9 52.6 36 37 38 39 40 51.8 58.1 60.4 64.6 67.1 54.4 58.6 61.0 65.5 67.9 54.2 58.5 61.0 65.5 67.8 48.7 54.8 61.2 66.2 66.9 52.6 56.4 60.2 64.2 67.1 55.0 59.0 61.0 65.4 67.9 41 42 43 44 45 71.3 76.3 83.1 92.1 100.0 71.3 76.1 81.9 90.5 100.0 71.3 76.2 82.0 90.6 100.0 71.8 78.0 84.8 92.7 100.0 71.2 75.9 82.7 92.0 100.0 71.2 75.9 81.6 90.3 100.0 46 47 110.2 112.2 110.2 123.6 110.1 123.3 105.8 111.2 111.3 124.9 110.6 124.9 (注) 1)インプットのうちレジャー時間の評価をその時間の forgone earnings によって購入し得べかりし 財の量(W/CPI×LT)によって行なったもの。 2)インプットからのレジャー活動指数の算出は,実際は昭和 45 年価格による実質額を合計して指数化 する方法によった。 第 6 表の 2 Case II によるレジャー活動指数 実質商業レク リエーション 支出(指数) ( E′R ) 実質レジャー活動指数 Case II 世 帯 単 位 A′ 昭 和 30 労 働 者 単 位 A′ 1 / 4 (昭和 45 年=100) 世帯単位レジ ャー時間 (指数) (LT・MW) 労働者単位レ ジャー時間 (指数) (LT) 72.8 94.6 17.5 86.6 102.5 31 32 33 34 35 75.4 76.7 77.2 80.6 80.6 93.2 93.1 93.1 91.7 90.8 30.1 33.3 36.9 41.6 45.6 86.7 87.6 87.3 90.4 89.4 99.8 99.3 99.0 97.0 94.7 36 37 38 39 40 81.9 84.1 88.2 88.8 90.1 89.9 91.5 92.7 93.1 94.1 48.7 54.8 61.2 66.2 66.9 90.2 91.4 94.9 94.5 95.9 94.3 95.5 96.1 96.3 97.1 41 42 43 44 45 91.9 92.9 95.8 98.8 100.0 94.4 94.7 96.1 97.9 100.0 71.8 78.0 84.8 92.7 100.0 96.9 96.6 98.6 100.3 100.0 96.9 96.6 97.4 98.5 100.0 46 47 102.7 104.3 101.7 103.5 105.8 111.2 101.9 102.6 101.2 102.6 年 (注)1 )投入のうちのレジャー時間の名目評価( forgone earnings の額)をその価格(時間当り名目賃金 指数)で除して実質化したもので,結果的にはレジャー時間数の指数になる。 2)計算は時間指数と実質商業レク支出指数の加重平均によったが,45 年価格によるレジャー時間評価 額(世帯単位と労勤者単位)と 45 年価格による商業的レク支出(世帯単位と労勤者単位)を単純合計 した額を指数化したに等しい。 - 81 - は,レジャー時間,時間当り実質賃金,実質商業 レク支出がそれぞれ増加していることによる。 世帯単位,労働者単位別には,長期的には世 ここでは両者を併行して採りあげて分析を加 えることとする。 帯単位のレジャー活動指数の伸びが大きく, (3) レジャー活動需要関数の計測 30~47年間に3倍強と労働者単位の2.5倍を上回 レジャー活動の需要関数を A′=F(Y′,P ′(A)) で表わす。関数型としては直線型または両対数 型を用いる。 所得Y ′としては,労働者単位によるレジャ , ー活動指数に対しては月間実質賃金(W ′・H ) 世帯単位によるレジャー活動指数に対しては4 人世帯換算の実質実収入(I ′)または実質消費支 出総額(EC′)を用いる。 P ′(A)は,オーエンの場合は時間の価格を加 えたレジャー活動の価格の「一般物価」に対す る相対価格P ′(RL)を用いているが,しかし, これには強い批判があるため,われわれは, CPIに対する商業的レクリエーションの相対価 格P ′(R)を用いることとする。 なお,レジャー活動指数は,本来は消費技術 Tが含められていなければならないものである が,さきの指数算出に当っては無視する結果と なった。ここでは調整項として需要関数のなか にT(=1,2,……N)を加えてみる。 以上によって回帰計測した結果は第7表,第8 表のようになる。 1)Case Iのレジャー活動指数について 世帯単位のレジャー活動指数については,ど の回帰結果でもP ′(R)の符号条件が満たされて いない。 労働者単位のレジャー活動指数については, ダービン・ワトソン比がやや低いが,うち比較 的良好な結果を得たものを次に示す。 っているが,ごく最近は労働者単位の伸びがや や大きくなっている。前者は実質商業レクの大 幅上昇が,レク比重の大きい世帯単位のレジャ ー活動指数により大きく反映していることと, 有業人員の増加の反映として市場価格のある 世帯員のレジャー時間が増加したことなどによ る。しかし43年以降はレジャー時間と実質賃金 を乗じた伸びが実質商業レク支出の伸びよりも 大きくなっていることがレク比重の小さい労働 者単位のレジャー活動指数の伸びを高くする原 因になっている。 つぎにCase IIによる算出結果では,Case I に比べてレジャー活動指数の伸びがきわめて小 さくなり,しかも,レジャー活動の水準は30年頃 から,35,36年頃までにかけてはむしろ低下し ている。一貫した上昇傾向を示すのは37年から 以降であるが,長期的にみてレジャー活動指数 の伸びは著しく鈍い。 これは,レジャー時間数が35,36年頃まで減 少し,その後の伸びも鈍かったことが強く反映 していることによるものである。 Case IとCase IIではレジャー活動指数の動 きにこのように大きな違いがあり,それぞれ一 長一短がある。時間そのものの価値を財ベース に換算するという考え方からはCase Iが採用 されるが,時間の価格は1時間当り賃金である という考え方で一貫すればCase IIが採用され る。 (昭30~47年N=18) A1′ / 4 = 4.071 + 1.139WH − 0.123P ′( R) − 0.371T (4.88) (68.08) (1.15) 〔1.173〕 〔 − 0.178〕 R = 0.9998 S = 0.480 A1′ / 3 = 3.492 + 1.116W ′H − 0.114 P ′( R) − 0.244T (71.20) (1.14) (3.42) 〔1.149〕 〔 − 0.165〕 R = 0.998 - 82 - S = 0.451 D ⋅ W = 1.398 D ⋅ W = 1.354 レジャー消費とレジャー活動の計量分析 第7表 Case I によるレジャー活動需要関数 ( (昭 30~47 N=18) 〔 a b c ) 内は T-value 〕内は弾性値 ( A ′に対する ) ― d R S D・W 1 A ′=a+bI ′+cP ′(R)+dT -215.16 3.017 (7.92) 〔3.300〕 1.238 (1.95) 〔1.866〕 -6.721 (4.56) 0.992 3.050 2.015 2 A ′=a+bE′ (R)+dT C +cP ′ -288.68 4.204 (7.46) 〔4.748〕 1.309 (1.97) 〔1.973〕 -9.988 (4.99) 0.992 3.202 1.723 3 A′1/4=a+bW ′ H +cP ′ (R)+dT 4.071 1.139 -0.123 (68.08) (1.15) 〔1.173〕 〔-0.178〕 -0.371 (4.88) 0.999 0.480 1.398 4 A′1/3=a+bW ′ H +cP ′ (R)+dT 3.492 -0.114 1.116 (71.20) (1.14) 〔1.149〕 〔-0.165〕 -0.244 (3.42) 0.999 0.451 1.354 5 bP ′ A′=eaI ′ (R)cTd -10.045 1.655 (14.71) 〔1.655〕 1.612 (1.74) 〔1.612〕 -0.143 (3.62) 0.992 0.043 1.110 6 A′=eaE C bP ′ (R)cTd -10.229 1.939 (15.64) 〔1.939〕 1.387 (1.59) 〔1.387〕 -0.174 (4.48) 0.993 0.041 1.059 7 A′1/4=eaW ′ H bP ′ (R)cTd 0.197 -0.147 1.116 (81.80) (0.81) 〔1.116〕 〔-0.147〕 -0.020 (3.77) 0.999 0.009 1.293 8 A′1/3=eaW H bP ′ ( R ) cT d 0.292 1.106 -0.164 (85.08) (0.95) 〔1.106〕 〔-0.164〕 -0.011 (2.18) 0.999 0.008 1.224 9 A ′=a+bI ′+cP ′(R) -230.48 1.295 (17.86) 〔1.416 〕 2.008 (2.15) 〔3.028 〕 - 0.982 4.643 0.599 10 A ′=a+bE ′C +cP ′(R) -250.67 1.404 (15.99) 〔1.586 〕 2.095 (2.01) 〔3.158 〕 - 0.978 5.157 0.490 11 A ′1/4a+bW ′H+cP ′(R) -25.42 1.064 (105.2) 〔1.096 〕 0.187 (1.37) 〔0.270 〕 - 0.999 0.762 0.773 12 A ′1/3=a+bW ′ H+cP ′(R) -15.92 1.066 (136.21) 〔1.098 〕 0.090 (0.85) 〔0.130 〕 - 1.000 0.348 0.897 13 A′=ea・I ′bP ′(R)c -11.03 1.291 (19.01) 〔1.291 〕 2.100 (1.70) 〔2.100 〕 - 0.986 0.058 0.571 14 A′=ea・E ′CbP ′(R)c -11.05 1.437 (17.95) 〔1.437 〕 1.957 (1.51) 〔1.957 〕 - 0.984 0.061 0.417 15 A ′1/4=ea・W ′ Hb・P ′(R)c -11.27 1.077 (86.14) 〔1.077 〕 0.166 (0.75) 〔0.166 〕 - 0.999 0.012 0.800 16 A ′1/3=ea・W ′ Hb・P ′(R)c -0.434 1.085 (108.61) 〔1.086 〕 0.008 (0.05) 〔0.008 〕 - 0.999 0.009 0.957 - 83 - 第8表 Case II a 1 A′=a+bI ′+cP (R)+dT 2 A ′=a+bE′ (R)+dT C +cP ′ 48.141 3 A″=a+bW ′ H +cP ′ (R)+dT 100.241 4 A′=eaIbP ′(R)Td 5 によるレジャー活動需要関係 b c ― d R S D・W 0.235 (2.20) 〔0.196〕 0.065 (0.37) 〔0.075〕 0.958 (2.32) 0.996 0.853 2.305 0.380 (2.68) 〔0.328〕 0.060 (0.36) 〔0.069〕 0.518 (1.03) 0.997 0.805 2.456 0.315 -0.216 (9.12) (0.98) 〔0.240〕 〔-0.231〕 -0.672 (4.27) 0.965 0.992 0.700 1.489 0.425 (13.99) 〔0.425〕 -0.257 (1.03) 〔0.257〕 -0.007 (0.69) 0.995 0.012 2.273 A′=eaECbP ′ ( R ) cT d 1.410 0.499 (15.54) 〔0.499〕 0.205 (0.91) 〔0.205〕 -0.016 (1.57) 0.996 0.011 2.312 6 A″ = ea W ′ HbP′(R)cTd 4.102 0.218 -0.087 (17.10) (0.51) 〔0.218〕 〔-0.087〕 -0.037 (7.70) 0.979 0.008 1.086 7 A′=a+bI ′ +cP ′ (R) 57.164 -0.045 0.481 (31.71) (0.23) 〔0.402〕 〔-0.052〕 - 0.995 0.970 2.331 8 A′ =a+bE ′ (R ) C+cP ′ 46.172 0.525 (38.25) 〔0.453〕 0.019 (0.12) 〔0.022〕 - 0.997 0.807 2.568 9 A″=a+bW ′ H+cP ′(R) 46.832 0.178 (9.24) 〔0.136〕 0.346 (1.33) 〔0.370〕 - 0.924 1.455 0.582 54.987 10 b・P ′ A ′=eaI ′ (R) c 1.438 0.406 (30.11) 〔0.406〕 0.283 (1.16) 〔0.283〕 - 0.995 0.011 2.117 11 A ′=eaE ′ (R)c CbP ′ 1.335 0.453 (31.45) 〔0.453〕 0.257 (1.10) 〔0.257〕 - 0.995 0.011 1.802 12 A″=eaW ′ H bP ′ (R)c 1.571 0.146 (7.61) 〔0.146〕 0.511 (1.52) 〔0.511〕 - 0.893 0.018 0.559 ただし( )は t 値, 〔 〕は平均値を用いて算出した弾性値 - 84 - レジャー消費とレジャー活動の計量分析 指数関数による場合は 0.197 1.116 − 0.147 A1′ / 4 = e(W ′H ) ・ P ′( R ) ・ T (81.80 ) 0.292 1.106 ( 0.81) − 0.0196 R = 0.9996 (3.77 ) − 0.164 S = 0.0086 D ⋅ W = 1.293 − 0.011 A1′ / 3 = e(W ′H ) ・ P ′( R) ・ T R = 0.9996 S = 0.0081 D ⋅ W = 1.22 4 (85.08) ( 0.95) ( 2.18) 2)Case IIのレジャー活動指数について 符号条件,またはt値またはダービン・ワトソン比の何れかに問題のあるものが多い。うち,他の 結果に比較して良好なのは A′(世帯単位) = 5.7164 + 0.4805I ′ − 0.0447 P ′( R ) (31.71) (0.73) R = 0.995 S = 0.970 D ⋅ W = 2.331 〔0.402〕〔 − 0.052〕 4.102 0.218 − 0.087 − 0.037 ( 0.51) ( 7.70 ) A1′ / 4 (労働者単位) = e(W ′H ) ・ P ′( R ) ・ T (17.10) R = 0.979 S = 0.0081 DW = 1.086 なお参考までに,Case IIについて,オーエンと同様の方法で「一般物価」12)に対する時間の価格 (RL)を用いて計算してみると次のようになる。 を含めたレジャー活動の相対価格13)P ′ A′(世帯単位 ) = 57.925 + 0.529 I ′ − 0.101P ′( RL ) (8.90) (0.79) R = 0.995 S = 0.953 D ⋅ W = 2.466 〔0.442〕 〔 − 0.100〕 A1′ / 4 (労働者単位 ) = 111.10 + 0.529(W ′ ⋅ H ) − 0.651P ′( RL ) (3.48) (2.40) 〔0.404〕 〔 − 0.577〕 R = 0.939 S = 1.307 D ⋅ W = 0.536 つぎに,ここでは時間の価格は時間当り賃金 であるという仮説に基き,L ′としてはレジャー 時間指数,P ′(L)としては時間当り実質賃金 指数を採用する。これはレジャー活動指数を Case IIで計算した考え方に対応するものであ る。 なお,レジャー時間としては,労働者の1人当 りを用いているから,世帯単位として算出する ときはMWを調整項として加えてみる。 回帰計測すると (昭30~47年N=18) (4)レジャー(時間)と市場レクリエーショ ンの代替弾力性 つぎにレジャー活動におけるレジャー時間と 市場レクリエーションの代替弾力性を次式によ り推定する。 ⎛ P′( R) ⎞ x R′ ⎟ = a⎜ L′ ⎝ P′( L) ⎠ R ′は商業的レクリエーションの実質支出の 指数,P ′(R)は商業的レクリエーションの相対 価格(CPIに対する)指数を用いる。 (注)12 )オーエンの一般物価は現行の CPIを m = n- 1の商品からなるものと考え,n番目の財をレジャーと考 える。この拡張された定義による新らしい物価指数 P.Iは n −1 P.I = ∑ Pi t X i 0 + P t ( L) ⋅ L0 i =1 n −1 書きかえると,P.I = C (CPI ) + (1 − C ) ∑ Pi 0 X i 0 + P 0 ( L) ⋅ L0 Pt ( L) ここでCは非レジャー P ( L) i =1 所得, 1- Cはレジャー所得の比重に等しい。レジャーの価格P(L)は賃金率Wに等しく,かつP.I ′= PI/CPIとおくとP.I ′=α+βW ′ただしW ′=W /CP Iα,βは定数新らしい総合物価(一般物価) に対するレジャーの相対価格は P′( L) = W′ α + βW ′ 13 )以上のオーエンの考え方をレクリエーションの相対価格(レジャー時間の価格を含む)に適用する と,一般物価に対するレジャー時間を含めたレクリエーションの相対価格 P ′ (RL)は γP ( R ) + (1 − γ )W γP′( R ) +δ W ′ = P′( RL ) = γ ,δは常数ただし γは時間を含レジャー α CPI + (1 − α )W α + βW ′ 消費(レク支出とレジャー時間の支出)のうち財・サービス支出の割合,(1-γ)は時間支出(forgone earningsによる評価額)の割合によって算出される。 - 85 - (労働者単位) ⎧ R = 0.880 ⎪ S = 0.237 ⎨ ⎪ D ⋅ W = 0.421 ⎩ −1 581 0 055 R′ ⎛ P′( R ) ⎞ ⎟ = e⎜ L′ ⎝ P′( L) ⎠ ( 7 71) (世帯単位) − 2 841 できめられる場合には,賃金上昇の所得効果が ⎧ R = 0.978 ⎪ S = 0.104 ⎨ ⎪ D ⋅ W = 1.429 ⎩ − 0 6 01 5 849 ⎛ P′( R) ⎞ R′ ⎟ ⋅ MW = e⎜ L′ ⎝ P′( L) ⎠ ( 4 05) (8 28) 以上の結果14)からみると,労働者単位では市場 レクリエーション価格に比べてレジャー時間の 価格の上昇が大きいときにはレジャー時間から 市場レクリエーションへの代替が急速に進むこ とが示されているが,一方世帯単位の場合には その代替がよりゆるやかである。これは,労働 者の場合には時間の価格が相対的に高くなると, レジャー時間そのものをより有効に使用しよう とする傾向が強まるのに対し,世帯単位に含ま れる非有業世帯員の場合には時間の価格が無視 されている。 (あるいは非有業世帯員レクリエ ーションは有業世帯員のレジャー時間の価格変 化に対して鈍感である)ことが世帯単位での代 替をゆるやかにしていると思われる。 む す に勤労者においては,レジャー時間の価格が市 場レクリエーション価格に比べて相対的に割高 になると,レジャー時間から市場レクリエーシ ョンの代替が急速であることが示されている。 これにはレジャー時間の価格が時間当り賃金 び 以上にみてきたように,商業的レクリエーシ ョンは大幅に伸び,レジャー支出の構造も変化 しつつあるが,40年代前半までのレジャー時間 そのものの伸びはさほど大きなものではなかっ た(第6表の2)。これは,ある意味ではわが国におけ る生活のあわただしさ,レジャーそのものの忙 がしさの一面を反映するものであろう。とく (注)14)オーエンの計測結果を参考までに示すと (年次変動モデル) R = 0.907 D ⋅ W = 0.76 ベッカーの説によれば,アメリカなど先進国 ではレジャーと称される時間は増加しているに もかかわらず,時間はますます注意深く使用さ れ,「物質財により浪費的,非物質的時間に過 度に節約的」な行為がみられる。これはパラド ックスでも国民の気質によるものでもなく, 「財の価格よりも時間の市場価格が他の国に比 し相対的により高いこと,つまり相対コストに 対する単なる反応である」ということになる。 所得の唯一の源泉が労賃である勤労者にとって は,この説による限りではレジャーは常に高価 なものであるということになり,生活における 時間的なゆとり感は,将来生活の為のストック, 財産所得,社会保障給付など,所得構造のあり 方と密接に関係しているという結論になる。 しかし一方,時間の価格はどの時間帯におい ても常に同じであるというわけではないであろ う。労働時間や休日,休暇制度などについての 社会や企業の制度と慣習の違いによっても,時 間への人々の反応は異なってこよう。 「Forgone earningsの重要性は,実際にはコモディティの 種類と時点によっても異なり,ウィークエンド ての依存効果,デモンストレーション効果や, 人々のレジャーにおける消費技術の問題などと 合せてさらに検討されなければならない分野で −0 512 ある。 R′ ⎛ P′( R) ⎞ = 0.10⎜ ⎟ L′ ⎝ W ′ ⎠(0 064) R = 0.875 とが影響していると思われる。 これらの問題は,レジャーの商業化をつうじ および (完全雇用モデル) 2 そのものの価格もますます高価なものになるこ や夕方には安い(ベッカー)」からである。 R′ P′( R) −0 607 = 0.10 L′ P′( L) (0 036) 2 レジャー時間を増加させる一方,レジャー時間 われわれの分析はこの分野には及んでいない D ⋅ W = 1.82 パラメタの下の( )は回帰係数の標準誤差 の推定値となっている。これはわれわれの世 帯単位で算出した弾性値に近い。 が,ブーム視されているわが国のレジャーとレ クリエーションの実態について認識する上での 幾分の参考になれば幸いである。 - 86 - レジャー消費とレジャー活動の計量分析 基 礎 資 料 お よ び 参 考 資 料 第 1 表の 1 〃 の2 第 2 表の 1 〃 の2 実労働時間および出勤日数の動き(調査産業計) 実働時間および出勤日数の動き(製造業) 季節別非労働日数の動き(調査産業計) 季節別非労働日数の動き(製造業) 第3表 年間日数,日曜日数および祝日数 第4表 月間出勤日数,非出勤日数および出勤 1 日当り実労働時間数 第5表 生理的基礎生活時間と家事時間 第6表 成人男子雇用者の平日通勤時間の推計 第7表 雇用者通勤時間と関連指標の推移 第8表 通勤費デフレーター 第9表 公務員通勤手当の変化 第 10 表 家計の収入と余暇支出 第 11 表 商業的レクリエーション支出の算出 第 12 表 旅行支出 第 12 表の 2 観光・行楽費用 第 12 表の 3 観光・行楽レクリエーション価格指数の費用別ウエイト 第 12 表の 4 参考表 第 13 表 家計の収支 第 14 表 家計収支の 4 人世帯換算係数 第 15 表 商業レクリエーション物価(消費者物価指数人口 5 万以上都市) 第 16 表 レジャー一般共通費目の物価 第 17 表の 1 東京商工会議所のレジャー関連サービス価格指数(昭 35 年基準) 第 17 表の 2 東京商工会議所のレジャー関連サービス価格指数(昭 40 年基準) 第 18 表 東京商工会議所の小売物価レジャー関連品目指数 第 19 表の 1 日本銀行のレジャー関連サービス価格指数 第 19 表の 2 日本銀行「東京小売物価」のレジャー関連品目指数 第 20 表 日本銀行「卸売物価」のレジャー関連品目指数 - 87 - 実労働時間および出勤日数の動き(調査産業計 第 1 表の 1 月間実労働時間 計 昭 30 年 31 (31) 所定内 月 所定外 間 出勤日数 月 間 非出勤 日 数 規模 30 人以上) 出勤 1 日当り実労働時間 計 所定内 所定外 年 間 出勤日数 非出勤日数 194.8 178.4 16.5 23.8 6.6 8.18 7.50 0.69 286 79 (199.3) (180.2) (19.1) (24.1) (6.4) 8.26 7.48 0.79 (289) (77) (198.7 ) (179.6 ) (19.0 ) (24.0 ) (6.4 ) - - - (288 ) (77*) * * * * * * 32 198.4 178.6 19.8 23.9 6.5 8.30 7.47 0.83 287 78 33 198.0 179.6 18.4 24.0 6.4 8.25 7.48 0.77 288 77 34 200.1 179.3 20.8 24.0 6.4 8.34 7.47 0.87 288 77 35 (202.7) (180.3) (21.9) (24.2) (6.3) 8.38 7.47 0.90 (290) (76) (202.1*) (179.7*) (21.8*) (24.1*) (6.3*) - - - (289*) (76*) (35) 201.0 179.3 21.7 23.9 6.5 8.41 7.50 0.91 287 78 * * * * * - - - * * 37 197.8 179.0 18.8 23.9 6.5 8.28 7.49 0.79 287 78 38 196.6 178.2 18.4 23.8 6.6 8.26 7.49 0.77 286 79 39 (195.7) (177.1) (18.6) (23.7) (6.8) 8.26 7.47 0.78 (284) (82) (195.1*) (176.5*) (18.5*) (23.6*) (6.8*) - - - (283*) (82*) 36 36* (39) 40 192.9 176.4 16.5 23.6 6.8 8.17 7.47 0.70 283 82 41 193.2 175.8 17.4 23.5 6.9 8.22 7.48 0.74 282 83 42 193.0 174.5 18.5 23.5 6.9 8.21 7.43 0.79 282 83 * * * * * - - - * * (192.7) (174.1) (18.6) (23.4) (7.1) 8.24 7.44 0.79 (281) (85) (192.1*) (173.5*) (18.5*) (23.3*) (7.1*) 8.2 - - (280*) (85*) 42* 43 (43) 44 190.0 171.4 18.6 23.1 7.3 8.23 7.42 0.81 277 88 45 187.7 169.9 17.8 22.9 7.5 8.20 7.42 0.78 275 90 46 185.7 169.9 15.8 22.9 7.5 8.11 7.42 0.69 275 90 47 (184.7) (169.3) (15.4) (22.8) (7.7) 8.10 7.42 0.68 (274) (92) (184.1*) (168.8*) (15.4*) (22.7*) (7.7*) - - - (273*) (92*) (47) (注)1) ( )は潤年 2)*印は年間労働日(第 表)が平年の 311 日をこえる年次(312 日の年次)について平年値に修 正したもの修正は,平年値への修正値=実績値×311/312 による。 - 88 - レジャー消費とレジャー活動の計量分析 第 1 表の 2 実労働時間および出勤日数の動き(製造業 規模 30 人以上) 月間実労働時間 計 昭 30 年 31 (31) 所定内 月 所定外 間 出勤日数 月 間 非出勤 日 数 出勤 1 日当り実労働時間 計 所定内 所定外 年 間 出勤日数 非出勤日数 198.0 179.7 18.3 23.8 6.6 8.32 7.55 0.77 286 79 (204.4) (182.0) (22.4) (24.2) (6.3) 8.45 7.52 0.93 (290) (76) (203.7*) (181.4*) (22.3*) (24.1*) (6.3*) - - - (289*) (76*) 32 202.9 180.1 22.8 23.9 6.5 8.49 7.54 0.95 287 78 33 201.4 181.1 20.3 24.0 6.4 8.39 7.55 0.85 288 77 34 204.7 180.9 23.8 24.1 6.3 8.49 7.51 0.99 289 76 35 (207.0) (182.0) (25.0) (24.2) (6.3) 8.55 7.52 1.03 (290) (76) (206.3 ) (181.4 ) (24.9 ) (24.1 ) (6.3 ) - - - (289 ) (76*) 24.0 23.8 6.6 8.55 7.54 1.01 286 79 * (35) * 203.4 36 36 202.7 * * * * 179.4 178.8 23.9 * * * 23.7 * * 6.6 * * - - - * 37 198.4 178.8 19.6 23.8 6.6 8.34 7.51 0.82 286 79 38 196.9 177.6 19.3 23.6 6.8 8.34 7.53 0.82 283 82 39 (195.7) (176.1) (19.6) (23.5) (7.0) 8.33 7.49 0.83 (282) (84) (195.1 ) (175.5 ) (19.5 ) (23.4 ) (7.0 ) - - - (281 ) (84*) (39) * * * * * * 40 191.8 175.1 16.7 23.3 7.1 8.23 7.52 0.72 280 85 41 193.0 174.7 18.3 23.3 7.1 8.28 7.50 0.79 280 85 42 193.9 173.8 8.36 7.49 0.87 278 87 * 42 20.1 23.2 7.2 * * * * - - - * (172.9) (20.2) (23.2) (7.3) 8.32 7.45 0.87 (278) (88) (192.4 ) (172.3 ) (20.1 ) (23.1 ) (7.3 ) - - - (277 ) (88*) 193.3 * * (193.0) 43 (43) 173.2 * * * * * * 44 190.0 169.8 20.2 22.8 7.6 8.33 7.45 0.89 274 91 45 187.4 168.4 19.0 22.6 7.8 8.29 7.45 0.84 271 94 46 184.3 168.4 15.9 22.6 7.8 8.16 7.45 0.70 271 94 47 (183.3) (167.7) (15.6) (22.4) (8.1) 8.18 7.49 0.70 (269) (97) (182.7*) (167.2*) (15.6*) (22.3*) (8.1*) - - - (268*) (97*) (47) (注)1) ( )は潤年 2)*印は年間労働日が第 表に示すように 312 日となっている年次について,平年の 311 日に相当 する平年値に修正したもの修正は,平年値への修正値=実績値×311/312 による。 - 89 - 第 2 表の 1 季節別非労働日数の動き(調査産業計) 冬 期 1 月および 12 月 出 勤 日 数 出 勤 昭 30 年 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 46.7 47.2 46.1 46.8 46.5 47.0 47.1 46.4 45.7 45.5 45.7 45.8 45.9 45.1 44.8 44.2 44.4 44.3 間 計 1~12 月 出 勤 日 数 非出勤日数 年 286 (288) 287 288 288 (289) 287 287 286 (283) 283 282 282 (280) 277 275 275 (273) 間 計 79 77 78 77 77 76 78 78 79 82 82 83 83 85 88 90 90 92 季節別非労働日数の動き(製造業) 冬 期 1 月および 12 月 出 勤 日 数 出 勤 46.2 46.8 45.6 46.3 45.9 46.6 46.4 45.9 45.0 44.5 44.8 45.1 45.1 44.1 43.8 43.0 43.3 43.2 年 48.6 48.7 48.6 48.7 48.7 48.9 48.3 48.0 48.2 47.7 47.8 47.7 47.2 47.1 46.7 46.4 46.4 45.8 - - - - - - - - - - - - - - - - - - 第 2 表の 2 昭 30 年 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 率 夏 期 7 月および 8 月 出 勤 日 数 率 夏 期 7 月および 8 月 出 勤 日 数 48.5 48.5 48.1 48.4 48.6 48.7 47.7 47.6 47.3 46.8 46.9 46.7 46.2 46.1 45.6 45.1 45.2 44.4 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 90 - 年 間 計 1~12 月 出 勤 日 数 286 (289) 287 288 289 (289) 286 286 283 (281) 280 280 278 (277) 274 271 271 (268) 非出勤日数 年 間 79 76 78 77 76 76 79 79 82 84 85 85 87 88 91 94 94 97 計 レジャー消費とジャー活動の計量分析 年間日数,日曜日数および祝日数 第3表 年 計 A 1月1日 年 間 および 12 労働日 週 日 月 31 日 E=C- 日 曜 C =A - (日曜日 D B B 除く)D 間 日 元旦以外の祝日数 数 計 日曜日 準 祝 日 数 (1 月 2 日 , 3 日 , 12 月 29 日,30 日) 週日 計 日曜日 週日 日曜日 元旦以 外の祝 日,準 祝日数 昭 30 年 31 32 365 (366) 365 52 53 52 313 (313) 313 2 1 2 311 (312) 311 昭 30 31 32 8 8 8 0 4 2 8 4 6 4 4 4 1 1 1 3 3 3 11 7 9 33 34 35 365 365 (366) 52 52 52 313 313 (314) 2 2 2 311 311 (312) 33 34 35 8 8 8 1 1 1 7 7 7 4 4 4 0 0 1 4 4 3 11 11 10 36 37 38 365 365 365 53 52 52 312 313 313 0 2 2 312 311 311 36 37 38 8 8 8 1 2 2 7 6 6 4 4 4 0 1 1 4 3 3 11 9 9 49 40 41 (366) 365 365 52 52 52 (314) 313 313 2 2 2 (312) 311 311 39 40 41 8 8 8 1 1 0 7 7 8 4 4 4 0 1 1 4 3 3 11 10 11 42 43 44 365 (366) 365 53 52 52 312 (314) 313 0 2 2 312 (312) 311 42 43 44 10 11 11 2 3 1 8 8 10 4 4 4 0 1 0 4 3 4 12 11 14 45 46 47 365 365 (366) 52 52 53 313 313 (313) 2 2 1 311 311 (312) 45 46 47 11 11 11 1 2 0 10 9 11 4 4 4 0 1 1 4 3 3 14 12 14 (注)1)( )は潤年 第4表 月間出勤日数,非出勤日数および出勤 1 日当り実労働時間数(規模 30 人以上) 調 査 出勤日数 原数値 23.8 (24.1) 23.9 24.0 24.0 調整値 - (24.0) - - - 35 36 37 38 39 (24.2) 23.9 23.9 23.8 (23.7) 40 41 42 43 44 45 46 47 昭 30 年 31 32 33 34 産 業 非出勤日 数 計 製 出勤 1 日当り労働 時間 造 出勤日数 業 非出勤日 出勤 1 日当り労働時間 数 計 所定内 6.6 8.35 7.57 6.3 8.49 7.55 6.5 8.56 7.58 6.4 8.40 7.54 6.3 8.51 7.51 6.6 6.4 6.5 6.4 6.4 計 8.21 8.30 8.36 8.26 8.37 所定内 7.51 7.51 7.52 7.49 7.49 原数値 23.8 (24.2) 23.9 24.0 24.1 補正値 - (24.1) - - - (24.1) - - - (23.6) 6.3 6.5 6.5 6.6 6.8 8.42 8.41 8.27 8.25 8.26 7.50 7.51 7.49 7.48 7.48 (24.2) 23.8 23.8 23.6 (23.5) (24.1) - - - (23.4) 6.3 6.6 6.6 6.8 7.0 8.57 8.54 8.33 8.33 8.32 7.53 7.53 7.50 7.51 7.49 23.6 23.5 23.5 (23.4) 23.1 - - - (23.3) - 6.8 6.9 6.9 7.1 7.3 8.17 8.22 8.21 8.22 8.19 7.47 7.48 7.43 7.44 7.40 23.3 23.3 23.2 (23.2) 22.8 - - - (23.1) - 7.1 7.1 7.2 7.3 7.6 8.24 8.28 8.35 8.30 8.32 7.52 7.50 7.49 7.45 7.44 22.9 22.9 (22.8) - - (22.7) 7.5 7.5 7.7 8.20 8.11 8.11 7.42 7.41 7.41 22.6 22.6 (22.4) - - (22.3) 7.8 7.8 8.1 8.29 8.15 8.18 7.45 7.45 7.49 (注) 1) ( )は潤年 2)出勤日数の調整値は,年間全日数から,通常休日とされている日曜および 1 月 1 日,12 月 31 日を 除いた労働対象日が,平年については 311 日 潤年については各年 312 日となっているため 311/312 を 乗じて調整したものである。 3)出勤 1 日当り労働時間は,サンプル換え等による月間労働時間指数の改訂が行なわれているため 45 年基準指数に 45 年の基準労働時間数を乗じて算出して修正月間労働時間を求め,これを出勤日数 で除して算出した。 - 91 - 第5表 生理的基礎生活時間と家事時間(1 日当り) 生 理 的 基 礎 生 活 時 間 家 事 時 間 すいみん時間 昭和 35 年 8.03 1.15 0.42 9.60 1.62 土 曜 8.02 1.17 0.43 9.62 1.62 日 曜 8.32 1.22 0.45 9.99 1.93 8.07 1.16 0.43 9.66 1.66 平 日 7.95 1.25 0.67 9.87 1.15 土 曜 7.90 1.27 0.68 9.85 1.40 日 曜 8.32 1.30 0.65 10.27 1.80 8.00 1.26 0.67 9.93 1.27 平 日 7.85 1.50 1.02 10.37 1.52 土 曜 7.85 1.50 1.00 10.35 1.57 日 曜 8.53 1.55 0.95 11.03 2.18 7.95 1.51 1.00 10.46 1.62 8.01 1.31 0.70 10.02 1.52 計 (35,40,45 年) 計の平均 計 日 計 昭和 45 年 身の回り時間 平 計 昭和 40 年 食事時間 出典)NHK「生活時間調査」(昭 35,40,45 年)の有業者 成人男子雇用者の平日通勤時間の推計 第6表 年 成人男子移動 時間 (分) 成人男子人口 a b (万人) 成人男子雇用 者数+学生数 (万人) 成人男子雇用 者移動時間 (分) 成人雇用者の 通勤以外の移 動時間 (分) 成人男子雇用者の 通勤時間推計値 (分 ) c D=a・c/b E HC=D-E 昭 35 年 37 2,707 1,421 68.9 13 55.9 40 50 2,976 1,759 83.1 13 70.1 45 51 3,254 2,090 80.7 8 72.7 注 1)成人男子移動時間は NHK「国民生活時間調査」による。 2)推計は,成人男子のうち,学生を除く無職者,家族従業者,業主については通勤等の移動時間を要 しないものと仮定して,成人雇用者移動時間を推計し,これから通勤以外の移動時間(労働力専門委 員会報告第 18 表による雇用者の通学,その他の移動時間使用)を差引いて推計したもの。 3)なお NHK 調査では,雇用者についての集計結果がないため,職業別結果などから推計されている ものなどがあるが,自由業,個人業主等を含むとか,年次によっては,世帯主職業で区分された世帯 員を含む結果であるなどにより,過少推計されている可能性がある。 4)本推計は,消費者動向予測調査による雇用者通勤時間に近似の結果を得ている。 - 92 - レジャー消費とレジャー活動の計量分析 雇用者通勤時間と関連指標の推移 第7表 通勤時間(雇用者) 年 通勤距離延長の代理指標 全人口 (労調・ 国調) NHK 生活 消 費 者 動 時間調査に 向 予 測 調 よる推計 査 (10 万人) (単位分) (単位分) 昭 30 年 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 (注) - - - - - 56 - - (64) - 70 - (71.6) - - 73 - - - - - - - 55 56 56 - - - - - - - - - - 全産業 雇用指 数毎勤 ( X1 ) スピードアップの代理指標 大産業都 市への就 業人口集 中率 % 陸上交通資本ストッ ク(国鉄および道路) 各年 3 月末現在・ 40 年価格の単位 100 億円 推計通勤 人口 1 人当 り陸上交通 時間雇用 資本ストッ 者 ク (単位万円) (単位; 分往復) 月間 出勤 日数 月間通勤 時間 ( 単位; 時間) 893 38.3 47.4 390 0.44 42 23.8 16.7 902 41.0 47.7 402 0.45 44 24.1 17.7 909 45.1 48.7 415 0.46 46 23.9 18.3 918 48.0 49.8 434 0.47 48 24.0 19.2 926 53.0 51.0 456 0.49 51 24.0 20.4 934 60.3 51.5 478 0.51 56 24.2 22.6 943 67.3 52.0. 502 0.53 60 23.9 23.9 952 73.2 52.5 537 0.56 63 23.9 25.1 962 77.5 52.9 583 0.61 64 23.8 25.4 972 82.2 53.0 640 0.66 68 23.7 26.9 983 84.8 53.1 699 0.71 70 23.6 27.5 990 87.0 53.0 774 0.78 70 23.5 27.4 1,002 90.2 52.9 856 0.85 72 23.5 28.2 1,013 93.8 52.8 945 0.93 72 23.4 28.1 1,025 97.0 52.8 1,044 1.02 73 23.1 28.1 1,037 100.0 52.7 1,144 1.10 73 22.9 27.9 1,050 101.1 52.7 1,256 1.20 73 22.9 27.9 1,070 100.6 52.7 1,396 1.30 73 22.8 27.7 1)NHK 調査からの雇用者の平日通勤時間は第 1 表により推計 2)大産業都市への就業人口集中率は,首都圏(東京都,埼玉県,千葉県,神奈川県),中京圏(岐阜 県,愛知県)阪神圏(大阪府,兵庫県)北九州圏(福岡県)への集中率による。推計は,事業所統 計(昭 29,32,35,38,41,44 年)就業構造基本調査(昭 31,34,37,40,4346 年)国勢調査(昭 30,35,40, 45 年)を用い,各調査ごとに中間の年次について直線補完した上で,3 調査の平均値を求めた。 なお,事業所統計の就業者の範囲にあわせて,公務を除く非農林漁業就業者について算出 3)交通資本ストックは経済企画庁計画局推計による。 4)消費者動向予測調査による通勤時間は,調査区,調査世帯のローテーション上の問題があるため 年次推移としては,時間延長が過小に評価されている可能性がある。 5)NHK 調査に基く推計値の欄のうち 38,42 年分は,人事院「国家公務員給与等実態調査」の通勤費 を通勤費デフレーター(国鉄,私鉄は通勤定期ウエイト,市電,バスはその各費目別ウエイトのう ち通勤の占める比率が私鉄と同じと仮定して算出)で実質化し,NHK 調査にあてはめて推定した もの。 6)推計通勤時間は,通勤時間が人口ないし雇用労働者数の増加による通勤距離の延長と,陸上交通 資本ストックの充実に伴うスピード・アップに依存してきまるものと仮定し,NHK 調査から求め た通勤時間(補完により求めた 38,42 年を含む)を被説明変数とする回帰式から算出した。 7)回帰結果は次のとおり (通勤時間)(定数員)(雇用指数)(人口1人当り陸上交通資本ストック) COT = 22.98 + 0.662 L − 14.156 K / N R = 0.9744 (3.75) (−1.45) S = 1.57309 D ⋅ W = 2.6156 - 93 - 第8表 通勤費デフレー ター ウエ イト 通勤費デフレーター(昭45=100) 市 電 私 鉄 国 鉄 バ ス 100 2.2 27.6 37.1 33.1 昭 30 年 - - - - - 31 - - - - - 32 - - - - - 33 - - - - - 34 - - - - - 35 55.6 55.1 60.4 51.6 56.1 36 57.9 55.5 61.2 57.3 56.1 37 60.4 60.1 66.4 59.2 56.8 38 65.4 63.7 76.2 59.2 63.4 39 65.8 64.2 76.2 59.2 64.5 40 68.0 65.0 76.6 59.2 71.0 41 81.8 72.7 91.8 77.4 78.9 42 85.0 80.1 93.2 81.1 82.9 43 88.6 94.5 93.7 84.9 88.1 44 93.4 93.8 94.1 95.4 90.5 45 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 46 106.2 102.1 117.2 100.0 104.4 47 110.2 114.2 121.2 100.0 112.2 資料出所 品目別物価指数は総理府統計局「消費者物価指数」 ウエイトは 同 「家計調査」より,通勤定期のウエイトを算出 第9表 年 月 公務員通勤手当の変化 支 給 基 昭和 33 年 4 月 100 円 控除 600 円限度 36 年 10 月 100 円 控除 750 円限度 38 年 10 月 100 円 控除 900 円限度 39 年 9 月 100 円 控除廃止 40 年 9 月 1,100 円まで全額 41 年 9 月 1,600 円 〃 〃 800 円 43 年 5 月 2,400 円 〃 〃 1,200 円 44 年 6 月 2,800 円 〃 〃 1,400 円 47 年 4 月 4,000 円 〃 〃 2,000 円 超過分 1 2 500 円限度 - 94 - 準 レジャー消費とレジャー活動の計量分析 第 10 表 家計の収入と余暇支出(人口 5 万以上都市 4 人世帯換算・家計・全世帯) 目 (単位:円) 名 実収入 実 商業レク 観光・行 実収入÷ 消費支出 リエーシ 楽レクリ 消費者物 ÷消費者 消費支出 ョン支出 エーショ ン支出 価指数 物価指数 記 号 暦年 I EC ER I ′ EST 指数(実質値, 昭和 45=100) 質 E ′C 商業レク リエーシ ョン支出 ÷商業レ ク価格指 数 観光・行楽 レクリエー ション支出 ÷観光・行 実収入 楽レク価格 指数 E ′R I ′ 消費 商業レ 支出 ク支出 E ′C E ′R 昭 30 年 26,506 21,143 1,748 - 50,488 40,274 3,231 - 44.5 48.4 17.5 31 28,650 22,343 3,029 - 54,468 42,477 5,568 - 48.0 51.1 30.1 32 30,309 24,011 3,397 - 55,921 44,301 6,143 - 49.3 53.3 33.3 33 32,002 25,451 3,782 - 59,263 47,131 6,814 - 52.3 56.7 36.9 34 33,835 27,100 4,379 - 61,969 49,634 7,682 - 54.7 59.7 41.6 35 37,862 29,489 4,914 1,250 66,894 52,101 8,429 2,470 59.0 62.7 45.6 36 42,846 32,952 5,471 1,496 71,889 55,289 8,998 2,812 63.4 66.5 48.7 37 48,638 37,289 6,403 1,708 75,958 58,538 10,115 3,002 67.0 70.4 54.8 38 54,638 41,882 7,712 2,165 79,764 61,142 11,308 3,492 70.4 73.5 61.2 39 60,973 46,279 8,669 2,404 85,757 65,090 12,227 3,676 75.6 78.3 66.2 40 66,709 50,376 9,372 2,050 87,201 65,851 12,364 2,904 76.9 79.2 66.9 41 73,492 54,959 10,782 2,214 91,408 68,357 13,262 2,835 80.6 82.2 71.8 42 80,428 60,129 12,149 2,306 96,321 72,011 14,412 2,822 85.0 86.6 78.0 43 88,335 65,999 13,840 2,717 100,381 74,999 15,656 3,156 88.5 90.2 84.8 44 99,073 73,696 16,096 3,211 106,875 79,499 17,123 3,502 94.3 95.6 92.7 45 113,362 83,156 18,470 4,317 113,362 83,156 18,470 4,317 100.0 100.0 100.0 46 123,915 91,391 20,687 3,663 116,681 86,056 19,534 3,417 102.9 103.5 105.8 47 138,314 99,656 22,987 4,646 124,607 89,780 20,542 4,068 109.9 108.0 111.2 資料出所:総理府統計局「家計調査年報」 1) 実収入は,勤労者世帯の貯蓄率と消費支出の関係より推計。 2) 商業レクリエーション支出は第 11 表参照,観光・行楽レクリエーション支出は第 12 表参照。 3) 商業レクリエーション価格指数は第 15 表参照,観光・行楽レクリエーション価格指数は第 12 表の 3 参照。 4) なお本文第 2 表,第 3 表参照。 - 95 - 商業的レクリエーション支出の算出 第11表 共 昭和 年 専属的品目 i 交 通 費 (通勤・通 学を除く) ii 通 的 品 電気料 商業的レクリエーショ ン支出 (リンク接続) 目 自動車関連 費(レジャ ー用) iv (娯楽用) iii 酒 たばこ, 飲料 i~iv 計 vi v (参 ER 考) i~vi 計 30 23,032 2,045 321 - 5,465 6,625 23,058 34,629 31 39,628 2,920 368 - 5,682 6,906 38,963 51,271 32 44,269 3,118 487 - 5,944 7,200 43,464 56,364 33 49,361 3,366 631 - 6,554 7,559 48,443 62,325 34 57,252 3,410 1,051 - 6,623 7,649 56,028 70,190 35 63,756 3,719 1,395 - 7,278 8,341 62,526 78,045 36 69,309 4,172 1,816 - 8,366 9,491 68,361 86,050 37 80,325 4,938 2,278 - 8,932 10,661 79,476 98,963 38 97,018 6,016 2,518 - 10,309 11,627 95,829 117,765 ↑旧分類 ↓新分類 38 86,202 6,020 2,518 1,089 10,309 11,627 - - 39 97,299 6,586 2,749 836 11,548 11,627 107,470 131,832 40 103,500 7,202 2,950 2,009 11,763 12,814 115,661 140,882 41 117,726 8,404 3,125 2,732 12,829 13,458 131,987 159,609 42 131,481 8,948 3,221 4,379 14,420 14,793 148,029 179,188 43 148,437 9,241 3,312 6,019 15,285 16,739 167,009 201,211 44 169,461 10,827 3,691 8,510 16,857 18,917 192,489 231,679 45 192,190 12,126 4,295 11,751 18,465 22,333 220,362 263,430 46 215,638 12,199 4,922 13,446 19,811 24,603 246,205 292,921 47 - - - - - - - - 注 )「 家 計 調 査 」 人 口 5 万 以 上 都 市 , 全 世 帯 , 年 間 , 人 員 調 整 前 - 96 - レジャー消費とレジャー活動の計量分析 第 12 表 旅 行 支 出 (参考)非農 2) 4 人世帯換算 非 農 家・全 世 帯 3) 家・勤労者 1 泊以 日帰り 上の旅 行 昭 旅 行 E ′ST 観光・行 楽レク価 格指数に よる 45 年 価格 (円) (円) (月 額) (月 額) 観光・行 EST 楽レク価 上日帰 格指数に 1 泊以上 り旅行 よる 45 年 日帰り旅 計 価格 行計 1 泊以 (千円) (千円) (千円) (千 (年間) (年間) (年間) (年 円) 間) 1 泊以 日帰り 上の旅 行 (千円) (年間) 旅行 (千円) (年間) 1 泊以 上日帰 り旅行 計 (千円) (年間) 家計調査 の旅行費 (円) (月 額) 30.3~31.2 - - - - - - - - - - 31.3~32.2 - - - - - - - - - - 32.3~33.2 - - - - - - - - - - 33.3~34.2 - - - - - - - - - - 34.3~35.2 - - - - - - - - - - 35.3~36.2 - - 15.9 31.4 1,250 2,470 - - 14.1 - 36.3~37.2 - - 18.7 35.2 1,496 2,812 - - 15.8 - 37.3~38.2 - - 21.2 37.3 1,708 3,002 - - 18.2 38.3~39.2 - - 26.9 43.4 2,165 3,492 - - 23.4 39.3~40.2 - - 29.8 45.6 2,404 3,676 25.1 - 31.3 4,460 東京オリ ンピック 4,800 20.3 - 25.3 35.8 2,050 2,904 18.2 - 22.7 5,700 41.3~42.2 22.0 5.1 27.1 34.7 2,214 2,835 19.1 - 23.9 6,430 42.3~43.2 22.5 5.6 28.1 34.4 2,306 2,822 20.1 5.0 25.1 7,960 43.3~44.2 25.6 7.2 32.8 38.1 2,717 3,156 23.0 6.6 29.6 9,090 44.3~45.2 30.1 8.3 38.4 41.9 3,211 3,502 27.2 7.9 35.1 10,600 45.3~46.2 41.5 10.0 51.5 51.5 4,317 4,317 37.9 9.4 47.3 15,320 万国博 46.3~47.2 32.7 10.9 43.6 40.7 3,663 3,417 30.8 10.3 41.1 13,800 47.3~48.2 42.8 12.3 55.1 48.2 4,646 4,068 40.5 11.8 52.3 - 40.3~41.2 1) プレオリ 3,270 ンピック (注) 1) 1 泊以上旅行のうち 40.3~ 41.2 は 3 ~ 5 月結果がないため 40.6~ 41.2 結果により推計。 2) 同じく 39.3~40.2 は非農家計の結果に 39 年 8 月調査(39 年 7 月以前 1 年間の結果)の旅行費の非 農家対雇用者の比率を乗じて推計。 3) 家計調査の旅行費は,原則として宿泊費のみが計上されている。 なお,人口 5 万以上都市全世帯の結果(暦年計)を掲げた。 - 97 - 第 12 表の 2 観光行楽費用(非農家・全世帯) i 日帰り旅 行 41 年 12~2 月 42 43 44 45 46 47 計 3~ 5 6~ 8 9~11 12~2 計 3~ 5 6~ 8 9~11 12~2 計 3~ 5 6~8 9~11 12~2 計 3~ 5 6~8 9~11 12~2 計 3~ 5 6~ 8 9~11 12~2 計 3~ 5 6~8 9~11 12~2 計 レジャー 施設利用 するスポ ーツ 家族づれ 外食 競輪・競 馬・パチ ンコ (単位:千円) その他 日帰り行 楽 計 (注 1) 1.0(0.4) 1.3 (2.3) 0.7 0.3 6.6 1.4 1.1(0.6) 1.4 (2.6) 0.5 0.5 7.5 1.8 1.1(0.5) 1.5 (2.6) 0.5 0.6 8.1 1.3 0.9(0.4) 1.4 (2.6) 0.6 0.6 7.4 1.1 0.9(0.3) 1.8 (3.3) 0.8 0.6 8.5 1.9 1.1(0.6) 2.3 (3.8) 0.7 0.6 10.4 2.1 1.2(0.6) 2.0 (3.2) 0.7 0.6 9.8 1.7 1.1(0.6) 2.4 (3.7) 0.7 0.8 10.4 1.5 1.2(0.6) 2.4 (5.2) 1.0 1.0 12.3 2.2 1.3(0.8) 2.4 (4.2) 1.0 0.7 11.8 2.5 1.4(0.8) 2.2 (4.6) 1.0 0.8 12.5 1.9 1.1(0.6) 2.6 (4.6) 1.1 0.8 12.1 1.7 1.1(0.5) 2.7 (6.6) 1.1 0.8 14.0 2.2 1.7(1.2) 2.8 (4.5) 1.2 0.9 13.3 3.2 2.2(1.6) 2.8 (4.9) 1.1 0.9 15.1 2.5 1.4(0.9) 2.9 (4.8) 1.4 1.0 14.0 2.1 1.2(0.6) 3.4 (6.5) 1.4 0.9 15.5 2.1 1.1 1.5 2.4 1.0 0.9 9.0 3.2 1.5 1.5 2.9 1.0 1.2 11.3 2.8 1.3 2.1 2.7 1.5 3.7 14.1 2.8 1.5 2.3 3.2 1.6 4.0 15.4 3.0 1.4 2.4 3.4 1.8 3.1 15.1 3.9 1.7 2.5 3.9 1.8 3.2 17.0 2.8 1.3 2.3 3.6 1.9 3.1 15.0 2.6 1.3 2.8 4.1 2.1 3.6 16.5 1.0 (注 2)(5.1) 5.6 7.2 8.3 10.0 10.9 12.3 (注)1)レジャー施設利用 41 年 12~2 月より 45 年 12~2 月は「みるスポーツ遊園地」+「観劇」 ( )は「みるスポーツ遊園地」 2)41 年計は 41 年 12~2 月対 42 年 12~2 月の伸び率より推計 - 98 - ii 1 泊以上 観光旅行 観光・行楽 計 i+ii 22.0 27.1 22.5 28.1 25.6 32.8 30.1 38.4 41.5 51.5 32.7 43.6 42.8 55.1 レジャー消費とレジャー活動の計量分析 第 12 表の 3 観光行楽レクリエーション価格指数の費目別ウエイト 観光レクリエーション (1 泊以上) 昭和 36 年 運 国 i) ii) iii) iv) v) 計 賃 計 鉄 計 10km 運 賃 50km 〃 300km 〃 500km 〃 1000km 〃 vi) 超 42 行楽レクリエーション (日帰り) 47 観光・行楽レクリエーシ ョン( 泊と日帰り ) 計 35 40 45 35 40 45 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 30.3 33.0 33.4 32.0 32.0 32.0 31.1 32.9 33.1 15.4 12.5 - 10.0 11.2 11.0 8.5 14.6 12.4 9.6 0.6 0.3 0.2 0.1 0.1 0 - 4.5 4.5 - - - 3.6 3.6 - 2.8 2.0 1.3 0.6 0.4 0.2 7.0 5.1 3.2 5.6 4.7 3.6 0.8 - 0.6 - 0.4 4.3 - 4.0 3.7 3.0 1.6 1.3 - - 2.7 0.3 5.4 10.1 3.7 1.8 1.3 - 0.5 - - 21.0 6.0 15.0 14.0 1.0 - - 13.0 2.3 2.2 2.2 2.3 4.0 - - 3.2 0.2 4.3 8.5 3.2 7.5 4.8 1.2 1.5 - - 21.0 6.0 15.0 14.0 1.0 - - 13.0 2.3 2.2 2.2 2.3 4.0 - - - - 4.0 9.5 1.1 1.9 1.9 - - - - 38.4 32.0 6.4 6.2 0.2 - - 13.2 2.4 2.3 2.4 2.4 3.7 1.3 1.0 1.3 1.0 0.6 0.6 0.3 0.2 3.4 2.6 9.5 6.8 1.4 2.5 3.2 5.9 2.3 - 3.8 0.9 1.2 3.0 - 40.3 31.5 8.8 8.6 0.2 - - 13.2 2.2 2.2 2.2 2.3 4.3 5.7 - - - 5.2 5.1 5.1 8.3 特 急 巻 特 急 〃 〃 viii) 急 行 ix) 一 時 預 り 私 鉄 バ ス タ ク シ ー 自 家 用 車 i) ガ ソ リ ン 代 ii) 整 備 費 iii) 有料道路通過料 航 空 機 そ の 他 施 設 利 用 料 宿 泊 休 け い 料 レ ジ ャ ー 施 設 i) 入 園 入 場 料 ii ) ス ポ ー ツ 観 覧 iii) そ の 他 観 覧 iv) ゲ ー ム 料 み や げ 物 i) 塩 干 魚 介 ii) 乾 物 iii) 加 工 食 品 iv) 菓 子 v) その他(玩具で 代表) 外 食 - - - - 3.5 8.9 0.4 2.1 2.1 - - - - 43.2 38.8 4.4 4.4 - - - 13.4 2.4 2.3 2.4 2.4 3.9 1.6 1.3 - 0.3 2.8 9.3 0.8 3.3 2.8 - 1.0 3.8 - 45.1 37.9 7.2 7.2 - - - 13.4 2.2 2.2 2.2 2.3 4.5 - 0.2 2.2 6.4 2.3 5.5 3.5 0.9 1.1 7.0 - 42.8 34.7 8.1 8.1 - - - 13.4 2.3 2.3 2.3 2.4 4.1 - - - - 5.2 11.2 3.5 0.9 0.9 - - - - 21.0 6.0 15.0 14.0 1.0 - - 13.0 2.3 2.2 2.2 2.3 4.0 7.5 4.6 5.7 20.0 20.0 20.0 10.0 7.7 8.6 品 子 物 4.2 2.5 3.1 10.0 10.0 10.0 5.4 4.0 4.5 1.4 0.8 0.9 3.6 3.4 3.0 1.9 1.2 1.3 1.0 0.7 0.9 2.5 2.6 2.9 1.3 1.1 1.3 1.1 0.6 0.7 2.5 2.4 2.2 1.4 1.0 1.0 0.7 0.5 0.6 1.4 1.6 1.9 0.8 0.7 0.9 1.4 1.4 1.6 4.0 4.0 4.0 1.9 1.9 2.1 vii) し 菓 果 好 食 酒 飲 フ イ ル 料 ム 資料 0.9 38.4 28.9 9.5 9.3 0.2 - - 13.2 2.3 2.2 2.2 2.4 4.1 総理府統計局「消費者物価指数」日銀「小売物価統計」同「料金指数」東商「小売物価統計」同「サー ビス料金指数」総理府審議室「全国旅行動態調査」 (昭 36.42.47)同「日帰りレクリエーションの実態」 (昭 46) 「日本観光協会「観光の実態と志向」 (昭 39,41,43,46,48)日本交通公社「家族旅行の実態と志 (各年) 向」昭(41,43,47)総理府統計局「家計調査」(各年),経済企画庁「消費者動向予測調査」 注 1)作成方法は p71 参照 - 99 - 暦 その 1 参考表 第 12 表の 4 年 36 1 泊以上の観光レクリエーション 1 回当りの内訳 42 47 3.12 日 3.17 日 年 3.28 日 旅 行 日 数 旅 行 費 計 4,954 円 (100.0) 8,267 円 (100.0) 12,583 円 (100.0) 交 通 費 1,499 (30.3) 2,726 (33.0) 4,201 (33.4) 宿 泊 費 1,923 (38.8) 3.136 (37.9) 4,364 (34.7) その他の旅行費 1,532 (30.9) 2,405 (29.1) 4,018 (31.9) 「観光の状況に関する年次報告」47 年 総理府「全国旅行動態調査」 その他の旅行費:みやげ品代,入園,入場料,宿泊費以外の飮食費など その 2 項 暦 目 人 実 年 36 個 消 数 観光レクリエーション消費額(推計) 費 支 (億円) 1 泊以上の観光レク消費額 出 指 数 42 年=100) 実 数 指 数 (42 年=100) 101,056 42.9 1,820 35.5 42 235,545 100.0 5,125 100.0 43 272,967 115.9 6,073 118.5 44 313,204 133.0 7,181 140.1 45 362,925 154.1 10,432 203.6 46 412,949 175.3 9,752 190.3 47 471,039 200.0 11,825 230.7 年 5,705(日帰) 個人消費支出は,経済企画庁「国民所得統計」 観光レク消費額は,総理府「全国旅行動態調査」( 36,42,47 年)「家計調査年報」より推計 その 3 観 光 レ ク リ エ ー シ ョ ン 量 36 年 40 42 43 44 45 1 泊以上の観光レクリエーショ ン量 ( 百万人回 ) 37 (42 年=100) 61.7 85.0 100.0 108.3 125.0 日帰レクリエーション量(百万 人回) - - - - - (内万博 13.88) 176.7 359 計 - - - - - 465 指 数 51 60 「観光の状況に関する年次報告」昭和 47 年 「全国旅行動態調査」 「日本万国博覧会運営状況報告」日本万国博覧会協会 「消費者動向予測調査」 「日帰りレクリエーションに関する実態調査」総理府より推計 - 100 - 65 75 106 46 47 83 87 138.3 145.0 - - - - レジャー消費とレジャー活動の計量分析 第 13 表 家計の収支 ( 人口 5 万以上都市,全世帯 ) 世 帯 人 員 昭 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 年 4.84 4.61 4.56 4.57 4.56 4.51 4.35 4.29 4.30 4.28 4.24 4.17 4.13 4.05 3.97 3.95 3.93 3.90 第 14 表 年 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 (注 ) 世 帯 人 員 4.84 4.61 4.56 4.57 4.56 4.51 4.35 4.29 4.30 4.28 4.24 4.17 4.13 4.05 3.97 3.95 3.93 3.90 有 業 人 員 実 収 1.55 1.54 1.55 1.56 1.64 1.65 1.63 1.62 1.67 1.66 1.66 1.66 1.65 1.65 1.63 1.60 1.60 1.58 入 レク支出(ER) 消 費 支 出 28,794 30,429 32,058 33,880 35,787 39,854 44,401 49,846 56,343 62,753 68,383 74,815 81,546 88,847 98,835 112,863 123,159 137,111 23,211 23,958 25,608 27,171 28,902 31,276 34,329 38,587 43,616 47,834 51,832 56,097 61,091 66,441 73,497 82,732 90,742 98,640 1,921 3,247 3,622 4,037 4,669 5,210 5,697 6,623 7,986 8,956 9,638 10,999 12,336 13,917 16,041 18,363 20,517 22,700 家 計 収 支 の 4 人 世 帯 換 算 係 数 換 有 業 人 員 算 実 114.01 110.26 109.45 109.61 109.45 108.64 106.03 105.06 105.22 104.90 104.24 103.02 102.32 100.93 99.49 99.19 98.87 98.38 収 係 入 108.63 106.21 105.77 105.87 105.77 105.26 103.63 103.02 103.12 102.92 102.51 101.80 101.39 100.58 99.76 99.56 99.39 99.13 数 消 費 支 出 109.93 107.23 106.65 106.76 106.65 106.06 104.18 103.48 104.14 103.36 102.89 102.07 101.60 100.67 99.73 99.49 99.29 98.98 教 養 娯 楽 109.92 107.21 106.62 106.74 106.62 106.03 104.14 103.43 103.55 103.31 102.84 102.01 101.54 100.60 99.66 99.42 99.18 98.84 1) 4 人世帯換算値=Y(x) ・1/α 2) なお,回帰計数は総理府統計局算出の 38~44 年および 44~45 年のものを使用したが,異なる回帰 計数の使用により接続時点で新旧のギャップが生じるためリンクしてある。 - 101 - 第 15 表 商業レクリエーション物価(消費者物価指数人口 5 万以上都市) レジャー専属品目 30 年ウエイト CPI ウ エイト 35 年= 100 指数 レジャ ーウエ 昭 30 イト 31 32 35 年ウエイト 33 34 CPI ウ エイト レジャ ーウエ イト 35 年= 100 指数 36 37 38 ラジオ・テレビ 45 - - - - - - - - - - - - - 車 29 - - - 運 動 靴 大 人 10 - 94.1 95.0 95.4 供 10 - 93.2 93.2 帽 - - - 旅 行 カ バ ン 11 - - ト レ パ ン - - 登 山 ぐ つ - 聞 誌( 月 ラ 47 - 98.7 97.6 - - 94 - 98.6 96.6 - - - - - - - - - 100.4 99.9 36 - 99.3 101.9 - 95.0 96.4 10 - 107.1 105.1 - 93.5 93.4 95.0 26 - 101.4 105.8 - - - - - - - - - - - 99.8 99.0 14 - 103.2 113.2 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 183 - 82.7 83.0 83.7 83.8 95.7 169 - 100.2 102.6 - 刊) - - - - - - - - - - - (総 合) 28 - 86.8 91.6 95.2 96.8 99.2 29 - 103.2 107.9 - (文 芸) 27 - 95.4 97.5 100.0 100.0 100.0 29 - 103.3 121.7 - (婦 人) 27 - 84.9 84.5 89.9 92.8 92.8 28 - 110.8 122.8 - (少 年) 27 - 81.2 82.4 76.4 90.0 94.2 28 - 108.5 117.6 - ジ オ テレビ白黒 テレビカラー テレビ修理 自 転 〃 子 野 球 新 雑 111.0 113.6 108.7 104.0 - - 週 刊 誌 27 - 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 28 - 133.3 133.3 - 単 行 本 - - - - 放 送 受 信 料 - - - - - 119.3 143.0 - - - - - - - - - ラジオ - 78.8 - - - - - - 78.8 78.8 78.8 94.7 25 - 通 127 ー - - - - - - - 50 - - ラジオ - 100.0 69.1 テレビ - 100.0 107.5 入 場 ゲ ー ム 代 - - - - - - - - - 普 カ ラ - - - 映 画 330 - 83.8 88.3 86.1 91.6 93.8 84 - 野 球 - - - - - - - - - - - - ボーリング - - - - - - - - - - - - マージャン - - - - - - - - - - - - ス ポ ー ツ 用 品 - - - - - - - - - - - - 野球ボール (ゴムマリ) バレーボール - - 99.1 100.0 100.2 - - 101.7 115.6 - - - - - - 99.9 100.0 - - - - 102 - - - - - レジャー消費とレジャー活動の計量分析 30 年ウエイト 35 年= 100 指数 レジャ CPI ウ ーウエ 昭 30 エイト イト 32 33 34 レジャ CPI ウ ーウエ エイト イト 35 年= 100 指数 36 37 38 - - - - - 86.4 95.3 - - 101.0 105.5 - 費 - - - - - - - - - - - - ラ - - - - - - - 22 - 102.9 99.0 - フイルム(白黒) (カラー) 24 - - - - 101.4 100.3 11 - 99.3 92.9 - 焼 付(白黒) (カラー) 24 - - - - 104.2 102.7 21 - 99.5 103.9 - 具 - - - - - - - - - - - 形 - - - - - - - 34 - 104.0 112.1 - ビニールボール - - - - - - - - - - - - 玩具自動車 - - - - - - - - - - - - 花 - - - - - - - 46 - 80.9 86.3 - カーネーション - - - - - - - - - - - - 菊 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - ノ - - - - - - - - - - - - ハーモニカ 8 - - - - 100.1 100.0 37 - 99.9 101.1 - ー - - - - - - - - レ コ ー ド 12 - - - - 100.0 100.1 6 謝 - - - - - - - 152 (洋) - - - - - - - (珠) - - - - - - (料理) - - - - - (自動車) - - - - 料 - - - 食 - - ぐ 9 - ん 10 グ ロ ー ブ 写 真 カ メ 玩 人 切 楽 器・レ コ ー ド ピ ア ギ タ 月 宿 泊 外 え く 31 35 年ウエイト の れ (注) よ - - - - - 100.0 98.3 - - 109.7 123.1 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 128 - 107.1 110.9 - - - - - - - - - - - 99.3 99.5 100.2 99.9 6 - 103.3 115.4 - 99.8 100.2 100.1 6 - 100.5 102.1 - - 101.0 100.6 - - レジャー専属品目に掲げた品目のうち,共通品目的性格のものは家計支出に対応する CPI 品目がない ため,代用として使用しているもの - 103 - 商業リクリエーション物価(人口 5 万以上都市) レジャー専属品目 35 年ウエイト 40 年=100 指数 40 年ウエイト レジャ CPI ウ ーウエ エイト イト 40 年=100 指数 レジャ 35 38 39 CPI ウ ーウエ エイト イト 41 42 43 44 45 ラジオ・テレビ - - - - - - - - - - - ラ ジ オ テレビ白黒 テレビカラー 47 - 112.0 108.1 103.7 11 - 96.6 89.7 87.0 85.1 83.3 94 - 106.8 101.7 99.0 87 - 100.3 99.1 98.4 96.3 91.6 テレビ修理 - - - - - - - - - - - 車 36 - 92.3 95.8 97.3 37 - 103.4 107.2 107.9 110.4 118.2 運 動 靴 大 人 10 - 87.6 95.1 98.2 7 - 103.6 105.7 109.9 116.2 126.5 供 26 - 84.9 92.8 96.5 8 - 105.2 108.5 帽 - - - - - - - - - 旅 行 カ バ ン 14 - 73.3 93.0 96.6 20 - 103.7 107.8 111.4 ト レ パ ン - - - - - - - - - - - - 登 山 ぐ つ - - - - - - - - - - - - 新 聞 169 - 80.8 94.5 94.5 199 雑 誌(月 刊) - - - - - - - - - (総 合) 29 - 83.1 89.7 97.4 12 - 105.1 111.0 112.9 120.6 123.9 (文 芸) 29 - 73.6 90.2 91.5 12 - 108.6 113.5 112.9 120.3 130.1 (婦 人) 28 - 67.2 83.5 92.9 12 - 107.4 117.2 124.9 134.0 145.5 (少 年) 28 - 75.7 89.5 93.1 12 - 105.5 111.5 124.6 129.7 140.8 自 転 〃 子 野 球 - - - 114.2 122.0 131.5 - - 119.6 134.7 - 120.6 120.6 123.4 140.3 156.3 - - - 週 刊 誌 28 - 60.0 80.0 93.3 7 単 行 本 - - - - - - - - - - - 放 送 受 信 料 - - - 100.0 100.0 71 - 100.0 100.0 98.6 98.2 98.2 通 - - - - - - - - - - - - ー - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 普 カ ラ 入場 ゲ ー ム 代 - 101.7 123.3 125.0 133.3 141.7 - 映 画 84 - 43.5 78.5 90.2 27 - 107.5 野 球 - - - - - - - - - - - - ボーリング - - - - - - - - - - - - マージャン - - - - - - - - - - - - ス ポ ー ツ 用 品 - - - - - - - - - - - - 野球ボール (ゴムマリ) バレーボール - - 77.9 92.3 96.4 野球 - 100.6 100.9 109.3 118.3 119.6 - - - - - - - - 104 - - - - 115.4 127.5 144.3 157.8 - - レジャー消費とレジャー活動の計量分析 35 年ウエイト レジャ CPI ウ ーウエ エイト イト 40 年ウエイト レジャ CPI ウ ーウエ エイト イト 35 38 39 40 年=100 指数 41 42 109.9 113.7 43 44 45 - - 92.3 98.1 98.1 1 - 費 - - - - - - - - - - - - ラ 22 - 124.1 117.5 107.9 18 - 96.6 95.8 95.9 97.6 111.4 フイルム(白黒) (カラー) 11 - 111.9 101.3 99.6 7 89.4 99.9 99.7 104.1 105.3 106.7 付 (白黒) (カラー) 21 - 95.6 98.9 98.9 33 - 具 - - - - - - - - - 形 34 - 86.0 25 116.3 99.5 98.2 99.8 100.7 101.5 ビニールボール - - - - - 24 - 96.6 96.4 97.0 101.9 玩具自動車 - - - - - - - - - 花 46 - 105.0 91.8 95.8 54 - カーネーション - - - - - - - - - - - - 菊 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - ノ - - - - - - - - - - - - ハーモニカ 37 - 87.3 90.8 94.9 44 - ギ ー - - - - - - - レ コ ー ド 6 - 98.5 95.6 95.6 11 - 謝 152 - - - - - - (洋) - - 52.7 77.0 89.8 104 - 112.6 121.6 133.5 148.8 166.0 (珠) - - - - - 104 - 114.5 126.4 138.2 154.2 177.8 (料理) - - - - - - - - - - - - (自動車) - - - - - - - - - - - - 料 128 - 59.2 80.2 87.7 195 - 108.9 117.2 122.7 126.0 128.2 食 - - - 86.8 93.0 338 - 103.6 107.7 ぐ 6 - 85.2 96.3 95.7 5 - 116.1 118.2 128.4 156.2 157.8 ん 6 - 96.5 96.5 96.7 3 - 112.8 114.4 122.4 141.6 142.8 グ ロ ー ブ 写 真 カ メ 焼 玩 人 切 楽 器・レ コ ー ド ピ ア タ 月 宿 泊 外 え く 40 年=100 指数 の れ (注) よ 99.6 104.3 115.4 132.7 152.5 102.9 102.6 108.3 112.1 104.6 113.9 - - - - 114.9 - 98.5 - 117.9 130.0 139.9 108.9 126.9 143.9 158.6 168.6 - - 105.1 105.2 - - - - - 112.0 118.1 124.0 - - - 117.9 127.2 138.6 レジャー専属品目に掲げた品目のうち,共通品目的性格のものは家計支出に対応する C P I 品目がな いため,代用として使用しているもの - 105 - 商業リクリエーション(人口 5 万以上都市) レジャー専属品目 40 年ウエイト レジャ ーウエ エイト イト CPI ウ 45 年= 100 指数 40 41 42 43 45 年基準指数 44 94.5 92.8 116.0 107.7 104.5 102.2 5 14 156 - 101.0 90.8 93.8 104.7 86.2 91.5 - 9 - 100.0 120.3 91.2 93.4 14 - 104.5 106.2 83.6 86.8 91.9 6 - 107.2 111.4 80.0 82.5 86.9 92.8 9 - 104.7 105.8 76.3 79.8 82.4 86.2 91.9 11 - 110.7 118.3 - 74.2 77.0 80.8 82.7 88.8 7 - 105.4 108.7 ラ ジ オ テレビ白黒 テレビカラー 11 - 120.1 87 - 109.1 109.5 108.1 107.4 105.1 テレビ修理 - - - - - - 車 37 - 84.6 87.5 90.7 人 7 - 79.1 81.9 子 供 8 - 76.1 帽 - - ン 20 動 靴 大 〃 野 旅 球 行 カ バ 47 - - 運 46 184 - 転 エイト ウエイト 45 年= 100 指数 - ラジオ・テレビ 自 CPI ウ レ ジ ャ ー その 1 - - - - - ト レ パ ン - - - - - - - 18 - 101.7 101.8 登 山 ぐ つ - - - - - - - 4 - 107.3 112.5 新 聞 199 - - - - - - 136 - 114.9 120.2 雑 誌(月 刊) - - - - - - - 27 - 109.4 121.9 (総 合) 12 - 80.7 84.8 89.6 91.1 97.4 7 - 107.3 129.2 (文 芸) 12 - 76.9 83.5 87.2 86.6 92.4 7 - 114.6 131.1 (婦 人) 12 - 68.8 73.8 80.6 85.9 92.1 7 - 109.0 115.3 (少 年) 12 - 71.0 74.9 79.2 88.5 92.1 6 - 106.8 111.8 週 刊 誌 7 - - - - - - 4 - 117.6 128.4 単 行 本 - - - - - - - 15 - 100.0 116.7 料 71 - - - - - - 36 - 100.0 100.0 通 - - - - - - - 23 - 100.0 100.0 ー - - - - - - - 13 - 100.0 100.0 入 場 ゲ ー ム 代 - - - - - - - 30 - 107.8 116.8 放 送 受 信 普 カ ラ 映 画 27 - 63.4 68.1 73.1 80.8 91.5 4 - 110.4 122.1 野 球 - - - - - - - 2 - 104.6 111.8 ボーリング - - - - - - - 22 - 107.6 116.2 マージャン - - - - - - - 2 - 109.2 120.2 ス ポ ー ツ 用 品 - - - - - - - 22 - 102.8 110.9 野球ボール - - 83.6 84.1 84.4 91.4 98.9 8 - 100.1 118.0 バレーボール - - - - - - - 8 - 102.5 103.1 - 106 - レジャー消費とレジャー活動の計量分析 40 年ウエイト レジャ CPI ウ ーウエ エイト イト 45 年基準指数 40 41 42 43 44 CPI ウ レジャー エイト ウエイト 45 年= 100 指数 46 47 1 - 65.6 72.1 74.5 75.7 87.0 6 - 106.1 111.7 費 - - - - - - - 59 - 102.5 102.8 カ メ ラ フイルム(白黒) ( カラー) 18 - 89.7 86.7 86.0 86.1 87.6 7 - 93.7 93.6 93.4 97.6 98.6 付(白黒) ( カラー ) 33 - 87.0 89.5 89.3 94.2 97.5 19 3 3 17 17 - - - - - 102.8 99.6 99.6 104.0 101.7 107.3 98.0 98.2 108.9 93.0 具 - - - - - - - 58 - 104.3 110.9 形 25 - 98.6 98.1 96.8 98.4 99.2 19 - 104.3 106.9 ビニールボール 24 - 101.9 98.1 97.9 98.5 103.5 19 - 107.7 120.4 玩具自動車 - - - - - - - 20 - 100.7 105.5 花 54 - - - - - - 39 - 109.6 120.8 カーネーション - - 71.5 74.8 81.4 84.2 92.9 19 - 110.5 124.0 菊 - - - - - - - 20 - 108.7 117.6 - - - - - - - 55 - 107.9 112.1 ノ - - - - - - - 13 - 108.9 111.3 ハーモニカ 44 - 59.3 64.6 75.3 85.4 94.1 13 - 120.1 122.7 ギ ー - - - - - - - 15 - 100.3 99.3 レ コ ー ド 11 - 80.7 84.8 84.9 90.4 95.2 14 - 103.0 116.2 謝 - - - - - - - 171 - 114..6 128.3 (洋) 104 - 60.2 67.8 73.2 80.4 89.6 17 - 111.7 124.1 (珠) 104 - 56.2 64.4 71.1 77.7 86.7 51 - 112.1 129.5 理) - - - - - - - 17 - 114.7 135.7 車) - - - - - - - 86 - 116.6 127.0 料 195 - - - - - - 224 - 108.4 111.6 食 338 - 72.2 74.7 77.7 85.0 91.8 567 - 111.4 120.3 ぐ 5 - 63.4 73.6 74.9 81.4 99.0 2 - 107.2 123.9 ん 3 - 70.0 79.0 80.1 85.7 99.1 1 - 109.1 129.7 グ ロ ー ブ 写 真 焼 玩 人 切 楽 器・レ コ ー ド ピ ア タ 月 (料 (自 宿 動 泊 外 え く 45 年= 100 指数 の れ よ (注) レジャー専属品目に掲げた品目のうち,共通品目的性格のものは家計支出に対応する CPI 品目がな いため,代用として使用しているもの。 - 107 - 第 16 表 レジャー,一般共通費目(総理府統計局「消費者物価指数」 30 年ウエイト CPI レジャー ウエイト ウエイト 電気料 35 年=100 30 31 指 32 35 年ウエイト 数 33 CPI レジャー ウエイト ウエイト 34 144 - 98.0 98.0 98.3 99.0 99.2 184 - 交通費 市 電 33 - 87.5 99.5 100.4 100.4 100.0 26 - 私 鉄 38 - - - - 95.3 98.4 43 - バ ス 39 - 92.5 93.9 95.5 97.1 100.0 49 - タクシー 44 - - 103.1 101.9 99.9 99.5 39 - 航空機 - - - - - - - - - 国 67 - 87.5 87.5 96.9 100.0 100.0 98 - - - - - - - - - - 〃 - - - - - - - - - iii)300 〃 - - - - - - - - - iv)500 〃 - - - - - - - - - v )1,000 〃 - - - - - - - - - vi)超特急料金 (ヒカリ) - - - - - - - - - vii)特急料金 - - - - - - - - - viii)急行料金 - - - - - - - - - ix)一時預り - - - - - - - - - - - - - - - - - - 乗用車 - - 134.3* 125.9* 114.4* 108.0* - - タイヤ - - - - - - - - - プラグ - - - - - - - - - 整備費 - - - - - - - - - ガソリン - - 87.8 80.5* 92.7* 101.9* - - モペット - - - - - - - - - オートバイ - - - - - - - - - 有料道路通行料 - - - - - - - - - たばこ 222 - 100.8 100.1 100.0 100.0 101.0 181 - 酒 211 - 102.5 102.2 102.0 100.1 99.7 216 - 87 - 100.5 100.0 99.9 99.9 99.8 113 - 鉄 i )10km 運賃 ii )50 乗用車および部品 飲 料 - 108 - 110.1* 88.6* レジャー消費とレジャー活動の計量分析 但し,国鉄運賃,有料道路通行料とガソリン・モペット・オートバイの一部は他の資料) 35 年=100 指 40 年=100 数 指 40 年ウエイト 数 40 年=100 CPI レジャー ウエイト ウエイト 36 37 38 35 38 39 101.2 101.5 100.0 100.1 101.1 100.1 - 100.6 109.0 109.0 84.7 95.8 97.0 101.4 110.0 127.2 78.4 99.7 100.0 101.3 111.8 78.7 99.7 99.7 103.9 - - - 指 数 41 42 43 - 100.1 100.2 100.2 9 - 111.9 123.2 146.8 99.7 50 - 119.7 121.5 122.0 88.0 89.9 51 - 110.7 116.4 125.5 82.6 85.8 95.5 55 - 100.4 100.5 100.7 - - - - - - - - - - - 73.7 100 100.0 125 - - - - 138.0 150.0 150.0 66.7 116.0 121.2 121.2 82.6△ 111.0 114.2 114.2 118.6 122.3 124.5 △ 133.3△ 135.7△ 135.7△ 135.7△ - 131.4△ 131.4 131.4△ - - 148.9△ 148.9 148.9△ 100.0△ - - - - - - - - - 100.0△ 100.0△ 100.0△ - - - - - 100.0△ 100.0△ 100.0△ - - - - - - 100.0△ 100.0△ 100.0△ - - - - - - - 200.0△ 200.0△ 200.0△ - - - - - - - - - - - - 99.8 100.0 100.0 △ - - 133.3 100.0△ 100.0△ - - 87.6△ 100.0△ 100.0△ - 122.2 81.8△ 100.0△ 100.0△ 128.3 128.3 77.9△ 100.0△ - - - - - - - - - - - 97.4 * 95.5 * 92.2 * △ 118.1 * △ 108.9 * 101.5 * △ * 133.3 98.1 * 98.1△ - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 98.9 * 98.9△ 100.6 * 104.0 * 106.8 * 86.1 * 91.9 * 95.5 * - - 99.1 * 100.0* 100.0* 100.0* 100.0* 100.0* 100.0* - - 100.0* 100.0* 97.9* 100.0* 100.0* 100.0* 100.0* 100.0* 100.0* - - 100.0* 100.0* 99.2* - - - - - - - - 100.0△ 100.0△ 100.0△ 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 132 - 100.0 100.0 112.5 102.1 96.8 95.3 99.5 94.8 97.3 200 - 101.7 104.8 109.8 101.8 108.3 115.3 77.9 89.8 94.6 137 - 104.6 108.7 111.4 - 109 - 40 年ウエイト C P I レジャー ウエイト ウエイト 電気料 40 年=100 指数 44 45 45 年ウエイト C P I レジャー ウエイト ウエイト 45 年=100 46 指 47 数 48 - - 100.2 100.2 192 - 99.8 99.6 - 交通費 市 電 9 - 150.9 153.8 4 - 102.1 114.2 - 私 鉄 50 - 122.4 129.9 56 - 117.1 121.0 - バ ス 51 - 130.1 140.4 51 - 104.3 111.9 - タクシー 55 - 101.7 116.3 62 - 104.4 125.5 - 航空機 - - - - 8 - 100.0 103.9 - 125 - - - 国 鉄 - - - - - - 100.0 100.0 - )10km - - 133.3 ii )50 - - 146.4△ 150.0△ - - 100.0 100.0 - 171.5 △ - - 100.0 100.0 - 100.0 100.0 - 100.0 100.0 - 〃 133.3 - △ i △ iii )300 〃 - - 161.5 iv )500 〃 - - 178.3△ 188.1 - - v )1,000〃 vi )超特急料金 (ヒカリ) - - - - - - - - 118.8△ 125.0△ - - vii )特急料金 - - 125.0△ 133.3△ - - 100.0 100.0 - viii)急行料金 - - 100.0△ 100.0△ - - 100.0 100.0 - ix )一時預り - - 200.0△ 200.0△ - - 100.0 100.0 - - - - - 132 - 101.4 101.7 - 乗用車 - - 98.1△ 98.1△ 128 - 101.2 101.5 - タイヤ - - - 3 - 104.4 106.3 - プラグ - - - - 1 - 111.9 118.5 - 整備費 - - - - 25 - 109.7 117.1 - ガソリン - - 99.9△ 101.4△ 100 - 107.2 109.5 - モペット - - 94.8* 96.8* - - - - - オートバイ - - 96.5* 96.6 - - - - - 有料道路通行料 - - 100.0△ 125.0△ - - 106.6 106.6 - たばこ 132 - 118.8 118.8 酒 200 - 113.2 137 - 117.9 乗用車および部品 飲 料 △ 224 - 100.0 100.0 - △ 198 - 105.3 105.3 - 125.0 176 - 103.6 106.1 - 115.4 - 110 - レジャー消費とレジャー活動の計量分析 第 17 表の 1 東京商工会議所レジャー関連サービス価格指数(東商サービシ料金 費 目 I レジャー関係料金 1 観覧料 i)映画(封切 1 回) a 邦画(52 館) b 邦画(14 館) ii)プロ野球(外野 1 試合) 2 入場入園料 i)遊園地入園料 多摩川園(大人) 〃 (子供) 豊島園(大人) (子供) 後楽園遊園地(平均) 動物園(上野・大人) 〃 ( 〃 子供) ii)国立博物館 iii)西洋美術館 3 写 真 i)現像料 ii)引伸し判 4 テレビ・ラジオ聴視料 i)ラジオ ii)テレビ II 旅客運賃 1 国鉄運賃 i)10km 運 賃 ii)50km 〃 iii)300km 〃 iv)500km 〃 v)1,000km 〃 2 私鉄運賃(7 社) 3 バス運賃 i)都バス ii)私バス 4 都市電車 i)都 電 ii)地下鉄 5 タクシー料金 i)基本料 ii)メーター料 III 授業料 i)洋 裁 ii)和 裁 iii)編 物 iv)料 理 IV 電気料 5 アンペア 50kw /h 東京 昭 35 年=100) 35 36 37 38 39 40 11.5 8.4 3.1 0.8 4.6 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 123.9 123.3 125.6 100.0 114.4 134.9 134.6 136.1 94.0 146.7 166.7 167.0 165.8 100.0 143.9 180.0 180.0 177.8 100.0 142.4 190.1 190.4 189.4 100.0 162.3 0.7 0.4 0.4 0.4 0.8 0.4 0.4 0.7 0.7 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 110.7 110.7 175.0 105.3 88.9 100.0 100.0 109.4 106.3 132.2 132.2 243.8 105.3 88.9 100.0 200.0 118.8 118.8 142.9 142.9 250.0 105.3 88.9 125.0 125.0 125.0 125.0 171.4 171.4 250.0 105.3 88.9 100.0 100.0 125.0 125.0 171.4 171.4 325.0 184.2 88.9 100.0 100.0 2.1 9.6 100.0 100.0 99.5 89.0 125.5 85.7 142.6 85.7 146.8 85.7 141.6 85.7 6.6 20.2 100.0 100.0 100.0 100.0 69.1 100.0 58.8 100.0 58.8 100.0 58.8 100.0 26.2 13.1 6.5 2.2 2.2 2.2 23.8 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 127.2 138.0 116.0 111.0 118.6 124.5 100.0 135.7 150.0 121.2 114.2 122.3 128.3 102.7 135.7 150.0 121.2 114.2 122.2 128.3 110.6 135.7 150.0 121.2 114.2 122.3 128.3 110.6 135.7 150.0 121.2 114.2 122.3 128.3 110.6 6.6 6.6 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 133.3 133.3 7.1 4.3 104.0 115.0 100.0 100.0 100.0 115.4 120.0 100.0 100.0 100.0 115.4 120.0 100.0 100.0 100.0 115.4 120.0 115.4 120.0 10.5 6.1 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 125.0 111.1 125.0 111.1 3.7 0.6 2.5 7.3 104.3 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 108.9 102.1 105.6 107.4 102.4 120.3 116.8 121.1 115.7 104.1 134.2 146.3 138.2 130.1 103.1 157.0 170.4 146.5 154.7 102.2 175.2 207.7 201.3 196.7 101.9 ウエイト - 111 - 第 17 表の 2 東京商工会議所レジャー関連サービス価格指数(東商サービス料金,東京,昭 40=100) 費 I 目 レジャー関係料金 1 観覧料 ウエ イト 40 41 42 43 44 45 46 47 99.5 100.0 101.8 105.1 112.7 123.8 129.6 139.1 144.3 9.9 100.0 105.0 107.6 117.0 125.8 134.0 144.5 162.1 i)映画封切 1 回 a洋 画 1.3 100.0 104.6 102.6 114.3 127.8 142.0 155.2 168.6 b邦 画 2.5 100.0 102.4 109.7 121.5 137.5 152.9 169.6 183.8 ii)演劇普通 4.5 100.0 104.2 105.1 116.1 122.2 127.8 137.8 164.7 iii) プロ野球(外野 1 試合) 1.6 100.0 111.5 115.4 115.4 115.4 115.4 115.4 115.4 1.0 100.0 136.4 163.6 173.8 186.5 206.1 223.7 258.4 2 入園料 大 人 0.8 100.0 138.9 163.9 174.3 186.8 198.6 212.8 241.7 小 人 0.2 100.0 126.6 162.5 171.6 186.0 236.0 267.2 325.0 i)ボーリング 1.1 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 118.1 120.0 ii)パチンコ 9.7 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 112.5 8.2 100.0 99.8 100.0 103.0 103.9 103.8 101.6 99.5 1.4 100.0 111.2 113.7 122.1 128.6 133.3 135.0 147.0 ii)引伸し(モノクロ) 2.0 100.0 91.3 90.3 97.3 99.0 101.3 108.5 116.3 iii)引伸し(カラー) 4.8 100.0 100.0 100.0 99.9 98.8 96.2 88.9 78.6 16.0 100.0 100.0 100.0 96.6 95.5 95.5 95.5 95.5 53.6 100.0 101.7 106.8 119.5 138.6 147.3 162.9 166.6 18.8 - - - - - - - - 9.5 100.0 133.3 133.3 133.3 133.3 133.3 133.3 133.3 4.7 100.0 135.7 135.7 135.7 146.4 150.0 150.0 150.0 3 4 ゲーム料 写真 i)現 5 像 その他レジャー i)ラジオ・テレビ聴視料 ii)ホテル宿泊料(バス付 シングル) II 旅客運賃 1 国鉄運賃 i)10km 運賃 ii)50km 運賃 iii)300km 運賃 0.9 100.0 131.4 131.4 131.4 161.5 171.5 171.5 171.5 iv)500km 運賃 0.2 100.0 148.9 148.9 148.9 178.3 188.5 188.1 188.1 v)超特急料金(ヒカリ) 0.2 100.0 100.0 100.0 100.0 118.8 125.0 125.0 125.0 vi)特急料金 0.2 100.0 100.0 100.0 100.0 125.0 133.3 133.3 133.3 vii)急行料金 2.7 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 103.3 viii)一時預り 0.4 100.0 200.0 200.0 200.0 200.0 200.0 200.0 200.0 20.3 - - - - - - - - i)京成 1km 1.7 100.0 121.7 121.7 121.7 121.7 126.3 140.0 140.0 ii)西武 1km 2.9 100.0 121.8 121.8 121.8 121.8 128.2 147.3 147.3 2 私鉄運賃 7 社 - 112 - レジャー消費とレジャー活動の計量分析 (昭 40 年 100) その 2 費 目 ウエ イト 40 41 42 43 44 45 46 47 iii)東急 1km 2.7 100.0 122.8 122.8 122.8 127.2 127.2 140.5 140.5 iv)小田急 40km 内 3.6 100.0 117.5 117.5 117.5 117.5 118.8 122.8 122.8 v)京浜 1km 2.6 100.0 121.8 121.8 121.8 121.8 127.7 145.5 145.5 vi)京王帝都 1km 1.9 100.0 111.7 111.7 111.7 111.7 118.0 136.7 136.7 vii)東武 50km 内 4.9 100.0 117.7 117.7 117.7 117.7 122.2 135.5 135.5 i)都バス 1.7 100.0 100.0 115.0 150.0 150.0 150.0 150.0 150.0 ii)私バス 4.3 100.0 100.0 115.0 150.0 150.0 150.0 150.0 150.0 3.2 100.0 100.0 100.0 133.3 133.3 133.3 133.3 133.3 ii)都営地下鉄 0.4 100.0 100.0 108.3 133.3 133.3 133.3 133.3 133.3 iii)営団地下鉄 4.6 100.0 133.3 133.3 133.3 133.3 133.3 133.3 166.7 12.7 100.0 100.0 100.0 100.3 100.0 100.0 130.0 170.0 6.3 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 101.1 155.2 4.4 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 125.0 133.3 133.3 0.7 100.0 100.0 104.3 109.8 128.5 135.7 150.7 191.5 4.5 100.0 114.7 135.9 152.3 155.8 160.8 185.4 211.5 3 4 バス運賃 都市電車運賃 i)都 5 電 タクシー料金 i)基本料金中型 ii)メーター料金〃 6 有料道路通過料 III 受業料 i)生 ii)料 花 理 iii)編 物 4.3 100.0 110.0 120.6 130.7 138.2 140.0 157.3 167.5 iv)洋 裁 20.2 100.0 108.8 118.3 135.0 149.0 168.8 188.0 207.5 1.8 100.0 113.8 135.8 147.1 157.1 170.3 182.3 187.0 79.4 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 i)基本料(10 アンペア) 18.7 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 ii)従量料金 1km/h 60.7 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 v)和 裁 IV 電気料 - 113 - 第 18 表 東京商工会議所小売物価レジャー関連品目指数(東京) 昭 27 年 基 準 指 数 品 運 目 動 ぐ ウエイ ト つ - 昭 30 年 基 準 指 数 ウエイ ト 30 31 32 33 89.3 89.3 89.3 89.3 目 ガ ソ リ ン テレビ(卓上 14 型) ラ ジ オ 乗 用 車 ( 中型 ) モペット自動 2 輪 自 転 車 カ メ ラ 新 聞 月 刊 誌 子供向月刊誌 週 刊 誌 運 動 ぐ つ グ ロ ー ブ つ み き 玩 具 レ コ ー ド フ イ ル ム ウエイ ト 8.9 11.6 6.3 14.8 12.2 5.5 8.1 17.4 3.5 3.5 0.8 2.8 2.6 4.4 5.8 2.7 31 32 34 35 昭 40 年 基 準 指 数 ウエイ ト 36 37 38 39 40 101.2 89.2 95.4 99.0 100.0 101.6 96.5 100.0 97.3 111.1 133.3 102.3 101.5 111.5 87.5 94.8 109.3 77.4 83.1 98.1 100.0 106.3 91.8 102.6 101.2 118.5 133.3 115.2 103.2 111.5 80.1 76.1 110.3 69.2 75.1 94.7 100.0 106.8 77.1 115.4 104.5 105.9 133.3 122.5 109.1 111.5 68.8 75.0 113.0 65.6 64.1 90.9 100.0 108.1 68.8 115.4 116.2 110.8 155.6 127.3 111.0 111.5 66.7 75.0 114.2 56.2 51.4 89.7 100.0 108.1 64.7 115.4 121.0 111.9 166.7 127.3 104.6 111.5 66.7 75.0 17.2 16.7 3.5 7.7 2.6 4.4 4.7 5.7 1.9 1.9 1.9 2.6 4.4 3.9 11.2 5.0 41 42 43 44 45 46 95.5 94.2 84.6 99.2 101.8 100.0 92.9 120.2 103.7 110.5 100.0 104.3 113.0 100.0 100.0 100.0 95.5 94.2 84.6 98.4 103.6 103.9 92.9 120.2 103.5 112.0 120.0 105.2 108.3 100.0 100.0 100.0 95.5 94.2 84.6 98.4 103.6 105.8 92.9 123.0 100.4 106.0 122.0 107.1 114.2 100.0 100.0 100.0 95.5 89.2 83.1 98.4 108.2 108.1 92.9 139.9 103.3 117.8 125.8 115.3 158.6 100.0 100.0 100.0 96.0 87.8 82.9 98.4 110.0 118.5 92.9 155.4 109.3 130.8 141.2 125.1 184.3 100.0 100.0 100.0 97.6 87.1 82.3 98.4 112.7 125.6 92.9 178.7 118.1 139.6 158.2 126.7 205.0 100.0 100.0 100.0 第 19 表の 1 日本銀行レジャー関連サービス価格指数(料金指数) (東京 昭 45=100) テ レ ビ 鉄 道 電 車 バ ス 宿 泊 新 聞 (白黒) 都バス 普 通 旅客 1km 都電 1 回 1 か 月 1 か 月 1 区 1泊2食 昭 33 - 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 昭 35 年 基 準 指 数 品 30 電 気 80KW/h 映 画 封 切 館 50.0 50.0 55.3 57.1 57.1 57.1 50.0 63.8 65.0 65.0 65.0 65.0 50.0 50.0 50.0 50.0 50.0 50.0 49.9 50.5 50.5 50.5 50.5 50.5 43.7 43.9 43.9 43.9 49.4 51.4 96.4 96.4 96.4 96.4 115.8 122.2 108.1 108.1 108.1 108.1 108.1 108.1 25.2 26.9 27.3 30.2 31.4 35.5 36 37 38 39 40 63.3 65.5 65.5 65.5 65.5 66.7 75.0 75.0 75.0 75.0 50.0 50.0 50.0 50.0 66.0 50.5 52.4 60.9 67.9 75.8 51.5 52.8 59.7 59.7 63.9 122.2 109.1 104.8 104.8 104.8 104.0 101.9 101.2 100.3 100.0 42.3 47.1 58.1 63.5 64.6 41 42 43 44 45 83.1 86.9 86.9 95.3 100.0 75.0 81.3 100.0 100.0 100.0 66.7 75.0 100.0 100.0 100.0 78.4 80.8 86.6 89.1 100.0 76.7 76.7 78.6 89.9 100.0 104.8 104.8 101.2 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 64.4 70.8 80.3 91.2 100.0 46 47 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 110.5 118.1 114.7 119.7 100.0 100.0 100.0 100.0 109.1 127.4 30 31 32 33 43 35 年 注)43 年 3 月以前は「ラジオ,テレビ」 - 114 - レジャー消費とレジャー活動の計量分析 第 19 表の 2 日本銀行「東京小売物価」レジャー関連品目指数 昭 ウエイ ト 30 27 和 31 年 32 基 準 33 昭 34 35 6.0 120.0 122.8 124.2 124.2 125.5 127.3 ウエイ ト 和 36 35 37 年 基 38 準 39 40 6.6 103.4 106.0 108.5 111.3 112.5 自 転 車 乗 用 車 15.1 81.0 75.9 69.0 66.4 65.1 60.3 オ ー ト バ イ - - - - - - - 2.8 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 モ - - - - - - - 7.8 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 4.5 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 0.1 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 ペ ッ ト 真 空 管 ラ ジ オ - - - - - - - テ レ ビ - - - - - - - 写 真 機 3.0 70.3 65.3 61.2 53.6 47.6 撮 影 機(家庭用) - - - - - 映 写 機(家庭用) - - - - - 14.8 97.4 95.5 5.6 100.7 102.5 22.4 92.2 86.0 84.7 95.3 82.1 77.7 90.9 87.9 87.9 85.4 84.2 45.7 6.7 100.0 96.9 97.1 95.1 94.9 - - 0.5 100.0 96.3 95.3 95.3 95.3 - - 0.6 69.4 64.6 63.8 63.8 63.8 7.5 108.6 99.6 114.7 109.6 126.1 123.7 9.9 100.6 104.0 106.8 111.0 116.2 4.2 82.5 78.5 78.5 78.5 90.3 94.2 1.9 102.7 103.6 105.9 105.9 107.3 旅 行 か ば ん - - - - - - - 1.6 103.8 105.0 105.0 105.0 107.7 運動ぐつ ( 大人 ) 4.6 91.2 82.0 86.8 84.4 85.1 86.8 4.4 100.8 113.0 121.4 121.8 122.7 具 - - - - - - - 0.8 108.3 125.0 125.0 125.0 130.6 ク レ ヨ ン ボール(健康ボー ル公認) グ ロ ー ブ - - - - - - - 0.7 100.0 100.0 100.0 102.3 114.8 1.2 83.3 83.3 83.3 83.3 83.3 83.3 1.1 102.8 116.9 120.0 128.3 130.0 2.9 88.2 79.0 84.8 85.1 86.3 84.8 0.6 101.0 103.4 103.5 109.3 110.7 ガ ソ リ ン か ば ん (ブリーフ付) 絵 ラ ケ ッ ト - - - - - - - 1.6 105.9 113.1 123.2 125.0 125.0 金 属 玩 具 - - - - - - - 0.6 102.5 110.0 110.0 110.0 114.5 セ ル 玩 具 1.3 93.6 91.6 88.7 86.3 86.3 87.7 非 金 属 玩 具 - - - - - - - ム 2.6 97.1 88.2 88.2 88.2 88.2 88.2 4.2 100.0 95.7 94.3 94.3 94.3 ノ 3.7 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 1.6 100.0 96.4 94.6 94.6 94.6 99.1 98.1 98.1 フ イ ピ ル ア - - - - - - 1.5 122.9 131.1 131.1 131.1 136.6 ン - - - - - - - 0.9 100.0 100.0 ハ ー モ ニ カ - - - - - - - 0.4 100.0 100.1 101.2 101.5 103.4 オ ル ガ ド - - - - - - 45 回転 シング - ル 2.2 100.0 新 聞 - - - - - - - 14.5 100.0 102.7 115.9 115.9 124.2 雑 誌 12.5 103.1 106.4 110.2 110.2 111.8 109.6 4.5 105.6 110.7 112.6 125.0 132.3 書 籍 レ コ ー - - - - - - - 115 - - 98.2 96.7 96.7 104.5 10.5 100.0 118.8 125.0 125.0 125.0 日本銀行「東京小売物価」におけるレジャー関連品目 昭 ウエイト 41 40 和 42 その 2 年 43.1 基 準 2 3 4 千分比 1.8 105.3 106.3 106.3 106.3 106.3 106.3 車 62.3 99.8 98.1 94.6 94.6 94.6 94.6 車 2.7 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 ヤ 2.3 100.0 95.6 94.1 94.1 94.1 94.1 原 動 機 付 自 転 車 1.7 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 ガ ン 7.2 99.1 98.9 98.9 98.9 98.9 98.9 スポーツ服(トレパン) 乗 2 用 輪 タ 自 動 イ ソ リ 自 転 車 5.3 103.2 110.8 110.8 110.8 110.8 110.8 テ レ ビ 15.4 98.6 98.2 98.2 89.2 98.2 98.2 ラ ジ オ 6.7 97.5 97.3 96.1 96.1 96.1 96.1 写 真 機 5.7 99.3 99.0 99.0 99.0 99.0 99.0 撮 影 機 1.3 98.0 97.3 97.3 97.3 97.3 97.3 ム (白黒) 2.5 94.1 94.6 100.2 100.2 100.2 100.2 ヨ ン 0.7 114.6 114.6 114.6 114.6 114.6 114.6 ポ ー ル(健康ボール) 1.0 101.2 98.6 98.1 98.1 104.3 113.6 ラ ト 4.1 101.2 101.5 101.5 101.5 101.5 102.4 具 1.5 107.6 109.1 109.1 109.1 109.1 109.1 靴(大人) 2.2 102.7 102.7 102.7 102.7 102.7 102.7 形 ( ビニール ) 2.8 95.8 101.7 102.9 102.9 102.9 102.9 具 0.8 100.4 103.3 103.9 103.9 103.9 103.9 プ ラ ス チ ッ ク 玩 具 3.1 106.3 107.1 107.1 107.1 107.1 107.1 ピ ノ 3.4 99.0 98.7 98.7 98.7 98.7 98.7 ン 1.9 100.0 114.4 114.4 114.4 114.4 114.4 ー 1.0 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 ド 3.3 105.3 105.3 105.3 105.3 105.3 105.3 ん 2.8 106.6 107.2 107.2 107.2 107.2 107.2 新 聞 6.4 104.6 105.0 105.0 105.0 105.0 105.0 雑 誌 5.0 104.4 110.5 111.8 115.4 115.4 115.4 書 籍 8.0 112.9 115.5 115.5 123.2 123.2 123.2 切 花 2.8 99.3 137.6 192.9 220.5 220.5 202.3 フ ク ゴ 運 イ ル レ ケ ル オ 属 旅 製 用 玩 ア ル ギ レ フ 動 人 金 ッ ガ タ コ 行 ー か ば - 116 - レジャー消費とレジャー活動の計量分析 第 20 表 日銀卸売物価レジャー関連品目指数 昭 ウエ イト 27 年 基 準 30 31 32 33 34 35 ウエイト 1.6 91.1 91.1 91.1 91.1 91.4 し 好 飲 料 水 - - - - - - 乗用車(小型) 5.4 80.0 75.3 68.8 66.4 65.4 軽 4 輪乗用車 - - - - - - - 1.1 モ ト - - - - - - - ス ク ー タ ー - - - - - - オ ー ト バ イ - - - - - - ッ 100.0 100.0 100.0 97.0 94.5 87.8 85.9 - 92.7 92.1 90.0 88.8 1.9 - 98.9 98.7 97.9 97.9 - 0.6 - 97.8 97.8 97.8 97.8 - 2.5 98.7 98.7 98.3 98.1 2.3 - (117.6) 101.3 (67.7) 98.8 (98.9) - (51.5) 103.0 (115.8) 99.3 (92.3) 100.0 (78.8) 100.0 105.4 106.7 107.2 107.6 93.9 90.3 89.7 86.0 93.8 93.8 92.3 91.8 91.7 90.7 87.7 86.2 100.0 101.9 105.2 109.7 95.3 94.7 94.9 95.4 101.3 107.7 107.7 108.3 - (162.3) 5.6 107.4 102.5 107.6 108.8 114.1 117.5 116.4 115.3 115.0 真 機 1.5 95.3 93.0 89.6 86.6 75.8 68.5 1.6 テレビ受信機 4.3 - - - - - - 10.3 ラジオ 1.8 86.0 80.1 77.0 69.1 54.6 50.0 3.8 揮発油(自動車用) 4.7 97.0 90.4 104.9 95.5 112.0 116.6 7.2 フ ィ ル ム 1.1 100.0 99.1 92.3 92.3 92.3 92.3 1.5 新 聞 用 紙 4.8 81.8 81.8 81.8 79.6 78.8 78.8 2.4 ズ ッ ク ぐ つ - - - - - - - 1.4 鉛 40 100.0 写 力 39 100.0 4.3 106.2 109.9 111.5 111.5 113.3 116.1 電 38 準 100.0 車 ロ 37 基 100.0 転 小 年 100.0 自 〃 36 (サイダ (91.6) 91.6 - ) 0.7 100.0 (オレン - - ジジュー ス ) 1.4 (59.5) 61.0 9.3 97.5 清凉飲料水 ( サイ ダー) ペ 35 昭 3.5 151.1 151.1 151.1 151.1 151.1 151.1 筆 - - - - - - - 0.4 - 100.8 100.8 100.8 100.8 ク レ ョ ン - - - - - - - 0.1 - 96.7 96.7 97.6 103.5 水 彩 絵 具 - - - - - - - 0.1 - 112.0 112.0 112.0 122.1 ノ - - - - - - - 0.5 - 92.7 94.0 95.7 95.7 ピ ア オ ル ガ ン - - - - - - - 0.2 - 94.7 89.2 89.3 90.0 レ コ ー ド - - - - - - - 0.7 - 99.1 98.5 98.5 101.5 具 - - - - - - - 0.5 - 97.7 97.7 97.7 98.9 が ん - 117 - 第 20 表 日銀卸売物価レジャー関連品目指数(その 2) 40 昭 品 目 ウエイト し好飲料水(サイダー, オレンジ・ジュース乳酸) 41 年 42 基 43 準 44 45 3.5 100.0 100.0 100.1 104.5 106.6 車 (18.7) (100.0) (98.5) (96.1) (93.4) (92.9) 普通乗用車(2000cc 以上) 0.2 98.4 97.6 97.6 97.6 97.6 小型乗用車(1000cc 以上) 14.3 100.1 98.7 95.6 92.9 92.2 車 1.8 98.8 93.0 90.6 83.5 81.7 自動 2 輪・モペット 1.0 100.3 97.0 95.0 92.0 93.9 イ 2.9 99.7 99.3 98.5 95.8 95.9 車 2.3 102.7 104.1 104.1 104.3 111.8 械 (6.7) - - - - - 機 3.2 87.2 86.2 85.8 85.9 85.9 ラジオ・テレビ・受信機 (13.8) - - - - - ビ 3.3 96.3 92.7 91.4 88.4 84.7 カ ラ ー テ レ ビ 1.1 97.9 90.3 87.2 82.8 77.8 ラ オ 1.1 100.0 100.0 100.0 99.5 96.7 オ 2.2 100.0 99.5 98.1 95.9 88.9 ガ ソ リ ン ( 自動車用 ) 8.1 99.9 99.5 100.8 101.0 102.7 料 (2.6) - - - - - ム 1.5 96.6 97.0 104.8 104.9 104.9 紙 2.6 103.0 103.0 103.0 103.9 108.3 つ 0.9 104.4 108.4 113.5 120.6 130.4 力 (17.0) - - - - - 力 5.9 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 類 (1.9) - - - - - 筆 0.3 100.0 100.0 100.0 114.8 139.9 具 0.3 114.6 114.6 130.6 152.9 152.9 器 (2.5) - - - - - ノ 1.1 98.9 98.5 98.5 98.5 100.9 乗 用 軽 乗 オ ー 自 用 ト バ 転 光 学 写 真 白 黒 レ 感 フ 光 ィ ッ 材 ル 聞 ズ レ テ 真 新 テ ジ ス 写 機 用 ク ぐ 電 小 文 ロ 電 房 具 鉛 水 彩 絵 楽 ピ が ア オ ル ガ ン 0.4 100.0 100.0 99.3 99.0 98.1 レ コ ー ド 1.0 101.9 101.1 103.2 105.4 105.4 具 1.3 105.5 103.2 104.7 106.5 107.5 ん - 118 - レジャー消費とレジャー活動の計量分析 第 20 表 日銀卸売物価レジャー関連品目指数(その 3) 品 45 昭 目 ウ 清凉飲料水(サイダー, コーラ,乳酸 ) エ イ 年 基 46 ト 準 47 4.6 100.6 100.6 車 (33.7) 99.7 99.6 普 通 0.8 99.5 98.5 小 型 20.7 99.1 99.4 5.4 99.6 98.4 車 1.0 102.9 102.9 車 1.4 104.4 107.5 学 - - - 機 2.0 102.5 104.6 ラ ジ オ ・ テ レ ビ - - - ビ 1.2 94.0 96.0 カ ラ ー テ レ ビ 7.1 85.9 83.0 ラ オ 1.1 99.3 98.0 音響機器・ステレオ 2.0 95.8 95.3 ガ ソ リ ン 6.3 105.5 107.6 フ ィ ル ム 0.8 99.1 97.6 新 聞 用 紙 1.5 102.5 103.3 日 刊 新 聞 2.7 114.3 119.1 乗 用 軽 2 輪 自 自 動 転 光 写 白 真 黒 テ レ ジ ズ ッ ク ぐ つ 1.4 103.7 96.3 ゴ ル フ 用 具 0.4 108.5 122.8 ス キ ー 用 具 0.4 100.9 104.7 力 4.6 100.0 100.0 筆 0.3 98.8 98.8 小 口 電 鉛 週 刊 誌 0.8 116.7 123.3 月 刊 誌 1.4 109.6 118.6 ノ 0.8 102.9 103.6 楽器 ピ オ ル ガ ン 0.3 99.8 107.9 レ コ ー ド 0.7 100.6 108.6 電 子 オ ル ガ ン 0.4 103.1 108.9 具 1.6 104.9 110.5 物 0.2 107.6 108.0 が 児 ア ん 童 乗 - 119 -