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積極的に英語でコミュニケーションを図ろうとする態度の育成に関する研究

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積極的に英語でコミュニケーションを図ろうとする態度の育成に関する研究
B1-04 教育工学
積極的に英語でコミュニケーションを図ろうとする態度の育成に関する研究
-ディジタル教材の作成と評価を通して-
岡山市立高松中学校
新
教諭
谷
彰
男
研究の概要
ALTとの会話についての実態調査をし,その結果に基づいて,英語を通じて積極的にコミュニケーションを
図ろうとする態度の育成を目指したディジタル教材を作成した。それは「こんなときの英語」「1問1答英会
話」「シーン別英会話」の三つから成っており,ALTとの擬似的な対面形式の会話練習などができる。教材を
授業で活用した結果,英語で積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度の育成に一定の成果が見られた。
キーワード
英語,英会話,関心・意欲・態度,ディジタルコンテンツ
Ⅰ はじめに
とする態度の育成を目指したディジタル教材を作成し,
片言でもいいから,自分の考えや気持ちを英語で伝
その評価を行う。
えることができるようになりたいと思う生徒は多い。
実践的なコミュニケーション能力を支えるものは,
Ⅲ
研究の手順
「聞く」「話す」「読む」「書く」の四つのコミュニ
まず,英語による「聞くこと」「話すこと」のコ
ケーション能力と,積極的に英語でコミュニケーショ
ミュニケーション能力に関する生徒の現状を知るため,
ンを図ろうとす る態度である。文部科 学省による
ALTとの会話についての実態調査を行う。次に,そ
「『英語が使える日本人』の育成のための行動計画」
こで明らかになった課題を基に,英語で積極的にコ
には,中学校段階での英語教育において,「聞くこ
ミュニケーションを図ろうとする態度の育成を目指し
と」「話すこと」の音声によるコミュニケーション能
たディジタル教材を作成する。そして,授業を通して
力の育成に重点を置いた改訂が中学校学習指導要領で
教材の評価を行い,成果と課題とを明らかにする。
行われたことが述べられている。
本校では,外国語指導助手(以下「ALT」とい
Ⅳ
研究内容
う。)とのコミュニケーション活動を中心に,「聞く
1
生徒の実態
こと」「話すこと」のコミュニケーション能力の育成
○
対象:岡山市立高松中学校第3学年選択授業(英
に努めている。英語を話すことに積極的に取り組む生
語,発展コース)履修生徒20名
徒がいるが,消極的になってしまう生徒も少なくない。 ○
そこで,本校生徒の実態に応じた英会話の学習がで
○
実施時期:11月上旬
目的:英語による「聞くこと」「話すこと」のコ
きる教材を作成し,授業で活用すれば,英語を通じて
積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度の育
ミュニケーション能力についての現状を知る
○
方法:次の三つの方法による
成ができるのではないかと考えた。また,文字や音声
・ALTとの会話前のアンケート調査
に加え,映像等を活用できるディジタル教材であれば,
・ALTとの会話の分析
学習への興味・関心をより高めることができるのでは
・ALTとの会話後のインタビュー調査
ないかと考えた。
(1) アンケート調査
以上のことから,積極的に英語を通じてコミュニ
図1は,英語が分からない場合に質問や聞き返し
ケーションを図ろうとする態度の育成を目指したディ
ジタル教材の在り方を探りたいと思い,本研究の主題
をすることについて尋ねたものである。
英語が分からない場合,質問したり聞き返したりしますか。(N=20)
を設定した。
4人
Ⅱ 研究の目的
よくする
英語を通じて積極的にコミュニケーションを図ろう
- 95 -
図1
6人
時々する
5人
あまりしない
3人
全くしない
英語が分からない場合の対応について
2人
無回答
20人中8人の生徒が,英語が分かない場合でも,
生徒Bの場合,質問されたことについて Yes /
質問や聞き返しを「あまりしない」「全くしない」
No などの短文の返事に終始したり,ALTが言っ
と回答した。
た単語や文を繰り返したりするだけのやりとりが多
く見られた。
図2は,返事の後に自分の考えや気持ちを付け加
さらに,ALTとの会話後のインタビュー調査に
えたりすることについて質問したものである。
おいて,会話の途中で黙ったままの場面が多く見ら
返事の後に,考えや気持ちを付け加えたりすることがありますか。
(N=20)
7人
1人
よくする
9人
時々する
あまりしない
全くしない
れた生徒にその理由を尋ねたところ,「緊張して英
2人
1人
語が出てこない」という回答が返ってきた。
これまでの調査から,生徒が英語で積極的にコ
無回答
ミュニケーションを図ろうとする上で,次のような
図2 返事の後に自分の考え等を付け加えることについて
20人中10人の生徒が,返事の後に自分の考えや気
問題があることが分かった。
2
持ちを付け加えたりすることを「あまりしない」
「全くしない」と回答した。
図3は,アンケート調査において,ALTとの会
話中での緊張について質問したものである。
ALTと会話をするとき,緊張することがありますか。(N=20)
2人
11人
かなりある
ある
4人
あまりない
1人 2人
ない
無回答
図3 ALTとの会話での緊張について
解決の手だて
①
聞き返しやつなぎ言葉
質問の意味 が分からない場合,聞き返した
り,つなぎ言 葉を使ったりしてコミュニケー
ションを続けようとすることができない。
② 短文での返事
質問されたことについて, Yes / No などの
短文の返事に終始する。
③ 緊張
ALTとの会話に対して緊張する。
20人中13人の生徒がALTと会話をするとき,緊
張が「かなりある」又は「ある」と回答した。
て,中学校学習指導要領には,次のように示されて
(2) ALTとの会話
いる。
生徒とALTとの会話の様子をビデオで記録した
ものを使って会話の分析を行った。次は,生徒Aと
ALTとの会話の一部である。
ALT:
生徒A:
ALT:
生徒A:
ALT:
生徒A:
「聞き返しやつなぎ言葉」に関連した事柄につい
(1) 言語活動
ア
聞くこと
(エ)
What subject do you like?
えっ?
English, math....
あー,English.
So, who is your English teacher?
えーと,Okano teacher. Ms Okano.
話し手に聞き返すなどして内容を正しく理解
すること。
イ
話すこと
(エ)
つなぎ言葉を用いるなどいろいろな工夫をし
て話が続くように話すこと。
英語が分からない場合に聞き返す Pardon me? や,
生徒Aは,「あー」や「えー」等の言葉を繰り返
つなぎ言葉として使う Let me see. 等の英語を使う
すことが多く,質問の意味が分からない場合でも,
ことができるためには,様々な状況を設定し,その
聞き返そうとする様子がほとんど見られなかった。
中で発音練習を反復することが必要だと考えた。
次は,生徒BとALTとの会話の一部である。
ALT:
生徒B:
ALT:
生徒B:
ALT:
生徒B:
「短文での返事」に関連した事柄について,中学
校学習指導要領には,次のように示されている。
Did you do your homework?
Yes.
What subject?
Math.
Do you like math?
Yes.
(1) 言語活動
イ
話すこと
(イ)
自分の考えや気持ちなどが聞き手に正しく伝
わるように話すこと。
- 96 -
ALTからの質問に対して短文での返事に終始す
ることなく,自分の考えや気持ちを付け加えること
ができるようにするためには,質問に対しての返事
を事前に準備し,ALTとの会話のリハーサルをす
ることが大事であると考えた。
「緊張」については,できる限りALTの英語に
接する機会をつくり,ALTが話す英語への慣れを
促すことが必要であると考えた。
3
コンピュータの活用
コンピュータを英語の授業に取り入れることにつ
いては,藤代ら(2004)をはじめ,様々な試みが実
践されている。文部科学省による「情報教育の実践
と学校の情報化」ア)には,コンピュータの活用が生
徒の学習の進度に沿って活用でき,反復学習や発展
的な内容の学習などにも効果的であることが示され
ている。
また,次の点で英語学習においてコンピュータを
活用することが有益だと考えた。
・ 必要に応じて,何度でも繰り返し再生すること
ができること。
・ 複数のねらいをもったディジタル教材として1
図4 教材の構想図
枚のCDに集約でき,必要に応じて自由に学習内
容を選択できること。
のALTと対面形式の会話練習をする。
・ いつでも,どこでも,擬似体験をすることがで
(2) 教材の具体的な内容
きること。
4
①
こんなときの英語(図5)
ディジタル教材の作成
(1) 教材の構想
図4は,教材の構想図を示したものである。教材
は, 「こん なとき の英語 」「1 問1答英会 話」
「シーン別英会話」の三つのページによって主に構
成されている。それぞれの主な内容を次に示す。
まず第一に,「こんなときの英語」のページでは,
何度でも繰り返し再生することができるコンピュー
図5 こんなときの英語
タの機能を活用しながら,英語の発音を反復練習す
ア
る。
必要に応じて聞き返したり,つなぎ言葉を使った
第二に,「1問1答英会話」のページでは,必要
りすることができる。
に応じて自由に学習内容を選択できるコンピュータ
の機能を活用しながら,自分の興味・関心に応じて
ねらい
イ
生徒の活動
聞き返しやつなぎ言葉を表す英語の発音について
選んだ質問に対して返事の準備を事前に行い,その
反復練習をする。
後,ALTとの会話のリハーサルを行う。
第三に,「シーン別英会話」のページでは,疑似
ウ
体験できるディジタル教材を活用しながら,画面上
- 97 -
評価規準,評価方法
このページで示されている聞き返しやつなぎ言葉
を表す英語をALTとの会話の中で使うことができ
か,ビデオの記録,アンケート調査,ALTとの
ているか,ALTとの会話の分析を通して評価する。
会話の分析を通して評価する。
5
② 1問1答英会話(図6)
授業実践
(1) 学習指導計画
○
対象:岡山市立高松中学校第3学年選択授業(英
語,発展コース)履修生徒20名
○
実施時期:11月中旬~下旬
○
目的:作成したディジタル教材を用いて授業を行
い,教材の評価をする
(2) 概要
単元の学習指導プラン(図8)に示すように,第
図6 1問1答英会話
一次は,まず,生徒は自分の英会話の課題について
考え,次に解決に向けてグループで話し合い,最後
ア
ねらい
に教材の使い方について学習する。
返事をした後,自分の考えや気持ちを付け加える
第二次は,生徒はディジタル教材を使って学習を
ことができる。
する。生徒自身が教材中に示された内容を確認する
生徒の活動
ことができるよう,生徒同士で会話を練習する時間
日常生活の分野に関して11問,学校生活の分野に
を設ける。
イ
関して8問,日本文化の分野に関して4問の質問の
第三次は,生徒は日常生活・学校生活・日本文化
中から,自分の興味・関心に応じてそれぞれ質問を
の各分野から関心あるものを選び,ALTと会話を
選び,選んだ質問について返事の準備を行う。その
する。最後にワークシートを使って学習の振り返り
後,ALTとの会話のリハーサルをする。
をする。
ウ
評価規準,評価方法
(3) 生徒の様子(写真)
返事をした後に自分の考えや気持ちを付け加える
はじめは興味本位で
ことができているか,ALTとの会話の分析を通し
様々なページをクリッ
て評価する。
クする姿が目立った
③
シーン別英会話(図7)
が,次第に各自の目的
に沿ったページを開い
て積極的に学習に取り
組むようになった。
例えば,「 こんな
写真
授業 中の生徒の様子
ときの英語」のページを開けて友達と一緒に発音練
習をする様子が見られた。また,「1問1答英会
話」のページでは,画面上のALTから質問を聞く
たびに映像を止めて返事の内容を紙に書き留める姿
図7 シーン別英会話
ア
イ
が見られた。さらに,「シーン別英会話」のページ
ねらい
にある対面形式の会話練習では,自分のパートの部
ALTと会話をするときの緊張を和らげる。
分に考えや気持ちを付け加えながら学習する様子が
生徒の活動
見られた。
日常生活・学校生活・日本文化の各分野から一つ
6
を選び,画面上のALTと対面形式で会話の練習を
する。
ウ
教材の評価
ALTとの会話の分析は,授業実践前後の両方で
ALTと会話を行った生徒8人の様子をビデオ撮影
評価規準,評価方法
したものを使用した。アンケート調査については,
緊張が和らいだ状態でALTと会話ができている
履修した20人全員のものを使用した。
- 98 -
<目標>
◎英語で積極的にALTと英会話をしていこう。
<コミュニケーションへの関心・意欲・態度>
○必要に応じて聞き返したり,つなぎ言葉を使ったりすることができる。
<理解>及び<表現>
○質問に答えた後,自分の考えや気持ちを付け加えることができる。
<表現>
◇は学習活動
◆はディジタル教材の利用
(
)は時数
◇ 英会話の課題解決について考え,ディジタル教材の使い方を学習する。(1)
・英会話の課題について考えた後,解決に向けグループで話し合う。
◆ディジタル教材の使い方を学習する。
◇ ディジタル教材を使って学習する。(2)
◆必 要に 応じ て聞き 返し たり ,つ なぎ 言葉を 使っ たり する こと ができ る
ようにするため ,「こんなときの英語」のページで示されている聞き返しやつな
ぎ言葉を表す英語の発音について反復練習をする。
◆返事 をした 後,自 分の考え や気持ちを 付け加え ることがで きるよう にするため
「1 問1答 英会話 」のペー ジにある, 日常生活 ・学校生活 ・日本文 化の各分野
に関する質問の中から,興味・関心に応じて質問を選び,その質問について返事の準備を行う。
その後,ALTとの会話のリハーサルをする。
◆ALTと会話をするときの緊張を和らげるため ,「シーン別英会話」のページにあ
る, 日常生活・ 学校生活 ・日本文化 の各分野 から一つを 選び,画 面上のAL Tと
対面形式で会話の練習をする。
※生徒 自身が教材 中に示さ れた内容を 確認する ことができ るよう, 生徒同士で 会話
を練習する時間を設ける。
◇ ALTと会話をする。(1)
・日常生活・学校生活・日本文化の各分野から一つを選び,ALTと会話をする。
・ワークシートを使って学習を振り返る。
図8
単元の学習指導プラン
(1) こんなときの英語
聞き返すことができていたのは,8人中5人であっ
生徒AとALTとの会話を次に示す。
た。残り3人の生徒については,質問された内容に
対して適切な返答ができなかったり,黙ってうつむ
ALT: What's your favorite place?
いたままの状態が続いたりする様子が見られた。
生徒A: 場所? Place? Let me see..., my favorite
つなぎ言葉や聞き返しが定着していなかった生徒
place is my room.
にその理由を尋ねてみると,「きちんと英語を覚え
「あー」や「えー」を繰り返していた生徒Aは
ていなかった」という答えが返ってきた。教材中の
「こんなときの英語」のページにあるつなぎ言葉を
英語を覚えているかどうかを確認できるようなペー
使うことができていた。つなぎ言葉を使ってALT
ジを作成する等の工夫が必要である。
と会話ができていた生徒は8人中2人で,残り6人
(2) 1問1答英会話
の生徒からつなぎ言葉は聞かれなかった。
生徒BとALTとの会話を次に示す。
生徒CとALTとの会話を次に示す。
ALT: So, do you like watching English movies
ALT: So, do you do any club activities? Do you
or listening to English music?
play sports?
生徒B: Watching movies. What do you watch ?
生徒C: Once more, please.
短文の返事が多く見られた生徒Bは,「1問1答
生徒Cのように,質問の意味が分からない場面で
- 99 -
英会話」のページで準備した返事を用いながら返答
していた。8人中6人の生徒がALTとの会話の中
また,生徒BやDのような情意面での変容が見られ
で,生徒Bのように返事の後に質問をしたり,単語
た。それは,「シーン別英会話」のページの中にあ
をつなぎ合わせたりしながら,自分の考えや気持ち
る対面形式の会話練習を何度も繰り返すことにより,
を英語で伝えようとすることができていた。
ALTの発音やスピードへの慣れが促された結果,
しかし,How about you? を返事の後に付け加え
ALTとの会話に対する緊張が和らいだためではな
いかと考える。
ただけの会話のやりとりをした生徒が一人,また,
(4) まとめ
短文の返事だけに終始した生徒が一人いた。
このことは,授業実践の第二次において,返事を
「シーン別英会話」のページについては,緊張の
準備する時間が短く,ALTとの会話のリハーサル
緩和に対して,このページが役に立ったと感じる生
が十分にできなかったことが原因ではないかと考え
徒が多かったことなどから,おおむねねらいを達成
る。返事の準備をしたりリハーサルしたりするため
することができたのではないかと考える。
残り二つのページについては,ねらいが十分に達
の時間を十分に確保することが必要である。
成できたとは言えない。教材そのものについての改
(3) シーン別英会話
善だけでなく,教材を活用する時間の確保など,授
図9は,緊張の緩和に対して「シーン別英会話」
業運営上の工夫が必要である。
のページの中にある対面形式の会話練習が役に立っ
たかどうかについて質問したものである。
Ⅴ
「シーン別英会話」にある対面形式の会話練習は,緊張を和らげ
成果と課題
ALTとの会話についての実態調査を行い,その結
る上で役に立ちましたか。 (N=20)
果に基づいて,英語を通じて積極的にコミュニケー
2人
2人
16人
とてもそう思う
そう思う
あまり思わない
ションを図ろうとする態度の育成を目指したディジタ
ル教材を作成した。それは,「こんなときの英語」
全く思わない
「1問1答英会話」「シーン別英会話」の三つのペー
ジから成っており,ALTとの擬似的な対面形式の会
図9 対面形式の会話練習の有効性について
話練習などができる。教材を授業で活用した結果,質
図9に示した質問に対して,20人中18人の生徒が, 問の意味が分からない場合には聞き返したり,返事の
後に自分の考えや気持ちを付け加えたりするなど,英
「とてもそう思う」「そう思う」と回答した。
次は,2度目のALTとの会話が終了した生徒か
の育成に一定の成果が見られた。その一方で,教材の
ら出された感想の一部である。
・
会話のスピード,目標としていた相手の発音という
のがだいたいつかめて,自信になった。
・
改善や授業運営上の工夫を今後の課題としたい。
(生徒B)
以前は,英語は話せないと思い,会話をするとき緊
張していたが,この教材のおかげで少し話せる自信が
ついてきた。緊張よりも話したいという思いの方が強
くなった。
語で積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度
(生徒D)
Ⅵ
おわりに
学校への情報機器の普及により,ディジタル教材を
活用した授業がますます実践されるようになると考え
る。本研究で明らかとなった成果と課題を踏まえなが
ら,ディジタル教材の作成や,教材を活用した指導方
法の改善に努めていきたい。
図9に示した質問に対して肯定的な回答が多く,
○参考文献
・ 岡山県情報教育センター:自己表現力を育成する e-Learning 教材の開発と指導法の研究,研究紀要第5号,
pp.33-42,2004
○Webページ
ア) 文部科学省:情報教育の実践と学校の情報化 (http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/zyouhou/020706.htm)
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