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平成23年10月5日発行 景況レポート Vol.75

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平成23年10月5日発行 景況レポート Vol.75
特 集
元気な企業は今…
トップが語る明日の経営戦略
「ものづくり」にこだわって・・・
Spotlight the 鯖江精機 株式会社 様
眼鏡機械製造業者として誕生し、その後あらゆる製造現場の合理化を提案することで着実に歩みを
続けてきた企業が福井にはあります。産業機械やシステム開発を通じて「ものづくり」を支える企業「鯖
江精機 株式会社」代表取締役社長 浅井 滋氏にお話を伺いました。
鯖江精機 株式会社
■事業概要
会 社 名
代 表 者
本社所在地
設 立
資 本 金
事 業 内 容
年 商
社 員 数
代 表 取 締 役 社 長 浅井 滋 氏
鯖江精機 株式会社
浅井 滋
住所:福井県丹生郡越前町気比庄22-8
TEL:0778-34-8600
FAX:0778-34-8602
e-mail:[email protected]
昭和38年8月3日
1,000万円
合理化・自動化機械装置の設計・製作
34億(平成23年2月実績)
41億(平成24年2月予想)
47名(男性38名、女性9名)
—御社の沿革について教えてください。
。
弊社は昭和38年に私の父が鯖江市内で眼鏡機械の製作を
開始したことが始まりで、来年度に設立50周年を迎えます。
当時は
「眼鏡製造用の専門機械」がまだ少なかった時代で、
一般工作機械造りをしていた父に、いくつかの眼鏡メーカ
ー様から眼鏡機械専門の製造業者として起業のチャンスを
下さったことが創業のきっかけと聞き及んでいます。起業
のお話を頂戴した皆様からは資金面で多額のご支援を受け、
父を含めた7名が発起人として
「鯖江精機株式会社」を設立
し、開業後も優先的にお仕事を頂いたとも聞いています。
私の父は10年前に他界しましたが、生前は常々、資金と仕
事の両面からお力添え頂いた方々への恩義を口にしていま
した。
開業当時は高度経済成長の中、眼鏡業界全体が最も伸張
した時代です。本当にたくさんの受注を頂き、眼鏡機械製
造業者として弊社も順調に売上を伸ばすことができました。
その後は眼鏡機械以外の分野にも活動の場を広げ、これま
でに様々な分野のお客様に様々な生産設備を提供させてい
ただいています。弊社はこれまで、常に新しい産業機械や
システムの創造に挑戦し、合理化や省人化をご提案するこ
とで業績を伸ばしてきました。特に昭和43年頃から携わっ
1
元気な企業は今…
ていた電子部品製造装置については、世の中のデジタル化
が進むに伴って急成長を遂げ、平成に入りますと受注量は
眼鏡機械の分野を追い越します。そして携帯電話の普及に
よってその勢いはますます加速度を増し、現在では電子部
品製造装置の受注が弊社受注の大半を占めるようになりま
した。平成13年に新製品の開発力強化を目的として現在の
越前町気比庄に新工
場を建設し移転。平
成17年 に は 弊 社 独
自の生産管理システ
ム
「Repro
(リプ
ロ)
」の 運 用 を 開 始
し、生産体制の強化
を図っています。
昭和40年代初め 眼鏡機械が並ぶ工場内風景
—社長の経歴を教えてください。
私は昭和58年、
26歳の時に弊社に入社しています。実は
23歳の時まで弊社を継ぐことは全く頭にありませんでした。
学生時代は自宅と事業所が離れていたことや、父も進路に
一切口を出さなかったこともあって自分が後継者だという
思いもなく、正直父がどんな機械を造っていたかも知りま
せんでした。高校は普通科を選び、大学も商学部経済学科
に進学、スーツを着たサラリーマンになんとなく憧れて卒
業後は県外の商社に就職し営業マンを経験しています。そ
んな私に
「ものづくり」の誇りや素晴らしさを教えてくれた
のは商社勤めの頃出会った鉄工所の親父さんでした。一人
暮らしのアパートから地下鉄の駅に向かう途中に小さな鉄
工所があり、ふとしたことがきかっけで親父さんと親しく
なりました。普段は地味な作業服を着て汗をタオルでぬぐ
いながら油だらけの手で黙々と仕事に打ち込んでいる親父
さんですが、仕事の話になると途端に饒舌になって
「他では
出来ない仕事だ」
「自信作を納めたときのお客の顔が忘れら
れない」
などと、私に
「ものづくり」
に対するこだわりや自信
を熱く語って下さいました。ちょうどその頃サラリーマン
の仕事にやりがいを感じられなくなってきていた私にとっ
て、自分の仕事を誇らしげに語る親父さんの姿が本当に眩
しく見えました。その姿に遠く離れた父を重ね合わせたの
かも知れません。
「技術を身につけたい」
−私の進路はこの時
に決まりました。そして商社を辞め、福井で根を張る決意
を父に語り、弊社に入社したいと頼みました。けれども父
はなかなか入社を認めてくれません。父から
「このまま鯖江
精機に来ても役に立たない、機械の学校に行って勉強しろ」
と言われ、機械の専門学校を探して入学。年下の同級生に
囲まれて私の
「ものづくり」の勉強が始まりました。それま
で、高校でも大学でも機械のことを学んだことはなく、入
学最初の素養試験では成績は下から数えて2番目でした。そ
れでも自分が望んで進んだ道なので逃げるわけにはいきま
せん。生まれて初めて死に物狂いで勉強すると成績は次第
に上がり、卒業式には総代を務めることができました。こ
うして2年間、機械の勉強に没頭した後にようやく入社する
ことが認められたのです。
そんな私にとって悲願の
「ものづくり」の現場は憧れの場
所でした。入社当初は一日中単純作業を足が棒になるまで
続けていました。本来はつらい仕事のはずなのですが、そ
れさえも私にとっては面白い仕事だったのです。そして平
成11年に父に代わって私が代表取締役社長に就任すること
となりました。
—
生産管理システム
「Repro
(リプロ)
」について教え
てください。
「Repro
(リプロ)
」
は
「すべての部品をバーコードで管
理することで、社員の誰もが部品の仕入れ状況から現場の
作業状況、更には完成までの流れを一目で把握できる」
生産
管理システムです。実は数年前にある部品の仕入れを忘れ、
お取引先様に大変なご迷惑をかけたことがあります。弊社
が製作する機械には数万品目の部品が必要で、一つでも欠
けると完成しません。本当に単純な仕入れミスだったので
すが、この時に数万点の部品を誰もが管理できるシステム
を構築する必要があると痛感しました。この失敗を糧とし
て翌年に同システムを開発。作業工程での進捗の把握や生
産コストの管理にも繋がり、生産効率や精度が飛躍的に向
上しました。開発当初は大手企業が弊社に視察に来られる
程でしたので、画期的なシステムだったのだと思います。
—最近は製造業の海外移転が加速していますが。
国内の製造業においては以前から海外との競争が激化し
ています。これまで日本の製造業は優れた品質で世界をリ
ードしてきました。しかし、時は流れ中国をはじめとした
新興国も技術革新が進み、同等の品質を生産する力を身に
付けつつあります。先日の東日本大震災や円高の影響から、
今後はさらに製造業の海外移転が加速することが予想され、
まさに日本の
「ものづくり」は変遷の時を迎えています。そ
のような中、弊社は主要顧客の動向もあり海外展開に舵を
切る決断をしました。海外展開は様々なリスクが伴います
ので決断までは本当に迷いました。しかし、変化を受け止
めないこともまたリスクです。私は前向きに挑戦するリス
クを採ることにしました。
弊社の海外展開の施策は二つです。一つは安価な海外製
部品を仕入れることでコストダウンを図る
「アウト・イン」
。
昨年来より中国、台湾を中心とした部品加工業者に加工技
術を指導し、そこで加工した部品を調達しています。海外
製とは言え、日本製機械を使用し適切に技術指導を施すこ
とで質・量ともに安定した部品を調達することが可能とな
りました。目的とする弊社のコストダウンに大きく貢献し
ています。
もう一つは、弊社自身の活動の場を広げることです。昨
年秋頃から準備を開始し、中国の蘇州にて弊社100%出資子
会社
「蘇州鯖精自動機械有限公司」を設立致しました。国内
製造業の海外移転は今後も続くものと予想されますが、近
年中国沿岸部では賃金の上昇や労働力の不足が顕在化して
きました。これまで安価な労働力を頼りに人海戦術に頼っ
ていた現地の製造現場は、生産体制の見直しを迫られてい
ます。弊社は
「産業機械やシステムを通じ、あらゆる製造現
場の自動化・合理化」をお
手伝いする会社であり、ま
さに
「鯖江精機」の出番が来
たと確信しています。設立
したばかりでまだまだ試行
錯誤の繰り返しですが、引
き合いも多く、確かな手応
えを感じています。
蘇州鯖精自動機械有限公司
—設立50周年を迎えるにあたっての想いを教えてください。
先代は弊社にお力添え頂いた方々への恩義を常々口にし
ていました。私も弊社が来年設立50周年を迎えられるのは、
地域の皆様のおかげだと思っています。それを体現したも
のが
「鯖江精機通信」です。
「BtoB」でなく、
「BtoC」でもな
い、「BtoA
(business to area)
」をコンセプトに
「鯖江精機は
社員と共にあり、育てていただいた地域を大切にする」
を理
念に掲げ、売上や知名度アップを目的としない地域に対す
るコミュニケーションツールとして発刊しました。記事の
内容も社員個々が伝えたい、知ってもらいたい地域の情報
を社員で構成される委員会が自ら取材を行っており、これ
まで
「自然環境」
「伝統文化」
「食文化」
「人」などをテーマとし
て取り上げています。季刊誌として今年9月中旬には第5号
を発刊、弊社を中心とする約30,000世帯の皆様にお渡しし
ています。読者の方から励ましのお便りを頂戴したり、バ
ックナンバーを弊社に取りに来られる方がいらっしゃった
りと、地域の方々とのコミュニケーションは徐々に深まっ
てきており、社員もこの事業に熱心に取り組んでくれてい
ます。設立50周年を迎えるにあたって、私は更に地元の皆
様とのコミュニケーションを深めたいと考えています。
—最後に今後の御社の展開を教えてください。
今後も新型機器の設計や、新システムの開発を積極的に
行います。現在、弊社の受注は電子部品製造装置が大半を
占めていますが、弊社の原点とも言える眼鏡機械の新製品
開発も勿論続けていきます。先日も新型の機械をお取引先
様に納めさせていただきました。振り返りますと、弊社は
常に新しい産業機械やシステムを開発し、提案させていた
だくことで、新しい
「ものづくり」
の形を創造してきました。
特に国内拠点では、
「ものづくり」
の原点に立ち返り、創造し
発信する力をさらに伸ばしたいと思います。
私が海外を直に歩いて改めて思ったことですが、確かに
世界の
「ものづくりの品質」は日本に近づいています。弊社
の活動の場も海外が中心となるかもしれません。けれども、
新しい製品の企画力、開発力と言った
「ものづくりの創造力」
は日本が圧倒的に優れていると感じます。
「ものづくり」
に対
する感性や真摯な態度、工夫を凝らすひたむきな姿勢は生
来日本人がもつ特有のものです。それは長年
「ものづくり」
を支えて頂いた父や鉄工所の親父さんの様な先達の方々が
築き上げた
「伝統」と言えるのではないでしょうか。これか
らも決して日本の
「ものづくり」の火は消えないと私は信じ
ています。弊社は
「ものづくり」にこだわり続け、これから
も歩みを続けてまいります。
(聞き手 五十子渉)
元気な企業は今…
2
概要 業況DI 全業種で改善
先行きには不透明感も
■ 調査の先と回答状況
企業数
総
製
造
卸
売
小
売
サ ー ビ ス
建
設
不 動 産
道 路 運 送
合
業
業
業
業
業
業
業
1,004
303
135
238
122
134
41
31
回答数
955
289
132
229
117
121
36
31
回答率
95.1
95.4
97.8
96.2
95.9
90.3
87.8
100.0
方々にアンケート調査を実施したものです。
分析の方法
この調査は「0」を基準として「良い・上昇・過剰・楽」の答
えと「悪い・下降・不足・苦しい」の答えの割合の差を求めて
DI(Diffusion Index 拡張指数)として表わしたものです。
3
景気概要
← △40
△20
20
40
→
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調査の方法
こ の調査は、当金庫の営業地域で事業経営に従事されている
調査の対象時期
平成 23 年 7 月〜 9 月の実績
平成 23 年 10 月〜 12 月の予想
好調
低調
平成23年7月〜9月の総合業況DIは△24.5で「やや ■ 業況天気図
悪い」となったが、前期比で9.0ポイント改善、前年同期
時期 平成 23 年 平成 23 年 平成 23 年
比でも7.1ポイント改善と、引き続き持ち直しの動きが
業種名
4 〜 6 月
7 〜 9 月 10〜12 月見通し
見られる。
業種別DIでみると、建設業△34.7、小売業△31.4、 総 合
道路運送業△29.0、卸売業△24.2で、4業種が「やや悪い」、
サービス業△19.7、製造業△18.3、不動産業△8.3で、3
業種が「まずまず」となった。
製 造 業
業種別の動きにおいては、サービス業で前期比17.9ポ
イントの大幅改善、建設業で11.3ポイント、卸売業で
10.6ポイント、製造業で8.9ポイント、不動産業で7.1ポ
卸 売 業
イント、道路運送業で5.5ポイント、小売業で2.8ポイン
トと、すべての業種で改善となった。
小 売 業
主な個別DIでは、売上高△11.5で前期比12.4ポイン
ト、収益△16.4で前期比9.4ポイント、それぞれ改善し、
対前年同期比でも、売上高で10.0ポイント、収益で7.4
サービス業
ポイントの改善となった。
来期のDIは、総合業況で今期比マイナス0.2ポイン
ト(△24.7)、 売 上 高 で 今 期 比 マ イ ナ ス1.2ポ イ ン ト(△
建 設 業
12.7)、収益で今期比マイナス0.6ポイント(△17.0)と、
小幅ながらいずれも悪化の見通し。業種別に見ると、不
動産業で今期比マイナス5.6ポイント、建設業で今期比
不動産業
マイナス3.3ポイント、製造業で今期比マイナス2.3ポイ
ントと、3業種が悪化を予想し、道路運送業で今期比プラ
ス3.2ポイント、小売業3.0ポイント、サービス業で1.8ポ
道路運送業
イント、卸売業0.4ポイントと、4業種が改善を予想して
いる。
悪 い
やや悪い
まずまず
やや良い
良 い
持ち直しの動きが続き、リーマンショック以前の水準
に戻りつつあるが、先行きについては、海外経済の不確
実性や円高・原材料高騰などで失速する懸念もある。
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総 合
業 況 売上高 収 益 調査先 1,004 /回答 955(95.1%)
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【10 年間の推移】
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I320ǓġǕ
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■ 業 況
■ 売上高
■ 収 益
3期連続の改善
来期はほぼ横這いを予想
今期は大幅改善
今期も改善続く
①業況D Iは△24.5で対前期比
9.0ポイント改善。
②前年同期比7.1ポイント改善。
③来期DIは△24.7と0.2ポイン
ト悪化を予想。
①売上高DIは△11.5で対前期比
12.4ポイント改善。
②対前年同期比10.0ポイント改善。
③来期DIは△12.7と1.2ポイン
ト悪化を予想。
I 340ǓġǕ
①収益D Iは△16.4で対前期比
9.4ポイント改善。
②対前年同期比7.4ポイント改善。
③来期DIは△17.0と0.6ポイン
ト悪化を予想。
景気概況
4
総 合 販売価格 仕入価格 在 庫 調査先 1,004 /回答 955(95.1%)
41
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【10 年間の推移】
販売価格 仕入価格 在 庫 41
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■ 販売価格
■ 仕入価格
■ 在 庫
6期連続の上昇
今期はほぼ横這い
来期は下降を予想
今期は過剰感が強まる
①販売価格D Iは△7.4で対前期
比0.8ポイント上昇。
②対前年同期比7.1ポイント上昇。
③来期DIは△7.1と0.3ポイント
上昇を予想。
5
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景気概況
①仕入価格DIは10.2で対前期比
0.3ポイント上昇。
②対前年同期比8.7ポイント上昇。
③来期DIは6.4と3.8ポイント下
降を予想。
①在庫DIは2.6で対前期比5.0ポ
イント上昇。
②対前年同期比0.5ポイント上昇。
③来期DIは0.4と2.2ポイント下
降を予想。
総 合
資金繰り 雇 用 設備の状況 調査先 1,004 /回答 955(95.1%)
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【10 年間の推移】
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■ 資金繰り
■ 雇 用
■ 設備の状況
緩やかな回復基調
若干の不足感で横這い
多少の不足感で推移
①資金繰りDIは△18.6で対前期
比2.7ポイント改善。
②対前年同期比8.6ポイント改善。
③来期DIは△17.8と0.8ポイン
ト改善を予想。
①雇用DIは△3.1で対前期比0.8
ポイント低下。
②対前年同期比4.2ポイント低下。
③来期DIは△3.2と0.1ポイント
低下を予想。
I 340ǓġǕ
①設備状況D Iは△3.9で対前期
比0.9ポイント下降。
②前年同期比1.3ポイント下降。
③来期DIは△4.5と0.6ポイント
下降を予想。
景気概況
6
業況7期連続で改善 来期は小幅悪化を予想
製造業
調査先 303 /回答 289(95.4%)
業況
売上高
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【10 年間の業況推移】
21ġ23
Īᅅ೻ī
I2408ġ:
I2508ġ:
I2608ġ:
① 業 況 は、 回 答 数289社 の う ち29社
(10.0%)が「良い・やや良い」、82社
(28.4%)が「悪い・やや悪い」と回答。
I2708ġ:
I2808ġ:
お客様の声(抜粋)
製造業
I2:08ġ:
②業況DIは、△18.3で対前期比8.9
ポイントの改善、来期は△20.6と
2.3ポイント悪化を予想。
① 7 〜 9 月は、お盆や夏休み等があり、売上はやや良い。新商品
の知名度も上がってきている。(食料品)
7
I2908ġ:
I3108ġ:
I3208ġ:
I3308ġ:
I3408ġ:
③売上高DIは△10.0で対前期比11.4
ポイントの改善、収益DIは△12.5
で対前期比12.1ポイント改善。
調査員の現状認識アドバイス(抜粋 )
②円高のため、客先の設備投資が低下、値下げ要求も多くなって
いる。(機械器具)
今期は改善 来期の業況は横這い予想
卸売業
調査先 135 /回答 132(97.8%)
業況
売上高
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【10 年間の業況推移】
21ġ23
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I2408ġ:
I2508ġ:
I2608ġ:
① 業 況 は、 回 答 数132社 の う ち13社
(9.8%)が「良 い・ や や 良 い」、45社
(34.1%)が「悪い・やや悪い」と回答。
I2708ġ:
I2808ġ:
I2908ġ:
I2:08ġ:
②業況DIは、△24.2で対前期比10.6
ポイントの改善、来期は△23.8とほ
ぼ横這いを予想。
お客様の声(抜粋)
①金の高騰により売却が急増している。その資金が宝石に入って
こない。(貴金属・宝石)
I3108ġ:
I3208ġ:
I3308ġ:
I3408ġ:
③売上高DIは、△15.2で対前期比
7.4ポイントの改善、来期も△12.9
と2.3ポイントの改善を予想。
調査員の現状認識アドバイス(抜粋 )
②放射能など、食に関連する社会問題が、今後も売上に変化をも
たらすであろう。当社は、更に地元を中心とした安心できる産
地協定と開発に力を入れていく。(農産物)
卸売業
8
業況3期連続で改善 来期も引き続き改善を予想
小売業
調査先 238 /回答 229(96.2%)
業況
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【10 年間の業況推移】
21ġ23
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I2408ġ:
I2508ġ:
I2608ġ:
① 業 況 は、 回 答 数229社 の う ち11社
(4.8%)が「良 い・ や や 良 い」、83社
(36.2%)が「悪い・やや悪い」と回答。
I2708ġ:
I2808ġ:
I2908ġ:
I2:08ġ:
②業況DIは、△31.4で対前期比2.8
ポイント改善、来期も△28.4と3.0
ポイントの改善を予想。
I3108ġ:
I3208ġ:
I3308ġ:
I3408ġ:
③売上高DIは△14.4で対前期比11.3
ポイント改善、収益DIは△20.5で
対前期比5.2ポイント改善。
お客様の声(抜粋)
①今年は大河ドラマ放送の影響で、観光客が増加した。ランチタイム
の顧客増により、売上は順調である。
(飲食店)
9
小売業
②夏季休暇の影響により、来店客は増加。扇子、手ぬぐいの売上
が好調。(身のまわり品)
売上高・収益の大幅改善に合わせ業況も改善
サービス業
調査先 122 /回答 117(95.9%)
業況
売上高
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【10 年間の業況推移】
21ġ23
Īᅅ೻ī
I2408ġ:
I2508ġ:
I2608ġ:
① 業 況 は、 回 答 数117社 の う ち12社
(10.2%)が「良 い・ や や 良 い」、35社
(29.9%)が「悪い・やや悪い」と回答。
I2708ġ:
I2808ġ:
I2908ġ:
I2:08ġ:
②業況DIは、△19.7で対前期比17.9
ポ イ ン ト の 大 幅 な 改 善、 来 期 も △
17.9と1.8ポイントの改善を予想。
I3108ġ:
I3208ġ:
I3308ġ:
I3408ġ:
③業況DIで、旅館業が△45.8と対前
期比37.5ポイントの大幅な改善とな
った。来期も8.3ポイント改善を予想。
お客様の声(抜粋)
①夏休みの予約が例年より早く多かったが、収容力が決まってい
るため、思ったほどの売上の伸びにはつながらなかった。対前
年比は伸びている。(旅館)
②売上は堅調に推移しているが、収益力は競合により低下。(その
他)
サービス業 10
業況・売上高・受注残・収益ともに改善 来期は悪化を予想
建設業
調査先 134 /回答 121(90.3%)
業況
売上高
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Ľ45/8
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Ľ25/1
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Ľ24/3
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Ľ3:/5
Ľ28/5
Ľ2:/1
Ľ27/6
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Ľ6/7
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Ľ39/7
Ľ2:/1
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Ľ49/1
Ľ34/4
Ľ34/4
Ľ33/6
Ľ36/9
Ľ31/1
22/8
Ľ2/8
Ľ33/6
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Ľ4/4
【10 年間の業況推移】
21ġ23
Īᅅ೻ī
I2408ġ:
I2508ġ:
I2608ġ:
① 業 況 は、 回 答 数121社 の う ち10社
(8.3%)が「良 い・ や や 良 い」、52社
(42.9%)が「悪い・やや悪い」と回答。
I2708ġ:
I2808ġ:
I2908ġ:
I2:08ġ:
②業況DIは、△34.7で対前期比11.3
ポイント改善、来期は△38.0と3.3
ポイント悪化を予想。
I3108ġ:
I3208ġ:
11 建設業
I3408ġ:
③売上高DIは△14.0で対前期比11.4
ポイントの改善、来期は△23.3と
9.3ポイントの悪化を予想。
お客様の声(抜粋)
①業界の動きは悪くないような感じはするが、当社は車庫や農舎
の新築 ・ 増築等が主となっているため、利益は良くならない。今
後は、更に営業に力を入れていく。
I3308ġ:
②今のところ受注もあり、当面心配はない。
今期は業況改善するも 来期は悪化を予想
不動産業
調査先 41 /回答 36(87.8%)
業況
売上高
41
31
21
1
Ľ21
Ľ31
Ľ41
Ľ51
Ľ61
Ľ71
41
31
21
1
Ľ21
Ľ31
Ľ41
Ľ51
Ľ61
Ľ71
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21ġ23
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収益
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21ġ23! I3402ġ4!
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21ġ23
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8ġ:!
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21ġ23! I3402ġ4!
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21ġ23
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販売価格
41
31
21
1
Ľ21
Ľ31
Ľ41
Ľ51
Ľ61
Ľ71
41
31
21
1
Ľ21
Ľ31
Ľ41
Ľ51
Ľ61
Ľ71
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21ġ23
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Ľ3:/4
Ľ36/1
Ľ33/1
Ľ28/6
Ľ35/5
Ľ28/6
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Ľ29/5
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Ľ6/4
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32/2
Ľ26/1
Ľ8/6
Ľ3/5
Ľ3/6
2ġ4
Ľ53/2
Ľ45/3
Ľ47/9
Ľ55/5
Ľ36/1
6/7
Ľ34/8
6/4
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Ľ49/6
Ľ31/6
Ľ31/6
Ľ32/7
Ľ27/3
27/3
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Ľ25/8
Ľ25/8
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Ľ26/5
Ľ9/4
Ľ8/8
Ľ24/:
Ľ8/8
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Ľ6/4
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1/1
Ľ26/5
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Ľ9/7
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51
41
31
21
1
Ĝ21
Ĝ31
Ĝ41
Ĝ51
Ĝ61
Ĝ71
【10 年間の業況推移】
21ġ23
Īᅅ೻ī
I2408ġ:
I2508ġ:
I2608ġ:
① 業 況 は、 回 答 数36社 の う ち3社
(8.3%)が「良 い・ や や 良 い」、6社
(16.7%)が「悪い・やや悪い」と回答。
I2708ġ:
I2808ġ:
I2908ġ:
I2:08ġ:
②業況DIは、△8.3で対前期比
7.1ポイントの改善、来期は△
13.9と5.6ポイント悪化を予想。
I3108ġ:
I3208ġ:
I3308ġ:
I3408ġ:
③売上高DI、収益DI、ともに
△13.9で、 対 前 期 比6.2ポ イ ン
トの悪化。
お客様の声(抜粋)
長期デフレにより、国内中小企業はたいへん。耐えるのみ。基本に忠実に。
不動産業 12
売上高の大幅改善に合わせ 業況は再び回復傾向
道路運送業
調査先 31 /回答 31(100.0%)
業況
売上高
21
1
Ľ21
Ľ31
Ľ41
Ľ51
Ľ61
Ľ71
Ľ81
Ľ91
21
1
Ľ21
Ľ31
Ľ41
Ľ51
Ľ61
Ľ71
Ľ81
Ľ91
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21ġ23
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21ġ23! I3402ġ4!
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21ġ23
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21ġ23! I3402ġ4!
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21ġ23
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販売価格
21
1
Ľ21
Ľ31
Ľ41
Ľ51
Ľ61
Ľ71
Ľ81
Ľ91
21
1
Ľ21
Ľ31
Ľ41
Ľ51
Ľ61
Ľ71
Ľ81
Ľ91
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21ġ23
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Ľ65/9
Ľ54/9
Ľ32/:
Ľ42/4
Ľ45/5
Ľ36/1
Ľ33/7
Ľ32/:
4/4
4/2
Ľ4/2
Ľ7/4
Ľ56/3
Ľ45/5
7/4
1/1
2ġ4
Ľ94/:
Ľ82/1
Ľ72/4
Ľ41/1
21/4
1/1
Ľ65/9
27/2
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21ġ23
Ľ34/4
Ľ7/8
Ľ24/4
Ľ21/1
24/4
1/1
Ľ47/8
Ľ4/4
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Ľ56/3
Ľ3:/1
Ľ49/8
Ľ41/1
31/1
4/5
Ľ3:/1
Ľ4/3
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8ġ:
Ľ45/6
Ľ3:/1
Ľ35/2
Ľ4/3
Ľ38/7
Ľ36/9
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Ľ34/4
39/7
1/1
Ľ4/8
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Ľ45/6
Ľ46/6
Ľ21/4
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Ľ36/9
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Ľ36/9
Ľ24/4
4/4
4/5
Ľ46/6
Ľ7/8
41
31
21
1
Ĝ21
Ĝ31
Ĝ41
Ĝ51
Ĝ61
Ĝ71
【10 年間の業況推移】
21ġ23
Īᅅ೻ī
Ĝ81
I2408ġ:
I2508ġ:
I2608ġ:
① 業 況 は、 回 答 数31社 の う ち3社
(9.7%)が「良 い・ や や 良 い」、12社
(38.7%)が「悪い・やや悪い」と回答。
I2708ġ:
I2808ġ:
I2908ġ:
I2:08ġ:
②業況DIは、△29.0で対前期比
5.5ポ イ ン ト の 改 善、 来 期 も △
25.8と3.2ポイントの改善を予想。
I3108ġ:
I3208ġ:
I3308ġ:
I3408ġ:
③売上高DIは△3.2で対前期比
20.9ポイントの大幅な改善とな
った。
お客様の声(抜粋)
①物流業界全体を見ると、震災後に輸送量が悪化しているが、サ
プライチェーンの回復に伴い、改善の兆しも見られる。
13 道路運送業
②リーマンの影響後、年毎に売上は上昇気味ではあるが、県内市
場だけでは限界があるため、営業活動を県外 ・ 海外へとシフト変
更を進めている。
業況4期連続で改善 来期は悪化を予想
地 場 産 業
眼鏡
産業 (製造業 48 社・卸売業 14 社)
業況
売上高
21
21
1
1
Ľ21
Ľ21
Ľ31
Ľ31
Ľ41
Ľ41
Ľ51
Ľ51
Ľ61
Ľ61
Ľ71
Ľ71
Ľ81
Ľ81
51
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31
21
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Ĝ21
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21ġ23
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I2908ġ:
I2:08ġ:
①業況は、回答数62社のうち9社(14.5%)が「良い・や
や良い」、11社(17.7%)が「悪い・やや悪い」と回答。
I3108ġ:
I3208ġ:
I3308ġ:
I3408ġ:
②業況DIは△3.2で、対前期比11.3ポイントの改善。
③売上高DIは16.1で、対前期比27.2ポイントの大幅な改善。
お客様の声(抜粋)
ヨーロッパ・アメリカ・日本での展示会が続くため新型などの注文が増えているが、眼鏡産業の輸出割合が 6 〜 7 割あるので、
円高の影響は大きく、深刻な問題になっていくと考える。
今期は改善 来期は悪化を予想
繊 維 産業 (製造業 68 社・卸売業 31 社)
業況
売上高
21
21
1
1
Ľ21
Ľ21
Ľ31
Ľ31
Ľ41
Ľ41
Ľ51
Ľ51
Ľ61
Ľ61
Ľ71
Ľ71
Ľ81
Ľ81
51
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Ĝ91
I2708ġ:
I3402ġ4!
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I2808ġ:
5ġ7!
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21ġ23
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21ġ23! I3402ġ4!
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5ġ7!
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21ġ23
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21ġ23
Īᅅ೻ī
I2908ġ:
I2:08ġ:
①業 況は、回答数99社のうち8社(8.1%)が「良
い・ や や 良 い」、24社(24.2%)が「悪 い・ や や
悪い」と回答。
I3108ġ:
I3208ġ:
I3308ġ:
I3408ġ:
②業況DIは△16.2で、対前期比18.1ポイントの改善。
③売 上高DIは△15.2で、対前期比16.1ポイン
トの改善。
お客様の声(抜粋)
①円高の状況が響いている。
②中国向けの製品が多く、忙しい状況である。
地場産業調査 14
特別調査
1
電力不足に伴う中小企業への影響と対応について
今夏、各地で生じている電力不足は、貴社の売上高や経費にどのような影響を及ぼしていますか?
50
40
30
20
10
55.0%
59.4%
総 合
2
(単位:%)
【売上高への影響】
増加要因
どちらともいえない
減少要因
電力不足は当社に関係ない
【経費への影響】
増加要因
どちらともいえない
減少要因
電力不足は当社に関係ない
総 合 製造業 卸売業 小売業 サービス業 建設業 不動産業 道路運送業
2.1
55.0
15.2
27.6
1.8
59.9
18.0
20.4
0.8
53.0
18.9
27.3
4.0
49.8
14.1
32.2
ー
54.8
15.7
29.6
3.3
56.6
9.8
30.3
ー
61.8
2.9
35.3
3.2
45.2
16.1
35.5
3.7
59.4
12.2
24.7
5.7
62.1
12.8
19.5
3.0
63.6
12.1
21.2
2.6
58.1
11.5
27.8
5.2
53.0
14.8
27.0
1.6
59.8
11.5
27.0
ー
52.9
11.8
35.3
3.2
54.8
6.5
35.5
今夏の電力不足を受けて、何らかの対応をとりましたか?(複数回答)
50
40
30
20
10
83.1%
総 合
(単位:%) 総 合 製造業 卸売業 小売業 サービス業 建設業 不動産業 道路運送業
消灯などのこまめな節電
83.1
85.6
80.2
85.5
80.9
81.1
76.5
77.4
営業日や就業時間の見直し・短縮 12.4
15.1
13.0
9.3
8.7
16.4
11.8
6.5
省エネ機器(LED等)の導入
8.1
4.6
9.9
9.7
13.0
6.6
11.8
3.2
クールビズの実施
7.9
7.4
12.2
4.8
7.8
8.2
20.6
3.2
夏期休暇日数の増加
3.5
4.9
5.3
0.9
3.5
3.3
5.9
ー
新商品・サービス等の検討・開始
2.3
2.5
ー
3.5
4.3
0.8
ー
3.2
取引先の変更・見直し
1.4
1.1
0.8
2.2
3.5
ー
ー
ー
独自の電力源の確保(自家発電等) 1.1
1.4
ー
0.9
3.5
ー
ー
ー
その他
0.7
ー
0.8
1.3
0.9
1.6
ー
ー
特に対応はとらなかった
14.7
13.4
15.3
13.2
15.7
17.2
17.6
19.4
電力不足が今夏以降も継続した場合の対策は?(複数回答)
3
50
40
30
20
10
88.2%
総 合
(単位:%) 総 合 製造業 卸売業 小売業 サービス業 建設業 不動産業 道路運送業
こまめな節電の継続・強化
88.2
88.0
87.0
91.6
86.1
87.7 85.3
83.9
営業日や就業時間の見直し・短縮 17.7
21.5
20.6
13.2
15.7
19.7
8.8
12.9
省エネ機器・設備の導入
12.7
10.2
13.7
13.7
18.3
12.3 11.8
6.5
新商品・サービス等の検討・開始
2.6
1.8
1.5
2.6
6.1
3.3
ー
3.2
独自の電力源の確保(自家発電等) 2.2
2.5
1.5
2.2
6.1
ー
ー
ー
業務の縮小
2.1
2.5
2.3
1.8
0.9
3.3
2.9
ー
事業拠点の移転
0.3
0.7
ー
0.4
ー
ー
ー
ー
長期休業・廃業
0.2
ー
ー
0.4
ー
0.8
ー
ー
その他
0.4
ー
0.8
0.4
0.9
0.8
ー
ー
対策は必要ない
8.8
9.9
8.4
6.2
7.0
9.8
14.7
16.1
電力不足が継続した場合の、日本社会全体がとりうる有効な対策は?(複数回答)
4
50
40
30
20
10
(単位:%)
再生可能エネルギー(太陽光・風力等)の積極導入
原子力発電所の安定的な再稼動
地域間での電力の融通促進
省エネ機器等の導入支援策(エコポイント等)
電力の完全自由化
電力使用制限令の継続・強化
サマータイム制の導入
事業拠点の海外移転
その他
有効な対策はない
71.9%
総 合
総 合 製造業 卸売業 小売業 サービス業 建設業 不動産業 道路運送業
71.9
73.0
79.4
71.4
68.7
69.2
64.7
63.3
29.4
30.1
35.1
28.1
27.8
27.5
17.6
33.3
22.4
24.1
21.4
18.3
26.1
25.0
23.5
16.7
16.6
15.6
17.6
16.1
19.1
20.0
8.8
10.0
9.8
7.8
10.7
10.3
15.7
6.7
8.8
13.3
7.3
8.9
5.3
8.5
4.3
6.7
5.9
6.7
6.8
6.0
5.3
5.8
10.4
7.5
11.8
6.7
0.7
0.4
3.1
0.4
ー
0.8
ー
ー
0.2
ー
1.5
ー
ー
ー
ー
ー
4.9
3.9
1.5
5.4
3.5
7.5
14.7
10.0
エネルギー政策の見直しを図る上で、今後、長期的にみて利用拡大が望まれるものは?(複数回答)
5
50
40
80.8%
総 合
15 特別調査
30
20
10
(単位:%)
太陽光
風力
水力(小規模なものを含む)
原子力
バイオマス(木材・生ゴミ等の有機物)
地熱
天然ガス(火力)
石油・石炭(火力)
その他
特にない
総 合 製造業 卸売業 小売業 サービス業 建設業 不動産業 道路運送業
80.8
81.3
83.2
82.2
79.1
78.7
79.4
71.0
34.7
35.2
33.6
30.7
41.7
41.0
32.4
16.1
16.9
13.7
17.6
17.8
23.5
13.1
26.5
16.1
13.6
15.5
16.8
12.0
10.4
13.1
5.9
16.1
11.5
9.9
10.7
13.8
13.0
9.0
17.6
9.7
11.1
11.3
9.9
9.3
13.0
9.8
20.6
16.1
9.3
8.8
8.4
10.2
8.7
9.8
2.9
19.4
6.1
6.3
7.6
5.3
5.2
4.1
5.9
12.9
0.4
ー
0.8
0.4
1.7
ー
ー
ー
4.5
3.9
5.3
3.6
4.3
4.9
2.9
12.9
16
成長分野レポート
福井信用金庫では、
今年度より医療・介護・福祉と農業分野を成長産業と位置付け積極的な取組を展開し
ています。
今回はその中の農業分野に着目して、
今後の動向や、
当庫の取組みについてレポートいたします。
○農業の現状
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56:
※農林水産省「耕地および作付面積統計」より当庫再作成
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41
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※2010年世界農林業センサス結果の概要(確定値)
(平成22年
2月1日現在)より当庫再作成
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214-277
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:4-749
:2-3:6
99-924
9:-3:8
99-676
98-247
96-22:
94-433
93-696
95-773
43-141
41-914
41-318
38-715
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71-111
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55-532
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32
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※農林水産省「農林水産統計」より当庫再作成
農業の今後の動向について触れる前に、わが国の農業分野の現状を簡単に整理しておきたいと思います。
農地は長い年月をかけて開発整備されてきた食料の生産基盤として貴重な社会資本でありますが、その
50年間の推移をみると、
24.6%も減少しており、耕作放棄地や不作付地が年々増加しています。
農業の就業人口をみると、平成2年は482万人いたものが平成22年には261万人となっており、
20年間で
221万人減少しています。新規就農者数も少なく、
後継者の確保は極めて困難な状況にあると言われており、
平成22年の就農者の平均年齢は65.8歳と高齢化が著しく進展しています。近い将来には昭和一桁世代と呼
ばれる高齢農業者の大量リタイアが見込まれており、就農者数は益々減少することが予想されています。
その結果、農業総産出額はこの10年間で1.3兆円減少し、農業所得は9,261億円減少しています。わが国
の農業は、人的資源が枯渇していることに加え、農業生産基盤
(農地)
の弱体化が進行、その結果、産出額
が減少する悪循環に陥っており、まさに危機的状況にあるといえます。
○農業政策の現状
食料・農業・農村に関し、政府が概ね5年ごとに中長期的に取り組むべき方針を定める
「食料・農業・農
村基本計画」
―最新版は平成22年に策定されており、これまでの農政が、農業・農村が厳しい状況に直面
している流れを変えられなかったことを率直に反省した上で、食料・農業・農村政策を日本の国家戦略の
一つとして位置付け、大幅な政策の転換を図る必要があるとしています。ここではそのポイントをまとめ
てみました。
17 成長分野レポート
1.農業・農村の6次産業化等による所得の増大
6次産業化とは、農畜産物、水産物の生産だけでなく、食品加工
(第2次産業)
、流通、販売
(第3次産業)
にも農業者が主体的かつ総合的に関わり、加工賃や流通マージンなどの今まで第2次・第3次産業の事業
者が得ていた付加価値を農業者自身が得ることによって、農業を活性化させようというものです。農業者
が単独で行う活動だけでなく、他の事業者と連携する
「農商工連携」
も広義の6次産業化といえます。
平成23年3月に
「地域資源を活用した農林漁業者等による新事業の創出等及び地域の農林水産物の利用
促進に関する法律
(六次産業化法)
」
が施工され、6次産業化に取り組む農林漁業者に対する支援体制が確
立されました。福井県では
「福井六次産業化サポートセンター」
が窓口となっており、6次産業化を目指す
経営者に対してプランナーが事業計画の作成をサポート、そうして作られた
「総合事業計画」
が農水省に認
定されれば、認定事業体としてさまざまなメリットを享受することができます。北陸農政局管内では16
件の計画
(うち福井県は3件)
が認定を受けています
(平成23年5月31日現在)
。
【6次産業化認定者のメリット】
○農業改良資金(無利子資金)の特例適用、短期運転資金(スーパーS資金)の活用
○認定後の事業実施についても6次産業化プランナーが定期的にフォローアップ
○新商品開発や販路拡大の取り組みに対して2/3の補助が可能
2.意欲ある多様な農業者による農業経営の推進にむけて
(1)
認定農業者制度
認定農業者制度は、農業経営基盤強化促進法に基づき、効率的で安定した魅力ある農業経営を目指す農
業者が自ら作成する農業経営改善計画
(5年後の経営目標)
を、市町村が基本構想に照らして認定し、その
計画達成に向けて様々な支援措置を講じていこうとするものです。同時に、農業者の方々には、認定を受
けることで、誇りと意欲を持って経営の改善・発展に取り組む姿勢を内外にアピールし、経営者としての
自覚を高めていくことを期待しています。認定基準には、①計画が市町村基本構想に照らして適切なもの
であること、②計画が農用地の効率的かつ総合的な利用を図るために適切なものであること、③計画の達
成される見込みが確実であること、などがあります。認定農業者に対しては、スーパー L資金などの低利
融資制度、農業委員会による農用地の利用集積の重点支援、税制上の優遇措置などの施策が講じられてい
ます。
<認定農業者制度の仕組み>
都道府県
基本方針
(10年計画)
市町村
基本構想
(10年計画)
北陸農政局管内の農業経営改善計画認定実績(2010年3月末現在)
(単位:市町村、経営体)
地域区分等
基本構想策定
市町村数
平成20年3月
85
農業者
農業経営改善計画(5年計画)
経営規模の拡大、生産方式
の合理化
経 営管理の合理化、農業従
事の態様の改善 等
平成21年3月
農林水産省HP
「認定農業者制度について」
より当庫再作成
(基本構想に即して認定)
農業経営改善計画認定数
うち法人
うち共同申請
16153
1293
303
81
17898
1382
397
平成22年3月
81
18195
1448
450
新潟県
30
13712
736
135
富山県
15
1435
309
66
石川県
19
1925
208
49
福井県
17
1123
195
200
北陸農政局 平成22年度北陸食料・農業・農村情勢報告より当庫再作成
(2)
法人経営の育成・確保
農業経営を継続・発展させる意欲と能力を有する法人経営は、地域における雇用創出や農業生産活動の
活性化、農地の保全と有効活用に寄与することから、
「食料・農業・農村基本計画」
においても、その育成
確保を図るため、人材の育成、施設機械の整備、資金調達の円滑化などを推進するとしています。
農業法人は
「会社法人」
と
「農事組合法人」
の二つのタイプに別れ、また、農地の権利取得の有無によって
「農
業生産法人」
と
「一般農業法人」
に大別されます
成長分野レポート 18
<農業法人の形態>
株式会社(農業法人)
農業法人
農事組合法人
(農協法72条8)
共同の利益増進
出 資 制限なし
制限なし
農地法の用件を満たす必要がある)
株式会社
有限会社
合資会社
農業経営を
営む法人
(2号法人)
目 的 商行為その他の営利行為
一人以上
構成員 (ただし、農業生産法人となる場合には、 農民等3人以上
会社法人
合名会社
共同利用施
設等の設置
を行う法人
(1号法人)
農事組合法人
株式の譲渡
制限のある
ものに限る
議決権 出資1株につき1議決権
1人1議決権
取締役1人以上
理事1人以上
役 員 常時従事する構成員・理事の過半は
(組合員のみ)
60日以上の農作業に従事すること
利用分量・従事分量・
出資分量の3種類
配 当 出資株数に比例
農地法2条の規定
農業生産法人
税
<農業法人の形態>
◯制度上のメリット
税制
制度融資
社会保障制度
農地の取得
・欠損金の7年間繰越控除(青色申告)
・割増償却制度(認定農業者・青色申告)
・転作助成金の特別勘定経理と圧縮記帳
・農用地利用集積準備金(特定農業法人)
・所得の分配による事業主への課税軽減
・定率課税の法人税の適用
・役員報酬の給与所得化による節税
・使用人兼務役員賞与の損金算入
・退職給与等の損金算入
・融資限度額の拡大(認定農業者)
・スーパーL資金の「円滑化貸付」による一部無担保、無保証貸付(認定農業者)
・社会保険・労働保険の適用による農業従事者の福利増進
・労働時間等の就業規則の整備、給与制の導入による就業条件の明確化
・農地保有合理化法人が農用地等を現物出資することにより農地取得の負担軽減(特定農業法人等出
資育成事業)
◯経営・運営上のメリット
経理管理
・経営責任に対する自覚を持つことで、経営者としての意識改革を促進
・家計と経営が分離され、経営管理が徹底
対外的信用力
・計数管理の明確化や各種法定義務(登記、経営報告)を伴うため、取引先の信用力が向上
・法人となることで、イメージが向上し、商品取引や従業員等の雇用が円滑化
人材の確保・育成
・法人の役員、社員等の中から有能な者を後継者として確保することが可能
・就農希望者が法人に就農することにより、初期負担なく経営能力、農業技術の習得が可能
社団法人日本農業協会HPより当庫作成
施策の充実を受けて法人化する事業体は増加す
る傾向にあり、農業生産法人は平成22年現在で
11,829先となっています。後述する農地法改正の
効果もあり、農業経営の法人化はますます進むも
のと思われます。
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25-111
22-93:
23-111
21-111
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9-111
6-99:
7-111
5-111
3-851
4-28:
4-927
5-261
3-111
1
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社団法人日本農業法人協会HP、農林水産省HP
「農林水産基本データ集」
より当庫作成
19 成長分野レポート
3.優良農地の確保と有効利用の促進
平成21年度の農地法改正では、耕作者主義を見直し農地の流動化の促進に向けて、所有から利用への
転換が図られています。農地の所有者や借主は、農地を適正かつ効率的に利用する責任が求められ、罰則
などはないものの、農地を耕さず放置することは許されなくなりました。
また、今までは農地を借りることができなかった一般の法人
(農業生産法人以外)
や個人でも、今回の改
正によって次の条件がそろえば、借りることができるようになりました。
(1)
不適正利用した場合は、契約を解除するという条件付の契約があること。
(2)
地域の農業者と役割分担した上で、継続的・安定的な農業経営がなされること。
(3)
法人の場合、役員の1人以上が農業に常時従事すること。
ただし、地域の農業者の営農に支障がある場合や担い手への利用集積を阻害する場合など、周辺地域の
農地利用に悪影響をもたらす場合は、許可を受けることができません。なお、農地の所有権移転について
は、従来どおり規制されています。
さらに、
農地の貸すことができる期間は、
これまで最長20年以内でしたが、
50年以内まで可能となりました。
農業生産法人への出資制限についても緩和され、農業生産法人と取引のある関連事業者については、
1社
当たりの議決権を全体の10分の1以下としていた制限は撤廃、関連事業者の総議決権については、
4分の1
以下となりました。参入障壁が高いといわれていた農業ですが、この改正により農業以外からの参入者の
増加が期待されています。
【改正農地法のポイント】
個人が農業に参入しやすくなる…農地を取得する際の下限面積(50a)を緩和
→地域の実情に応じて自由に設定
株式会社でも農地を借りられるようにする…株式会社等の賃貸での参入規則を緩和
→全国的に参入可能、農地の賃貸期間の上限を20年から50年に延長
出資という形で農業へ参入しやすくする…農業生産法人の要件を緩和
→食品関連企業等から出資が1/2未満まで可能
農地の適切な利用を徹底する…農地確保のための措置の徹底
・転用規則の厳格化→病院、学校等の公共転用への協議制導入
・遊休農地対策の強化→毎年、全ての農地を対象とした利用状況の調査
社団法人日本農業協会HPより当庫作成
○福井信用金庫の取組み
1.担当チームの創設
上述のような農業政策の変化や市場の動向を受けて、福井信用金庫は農業を成長性があり、取引を深め
ていきたい分野であると認識しています。本年4月より営業推進部法人営業課内にアグリ担当チームを創
設し、
本格的に同分野に向けての活動を開始いたしました。専担者2名を配置し農業経営者さまを訪問、
様々
なニーズにこたえるべく日々努力しています。
集金業務や融資相談業務などの当庫独自のサービスの他にも、日本政策金融公庫と農業分野での提携も
行い農業近代化資金の取り扱いを開始するなど、支援機関との連携も進んでいます。農業近代化資金につ
いては本年4月にJA系統を除く民間金融機関では県内初となる案件を融資しました。
2.農業経営アドバイザー
農業経営アドバイザーは農業経営者のニーズに対応し、経営への総合的かつ的確なアドバイスを実践で
きる人材を育成するために日本政策金融公庫が平成17年度に創設した制度です。農業経営発展のアドバ
イスに必要な各種知識、ノウハウを有する者を育成し、担い手育成に寄与することを目的としており、現
在、全国で1385名が活動しております。 第13回試験が平成23年8月に行われ、当庫からも2名の農業経
営アドバイザーが誕生。これにより、農業経営者から寄せられる幅広い要望に専門的かつ柔軟に対応でき
る体制となりました。
おわり
〈参考文献〉
食料・農業・農村基本計画 平成22年3月 (農林水産省)
平成22年度 北陸食料・農業・農村情勢報告 (北陸農政局)
成長分野レポート 20
県内主要経済指数
大型小売販売状況
鉱工業生産指数
(単位:百万円)
販売高計
生 産
前年比(%)
出 荷
前年比
(%)
在 庫
前年比(%)
前年比(%)
平成 19 年度
83,745
− 2.7
平成 19 年 106.1
− 0.7
106.4
− 0.1
110.9
4.9
平成 20 年度
82,080
− 2.8
平成 20 年 101.6
− 4.2
101.6
− 4.5
121.7
9.7
平成 21 年度
76,685
− 6.7
平成 21 年 81.5 − 19.8
平成 22 年度
73,110
− 3.5
平成 22 年 96.4
18.3
95.4
15.1
104.3
4.5
23 年 1 月
7,234
− 2.8
22 年 12 月 99.2
15.4
100.0
12.9
102.2
4.5
23 年 2 月
5,749
− 0.9
23 年 1 月 107.4
8.1
107.4
14.7
105.3
1.4
23 年 3 月
5,801
− 1.6
23 年 2 月 103.6
10.2
103.7
9.3
109.4
5.4
23 年 4 月
5,915
− 2.8
23 年 3 月 105.3
11.4
104.0
11.0
112.8
9.3
23 年 5 月
5,768
− 3.0
23 年 4 月 107.1
12.1
101.9
7.3
111.2
8.7
23 年 6 月
6,053
− 2.4
23 年 5 月 105.7
10.6
95.2
1.7
114.5
9.9
23 年 7 月
6,292
0.5
23 年 6 月 103.9
9.5
98.3
3.5
120.4
16.2
近畿経済産業局
82.9 − 18.4
資料:県政策統計課「福井県鉱工業指数」平成 17 年= 100
建 設(着工建築物)
99.8 − 18.0
景気動向指数(DI)
総 数
左のうち 着工新設住宅
床面積(千㎡) 工事予定額(百万円) 戸 数
(単位:%)
先行指数一致指数遅行指数
前年比(%) 床面積(千㎡) 前年比(%)
22 年 12 月
66.7
66.7
平成 19 年 1,039
151,107
5,211
− 10.0
537
− 13.6
23 年 1 月
66.7
77.8
80.0
平成 20 年 910
136,344
4,714
− 9.5
510
− 5.0
23 年 2 月
16.7
77.8
100.0
平成 21 年 788
117,135
3,995
− 15.3
449
− 11.8
23 年 3 月
50.0
66.7
80.0
平成 22 年 873
129,865
3,816
− 4.5
454
1.0
23 年 4 月
33.3
55.6
100.0
22 年 12 月 46
6,371
247
− 14.2
28
− 12.7
23 年 5 月
33.3
66.7
80.0
23 年 1 月 69
12,357
394
133.1
33
78.6
23 年 6 月
0.0
33.3
60.0
23 年 2 月 48
8,410
257
− 0.8
29
− 5.5
23 年 3 月 83
13,126
446
59.9
48
31.9
23 年 4 月 73
10,802
283
− 11.0
36
− 13.7
23 年 5 月 74
10,698
272
− 38.9
34
− 28.1
23 年 6 月 98
13,553
412
32.1
50
20.3
県政策統計課「福井県の景気動向指数」
先行指数−鉱工業在庫率指数(総合)、所定外労働時間数(製造業 5 人以上)、日経
商品指数、新設住宅着工戸数、企業倒産件数、業況 DI(製造業)(来期
見通し)
以上6指標に基づいています
一致指数−有効求人倍率、就職率、鉱工業生産指数(総合)、鉱工業出荷指数
(総合)、電力需要量(大口)、サービス業 DI(売上)、大型小売店販
売額、着工建築物床面積(鋼工業用 )、高速道路利用台数(大型+
特大)
以上9指標に基づいています
遅行指数−雇用保険受給者実人員数、月間有効求職者数、鉱工業在庫指数(総
合)、家計消費支出金額(実質 全世帯)、法人事業税調定額
以上5指標に基づいています
資料:国土交通省「建設統計月報」
信用保証
企業倒産
(単位:百万円)
保 証 承 諾
金 額
前年比(%) 運転資金 設備資金
100.0
債務残高
件 数
負債額(百万円)
前年比(%)
平成 19 年
135
30,884
22.5
平成 19 年度 101,335
11.9
93,744
7,592
251,382
平成 20 年
134
51,337
66.2
平成 20 年度 163,909
61.7
157,863
6,046
292,652
平成 21 年
104
37,664
− 26.6
平成 21 年度 138,778
− 15.3
133,870
4,909
308,313
平成 22 年
77
18,539
− 50.8
平成 22 年度 106,954
− 22.9
102,563
4,391
296,843
22 年 12 月
5
1,250
− 33.3
22 年 12 月 11,954
− 24.2
11,530
424
298,236
23 年 1 月
13
4,033
460.9
23 年 1 月 5,579
− 26.5
5,159
420
295,583
23 年 2 月
11
961
− 77.4
23 年 2 月 8,770
− 16.6
8,562
209
293,713
23 年 3 月
9
1,196
20.0
23 年 3 月 21,043
− 6.1
20,252
791
296,843
23 年 4 月
8
1,620
10.9
23 年 4 月 3,446
− 34.3
3,336
110
296,161
23 年 5 月
8
1,453
46.5
23 年 5 月 4,346
− 10.5
4,172
174
292,052
23 年 6 月
11
1,233
277.1
23 年 6 月 7,449
− 13.8
7,095
353
289,886
23 年 7 月
5
241
− 18.3
資料:東京商工リサーチ福井支店
資料:福井県信用保証協会「保証月報」
福井県内の主な JR 駅の乗車人数(1 日平均)
※負債額 1000 万円以上
(単位:人)
駅 名
敦 賀
武 生
鯖 江
福 井
芦原温泉
平成 20 年度
3,100
2,400
2,000
9,900
1,900
平成 21 年度
3,300
2,300
1,900
9,500
1,800
平成 22 年度
3,800
2,300
1,900
9,500
1,800
対前年比%
15.2
0.0
0.0
0.0
0.0
資料:JR 西日本金沢支社
21 県内主要経済指数
労 働
有効求人倍率(パートを含む)
(倍)
雇用保険受給者数
現金給与総額
前年度差
(人)
前年比(%)
総労働時間
(円)
(時間)
所定外労働時間
前年比(%) (時間)
前年比(%)
平成 19 年度
1.38
− 0.04
39,369
− 2.9
平成 19 年
314,596
157.5
− 1.6
10.6
− 8.3
平成 20 年度
0.99
− 0.39
46,109
17.1
平成 20 年
303,126
156.5
− 1.2
9.2
− 14.6
平成 21 年度
0.60
− 0.39
63,720
38.2
平成 21 年
293,284
152.5
− 1.8
7.8
− 12.7
平成 22 年度
0.88
0.28
44,454
− 30.2
平成 22 年
293,479
154.2
1.2
8.6
10.1
23 年 1 月
1.03
0.39
3,254
− 24.8
23 年 1 月
246,276
140.8
− 2.0
8.2
8.0
23 年 2 月
1.04
0.37
3,090
− 24.9
23 年 2 月
247,991
150.6
− 3.0
9.0
13.9
23 年 3 月
1.05
0.35
3,242
− 20.8
23 年 3 月
258,219
153.3
− 2.1
9.3
7.0
23 年 4 月
1.04
0.34
3,379
− 16.8
23 年 4 月
250,427
158.0
− 2.2
8.9
2.3
23 年 5 月
1.02
0.28
3,377
− 12.2
23 年 5 月
246,855
142.9
− 2.8
8.0
0.0
23 年 6 月
1.01
0.23
3,845
− 8.5
23 年 6 月
386,352
158.8
− 2.5
8.5
7.7
23 年 7 月
1.04
0.22
3,782
− 9.5
23 年 7 月
資料:福井労働局「労働市場月報」及び 県政策統計課「毎月勤労統計調査地方調査結果速報」
北陸自動車道利用状況
(単位:千台)
鯖江インター
福井インター
福井北インター
丸岡インター
金津インター
22 年度23 年度 対比 22 年度23 年度 対比 22 年度23 年度 対比 22 年度23 年度 対比 22 年度23 年度 対比
44 月
175
182
7
262
269
7
249
261
12
146
149
3
86
86
0
15 月
192
201
9
278
283
5
273
283
10
161
161
0
109
104
−5
46 月
175
188
13
259
274
15
245
266
21
144
150
6
87
90
3
17 月
194
195
1
284
283
−1
274
277
3
161
160
−1
109
105
−4
48 月
207
209
2
309
312
3
316
312
−4
189
188
−1
162
150
− 12
19 月
187
276
273
156
98
10 月
197
295
283
161
102
11 月
194
286
276
159
100
12 月
180
260
260
148
90
11 月
156
223
232
128
72
12 月
160
232
242
131
74
13 月
190
278
276
153
年度計
535
− 18
2,211
975
32
3,247
1,421
29
3,201
1,399
42
1,842
85
808
7
1,180
資料:中日本高速道路株式会社 各インター通過(乗降)台数の合計
県内公共工事動向
新車登録車・軽自動車台数
件 数 前年比(%)請負金額(百万円)前年比(%)
新車登録 前年比(%) 軽自動車 前年比(%) 合 計 前年比(%)
平成 19 年度
3,911
− 7.1
120,085
− 16.4
平成 19 年 25,949
95.3
18,613
95.3
44,562
95.3
平成 20 年度
3,821
− 2.3
122,014
1.6
平成 20 年 23,933
92.2
18,099
97.2
42,032
94.3
平成 21 年度
4,339
13.6
124,826
2.3
平成 21 年 22,257
93.0
16,420
90.7
38,677
92.0
平成 22 年度
平成 22 年 24,777
108.0
4,069
− 6.2
113,453
− 9.1
111.3
17,001
103.5
41,778
23 年 1 月
258
25.9
4,149
1.2
23 年 1 月 1,236
79.0
918
95.1
2,154
85.2
23 年 2 月
354
65.4
9,211
94.8
23 年 2 月 2,125
78.0
1,422
83.2
3,547
80.0
23 年 3 月
507
8.8
14,711
− 22.5
23 年 3 月 2,924
66.8
2,041
72.4
4,965
69.0
796
53.6
793
55.4
1,589
54.5
23 年 4 月
101
− 19.2
10,151
3.7
23 年 4 月 23 年 5 月
132
− 6.4
5,120
58.5
23 年 5 月 1,184
71.8
882
74.7
2,066
73.0
23 年 6 月
212
− 21.2
13,967
9.3
23 年 6 月 1,720
73.9
1,223
79.9
2,943
76.3
23 年 7 月
275
− 28.8
6,888
− 22.3
23 年 7 月 1,717
68.9
1,338
87.6
3,055
76.0
23 年 8 月
404
10.1
9,843
6.2
23 年 8 月 1,619
75.8
1,061
80.9
2,680
77.7
資料:東日本建設業保証(株)福井支店
資料:福井県自動車販売店協会
中古車登録台数
1 月
2 月
3 月
4 月
5 月
6 月
7 月
8 月
9 月
10 月
11 月
12 月
合計
平成 20 年
1,477
2,192
3,919
2,188
1,993
2,011
2,018
1,655
2,115
1,956
1,630
1,879
25,033
平成 21 年
1,560
2,166
3,999
2,112
1,827
2,037
1,978
1,557
1,694
1,883
1,513
1,587
23,913
平成 22 年
1,298
1,844
3,695
2,021
1,695
1,923
1,861
1,665
1,968
1,902
1,792
1,732
23,396
平成 23 年
1,229
1,784
3,709
1,968
1,724
2,001
1,732
資料:福井県自動車販売店協会
県内主要経済指数 22
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春江中央店10 月 6 日 ( 木 )
福 町 支 店10 月13 日 ( 木 )
松 岡 支 店10 月18 日 ( 火 )
川 西 支 店10 月21 日 ( 金 )
神 明 支 店10 月27 日 ( 木 )
麻生津支店11 月 8 日 ( 火 )
横 地 支 店11 月 8 日 ( 火 )
幸 町 支 店11 月17 日 ( 木 )
工大前支店11月 17日 ( 木 )
金 津 支 店11 月18 日 ( 金 )
芝 原 支 店11 月 22日 ( 火 )
河和田支店12 月 6 日 ( 火 )
朝 日 支 店12 月 8 日 ( 木 )
相談員の都合により予定日を変更する場合がありますので、詳細は最寄りの本・支店にお問い合わせください。
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ふくしん景況レポート Vol.75
平成 23 年 10 月 5 日発行
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