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ACE SPACE ◎標準価格:¥698,000 (¥732,900) 新たなるアナログプレーヤーへの挑戦 「ノッティンガム アナログ スタジオ」 ターンテーブルはわずかながら浮上します。これにより軸受の影響を極 めて少ないものし、モーターゴロを極限まで少なくすることに成功しま した。そして、モーターベースとターンテーブルべ−スを支える硬質無共 振ベースが設置されます。 ターンテーブルを始動させる事はいたって簡単です。ターンテーブル を33 1/2または45rpmのどちらかを選び、 手の力を利用してターンテー ブルを回します。その後、回転は数回転で正確回転数で安定します。練習 を数回繰り返せばすぐにコツがつかめます。 CD全盛のこの時代、 今から約10年前、誰もがCDサウンドがアナログの 『ACE SPACE』 は不要なものは何一つ加える事無しにできるだけ多くの 全てに優ると思いこんでしまい、 そして、アナログレコードプレーヤーが 情報をレコードの溝から引き出します。不要なものと言えば、キャビネッ ホコリをかぶり、大半がアナログを聴かなくなった時期に、 はじめて日本 トの共振、カバーのうなり、ゴミの吸い込み、モーターの振動、ベルトのう に「ノッティンガム アナログプレーヤー」 が紹介されました。”今さらア ねり音、ターンテーブルの共振、軸受けノイズ、アコースティックフィー ナログなんて””どうせ音はCDに比べて劣るから” ”もう時代じゃ無いよ” ドバック等々が通常挙げられますが、 『ACE SPACE』 はほとんど皆無で 等々の意見が多く聞かれました。 ましてやスタートスイッチを押しても、 す。また、べアリングオイルの様々な組み合わせについても十分研究がな ターンテーブルが回らない、 一時アナログプレーヤー全盛期の時には、大 されました。そしてNEW スぺ−スアームも今までのスペースアームの上 トルクモーターが良いとされてきたこともありました。 そんな中で、あ 下動の2本のベアリングをスタティック支持ではなく、特殊なダンピン のノッティンガム「スペースデッキ」 が発売され、本物のアナログレコー グマテリアルで支持しました。これにより、今までわずかながら、ターン ドとはこんなにも凄かったのかと日本のオーディオファイルに再度アナ テーブルベースを通じて、下からの振動をスイングアームに伝えて、結果 ログプレーヤーの素晴らしさを感じさせ、 一つの日本におけるアナログ 的にカートリッジに余分な外部振動を与えていましたが、この特殊マテ プレーヤー復活の時代を迎えるきっかけになりました。 そして、年々ノッ リアルベアリング支持システムにより、その外部振動の影響を極限まで ティンガムプレーヤーを愛するリスナーは増えていき、 今までにない驚 少なくすることに成功しました。またカートリッジの針先は常にレコー 異のアナログ再生を実感して頂き、 アナログオーディオライフを送って ドに対して直角でなければなりません。しかし、カートリッジの針先は、 いただいておられます。 製造上わずかながらどちらかに傾いているケースが多くあります。今回 そして今回、そのノッティンガムアナログスタジオの主宰者 「Mr. Tom の『NEW スペースアーム』は、シェルの先端が回転できるようにもしまし Fletcher」の来日を期に、さらに進化した新しいNew プレーヤー「ACE たので、カートリッジの針先をレコードと直角に設定することがさらに SPACE」を御紹介致します。 容易になりました。 NEWアナログプレーヤー 『ACE SPACE』 材質は特殊ジュラルミン合金を使用し、リード線は7本のテフロン被膜 ノッティンガムアナログスタジオの主宰者 「トム・フレッチャー」は約 の高純度シルバーシングルリードが採用されたワンポイントベアリング 半世紀に渡る永い間、 アナログターンテーブル一筋に未知のかなり深い によって支持されています。2べアリング方式、3べアリング方式は、 “ナン 部分まで探究し続け、 現在では世界のハイエンドアナログプレーヤー工 センス”と「トム・フレッチャ−」はいいます。 房として大きな成功をおさめています。 もちろんそれまでには、長い歴史 このワンポイントべアリング方式によりディスク表面のトラッキングは がありました。非常にシンプルなものから数百キロもあるような超ド級 実にスムーズで、レコードのホコリノイズは極めて抑えられ、比べ物にな 重量ターンテーブルに至るまで、 彼はこれまでにさまざまなターンテー らない程の音楽がスピーカーを通して空間に放たれます。従来、特にレコ ブルを造り続けてきました。 その深くの探究の中から“ライブミュージッ ードの内側に針がいくと必ずノイズ・バチバチ音が多くなりますが、この クから機械を取り除く” というまさに基本に立ち返った、かつて考えられ 『スぺ−スデッキ』はまるで違うのです。従来カットされた全く同じレコ ることのなかったターンテーブルを造り出したのです。 最高の再生音を ードの溝がこれ程違うかと思う程パーフェクトに近く針は溝をたどる事 得るためにはできるだけライブミュージックに近付ける、 そのためには ができます。こうして音楽の背景にある沈黙も描写することができます。 機械的なくせをできるだけ排除する。 それには極小の精密モーターを使 針圧は付属の針圧計にて正確に測れます。メインウェイトの目盛りを 用し、なんと手動始動で回転させるという今までの常識を覆す新発想の 打つ事は「トム・フレッチャ−」は好きではありません。インサイドフォー ターンテーブルだったからなのです。 それがゆえに彼の代表作とも言え スキャンセラーウェイトの目盛りもありません。それぞれ素晴らしいと る『スペースデッキ』 は、世界でなんと50,000人もの愛用者がいるのです。 ころでセッティングしてください。数値、データー、目盛りだけを頼ると 今回新たにその芸術作品とも言える 『スぺ−スデッキ』の基本理念を踏襲 それぞれのパフォーマンスを最高に発揮できません。オーナー自身、音を し、しかもさらに進化させた全く新しいターンテーブルが登場致します。 聴いて微妙な調節をしてください。 アームの高さの調節も水平が良いとは限りません。そして、 『スぺ−ス 彼の音楽に対する情熱がターンテーブルの製作に如実に表れています デッキ』から再生される音は一定ではありません。レコーディング状況に 。それは“音楽もターンテーブルも沈黙で決まる” というフィロソフィー よってレコードは変わり、表現方法も違います。大きなアコースティック からきています。沈黙にメロディが加わり、 情熱を生み出します。 「もしあ で録音されたレコードは大きなスぺ−スをもって聴く事ができ、スタジ なたが沈黙を演奏する事ができるなら、 あなたは音楽に携わる才能があ オで録音されたものはスタジオで再び演奏をしているように聴こえます ります。」と彼は言います。 ターンテーブルの基本もそこにあります。そ 。言い換えれば、 『スぺ−スデッキ』はオリジナルの音響状況をそのまま映 れは“ただ静かに回り続ける” ということです。彼の造るターンテーブル し出します。そしてこの事はかなり驚異的なことでもあります。また、レ には余分なものは一切付いていません。 洗練され簡素であるとともに非 コーディングの場所が広い教会、大聖堂である場合は特に顕著に表れま 常に精巧に作られております。 “シンプル・イズ・ベスト”これが「トム・フ す。ボリュームを聖歌隊の音楽の本来のレベルにセットすれば部屋中が レッチャー」の哲学です。 そして精密部品一つ一つは彼自身で納得のいく 教会の壮麗な音楽で満ちあふれる事でしょう。つまり、トラックはその場 まで造り続けます。 例えば、プラッターに二つの太いラバーベルトがつい の雰囲気をも記録していきます。まさに『ACE SPACE』 は自ら沈黙し、レ ていますが、これらはただ、 回転始動を助ける働きをするだけのものでな コード録音されている総てを引き出し表現する能力を携えています。 く、ラバーベルトによって、 重要なことはプラッター自体の鳴きを押さえ る効果があるのです。 【ACE SPACE 技術的特徴】 どうしてこのようなアナログプレーヤーがもっと以前に出現しなかった のだろうかと不思議に思う程です。 つまり、ターンテーブルは静かに長い間回り続けること。 そして、べアリ ングの精度、耐久性、 ノイズ等のファクターに加え、ターンテーブルは少 なくともそれ自身で一分以上回り、 ターンテーブル自体が沈黙を守れる かどうか、そして駆動モーターの力を極限まで与えないということです。 結果、彼が思い付いた駆動システムは小さなアルミプーリーでさえ回 すことの出来ない、 特注の極少ノイズ、精密24極ACモーターを採用した のです。このモーターはアルミ合金製の強固なモーターべ−スに内蔵さ れ、ターンテーブルベースから敢えて別置にしています。 ターンテーブル は7kgもあり、その上特殊アルミ合金製です。 「トム・フレッチャ−」は、こ の材質を作り上げるまでに数十年をかけ、 ようやく完成させました。 また、これを支えるターンテーブルベースは十分乾燥された硬質のカバ 材を採用し、それを支える3点フットもまたスペシャルマテリアルです。 そして駆動モーターは重量な5kg特殊合金製のターンテーブルをも回転 させるのに十分なものです。 当然、ターンテーブルが静止状態から回転す る事はできません。 ベアリングは砲金製のスリーブ方式、軸受けは特殊コ バルト合金製のものを使用し、 今回は最上級の「ANNA LOG」 の軸受け システムをほぼ採用しました。 7kgのターンテーブルの圧力からスピンド ル軸を守り続けます。 最も重要なことはそのスピンドルが回転し始める とスピンドルのボトムはフラットであり、 その箇所に油膜が形成され、ほ んのわずかスピンドルはボトムの受け側のメタルより上昇し、 結果的に ●NEWダンピング 「ACE SPACE」 トーンアーム アームのベアリング部に5カ所に取り付けられた特殊ダンピング支持マ テリアルによって高い制振性が向上し、ハイフリークエンシーの鳴きが おさえられスムーズな音場が得られます。また、アームシェルは角度が簡 単に変えられるようになりました。これにより、より細かいカートリッジ 角度の調整が可能となります。 ●NEW スペシャルベアリング 高級モデル「DIAS」 「ANNA LOG」 とほぼ同等の最高級のスピンドルベ アリングを採用することによって、圧倒的に安定した静かな回転を得る ことに成功しました。 ●NEW 超重量 アームベース & NEW モーターハウジング 新モーターハウジングとアームベースは重量化されスペシャル合金製に し、より素晴らしいダンピング効果が得られ、制振性は抜群です。特にモ ーターハウジングの質量は、従来のそれより2倍以上ありますので、共振 を防ぐのにより大きな効果が得られます。 ●3点支持ロック式アジャスタブルフット 一番下のプレーヤーベースの支持を3点にし、ダブルナット方式により ネジクリアランスを皆無にし、それにより極めて高い制振性を確保しま した。材質、形状、配置等を変えることでハーモニックのさらなる向上が 得られます。 ハインツ&カンパニー株式会社 東京都品川区東五反田1-14-9 TEL:03-5420-6432 FAX03-5420-6059 ACE SPACE 【ACE SPACE】 ○ターンテーブル部 ・ターンテーブル ・ターンテーブルベース ・アームベース ・駆動方式 ・回 転 ○トーンアーム部 ・アーム 厚さ35mm/重量7kg 特殊アルミ合金製 ブナ材HDFウッド+スペシャルアジャスタブルフット 超重量特殊合金 精密24極トルク、無振動フリースタンディング構造 シンクロナスモーターによるシングルベルトドライブ 33 1/3rpm、45rpmの2段階プーリー 特殊製法による9インチカーボンファイバー製アーム ヘッドシェルスイング機能付き ・軸 受 ・カートリッジ適応重量 特殊コバルト合金による無振動ワンポイントベアリング方式 6-13g ○寸 法 ○重 量 ○標準価格 460x360x220(WxDxH(アームのトップまでの高さ) mm) 21kg ¥698,000/税別 【オプション】 ○パワーサプライ ¥298,000/税別 『ACE SPACE』に、さらに素晴らしいサインウェーブやピッチの安定性、 そして正確なスピードコントロールをもたらします。 ○ヘビーデューティーキット ¥228,000/税別 厚さ25mmのカーボングラファイト製プラッターを追加すると、慣性モーメントが大幅に向上し、共振を防ぎ、 より安定した回転と音質向上を実現します。