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流通BMS概要 - データ・アプリケーション

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流通BMS概要 - データ・アプリケーション
事例に学ぶ競争優位を実現する流通業実践セミナー
流通BMS概要 と
成城石井様のご導入事例
2009年9月16日
EDI/SCM 企画推進
エグゼクティブコンサルタント
藤野 裕司
目次
Ⅰ.DALのご紹介 ・・・・・・・・・・・・ 2
Ⅱ.流通BMS概要 ・・・・・・・・・・・・ 4
Ⅲ. 成城石井様 ご導入事例 ・・・・・・ 17
Ⅳ. 最も導入実績の多いACMSで
流通BMS環境を構築 ・・・ 21
1
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Ⅰ.DAL のご紹介
2
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会社概要
社名
株式会社データ・アプリケーション(DAL)
JASDAQ 3848
代表者
代表取締役社長執行役員 橋本 慶太
設立
資本金
従業員数
売上
1982年9月27日
386,435千円
92名(連結 2009年3月現在)
1,459,289千円(連結 2009年3月期)
事業内容
企業間データ交換用ミドルウェア(B2B)、企業内アプリケーション連携用
ミドルウェア(EAI)の商品開発と販売及びコンサルティング
パートナー
ビジネス・パートナー:71社
3
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Ⅱ.流通BM S 概要
4
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1.従来型EDIの課題
従来型EDIには課題が山積し、このままでは運用に耐えられない状況となってきた。
–
JCA手順はもう限界!
•
サポートする機器が販売停止、もしくは高コスト。
•
画像情報や漢字が送れない。
–
安価で高速のインターネットが使えない。
–
国際標準ではないため、海外との取引に利用できない。
–
ファイル転送のため、トランザクション単位の処理ができない。
–
–
データが固定長のため仕様変更が困難。
それらの解決策としてWebEDIが登場したが、
–
–
–
JCA手順は
通信速度は2400bps
通信速度は2400bps
画像情報不可
•
各社個別画面ができたことにより新多端末(多画面)現象が起こった。
•
手動操作によるファイル転送を求められるようになった。これにより、EDI
本来の自動処理ができなくなり、多大な人的負荷が発生するようになった。
企業間・企業内を取引のデータが縦横無尽に行き来している。
EDIの適用領域が「電子商取引」の範囲外へ
取引先
拡大している。
従来型EDI、WebEDI、社内ファイル転送、
新多端末現象
データ変換(手組み)は、
Internet
すべて別のシステムとして稼動しており、
運用監視が複雑化している。
漢字不可
日本語
機器の販売停止
取引先 B
A
取引先 C
WebEDI A
WebEDI C
WebEDI B
取引先 D
WebEDI D
5
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2.課題解決のための流通BMS
★課題解決のため
– インターネット環境での効率的・効果的なEDIを目指す。
– 可能な限り標準化を進め、全体最適を目指す。
– 共通基盤は、デファクトスタンダードから選べるようにする。
結論
– インターネット経由の国際標準の通信手順を使用したXML-EDI!
– コードは国際標準(GTIN、GLN)を採用。データ項目・メッセージは業
界標準を策定。
取引業務プロセス(メッセージ種)
EDIメッセージ
データ項目
コード(GTI N、GLN)
データ表現形式(X M L)
通信インフラ
通信手順(ebX M L M S、AS2、JX 手順)
通信基盤(インターネット TCP / I P )
共通基盤
(デファクトスタンダードの
中から選択)
(図は流通システム開発センター資料より)
6
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2.課題解決のための流通BMS
★流通BMS検討の基本方針
①個別仕様の発生を抑える
• すべての企業間取引で共通のEDIメッセージを使えるように、「メッセージ種別」、
「メッセージ構造」、「データ項目」と「データ項目の意味」・「データの属性」を標準
化する
②現行業務の担保を図る(現行システムの担保ではない)
• 各社の現行業務をできるだけ担保し、移行の負担を軽減する。
③将来の技術・業務に対応できる準備を盛り込む
• 商品マスターの同期化(GDS)
• 共通企業識別コード(GLN)
• 共通商品識別コード(GTIN)
④インターネットを使用した通信を前提とする
• XML、セキュリティ
⑤伝票レスを促進する
• 取引証憑の要件を満たすEDIメッセージとすることで、ペーパー仕入伝票を不要
とする。
7
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2.課題解決のための流通BMS
★流通ビジネスメッセージ標準 検討の経緯とこれから
民間運営
経産省事業
[ 標準の
維持管理 ]
[ 標準の策定 ]
流通サプライチェーン全体最適化促進事業
流通システム標準化事業
2003年度 2004年度 2005年度 2006年度 2007年度 2008年度
基礎調査・研究
取引プロセス
モデルの検討
設計
開発
標準化検討と実証
実証
実験
基本形の標準化検討
実用化と普及拡大へ
共同
実証
2003年∼2008年 : 経産省事業
物流系・情報系メッセージ検討
(預かり在庫型センター、
P OS/ 在庫データ等)
共同実証
共同実証
(チェーンドラッグ
(生鮮、
ホームセンター
アパレル)
百貨店)
流通システム標準
普及推進協議会
引き継ぎ
流通システム標準
・開発維持管理
・導入支援普及推進
・外部からの要請に
応じた標準化検討
• 流通業界全体の情報共有・交換のインフラ基盤としての
新たな流通システム標準
• 業種・業態を超え、ユーザー自らが作り、ユーザー自らが使いユーザー自らが管理するユーザー主体の新標準を目指す
2009年∼ : 民間運営
流通システム標準普及推進協議会
– ユーザー企業・団体が主体となった検討の場
– 業種・業態や製配販の枠を超えた意見調整と啓発の場
– ユーザー企業と情報関連企業の情報交換の場
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2.課題解決のための流通BMS
★業界動向
スーパー業界では既に実運用及び普及段階に入り、百貨店業界や
チェーンドラッグ、ホームセンター業界でも共同実証を実施した。
卸・メーカー
流通BMS
酒類・加工食品
発注/生鮮発注
日用品・化粧品
出荷/生鮮出荷
食品スーパー
生鮮食品
受領/生鮮受領
百貨店
アパレル
返品/生鮮返品
医薬品
請求/支払
住関連製品
値札
ホビー関連製品
集計表作成
ホームセンター
在庫・POS売上・・・
家電量販点
通信インフラ
各種専門店
家電製品
小売
総合スーパー
ドラッグストア
CO-OP
書籍
等
2006年度共同実証実施
等
2007年度共同実証実施
2008年度共同実証実施
(図は流通システム開発センター資料より)
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3.流通BMS導入のメリット
(1) 流通ビジネスメッセージ標準を採用することによるメリット
– 最初にシステムを標準対応することにより、以降取引先毎のシステム
開発は最小限に抑えられる。
• 最初の標準対応も、現行業務が前提となるため、過大な開発負担はな
いものと考える。
– 同じシステムで現行のバッチ型ファイル送受信を行うことも、標準通
信プロトコル本来の機能であるメッセージ単位のトランザクション処理
もできる。
• データ発生の都度送受信することにより、データ精度を高めリードタイム
を短縮することが可能。
– 社内でのデータ活用が柔軟になる。
• XMLデータを活用することにより、アプリケーションの多様化に容易に対
応できる。
– 国際標準(XML、GLN、GTIN)採用により、グローバル対応が容易。
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3.流通BMS導入のメリット
(2) 通信プロトコル標準を採用するメリット
– 物理的回線や専用ハードウェアの管理が不要になる。
– 対応可能なハードウェアが豊富。
• 同期モデム損傷による受発注業務停止のリスクがなくなる。
– TCP/IP経由のオープン系システムであるため、社内システムとの親
和性が高い。
• ハードやソフトの共用・集約ができ、技術や資産の有効活用が可能。
• 回線の高速化、利用料低廉化により、リードタイム短縮・締め時間延長・
利用コスト削減が可能。
• 漢字や画像、EXCEL、PDFなど多様なデータを扱えるので、さまざまな
アプリケーションを通じ、データの有効活用が可能。
– ファイル転送型WebEDIの手動操作がなくなる。
• 人件費や人的ミスを削減でき、業務の自動連携を促進できる。
– 国際標準(ebXML MS、AS2)採用により、グローバル対応が容易。
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3.流通BMS導入のメリット
(3) 通信インフラが個別回線からインターネットに
①JCA手順固有のリスクから解放される。
・複数回線の管理
・固有のハードウェア(同期モデム等)
②インターネット利用による処理の高速化、コストの低廉化が実現できる。
ACM S
E2X
EDIデータ
EDIサーバ
ACM S
E2X
EDIデータ
EDIサーバ
DMZ
ダイアルアップ
ルータ
UST
・・・・
公衆回線網
全銀,JCA
2400bps
I N S64
全銀TCP / I P
9600bps∼
19.2k bps
ルータ
ファイア
ウォール
・・・・
従量課金
ACM S
E2X
通信サーバ
定額料金
インターネット
50M bps∼
100M bps
(ベストエフォート)
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3.流通BMS導入のメリット
(4)相手先毎の個別対応がなくなり、取引先やデータ種別の
追加が容易に
B社
フォーマット
データ変換
データ変換
プログラム
プログラムC
C
C社
フォーマット
EDI
E
D
I
サー
ーバ
バシ
シス
ステ
テム
ム
サ
データ変換
データ変換
プログラム
プログラムB
B
取引先ごとに、データを自社の
フォーマットに変換するプログラム
を作成する必要があった。
• 標準フォーマットを、取引先ごとに
区別することなく自社フォーマット
に変換できる。一部固有の部分
がある場合も、従来と違い限られ
た範囲での対応に抑えることがで
きる。
・・
・
・
A社
フォーマット
・・
・
・
アプ
プリ
リケ
ケー
ーシ
ショ
ョン
ン
ア
社内
形式
データ変換
データ変換
プログラム
プログラムA
A
新たなアプリケーションで
の利用可!!
項目・コード
レイアウト変換
一般的には
中間
形式
XML
ビジネス
文書
市販製品
XML変換
イン
ンタ
ター
ーネ
ネッ
ット
ト
イ
手組み開発
ACMS ANY変換
EDI
E
D
I
サー
ーバ
バシ
シス
ステ
テム
ム
サ
アプ
プリ
リケ
ケー
ーシ
ショ
ョン
ン
ア
社内
形式
• この変換は市販のツールを利用
できる。ただし、ツールによっては、
項目・コード・レイアウト変換など
を別に行う必要があるものもある。
• X M Lビジネス文書は、このまま新
たなアプリケーションでの利用が
可能。
• UN / EDI FACTやCI I 、X .12など
は、標準フォーマットをそのまま利
用することができなかった。
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3.流通BMS導入のメリット
(5) 伝票レスでコスト削減
– 伝票レスとは、小売と卸・メーカの双方が「受領データ」を保存することにより、
従来印刷していた複写式のTA(Turn Around)伝票の印刷が不要になること。
– これにより、伝票用紙代、プリント費用、伝票保管費用を削減できる。複写式伝票を印刷
するインパクトプリンタも、機種が少なく印刷速度が遅い、メンテコストがかかるなど多く
の問題を抱えていた。印刷後の伝票も、後日参照・検索する場合、膨大な紙の山から探
し出すのは業務の効率を大幅に低下させていた。
– 従来も実施例はあるものの、小売毎に仕様が異なり卸側は相手先毎に別システムを持
つ必要があった。今回の流通BMSでは、その仕様が標準化され、システムの統一を図
ることが可能となった。
– ただし、これを実現するには双方に高度な在庫精度と検品体制が必要となる。
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3.流通BMS導入のメリット
(6) 検品レスで業務の改革と効率化
– 検品レスとは、卸・メーカ側から納品伝票に代わる「出荷(梱包紐付けあり)デ
ータ」(事前出荷明細)を事前に小売側に送っておき、出荷時に梱包に貼付し
たSCMラベルのバーコードを受け入れ側(主に小売物流センター等)がスキャ
ンし、あらかじめ受信した事前出荷明細と照合することにより検品を行うこと。
店舗での検品は省略できる。
– この検品レスも、前記伝票レスと同様、小売毎に異なる仕様であったものが標
準化されたため、大きな省力効果が期待できる。
– 一方、卸・メーカ側は従来にも増して高度な物流体制が求められることとなる。
これを機会に業務改革を目指し更なる高効率化を進めたい。
事前出荷明細
出荷(梱包紐付けあり)データ
出荷明細
照合
出荷検品
入荷検品
卸・メーカ側
小売側
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3.流通BMS導入のメリット(まとめ)
標準化
標準化
①小売個別対応のプログラム削減、②小売個別コード変換テーブ
①小売個別対応のプログラム削減、②小売個別コード変換テーブ
ルの削減、③取引先追加時の負荷軽減とスピードアップ、など
ルの削減、③取引先追加時の負荷軽減とスピードアップ、など
EDI化
EDI化
①日々の売掛/買掛照合が可能になった、②計上日や相殺内容の
①日々の売掛/買掛照合が可能になった、②計上日や相殺内容の
認識違いによる違算がなくなった、など
認識違いによる違算がなくなった、など
伝票レス
伝票レス
受領データを取引双方が証憑とすることで伝票レス取引が可能に。
受領データを取引双方が証憑とすることで伝票レス取引が可能に。
その結果伝票の発行と処理、保管に関わるコストの削減が可能に
その結果伝票の発行と処理、保管に関わるコストの削減が可能に
時間短縮
時間短縮
送受信時間の大幅削減により、卸の物流業務の開始時間が早まり、
送受信時間の大幅削減により、卸の物流業務の開始時間が早まり、
①出荷完了時間が早くなり、物流コストの削減につながる、②小売
①出荷完了時間が早くなり、物流コストの削減につながる、②小売
業に対して従来より早いタイミングで出荷データを送信できる、など
業に対して従来より早いタイミングで出荷データを送信できる、など
の効果に
の効果に
通信インフラ
通信インフラ
通信回線がインターネットに変わることにより、①通信コストの低減、
通信回線がインターネットに変わることにより、①通信コストの低減、
②通信プロトコルの集約、といった効果に
②通信プロトコルの集約、といった効果に
【流通システム開発センター
資料より】
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Ⅲ.成城石井様 ご導入事例
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流通BMSをベースとした新EDIシステムの構築
(1)新システム構築の主旨
新物流センターの開設を機に「流通BMSを機軸とした物流システム」を
構築し、お引先様双方との受発注オペレーションを効率化する。
(2)新EDIシステムの目的
発注/出荷/受領/返品/支払いなどの取引データ交換を業界標準で
電子化することにより、発注側、受注側双方の業務を効率化し、伝票処理等
に関わるコストを大幅に削減する。
新物流センターの稼働にあわせ、商品特性やお取引先様毎の業務形態
により適合した複数の発注・出荷・仕入確定方式(TC総量/TC店別/DC
/店直等)に対応できるEDIを提供し、併せて多店舗展開に向けた単品管
理機能を強化する。
情報システムの専門要員等がいらっしゃらないお取引先様にもインター
ネットによる取引データ交換を簡便にご利用いただける仕組みをご提供し、
EDIのメリットを広く活かす。
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流通BMSをベースとした新EDIシステムの構築
(3) システム概要
経済産業省と流通システム開発センターが進めている“流通BMS(流通ビジネスメッセージ標準)”を前提としたシステムとする。
電話・ファックス発注(従来の手書伝票)についてもお取引先からは出荷データを受信する。小規模のお取引先については、
外部FAXサービスを利用した形態も用意する。
新物流センタ
(ドライ、チルドの2カ所)
帳票による仕入確定
大手お取引先
メッセージ種別
①発注
②出荷
②
①
②
③
②
支払データ
③
支払データ
J CA対応お取引先
④
JCA端末等
取引番号の
バーコート付き
発書兼納品
書
公衆回線網
既存FW
DMZ
④
①
仕入データ
(受領)
ACMS E2X
通信サーバ
(兼 納品
カレンダサーバ)
④
流通BMS-JX対応
PCクライアントソフト
WinWin-EDI
FAX
サービス
FAX対応
お取引先
③
支払管理
既存処理
仕入データ
・書式変換
・新旧振分/集約
・流通BMS通信
④ ・JCA通信
①
仕入伝票
既存処理
EOS/FAX
発注データ
中小規模お取引先
③
EOS/FAX
発注データ
①
セントラルキッチン
(現状方式維持)
・マスタ変換
・書式変換
・処理制御
③
発注/返品伝票
既存処理
ASP
②
豊洲センター
ACMS E2X
既存基幹システム
管理サーバ
①
発注
返品
本部
③受領・返品
店舗
発注
インターネット
②出荷
既存VPN網
流通BMS対応
サーバ
①発注
③受領・返品
④支払
・請求データのEDI化は対象外
・FAX対応お取引先へは発注、受領・返品、支払を
帳票形式でFAX送信する
直納検品
物流センタ管理
サーバ
出荷
(帳票ベース)
ISDN
ルータ
④
FAX機
19
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流通BMSをベースとした新EDIシステムの構築
(4)システムの特徴
●センター納品と仕入確定方法
・ 取引先の業務効率化を図るべく、センター納品の発注は総量発注、総量納品を基本とする。
・ 物流センターでは、取引先からASN(事前出荷明細)情報として取得する出荷データと、本システムから
取得する店別仕分データ(店別発注データ)により、受入検品、店別仕分、仕入確定処理を行う。
・ 総量発注において、取引先から販売分析等の目的で店別データの取得要望があることを考慮し、店別
仕分に該当するデータの提供方法を検討する。(流通BMS の集計表作成データを前提に)
●返品データについて
・ 店舗で発行された返品明細書をもとに、物流センターで返品データを生成する仕組みを基本とする。
●FAX 対応取引先の運用について
・ 取引先のFAX 受信機へ取引番号のバーコード付きで発注書兼納品書を送る。
・ 取引先で出荷数量等に訂正がある場合、発注書兼納品書に手書きで訂正を加える。保存用コピーを取
り、発注書兼納品書を添付して物流センターへ商品を出荷する。
・ 物流センターでは納品書の取引番号バーコードを読み取り、総量発注データと突き合わせて仕入の確
定を行い、受領データを作成する。受領データは発注書兼納品書と同じ仕組みで取引先へFAX で送信
される。
●店舗直納の運用について
・ 店舗直納については既存PDA での検品データをそのまま管理サーバに取り込み、受領データとする方
式を想定。
・ 作業効率を考え、全数スキャンに代わる検品入力方法を検討する。
20
20
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Ⅳ.最も導入実績の多いACM S で
流通BM S 環境を構築
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1.ACMSとは?
企業間取引、社内業務のデータおよびアプリケーションをシームレスに連携し、
自動化するエンタープライズ・データ・エクスチェンジ・ソリューション
特徴
1,000社以上の導入実績が示す高い信頼性と可用性を持つB2B専用のサー
バ製品とクライアント製品
国内および国際標準に準拠したさまざまなプロトコルへの対応
業務システムと容易に連携する豊富なアダプタ
既存の従来型EDIを継続したまま、次世代EDIおよびインターネットEDIの運用
を一元管理
分散サーバアーキテクチャーによる拡張性と負荷分散
マルチプラットフォームで稼動
10年以上培ったEDI/EAI市場での豊富な経験とテクノロジー
注)ACMS= Advanced Communication management Systemの略です。
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2.製品のマーケットポジション
B2Bコマース・ソリューションでのマーケット・リーダー
サーバ製品市場ではデファクトとしての認知
B社
19.2 %
A社
19.7 %
others
1,200社/4,500サイト以上の導入実績
データ・アプリケーション
36.8%
出典:株式会社富士キメラ総研 「2008 パッケージソリューション・マーケティング便覧」
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3.業種別導入実績
※ 2009年
2009 年6 月末現在でのACM
月末現在でのACM S E 2 X , ACM S B2B, ACMS/ UX , ACM S/ NTの業種別導入実績
NTの業種別導入実績
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4.企業間取引/社内業務のシームレスな連携を実現
社内システム
基本機能
AP I
スケジューラ
運用管理
アダプタ
EDI 連携機能
通信手順
SAP
SAP
EDI
EDIアダプタ
アダプタ
SAP
SAP ERP
ERP
ジョブ連携
ジョブ連携
SAP
SAP
JCoアダプタ
JCoアダプタ
ファイル分割
ファイル分割
W
WebSphere
ebSphere
M
MQ
Q
M
MQアダプタ
Qアダプタ
ファイルマージ
ファイルマージ
メインフレーム
メインフレーム
IIBM
BM
Fujitsu
Fujitsu
取引先
全銀
全銀
全銀TCP
全銀TCP// IIPP
JCA
JCA
FTP
FTP
IINET-Z
NET-Z
VAN
従来型EDI
R
RosettaNet
osettaNet
CEDI
CEDI
JEI
JEITA/
TA/ ECALGA
ECALGA
※
ebX
ebXML
ML M
MSS 3.0
3.0※
ebX
ebXML
ML M
MS(流通BM
S(流通BMS)
S)
EDI
EDIIINT
NT AS2
AS2
JX
JX手順
手順
公衆網
IP網
次世代EDI
次世代EDI
ACM S W eb/ deTradeI I
(W eb-EDI サーバ機能)
ホスト・アダプタ
ホスト・アダプタ
(I
(IBM
BM,Fujitsu)
,Fujitsu)
トランスレータ
トランスレータ
ACM S W ebAgent
(W eb-EDI 画面操作自動化)
従来型
従来型
EDI
EDIシステム
システム
インターネットEDI
次世代
次世代
EDI
EDIシステム
システム
W
Web-EDI
eb-EDI
システム
システム
BACR
BACREX手順
EX手順
R
RDB
DB
インターフェイス
インターフェイス
R DB
内部連携
E-M
E-Mail
ail
(SM
(SMTP
TP// POP
POP3)
3)
ブラウザ
ブラウザ
ASP
HTTP
HTTP// HTTP
HTTPSS
外部連携
※ ebXML MS 3.0では、JEITA共通クライアント対応のサーバ機能のみ提供しています。
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社内連携
業務サーバ
基幹システム
業務データ
・W eb-EDI
・R osettaN et
・CEDI
・JEITA/ ECALGA (ebX M L)
・ebM S(流通BM S)
・EDI IN T AS2
・JX手順(SOAP-R P C)
・POP 3/ SM TP
(簡易メールEDI)
ACM S
E2X
EDIデータ
ファイア
ウォール
ACM S
E2X
UST
全銀,JCA
Internet
運用端末(PC)
EDIサーバ
ダイアルアップ
ルータ
全銀TCP / I P
WAN
企業間連携
仕入先/得意先/運輸・倉庫/金融機関など
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B2B業務プロセスを統合運用
サーバA
サーバA
例えば、受注から出荷までの流れでは
取引先
発注データ
サーバB
サーバB
Job Step 1
Job Step 2
受注業務
受注
OK
Job Step 3
Job Step 4
ACM S
E ²X
在庫
メインフレーム
I B M 、富士通
ACMS
アダプター
ACM S
E ²X
出荷データ
(梱包紐付けあり)
企業間
企業内
物流業務
在庫引当
出荷指示
ACM S
E ²X
サーバC
サーバC
Job Step 5
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ご清聴ありがとうございました
ご質問などがございましたら、
下記までお気軽にお問い合わせください。
株式会社 データ・アプリケーション
〒103103-0013
東京都中央区日本橋人形町1
東京都中央区日本橋人形町1-3-8
Phone
0303-56405640-8544
Facsimile 0303-56405640-8541
E-Mail
[email protected]
URL
http://www.dal.co.jp/
http://www.ediblog.jp/
http://www.AnyTran.jp/
ブログ「EDI
情報館」
ブログ「EDI情報館」
AnyTran
・ECALGA及びECALGAロゴは、社団法人電子情報技術産業協会ECセンターの登録商標です。
・DAL,ACMS,AnyTran,E2Xは株式会社データ・アプリケーションの日本および海外での登録商標です。
・その他記載の社名および製品名は、各社の商標または登録商標です。
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Fly UP