電圧ー電流変換回路と電流ー電圧変換回路

電圧ー電流変換回路と電流ー電圧変換回路
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基本回路
アクチュエータを駆動したり，ディジタル信号からアナログ信号を復調したり
：反転型電圧ー電流変換回路
説明：アクチュエータやセンサなど接地した負荷を電圧制御で駆動できる．入力信号は反転して出力される
計算式
I
▲
0A
R 2 10k
t
出力電流i out ＝−
ただし，
＋VCC（＋5V）
入力
vin
R1
10k
V
▲
0V
2
8
3
R5
1
1k
出力
参考文献
負荷
R 4 100k
R3
R4 R2
＝ とする
R3 R1
※iout の極性は負荷へ流出する方向をプラスとする
iout
4 NJM2048
（新日本無線）
−VCC（−5V）
t
R2
v ［A］
R 1R 5 in
（5），
（6），
（23）
※ p.157 参照
100k
図 1 回路図
基本回路
：反転型電流−電圧変換回路
説明：フォト・ダイオードや電流出力型センサの受信アンプ，電流出力型 D−A コンバータのアナログ信号再
生に使われている
I
C 2.2p
R 1M
t
iin
▲
▲
0A
計算式
V
0V
t
＋VCC（＋5V）
入力
2
vin
3
5
1
4
出力
vout
−VCC（−5V）
出力電圧v out ＝−i in R ［V］
※iout の極性は回路に流入する方向をプラスとする
参考文献
（3），
（5）
（6），
，
（9）
（13）
，
（23）
，
OPA2320（テキサス・インスツルメンツ）
図 1 回路図
コンデンサの回路図記号に添えられている＋マークの意味
コンデンサには有極性コンデンサと無極性コンデ
ンサがあります．
アルミ電解コンデンサや導電性高分子アルミ固体
電解コンデンサは，大容量化するため二つの電極の
構造を非対称にしているので有極性コンデンサにな
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ります（無極性のアルミ電解コンデンサもある）．コ
ンデンサの回路記号で＋マークが記されている方が
陽極，他方が陰極です．
図 A に示すように，有極性コンデンサは直流電位
の高い方に陽極を接続して使います．
2011 年 4 月号