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平成25年度 新エネルギー等共通基盤整備促進事業 再生可能

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平成25年度 新エネルギー等共通基盤整備促進事業 再生可能
平成25年度 新エネルギー等共通基盤整備促進事業
再生可能エネルギー発電事業を通じた地域活性化モデル開発支援調査事業
採択事業者一覧
事業者名
テーマ名
1
一般社団法人
JASFA(北海道支
部)
平取町における太陽光発電事業と
木質バイオマス連携可能性調査
2
一般社団法人北海
道再生可能エネル
ギー振興機構
新ひだか町における太陽光発電に
よる高糖度トマト生産システム開
発・余剰売電及び地域への収益還
元・経済循環モデル事業
3
株式会社 KITABA
学校を中心としたみんなの発電プ
ロジェクト
4
特定非営利法人グ
リーンシティ
青森県弘前市におけるゴミ埋立処
分場跡地の市民参加・地産地消型メ
ガソーラー事業
事業概要
FIT を活用して得られた収益を、地域資源である木質バイオマスの燃料化事業に充
てることにより、新規産業および雇用の創出と持続可能な社会の構築を検討してい
る。本事業では、太陽光発電設備の候補地における事業性を調査するとともに、住
民の意見集約を行い、FIT 活用の可能性とバイオマス事業との連携方法について整
理する。
農業生産法人ファームホロがビニールハウスで生産する高糖度トマトは、高温によ
り品質劣化が発生しやすく、温度管理が重要である。ビニールハウス全体を冷やす
ことはエネルギーロスが大きく非効率であるため、根の部分を冷却する局所冷却技
術の導入により生育・糖度向上が可能となる。このシステムの電力を太陽光発電か
ら得て、余剰電力は FIT の活用により売電を行う。売電収入収益の一部により「(仮)
農業活性化基金」を設置し、農業生産の安定化、農業による地域振興等に寄与する
技術等の研究を行う団体等に助成する循環システムの実現を目指す。
学校を中心とした、市民レベルでの発電事業スキームを検討する。
学校の校庭や中庭などに、父母会や PTA が組織する組合等と子ども達が共同で、太
陽光発電設備を設置する。資金は地域からの寄付や、銀行からの融資で賄う。FIT
による売電収益は子ども達の「環境教育」や、その他学校教育の充実に活用する。
また、災害時においては自家使用に切り替え、学校が地域電力の一部を担うなど「地
域防災の強化」に寄与する。さらに、共同作業などによる環境教育が進むことで、
再生可能エネルギーを通じたつながりが生まれ、「地域コミュニティの強化」に結
び付くことが期待される。
豪雪地である岩木山麓において市の所有する一般ごみ埋め立て処分場跡地を有効利
用し、市民ファンドを入れた市民メガソーラーを建設する。事業利益(一部)及び市
民ファンド分配金(一部)を地域振興券発行事業に活用し、地域の観光事業や地場産
業振興に貢献する。加えて、PPS(新電力)を仲介し市民メガソーラーで発電した電
力を地元で消費する「生グリーン電力の地産地消システム」の構築を図り、市民・
地元企業・自治体協働のモデル事業としたい。
発電事業実施
予定地
北海道沙流郡平
取町
1.太陽光発
電
北海道日高郡新
ひだか町
1.太陽光発
電
北海道札幌市
1.太陽光発
電
青森県弘前市
1.太陽光発
電
発電種別
1/8
事業者名
テーマ名
5
青森港湾土木事業
協同組合
浅海洋上風力発電事業による漁
業・養殖・観光事業創生
6
国際航業株式会社
遊休地を活用した村民出資による
メガソーラー発電事業調査
7
株式会社日本総合
研究所
マイクロ水力発電電力を活用した
パークレット整備
8
一般社団法人えこ
えね南相馬研究機
構
9
有限会社元泉館
事業概要
津軽半島竜飛崎東側に位置する今別町の基幹産業である漁業は高齢化し過疎化が進
んでいるため、新たな産業創出が喫緊の課題となっている。この地域には、周年強
い季節風が吹くことから、沿岸洋上風力発電機の設置や発電機の支柱を利用した海
藻やホヤ等の養殖、活魚出荷用生け簀の設置やマウンド部分を利用したアワビ、ウ
ニ漁場の造成等を漁業者と共に検討・計画することにより、漁業と共存した新たな
発電事業モデルを開発する。また、今別町では、2015 年度に北海道新幹線奥津軽駅
(仮称)が開業することから、この事業で生まれる景観や水産物を観光資源として
活用し、地元企業が洋上風力発電所の建設や維持管理を行うことにより、地域での
雇用を創出する。
遊休地において、メガソーラー発電事業が計画されている。既に村民主体の協議会
が発足しており、事業実施に当たっては、自然エネルギーを運営・管理する村、村
民及び民間企業による事業会社を設立し、村民の出資による資金調達を目指してい
る。本調査では、村民出資を前提とした官民連携の最適な事業スキームを検討する
と共に、隣接する道の駅の更なる活性化と防災機能向上に向けた方策を検討する。
発電事業実施
予定地
青森県東津軽郡
今別町
発電種別
2.風力発電
秋田県南秋田郡
大潟村
1.太陽光発
電
秋田市内の上水道減圧弁を利用したマイクロ水力発電の発電電力を、付近に整備す
る「パークレット」(休憩施設、蓄電・充電装置、駐輪施設を併設した小公園)に
給電、または売電収益を整備・運営費用に充当することを検討する。
パークレットは、市民・来訪者向けの環境教育施設として活用するほか、観光客の
休憩施設とすることで、秋田市の観光振興を図る。
秋田県秋田市
3.中小水力
発電
福島県南相馬市太田地区の再生可
能エネルギー推進モデル地区づく
り
原発事故被災地において、農業と太陽光発電の共生による「半農半電」という新た
なモデルを確立していくことで、営農継続への意欲向上と後継者の確保につなげて
いく。同時に、スタディツアーなどによる地域外との人材交流や特産品開発も推進
する。これらの取り組みが広がっていくことで、新たな産業としての人材育成や雇
用創出にも繋がり、農業再生と地域活性化に貢献することができる。
福島県南相馬市
1.太陽光発
電 3.中小
水力発電
資本金 500 万円でできる! 100kW
の小水力発電所
建設コスト、維持管理費をおさえた簡易水道による小水力発電を核とした地域活性
化モデルの開発を目指す。地域の小水力開発の技術力を十分に把握し、その技術の
活用・向上方法、簡易水道を管理する地域コミュニティの活用方法や、観光地とし
て観光客の協力方法を検討する。地域外からの寄付型出資など、観光客が発電所建
設に参加できる何らかのしかけをし、観光客とともに、持続可能な、地域の誇りと
なる観光地づくりの方策を検討する。
栃木県那須塩原
市
3.中小水力
発電
2/8
事業者名
テーマ名
10
特定非営利法人
1000 年の森を育
てるみんなの会
栃木県北地域における皆伐材を用
いたバイオマス発電と森林機能回
復事業実施のための事業化調査
11
株式会社早稲田環
境研究所
木質バイオマスガス化発電を核と
した次世代型産業集積拠点の創出
事業
12
株式会社リサイク
ルワン
千葉県山武市における木質バイオ
マス発電及び地域通貨を活用した
間伐促進による地域活性化に対す
る事業性検証業務
13
多摩電力合同会社
太陽光発電による団地金山の発掘
14
翠高庭苑株式会社
桧原村「中山間地と都市の価値循環
型」活性化事業
15
神奈川中央養鶏農
業協同組合
都市近郊食料関連事業者連携によ
るバイオガス発電事業を通じた地
域活性化
事業概要
栃木県北地域の森林を皆伐する結果、生じる木質チップを用い、5MW のバイオマ
ス発電事業の形成に取り組む事業である。地元森林組合の協力の下、売電事業収入
を財源として皆伐される林地へ再植林を行い、高林齢化に悩む県北地域の森林機
能・水源涵養機能回復を図るとともに、地産地消型、地域分散型発電事業を持続的
に営む基盤構築を試みる。
木質バイオマスガス化発電事業の事業化を図り、その周辺に次世代の秩父市を担う
産業を集積することにより、雇用創出等の地域活性化を図るものである。具体的に
は、旧秩父セメント工場跡地に、発電プラント、次世代林業ゾーン(木材流通セン
ター、加工工場等)、6 次産業化ゾーン(バイオオイル関連事業、樹液加工工場等)
を集積させ、秩父市の次世代を担う産業拠点と位置付ける。
地元企業等が事業主体となり、地域の間伐材を用いたバイオマス発電事業を実施す
る。地域の NPO が中心となって推進している間伐事業で搬出された間伐材・林地
残材の出口を、エネルギー利用として作ることで、地域の森林整備を促進する。間
伐材の買取には地域振興券を活用することで、地域の経済振興に結び付ける。地域
の温泉・プール施設に余熱供給を行うスキームを検討する。
対象団地での再生可能エネルギーの啓発・調査と管理組合との協議を通して団地屋
根に太陽光発電設置を誘導する。また居住者アンケート調査を通して資金面の環境
を調査し、太陽光発電に対する投資などの可能性を探る。加えて管理組合との協議
から、管理組合の資金ストックを活用する方法を検討する。
上記事業化を推進するために団地への太陽光発電導入への技術的調査を実施し、具
体的な団地発電所設置の可能性を調査する。
小水力発電の事業資金を地域金融機関からの融資、適格機関投資家による地域エネ
ルギー支援ファンド、流域地域からの市民出資として調達し、利益還元を地域振興
券により行なうことで、地域内外との交流を活発化する。市民出資を特定地域に有
利な設計とすることで、より効率的な観光客誘致につなげ、さらに小水力発電のグ
リーンな電気を積極的に充電やグリーンレンタル事業でアピールし、「桧原村=低
炭素」というキャッチを生み出す。
鶏糞を再生可能エネルギーの原料として再生し、ガス発電をすることにより、地域
に対して鶏糞から出る臭気の軽減ができ、地域との調和が可能になる。さらに地域
の消費生活から排出される資源及び食品廃棄物資源も再生可能エネルギーの原料と
して活用することにより、バイオガス発電への多面性が大きくなることが期待され
る。
再生可能資源鶏糞は、新しい分野だが、欧州では、既に実用化しており、その日本
での活用可能性につき本事業で検討する。
発電事業実施
予定地
栃木県那須塩原
市
発電種別
4.バイオマ
ス発電
埼玉県秩父市
4.バイオマ
ス発電
千葉県山武市
4.バイオマ
ス発電
東京都 多摩ニ
ュータウン地域
(多摩市・八王子
市・稲城市・町田
市)
1.太陽光発
電
東京都檜原村
3.中小水力
発電
神奈川県愛甲郡
愛川町
4.バイオマ
ス発電
3/8
事業者名
テーマ名
16
株式会社イイダ
神奈川県西部地域におけるメタン
発酵及び木質バイオマスのハイブ
リッド発電による地域振興事業可
能性調査
17
エヌ・ティ・ティ
ジーピー・エコ株
式会社
南砺市における小水力発電を中心
とした地域活性化事業
18
特定非営利活動法
人上田市民エネル
ギー
市民共同設置型太陽光発電スキー
ムの地域物産交換の仕組み構築
19
千葉エコ・エネル
ギー株式会社
地域バイオマス資源を利用したエ
ネルギー供給システムの構築と、農
業及び地元産業振興に向けた事業
性調査
20
社会福祉法人和光
会
太陽光発電事業を活用した社会福
祉施設による新たな地域交流を育
むコミュニティづくり検討
事業概要
地域で未利用となっている食品廃棄物、下水汚泥、間伐材等をエネルギーとしてリ
サイクル利用することで、地域での資源循環とエネルギーの地産地消を目指す。メ
タン発酵と発電ボイラーのハイブリッド型発電で、効率良く無駄のない最適なバイ
オマスエネルギー利用を実現する。
本事業の開始により、新規雇用の創出、間伐材整備による地域林業の振興、メタン
発酵から得られる液肥の地域農家での有効活用等により地域活性化につなげる。
庄川上流用水土地改良区福野北部地域営農組合管理エリアにおいて、TPP 対応の強
い農業、半農半エネ事業の田畑プロジェクトを目指す。小水力発電及び太陽光発電
設備を設置し、その売電収入で新しい農業(植物工場、6 次産業)に投資し、高齢
者、女性、身障者も取り組めるような施設、耕作地の仕組みを構築する。また、発
電設備の保守・運営管理要員の雇用創出、災害時の電力確保等の防災対策の一助と
なる仕組み作りの検討をしていく。
市民が太陽光パネルを共同設置する「相乗りくん」事業を活用し、売電収入を地域
物産と交換する仕組みを構築する。従来の売電収入を信託として現金と交換する仕
組みに加え、地域物産と交換する仕組みを付加させることで共同設置者の満足度向
上や地域振興につなげる。付加価値が高い地域物産や仕入れルートによっては、発
電主体としても利益率が高まる可能性がある。それによって再生可能エネルギーに
直接関係する地域振興以外に農家や加工業者、パン等の飲食業者など幅広く地域に
貢献できる事業が展開できる。
特産品である栗やリンゴなどの剪定枝をバイオマスコージェネレーションの燃料と
して活用し、また地域の農業拠点にその設備を導入することで、地域エネルギーの
生産と雇用の創出を図るとともに、農業及び地場産業の振興を目指す。
さらに、町全体で年間 120 万人の観光客が来訪するというこれまでの街おこしの成
果や、若者を呼び込んできた仕掛けを活用することで、長期的な地域活性化を果た
していく方策を検討する。
豊富な年間日射量を誇る北方町内に新設する特別養護老人ホーム(以下新特養と記
載)の屋根を活用し再生可能エネルギーの固定価格買取制度を利用した太陽光発電
事業を行う。その事業収益を活用し、新特養において、地域のくらしを支える商業
施設との連携による地域の高齢者の買い物代行サービスや介護・認知症・育児・健
康教育等に関する様々な交流の場の運営を行うことにより地域の課題解決および活
性化を目指す。
発電事業実施
予定地
神奈川県秦野市
発電種別
4.バイオマ
ス発電
富山県南砺市
3.中小水力
発電
長野県上田市
長野県安曇野市
1.太陽光発
電
長野県上高井郡
小布施町
4.バイオマ
ス発電
岐阜県本巣部北
方町
1.太陽光発
電
4/8
事業者名
テーマ名
21
一般社団法人静岡
県環境資源協会
大規模太陽光発電を活用した地域
連携による地域活性化方策の検討
(サンシャインを活かしたまち牧
之原市)
22
特定非営利活動法
人アースライフネ
ットワーク
よみがえれ!あべ川清流発電所(静
岡市安倍川流域・関の沢小水力発電
所跡の再興と中山間地域の活性
化))
23
一般社団法人コナ
ン市民共同発電所
プロジェクト
市民共同発電所方式による太陽光
発電、温泉水を使った小水力発電、
燃料用芋を使ったバイオマス発電
(芋発電)による地域活性化モデル
事業計画調査
24
一般社団法人市民
エネルギーたかし
ま
小水力発電とともに生きるまちづ
くり事業 地域住民と、市民エネル
ギーたかしまが協働して進める小
水力発電所建設
25
有限会社イー・セ
レクト
姉川源流域における小水力発電を
ベースにした地域活性化事業の構
築 —中山間地対応型 EV・電化シス
テムで地域社会に担い手と魅力
を!-
事業概要
大規模太陽光発電を設置し、売電収益を地域に還元する仕組みを作る。還元方策の
検討は、地元協議会を設立し、市・事業者等連携の体制を構築して実施する。協議
会では具体的に、地権者・地元住民参加によるメンテナンス事業成立のための収益
還元の検討、太陽光発電を教育・観光と関連させた活用手法を検討し、その手法が
成立するための要因を検討する。これら検討を通じて再生可能エネルギーを活用し
た地域活性化モデルについて検討を行う。
安倍川流域・関の沢地区で活用されていた小水力発電所跡を復興し、固定価格買取
制度による売電事業を行う。
売電収益は地元特産品等の育成・販促といった産業振興への還元を図る。また、発
電所については観光・教育資源として有効活用し、交流人口の増加等といった中山
間地域のコミュニティ活性化へ繋げていく。
条例に基づく「市民出資による市民共同発電所方式」を展開する湖南市において、
太陽光発電のみならず、地域の温泉水を使った小水力発電や燃料用芋を使った地域
ぐるみのバイオマス発電によるエネルギーのベストミックスを推進する。売電益の
地域商品券による配当での地域循環の加速、温泉水を活用した小水力発電、複数の
自然エネルギー施設をめぐる「コナンツーリズム」の推進、それらを通じた地域雇
用の創出を推進する。
今津町百瀬川においては、小水力発電事業の導入(流況調査、測量調査)、発電計
画可能性調査(基本計画の検討)を行い、住民検討会、行政手続協議、資金計画策
定等を行う。
滋賀県高島市今津町天増川において、小水力発電事業の導入(流況調査)を行い、
発電計画作成後、行政手続協議、住民検討会を行う。
並行して、各地域で住民啓発として勉強会、ワークショップも行って、地域活性化
モデルとして、農山村地域における老齢化・後継者問題を解消すべく、小水力発電
による売電収益を、若者定住に活用できないかと、住民検討会を通じて模索・検討
の準備をする。
50kW 級小水力発電でも FIT で採算性がとれ売電益が出る事を検証する。また、
100kW 級発電も組合せ、売電益で中山間地対応型の EV(農耕車両を含む)と農家
エコハウス化を促し、カーシェアリングを進め、過疎地の安心度を高める。住民主
体の事業体を構築して、50kW 級発電所は地域で工事も維持管理もできる担い手を
育成し、再エネによる「足るを知る」EV 集落と脱化石燃料農業を軸とした持続可
能で魅力ある地域を目指す。
発電事業実施
予定地
静岡県牧之原市
発電種別
1.太陽光発
電
静岡県静岡市
3.中小水力
発電
滋賀県湖南市
1.太陽光発
電 3.中小
水力発電
4.バイオマ
ス
滋賀県高島市
3.中小水力
発電
滋賀県米原市
3.中小水力
発電
5/8
事業者名
テーマ名
事業概要
発電事業実施
予定地
兵庫県宝塚市
発電種別
26
合同会社宝塚すみ
れ発電所
地元エネルギー会社が核となる再
生可能エネルギー普及促進及び地
域振興事業化検討調査
地元エネルギー会社と酪農家が連携することにより、事業者単体では取り組むこと
の難しかった再生可能エネルギー事業の導入を促進させる。この事業によって地域
事業者の副収入の道を開き、宝塚市における酪農の再生を図る。また、牛の飼料の
試験栽培と太陽光発電を同時に行う(シェアリングする)ことにより、エネルギー
自立型農業の更なる発展可能性を検証する。
1.太陽光発
電
27
国際航業株式会社
未利用地の活用による住民参加型
ソーラー発電事業調査
五色地区では、住民参加型ソーラー事業の計画がある。候補地は、港の水揚げ場(500
㎡)等の未利用地を予定する。いずれも地域の協同組合が運営主体となり、資金調
達を住民出資型とすることを目指している。本調査では、事業候補地のポテンシャ
ル試算のうえ、設備の概略設計と事業性評価を行なう。また、地域運営主体の組成
を支援すると共に、地域活性化のしくみを検討する。
兵庫県洲本市
1.太陽光発
電
28
サコダ小水力設計
合同会社
3.中小水力
発電
協和地建コンサル
タント株式会社
島根県江津市
5.地熱発電
30
特定非営利活動法
人おかやまエネル
ギーの未来を考え
る会
中山間地域の公共施設・遊休地等へ
の再生可能エネルギー導入による
持続可能で活力ある地域づくりモ
デル開発調査事業
岡山県吉備中央
町、西粟倉村
1.太陽光発
電 3.中小
水力発電
31
三井住友建設株式
会社
ため池を活用した水上メガソーラ
ー事業による地域活性化事業計画
の策定
かつて、地域の電力を担った「旧筑波峰発電所:45kW」を再生復活させシンボル
化した発電事業による売電収益で「基金」を創設する。地域雇用による発電所運営
や丹生川上神社とコラボした環境教育およびマイクロ水力産業の創設などにより地
域活性化に貢献する。さらに、小水力発電施設を青少年や地域の人々への再エネ啓
蒙教育としての教材としても活用し、次世代の担い手を育成する。
有福温泉町における地熱資源開発を通じ、バイナリー方式による地熱発電事業を軸
として、熱及び熱水のカスケード利用による地域活性化事業を地域一体でトータル
に展開する。事業主体は、温泉事業者や温泉地域の観光関連事業者からの出資によ
る新会社とし、カスケード利用事業による新たな雇用の創出を図るとともに、発電
事業を呼び水とした地域外からの交流人口の増加により、地域の活性化を実現する。
過疎化、高齢化が急速に進む中山間地域のうち吉備中央町、西粟倉村において、固
定価格買取制度を活用した再生可能エネルギーの導入調査を行い、地域再生のスキ
ームを作る。
設置による収益は限界集落となっている集落の活動維持や雇用確保のほか、自然エ
ネルギーでの鳥獣害防止柵、開設予定のミニ次世代エネルギーパークの機材整備な
どに活用し、安心して暮らせる中山間地域の再生につなげる。
四国地方はじめ香川県には数多くの「ため池」が点在している。この地域特性を活
かした水上メガソーラー事業を通じ、雇用創出や地域を支える産業を創出する。本
事業に伴う資金調達や運営主体など地域に根ざす最適なパターンを検討すること
で、売電収益の再投資や調達資金の償還が持続的に地域を活性化する仕組みを構築
する。
また、本事業モデルを各地に展開することで、平野面積の狭小な地域や未利用貯水
池を抱える市町村においても再生可能エネルギーを活用した地域活性化が可能とな
る。
奈良県吉野郡東
吉野村
29
奈良県東吉野村つくばね小水力発
電事業調査設計(廃止発電所復活再
生)<過疎化・限界集落化している
吉野地域の再生・生き生きとした地
域へ>
島根県江津市・有福温泉における地
熱発電事業(バイナリー方式)と温
泉熱カスケード利用による地域活
性化事業の構築
香川県善通寺市
1.太陽光発
電
6/8
事業者名
テーマ名
事業概要
32
地域小水力発電株
式会社
地域資源<住民・水・薪>をローエ
ミッション・ローテク・ローカルで
地域再生の原動力とする地域モデ
ルの実証
33
愛媛県森林組合連
合会
愛媛県産材を使った木質バイオマ
ス発電による
山村地域活性化事業計画の策定
34
特定非営利活動法
人いきいきみはら
会
高知県三原村における小水力発電
開発により森林整備拠点・環境学習
拠点を構築する地域活性化モデル
開発
35
株式会社 ZE エナ
ジー
長崎県波佐見町におけるバイオマ
ス発電を活用したアートなまちづ
くりプロジェクトの事業性検証業
務
高知県内 5 ヶ所および愛媛県内 1 ヶ所において、基本計画と資金計画とからなる小
水力発電事業の事業計画を構成し、発電事業の検討資料とする。さらに、水車発電
機の仕様の共通化、低圧連系手法、既存水路の再利用について検討し、コスト低減
手法の検討を行い、収益性の改善を検討すると同時に、売電益の還元手法として薪
利用・淡水養殖・魚道整備を検討し、雇用の増加も目指した複合的で他地域でも応
用可能な地域再生モデルを提案する。
県内で発生する間伐材由来の木質燃料並びに製材副産物を取りまとめて供給する体
制を構築することで、木質バイオマス発電における安定的な燃料供給体制を実現す
る。この発電事業を通じ、林地残材の集荷事業による雇用の創出、山村地域におけ
る地域通貨の発行などの活性化対策、市民ファンドの発行によるバイオマス発電施
設への理解と山村交流事業を進め、地域内での資源・資金の循環を促し、山村地域
の活性化に繋げる。
地域の既存の砂防堰を利用して環境に軽負荷な小水力発電事業を NPO 法人いきい
きみはら会主体で、主に地元金融機関からの資金調達により興し、その利益の一部
を森林整備に充用、それによって発生する間伐材の用途開発・付加価値化で地域の
雇用を創出する事を目指す。また、周囲の豊かな自然との共存を目指し、開発後も
河川の自然を保全、向上させ、三原村の自然を知り、学ぶ環境学習拠点の構築を目
指し、これらにより地域資源を生かし、地域を活性化し、循環型社会の構築を目指
す。
地域の未利用資源を活用した木質バイオマス及びバイオマス発電事業を、アートビ
レッジ運営事業等の地域活性化プロジェクトに活用する事業モデルである。
本調査事業においては、①燃料調達可能性の調査、②発電事業に関する事業計画の
検討(導入設備、事業採算性の検証)、③地域との連携方策の検討(地域への波及
効果の検証)を実施する。
36
西日本環境エネル
ギー株式会社
離島(長崎県対馬市)における木質
バイオマス発電事業の開発
発電事業実施
発電種別
予定地
愛媛県 久万高原 3.中小水力
町、高知県 土佐 発電
清水市、馬路村、
北川村、四万十町
愛媛県松山市
4.バイオマ
ス発電
高知県幡多郡三
原村
3.中小水力
発電
長崎県波佐見町
4.バイオマ
ス発電
現在未利用となっている島内の木質資源をバイオマス燃料として利用する木質バイ 長崎県対馬市
オマスガス化発電事業である。
森林施業の集約化、路網整備と搬出間伐の一体的促進、高性能林業機械の導入など
により未利用間伐材等の効率的な収集・運搬システムを構築するとともに、木質バ
イオマス発電におけるエネルギー利用を一体的に整備するものである。
調査実施者若しくは同社と地元林業者で特別目的会社を設立し発電所の運営を行う
ことを検討する。資金調達については、自己資金及び金融機関からの借入以外にも、
離島振興関連の補助制度活用の可能性を検討する。
4.バイオマ
ス発電
7/8
事業者名
テーマ名
事業概要
発電事業実施
予定地
長崎県雲仙市
5.地熱発電
発電種別
37
株式会社リサイク
ルワン
長崎県小浜温泉地域における温泉
熱バイナリー発電と売電収益及び
余熱を活用した観光活性化に対す
る事業化可能性調査
温泉資源の豊富な小浜温泉地域において、温泉熱バイナリー発電及び旅館空調への
発電余熱の活用による地域活性化モデルを提示する。温泉資源のエネルギー利用に
より、発電による売電収益と空調熱利用による電気料金の低減化が期待でき、温泉
やジオパークといった観光資源と連携した観光プロモーションの強化や観光商品の
開発の原資とする。検討結果を踏まえて事業計画書を作成する。
38
公益財団法人九州
経済調査協会
宮崎県えびの市における蒸気型温
泉発電事業の可能性調査
農業林業等、一次産業が主だった産業であるが、高齢化、人口減少により、地域経
済の地盤沈下が進行している。このため、再生可能エネルギー、特に豊富な地熱資
源に着目し、白鳥温泉井を活用した地元事業者が主体となった温泉発電事業の可能
性と事業性の評価を行う。また、熱水利用についても検討し、地域経済活性化、雇
用の創出に繋がる地熱資源の活用方策を検討する。
宮崎県えびの市
5.地熱発電
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道の島交通株式会
社
あまみエコマネーを還元ツールと
した太陽光発電の総合管理サービ
ス事業化調査
地元企業出資による新会社が、一般住宅の屋根を借り上げ、太陽光発電を設置し、
賃料を屋根の貸し主に支払う。その際、賃料を現金では無く、地域に根付いている
地域通貨「あまみエコマネー」で行う。また、新会社が大規模な民間施設に太陽光
発電を設置した場合、売電事業の収益の一部を基金として積立て、地元企業が省エ
ネ設備等の導入に取り組む際の利子補給に活用する。以上の取り組みにより、地元
での省エネ設備投資を促進させ、また、エコマネー流通による地元消費を増加させ
ることにより、地域活性化を図る。
鹿児島県奄美市
1.太陽光発
電
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