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JD Edwards Enterprise One開発ガイドブック2
株式会社ソルパック
M09-002
JD Edwards Enterprise One開発ガイドブック/プログラミングガイド(応用編)
目次
1.処理ロジックサンプル
№
(1)
(2)
(3)
(4)
(5)
(6)
(7)
(8)
(9)
(10)
(11)
(12)
(13)
(14)
(15)
(16)
(17)
(18)
(19)
(20)
(21)
分類
共通
共通
共通
共通
共通
共通
共通
バッチ
バッチ
バッチ
共通
共通
共通
バッチ
画面
バッチ
共通
共通
共通
共通
共通
処理内容
テーブルI/O
テーブルI/O:FetchSingle
テーブルI/O:Select & FetchNext
テーブルI/O:Insert
テーブルI/O:Update
テーブルI/O:Delete
UDC取得
エラーメッセージの取得
CSV出力(標準)
フラットファイル出力
ループ処理
UBEの呼び出し
外部プログラムの呼び出し
データ選択(レポート)
データ選択(画面)
トランザクション処理
排他制御
状況ステータスの更新
端数処理
単位換算
Decimal Trigger
概要
テーブルI/Oの基本操作
テーブルからデータを入力する1
テーブルからデータを入力する2
テーブルにデータを追加する
テーブルのデータを更新する
テーブルのデータを削除する
「F0005」テーブル等からUDC定義内容を取得する
「F9203」テーブルからメッセージを取得する
標準のレポート機能を使用してCSVを出力する
SVF用CSVなど、フラットファイルを出力する
特定条件を満たすまで処理を繰り返す
UBE(他のバッチ処理)呼び出す
外部プログラムを呼び出す
ビジネスビューのデータを特定条件で絞り込む
ビジネスビュー(グリッド)のデータを特定条件で絞り込む
特定のタイミングでDBのコミット、ロールバックを行う
テーブルの排他制御処理を行う
各種伝票レコードの状況ステータスを更新する
数値の端数処理(切上げ、切捨て、四捨五入)を行う
品目の単位換算を行う
小数点桁位置の調整を行う
2.開発TIPS
№ 分類
内容
(1) バッチ エンコード変換
(2)
共通 数値項目の有効桁数
(3)
バッチ 複数ビューへのデータ選択
概要
CSV(標準)出力時の環境設定
イベント、画面、レポート変数等の数値項目の有効桁数
複数ビューに対して実行時にデータ選択条件を指定する
方法
金額項目におけるDecimal Trigger処理など、
小数点項目の注意点
(4)
共通
小数点の扱い
(5)
共通
日付項目の扱い
日付項目(ジュリアン日付)の取り扱い方法
(6)
共通
項目の初期値
データ項目の初期値
(7)
共通
処理オプションの入力チェック
処理オプションの入力チェック
(8)
バッチ ワークセンター出力メッセージ
バッチ処理でワークセンターに送信されたエラーメッセー
ジの確認方法
3.イベントのタイミング
№ 分類
(1) バッチ
(2) バッチ
(3)
画面
(4)
画面
(5)
画面
(6)
画面
(7)
画面
(8)
共通
目次
内容
バッチ処理イベント一覧
バッチ処理イベント処理例
画面処理イベント一覧
画面処理イベント処理例1
画面処理イベント処理例2
画面処理イベント処理例3
画面処理イベント処理例4
テーブルトリガーイベント一覧
概要
バッチ処理のイベント一覧と実施タイミング
標準的なレポート処理のフロー
画面処理のイベント一覧と実施タイミング
標準的なFind/Browse,Serch&Select画面処理のフロー
標準的なFix/Inspect画面処理のフロー
標準的なHeaderless Detail画面処理のフロー
標準的なHeader/Detail画面処理のフロー
テーブルトリガーのイベント一覧と実施タイミング
1/13
JD Edwards Enterprise One開発ガイドブック/プログラミングガイド(応用編)
目次
4.コード一覧
№ 分類
(1)
共通
(2)
共通
(3)
共通
(4)
共通
(5)
共通
(6)
共通
(7)
共通
目次
内容
略式コマンド
システムコード
プロジェクト状況
フィールドプレフィックス
項目編集コード
伝票ステータス
オーダータイプ
概要
略式コマンド(Fast Path)の一覧。UDC(H90/FP)
JDEのシステムコード
OMWのプロジェクト状況コード
イベントルールで使用するフィールドのプレフィックス
画面、帳票項目の編集方法を指定するコード
伝票の状況ステータスUDC(40/AT)の設定例
オーダータイプUDC(00/AT)の設定例
2/13
JD Edwards Enterprise One開発ガイドブック/プログラミングガイド(応用編)
1.処理ロジックサンプル
№
分類
(1)
共通
処理内容
テーブルI/O
処理説明
テーブルI/Oの基本操作
<用途>
テーブルの入出力を行なう
<補足>
・出力項目よりも桁数の大きい項目を設定すると出力時にエラーになる
・レポート変数の集計項目等で、計算結果が桁数オーバーしているもの(レポート出力時に
「****************」のように表示されるもの)を出力項目に設定すると、出力時にエラーになる
<開発画面イメージ>
1.イベントルール画面で[テーブルIO]アイコンをクリック
2.対象の処理を選択
1-(1)
3/13
JD Edwards Enterprise One開発ガイドブック/プログラミングガイド(応用編)
№
分類
(1)
共通
処理内容
テーブルI/O
処理説明
テーブルI/Oの基本操作
3.対象テーブル、ビューを選択
②[Find]をクリック
①テーブルIDを入力
(ワイルドカード使用可)
③対象行を選択
④[次へ]をクリック
4.検索条件(キー)、入出力項目を定義
インデックスを選択
(検索キーとソート順を指定)
検索キーと入出力項目
を指定
リテラル(固定値)は使
用できないため、あらか
じめ変数にセットしておく
必要がある
紐づけする項目をビジネスビュー、
イベント変数等から選択してダブル
クリックする
1-(1)
4/13
JD Edwards Enterprise One開発ガイドブック/プログラミングガイド(応用編)
2.開発TIPS
№
分類
(8)
バッチ
内容
ワークセンター
出力メッセージ
概要
バッチ処理でワークセンターに送信されたエラーメッセージの確認
方法
<概要>
オリジナルのバッチ処理は、処理結果、エラーメッセージをワークセンターに出力する方式を取っている
バッチ処理実行時にワークセンターに送信されたエラーメッセージを確認する方法は以下のとおり
①住所マスタの登録
自分のユーザーに対応する住所情報を、「F0101」テーブルに登録する
E1メニューの<Enterprise One Menues→Foundation Systemns→Address Book→Daily Processing
→Address Book Revisions>
「Address Book Revisions(P01012)」画面
住所番号は各システムの
ルールに沿って採番する
ビジネスユニットは各システムの
ルールに沿って設定する
2-(8)
通常は"E"(従業員)
5/13
JD Edwards Enterprise One開発ガイドブック/プログラミングガイド(応用編)
№
分類
(8)
バッチ
内容
ワークセンター
出力メッセージ
概要
バッチ処理でワークセンターに送信されたエラーメッセージの確認
方法
②ユーザープロファイルの設定
E1メニューの<My Ststem Options→User Profile Revisions>
ユーザープロファイル画面で、自分のユーザーに①で登録した住所番号を設定する
①で登録した
住所番号を設定
③いったんログアウトする
④再度ログインし、メッセージを確認したいバッチ処理を実行
⑤E1メニューのFast Path(略式コマンド)で「WC」と入力する
メッセージが届いている場合は、受信トレイにメッセージが格納されている
※①②を一度実施しておけば、以降はバッチ実行時に自動的にメッセージが送信される
2-(8)
6/13
JD Edwards Enterprise One開発ガイドブック/プログラミングガイド(応用編)
3.イベントのタイミング
№
分類
(4)
画面
内容
概要
画面処理イベント処理例1 標準的なFind/Browse,Serch&Select画面処理のフロー
<標準的な処理フロー>
◆ 例1:フォーム起動
START
<Form>
・Dialog is Initialized
・Post Dialog is Initialized
Tabあり?
No
Yes
<Tab>
・Tab Page Initialized
・Tab Page Selected
Gridオプションの「Automatically Find On Entry」
にチェックが入っている場合、
グリッドレコードが自動で検索・表示される
Grid自動
検索?
No
Yes
<Grid>
・Get Custom Grid Row
レコードの読み込み
※対応するイベントはない
レコード最終
以外?
No
<Form>
・Last Grid Record Has Been Read
Yes
ページ最終
以外?
Yes
<Grid>
・Grid Record is Fetched
・Write Grid Line Before
1レコード目?
No
Gridオプションの「Disable Page-at-aTime Processing」にチェックが入って
いない場合、Grid Row Count(標準は
10)件でページ最終となる
No
END
Yes
<Grid>
・Row is Selected(Web Only)
1件目のグリッド行が
自動で選択される
<Grid>
・Write Grid Line After
3-(4)
7/13
JD Edwards Enterprise One開発ガイドブック/プログラミングガイド(応用編)
№
分類
(4)
画面
内容
概要
画面処理イベント処理例1 標準的なFind/Browse,Serch&Select画面処理のフロー
◆ 例2:次ページ取得(下記画面イメージの > (NEXTアイコン)をクリックしたとき)
START
<Grid>
・Get Custom Grid Row
レコードの読み込み
※対応するイベントはない
レコード最終
以外?
No
<Form>
・Last Grid Record Has Been Read
Yes
ページ最終
以外?
No
Yes
<Grid>
・Grid Record is Fetched
・Write Grid Line Before
<Grid>
・Row is Selected(Web Only)
END
<Grid>
・Write Grid Line After
Gridオプションの
「Disable Page-at-a-Time Processing」
にチェックが入っていない場合、
グリッドはGrid Row Count(標準は10件)単
位で読み込まれる
3-(4)
8/13
JD Edwards Enterprise One開発ガイドブック/プログラミングガイド(応用編)
№
分類
(4)
画面
内容
概要
画面処理イベント処理例1 標準的なFind/Browse,Serch&Select画面処理のフロー
◆ 例3:グリッド行項目に入力し、マウスクリックやタブキーで次の行に移動したとき
START
<Grid Column>
・Col is Exited
・Col Exit & Changed - Inline
・Col Exit & Changed - Asynch
<Grid>
・Row is Exited
・Row Exit & Changed - Inline
・Row Exit & Changed - Asynch
入力した行
次の行
<Grid>
・Row is Entered
入力した行
<Grid>
・Row is Unselected(Web Only)
次の行
<Grid>
・Row is Selected (Web Only)
END
◆ 例4:グリッド行にフォーカスがある状態で、[Select]ボタンをクリックしたとき(Find/Browse画面)
START
<Grid>
・Kill Focus on Grid
・Row is Exited
・Row is Enterd
<Selectボタン>
・Button Clicked
上記イベントで別画面を起動した
場合は、次画面が閉じた時点で元
画面のイベントに戻る
<Selectボタン>
・Post Button Clicked
END
3-(4)
9/13
JD Edwards Enterprise One開発ガイドブック/プログラミングガイド(応用編)
№
分類
(4)
画面
内容
概要
画面処理イベント処理例1 標準的なFind/Browse,Serch&Select画面処理のフロー
◆ 例5:グリッド行にフォーカスがある状態で、[Delete]ボタンをクリックしたとき(Find/Browse画面)
START
<Grid>
・Kill Focus on Grid
・Row is Exited
・Row is Enterd
<Deleteボタン>
・Button Clicked
<Grid>
・Delete Grid Rec Verify-Before
・Delete Grid Rec Verify-After
・Delete Grid Rec from DB-Before
・Row is Selected (Web Only)
・Delete Grid Rec from DB-After
・All Grid Recs Deleted from DB
削除行の次の行が
自動選択される
<Deleteボタン>
・Post Button Clicked
END
3-(4)
10/13
JD Edwards Enterprise One開発ガイドブック/プログラミングガイド(応用編)
4.コード一覧
№
分類
(6)
DRKY
05
1
100
110
120
130
140
160
161
180
200
210
215
216
220
225
230
240
250
260
280
281
282
300
320
325
340
360
361
362
370
380
381
400
410
420
425
430
440
499
5
500
515
520
521
522
523
525
527
530
535
536
537
540
4-(6)
共通
内容
伝票ステータス
DRDL01
ブランク - 処理状況40/AT
PRPオーダー粗見積り承認
購買処理:
購買要求の入力
承認済み/MRP要求
購買要求の印刷
一括から購買オーダー生成
見積要求の入力
見積要求の印刷
見積要求EDI送信
仕入先見積の入力
見積確認の印刷
購買一括オーダーの入力
一括オーダーのリリース
購買以外のオーダー
購買オーダー入力
却下済みオーダー
承認処理
購買オーダーの印刷(テスト)
出荷/積荷の承認
購買オーダーの承認(テスト)
購買オーダーの印刷
購買オーダーEDI送信
EDI購買オーダー承認の受信
仕入先承認の記録
変更オーダーの入力
承認によるオーダー改訂
変更オーダーの承認
変更オーダーの印刷
EDI購買オーダー変更の送信
EDI購買オーダー変更承認の受信
仕入先出荷の記録
入荷確認書の印刷
申請書/証書
入荷確認
バックオーダー
検査からリリース
運賃/保険/経費 Brazil
NOTA会計終了
伝票照合の記録
取消行
受注処理:
見積/一括オーダーの入力
見積/一括オーダーのリリース
オーダーの入力/EDIオーダーの受信
EDI/アップロード済みオーダーの確認
EDIオーダーの修正
EDI購買オーダー変更承認の送信
承認の印刷/EDI送信
出荷/積荷の承認
作成済み作業オーダー
倉庫管理で処理中
出荷承認
保管場所ピッキングリストの印刷
ピッキングリストの印刷
概要
伝票の状況ステータス:UDC(40/AT)の設定例
(NXTR,LTTRなどに使用)
DRDL02
Activity /Status Code
Brazil Purchasing
Brazil Purchasing
11/13
JD Edwards Enterprise One開発ガイドブック/プログラミングガイド(応用編)
№
分類
内容
(6)
共通
伝票ステータス
DRKY
542
545
550
555
559
560
561
562
563
564
565
570
571
572
573
575
576
577
578
579
580
581
585
590
595
597
598
600
610
615
617
620
625
800
810
831
832
900
902
904
909
910
912
913
914
915
916
917
919
920
922
924
980
982
983
984
4-(6)
DRDL01
積荷メモの印刷
ピッキング確認
出荷伝票の印刷
梱包確認
待ち状態の購買オーダー入荷
出荷確認
EDI見積要求回答の送信
梱包リスト/請求書の印刷
梱包リスト/請求書の印刷
配送伝票の選択
配送伝票の印刷
船荷証券の印刷
EDI事前出荷通知の送信
EDI受取通知の受信
配送確認
サイクル請求
EDI事前出荷通知の送信
EDI入荷通知の受信
EDI入荷通知 - 却下
保留中の収益認識
請求書の印刷
EDI請求書の送信
事業所間請求書の印刷
仮請求書の印刷(テスト)
NOTA注記生成
運賃、保険、経費
NOTA注記の印刷
請求書仕訳
売上仕訳帳(明細)の印刷
売上仕訳帳(集計)の印刷
税行の生成
売上更新
月末価格再設定
直送承認
販売請求書の印刷
請求書エラー
出荷メモエラー
受注オーダー入力時のバックオーダー
コミットメント時のバックオーダー
出荷確認時のバックオーダー
輸送時のバックオーダー
価格調整時に追加
引当時に追加
ピッキング確認時に追加
出荷確認時に追加
置換品目として追加
代替/関連品として追加
販促品として追加
輸送に追加
オーダー価格再設定時に追加
作業オーダー生成時に追加
運賃更新時に追加
オーダー入力時の取消し
コミットメント時の取消し
ピッキング確認時の取消し
出荷確認時の取消し
概要
伝票の状況ステータス:UDC(40/AT)の設定例
(NXTR,LTTRなどに使用)
DRDL02
ECS
ECS
ECS
Brazil Sales
Brazil Sales
Brazil Sales
Brazil Sales
ECS
Argentina
Argentina
Do Not Change or Delete
Do Not Change or Delete
Do Not Change or Delete
Do Not Change or Delete ECS
Do Not Change or Delete
Do Not Change or Delete
Do Not Change or Delete
Do Not Change or Delete
Do Not Change or Delete
Do Not Change or Delete
Do Not Change or Delete
Do Not Change or Delete ECS
Do Not Change or Delete
Do Not Change or Delete
Do Not Change or Delete
Do Not Change or Delete
Do Not Change or Delete
Do Not Change or Delete
Do Not Change or Delete
12/13
JD Edwards Enterprise One開発ガイドブック/プログラミングガイド(応用編)
№
分類
内容
(6)
共通
伝票ステータス
DRKY
985
986
987
988
989
990
995
996
997
998
999
4-(6)
DRDL01
置換品目による取消し
代替品目による取消し
価格再計算による取消し
更新時の取消し
輸送時の取消し
販促品による取消し
未承認積荷
取り消されたNota Fiscal
取り消されたNota Fiscal(after ru)
予約NOTA FISCAL
完了 - 除去可能
概要
伝票の状況ステータス:UDC(40/AT)の設定例
(NXTR,LTTRなどに使用)
DRDL02
Do Not Change or Delete
Do Not Change or Delete
Do Not Change or Delete
Do Not Change or Delete
Do Not Change or Delete ECS
Do Not Change or Delete
Do Not Change or Delete
Do Not Change or Delete
Do Not Change or Delete
Brazil
13/13
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