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ゾーン4 : 水辺の環境・生き物
加古川流域の外来種 ブルーギル 日本各地の湖沼や河川に生息している。 オオクチバスと同様に在来種への食害が心配 されているが、本種はオオクチバスとは違い魚 卵や水草なども摂餌するため、その影響はオ オクチバスよりも大きいとの指摘もある。 ブラックバス 1925年に日本へ食料として移植され、現在では日本全国 に分布する。 完全な肉食性で、その旺盛な食欲から在来の魚類相に対 する影響が心配されています。 アメリカセンダングサ セイタカアワダチソウ 北アメリカ原産、ヨーロッパ、アジアに分布する。 現在では雑草化し全国でみられる。 キク科の多年生草本で、高さ0.5~3mになる。 環境省 自然環境局より 北アメリカ原産、南アメリカ、ヨーロッパ、アジア、 オセアニアに分布する。 非意図的導入による。全国でみられる。 キク科の一年草。高さは1~1.5mでなる。 環境省 自然環境局より 加古川水系の魚類 加古川水系の河川には、絶滅が危惧されているオヤニラミをはじめ、 アマゴ、ヤリタナゴ、ウロハゼなど、多くの在来魚が生息しています。 中流域 上流域 オヤニラミ アマゴ 下流域 感潮域 ウロハゼ ヤリタナゴ 加古川流域の植物 加古川流域では希少な在来植物が見られます。 上 流 域 バイカモ キンポウゲ科の多年草。山野の澄んだ 流れの中に生育する。茎は長さ1~2メー トル 中 流 域 ミクリ ミクリ科の多年生水草。オオミクリともいう。根茎は 横にはい、走出枝を出す。 茎は高さ0.5~1メートル 下 流 ・ 河 口 域 ハンゲショウ ドクダミ科の多年草。地下茎は長く横走する。 高さ0.5~1メートル、全体に臭気がある。 ヨシ ミゾコウジュ 世界各地の暖帯か ら亜寒帯に広く分布 する多年草。湖岸・ 沼沢地・河川の下流 域・海岸塩沼地など に生育し、高さ3mに 達することもある。 ミゾコウジュは,田 の縁や河川敷など, 湿り気のある日当 たりのよい所に生え る越年草。 シオクグ アイアシ アイアシは,海岸 や河口近くの 湿った草地に生 える多年草。 河口や入り江の 塩湿地や海浜 の後背湿地など に生える多年草。 根茎は横走し、 まばらに群生し、 有花茎は高さ 30~60cm 加古川の水質 主要1級河川の水質現況一覧(平成20年度) 国内主要河川との比較 加古川のBOD平均値 (H20)は全国166の一 級河川中144位であり、 大都市圏の多摩川・庄 内川・遠賀川などと同レ ベルである。データ上汚 れた川である。 水質は、昭和46年をピークに年々浄 化傾向にあり、昭和62年以降は(平成 12年を除き)環境基準を超えていない。 加古川の水質をこれ以上改善 するためには、住民参加による 飛躍的な取り組みが必要です。 加古川を守る活動 加古川流域は自治会・学校等 による清掃活動で、環境美化 に取り組んでいます。