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春闘要求 - 明石市
平 成 28 年 (2016)年 3 月 17 日 【自治労明石市水道労働組合への回答】 2016春闘要求について(回答) みだしのことについて、次のとおり回答いたします。 1 賃金・労働条件の維持・改善に努めること。 こ の た び 、地 域 手 当 の さ ら な る 適 正 化 及 び 平 成 2 6 年 度 の 人 事 院 勧 告 に 基 づ く 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 し 等 に つ い て 、平 成 2 8 年 第 1 回 定 例 会( 3 月議会)に、給与関係条例の改正案を提出したところです。 今 後 も 、給 与 制 度 等 に つ い て は 、国 公 準 拠 を 基 本 と す べ き で あ る と 考 え ています。 2 雇用と年金の接続に向けた制度の確立・改善に努める こと。 本 市 で は 、昨 年 度 か ら 、国 家 公 務 員 の 取 り 扱 い に 準 じ 、定 年 退 職 者 が 再 任 用 を 希 望 す る 場 合 、無 年 金 期 間 を 含 む 年 度 は 、分 限 免 職 相 当 と な る 者 等 を除き、全員を雇用することとしています。 な お 、平 成 2 8 年 度 に は 、公 的 年 金 の 支 給 開 始 年 齢 が 6 2 歳 に 引 き 上 げ ら れ る こ と に 伴 い 、フ ル タ イ ム 勤 務 を 希 望 す る 者 が 増 加 す る こ と が 予 想 さ れ る こ と か ら 、国 に お い て 、雇 用 と 年 金 の 接 続 の た め の 必 要 な 措 置 に つ い て 検 討 が 行 わ れ て き ま し た が 、昨 年 1 2 月 の 閣 議 に お い て 、引 き 続 き 再 任 用 制 度 で 対 応 す る こ と が 適 切 と の 方 針 が 決 定 さ れ た と こ ろ で あ り 、地 方 公 共 団 体 に お い て も 、本 方 針 を 踏 ま え 、地 域 の 実 情 に 応 じ 、再 任 用 に よ り 対 1 応することが、国から要請されました。 こ う し た こ と か ら 、本 市 水 道 事 業 に お い て も 、市 長 部 局 と の 整 合 を 図 り ながら、今後の国家公務員等の動向を注視していく考えです。 3 人員の増員・確保を行うこと。 水 道 事 業 の 経 営 状 況 は 、料 金 収 入 に つ い て は 、今 後 も 引 き 続 き 減 少 す る 見 込 み で あ る 一 方 、施 設 更 新 な ど に よ る 多 額 の 経 費 な ど が 見 込 ま れ て い ま す。 こ う し た 厳 し い 経 営 環 境 の 中 で 、職 員 配 置 に つ い て は 、一 層 の 民 間 委 託 の 推 進 及 び 再 任 用 職 員 等 の 活 用 な ど を 図 る と と も に 、重 要 施 策 の 推 進 や 利 用 者 に 安 心・ 安 全 な 水 を 安 定 し て 提 供 し 続 け る た め 、必 要 な 職 種 、職 場 に お い て 増 員 を 図 る な ど 、総 合 的 な 見 地 か ら 検 討 す る 必 要 が あ る と 考 え て い ます。 そ の た め 、全 庁 的 に は 、年 次 的 ・ 計 画 的 な 職 員 採 用 を 行 う と と も に 、新 卒 者 を 中 心 に 若 手 を 確 保 す る こ と で 、職 員 の 年 齢 構 成 や 技 術・経 験 の 継 承 等 を 踏 ま え た 取 り 組 み を 進 め て い る こ と か ら 、業 務 量 を 十 分 に 精 査 し た 上 で、市長部局と調整を図りながら、適正な職員配置に努める考えです。 4 臨時・非常勤等職員の処遇改善と雇用の安定に努めること。 臨 時 職 員 等 の 勤 務 条 件 は 、採 用 事 由 、期 間 、形 態 及 び 業 務 内 容 等 か ら 定 め て い る と こ ろ で あ り 、賃 金 等 に つ い て は 、一 般 職 員 の 給 与 改 定 等 を 基 準 に し て 改 定 す る と と も に 、近 隣 他 都 市 と の 均 衡 も 考 慮 し な が ら 改 善 し て き ているところです。 こ う し た 中 、全 庁 的 な 取 り 組 み と し て 、臨 時 職 員 の 雇 用 に つ い て 、従 来 、 原 則 3 年 で 雇 い 止 め と な っ て い ま し た が 、平 成 2 2 年 度 よ り 、任 期 付 短 時 間 勤 務 職 員 及 び こ れ に 準 じ た 新 た な 臨 時 職 員 の 制 度 を 順 次 導 入 し 、公 募 試 験 を 経 る こ と に な り ま す が 、継 続 し た 雇 用 が で き る よ う 、改 善 を 図 っ て き たところです。 ま た 、給 与 に つ い て も 、正 規 職 員 が 引 き 下 げ ら れ る 場 合 で も 、一 定 の 水 準を確保するなどの配慮を行っています。 さ ら に 、新 年 度 か ら は 、本 年 度 の 正 規 職 員 の 給 与 改 定 に 準 じ 、臨 時 職 員 等 の ボ ー ナ ス の 支 給 月 数 及 び 賃 金 の 引 き 上 げ を 行 う ほ か 、任 期 付 短 時 間 勤 務 職 員 及 び 新 臨 時 職 員 に お い て は 、昇 給 制 度 の 導 入 、日 額 制 か ら 月 額 制 へ の変更など、給与制度の見直しを予定しています。 加 え て 、休 暇 制 度 等 に つ い て は 、新 臨 時 職 員 に お い て 、任 期 付 短 時 間 勤 務 職 員 に 準 じ た 改 善 を 行 う と と も に 、福 利 厚 生 面 に お い て も 、職 員 の 健 康 2 の 維 持・管 理 を 図 る た め 、来 年 度 、人 間 ド ッ ク 助 成 の 拡 充 を 図 る 予 定 で す 。 5 公 共 サ ー ビ ス 基 本 条 例・公 契 約 条 例・入 札 制 度 改 革 な ど 公 共 サ ー ビ ス 基 本 法 に の っ と っ た 施 策 を 推 進 し 、公 共 民 間・中 小 の 労 働 条 件 の 底 上 げ を は かること。 公 共 サ ー ビ ス 基 本 法 の 趣 旨 を 踏 ま え 、事 業 委 託 等 に お け る 委 託 契 約 等 の 締 結 に あ た っ て は 、労 働 諸 法 令 の 遵 守 を 盛 り 込 み 、従 業 員 の 労 働 条 件 が 公 正な労働基準を下回ることがないよう指導に努めているところです。 な お 、労 働 諸 法 令 に 重 大 な 違 反 を し て い る 者 に つ い て は 、明 石 市 指 名 停 止 基 準 の 規 定 に よ り 、指 名 停 止 措 置 を 行 い 、一 定 期 間 、入 札 か ら 排 除 で き るようにしています。 ま た 、平 成 2 8 年 度 か ら は 、公 共 サ ー ビ ス 基 本 法 と 同 じ 趣 旨 の も と で「 労 働 者 の 適 正 賃 金 及 び 適 正 労 働 環 境 の 確 保 の た め の 入 札 制 度 改 正 」を 行 う こ ととしています。 3