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2013_1201-1

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2013_1201-1
発行:マルス建設株式会社 豊田市荒井町松島 368-1
これからの
まいづくり
地震に備えて
家族を守る
日本は、水平運動を続けているプレートの境界に位置している
ことから、頻繁に地震に襲われます。プレートとは、地球の表面
を包んでいる十数枚の岩の板。年間に数センチという速度で移
動しているプレートは、たがいにぶつかり合ったり、一方が一方の
下にもぐりこんだりしています。
過去の巨大地震は、主に、海のプレートが陸のプレートの下に
沈みこんでいる場所で発生しています。
直下型地震=プレート地震(阪神・淡路大震災)
陸のプレート内部で岩盤のひずみ
が起こり、その結果「活断層」と呼ば
れる地盤のずれが発生。地表に近
い位置で起こるため激しい揺れをと
もない、前ぶれもなく大きく揺れるの
が特徴です。
【建物への影響★倒壊】
特に阪神・淡路大震災では、倒壊
した建物や1階が崩れたり、傾いたり
といった建物被害が大量に発生しま
した。窒息・圧死・頭部損傷など、犠
牲者の死因の83.3%は建物が原
因となっています。
Nature interconnects all life. We live within this harmonious web.
生命のつながりとしての「自然」。その調和の中に私たち人間も存在し、生きている。
海溝型地震(東日本大震災)
「陸のプレート」は摩擦力によって、
沈みこむ「海のプレート」に引きずり込
まれます。しかし、摩擦力の限界を超
えると、「陸のプレート」は、元にもどろう
として跳ね上がり、巨大地震が発生し
ます。広範囲に被害が発生するのが
特徴で、また海水も大きく揺れること
で、大津波が発生しやすくなります。
【建物への影響★内部損傷】
東日本大震災は、津波により大規模
な地震災害となりましたが、建物の倒
壊は少なく、それによる被害も大きくは
ありませんでした。しかし、室内で家具
が倒れたり、ガラスが飛散することで亡
くなった方が多くいらっしゃいました。
地震に備えた住まいづくり
家を強くするポイントには
①建物の外側を強くする
②建物の内側を強くする
屋根や土台、柱や壁でできている建物の構造(外側)を、地
震の揺れに耐えるために強くする必要があります。また、建物
が建っている地面そのものも重要なポイントです。
建物の内装(内側)では、ふだん使っているものが地震の揺
れによって安全をおびやかす凶器に変わってしまいます。避
難通路である玄関には、避難のじゃまになるものを置かない、
家族が集まるリビングや就寝する寝室には、できるだけ背の高
い家具類を置かないようにしましょう。
※耐震改修工事には補助制度や減税制度があります。
まずは専門家の「耐震診断」を受けましょう
整理収納の話を聞くと、要らないものをモーレツに捨てた
くなってきた、と感じる方がいらっしゃるかもしれませんが、決
して一度に捨てないように気をつけてください。
ダイエット時に一気に体重を減らすとリバウンドをしてしま
うのと同じように、急激にモノを減らすと、モノもまたすぐに増
えてしまいます。なぜなら、整理に対する意識は何も変わっ
ていないからです。
モノが増えてしまう原因は生活習慣にあります。もう少し具
体的にいいますと、モノに対する行動パターンに問題がある
ということに気づくことが大切です。そのパターンを変えてい
かないと、単純に増えたから減らしても、また
リバウンドしてしまい、再びモノが増えていくの
です。本質的なことを解決しないで、一時的に
すっきりしても、「これでまた新しいものが買える!」
という気分になるだけです。私たちとモノとの
かかわりの本質の一つとして、「買い物が大好き」という
のがありますから。
モノと人間の関係は4つに分類することができます。
『アクティブ領域』
モノとして本来あるべき姿で発揮している状態
『スタンバイ領域』
モノがすぐ活かされるように待機している状態
『プロパティ(所有)領域』
すぐ使える状態ではなく、ただ持っているだけの状態
『スクラップ領域』
モノが活かされることなく廃棄を待つのみの状態
プロパティ領域が広い人は、モノの量が非常に多いの
に、整理ができていないタイプになります。このタイプは、
まずモノの量を減らすことが先決です。
(整理収納アドバイザー)
屋根勾配を利用した高天井のキッチン
【豊田市 H 様邸】
奥さまの家づくりのスケッチブックを元に設計担当者、施工担当者とともに造りあげた現代和風住宅
【左写真】寝室の壁はカルクウォール塗、床材は床暖房に対応した3層の無垢フローリング
【中写真】正面右側の屋根(小屋裏)を利用して納戸に 床:桧板貼 壁:杉板貼
【右写真】書斎は床を上げて収納スペースを確保、上吊アルミ建具で開閉も楽々。レールなしで腰掛けるにも◎
代表取締役 鈴木純子
昨年の今頃、病床に伏していた父が、「これ知っとるか?」と久しぶりに力強い口調
で私に問うたのは、亡くなる一週間程前のことでした。新聞一面に踊る 自民圧勝
の記事でしたが、私は軽く頷いただけでした。それまで、「何かおかしい世の中だ。こ
れでは、日本が、この地域が廃れてしまう。」 と常々ボヤいていたので、その記事で
何か未来に光を感じたのでしょうか?
この一年、株価は上昇し、大手上場企業の業績は軒並み回復し、最高益という記
事を目にします。政治・経済の力を、久しぶりに実感しました。(功罪も有ることでしょ
うが)まさに人の心を動かす政策が、これほど経済を活発化させるものだとは思いま
せんでした。
しかし、昭和初期生まれの母には、『消費マインド』と言う言葉は全くありません。
戦中戦後の厳しい時代を生き抜いた故の事とは思うのですが、農家に嫁ぎ、初めて
農業を経験し、苦労の末 米の収穫をしたことで、私とは“米への想い”に隔たりがあ
ります。家では、自分の田で採れた米を食しているのですが、古古米【一昨年に収
穫した米】を毎年ずっと食べている事を、先日初めて知りました。(けっこうおいしく食
べてはいますが・・・) どんな時代が来るかわからないので、新しい米の収穫ができ
るまで『備蓄する習慣』を長年続けてきたとのことです。幸いにして備蓄が役に立つ
ような出来事は今までありませんでしたが、このような両親にこの歳まで守られて育て
られたのだということを、あらためて気づかされた一年でもありました。
最近ほんとうに災害が多く気がかりです。
新しい年が平穏な年でありますよう願っております。
キッチン・ダイニング・リビング・書斎は
開け放つと38帖の大空間に。
それぞれの部屋が写真のように
アルミ建具で仕切ることができます
いよいよ今年も残すところあとわずか。
どうも年をとるごとに、そのスピードは
速くなっているような気がします…(汗)
今年もご縁があって
ハウジングニュースをご覧いただき
ありがとうございました。
これからも社員一同、
皆様の家づくりの夢を応援するため
よりよいご提案ができるよう
頑張りますので
よろしくお願いいたします。
来る年が皆様にとって
幸多き年でありますよう
お祈りいたしております。
【編集後記 林】
http://www.marusu-home.com
建設株式会社
●一級建築士事務所/愛知県知事(い-23)第 8647 号
●建設業許可/愛知県知事(特-22)第 25914 号
●宅地建物取引業許可/愛知県知事(8)第 12413 号
本社/豊田市荒井町松島368-1 TEL.0565-45-7880
本部/豊田市榊野町西ノ入26 TEL.0565-68-3462
E-mail/[email protected]
http: //www.marusu-home.com
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