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トレーニングログブックの使い方

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トレーニングログブックの使い方
【トレーニングログブックの使い方】
1. フライト前
指導を受けるインストラクターに、このトレーニングログブック(トレログ)を見せ
て、トレーニングの現状を確認してもらい、その日のトレーニングフライトの目
標を設定してください。
2. フライト後
デブリーフィングを行い、その日のトレーニングフライトの振り返りを行ってくだ
さい。その際のツールとして、このトレーニングログブックを活用してください。
具体的な記載方法を以下に示します。
【トレーニングログブックの記載方法】
1. 「トレーニング記録」のページ
この欄には、技能証取得のために要求される下記の各項目を実施するごとに、
記載して署名をもらってください。
1) 訓練飛行記録
トレーニングフライトの記録になります。フライト終了後、デブリーフィング
のときに記載して、インストラクターに署名をもらってください。その際、離
陸地より対地高度 2000ft 以上であった場合は、「2000ft 以上」の欄にチ
ェックを入れてください。また、ソロフライトを実施した場合は、「ソロ」の欄
にチェックを入れてください。なお、ソロフライトの実施の条件は、熱気球
操縦技能証明認定制度に記載されていますので、確認したうえで実施し
てください。
2) Pu/t 講習会受講
Pu/t 講習会の受講の記録になります。Pu/t 講習会を受講した際に記載
して、主催者に署名をもらってください。
3) 筆記試験
筆記試験の記録になります。筆記試験を受験した際に、合否の結果に関
わらず記載して、イグザミナーの署名をもらってください。
4) 実技試験
実技試験の記録になります。
規定の飛行経験を満たし、技術的にも十分と判断された場合に、インスト
ラクターから実技試験への推薦の署名をもらってください。この推薦をも
って、実技試験の受験資格を得ることができます。
実技試験を受験した際には、合否の結果に関わらず、イグザミナーの署
名をもらってください。
2. 「トレーニング飛行達成度チェックリスト」のページ
この欄には、トレーニングフライト後のデブリーフィングのときに、フライトを振
り返って、インストラクターに記載してもらってください。
すべての項目を記載すると言うことではなく、その日に実施した項目につい
て、評価とともに、特記事項をコメント欄に記載してもらってください。各項目
の達成目標は巻末に掲載してありますので、それをもとに、3 段階での評価と
なります。
トレーニングの初期は、上段に記載されている課題を実施することになりま
すが、トレーニングが進むにつれて、実施する課題が中段から下段へと進ん
でいき、最終的には、すべての項目が達成されることになります。この項目は、
実技試験の実施基準に沿ったものとなっていますので、すべての項目が達
成できれば、実技試験に合格できる実力があると考えることができます。
【実技試験】
実技試験への推薦をもらったら、3 ヶ月以内に実技試験を受験することになります。
実技試験は、日本気球連盟のイグザミナーにより実施されます。イグザミナー名
簿は、機関紙もしくは安全委員会のホームページに掲載されていますので、直接、
依頼してください。受験料は 5000 円となりますので、事前に郵便振替により、日
本気球連盟に入金してください。また、イグザミナー交通費は別途イグザミナーに
実費を支払ってください。
【実技試験実施基準】
実技試験は、実技試験実施基準に基づいて実施されますので、必ず確認してく
ださい。実技試験実施基準は、パイロットハンドブックに掲載されています。また、
年度単位で更新されていますので、最新版を安全委員会のホームページで確認
してください。
【筆記試験】
筆記試験は、日本気球連盟のイグザミナー(イグザミナー登録者でも可)の立会い
のもとで実施されます。日本気球連盟としては受験料は徴収しません。イグザミナ
ーの交通費については、イグザミナーと協議の上で実費を支払ってください。
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