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光電パートナーズ 創刊号 [PDF/2MB/6ページ]
創刊号 INDEX 2011.5.20 発行 光電パートナーズ 創刊のご挨拶… …………………… P.1 新発売 血液データ表示ソフトウェア QP-870W、QP-871W Celltac Viewer-Lite…… P.2 連載 大変好評です! 心電計 ECG-1150… ………… P.3 連載 医療TOPIC 第1回 急性期病院との連携… …… P.4 診療所のIT 診療情報と画像データで地域連携ネットワークへ 東芝メディカルシステムズ(株)……………… P.5 医院開業支援…………………………………………… P.6 光電 パートナーズ創刊に向けて 平素より、日本光電をお引き立て賜り、まことにありが とうございます。このたび日本光電では、医療機関様向け の情報誌『光電パートナーズ』を創刊いたしました。 『光電パートナーズ』の誌名には、お客さまとの意見交 流を通じて、安全・安心なより良い製品づくりを目指し ていきたいという想いと、お客さまの医療経営のお役に 取締役 営業本部長 塚原 義人 立ちたいという想いを込めさせていただきました。 平成22年度診療報酬改定では、10年ぶりに診療報酬が引 き上げられ、 「医療従事者の増員」や「救急、産科、小児、外科 等医療の再建」に向けた取り組みが進められました。 診療所におきましても、地域医療貢献加算や明細書発行 体制等加算の新設や往診料の増額等、地域連携や在宅医療 の促進が明確となりました。 今後医療機関に求められる機能も年々変化していくこ とが予想されます。日本光電としましても、大きく変革す る医療環境をすばやく的確にとらえ、医療経営に寄与でき る提案をしていきたいと考えています。 『光電パートナーズ』では、最新の医療動向のTOPICS や日本光電製品へのお客さまのご意見など、日々の医療 のお役に立つ内容を掲載してまいります。皆さまの医療 経営の一助となれば幸いです。 医療経営に関するご相談や日本光電へのご要望など、ご 指導とご鞭撻をお願いするとともに、益々のご健勝とご盛 栄を心からお祈り申し上げます。 1 『あつかいやすい』から『つたえやすい』、 『つたえやすい』から『わかりやすい』 「Prime Linc」シリーズから、血液データのビューワが登場。 新発売 血液データ表示ソフトウエア QP-870W、QP-871W 血球計数器の測定データ、CRPの測定データを閲覧できる、 「 Prime Linc」シリーズのCelltac Viewer-Liteを 新発売しました。 「 Prime Linc」シリーズで血球計数器のデータ、CRP測定装置のデータ、心電図データをシン プルに一元化します!! 血球計数器、CRP測定装置で測定した データが、すぐにお手持ちのパソコンの ディスプレイで表示、確認、印刷できる 便利なソフトウエアです。 特長 過去データは一覧画面からラクラク検索。 直感的に操作することができます。 患者さんにも画面上の検査結果を示しな がら解説。インフォームドコンセントの 補助ツールとしても有用です。 結果表示画面 クリニック向け 電子カルテ 市販 PC ※使用可能な機種 全自動血球計数器 MEK-8222 セルタックF、MEK-7222 セルタックE、 MEK-6400 セルタックα、 MEK-6420 セルタックα 免疫反応測定装置 CRP-3100 セルタックケミ MEK-6400 CRP-3100 また、 ECG Viewer-Lite(QP-170D)と組み合わせることにより、 同じアプリケーション上で血球計数器と心電計のデータ表示と 一元管理が行えます。 シンプルで アイコン い わかりやす の 患者さんへ して大活躍 と ル ー 説明ツ セルタック バリューサポートプラン 医療機器+保守点検+修理費用 =バリューサポート 2 月々のお支払で、本体はもちろん、期間中2回の保守点検と、 万一の故障発生時の修理費用もすべて含んだ安心のプランです。 契約期間:5年 対象機種(2011年3月現在) 全自動血球計数器 MEK-6400/MEK-6420/MEK-6450 免疫反応測定装置 CRP-3100 セルタックケミ 詳細は、弊社営業員までご相談ください。 大 変好評で す! 心電計 ECG-1150 日本光電の心電計 ECG-1150をご使用中の坂戸訪問診療所 副院長 高野友則先生に 導入のポイントなどを伺いました。 ●埼玉県 坂戸訪問診療所 院長 曽束 竜久 先生 副院長 高野 友則先生 心電計を導入されたきっかけ を教えてください。 当院は2010年3月9日より院 長 と 副 院 長 で あ る 私 の2名 で 開 院いたしました。 当初、心電計はありませんで したが、在宅訪問診療を行う中 で、患者さまからの心電図測定 の要望があったこと、不整脈・ 心疾患の患者さまが増えてきた ことから、心電計の必要性を感 じ、ディーラーさんに相談した のがきっかけです。 ECG-1150導入の決め手は どこですか? 持ち運びしやすいサイズであ りながら低価格であり、記録紙 が出せる、このバランスの良さ が購入のきっかけになりました。 紙が出ないタイプの小型心電計 もありますが、波形を見るため にPCを持ち運ぶのであれば、紙 で出して貼り付けるだけの方が 在宅訪問診療に適していると思 います。 導入後の評価はいかが ですか? ズでありながら、12誘導心電図 波形をひと目で確認できますし、 もちろん解析機能も付いていま す。 在宅訪問診療では、定期的な 健康管理と、いかにして病気を 未然に防ぐかが大きなポイント となります。現在100人超の患 者さまを2週間に1度訪問してお りますので、このECG-1150の フットワークのよさが非常に役 立っています。 一般的な心電計の機能をコン パクトに凝縮しているので、非 常に使いやすいです。このサイ ありがとうございました 心電計 ECG-1150 POINT! コンセプトは『世界で愛されるブックサイズ』 場所をとらないコンパクトボディに、上位機種と同等の波形処理技術や 自動解析機能など、必要な基本性能をギュッと凝縮。世界中のお客さま からご評価いただいている「世界品質」の心電計です。 200mm 本体は約1.5kg※1と軽量で、オプションで専用の キャリングケースをご用意しています。 260mm バッテリもフル充電で連続2時間駆動できますの で往診先でも安心です。 本体と一緒に付属品も収納可能な キャリングケース(オプション)。 ▼ ※1 バッテリ・記録紙含まず。 使いやすさ・信頼性・低価格を兼ね備えたブックサイズ心電計です。 3 医療TOPIC 急性期病院との連携 vol. 1 連載 〜病診連携は、増患だけではなく単価アップも視野に〜 診療所に期待される 3つの役割 2012年4月に控える介護報酬 本連載では、この3つに共通す る 「連携」 というキーワードに注目 し、これからの診療所経営のあり 方について考えてみます。 との同時改定に向けて、中央社会 保険医療協議会では、現在、議論 が進められています。昨年9月の 中医協総会では、 「優先して議論す 地域ニーズを先回りした 連携を 成・管理する計画病院)と回復期 病院等という2段階の連携から、 回復期病院等を退院後の外来診療 初回の今回は、病院との連携に を行う診療所、200床未満病院ま ①基本診療料関連 ついて。この重要性は言うまでも でを含めた3段階の連携になりま ②同時改定関連の 「医療と介護と なく、DPC病院の平均在院日数 した。 の連携」 「訪問看護」 「慢性期入院 が年々、短縮化されていることも このほか、2010年度改定で新 医療」 る議題」 として、 あり、 “ 病診”連携を行うことはす 設された病院との連携によって算 ③ 「勤務医の負担軽減」 でに当たり前のこととなりつつあ 定できる項目は表の通りです。 という3つが挙げられました。 ります。今後は、 「連携によって地 今後の病診連携においては、各 域でどのような役割を担うか?」 診療科の医師、地域連携室スタッ 急・産科・小児医療への重点配分、 と、一歩踏み込んで考える必要が フと顔の見える関係を築くことに 手術料の引き上げなど、急性期病 あります。 よって逆紹介患者増を図るだけで 前回の2010年度改定では、救 院に有利に働いた一方で、再診料 たとえば、 2010年度改定では、 はなく、地域のニーズを捉え、ど が71点から69点へと2点引き下げ いわゆる連携パスを評価した 「地 のような患者を診て、どのような られるなど、外来診療を中心とし 域連携診療計画管理料」 「地域連携 病院との連携を強化すべきかとい た診療所にとっては厳しいものと 診療計画退院時指導料」が、これ う戦略を立てることがますます重 なりました。次期改定においても、 までの急性期病院 (連携パスを作 要になります。 勤務医の負担軽減は優先課題とし て掲げられており、診療所経営は 今後も楽観視ができない状況です。 そうしたなか、診療所が果たす べき役割とは何か——。民主党の 長妻昭議員 (元厚生労働大臣) は、 地域連携診療計画 退院時指導料2 回復期などの病院を退院した後の療養を担 う診療所・200床未満病院が、連携パスに基 づく外来医療を提供し、計画管理病院に文 書による情報提供を行った場合に算定。 300 点 がん診療連携指導料 がん診療連携拠点病院などから紹介された 患者に対し、経過報告の情報提供をした際 に、月に1回、算定。 300 点 肝炎インターフェロン 治療連携加算 肝炎治療の専門医療機関と連携して肝炎イ ンターフェロン治療を行う地域の医療機関 が、経過報告の情報提供をした際に、月に 1回、算定。 50 点 認知症専門医療機関 連携加算 外来で管理している認知症患者の症状が憎 悪した場合や定期的な評価が必要な場合 に、専門医療機関に紹介を行う際、診療情報 提供料(Ⅰ)に加算して、月に1回、算定。 50 点 3月27日に行われた朝日新聞社主 催の講演会で、 ①医療と介護の連携の担い手 ②在宅医療の担い手 ③地域包括ケアにおける、地域包 括支援センターと連携した司令塔 という3つの役割を掲げました。 2010年度診療報酬改定で新設された項目(一部抜粋) 橋口 佐紀子 医療ライター、 編集者 4 慶應義塾大学文学部卒業後、医療系出版社編集職、病院経営コンサルティング会社ライター兼広報を経て、独立。 医療・福祉分野を中心に執筆活動を行う。著書に『医療を支える女たちの力』(へるす出版) 診療所のIT 診療情報と画像データで 地域連携ネットワークへ クリニックITソリューション 患者情報と画像データをネットワークで一元管理ーーシームレスな運用と操作性を追求 電子カルテシステム/医事会計システム X線一般撮影装置 +CR装置 患者 情報 (I D) 画像 +患 者情 報( ID) ID) 情報( 患者 ) 報(ID 者情 +患 像 画 全自動血球計数器 + 免疫反応測定装置 ) ) ID ID 報( 報( 情 情 者 者 患 患 + 像 画 心電計 患 者 情 報( 画 像 ID + ) 患 者 情 報( ID ) 超音波診断装置 患者ID一括管理 デジタルX線テレビ装置 (DICOM画像連携) 病診連携 画像ファイリング システム (PACS) CT装置 診診連携 画像診断装置メーカー 東芝が提供する診療所向けITソリューションとは、将来の診診連携、 病診連携を見据え、東芝の医事会計/電子カルテ一体型システム「TOSMEC TRINITY SV」を 核として、画像ファイリング装置 (PACS) および各種画像診断装置などを接続しID連携・画像連 携を図ることで患者情報、診療情報、画像情報の一元化が可能となりシームレスな運用と操作 性を実現します。 また「TOSMEC TRINITY SV」は日本光電様の心電計および全自動血球計数器、免疫反応測 定装置との連携も可能です。 ID連携により、IDの入力ミスによる患者の取違えや画像の紛失を防止できるだけでなく、検 査直後に簡単に画像を参照できるため、 わかりやすいインフォームドコンセントが提供できます。 また、 デジタル化した画像診断装置との接続により院内検査ワークフローの効率化が図れます。 徹底した診療の効率化と省力化でクリニックの経営に貢献します。 クリニック営業部 栃木県大田原市下石上1385 〒324-8550 TEL 0287-26-5017 5 光電パートナーズは、環境にやさしい「植物油インキ」 「水なし印刷」 を使用しています。 *カタログ請求・お問合せは最寄りの営業所もしくは下記編集担当へ 編集発行・営業本部 東京都中野区東中野3-14-20 〒164-0003 TEL(03) 5996-8024 http://www.nihonkohden.co.jp/ 6