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XG-3517 ハードウェアマニュアル

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XG-3517 ハードウェアマニュアル
XG Series
XG-3517
Cortex-A8 AM3517 CPU BOARD
Hardware Manual
Rev 1.0
ALPHA PROJECT
http://www.apnet.co.jp
Copyright©2012 ALPHA PROJECT Co.,LTD. All right reserved
XG-3517
XG Series
ご使用になる前に
このたびは XG-3517 をお買い上げいただき誠にありがとうございます。
本製品をお役立て頂くために、このマニュアルを十分お読みいただき、正しくお使い下さい。
今後共、弊社製品をご愛顧賜りますよう宜しくお願いいたします。
梱包内容
本製品は、下記の品より構成されております。梱包内容をご確認のうえ、万が一、不足しているものがあれば
お買い上げの販売店までご連絡ください。
XG-3517 梱包内容
●XG-3517
1枚
●CD-ROM
1枚
●電源ハーネス
1本
●保証書
1枚
■本製品の内容及び仕様は予告なしに変更されることがありますのでご了承ください。
取り扱い上の注意
●本製品には、民生用の一般電子部品が使用されています。宇宙、航空、医療、原子力、運輸、交通、各種安
全装置などで人命、事故に関わる特別な品質、信頼性が要求される用途でのご使用はご遠慮ください。
●極端な高温下や低温下、または振動の激しい環境での使用はご遠慮ください。
●水中、高湿度、油の多い環境でのご使用はご遠慮ください。
●腐食性ガス、可燃性ガス等の環境中でのご使用はご遠慮ください。
●基板の表面が水に濡れていたり、金属に接触した状態で電源を投入しないでください。
●定格を越える電源を加えないでください。
■ノイズの多い環境での動作は保証しかねますのでご了承ください。
■発煙や発火、異常な発熱があった場合には、すぐに電源を切ってください。
■本書に記載される製品および技術のうち、「外国為替および外国貿易法」に定める規制貨物等(技術)に該当するものを輸
出または国外に持ち出す場合には同法に基づく輸出許可が必要です。
■本製品に付属するマニュアル、回路図の著作権は(株)アルファプロジェクトが保有しております。これらを無断で転用、
掲載、譲渡、配布することは禁止します。
保証
■本製品は万全の注意を払って製作されていますが、万一初期不良品であった場合、お買い上げ頂いた販売店へ保証書を
添えてご返却ください。(弊社より直接お買い上げのお客様については、出荷時に全て登録済みとなっております。)
■万が一、本製品を使用して事故または損失が発生した場合、弊社では一切その責を負いません。
■本製品を仕様範囲を越える条件において使用された場合については、動作は保証されません。
■製品を改造した場合、保証は一切適用されません。
■他社製品との接続互換性および相性問題は保証いたしません。
■故障品の修理は、故障箇所の修理または新品もしくは同等品との交換をもって対応とします。
個々の故障原因の解析および搭載デバイスの調査解析についての報告はおこなっておりませんのでご了承ください。
■保証内容、免責等につきましては、添付の保証書をご覧ください。
XG -3517 ハードウェアマニュアル
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XG Series
参考資料
本製品に付属している CD-ROM には、下記の参考資料が収録されておりますので、本マニュアルと合わせてご覧ください。
■AM3517/05 Sitara ARM Mocroprocessors
TEXAS INSTRUMENTS
■その他各社デバイスデータシート
参考URL
デバイスの最新資料につきましては、各メーカーのホームページよりご参照ください。
■TEXAS INSTRUMENTS
http://www.tij.co.jp
■TEXAS INSTRUMENTS Processor Wiki
http://processors.wiki.ti.com
TEXAS INSTRUMENTS Processor Wiki(英語ページ)には、非常に多くの技術情報が掲載されています。
マニュアルなどに掲載されていない情報もありますので、是非ご利用ください。
XG -3517 ハードウェアマニュアル
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XG-3517
XG Series
目
1.
2.
3.
次
概要
1
1.1
製品概要.............................................................. 1
1.2
機能及び特長 .......................................................... 1
1.3
仕様概要.............................................................. 3
1.4
外形仕様.............................................................. 4
1.5
回路構成.............................................................. 6
1.6
メモリマップ .......................................................... 7
1.7
ピンアサイン .......................................................... 9
機能
15
2.1
動作設定............................................................. 15
2.2
FlashROM ........................................................... 20
2.3
SDRAM.............................................................. 20
2.4
PMIC................................................................ 21
2.5
LED ................................................................. 22
2.6
RTC(リアルタイムクロック) ........................................... 23
2.7
パワーオン/パワーオフ ................................................ 24
2.8
リセット............................................................. 25
外部インタフェース
26
3.1
イーサネットインタフェース ........................................... 26
3.2
USB インタフェース .................................................. 27
3.3
ディスプレイインタフェース ........................................... 29
3.4
シリアルインタフェース ............................................... 32
3.5
microSD カードスロット .............................................. 33
3.6
無線 LAN モジュールインタフェース .................................... 34
3.7
AUDIO インタフェース................................................ 35
3.8
JTAG インタフェース ................................................. 37
3.9
電源................................................................. 38
3.10
拡張コネクタ ....................................................... 41
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XG Series
4.
5.
テクニカルデータ
44
4.1
外形寸法............................................................. 44
4.2
回路図............................................................... 45
4.3
外部回路との接続方法 ................................................. 45
関連製品のご案内
47
5.1
無線 LAN モジュール .................................................. 47
5.2
Linux 開発キット ..................................................... 48
5.3
Android 開発キット ................................................... 49
5.4
周辺拡張アダプタ ..................................................... 50
5.5
タッチパネル LCD キット .............................................. 51
5.6
AC アダプタ.......................................................... 51
5.7
拡張コネクタセット ................................................... 51
5.8
JTAG 変換基板 ....................................................... 52
6.
製品サポートのご案内
53
7.
エンジニアリングサービスのご案内
54
XG -3517 ハードウェアマニュアル
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XG-3517
XG Series
1.
概要
1.1
製品概要
XG-3517 は、CPU コアに ARM Cortex-A8 を採用したマイクロプロセッサ「AM3517」(TEXAS INSTRUMENTS)を搭載し
た汎用 CPU ボードです。
多様なインタフェースを搭載し、標準 OS に Linux または Android を採用しているので、高度な組み込みアプリケーション
を容易に構築することができます。また、外部接続コネクタへ外部拡張に必要な信号を引き出してありますので、各種試作用
途及び小ロットの製品への適用など、幅広い対応が可能です。
1.2
機能及び特長
■
TEXAS INSTRUMENTS 社製
デジタルメディアプロセッサ「AM3517」を搭載
AM3517 は CPU コアに ARM Cortex-A8™ を採用し、多様なインタフェースを内蔵した高性能マイクロプロセッサです。
動作周波数は最大 600MHz で、高度な映像処理や大容量の信号処理等を実現することができます。
また、周辺機能として、Ethernet、USB、AUDIO、microSD カード、LCD、DVI、UART、SPI、I2C、RTC 等を内蔵し、
マルチメディア機器、ネットワーク機器、医療機器、産業機器など、幅広い分野に利用することができます。
■
標準OSにLinux/Androidを採用
標準OSにLinuxまたはAndroidを採用することにより、高度なネットワーク機能や、ヒューマンインタフェースを備えた
機器を容易に開発することができます。また、世界中のプログラマによって日々開発される膨大なオープンソースソフト
ウェア資産をロイヤリティフリーで利用することができます。
■
NAND FlashROM 512MByte、DDR2 SDRAM 256MByte搭載
■
多様なインタフェースを搭載
- Ethernet 10/100BASE-TX
- USB2.0ホスト/ファンクションインタフェース(OTG Hi-Speed対応)
- microSDカードインタフェース
- AUDIO入出力インタフェース
- UARTインタフェース
- 無線LANモジュールインタフェース
- LCDインタフェース
- DVIインタフェース
- リアルタイムクロック(外部バックアップ可能)
- 外部拡張バス
-GPMCバス、CAMインタフェース、DSSインタフェース、UARTインタフェース、I2Cインタフェース、MCBSP
インタフェース、GPIO etc
- JTAG インタフェース
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1
ALPHAPROJECT
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■
外部拡張が容易
外部接続用コネクタ(100Pin×2 未実装)へ拡張に必要な信号線を引き出してありますので、外部拡張が容易です。
■
回路図を全て公開
回路図は全て公開されていますので、回路動作の確認やデバッグにお役立ていただけます。
また、教育や研修用途にも最適です。
XG -3517 ハードウェアマニュアル
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2
ALPHAPROJECT
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XG Series
1.3
仕様概要
XG-3517 仕様
機能
仕様
CPU
AM3517AZCN
クロック
ベースクロック 26MHz 水晶振動子
CPU クロック 最大 600MHz
EMA バスクロック
DDR クロック
166 MHz
166 MHz
メモリ
NAND FlashROM 512MByte(MT29F4G16A Micron 相当品)
DDR2-SDRAM 256MByte(MT47H64M16LFBF x 2 Micron 相当品)
シリアル I/F
調歩同期式 4 チャネル
UART3 はシリアルインタフェースコネクタに接続(TTL レベル)
-ハードウェアフロー制御付
USB I/F
USB2.0 Host/Function(OTG、HIGH-SPEED 対応) 1 チャネル
USB2.0 Host(HIGH-SPEED 対応) 1 チャネル
※ Host、Function は排他使用
Ethernet I/F
CPU 内蔵イーサネットコントローラ
10/100Base-TX 1 チャネル
Ethernet トランシーバ LAN8710A(SMSC 製)
DVI I/F
DVI トランスミッタ TFP410(TI)
DVI ポート(HDMI コネクタ) 1 チャネル
LCD I/F
CPU 内蔵 LCD コントローラ
LCD コネクタに接続(RGB666)
SD/MMC カード I/F
SD/MMC インタフェース 3 チャネル
SDMMC1 は microSD カードコネクタに接続
AUDIO I/F
ライン入力 1 チャネル
ヘッドフォン出力 1 チャネル
SPI
Slave/Host 選択式 4 チャネル
McSPI2: SPI インタフェースコネクタに接続(弊社製無線 LAN モジュール接続用)
タイマ
32bit 汎用タイマ 12 チャネル
32bit 汎用/ウォッチドッグタイマ 1 チャネル
32bit 32KHz 同期タイマ 1 チャネル
RTC
カレンダ機能 外部 32.768KHz(20ppm) 水晶振動子接続 最大日差±2 秒
電気二重層コンデンサによるバックアップ(バックアップ時間 約 6 時間)
外部バックアップ電源によるバックアップ可能
パラレル I/O
98 本(兼用端子を含む)
リセット
ソフトウェアリセット可能
リセット IC、リセット SW 搭載
外部拡張コネクタ(未実装)からのリセットも可能
LED
モニタ LED 2 個(I/O ポートに接続)
電源 LED 1 個
電源
DC 5.0V±5%
消費電流
Typ 約 1.6 W (弊社サンプルプログラム動作、外部ストレージ未使用時)
Max 約 6 W
使用環境条件
温度 0℃ ~ 60℃ (結露なし)
寸法
100×80 mm(突起物を除く)
Table 1.3-1
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3
※
仕様概要
ALPHAPROJECT
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1.4
外形仕様
CN2
CN11
CN13
PJ1
CN9
CN10
J2
CN6
J1
CN7
CN12
CN4
CN5
CN3
CN1
Fig 1.4-1
ボード外観
部品面
SD1
CN8
Fig 1.4-2
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ボード外観
4
裏面
ALPHAPROJECT
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コネクタ番号
用途
コネクタ型番/メーカー
備考
CN1
バス、I/O 拡張コネクタ
FX2C-100S-1.27DSA/ヒロセ
未実装
CN2
I/O 拡張コネクタ
FX2C-100S-1.27DSA/ヒロセ
未実装
CN3
シリアルインタフェースコネクタ
B6P-SHF-1AA/日圧
CN4
LAN コネクタ
PTL-TJ-N-D/JIROTECH
CN5
無線 LAN モジュールコネクタ
DF12(3.0)-20DP-0.5(86)/ヒロセ
CN6
USB A コネクタ(垂直)
690-004-661-013/EDAC
CN7
USB Mini AB コネクタ
67803-8020/MOLEX
CN8
LCD コネクタ
XF2M-4015-1A/OMRON
CN9
HDMI コネクタ
10029449-001RLF/FCI
CN10
S Video コネクタ
B4B-PH-K-S/日圧
CN11
電源コネクタ
B2B-EH/日圧
CN12
JTAG コネクタ
XF2M-1415-1A/OMRON
CN13
外部バッテリコネクタ
B2B-PH-K-S/日圧
ライン入力コネクタ(ステレオミニジャック)
SJ-3523-SMT/FCI
J1
J2
PJ1
ヘッドフォン出力コネクタ
電源コネクタ(DC-JACK)
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未実装
SJ-3523-SMT/FCI
(ステレオミニジャック)
Table 1.4-3
未実装
PJ-002AH/CUI
使用コネクタ一覧
5
ALPHAPROJECT
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XG Series
1.5
回路構成
GPMC_A
CN2
GPIO
MPU
拡張コネクタ
AM3517
GPMC_nCS0
MCSPI2
CN5
WiFi Module
Cortex-A8
SDRC_A[13..0]
Max 600MHz
SDRC_D[31..0]
UART3
CN3
CN1
GPMC_D[15..0]
SDRC_nCS0
NAND
FLASHROM
512MByte
拡張コネクタ
DDR2
SDRAM
128MByte x2
Serial
MMC1
SD1
Ethernet
RMII
CN4
PHY
microSD
LCD
USB
USB1
DVI
AUDIO IN
CN6
PHY
DVI
Converter
DVI
J1
Ethernet
OSC
DSS
CN8
CN9
10/100BASE
USB A
USB0
AUDIO
CODEC
CN7
USB Mini AB
MCBSP1
PMIC
J2
AUDIO OUT
JTAG
CN12
JTAG
DIP SW
SYS_32K
RTC
I2C1
Control
POWER
SYS_BOOT
+1.8V
+3.3V
+1.2V
RESET SW
etc..
MONITOR
LED
RTC CLK
32.768KHz
POWER SW
DC5V
CN11
電源コネクタ
PJ1
DC ジャック
OSC
MAIN CLK
26MHz
Fig 1.5-1
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XG-3517 構成ブロック図
6
ALPHAPROJECT
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1.6
メモリマップ
1.6.1 AM3517 メモリマップ
AM3517 Memory Map
Quarter
デバイス名
スタートアドレス
エンドアドレス
サイズ
内容
Q0
Boot space GPMC
0x00000000
0x3FFFFFFF
1GB
Q1
On-chip memory
0x40000000
0x47FFFFFF
128MB
ROM/SRAM address space
L4 interconnect
0x48000000
0x4FFFFFFF
128MB
All system peripherals
SGX
0x50000000
0x53FFFFFF
64MB
Graphic accelerator slave port
L4 emulation
0x54000000
0x57FFFFFF
64MB
Emulation
Reserved
0x58000000
0x5BFF0FFF
64MB
Reserved
IPSS
0x5C000000
0x5FFFFFFF
64MB
IPSS
Reserved
0x60000000
0x67FFFFFF
128MB
Reserved
L3 interconnect
0x68000000
0x6FFFFFFF
128MB
Control registers
EMIF4/SMS virtual address space0
EMIF4/SMS
0x70000000
0x7FFFFFFF
256MB
Q2
EMIF4/SMS
0x80000000
0xBFFFFFFF
1GB
Q3
Reserved
0xC0000000
0xDFFFFFFF
512MB
Reserved
EMIF4/SMS
0xE0000000
0xFFFFFFFF
512MB
EMIF4/SMS virtual address space1
Fig 1.6-1
SDRAM main address space
メモリマップ
メモリマップの詳細につきましては、AM35x ARM Microprocessor Technical Reference Manual を参照してください。
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7
ALPHAPROJECT
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XG-3517
XG Series
1.6.2 外部バスメモリマップ
CS0 Area Memory Map
Start Address
End Address
Size
Device
0x0000 0000
0x1FFF FFFF
512M
NAND FlashROM 512MByte
End Address
Size
Device
0X8000 0000
0x8FFF FFFF
256M
DDR2-SDRAM 256Mbyte
0X9000 0000
0xBFFF FFFF
768M
未使用
備考
DDR2 Area Memory Map
Start Address
Fig 1.6-2
XG -3517 ハードウェアマニュアル
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備考
外部バスメモリマップ
8
ALPHAPROJECT
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XG-3517
XG Series
1.7
ピンアサイン
AM3517 は、多くの端子が複数の機能の兼用端子となっており、内部の Mux でピンの機能を設定します。
XG-3517 では AM3517 のピンを下表のようにアサインしています。
ボード上で使用する機能。必ず設定してください。
無線 LAN などのオプションデバイスを機能させる場合に使用する機能。デバイスを使用しない場合には他機能で使用できます。
リセット起動時のみ使用される機能。
Mode0
Mode1
Mode2
ccdc_data0
Mode3
i2c3_sda
Mode4
Mode5
ccdc_data1
gpio_100
ccdc_data2
gpio_101
hw_dbg4
ccdc_data3
gpio_102
hw_dbg5
ccdc_data4
gpio_103
hw_dbg6
ccdc_data5
gpio_104
hw_dbg7
ccdc_data6
gpio_105
ccdc_data7
ccdc_field
uart4_tx
i2c3_scl
uart4_rts
ccdc_vd
ccdc_data9
gpio_95
hw_dbg1
gpio_96
ccdc_pclk
gpio_94
hw_dbg0
uart4_cts
gpio_97
hw_dbg2
uart4_rx
gpio_98
hw_dbg3
dss_acbias
gpio_69
dss_data0
uart1_cts
gpio_70
dss_data1
uart1_rts
gpio_71
dss_data2
gpio_72
dss_data3
dss_data4
備考
gpio_106
ccdc_data8
ccdc_hd
ccdc_wen
Mode6
gpio_99
gpio_73
uart3_rx_irr
gpio_74
x
dss_data5
uart3_tx_irt
gpio_75
x
dss_data6
uart1_tx
gpio_76
hw_dbg14
dss_data7
uart1_rx
gpio_77
hw_dbg15
dss_data8
gpio_78
hw_dbg16
dss_data9
gpio_79
hw_dbg17
dss_data10
gpio_80
dss_data11
gpio_81
dss_data12
gpio_82
dss_data13
gpio_83
dss_data14
gpio_84
dss_data15
gpio_85
dss_data16
gpio_86
dss_data17
gpio_87
dss_data18
mcspi3_clk
dss_data4
gpio_88
dss_data19
mcspi3_sim
dss_data3
gpio_89
dss_data2
gpio_90
o
dss_data20
mcspi3_som
i
dss_data21
mcspi3_cs0
dss_data1
gpio_91
dss_data22
mcspi3_cs1
dss_data0
gpio_92
dss_data5
gpio_93
dss_data23
dss_hsync
gpio_67
Table 1.7-1
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hw_dbg13
ピンアサイン(1/6)
9
ALPHAPROJECT
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XG-3517
XG Series
Mode0
Mode1
Mode2
Mode3
Mode4
dss_pclk
gpio_66
dss_vsync
etk_clk
Mode5
備考
Mode6
hw_dbg12
gpio_68
mcbsp5_clkx
etk_ctl
mmc3_clk
hsusb1_stp
gpio_12
mmc3_cmd
hsusb1_clk
gpio_13
mmc3_dat4
hsusb1_data0
gpio_14
mm_fsusb1_r
xdp
etk_d0
mcspi3_simo
etk_d1
mcspi3_somi
hsusb1_data1
gpio_15
etk_d2
mcspi3_cs0
hsusb1_data2
gpio_16
etk_d3
mcspi3_clk
mmc3_dat3
hsusb1_data7
gpio_17
etk_d4
mcbsp5_dr
mmc3_dat0
hsusb1_data4
gpio_18
etk_d5
mcbsp5_fsx
mmc3_dat1
hsusb1_data5
gpio_19
etk_d6
mcbsp5_dx
mmc3_dat2
hsusb1_data6
gpio_20
etk_d7
mcspi3_cs1
mmc3_dat7
hsusb1_data3
gpio_21
etk_d8
mmc3_dat6
hsusb1_dir
gpio_22
etk_d9
mmc3_dat5
hsusb1_nxt
gpio_23
etk_d10
uart1_rx
hsusb2_clk
gpio_24
hsusb2_stp
gpio_25
etk_d12
hsusb2_dir
gpio_26
etk_d13
hsusb2_nxt
gpio_27
mm_fsusb1_r
xrcv
mm_fsusb1_t
xse0
mm_fsusb1_t
xdat
mm_fsusb1_t
xen_n
mm_fsusb1_r
xdm
etk_d11
mcspi3_clk
mm_fsusb2_r
xdp
LCD
mm_fsusb2_r
LCD
xdm
etk_d14
hsusb2_data0
gpio_28
etk_d15
hsusb2_data1
gpio_29
mm_fsusb2_r
xrcv
mm_fsusb2_t
xse0
gpmc_a1
gpio_34
gpmc_a2
gpio_35
gpmc_a3
gpio_36
gpmc_a4
gpio_37
gpmc_a5
gpio_38
gpmc_a6
gpio_39
gpmc_a7
gpio_40
gpmc_a8
gpmc_a9
gpio_41
sys_ndmareq
gpio_42
2
gpmc_a10
sys_ndmareq
gpio_43
3
gpmc_clk
gpio_59
gpmc_d0
gpmc_d1
gpmc_d2
gpmc_d3
gpmc_d4
gpmc_d5
gpmc_d6
gpmc_d7
gpmc_d8
gpio_44
gpmc_d9
gpio_45
gpmc_d10
gpio_46
gpmc_d11
gpio_47
gpmc_d12
gpio_48
Table 1.7-1
XG -3517 ハードウェアマニュアル
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ピンアサイン(2/6)
10
ALPHAPROJECT
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XG-3517
XG Series
Mode0
Mode1
Mode2
Mode3
Mode4
gpmc_d13
gpio_49
gpmc_d14
gpio_50
gpmc_d15
gpio_51
Mode5
Mode6
備考
gpmc_nadv_a
le
gpmc_nbe0_c
gpio_60
le
gpmc_nbe1
gpio_61
gpmc_ncs0
gpmc_ncs1
gpio_52
gpmc_ncs2
gpt9_pwm_
gpio_53
evt
gpmc_ncs3
gpmc_ncs4
gpmc_ncs5
gpmc_ncs6
gpmc_ncs7
sys_ndmare
gpt10_pwm
q0
_evt
gpio_54
sys_ndmare
gpt9_pwm_
q1
evt
sys_ndmare
gpt10_pwm
q2
_evt
sys_ndmare
gpt11_pwm
q3
_evt
gpmc_io_dir
gpt8_pwm_
gpio_55
gpio_56
gpio_57
gpio_58
evt
gpmc_noe
gpmc_nwe
gpmc_nwp
gpio_62
gpmc_wait0
gpmc_wait1
uart4_tx
gpmc_wait2
uart4_rx
gpmc_wait3
sys_ndmare
uart3_cts_rc
q1
tx
sys_altclk
i2c2_sccbe
hdq_sio
gpio_63
gpio_64
gpio_65
i2c3_sccbe
gpio_170
hecc1_rxd
uart3_rts_sd
gpio_131
hecc1_txd
uart3_rx_irr
gpio_130
x
i2c1_scl
i2c1_sda
i2c2_scl
gpio_168
LCD
i2c2_sda
gpio_183
LCD
i2c3_scl
gpio_184
i2c3_sda
gpio_185
jtag_emu0
gpio_11
jtag_emu1
gpio_31
jtag_ntrst
jtag_rtck
jtag_tck
jtag_tdi
jtag_tdo
jtag_tms_tm
sc
mcbsp_clks
mcbsp1_clkr
gpio_160
mcspi4_clk
mcbsp1_clkx
mcbsp1_dr
mcspi4_som
uart1_cts
gpio_156
mcbsp3_clkx
gpio_162
mcbsp3_dr
gpio_159
LCD
i
Table 1.7-1
XG -3517 ハードウェアマニュアル
Copyright©2012 ALPHA PROJECT Co.,LTD. All right reserved
ピンアサイン(3/6)
11
ALPHAPROJECT
http://www.apnet.co.jp
XG-3517
XG Series
Mode0
mcbsp1_dx
Mode1
mcspi4_sim
Mode2
Mode3
Mode4
mcbsp3_dx
Mode5
備考
Mode6
gpio_158
LCD
o
mcbsp1_fsr
mcbsp1_fsx
gpio_157
mcspi4_cs0
mcbsp3_fsx
gpio_161
mcbsp2_clkx
gpio_117
mcbsp2_dr
gpio_118
mcbsp2_dx
gpio_119
mcbsp2_fsx
gpio_116
mcbsp3_clkx
uart2_tx
gpio_142
mcbsp3_dr
uart2_rts
gpio_141
mcbsp3_dx
uart2_cts
gpio_140
mcbsp3_fsx
uart2_rx
gpio_143
mcbsp4_clkx
gpio_152
mcbsp4_dr
gpio_153
mcbsp4_dx
gpio_154
mcbsp4_fsx
gpio_155
mm_fsusb3_t
xse0
mm_fsusb3_r
xrcv
mm_fsusb3_t
xdat
mm_fsusb3_t
xen_n
mcspi1_clk
mmc2_dat4
mcspi1_cs0
mmc2_dat7
gpio_171
gpio_174
mcspi1_cs1
mmc3_cmd
gpio_175
mcspi1_cs2
mmc3_clk
gpio_176
mcspi1_cs3
hsusb2_data2
gpio_177
mm_fsusb2_t
xdat
mcspi1_simo
mmc2_dat5
mcspi1_somi
mmc2_dat6
gpio_172
gpio_173
mcspi2_clk
mcspi2_cs0
gpt11_pwm_
hsusb2_data7
gpio_178
無線 LAN モジュール
hsusb2_data6
gpio_181
無線 LAN モジュール
hsusb2_data3
gpio_182
evt
mcspi2_cs1
gpt8_pwm_e
vt
mcspi2_simo
mm_fsusb2_t
無線 LAN モジュール
xen_n
gpt9_pwm_e
hsusb2_data4
gpio_179
無線 LAN モジュール
hsusb2_data5
gpio_180
無線 LAN モジュール
vt
mcspi2_somi
gpt10_pwm_
evt
mmc1_clk
gpio_120
mmc1_cmd
gpio_121
mmc1_dat0
mcspi2_clk
gpio_122
mmc1_dat1
mcspi2_simo
gpio_123
mmc1_dat2
mcspi2_somi
gpio_124
mmc1_dat3
mcspi2_cs0
gpio_125
mmc1_dat4
gpio_126
mmc1_dat5
gpio_127
mmc1_dat6
gpio_128
mmc1_dat7
gpio_129
mmc2_clk
mcspi3_clk
uart4_cts
gpio_130
mmc2_cmd
mcspi3_simo
uart4_rts
gpio_131
mmc2_dat0
mcspi3_somi
uart4_tx
gpio_132
uart4_rx
gpio_133
mmc2_dat1
mmc2_dat2
mcspi3_cs1
gpio_134
mmc2_dat3
mcspi3_cs0
gpio_135
Table 1.7-1
XG -3517 ハードウェアマニュアル
Copyright©2012 ALPHA PROJECT Co.,LTD. All right reserved
ピンアサイン(4/6)
12
ALPHAPROJECT
http://www.apnet.co.jp
XG-3517
XG Series
Mode0
Mode1
mmc2_dat4
mmc2_dir_da
Mode2
Mode3
Mode4
mmc3_dat0
gpio_136
mmc3_dat1
gpio_137
mmc3_dat2
gpio_138
Mode5
Mode6
備考
t0
mmc2_dat5
mmc2_dir_da
mm_fsusb3_r
t1
mmc2_dat6
xdp
mmc2_dir_c
md
mmc2_dat7
mmc2_clkin
gpio_139
mm_fsusb3_r
xdm
rmii_50mhz_
gpio_114
clk
rmii_crs_dv
ccdc_data12
rmii_mdio_clk
ccdc_data9
rmii_mdio_d
ata
gpio_111
gpio_108
mmc3_dat0
ccdc_data8
rmii_rxd0
ccdc_data10
rmii_rxd1
ccdc_data11
rmii_rxer
ccdc_data13
rmii_txd0
rmii_txd1
cam_global_r
mmc3_dat1
gpio_107
gpio_109
hw_dbg8
mmc3_dat2
gpio_110
hw_dbg9
mmc3_dat3
gpio_167
hw_dbg10
ccdc_data14
gpio_126
hw_dbg11
ccdc_data15
gpio_112
eset
cam_shutter
rmii_txen
gpio_113
sdrc_cke0
sdrc_clk
sdrc_d0
sdrc_d1
sdrc_d2
sdrc_d3
sdrc_d4
sdrc_d5
sdrc_d6
sdrc_d7
sdrc_d8
sdrc_d9
sdrc_d10
sdrc_d11
sdrc_d12
sdrc_d13
sdrc_d14
sdrc_d15
sdrc_d16
sdrc_d17
sdrc_d18
sdrc_d19
sdrc_d20
sdrc_d21
sdrc_d22
sdrc_d23
sdrc_d24
sdrc_d25
sdrc_d26
sdrc_d27
sdrc_d28
sdrc_d29
sdrc_d30
sdrc_d31
Table 1.7-1
XG -3517 ハードウェアマニュアル
Copyright©2012 ALPHA PROJECT Co.,LTD. All right reserved
ピンアサイン(5/6)
13
ALPHAPROJECT
http://www.apnet.co.jp
XG-3517
XG Series
Mode0
Mode1
Mode2
Mode3
Mode4
Mode5
Mode6
備考
sdrc_dqs0n
sdrc_dqs0p
sdrc_dqs1n
sdrc_dqs1p
sdrc_dqs2n
sdrc_dqs2p
sdrc_dqs3n
sdrc_dqs3p
sdrc_strben_
dly0
sdrc_strben_
dly1
sys_32k
sys_boot0
gpio_2
sys_boot1
gpio_3
sys_boot2
gpio_4
sys_boot3
sys_boot4
gpio_5
mmc2_dir_d
gpio_6
LED
gpio_7
LED
at2
sys_boot5
mmc2_dir_d
at3
sys_boot6
gpio_8
sys_boot7
sys_boot8
sys_clkout1
gpio_10
sys_clkout2
gpio_186
sys_clkreq
gpio_1
sys_nirq
gpio_0
sys_nreswar
gpio_30
m
uart1_cts
gpio_150
uart1_rts
gpio_149
uart1_rx
mcbsp1_clkr
mcspi4_clk
uart1_tx
uart2_cts
gpio_151
gpio_148
mcbsp3_dx
gpt9_pwm_
gpio_144
無線 LAN モジュール
evt
uart2_rts
mcbsp3_dr
gpt10_pwm
gpio_145
_evt
uart2_rx
mcbsp3_fsx
gpt8_pwm_
gpio_147
evt
uart2_tx
mcbsp3_clkx
gpt11_pwm
gpio_146
_evt
uart3_cts_rc
gpio_163
tx
uart3_rts_sd
gpio_164
uart3_rx_irr
gpio_165
x
uart3_tx_irt
gpio_166
x
usb0_drvvb
uart3_tx_irt
us
x
Table 1.7-1
gpio_125
ピンアサイン(6/6)
TI 社より提供される「Pin Mux Utility for ARM MPU Processors」で簡単に AM3517 のピンアサインの確認ができます。
「Pin Mux Utility for ARM MPU Processors」は、TI 社の HP よりダウンロードできます。
XG -3517 ハードウェアマニュアル
Copyright©2012 ALPHA PROJECT Co.,LTD. All right reserved
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ALPHAPROJECT
http://www.apnet.co.jp
XG-3517
XG Series
2.
機能
2.1
動作設定
XG-3517 には、ブートモード端子の設定用スイッチがあり、使用するブートモードに合わせて、それぞれ設定することがで
きます。
1
2
3
4
5
6
O
N
SSW1
ブートモードの設定
Fig 2.1-1
動作設定スイッチ(表面)
XG-3517 は出荷時に NAND FlashROM に Linux がプリインストールされています。出荷時にプリインストールさ
れた Linux を動作させる場合、スイッチは出荷時設定のままで動作します。
Android を動作させる場合には、スイッチを変更する必要があります。詳細は AK-3517-A01 ソフトウェアマニュ
アルを参照してください。
XG -3517 ハードウェアマニュアル
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ALPHAPROJECT
http://www.apnet.co.jp
XG-3517
XG Series
sys_boot
[4:0]
1
2
3
SSW1
4
5
6
sys_boot0 sys_boot1 sys_boot2 sys_boot3 sys_boot4 sys_boot5
Boot Mode
First
second
Third
Fourth
備考
0b00000
ON
ON
ON
ON
ON
ON
OneNAND
EMAC
USB
0b00001
OFF
ON
ON
ON
ON
ON
NAND
EMAC
USB
0b00010
ON
OFF
ON
ON
ON
ON
OneNAND
EMAC
USB
MMC1
0b00011
OFF
OFF
ON
ON
ON
ON
MMC2
EMAC
USB
MMC1
0b00100
ON
ON
OFF
ON
ON
ON
OneNAND
USB
0b00101
OFF
ON
OFF
ON
ON
ON
MMC2
USB
0b00110
ON
OFF
OFF
ON
ON
ON
MMC1
USB
0b00111
OFF
OFF
OFF
ON
ON
ON
XIP
EMAC
USB
0b01000
ON
ON
ON
OFF
ON
ON
XDOC
EMAC
USB
0b01001
OFF
ON
ON
OFF
ON
ON
MMC2
EMAC
USB
0b01010
ON
OFF
ON
OFF
ON
ON
XIP
EMAC
USB
MMC1
0b01011
OFF
OFF
ON
OFF
ON
ON
XDOC
EMAC
USB
MMC1
0b01100
ON
ON
OFF
OFF
ON
ON
NAND
EMAC
USB
MMC1
0b01101
OFF
ON
OFF
OFF
ON
ON
XIP
USB
UART
MMC1
0b01110
ON
OFF
OFF
OFF
ON
ON
XDOC
USB
UART
MMC1
0b01111
OFF
OFF
OFF
OFF
ON
ON
NAND
USB
UART
MMC1
0b10000
ON
ON
ON
ON
OFF
ON
OneNAND
USB
UART
MMC1
0b10001
OFF
ON
ON
ON
OFF
ON
MMC2
USB
UART
0b10010
ON
OFF
ON
ON
OFF
ON
MMC1
USB
UART
0b10011
OFF
OFF
ON
ON
OFF
ON
XIP
UART
0b10100
ON
ON
OFF
ON
OFF
ON
XDOC
UART
0b10101
OFF
ON
OFF
ON
OFF
ON
NAND
UART
0b10110
ON
OFF
OFF
ON
OFF
ON
OneNAND
UART
0b10111
OFF
OFF
OFF
ON
OFF
ON
MMC2
UART
0b11000
ON
ON
ON
OFF
OFF
ON
MMC1
UART
0b11001
OFF
ON
ON
OFF
OFF
ON
XIP
USB
0b11010
ON
OFF
ON
OFF
OFF
ON
XDOC
USB
0b11011
OFF
OFF
ON
OFF
OFF
ON
NAND
USB
0b11100
ON
ON
OFF
OFF
OFF
ON
SPI
UART
0b11101
OFF
ON
OFF
OFF
OFF
ON
Reserved
設定禁止
0b11110
ON
OFF
OFF
OFF
OFF
ON
Reserved
設定禁止
0b11111
OFF
OFF
OFF
OFF
OFF
ON
Table 2.1-2
Fast XIP
USB
出荷時設定
UART3
モード端子の設定(パワーオンリセット後) 1/2
各ブートモードの詳細については、TI 社発行「AM35x ARM Microprocessor Technical Reference Manual」を
参照してください。
XG -3517 ハードウェアマニュアル
Copyright©2012 ALPHA PROJECT Co.,LTD. All right reserved
16
ALPHAPROJECT
http://www.apnet.co.jp
XG-3517
XG Series
sys_boot
[4:0]
1
2
3
SSW1
4
5
6
sys_boot0 sys_boot1 sys_boot2 sys_boot3 sys_boot4 sys_boot5
Boot Mode
First
second
Third
Fourth
備考
0b00000
ON
ON
ON
ON
ON
OFF
EMAC
USB
OneNAND
0b00001
OFF
ON
ON
ON
ON
OFF
EMAC
USB
NAND
0b00010
ON
OFF
ON
ON
ON
OFF
EMAC
USB
MMC1
OneNAND
設定禁止
0b00011
OFF
OFF
ON
ON
ON
OFF
EMAC
USB
MMC1
MMC2
設定禁止
0b00100
ON
ON
OFF
ON
ON
OFF
USB
OneNAND
0b00101
OFF
ON
OFF
ON
ON
OFF
USB
MMC2
0b00110
ON
OFF
OFF
ON
ON
OFF
USB
MMC1
0b00111
OFF
OFF
OFF
ON
ON
OFF
EMAC
USB
XIP
設定禁止
0b01000
ON
ON
ON
OFF
ON
OFF
EMAC
USB
XDOC
設定禁止
0b01001
OFF
ON
ON
OFF
ON
OFF
EMAC
USB
MMC2
0b01010
ON
OFF
ON
OFF
ON
OFF
EMAC
USB
MMC1
XIP
設定禁止
0b01011
OFF
OFF
ON
OFF
ON
OFF
EMAC
USB
MMC1
XDOC
設定禁止
0b01100
ON
ON
OFF
OFF
ON
OFF
EMAC
USB
MMC1
NAND
設定禁止
0b01101
OFF
ON
OFF
OFF
ON
OFF
USB
UART
MMC1
XIP
0b01110
ON
OFF
OFF
OFF
ON
OFF
USB
UART
MMC1
XDOC
0b01111
OFF
OFF
OFF
OFF
ON
OFF
USB
UART
MMC1
NAND
0b10000
ON
ON
ON
ON
OFF
OFF
USB
UART
MMC1
OneNAND
0b10001
OFF
ON
ON
ON
OFF
OFF
USB
UART
MMC1
MMC2
0b10010
ON
OFF
ON
ON
OFF
OFF
USB
UART
MMC1
0b10011
OFF
OFF
ON
ON
OFF
OFF
UART
XIP
0b10100
ON
ON
OFF
ON
OFF
OFF
UART
XDOC
0b10101
OFF
ON
OFF
ON
OFF
OFF
UART
NAND
0b10110
ON
OFF
OFF
ON
OFF
OFF
UART
OneNAND
0b10111
OFF
OFF
OFF
ON
OFF
OFF
UART
MMC2
0b11000
ON
ON
ON
OFF
OFF
OFF
UART
MMC1
0b11001
OFF
ON
ON
OFF
OFF
OFF
USB
XIP
0b11010
ON
OFF
ON
OFF
OFF
OFF
USB
XDOC
0b11011
OFF
OFF
ON
OFF
OFF
OFF
USB
NAND
0b11100
ON
ON
OFF
OFF
OFF
OFF
UART
SPI
0b11101
OFF
ON
OFF
OFF
OFF
OFF
Reserved
設定禁止
0b11110
ON
OFF
OFF
OFF
OFF
OFF
Reserved
設定禁止
0b11111
OFF
OFF
OFF
OFF
OFF
OFF
Table 2.1-2
Fast XIP
USB
設定禁止
設定禁止
設定禁止
出荷時設定
UART3
モード端子の設定(パワーオンリセット後) 2/2
各ブートモードの詳細については、TI 社発行「AM35x ARM Microprocessor Technical Reference Manual」を
参照してください。
XG -3517 ハードウェアマニュアル
Copyright©2012 ALPHA PROJECT Co.,LTD. All right reserved
17
ALPHAPROJECT
http://www.apnet.co.jp
XG-3517
XG Series
sys_boot
[4:0]
1
2
3
sys_boot0
sys_boot1
0b00000
ON
0b00001
OFF
0b00010
0b00011
SSW1
Boot Mode
備考
4
5
6
sys_boot2
sys_boot3
sys_boot4
sys_boot5
ON
ON
ON
ON
ON
ON
ON
ON
ON
ON
NAND
ON
OFF
ON
ON
ON
ON
OneNAND
OFF
OFF
ON
ON
ON
ON
MMC2
0b00100
ON
ON
OFF
ON
ON
ON
OneNAND
0b00101
OFF
ON
OFF
ON
ON
ON
MMC2
0b00110
ON
OFF
OFF
ON
ON
ON
MMC1
0b00111
OFF
OFF
OFF
ON
ON
ON
XIP
0b01000
ON
ON
ON
OFF
ON
ON
XIPwait
0b01001
OFF
ON
ON
OFF
ON
ON
MMC2
0b01010
ON
OFF
ON
OFF
ON
ON
XIP
0b01011
OFF
OFF
ON
OFF
ON
ON
XIPwait
0b01100
ON
ON
OFF
OFF
ON
ON
NAND
0b01101
OFF
ON
OFF
OFF
ON
ON
XIP
0b01110
ON
OFF
OFF
OFF
ON
ON
XIPwait
0b01111
OFF
OFF
OFF
OFF
ON
ON
NAND
0b10000
ON
ON
ON
ON
OFF
ON
OneNAND
0b10001
OFF
ON
ON
ON
OFF
ON
MMC2
0b10010
ON
OFF
ON
ON
OFF
ON
MMC1
0b10011
OFF
OFF
ON
ON
OFF
ON
XIP
0b10100
ON
ON
OFF
ON
OFF
ON
XIPwait
0b10101
OFF
ON
OFF
ON
OFF
ON
NAND
0b10110
ON
OFF
OFF
ON
OFF
ON
OneNAND
0b10111
OFF
OFF
OFF
ON
OFF
ON
MMC2
0b11000
ON
ON
ON
OFF
OFF
ON
MMC1
0b11001
OFF
ON
ON
OFF
OFF
ON
XIP
0b11010
ON
OFF
ON
OFF
OFF
ON
XIPwait
0b11011
OFF
OFF
ON
OFF
OFF
ON
NAND
0b11100
ON
ON
OFF
OFF
OFF
ON
SPI
0b11101
OFF
ON
OFF
OFF
OFF
ON
Reserved
設定禁止
0b11110
ON
OFF
OFF
OFF
OFF
ON
Reserved
設定禁止
0b11111
OFF
OFF
OFF
OFF
OFF
ON
ROM code fast XIP booting
Table 2.1-3
First
second
OneNAND
DOC
DOC
DOC
DOC
出荷時設定
DOC
モード端子の設定(Warm リセット後) 1/2
各ブートモードの詳細については、TI 社発行「AM35x ARM Microprocessor Technical Reference Manual」を
参照してください。
XG -3517 ハードウェアマニュアル
Copyright©2012 ALPHA PROJECT Co.,LTD. All right reserved
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ALPHAPROJECT
http://www.apnet.co.jp
XG-3517
XG Series
sys_boot
[4:0]
1
2
3
sys_boot0
sys_boot1
0b00000
ON
0b00001
OFF
0b00010
DSW1
Boot Mode
備考
4
5
6
sys_boot2
sys_boot3
sys_boot4
sys_boot5
ON
ON
ON
ON
OFF
ON
ON
ON
ON
OFF
NAND
ON
OFF
ON
ON
ON
OFF
OneNAND
0b00011
OFF
OFF
ON
ON
ON
OFF
MMC2
0b00100
ON
ON
OFF
ON
ON
OFF
OneNAND
0b00101
OFF
ON
OFF
ON
ON
OFF
MMC2
0b00110
ON
OFF
OFF
ON
ON
OFF
MMC1
0b00111
OFF
OFF
OFF
ON
ON
OFF
XIP
0b01000
ON
ON
ON
OFF
ON
OFF
XIPwait
0b01001
OFF
ON
ON
OFF
ON
OFF
MMC2
0b01010
ON
OFF
ON
OFF
ON
OFF
XIP
0b01011
OFF
OFF
ON
OFF
ON
OFF
XIPwait
0b01100
ON
ON
OFF
OFF
ON
OFF
NAND
0b01101
OFF
ON
OFF
OFF
ON
OFF
USB
XIP
0b01110
ON
OFF
OFF
OFF
ON
OFF
XIPwait
DOC
0b01111
OFF
OFF
OFF
OFF
ON
OFF
NAND
0b10000
ON
ON
ON
ON
OFF
OFF
OneNAND
0b10001
OFF
ON
ON
ON
OFF
OFF
MMC2
0b10010
ON
OFF
ON
ON
OFF
OFF
MMC1
0b10011
OFF
OFF
ON
ON
OFF
OFF
XIP
0b10100
ON
ON
OFF
ON
OFF
OFF
XIPwait
0b10101
OFF
ON
OFF
ON
OFF
OFF
NAND
0b10110
ON
OFF
OFF
ON
OFF
OFF
OneNAND
0b10111
OFF
OFF
OFF
ON
OFF
OFF
MMC2
0b11000
ON
ON
ON
OFF
OFF
OFF
MMC1
0b11001
OFF
ON
ON
OFF
OFF
OFF
XIP
0b11010
ON
OFF
ON
OFF
OFF
OFF
XIPwait
0b11011
OFF
OFF
ON
OFF
OFF
OFF
NAND
0b11100
ON
ON
OFF
OFF
OFF
OFF
SPI
0b11101
OFF
ON
OFF
OFF
OFF
OFF
Reserved
設定禁止
0b11110
ON
OFF
OFF
OFF
OFF
OFF
Reserved
設定禁止
0b11111
OFF
OFF
OFF
OFF
OFF
OFF
ROM code fast XIP booting
Table 2.1-3
First
second
OneNAND
DOC
DOC
DOC
DOC
モード端子の設定(Warm リセット後) 2/2
各ブートモードの詳細については、TI 社発行「AM35x ARM Microprocessor Technical Reference Manual」を
参照してください。
XG -3517 ハードウェアマニュアル
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ALPHAPROJECT
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XG-3517
XG Series
2.2
FlashROM
XG-3517 には標準で 512MByte の NAND Flash(MT29F4G16(Micron)相当品)が搭載されています。
XG-3517 の GPMC の CS0 空間に 16bit バスで接続されています。
IC4
AM3517
MT29F4G16
I/O[15..0]
GPMC_D[15..0]
GPMC_nADV_ALE
ALE
GPMC_nCS0
CE#
GPMC_nDE0_CLE
CLE
GPMC_nOE
RE#
GPMC_nWE
WE#
GPMC_nWP
WP#
GPMC_WAIT0
R/B#
Fig 2.2-1
NAND Flash 接続図
XG-3517 は出荷時に NAND FlashROM に Linux がプリインストールされています。
2.2.1 FlashROM の書き込み
FlashROM の書き込みについては、XG-3517 用 Linux 開発キットでは、SD カードと USB メモリを使用して、プログラ
ムを書き込む方法を紹介しておりますので、参考にしてください。
2.3
SDRAM
XG-3517 には標準で 128MByte の DDR2-SDRAM(MT47H64M16 (Micron)相当品)が 2 個搭載されています。
AM3517 の SDRAM メモリコントローラに 32bit バスで接続されています。
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XG-3517
XG Series
2.4
PMIC
XG-3517 には複合電源(PMIC) TPS65910(TI)が搭載されています。TPS65910 は各電源の制御の他に RTC、電源 SW の挙
動の設定、リセット信号出力などを行います。機能詳細は各章を参照してください。
PMIC
AM3517
TPS65910
Control
I2C1
SYS_nIRQ
SYS_nRESPWRON
SYS_32K
+1.8V
RTC
POWER
+3.3V
+1.2V
etc..
Fig 2.4-1
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PMIC 接続図
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XG-3517
XG Series
2.5
LED
2.5.1 モニタ LED
XG-3517 には、モニタ用として 2 個の LED が I/O ポートに接続されています。
AM3517
LD1
SYS_BOOT4/GPIO[6]
GPIO[6]、[7]の出力
LD1、LD2
LOW
消灯
HIGH
点灯
LD2
SYS_BOOT5/GPIO[7]
Fig 2.5-1
モニタ LED 回路
2.5.2 電源 LED
XG-3517 に搭載されている電源 LED は、電源を投入し、PMIC から各電圧が出力されると自動的に点灯します*1。
電源 LED は CPU から制御することはできません。
VCC_3V3
LD3
Fig 2.5-2
電源の状態
LD3
OFF
消灯
ON
点灯
電源 LED 回路
*1 JSW1 が OFF の状態では電源を投入してもパワースイッチを押下するまで LD3 は点灯しません。
詳細は「2.7 パワーオン/パワーオフ」を参照してください。
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2.6
RTC(リアルタイムクロック)
2.6.1 RTC 回路構成
XG-3517 は、時計用として PMIC TPS65910 内蔵の RTC を使用しています。AM3517 からは I2C でアクセスします。
バックアップ回路を搭載しており、電源を遮断しても計時動作を維持することができます。
TPS65910
OSC32KOUT
X1
32.768KHz
OSC32KIN
CN13
外部バッテリ接続端子
DC1.9V~3.3V
VBACKUP
VIO_3V3
電気二重層コンデンサ
0.33F
Fig 2.6-1
RTC 回路構成
2.6.2 バックアップ
RTC は、ボード上に搭載された電気二重層コンデンサでバックアップされます。充電時間とバックアップ時間は次のとおり
です。
項目
性能
充電時間
約 300 秒(室温約 20℃ 実測値)
バックアップ時間
Typ 約 6.1 時間
計算式: t=C(V0-V1) / I
C=0.33F
V0=3.0V
C=0.33F
V0=3.0V
V1=1.9V
I=16.5uA(Typ) とした場合
V1=1.9V
I=23uA(Max) とした場合
Max 約 4.3 時間
計算式: t=C(V0-V1) / I
t:放電時間[S] C:静電容量[F]
V0:初期電圧[V]
V1:t 秒後の端子電圧[V]
I:定電流負荷[A]
バックアップ時間は参考です。使用環境温度等によって変動しますのでご注意ください。
外部電池によるバックアップ
オプション電源コネクタ(CN13)に一次電池等のバックアップ電源を接続することで、長期のバックアップが可能です。
バックアップ期間の目安は、次の数値から算出してください。
項目
パラメータ
BKBAT 電圧
1.9V-3.3V
XG-3517 RTC 回路の消費電流
Max23uA
計算例)
CR2032 公称容量 3.0V/220mAh の場合
終止電圧 2.2V(BATT 電圧 + ダイオード電圧降下)で、公称容量の 80%で計算した場合、
(220mA×0.8)÷23uA(Max) = 約 7650 時間
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XG-3517
XG Series
2.7
パワーオン/パワーオフ
XG-3517 パワーオン/オフの制御用にパワースイッチ SW2 が搭載されています。パワースイッチ SW2 は PMIC TPS65910
に接続されており、PMIC TPS65910 の設定により、パワーオン/オフ時の挙動を制御することができます。動作の詳細は
TPS65910 のデータシートを参照してください。
また、電源投入時の挙動の設定を JSW1 で設定します。JSW1 を OFF(VIO_3V3)に設定した場合、SW2 を押下するまで
PMIC TPS65910 は各電源の出力を行いません。ただし、RTC のバックアップ(電気二重層コンデンサまたは外部電池)がされ
ていない場合には電源投入時、PMIC TPS65910 は各電圧の出力を行います。
JSW1 を ON(VRTC)に設定した場合、電源投入時に PMIC TPS65910 は各電圧の出力を行います。また、SW2 によるパワー
オフ時に PMIC TPS65910 が各電圧の出力を停止後、再度復帰します。
CN2
TPS65910
+5V
SW2
PWRON
PWRON
VIO_3V3
VRTC
OFF
JSW1
PWRHOLD
ON
Fig 2.7-1
パワーオン回路構成
JS W1
ON : VTRC
JSW1
説明
ON(VRTC)
電源投入時に PMIC から各電圧を出力する
OFF(VIO_3V3)
電源投入時に PMIC から各電圧を出力しない
J S W1
A38
OFF : VIO_3V3
備考
出荷時設定
SW2 押下時に PMIC から各電圧を出力する
Fig 2.7-2
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電源投入時の PMIC の設定
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XG-3517
XG Series
2.8
リセット
XG-3517 のリセット動作には以下の 2 種類があります。
1)電源投入時及び電圧降下時のリセット動作
電源投入時後、パワーオンスイッチ SW2 を押下するなどのパワーオン動作が始まると、PMIC TPS65910 からリセット信
号がアサートされ、AM3517 は COLD リセットされます。
2)リセットスイッチによるリセット動作
リセットスイッチ SW1 を押すか、または SYS_nRESWARM 信号(CN2 B38 ピン)を LOW にすることで AM3517 は
WARM リセットされます。
VIO_3V3
VIO_3V3
SW1
AM3517
SYS_NRESPWRON
CN2
B38
TPS65910
NRESPWRON
Fig 2.8-1
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SYS_NRESPWRON
リセット回路構成
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XG Series
3.
外部インタフェース
3.1
イーサネットインタフェース
XG-3517 は、10/100BASE-TX 対応の Ethernet インタフェースを1ポート備えています。
XG-3517 内蔵のイーサネットコントローラを使用します。
機能
仕様
ポート構成
10/100BASE-TX 1 ポート
コネクタ(CN5)
RJ-45 コネクタ 8pin
MAC 層コントローラ
AM3517 内蔵コントローラ
PHY 層コントローラ
LAN8710A(SMSC)
通信速度(参考値)
実測値 約 36Mbps
Linux(Kernel3.1)上で弊社テストプログラム(HTTP)にて測定した参考値
使用環境やソフトウェアによって変動します。
Table 3.3-1
イーサネットインタフェース仕様
3.1.1 イーサネットインタフェースの構成
AM3517 と外部 PHY コントローラは、RMII で接続されます。
IC7
AM3517
RMII_TXEN
LAN8710A
(PHY)
RMII_TXD[1..0]
RMII_RXD[1..0]
RMII
(MAC)
CN4
RMII_RXER
RJ-45
(With PT)
LED1
GLED
LED2
YLED
RMII_CRS_DV
MDIO_D
DIO_CLK
GP2[128]
OSC
50MHz
RMII_MHZ_50_CLK
Fig 3.3-1
1
イーサネットインタフェース接続概略図
8
緑色 LED
黄色 LED
Fig 3.1-2
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No
信号
No
信号
1
TX+
5
-
2
TX-
6
RX-
3
RX+
7
-
4
-
8
-
LAN ポートコネクタ(CN4 正面)
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XG Series
3.2 USB インタフェース
XG-3517 は、USB Host1 ポート(USB1)と USB OTG 1 ポート(USB0)を搭載しています。
USB0,USB1 とも、USB2.0 HIGH-SPEED に対応しています。(*1 後述参照)
以下に USB インタフェースの構成を示します。
IC8
AM3517
CN6
USB PHY
USB1_DATA[7..0]
ULPIDATA[7..0]
USB1_NXT
ULPINXT
USB1_STP
ULPISTP
USB1_DIR
ULPIDIR
USB1_CLK
UCLK
GPIO[24]
USBA(HOST)
VBUS
VBUS
DN/DP
コネクタ
RESETB
CPEN
IC9
USB POWER
GPIO[25]
OUTA
FLGA
ENA
GPIO[145]
OUTB
FLGB
USB0_DRVVBUS
CN7
ENB
USBMiniAB
VBUS
USB0_VBUS
(OTG)
USB0_DN/DP
コネクタ
USB0_ID
Fig 3.2-1
USB インタフェース回路構成
USB0(OTG)
信号名
入出力
USB0_VBUS
入力
USB0_DN/DP
入出力
機能
動作
VBUS 接続検出
VBUS 検出
USB データ
USB データ
USB0_ID
入力
USB_ID 入力
USB ID 検出
GPIO[145]
入力
VBUS 過電流検出
Low:過電流検出有
USB0_DRVVBUS
出力
VBUS 供給制御
High: VBUS ON
USB1(HOST)
信号名
入出力
USB1_DATA[7..0]
機能
動作
入出力
ULPI
PHY インタフェース
USB1_NXT
入力
ULPI
PHY インタフェース
USB1_STP
出力
ULPI
PHY インタフェース
USB1_DIR
入力
ULPI
PHY インタフェース
USB1_CLK
入力
ULPI
PHY インタフェース
GPIO[24]
出力
USB PHY RESET
Low:PHY RESET
GPIO[25]
入力
VBUS 過電流検出
Low:過電流検出有
CPEN(USB3320)
入力
VBUS 供給制御
Low:過電流検出有
Table 3.2-2 USB インタフェース
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信号機能
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XG Series
*1 AM3517 の USB ホストコントローラは、デバイス仕様としては、High/Full/Low-Speed に対応していますが、
現 在 の と こ ろ 、 AM3517 の 不 具 合 に よ る 制 限 (「 AM3517/05 ARM Microprocessor Silicon Errata 」 Advisory
1.1.29)により、High-Speed のみの対応となっています。
Full-Speed および Low-Speed のファンクションデバイスに接続する場合には、High-Speed 対応 USB ハブを中継し
て接続してください。
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XG-3517
XG Series
3.3
ディスプレイインタフェース
XG-3517 は、ディスプレイインタフェースに、DVI ポートと LCD インタフェースを備えています。
以下にディスプレイインタフェースの回路構成を示します。
AM3517
IC12
RGB888
DSS_DATA[23:0]
Driver
DSS_HSYNC
CN9
DVI
DVI
HDMI
コネクタ
DSS_VSYNC
DSS_ACBIAS
DSS_PCLK
RGB666
CN8
LCD
コネクタ
(FPC)
I2C
GPIO
Fig 3.3-1
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ディスプレイインタフェース回路構成
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XG Series
3.3.1 DVI インタフェース
XG-3517 は DVI ポートを備えています。AM3517 内蔵ビデオインタフェース(DSS)を使用し、RGB888 フォーマットで
DVI ドライバに接続されています。コネクタは HDMI コネクタを採用しておりますので、市販の HDMI/DVI 変換ケーブ
ルを利用して DVI モニタと接続してください。HDMI モニタには接続できませんのでご注意ください。
HDMI/DVI 変換ケーブル
DVI インタフェースを持つモニタ
Fig 3.3-2
No.
信号名
DVI インタフェース接続例
No.
信号名
1
DAT2+
2
DAT2_S(GND)
3
DAT2-
4
DAT1+
5
DAT1_S(GND)
6
DAT1-
7
DAT0+
8
DAT0_S(GND)
9
DAT0-
10
CLK+
11
CLK_S(GND)
12
CLK-
13
NC
14
NC
15
NC
16
NC
17
GND
18
+5V
19
NC
Table 3.3-3
HDMI(DVI)コネクタ CN9 ピンアサイン
HDMI側
DVI側
ピン番号
信号名 ピン番号
DAT0_S
8
DAT0+
9
DAT07
DAT1+
4
DAT16
DAT1_S
5
HPD(NC) 19
GND
17
+5V
18
DAT2+
1
DAT23
DAT2_S
2
CLK_S
11
CLK+
10
CLK12
SDA(NC) 16
SCL(NC)
15
Shield Shell
Fig 3.3-4
XG -3517 ハードウェアマニュアル
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19
17
18
10
9
11
16
15
14
2
1
3
22
23
24
7
6
Shield Shell
HDMI/DVI 変換ケーブル 推奨結線図
30
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XG-3517
XG Series
3.3.2 LCD インタフェース
XG-3517 は LCD 接続用のインタフェースコネクタを備えています。RGB666 フォーマットの LCD 接続用信号と、制御
用 I2C 信号などが引き出されており、弊社製タッチパネル LCD キットを接続して使用することができます。
ディスプレイコントローラは AM3517 内蔵のビデオインタフェース(DSS)を使用しています。
タッチパネル LCD キットにつきましては「5.関連製品のご紹介」を参照してください。
CN8
DM3517
LCD
コネクタ
DSS_DATA[7:2]
DSS_DATA[15:10]
DSS_DATA[23:18]
DSS_HSYNC
DSS_VSYNC
DSS_ACBIAS
DSS_PCLK
GPIO26
GPIO28
I2C2_SDA
I2C2_SCL
Fig 3.3-5
No.
信号名
LCD インタフェース回路構成
No.
信号名
1
VI0_3V3(3.3V)
2
VI0_3V3(3.3V)
3
VI0_3V3(3.3V)
4
GND
5
GND
6
DSS_DATA2
7
DSS_DATA3
8
DSS_DATA4
9
DSS_DATA5
10
DSS_DATA6
11
DSS_DATA7
12
GND
13
DSS_DATA10
14
DSS_DATA11
15
DSS_DATA12
16
DSS_DATA13
17
DSS_DATA14
18
DSS_DATA15
19
DSS_DATA18
20
DSS_DATA19
21
DSS_DATA20
22
DSS_DATA21
23
DSS_DATA22
24
DSS_DATA23
25
GND
26
DSS_ACBIAS
27
DSS_HSYNC
28
DSS_VSYNC
29
GND
30
DSS_PCLK
31
GND
32
+5V
33
+5V
34
+5V
35
NC
36
I2C2_SDA
37
I2C2_SCL
38
GPIO[26]
39
GPIO[27]
40
GPIO[28]
Table 3.3-6
XG -3517 ハードウェアマニュアル
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LCD インタフェースコネクタ CN8 ピンアサイン
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XG-3517
XG Series
3.4
シリアルインタフェース
XG-3517 は、シリアルインタフェースコネクタを 1 ポート備えています。シリアルインタフェースコネクタは、AM3517 内
蔵の UART3 信号に直接接続されています。
シリアルインタフェースコネクタに、オプション製品の周辺拡張アダプタを接続することで、RS232 や USB などのインタフ
ェースや SD カードリーダなどの機能を追加することができます。
周辺拡張アダプタについては「5 関連製品のご案内」を参照してください。
AM3517
CN3
1
UART3_RXD
2
UART3_TXD
3
UART3_RTS
4
UART3_CTS
VCC
5
6
Fig 3.4-1
シリアルインタフェース回路構成
No.
Fig 3.4-2
XG -3517 ハードウェアマニュアル
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信号名
1
UART3_RXD
2
UART3_TXD
3
UART3_RTS
4
UART3_CTS
5
VCC
6
GND
シリアルインタフェースコネクタ CN3 ピンアサイン
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XG-3517
XG Series
3.5
microSD カードスロット
XG-3517 は、microSD カードスロットを 1 ポート備えています。AM3517 内蔵の MMC/SD インタフェースを使用してい
ます。
以下に microSD カードコネクタのピンアサインを示します。
AM3517
microSD-SLOT
7,8,1,2
MMC1_DAT[3..1]
3
MMC1_CMD
5
MMC1_CLK
9
GPIO[126]
VIO_3V3
5
6
No.
信号名
機能
1
MMCSD1_DAT2
SD データ[2]
2
MMCSD1_DAT3
SD データ[3]
3
MMCSD1_CMD
SD コマンド
4
VIO_3V3
SD 電源
5
MMCSD1_CLK
SD CLOCK
6
GND
GND
7
MMCSD1_DAT0
SD データ[0]
8
MMCSD1_DAT1
SD データ[1]
9
GPIO[126]
カード検出
Low = カード検出
High = カード未検出
Fig 3.5-1
XG -3517 ハードウェアマニュアル
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SD カードインタフェース回路構成
33
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XG-3517
XG Series
3.6
無線 LAN モジュールインタフェース
XG-3517 は、オプションで無線 LAN モジュールを搭載することができます。無線 LAN モジュールは AM3517 内蔵 SPI と接
続されています。
CN5
WM-RP-04S/05S
DM3517
MCSPI2_SIMO
SPI_MOSI
MCSPI2_SOMI
SPI_MISO
SPI_CS
MCSPI2_CS0
INTR
GPIO[144]
型番
WM-RP-04S
MCSPI2_CLK
SPI_CLK
GPIO[182]
RESETn
Fig 3.6-1
無線 LAN インタフェース接続図
Fig 3.6-2
無線 LAN モジュール搭載時外観
TCP/IP スタック
搭載
アンテナ
オンボード
共通仕様
IEEE802.11b/g/n 準拠
国内技術基準適合認証済み
WM-RP-05S
搭載
外部
Table 3.6-3
SPI インタフェース
モジュール寸法:31mmx25mm
対応無線 LAN モジュール仕様
XG-3517 用 Linux 開発キットおよび Android 開発キットでは、WM-RP-04S/05S の内蔵 TCP/IP プロトコルスタ
ック機能を使用せず、Linux/Android でプロトコルの処理をおこないます。その場合、WM-RP-04S/05S の
TCP/IP スタックバイパス機能を有効にして使用します。
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34
ALPHAPROJECT
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XG-3517
XG Series
3.7
AUDIO インタフェース
XG-3517 は、AUDIO 入出力のサウンドインタフェースを備えています。
以下に AUDIO インタフェースの構成を示します。
DM3517
AUDIO CODEC
TLV320AIC3204
J1
ステレオジャック
LINE IN(L/R)
AUDIO IN
BCLK
MCBSP1_CLKX
WCLK
MCBSP1_FSX
MCBSP1_DX
DIN/MFP1
MCBSP1_DR
DOUT/MFP2
J2
SCL/SDA
I2C1_SCL/SDA
RSET
GPIO[8]
Fig 3.7-1
Head-Phone(L/R) OUT
ステレオジャック
AUDIO OUT
AUDIO インタフェース回路構成
3.7.1 マイク入力
XG-3517 はステレオマイク入力に対応しています。以下に回路構成を示します。
AUDIO CODEC
TLV320AIC3204
MICBIAS1
R
IN1_R
IN1_L
ステレオ
T
ジャック
S
AUDIO IN
ステレオ(ミニ) Φ 3.5mm
マイク
J1
Fig 3.7-2
AUDIO 入力インタフェース回路構成
項目
min
入力信号レベル
typ
max
0.5
単位
VRMS
入力インピーダンス(プログラマブル)
10K
40K
Ω
MIC バイアス(プログラマブル)
1.04
3.3
V
Table 3.7-3 AUDIO 入力インタフェース
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35
入力特性
ALPHAPROJECT
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XG Series
3.7.2 AUDIO 出力
XG-3517 はステレオの AUDIO 出力を 1CH 備えています。
ヘッドフォン出力に対応しています。以下に回路構成を示します。
AUDIO CODEC
TLV320AIC3204
HPL
HPR
+
R
ステレオ
+
T
ジャック
S
AUDIO OUT
ステレオ(ミニ) Φ 3.5mm
ヘッドフォン
J2
スピーカー(アンプ内蔵)
Fig 3.7-4
AUDIO 出力インタフェース回路構成
項目
min
負荷インピーダンス
14.4
出力レベル(プログラマブル)
typ
16
15
Table 3.7-5 AUDIO 出力インタフェース
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36
max
単位
Ω
40
mW
出力特性
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XG-3517
XG Series
3.8
JTAG インタフェース
XG-3517 はエミュレーションデバッグ用に JTAG インタフェースコネクタを備えています。AM3517 は、エミュレーション
ロジックを内蔵しており、JTAG インタフェースに JTAG エミュレータを接続することで、プログラムのデバッグを行うこと
ができます。JTAG インタフェースコネクタは、14 ピンの FFC コネクタとなっておりますので、TI 社標準の 14 ピンコネク
タと接続するためには、弊社製「JTAG-CNV-01」を接続する必要があります。
FFC
14pin JTAG エミュレータを接続
JTAG-CNV-01
No.
信号名
No.
信号名
1
JTAG_TMS_TMSC
2
JTAG_nTRST
3
JTAG_TDI
4
GND
5
VCC
6
N.C
7
JTAG_TDO
8
GND
9
JTAG_RTCK
10
GND
11
JTAG_TCK
12
GND
13
JTAG_EMU0
14
JTAG_EMU1
Table 3.8-1
JTAG インタフェースコネクタ CN11 ピンアサイン
「JTAG-CNV-01」は XG-3517 Linux キット「LK-3517-A01」、XG-3517 Android キット「AK-3517-A01」に付属してい
ます。また、
「JTAG-CNV-01」単体でも販売しております。詳細は「5.関連製品のご紹介」を参照してください。
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ALPHAPROJECT
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XG-3517
XG Series
3.9
電源
3.9.1 電源回路の構成
XG-3517 の電源回路の構成を以下に示します。
PJ1
AC アダプタ*1
DC5V
+5V
DC-JACK 仕様
センタープラス
外径: φ 5.5mm
内径: φ 2.1mm
IC14
PMIC
AM3517
TPS65910
DCDCIO
1.8V 周辺
VCC_1V8(1.8V)
DCDC3
CN2
DCDC2
DCDC1
VAUX/VMMC
VIO_3V3(3.3V)
VIO_1V2(1.2V)
VUSB_3V3(3.3V)
VAUX1/VAUX2
VUSB_1V8(1.8V)
VPLL/VDAC
VPLL_1V8(1.8V)
VDAC_1V8(1.8V)
VIO_3V3
VRTC
S-Cap
CLK32K
Fig 3.9-1
VDDS
3.3V 周辺
VSRAM_1V8(1.8V)
CN13
LCD DVI etc
VDDSHV
VDD_CORE
VDDA3P3V_USBPHY
VDDS_SRAM_MPU
VDDS_SRAM_CORE_BG
VDDA1P8V_USBPHY
VDDS_PLL_PER_CORE
VDDS_DPLL_MPU_USBHOST
VDDA_DAC
VRTC
XTAL
32.768KHz
電源の構成
*1 PJ1 には、弊社オプションの AC アダプタのほか、市販の AC アダプタを接続することができます。
なお、市販の AC アダプタを利用する場合には、スイッチングタイプで電源が安定化されたものを使用して
ください。
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XG-3517
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3.9.2 電源供給方法
XG-3517 は、単一 5V で動作します。電源を供給する方法として、以下の 3 通りがあります。
①電源コネクタ CN11 から電源を供給する
電源コネクタ CN11 から電源を供給する場合は、付属の電源ハーネスを接続して、安定化電源等から DC5V 電源を供給し
てください。
安定化電源等
DC5V
電源ハーネス
(付属)
②DC ジャック(PJ1)から電源を供給する
DC ジャック PJ1 から電源を供給する場合は、PJ1 に DC5V の AC アダプタを接続してください。AC アダプタは外形Φ
5.5mm、内径Φ 2.1mm のセンタープラスのものを選定してください。AC アダプタは XG-3517 Linux キット「LK3517-A01」、XG-3517 Android キット「AK-3517-A01」に付属しています。また、AC アダプタ単体でも販売しており
ます。詳細は「5.関連製品のご紹介」を参照してください。
DC-JACK 仕様
センタープラス
外径: φ 5.5mm
内径: φ 2.1mm
AC アダプタ
DC+5V
③拡張コネクタ(CN2)から電源を供給する
拡張コネクタ CN2 から電源を供給する場合は、拡張コネクタ CN2 の A49、A50、B49、B50 ピンから DC5V 電源を供給
してください。
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3.9.3 外部への電源供給
XG-3517 から VCC_3V3 電源を外部へ供給する場合は、CN1 または CN2 から供給します。
供給する電流は以下の外部供給可能電流を超えないようにしてください。
電源
外部供給可能電流
VIO_3V3(+3.3V)
最大 1A(目安)
VCC_1V8(1.8V)
最大 0.5A(目安)
Table 3.9-2
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外部への電源供給
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XG Series
3.10
拡張コネクタ
XG-3517 は外部拡張に必要な信号を CN1~CN2 に引き出してあります。
以下に拡張コネクタのピンアサインを示します。
ボード上の機能またはオプションデバイスの機能としても使用されています。詳しくは、「1.7 ピンアサイン」をご覧ください。
CN1
No.
信号名
備考
No.
信号名
備考
A1
GND
B1
GND
A2
VCC_1V8(+1.8V)
B2
VCC_1V8(+1.8V)
A3
GPMC_D0
B3
GPMC_D1
A4
GPMC_D2
B4
GPMC_D3
A5
GPMC_D4
B5
GPMC_D5
A6
GPMC_D6
B6
GPMC_D7
A7
GPMC_D8/GPIO_44
B7
GPMC_D9/GPIO_45
A8
GPMC_D10/GPIO_46
B8
GPMC_D11/GPIO_47
A9
GPMC_D12/GPIO_48
B9
GPMC_D13/GPIO_49
A10
GPMC_D14/GPIO_50
B10
GPMC_D15/GPIO_51
A11
GPMC_A1/GPIO_34
B11
GPMC_A2/GPIO_35
A12
GPMC_A3/GPIO_36
B12
GPMC_A4/GPIO_37
A13
GPMC_A5/GPIO_38
B13
GPMC_A6/GPIO_39
A14
GPMC_A7/GPIO_40
B14
GPMC_A8/GPIO_41
A15
GPMC_A9/SYS_NDMAREQ2/GPIO_42
B15
GPMC_A10/SYS_NDMAREQ3/GPIO_43
A16
N.C
B16
GPMC_NCS1
A17
GPMC_NCS2/GPT9_PWM_EVT/GPIO_53
B17
GPMC_NCS3/SYS_NDMAREQ0/GPT10_PWM_
A18
GPMC_NCS4/SYS_NDMAREQ1/GPT9_PWM_E
B18
EVT/GPIO_54
VT/GPIO_55
A19
GPMC_NCS6/SYS_NDMAREQ3/GPT11_PWM_
GPMC_NCS5/SYS_NDMAREQ2/GPT10_PWM_
EVT/GPIO_56
B19
EVT/GPIO_57
GPMC_NCS7/GPMC_IO_DIR/GPT8_PWM_EVT
/GPIO_58
A20
GPMC_CLK/GPIO_59
B20
GPMC_NBE0_CLE/GPIO_60/
A21
GPMC_WAIT1/UART4_TX/GPIO_63
B21
GPMC_WAIT2/UART4_RX/GPIO_64
A22
GPMC_WAIT3/SYS_NDMAREQ1/UART3_CTS_
B22
GPMC_NBE1/GPIO_61
RCTX/GPIO_65
A23
GPMC_NWE
B23
GPMC_NWP/GPIO_62
A24
GPMC_NADV_ALE
B24
GPMC_NOE
A25
CCDC_DATA0/I2C3_SDA/GPIO_99
B25
CCDC_DATA1/GPIO_100
A26
CCDC_DATA2/GPIO_101/HW_DBG4
B26
CCDC_DATA3/GPIO_102HW_DBG5
A27
CCDC_DATA4/GPIO_103/HW_DBG6
B27
CCDC_DATA5/GPIO_104/HW_DBG7
A28
CCDC_DATA6/ GPIO_105
B28
CCDC_DATA7/GPIO_106
A29
GND
B29
GND
A30
UART3_CTS_RCTX/GPIO_163
B30
UART3_RTS_SD/GPIO_164
A31
UART3_RX_IRRX/GPIO_165
B31
UART3_TX_IRTX/GPIO_166
A32
N.C
B32
N.C
A33
N.C
B33
N.C
A34
N.C
B34
N.C
A35
MMC2_DAT0/MCSPI3_SOMI/UART4_TX/GPIO
B35
MMC2_DAT1/UART4_RX/GPIO_133
_132
A36
MMC2_DAT2/MCSPI3_CS1/GPIO_134
B36
MMC2_DAT3/MCSPI3_CS0/GPIO_135
A37
MMC2_DAT4/MMC2_DIR_DAT0/MMC3_DAT0
B37
MMC2_DAT5/MMC2_DIR_DAT1/MMC3_DAT1/
/GPIO_136
A38
MMC2_DAT6/MMC2_DIR_CMD/MMC3_DAT2/
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GPIO_137
B38
41
MMC2_DAT7/MMC2_CLKIN/MMC3_DAT3/GPI
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XG-3517
XG Series
GPIO_138
A39
O_139
B39
MMC2_CMD/MCSPI3_SIMO/UART4_RTS/GPI
O_131
MMC2_CLK/MCSPI3_CLK/UART4_CTS/GPIO_
130
A40
GND
B40
GND
A41
GND
B41
GND
A42
N.C
B42
CCDC_PCLK
A43
CCDC_FIELD/CCDC_DATA8/UART4_TX/I2C3_
B43
CCDC_WEN/CCDC_DATA9/UART4_RX/GPIO_
SCL/GPIO_95/HW_DBG1
98/HW_DBG3
A44
CCDC_HD/UART4_RTS/GPIO_96/
B44
CCDC_VD/UART4_CTS/GPIO_97/HW_DBG2
A45
GND
B45
GND
A46
GND
B46
GND
A47
VIO_3V3(+3.3V)
B47
VIO_3V3(+3.3V)
A48
VIO_3V3(+3.3V)
B48
VIO_3V3(+3.3V)
A49
VIO_3V3(+3.3V)
B49
VIO_3V3(+3.3V)
A50
VIO_3V3(+3.3V)
B50
VIO_3V3(+3.3V)
*
PU : Pull-Up PD : Pull-Down
Table 3.9-1
拡張コネクタ CN1 ピンアサイン
CN2
No.
信号名
A1
A2
VIO_3V3(+3.3V)
DSS_DATA22/MCSPI3_CS1/DSS_DATA0/GPI
O_92
A3
A4
A5
A6
A7
A8
A9
A10
A11
A12
A13
A14
A15
A16
A17
A18
A19
A20
A21
A22
A23
A24
A25
A26
A27
A28
備考
No.
DSS_DATA20/MCSPI3_SOMI/DSS_DATA2/GP
IO_90
B3
DSS_DATA21/MCSPI3_CS0/DSS_DATA1/GPI
O_91
B5
B6
B7
B8
B9
B10
DSS_DATA16/GPIO_86
DSS_DATA14/ GPIO_84
DSS_DATA12/GPIO_82
DSS_DATA10/GPIO_80
DSS_DATA8/GPIO_78/HW_DBG16
DSS_DATA6/UART1_TX/GPIO_76/HW_DBG1
4
B11
B12
B13
B14
B15
B16
B17
DSS_DATA4/UART3_RX_IRRX/GPIO_74
DSS_DATA2/GPIO_72
DSS_DATA0/UART1_CTS/GPIO_70
DSS_HSYNC/GPIO_67/HW_DBG13
DSS_PCLK/GPIO_66/HW_DBG12
GND
MCSPI2_CS1/GPT8_PWM_EVT/HSUSB2_DAT
A3/GPIO_182/MM_FSUSB2_TXEN_N
備考
VIO_3V3(+3.3V)
DSS_DATA23/DSS_DATA5/GPIO_93
B4
DSS_DATA18/MCSPI3_CLK/DSS_DATA4/GPI
O_88
信号名
B1
B2
MCSPI2_SIMO/GPT9_PWM_EVT/HSUSB2_DA
TA4/GPIO_179
N.C
B18
MCSPI1_CS3/HSUSB2_DATA2/GPIO_177/MM
_FSUSB2_TXDAT
MCSPI1_CS1/MMC3_CMD/GPIO_175
B20
B19
DSS_DATA19/MCSPI3_SIMO/DSS_DATA3/GPI
O_89
DSS_DATA17/GPIO_87
DSS_DATA15/GPIO_85
DSS_DATA13/GPIO_83
DSS_DATA11/GPIO_81
DSS_DATA9/GPIO_79/HW_DBG17
DSS_DATA7/UART1_RX/GPIO_77/HW_DBG1
5
DSS_DATA5/UART3_TX_IRTX/GPIO_75
DSS_DATA3/GPIO_73
DSS_DATA1/UART1_RTS/GPIO_71
DSS_VSYNC/GPIO_68
DSS_ACBIAS/GPIO_69
GND
MCSPI2_CS0/GPT11_PWM_EVT/HSUSB2_DA
TA6/GPIO_181
MCSPI2_CLK/HSUSB2_DATA7/GPIO_178
MCSPI2_SOMI/GPT10_PWM_EVT/HSUSB2_D
ATA5/GPIO_180
MCSPI1_CS2/MMC3_CLK/GPIO_176
B21
B22
B23
B24
B25
B26
B27
MCSPI1_CS0/MMC2_DAT7/GPIO_174
UART1_CTS/GPIO_150
B28
UART2_RTS/MCBSP3_DR/GPT10_PWM_EVT/
UART2_RX/MCBSP3_FSX/GPT8_PWM_EVT/G
PIO_147
B29
MCSPI1_SIMO/MMC2_DAT5/GPIO_172
N.C
I2C2_SCL/GPIO_168
I2C3_SCL/GPIO_184
GND
UART1_RX/MCBSP1_CLKR/MCSPI4_CLK/GPI
O_151
2.2K PU
4.7K PU
MCSPI1_CLK/HSUSB2_DATA7/GPIO_178
MCSPI1_SOMI/MMC2_DAT6/GPIO_173
I2C2_SDA/GPIO_183
I2C3_SDA/GPIO_185
2.2K PU
GND
UART1_TX/GPIO_148
GPIO_145
A29
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42
UART2_TX/MCBSP3_CLKX/GPT11_PWM_EVT
/GPIO_146
ALPHAPROJECT
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XG-3517
XG Series
A30
UART2_CTS/MCBSP3_DX/GPT9_PWM_EVT/G
4.7K PU
B30
UART1_RTS/GPIO_149
B31
B32
B33
B34
B35
B36
GND
MCBSP4_FSX/GPIO_155/MM_FSUSB3_TXEN_
N
PIO_144
A31
A32
A33
A34
A35
A36
GND
A37
MCBSP4_DR/GPIO_153/MM_FSUSB3_RXRCV
B37
A38
A39
A40
A41
PWRON
B38
B39
B40
B41
A42
A43
A44
A45
A46
A47
A48
A49
A50
GND
SYSCLKOUT2/GPIO_186
MCBSP2_DR/GPIO_118
MCBSP2_CLKX/GPIO_117
MCBSP3_DR/UART2_RTS/GPIO_141
MCBSP3_CLKX/UART2_TX/GPIO_142
MCBSP4_CLKX/GPIO_152/MM_FSUSB3_TXSE
0
GND
HECC1_TXD/UART3_RX_IRRX/GPIO_130
N.C
B42
B43
B44
B45
B46
B47
B48
B49
B50
BATT
VCC_1V8(+1.8V)
VIO_3V3(+3.3V)
GND
GND
+5V
+5V
*
MCBSP2_FSX/GPIO_116/
MCBSP2_DX/GPIO_119
MCBSP3_FSX/UART2_RX/GPIO_143
MCBSP3_DX/UART2_CTS/GPIO_140
MCBSP4_DX/GPIO_154/MM_FSUSB3_TXDAT
SYS_NRESWARM/GPIO_30
GND
HECC1_RXD/UART3_RTS_SD/GPIO_131
HDQ_SIO/SYS_ALTCLK/I2C2_SCCBE/I2C3_S
CCBE/GPIO_170
GND
SYSCLKOUT1/GPIO_10
SYS_NIRQ/GPIO_0
VCC_1V8(+1.8V)
VIO_3V3(+3.3V)
GND
GND
+5V
+5V
PU : Pull-Up PD : Pull-Down
Table 3.9-2
XG -3517 ハードウェアマニュアル
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拡張コネクタ CN2 ピンアサイン
43
ALPHAPROJECT
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XG-3517
XG Series
4.
テクニカルデータ
3.50
3.805
4.1 外形寸法
14.75
USB-AB
XG -3517 ハードウェアマニュアル
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CN4
2
1
10.00
CN5
14.65
10.00
20
19
SD1
CN12
19.10
16.70
CN9
CN7
73.00
72.39
J1
80.00
J2
12.40
CN8
CN6
PWRON
PJ1
12.90
TPS
65910
27.50
16.00
5V 1
13.35
2 G
Fig 4.1-1
XG-3517 外形寸法図
44
ALPHAPROJECT
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XG-3517
XG Series
4.2 回路図
回路図は、付属の CD-ROM に収録されています。
4.3 外部回路との接続方法
XG-3517 の拡張コネクタ CN1、CN2 には外部拡張に必要な信号が引き出されています。
4.3.1 ユニバーサル基板を使用した外部拡張
本ボードの拡張コネクタ列間 1.905mm、ピン間 1.27mm ピッチの 4 列千鳥コネクタです。市販のユニバーサル基板と接
続するためには、4 列千鳥コネクタを 2.54mm ピッチに変換する基板が必要になります。sunhayato 社製返還基板「CK1」等が利用できます。
XG-3517
4 列千鳥/2.54mm 変換基板
CK-1(sunhayato)等
スタッキングコネクタ(4 列千鳥)
レセプタクル:FX2C-100S-1.27DSA 等
ヘッダ:FX2C-100P-1.27DSA 等
スタッキングコネクタ(2.54mm)
HIF3H-50DA/PB-2.54DSA(71)等
拡張基板ユニバーサル基板等
B1
B2
A1
A2
B50
A49
A50
B49
TPS
65910
XG-3517
TFP410
DDR2
SDRAM
AM3517
DDR2
SDRAM
sunhayato CK-1 等
NAND
FLASH
XG-3517
ALPHA PROJECT
B49
B1
B2
A1
A2
Fig 4.3-1
※
B50
A49
A50
ユニバーサル基板等
ユニバーサル基板を使用した外部回路との接続例
CN1~CN2 用のコネクタは CPU ボードオプション品(XG シリーズ拡張コネクタセット)として取り扱いしております。
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XG-3517
XG Series
4.3.2 ケーブルを使用した外部拡張
本ボードの拡張コネクタから信号を引き出す方法として、ケーブルを使用する方法があります。
XG-3517
ヘッダーコネクタ
FX2C-100P-1.27DSA 等
ソケットコネクタ(ケーブルタイプ)
FX2B-100SA-1.27R 等
リボンケーブル
ユーザー回路へ
Fig 4.3-1
XG -3517 ハードウェアマニュアル
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ケーブルを利用した外部回路との接続例
46
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XG-3517
XG Series
5.
関連製品のご案内
5.1
無線 LAN モジュール
XG-3517 は標準で無線 LAN モジュールに対応しています。
本製品は国内電波法認証(工事設計認証)のほか、FCC(米国)、IC(カナダ)、CE(欧州)の各認証も取得済みですので、お客様
は認証手続きが不要で、製品にそのまま組み込んでお使いいただくことができます。
WM-RP-04S
型番
WM-RP-05S
TCP/IP スタック
アンテナ
WM-RP-04S
搭載
オンボード
WM-RP-05S
搭載
外部
共通仕様
IEEE802.11b/g/n 準拠
国内技術基準適合認証済み
SPI インタフェース
モジュール寸法:31mmx25mm
Table 5.1-1
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対応無線 LAN モジュール仕様
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XG-3517
XG Series
5.2
Linux 開発キット
OS Kernel
Linux3.1
BootLoader
U-Boot
デバイスドライバ
LAN
USB HOST
マスストレージ
HID クラス
USB Function
コミュニケーションクラス
SD-CARD
LCD
タッチパネル
FlashROM
シリアルインタフェース
SPI
無線 LAN モジュール制御
オーディオ入出力
ビデオ出力
ファイルシステム
EXT2、EXT3、FAT、JEFS2
ネットワーク
TCP/IP(IPv4/v6)、UDP、HTTP、FTP、SNMP、NTP、
DNS、NFS 他
ライブラリ
BusyBox、ALSA、DirectFB 他
開発環境
Ubuntu、VMware Player
付属品
DVD-ROM(開発環境一式)、LAN ケーブル、USB ケーブル、
AC アダプタ、microSD カード、JTAG-CNV-01、PC-USB-03
LK-3517-A01 は、XG-3517 の Linux 開発環境です。XG-3517 での Linux システム開発に必要なものがセットになって
いますので、すぐに開発に取りかかることができます。開発環境に VMware Player を採用しており、Windows 上で
開発を行うことができます。
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5.3
Android 開発キット
OS Kernel
Linux3.1
BootLoader
U-Boot
デバイスドライバ
LAN
USB HOST
マスストレージ
USB Function
コミュニケーションクラス
SD-CARD
LCD
タッチパネル
FlashROM
シリアルインタフェース
SPI
無線 LAN モジュール制御
オーディオ入出力
ビデオ出力
ファイルシステム
EXT2、EXT3、FAT、JEFS2
ネットワーク
TCP/IP(IPv4/v6)、UDP、HTTP、FTP、SNMP、NTP、DNS、
NFS 他
ライブラリ
Android の機能に包括
開発環境
Ubuntu、VMware Player
付属品
DVD-ROM(開発環境一式)、LAN ケーブル、USB ケーブル、
AC アダプタ、microSD カード、JTAG-CNV-01、PC-USB-03
AK-3517-A01 は、XG-3517 の Android 開発環境です。XG-3517 での Android システム開発に必要なものがセットになっ
ていますので、すぐに開発に取りかかることができます。開発環境に VMware Player を採用しており、Windows 上で開発
を行うことができます。
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5.4 周辺拡張アダプタ
シリアルインタフェースコネクタ(CN3)に周辺拡張アダプタを接続することで、さまざまな機能を用意に追加できます。
仮想 COM
シリアルインタフェース
USB ケーブル
付属ケーブルで接続
PC-USB-03
PC
XG-3517
Fig 5.4-1
PC-RS-04
USB(仮想 COM)の追加例
PC-USB-03
PC-WiFi-01
PC-LAN-02
製品名
PC-SDRW-01
機能
機能詳細
PC-RS-04
RS232C コンバータ
シリアルインタフェースを RS232 レベルに変換するアダプタです。
PC-USB-03
USB コンバータ
シリアルインタフェースを USB ファンクション(仮想 COM ポート)に変換す
るアダプタです。
PC-SDRW-01
SD カードリーダライタ
ファイルシステムを搭載した SD ライセンス不要の SD カードリーダライタで
す。簡単なコマンドだけで SD カードの読み書きができます。
PC-LAN-02
LAN コンバータ
シリアルインタフェースを Ethernet に変換するアダプタです。
簡単なコマンドだけで Ethernet 通信を行うことができます。
PC-WiFi-01
無線 LAN アダプタ
無線 LAN ドライバ、TCP/IP プロトコルスタックを搭載した無線 LAN アダ
プタです。簡単なコマンドだけで無線 LAN 通信を行うことができます。技術
基準適合認証を取得済みなので、製品にそのまま組み込むことができます。
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5.5 タッチパネル LCD キット
LCD コネクタ(CN8)に LCD-KIT-B01 または LCD-KIT-C01 を接続することで、タッチパネルシステムを構築できます。
製品名
製品機能
備考
LCD-KIT-B01
7 インチ WVGA 静電容量式タッチパネル搭載 LCD キット
マルチタッチ対応(2 ポイント)
LCD-KIT-C01
7 インチ WVGA 抵抗膜式タッチパネル搭載 LCD キット
シングルタッチ
※2012 年 5 月現在の状況となっており、予告なしに変更される場合があります。
5.6 AC アダプタ
XG-3517 で使用できる AC アダプタです。
項目
仕様
入力
AC 100V ~ 200V 50/60Hz
出力
DC 5.0V 2.0A
その他
RoHS 対応、PSE 認定取得
5.7 拡張コネクタセット
XG-3517 の拡張コネクタ CN1、CN2 用のコネクタセットです。ヘッダコネクタ、レセプタクルコネクタが各 2 個セットにな
っています。
項目
名称
製品型番
内容
仕様
XG シリーズ 拡張コネクタセット 2
XG-EXCN-02
ヘッダ:FX2C-100P-1.27DSA(ヒロセ) 2 個
レセプタクル:FX2C-100S-1.27DSA(ヒロセ) 2 個
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5.8 JTAG 変換基板
XG-3517 の JTAG コネクタは 14pin の FPC コネクタとなっておりますので、TI 社 XDS100 などの各社 JTAG エミュレータ
と接続するためにはピンを変換する必要があります。弊社 JTAG-CNV-01 は 14pin の FPC コネクタを TI 社標準の 14pin コ
ネクタに変換する基板です。
項目
名称
JTAG 変換基板
製品型番
JTAG-CNV-01
内容
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仕様
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14pin FPC / 14pin Mil コネクタ変換基板
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6.
製品サポートのご案内
●ユーザ登録
ユーザ登録は弊社ホームページにて受け付けております。ユーザ登録をしていただきますと、バージョンアップや
最新の情報等を E-mail でご案内させていただきまので、是非ご利用ください。
弊社ホームページアドレス http://www.apnet.co.jp
●修理の依頼
修理をご依頼いただく場合には、お名前、製品名、シリアル番号、詳しい故障状況を弊社製品サポートへご連絡ください。
弊社にて故障状況を確認のうえ、修理の可否、修理費用等をご連絡いたします。ただし、過電圧印加や高熱等により製品全
体がダメージを受けていると判断される場合には、修理をお断りする場合もございますので、ご了承ください。
なお、弊社までの送料はお客様ご負担となります。
修理・故障に関するお問い合わせ
E-MAIL
[email protected]
●製品サポートの方法
製品サポートについては、FAX もしくは E-MAIL でのみ受け付けております。お電話でのお問い合わせは受け付けておりま
せんので、ご了承ください。なお、お問い合わせの際には、製品名、使用環境、使用方法、問題点などを詳細に記載してく
ださい。
技術的なお問い合わせ
E-MAIL
[email protected]
以下の内容に該当するお問い合わせにつきましては受け付けておりませんのであらかじめご了承ください。
■本製品の回路動作及び CPU および周辺デバイスの使用方法に関するご質問
■ユーザ回路の設計方法やその動作についてのご質問
■関連ツールの操作指導
■その他、製品の仕様範囲外の質問やお客様の技術によって解決されるべき問題
●ソフトウェアのサポート
ソフトウェアに関する技術的な質問は、受け付けておりませんのでご了承ください。
サポートをご希望されるお客様には、個別に有償にて承りますので弊社営業までご相談ください。
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7.
エンジニアリングサービスのご案内
弊社製品をベースとしたカスタム品やシステム開発を承っております。
お客様の仕様に合わせて、設計から OEM 供給まで一貫したサービスを提供いたします。
詳しくは、弊社営業窓口までお問い合わせください。
営業案内窓口
TEL
FAX
E-MAIL
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053-401-0033(代表)
053-401-0035
[email protected]
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XG-3517
XG Series
改定履歴
版数
Rev1.0
日付
2012/05/02
改定内容
新規作成
XG-3517
XG Series
参考文献
「AM3517/05 Sitara ARM Microprocessor」
その他
TEXISAS INSTRUMENTS 株式会社
各社データシート
本文書について
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・本文書の内容を無断で転載することは一切禁止します。
・本文書の内容は、将来予告なしに変更されることがあります。
・本文書の内容については、万全を期して作成いたしましたが、万一ご不審な点、誤りなどお気付きの点がありましたら弊社までご連絡下さい。
・本文書の内容に基づき、アプリケーションを運用した結果、万一損害が発生しても、弊社では一切責任を負いませんのでご了承下さい。
商標について
・ AM3517 は、TEXISAS INSTRUMENTS 株式会社の登録商標、商標または商品名称です。
・ TPS65910 は、TEXISAS INSTRUMENTS 株式会社の登録商標、商標または商品名称です。
・その他の会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。
ALPHA PROJECT Co.,LTD.
株式会社アルファプロジェクト
〒431-3114
静岡県浜松市東区積志町834
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E-MAIL : [email protected]
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