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平成 22 年 7 月 7 日 御中 パナソニック電工株式会社 照明事業本部 施設・屋外照明事業部 システム天井開発グループ 井上 ロックウール吸音板に含有する石綿について 拝啓 貴社益々ご清祥のことと存じます。 平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。 早速ではございますが。お問い合わせ頂いております、弊社が販売致しておりました システム天井用ロックウール吸音天井材「ハイロッキー」の石綿含有率につきまして 以下の通りご回答申し上げます。 ご査収頂きますよう何卒宜しくお願い申し上げます。 敬具 記 1 昭和 60 年以前に生産・販売されたロックウール吸音天井材「ハイロッキー」の石綿含有 率は、約 3%(重量比)です。 2 アスベストの種類は、白石綿(クリソタイル)です。 3 昭和 61 年以降に生産・販売された商品は、ノンアスベスト商品で含有率は、0%です。 〈備考〉 ① 施工後、使用中の商品につきましては、接着剤でアスベストを固着、表面を塗装に て覆っているため、アスベストが浮遊することがなく、安全と考えております。 ② 表面にキズがある場合は、接着剤・塗料・パテなどで補修してください。 以上 告示対象外品「ロックウール吸音板(天井) 」について 平成 19 年 4 月 26 日 ロックウール工業会吸音板部会 平成 14 年 7 月に建築基準法が改正され、建築物の居室内における化学物質(ホルムアルデ ヒド)の発散に対する衛生上の措置を取ることが義務づけられました。 平成 14 年 12 月 26 日に衛生上の措置に関する技術的基準が告示され、この中でホルムアル デヒドを発散する建築材料として、第一種、第二種、第三種の三種の建築材料が定められ、等 級によっては使用量の制限を受けることになりました。 当工業会に関わる天井板の「ロックウール化粧吸音板(ロックウール吸音板) 」はこの告示の 中のホルムアルデヒド規制対象材料には含まれておりません。 尚、平成 15 年 9 月 18 日付国土交通省建築指導課発行の資料に、告示対象外で規制を受け ない建材の例として、 「ロックウール吸音板」が記載されております。 従いまして、 「ロックウール化粧吸音板(ロックウール吸音板) 」はホルムアルデヒドの規制を 受ける部位に何ら制限なくご使用いただけます。 今後とも一層のご愛顧を賜りたく、よろしくご理解のほどお願い申し上げます。 以上 平成 15 年 9 月 18 日 国土交通省建築指導課 告示対象外で規制を受けない建材の例とその扱い 告示対象外の建材については、ホルムアルデヒドの発散がほとんど認められないことから、居室の内装仕上 げや天井裏等に、規制を受けることなく使用することができます。 ○ 金 属 類 :アルミ板、銅板、ステンレス板、琺瑯鉄板(PCM 板、塩ビ鋼板、カラーアルミ等を含む) ○ コンクリート類 :コンクリート、モルタル、コンクリートブロック ○ 窯 業 建 材 :ガラス、タイル、レンガ ○ 天 然 石 材 :石材、大理石 ○ 無 機 系 塗 装 :漆喰、プラスター (水和硬化型・自己接着型) ○ 木 材 :ムクの木材、縦継ぎ等面的に接着して板状に成形したものでないもの ○ ボ ー ド 類 :木質系セメント板、パルプセメント板、石膏ボード、ケイカル板、ロックウール吸音板 インシュレーションボード、ハードボード、火山性ガラス質複層板 竹製のフローリング(接着剤等は別途判断) ○ 化 粧 ○ 塗 材 :印刷紙、オレフィンシート、突板、塩ビシート、高圧メラミン樹脂板 料 :告示対象以外の塗料 セラックニス類、ニトロセルロースラッカー、ラッカー系シーラー ラッカー系下地塗料、塩化ビニル樹脂ワニス、塩化ビニル樹脂エナメル 塩化ビニル樹脂プライマー、合成樹脂エマルションペイント及びシーラー 合成樹脂エマルションペイント模様塗料、合成樹脂エマルションパテ、家庭用屋内壁塗料 建築用ポリウレタン樹脂塗料、つや有合成樹脂エマルションペイント アクリル樹脂系非水分散樹脂塗料、オイルステイン、ピグメントステイン ○ 接 着 剤 :告示対象以外の接着剤 酢酸ビニル樹脂系エマルジョン形接着剤 ビニル共重合樹脂系エマルジョン形接着剤、ゴム系ラテックス形接着剤 エポキシ変性合成ゴム系ラテックス形接着剤 水生高分子−イソシアネート系接着剤、α−オレフィン樹脂系接着剤 エポキシ樹脂系接着剤、ウレタン樹脂系接着剤 変成シリコーン樹脂系接着剤、シリル化ウレタン樹脂系接着剤 ホットメルト形接着剤 ○ 仕 上 げ 建 材 :告示対象以外の接着剤 内装セメント系薄付け仕上塗材 内装消石灰・ドロマイトプラスター系薄付け仕上塗材