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配布資料5 - 経済産業省北海道経済産業局

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配布資料5 - 経済産業省北海道経済産業局
配布資料5
Ⅰ
基本的な考え方
1
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3
4
5
Ⅱ
改訂の趣旨………………………………………………………………
目 標……………………………………………………………………
基本方針…………………………………………………………………
重点戦略分野の指標設定………………………………………………
推進期間…………………………………………………………………
1
3
3
4
4
海外との経済交流の現状と課題
1
北海道を取り巻く国内・国際経済環境………………………………
5
2
北海道の経済交流………………………………………………………
(1) 道内企業の海外事業展開の現状等…………………………………
(2) 貿易……………………………………………………………………
(3) 直接投資………………………………………………………………
① 道内企業の海外への投資状況……………………………………
② 外国・外資系企業の北海道への立地状況………………………
(4) 国際観光……………………………………………………………
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6
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3
道・市町村、関係団体などの取り組み………………………………
(1) 道の取り組み…………………………………………………………
① 貿易…………………………………………………………………
② 直接投資……………………………………………………………
③ 国際観光……………………………………………………………
④ 海外拠点……………………………………………………………
⑤ その他………………………………………………………………
(2) 国・市町村の取り組み………………………………………………
(3) 関係団体等の取り組み………………………………………………
9
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4
経済交流基盤……………………………………………………………
(1) 国際定期航路・航空路………………………………………………
(2) CIQ体制……………………………………………………………
15
15
16
Ⅲ
海外との経済交流の展開方向
1
基本方針…………………………………………………………………
(1) 産業分野の戦略的展開………………………………………………
(2) 対象地域への重点的展開……………………………………………
(3) 民間活力の有効利用…………………………………………………
18
18
18
18
2
重点戦略分野……………………………………………………………
19
(1) 食分野…………………………………………………………………
① 基本方針……………………………………………………………
② 重点地域……………………………………………………………
ア 中国………………………………………………………………
イ 韓国………………………………………………………………
ウ 香港、台湾、シンガポールなどアセアン地域等……………
エ ロシア極東地域…………………………………………………
オ その他地域………………………………………………………
③ 北海道ブランドの保護と育成……………………………………
④ 指標…………………………………………………………………
19
19
19
19
21
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25
25
25
(2) 観光分野…………………………………………………………………
① これまでの取組と課題………………………………………………
② 基本方針………………………………………………………………
ア 観光客が安心して快適に観光できる環境づくり………………
イ 海外からの観光客誘致……………………………………………
ウ 観光に関する基礎的データの収集及び調査の実施……………
③ 推進体制………………………………………………………………
④ 指標……………………………………………………………………
26
26
27
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27
28
28
28
3
戦略分野…………………………………………………………………
28
(1) 寒冷地技術分野………………………………………………………
(2) IT・バイオ分野……………………………………………………
(3) 環境分野………………………………………………………………
28
29
29
経済交流拡大に向けた支援……………………………………………
30
4
(1)
(2)
(3)
(4)
(5)
Ⅳ
情報の収集・発信……………………………………………………
事業化等の支援………………………………………………………
投資、企業誘致の促進………………………………………………
海外との経済交流基盤の整備………………………………………
その他…………………………………………………………………
30
30
31
31
32
効果的な推進のために……………………………………………………
32
Ⅰ
基本的な考え方
1 改訂の趣旨
道では、本道と海外との経済交流の拡大を図るため、平成8年に「北海道貿易・経
済交流推進方策」を策定、その後、平成 17 年には「海外との経済交流推進方策(以
下、「推進方策」。
」
)を策定し、本道経済の国際化に向け、総合的に取り組みを進め
てきた。
我が国経済は、平成 14 年度以降、全国的には国際競争力の高い自動車や電子・電
気等輸出型産業主導による景気回復の中にあったが、本道経済は、その波に十分に
乗り切れない状況が続いていた。このような状況のもと、平成 20 年秋からの世界的
な景気後退によって、本道の経済・雇用情勢は厳しさを増している。
こうした中、道は、公的需要への依存体質から脱却した民間主導型の経済構造へ
の転換を目指し、具体的施策展開を図っているところであるが、国における行財政
改革の取組により、公的需要に経済成長の牽引を求めることは期待できず、また、
全国的な少子高齢化が進展する中、人口の減少も進行しており、国内市場の縮小が
懸念されている。
こうしたことを踏まえ、今後は、新たな成長市場に目を向け、海外における道産
品の販路拡大や、海外からの観光客誘致などを図ることを通じて海外における需要
の開拓を一層推進するとともに、IT・バイオ、寒冷地技術、環境などの他の成長
分野については、将来の本格的な海外事業展開を見据え、中長期的に付加価値の向
上と競争力の強化を図ることにより、域際収支の改善を図り、本道経済の活性化に
結びつけていくことが不可欠である。
海外に目を転じると、本道と地理的に近接する東アジア地域は、比較的高い経済
成長を続け、世界経済における牽引役として存在感を増しており、また、道内企業
にとっても、国が進める東アジア諸国などとの経済連携協定(EPA)の提携拡大
などによる市場アクセスの改善、中国の個人観光客へのビザ解禁、情報通信・輸送
手段の充実などにより、これら地域との経済交流の機会が拡大してきている。
また、これらの地域においては、所得水準の向上や健康志向の高まり、さらには、
平成 20 年7月に開催された「北海道洞爺湖サミット」の効果などにより、安全・安
心な北海道の食や自然豊かな北海道観光への関心が強くなっており、特に「食分
野」及び「観光分野」の売り込み先としての可能性が一層高まっている。
このほか、東アジア地域と同様、本道と地理的に隣接するロシア極東地域では、
ロシア連邦政府の極東重視政策による大規模プロジェクトの実施や所得の向上に伴
い、インフラ投資や住宅需要の拡大が見込まれており、道内の公共投資が縮小して
いく中、道内企業が有する寒冷地技術の売り込み先としての可能性が拡大してきて
いる。
- 1 -
また、知識集約型で着実な成長を続けるIT・バイオ分野においては、北海道大
学の北キャンパスエリアに「次世代ポストゲノム研究棟」
、「創成科学研究棟」など、
最先端の技術開発を担う試験研究施設が設けられるなど、産学官連携の基盤整備も
進み、また、産業集積も着実に推移していることから、今後の本格的な海外事業展
開に向けた支援を積極的に進めていくことが重要である。
さらに、地球温暖化を始めとする環境問題への取組が世界的に進む中、今後、温
室効果ガスの削減や資源の有効利用、さらには、成長著しい東アジア地域等におけ
る環境問題の改善など、環境関連ビジネスの市場はさらに拡大していくと考えられ、
道内の環境関連産業にとっても積極的な展開が望まれる。
一方、本道経済の国際化を支援する体制としては、平成 20 年9月、官民連携によ
る「北海道国際ビジネスセンター」が開設されたほか、道の海外拠点についても見
直しが行われるなど、この5年間で大きく変化をしている。
本道経済の活性化を図るためには、道内各企業が、こうした時代の潮流や行政等
関係機関の支援体制等の変化を踏まえ、海外において競争力を持った商品・サービ
スづくりを自ら進め、ビジネスチャンスを獲得していくことが何よりも重要である
が、海外市場の中には、十分な潜在性を有しつつも、ビジネス展開に必要な情報が
得られにくく、取引に当たっても各種規制やその国特有の制度運用等が存在するな
ど、個々の企業の努力だけで克服できないリスク要素も少なからず存在している。
こうしたことから、道は、選択と集中の観点により、本道の強みを発揮できる分
野及び海外地域に対して、分野毎の成熟度、対象とする地域毎の特性などを考慮し
ながら限られた資源を投入し、重点的かつ集中的にビジネス展開を支援する必要が
あることから、今後3年間に取り組むべき方向性を明らかにするため、推進方策を
改訂することとする。
特に、今回の改訂に当たっては、道内の工業出荷額の中で全国と比較して相対的
なウェイトが高く、また、中小企業の集積が高く、かつ、本道が有する地域の豊か
な農林水産資源を活かすことができる「食分野」と、東アジア地域での知名度と人
気が年々高まり、経済的にもすそ野の広い「観光分野」
、これら本道が優位性を有す
る2分野を重点戦略分野と位置づけ、
「食分野」については、対象地域ごとの課題に
対応した具体的な対応方向を示すとともに、今回、新たに指標を設定する。また、
「観光分野」については、
「北海道外客来訪促進計画」
(平成 20 年3月策定)と連携
しながら、効果的な推進を図る。
- 2 -
2 目 標
海外における道産品の販路開拓や観光客誘致・道産技術の展開による
本道経済の活性化
平成 17 年策定の「推進方策」(以下、
「前推進方策」という。)においては、「海外
における『北海道ブランド』の創出」を目標として掲げ、
「北海道」という地名に加
え、「北海道」が有する優れた自然環境、多様性に富む地域資源や文化などの独自
性・優位性について理解を促すことにより、
「北海道」の魅力が広く認識されること
を目指してきた。
これまでの取組により、本道の輸出額は、平成 16 年の 2,400 億円から平成 20 年に
は 4,127 億円へと 1,727 億円、約 1.7 倍に増加し、そのうち食品については、226 億
円から 263 億円へと 37 億円、1.16 倍に増加した。東アジアの日系百貨店で開催され
ている北海道物産展の中には、年率2割以上の売上増加を続けているものもあるほ
か、テレビ・雑誌等のメディアで食と観光を組み合わせた北海道の特集が数多く組
まれるなど、安全・安心で高品質な道産食品が、海外の消費者の間でも一定の認知
度を得るようになってきた。
また、海外からの来道客数は、平成16年度の427,500人から平成20年度には、689,
150人と約1.6倍に増加している中で、約90%が東アジア地域からの来道客となって
いるなど、東アジア地域において、北海道は有数の人気観光地となっていることに
加え、平成20年7月に開催された「北海道洞爺湖サミット」
、平成21年5月に開催さ
れた「第5回太平洋・島サミット」などの開催により、北海道の名は世界中に発信
されたところである。
このように、道産食品の輸出、海外からの観光客の来訪等により、現在は、東ア
ジアを中心とし、北海道の魅力についての認知が一定程度進んできているところで
ある。
今後は、本道が優位性を有する分野である食と観光を重点戦略分野として位置づ
け、相互に連携を図りながら取組を進めることにより、東アジア地域などにおいて
醸成されてきた北海道に対するプラスイメージをさらに高めながら、道産品の購入
や北海道への旅行などの具体的な需要を喚起し、市場の獲得を進める。
また、今後、一層の海外事業展開の広まりが期待される寒冷地技術、IT・バイ
オ、環境の3分野については、さらなる競争力の強化を図るとともに、先行する食
と観光を中心として創出された「北海道」のプラスイメージを追い風に活用するな
ど、これらの分野における海外事業展開を促進していくことを目標とする。
3 基本方針
海外マーケットをさらに開拓するためは、本道の強みを生かせる分野に集中的に
取り組み、その強さを最も効果的に発揮でき、市場として成長が見込まれる地域を
対象として取組を推進する必要がある。また、道内の関係機関、団体等の連携のも
と、海外展開に意欲を有する企業等に対して総合的な支援を展開することはもとよ
り、企業の海外事業展開に向けた意欲喚起を行うことも重要である。
このことから、以下の三つの柱を基本方針とし、この方策を推進する。
- 3 -
(1) 産業分野の戦略的展開
・重点戦略分野・・・「食分野」、
「観光分野」
・戦略分野・・・
「寒冷地技術分野」
、
「IT・バイオ分野」、
「環境分野」
(2)
対象地域への重点的展開
東アジア地域、ロシア極東地域を中心としながら、各分野でビジネスチャンス
の拡大が見込まれる地域への重点的展開
(3)
民間活力の有効利用
北海道国際ビジネスセンターを通じた総合的な支援体制の構築、道産品を輸出
するための商社等との連携強化、
「農商工連携」の促進や「食クラスター」の本
格的展開による付加価値と競争力の向上、民間主体の取組との連携や側面支援
4 重点戦略分野の指標設定
重点戦略分野である「食分野」については、輸出額に関する指標を設定し、その
指標の進捗を把握することにより、関連施策の効果的な事業展開につなげる。
また、
「観光分野」については、
「北海道外客来訪促進計画」(平成20年3月)に定
められた「外国人の来道者数」の目標値をもって、本推進方策の指標とする。
5 推進期間
3年間(平成 22 年度~ 24 年度)
現行「新・北海道総合計画-北の未来を拓くビジョンと戦略-」(通称:ほっ
かいどう未来創造プラン 平成 20 年3月策定)の推進期間は、H20 ~H29 となって
おり、H24 年度はその折り返し地点に当たることから、本「推進方策」の推進期
間を平成 24 年度までの3年間と設定する。
- 4 -
Ⅱ
1
海外との経済交流の現状と課題
北海道を取り巻く国内・国際経済環境
我が国経済は、平成 14 年初め以降、世界経済の順調な回復を反映して輸出が堅
調な伸びを示す中、景気は戦後最長の「いざなぎ景気」を超える長期にわたり回
復を続けてきたが、平成 20 年9月のアメリカのサブプライムローン問題に端を発
した金融危機の深刻化は、世界経済を減速させ、好調だった国内経済も一転し、
急激な円高の進行と相まって輸出や海外からの観光客誘致に大きな影響を与えて
いる。
製造業を中心として景気回復基調にあった日本経済の中にあって、本道経済に
ついては、製造業の割合が低く、公的需要への依存性が高い特性ゆえ、厳しい状
況にあったところに、世界的な景気後退の影響を受け、厳しさはさらに増してい
る。
世界経済については、各国で実施された景気刺激策の効果もあって、アジアを
中心に持ち直しの動きが広がっているが、景気の先行きには不透明感がある。
一方、自由貿易協定(FTA)や経済連携協定(EPA)締結の動きが活発に
なるなど、グローバリゼーションが進展する中で、発展が続く東アジア地域は世
界経済の牽引役として存在感を高めており、地理的に我が国と近接していること
からも本道経済にとっての重要性も高まっている。なかでも中国は、世界的な金
融危機の影響はあったものの、積極的な内需拡大策などにより、今後も、他国か
ら比べると高い8%程度以上の経済成長が続くと見込まれ、世界貿易機関(WT
O)加盟以降、市場開放が進められていること、経済成長に伴う所得水準の急速
な向上がみられることから、道産品の販路拡大や観光客の誘致の観点から本道経
済にとっての重要性はますます高まっている。
また、ロシア極東地域は、ロシア連邦政府の極東重視政策により大規模プロジ
ェクトが進められているなど、今後も堅調な経済成長が見込める地域となってい
る。
こうした中、国においては、農林水産省が平成 25 年を目途に農林水産物の輸出
額を1兆円規模にする「我が国農林水産物・食品の総合的な輸出戦略」に取り組
んでいるほか、国土交通省が「ビジット・ジャパン・キャンペーン」の実施によ
る海外からの観光客誘致の取組を推進するなど、海外との経済交流の拡大を通じ
た経済の活性化を進めている。
また、東アジア地域では、我が国が提唱した「アジア経済・環境共同体」構想
により、経済・環境分野での協力を中核とする地域統合を進める動きがあるほか、
中国との間でも、
「日中ハイレベル経済対話」などの枠組みを通じて、貿易投資政
策を含む幅広い議論が深められている。また、ロシアとの関係では、極東・東シ
ベリア地域については、経済協力について日ロ両国政府間で一致するなど、政府
レベルで経済交流の拡大に向けた環境整備が進められている。
- 5 -
2 北海道の経済交流
(1) 道内企業の海外事業展開の現状等
道が実施した「道内企業の海外事業展開に関する調査」(平成 21 年)によると、
回答総数 277 社のうち、3割の企業が、貿易、海外拠点の設置、業務提携などの
海外事業展開を行っており、相手国としては、中国が3割を占め、以下、韓国、
香港、台湾と続いている。また、今後、海外事業展開を予定している国について
も、中国、韓国、香港、台湾の順となっている。
現在、海外事業展開を行っていない企業については、海外事業展開先として関心
の高い国、海外事業展開に当たり行政や支援機関のサポートが必要な国ともに、中
国が約3割を占め、以下、韓国、香港、台湾となっている。
海外事業を円滑に進めるに当たり希望するサポートの内容としては、海外市場の
マーケティング、貿易実務の習得支援、海外企業等とのマッチング等が挙げられて
いる。
- 6 -
(2) 貿易
本道の平成 20 年の貿易実績(道内港通関実績)は、輸出が 4,127 億円、輸入が
17,303 億円で、貿易収支は大幅な輸入超過となっており、貿易額の全国に占める
割合は約 1 %にとどまっている。
本道の輸出実績を品目別にみると、多い順に一般機械、鉄鋼、自動車の部分品、
石油製品、鉱物性タール・粗製薬品となっている。また、国別にみると、多い順
に韓国、中国、アメリカ、ロシア、クウェートとなっている。
全国の動向と比較すると、輸出の品目では、鉄鋼、自動車の部分品、石油製品、
鉱物性タール・粗製薬品、食料品の割合が大きく、電気機器の割合が小さいこと
(本道の輸出に占める割合 4.9 %に対し、全国は 19.0 %)、輸出相手国では、ロ
シアや韓国との貿易割合が高いことなどが特徴である。
一方、輸入の品目別では、多い順に原油・粗油、石炭、魚介類・同調製品、肥
料、とうもろこしであり、石炭、肥料の割合が大きく伸びているほかは、例年同
様の傾向が続いている。
北海道の主要輸出品目と輸出先(平成 20 年)
品目
一般機械
鉄鋼
自動車の部分品
石油製品
鉱物性タール・粗製薬品
自動車
輸出額(百万円)
構成比%
輸出先
輸出額(百万円)
構成比%
74,893
61,259
47,636
36,370
29,799
39,316
18.1
14.8
11.5
8.8
7.2
7.0
韓国
中国
アメリカ
ロシア
クウェート
台湾
69,625
66,186
58,861
37,067
21,792
21,475
16.9
16.0
14.3
9.0
5.3
5.2
資料:
「外国貿易統計年表」函館税関
平成 21 年
(3) 直接投資
① 道内企業の海外への投資状況
ジェトロ北海道貿易情報センターが実施した「道内企業の海外進出動向実態調
査」(平成 20 年)によると、海外に進出している道内企業は 127 社で、185 か所の
海外拠点が設置されている。
国別では、中国(105 か所)が格段に多く、次いでアメリカ(14 か所)、韓国
- 7 -
(9 か所)
、台湾(9 か所)
、ロシア(8 か所)
、タイ(7 か所)の順となっている。
業種別では、製造業が 42 社、卸・小売業が 32 社、貿易商社が 17 社、その他が 36
社であり、製造業のうちでは食料品、木材・木製品関連の企業が多い。
今後 3 年以内の海外直接投資の計画(新規・拡張を含む)については、26 社が
「計画がある」と回答しており、国別では、中国が 14 社で最も多く、次いでロシ
ア(4社)
、ベトナム(3社)などが挙げられている。
また、IT分野における海外との連携については、道内企業、道外本社事業所
合わせて 35 社が既に海外連携を実施しており、「今後、積極的に取り組みたい」
とする企業を合わせると 77 社が海外企業との連携を指向している。さらに、バイ
オ企業の海外展開については、既に延べ 35 社が海外に研究開発・営業・生産の拠
点を設けているほか、今後海外での展開を検討中としている企業が 21 社と多くの
企業が積極的なビジネス展開を目指している(
「北海道ITレポート 2009」社団法
人北海道IT推進協会、平成 21 年 12 月、「北海道バイオレポート 2009」北海道経
済産業局、平成 21 年 3 月による)。
海外進出企業が直面している問題点としては、上記ジェトロの調査では、国・
地域を問わず共通の問題点として「品質管理」
、
「人件費などのコストの上昇」
、
「人材の育成・確保」が挙げられている。多数の道内企業が進出している中国で
は、「人件費や原材料などコストの上昇」を問題点とする回答が最も多く、次いで
「品質管理」となっている。また、次に指摘が多かったロシアでは、
「関税・通関
手続き」、
「投資関連法の不安定・不透明性」
、「財務管理」を挙げる回答が多い。
② 外国・外資系企業の北海道への立地状況
平成 18 年以降の本道への主な外国・外資系企業の立地状況を見ると、アメリ
カ、イギリス、ドイツ、ロシアといった、欧米からの進出が中心となっており、
業種別で見ると、投資コンサルタント関係、IT関係、自動車部品関係、物流関
係となっている。
- 8 -
(4) 国際観光
北海道は鮮明な四季の変化、優れた自然環境や新鮮な山海の味覚に恵まれるな
ど、国際的にも通用する観光地としての素地が備わっており、台湾、韓国、香港
をはじめとする東アジア地域やオーストラリアからの来道外国人観光客は、約69
万人(平成20年度実績)で、うち台湾から約22.7万人、韓国から13.9万人、香港
から約12.6万人などとなっており、近年増加傾向にあったが、2008 年秋の世界金
融危機及び 2009 年春からの新型インフルエンザの影響などにより、減少傾向にあ
る。
中国本土については、団体観光ビザの発給対象地域が平成17年7月から中国全
土に拡大されたのに続き、平成21年7月からは一定の条件の基に個人観光ビザが
解禁されるなど、個人観光客の増加に対する期待が高まっている。
本道の観光資源は、優れた自然環境などに依存するところが大きいことから、
自然環境の保全に配慮しながら、質の高い観光地づくりを進めることが必要であ
る。
また、来道する外国人観光客の旅行形態が個人・小グループにシフトしている
ことから、ハード・ソフト両面にわたる受入体制の整備が求められる。
さらに、誘客対象地域に対しマーケット分析に基づいた効果的な宣伝誘致活動
など取り組みの強化や、新たな需要に対しても機動的に対応するなど、効果的か
つ効率的な宣伝誘致活動を展開する必要がある。
(単位:人)
ア ジ ア
(中国) シンガ
香港
ポール
平成13年度
236,100
3,900 27,850 119,450 45,900
1,550
(2001年度)
114.3
162.5
139.9
108.9
156.1
110.7
平成14年度
279,350
5,200 41,900 133,200 55,450
2,250
118.3
133.3
150.4
111.5
120.8
145.2
(2002年度)
平成15年度
293,780
5,800 61,200 119,750 56,600
4,000
105.2
111.5
146.1
89.9
102.1
177.8
(2003年度)
平成16年度
427,050 12,050 63,850 208,600 82,750
6,000
(2004年度)
145.4
207.8
104.3
174.2
146.2
150.0
平成17年度
513,650 15,650 70,050 276,800 86,500 11,800
120.3
129.9
109.7
132.7
104.5
196.7
(2005年度)
平成18年度
590,650 17,350 133,850 267,900 86,050 18,950
115.0
110.9
191.1
96.8
99.5
160.6
(2006年度)
平成19年度
710,950 26,950 169,300 277,400 108,000 37,150
120.4
155.3
126.5
103.5
125.5
196.0
(2007年度)
689150 47470 139100 227600 126000 45300
平成20年度
96.9
175.9
82.2
82.0
116.7
121.9
(2008年度)
注) 訪日外国人来道者数(実人数)は、平成9年度から発表
年 度
総 数
中国
韓国
台湾
資料:
「北海道観光入込客数調査報告書」
3
内 訳
ヨーロッパ
北米
その他
小計
3,900
81.3
4,800
123.1
4,200
87.5
5,250
125.0
5,650
107.6
10,350
183.2
14,000
135.3
22900
163.6
202,550
120.9
242,800
119.9
251,550
103.6
378,500
150.5
466,450
123.2
534,450
114.6
632,800
118.4
608300
96.1
ロシア
その他
米国
6,100
100.0
6,800
111.5
6,950
102.2
6,700
96.4
5,900
88.1
5,850
99.2
6,050
103.4
6900
114.0
6,800
72.7
10,650
156.6
6,400
60.1
6,200
96.9
6,850
110.5
9,550
139.4
8,400
88.0
12500
148.8
6,950
83.2
7,500
107.9
7,850
104.7
9,100
115.9
8,750
96.2
9,700
110.9
10,850
111.9
14350
132.3
カナダ
950
90.5
850
89.5
930
109.4
1,100
118.3
950
86.4
1,350
142.1
1,350
100.0
2100
155.6
中南米 アフリカ オセアニア
450
69.2
1,750
388.9
400
22.9
400
100.0
450
112.5
400
88.9
450
112.5
850
188.9
400
100.0
450
112.5
350
77.8
300
85.7
300
100.0
400
133.3
400
100.0
500
125.0
2,050
49.4
2,600
126.8
8,100
311.5
15,450
190.7
19,600
126.9
23,750
121.2
34,500
145.3
30800
89.3
不明
9,850
110.1
5,950
60.4
11,250
189.1
9,300
82.7
4,400
47.3
5,200
118.2
16,150
310.6
12850
79.6
北海道経済部 平成 21 年
道・市町村、関係団体などの取り組み
(1) 道の取り組み
① 貿易
道では、これまで、道の海外事務所、道内金融機関の海外事務所等に駐在の道
職員、道が海外在留邦人等に委嘱している北海道海外貿易協力員、ジェトロ等の
関係機関などから得た情報の提供、経済代表団の派遣、物産展・商談会の開催な
どにより道内企業・生産者の販路拡大の取組を支援しているほか、貿易コンサル
ティング、実務研修会などを実施し、貿易実務情報の提供、人材育成に努めてき
た。
- 9 -
道では、これらの取組を踏まえ、道内企業の海外との経済交流を一層効果的か
つ総合的に支援するため、関係機関・団体との連携の下、平成 20 年 9 月、北海道
国際ビジネスセンターを開設した。今後は、同センターの機能を有効に活用しな
がら、商談機会の提供などのビジネスマッチング、各種情報の提供、人材育成支
援等を通じて道内企業の海外事業展開の支援に努める必要がある。
さらに、道は、平成元年に中国東北3省それぞれと「経済交流に関する覚書」を
締結し、平成4年には「北海道とロシア連邦極東地域との経済協力プログラム」を
策定したほか、カナダ・アルバータ州、中国・黒竜江省、アメリカ・マサチュー
セッツ州、ロシア・サハリン州とは、姉妹友好提携を基本とした経済交流を進め
てきた。
道と覚書を交換した中国東北3省は、中国内で道内企業が最も多く進出してお
り、道内金融機関が駐在員事務所を設置しているなど、本道との経済的関係が密
接な地域であることから、これまで経済代表団の派遣・受入を通じた交流を進め
てきた。
また、サハリン州との間では、両地域の経済交流の促進を図るため、平成12年
に「経済交流促進プラン」を定め、平成20年には、ビジネス面での協力に重点を
置いた「友好・経済交流促進プラン」を採択した。
今後とも、企業のニーズも踏まえながら、これらの地域との経済交流の推進に
努める必要がある。
② 直接投資
道は、道内企業の対外投資を支援するため、貿易コンサルティング、セミナー
開催などを通じて相談対応、情報提供に努めている。
また、外国・外資系企業の誘致を図るため、国やジェトロなどと連携して、外
資系企業関係者を北海道に招聘する事業等を実施するほか、セミナーの開催や広
報媒体の活用などにより本道の立地環境、生活環境を積極的にPRしている。
今後とも、製造業や「北海道経済活性化戦略ビジョン」で成長発展期待分野に
位置づけられているIT・バイオ分野をはじめ、可能性のある各分野の外国・外
資系企業の誘致を推進するため、
「北海道企業誘致推進会議」など関係機関と連携
するとともに、
「北海道国際ビジネスセンター」も活用しながら、本道の立地環境
を一層PRする必要がある。
③ 国際観光
道はこれまでも韓国、台湾、中国(香港を含む)
、シンガポールをはじめとする
東アジア地域等において、国際旅行博への出展、現地旅行エージェントやマスコ
ミの招聘、ミッションの派遣や宣伝広告媒体によるPRなどを行ってきており、な
かでも経済成長が続き、今後の市場拡大が期待される中国に対しては、セミナー
や商談会など現地での観光プロモーションや富裕層を見据えた宣伝広告など積極
的な宣伝誘致活動を展開している。
今後とも、国際的にも質の高い観光地として発展させるためには、北海道観光
の最大の魅力であるすぐれた自然環境を適切に保全しながら豊かな観光資源とし
て有効に活用し、関係者が協働してハード・ソフト両面にわたる受入体制の整備を
進めるとともに、海外に対して積極的な宣伝誘致活動を行うことが必要である。
- 10 -
④ 海外拠点
道の海外事務所の概要
サハリン事務所
設置時期
ソウル事務所
平成 6 年 7 月
平成 14 年 11 月
(直営:平成 13 年 1 月~)
設置主体
北海道
北海道・青森県・岩手県・秋田県
運営形態
直営
団体委託(4 道県合同事務所)
職
所長 1 名、主査 1 名、現地スタッ
所長 1 名(岩手県職員)、現地ス
フ2名
タッフ 3 名
所管地域
サハリン州等ロシア極東 3 地域
韓国
業務内容
・現地情報の収集・提供
・観光情報の発信など観光振興
・北海道情報の発信
・道産品の販路拡大支援
・各種交流事業の仲介
・経済交流の推進
・邦人訪問客への対応
・その他韓国との交流の推進
員
・関係機関との連絡調整
その他
・北海道ビジネスセンターと併設
韓国では、日本の地方自治体の事務所
・平成 6 ~ 12 年は団体委託により運
は設置できない
営
資料:北海道経済部
平成 21 年 11 月現在
道は、ロスアンゼルス貿易駐在員(昭和 43 年設置)
、サハリン事務所(平成 6
年設置、平成 13 年道直営化・ビジネスセンター併設)に加え、東アジア経済の重
要性が高まったことなどを受け、平成 9 年にシンガポール事務所(あわせて香港
サテライトデスク設置、平成 15 年に青森県、岩手県、秋田県との共同事務所化)、
平成 14 年にソウル事務所(青森県、岩手県、秋田県との共同事務所)を設置した。
また、道内企業の進出が著しい中国における支援体制を強化するため、北洋銀
行の中国大連駐在員事務所、ほくほくフィナンシャルグループの北陸銀行上海駐
在員事務所に道の職員を派遣しているほか、中国における情報収集・発信機能の
強化を図ることを目的に、北京における情報拠点として、平成 22 年1月に「北海
道北京デスク」を設置した。
このほか、東アジア地域等における経済動向や企業等の情報を的確に収集する
ことを目的に、平成9年3月に設置した北海道海外貿易協力員を拡充するととも
に、平成 20 年9月には、北洋銀行、北海道銀行及び三井住友銀行の3行と道との
間で連携協力協定を締結し、
「北海道国際ビジネスセンター」に寄せられた相談の
バックアップ、道内企業の貿易等の支援窓口として「北海道サポートデスク」等
を各行に設置するなど、海外ネットワークの充実を図っている。
なお、ロスアンゼルス貿易駐在員は、北米に対する輸出構造が大きく変化して
きたことや、生産拠点を中国等アジアへ求める企業の増加など企業行動に変化が
見られたことなどから、平成 15 年 3 月に廃止するとともに、シンガポール事務所
は、現地民間主体の北海道物産展の開催や道内飲食店等の相次ぐ出店、来道観光
客の増加など、今後、民間主導による経済交流が期待できる状況になったことか
ら、平成 20 年3月に廃止した。
- 11 -
a サハリン事務所
サハリン事務所は、道の直営事務所として道行政の推進に必要なロシア極東地
域(サハリン州、沿海地方、ハバロフスク地方など)の地方行政府等との連絡・
調整事務や友好・経済交流などを行うための総合出先機関として設置されている。
特に、経済分野においては、民間主体で設置されている北海道ビジネスセンター
との役割分担のもとに積極的な推進が図られており、今後も、ロシア極東地域へ
の道内企業の参入支援や新たに採択されたサハリン州との「友好・経済交流促進
プラン」の推進等に努める必要がある。
b ソウル事務所
ソウル事務所は、韓国からの観光客誘致を推進するとともに、物産の販路拡大
など経済交流推進等のために北海道と北東北3県の共同事務所として設置された。
同事務所においては、現地の旅行エージェント等を対象とした商談会の実施、
国際旅行博への出展等を通じて観光プロモーションに取り組んでいるほか、国際
食品見本市への出展、消費者の嗜好調査、ビジネスマッチング機会の創出など道
産食品の販路拡大に取り組んでおり、今後も、四道県の連携強化を図りながら、
物産と観光の両輪による事業展開を図る必要がある。
c その他
各事務所においては現地の経済交流関係団体や企業との一層の連携を図り、道
内企業の海外事業展開に有益な情報収集に努めるとともに、今後とも、ビジネス
マッチングの促進、現地での人的ネットワークの形成、道内観光・ビジネス情報
の現地における発信などに努める必要がある。
⑤ その他
道は、道内IT・バイオ産業の技術力向上や事業拡大等に向けた取組を支援す
るために、IT産業については、道内企業の製品の改善や開発支援、ビジネスマ
ッチングの場の提供などを行うとともに、バイオ産業については、バイオ関連分
野の展示会への出展、プレゼンテーション機会の創出により、国内外への販路開
拓や事業提携の支援を行っている。
また、住宅分野においても、見本市への出展支援やセミナー開催等により、北
方型住宅に代表される高断熱・高気密住宅や道内産建築部資材の国内外での販路
拡大を推進している。
さらに、北海道洞爺湖サミットの開催によって高まった本道の知名度を活かし、
本道経済の活性化に結びつけていくため、官民による「北海道国際会議等誘致推
進会議」を立ち上げ、国際会議の誘致に取り組んでいる。
一方、経済交流基盤の整備のため、国際定期航路の拡充、新規路線の開設等の
推進、国際航空路線の誘致、輸送需要の開発、CIQ体制の充実の働きかけ等を
実施している。
- 12 -
(2) 国・市町村の取り組み
北海道経済産業局では、IT産業及びバイオ産業各クラスターの形成を促進し
ており、IT産業については、
「北海道ITイノベーション戦略」に基づき、道
内企業の世界に通用するIT研究プロジェクトへの参画や、海外人材の活用促進
などに関する支援を行っているほか、バイオ産業については、
「北海道バイオ産
業成長戦略」に基づき、海外とのネットワーク形成の支援、ビジネスマッチング
などを行っている。
また、北海道運輸局では、ビジット・ジャパン・キャンペーン事業を官民一体で
展開し、台湾、韓国や中国などの東アジアを主なターゲット市場として、地域の
観光プロモーション活動を支援している。
一方、市町村においては、札幌市は中国・北京に、稚内市はロシア連邦・ユジノ
サハリンスクにそれぞれ事務所を設置し、企業のビジネス展開の支援などに取り
組んでいる。このほか、観光・物産分野等において各市町村はそれぞれ海外との
経済交流の支援に取り組んでいる。
さらに、関係行政機関は、北海道国際ビジネスセンターが集約した情報を活用
することなどにより、各事業の連携を図りながら、効果的な支援体制の構築に取
り組むこととしている。
(3)関係団体等の取り組み
道内の関係機関・団体等は、それぞれの機能を活かしながら、道内企業等の海外
との経済交流の支援や国際観光の振興などの取組を進めている。
こうした中、道内企業の海外事業展開を一層促進するため、官民の連携協力によ
り、平成20年9月、
「北海道国際ビジネスセンター」を開設した。
同センターは、ジェトロ北海道と北海道貿易物産振興会をワンフロアに集約し、
そのネットワークを活用し、海外情報の収集・提供や貿易相談、ビジネスマッチン
グなど道内企業ニーズにワンストップで対応するほか、各種セミナー、研修会等の
地方展開にも取り組んでいる。
加えて、平成21年1月、中国の国内外に幅広いネットワークを有する中国国際貿
易促進委員会との間で経済交流の促進に向けた覚書を締結するなど、海外貿易関係
機関との協力関係の拡大も進めている。
北洋銀行、北海道銀行及び三井住友銀行にあっては、道との間で、本道の産業振
興に関する包括連携協定を締結し、道内企業等の貿易など海外との経済交流の促進や
北海道国際ビジネスセンターの活動支援に努めることとしている。
また、道内金融機関においては、中国の瀋陽・大連・上海、ロシアのユジノサハ
リンスクに駐在員事務所を設置し、中国やロシア極東地域における道内企業のビジ
ネスをサポートしている。
さらに、道内各地域で産学官による海外との経済交流組織が活動しているほか、
道内企業や経済団体等が主体となって、中国やロシア等との経済交流拡大のための
自主的研究会等が設立されている。
- 13 -
北海道国際ビジネスセンターの概要
□所在地
札幌市中央区北1条西2丁目
北海道経済センタービル1階
(電話 011-251-2700)
□代表者
北海道国際ビジネスセンター 会長 滝沢靖六
(
(社)北海道貿易物産振興会会長)
□構成機関
北海道、ジェトロ北海道、(社)北海道貿易物産振興会、札幌市等の行政機関、道経連、
道商連等の経済団体、金融機関、道内企業等
企業の経済交流を支援し国際化の進展を図ってきた北海道経済国際化推進会議を発展的に
改組し、北海道国際ビジネスセンターとして体制を整備
□主な業務
・貿易・海外投資等に関する相談
・貿易研修会・セミナー等の開催
・海外ミッション、貿易商談会等の開催
・海外ビジネスパートナーの斡旋・紹介
・東アジア地域に関する情報収集・調査研究
など
□組織体制
- 14 -
4 経済交流基盤(国際定期航路・航空路)
(1) 国際定期航路・航空路
道内には貿易港が 12 港、税関空港が 2 港ある。
国際コンテナ定期航路は、苫小牧港から 7 航路、石狩湾新港から 1 航路、釧路
港から 1 航路、小樽港から 2 航路、函館港から 1 航路、室蘭港から 1 航路があり、
国際フェリー定期航路は、稚内港から 1 航路(運休航路除く)がある。
また、国際定期航空路は、新千歳空港から9路線(運休路線除く)
、函館空港
から 2 路線、旭川空港から 1 路線が就航している。
国際定期航路・航空路は、海外との経済交流の基盤となるものであるため、こ
れら航路・航空路の拡充が期待されている。
国際定期航路
①
コンテナ定期航路
航路名
韓国航路
寄港地
寄港頻度
釜山→苫小牧→石狩湾新港→釜山
1便/週
釜山→苫小牧→(室蘭)→釜山
1便/週
(室蘭は隔週寄港)
釜山→秋田→釧路→釜山
1便/週
釜山→伏木富山→新潟→苫小牧→釜山
1便/週
釜山→新潟→苫小牧→八戸→仙台→釜山→蔚山→光陽→上海→寧波
1便/週
釜山→新潟→苫小牧→八戸→函館→伏木富山→釜山→蔚山→光陽→
大連→青島
1便/週
青島→大連→伏木富山→新潟→小樽→富山→青島
1便/週
上海→境港→新潟→伏木富山→小樽→金沢→伏木富山→上海
1便/週
台湾航路
新潟→苫小牧→八戸→仙台→基隆→台中→高雄→新潟
1便/週
北米航路
バンクーバー→シアトル→苫小牧→博多→釜山→大阪→名古屋→清
水→東京→エバレット→シアトル→バンクーバー
1便/隔週
中国・韓国航路
中国航路
北海道調べ(平成21年8月現在)
②
フェリー定期航路
航路名
サハリン航路
寄港地
頻度
稚内~コルサコフ
76 便/年(H 21 年)
小樽~ホルムスク~ワニノ
H 17.8 月~運休中
北海道調べ(平成21年8月現在)
- 15 -
北海道の国際定期航空路
空港
新千歳
路線
就航年月日
便数/週
1989.6.2
7
2006.6.1
3
1990.7.2
2
1990.10.28
(再2001.12.2)
4
香港エクスプレス航空
2008.11.7
2
ホノルル線
ジャルウェイズ
1992.2.3
(運休中)
ケアンズ-メルボルン線
カンタス航空
1992.10.27
(再2004.11.3)
(運休中)
アムステルダム線
KLMオランダ航空
1997.10.29
(運休中)
瀋陽線
中国南方航空
1998.6.28
(運休中)
2007.5.2
2
ソウル線
航空会社
大韓航空
釜山線
グアム線
コンチネンタル航空
香港線
キャセイパシフィック航空
大連線
ユジノサハリンスク線
サハリン航空
2001.7.22
1
上海線
中国東方航空
2001.8.1
3
台北線
エバー航空
2003.3.30
5
チャイナ エアライン
2006.7.1
6
中国国際航空
2007.4.18
2
北京線
37
新千歳空港計
函館
旭川
ユジノサハリンスク線
サハリン航空
1994.4.4
2
ソウル線
大韓航空
2006.6.1
3
ソウル線
アシアナ航空
2006.6.8
2
全道計(便数/週)
44
北海道調べ(平成21年冬季スケジュール)
(2) CIQ体制
道内のCIQ体制としては、函館税関、札幌入国管理局、小樽検疫所、横浜植物
防疫所札幌支署、動物検疫所北海道出張所が設置されており、関税法、出入国管理
法等の関係法令により、指定されている空港(新千歳空港、函館空港及び旭川空
港)以外には、CIQ関係職員が常駐していないため、これらの空港における国際
チャーター便の運航に当たっては、CIQ機関の近隣の出張所等から、限られた体
制の中で、職員が出張により業務に対応している。
海外との経済交流を推進するため、その交流が一層円滑に行われるよう、CIQ
体制の整備・拡充が必要である。
- 16 -
北海道内空港におけるCIQ機関の体制等
区分
指
定
空
港
空 港 名
新千歳空港
函館空港
旭川空港
非
釧路空港
指
帯広空港
定
稚内空港
空
女満別空港
港
中標津空港
税
関
入
国
管
理
検
常駐職員 34名
常駐職員 24名
常駐職員 10名
函館税関対応
函館港出 張所(4名)対応
函館出張所(3名)対応
(車で約30分)
(車で約 30分)
(車で約30分)
常駐職員 2名
千歳・苫 小牧出張所(24名)対応
(JR・バスで約3時間)
疫
常駐職員 3名
釧路税関支署(21名)対 応
釧路港出 張所(8名)対応
釧路出張所(2名)対応
(車で約50分)
(車で約 50分)
(車で約50分)
十勝出張所(3名)対応
千歳・苫 小牧出張所(24名)対応
小樽検疫所(18名 )【釧路出張所(2名 )】対応
(車で約1時間)
(JR・車で約3時間)
(JR・バスで約5時間【JR・バスで約3時間 】)
稚内税関支署(13名)対 応
稚内港出 張所(2名)対応
稚内出張所(2名)対応
(車で約30分)
(車で約 30分)
(車で約40分)
網走出張所(4名)対応
釧路港出 張所(8名)対応
旭川空港出張所(3名 )【釧路出張所(2名 )】対応
(車で約30分)
(JR・バスで約4時間)
(JR・バスで約5時間30分【JR・バスで約4時間 】)
根室税関支署(6名)対応
釧路港出 張所(8名)対応
花咲出張所(2名)対応
(車で約1時間30分)
(車で約 2時間30分)
(車で約1時間30分)
(平成 21 年6月現在)
※CIQについて
CIQとは、税関(Custom)
、出入国管理(Immigration-control)
、検疫(Quarantine)のこと。
- 17 -
Ⅲ
海外との経済交流の展開方向
海外における道産品の販路開拓や観光客誘致・道産技術の展開による本道経済の
活性化に向け、国際的な経済環境の変化に対応し、本道と海外との経済交流を一層
促進するため、以下の 3 つの基本方針を柱に取組を推進する。
1 基本方針
(1) 産業分野の戦略的展開
海外マーケットの開拓と道内産業の競争力等強化による本道経済の活性化のた
め、特定分野の産業を重点に据え、関係機関との協力により対象分野の海外事業
展開を積極的に進める。
この方策においては、本道の基幹産業であるとともに、全国的にも優位性を有
し、海外との経済交流拡大の可能性の高い産業分野である「食分野」や「観光分
野」を重点戦略分野として位置づけ、アジア地域などにおいて、醸成されてきた
北海道へのプラスイメージを高めつつ具体的な需要を喚起し、市場の獲得を進め
る。また、一層の海外事業展開の広まりが期待される「IT・バイオ分野」
「寒冷
地技術分野」
「環境分野」を戦略分野に位置づけ、これらの分野の海外事業展開を
支援するとともに、競争力強化に取り組む。
(2) 対象地域への重点的展開
日本列島の最も北に位置する本道は、北方にロシア極東地域、東方に東アジア
地域が隣接している。
こうした地理的優位性を活かし、経済成長による所得水準の向上、健康志向や
安全・安心、高品質を求めるニーズが高まりを見せている東アジア地域、ロシア
極東地域を中心としながら、世界各地の経済・市場動向等を注視しつつ、ビジネ
スチャンスの拡大が見込まれる地域に対して重点的に取り組む。
(3) 民間活力の有効利用
海外との経済交流の推進を図るためには、民間主体の取組を活性化するととも
に、民間活力やノウハウを利用することが不可欠である。
このため、道及び関係機関・団体は、お互いの連携を一層強化し、
「北海道国際
ビジネスセンター」を通じた道内企業の海外事業展開に対する総合的な支援体制
の構築、道産品を輸出するための商社等との連携強化を図るとともに、農林水産
業者と製造業者、流通業者の連携による「農商工連携」の促進や、産学官連携に
よる「食クラスター」の本格的な展開を通じて、商品の開発・改善を図ることに
よる付加価値向上と企業の競争力強化を図る。海外における民間主体の北海道物
産展等との連携や側面的支援など、民間活力・ノウハウの有効利用を図るものと
する。
- 18 -
2 重点戦略分野
(1) 食分野
① 基本方針
安全・安心で優れた品質を持つ道産食品を重点的に展開する地域である東アジ
ア地域やロシア極東地域などに対して、各国の輸入制度、市場特性等を捉え、こ
れまでの取組を踏まえて効果的な輸出促進を図る。また、取組の推進に当たって
は、庁内関係各部の横断的な連携を図る。
② 重点地域
ア 中 国
(ア) これまでの取組等
中国は、本道の輸出相手国として世界第2位(平成20年)であり、道内企業の
海外進出数も最多であるなど、本道と経済的に強い結びつきを有している。
また、今後とも比較的高い経済成長が見込まれ、安全・安心で付加価値の高い
食への需要が高まると考えられること、世界有数の市場として期待されているこ
と及び地理的に近接していることから、本道にとっての重要性がますます高まっ
ていくと考えられる。
一方、中国側の輸入制限品目が多岐にわたること、また、輸入制限品目に該当
しない場合でも、通関検疫手続きが煩雑であるなど、他の国・地域と比較して相
対的にハードルが高い市場でもある。
特に、農畜産物については、日本から輸出可能な品目が、リンゴ、ナシ、茶、
コメ(特別な検疫条件あり)に限られており、輸出促進の観点からは極めて限定
された市場となっている。
また、水産品については、通関時に必要となる衛生証明書の根拠となる試験成
績書の取得費用等が高額で、輸出に必要なコストが高くなり、販売価格が高額と
なること、事務手続きが煩雑なことなど、販路拡大の障害となっている。このた
め、衛生証明書の取得に必要な経費の削減や発行手続の簡素化など、市場参入が
より円滑に行われるよう、関係省庁に対して、引き続き要請していく必要がある。
こうした状況を踏まえ、道は、政治・経済の中心地であり、中国国内への波及
効果が高い北京市及び上海市を、中国市場の「足がかり」と捉え、加工食品を中
心に販路拡大に向けた取組を推進している。具体的には、上海市において、平成1
6年度から、北海道物産展等を開催することにより、中国の輸入制度の把握、食品
ラベルの取得を始めとする道内食品メーカー側の対応の促進、輸入商社等の流通
ルート開拓及び物産展等を通じた商品PR・嗜好調査を実施してきたほか、北京
市では、平成20年度から、物産展を開催するなどの取組を行っている。
これらの取組により、約200品目の輸出実績を得たほか、道産食品の知名度の向
上も一定程度達成することができた。一方、中国市場への輸出意欲のある企業や
商品の固定化といった「頭打ち感」が出てきたほか、物産展の開催が中心では、
発注量が少量で品目が多くなることから、道産食品を取り扱える商社が限られる
といった課題も顕在化するに至った。また、中国人消費者の購買力や嗜好を意識
した商品作りや、食べ方の提案などにより、購買層の定着と拡大を図ることが必
要となっている。
(イ)
今後の方向性
中国市場向けの商品の掘り起こし、商品の磨き上げ、定番化への取組促進、商
- 19 -
社等の流通ルートの開拓などに努めるとともに、平成22年に開催される上海万博
の機会も捉えて道産食品のPRを行うことなどを通じ、成功案件を生み出し波及
させることで、さらなる販路拡大を図る。また、水産品については、衛生証明書
の取得に必要な経費の削減や発行手続の簡素化など、市場参入の円滑化に資する
事項については、関係省庁への要請を引き続き実施する。
〔中国市場における販路拡大に向けた段階整理〕
ステップ1
中国側の食品輸入
ステップ2
対中輸出に向けた
ステップ3
「北海道ブランド」
移
ステップ4
民間主体の
制度の把握
基礎条件の整備
のPR(浸透と定着)
行
商流の確立
期
①取引先との
マッチング
②需要創出の
取組の継続
①輸入制限の把握
②通関検疫手続等の把握
①食品ラベル取得等通関検
疫要件のクリア
②輸入商社等の流通ルート
の開拓
①現地での認知度向上
②知名度定着
③商品改善
④更なる需要創出
⑤北海道ブランドの保護・育成
⇒道では、平成16年度以降、ステップ1の①からステップ3の①までを一連の取組として、全体的な底上げを図ってきた。
a 商品戦略
過去に開催した物産展などでは、日本食文化の広まりを背景とした水産品など
への人気、さらには、品質の高い多様なスイーツなどへの人気、既に大衆的な飲
み物として認知されている商品(ビールなど)の人気、といった、消費者の購買傾
向を把握することができた。
一方、中国では、食の安全・安心や健康を意識した商品への関心が高まりを見
せているほか、共働きの一般化を背景としたレトルト食品など簡便調理商品への
ニーズの高まり、他国有名メーカーとの競合や、日系メーカーの現地生産を背景
とする低価格な商品の登場など、新たなトレンドの到来が顕在化しつつある。
今後は、従来の安全・安心で高品質な道産食品というイメージ戦略に加え、賞
味期限の長期化やパッケージの小型化などによる値頃感ある商品開発などといっ
た商品の磨き上げによる競争力の強化を図るとともに、中国市場の各地域特性や
トレンドに対応した新たな商品のテスト販売など、引き続き、道及び関係機関の
海外ネットワークを通じた市場・流通情報の収集を継続しながら、新たな需要を
踏まえた商品戦略により道産食品の販路拡大を図る。
b 流通ルート戦略
過去に物産展等を開催してきた過程で、道産食品を取り扱う輸入商社等とのチ
ャンネルを構築してきたが、物産展を主体とした輸出の場合には、対象となる道
産食品が多岐にわたること、温度帯別のコンテナ輸送が必要であること、かつ、
一品目当たりの発注量が比較的小規模であることに加え、中国国内の販売に必要
な食品ラベルの作成などに要する時間と労力が過大となること、売れ残りのリス
クがあることなどから、採算ベースの確保が難しいという課題がある。このため、
道産品を取り扱う商社等が限定的となり、そのことが販路拡大に向けた課題とな
っていた。
今後は、小売店に加え、ホテル・レストランなども取組の視野に入れながら、
定番商品及び業務用としての継続的な販路開拓を図ることによって上記課題の解
消に努めるとともに、中国国内の特性を踏まえた消費ターゲットの見極めや、道
産食品の取扱に意欲的な商社等の情報収集に努め、その情報を北海道国際ビジネ
- 20 -
スセンターを始めとする関係機関と共有した上で、道内企業が輸出を希望する商
品について情報提供を行う。また、道内商談会への中国人バイヤーの招へいや商
談のフォローなど、道内企業と中国人バイヤーなどとのビジネスマッチングに向
けた協力により商社等との連携を構築するなど、流通ルートの多様化と拡大を図
る。
また、今後、中国における最大級の小売ルートへの成長が見込まれるインター
ネット販売の動向について情報収集を行い、道産品の販路拡大への利用について
検討を進める。
c その他
中国東北3省については、道との間で、20年以上にわたり経済代表団の派遣
(平成元年~)
・受入(平成2年~)が継続してきており、また、多くの道内企業
の海外拠点が設置されているなど、その経済的な結びつきは高まってきている。
同地域においては、今後も発展が見込まれ、ビジネスチャンスの一層の拡がりが
期待されることから、人的なビジネス交流を通じ、食分野を含む幅広い分野での
経済交流を進める。
イ 韓 国
(ア)
これまでの取組等
韓国は、本道にとって最大の輸出相手国(平成 20 年)であり、また、来道観光
客数も台湾に次いで2番目に多い。さらに、平成 14 年には、北東北三県と共同で
ソウル事務所を開設し、観光・物産等の経済交流を図っており、近年、北海道に
対する認知度が高まりを見せている。
一方、韓国においては、日系百貨店等が存在しないことから、物産展等の催事
型のプロモーションが難しいほか、商品についても、韓国の食習慣や消費者の嗜
好に合わせた工夫などが必要である。
また、農畜産物については、端境期にかぼちゃが輸出されているものの、収穫
される作物が類似しているなど、差別化が難しい市場となっている。水産物は韓
国では健康食品として認識され、畜産物消費の減少に対して増加傾向にあり、本
道からは鍋料理や加工食品の原材料として、スケトウダラが多く輸出されている
他、サケ、カニなども輸出されている。
韓国消費者の本道に対する関心の高まりを、食品の販路拡大に結びつけていく
ためには、こうした課題や特性を踏まえ、食と観光の両面から本道の魅力を発信
する必要がある。
このため、ソウル事務所の活用等により、食と観光の両面からの「北海道ブラ
ンド」のPR、韓国市場の嗜好・特性の把握と商品の磨き上げ、ビジネスマッチ
ングへと幅を広げながら総合的に取組を実施し、韓国市場に有効な商品や販売チ
ャンネル等の情報を蓄積してきたところである。
(イ)
今後の方向性
これまでの取組で蓄積した情報を基に、韓国の消費者に好まれる商品開発、通
信販売市場の開拓など有効な販売チャンネルへの重点的な取組を進め、成功案件
を生み出し波及させることで、さらなる販路拡大を図る。
- 21 -
〔韓国市場における販路拡大に向けた段階整理〕
ステップ1
「北海道ブランド」
のPR
ソウル事務所の機能
を活用した食と観光のPR
ステップ2
韓国市場の嗜好・特性
把握と商品の磨き上げ
①消費者試食アンケート
②現地バイヤーからの情
報収集
③セミナー・コンサルテ
ィング
ステップ3
ビジネスマッチング
①バイヤー招聘による商談機会
の提供
②個別ビジネスマッチングのサ
ポート
③現地食品見本市への参加
④通 販市場などへのアプローチ
a 商品戦略
これまで、韓国消費者や現地食品バイヤー等を対象に実施してきた嗜好把握
の結果、韓国消費者によく食され、流通している商品(水産加工品、醤油・味
噌・タレ等)
、当地の商品との差別化を図ることができる商品(スイーツ、麺
類)
、近年、輸入が急増している日本酒などが高い評価を得ている。
また、韓国においては、近年、日本食レストラン、居酒屋等が増加しており、
日本食が消費者の間に浸透を見せているほか、
「WELL BEING」と呼ばれる健康志
向が高まっており、安全・安心な道産食品を売り込む好機と言える。
さらに、韓国の家庭においては、共働き比率が高いためレトルト食品等の簡
便な調理食品が求められているほか、少子化が急速に進んでいるため、こども
の食に対する親の関心が高まっているなどの特徴がある。
これらの点を踏まえて、今後は、韓国消費者に受け入れられやすい食品に加
え、韓国市場のトレンドや本道の強みを活かした商品の開発支援や販路拡大を
図る。
b 流通ルート戦略
韓国においては、日系百貨店等がないことから、物産展等の催事型のプロモ
ーションが難しい一方、アジア一のネット大国であり、インターネットが広く
普及しているため、通信販売市場が百貨店市場の1.2倍の規模を有している。
通信販売は商品特性の説明が丁寧にでき、かつ売場面積に制限がないため、
韓国市場開拓において有望な市場であることから、通信販売やメディアの積極
的な活用を図るなど、ソウル事務所の機能を活用して現地バイヤーとの人脈の
形成を一層進め、流通ルートの開拓・拡大を図る。
ウ
香港、台湾、シンガポールなどアセアン地域等
(ア)
これまでの取組等
香港、台湾、シンガポール等の各国・地域においては、来道観光客が多く、来
道客数は平成 20 年度実績で、台湾、韓国、香港の順となっている。各国ともに
道産食品に対する関心や認知度も高く、近年の健康志向の中で、安全・安心や高
品質な食費に対するニーズが高まりを見せている。
特に、一人当たりGDP(名目)で見ると、香港が 30,755 ドル、シンガポール
が 38,972 ドルと高水準にあり(平成 20 年ジェトロ調べ)
、国民の購買力が非常に
高いことに加え、関税や輸入規制等の貿易障壁が低いことから、道産食品の輸出
- 22 -
が増加している。
また、台湾は、来道観光客で最も多い地域であり、北海道のイメージや観光体
験とも相まって、道産食品の人気が高く、長いもなど道産食品のブランド化が進
んでいる。
これ以外のアセアン諸国においても、EPA(経済連携協定)の発効により輸
出環境の整備が進んでいることに加え、経済発展による所得の向上と日本食ブー
ムなどにより、道産食品の購買層の増加も見込まれ、今後、市場規模の更なる拡
大が期待される。
これらの国々においては、これまで官民が連携した取組により、北海道ブラン
ドを活かした販路開拓を図ってきており、近年では、民間主体の北海道物産展が
数多く開催されているほか、道内洋菓子メーカーや飲食店の出店も増えるなど、
民間主体の活動が活発化してきている。
農畜産物については、農業団体等との連携により、香港(平成6~8年)
、シ
ンガポール(9~ 11 年)、マレーシア(12 ~ 14 年)、台湾(15 ~ 20 年)と、対
象国を絞りながら、北海道収穫祭の開催や、現地バイヤーの招へいなど、輸出プ
ロモーション活動を展開してきており、LL牛乳、長いも、鶏卵などの定番商品
化が図られている。
水産物については、かつて、コンブは3千トンの輸出実績があり、需要のある
台湾を中心に水産関係団体等と連携しながら、販路拡大を行ってきた。
ステップ1
ステップ2
官民による北海道ブランドのPR
民間主体の活動
これまでの代表的な取組
現 状
課 題
・一定量の北海道
食品が現地との販
売チャンネルを確
立し、道産食品が
ある程度浸透
・流通ルートの拡大に
よるさらなる販路
拡大
地
域
共
通
○シンガポール事務所の活用による、
・民間主体物産展等の支援
・道産品情報の提供
・バイヤー等の情報提供
香
港
○道内各地域による現地スーパーでの北海道フェア・
商談会の開催
○農畜産物の販路拡大に向けた輸出プロモーション活動 ・道内各地域にお
の展開
ける香港、台湾向
○民間主体物産展等の支援
け取組の活発化
○道産品情報の提供
○現地商談会の開催
・民間事業者によ
○アンテナスペースの設置
る店舗展開など
○道内各地域による北海道フェアの開催等
の取組の活発化
○農畜産物の販路拡大に向けた輸出プロモーション活動
の展開
○民間主体物産展等の支援
○道産品情報の提供
台
湾
- 23 -
・新規輸出商品の拡
大
・企業タイアップ等の
活用
シンガポール
タ
イ
マレーシア
○シンガポール事務所の活用
・ビジネスマッチング
・バイヤーとの現地商談会
・道産品情報の提供・現地情報の収集
○農畜産物の販路拡大に向けた輸出プロモーション活動
の展開
○民間主体物産展等の支援
○民間主体物産展等の支援
○農畜産物の販路拡大に向けた輸出プロモーション活動
の展開
○道産品情報の提供
○民間主体物産展等の支援
○農畜産物の販路拡大に向けた輸出プロモーション活動
の展開
○道産品情報の提供
(イ)
今後の方向性
加工食品については、道内関係機関との役割分担と連携の強化、各国海外バイ
ヤーを招へいしたビジネスマッチング機会の提供、企業との連携等により、広く
各国を対象とし、民間主体の取組を支援することにより、販路拡大を図る。
農畜産物については、引き続き、農業団体等との連携により、在留邦人や富裕
層が多く日本食が普及しつつあるタイを輸出相手国として、市場開拓に向けた取
組を推進するとともに、香港、台湾、シンガポールなど東アジアやアセアン地域
においても、これまでの官民一体の取組を踏まえ、農業団体や生産者等による輸
出の取組を支援する。
また、水産物については、今後も水産関係団体等と連携し、香港、シンガポー
ル向けホタテなどの販路拡大に取り組んでいく。
エ
ロシア極東地域
(ア)
これまでの取組等
近年、ロシア極東地域は、エネルギー産業の発展等に伴い経済的に大きく成長
し、個人所得が大幅に伸び富裕層も増大している。このため道は、道内経済界と
ともに経済調査団を派遣し、ロシア極東地域の市場・経済調査を行うとともに、
生鮮食料品など道産品の販路拡大のため商談会等を実施し、道内企業等の現地市
場への参入を支援してきた。
また、ロシア市場への参入に際しては、ロシア国家商品認証(GOST-R)を取得す
るなど多くの課題があることから、ロシア向け輸出ノウハウを取得し広く公開す
ることにより、道内企業のロシアに対する意識の醸成を図り、経済交流の促進に
資するため、テスト輸出や見本市への参加などを行ってきた。
さらに、上記のような活動に加えて、ロシア極東地域において知事と経済界に
よるトップセールスも実施し、北海道ブランドの創出に向けたPR活動にも努め
てきた。
- 24 -
(イ)
今後の方向性
ロシアについては、現在のロシア市場等についての的確な情報が企業に十分伝
わっておらず、道内企業の間での不安要素となっている。また、航路や航空路な
どロジスティック面の問題やロシア国内法の解釈・運用が不透明であるという従
前からの問題点も指摘されている。さらには、ロシア極東地域のみでは市場規模
が不十分という限界も抱えている。
このため、道は、今後もロシア側と問題の解決に向けた協議を行っていくとと
もに、経済交流の活性化に向けて中央ロシア市場を見据えた事業展開の検討など、
新たな方向性の検討が必要となっている。
オ
その他地域
水産物について、安心安全で高品質あるという優位性を生かし、需要の多いア
メリカやEU各国向けにホタテが輸出されている。
今後も水産関係団体等と連携を図りながら、輸出環境の整備や販路拡大に取り
組んで行く。
③ 北海道ブランドの保護と育成
東アジア地域を中心として、地名や地域団体商標等が第三者により商標出願さ
れる冒認出願が、道内企業のビジネス展開や北海道ブランドの確立に影響を及ぼ
す懸念があることから、
「北海道」を含む商標の出願状況の監視等を行い、関係機
関等と情報共有する。
さらに、海外においては、個々の商品についての効果的な広告宣伝が難しく、
近年、道産品とまぎらわしい商品も出回っていることなどから、道産品の識別力
を高めるとともに、
「道産品群」として束ねて情報発信することにより、海外の消
費者に対する道産品のアピール力を高めることを目的に、道産品の輸出用シンボ
ルマークを中国等において商標出願・登録し、上海万博の機会も活用しながら周
知を図るなど普及に向けた取り組みを行う。
④ 指 標
[指標]食品輸出額
(参考指標) 輸出額
平成 20 年
平成 24 年
263億円
450億円
平成 20 年:4,127 億円⇒
平成 24 年:4,500 億円
[指標の設定について]
指標:本道から海外への食品の輸出額
目標値 平成24年の本道から海外への食品の輸出額:450億円
1 指標の性質
資料:北海道貿易統計(函館税関)
指標値の性質:毎年1月~12月までの1年間で、函館税関で通関した北海道か
ら海外に輸出された食品の価額
(食品~農産品、水産品などの一次産品、及び食品製造業及び飲料飼料たばこ業で生産されるもののうち主として食用に供されるもの)
- 25 -
2 実績値及び予測値
区分
実績
予測
予測
予測
目標値
年
平成20年
平成21年
平成22年
平成23年
平成24年
輸出額(億円)
263
270
350
400
450
(参考)
平成19年実績:361億円
(参考)
平成21年予測:平成21年1月~9月までの実績から推計
(実績値資料)函館税関「外国貿易年表」
3 目標値設定に係る考え方
本推進方策による取組などにより、輸出に適した加工食品の開発や流通ルート
の開拓などによる輸出品目と輸出対象地域の拡大が進み、道産食品の輸出が平成
9年から平成19年までの傾向のまま順調に伸びていくよう努めることから、平成2
0年の輸出額の落ち込みがあるものの、新北海道総合計画の最終年である平成
29年における推計目標値(666億円)に、平成20年実績から段階的に近づいていく
ものという想定で平成24年の目標値を設定した。
〔参考指標:本道から海外への輸出額〕
参考指標
平成24年の本道から海外への輸出額:4,500億円
○参考指標に係る考え方
本道の輸出額の平成20年実績によると「一般機械」、
「鉄鋼」、
「自動車の部分
品」
、
「石油製品」の4品目が全体の53.2%と、輸出額全体の過半を占めている。
これらの品目は、世界の景気動向はもとより、為替、原材料価格の変動や、今
後の本道におけるものづくり産業や新産業といった輸出型産業の集積の進捗など、
様々な要因によって変動する分野であり、本推進方策による取組での効果は限定
的なものとならざるを得ないが、それらの国際競争力のある産業の集積や、国な
どによる本道経済の活性化に向けた様々な施策により、輸出額の増加が図られる
ものとして参考指標とした。
(2) 観光分野
① これまでの取組と課題
道はこれまで、
「北海道観光戦略」
(平成18年3月策定)及び「北海道外客来訪
促進計画」
(平成15年策定、平成20年改訂)に基づき、国際観光の推進を図って
きた。この結果、外国人来道者は増加傾向にあるものの、こうした方々が安心し
て快適に旅行できる環境づくりを進めるほか、誘致のターゲットを絞り、マーケ
ットの性格やニーズを踏まえた効果的・効率的な宣伝誘致活動を行う必要がある。
- 26 -
② 基本方針
平成 20 年3月策定の「北海道外客来訪促進計画」をもって、本方策の観光分
野の展開方向とする。
ア 観光客が安心して快適に観光できる環境づくり
平成 20 年度より導入した地域限定通訳案内士制度により、地域の事情に精通
した北海道地域限定通訳案内士を創出・育成するなど、観光ホスピタリティの向
上を進める。さらに、観光案内所、情報提供ツール等の情報案内機能の充実を図
るとともに、自然環境に配慮したやさしい観光地づくり、外国人観光客が旅行し
やすい交通ネットワークの形成に努める。
イ 海外からの観光客誘致
来道者の多い台湾、韓国、香港や、増加の伸びが高いシンガポール、今後一層
の増加が期待される中国などの「東アジア地域」及び滞在型観光の「オーストラ
リア」
、テーマに応じて「欧米地域」も対象に加え、優先的・機動的に宣伝誘致
活動を展開する。
また、国際定期航空路線の拡充、国に対するCIQ体制の整備・拡充の働きか
けなど、海外とのアクセス向上を図る。
さらに、外国人観光客の多様化する旅行形態に対応した魅力ある観光素材の発
掘や観光商品の開発を促進する。
○誘客対象地域
・東アジア地域(※)
・
「オーストラリア」
・テーマに応じて「欧米地域」も対象に加える。
(※)
「東アジア地域」
:中国、ASEAN諸国、NIEsの国・地域
○主な対象国の状況
中国(香港を含む)
中国本土には、好調な国内経済を背景に海外旅行需要が拡大傾向にある上、平成 19
年7月に団体観光ビザの発給対象地域が中国全土に拡大、さらに、平成 21 年7月に
は、一定の条件の下、個人観光客へのビザが解禁されるなど、今後の市場としての
期待が高まっている。
このため、道は、観光ミッションの派遣や現地旅行会社などを対象としたプロモ
ーション活動に取り組むとともに、上海万博の機会も捉え、観光客の誘致を積極的
に推進することとしている。
また香港においては、道や経済交流関係団体は、国際旅行博への出展、ミッシ
ョンの派遣などの宣伝誘致活動に取り組んできている。
台湾、韓国
来道者の国・地域別で1,2位の台湾、韓国に対しては、道は、国際旅行博への
出展、現地旅行エージェントやマスコミの招聘などを通じて、旅行商品造成や北海
道観光に関する情報提供を行ってきている。
- 27 -
また、台北駐日経済文化代表処の札幌事務所が設置されたことから、観光交流に
向けた相互の取組が期待される。
アセアン地域
当地域にはない雪と寒さという北海道の特色に対する関心が高く、道は、現地メ
ディアを活用した北海道の魅力発信や国際旅行博への出展、旅行関係者等の招へい
などを通じて、旅行商品造成や北海道観光に関する情報提供を行ってきている。
オーストラリア
スキー客を中心に冬季の来道が活発なオーストラリアに対しては、滞在・体験型
観光を中心に誘客活動を進めてきている。
ロシア極東地域
道や経済交流関係団体は、ロシア極東地域との「経済協力発展プログラム」やサ
ハリン州との「友好・経済交流促進プラン」に基づき、関係者の交流促進や観光P
Rの展開などを進めている。
ウ 観光に関する基礎的データの収集及び調査の実施
外国人観光客の市場実態や満足度、対象国(地域)別のニーズなどを調査・分
析し、マーケティングやサービスの向上などの政策立案に活用していく。
③ 推進体制
道は、北海道外客来訪促進計画の推進に向け、国と十分な連携を図るとともに、
北海道観光振興機構や市町村、観光関係団体、観光事業者等と連携・協力するほ
か、道庁内各部の施策を効果的に活用して地域の魅力ある観光地づくりを支援す
る。
④ 指 標(「北海道外客来訪促進計画」(平成 20 年3月策定)による)
外国人来道者数
平成20年度
平成24年度
689,150人
1,100,000人
3 戦略分野
(1) 寒冷地技術分野
道は、見本市への出展を支援することなどにより、北方型住宅に代表される高
断熱・高気密住宅の技術や道内産建築部資材の国内外への販路拡大を図る。
また、高い技術力や寒冷地ゆえの独自の技術を有する道内建設業の新市場開拓
を支援するための各種支援制度等により、海外事業展開を促進する。
とりわけロシア極東地域では、サハリン州において道内企業によるウィークリ
ーマンションや個人向けモデル住宅の建設、道路工事会社の新規進出などの事例
が見られるほか、沿海地方では道内企業が大規模プロジェクトへの参入を果たす
など、近年、具体的ビジネス事例が出てきている。また、北海道建設業協会とサ
ハリン州建設協会が協力合意書に締結するなど業界同士の結びつきも強まってい
る一方、道としてもロシア極東地域において寒冷地対策建築技術に関するセミナ
- 28 -
ーの開催やロシア側の建設関係者によるミッションの受け入れなど、この分野で
の取組を強化してきているところである。
このため今後とも、ロシア連邦政府の極東重視政策による大規模プロジェクト
や住民所得の向上に伴う住宅整備のニーズ増大に対応し、住宅や道路などの建
築・土木分野での道内企業の参入や部資材等の販路拡大を進めるため、引き続き
関連情報の収集・提供等を行うとともに技術交流等を推進する。
(2) IT・バイオ分野
IT・バイオ分野における国際的な競争力を高めるためには、道内の大学や試
験研究機関に存在するシーズと産業界のニーズを戦略的に結びつける産学官の連
携が重要である。最近では、道内における産学連携から誕生し、海外への大型ラ
イセンス供与を成功させた大学発バイオベンチャーといった成果も見られるよう
になってきた。
道は、こうした状況を踏まえ、産学官の連携による技術と産業との結びつきの
強化を推進するなど、IT・バイオ分野の海外展開を支援していく。
①IT分野
道や道内産業支援機関・団体は、国際競争に対応する高度なIT人材の育成・
確保を支援するとともに、道内企業の研究開発を支援し、道内IT産業の競争力
を高める。
また、国等と連携を図りつつ、本道における情報産業クラスターの更なる発展
に向け、中国市場等の開拓に向けたビジネスモデルの構築など、道内IT企業の
海外市場開拓・海外企業との提携の促進等を図る。
さらに、道は、インターネットを活用し、国内外に北海道の情報を発信する側
と受信者の双方が、WEBサイト上でコミュニケーションを図ることができるS
NS(ソーシャルネットワークサービス)を道内のIT企業が開発・オープン化
する事業を支援し、本道の情報発信力の強化と、当該事業をモデルにしたIT企
業の新たな事業展開を促進する。
② バイオ分野
道や道内産業支援機関・団体は、地域の豊富な農林水産資源や多様な研究機関
の集積など本道の優位性を活かし、バイオ企業の研究開発を支援するなどして、
バイオ産業の創出・集積を一層促進する。
また、道内バイオ企業等で構成する北海道バイオ産業クラスターフォーラムは、
道内バイオ企業の海外市場開拓や海外との技術提携等に向けた取組を進めるため、
国等と連携を図りつつ、ビジネス・マッチングの実施、国際的な展示会への出展
支援、バイオ産業が盛んな海外地域との産業交流の促進などを図る。
(3) 環境分野
平成 20 年の「北海道洞爺湖サミット」の開催は、これを契機として本道の良質
な環境が世界にPRされ、さらに道内においては、環境に関する取組の気運が拡
大しているところである。また、道にとっては、環境産業の育成を推進すること
は、道内の良質な環境を保全することはもとより、地球環境の保全にも貢献する
- 29 -
ことにも繋がることから、その重要性はますます高まっていくと考えられる。
さらに、世界的には、環境・エネルギーを景気対策の柱と位置づける「グリー
ン・ニューディール」が潮流となりつつあり、国においても環境保全と経済発展
を結びつけ両立させる取組がなされており、今後の市場規模の拡大が見込まれて
いる。
道は、こうした機会を捉え、道内環境関連産業の育成と、環境関連技術や製品
の海外展開を推進する。環境関連産業の育成については、北海道リサイクルブラ
ンドや認定リサイクル製品の普及・拡大、試作段階にあるリサイクル製品等の事
業化に向けた実証実験や市場調査への支援、産学官における課題の協議・検討な
どを進める。
また、道内企業が有する環境関連技術のPRや国際的な展示会への出展を支援
するなど、環境関連技術等の海外展開の推進を図っていく。
4
経済交流拡大に向けた支援
(1) 情報の収集・発信
道は、ソウル及びサハリンに海外拠点を有しているほか、海外貿易協力員の拡
充、金融機関の海外事務所への道職員の派遣、海外事務所を有する金融機関との
連携協力協定の締結、さらには、ジェトロなどの関係機関との連携などにより、
海外におけるネットワークの強化を図っている。
また、これらに加え、中国との経済交流の重要性が高まってきていることを踏
まえ、中国の政治・対外交流の中心地である北京市に道の情報収集・発信の拠点
として「北海道北京デスク」を設置し、道内企業の中国ビジネス支援や、中国人
観光客の誘致促進などを展開している。
道は、これらのネットワークを通じて、本道の物産や観光、立地環境などに関
する情報の発信に努めるとともに、収集される現地の経済市場情報等を「北海道
国際ビジネスセンター」に集約・蓄積し、道内企業に対する情報提供体制を強化
する。
また、これらのネットワークを活用し、海外に向けて観光や道内企業等に関す
る情報を発信するほか、ホームページなどの電子媒体等を通じて道産品を多言語
で紹介するなど、海外に向けた情報発信に取り組むとともに、海外からの引き合
いに対して、機動的に応じることができるよう、輸出商社機能を担う企業や団体
の連携促進に努める。
さらに、道や関係機関等は、専門家を招いたセミナーや貿易実務研修会等の開
催、各種貿易コンサルティングの実施により、海外販売戦略や製品開発等に関す
る実践的なノウハウを道内企業に提供する。
(2) 事業化等の支援
道は、海外での事業展開に意欲的に取り組む道内企業等に対して、産業支援機
関などと連携を図りながら、海外市場向けの商品開発、市場開拓に向けた調査、
金融の円滑化、留学生と道内企業の交流機会の提供等による海外人材の確保及び
育成など、取組の段階に応じた総合的な支援を行う。
- 30 -
また、地域の農林水産資源等を活用し海外にも通用する競争力の高い商品や技
術開発等を支援するため、農林水産業者と製造業者、流通業者の連携などによる
「農商工連携」を促進する。さらに、産学官の連携による「食クラスター」活動
の本格的な展開により、安全・安心、優れた機能性と有用性ある食品の開発など、
国内外で共有できる付加価値の向上を図るとともに、海外市場を意識した「低コ
スト」で「長期保存可能」な商品開発を進めるなど、大学や地域等が有する知的
資源を活用し、
「食」関連産業の付加価値と競争力の向上を図ることにより、海外
市場に挑戦する企業・商品の新規創出に取り組む。
こうした取組により、一次産業用機械や食品加工機械などの道内ものづくり産
業やIT産業の成長を促進し、新事業、新産業の創出に取り組み、新たな海外事
業展開を図る。また、効果的な推進のため、庁内関係各部の横断的な連携を確保
するための枠組みを設ける。
道の試験研究機関においては、海外関係機関との交流等を通じ海外市場のニー
ズや課題の把握に努めるとともに、東アジアなど海外市場をターゲットにした商
品開発や食品の高付加価値化に取り組む。
さらに、海外における知的財産の保護を図るため、海外での商標や特許の取得
に関し、関係機関との連携により情報提供を行うとともに、専門家の招へいなど
を支援するほか、HACCP、ISO、GAP、水産エコラベルなど各種国際規
格の取得に向けた取組を促進する。
(3) 投資、企業誘致の促進
道は、国、ジェトロや経済界、市町村などと連携して、製造業やIT・バイオ
産業分野を中心に、海外企業の本道への誘致を推進するため、本道の立地環境の
一層のPR等に取り組む。
また、道内企業と海外企業等との事業面、技術面での提携を促進するため、
「北
海道国際ビジネスセンター」を通じて道内企業に対する情報提供、コンサルティ
ングを行うとともに、
「北海道企業誘致推進会議」との連携により、外国・外資系
企業等に対し本道の企業情報等を積極的に提供する。
さらに、自動車部品、鉄鋼・石油製品、一般機械などの分野については、北海
道の輸出の中で大きな役割を果たしていることから、今後とも、ものづくり産業
や新産業といった輸出型産業の集積促進に努めるとともに、道内中小企業の育成
振興に取り組む。
また、近年、道内リゾート地においてオーストラリアをはじめとする海外から、
ペンションや観光アクティビティ・ビジネスなどに対する小規模投資が進んでい
ることや、東アジア地域における本道への観光ブーム、北海道洞爺湖サミット開
催を契機とした国際的な知名度の高まりを背景に、投資先として本道の注目度が
増大している状況にあることから、小規模の投資案件に対する海外投資家のニー
ズや課題、道内企業等の実情について調査を行い、その結果を踏まえた取組を進
める。
(4) 海外との経済交流基盤の整備
道や経済交流関係団体等は、道の海外拠点等とも連携して、国際定期航路・航空
路の開設・拡充を図るため、中国など東アジア地域及びロシア極東地域を対象とし
- 31 -
て、海運会社や航空会社ほか関係機関への働きかけを今後とも継続して行う。
また、貨物や観光客の増加に対応したCIQ体制の一層の整備・拡充が必要なこ
とから、道や関係団体等は、その充実に向けて国の関係機関への働きかけを実施
する。
さらに、道及び道内行政機関、経済団体、物流関係団体等は、それぞれの役割
に応じて、総合的な物流機能の高度化・効率化に連携して取り組む。
(5) その他
「北海道洞爺湖サミット」などでも確認されたように、国際会議の誘致は、本
道の国際的知名度の向上に資するのみならず、国際的な議論や取組等の道内関係
者への意識喚起などの観点からも道内市場の活性化と国際化の進展につながるも
のであり、道及び道内行政機関、経済団体等は、北海道洞爺湖サミットの開催に
よって高まった本道の知名度や要人受け入れのノウハウ、官民協働の機運を活か
しながら、
「北海道国際会議等誘致推進会議」を中心として、国際会議の誘致に向
けた情報の収集や発信、要請活動等を行う。
また、ロケ撮影支援などの活動が、道東を舞台とした中国映画の大ヒットによ
る本道の知名度向上につながったこともあり、引き続き映画等の撮影や番組制作
などの支援に取り組む。
また、民間主導による海外交流を促進するため、道及び関係機関は、道内企業
のニーズ等を踏まえながら、経済交流に関する覚書の締結検討などを含め、海外
各地域とのネットワークの拡大に向けて取組を進める。
さらに、投資環境の向上など幅広い波及効果が期待される道内高規格道路網の
整備や北海道新幹線の札幌延伸について、引き続き国に要望していく。
Ⅳ
効果的な推進のために
この「方策」を推進するためには、行政と民間が適切な役割分担のもと、また、
官民協働で設置した北海道国際ビジネスセンターの活用を通じて、意欲ある企業へ
の支援を連携して展開することはもとより、企業の海外事業展開に向けた意欲を喚
起し、海外との経済交流のすそ野を拡大していくよう努力することが重要である。
また、
「北海道輸出促進連絡協議会」などの場を活用して、国や関係機関相互で情
報共有に努めるとともに、北海道物産展等を関係機関が連携して開催が図られるよ
う調整を積極的に行うほか、在札幌外国公館との連携の推進や民主導の取組への側
面的支援を行うなど、関係機関相互の一層の連携を図り、より効率的で効果的な施
策展開を図ることとする。
さらに、効果的な施策の展開を図るため、この「方策」におけるそれぞれの取組
状況を把握するものとする。
- 32 -
参 考 資 料
参 考 資 料 目 次
資料1
平成22年度に道が実施する関連事業…………………………………………1
資料2
平成21年度に実施された道内市町村、関係団体の海外事業………………14
資料3
北海道の貿易概況…………………………………………………………………19
資料4
道内企業の海外への進出状況……………………………………………………20
資料5
「食分野」に係る北海道の貿易実績……………………………………………23
資料6
寒冷地技術分野、IT・バイオ分野、環境分野の現状と具体的進出事例…26
資料7
東アジア地域及びロシア極東地域の経済状況…………………………………27
平成22年度に道が実施する関連事業(予定)
資料1
~「Ⅲ 海外との経済交流の展開方向」関連事業 一覧~
事業名
事業の概要
担当部課(室)名
○重点戦略分野
◇食分野
《重点地域》
ア 中国
【目的・趣旨】
中国市場への道産品販路拡大を図るため、これまでの輸出販売実績を踏まえ、中国での販路をさらに拡大するとともに、「北海道ブ
ランド」を保護するため、道産品輸出用シンボルマークの周知を図る。
【取組の内容】
○中国市場販路拡大プロモーション事業(実施主体:中国市場販路拡大プロモーション事業実行委員会)
・中国市場向けに輸出したい商品を公募し、商品データベースの充実を図る(商品の掘り起こし)。
・道産食品中国輸出促進プロモーター(商社等)による、メーカー向けコンサルティングを実施し、中国人消費者の購買力や嗜好を意
識した商品作りを支援する(商品の磨き上げ)。
東アジア経済交流事業 ・商談会開催等による定番化支援に加え、道産食材を用いた料理フェアを開催するなど、飲食店など業務用としての販路開拓に新たに 経済部
(中国市場販路拡大総合 取り組む。
商工局
○北海道ブランド確立事業(実施主体:道、北海道国際ビジネスセンターなど)
対策事業)
商業経済交流課
道内関係団体・機関、包括連携協定締結企業の出先などを通じて、商標出願済の「道産品輸出用シンボルマーク」の周知を図る。
○北海道北京情報拠点設置運営事業(実施主体:道)
中国の首都・北京に設置する「北海道北京デスク」を活用し、中国関連情報の収集、北海道情報の効果的発信、更には、中国政府等
主要機関とのチャンネルの構築を進める。
【実施予定時期】
平成22年度
【目的・趣旨】
中国経済の中心地である上海市において、「2010年上海国際博覧会」が開催され、9月には、日本館において「北海道の日
(9/3~5)」が開催される機会を捉えて、上海万博日本館等における観光PRの取組と一体的・集中的な道産品PR事業を展開
することにより、道産品の認知度の更なる向上と効果的な需要喚起の加速化を図る。
【実施主体】
中国市場販路拡大プロモーション事業実行委員会
(道のほか、経済団体、貿易関係団体などで構成)
東アジア経済交流事業 【取組の内容】
(中国市場販路拡大総合 ・上海市内百貨店等における「北海道物産展」、市内道産品販売店等における「北海道ミニフェア(仮称)」の開催
経済部
・上海市内レストラン等における「北海道料理プロモーション」イベントの展開
対策事業
商工局
・観光と物産の連携による相互誘客
(「2010年上海国際博覧
商業経済交流課
・道産品輸出用シンボルマークのPR など
会」物産関連事業))
【実施予定時期】
平成22年9月
道産水産物輸出ステッ
プアップ事業費
食品産業振興対策費
(地域こだわり食品発
掘総合支援事業費)
【目的・趣旨】
道産水産物の新鮮、安心、高品質といった優位性や安全対策の取り組み等を広く世界に情報発信し、道産水産物の認知度
や信頼性の向上を図り、輸出促進を図る。
【実施主体】
道
【取組の内容】
(1)上海万博関連事業
上海市で開催される上海万博や関連イベントにおいて、道産水産物を紹介するパネルや冊子等を活用し、世界に向けて道
水産林務部
産水産物の優位性を情報発信する。
水産局
(2)海外販路拡大事業
生産者団体等と連携し、東南アジア等の輸出相手国の行政関係者や貿易関係者等に対し、道産ホタテガイの品質面、栄養 水産経営課
面での優位性や安全対策等の取り組みなどをPRし、道産道産物の認知度向上、信頼性向上を図る。
【実施予定時期】
(1)上海万博関連事業 上海万博における北海道の日(9月上旬)に実施予定。
(2)海外販路拡大事業 平成22年秋頃を中心に実施予定。
【目的・趣旨】
産業間の連携や産学官の協働により、地域の魅力ある食材等を活用した「地域こだわり食品」の発掘等を行うとともに、商品開発か
ら販路拡大までの一貫した支援を行う。
【実施主体】
道
【取組の内容】
1 発掘・発信事業
(1)「地域こだわり食品」発掘事業
地域こだわり食品の発掘等を行うとともに、食品相談会を開催する。
(2)「地域こだわり食品」発信事業
全道評価会及びパッケージデザイン相談会を開催するとともに、商品企画・開発、製造技術、販路開拓などの専門家(アドバイ
経済部
ザー)を派遣する。
商工局
2 販路開拓・拡大支援
産業振興課
(1)道内外でのテスト販売の実施
道内各地域のこだわり食品について、「北海道どさんこプラザ」におけるテスト販売を利用し、消費者ニーズの動向を把握する。
(2)道外での展示商談会への出展支援
道内各地域のこだわり食品を道外バイヤーに向けた展示商談会に出展する。
3 事業成果等の普及
発掘した「地域こだわり食品」の事例紹介と新たな商品開発などの成果発表及び展示広報等を行う。
【実施予定時期】
H22年4月~H23年3月
【目的・趣旨】
中国東北3章からの代表団を受け入れ、経済交流に関する協議・情報交換や貿易などの商談・交渉を行い、北海道と東北
3省の経済交流の具体化を図る。
【実施主体】
道
【取組の内容】
東アジア経済交流事業 東北3省の政府関係者等からなる経済代表団を受入し、各省政府との経済交流に関する協議・情報交換や、道内企業等との 経済部
(北東アジア経済交流事 交流、貿易投資説明会を開催するほか、この機会を捉え、道産品のPRも併せて実施する(来道者(予定):黒竜江省、遼 商工局
寧省)。
業)
商業経済交流課
【実施予定時期】
平成22年度
1
道産食品海外流通ルー
ト開拓モデル事業
(ふるさと雇用再生対
策推進事業)
【目的・趣旨】
これまでの流通ルートに加え、市場の拡大が見込まれるネット通販等の無店舗販売や、消費者の反応を把握可能なアンテ
ナショップの開設など、新たな流通ルートの開拓のためのモデル事業を行う。
【実施主体】
道の委託先
【取組の内容】
○海外ネット通販等の無店舗販売
・各国の通販事情の把握、国別の通販活用戦略の構築
経済部
・通販事業者への道産品の提案、道内メーカーとの連絡調整
商工局
・海外通販事業者との連携によるテスト輸出・販売
商業経済交流課
○海外アンテナショップ
・他県・国のアンテナショップ活用事例など海外アンテナショップ事例の把握
・海外事業者との連携によるアンテナショップ(トライアル・ショップ)開設の可能性検討 など
【実施予定時期】
平成22年度
イ 韓国
【目的・趣旨】
平成14年から北東北三県と合同で設置・運営している「北東北三県・北海道ソウル事務所」を通じ、物産と観光の連携
の下、北海道への誘客促進、道産品の販路拡大に向けた取組を展開する。
【実施主体】
北東北三県・北海道ソウル事務所
【取組の内容】
○物産PR事業
海外事務所運営事業
・試食プレゼンテーション会の開催等
経済部
(北東北三県・北海道ソ ・メディア関係者の招へい、PR企画の支援など
商工局
ウル事務所運営事業)
○観光PR事業
商業経済交流課
・ホームページを活用したPR、旅行商品提案の募集、観光動向調査の実施
・観光説明会、観光商談会、意見交換会
・観光展等イベント出展
・PRグッズの作成・配付 など
【実施予定時期】
平成22年度
東アジア経済交流事業
(韓国市場販路拡大)
食品産業振興対策費
(地域こだわり食品発
掘総合支援事業費)
【再掲】
道産食品海外流通ルー
ト開拓モデル事業
(ふるさと雇用再生対
策推進事業)
【再掲】
【目的・趣旨】
韓国では、北海道観光の人気と相まって、北海道への関心や認知度が高まっていることから、こうした流れを活かし、韓
国向け輸出商品の磨き上げや現地消費者へのPR等を通じて、韓国市場への道産品の販路拡大を図る。
【実施主体】 道
【取組の内容】
○韓国市場開拓セミナー・コンサルティング事業
・専門家によるノウハウ提供などによるメーカーの商品開発・マーケット対策支援
・日本産品取扱者等を韓国から北海道に招聘して韓国市場開拓セミナーを実施するとともに、市場開拓の可能性、改良点等 経済部
商工局
について情報を得ながら、韓国向け商品開発やマーケティングに活用する。
商業経済交流課
○道産品展示デモ設置事業
韓国の一般消費者・バイヤー等に向けた道産品のPRと嗜好把握
・ソウル市内等において、道産品の展示PRを行うとともに、現地の嗜好・流行を把握し、北海道企業・業界の商品開発・
販売戦略等に活用する。
・韓国企業や、韓国バイヤー等流通関係者と参加道内企業との商談機会を提供する。
【実施予定時期】
平成22年度
【目的・趣旨】
産業間の連携や産学官の協働により、地域の魅力ある食材等を活用した「地域こだわり食品」の発掘等を行うとともに、商品開発か
ら販路拡大までの一貫した支援を行う。
【実施主体】
道
【取組の内容】
1 発掘・発信事業
(1)「地域こだわり食品」発掘事業
地域こだわり食品の発掘等を行うとともに、食品相談会を開催する。
経済部
(2)「地域こだわり食品」発信事業
全道評価会及びパッケージデザイン相談会を開催するとともに、商品企画・開発、製造技術、販路開拓などの専門家(アドバイ 商工局
ザー)を派遣する。
産業振興課
2 販路開拓・拡大支援
(1)道内外でのテスト販売の実施
道内各地域のこだわり食品について、「北海道どさんこプラザ」におけるテスト販売を利用し、消費者ニーズの動向を把握する。
(2)道外での展示商談会への出展支援
道内各地域のこだわり食品を道外バイヤーに向けた展示商談会に出展する。
3 事業成果等の普及
発掘した「地域こだわり食品」の事例紹介と新たな商品開発などの成果発表及び展示広報等を行う。
【実施予定時期】
H22年4月~H23年3月
【目的・趣旨】
これまでの流通ルートに加え、市場の拡大が見込まれるネット通販等の無店舗販売や、消費者の反応を把握可能なアンテ
ナショップの開設など、新たな流通ルートの開拓のためのモデル事業を行う。
【実施主体】
道の委託先
【取組の内容】
○海外ネット通販等の無店舗販売
・各国の通販事情の把握、国別の通販活用戦略の構築
経済部
・通販事業者への道産品の提案、道内メーカーとの連絡調整
商工局
・海外通販事業者との連携によるテスト輸出・販売
商業経済交流課
○海外アンテナショップ
・他県・国のアンテナショップ活用事例など海外アンテナショップ事例の把握
・海外事業者との連携によるアンテナショップ(トライアル・ショップ)開設の可能性検討 など
【実施予定時期】
平成22年度
2
ウ 香港、台湾、シンガポールなどアセアン地域等
北海道大地のめぐみ海
外市場開拓事業費
道産水産物輸出ステッ
プアップ事業費
【再掲】
食品産業振興対策費
(地域こだわり食品発
掘総合支援事業費)
【再掲】
道産食品海外流通ルー
ト開拓モデル事業
(ふるさと雇用再生対
策推進事業)
【再掲】
【目的・趣旨】
農業団体等との連携により、在留邦人や富裕層が多く日本食が普及しつつあるタイを輸出相手国として、市場開拓に向け
た取組を推進する。
【実施主体】
北海道農畜産物海外市場開拓推進協議会
【取組の内容】
・協議会の開催
農政部
・市場リサーチの実施
食の安全推進局
・海外バイヤーを対象とした展示商談活動の実施及びテスト輸出の実施
食品政策課
・産地輸出セミナーの開催
【実施予定時期】
平成22年度
【目的・趣旨】
道産水産物の新鮮、安心、高品質といった優位性や安全対策の取り組み等を広く世界に情報発信し、道産水産物の認知度
や信頼性の向上を図り、輸出促進を図る。
【実施主体】
道
【取組の内容】
(1)上海万博関連事業
上海市で開催される上海万博や関連イベントにおいて、道産水産物を紹介するパネルや冊子等を活用し、世界に向けて道
水産林務部
産水産物の優位性を情報発信する。
水産局
(2)海外販路拡大事業
生産者団体等と連携し、東南アジア等の輸出相手国の行政関係者や貿易関係者等に対し、道産ホタテガイの品質面、栄養 水産経営課
面での優位性や安全対策等の取り組みなどをPRし、道産道産物の認知度向上、信頼性向上を図る。
【実施予定時期】
(1)上海万博関連事業 上海万博における北海道の日(9月上旬)に実施予定。
(2)海外販路拡大事業 平成22年秋頃を中心に実施予定。
【目的・趣旨】
産業間の連携や産学官の協働により、地域の魅力ある食材等を活用した「地域こだわり食品」の発掘等を行うとともに、商品開発か
ら販路拡大までの一貫した支援を行う。
【実施主体】
道
【取組の内容】
1 発掘・発信事業
(1)「地域こだわり食品」発掘事業
地域こだわり食品の発掘等を行うとともに、食品相談会を開催する。
(2)「地域こだわり食品」発信事業
経済部商工局
全道評価会及びパッケージデザイン相談会を開催するとともに、商品企画・開発、製造技術、販路開拓などの専門家(アドバイ
産業振興課
ザー)を派遣する。
2 販路開拓・拡大支援
(1)道内外でのテスト販売の実施
道内各地域のこだわり食品について、「北海道どさんこプラザ」におけるテスト販売を利用し、消費者ニーズの動向を把握する。
(2)道外での展示商談会への出展支援
道内各地域のこだわり食品を道外バイヤーに向けた展示商談会に出展する。
3 事業成果等の普及
発掘した「地域こだわり食品」の事例紹介と新たな商品開発などの成果発表及び展示広報等を行う。
【実施予定時期】
H22年4月~H23年3月
【目的・趣旨】
これまでの流通ルートに加え、市場の拡大が見込まれるネット通販等の無店舗販売や、消費者の反応を把握可能なアンテ
ナショップの開設など、新たな流通ルートの開拓のためのモデル事業を行う。
【実施主体】
道の委託先
【取組の内容】
○海外ネット通販等の無店舗販売
・各国の通販事情の把握、国別の通販活用戦略の構築
経済部
・通販事業者への道産品の提案、道内メーカーとの連絡調整
商工局
・海外通販事業者との連携によるテスト輸出・販売
商業経済交流課
○海外アンテナショップ
・他県・国のアンテナショップ活用事例など海外アンテナショップ事例の把握
・海外事業者との連携によるアンテナショップ(トライアル・ショップ)開設の可能性検討 など
【実施予定時期】
平成22年度
エ ロシア極東地域
ロシア極東大陸地域
への道産食品PR事業
食品産業振興対策費
(地域こだわり食品発
掘総合支援事業費)
【再掲】
【目的・趣旨】
これまでに得たロシア側の通関等のノウハウと貿易気運の醸成等の機を捉えて現地見本市等へ出展することにより、道産食
品のロシア極東大陸地域への販路拡大を促進する。
【実施主体】
経済部
道
商工局
【取組の内容】
商業経済交流課
・現地見本市等への参加
【実施予定時期】
未定
【目的・趣旨】
産業間の連携や産学官の協働により、地域の魅力ある食材等を活用した「地域こだわり食品」の発掘等を行うとともに、商品開発か
ら販路拡大までの一貫した支援を行う。
【実施主体】
道
【取組の内容】
1 発掘・発信事業
(1)「地域こだわり食品」発掘事業
地域こだわり食品の発掘等を行うとともに、食品相談会を開催する。
(2)「地域こだわり食品」発信事業
全道評価会及びパッケージデザイン相談会を開催するとともに、商品企画・開発、製造技術、販路開拓などの専門家(アドバイ 経済部
ザー)を派遣する。
商工局
2 販路開拓・拡大支援
産業振興課
(1)道内外でのテスト販売の実施
道内各地域のこだわり食品について、「北海道どさんこプラザ」におけるテスト販売を利用し、消費者ニーズの動向を把握する。
(2)道外での展示商談会への出展支援
道内各地域のこだわり食品を道外バイヤーに向けた展示商談会に出展する。
3 事業成果等の普及
発掘した「地域こだわり食品」の事例紹介と新たな商品開発などの成果発表及び展示広報等を行う。
【実施予定時期】
H22年4月~H23年3月
3
オ その他地域
道産水産物輸出ステッ
プアップ事業費
【再掲】
食品産業振興対策費
(地域こだわり食品発
掘総合支援事業費)
【再掲】
【目的・趣旨】
道産水産物の新鮮、安心、高品質といった優位性や安全対策の取り組み等を広く世界に情報発信し、道産水産物の認知度
や信頼性の向上を図り、輸出促進を図る。
【実施主体】
道
【取組の内容】
(1)上海万博関連事業
上海市で開催される上海万博や関連イベントにおいて、道産水産物を紹介するパネルや冊子等を活用し、世界に向けて道
水産林務部
産水産物の優位性を情報発信する。
水産局
(2)海外販路拡大事業
生産者団体等と連携し、東南アジア等の輸出相手国の行政関係者や貿易関係者等に対し、道産ホタテガイの品質面、栄養 水産経営課
面での優位性や安全対策等の取り組みなどをPRし、道産道産物の認知度向上、信頼性向上を図る。
【実施予定時期】
(1)上海万博関連事業 上海万博における北海道の日(9月上旬)に実施予定。
(2)海外販路拡大事業 平成22年秋頃を中心に実施予定。
【目的・趣旨】
産業間の連携や産学官の協働により、地域の魅力ある食材等を活用した「地域こだわり食品」の発掘等を行うとともに、商品開発か
ら販路拡大までの一貫した支援を行う。
【実施主体】
道
【取組の内容】
1 発掘・発信事業
(1)「地域こだわり食品」発掘事業
地域こだわり食品の発掘等を行うとともに、食品相談会を開催する。
経済部
(2)「地域こだわり食品」発信事業
全道評価会及びパッケージデザイン相談会を開催するとともに、商品企画・開発、製造技術、販路開拓などの専門家(アドバイ 商工局
ザー)を派遣する。
産業振興課
2 販路開拓・拡大支援
(1)道内外でのテスト販売の実施
道内各地域のこだわり食品について、「北海道どさんこプラザ」におけるテスト販売を利用し、消費者ニーズの動向を把握する。
(2)道外での展示商談会への出展支援
道内各地域のこだわり食品を道外バイヤーに向けた展示商談会に出展する。
3 事業成果等の普及
発掘した「地域こだわり食品」の事例紹介と新たな商品開発などの成果発表及び展示広報等を行う。
【実施予定時期】
H22年4月~H23年3月
《北海道ブランドの保護と育成》
【目的・趣旨】
中国、台湾等において、日本の地名や地域団体商標等が、第三者により商標出願される冒認出願が問題となっており、本
道においては、同地への道産品販路拡大の取組が進む中、道内企業のビジネス展開や道産食品のブランド力にも影響を及ぼ
すことが懸念される。
このため、「北海道」等の広域的な地名について、中国等における第三者による商標としての出願登録状況の監視等を行
う。
【実施主体】
道(民間事業者に委託)
冒認出願等状況監視事業 【取組の内容】
総合政策部
(ふるさと雇用再生特別対 1 中国、台湾等の商標主管行政機関のデータベースで「北海道」等の広域的な地名の出願状況を常時検索。
科学IT振興局
策推進事業)
科学技術振興課
・監視項目:出願内容や登録査定となった場合の異議申立期間等。
2 新規出願や登録状況を把握した場合の即報(日本語に翻訳し報告)
3 毎月末、申請状況一覧及び商標通達等のレポートを作成する。
【実施予定時期】
平成22年6月~平成23年3月
【目的・趣旨】
中国市場への道産品販路拡大を図るため、これまでの輸出販売実績を踏まえ、中国での販路をさらに拡大するとともに、「北海道ブ
ランド」を保護するため、道産品輸出用シンボルマークの周知を図る。
【取組の内容】
○中国市場販路拡大プロモーション事業(実施主体:中国市場販路拡大プロモーション事業実行委員会)
・中国市場向けに輸出したい商品を公募し、商品データベースの充実を図る(商品の掘り起こし)。
・道産食品中国輸出促進プロモーター(商社等)による、メーカー向けコンサルティングを実施し、中国人消費者の購買力や嗜好を意
識した商品作りを支援する(商品の磨き上げ)。
東アジア経済交流事業
・商談会開催等による定番化支援に加え、道産食材を用いた料理フェアを開催するなど、飲食店など業務用としての販路開拓に新たに 経済部
(中国市場販路拡大総合対
取り組む。
商工局
策事業)
○北海道ブランド確立事業(実施主体:道、北海道国際ビジネスセンターなど)
商業経済交流課
【再掲】
道内関係団体・機関、包括連携協定締結企業の出先などを通じて、商標出願済の「道産品輸出用シンボルマーク」の周知を図る。
○北海道北京情報拠点設置運営事業(実施主体:道)
中国の首都・北京に設置する「北海道北京デスク」を活用し、中国関連情報の収集、北海道情報の効果的発信、更には、中国政府等
主要機関とのチャンネルの構築を進める。
【実施予定時期】
平成22年度
【目的・趣旨】
中国経済の中心地である上海市において、「2010年上海国際博覧会」が開催され、9月には、日本館において「北海道の日
(9/3~5)」が開催される機会を捉えて、上海万博日本館等における観光PRの取組と一体的・集中的な道産品PR事業を展開
することにより、道産品の認知度の更なる向上と効果的な需要喚起の加速化を図る。
【実施主体】
中国市場販路拡大プロモーション事業実行委員会
(道のほか、経済団体、貿易関係団体などで構成)
東アジア経済交流事業
(中国市場販路拡大総合対 【取組の内容】
経済部
・上海市内百貨店等における「北海道物産展」、市内道産品販売店等における「北海道ミニフェア(仮称)」の開催
策事業
商工局
・上海市内レストラン等における「北海道料理プロモーション」イベントの展開
(「2010年上海国際博覧
商業経済交流課
・観光と物産の連携による相互誘客
会」物産関連事業))
・道産品輸出用シンボルマークのPR など
【再掲】
【実施予定時期】
平成22年9月
4
◇観光分野
ア 観光客が安心して快適に観光できる環境づくり
中国人旅行市場開拓事
業
中国人観光客受入サ
ポート・地域観光PR
促進事業(雇用交付金
事業)
インバウンドビジネス
雇用創出モデル事業
(雇用交付金事業)
国際観光振興費
国際観光ステップアッ
プ事業
「赤レンガ庁舎前庭」
国際化促進事業
体験型観光推進費(体
験型観光推進事業費
(グリーンライフ・ツーリズム可
能性調査))
【目的・趣旨】
中国で豊富な顧客層を持つデビットカード事業者の協力の下、民間と一体となった誘客キャン ペーンを展開し、中国市場における
北海道への訪問インセンティブを高め、消費意欲の刺激を 図るとともに、中国人が道内で消費しやすい環境づくりに取り組む。
【実施主体】
道、(社)北海道観光振興機構
【取組の内容】
1,中国市場を対象とした誘客キャンペーン
経済部
(1)道内旅行中に中国のデビットカードで決済した場合に利用できるクーポンの作成・配布
観光局
(2)中国国内でのキャンペーンの広告(デジタルサイネージ広告、ウェブ広告など)
2.道内観光関連事業者等に対するキャンペーン説明会
道内事業者に対し、中国のデビットカード加盟店となることの事業上のメリットの周知とキャンペーンへの参加を呼びかけ、中国人
旅行客が道内で消費しやすい環境づくりを図る。
【実施予定時期】
1.年3回程度(①H22年7,8月頃、②22年10月頃、③H23年1,2月頃)
2.随時
【目的・趣旨】
観光地での中国人観光客受入体制の充実化を図るため、中国語に堪能な観光客受入サポーター(仮称:地域観光コンシェ
ルジュ)を配置することにより、観光客への情報提供を行うとともに、中国人観光客の誘客促進に向け、中国国内で地域観
光プロモーションを実施する。
【実施主体】
道
【取組の内容】
○中国語に堪能な観光客受入サポーター(仮称:地域観光コンシェルジュ)を配置し、観光客への情報提供を実施。
経済部
《配置予定先》
観光局
広域的な地域観光団体(5団体:道南、西いぶり、後志、東北海道、北北海道)
○併せて中国人観光客の誘客促進に向け、地域観光プロモーションを実施。
【実施予定時期】
22年7~9月頃
【目的・趣旨】
地域限定通訳案内士等外国語に堪能な人材を活用した、外国人誘客や受入体制整備につながる モデル事業を公募・実
施。
【実施主体】 道
【取組の内容】
外国人観光客の誘客または受入体制整備を図るためのモデル事業
○手法:民間事業者に対し、事業を公募
○要件:北海道地域限定通訳案内士または通訳案内士(国家資格)登録者を新規に雇用
【実施予定時期】
公募:22年4月頃
事業採択・実施:22年6月以降
【目的・趣旨】
外国人観光客の誘致促進のため、団体が行う受入体制充実のための取り組みを支援する。
【実施主体】 道、北海道国際観光テーマ地区推進協議会
【取組の内容】
①外国語に対応したウェブサイトの内容充実
②こだわり観光ルートの作成
③外国人観光客への対応マニュアルや会話ツールの活用促進
【実施予定時期】
通年
【目的・趣旨】
外国人観光客に適切に対応できる通訳ガイドを確保・育成するため、地域限定通訳案内士制度を運用する。
【実施主体】 道
【取組の内容】
①地域限定通訳案内士試験の実施
②上記試験合格者やその他有資格者に対する合格者研修会
【実施予定時期】
①22年8月
②23年3月頃
【目的・趣旨】
観光スポットである赤レンガ庁舎内において、台湾を初めとする外国人などの利用促進を図る
ため、外国語併記の案内板の設置などによる森林部分への積極的な誘導により、利用を促し、もって道観光の振興に資す
る。
【実施主体】
道
【取組の内容】
モデル的に森林部分のガイドツアーを実施し、説明項目や質問事項を整理し説明マニュアルを作成する。
・利用者属性、利用形態の確認、本道観光について興味がある事項のアンケート調査
・遊歩道ガイド(モデルツアー)の実施
・アンケート調査、遊歩道ガイドの結果を踏まえ、説明項目の整理、説明項目の内容調査の実施
・ガイドマニュアルの作成
・赤レンガ庁舎前庭の配置図やルートなど記入(外国語併記)した誘導板等(案内板)の設置
【実施予定時期】
平成22年5月~10月
経済部
観光局
経済部
観光局
経済部
観光局
経済部
観光局
【目的・趣旨】
ファームインでの長期滞在や道外からの市民農園利用、外国人旅行者の受入など、農山漁村部での新しいニーズに対する
対応状況や旅行者の意識の実態を調査。
【実施主体】
道
【取組の内容】
経済部
・アンケート等による調査の実施≪雇用交付金(グリーンライフ・ツーリズム可能性調査)で対応≫
観光局
・新しいニーズに対して、受入地域の課題やビジネスモデル等を研究会で検討
・研究会での検討結果や新しいニーズに対応した取組の普及を図るためシンポジウムを開催。
【実施予定時期】
5
観光プロモーション推
進費
(北海道観光誘致推進
事業費(受入環境整
備))
公共訓練費
(成人職業訓練費)
【目的・趣旨】
本道の観光振興を図るため、団体が行う各種宣伝誘致活動を支援する。
○ 近年、東アジアを中心に外国人観光客が増加していることに伴い、外国人観光客に対するホスピタリティの充実を図
るための各種事業を実施する。
【実施主体】
(社)北海道観光振興機構
【取組の内容】
観光ボランティアガイド等の外国人観光客等に対するホスピタリティ向上を図るため、観光関係者等による意見交換会と 経済部
観光局
外国人観光客受入れなどに関する研修
・対象者:観光ボランティアガイド、
観光関係団体、観光事業者等
・開催回数:1回
【実施予定時期】
未定
【目的・趣旨】
在職労働者の職業能力の向上を図るため、地域のニーズに応じ、様々な職業訓練を実施する。
【実施主体】
道立高等技術専門学院(函館・釧路)
【取組の内容】
近年、東アジアからの観光客が増加している地域において、ホテルや旅館等の従業員に対し、接客技術や語学(中国語、英 経済部
労働局
語)を習得させるための訓練を実施する。
人材育成課
【実施予定時期】
平成22年6月から実施
イ 海外からの観光客誘致
北海道観光誘致推進事
業費
(国際観光推進事業)
「宝の蔵北海道」
国際観光新規市場開拓
促進事業
東アジア成長市場誘客
推進事業
アジア観光マーケティ
ング戦略検討事業
(雇用交付金事業)
2010年上海国際博覧会
(上海万博)
北海道情報発信事業
【目的・趣旨】
本道の観光振興を図るため、(社)北海道観光振興機構が実施する各種宣伝事業に対し支援する。
【実施主体】
道、(社)北海道観光振興機構
【取組の内容・実施予定時期】
①国際旅行博出展等
■対象国・地域: 韓国、台湾、香港、中国、シンガポール、オーストラリア、イギリス
■時期: 随時
②マスコミ等招聘
■対象国・地域: 韓国、台湾、香港、中国、シンガポール、タイ、マレーシア、オーストラリア、イギリス、ロシア
■時期: 随時
③媒体宣伝 随時
■対象国・地域
・新聞広告、旅行専門誌等⇒東アジア地域
・ウェブ広告
英語、中国語(繁体字、簡体字)、韓国語
④観光ミッション派遣
■対象国・地域: 中国
■時期: H22秋頃
経済部
観光局
【目的・趣旨】
サミット開催による知名度向上の効果を最大限に活用し、世界の主要訪日旅行市場等において、 北海道の魅力を世界に
向けて発信し海外からの誘客を促進する。
【実施主体】
道、(社)北海道観光振興機構
【取組の内容・実施予定時期】
①海外でのテレビ番組製作・放送
経済部
■対象国・地域: 中国、タイ、シンガポールのうち2ヵ国
観光局
■時期: H22年度中
②海外旅行雑誌への広告掲載
■対象国・地域: 中国、シンガポール、マレーシア、タイ
■時期: 随時
③セミナー・商談会等の開催、共同広告等
■対象国・地域: 中国、シンガポール、マレーシア、タイ
■時期: H22年度中
【目的・趣旨】
東アジアでも成長著しい中華系の国・地域を集中的にターゲットとして、競合地域との競争優 位を確立するため、「ア
ジアで唯一の世界レベルのオールシーズンリゾート」としての北海道の ポジショニングに即した旅行商品づくりを支援す
る。
【実施主体】
道、(社)北海道観光振興機構
【取組の内容】
旅行事業者が行う新たな商品企画・造成に係る経費(現地調査・広告宣伝等)の一部負担
経済部
観光局
○対象地域:中国、台湾、香港、シンガポール
○負担条件:
①宿泊地は全て北海道内とすること
②商品毎に設定した送客目標50%必達とし、達成率に応じた額(上限100%)を負担
③道のイメージコンセプトに基づいた商品造成をすること
【実施予定時期】
随時
【目的・趣旨】
本道観光にとって重要なマーケットであるアジア地域をターゲットに、(社)北海道観光振興を 主体として効果的なプロ
モーションを展開するための、マーケティング理論に基づいた合理的な戦略を検討・構築する。
【実施主体】
道
【取組の内容】
経済部
道内外の観光マーケティングの専門家や観光事業者等による検討チームをつくり、本道観光の マーケティングの方向性
観光局
と戦略を検討
《成果品》
報告書:500部、概要チラシ:3000枚、戦略プロモーションビデオ
【実施予定時期】
22年度上半期
【目的・趣旨】
2010年上海国際博覧会(上海万博)の日本館に設置されるイベントスペースにおいて、「北海道 の日」を開催し本道へ
の誘客促進を図る。
【実施主体】
2010年上海国際博覧会北海道実行委員会
【取組の内容】
①ステージでの情報発信
経済部
・ステージパフォーマンス
観光局
・PRプレゼンテーション(知事プレゼン、各参加地域・団体のプレゼン)
②展示、体験、映像による情報発信
【実施予定時期】
22年9月3日~5日
6
中国人旅行市場開拓事
業
中国インセンティブツ
アー誘致戦略調査事業
中国人観光客受入サ
ポート・
地域観光PR促進事業
(雇用交付金事業)
コンベンション誘致促
進事業
【目的・趣旨】
中国で豊富な顧客層を持つデビットカード事業者の協力の下、民間と一体となった誘客キャン ペーンを展開し、中国市場における
北海道への訪問インセンティブを高め、消費意欲の刺激を 図るとともに、中国人が道内で消費しやすい環境づくりに取り組む。
【実施主体】
道、(社)北海道観光振興機構
【取組の内容】
1,中国市場を対象とした誘客キャンペーン
(1)道内旅行中に中国のデビットカードで決済した場合に利用できるクーポンの作成・配布
経済部
(2)中国国内でのキャンペーンの広告(デジタルサイネージ広告、ウェブ広告など)
観光局
2.道内観光関連事業者等に対するキャンペーン説明会
道内事業者に対し、中国のデビットカード加盟店となることの事業上のメリットの周知とキャンペーンへの参加を呼びかけ、中国人
旅行客が道内で消費しやすい環境づくりを図る。
【実施予定時期】
1.年3回程度(①H22年7,8月頃、②22年10月頃、③H23年1,2月頃)
2.随時
【目的・趣旨】
経済波及効果が大きく、今後の有望ターゲットである中国からのインセンティブ旅行を戦略的 に誘致するため、現地で
の実態把握や本道への誘致戦略構築のための調査を実施する。
【実施主体】
道、(社)北海道観光振興機構
【取組の内容】
①中国側企業調査
民間シンクタンク等に委託し、中国のトップ大学である清華大学の協力を得て実施
経済部
《調査内容》インセンティブツアーの嗜好性、訪問先の決定要因、北海道の可能性など
観光局
②モニターツアー
上記の調査協力企業を対象にモニターツアーを実施
→ ツアーのモニタリング
将来のポテンシャルカスタマーの確保
【実施予定時期】
22年度上半期
【目的・趣旨】
観光地での中国人観光客受入体制の充実化を図るため、中国語に堪能な観光客受入サポーター(仮称:地域観光コンシェ
ルジュ)を配置することにより、観光客への情報提供を行うとともに、中国人観光客の誘客促進に向け、中国国内で地域観
光プロモーションを実施する。
【実施主体】
道
【取組の内容】
経済部
○中国語に堪能な観光客受入サポーター(仮称:地域観光コンシェルジュ)を配置し、観光客への情報提供を実施。
観光局
《配置予定先》
広域的な地域観光団体(5団体:道南、西いぶり、後志、東北海道、北北海道)
○併せて中国人観光客の誘客促進に向け、地域観光プロモーションを実施。
【実施予定時期】
22年7~9月頃
【目的・趣旨】
本道へのコンベンション誘致を促進するため、国際ミーティングエキスポへの出展や道外のコ ンベンション主催者等へ
のプロモーションを行う。
【実施主体】 道
【取組の内容】
1北海道コンベンション誘致推進協議会への参加
○国際ミーティングエキスポ(International Meeting Exhibition)への出展
経済部
○道外コンベンション主催者へのプロモーション(首都圏)
観光局
コンベンション誘致促進事業費補助金
北海道で開催する大規模コンベンションに対しての助成
【実施予定時期】
通年
【目的・趣旨】
平成14年から北東北三県と合同で設置・運営している「北東北三県・北海道ソウル事務所」を通じ、物産と観光の連携
の下、北海道への誘客促進、道産品の販路拡大に向けた取組を展開する。
【実施主体】
北東北三県・北海道ソウル事務所
【取組の内容】
○物産PR事業
海外事務所運営事業
経済部
・試食プレゼンテーション会の開催等
(北東北三県・北海道ソ
商工局
・メディア関係者の招へい、PR企画の支援など
ウル事務所運営事業)
商業経済交流課
○観光PR事業
【再掲】
・ホームページを活用したPR、旅行商品提案の募集、観光動向調査の実施
・観光説明会、観光商談会、意見交換会
・観光展等イベント出展
・PRグッズの作成・配付 など
【実施予定時期】
平成22年度
ウ 観光に関する基礎データの収集及び調査の実施
北海道観光産業経済効
果調査
観光振興費(観光統計
調査事業費)
【目的・趣旨】
北海道観光のくにづくり行動計画等の施策目標の検証や、民間や行政の観光振興施策をはじめ各種施策立案、実施の基礎
とするため、道内における観光消費の実態を把握し、観光消費による本道経済への経済効果調査を実施する。
【実施主体】
道
経済部
【取組の内容】
観光局
観光客(道民、国内、訪日外国人)1人当たりの観光消費額、観光行動、満足等を調査し、北海道における観光総消費額
を算出する。
【実施予定時期】
平成22年4月~3月
【目的・趣旨】
本道における観光入込客数及び観光消費額を調査するとともに、観光客や観光産業の動向等を調査し、観光振興施策推進
の基礎資料とする。
【実施主体】
道
経済部
【取組の内容】
観光局
・観光入込客数調査:観光入込客数(道内・道外別、宿泊・日帰り別)、消費額、平均訪問地点 数
【実施予定時期】
平成22年4月~3月
7
○戦略分野
◇寒冷地技術分野
建設業等経営革新補助金
ロシア極東地域からの技
術交流促進事業
中小企業競争力強化促進
事業費
【目的・趣旨】
公共工事縮減、景気の低迷など厳しい経営環境の中で、中小建設業等が経営の改革に向けて実施する新商品・新役務の研究開発、事
業化、販路開拓、人材育成の取組に要する経費の一部を補助し、成長が期待される健康、環境、国際分野などの新分野への進出・新事
業展開を促進する。
【実施主体】
道
【取組の内容】
○ 補助率 1/2
○ 限度額 500万円
○ 対象事業
経済部
・建設業・建設サービス業者が行う小分類が異なる分野への進出、及び海外進出(産業分類が異ならなくても可)
商工局
・建設依存型製造業者が行う小分類が異なる業種区分への進出、及び建設需要以外の受注拡大を目的に行う事業への進出
商工金融課
・建設業離職者が行う建設業以外の事業分野進出
○ 対象業種
建設業、建設サービス業、建設依存型製造業
【実施予定時期】
平成22年4月
【目的・趣旨】
気運の高まりつつあるロシア極東地域との技術交流を加速させるため、道内、ロシア極東両地域の企業ニーズに基づき技術
交流を斡旋・招致する。
【実施主体】
道
経済部
【取組の内容】
商工局
・道内企業等及び極東地域のロシア企業等に対する技術交流に関する意向調査
商業経済交流課
・企業訪問・技術研修・視察等を行う技術交流の斡旋・招致
【実施予定時期】
未定
【目的・趣旨】
「北海道産業振興条例」に基づいて、道内の中小企業者等が行う新分野・新市場進出等を目指した商品・サービスの展示会・
商談会への出展を支援する。
【実施主体】
財団法人北海道中小企業総合支援センター
【取組の内容】
○マーケティング支援事業
[事業内容] 中小企業者等が新分野・新市場への進出等のために行う各種市場調査や展示会等(道内において行われるもの 経済部商工局
を除く。)への出展に係る経費に対し補助する事業。
産業振興課
[対象経費] 市場調査委託費、出展料、展示工事費、滞在費、往復の交通費、輸送費 等
[補助率、限度額] 対象経費の1/2以内、200万円
【実施予定時期】
平成22年4月1日~5月21日
◇IT・バイオ分野
健康長寿関連バイオ産業
活性化促進事業費
(健康バイオ産業販路拡
大促進事業)
中小企業競争力強化促進
事業費
【再掲】
【目的・趣旨】
道内の優れたバイオ製品、サービスの販路拡大を図るため、東京などで開催される国際的な商談会に参加する道内の企業
を募り、ビジネスマッチング機会の創出を図る。
【実施主体】
道 (北海道経済産業局、札幌市、北海道科学技術総合振興センターなどと連携して実施)
経済部
【取組の内容】
商工局
出展予定展示会
産業振興課
Bio Japan 2010(横浜市)
食品開発展 2010(東京都)
【実施予定時期】
平成22年10月
【目的・趣旨】
「北海道産業振興条例」に基づいて、道内の中小企業者等が行う新分野・新市場進出等を目指した商品・サービスの展示会・
商談会への出展を支援する。
【実施主体】
財団法人北海道中小企業総合支援センター
【取組の内容】
○マーケティング支援事業
[事業内容] 中小企業者等が新分野・新市場への進出等のために行う各種市場調査や展示会等(道内において行われるもの 経済部商工局
を除く。)への出展に係る経費に対し補助する事業。
産業振興課
[対象経費] 市場調査委託費、出展料、展示工事費、滞在費、往復の交通費、輸送費 等
[補助率、限度額] 対象経費の1/2以内、200万円
【実施予定時期】
平成22年4月1日~5月21日
◇環境分野
中小企業競争力強化促進
事業費
【再掲】
【目的・趣旨】
「北海道産業振興条例」に基づいて、道内の中小企業者等が行う新分野・新市場進出等を目指した商品・サービスの展示会・
商談会への出展を支援する。
【実施主体】
財団法人北海道中小企業総合支援センター
【取組の内容】
○マーケティング支援事業
[事業内容] 中小企業者等が新分野・新市場への進出等のために行う各種市場調査や展示会等(道内において行われるもの 経済部商工局
を除く。)への出展に係る経費に対し補助する事業。
産業振興課
[対象経費] 市場調査委託費、出展料、展示工事費、滞在費、往復の交通費、輸送費 等
[補助率、限度額] 対象経費の1/2以内、200万円
【実施予定時期】
平成22年4月1日~5月21日
8
道産研究シーズ活用型地
域産業活性化事業(ふる
さと雇用再生特別交付
金)
【目的・趣旨】
成長が期待される「健康」「環境」「国際」の領域を対象とし、道内の大学や公設試などが有する研究シーズを活用した新商品や新
サービスの開発・事業化の取組を公募し、委託事業を実施する。新産業創出を促すことにより、持続的な雇用の場を創出する。
【実施主体】
道(民間事業者に委託)
【取組の内容】
(1)大学や公設試験研究機関等が有する研究シーズを活用して、新商品や新サービスの開発・事業化を公募プロポーザル方式により
民間業者等から提案を受け、事業を実施する。
(2)成長が期待される経済戦略領域として「健康」「環境」「国際」を設定し、それに沿った取組を実施する。
【実施予定時期】
H22年度
経済部
商工局
産業振興課
産業企画グループ
○経済交流拡大に向けた支援
◇情報の収集・発信
経済国際化推進事業(経
済国際化推進)
経済国際化推進事業
(国際ビジネスセン
ター・東アジア研究セン
ター)
経済国際化推進事業
(日本貿易振興機構北海
道貿易情報センター)
サハリン事務所維持運営
費
交流協力推進事業
【目的・趣旨】
グローバル企業との競争に直面する道内中小企業の支援のため、貿易コンサルティングの推進や最新の貿易実務・海外投
資に関わる情報提供等を全道規模で展開する「北海道国際ビジネスセンター」の活動を支援する。
【実施主体】
道
【取組の内容】
○組織化の促進、セミナー・研修会開催、貿易コンサルティングの推進などの活動を支援する。
経済部
○また、道の海外拠点や海外貿易協力員、さらには、連携協力協定締結企業の出先などの海外ネットワークを通じて得た情 商工局
報を北海道国際ビジネスセンターに集約することなどを通じて、ビジネス支援機能の一層の強化を図る など
商業経済交流課
【実施予定時期】
平成22年度
【目的・趣旨】
北海道国際ビジネスセンターに海外との取引に関するマッチングの支援などを行うコーディネーターを配置するとともに、東アジア
地域に関する情報収集・分析などを実施する。
【実施主体】
道、北海道国際ビジネスセンター
【取組の内容】
○精通したコーディネーターを北海道国際ビジネスセンターに配置し、次の業務を展開
経済部
・ 海外との取引に関するマッチングの支援
商工局
・ 東アジア地域に関する情報収集・分析と提供(東アジア研究センター事業)
商業経済交流課
・ 道内貿易機関間の連携促進 など
【実施予定時期】
平成22年度
【目的・趣旨】
本道の貿易振興のため、道内企業等に貿易情報の収集提供や貿易相談業務棟を実施しているジェトロ北海道情報センターに対し、経
費の一部を負担する。
【取組の内容】
○情報提供事業、普及事業、貿易投資総合情報データベース・アクセス支援事業等の実施
○地方事業の実施
・貿易・海外投資等の相談事業
・貿易関連情報発信事業(情報誌の発行、ホームページによる情報発信など)
経済部
・国際経済交流促進事業の実施(セミナーの開催、講師の派遣など)
商工局
・国際ビジネス起業家養成プログラム事業(地域ビジネス国際化のための啓蒙普及)
商業経済交流課
・輸出ビジネス・スタートアップ支援事業(見本市出展に関する説明会の開催など)
○その他道内貿易振興に関する事業
・海外渡航者に対する便宜供与
・海外公的機関に対する協力事業
【実施予定時期】
平成22年度
【目的・趣旨】
本道とロシア連邦極東地域の友好及び経済交流の促進を図るため、ロシア連邦サハリン州ユジノサハリンスク市に平成1
3年1月に設置した「北海道サハリン事務所」を運営する。
【実施主体】
道
【取組の内容】
○ 北海道サハリン事務所の概要
1 設 置 平成13年1月
2 所 在 地
経済部
商工局
ロシア連邦サハリン州ユジノサハリンスク市レーニン通234 2階
商業経済交流課
3 業務内容
(1) 現地情報の収集・提供
(2) 北海道情報の発信
(3) 各種交流事業の仲介
(4) 邦人訪問団等への対応
(5) 関係機関との連絡調整
【実施予定時期】
通年
【目的・趣旨】
「北海道とサハリン州との友好・経済協力に関する提携」及び「北海道とロシア連邦極東地 域との経済協力発展プログラ
ム」に基づき行われる、友好・経済協力事業の基本的な方針等を協議するための諸会議を実施する。
【実施主体】
道
経済部
【取組の内容】
商工局
・サハリン州との提携に基づく会議
商業経済交流課
・「経済協力プログラム」に基づく事業の推進
・サハリンプロジェクト関係
【実施予定時期】
通年
9
【目的・趣旨】
平成14年から北東北三県と合同で設置・運営している「北東北三県・北海道ソウル事務所」を通じ、物産と観光の連携
の下、北海道への誘客促進、道産品の販路拡大に向けた取組を展開する。
【実施主体】
北東北三県・北海道ソウル事務所
【取組の内容】
○物産PR事業
・試食プレゼンテーション会の開催等
海外事務所運営事業
経済部
(北東北三県・北海道ソウ ・メディア関係者の招へい、PR企画の支援など
商工局
○観光PR事業
ル事務所運営事業)
商業経済交流課
・ホームページを活用したPR、旅行商品提案の募集、観光動向調査の実施
【再掲】
・観光説明会、観光商談会、意見交換会
・観光展等イベント出展
・PRグッズの作成・配付 など
【実施予定時期】
平成22年度
【目的・趣旨】
中国市場への道産品販路拡大を図るため、これまでの輸出販売実績を踏まえ、中国での販路をさらに拡大するとともに、「北海道ブ
ランド」を保護するため、道産品輸出用シンボルマークの周知を図る。
【取組の内容】
○中国市場販路拡大プロモーション事業(実施主体:中国市場販路拡大プロモーション事業実行委員会)
・中国市場向けに輸出したい商品を公募し、商品データベースの充実を図る(商品の掘り起こし)。
・道産食品中国輸出促進プロモーター(商社等)による、メーカー向けコンサルティングを実施し、中国人消費者の購買力や嗜好を意
識した商品作りを支援する(商品の磨き上げ)。
東アジア経済交流事業
・商談会開催等による定番化支援に加え、道産食材を用いた料理フェアを開催するなど、飲食店など業務用としての販路開拓に新たに 経済部
(中国市場販路拡大総合対 取り組む。
商工局
策事業)
○北海道ブランド確立事業(実施主体:道、北海道国際ビジネスセンターなど)
商業経済交流課
【再掲】
道内関係団体・機関、包括連携協定締結企業の出先などを通じて、商標出願済の「道産品輸出用シンボルマーク」の周知を図る。
○北海道北京情報拠点設置運営事業(実施主体:道)
中国の首都・北京に設置する「北海道北京デスク」を活用し、中国関連情報の収集、北海道情報の効果的発信、更には、中国政府等
主要機関とのチャンネルの構築を進める。
【実施予定時期】
平成22年度
【目的・趣旨】
中国東北3章からの代表団を受け入れ、経済交流に関する協議・情報交換や貿易などの商談・交渉を行い、北海道と東北
3省の経済交流の具体化を図る。
【実施主体】
道
【取組の内容】
東アジア経済交流事業(北 東北3省の政府関係者等からなる経済代表団を受入し、各省政府との経済交流に関する協議・情報交換や、道内企業等との 経済部
東アジア経済交流事業)
交流、貿易投資説明会を開催するほか、この機会を捉え、道産品のPRも併せて実施する(来道者(予定):黒竜江省、遼 商工局
【再掲】
商業経済交流課
寧省)。
【実施予定時期】
平成22年度
◇事業化等の支援
中小企業総合振興資金貸
付金(ブリッジ貸付)
中小企業競争力強化促進
事業費
【再掲】
戦略的食クラスター加速
展開事業費
【目的・趣旨】
中小企業者等に対し、国際商取引の決済等までの間に必要となる短期的な資金の融資の円滑化を図り、事業活動を支援す
る。
【実施主体】
道、取扱金融機関、北海道信用保証協会
経済部
【取組の内容】
商工局
道が取扱金融機関に原資を預託し、中小企業者等に対する低利融資を行う。
商工金融課
【実施予定時期】
通年実施
【目的・趣旨】
「北海道産業振興条例」に基づいて、道内の中小企業者等が行う新分野・新市場進出等を目指した商品・サービスの展示会・
商談会への出展を支援する。
【実施主体】
財団法人北海道中小企業総合支援センター
【取組の内容】
○マーケティング支援事業
経済部
[事業内容] 中小企業者等が新分野・新市場への進出等のために行う各種市場調査や展示会等(道内において行われるもの
商工局
を除く。)への出展に係る経費に対し補助する事業。
産業振興課
[対象経費] 市場調査委託費、出展料、展示工事費、滞在費、往復の交通費、輸送費 等
[補助率、限度額] 対象経費の1/2以内、200万円
【実施予定時期】
平成22年4月1日~5月21日
【目的・趣旨】
道内関係機関からなる「食クラスター連携協議体(仮称)」を設置し、本道の豊富な「食」資源を活用した「もの」「サービス」
等、モデルとなる食関連産業事業化テーマの実証、提案を行い、食クラスターの展開を加速させる。
【実施主体】
道直営及び企業、団体等によるコンソーシアム
【取組の内容】
○食クラスター連携協議体(仮称)
「食の総合産業」の確立に向け、戦略の立案、課題の共有化と解決方策を総合的に協議する。
○事業推進部会の開催
協議体に部会を設置し、限定した領域について、より専門的なメンバーで議論を行う。
○地域別ワーキングの実施
協議体メンバーを企業や工場、関係施設に派遣し、現場の方々と意見交換や議論を行う。
○食関連産業事業化可能性実証事業
選定した「特定テーマ」に基づき、今後事業化が展望される検討事例の探査及び提案を行う。
【実施予定時期】
H22~H24
10
経済部
食関連産業振興室
食クラスター普及
プロモーション事業
(緊急雇用創出推進事
業)
道産研究シーズ活用型地
域産業活性化事業
(ふるさと雇用再生特別
交付金)
【再掲】
国際ビジネス支援人材育
成事業費
(雇用交付金事業)
【目的・趣旨】
食クラスター活動の普及促進のため、道内各地域への普及活動、道外に対する「食」及び関連産業のブランド開発の取組をPRし、道
産品の市場開拓、雇用創出を図る。
【実施主体】
企業、団体又はそれらのコンソーシアム(道の委託)
【取組の内容】
(1)食関連産業集積可能性の調査
クラスター形成に必要な要素の抽出、企業の誘致方策など、普及活動の推進に向けた調査を実施。
(2)食クラスターフォーラムの開催
全道で一次産業、企業、団体、支援機関に向けて開催。事例紹介、基調講演などを行う。
(3)食クラスタープロモーションツールの整備
ウェブサイトの開設、告知用パンフレットの作成
(4)食クラスター市場開拓促進事業
アジア最大級の展示会に出展し、優良事例等を紹介する。
【実施予定時期】
H22年度
【目的・趣旨】
成長が期待される「健康」「環境」「国際」の領域を対象とし、道内の大学や公設試などが有する研究シーズを活用した新商品や新
サービスの開発・事業化の取組を公募し、委託事業を実施する。新産業創出を促すことにより、持続的な雇用の場を創出する。
【実施主体】
道(民間事業者に委託)
【取組の内容】
(1)大学や公設試験研究機関等が有する研究シーズを活用して、新商品や新サービスの開発・事業化を公募プロポーザル方式により
民間業者等から提案を受け、事業を実施する。
(2)成長が期待される経済戦略領域として「健康」「環境」「国際」を設定し、それに沿った取組を実施する。
【実施予定時期】
H22年度
経済部
商工局
食関連産業振興室
経済部
商工局
産業振興課
産業企画グループ
【目的・趣旨】
国内市場の成長が期待できない現状において、国際ビジネス(国際取引)への参入を検討している(海外への販路開拓等)道内の国
際ビジネス未参入企業に対し、人材育成に重点を置いた支援を展開する。
【実施主体】
道
【取組の内容】
(1)国際ビジネス支援ワークショップ
中小企業の従業員を対象に専門家を派遣し、ワークショップ方式による疑似的な「貿易取引」を体験し、国際ビジネスへ参入する際
の知識(貿易実務・法制度・マーケット情報・参入済企業からの実体験伝授等も含めて)をパッケージで習得を図る。また、観光関連
向けには海外観光客の誘致に向けた具体的な取組手法(プロモーション・情報発信・成功事例等)についての習得を図る。
経済部
(2)国際ビジネス支援セミナー
労働局
中小企業の経営者及び経営者層(役員レベル)を対象に、短時間でコンパクトに国際ビジネスに参入する際の知識の習得をめざすと 人材育成課
ともに、併せて国際ビジネス支援ワークショップのPRと対象企業探しを実施。海外向け販路拡大、建設関連、観光関連向けに各1回
開催予定。
(3)マニュアル等作成
事業実施後においては道に対し実施報告書を提出するとともに、事業成果として、国際ビジネス支援のためのマニュアル、成功事例
集を作成、配布する。
【実施予定時期】
平成22年度第2~第4四半期に実施予定。
◇投資、企業誘致の促進
企業立地促進費補助金
企業誘致促進費
企業誘致促進費
(成長発展分野重点誘致
推進事業費)
ものづくり企業戦略的国
際情報発信事業
(緊急雇用創出推進事
業)
【目的・趣旨】
産業構造の高度化による自立型経済構造への転換を図るため、企業立地の促進に関し、工場その他を新増設する者に対し
助成する。
【実施主体】
道
【取組の内容】
工場等を新増設する者に対する助成(最高35億円)
【実施予定時期】
通 年
【目的・趣旨】
製造業やIT・バイオ産業関連企業の道内への立地を促進するため、各種企業誘致活動を展開する。
【実施主体】
道
【取組の内容】
・北海道企業誘致推進会議と連携した企業誘致活動の実施
・外国企業の日本拠点等へのアプローチ
・海外からの視察等への対応
・海外展示会等でのPR 等
【実施予定時期】
通 年
【目的・趣旨】
現在積極的な投資が見込まれている環境関連分野、健康関連分野、環境配慮型データセンターを対象とした重点的な誘致
活動を展開する。
【実施主体】
道
【取組の内容】
・立地環境PR用資料の作成
・次世代自動車や太陽光発電など環境関連分野の企業、データセンター事業者などへの重点的な企業訪問 等
【実施予定時期】
通 年
経済部
産業立地推進局
産業立地課
経済部
産業立地推進局
産業立地課
経済部
産業立地推進局
産業立地課
【目的・趣旨】
道内中小企業の新たな参入や取引拡大を図るため、ものづくりの技術や製品、研究開発成果の発信や北東アジアとの経済交流をねら
いとした「富山ものづくり総合見本市」(H22.8.5~7)に参加し、道外企業や北東アジアなどへ国際的なPRを行う。
【実施主体】
道(民間事業者に委託)
【取組の内容】
・見本市に合わせて、道外企業・北東アジア企業向けの道内企業のPR資料を作成することとし、富山県周辺の産業集積や貿易状況を
調査した上で、参入可能性が高いと考えられる道内企業の技術力や分野等をとりまとめる。
・調査結果から、「富山ものづくり総合見本市」の出展に合う企業を選定し、北海道ブースへの参加につなげ、効果的な情報発信を行
経済部
う。
・会場アンケート調査・フォローアップ等を行い、富山県など道外や、北東アジア企業との取引拡大に向けた方向性を探り、道内企業 商工局
産業振興課
等に提供することにより、道外市場への参入を促進する。
【実施予定時期】
・「富山ものづくり総合見本市」は、H22.8.5~7に開催
・事業委託期間は、H22.5~9の予定
11
海外からの小口投資促進
支援事業
(ふるさと雇用再生特別
交付金)
経済国際化推進事業(経
済国際化推進)
【再掲】
経済国際化推進事業
(国際ビジネスセン
ター・東アジア研究セン
ター)
【再掲】
経済国際化推進事業
(日本貿易振興機構北海
道貿易情報センター)
【再掲】
【目的・趣旨】
ペンションや観光アクティビティ等の小規模の投資案件に対する海外投資家のニーズや課題、道内企業等の実情に関する認識を深める
とともに、本道の実情にあった投資促進につながるビジネスモデルを実施しながら、海外からの投資支援サービスなど道外企業の国際
対応力強化を図り、地域経済の活性化及び雇用の受け皿の拡大を実現する。
【実施主体】
道(民間事業者に委託)
【取組の内容】
(1)海外からの投資受入の仕組みに関する研究
海外からの投資を効率的に集めるための仕組みに関する内容、課題などを研究する。
(2)モデル事業の指導、支援
次のモデル事業に取り組む事業者を選定して、事業の実施状況の報告を受け、指導、助言を行う。
経済部
〈モデル事業~想定〉
商工局
・投資支援サービス
産業振興課
・国際メディカルサポートサービス
・映像関連サービス
・留学生を活用するしくみ
(3)海外からの小口投資ビジネス研究会の運営
道内外の実務者・有識者から構成される研究会を運営し、海外からの投資を受け入れるしくみの研究やモデル事業の支援に際して、道
内の実情を踏まえた的確な指導・助言を実施する。
【実施予定時期】
平成22年度
【目的・趣旨】
グローバル企業との競争に直面する道内中小企業の支援のため、貿易コンサルティングの推進や最新の貿易実務・海外投
資に関わる情報提供等を全道規模で展開する「北海道国際ビジネスセンター」の活動を支援する。
【実施主体】
道
【取組の内容】
○組織化の促進、セミナー・研修会開催、貿易コンサルティングの推進などの活動を支援する。
経済部
○また、道の海外拠点や海外貿易協力員、さらには、連携協力協定締結企業の出先などの海外ネットワークを通じて得た情
商工局
報を北海道国際ビジネスセンターに集約することなどを通じて、ビジネス支援機能の一層の強化を図る など
商業経済交流課
【実施予定時期】
平成22年度
【目的・趣旨】
北海道国際ビジネスセンターに海外との取引に関するマッチングの支援などを行うコーディネーターを配置するとともに、東アジア
地域に関する情報収集・分析などを実施する。
【実施主体】
道、北海道国際ビジネスセンター
【取組の内容】
経済部
○精通したコーディネーターを北海道国際ビジネスセンターに配置し、次の業務を展開
商工局
・ 海外との取引に関するマッチングの支援
商業経済交流課
・ 東アジア地域に関する情報収集・分析と提供(東アジア研究センター事業)
・ 道内貿易機関間の連携促進 など
【実施予定時期】
平成22年度
【目的・趣旨】
本道の貿易振興のため、道内企業等に貿易情報の収集提供や貿易相談業務棟を実施しているジェトロ北海道情報センターに対し、経
費の一部を負担する。
【取組の内容】
○情報提供事業、普及事業、貿易投資総合情報データベース・アクセス支援事業等の実施
○地方事業の実施
・貿易・海外投資等の相談事業
・貿易関連情報発信事業(情報誌の発行、ホームページによる情報発信など)
経済部
・国際経済交流促進事業の実施(セミナーの開催、講師の派遣など)
商工局
・国際ビジネス起業家養成プログラム事業(地域ビジネス国際化のための啓蒙普及)
商業経済交流課
・輸出ビジネス・スタートアップ支援事業(見本市出展に関する説明会の開催など)
○その他道内貿易振興に関する事業
・海外渡航者に対する便宜供与
・海外公的機関に対する協力事業
【実施予定時期】
平成22年度
◇海外との経済交流基盤の整備
【目的・趣旨】
国際物流の効率化に向けて「共同輸送」をテーマに実証モデル事業を実施し、「共同輸送」システム構築に向けてノウハウの蓄積を
図るとともに、課題や解決策の検討を行い、これら取組をセミナーやHPにより業界関係者に普及・啓発する。
【実施主体】
道(民間事業者に委託)(フォワダー、貿易商社などによるコンソーシアムを想定)
【取組の内容】
○国際物流輸送共同化モデル事業
■内容
・荷に関する情報収集及び荷の集約の働きかけ
・既存の定期コンテナ航路を活用した東アジア地域への共同輸送モデル事業の実施。
物流効率化推進モデル事 ■ねらい
・海外への販路拡大を目指している企業の掘り起こしを行うとともに、現在、小ロット輸出を行っている貨物の集約化によるコスト削 経済部
業
商工局
減。
(緊急雇用創出推進事
・輸出手続きや共同輸送に係るノウハウの蓄積を図る。
商業経済交流課
業)
○セミナー開催、HP作成
■内容
・荷主や運送事業者に対する「貨物の集約化」や「共同輸送」に関する先進事例の紹介
■ねらい
・貨物の集約化や共同輸送に係る業界関係者への普及・啓発
【実施予定時期】
平成22年7月~平成23年1月(契約期間(予定))
12
国際海上ネットワーク形
成推進費
新千歳空港国際拠点空港
化推進費
【目的・趣旨】
港湾施設や港湾機能の整備と一体となった形で、東アジア地域(中国・韓国・ASEAN諸国等)・ロシア連邦極東地域・北米地域等を結ぶ国
際定期航路(フェリー航路・コンテナ航路)の開設及び拡充等を図ることにより、北の海の物流拠点の形成、国際的な交流拡大のための
交通基盤づくり等を促進するとともに、21世紀における国際海上交通ネットワークの形成に努める。
【実施主体】
道、日ロフェリー定期航路利用促進協議会ム 等
【取組の内容】
サハリンプロジェクトの進展により経済発展が著しいサハリン州や、アジアとの玄関口としてロシア極東地域における経済的中心地 総合政策部
となりつつある沿海地域などとの人的・物的交流を促進し、これらの地域との連携を深めることによる本道経済の活性化を目指し、日 新幹線・交通企画局
ロフェリー定期航路の利用促進のための事業を実施する。
交通企画課
また、本道の経済発展や地域振興等を図るため、道内とアジア諸国や北米地域等とを結ぶ国際定期航路の開設・拡充等を促進すると
ともに、そのために必要な各種方策の推進を図る。
【実施予定時期】
平成22年度内
【目的・趣旨】
新千歳空港の国際拠点空港化を推進するため、国際航空定期便の誘致、需要開発及び機能整備を推進する。
【実施主体】
道、新千歳空港国際化推進協議会、北海道海外旅行促進事業実行委員会 等
【取組の内容】
新千歳空港への路線誘致や拡充を図るために、新千歳空港に発着する国際航空定期便へ運航支援を行うとともに、観光客 総合政策部
の増加が見込まれる東アジアなどの地域を中心に、経済界などと積極的なポートセールスを進め、また同空港の機能面の充 新幹線・交通企画局
実を関係機関に働きかけるなど、新千歳空港の国際拠点空港化に向けた取組を進めていく。併せて、地方空港の国際化を推 空港活性化推進室
進するための要請など取組を行う。
【実施予定時期】
平成22年度内
13
資料2
平成 2 1年 度 に実 施 され た 道内 市 町村 、 関係 団 体の 海 外事 業
1 . 市町 村 等の 取 組
(1 )海外 に おけ る 物産 の 販路 拡 大に 向 けた 取 組
市 町村
取 組内 容 など
札 幌市
・ 中 国 で の 物 産 展 開 催 ( 2009香 港 札 幌 の 物 産 と 観 光 フ ェ ア 、 天 津 ・
瀋 陽 伊勢 丹 北 海 道物 産 フェ ア )
・ 中 国 で の 商 談 会 開 催 ( 北 海道 商 談 会 in香 港 2009、 北 海 道 食 品 展 示 商
談 会 in北 京 )
・東 ア ジア 圏 食品 輸 出エ キ スパ ー ト養 成 講座 の 開催
札 幌商 工 会 議所 ・ア ジ アビ ジ ネス 及 び海 外 販路 拡 大勉 強 会の 実 施
・貿 易 個別 相 談の 実 施 ( JETROと 協 力 )
・北 海 道ブ ラ ンド ア ジア 市 場販 路 拡大 セ ミナ ー 及び 商 談会 の 実施
(札幌市及び函館市で実施)
・ビ ジ ネス マ ッチ ン グイ ン 瀋陽 ・ 大連 の 実施
・北 海 道商 談 会IN香 港の 実 施
・台 湾 太平 洋 そご う 北海 道 物産 展 への 事 前商 談 会及 び 出展 支 援
・中 国 山東 省 食品 関 連業 種 視察 ミ ッシ ョ ンの 実 施
・貿 易 実務 講 座の 実 施
江 別市
・ 姉 妹 都 市 で あ る 米 国 ・ グ レ シ ャ ム 市 の ア ン テ ナ シ ョ ッ プ (江 別 グ レ
シ ャ ムア ン テナ シ ョッ プ )に て グレ シ ャ ム市 の物 産 販売 を 行う ほ か 、
同 市 の情 報 コー ナ ーを 設 置し 、 両市 交 流の 拠 点と し てい る 。
恵 庭市
・ニ ュ ージ ー ラン ド ・テ ィ マル 市 との 国 際姉 妹 都市 の 締結 等
恵 庭商 工 会 議所 ・ニ ュ ージ ー ラン ド ・テ ィ マル 市 での 北 海道 産 品モ ニ タリ ン グ
・N Z ・マ ー ケッ ト リサ ー チ
函 館市
小 樽市
中国及びロシア
での市場調査事
業等実行委員会
( 小樽 市 )
旭 川市
あさひかわ海外
経済交流推進委
員 会(構成:旭川
・海 外 見本 市 ・商 談 会・ テ スト 輸 出事 業 への 企 業参 加 支援
・海 外 ビジ ネ ス支 援 セミ ナ ー等 の 開催
・商 談 会の 実 施
・ウ ラ ジオ ス トク 市 とナ ホ トカ 市 への 市 代表 団 の派 遣 等
・ 中 国 及 び ロ シ ア と の 対 岸 貿 易 に 関 し 、 広 域連 携に よ る 新 航 路 開 拓 の
可 能 性に つ いて 、 セミ ナ ーを 開 催( 平 成2 1 年1 0 月)
・ 中 国 上 海 市 に お い て 、 物 産 展 を 開 催 し 、 輸出 に係 る 諸 手 続 及 び 地 場
産 品 の試 食 ・販 売 を通 じ た中 国 市場 の 調査 を 実施( 平成 2 2年 1 月 )
・海 外 にお け る販 路 開拓 ・ 拡大 に 係る 支 援
・サ ハ リン 州 の建 設 関連 専 門家 等 の圏 域 への 招 聘
( セ ミナ ー 講師 対 応及 び 建設 技 術等 視 察)
・ビ ジ ネス セ ミナ ー の開 催
・海 外 にお け る物 産 展出 品 ・出 展 など に 係る 支 援
・圏 域 及び 圏 域の 物 産の 認 知度 向 上
市、富良野市、東川
町 、 上 川町 )
留 萌市
・ 対 岸 貿 易 促 進 の た め サ ハ リ ン 州 ユ ジ ノ サ ハリ ンス ク に て 「 サ ハ リ ン
る も い展 」 を開 催
稚 内市
・友 好 都市 経 済交 流 促進 会 議を 開 催( 隔 年で サ ハリ ン 、稚 内 で開 催 )
・稚 内 市サ ハ リン 事 務所 を 通じ た 情報 提 供等
釧 路 - 台 湾 ビ ジ ・台 湾 百貨 店 での 物 産展 の 参加
ネ ス マ ッ チ ン グ ・台 湾 バイ ヤ ー招 へ いに よ る産 地 PR活 動 の実 施 、試 食 会の 開 催
協会
・現 地 企業 訪 問に よ る営 業 活動 の 実施
北 海 道 経 済 部 調 べ ( 平 成 22 年 2 月 )
14
(2 )海外 か らの 観 光客 誘 致に 向 けた 取 組
市 町村
取 組内 容 など
札 幌市
・中 国 への 観 光プ ロ モー シ ョン 団 の派 遣
・中 国 のマ ス コミ 関 係者 ・ 旅行 会 社の 招 聘
・マ レ ーシ ア の旅 行 博覧 会 への 出 展
千 歳市
・台 湾 、中 国 、韓 国 への 観 光ミ ッ ショ ン の派 遣
・ 台 湾 の 教 育 旅 行 等 関 係 者 、 香 港 、 シ ン ガ ポー ルの マ ス コ ミ 関 係 者 の
招聘
石 狩市
・シ ン ガポ ー ル・香 港の マ スコ ミ 関係 者 の 招聘
・中 国 招聘 団 と交 易 会「 北 海道 観 光振 興 フォ ー ラム 」 参加
函 館市
・韓 国 、台 湾 、中 国 への 観 光ミ ッ ショ ン の派 遣
・韓 国 の旅 行 会社 関 係者 、 及び マ スコ ミ 関係 者 の招 聘
・韓 国 、台 湾 の国 際 旅行 博 への 出 展
小 樽 国 際 観 光 客 ・ 小 樽 市 長 を は じ め 、 小 樽 市 内 の 観 光 関 連 事業 者が 、 中 国 上 海 市 に お
誘致実行委員会
い て 、 地 元 の 旅 行 業 関 係 者 に 対 し て 、 小 樽市 ・余 市 町 ・ 仁 木 町 の 観
(構成:小樽市、余
光 を 紹介 。
市 町 、 仁木 町 )
・ 全 洲 広 場 ( グ ロ ー カ ル ・ ジ ャ パ ン ・ プ ラ ザ ) に お い て 、「 北 海 道 の
後 志 ・ 小 樽 の 物 産 と 観 光 展 」 を 開 催 。 観 光案 内コ ー ナ ー を 設 置 し 、
小 樽 観光 の 紹介 や 、問 い 合わ せ に対 応 。
ニ セ コ 町 ( ニ セ ・中 国 大連 市 の観 光 関係 者( 政 府関 係 者 、中 国 南方 航 空 、旅 行社 幹 部 、
コリゾート観光
大 連 市T V 局ク ル ーな ど )の 招 聘
協 会)
あ さ ひ か わ 海 外 ・香 港 、台 北 のエ ー ジェ ン ト、 メ ディ ア への セ ミナ ー 開催
経済交流推進委
員 会(構成:旭川
市、士別市、士別観
光協会、ふらの観光
協会)
あ さ ひ か わ 観 光 ・外 国 人ス キ ー客 誘 致事 業
誘 致宣 伝 協 議会 ・ 外 国 人 観 光 客 誘 致 事 業 ( 台 湾 、 香 港 、 韓 国、 中国 、 シ ン ガ ポ ー ル 、
(構 成 : 旭 川 市 、 上 川
タ イ 、 マ レ ー シ ア の 航 空 会 社 ・ 旅 行 代 理 店等 を対 象 と し た プ ロ モ ー
町 、 東 川町 )
シ ョ ン等 )
・シ ン ガポ ー ル、 観 光へ の 観光 ミ ッシ ョ ン派 遣
・韓 国 エー ジ ェン ト の招 聘
富 良 野 美 瑛 広 域 ・香 港 IT E プロ モ ーシ ョ ン(香 港ITE2009へ の 出展 )
観 光 推 進 協 議 会 ・上 海 旅行 博 出展 ( 21 年 4月 )
(構 成 : 富 良 野 市 、 美 ・ 上 海 、 北 京 ト ッ プ セ ー ル ス ( 関 係 機 関 訪 問、 上海 市 内 で の 観 光 セ ミ
瑛町、上富良野町、
ナ ー の開 催 、現 地 エー ジ ェン ト を交 え た商 談 会 )( 21 年 7月 )
中 富 良 野 町 、 南 富 良 ・上 海 ・北 京 観光 ミ ッシ ョ ンの 派 遣( 2 1年 1 1月 )
野 町 、 占冠 村 )
・上 海 ・北 京 旅行 エ ージ ェ ント 招 聘( 2 2年 1 月)
富 良 野 旭 川 地 区 ・シ ド ニー ス ノー ト ラベ ル エク ス ポJNTOセミ ナ ーの 開 催
外 国 人 ス キ ー 客 ・メ デ ィア 招 聘( 英 国、 香 港)
誘 致協 議 会
・英 国 スキ ー クラ ブ 会長 招 聘
(構 成 : 富 良 野 市 、 旭
川 市 、 占冠 村 )
ふ らの 観 光 協会 ・ 北 海 道 ス キ ー プ ロ モ ー シ ョ ン 協 議 会 と J NT Oロ ン ド ン の 共 同 ブ ー
ス に 参 加 。 セ ン ト ラ ル ホ ッ カ イ ド ウ の P Rと JN T O セ ミ ナ ー に お
い て ロ ン ド ン 市 内 の 旅 行 エ ー ジ ェ ン ト へ のプ レゼ ン テ ー シ ョ ン を 実
施
・ ソ ウ ル 市 内 エ ー ジ ェ ン ト セ ー ル ス ( ア シ アナ 便旭 川 空 港 就 航 に 伴 う
エ ー ジェ ン トへ の 商品 造 成依 頼 )
・ シ ド ニ ー 市 内 エ ー ジ ェ ン ト セ ー ル ス ( S KI MA X 、 J A L 、 J T
B 、 スノ ー ウェ ー ブ、 J NT O シド ニ ーを 訪 問)
15
下 川町
・J I CA 集 団研 修 地域 開 発計 画 管理 研 修
稚 内市
・台 湾 への 観 光ミ ッ ショ ン の派 遣
・ 友 好 都 市 経 済 交 流 促 進 会 議 を 開 催 ( 隔 年 でサ ハリ ン 、 稚 内 で 開 催 )
・ 友 好 都 市 交 流 の 一 環 と し て 、「 友 好 都 市 職 員 研 修 受 入 」 を 行 い 、
ネ ベ リス ク 市と コ ルサ コ フ市 の 観光 行 政担 当 者の 研 修を 実 施。
・ 稚 内 と サ ハ リ ン の 旅 行 エ ー ジ ェ ン ト が 提 携し 、こ れ に 稚 内 市 、 稚 内
日 ロ 経 済 交 流 協 会 、 ハ ー ト ラ ン ド フ ェ リ ー、 サハ リ ン 観 光 客 誘 致 促
進 委 員 会 ( 稚 内 商 工 会 議 所 、 観 光 協 会 等 )、 稚 内 ・ コ ル サ コ フ 定 期
航 路 利 用 促 進 協 議 会 が 協 力 す る 形 で 、 サ ハリ ンか ら の 稚 内 ツ ア ー を
実施。
オ ホ ー ツ ク 遠 紋 ・香 港 ・シ ン ガポ ー ルの マ スコ ミ 関係 者 の招 聘
地域インバウン
ド 推進 協 議 会
(構 成 : 紋 別 市 、 遠 軽
町、サロマ湖観光物
産振興協議会、紋別
市観光協会、えんが
る町観光協会、網走
支庁)
網 走市
・中 国 への 観 光ミ ッ ショ ン の派 遣
・中 国 の旅 行 会社 関 係者 、 中国 、 台湾 、 韓国 の マス コ ミ関 係 者の 招 聘
西 い ぶ り 戦 略 的 ・タ イ 、マ レ ーシ ア への 観 光ミ ッ ショ ン の派 遣
観 光推 進 協 議会 ・ タ イ 、 中 国 の マ ス コ ミ 関 係 者 等 、 シ ン ガ ポー ルの 教 育 旅 行 関 係 者 の
(構 成 : 室 蘭 市 、 登 別
招聘
市 、伊 達 市 、豊 浦 町 、 ・マ レ ーシ ア の国 際 旅行 博 への 出 展
壮瞥町、洞爺湖町、
白老町)
苫 小牧 市
登 別市
・香 港 ・シ ン ガポ ー ルの マ スコ ミ 関係 者 の招 聘
・シ ン ガポ ー ル、 タ イ、 中 国へ の 観光 ミ ッシ ョ ンの 派 遣
・ 中 国 の 教 育 旅 行 関 係 者 等 、 韓 国 の 旅 行 会 社関 係者 、 タ イ 、 上 海 の マ
ス コ ミ関 係 者の 招 聘
壮 瞥町
・中 国 、韓 国 の旅 行 会社 関 係者 等 の招 聘
白 老町
・中 国 瀋陽 国 際観 光 博覧 会 への 参 加
・ マ レ ー シ ア 、 タ イ へ の 観 光 ミ ッ シ ョ ン の 派遣 (西 い ぶ り 戦 略 的 観 光
推 進 協議 会 員と し て)
洞 爺湖 町
・タ イ ・マ レ ーシ ア への 観 光ミ ッ ショ ン の派 遣
・ シ ン ガ ポ ー ル 、 香 港 の マ ス コ ミ 関 係 者 、 韓国 の旅 行 会 社 関 係 者 等 の
招聘
・台 湾 の国 際 旅行 博 への 出 展
・上 海 旅行 博 への 出 展
・中 国 黄山 市 及び 上 海へ の 行政 、 旅行 会 社へ の 訪問
四 町 広 域 宣 伝 協 ・外 国 人観 光 客誘 致 特別 番 組製 作 事業 の 実施
議 会 (協 議 会 構 成 団
体 : 浦 河町 、様 似 町 、
えりも町、広尾町、
浦河観光協会、様似
町観光協会、えりも
町観光協会、広尾町
観 光 協 会)
日 高 町 地 域 づ く ・ホ ッ カイ ド ウ競 馬 ツア ー 商品 開 発検 討 会
り 推進 協 議 会
(協議 会 構 成団 体 : 自治 体 の 他、 観 光 協会 、 商 工会 、 各 農 協、 軽 種 馬 振興 公 社 等含 め 10団体 )
帯 広市
・台 湾 ・中 国 への 観 光ミ ッ ショ ン の派 遣
16
音 更町
とかちアジア観
光誘致推進協議
会
釧路市(釧路空
港国際化推進協
議 会)
弟 子屈 町
釧 路観 光 連 盟
根 室市
知 床羅 臼 町 観光
協会
・中 国 ・韓 国 ・シ ン ガポ ー ル旅 行 会社 関 係者 等 の招 聘
・韓 国 、シ ン ガポ ー ル、 タ イ、 台 湾へ の 観光 ミ ッシ ョ ンの 派 遣
・ 中 国 の 教 育 旅 行 関 係 者 、 台 湾 の 航 空 会 社 、旅 行会 社 、 マ ス コ ミ 関 係
者 の 招聘
・シ ン ガポ ー ル、 台 湾の 国 際旅 行 博へ の 出展
ア ジ ア圏 か らの 観 光客 誘 致活 動
・中 国 (北 京 ・上 海 )観 光 ミッ シ ョン の 派遣 ( 4月 )
・台 湾 での 観 光プ ロ モー シ ョン の 実施 ( 5月 )
・マ レ ーシ ア から の メデ ィ アの 招 聘( 8 月)
・シ ン ガポ ー ルか ら のエ ー ジェ ン トの 招 聘( 1 2月 )
・台 湾 から の メデ ィ アの 招 聘( 1 月)
・中 国 、台 湾 への 観 光ミ ッ ショ ン の派 遣
・ 北 東 北 3 県 ・ 北 海 道 ソ ウ ル 事 務 所 主 催 の 観光 情報 交 換 会 議 ・ 商 談 会
で の PR
・台 湾 の航 空 会社 、 旅行 会 社、 マ スコ ミ 関係 者 の招 聘
・中 国 、韓 国 のマ ス コミ 等 への 取 材支 援
・中 国 の政 府 関係 者 の招 聘
・台 湾 への 観 光ミ ッ ショ ン 派遣
・イ ギ リス へ の観 光 ミッ シ ョン の 派遣
・イ ギ リス の バー ド ウォ ッ チン グ 関係 者 の招 聘
・『 21世 紀 東 ア ジ ア 青 少 年 大 交 流 計 画 : 中 国 高 校 生 訪 日 団 』 の 北 海 道 訪
問
北 海 道 経 済 部 調 べ ( 平 成 22 年 2 月 )
(3 )その 他 の海 外 経済 交 流に 係 る取 組
市 町村
取 組内 容 など
札 幌市
・ 北 京 駐 在 員 事 務 所 に よ る 企 業 ア テ ン ド 、 情報 提供 、 商 談 支 援 、 見 本
市 出 展支 援
・海 外 ビジ ネ ス支 援 セミ ナ ー( 勉 強会 ) の開 催
・ 札 幌 市 及 び 瀋 陽 市 に お け る 情 報 関 連 産 業 の連 携協 働 関 係 を 推 進 す る
た め の協 定 書の 具 体的 な 施策 で ある 「 SSマ ス ター 育 成事 業 」実 施
・中 国 での 博 覧会 へ の出 展( 2009年 東北 アジ ア ハイ テ ク博 覧 会(瀋 陽 ) )
・中 国 での 商 談会 ( ビジ ネ スマ ッ チン グ in瀋 陽 ・大 連 )
・国 際 共同 映 像制 作 事業 ( 韓国 ・ 釜山 )
北 海 道 経 済 部 調 べ ( 平 成 22 年 2 月 )
2 . 関係 団 体等 の 取組
団 体 の名 称 等 (【 庁 内 関 係 部 課 名 】 )
北 海道 国 際 ビジ ネ スセ ンタ ー
事 業 内容
・ 貿 易コ ン サル テ ィン グ の実 施
・ 貿 易実 務 研修 会 の開 催
・ 国 際経 済 交流 セ ミナ ー の開 催
・ 貿 易関 係 資料 の 作成 ・ 提供 など
独 立行 政 法 人
・ 外 国企 業 誘致
日 本貿 易 振 興機 構
・ 中 小企 業 等の 輸 出支 援
北 海道 貿 易 情報 セ ンタ ー( JETRO)
・ 海 外経 済 情報 の 調査 ・ 分析
・ 貿 易投 資 相談
・ 日 本企 業 の海 外 展開 支 援 な ど
社 団法 人
・ 貿 易相 談 と斡 旋
北 海道 貿 易 物産 振 興会
・ 海 外で 北 海道 物 産展 ・ 商談 会 の開 催
・ 海 外で の 見本 市 ・展 示 会へ の 参加
・ 貿 易セ ミ ナー 、 研修 会 の開 催 な ど
北海道農畜産物海外市場開拓推進協議 ・北海道食品フェアの実施(米、野菜、LL牛
会
乳、 乳 製品 、 農産 加 工品 の 展示 販 売な ど )
17
ホ クレ ン
北 海道 漁 業 協同 組 合連 合会
社 団法 人
北海 道 観光 振興 機 構
・特定商品プロモーション活動(LL牛乳等の
PR 、 販売 な ど)
・ バ イヤ ー の招 聘
・北海道農畜産物・食品海外市場開拓セミナー
の開 催
・中国などの日系量販店でのLL牛乳等の輸出
プロ モ ーシ ョ ン活 動 を実 施
・東南アジアや欧米などへの道産水産物の輸出
促進 活 動を 実 施
・ 国 際 旅 行 博 等 へ の 出 展 (韓国、台湾、香港、中国、シ
ンガポール、 オーストラリア、 イギリス)
・ マ スコ ミ 等、 旅 行エ ー ジェ ン ト等 の 招聘
( 韓 国 、 台 湾 、 香 港 、 中 国 、 シンガポール 、 タイ 、 マレーシア 、 オーストラリア 、
イギリス)
・ 観 光ミ ッ ショ ン 派遣 ( 中 国2回 )
・ 海 外で の テレ ビ 番組 製 作・ 放 送
( シン ガ ポ ール 、 タ イ)
・ 海 外旅 行 雑誌 へ の広 告 掲載 ( 中国 ほ か )
・海外でのセミナー・商談会開催、共同広告等
(中 国 、 シ ンガ ポ ー ル、 マ レ ー シア 、 タ イ)
北 海道 サ ハ リン ビ ジネ ス交 流 支援 協 会 ・ 企 業に 対 する 各 種ビ ジ ネス サ ポー ト
・ 両 地域 企 業に 関 する 情 報提 供
・ 分 野別 研 究会 の 運営 サ ポー ト
・ 北 海道 ビ ジネ ス セン タ ーの 運 営・ 管 理
独 立行 政 法 人 国 際協 力機 構 (JICA) ・ 開 発 途 上 国 の 技 術 者 や 行 政 官 な ど 技 術 研 修 員
札 幌国 際 セ ンタ ー ・帯 広 国際 セ ンタ ー
の受 入 れ
社 団法 人 北方 圏 セン ター
・ 北 方圏 諸 国と の 経済 、 文化 等 の交 流 の推 進
・ 国 際交 流 理解 事 業の 実 施
・ 北 方圏 交 流事 業 の実 施
・ 南 米交 流 事業 の 実施
・ 国 際協 力 事業 の 実施
・ 調 査研 究 事業 の 実施 など
財 団法 人 札幌 国 際プ ラザ
・ 貿 易関 係 情報 の 提供
・ 研 修会 ・ セミ ナ ー等 の 開催
・ 貿 易相 談 ・コ ン サル テ ィン グ の実 施
財 団法 人 さっ ぽ ろ産 業振 興 財団
・中国販路拡大モデル構築コーディネーター
に よる 企 業ア テ ンド 、 情報 提 供、 商 談支 援
・ 中 国 で の 博 覧 会 へ の 出 展 ( 2009年 東 北 ア ジ ア
ハ イテ ク 博覧 会 (瀋 陽 ))
・ 中 国 へ の IT企 業 訪 問 団 派 遣 支 援 ( 中 国 携 帯 ゲ
ー ム ・ モ バ イ ルコ ン テ ン ツ 調 査 ミ ッ ショ ンin
瀋 陽・ 大 連)
北 海道 情 報 産業 ク ラス ター フ ォー ラ ム ・ 北 海道 情 報産 業 クラ ス ター フ ォー ラ ム事 業 の
一 環 と し て 、 (財 )さ っ ぽ ろ 振 興 財 団 が 、 中 国
市場への販路拡大に向け、セミナーや現地展
示 会へ の 出展 等 を実 施
北 海 道 経 済 部 調 べ ( 平 成 22 年 2 月 )
18
資料3
北海道の貿易概況(平成20年)
1 北海道の貿易額
区 分
道 内
輸 出
412,728
113.6%
0.5%
輸 入
1,730,254
134.3%
2.2%
総 額
2,142,982
129.7%
1.3%
△ 1,317,526
142.5%
-63.9%
81,018,088
96.5%
輸 入
78,954,750
108.0%
総 額
159,972,838
101.8%
2,063,338
19.1%
入(△)超額
輸 出
全 国
入(△)超額
北海道における貿易額推移
(億円)
25,000
21,430
輸出額
輸入額
総額
20,000
15,000
10,000
(単位:百万円)
対全国構成比
前年比
価 額
7,491
16,517
15,609
12,287
9,883
8,649 9,433 9,162 9,214
5,000
0
H11
年
H12
H13
輸出額
H14
前年比
H15
H16
H17
輸入額
H18
前年比
H19
H20
(年)
(単位:百万円)
総額
H11
187,019
92.3%
562,096
103.5%
749,115
H12
220,894
118.1%
643,977
114.6%
864,871
H13
242,221
109.7%
701,122
108.9%
943,343
H14
231,849
95.7%
684,376
976.0%
916,225
H15
211,770
91.3%
709,611
103.7%
921,380
H16
240,042
113.4%
748,231
105.4%
988,273
H17
263,598
109.8%
965,145
129.0%
1,228,743
H18
308,851
117.2%
1,252,038
129.7%
1,560,889
H19
363,473
117.7%
1,288,248
102.9%
1,651,721
H20
412,728
113.6%
1,730,254
134.3%
2,142,982
資料:平成20年 北海道貿易概況(函館税関)
19
道内企業の海外への進出状況
資料4
地域
アジア
アジア
(ジェトロ北海道調べ・2009年3月現在)
進出先
インド・タミルナル州・マドラス
インド
インドネシア・スラバヤ
インドネシア
韓国・ソウル
韓国・ソウル
韓国・ソウル
韓国・ソウル
韓国・ソウル
韓国・ソウル
韓国・釜山
韓国・釜山
韓国・浦項
シンガポール・シンガポ-ル
シンガポール・シンガポ-ル
シンガポール・シンガポ-ル
シンガポール・セントラル
タイ・パトムターニー
タイ・バンコク
タイ・バンコク
タイ・バンコク
タイ・バンコク
タイ・バンコク
タイ・バンコク
台湾・台中
台湾・台北
台湾・台北
台湾・台北
台湾・台北
台湾・台北
台湾・高雄
台湾・高雄
台湾・高雄
中国・安徽省・合肥
中国・河南省
中国・河北省・天津
中国・河北省・天津
中国・河北省・天津
中国・広東省・恩平
中国・広東省・広州
中国・広東省・広州
中国・広東省・広州
中国・広東省・広州
中国・広東省・深圳
中国・広東省・深圳
中国・広東省・東莞
中国・広東省・東莞
中国・広東省・恵州
中国・吉林省・長春
中国・吉林省・長春
中国・江蘇州・無錫
中国・江蘇省・昆山
中国・江蘇省・蘇州
中国・江蘇省・丹陽
中国・江南省・鄭州
中国・黒龍江省・ハルビン
中国・内モンゴル・科爾泌
中国・湖南省・長沙
中国・山東省
中国・山東省
中国・山東省・青島
中国・山東省・青島
中国・山東省・青島
中国・山東省・濰坊
中国・山東省・栄成
中国・山東省・煙台
中国・山東省・鄒城
中国・山東省・泰安
中国・山東省・文登
中国・上海
中国・上海
中国・上海
中国・上海
会社名
業種
所在地 進出年
進出形態
(株)スラートトレーディング
商社
札幌市 1994 その他
(株)ニトリ
卸・小売 札幌市 2008 現地法人(単独)
北厚林業(株)
製造業 日高町 2005 委託生産
(有)三共
製造業 津別町 1983 委託生産
サッポロプレシジョン(株)
卸・小売 札幌市 1996 現地法人(合弁)
(有)シーズインターナショナル
卸・小売 札幌市 1999 委託生産
ジー・ダブル・インターナショナル 商社
札幌市 1995 委託生産
(株)ディンプレックス・ジャパン
商社
札幌市 2008 駐在員事務所
(株)ヒルコ
製造業 札幌市 2007 現地法人(合弁)
北海道東科計器(株)
製造業 札幌市 1970 その他
(株)ダテハキ
卸・小売 札幌市 1982 委託生産
(株)道水
卸・小売 函館市 1993 駐在員事務所
ニッテツ北海道制御システム(株) その他 室蘭市 1993 その他
(株)オーシャン
その他 旭川市 2008 現地法人(合弁)
(株)ロイズコンフェクト
製造業 札幌市 2001 現地法人(単独)
パナソニックエレクトロニックデバイス
製造業 千歳市 1995 現地法人(単独)
ジャパン(株)セラミックディビジョン
(株)アブ・アウト
その他 札幌市 2008 現地法人(合弁)
パナソニック電工帯広(株)
製造業 帯広市 2001 委託生産
(株)アイキュー
その他 札幌市 2006 委託生産
(株)ディスカバリーファーム
その他 札幌市 1998 現地法人(単独)
(株)ディスカバリーファーム
その他 札幌市 1998 現地法人(単独)
(株)ニトリ
卸・小売 札幌市 1999 現地法人(単独)
ビューティベンダー(株)
卸・小売 札幌市 2003 現地法人(単独)
雪印乳業(株)
製造業 札幌市 1993 現地法人(合弁)
(株)上杉製作所
製造業 上湧別町 1980 現地法人(合弁)
岩田地崎建設(株)
その他 札幌市 1992 駐在員事務所
(株)きりあき
卸・小売 アパレル 2009 現地法人(単独)
(株)ブリックス
卸・小売 旭川市 2009 駐在員事務所
雪印乳業(株)
製造業 札幌市 1992 現地法人(単独)
(株)リオン
卸・小売 札幌市 2006 現地法人(単独)
(株)耕人舎
卸・小売 千歳市 2007 現地法人(単独)
ニッテツ北海道制御システム(株) その他 室蘭市 1998 その他
(株)ニトリ
卸・小売 札幌市 2005 現地法人(単独)
エイトインターナショナル(株)
卸・小売 札幌市 1994 現地法人(合弁)
(株)エーディーエス・ジャパン
商社
札幌市 2007 委託生産
成和貿易(株)
商社
札幌市 1996 委託生産
パナソニックエレクトロニックデバイス
製造業 千歳市 1998 現地法人(単独)
ジャパン(株)セラミックディビジョン
北厚林業(株)
製造業 日高市 2003 委託生産
(株)ローレル
製造業 砂川市 2000 委託生産
北海道セイカン工業(株)
卸・小売 札幌市 2001 駐在員事務所
(株)アミノアップ化学
製造業 札幌市 2005 現地法人(合弁)
(有)シーズインターナショナル
卸・小売 札幌市 2005 委託生産
(株)ニトリ
卸・小売 札幌市 2000 現地法人(単独)
(株)ニトリ
卸・小売 札幌市 2000 現地法人(単独)
(株)ベスト
その他 千歳市 2006 現地法人(単独)
(株)ダテハキ
卸・小売 札幌市 1995 委託生産
道央マクロス(株)
製造業 札幌市 2001 委託生産
(株)ニトリ
卸・小売 札幌市 2000 現地法人(単独)
(株)さんぱち
その他 札幌市 2008 現地法人(合弁)
(株)樋口
製造業 札幌市 1998 現地法人(合弁)
武田産業(株)
卸・小売 札幌市 1999 委託生産
(株)望月製麺所
製造業 登別市 2003 その他
(株)ビルズジャパン
卸・小売 札幌市 2004 駐在員事務所
(株)ダテハキ
卸・小売 札幌市 2007 委託生産
(株)制作設計
その他 札幌市 2005 委託生産
(株)コハタ
卸・小売 旭川市 1996 現地法人(合弁)
岡田牧場
製造業 静内町 2003 現地法人(合弁)
(株)湧別商事
卸・小売 遠軽町 1999 現地法人(合弁)
マル海光洋水産(株)
製造業 札幌市 2003 委託生産
春雪さぶーる(株)
製造業 札幌市 1992 現地法人(合弁)
(株)ノースコープぎょれん
商社
札幌市 1999 委託生産
(有)栄輝
商社
札幌市 2007 駐在員事務所
(株)OFFICE K2
製造業 旭川市 2005 委託生産
(株)東宏
商社
札幌市 1996 委託生産
ヤマトタカハシ(株) 北海道昆布 卸・小売 七飯町 2001 現地法人(合弁)
三晃化学(株)
卸・小売 札幌市 1988 現地法人(合弁)
上野電機(株)
製造業 札幌市 1990 現地法人(合弁)
ノース群星(株)
商社
札幌市 1993 現地法人(合弁)
(株)上杉製作所
製造業 上湧別町 2000 委託生産
(株)アジェンダ
その他 札幌市 2006 委託生産
(株)IHIスター
製造業 千歳市 2002 現地法人(合弁)
(株)HBA
その他 札幌市 2003 委託生産
オルソン(株)
製造業 札幌市 2002 現地法人(単独)
20
ロシア
中国・上海
中国・上海
中国・上海
中国・上海
中国・上海
中国・上海
中国・上海
中国・上海
中国・上海
中国・上海
中国・上海
中国・上海
中国・上海
中国・上海
中国・上海
中国・上海
中国・福建省・アモイ
中国・福建省・角省
中国・福建省・福州
中国・北京
中国・北京
中国・北京
中国・北京
中国・香港
中国・香港
中国・香港
中国・香港
中国・香港
中国・遼寧省・常口
中国・遼寧省・瀋陽
中国・遼寧省・瀋陽
中国・遼寧省・瀋陽
中国・遼寧省・瀋陽
中国・遼寧省・瀋陽
中国・遼寧省・瀋陽
中国・遼寧省・大連
中国・遼寧省・大連
中国・遼寧省・大連
中国・遼寧省・大連
中国・遼寧省・大連
中国・遼寧省・大連
中国・遼寧省・大連
中国・遼寧省・大連
中国・遼寧省・大連
中国・遼寧省・大連
中国・遼寧省・大連
中国・遼寧省・大連
中国・遼寧省・大連
中国・遼寧省・大連
中国・遼寧省・大連
中国・遼寧省・大連
中国・遼寧省・大連
中国・遼寧省・大連
中国・遼寧省・大連
中国・遼寧省・大連
中国・遼寧省・大連
中国・遼寧省・大連
中国・遼寧省・大連
中国・浙江省・安吉
中国・浙江省・安吉
中国・浙江省・杭州
中国・浙江省・義鳥
中国・浙江省・寧波
中国・浙江省・寧波
中国・浙江省・平湖
ベトナム・ハノイ
ベトナム・ハノイ
ベトナム・ハノイ
ベトナム・ホーチミン
マレーシア
マレーシア・サバ州
マレーシア・セランゴール州
マレーシア・セランゴール州・ポートクラン
マレーシア・ペタリンジャヤ
モンゴル・ウランバートル
ロシア・サハリン州・コルサコフ
ロシア・サハリン州・ユジノサハリンスク
(株)カナモト
その他 札幌市
北日本精機(株)
製造業 芦別市
北日本精機(株)
製造業 芦別市
(株)栗林商会
商社
室蘭市
広葉樹合板(株)
卸・小売 旭川市
成和貿易(株)
商社
札幌市
(株)ダイナックス
製造業 千歳市
(株)ダイナックス
製造業 千歳市
(株)ダテハキ
卸・小売 札幌市
トルク精密工業(株)
製造業 赤平市
ナラサキ産業(株)
商社
札幌市
日中物産(株)
商社
札幌市
(株)ニトリ
卸・小売 札幌市
北洋銀行
その他 札幌市
(株)北海道通信特機
その他 旭川市
雪印乳業(株)
製造業 札幌市
(株)スラート・トレーディング
商社
札幌市
(株)ビューティーストーンプロダクト製造業 旭川市
上見ビーソー(株)
商社
釧路市
オホーツクビール(株)
製造業 北見市
(株)ソラチ
製造業 札幌市
ノース群星(株)
商社
札幌市
(株)牧野
卸・小売 豊浦町
(株)アブ・アウト
その他 札幌市
(株)さんぱち
その他 札幌市
(株)ホクレン通商
商社
札幌市
雪印乳業(株)
製造業 札幌市
(株)リオン
卸・小売 札幌市
(株)湧別商事
卸・小売 遠軽町
(株)生杉建設
その他 千歳市
(株)コムテック2000
その他 函館市
(株)さんぱち
その他 札幌市
(有)チャイナ・イー
製造業 札幌市
(株)北海道銀行
その他 札幌市
(株)アイパス
その他 札幌市
(株)旭イノベックス
その他 札幌市
池内ベニヤ(株)
製造業 静内町
(株)置戸製箸工場
製造業 置戸町
オルソン(株)
製造業 札幌市
(株)恵和ビジネス
製造業 札幌市
(株)小六
製造業 札幌市
札幌蟹販(株)
卸・小売 札幌市
佐藤木材工業(株)
製造業 紋別市
(株)システムグレイ
その他 札幌市
(株)システム・ケイ
その他 札幌市
(株)システムトライ
その他 札幌市
篠田食品工業(株)
製造業 札幌市
(株)新宮商行
卸・小売 小樽市
(株)制作設計
その他 札幌市
(株)大仁
製造業 札幌市
ダッドジャパン(株)
その他 札幌市
(株)チャイナゲート
商社
札幌市
東邦木材(株)
卸・小売 旭川市
(株)ノーステクノロジー
その他 札幌市
(株)フジワラ
製造業 北斗市
北厚林業(株)
製造業 日高市
北洋銀行
その他 札幌市
リセン商事(株)
製造業 苫小牧市
(株)ゼストシステム
製造業 旭川市
(株)ナルミ
商社
乙部町
ファーマーズジャパン(株)
製造業 札幌市
(株)エーディーエス・ジャパン
商社
札幌市
オルソン(株)
製造業 札幌市
(株)ナニワ
卸・小売 札幌市
北海紙管(株)
製造業 札幌市
KCMエンジニアリング(株)
その他 釧路市
(株)ニトリ
卸・小売 札幌市
北海道東科計器(株)
製造業 札幌市
ヤマチ産業(株)
その他 札幌市
(株)ニトリ
卸・小売 札幌市
広葉樹合板(株)
卸・小売 旭川市
パナソニックエレクトロニックデバイス
製造業 千歳市
ジャパン(株)セラミックディビジョン
日本メディカルプロダクツ(株)
製造業 旭川市
雪印乳業(株)
製造業 札幌市
(株)一高たかはし
卸・小売 札幌市
(株)稚内建設会館
その他 稚内市
勇建設(株)
その他 札幌市
21
2006
1993
2003
2007
2002
2004
1999
2001
2007
1995
2006
2002
2000
2005
1999
1997
2000
1994
1994
2006
2005
1995
2004
2008
2004
2007
1992
2008
1995
2006
2006
2007
2007
2006
2008
2007
2001
1998
2000
2005
2003
2000
2001
2008
2001
2007
1997
2006
1995
1998
2006
2009
2003
2003
2006
2001
2005
2005
2002
2002
2005
2001
1999
2001
2004
2008
2003
2004
1994
2003
1994
1988
1988
1991
2004
2001
2006
現地法人(合弁)
現地法人(単独)
現地法人(単独)
駐在員事務所
委託生産
委託生産
現地法人(単独)
現地法人(単独)
委託生産
現地法人(合弁)
現地法人(単独)
現地法人(単独)
現地法人(単独)
駐在員事務所
現地法人(合弁)
現地法人(単独)
その他
委託生産
委託生産
現地法人(単独)
現地法人(単独)
現地法人(合弁)
その他
現地法人(単独)
現地法人(単独)
現地法人(単独)
現地法人(単独)
現地法人(単独)
現地法人(合弁)
現地法人(単独)
現地法人(単独)
現地法人(単独)
現地法人(合弁)
駐在員事務所
委託生産
委託生産
現地法人(単独)
現地法人(単独)
委託生産
現地法人(合弁)
委託生産
委託生産
現地法人(単独)
委託生産
委託生産
委託生産
委託生産
駐在員事務所
駐在員事務所
駐在員事務所
委託生産
現地法人(単独)
現地法人(単独)
現地法人(合弁)
委託生産
現地法人(単独)
駐在員事務所
現地法人(合弁)
委託生産
委託生産
委託生産
現地法人(単独)
委託生産
現地法人(単独)
現地法人(合弁)
その他
現地法人(単独)
その他
現地法人(合弁)
現地法人(単独)
委託生産
現地法人(単独)
現地法人(単独)
現地法人(合弁)
現地法人(合弁)
現地法人(合弁)
現地法人(合弁)
ロシア・サハリン州・ユジノサハリンスク
ロシア・サハリン州・ユジノサハリンスク
ロシア・サハリン州・ユジノサハリンスク
ロシア・サハリン州・ユジノサハリンスク
ロシア・サハリン州・ユジノサハリンスク
ロシア・サハリン州・ユジノサハリンスク
北米
カナダ・B.C.州・バンクーバー
カナダ・B.C.州・バンクーバー
カナダ・B.C.州・バンクーバー
カナダ・ノバスコティア州・ダートマス
米国・イリノイ州・アーリントンハイツ
米国・オレゴン州・ポートランド
米国・カルフォルニア州・コスタメサ
米国・カルフォルニア州・サンディエゴ
米国・カルフォルニア州・サンフランシスコ
米国・カルフォルニア州・テメキュラ
米国・カルフォルニア州・トーランス
米国・カルフォルニア州・ロサンゼルス
米国・カルフォルニア州・ロサンゼルス
米国・グアム
米国・ニュージャージー州・エッジウォー
米国・ニューヨーク州
米国・バージニア州・ロアノーク
米国・ワシントン州
中南米
メキシコ・エンセナダー州
メキシコ・エンセナダー州
欧州
ドイツ
ドイツ・ケルン
フランス・パリ
フランス・ボーヌ
ポーランド・ティヒ
オセアニアオーストラリア・ゴールドコースト
オーストラリア・ビクトリア州・メルボルン
ニュージーランド・ネルソン
パラオ・コロール
岩倉建設(株)
(株)エストルフーズ
(株)西村組
(株)西村組
(株)松本組
稚内海運(株)
(株)新企画社
泰伸データーウェアハウス(株)
(株)匠工芸
(株)丸恭水産
(株)アブ・アウト
雪印種苗(株)
(株)アブ・アウト
(株)アブ・アウト
(株)カンディハウス
(株)セイコーマート
(株)アブ・アウト
(株)アブ・アウト
(株)スーパーライン北翔
(株)カナモト
(株)アブ・アウト
(株)テーオー小笠原
(株)ダイナックス
三陽木材(株)
(株)タカノトレーディング
(株)道水
パナソニック電工帯広(株)
(株)カンディハウス
雪印乳業(株)
雪印乳業(株)
北海道東科計器(株)
(株)しんたく不動産
雪印乳業(株)
広葉樹合板(株)
(株)エストルフーズ
22
その他 札幌市
卸・小売 函館市
その他 湧別町
その他 湧別町
その他 函館市
その他 稚内市
その他 岩見沢市
その他 札幌市
製造業 東神楽町
製造業 苫小牧市
その他 札幌市
製造業 札幌市
その他 札幌市
その他 札幌市
製造業 旭川市
その他 札幌市
その他 札幌市
その他 札幌市
卸・小売 江別市
その他 札幌市
その他 札幌市
卸・小売 函館市
製造業 千歳市
卸・小売 苫小牧市
卸・小売 函館市
卸・小売 函館市
製造業 帯広市
製造業 旭川市
製造業 札幌市
製造業 札幌市
製造業 札幌市
その他 札幌市
製造業 札幌市
卸・小売 旭川市
卸・小売 函館市
2004
1993
2004
2006
2006
2002
1994
1993
2003
1993
2005
2000
2004
2008
1984
1996
2008
2007
2007
2007
2005
1988
1995
1990
2002
2002
2003
2005
2005
1994
1995
1990
1992
1987
2007
現地法人(合弁)
委託生産
現地法人(合弁)
現地法人(合弁)
現地法人(合弁)
その他
その他
駐在員事務所
現地法人(単独)
委託生産
現地法人(単独)
現地法人(単独)
現地法人(単独)
現地法人(単独)
現地法人(単独)
現地法人(単独)
現地法人(単独)
現地法人(単独)
現地法人(単独)
現地法人(合弁)
現地法人(単独)
現地法人(単独)
現地法人(単独)
現地法人(単独)
現地法人(単独)
現地法人(合弁)
委託生産
現地法人(単独)
駐在員事務所
現地法人(合弁)
現地法人(五宇部)
現地法人(単独)
現地法人(単独)
委託生産
委託生産
資料5
「食分野」に係る北海道の貿易実績
○加工食品・飲料等の輸出実績(北海道)
(単位:百万円)
項 目
H12H13H14H15H16H17H18H19H20
油脂、調整食用油脂
19
19
845
735
24
24
70
112
76
72
81
14
22
0
17
4
16
穀物・穀粉・でん粉・ミルク調製品、ベーカリー
野菜・果物等の調製品
9
19
37
21
80
62
131
96
188
58
218
77
296
125
348
136
8
19
47
33
55
74
54
各種の調製食料品
45
54
95
177
142
106
143
213
169
飲料、アルコール飲料、食酢
61
85
5
134
16
39
53
63
34
肉、魚、甲殻類等の調製品
糖類、砂糖菓子
チョコレート、ココア
上記食品・飲料等の合計
1,007
18
26
41
47
16
46
106
863 1,069 2,057 3,284 4,118 5,727 5,777
969 1,117 1,679 2,607 3,828 4,761 6,559 6,647
注:項目の分類は貿易統計による(項目名は一部省略して表記)
資料:貿易統計(財務省)
加工食品等の輸出実績(北海道)
7,000
6,000
5,000
4,000
3,000
2,000
1,000
0
H12 H13 H14 H15 H16 H17 H18 H19 H20
○農産物の貿易額(北海道)
12
区
分
数量
金額
米
9,293
282
-
-
17
数量
5,019
-
18
金額
154
輸
り ん ご
た ま ね ぎ
1,050
6
1
出
な が い も
-
-
1,893
419
牛(生体)
-
-
-
30
数量
14,574
金額
451
1
0
-
-
19
-
-
2,692
685
-
数量
8,877
-
金額
321
数量
8,916
-
2,982
84
2,627
76 台湾
612
1,817
576 台湾
-
-
-
-
11,389
2,772
16,024
7,279
15,845
6,939
9,977
4,945
11,775
牛
肉
2,898
1,110
4,318
2,393
4,738
2,790
4,674
2,777
3,982
21
1
77,763
4,008
61,109
3,662
76,262
5,742
74,784
小
麦
1 ロシア、シンガポール
1,866
肉
米
金額
327 タンザニア、コンゴ
4
羊
輸
(単位:t、百万円)
主な相手国
20
5,101 オーストラリア、ニュージーランド
1,951 オーストラリア、ニュージーランド、アメリカ
5,779 アメリカ、タイ
185,464
3,589
166,556
4,148
140,006
3,977
157,061
5,723
157,240
9,548 アメリカ、カナダ
大麦及び裸麦
(飼料 用)
142,066
2,024
93,466
1,716
90,546
1,863
100,488
3,321
105,585
4,337 カナダ、アメリカ、オーストラリア
ラ イ 麦
137,022
1,373
114,232
1,838
95,642
1,584
79,595
2,046
17,746
オ ー ト
39,876
516
38,311
994
35,364
1,020
34,476
1,396
37,455
と う も ろ こ し 1,385,882
入 グレーンソルガム
17,117 1,620,076
26,882 1,624,150
28,496 1,696,662
44,453 1,581,269
120,235
1,473
68,847
1,152
66,430
1,200
62,724
1,675
63,019
811 カナダ
1,697 オーストラリア、カナダ
54,717 アメリカ
2,230 アメリカ
そ
ば
4,702
165
3,949
180
3,731
199
3,744
200
3,199
222 アメリカ、中国
大
豆
57,118
2,120
56,558
2,431
54,472
2,397
49,833
2,580
44,888
3,149 アメリカ、カナダ
資料:「北海道貿易統計(道内港通関実績)」 北海道経済部
注:1)「たまねぎ」には、シャロット(生鮮・冷蔵のもの)を含む。
2)「小麦」には、メスリン(小麦とライ麦を混合したもの)を含む。
23
○水産物の輸出額(道内港通関実績)
道内港からの水産物輸出額(北海道貿易統計)
H12年
H13年
H14年
全世界
5,770
8,512
8,335
H15年
13,128
H16年
19,314
H17年
22,578
H18年
30,118
(単位:百万円)
H19年
H20年
27,915
18,441
水産物の輸出額(道内港から全世界向け)
百万円
35,000
30,000
25,000
20,000
15,000
10,000
5,000
0
H12年
H13年
H14年
H15年
<主な品目の輸出額等>
①道内港からの冷凍サケ輸出額(北海道貿易統計)
H12年
H13年
H14年
全世界
287
3,281
3,017
うち中国
204
2,602
2,193
割合
71.1%
79.3%
72.7%
H16年
H15年
6,380
5,394
84.5%
H17年
H16年
7,806
6,645
85.1%
H18年
H17年
12,614
11,352
90.0%
H19年
H18年
15,874
14,552
91.7%
H20年
(単位:百万円)
H19年
H20年
11,278
8,296
9,740
7,339
86.4%
88.5%
冷凍サケの輸出額(道内港から全世界向け)
百万円
20,000
全世界
うち中国
15,000
10,000
5,000
0
H12年
H13年
H14年
H15年
H16年
H17年
H18年
H19年
H20年
道内港からの冷凍サケの輸出量(北海道貿易統計)
H12年
H13年
H14年
全世界
2,271
25,027
29,421
うち中国
1,623
2,602
21,167
割合
71.5%
10.4%
71.9%
H15年
54,652
45,599
83.4%
H16年
51,214
42,628
83.2%
H17年
52,513
45,180
86.0%
H18年
57,604
51,066
88.7%
(単位:百万円)
H19年
H20年
48,681
33,538
41,185
29,101
84.6%
86.8%
②道内港からのホタテ輸出額(北海道貿易統計)
H12年
H13年
H14年
生鮮・冷蔵・冷凍・塩蔵・乾燥
26
22
237
貝柱
合計
26
22
237
うち香港
1
3
4
H15年
577
10
587
15
H16年
308
1
309
6
H17年
1,242
1
1,243
29
H18年
2,011
2
2,013
7
(単位:百万円)
H19年
H20年
2,291
3,333
2
7
2,293
3,340
22
116
ホタテの輸出額
百万円
4,000
3,500
3,000
2,500
2,000
1,500
1,000
500
0
H12年
H13年
H14年
H15年
H16年
24
H17年
H18年
H19年
H20年
同ホタテの輸出量(北海道貿易統計)
H12年
H13年
生鮮・冷蔵・冷凍・塩蔵・乾燥
173
133
貝柱
合計
173
133
うち香港
1
9
456
5
H15年
1,183
2
1,185
5
H16年
715
1
715
4
H17年
1,178
1
1,179
16
H18年
1,566
1
1,567
5
(単位:トン)
H19年
H20年
2,324
3,133
1
1
2,325
3,134
11
66
③道内港からの冷凍カニ輸出額(北海道貿易統計)
H12年
H13年
H14年
全世界
93
243
431
うち中国
64
142
382
H15年
738
596
H16年
2,360
1,643
H17年
2,862
2,239
H18年
2,777
2,377
(単位:百万円)
H19年
H20年
3,050
620
2,812
531
H14年
456
冷凍カニの輸出
百万円
3,500
3,000
2,500
2,000
1,500
1,000
500
0
H12年
H13年
H14年
H15年
H16年
④道内港からのサンマ輸出額輸出額(北海道貿易統計)
H12年
H13年
H14年
H15年
全世界
18
150
53
24
うち中国
11
6
1
14
H17年
H16年
85
23
H18年
H19年
H20年
H17年
101
94
H18年
227
153
7
8
H17年
2,576
218
1,522
H18年
5,658
611
4,345
(単位:百万円)
H19年
H20年
624
477
389
82
サンマの輸出
百万円
700
600
500
400
300
200
100
0
1
2
3
4
5
④道内港からのすけとうだら輸出額輸出額(北海道貿易統計)
H12年
H13年
H14年
H15年
全世界
977
1,368
うち韓国
396
496
うち中国
26
54
百万円
6,000
6
H16年
4,112
1,092
1,892
9
(単位:百万円)
H19年
H20年
5,776
1,756
695
187
4,394
1,063
すけとうだらの輸出
5,000
4,000
3,000
2,000
1,000
0
H12年
H13年
H14年
H15年
H16年
25
H17年
H18年
H19年
H20年
寒冷地技術分野、IT・バイオ分野、環境分野の現状と具体的進出事例
資料6
寒冷地技術
関連企業数:630社(※)
売上高合計:不明
各分野の現状
IT
関連企業数:316社
売上高合計:4,187億円
(※)代表的な寒冷地技術である北方 (「北海道ITレポート2009」より)
型住宅の建築に不可欠なBIS資格者
(断熱施工技術者)を擁する道内企業
数。全国775社の実に8割以上を占め
る(平成21年9月現在)。
他方、実際には、土木分野などでの寒
冷地技術もあることから、寒冷地技術
関連企業はさらに多いと考えられる。
■IT企業N社(札幌市)
■住宅メーカーF社(札幌市)
→ロシア(ユジノサハリンスク)にモ →中国(大連)に現地子会社を設立
し、ソフトウェアの開発やデータ入
デル住宅を建設。
力業務などを行っている。
■住宅メーカーT社(札幌市)
→ロシア(ユジノサハリンスク)にモ
※「北海道ITレポート2009」による
デル住宅を建設。
と、35社が海外企業との取引や共
同開発などを行っているとしてい
■住宅メーカーK社(千歳市)
る。
→中国(瀋陽)に内装工事(断熱工事
最近の海外展開
に係る具体的事 も含む)を行う現地法人を設立(住
宅建築の受注も見込む)。
例
バイオ
関連企業数:113社
売上高合計:395億円
環境
関連企業数:不明(※)
売上高合計:不明(※)
(「北海道バイオレポート2009」より)
(※)新エネ、省エネ、リサイクルなど、
分野が多岐にわたるため、現状での把
握は困難。
■バイオベンチャーE社(札幌市)
→同社が開発した治療用完全ヒト
抗体プログラムの特許のひとつに
ついて、ドイツの大手製薬会社との
間で独占的ライセンス契約を締結。
■建設会社K社(函館市)
→工場排水や生活排水の処理事
業実施に向け、中国(天津市)に現
地法人を設立。
※「北海道バイオレポート2009」に
よると、35社が海外に研究開発や
営業、生産の拠点を設けているとし
ている。
■建設会社K社(新冠町)
→分解力の優れた微生物を使い下
水汚泥などを堆肥化する技術の実
証実験を南京で実施。現在、中国
企業との提携内容について協議
中。
■コンクリート製造A社(苫小牧)
→モンゴル(ウランバートル)に現地
法人を設立し、寒冷地仕様の高品
質生コンの供給施設を建設予定。
↑これらの分野は、今後の海外事業展開の拡大が期待できる分野。今後、産業育成とともに、海外事業展開支援を展開していく必要がある。
26
資料7
東アジア地域及びロシア極東地域の経済状況
○東アジア主要諸国・地域の経済概況
人口(万人)
GDP(億米ドル)
中国
132,802
香港
703
韓国
4,888
台湾 シンガポール フィリピン
2,312
484
8,857
マレーシア インドネシア
2,831 22,800
タイ
6,339
ベトナム
8,579
(2008年)
(2009年)
(2010年)
(2010年)
(2008年)
(2007年)
(2009年)
43,270
2,153
9,287
4,026
1,819
1,674
2,214
(2008年)
(2008年)
(2010年)
5,107
2,724
906
9.0%
2.4%
2.2%
0.73%
1.1%
3.8%
4.6%
6.1%
2.5%
6.2%
3,259
30,726
19,136
16,988
38,972
1,845
8,118
2,239
4,116
1,042
12,949,889
4,177,753
6,168,285
4,781,553
2,757,576
1,034,410
1,705,414
1,303,573
3,051,463
810,212
100.9%
91.4%
96.6%
90.7%
107.5%
92.9%
96.4%
122.5%
101.4%
121.7%
66,186
19,651
69,625
21,475
8,771
2,449
10,152
7,206
18,937
7,293
108.4%
85.2%
88.1%
83.3%
272.3%
175.9%
52.8%
198.2%
130.3%
151.5%
6,496
1,301
2,369
1,082
1,089
705
591
731
2,016
1,098
-1.2%
-27.0%
36.7%
30.7%
95.5%
59.5%
12.8%
-38.3%
-5.1%
613.0%
86
5
9
9
4
0
5
2
6
4
47,470
126,000
139,100
227,600
45,300
N.A
10,300
N.A
3,800
N.A
北京2便
6便
15便
13便
なし
なし
なし
なし
なし
なし
なし
7
1
(2008年)
実質GDP成長率
(2008年)
1人当たりGDP(ドル)
(2008年)
日本の輸出額
(2008年/百万円)
日本の輸出額
(対前年比)
本道の輸出額
(2008年/百万円)
本道の輸出額
(対前年比)
日本の直接投資額
(2008年/百万ドル)
日本の直接投資額
(対2005年増加率)
本道からの企業進出数
(2009年3月)
来道観光客数(2008年度)
北海道との定期航空便
上海3便
大連2便
北海道との定期航路
4
なし
なし
なし
なし
なし
なし
[資料:JETRO調べ、道総合政策部及び道経済部調べ]
○ロシア連邦の概要
国
名
ロシア連邦
宗
教
首
都
大 統 領
首
相
領土面積
人
口
民
族
モスクワ(1,051万人 09年1月)
メドヴェージェフ、ドミトリー・アナトリエヴィッチ
プーチン、ウラジーミル・ウラジーミロヴィチ
1707万平方㎞
1億4,190万人(2009年1月現在)
言
語
G D P
主要産業
鉱業(石油、天然ガス)、鉄鋼業、機械
工業、化学工業、繊維工業
ロシア人が81.5%と圧倒的多数を占める。
残りを多くの少数民族が占める多民族国家。
貿
易
主要都市
モスクワ、サンクトペテルブルグ等
通
貨
(輸出) 4,716億米ドル(2008年)
(輸入) 2,919億米ドル(2008年)
ルーブル(30.63ルーブル=1米ドル)
同上1人当り
ロシア正教が最も優勢であるが、イスラム
教、仏教、ユダヤ教等多数の宗教がある。
100以上の言語があるが、ロシア語が公用語
41兆6,680億ルーブル(2008年)
11,812USドル
(外務省ホームページより抜粋(2010(平成22)年3月現在))
27
○北海道とロシア連邦
全
貿 易 額
(比
較)
対ロシア貿易額
【比 率】
(比 較)
国
159兆9728億円
北海道
【比
2兆1429億円
(75)
率】
(1)
3兆1035億円
1,252億円
【1.94%】
【5.84%】
(25)
輸入(ロシア→道)
輸出(道→ロシア)
【1.34%】
【4.03%】
(1)
1 車両
1 魚類、甲殻類
2 機械類
2 鉱物性燃料
3 ゴム
3 アルミニウム
4 再輸出品
4 鉄鋼
5 鉱物性燃料
5 木材及びその製品
(財務省貿易統計及び函館税関貿易統計(平成20年))
全
外国人旅行者数
率】
北海道
【比
率】
国別来日旅行者数 国別来道旅行者数
1
韓国 238万人
1
台湾 22.8万人
835万0千人
68万3千人
【8.18%】
2
台湾 139万人
2
韓国 13.9万人
3
中国 100万人
3
香港 12.6万人
6万6千人
7千人
【10.6%】
4
米国
79万人
4
中国
5
香港
55万人
5
シンガポール4.5万人
ロシアからの旅行者
【比
国
【0.8%】
【1.0%】
4.7万人
(平成21年版観光白書及び平成21年北海道観光の概況(道経済部観光局))
○ロシア極東地域の人口及び面積
面積(万平方キロ)
1,707.5
616.9
78.7
16.4
36.1
46.4
8.7
46.2
308.3
3.6
72.1
ロシア連邦
極東地域
ハバロフスク地方
沿海地方
アムール州
カムチャッカ地方
サハリン州
マガダン州
サハ共和国
ユダヤ自治州
チュクチ自治管区
○ロシア極東地域の主要相手国別貿易高
2004
2005
2006
2007
2008
輸出
輸入
総額
輸出
輸入
総額
輸出
輸入
総額
輸出
輸入
総額
輸出
輸入
総額
人口(万人)
14,190.3
640.0
140.1
198.8
86.4
34.3
51.4
16.2
94.9
18.5
4.9
(100万米ドル、(
総額
日本
中国
韓国
4,625.5
3,015.0
7,640.5
6,581.6
5,813.0
12,394.6
9,065.8
6,983.3
16,049.1
13,525.4
7,745.1
21,270.5
15,370.8
8,848.4
24,219.2
1,202.0(26.0)
1,204.2(39.9)
2,406.2(31.5)
1,558.2(23.7)
1,941.0(33.4)
3,499.2(28.2)
1,534.7(16.9)
1,710.7(24.5)
3,245.4(21.3)
4,070.2(30.1)
2,035.1(26.3)
6,105.3(28.7)
4,391.9(28.6)
2,683.4(30.3)
7,075.3(29.2)
1,491.8(32.3)
655.3(21.7)
2,147.1(28.1)
2,162.9(32.9)
1,187.4(20.4)
3,350.3(27.0)
2,573.1(28.4)
1,701.8(24.4)
4,274.9(26.6)
1,984.2(14.7)
2,540.9(32.8)
4,525.1(21.3)
1,891.1(12.3)
3,206.8(36.2)
5,097.9(21.0)
811.2(17.5)
352.7(11.7)
1,163.9(15.2)
1,277.8(19.4)
905.7(15.6)
2,183.5(17.6)
1,185.4(13.1)
1,603.3(23.0)
2,788.7(17.4)
4,555.2(33.7)
1,294.0(16.7)
5,849.2(27.5)
5,770.3(37.5)
703.7( 8.0)
6,474.0(26.7)
人口密度
8.3
1.1
1.8
12.1
2.4
0.8
5.9
0.4
0.3
5.1
0.1
)は構成比(%))
米国
185.5(4.0)
208.1(6.9)
393.6(5.2)
206.0(3.1)
488.6(8.4)
694.6(5.6)
300.5(3.3)
426.8(6.1)
727.3(4.5)
352.4(2.6)
501.4(6.5)
853.8(4.0)
198.4(1.3)
668.0(7.5)
866.4(3.6)
(社)ロシア東欧貿易会「ロシア東欧貿易調査月報」(2009年8月号)を基に集計
28
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