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グローバルに広がる社会貢献活動
CLOSE UP 社会貢献活動 社会貢献活動 アメリカ グローバルに広がる社会貢献活動 神戸製鋼グループは、その国の企業の一員として、 現地社会に密着した貢献活動を続けています。 神戸製鋼グループは、中長期経営ビジョン「KOBELCO VISION “G” 」の 5 Kobelco Stewart Bolling, Inc. C L O S E U P カジュアルフライデーから始まった寄付活動。 Kobelco Stewart Bolling, Inc.は、週に1日、 ジーンズをはいて仕事をするカジュアルフライ デーを設けています。その際、従業員が各々毎 月5ドルを出しあい、チャリティとして寄付する活 動を行っています。 2007年から始めたこの活動には、35名の社 6 員が参加し、集まった金額と同じ額を会社も負担 しています。チャリティ先はアメリカ心臓協会や がん患者のサポート団体など多岐にわたってお り、今後も継続していきます。 5 取り組みの一つとして「社会への貢献」を掲げています。 世界各地の事業所においても、その国・地域の文化や慣習を尊重し、 現地社会の一員としての貢献活動を行っています。 グローバルに広がる、神戸製鋼グループの社会貢献活動の一部をご覧ください。 Asia タイ & Materials Copper Tube 1 (Kobelco Thailand)Co.,Ltd. 社員60名が参加した、 寺院の整備・清掃ボランティア。 アメリカ 6 PRO-TEC Coating Company 「Relay for Life」に参加し、アメリカがん協会を支援しています。 PRO-TEC Coating Companyは、チャリティイベント 「Relay for Life」を通じてアメリカがん協会を支援してい タイ 2 |グローバルに広がる社会貢献活動 |グローバルに広がる社会貢献活動 C L O S E U P 社会性報告 社会性報告 North America 社会貢献活動 ます。 夕方6時から翌日正午までの18時間、リレー方式で歩き Kobe CH Wire(Thailand)Co.,Ltd. 続ける催しに同社の従業員も参加しています。また従業員 の家族、友人などからの募金に加え、会社としても寄付を 行っています。 イベントには催し物のテントもたくさん出され、みんな楽 しみながら寄付活動に参加しています。 未来を担う子供たちの、基礎教育を応援します。 Kobe CH Wire(Thailand) 「タイの基礎教育 Co.,Ltd.は、 の充実のため、子供たちが活 用できるものを贈りたい」とい う思いから、2009年度から年 に1度、地方の学校に対して社 員が中心となって支援活動を 行っています。 3回目となった2011年度は、寄付金や衣類、教育用品を集め、チョンプ 4 ▼「がんばれ東北」の思いを 受け取りました リー県の幼稚園や小学校に寄贈しました。 仏教国のタイでは、寺院に対する支援は重要 な社会貢献活動です。Kobelco & Materials Copper Tube(Thailand)Co.,Ltd.は、山の中 にあり支援の手が届きにくい寺院に対し、日曜 日を使って清掃やペンキ塗りなどのボランティ アを行いました。 この活動には60名の社員が参加し、電球・ス イッチ交換やペンキ塗りなど専門的な作業は工 場のメンテナンス部門の社員が、その他の掃き 掃除やトイレ掃除などは一般の社員が担当する など、活動内容に合わせた人選を行い、現地の 方と共に汗を流しました。 47 神戸製鋼グループ 環境・社会報告書2012 中国 アジア各国 3 Kobelco Machinery Asia Pte. Ltd. 他 タイの洪水被害に、アジア各国の拠点から義援金を寄贈。 2011年7月に始まったタイの洪水に対し、日本国内の神戸製鋼グループ から義援金を寄付しました。さらに、Kobelco Machinery Asia Pte. Ltd.、 Kobelco & Materials Copper Tube(Thailand)Co.,Ltd.、Thai-Kobe Welding Co., Ltd.など各国の現地法人からも義援金や食料・水などの物資 をお送りしています。 1 2 3 4 コベルコ建機(株) 中国・四川から東日本へ。被災地を結ぶ絆。 コベルコ建機(株)は、2008年に発生した四川大地震に際 し、被災した中国彭州市慶興神鋼小学校の再建を支援しまし た。その後も、児童を招いた工場見学会や教材の寄贈など、定 期的な交流を行っています。 2011年3月には、東日本大震災の被災者に対する激励の手 紙と義援金をお預かりし、被災地の小学校への受け渡しの要 請を受けました。2011年6月、同社が慶興神鋼小学校児童の 手紙を日本語訳した「がんばれ東北」を作成し、手紙、義援金と 共に、宮城県岩沼市の玉浦小学校へお届けしました。 ▲いまも続く慶興神鋼小学校との交流 神戸製鋼グループ 環境・社会報告書2012 48