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第3回水道事業会計決算特別委員会会議記録

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第3回水道事業会計決算特別委員会会議記録
第3回水道事業会計決算特別委員会会議記録
日 時
平成25年9月20日(金曜日)
午前10時 2分 開議
場 所
水戸市議会 第3委員会室
午前11時 7分 散会
────────────────────────
付託事件
水道事業会計決算に関する事項について
────────────────────────
1 本日の会議に付した事件
(1) 議案第93号 平成24年度水戸市水道事業会計未処分利益剰余金の処分について
(2) 認定第 3号 平成24年度水戸市水道事業会計決算認定について
2 出席委員(13名)
委 員 長
木
本
信 太 郎
君
副委員長
小
川
勝
夫
君
委
員
小
泉
康
二
君
委
員
江
尻
加
那
君
委
員
田
中
真
己
君
委
員
栗
原
文
隆
君
委
員
鈴
木
宣
子
君
委
員
飯
田
正
美
君
委
員
五 十 嵐
博
君
委
員
村
田
進
洋
君
委
員
内
藤
丈
男
君
委
員
高
橋
丈
夫
君
委
員
松
本
勝
久
君
3 欠席委員(なし)
4 委員外議員出席者(なし)
5 説明のため出席した者の職,氏名
水 道 事 業
管 理 者
倉
田
喜 久 男
君
水 道 部 長
檜
山
隆
雄
君
水道部技監
立
原
忠
君
水道部参事兼
水道総務課長
伊
藤
俊
夫
君
経 理 課 長
小 田 木
義
弘
君
料 金 課 長
小 田 木
晴
壽
君
水道整備課長
米
川
義
雄
君
給 水 課 長
小
林
壽
雄
君
浄水管理事務
所
長
後
藤
博
次
君
議事課長補佐
兼法制調査係長
加
藤
清
文
君
書
綱
島
卓
也
君
書
玉
田
誠
一
君
6 事務局職員出席者
記
-67-
記
午前10時 2分 開議
○木本委員長 皆さん,おはようございます。
定足数に達しておりますので,ただいまから第3回水道事業会計決算特別委員会を開会します。
この際,御報告いたします。本日,一般傍聴人2名がお見えになりますので,よろしくお願いいたします。
〔傍聴人入室〕
○木本委員長 それでは,議事に入ります。
本日の日程は,議案第93号及び認定第3号であります。
お諮りいたします。この際,当委員会に付託となっております議案第93号及び認定第3号を一括議題と
いたしたいと思いますが,これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○木本委員長 御異議なしと認め,一括議題といたします。
それでは,昨日に引き続き,ただいまから議案第93号及び認定第3号につきまして,決算審査に係る請
求資料について,各委員ごとに執行部より説明を求めた後に,通告に基づき質疑を行います。
それでは,初めに飯田委員からございました決算審査に係る請求資料について,執行部より,簡潔に,順
次説明願います。
それでは,小林給水課長。
○小林給水課長
資料38ページをお開き願います。
飯田委員より資料請求がありました配水量,有収水量,有収率の年度別推移,過去5年分について御説明
をいたします。
配水量につきましては,年間3,500万トン台で推移しております。また,有収水量につきましても,
年間3,300万トン前後で推移しておりますが,給水人口の伸びの鈍化や節水型機器の普及,さらには市
民の節水意識の向上などにより,配水量並びに有収水量が減少傾向を示しております。
なお,有収率につきましては,震災以前は93%台で推移をしていましたが,平成23年度は
91.83%と落ち込みました。これは23年3月に発生した東日本大震災によることが非常に大きなポイ
ントになっております。平成24年度は94.29%で,23年度と比較しますと2.46ポイント上回りま
した。これは震災以降,一丸となって復旧に全力を注いだことと,漏水調査を含め漏水の早期発見及び早期
修理に努めた結果と評価しております。
続きまして,資料の39ページをお開き願います。
漏水工事の実施状況について御説明をいたします。平成24年度の路面漏水修理状況ですが,453件の
漏水を修理しましたが,396件修理した給水管の漏水の大部分が経年劣化した鉛製給水管での漏水であり
ました。なお,その他の9件については,消火栓からの漏水でございます。
また,964件修理しました平成24年度の宅地内の漏水修理状況ですが,量水器及び止水栓付近の漏水
の大部分は,経年劣化した鉛製給水管の漏水であります。
なお,その他の漏水ですが,水洗トイレのタンクの中並びに受水槽の中に内蔵してあります水位を調整す
る弁,通称ボールタップと呼んでいますが,それの故障並びに給湯器内での漏水でございます。
-68-
以上でございます。
○木本委員長 ありがとうございます。続きまして,小田木料金課長。
○小田木料金課長
続きまして,40ページ,飯田委員の資料請求であります水道料金未収金及び不納欠損
処分の年度別推移について御説明申し上げます。
下段の平成24年度の未収額及び不納欠損額でございますが,調定額が47億6,369万5,735円で,
収納額が45億6,863万8,048円,未収額につきましては1億9,505万7,687円であります。
不納欠損額が1,835万7,070円でございます。
以下の年度につきましては,記載のとおりでございますので,お目通しをお願いいたします。
○木本委員長 小田木料金課長。
○小田木料金課長
続きまして,41ページの,同じく飯田委員より資料請求がありました基本水量内1立
方メートルごとの給水件数の年度別推移について御説明申し上げます。
合計で申し上げますが,基本水量内の給水件数につきましては,平成24年度末現在,一般家庭で13ミ
リメートルが3万441件,20ミリメートルで1万9,528件,25ミリメートルで1,952件,合計
して5万1,921件です。22年度及び23年度の件数に関しましては,記載のとおりでございますので,
お目通しをお願いいたします。
○木本委員長 以上で請求資料の説明は終わりました。
それでは,飯田委員から発言を願います。
○飯田委員 それでは,順次質問してまいりたいと思います。
昨日の質問で重複した部分,また,関連質問で行った部分については割愛をしまして,順次やっていきた
いと思います。
最初に,通告しましたのは高金利企業債の借りかえのところであります。これにつきましては,まず議案
書⑦の43ページを見ながらやっていきたいと思いますが,公的資金補償金免除ということで,繰上償還が
行われておりまして,この43ページの(2)のアの(ウ)借換債というところで,旧公営企業金融公庫資金
と旧資金運用部資金の二つに別れていますが,トータルとしましては昨日ありましたように,この借りかえ
によりまして1億6,600万円の利払いの軽減がされたということで,非常によかったと思っております。
また今年度につきましても,6月議会でも補正でありましたように,震災の区域につきましては,特例とし
まして4%台についても借りかえが認められるということで,引き続き借りかえをお願いしていきたいと思
いますが,最初にお尋ねしたいのは,こういった繰上償還を公的資金補償金免除ということでやっていく中
で,四つの条件があるというふうに言われておりますが,それは例えばいろいろな行政改革の推進とか,事
業の見直しとかそういったものとか,あと,ほかの事業との勘定分離というかそういった経理区分ですか,
そういったこともやらなければこういった借りかえができないということでありますが,この辺の条件につ
いて,まず一つお尋ねしたいと思います。
○木本委員長 伊藤水道総務課長。
○伊藤参事兼水道総務課長 ただいまの繰上償還に伴う条件についてでございますが,旧資金運用部の条件
につきましては,それぞれ将来負担比率というのがございます。それが77.4%以上という条件がござい
-69-
ます。今回それに該当する水戸市のほうは156.4%で条件に適合しましたので,今回の繰上償還の実施
を行ったということになっております。ただ,資金運用部資金につきましては,財政の健全化計画を出しま
して,おおむねその財政健全化計画が今後実施されているかどうかの検証も踏まえて,今後行われていくと
いうことを条件に,今回の繰上償還が認められたということになっています。
この適用をしますと,資金運用部については借りかえが今度,企業債の借り入れが3年間できなくなると
いうことが条件となっておりますが,その条件の中でも,もう一つの旧公営企業の金融公庫がございますの
で,そちらを活用しながら企業債の借り入れで事業を推進していきたいということで考えております。
○木本委員長 飯田委員。
○飯田委員 条件の中に,将来負担比率とか財政健全化計画,こういったものがあるということであります
が,昨日の議論の中でもこの職員数が5年間でかなり減って,135人から今121人ということでこうな
ってきたり,将来は103人体制に持っていくということが言われましたけれども,こういった借りかえに
当たって,そういった職員の例えば定数などについての言及というか,そういう要件までは示されていない
状況でしょうか。
○木本委員長 伊藤水道総務課長。
○伊藤参事兼水道総務課長 職員数を何名減らしなさいという条件はありませんが,ある程度のやはり削減
を図って経営的に財政の効率化を図りなさいという条件はあります。しかし,何名減ということの目標値は,
特に定めて実施に当たっている要件はございません。
○木本委員長 飯田委員。
○飯田委員 はい,わかりました。それから,今度は54ページから61ページのところの,これは企業債
明細書が出ておりますが,今回例えば旧公営企業金融公庫のほうの繰上償還が全部で5件,昭和62年3月
25日借り入れ分ということで5件示されております。これは54ページ,55ページにありますが,これ
を繰上償還しまして,同じ日にこれは機構資金から1億350万円,利率0.2%で借り入れましたという
ことであります。これ繰上償還した金額と機構から借りた金額には差があるわけですが,これについては一
般財源充当ということでよろしいんですか。
○木本委員長 伊藤水道総務課長。
○伊藤参事兼水道総務課長 借り入れの差につきましては,10万円単位での借り入れになりますので,そ
の差が出ているということでございます。
○木本委員長 飯田委員。
○飯田委員 ちょっと確認ですが,54ページの公庫資金の昭和62年3月25日分ということで2本あり
ますが,この真ん中ぐらいに書いてあります当年度償還高というところの金額が,繰上償還で返した部分で
しょうか。
○木本委員長 伊藤課長。
○伊藤参事兼水道総務課長 そうです。54ページの当年度償還高というところが,今年度の償還をした金
額になってございます。
○木本委員長 飯田委員。
-70-
○飯田委員
そうしますと,その繰上償還で返したものと同日,機構から借りた部分の差が約1億4,000
万円ほどあるんですが,その部分が一般財源充当ということでよろしいですか。
○木本委員長 伊藤課長。
○伊藤参事兼水道総務課長 はい,一般財源の充当ということで理解していただいて結構です。
○木本委員長 飯田委員。
○飯田委員 はい,わかりました。そうすると,やはり全額は借りられないんですね。それはこちらの都合
でそういうふうになったのかもしれませんが,そういった場合,一般財源充当でありますが,地方交付税の
充当措置ですか,そういった裏負担みたいなものはないのでしょうか。
○木本委員長 伊藤課長。
○伊藤参事兼水道総務課長 交付税の措置についてはございません。
○木本委員長 飯田委員。
○飯田委員 はい,わかりました。ありがとうございました。
それと,同じところのこれは60ページ,61ページになりますけれども,同日付で借りたのが機構から
5本に分けて借りていますね。それぞれ全てが0.2%の利率であるんですが,これ5本に分けた理由と,
あと30カ月で償還する部分と42カ月で償還する部分と差があるのは,これはどのようなわけでこのよう
に分離されているんでしょうか。
○木本委員長 伊藤課長。
○伊藤参事兼水道総務課長
それぞれ償還の0.2%,機構から借り入れました412号につきましては,
それぞれの本数ごとに1本ずつ対象として,借り入れたものに1本ずつ記載をしたものでございます。それ
と利率が違うのは,それぞれ借り入れた額の残年数が違っていることから,利率については変化がございま
す。要するに短いと利率は低いんですが,残りの償還年数が多ければそれだけの利率が加算されますので,
その内容で利率が変わっているという状況でございます。
○木本委員長 飯田委員。
○飯田委員 はい,わかりました。5本あったから5本で借りかえたということで了解しました。
その利率はですね,たまたまこの部分では0.2%で全て5本とも同じで,借りる期間が少しずれており
ますが,これは昨日も松本委員のほうから220億円の長期借り入れがあるということでいろいろこれ大変
な作業をやっているのかと思いますけれども,その5本に別れていればそれぞれまた終わったり時期がずれ
たりしますので,その水道部のほうでは借りかえも含めまして,その資金計画というか,そういった部分に
ついての手だてというか,やり方はどのようにされているんでしょうか。
○木本委員長 伊藤課長。
○伊藤参事兼水道総務課長 資金計画につきましては,毎月,先3カ月を予想しながら資金計画を立てて運
用をしてございます。今回の繰上償還につきましては,補償金免除ということで,通常の借換債とは違うと
いうことになっています。通常の借換債ですと利息,保証金も含めて返すようになりますので多額な経費に
なります。それは昨日,松本委員からも地方銀行で借りかえができないかという御質問の中で,今後検討を
していくということで私のほうから御答弁をさせていただきました。借換債によると,利息や保証金を取ら
-71-
れてしまいますが,今回の財政融資とか金融機構については,それらが免除になるということで,非常に有
効だと考えています。ただ,これはどうしても国の制度がございますので,今後,要望等も含めてさらに借
換債ができるような形で努めていきたいということで考えております。
○木本委員長 飯田委員。
○飯田委員 わかりました。あと,市中銀行等からも借りている部分がありまして,昨日も資料で示されま
して,常陽銀行,水戸信用金庫,水戸農業協同組合ということでありましたが,これをこの市中銀行等から
借りる場合は,銀行さんを呼んで見積もり合わせをやるんでしょうか。
○木本委員長 伊藤課長。
○伊藤参事兼水道総務課長 市内にあります金融機関のほうから,事前調査ということでそれぞれ残年数に
基づきまして利率を提出していただいて,その中で一番低い金利の銀行さんと今回借換債を行ったというこ
とでございます。
○木本委員長 飯田委員。
○飯田委員 そうしますと,たまたま常陽銀行と水戸信金と農協とありましたが,そのほかも含めてあった
中で,今借りているのが3銀行ということでいいんですか。
○木本委員長 伊藤課長。
○伊藤参事兼水道総務課長 そのほかに筑波銀行さんとか茨城県信用組合さんとかありましたが,今御答弁
しましたように,その中で利率が低い銀行さんと今回の借換債を行ったものでございます。
○木本委員長 飯田委員。
○飯田委員 それでは,1番の高金利企業債の借りかえについては終了します。
2番目の有収率向上のための方策の実施状況についてということで,これは一部,昨日聞いたところの関
連でありますのでそれは省きますが,まず,この請求しました資料の38ページなんですけれども,御説明
がありましたように,平成24年度は94.29%の有収率ということでありますが,これを見ていくと傾
向として有収率は向上してきているというような認識でよろしいんでしょうか。
○木本委員長 小林給水課長。
○小林給水課長
はい,それで結構です。
○木本委員長 飯田委員。
○飯田委員 そうしますと,水戸市の水準というのは,全国の類似都市とかいろいろありますけれども,有
収率としましてはどの辺の水準でしょうか。高い部類に入るんですか。
○木本委員長 小林給水課長。
○小林給水課長
全国の特例市並びに類似都市との比較ですが,人口15万人から30万人の人口の平均で
は,89.96%,これが平均値でございます。これと比較しますと水戸市は4.33%上回っております。
○木本委員長 飯田委員。
○飯田委員 かなり高いと思いますけれども,たまたま水戸市第6次総合計画の基本構想を見ましたら,平
成35年,今から10年後には95%ということで書いてありましたが,もう既に94.29%となってい
ますと,漏水工事とかこれから進展すれば,この95%というのが妥当かどうかということもちょっと考え
-72-
たりしましたが,これは質問ではありませんので,感想ということで述べさせていただきました。
あと,この表を見ますと,この有収率を上げるのは配水量が分母で有収水量が分子になりますから,分母
が少なくなって分子が大きくなれば有収率は上がるわけですが,ずっと経年度を見ますと配水量が減少して
いますが,有収水量も減少していまして,配水量の減少率と比べますと,有収率の減少率が4割程度になっ
ているというのは,どのようにこれは理解すればよろしいのでしょうか。私ども素人で考えますと,大体配
水量が減れば,それに応じた比率ぐらいで有収率も減るのではないかと,こう思ったわけなんですけれども,
その辺でわかれば教えていただければと思います。
○木本委員長 飯田委員,要は有収率と配水量の関係性ということですよね。小林給水課長。
○小林給水課長
先ほども資料の説明の中で言いましたけれども,最近は市内一円とか,全国的に節水機器
が普及していまして,節水意識が強いものですから,配水量が減っても有収水量はそうは減らないと。
〔「有収水量が下がるんでしょう」と呼ぶ者あり〕
○小林給水課長
すみません。有収水量が下がると。有収率に関しては,その配水量に対しまして,例えば
工事で使った水量とか消防で使った水とか,そういうものは除いてございますので,配水量を除いた数字か
ら割り返していますのでこういう……
〔「それはリンクするんですよ」と呼ぶ者あり〕
○木本委員長 もしあれでしたら,小田木経理課長,説明したほうが早いんじゃないでしょうか。
小田木経理課長。
○小田木経理課長
有収水量のほうは,実際に使われた料金の収入になったということですので,それは今
御答弁申し上げましたように,節水意識とか,あと企業のそういうふうなコスト削減のための節水と,そう
いうことで少なくなっております。配水量は,出る量に沿ってつくりますので,それは必然的にそれに伴い
まして減をしていくとそういうふうな関係でございます。
○木本委員長 飯田委員。
○飯田委員 そうすると,無収水量というのは,どのようなものがあるんですか。
○木本委員長 小林給水課長。
○小林給水課長
無収水量といいますのは,メーターを通るんですけれども,計器の故障で計量を正式に感
じないと,要するに不感水量でございます。それから,水道部で先ほども言いましたけれども,給水管の布
設がえがあって洗浄作業をした水とか,そういうものを含んでおります。
○木本委員長 飯田委員。
○飯田委員 洗浄作業とか消防とか言われました。一番多いのは漏水なんでしょうけれども,どうですか。
○木本委員長 小林給水課長。
○小林給水課長
漏水に関しては,無効水量という扱いになっています。
○木本委員長 飯田委員。
○飯田委員 39ページで1点だけですね。こちらは漏水修理状況ということで出していただきましたが,
例えばこの一番上の端の配水管の漏水関係で修理が─これは大きな管だと思いますが─21件ありま
したが,こういった場合,修理のやり方というのは緊急の場合などについては業者の方を呼んでやるんでし
-73-
ょうけれども,資材の調達とかそういった部分については,どのような形になりますか。資材が準備されて
いるのかどうかです。
○木本委員長 小林給水課長。
○小林給水課長
現在,水戸市では5社と年間の単価契約を結んでおります。これは24時間365日全て
の時間で対応できるような条件で契約を結んでおります。その材料の質問なんですが,この5社が請負材と
いう形で現在はやっていますけれども,特殊な材料については水戸市のほうから支給という形で精算をして
おります。
○木本委員長 飯田委員。
○飯田委員 5社と契約していると。特殊な材料というのは水道部の資材置き場にあるとか,そういうわけ
ではなくて,やはり発注して調達するということですか。
○木本委員長 小林給水課長。
○小林給水課長
例えば,本管が折れました時に,緊急でバンドをかけなきゃならないと,そういうものに
関しては業者は持っておりませんので,うちの水道部のほうで緊急用のストック材として倉庫のほうに保管
しております資材を使います。
○木本委員長 飯田委員。
○飯田委員 ありがとうございました。それでは,3番目の水道料金の未収金及び不納欠損処分についてに
移っていきたいと思います。
これは40ページで資料を請求したものが載っていますのと,あと議案書①の57ページは非強制徴収債
権の放棄の関係です。この①の57ページの水道事業会計で,5,046件と20件がありますが,この件
数というのは1世帯とかそういう単位じゃなくて,あくまでも契約件数ということですか。1人で2件契約
していれば2件という形になるんでしょうか。
○木本委員長 執行部より答弁を求めます。
小田木料金課長。
○小田木料金課長
ただいまの御質問の件数ですけれども,調定件数となっております。
○木本委員長 飯田委員。
○飯田委員 それから議案書⑦の50ページです。こちらに特別損失というところがありまして,過年度損
益修正損ですか,ここに備考欄にありますのが1,835万7,070円ということで数字がありますが,こ
の数字と先ほどの債権放棄の数字がずれている理由をちょっとお願いしたいと思います。
○木本委員長 小田木料金課長。
○小田木料金課長
不納欠損の場合,漏水の認定額が加わっているもので多くなっております。
○木本委員長 飯田委員。
○飯田委員 漏水の認定額というのは,漏水修理をやったということですか。
○木本委員長 小田木料金課長。
○小田木料金課長
例えば栓の漏水を含んだ修理をした場合には,減額措置要項というのがありまして,そ
れに基づいてある程度の認定をいたします。その分の間のお金,これを欠損処理しております。
-74-
○木本委員長 飯田委員。
○飯田委員 わかりました。あと,この未収額と不納欠損額は当然違っていて当たり前ですけれども,未収
額というのはこの料金を分納してもらっている人が未収額のほうに出てきていると思いますが,昨日も未収
に関しましては無断転出という方が多いということであり,分納してもらっておりますけれども,その分納
の実際のやり方というのはあくまでもその分納額に応じまして,相手の方と話し合いながら分納額とか回数
というか期間を決めていく形ですか,それともある基準があって一律に対応しているようなところでしょう
か。
○木本委員長 小田木料金課長。
○小田木料金課長
滞納整理要項が平成23年度にできまして,その中での分納の方法というのがありまし
て,一応その状況に応じて話し合い,1年ということになっておりますけれども,いろいろな都合によって
はそれ以上ということで規定しております。
○木本委員長 飯田委員。
○飯田委員 1年が一応基準ということでよろしいですね。わかりました。
あと,この無断転出というのは,やはり大学生みたいにですね,例えば4年間いてそのまま地元に帰って
しまったということで,いわゆる住民票を登録していない方が多いわけですか。
○木本委員長 小田木料金課長。
○小田木料金課長
やはり無断転出,今おっしゃられたように,例として住民票をもともと水戸に持ってこ
ない学生さんなど,そういった方が行ってしまう。無断転出に関しては,市民課のほうの住民基本台帳,そ
ちらのほうを参考にさせていただきまして,どこへ転出したかということを一応調べておりますけれども,
先ほどから言うように,無断でまるっきり登録しておりませんので,それでこういうふうな結果になってお
ります。
○木本委員長 飯田委員。
○飯田委員 そうすると,住民票が登録されていませんと,固定資産税とか市民税の場合は職場がわかる形
はあると思うんですが,水道の料金徴収に当たっては非常にその辺が難しいということで,費用対効果も含
めていろいろ訪問などもされている話でありますけれども,未収金対策でほかの先進地の例などは調べては
いないですか。どうしようもないということですか,これは。
○木本委員長 小田木料金課長。
○小田木料金課長
多分,どこの市も多いとは思うんですけれども,今,入っているアパートとかそういっ
たところの管理会社,もしくは大屋さん,そういった方にも聞いてはいるんですけれども,何分今は個人情
報,その点を強調いたしまして,そういう転出先というのはほとんど聞けないような状況になっております。
○木本委員長 飯田委員。
○飯田委員 はい,わかりました。
それでは,4番にいきます。4番は1点だけなんですけれども,請求資料41ページにありますが,田中
委員のほうからもいろいろ質問がありましたが,私は1点だけなんですけれども,これは基本水量内の
13ミリメートル,20ミリメートル,25ミリメートルの3年度分ですね。細かく数字を出してもらった
-75-
わけですが,やはり10立方メートルまでが同じ基本料金ということになりますと,お話があったように節
水してもその成果が十分に返ってこないということで,例えば5立方メートルという半分ぐらいの考えもあ
ったりするのかもしれませんが,この数字をよく読み込んでいただきまして,簡単にその10立方メートル
から,例えば基本水量を5立方メートルに落とせばいいというようなことじゃなくて,もう少し刻み方を細
かくするとか,さまざまなバリエーションがあると思いますので,これはもしそういうことがあるとすれば,
よく御検討をされたいということを申し上げまして,5番のほうに移ります。
〔「5番,もう終わりでしょう」と呼ぶ者あり〕
○木本委員長 業務費です。
○飯田委員
口座振替及びクレジット決済についてなんですけれども,これはいただきました参考資料の
21ページ,22ページのほうですね。ここに表と図というか平成23年度,24年度の比較表が出ており
ます。それでクレジットも最近始まったものであると思いますが,このクレジット関係の契約というかそう
いったものについての質問なんですが,どこの会社とどのような形で結んでいるかについて,まずお尋ねし
たいと思います。
○木本委員長 小田木料金課長。
○小田木料金課長
クレジットの使用の始まりが平成20年度でございまして,このときは公募型選定式で
行って,5社のうち1社が該当できました。それからまた22年度,単年度契約で行っていましたもので,
22年度より5年契約といたしまして,その中でやはり同じような公募方式で行いまして2社との契約を行
っております。
○木本委員長 飯田委員。
○飯田委員 2社というのは,クレジットの幹事会社が2社ということですか。それとも今,JCBとかU
Cとかいろいろありますけれども,それはどのようなことでしょうか。
○木本委員長 小田木料金課長。
○小田木料金課長
それの取り扱い店の中で9種類,例えば,今申されましたように,VISA,マスター
ズカード,JCB,アメリカンエキスプレス,ダイナーズクラブ,DC,UFJ,ニコス,イオン,そうい
ったものの対応になっております。
○木本委員長 飯田委員。
○飯田委員 それから,口座振替の関係ではいろいろキャンペーンを張ってやっていると思うんですが,口
座振替の件数も率も減っております。一番減っているのが口座振替なんですが,この口座振替が減った分が
一般納付とかクレジットのほうにいっているのかもしれませんけれども,この辺の分析はどういうふうにさ
れておりますでしょうか。
○木本委員長 小田木料金課長。
○小田木料金課長
おっしゃるように口座振替のほうが年々減っております。その実態的なものを調べてみ
ますと,一般納付の方たちはやはり利便性のいいコンビニエンスストア,こちらでは納金もできますもので
そちらのほうで対応しているものと,あと,クレジットにしますとポイントがつきますもので,その関係で
やはりお客様のほうがそちらを選んでいるのかと考えられます。
-76-
○木本委員長 飯田委員。
○飯田委員 生活様式も変化しておりますから,いろいろな納付で利便性を確保されていると思うんですが,
そういった場合にですね,この手数料がかかると思いますけれども,例えば口座振替で1件当たり幾ら,コ
ンビニ納付で幾ら,クレジットで幾らと示していただければと思います。
○木本委員長 小田木料金課長。
○小田木料金課長
手数料でございますが,口座振替が10円,クレジットが78円,コンビニエンススト
アが57円です。
○木本委員長 飯田委員。
○飯田委員 わかりました。これらの手数料の総額というのはわかるんですか。
○木本委員長 小田木料金課長。
○小田木料金課長
口座振替の手数料に関しては588万9,779円,クレジットの手数料が318万
2,008円,納付書に関しては1,016万1,029円になっております。
○木本委員長 飯田委員。
○飯田委員 はい,わかりました。そうすると手数料の総額はふえてきているということになりますか。
○木本委員長 小田木料金課長。
○小田木料金課長
先ほど一般納付の場合には,納付書を発行するに当たりまして85円ほどかかりまして,
さらにコンビニエンスストアに行きますと57円を足しますもので,一般納付でコンビニに行きますと
142円というものがかかります。やはりそういう利便性の高いところにお客様が流れると,やはり手数料
のほうもふえていく,そういうふうになっております。
○木本委員長 飯田委員。
○飯田委員 おしまいです。
○木本委員長 はい,わかりました。それでは,ただいまの件について,通告に関連する質疑があれば発言
を願います。
栗原委員。
○栗原委員 今の4番に関連がありますけれども,水戸市の一般家庭における平均の水道の使用立方メート
ルと料金についてお聞きいたします。
それから,その他の市との比較はどうでしょうか。
それから,今後の人口の増減の問題については,何か見込みはありますか。
○木本委員長 3点ですね。
伊藤参事兼水道総務課長。
○伊藤参事兼水道総務課長 水道料金の平均的な口径で申し上げますと,今は20ミリメートルが主流でご
ざいます。その中で平均水量については20トンが平均水量となってございます。
それと,他市の状況でございますが,やはり基本水量制を設けているところがございます。平均的にやは
り5トンとか8トン,ゼロトンのところもございますが,おおむね10トンのところが多い状況になってい
ます。今後の人口につきましては,若干微増ではありますがふえていく傾向ではございますけれども,やは
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り節水型,先ほど言いましたように普及が伴っていまして,水量はそれほど伸びていないという状況でござ
いますので,先ほど言ったように,漏水防止に努めて有収水量の確保を図っていきたいということで考えて
おります。
○木本委員長 栗原委員。
○栗原委員 そうすると,一般家庭の平均の支払いというか,料金は大体ざっくり割って1件でどのくらい
になっているでしょうか。
○木本委員長 水戸市の一般家庭の平均の水道料金ということで。
伊藤参事兼水道総務課長。
○伊藤参事兼水道総務課長
先ほどの口径20ミリメートルで20トン使用した場合には,おおむね2,500
円程度の料金となってございます。
○木本委員長 栗原委員。
○栗原委員 それは1カ月ですか。2カ月に1回の料金徴収ですから,2カ月分の話ですか。
○木本委員長 伊藤参事兼水道総務課長。
○伊藤参事兼水道総務課長 今のは,1カ月の水道料金の単価になってございます。
○木本委員長 栗原委員。
○栗原委員 はい,わかりました。ありがとうございました。
○木本委員長 それ以外の方で,通告に関連する質疑はありませんか。
〔「ありません」と呼ぶ者あり〕
○木本委員長 それでは,以上で飯田委員の通告に対する質疑を終わらせていただきます。
次に,五十嵐委員からございました決算審査に係る請求資料について,執行部より,簡潔に,順次説明を
願います。
小田木料金課長。
○小田木料金課長
続きまして,42ページの五十嵐委員の資料請求にあります水道料金滞納整理委託状況
の年度別比較表について,御説明申し上げます。
平成24年度の合計の欄をごらんいただきまして,調定額が現年度,過年度を合わせまして86万
1,681件,金額が50億4,003万1,732円で,収納額が80万8,418件,47億5,818万
6,855円,残額が5万3,263件,2億8,184万4,877円でございます。
収納率につきましては,94.41%,目標としております収納率93.3%に対しまして1.11ポイン
ト上回っております。
以下の年度につきましては,お目通しをよろしくお願い申し上げます。
○木本委員長 小田木料金課長。
○小田木料金課長
続きまして,43ページの五十嵐委員の資料請求でありますが,平成24年度末水道料
金未納状況で50万円以上について御説明申し上げます。
それぞれの未納者の名前につきましては,個人情報であることから番号で記載させていただきます。御了
解のほどよろしくお願いします。
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平成24年度の50万円以上の未納者は35件あります。金額にして4,529万4,047円です。未納
者に対しては時効中断により分割納入となっております。
以下,年度別につきましては記載のとおりでございますので,お目通しのほどよろしくお願い申し上げま
す。
○木本委員長 米川水道整備課長。
○米川水道整備課長 続きまして,44ページをごらん願います。
五十嵐委員からの請求資料,耐用年数を超える水道管の延長について御説明いたします。
平成24年度末における耐用年数を超える水道管の延長の合計は,10万6,245メートルございます。
内訳は石綿管が1万5,382メートル,鋳鉄管が9万863メートルとなっております。
以上です。
○木本委員長 続きまして,伊藤参事兼水道総務課長,お願いします。
○伊藤参事兼水道総務課長 次に,45ページの五十嵐委員から請求がありました過去5年間の水戸の名水
の販売状況でございますが,平成20年度から24年度まで販売本数並びに販売額をまとめたものでござい
ます。販売本数については,年々増加傾向にございます。
詳細については,お目通しをお願いいたします。
○木本委員長 以上でよろしいでしょうか。
それでは,五十嵐委員から発言を願います。
○五十嵐委員 9項目にわたりまして通告させていただきましたけれども,昨日の関連でも行いましたし,
残り4点になりますけれども,通告に従いまして順次質問させていただきます。また,丁寧な資料をいただ
きましてありがとうございました。
請求資料の先ほど説明いただきました42ページを見ますと,平成22年度から3カ年出ておりますけれ
ども,過年度におきまして目標の収納率を全てクリアして,特に24年度が一番いいわけですけれども,こ
れの要因というか,何かございましたらお聞かせ願いたいと思います。
○木本委員長 小田木料金課長。
○小田木料金課長
年々上がっておりますけれども,単年度契約ではなく22年度より長期の契約というこ
とで,業者のほうもノウハウのわかっている民間企業のほうにやっていただきまして,また,年々上がって
いるのは,休日,夜間,土日,そういったところでも訪問して料金徴収に当たっているということが,こう
いう結果になっていると考えられます。
○木本委員長 五十嵐委員。
○五十嵐委員 先ほど,飯田委員のほうから有収率も上がってきておりますけれども,このような形で今後
もしっかりと進めていただきながら,丁寧な作業でお願いしたいと思います。
次に,請求資料43ページですね。50万円以上の未納者が平成24年度末で35件あったということで
すけれども,これを見ますと調定件数で一番少ないのが1件ということで,もう本当に24年度だと思うん
ですけれども,逆に26番の方は67件になっていますけれども,かなり長いんだと思うんですけれども,
これの状況ですね,どういう方,どういう業種が多いのとか,以前からあるのか,どういう期間になってい
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るのか,あるいは24年度分だけだと,どういうふうに数字は見たらいいんでしょうか。教えてください。
○木本委員長 小田木料金課長。
○小田木料金課長
一般家庭の方なんですけれども,やはり生活状況そのものの関係もあると思いますけれ
ども,現年度分そのものが満額支払われていないもので,そういう結果になっております。
○木本委員長 あとは平成24年度の傾向というのは,どういうような傾向があるかというのは。
小田木料金課長。
○小田木料金課長
収入的には,同じような状況で少ない金額になっています。
○木本委員長 五十嵐委員。
○五十嵐委員 先ほどの説明の中でも,35件とも全員分納はしているということで認識してよろしいんで
すね。これも下の表を見ますと,過去5年間の中で平成20年度,21年度と比べますと,22,23,
24年度の未納額が大分半分くらいに下がっていると思うんですが,この要因というのも先ほど来のことで
いいんでしょうかね。わかりました。それからですね,やむを得ず給水停止になる方がいらっしゃいますよ
ね。催告書というかそういうのが来まして,その場合,夜間とか土日,祭日,今月で言うと,土,日,祭日
というのが3日間あるんですけれども,そういうときに払っても,結局その場合は給水が停止したままで出
ませんよね。そういう場合の苦情というのはなかったんでしょうか。
○木本委員長 小田木料金課長。
○小田木料金課長
土曜,日曜,祭日に関しては,料金課のほうで別に夜間の庁舎待機及び修理工とかとい
う方が契約しておりまして,その中でお金を払うから開栓するということで受け付けますと,お金は営業日
にもらいますけれども,その時に直接行きまして開栓するということをやっております。
○木本委員長 五十嵐委員。
○五十嵐委員 わかりました。ちょっと心配していたので。それと,水道部が震災後いろいろ移転しまして,
事務所も変わって,そういうところでの集金関係のトラブルとか不都合とか何かございますか。
○木本委員長 小田木料金課長。
○小田木料金課長
料金のほうは,先ほどおっしゃいましたように,3カ年長期継続で以前より市役所の近
くのところでビルを借りて,そこにお客様相談室というところがあり,また,そこで納付ができますもので,
随分と浸透しているとは思われます。
○木本委員長 五十嵐委員。
○五十嵐委員 ありがとうございました。それでは,次に5番目と7番目と一緒にちょっと質問させてもら
いますけれども,笠原水源の状況ですけれども,要因とか,いつぐらいから利用できるか,今は竜頭栓も利
用されていないように思いますけれども,その辺の状況をちょっとお聞かせ願いたいと思います。
○木本委員長 後藤浄水管理事務所長。
○後藤浄水管理事務所長
笠原水源の状況でございますが,近年,笠原地区台地利用が進むなど,また震災
の影響などによりまして,昨年夏ごろから減少傾向が見受けられ,今年6月には1日当たり約180立方メ
ートルまで湧水が減少しました。このためポンプ運転が困難となりましたので,竜頭栓からの給水を停止し
たところでございます。今後の給水再開につきましては,引き続き湧水量を調査するとともに,当面の緊急
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措置としまして水量に応じたポンプを設置しまして,年内には給水を再開します。その後,湧水貯水槽設置
及び配水施設の老朽化対策が必要となりますので,本格復旧工事を実施する予定でございます。
○木本委員長 五十嵐委員。
○五十嵐委員 わかりました。それから,水戸の名水,平成24年度は販売本数も大分ふえています。また
販売額もふえてきて,以前水道モニターのアンケートの中でも平成21年だったか,水戸市が販売している
ので安心だとか,とにかく好評になっていますので。ただ,この辺のペットボトルの現状をちょっとお聞か
せ願いたいと思います。
○木本委員長 伊藤水道総務課長。
○伊藤参事兼水道総務課長 ペットボトルの製造状況につきましては,今,笠原水源の湧水の減少に伴いま
してポンプが停止してございます。従来そのポンプの稼働によって水を採水しまして製造をしていましたが,
その水がちょっと確保ができないものですから,今,状況を見ながら再開できるような形で進めているとこ
ろでございます。
○木本委員長 五十嵐委員。
○五十嵐委員 わかりました。先ほども申し上げましたように,皆さん期待して待っていますので,できる
だけ早目にお願いしたいと思います。
最後の質問に移らせていただきます。
この水道集金につきましては,1カ月検針をして集金というのと,2カ月ごとに集金というのでは,2カ
月ごとが多いのではないだろうかと思うんですけれども,一つはその集金の違う基準ですね。それから,
1カ月単位で集金しているのと2カ月の割合ですか,比率,そして1カ月と2カ月のメリット,デメリット,
あとは他市の状況についてわかる範囲で教えていただきたいと思います。
○木本委員長 小田木料金課長。
○小田木料金課長
ただいまの御質問で,最初にこの1カ月と2カ月の基準ということで御説明させていた
だきます。
この違いは,水戸市水道事業給水条例第23条に,検針は隔月に定めた日に行い,属する月分及びその前
月分として料金をまとめて算定する,このようになっておりまして,その中で口径40ミリメートル以上に
関しましては,同じく給水条例の第23条の2項及び水戸市水道事業給水条例施行規定第32条1号により,
毎月検針を行うこととしておりまして,属する月分として料金を算出するとありますので,これに基づいて
1カ月検針,2カ月検針を行っております。
割合でございますが,平成24年度でございますが,40ミリメートル以上の毎月分の給水は
1,082件,全体の0.8%,それ以外は隔月検針調定でやっております。メリット,デメリットにつきま
しては,やはりこの40ミリメートル以上になりますと,病院,デパート,大きい官公庁等,そういった水
を大量に使うところでありまして,料金が2カ月分になりますとやはり当然1カ月分でやりますより倍にな
りまして,この中にまた下水道料金も当然乗ってきますもので,それ以上の金額の負担となりまして,今ま
で行ってきたところに対しましては,なかなかそこら辺を請求というのは難しいと思いますもので,このま
まの状況かなとは考えております。
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それから,他市の状況ですけれども,特例市13市,近隣市3市,計16市のほうを調べましたらば,
11市が同じように隔月払い,3市が隔月,毎月,毎月やっているというのは2市でございます。
以上でございます。
○木本委員長 五十嵐委員。
○五十嵐委員 もう一度ちょっと確認しますけれども,1カ月も2カ月も毎月検針しているんでしたっけ。
それとも2カ月の場合は2カ月分ですか。
○木本委員長 小田木料金課長。
○小田木料金課長
1ケ月の場合は毎月検針,毎月集金です。2ケ月におきましては,2カ月に一度の検針
で,そのときに料金が発生いたします。
○木本委員長 五十嵐委員。
○五十嵐委員 これはみんな業者が何社かで検針をやっているんでしたかね。
○木本委員長 小田木料金課長。
○小田木料金課長
先ほどの長期継続の中でございました検針,収納その辺を行っておりまして,その業者
がやっております。
○木本委員長 五十嵐委員。
○五十嵐委員 じゃ,わかりました。1カ月ごとにしたほうが,払うほうは払いやすいですね。全部2カ月
単位にすれば経費が少し助かるということなんでしょうけれども,余り0.8%というとそんなに変わらな
いというふうに見てよろしいんでしょうか。
○木本委員長 小田木料金課長。
○小田木料金課長
委員御指摘のとおりでございます。
〔「わかりました」と呼ぶ者あり〕
○木本委員長 以上でよろしいでしょうか。
それでは,ただいまの件につきまして。松本委員。
○松本委員 今,五十嵐委員の質問の中で,未納者が35件ということでございましたけれども,50万円
から1,000万円というようなことで差が大分多いんですけれども,一般家庭とその企業とか事業所とか,
これの答弁というのはありましたか。
〔「なかったですね」と呼ぶ者あり〕
○松本委員 なかったね。じゃ,それをちょっと教えてください。未納者のうち一般家庭の割合と,あるい
は水を利用する営業の割合について。ついでに公共下水道と水道料金というのは一緒でしょう,集金が。そ
うすると,それは水道使用料によって公共下水道の料金が決定されてくるというようなことで,その集金と
いうのは全て公共下水道のほうも,水道部が全部窓口になっているというようなことで間違いございません
ね,これは。そうすると,その料金の査定の仕方なんだけれども,これは下水道の話になっちゃうんだが,
水道料金が例えばさっきの普通家庭の平均の2,500円の場合には,公共下水道というのはどのくらいの
割合になるんだろう。わからなきゃこれは別問題だから構いはしないんだけれども,一緒に窓口になってい
るんだからおわかりかなと思って,ちょっと横道にそれて大変恐縮なんだけれども,今度私のところもやっ
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とこすっとこ公共下水道になったものだから,長い間。
○木本委員長 では,大きく2点ですか。
じゃ,まず初めに小田木料金課長。
○小田木料金課長
職種につきましてですけれども,ホテルが8件,風俗関係が6件,マンションテナント,
飲食店,スポーツ施設が各2店,事務所,不動産,清掃,畜産,クリーニング,製造が各1件で一般家庭が
7件です。
以上でございます。
○木本委員長 もう1点,料金の話。
伊藤参事兼水道総務課長。
○伊藤参事兼水道総務課長 先ほどの20立方メートルを平均で計算しますと,下水道料金は約2,700円
ということでございます。
○木本委員長
そうすると,水道の料金が平均で2,500円で,下水のほうが2,700円ぐらいになると,
大体。そうすると,両方で5,200円というような請求が大体平均的なさっきの……
〔「2,500円と2,700円になる」と呼ぶ者あり〕
○木本委員長 よろしいでしょうか。
それでは,それ以外の方で関連するのはございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○木本委員長 以上で,五十嵐委員の通告に対する質疑を終わらせていただきます。
それでは,以上をもちまして,当委員会に付託された議案第93号及び認定第3号の質疑は全て終了しま
した。
それでは,本日の委員会はこの程度をもって散会したいと思います。
なお,次回の委員会は9月24日火曜日,午前10時から開会したいと思いますので,よろしくお願いい
たします。
それでは,以上をもちまして本日の委員会を散会します。御苦労さまでした。
午前11時 7分 散会
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