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KOBE トラベルギフト事業運営業務 公募要領 (プロポーザル
KOBE トラベルギフト事業運営業務 公募要領 (プロポーザル仕様書) 平成27 年4月 神戸市産業振興局 目次 第 1 章 件名 ........................................................................................................................... 1 第2章 業務の概要 ................................................................................................................. 1 2-1.目的・概要 .................................................................................................................. 1 2-2.提案書への記載事項及び評価の対象 ........................................................................... 2 2-3.全体概要・スケジュール ............................................................................................. 2 2-4.提案事業者の実績 ....................................................................................................... 2 2-5.市内企業・事業所の優位性 ......................................................................................... 2 2-6.業務遂行能力 .............................................................................................................. 3 第3章 仕様および要件 .......................................................................................................... 3 3-1.市内宿泊施設との連携・販売目標・旅行商品の企画・造成 ........................................ 3 3-2.プロモーション ........................................................................................................... 5 3-3.旅行商品の販売 ........................................................................................................... 7 3-4.購入情報等の分析 ....................................................................................................... 7 3-5.アンケート調査 ........................................................................................................... 8 3-6.情報セキュリティへの対応 ......................................................................................... 9 第4章 運営要領..................................................................................................................... 9 4-1.運営時総則 .................................................................................................................. 9 4-2.連絡・提出・承認事項 .............................................................................................. 10 4-3.各種届出,約款等作成 .............................................................................................. 10 第5章 印刷物発行要領 ........................................................................................................ 11 5-1.制作要領 ................................................................................................................... 11 5-2.著作権等について ..................................................................................................... 11 第6章 販売手数料と旅行商品の割引代金 ............................................................................. 12 6-1.販売手数料 ................................................................................................................ 12 6-2.旅行商品の割引代金 .................................................................................................. 12 第7章 その他注意事項 ........................................................................................................ 12 第 1 章 件名 KOBE トラベルギフト事業運営業務 第2章 業務の概要 2-1.目的・概要 KOBE トラベルギフト事業は,国の「地方への好循環拡大に向けた緊急経済対策」を踏まえ, 「地域活性化・地域住民生活等緊急支援交付金(地域消費喚起・生活支援型)」を活用し,割引 価格で宿泊・観光できる「旅行商品」を販売することにより,神戸観光をアピールするととも に、旅行消費を喚起し,市内経済の活性化をはかることを目的としています 本仕様書は,KOBE トラベルギフト事業運営業務(以下,「本委託業務」という。)の受託事業 者を決定するため,本市が行う企画提案競技(プロポーザル)の要件について記載します。 本委託業務の概要をイメージで下記に示します。消費者の行動及び事業の流れは本市が想定 するイメージであり,具体的には事業者からの提案によるものとします。 <図表1:本委託業務の構成イメージ> 1 <図表2:本委託業務のフローイメージ> 2-2 提案書への記載事項及び評価の対象 提案書には,本委託業務を受託しようとする事業者(以下,「提案事業者」という。)が, 以下に掲げる事項をもれなく記載してください。記載事項はすべて評価の対象とします。 2-3.全体概要・スケジュール 提案書の冒頭には,全体概要として,提案にあたっての基本的な考え方,セールスポイント 等を簡潔に記載してください。 また,契約締結までのスケジュールは,プロポーザル説明書に記載のとおり予定しています が,契約締結後,販売開始までのスケジュールを具体的に記載してください。 本委託業務は,国の交付金を活用した事業であり,平成 28 年 3 月末までに完了させる必要が あり,スピード感のある対応が求められています。 よって,実施にあたっては「平成 27 年 9 月からの販売開始」を基本とし,提案者において実 現可能なスケジュールを提案してください。販売開始時期についても評価の対象とします。 2-4.提案事業者の実績 本委託業務と類似した業務実績を有している場合,評価の対象とします。提案書に該当する 業務実績を具体的に記載してください。 2-5.市内企業・事業所の優位性 本委託業務は,「市内経済の活性化をはかること」を目的としています。このため,市内に 本社または事業所のある企業等からの提案については,評価の対象とします。 提案書に神戸市内の本社・事業所の有無(有る場合は所在地,名称)を記載してください。 2 2-6.業務遂行能力 本委託業務を遂行するにあたり,事業報告書等をもとに売上及び資本規模,事業所数等を評価 の対象とします。 第3章 仕様および要件 3-1.市内宿泊施設との連携・販売目標・旅行商品の企画・造成 ※旅行商品の企画・造成にあたっては,必ず「宿泊を伴う」内容としてください。 宿泊以外の食事,買い物,交通費などを組み込んだ「パッケージ商品」や既存の旅行商品も 対象とします。 番号 3-1-1 要件 □神戸市内にある宿泊施設で利用できること 必須/ 任意 必須 (宿泊を伴わないもの,市外で宿泊するものは対象外) 3-1-2 □販売目標 必須 提案書には,①旅行商品の販売数及び参加人数,②経済効果予測の考え 方及び積算根拠を記載してください。 ・経済効果予測は, (旅行者 1 人あたりの観光消費単価×参加人数)で算 出すること。 ・観光消費単価は,宿泊・交通費・食事・買い物等の内訳及び出典根拠を 明らかにしてください。 ・提案事業者が取り扱う神戸市内の直近の年間宿泊者数を記入してくださ い。(統計がない場合は兵庫県内の年間宿泊者数でも可)。 【評価対象】 ・販売人数の目標・経済効果の予測 ※販売目標はより高いことが評価の対象となりますが,積算根拠の客 観性・妥当性,実現可能性を考慮します。 3-1-3 □適切な割引(額・率)の設定 必須 (1) 旅行商品の割引原資は総額 4.5 億円(販売手数料を含む予算総額は 5 億円)です。本プロポーザルでは,提案内容の審査の結果,最も評価が 高い者から順に「2 者」を候補者に選定し,委託契約金額の上限額を以下 のとおり割り振ります。 ・最も評価が高かった者(第1優先順位候補者) 割引原資 4.5 億円×3/5= 2.7 億円 販売手数料(上限額) 3 千万円 委託契約金額(上限額) 3 億円 ・次点の者(第 2 優先順位候補者) 割引原資 4.5 億円×2/5= 1.8 億円 販売手数料(上限額) 2 千万円 委託契約金額(上限額) 2 億円 3 (2) 本プロポーザルの提案にあたっては,第 1 優先順位候補者になること を前提に,3 億円(うち割引原資 2.7 億円)を上限に提案書を作成して ください。ただし,実際の契約では,第 2 優先順位候補者については,提 案内容に「3 分の 2」を乗じた額を委託契約金額の上限とします。 (3) 提案書には,割引原資(2.7 億円)を活用し,以下の点に留意のうえ バランス良く消費者への割引額・率を設定してください。ただし,以下の 点に留意すること。 ・割引率の上限は 5 割とする。(※5 割を超える割引は不可。 ) ・1人/泊あたり 10,000 円を超える割引は不可。 ・3-1-2 の販売目標と整合させること。 (2)提案書には,①割引額・率の設定の考え方及び条件,②割引原資(総 額 2.7 億円)の配分積算根拠を記入してください。 【評価対象】 ・消費者への割引額・率 ※旅行需要を喚起できる内容であり,最大の経済効果(販売人数)が 得られるように設定されているかどうかを評価対象とします。 3-1-4 □神戸市内宿泊施設との連携 必須 (1)神戸市内に所在し,観光客に宿泊のサービスを提供する宿泊施設が, すべて参加できるよう配慮すること。ただし,以下の条件をすべて満たす 宿泊施設に限る。 ・旅館業法(昭和 23 年法律第 138 号)第 2 条第 2 項から第 4 項の営業許 可など,当該施設を運営する上で必要な許可を得ていること。 ・風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律(昭和 23 年法律第 122 号)の第 2 条第 6 項第 4 号に規定される施設ではないこと。 ・兵庫県及び神戸市の暴力団排除条例を遵守すること。 ・その他公序良俗に反しないこと。 (2) 提案事業者が本委託業務に参加する宿泊施設を募集してください。 ただし, 既に提案事業者と登録又は提携がある宿泊施設は除く。 (3) 提案書には,①提案時に登録又は提携がある神戸市内の宿泊施設数・ カバー率,②市内宿泊施設の新規募集の方法及びカバー率の目標,③新規 参入(登録・提携)の条件及びその理由,④宿泊施設との間の手数料(マ ージン),⑤市内宿泊施設を組み込んだ旅行商品造成の考え方及びセール スポイントを記載してください。 【評価の対象】 ・提案時における市内宿泊施設の登録・提携のカバー率 ・市内宿泊施設の新規募集の方法及びカバー率の目標 ・市内宿泊施設の新規参入のしやすさ(参加条件・手数料) ・市内宿泊施設を組み込んだ旅行商品造成 ※市内の宿泊施設の参加がどれだけ見込めるか,新規参加しやすいか, 4 本事業の効果が市内宿泊施設に適切に還元されるしくみか,市内宿泊 施設が旅行商品にどう組み込まれ,活用されるかを評価対象とします。 3-1-5 □旅行商品の企画・造成 必須 提案書には,①旅行商品の特徴及びセールスポイント,②旅行商品のラ インナップ,③旅行商品と「3-2 プロモーション」との連動の考え方及び セールスポイントを記載してください。 【評価対象】 ・魅力ある旅行商品かどうか ※本委託業務は全国規模で実施されることから,神戸ならではの地域 資源を活かして他の観光地域と差別化がはかられているか,地域経 済の活性化と市外からの旅行需要が喚起される内容かどうか(例: 閑散期における市内宿泊の促進,ファミリー層の消費拡大効果等) を評価対象とします。 ・旅行商品のラインナップが豊富か ※様々な地域・幅広い年齢層,性別に対応可能であり,観光客の意識 や動向も踏まえた豊富なラインナップが用意されているか,消費者 に訴求する商品構成や価格設定かどうかを評価対象とします。 ・プロモーションと連動した旅行商品かどうか ※単に販売するだけでなく,旅行商品とプロモーションを連動させて, 神戸のブランド力の向上,地域資源のPR,リピーターの確保につ ながる内容かどうかを評価します。 3-1-6 □自由提案 任意 旅行商品の企画・造成に関する提案事業者独自の提案があれば,自由提 案として記載してください。優れた提案については,加点の対象とします。 3-2.プロモーション 番号 3-2-1 要件 □プロモーションの基本方針 必須/ 任意 必須 提案書には,①神戸市への誘客に対してどのように臨むのか基本的な 考え方・取り組み姿勢,②プロモーションの全体像のイメージを記載し てください。 【評価対象】 ・神戸市のシティーセールスへの貢献 3-2-2 □専用ウェブサイトの構築 必須 (1) 事業者が自ら運営するオフィシャルウェブサイト(ホームページ) 内に本委託業務に関する専用のウェブサイトを構築してください。 (2) 提案書には,①オフィシャルサイトのアクセス件数(直近の実績) ②オフィシャルサイトから専用ウェブサイトへの誘導方法,③専用サイ 5 トの構築イメージ及びセールスポイント,④運用面のセールスポイント ⑤情報セキュリティへの対応方針(3-6 情報セキュリティへの対応を参 照)を記載してください。 【評価対象】 ・オフィシャルサイトは容易に検索でき,また,広く閲覧・利用されて いるか。 ・バナーがトップページなどのわかりやすい位置に配置され,オフィシ ャルサイトから専用ウェブサイトへの遷移が容易か。 ・あらゆる利用者を想定して専用ウェブサイトが構築されているか。 ・利用者にとって,わかりやすい構成・文章となっているか。 ・利用者が必要とする情報を簡単にわかりやすく提供できているか。 ・見込客に対し,本委託業務の事業期間内での消費・利用を促す内容な っているか。 ・旅行商品の紹介だけでなく,神戸ならではの地域資源の紹介などの企 画や話題が豊富か。 ・問合せ先や方法が,利用者にわかりやすく示されているか。 ・情報の更新やアクセス情報分析等の運用体制は充分か。 3-2-3 □プロモーションメニュー 必須 提案書には,本委託業務の主旨や内容を消費者に認識させ,旅行需要 を喚起させるため,専用ウェブサイト以外に紙媒体のカタログや各種メ ディアの活用,店舗でのキャンペーンなどの①具体的なプロモーション の方法・考え方及びセールスポイント,②メニュー別の実施スケジュー ル,③予測される効果及び目標数値,④実施後の効果の検証方法を記載 してください。 【評価対象】 ・メニューの豊富さ及び予測される効果 ・具体性・実現可能性及び実施スケジュール ※専用ウェブサイトも含めたメニューの狙い,ターゲット設定は明確 か,メニューの組み合わせによる効果を評価対象とします。 3-2-4 □神戸のまちの魅力発信 必須 提案書には,①神戸のまちの魅力発信についての考え方,②実施方法 及びセールスポイントを具体的に記載してください。 【評価対象】 ・神戸のまちの魅力を活かし,神戸市内での周遊・滞在時間を増やすた めの工夫が,具体的かつ効果的に盛り込まれているかを評価対象とし ます。 3-2-5 □自由提案 任意 プロモーションに関する提案事業者独自の提案があれば自由提案と して記載してください。優れた提案については,加点の対象とします。 6 3-3.旅行商品の販売 番号 3-3-1 要件 □販売方法 必須/ 任意 必須 (1) 提案書には,旅行商品の販売方法及びセールスポイントを具体的に 載してください。 (2) 販売にあたっては,以下の点に留意してください。 ・ウェブサイトやカタログ,販売窓口では,所定のロゴを表記するなど 本市指示に従い,本委託業務(国の交付金事業)であることを明らか にしてください。 ・旅行商品には,①本委託業務による助成があること,②助成金相当金 額を購入者が明確に認知できるようにしてください。 ・先着順に販売し,完売次第(助成金額が 2.7 億円に到達次第)販売を 終了してください。 ・サイトでの販売については SSL 等による暗号化通信に対応している旨 を記載してください。 【評価対象】 ・消費者が購入しやすい販売方法になっているか。 ・不正利用等への対策は万全か。 3-3-2 □販売管理 必須 提案書には,販売管理体制及びセールスポイントを具体的に記載して ください。 【評価対象】 ・提携施設との受注・決済が迅速・スムーズに行える体制か。 ・苦情・トラブル等に適切に対応できるか。 3-3-3 □購入者へのサポート 必須 提案書には,販売後の顧客へのサポート体制及びセールスポイントを 具体的に記載してください。 【評価対象】 ・旅行商品購入後のサポート・保険,苦情・トラブル対応等は万全か。 3-3-4 □自由提案 任意 旅行商品の販売に関する提案事業者独自の提案があれば自由提案と して記載してください。優れた提案については,加点の対象とします。 3-4.購入情報等の分析 番号 要件 7 必須/ 任意 3-4-1 □購入情報等の分析 必須 (1) 購入情報の分析は,本委託業務による消費喚起効果を把握するため に不可欠であり,実施が義務付けられています。 (2) 提案書には,旅行商品の販売により得られた購入情報,専用ウェブ サイトの閲覧情報,後に記述するアンケート結果等を基に,どのよう にして観光客の特質と神戸市内の観光動向を把握し,分析するのか, 具体的な実施方法,スケジュール及びアウトプットのイメージを記載 してください。 (3) 実施にあたっては,以下の点に留意してください。 ・購入情報等から,個人が特定できないようにすること。 ・購入情報等はデータベースとして整備し提出すること。 ・分析にあたっては,図表等を用い,視覚的に分かりやすい内容とする こと。 【評価対象】 ・経済効果の測定及び今後の観光行政を進める上で,有益な資料となる 内容になっているか。 3-5.アンケート調査 番号 3-5-1 要件 □アンケート調査の手法 必須/ 任意 必須 (1) アンケート調査は,本委託業務による消費喚起効果を把握するため に不可欠であり,実施が義務付けられています。 (2) 提案書には,具体的なアンケートの実施方法,回収率の目標数値, 回収率を高めるための工夫を記載してください。 (3) 回収目標の設定にあたっては,参考として提案事業者がこれまでに 実施した類似のアンケート調査の回収率(数)を記載してください。 【評価対象】 ・調査手法や回収率(数)の目標設定は適切か。 3-5-2 □アンケート調査の内容 必須 (1) 以下の項目は必須とし,それ以外の項目は任意とします。 ・性別,年齢(層) ・居住地(県・市町村レベル) ・旅行商品の割引(助成)額,参加人数 ・旅行商品の購入目的 ・割引(助成)が無くても旅行を実施したかどうか ・割引(助成)がきっかけで神戸旅行を実施したかどうか ・観光消費額(宿泊・交通・飲食・施設利用・買い物) (2) 提案書には,アンケート調査票イメージ,分析後のアウトプットの 8 イメージを記載してください。 【評価対象】 ・経済効果の測定及び今後の観光行政を進める上で,有益な資料となる 調査内容になっているか。 3-6.情報セキュリティへの対応 提案書の末尾に,下記の情報セキュリティに関する説明を添付してください。 (1)ウィルス対策 ①ウィルス感染防止対策 ウィルス対策ソフトをインストールするなど,ウィルス感染を防止する機能を有すること。 ②パターンファイルの更新 ウィルス対策ソフトのパターンファイルについては,更新の有無を 1 日 1 回以上確認し, 更新版があれば,適用すること。 (2)セキュリティパッチ対応 サーバ(OS・アプリケーション)のセキュリティパッチについては,公開から 15 日以内 に本市へ通知し,公開から 30 日以内にセキュリティパッチの適用可否を決定(分析), 報告すること。不可の場合は,別途,代替策を実施すること。 (3)脆弱性の点検 サーバ(OS),ミドルウェア,アプリケーション及びネットワーク機器の脆弱性 の有無 について,第三者機関等を使用して,定期的(年1回以上)に点検を実施し,本市に報告 すること。 (4)Web サイトの改ざん確認 Web サイト改ざんの有無を定期的(1 日 1 回以上)に確認し,マルウェア,悪意的なスクリ プト,オンライン詐欺サイトの埋め込みなどを検知した場合は速やかに本市に報告する こと。 第4章 運営要領 4-1.運営時総則 (1)運営条件 運営にあたり,受託事業者は本市の指示を受け,提案内容に基づき本市と協議のうえ 定める仕様書に基づき運営するものとします。その際,適用法・適用規格,守秘義務条 項等について定めるとともに,本仕様書において規定している納品物などについても, 神戸市と受託事業者の協議により変更することもあり得えます。 (2)運営時の適用疑義 運営時の優先順位は次の通りとします。 ア)神戸市指示書 イ)運営時に新たに結ぶ仕様書・契約書 ウ)本仕様書,契約書 エ)提案書 9 神戸市指示書とは,運営に際して神戸市が都度指示するものであり,神戸市と受託事 業者の協議により神戸市が作成するものです。 (3)運営時間 原則として,運営時間は 24 時間 365 日とします(事業者の休業日,ウェブサイトの 保守点検は除く)。 (4)問い合わせ・緊急時対応 問い合わせ対応については,専用の窓口を設けることは必須ではありませんが,別途市 役所から問い合わせが生じたときは速やかに対応してください。 また,事件・事故時は警察の捜査に協力するとともに,必要書類等の提出を求められた 際は神戸市の指示に基づき,提出してください。 なお,旅行商品の購入者等,本委託業務に関する利用者及び提携施設への対応は,全て 受託事業者の責任において行ってください。 4-2.連絡・提出・承認事項 (1)指示及び承認 指示及び承認を受ける場合は,文書及び図書によること。ただし,急を要する場合及 び軽微なものについてはこの限りではありません。 (2)着手時連絡・承認 受託事業者は,運営開始前に実施計画書,提携宿泊施設募集要領,連絡体制表,タイ ムスケジュールを定めた書類を提出してください。運営時の契約締結までに責任分界点 等について神戸市と協議のうえ定めることとし,それに応じた各書類を作成することと します。 (3)完了時提出・承認 受託事業者は,期限までに次の書類を各 2 部提出し,電子データについても提出する こと。電子データの種別は別途指示します。 神戸市の検査を受け,その合格を持って検収とします。その際,運営時の仕様書に適 合しているか説明を求められた場合には,その旨を説明する書類を作成すること。 項目 提出時期 ①販売報告書(助成実績報告書) 前月分を翌月 10 日まで ②提携宿泊施設募集結果報告書 募集完了後速やかに ③観光動向等の把握・分析結果 事業完了後速やかに ④アンケート調査結果 事業完了後速やかに ⑤その他,神戸市が必要と認める関連図書及び資料 4-3.各種届出,約款等作成 提案書には旅行商品の企画・販売を実施するにあたり必要な説明を記載してください。 (1)各種届出 本委託業務の実施に際して,官公庁等に対して申請・届出が必要な場合は,神戸市及 び関係者と協議を行い,遅滞ないよう対応すること。 10 (2)約款等作成 旅行商品を企画・販売するにあたり,約款やセキュリティ・個人情報保護の定めを設 ける必要がある場合は,神戸市及び関係者と協議を行い,遅滞ないよう対応すること。 第5章 印刷物等発行要領 5-1.制作要領 (1)広報ツール・印刷物の制作 本委託業務に係る専用ウェブサイトの構築,印刷物(カタログ,ポスター,チラシ等)の制 作,各種メディアへの広告は,神戸市と協議のうえ行います。デザイン,メインカラー,及び ロゴデザインは,統一してください。また,本委託業務及び国の交付金事業であることを明記 していください。 (2)印刷物の納品 印刷物の納品先を明らかにするとともに,指定する部数を神戸市にも納品してください。 (3)電子データの納品 イラストレータデータ(.ai),web 掲載用 pdf データ,jpeg データを DVD-R 等で納品して ください。 5-2.著作権等について 提出された提案内容及び委託業務の履行により作成された印刷物等の有体物及び無体物(以 下「成果物」という。)の取り扱いについては,以下のとおりとします。 (1)成果物にかかる著作権,所有権その他の権利(以下「著作権等」という。)は,神戸市 に帰属し,受託事業者は,神戸市が必要に応じて成果物の変更,切除その他の改変を行 うことを了承するとともに,著作者人格権を行使しないものとします。 (2)神戸市の書面による承諾なくして,成果物を目的外に利用しないこと。又は第三者に提 供,もしくは利用させないこと。委託期間の終了後又は委託契約が解除された後におい ても同様とします。 (3)受託事業者は神戸市に対し,成果物が第三者の著作権等を侵害していないことを保証す ること。また,参加者の成果物が第三者の著作権等を侵害したことにより当該第三者か ら成果物の使用の差止め又は損害賠償を求められた場合,参加者は,神戸市に生じた損 害を賠償しなければならないこととします。 (4)成果物の使用のために,受託事業者等が著作権を有する前項の著作物を一体として使用 する必要がある範囲において,神戸市は受託事業者の著作物を使用する権利及び改変を 11 要求する権利並びに著作権法第 47 条の 3 の規定に基づき著作物の複製,翻案をするこ とができる権利を有するものとします。第三者が著作権を有する前項の著作物について も同様とし,受託事業者は,受託事業者の責任において,第三者の当該著作物に係る神 戸市の使用する権利等を確保しておくものとします。 (5)神戸市の使用する必要がある範囲について,神戸市が発注した内容から,神戸市が業務 を委託する関係機関において業務が一体として使用すると考えられる場合は,関係機関 も神戸市の使用する必要がある範囲内として,同様の権利が及ぶものとします。 (6)成果物における権利または著作権法に基づく利用の許諾等の対価は,個別契約記載の対 価に含まれており,当該許諾等に伴って,本契約記載の対価とは別の費用が神戸市に発 生することはないものとします。 第6章 販売手数料と旅行商品の割引代金 6-1.販売手数料 本委託業務では,事業者に旅行商品の販売努力を促すために,販売手数料を販売実績に応 じて支払います。 具体的には,提案額を販売目標人数で除した額を1人あたりの販売手数料として支払いま す。販売目標人数に到達しなければ,販売手数料は満額支払われません。 販売手数料は,本業務委託の実施に要する全ての経費が含まれます。 6-2.旅行商品の割引代金 旅行商品の割引分は,購入者への助成額として販売実績に応じて支払います。 第7章 その他注意事項 提案内容はすべて委託料に反映させてください。 (別途費用を要する等の内容は不可です) 仕様書に記載のない項目についても,追加提案事項として評価対象とします。ただし,追 加提案事項も委託料に反映させてください。 12