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第2回協議会 資料

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第2回協議会 資料
鹿背山地区の環境
1.木津川流域の環境
・生き物
・中流左岸の地質地形
・中流左岸の社会環境、文化
2.平成23年度調査の結果
・カスミサンショウウオ
・カエル等の両生類
・オオタカ
・鳥類
・動物のフィールドサイン
・植物
・地形
3.平成24年度調査で新たにわかったこと
・鳥類
・両生類
・植物
・昆虫
資料1
木津川流域の生き物
木津川圏域河川整備計画検討委員会第1回資料
中流域砂岩の地形・地質等
木津川圏域河川整備計画検討委員会第1回資料
中流域左岸の社会環境・文化等
木津川圏域河川整備計画検討委員会第1回資料
カスミサンショウウオの
産卵適地調査・位置
平成23年度両生類
平成 年度両生類の
年度両生類の確認位置
確認された
確認された両生類
された両生類
平成23年度鳥類貴重種
平成 年度鳥類貴重種の
年度鳥類貴重種の確認位置
エナガ
カシラダカ
鳥類の
鳥類の群れ
調査対象範囲
群れあるいは確認
数が多い場所
ヒヨドリ
ツグミ
メジロ
メジロ
シジュウカラ、コゲ
ラ、エナガ等混群
ヒヨドリ
カシラダカ
ヒヨドリ
ツグミ
ヒヨドリ
ツグミ
カシラダカ
ヒヨドリ
アオジ
メジロ
カシラダカ
エナガ
カシラダカ
ヒヨドリ(ねぐら)
ツグミ
ヒヨドリ
平成23年1月
群れや確認数の多かった
鳥類確認位置
カルガモ
コガモ
カルガモ
ツグミの群れ
小鳥の餌場になっているカキ畑
№
目名
1 コウノトリ
科名
サギ
2
3 カモ
奈良県での
渡り区分
京都府RED
環境省RL
留鳥
絶滅危惧種
NT
冬鳥(一部留鳥)
準絶滅危惧種
ダイサギ
留鳥
アオサギ
留鳥
カルガモ
留鳥
4
コガモ
冬鳥
5
カワアイサ
冬鳥
トビ
留鳥
6 タカ
カモ
種名
タカ
7
オオタカ
8
ノスリ
9 キジ
キジ
コジュケイ
留鳥
10
ヤマドリ
留鳥
11
キジ
留鳥
準絶滅危惧種
12 ツル
クイナ
オオバン
冬鳥(一部留鳥)
準絶滅危惧種
13 チドリ
シギ
ヤマシギ
冬鳥
絶滅危惧種
アオシギ
冬鳥
絶滅危惧種
ハト
キジバト
留鳥
アオバト
留鳥
絶滅危惧種
フクロウ
フクロウ
留鳥
準絶滅危惧種
18 ブッポウソウ カワセミ
カワセミ
留鳥
19 キツツキ
キツツキ
コゲラ
20 スズメ
ツバメ
イワツバメ
夏鳥(留鳥)
21
セキレイ
キセキレイ
留鳥
22
セグロセキレイ
留鳥
23
ビンズイ
留鳥
留鳥
14
15 ハト
16
17 フクロウ
24
ヒヨドリ
ヒヨドリ
25
モズ
モズ
26
ツグミ
ルリビタキ
28
アカハラ
夏鳥(冬鳥)
29
シロハラ
冬鳥
30
ツグミ
冬鳥
ウグイス
ウグイス
留鳥
32
エナガ
エナガ
留鳥
33
シジュウカラ ヒガラ
留鳥
34
ヤマガラ
留鳥
35
シジュウカラ
留鳥
36
メジロ
メジロ
留鳥
37
ホオジロ
ホオジロ
留鳥
38
カシラダカ
冬鳥
39
ミヤマホオジロ
冬鳥
40
アオジ
冬鳥
アトリ
冬鳥
42
カワラヒワ
留鳥
43
ベニマシコ
冬鳥
44
イカル
留鳥
45
ハタオリドリ スズメ
留鳥
46
ムクドリ
ムクドリ
留鳥
47
カラス
ハシボソガラス
留鳥
ハシブトガラス
留鳥
11目
24科
準絶滅危惧種
48種
コゲラ
ミヤマホオジロ
冬鳥
31
48
ルリビタキ
留鳥
留鳥(冬鳥)
ジョウビタキ
アトリ
モズ
留鳥
27
41
平成23
平成23年度鳥類出現種一覧
23年度鳥類出現種一覧
メジロ
オオバン・コガモ
※分類順は原則として日本鳥類目録第6版による
※重要種の選定基準は京都府レッドデータブック上巻の生生物編による
※渡りの区分の( )内は京都、奈良、大阪周辺での区分を示す
ノウサギのフン
平成23
平成23年度動物
23年度動物のフィールドサイン
年度動物のフィールドサイン、
のフィールドサイン、目撃位置
調査対象範囲
フィールドサイン確認位置
確認位置
イノシシぬた場
ハイイロゲンゴロウ
イノシシぬた場
ノウサギのフン
ノウサギのフン
タヌキのフン
ドジョウ
テンのフン
イノシシぬた場
アライグマ足跡
イタチのフン
シロマダラの幼蛇
ノウサギ目撃
アライグマ足跡
イノシシぬた場
テンのフン
タヌキのフン
ノウサギのフン
イノシシ土耕跡
アメリカザリガニ
メダカ
テンのフン
両生類、鳥類以外の動
物及びフィールドサイ
ン等の確認位置
メダカ
シロマダラの幼蛇
留意植物の
留意植物の確認位置
調査対象範囲
コクラン確認位置
サワオグルマ確認位置
コクラン・サワオグルマ
確認位置
サワオグルマ
コクラン
コナラ林だが、尾根の一部はクヌギが優占
低木層はモチツツジが優占
コバノミツバツツジは見られない
植生の
植生の留意事項
≪凡 例≫
アカマツ林
アカマツ・常緑樹林
アカマツ・コナラ林
アカマツ・コナラ林・常緑樹林
コナラ林
コナラ・常緑樹林
常緑樹林
モウソウチク林
マダケ林
ハチク林
スギ・ヒノキ林
草本群落
クズ群落
ネザサ・ケネザサ優占群落
ササ・クズ群落
この辺りのアカマツ林になるとコバノミ
ツバツツジ、モチツツジの両方が生育
低木層にクロバイも多く見られる
低木群落
低木群落・コナラ林
低木群落・常緑樹林
低木・ササ群落
ハンノキ林
果樹園
水田・林
崩壊地A
崩壊地D
平成23年度
平成 年度
地形・
地形・地質
調査対象範囲
歩行可能ルート
沢床の状況悪化場所
沢床が深くえぐられている
通り抜け困難
沢床が深くえぐられている
ネザサのトンネル
A
D
沢床が深くえぐられている
B
沢床がえぐられ崩壊が進む
C
小崩壊
地形・地質の留意図
崩壊地C
崩壊地B
1月~7月中旬の間に確認できた動植物
哺乳類:3目6科8種(ノウサギ、キツネ、タヌキ、アライグマ、テン、イタチの
一種、イノシシ、ニホンジカなど)
鳥類:14目34科68種(オオタカ、ミサゴ、ハイタカ、サシバ、フクロウなど)
両生類:2目5科9種(カスミサンショウウオ、モリアオガエルなど)
は虫類:2目6科10種(イシガメ、トカゲ、シロマダラ、マムシ、ヤマカガシなど)
昆虫類(チョウ類):5科46種(オオヒカゲ、オオミドリシジミ、イチモンジセセリなど)
(トンボ類):9科28種(ムカシヤンマ、サラサヤンマ、キイロサナエなど)
(その他):ヘイケボタル、ゲンジボタル、カブトムシ、ノコギリクワガタ、ヒラタ
クワガタ、ミヤマクワガタなど
魚類他:メダカ、ドジョウ
植物:87科257種(シダ植物は11科18種、裸子植物は3科4種、
離弁花は39科107種、合弁花は22科73種
単子葉は12科55種)
(コクラン、ムヨウラン、ギンラン、イチヤクソウ、ササユリなど)
貴重な鳥類一覧
目名
カイツブリ
タカ
科名
カイツブリ
タカ
種名
京都府RED
カイツブリ
準絶滅危惧種
ミサゴ
絶滅危惧種
準絶滅危惧種
オオタカ
絶滅危惧種
準絶滅危惧種
ハイタカ
準絶滅危惧種
準絶滅危惧種
ノスリ
準絶滅危惧種
サシバ
絶滅危惧種
絶滅危惧Ⅱ類
ハヤブサ
絶滅危惧種
絶滅危惧Ⅱ類
キジ
キジ
ヤマドリ
準絶滅危惧種
ツル
クイナ
オオバン
準絶滅危惧種
チドリ
シギ
ヤマシギ
絶滅危惧種
アオシギ
絶滅危惧種
ハト
ハト
アオバト
絶滅危惧種
カッコウ
カッコウ
ジュウイチ
絶滅危惧種
フクロウ
フクロウ
フクロウ
準絶滅危惧種
キツツキ
キツツキ
アカゲラ
準絶滅危惧種
ツバメ
イワツバメ
準絶滅危惧種
サンショウクイ
サンショウクイ
絶滅危惧種
カササギビタキ
サンコウチョウ
準絶滅危惧種
スズメ
10
12
環境省RL
18
18
絶滅危惧Ⅱ類
5
貴重な両生類一覧
目名
科名
種名
京都府RED
サンショウウオ
カスミサンショウウオ
絶滅寸前種
イモリ
イモリ
要注目種
ニホンアカガエル
要注目種
トノサマガエル
要注目種
ヌマガエル
要注目種
シュレーゲルアオガエル
要注目種
モリアオガエル
要注目種
環境省RL
絶滅危惧Ⅱ類
サンショウウオ
アカガエル
カエル
アオガエル
2
4
7
7
1
貴重なは虫類一覧
目名
カメ
トカゲ
科名
種名
京都府RED
イシガメ
クサガメ
要注目種
トカゲ
トカゲ
要注目種
シマヘビ
要注目種
シロマダラ
要注目種
ヒバカリ
要注目種
ヤマカガシ
要注目種
マムシ
要注目種
ナミヘビ
クサリヘビ
1
3
5
5
環境省RL
貴重な植物一覧
科名
イチヤクソ
ラン
2
種名
京都府RED
イチヤクソウ
準絶滅危惧種
ギンラン
準絶滅危惧種
ムヨウラン
絶滅寸前種
コクラン
準絶滅危惧種
環境省RL
4
苔類:イチョウウキゴケ 絶滅危惧種(京都府),準絶滅危惧種(環境省)
貴重な昆虫類一覧
目名
科名
種名
京都府RED
ムカシヤンマ
ムカシヤンマ
準絶滅危惧種
サナエトンボ
キイロサナエ
準絶滅危惧種
ゲンジボタル
要注目種
ヘイケボタル
要注目種
トンボ
コウチュウ
チョウ
ホタル
タテハチョウ
3
4
オオヒカゲ
5
準絶滅危惧種
環境省RL
平成24年生まれのオオタカの幼鳥
トノサマガエル
カスミサンショウウオ幼生
モリアオガエル卵塊
シュレーゲルアオガエル
脱皮中のカナヘビ
ニホントカゲ
マムシ
ドジョウ
メダカ
カブトムシ幼虫
キタテハ
ヘイケボタル
オオヒカゲ
シオヤトンボ
ムカシヤンマ
ホソミオツネントンボ
キイロサナエ
オトコヨウゾメ
タンナサワフタギ
カマツカ
ミヤマガマズミ
コバノミツバツツジ
ノアザミ
モチツツジ
サワオグルマ
ギンラン
ムヨウラン
ササユリ
ホナガタツナミソウ
イチヤクソウ
コクラン
資料2
地域生物多様性保全計画について
~木津川市地域連携保全活動計画策定に向けて~
木津川市学研企画課
1.木津川市地域連携保全活動協議会の役割
【生物多様性地域連携促進法第5条第1項】
 地域連携保全活動計画の作成に関する協議
 地域連携保全活動計画の実施に係る連絡調整
※地域連携保全活動計画
【参考:生物多様性地域連携促進法】(平成22年法律第72号)
2
(地域連携保全活動計画の作成等)
第四条 市町村は、単独で又は共同して、地域連携保全活動基本方針に基づき、当該市町村の区域における地域連携保全活動の促進に関する計画
(以下「地域連携保全活動計画」という。)を作成することができる。
2 地域連携保全活動計画には、次に掲げる事項を記載するものとする。
一 地域連携保全活動計画の区域
二 地域連携保全活動計画の目標
三 第一号の区域において市町村又は生物の多様性を保全するための活動を行うことを目的とする特定非営利活動促進法(平成十年法律第七号)第
二条第二項に規定する特定非営利活動法人若しくはこれに準ずる者として主務省令で定めるもの(以下「特定非営利活動法人等」という。)が行う地域
連携保全活動の実施場所、実施時期及び実施方法その他地域連携保全活動に関する事項
四 前号の地域連携保全活動に係る国又は都道府県との連携に関する事項
五 計画期間
3 地域連携保全活動計画に特定非営利活動法人等が行う地域連携保全活動に係る事項を記載しようとする市町村は、当該事項について、あらかじめ、
当該特定非営利活動法人等の同意を得なければならない。
4 地域連携保全活動を行おうとする特定非営利活動法人等は、当該地域連携保全活動を行おうとする地域をその区域に含む市町村に対し、当該地域
連携保全活動に係る事項をその内容に含む地域連携保全活動計画の案の作成についての提案をすることができる。
2.木津川市地域連携保全活動計画の検討・作成
検討材料を集める
【基礎的な情報の収集】
【現地調査の実施】
地図や文献等による情報の
収集
地域の自然環境を把握する
ための調査
【情報の整理及び課題の共有】
木津川市地域連携保全活動計画をつくる
【計画の区域】
【地域連携保全活動】
木津北地区の
「里山の維持再生ゾーン」
・誰が、いつ、なにをするの?
《活動の基本方針》
《実施場所》
《実施時期》
《実施方法》
《その他》
例)重点プロジェクト
成果指標、評価方法 など
【計画の目標】
・どうしたいの?
《地区全体の目標像》
《長期目標・短期目標》
《エリア別の整備目標》
協議
3
【国・府との連携】
・国や府との関わりは?
《上位法・行政計画との関連》
《他の事業との連携》
【計画期間】
・いつまでに実現するの?
長期目標⇒目標年度
短期目標⇒計画期間
同意※法第4条第3項
【活動実施主体(NPO法人、市民団体、個人等)】
・計画に記載する地域連携保全活動に対する同意が必要 ⇒ 協議会において同意を得る
3.地域連携保全活動計画における計画項目
項目①
項目②
①計画区域
②計画目標
内容
地域連携保全活動計画の対象となる区域
-1 長期目標
10年後・20年度の地域文化や自然と人との関わりについて望
ましい姿
-2 短期目標
長期目標に向けた個々の活動の達成目標
※例えば・・・ 定量的目標
定性的目標
具体的な数値を示すもの
地域の将来像のイメージを描くようなもの
③活動内容
(具体的に)
それぞれの主体が、計画目標を達成するために行う地域連携
保全活動の内容
実施主体、実施場所、実施時期、実施方法 等
④国・府との連携
一体的に実施することが望ましい取組の調整
⑤計画期間
目標を達成するための必要な適切な期間の設定
活動計画の実施状況の点検・見直し(時期的考慮)
⑥各種計画との調和
4
関連する計画等との適合性等について点検
計画区域の設定について
▼学研木津北・東地区土地利用計画(H24.2策定)での位置付け
▼学研木津北地区周辺の地理的特徴
環境調和型研究開発
ゾーン
里山再生・
活用フィールド
自然環境
保全フィールド
木津川市域
歴史・文化・観光
フィールド
対象地域
里山の維持再生
ゾーン
田園保全・活用
フィールド
【面 積】 約140ha
【4つのフィールド】
里山再生・活用フィールド
歴史・文化・観光フィールド
【多様な環境の接点】 集落・木津川・ニュータウン・森林
自然環境保全フィールド
田園保全・活用フィールド
=
5
【エコトーン】
水辺や森林の辺縁部など、異なる環境が移行する空間
計画区域の設定について
地理的特徴を踏まえた
学研木津北・東地区土地利用計画
に基づくゾーニング
環境調和型研究開発
ゾーン
【里山の維持再生ゾーン】
○里山再生・活用フィールド
里山再生・
活用フィールド
(イメージ)里山の維持再生活動の展開
○自然環境保全フィールド
(イメージ)オオタカの保全を優先した活
動の展開
自然環境
保全フィールド
歴史・文化・観光
フィールド
○歴史・文化・観光フィールド
(イメージ)鹿背山城跡を拠点とした活動
の展開
里山の維持再生ゾーン
《当計画の対象地域》
○田園保全・活用フィールド
(イメージ)農的利用の維持活動の展開
【環境調和型研究開発ゾーン】
(イメージ)エネルギー回収推進施設等と
里山の維持再生ゾーンの連携や両ゾー
ン界での緑地再生への取組
田園保全・活用
フィールド
6
計画目標の設定について ①
計画目標とは・・・
計画区域において、地域の生物多様性や人と自然との関わりが将来どのような状態になることを目指す
のかというもの。
【全体目標の設定】
長期目標(ありたい姿)
10年度・20年度の地域文化や自然と人との関わりに
ついて望ましい姿
短期目標(当面の整備目標)
長期目標の実現に向けた個々の活動の達成目標
ゾーン別目標
ゾーン毎に目標設定
「里山再生・活用フィールド」
「自然環境保全フィールド」
「歴史・文化・観光フィールド」
「田園保全・活用フィールド」
▼将来
・やってみたいこと
▼現状
・生物多様性の状況の把握
・地域特有の文化・計画の把握
▼過去
・土地利用や植生の変遷の把握
・地域特有の歴史・文化・景観の把握
【目標設定の例】
○定量的目標
・ ・ ・具体的な数値を示すもの
○定性的目標
・ ・ ・地域の将来像のイメージを描くようなもの
○評価指標
活動指標(アウトプット)・ ・ ・どれだけできたか
成果指標(アウトカム) ・ ・ ・その結果、どうなったか
活動内容の設定
それぞれの主体が計画目標を達成するために行う
地域連携保全活動の内容
実施主体・実施場所・実施時期・実施方法 等
市民モニタリングの取組
活動効果=市民へのアピール
7
計画目標の設定について ②
長期
歴史・文化・観光
フィールド
ゾーン別目標
活動内容の設定
里山再生・活用
フィールド
ゾーン別目標
活動内容の設定
時
自然環境保全
フィールド
ゾーン別目標
活動内容の設定
間
田園保全・活用
フィールド
ゾーン別目標
活動内容の設定
短期
ゾーン別目標
活動内容の設定
ゾーン別目標
活動内容の設定
0
Plan(計画)
ゾーン別目標
活動内容の設定
ゾーン別目標
活動内容の設定
Do(実行)
Check(評価)
Act(改善)
8
長期目標の設定について
長期目標(ありたい姿)
10年度・20年度の地域文化や自然と人との関わりについて望ましい姿
(長期目標の設定について)
里山イメージのキーワード(例)
「鹿背山城跡」 「鹿背山柿」
「オオタカ」 「カスミサンショウウオ」
「フクロウ」 「マツタケ」
「竹」 「子ども」 など
↓
ストーリーの構築
(留意点)
市民が分かるような言葉を使う
↓
目標の設定へ
鹿背山集落内にあるマップ
長期目標「
」
【計画期間】
平成26年度~○○年度
9
短期目標の設定について
短期目標(当面の整備目標)
長期目標の実現に向けた個々の活動の達成目標
【シンボル事業の取組目標】
文自
化然
里山再生・
活用フィールド
1
2
自然環境
保全フィールド
3
人
人
文自
化然
歴史・文化・観光
フィールド
4
【計画期間】
平成26年度~○○年度
「自然・文化と自然・文化」
「人と人」 「人と自然・文化」
のつながり
みんなをつなげるシンボル「道」づくり
活動拠点を結んだり、以前は結ばれていた道
を復興し、地域を回遊することにより、人の結
びつきが生まれる空間形成につなげる。
5
田園保全・活用
フィールド
団体の主な活動拠点
①鹿背山倶楽部
②NPO法人 京都発・竹・流域環境ネットワーク
③木津の文化財と緑を守る会
④鹿背山の柿を育てるネットワーク
⑤鹿背山元気プロジェクト
道のイメージ
道づくりからつながる整備目標イメージ
▼人と人との交流活動
景観を考慮・生態系を優先したトイレの設置
▼里山の景観形成
竹の衰退、生態系に配慮した苗木植栽、
植栽イベント(山桜・ツツジの苗木づくり)
▼文化を大切にする活動 など
持続性の確保へ・・・
10
ゾーン別目標 ・ 活動内容の設定について
活動内容は、計画の実効性を高めるため、各主体が活動しやすい計画となるよう、「実施主体」「実施場所」
「実施時期」「実施方法」等を可能な限り具体的に盛り込んでいきます。
例:自然環境保全フィールドの場合
●計画区域及び計画図
各フィールド毎に、「目標」「活動内容」を設定します。
里山再生・
活用フィールド
自然環境
保全フィールド
歴史・文化・観光
フィールド
◆目標
◆活動内容
活動1b
活動2b
・・・・・・
●活動内容の詳細
計画区域内の各活動について、詳細な活動内容を記載する。
田園保全・活用
フィールド
[活動 1]
◆実施場所
◆実施主体及びそれに
協力する関係者
◆実施時期
(スケジュール)
◆実施方法
◆モニタリング項目、評
価軸
[活動 2]
◆実施場所
◆実施主体及びそれに
協力する関係者
◆実施時期
(スケジュール)
◆実施方法
◆モニタリング項目、評
価軸
11
活動内容について
●地域連携保全活動内容の詳細
計画区域内の各活動について、詳細な活動内容を記載する。
(例)
[活動 1]
◆実施場所
◆実施主体及びそれに協力する関係者
◆実施時期(スケジュール)
◆実施方法
◆モニタリング項目、評価軸
「モニタリング項目」
「評価軸」 とは?
検討のポイント
○実現可能な規模や方法にしましょう。
○科学的な知見を踏まえ、活動自体が生物多様性に悪影
響を与えないよう十分に注意しましょう。
例えば、次のような活動には特に注意が必要です。
・ 在来種を導入しようとする場合は、遺伝的な撹乱に十
分注意しましょう。
・ 植物を植栽する場合は、その生態や分布域、生育環
境を十分調査しましょう。
・ 地域の生態系に大きな被害を及ぼすおそれがある外
来種の導入はやめましょう。
・ 外来種の防除を行う場合、防除の方法等に注意しま
しょう。
活動成果を見える形に
活動内容の評価 ・・・ どれだけ楽しんだか・がんばったか
↓
見える形に (例えば 活動指標・・・どれだけできたか 成果指標・・・その結果、どうなったか)
↓
成果指標のひとつがモニタリング項目(植物・生きもの)になる場合も
↓
どういった指標が考えられるのか ~これからのワークショップで考えていきます~
12
里山再生・活用フィールド
(参考)学研木津北・東地区土地利用計画
図 木津北地区のゾーニング
環境調和型研究開
発ゾーン
◆土地利用の展開イメージ
・市民緑地制度を活用し身近に利活用できる里山環境を創出
・京都大学やRITEの研究フィールド(生物多様性の保全等)や、環境調和型研究開発施設の
実証・実験フィールドとして活用
・多様な主体による里山活動を通じ、人と自然との持続的な調和を図り多様なライフスタイル
を実践するための場として提供
◆維持管理・活用アイディア例
・カスミサンショウウオ等の貴重種の保全
・木津川市・市民団体・地元住民(土地所有者等)・企業等が連携し里山の維持再生活動を展開
・里山活動に伴う発生材を環境調和型研究開発施設等へ安定的に供給
・生物多様性の保全や里山活動等の環境学習・自然体験等のフィールドとして活用
自然環境保全フィールド
里山再生・
活用フィー
ルド
自然環境
保全フィール
ド
歴史・文化・観光
フィールド
◆土地利用の展開イメージ
・オオタカの保全活動に最低限必要な整備(里道の活用等)
・自然災害(地すべり・土砂流出等)の防止等、安全・安心な生活を確保するための必要最小限の
整備
・極力、人の影響を与えない土地利用
◆維持管理・活用アイディア例
・オオタカ等の貴重種の保全
・木津川市や市民団体・地元住民(土地所有者等)・企業等による里道の管理及び、飛翔空間確
保のための枝打ちや採餌空間確保のための下草管理の実施
歴史・文化・観光フィールド
◆土地利用の展開イメージ
・鹿背山城跡を史跡公園等として整備
・里山の維持再生活動の拠点、都市との交流の拠点として活用
◆維持管理・活用アイディア例
・公園の維持管理
・芸術振興(鹿背山焼き、木津川アート等)の活性化
里山の維
持再生
ゾーン
田園保全・活用フィールド
田園保全・活用
フィールド
◆土地利用の展開イメージ
・生産緑地制度を活用した農ある暮らしの創出
・地産地消・市民農園・観光農園との連携
・市民団体等との連携による固有の農作物(鹿背山柿等)の生産・振興
・地元住民(土地所有者等)・京都大学・企業等と連携し、研究・実証実験フィールドとして活用
・都市と農村が共存する自然豊かなライフスタイルの創出
・持続的な農業※に向けた取組み
◆維持管理・活用アイディア例
・市民団体や教育機関との連携による食育活動
・市民や地元住民・企業等との連携による農業・里山研修(イベント等)の実施
13
・京大附属農場・JA等との連携
協議会スケジュール(平成24年度)
平成24年度
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
1月
2月
3月
既存活動(実証事業)の継続
市民団体
○現地調査の結果報告
協議会
12月
(H23動植物、地形・地質結果)
○今年度の調査概要
◎全体目標の検討
◎ゾーン設定
◎ゾーン別目標の検討
◎第1回フォーラム内容検討
第
2
回
協
議
会
◎既存活動の整理
◎新規参画促進方策
◎関連計画との調整
○第1回フォーラムの報告
第
3
回
協
議
会
7/21
◎活動全体の目標
(短期・長期)
◎ゾーン区別・目標
◎既存活動の計画確認
◎重点プロジェクト
の位置付け
◎新規参画促進事業の確認
◎指標の設定に向けた検討
(活動指標・成果指標)
◎実施に向けた調整
○現地調査の結果報告
第
4
回
協
議
会
(H24調査内容)
現地調査(生物多様性の現状把握)
市
WS
アウト
リサーチ
活動
フォーラム
既存活動の計画・新規参画促進に向けた課題整理
開催 6/30
準備・開催
準備・開催
準備・開催
14
資料3
第1回フォーラム・さとやま通信について
木津川市学研企画課
秋に予定しているフォーラムについて
学研木津北地区における地域資源(文化や自然)を評価し、生物多様性の維持
向上に必要な里山保全活動の意義を市民とともに考えます。
【開催イメージ】
時 期:10月~11月
内 容: (基調講演)森本先生・夏原先生
(パネルディスカッション)
ファシリテーター 森本先生
コメンテーター 夏原先生
パネリスト
市民活動団体 等
(活動団体紹介)パネル展示、各団体の勧誘ブース 等
場 所:市役所1階 住民活動スペース
2
さとやま通信について
5月号広報から、毎月1ページで、学研木津北地区での取り組み等について紹介。
7月:
生き物(オオタカ)につい
て紹介
↓ 今後・・・
(例)
○各活動団体の紹介
○イベントの案内 など
市民とつなげるツールと
して活用
3
5月号(創刊号)
6月号(第2号)
(参考)
第1回ワークショップの内容(6月30日)
①平成23年度現地調査報告
②各活動団体の自己紹介・意見交換
③秋に予定しているフォーラムについて
④さとやま通信について
⑤カスミサンショウウオの放流について
⑥その他
4
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