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守谷野鳥の森散策路と鳥のみち

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守谷野鳥の森散策路と鳥のみち
守谷野鳥の森散策路と鳥のみち
北相馬台地先端の「緑の拠点」
・茨城県最南端の守谷市は、利根川・鬼怒川・小貝川に囲まれ、主要市街地の殆どが北相馬台地上にある
と云う、安全で住みよいまちです。その東南部の台地縁辺部には、緑濃い自然林と、大昔は内海だった
休耕田跡の湿地が、守谷市最大の緑の拠点として残されています。
・其処は 100 種以上の野鳥の天国。貴重な動植物で支えられた、有機的に結びついた生物群の生息空間(ビ
オトープ)が存在しています。この約 30 ヘクタールのエリアが「守谷城址・野鳥の森周辺」です。
オオタカ
カワセミ
三河川に囲まれた緑の
守谷市
(右上の白丸が守谷
城址・野鳥の森周辺)
起伏に富んだ斜面地形と昔は内海だった湿地
・基盤岩の上の重なった地層が氷期・間氷期の度に繰り返された浸食・堆積の影響を受けて、北相馬台地
の原型が出来たのは約 6 万年前。江戸時代初期の頃までは、北相馬台地の東南側には古鬼怒湾という内
海が入り込んでいたと云われます。それが干上がって沼地に、その後の谷津田が休耕化されて湿地に戻
ったと云う、其処には、守谷市の悠久の歴史が刻まれています。
・台地縁辺部にある守谷城址は、この辺りを支配地としていた相馬氏あるいは前の世代が築城したと云わ
れ、江戸時代初期の 5 代守谷藩主の居城で、船着き場もあったと云われています。
「守谷市緑の基本計画」
指定の緑の拠点
・平成 17 年つくばエクスプレス開業を控えて都市化の加速の影響を懸念した守谷市(当時は守谷町)では、
都市環境とバランスの取れた自然環境の保全・維持を目指し、平成 14 年「緑の基本計画」を策定、四つ
の緑の拠点を指定して、優れた自然・歴史・文化に触れる緑の拠点づくりを進めることとしました。
<守谷市緑の将来像>(地形は上の俯瞰写真に対応)
中心市街地周辺の林地・湿地環境
①守谷城址・愛宕谷津周辺(通称守谷城址・野鳥の森周辺)
農村集落と都市環境の接点
②市役所庁舎周辺
③立沢一帯
河川環境
④稲戸井遊水池
これら四つの緑の拠点の中でも、中心市街地に隣接していて
住みよいまちづくり推進のために、最も積極的な施策の展開
が求められているのが①とされています。
「守谷城址・愛宕谷津周辺(野鳥の森)
」を構成する二つの協働事業
・①エリアでの緑の拠点づくりは、市民ボランティアで構成される守谷市観光協会が、守谷市の支援と協
働体制により整備した二つの民間主導遊歩道によって、基礎づくりが行われました(マップは最終頁)。
守谷野鳥の森散策路
-平成13年より14年掛けてつくられた手づくりの遊歩道。市立愛宕中学校全校生徒による野鳥の森少年
団の参画により、廃道の活用や土地所有者の協力で五つのルートを段階的に整備、一般供用されている。
総延長1.3km、接続市道を加えると2.5km。
-変化に富んだ山道、静かな林間歩道、明るく開けた水辺、森のステージや小屋、トイレ、湿地横断のフ
ローティングブリッジなど、自然の地形を極力活かした特徴ある遊歩道。
日常の散策、遊歩、野鳥観察、自然学習など、市内外の利用者が多い。
北ルート
フローティングブリッジ
木煉瓦道
水辺広場と森のステージ
小屋(近くにトイレ)
南ルート
-アクセス:電車:つくばエクスプレス(TX))守谷駅より徒歩約 20 分または関東鉄道南守谷駅より徒歩
約 10 分(愛宕南口)バス:TX 守谷駅西口発南守谷ルート(B・右回り)愛宕中学校入口下
車(同中学校正門前を左に学校敷地沿い徒歩約8分=中央北口)。
車:愛宕中学校正門前左折、学校敷地沿い案内板前(中央北口)(バス等の駐車場所なし)
-入口:
愛宕南口、愛宕北口、中央北口(トイレあり)、西林寺口、山王下口、奥山口。
(西林寺口を除き駐車場所あり)(位置は最終頁の地図参照)。
-連絡先: 守谷市観光協会事務局(守谷市生活経済部経済課商工観光グループ TEL 0297-45-1111
内線262)(休日・緊急時:090-8170-1898 / 090-1407-1138)。
-夜間:
照明なく、危険なので利用禁止。
-団体利用:30 名以上の利用は必ず上記連絡先に事前照会必要。
・近隣施設:小さな鳥の資料館 館長 池田 昇(写真・標本など多数、トイレあり)守谷市本町 4533-5
TEL 0297-48-7229(個人施設なので大勢の立入は不可)、事前予約によりガイドツアーも可。
で有料
守谷城址・野鳥の森接続自然歩道(通称「鳥のみち」)
・平成 26 年 7 月より約半年で、市民ボランティアが、守谷市、地域住民、小中学生、土地所有者などの協
力を得て、手づくりで完成させた遊歩道。休耕田跡の湿地環境を通るため、プラ・パレットの基礎に丸
太 5 本程度を敷設、歩行面は杉皮とおが屑敷き。幅員約 1m なので対面歩行は不可、30 ~ 50m 毎に待避
所を設置。整備区間約 903m 接続市道約 665m 総延長約 1568m。
・通称の通り野鳥の生息個体数が多く、静かに利用すれば、鳥との共生を満喫できる。上空では、オオタ
カやサシバなどの猛禽類が舞うこともあり、手つかずの自然環境のまっただ中を実感できる。
・末尾のマップの通り、野鳥の森から守谷城址を接続し、接続市道を利用して、その折々の体調と気分次
第で、総延長 4km に及ぶ遊歩道ネットワークを適宜ピックアップして利用可能。
市道郷州沼崎線より上流域
上流域水流沿いの丸太敷き
上流域の待避所
下流域に設置された鳥の止まり木(郷州沼崎線から遠望可)
下流域の林間歩道
下流域丸太敷きと舌状台地先端部
-利用に当たっての注意事項:前記野鳥の森を含め、すべて「自己責任での利用」が大原則、各入口の案
内板の注意事項は必読。湿地環境への立入は危険で丸太敷きは狭いので、足元に自信のない方、
バギー・車椅子などの利用は不可。また、犬が泥田に入ると大変面倒、犬連れの方は、丸太敷き
の利用は止め、守谷野鳥の森散策路の利用を推奨。
-入口):城址口(城址公園にトイレあり)、バルコン-口(市道郷州沼崎線)、奥山新田口、山王下口
-アクセス:電車・バス:TX 守谷駅東口関東鉄道バス取手駅西口行き守谷小学校入口下車、市道郷州沼
崎線バルコン-口まで徒歩約 8 分(守谷駅から徒歩約 25 分)。
車:野鳥の森山王下口、または、城址公園手前の駐車場所を利用。
-その他: 市道郷州沼崎線城下橋の南方約 40m の歩道(バルコンー口)から斜路を下ると、バルコン広場
経由上下流の丸太敷きにアクセス可能。また、其処を起点に上下流各方向 20m 毎に距離標が設
置されているので、連絡などに便利。 連絡先などは、守谷野鳥の森散策路と共通。
守谷野鳥の森散策路・鳥のみち周辺地図
TOILET
守谷城址
土地改良区
城跡口
守谷小学校
鳥のみち(下流域)
奥山新田口
バルコン広場
バルコン - 口
鳥のみち(上流域)
市道郷州沼崎線
山王下口
北ルート
守谷郵便局
西林寺口
TOILET
水辺ルート
小さな鳥の資料館
守谷野鳥の森散策道
奥山口
水辺広場
中央北口
TOILET
中央東ルート
南ルート
フローティングブリッジ
愛宕中学校
中央西ルート
愛宕神社
愛宕北口
凡例
守谷野鳥の森散策路
愛宕南口
鳥のみち
接続市道
TOILET
トイレ
旧銚子街道
2015.3.31 守谷市観光協会
<作成:平成 27 年 4 月 15 日
守谷市観光協会>
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