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Basic information PROcedures Tissue Level Implant

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Basic information PROcedures Tissue Level Implant
リムーバブルオーバーデンチャー
90
リムーバブルオーバーデンチャー
リムーバブルオーバーデンチャー
91
治療計画
治療計画
インプラント支持のデンチャー修復の場合、外 科的または技 工的な手順を網羅した治療
計画を立てる必要があります。インプラントの埋入本数や位置、デンチャーの設計や咬合
に関する解剖学的な側面や機能面、口腔 衛生面を充分に考慮しながら計画を立てます。
リテンションユニットの選 択は静的/ 動的な状態によって変わります。
( Besimo, 1993)
インプラント支持の下顎ハイブリッドデンチャーに使用するマグネットおよびバー構造のリテン
ションシステムは、アバットメントに対する負荷を最小限にします。
(Jäger and Wirz, 1993)
リコール
可動性リテンションユニットを使用したデンチャーは、デンチャーの有害な運動を早期に取り
除くため、約 3 ヶ月に一度は検査する必要があります。
方法:リライニング、マトリックスの調整・交換、咬合チェック等
患者さんの口腔衛生管理が良くない場合はスケーリングとポリッシングを充分に行います。
さらに 患 者 さん へ 再 指 導 を 行 い、口 腔 衛 生 状 態 を 維 持 するため の 動 機 付 けをしま す。
患者さんが適切な口腔衛生状 態を維持している場合は、リコール間隔を長くしても構い
ません。
リムーバブルオーバーデンチャー
92
バー構造による修復
イントロダクション
バー修復には下記のような機能があります。
・ インプラントの安定化と一次スプリンティング(primary splinting)
・ デンチャーを脱離させる力への抵抗
・ せん断力の分散
・ 自由度(degrees of freedom)による弾性補正
種類/機能
バーの種類
一般的なバーの種類は下記になります。
Dolder® バー(ドルダーバー:卵型断面)※、ミニ Dolder® バー(ミニドルダーバー:卵型断面)
垂直方向と回転の動きができるリテンションユニット
3°の自由度
ドルダーバーアタッチメント(U 型断面)
回転を許容しないリジッドなリテンションユニット
0°の自由度
リムーバブルオーバーデンチャー
ラウンドバー(円形断面)
垂直方向の動きのみが可能なリテンションユニット
1°の自由度
※ Dolder®
チューリッヒ大学歯学部の元学部長である Eugen Dolder 教授の登録商標です。
93
インプラント支持のバー構造の製作について、
以下のガイドラインを守ってください。
自由度
バーの 3 ヶ所すべてにフィメールを取り付
けた場合、バーの断面形状に関わらずデ
ンチャーの自由度はなくなります。
(Wirz,
1994)
フィメールを最前歯部分にのみ取り付けた
場合、ラウンドバーだと 1°の自由度、ドル
ダーバー(卵型断面)だと 3°の自由度、ド
ルダーバーアタッチメント(U 型断面)また
はミリングしたバーだと自由度は 0°となり
ます。
(Wirz, 1994)
リムーバブルオーバーデンチャー
バー構造の位置
前歯部のバー構造は歯槽堤の二等分正中線
に対して垂直に設定します。
(Wirz, 1994)
顎堤の高さが異なってもバー構造は水平で
なければなりません。バー構造が傾斜して
いるとバーアタッチメントが適切に機能せ
ず、余分な水平方向の力がかかってしまい
ます。
(Wirz, 1994)
94
計 画
治癒期間が完了した時点でのインプラントの荷重または修復物の製作
下顎オーバーデンチャーを Straumann® デンタル インプラントで維持する場合には、以下の基本
的な原則が適用されます。インプラント埋入後の初期段階において、オッセオインテグレーショ
ンが完了する前に何らかの理由により、アバットメントにデンチャーを装着することで荷重をか
けなければならない場合は、インプラントが 4 本埋入されていなければなりません。1 パート
インプラント(one-part implant)を使う場合は、特に暫間修復の状態が不安定なため、4 本の
インプラントをバーにスプリンティングすることが必要不可欠です。
ドルダーバーを前歯部または直線的に使用する場合は、それぞれに 3°の自由度があるため、
アバットメントの数に関わらず荷重が最も小さくなります。
前歯部にアバットメントを等間隔で配置し、全てのバーにフィメールを使いデンチャーを装着し
た場合、バーの断面形状に関わらずデンチャーの可動性は完全に失われます。これは自由度の
全くないリジッドタイプとなります。
2 パートインプラント(two-part implant)のオッセオインテグレーションに、通常は最低でも 3 ヶ
月以上を必要とするが、この場合咀嚼力はインプラントではなくデンチャー床に吸収されると想
定し、比較的短い 2 本のアバットメントを使用します。
リムーバブルオーバーデンチャー
95
synOcta ® 補綴システムによるインプラント下顎バーデンチャーの製作
患者さんの最初の状態
下 顎 無 歯 顎 に 2 パートStraumann ® デ ン
タルインプラント4 本を44-34に埋入して
います。
重要)
synOcta ® アバ ットメ ント は 品 番 043.
xxxS 以 外 の インプラントには使 用で き
ません。
synOcta ® 補綴システムによる印象手順
印象手順には
ナップオ
と
クリュー固定
2 種類があります。
ナップオ
準方式でほとんどのケースに使用できます。インプラントショルダーが非常に深く埋入されてい
る場合や歯肉と極めて近いケースにスクリュー固定を用います。
リムーバブルオーバーデンチャー
混同を防止するため、トランスファーシステムにカラーコードを採用しています。synOcta® 補綴
システムのポジショニング シリンダー、スクリュー印象キャップ、アナログはすべて赤色を採用
しています。
96
A. スナップオンの印象手順
RN synOcta® ポジショニング シリンダーの
トランスファーシステムのパーツは全て未滅
オクタゴンとインプラントの内部オクタゴン
菌です。必要に応じて消毒する場合は、市
を合わせ、印象キャップに押し込んでくだ
販のプラスチック製品用消毒剤をご使用く
さい。
(左図にある矢印の位置までしっかり押し込
ださい(消毒剤メーカーの使用法に従ってく
ださい)。
んでください)
注意)
弾性印象材(ポリビニルシロキサンやポリ
プラスチックパーツの 再 使 用 はで きま
エーテルラバー)を用いて印象採得します。
せ ん。オート クレ ーブ 等 に よ る 高 温 の
滅菌処理はしないでください。
プラスチックパーツの劣化
(弾性低下や脆化)
を防止するため、強い熱や光にさらさない
でください。
リムーバブルオーバーデンチャー
印象採得を開始する前にインプラントショ
ルダーや内部を洗浄します。RN 印象キャッ
プ(048.017V4)をインプラントに
チッ
重要)
と音がするまで押し込みます。印象キャップ
寒 天 印 象 材 は引 張 強 度 が 弱く、弾 性 収
をゆっくりと回転させ、位置が正しいかど
縮力が不十分なため、使用に適していま
うかを確認します。キャップの位置が正しけ
せん。
ればインプラント上で回転させることができ
ます。
重要)
チッ
印象手順を正しく行うため、インプラント
ショルダーと印象キャップのマージンが
損傷していないことを確認してください。
RN=レギュラーネック
97
B. スクリュー固定の印象手順
この場合の印象採得には、穴を開けた個人
トレーが必要です。
印 象を採 得する前にインプラントショル
ダーと内部を入念に洗浄してください。RN
synOcta® 印象キャップ(048.010)をインプ
ラント上に取り付け、内蔵ガイド スクリュー
で締め付けます。印象キャップのオクタゴン
をインプラントの内部オクタゴンに正しく合
わせることが重要です。スペースを必要とす
る場合は、内蔵ガイド スクリューの取り外
し後、印象キャップの咬合面側のリテンショ
ン部を1本分まで削ることが可能です。
重要)
内蔵スクリューのみを使用してください。トランスファー過程での失敗を避けるためにも、
マージンとオクタゴンを損傷させないでください。そのため、印象キャップの使用は1回
限りとし、再使用はしないでください。
リムーバブルオーバーデンチャー
弾性印象材(ポリビニルシロキサンやポリエーテルラバー)を用いて印象採得します。
(メーカーの使用法に従ってください)
重要)
寒天印象材は引張強度が弱く、弾性収縮力が不十分なため、使用に適していません。
印象材の硬化後、内蔵ガイド スクリューを緩めて印象を取り外します。
印象採得後は、再度インプラントにヒーリングキャップを取り付けます。
98
マスター模型の製作
ナップオ
の場合
技工所では RN synOcta® インプラントアナ
ログ
(048.124)を印象に再度取り付けます。
ショルダー部で
チッ
音がするまでは
め込みます。内蔵ガイド シリンダーが赤色
であれば、技工所でも同じく赤色リングマー
キングされているアナログを使用します。
印象内でアナログを回転させないでくだ
さい。
クリュー固定
内蔵ガイド スクリューを用いてアナログを
印象に取り付けます。印象キャップが赤色
であればアナログも赤色リングマーキング
されているものを使用します。
リムーバブルオーバーデンチャー
重要)
スクリューを締め付ける場合、印象キャ
ップが回転しないようにアナログのリテ
ンション部を指でしっかり固定してくだ
さい。印 象キャップが 短くカットされて
いる場合は特に重要です。
99
超硬石膏タイプ 4 を用いてマスター模型の
製作を行います。
RN synOcta®1.5 アバットメント(048.601)
をアナログに取り付け、オクタゴンに合わ
せます。
注意)
スクリューを固定する前に、アバットメント
を確実にオクタゴンに合わせてください。
SCS スクリュードライバー を 使 い、 スク
リューを指でしっかり締めてください。
リムーバブルオーバーデンチャー
100
既製ゴールドバーを用いた製作
RN synOcta®1.5 ゴールドコーピング バー
用(048.204) は 非 酸 化合 金( 融 解 範 囲:
1400 ∼ 1490℃)を使用しています。
4.4 ㎜ の SCS オ ク ル ー ザ ル ス ク リュ ー
(048.350) を、synOcta® アバットメント
に固定してください。ゴールドコーピング
の高さは 6.0 ㎜ですが、オクルーザル側を
1.5mm 削ることが可能です。
各コーピング間にバーを取り付けます。
十分な洗浄による粘膜の安全性を保つため
にも、バーと歯肉の間隔を、最低 2.0 ㎜あ
けてください。
重要)
確 実 にろう着 で きるよう間 隙 は で きる
だけ小さくしてください。
リムーバブルオーバーデンチャー
101
接合の種類
ゴールドコーピングと既製バーにソルダーを用いてろう着、またはレーザー溶接します。
レーザー溶接されたバーは非貴金属を含有したろう材を使用しないため、生体親和性がより高
くなります。レーザー溶接は石膏模型上で直接行うため、作業が簡略化できます。大きな間隙
がある場合は、同じ材質で埋めてください。
(110 ページ「チタンパーツを使用したレーザー溶接バーの製作」を参照)
リムーバブルオーバーデンチャー
既製ゴールドバーのろう着
SCS オクルーザルスクリューを緩め、バー
こうすることで、ゴールドコーピングをろう
ゴールドコーピングと既製バーは、パター
フレームワークを慎重に取り外します。RN
着用埋没材の中の正確な位置に固定するこ
ンレジンで固定します。SCS オクルーザル
synOcta ®1.5 ゴールドコーピング(バー用)
とが可能です。
スクリューには塗布しないことが重要です。
をろう着用埋没材に固定するには、ろう着
用補助ピン(048.208V4)が使用できます。
ヒント
このピンは SCS ポジショニング スクリュー
パターンレジンを多めに築盛しておく
で固定します。
と、加熱工程においてパターンレジン
が燃焼した後のスペースを広く取ること
が できます。このスペースが広い 程、
ろう着部分に熱が均一に伝わりやすく
なります。
102
予備加熱用ファーネスで硬化したろう着用
埋没材を均一に加熱(500 ∼ 600℃)する
ことで、バーの歪みを防ぐことができます。
埋没したバーの予備加熱後、ろう着をしま
す。ろう着終了後、放冷します。
バーを傷つけないように注意しながら埋没
材から取り出し超音波洗浄器などで洗浄し
ます。次に、酸化物やろう着用フラックスの
残渣物をピックリングで除去してください。
ポリッシングの際はマイクロスコープ
を 使 用し 、マージンの 保 護 のために
ポリッシングプロテクター(046.245)
またはsynOcta® アナログをスクリュー
リムーバブルオーバーデンチャー
ヒント
重要)
既 製キャップは精度が非常に高いため、
ポリッシング工 程 は 十 分 注 意して 行 う
必要があります。サンドブラストは絶 対
に使用しないでください。
固定してください。
103
バーフレームを十分に洗浄し、 適合性を
チェックします。SCS オクルーザルスクリュー
を使用せずに、アナログに無理なくフィット
することを確認します。
リムーバブルオーバーデンチャー
重要)
ろう着で使 用したSCS オクルーザルスク
リュー は著しく酸 化してい るため、口 腔
内のバーの固定に使用することはできま
せん。口腔内のバーの固定には必ず新しい
SCS オクル ーザルスクリューを 使 用して
ください。
完成したバー構造を石膏模型に取り付けた
状態
104
口腔内装着
修復物は、製作時に使用したアバットメント
を模型につけた状態で、歯科医院に納入さ
れます。
口腔内のヒーリングキャップを取り外し、イ
ンプラント内部を十分に洗浄し、乾燥させ
ます。
上部構造のネジを抜き、マスター模型から
取り外します。そしてアバットメントのスク
リューをゆるめ、アナログから取り外します。
締め付けトルク= 35Ncm
洗 浄した RN synOcta®1.5 アバットメント
を内部オクタゴンに合わせますが、その
際 セメントは使 用しないでください。次
に SCS スクリュードライバー、ラチェット
(046.119)、トルクコントロール ディバイス
(046.049)を用いて、アバットメントを締
め付けます。
重要)
リムーバブルオーバーデンチャー
オクタゴン内にアバットメントの位置を
確実に合わせてから、スクリュー固定して
ください。
インプラントのオッセオインテグレーション
後、アバットメントのスクリュー固定時の締
め付けトルク推奨値は 35Ncm です。
RN synOcta® アバットメントに取り付 ける
SCS オクルーザルスクリューの締め付けト
ルクは 15Ncm です。
新しい SCS オクルーザルスクリューでバー
を固定した状態を示しています。
105
フィメールの維持力の調整
バーに対するフィメールの維持力の強化・解
除には、専用のアクチベーター/ジアクチ
ベーターを使用します。
・ フィメールの維持力を強めるには、アクチ
ベーターでスリーブを両側から押します。
・ フィメールの維持力を弱くするには、ジア
クチベーターでスリーブを押し開きます。
フィメールのポジショニング
フィメールはバー全体の長さを利用することにより、水平方向の力をより良く吸収する
ことができます。
( Wirz, 1994 )
リムーバブルオーバーデンチャー
重要)
補 綴システムをフィメールに固 定 する前に、必ずスペーサーを 使 用してフィメールを
バーに取り付けてください。これは、バーに対する補 綴システムの 垂直 運 動を確 実に
行うための唯一の方法です。
※全てのバーフィメールのための
アクチベーターセット
※ドルダーバー ミニ用ジアクチベーター
※ドルダーバー スタンダード用ジアクチベーター
※この製品は、弊社では取り扱っておりません。
106
治療前の状態が無歯顎の場合:synOcta ® + バー構造
バーのタイプ:ろう着 / レーザー溶接ゴールドバー
アバットメントと技工用パーツゴールドコーピング
インスツルメント
アバットメントの挿入
RN synOcta® 1.5 アバットメント 048.601
SCS スクリュードライバー
長さ 15mm 046.400
長さ 21mm 046.401
長さ 27mm 046.402
または、ハンドピースアダプター用
SCS スクリュードライバー
長さ 20mm 046.410
長さ 26mm 046.411
長さ 32mm 046.412
印象手順
RN synOcta® 印象キャップ
(スクリュー付) 048.010
SCS スクリュードライバーホルダー
技工用 046.085
046.410/411/412 用
または、RN 印象キャップ 048.017V4
+
RN synOcta® ポジショニングシリンダー 048.070V4
リムーバブルオーバーデンチャー
マスター模型の製作
RN synOcta® インプラントアナログ 048.124
上部構造の製作
RN synOcta® 1.5 ゴールドコーピング バー用 048.204
※ドルダーバー ミニ用(卵形断面)
※ドルダーバーマトリックス ミニ用
(スペーサ−含む)
※ドルダーバー スタンダード用
(卵形断面)
※ドルダーバーマトリックス スタンダード用
(スペーサ−含む)
ろう着用補助ピン 048.208V4
SCS オクルーザルスクリュー 048.350V4
※この製品は、弊社では取り扱っておりません。
107
鋳造バーとレーザー溶接バーの製作
一体型鋳造法によるバーの製作
レーザー溶 接またはろう着ゴールドバー の 代 わりと
して下記 製品を使 用して鋳 造チタンバーを製作 する
ことができます。
・RN synOcta® プラスチックコーピング
ブリッジ/バー用(048.227)
・プラスチックバー スタンダード用
・プラスチックバー ミニ用
(Wirz, 1997, Wirz et al., 1999)
チタンバーマトリックス スタンダード用
(スペーサ−含む)
(左)
チタンバーマトリックス ミニ用
(スペーサ−含む)
(右)
プラスチック製パーツで構成された鋳造前
リムーバブルオーバーデンチャー
の状態のバー
純チタンで鋳造された状態のバー
参考
ワンピース キャスト法でゴールドバーを製作する
ことも可能です。
◆このページに掲載されている製品は、日本未発売のものが含まれております。
108
製品番号
048.227
製品名
RN synOcta® プラスチックコーピング ブリッジ/バー用
(RN synOcta®1.5 アバットメント(048.602)に使用)
サイズ
高さ 10.0mm、
カットして短縮可
※
プラスチックバー スタンダード用(卵形断面)
高さ 3.0mm
長さ 80.0mm
※
プラスチックバー ミニ用(卵形断面)
高さ 2.3mm
長さ 80.0mm
※
チタンバーマトリックス スタンダード用(スペーサ−含む)
高さ 4.5mm
長さ 50.0mm
※
チタンバーマトリックス ミニ用(スペーサ−含む)
高さ 3.5mm
長さ 50.0mm
RN= レギュラーネック(φ4.8mm)
※ この製品は、弊社では取り扱っておりません。
リムーバブルオーバーデンチャー
◆このページに掲載されている製品は、日本未発売のものが含まれております。
109
チタンパーツを使用した
レーザー溶接バーの製作
各種ゴールドパーツ以外にもレーザー溶接
技術を使用すれば既製チタンパーツでも
バーを製作できます。
RN synOcta® チタンコーピング バー用、チ
タンバー スタンダード用、ミニ用が使用で
きます。
チタンバーマトリックス スタンダード用
(スペーサ−含む)
(左)
チタンバーマトリックス ミニ用
(スペーサ−含む)
(右)
バーセグメントはできるかぎり間隙のないよ
リムーバブルオーバーデンチャー
うにマスター模型に取り付けます。大きな
間隙はチタンの量を追加して補正します。
適切なアルゴンガスを使用してバーを溶着
します。
◆このページに掲載されている製品は、日本未発売のものが含まれております。
110
重要)
ろう着部分がブルーに変色していないこと
が 重 要です。このような 変色は、不十 分
なアルゴン ガ スの ベ ンチレ ーション に
よるメタルの酸化が原因です。このような
場合は溶着部分が弱く、バー構造の強度
が不足します。レーザー装置の使用説明
を遵守してください。
製品名
サイズ
※
RN synOcta®
チタンコーピング バー用
高さ 6.0mm
※
チタンバー
スタンダード用(卵形断面)
高さ 3.0mm
長さ 50.0mm
※
チタンバー
ミニ用(卵形断面)
高さ 2.3mm
長さ 50.0mm
※
チタンバーマトリックス
高さ 4.5mm
スタンダード用(スペーサ−含む) 長さ 50.0mm
※
チタンバーマトリックス
ミニ用(スペーサ−含む)
リムーバブルオーバーデンチャー
製品番号
高さ 3.5mm
長さ 50.0mm
RN= レギュラーネック(φ4.8mm)
※ この製品は、弊社では取り扱っておりません。
◆このページに掲載されている製品は、日本未発売のものが含まれております。
111
メタルフレームの製作
バー構造の試適後、メタルフレームで補強したデンチャーの製作にかかります。現代のオーバー
デンチャーの原則に従って歯のセットアップを行います。
(例:Gerber et al.)
ワックスデンチャーを試適し、人工歯の位置を記録するため石膏またはシリコン インデックス
を作成します。この時、インデックスを複模型上に正確に戻すためにマスター模型の唇側面に
溝を付けておきます。
次に、複印象用にバーをブロックアウトします。このためには、バーは予めマスター模型に取り
付けておきます。
重要)
リムーバブルオーバーデンチャー
バースリーブを取り付ける前に、スペーサーをバーに固定しておくことが必要です。これに
よってデンチャーの垂直運動が可能になります。
次にバーを 0.4mm 厚のシートワックスで被覆します。これがスペーサーとして機能します。唇
舌側のワックスは粘膜まで広げてください。小臼歯と第二臼歯の位置に約 4×3mm のストッパー
を付けます。
112
インデックスを複模型に取り付けます。プラスチック製の歯をインデックスに取り付け、複模型
に合わせます。
人工歯舌側面のメタルフレームの形状と厚みは解剖学的条件によって異なります。機械的な維
持力を確実に得られるよう、スリーブのリテーナまたはライダーを取り付けてください。
デンチャーアクリルに接触するフィメールやメタルフレーム部分はシラン化処理(Rocatec,
Silicoater など)するか、プライマーで前処理してください。
重要)
リムーバブルオーバーデンチャー
フィメール の取り替えが できるように、フィメールはメタルフレームにろう着しないで
ください。また熱を加えることもフィメールの弾性特性に悪影響を与えますので行わな
いでください。
メタルフレーム ジョイントバー完成状態
113
既存デンチャーを用いた下顎オーバーデンチャーの製作
既存のオーバーデンチャーをインプラント上に固定する場合は、インプラント埋入後の治癒期間
が終了した後にバー構造で取り付けることができます。
この場合の印象採得は、既存デンチャーと RN synOcta® 1.5 印象キャップ バー用(048.093V4)
で行います。
製品番号 048.093V4
重要)
この キャップはショル ダー 部 の直径 が 4.8mm の インプラント の 印 象 採 得 の みに使 用
できます。
リムーバブルオーバーデンチャー
まず、インプラントからヒーリングキャップを取り外し、印象キャップを
ナップオ
で取り
付けます。また、既存デンチャーの関連部分に間隙を付与しておきます。
重要)
印象キャップに接触させずにデンチャーを取り付けることが必要です。
デンチャーの調整後、弾性印象材(ポリビニルシロキサンやポリエーテルラバー)を用いて
キャップごと印象採得します。
印象採得後、インプラントショルダーの保護のため、再度インプラントにヒーリングキャップを
取り付けます。
114
製品番号 048.093V4
マスター模型は超硬石膏で製作します。RN synOcta®1.5 アナログ(048.108)を使用します。
デンチャーに取り付けたプラスチック印象キャップにアナログを取り付け、超硬石膏タイプ 4 を
使用して、通法でマスター模型を製作します。デンチャーリライニングなどを使用して適切な
咬合高径に固定することが重要です。
マスター模型からデンチャーと印象材を取り除いた後、バー構造の方法を決定し、それに従っ
てデンチャー部分に間隙を作ります。
101 ∼ 104 ページ、108 ∼ 111ページの説明に従ってバーを製作します。
完成したバー構造の上にスペーサー(デンチャーの弾性を維持するため)の付いたバーフィメー
ルを取り付け、アンダーカットやフィメールの外側をワックスでブロックアウトしておきます(ア
クチベート/ジアクチベートを可能とするため)。フィメールとデンチャーをレジンで固定するこ
とによって、デンチャーをバー構造に取り付けます。デンチャーのフィメール部分に余分なプラ
スチックの付着が無く、正しく機能することを確認します。
リムーバブルオーバーデンチャー
重要)
このステップは、バーフィメールが正しく機能(アクチベート/ジアクチベート)することを
確 認する唯一 の方法であるため極めて重 要です。不 要なプラスチックが 残っていると
バー構造やインプラントに影響を与えることがあります。
バーを装着する前に RN synOcta® 1.5 アバットメント(048.601)を 35Ncm で締め付けてイン
プラントに固定してください。
製品番号 048.108
115
インプラント バーデンチャーのリライニング
弾性リテンションユニットを使用したハイブリットデンチャーは、約 3 ヶ月に一度は検査する必
要があります。これはデンチャーの有害な運動を早期に修正するために必要です。
長期間の装着で歯槽提が吸収されるとバーデンチャーが沈み込み、フィメールの弾性機能が損
なわれ、バーやインプラントにかかる荷重が大きくなります。このような場合にはリライニング
が必要です。
リライニングは、バーを取り付けた状態で行います。最初に SCS オクルーザルスクリュー
(048.350)をバー固定用ピン(048.073V4)に交換します。バー固定用ピンはプラスチック製
の
ナップオ
タイプです。
デンチャーのリライニング用印象を採得する場合、インプラントをバーに固定するためだけに使
用します。この固定用ピンの使用は 1 回限りとし、再使用はしないでください。
製品番号 048.073V4
重要)
印象採得前に適切なスペーサーをバーとフィメールの間に挿入し、デンチャーの弾性を
維持してください。
印 象 採 得 後、バ ー は デ ン チ ャ ー に 装 着 さ れ た 状 態 で、RN synOcta® 1.5ア ナ ロ グ
( 048.108 )をバーキャップに装着します。
マスター模型を製作し、通法でリライニングのための準備を行います。
リライニングする前に SCS オクルーザルスクリューを使用してバーをマスター模型に固定しま
す。アンダーカットはワックスでブロックアウトし、適切なスペーサーをバーフィメールに固定し
ます。その後、通法でリライニングを行います。
リライニング完了後は、スペーサーを取り外し、フィメール部分に余分なプラスチックの付着が
リムーバブルオーバーデンチャー
無く、正しく機能することを確認します。
重要)
上記は、インプラントバーデンチャーが正しく機能(アクチベート/ジアクチベート)する
ことを確認する唯一の方法であるため、極めて重要です。不 要なプラスチックが残って
いるとバー構造やインプラントに影響を与えることがあります。
製品番号 048.108
116
リテンティブアンカーによる修復
イントロダクション
アンカーの目的
・デンチャ―を牽引する、または離脱させようとする変位を招くような力に対して、補綴物を
安定させる。
・せん断力の分散
・デンチャーからインプラントへの咀嚼力をできるだけ軸方向で伝達すること
内容 / 機能
リテンティブアンカーは可動性アタッチメントに分類されます。この維持装置はデンチャ―を
一方向、もしくはいくつかの方向に回転させ、垂直方向の動きも許容します。
可動性コネクタはインプラントへの傾斜荷重(tilting force)を軽減します。荷重がインプラント
の軸方向にかかるように、咬合平面に対して直角にインプラントを埋入しなければなりません。
デンチャーの安定性や咀嚼負荷の分散には、正確に設計された咬合面 Freedom in centric (中
央咬合での自由度)
(Geering et al., 1993)およびデンチャー粘膜面に適合した設計が必要で
す(Worthington et al., 1992)。治療計画の一環として又はインプラントの準備後に、新しいデ
ンチャーを必ず作成するようお勧めしています(Mericske-Stern, 1988)。
リテンティブアンカーの適応
・スタンダード インプラント RN の φ4.1 mmまたは φ4.8 mmを使用する場合
・上顎無歯顎や下顎無歯顎に対し、自由度を確保するためインプラント 2 本による弾性固定を
する場合
・スペース不足(前歯部において、バー構造があまりに舌側に位置する場合には、舌のスペース
を確保できずに機能を損なうなど)
・重篤なテーパリング(severely tapering)のある前歯部のアーチや顎の幅が非常に狭い
(Geering et al.,1993)
リムーバブルオーバーデンチャー
・シングル(single)リテンティブアンカーは歯周組織に良好な設計が可能(衛生性)
リテンティブアンカーの禁忌
・インプラントと天然歯とのコンビネーション
・上顎または下顎に 2 本以上のインプラントを使用している場合
・弾性度が異なるアタッチメントの併用
・インプラントが咬合面に垂直でない場合
・アーチに対するインプラントの配置が、回転軸と合っていない場合
・顎堤の状態が良好でない場合
117
リテンティブアンカーによるインプラント下顎オーバーデンチャーの製作
患者さんの最初の状態
下顎無歯顎で犬歯部にインプラント 2 本を
埋入し、アンカーアバットメント(048.439)
を使用しています。
必要に応じて、アンカーアバットメントの四
角いネック部分にアンカーアバットメント挿
入ジグ (046.069) を合わせ、交換を行いま
す。インプラントへの装着は 35Ncm で行
います。アンカーアバットメントの高さは、
インプラントショルダーの上端から測定して
3.4mm です。
重要)
長 期に渡ってアンカーアバットメントを
機能させるためには、図のように回転に
対応するようにインプラントの埋入方向
が咬合面に対して直角となり、お互いに
デンチャーの回転軸に対して平行になる
ようにします。
リムーバブルオーバーデンチャー
リテンティブアンカーの印象採得
弾性印象剤(ポリビニルシロキサンやポリエーテルラバー)を使用してアンカー上で直接印象を
採得するため、補助ツールが必要ありません。
重要)
寒天印象材は引張強度が弱く、弾性収縮力が不十分なため、使用に適していません。
右図は左から、
アンカーアバットメント挿入ジグ(046.069)
アンカーアバットメント(048.439)
アンカーアバットメント トランスファーピン(048.109)
118
模型の製作
アンカーアバットメント トランスファーピン
(048.109)を印象にしっかりはめ込み、超
硬石膏タイプ4を用いて模型を製作します。
リムーバブルオーバーデンチャー
安定 性を確保するため下顎オーバーデン
チャーには、フィメールを確実に取り付け
られる充分なスペースを確保し、メタルフ
レームで補強します。
治療計画とフルデンチャーの咬合理論に
従って人工歯を配列します。
119
既存デンチャーを用いた下顎オーバーデンチャーの製作
既存デンチャ―への、即時重合レジンを使
用したエリプティカルマトリックスの口腔
内取り付け方法
修正前の下顎オーバーデンチャー
リテン ティブアン カ ー を 35Ncm のトル
クでインプラントに装着します。既存デン
チャーのアンカー部分を削合し、即時重合
レジンを充填するための穴をあけます。ア
ンカーに取り付けたエリプティカルマトリッ
リムーバブルオーバーデンチャー
クスがデンチャーに接触しないようにしてく
ださい。
120
リテンティブアンカー装着後、エリプティカ
ルマトリックスの周りに小さなラバーダムを
取り付けます。このラバーダムは即時重合
レジンがエリプティカルマトリックス内部に
流れ込むのを防ぐためのものです。
重要)
マトリックスは着脱方向に対して平行に
装着してください。
完 成したデ ンチャーを口 腔 内に 装 着し、
開孔部から即時重合レジンを充填します。
リムーバブルオーバーデンチャー
完成したデンチャー。
エリプティカルマトリックスが正しく取り付
けられています。
121
エリプティカルマトリックスの機能原理
エリプティカルマトリックスは、Straumann®
インプラントに可撤式弾性フルデンチャーを
固定する場合に、リテンティブアンカーと併
用するものです。チタン製ハウジング(純
チタン、グレード 4)の中にラメラリテンショ
ンインサートがあります。
エリプティカルマトリックス(048.456)
チタン製ハウジング
ラメラリテンションインサート
リテンティブアンカー
リムーバブルオーバーデンチャー
スペースが不十分な場合はチタン製ハウジングのウイングを個別に修正できます。ただし、レ
ジン内においてチタン製ハウジングを確実に保持するため少なくとも 3.6mm の直径を維持して
ください。
122
維持力の調整
ラメラリテンションインサートを取り外す
場合や、アクチベーション/ジアクチベー
ションを行う場合は、スクリュードライバー
(046.154)が必要です。
正しい位置でラメラリテンションインサート
にスクリュードライバーを奥まで挿入してく
ださい。
右回転で維持力を増強でき、左に回転させ
ると維持力が弱くなります。初期設定時の維
持力は、設定可能な最低値である約 200g
スクリュードライバー(046.154)
にしています。維持力の最大値は約 1400g
です。ラメラリテンションインサートがハウジ
ングからはみ出さないようにしてください。
重要)
維 持 力 の 調 整 は 完 成したデ ンチャー の
試適時のみに行ってください。
ハウジングから取り外したラメラリテンションインサート
締め付け角度
0°
360°
180°
270°
最大限締め付
けた場合
0°
90°
90°
リムーバブルオーバーデンチャー
締め付け角度と維持力の関係
360°
初期設定時
270°
180°
維持力
**1400 g
**700 g
**500 g
**300 g
**200 g
** リテンションラメラやリテンティブアンカーの球体部分の製造誤差により実際の値は上記平均値とわずかに異なる場合があります。リテンティ
ブアンカーに明らかな摩耗の徴候がある場合は、上記値は適用できません。リテンティブアンカーを交換してください。
123
重要)
デ ンチャーを患 者さん の口 腔 内で 試 適
する場合、必ず最も低い維持力から開始
してくだ さ い。ラメラリテンションイン
サートを徐々に回転させながら、適切な
維持力が得られるまで調整してください。
過 剰 な 維 持 力 を 加 えると、口 腔 内 から
デンチャーを取り外しにくくなります。
完成したデンチャー
リムーバブルオーバーデンチャー
124
リテンティブアンカーを使用したデンチャーのリライニング
リテンティブアンカーを使用したハイブリッドデンチャーは、約 3 ヶ月に一度は検査する必要があります。これは
デンチャーの有害な運動を早期に修正するために必要です。
長期間の装着で歯槽提が吸収されるとバーデンチャーが沈み込み、フィメールの弾性機能が損なわれ、バーやイ
ンプラントにかかる荷重が大きくなります。このような場合にはリライニングが必要です。
リライニングはアンカーアバットメント上で直接行います。デンチャーが正しい位置に安定していることを確認して
ください(アンカーアバットメント/フィメールの 接 合)。技 工 所では、デ ンチャ―に取り付けたエリプティカル
マトリックスに、アンカーアバットメント トランスファーピン
(048.109)
をはめ込み、リライニング用の模型を製作
します。
( 119ページ
『模 型の製作』もご参照ください)
リライニング完了後、マトリックスに余分なプラスチックが残っていないか、正しく機能するかを確認します。また、
アクチベーション/ ジアクチベーションが正しく機能していることも確認してください。
デンチャ―に取り付けたエリプティカルマトリックスをドライバーで外し、内部洗浄を行ってください。
重要)
上記は、リテンティブアンカーが正しく機能(アクチベーション/ジアクチベーション)すること
を確認する唯一の方法であるため極めて重要です。不要なプラスチックが残っているとリテン
ティブアンカーやインプラントに影響を与えることがあります。
リテンティブアンカー
製品名
サイズ
048.439
アンカーアバットメント
高さ 3.4mm
046.069
アンカーアバットメント挿入ジグ
長さ 19.0mm
048.109
アンカーアバットメント
トランスファーピン
長さ 18.0mm
リムーバブルオーバーデンチャー
製品番号
エリプティカルマトリックス用
コンポーネント
048.456
高さ 3.2mm
エリプティカルマトリックス
(ラメラリテンション インサート含む) φ 3.6mm
048.457
ラメラリテンションインサート
高さ 2.6mm
046.154
スクリュードライバー
長さ 37.0mm
125
Straumann ® LOCATOR ® システム
オーバーデンチャーソリューションのグローバルスタンダード
Straumann ® LOCATOR ® システムでは、患者様が 簡単に義歯を 着脱することが できます。また、専用の
ツールを用いて保持用のインサートを簡単に装 着、取り外すことができます。インプラント間の角度は
最大40 °
まで対応が可能で、コンポーネントのサイズが小さいため、咬合スペースが限られている場合の
設計に有用です。
使用目的
■
下顎と上顎のインプラントオーバーデンチャーの維持システム
適応
■
Straumann® ティッシュレベル インプラント( RN/WN )に対応
■
Straumann® ボーンレベル インプラント( NC/RC )に対応
使用特長
10°
■
インプラント間の角度を最大40 °
まで補填
■
咬合の限られたスペース用ではコンポーネントの高さを最低限に抑制
■
義歯の着脱が容易
■
アバットメントと義歯を適切に接合
■
磨耗に強いコンポーネントが長期にわたり機能を維持
20°
禁忌
■
インプラントと天 然 歯の 組み合わせには使 用できません 。
■
インプラント間 の角 度 が 40 °
を 超 える場 合は使 用できません。
■
直径 が 3.3mm のティッシュレベルインプラントには使 用できません 。
リムーバブルオーバーデンチャー
洗浄に関する重要事項
プロケーターアバットメントおよびコンポーネントの機能を長 期間維持するためには、義歯とロケーター
アバットメントをきちんと洗浄することが必要です。ナイロン製のコンポーネントに装着したアバットメント
に歯垢がたまると、徐々にチタンが磨耗し緩んできます。状況によっては患者の定期健診の時期を早めて、
義歯とアバットメントがきちんと磨かれているかを確認してください。
RN: レギュラーネック(φ4.8mm)
WN: ワイドネック(φ6.5mm)
126
NC: ナローCrossFit®(φ3.3mm)
RC: レギュラーCrossFit®(φ4.1mmまたはφ4.8mm)
20°
40°
10°
20°
プランニング
ロケーターアバットメントの選択
プランニングセット(製品番号:048.904 )または CrossFit ® プランニングセット(製品番号:026.0101 )を
開き、プランニング用ロケーターアバットメントを選択しSCSスクリュードライバーで固定します。
プランニング用ロケーターアバットメントをインプラント上(口腔内での使用)、あるいはインプラントアナ
ログに装 着します。こうすることでサイズ(プランニング用ロケーターアバットメントのリングは歯肉の
高さを示します)、修復物の軸アライメント、らせん軸が確認できます。
プランニングセット
CrossFit®プランニングセット
製品番号:026.0101
製品番号:048.904
リムーバブルオーバーデンチャー
プランニング用アバットメントの洗浄と滅菌
■
口腔内で使用後、プランニング用アバットメントを水やエタノールで隅々まできれいにします。
■
洗浄後、プランニング用アバットメントを134 度の温熱(加圧滅菌器)で18分間滅菌します。
■
温熱滅菌器メーカーの仕様を参照ください。
■
カセットやインサートは滅菌しないでください。
■
機能に不備のあるプランニング用アバットメントは交換してください。
注)
■
プランニング用アバットメントは20 回以上滅菌しないでください。
■
プランニング用アバットメントはガンマ滅菌しないでください。
■
カセットやコンポーネントは滅菌しないでください。
127
印象採得
インプラントレベルの印象採得
通法通り印象採得します。
( スナップオン、スクリュー固定)
印象キャップの設置(スクリュー固定)
印象の前にインプラント内部を洗浄してください(血液や組織の除去)。印象キャップ
をインプラントショルダーに装着し、内蔵スクリューで締め付けます。オクタゴン形状
が正確な位置にあることを確認してからスクリューを締め付けることが重要です。
ステップ1
カスタムメイドトレー(光硬化レジン)にはスクリュー用の穴があいています。
ステップ 2
弾性印象材(ポリビニルシロキサンまたはポリエーテルラバー)を用いて印象採得します。
リムーバブルオーバーデンチャー
ステップ 3
硬化後、スクリューを緩めて印象トレーを取り外します。
重要)
内 蔵 スクリュー の みを 使 用してください。トランスファー 過 程で のエラーを 防止するため、
マージン部分とオクタゴン形 状 が 損傷していないことを確 認してください。印 象キャップは
単回使用です。
注)
ハイドロコロイド印象材は引張強度が小さいため使用できません。
128
アバットメントレベルの印象採得
アバットメントレベルの印象採得には、ロケーター印象キャップを使用します。
アバットメントの高さはチェアサイドで選択します。
ステップ1 − アバットメントの高さの選択
■
インプラントの上縁が硬組織や軟組織で覆われていないことを確認します。
注)
ロケーターアバットメントが正しく装着されるよう、必ずインプラントショルダーから
硬組織と軟組織をきれいに取り除いてください。
■
口腔内の歯肉の一番高い部分を決定し、ロケーターアバットメントの高さを選択
します。歯肉の 一番高い部分と同じ高さ、またはそれよりも高いアバットメント
を選びます。
注)
ロケーターアバットメントが同じ水平位置にあると患者様に補綴物を装着しやすく
なります。
ステップ 2 − アバットメントの装着
■
ロケーターアバットメントドライバーを用いてアバットメントをインプラントに
■
ラチェット、トルクコントロールディバイス、ロケーターアバットメントドライバー
装着します。
ステップ 3 − スペーサーと印象コーピングの装着
■
ブロックアウトスペーサーをアバットメントに装着します。
■
ブロックアウトスペーサーを 装 着したロケー ターアバットメントにロケー ター
印象キャップを装着します。
ステップ4 − 印象採得
■
弾 性 印 象材(ポリビニルシロキサンまたはポリエーテルラバー)を用 いて印 象
採得します。
■
印象を歯科技工所に送ります。
129
リムーバブルオーバーデンチャー
を用いて、アバットメントを35Ncm のトルクで締め付けます。
製作手順
間接法
1. 採得した印象にアナログを装着します。
*あらかじめデンチャーを製作します。
2. 石膏を流し込みマスター模型を作製します。
3. 製作したデンチャーの粘膜面にデンチャーキャップの取り込み位置をマーキングします。
4. デンチャーキャップを取りこめるスペースを義歯粘膜面に形成します。
5. デンチャーキャップにボンディング処理を施します。
リムーバブルオーバーデンチャー
6. ブロックアウトスペーサーを装着し、その上からデンチャーキャップを装着します。
( TL ロケーターフィメールアナログの場合、ブロックアウトスペーサーは使用しません)
7. デンチャーキャップ取り込みスペースにレジンを充填し重合します。
8. 重合後模型から義歯を外します。
9. 過剰レジンを調整し、不足分を充填します。
130
10. 研磨します。
11. ブラックプロセッシングメイルを取り外します。
12. 角度の確認後、維持力を考慮し、リプレイスメントメイルを選択します。
13. コアツールのメイルインサート部を使用し、デンチャーキャップ内にリプレイス
メントメイルを装着します。
メイルインサート部
リムーバブルオーバーデンチャー
注)
■
ブロックアウトスペーサーを用いても歯肉とデンチャーキャップの間に隙間がある場合は、レジンがキャップの下に流れないように残って
いるアンダーカットを塞いでください。ブロックアウトスペーサーを2 つ以上重ねて、隙間を塞いでください。
■
レジンが固まったらデンチャーを口腔内から外し、ブロックアウトスペーサーを取り除いてください。
131
直接法
1.
ロケーターアバットメントにブロックアウトスペーサーを装着し、その上からデンチャー
キャップを装着します。
リムーバブルオーバーデンチャー
2.
デンチャーキャップにボンディング処理を施します。
3.
コネクティングホールをあけたデンチャーを口腔内にセットします。
4.
粘膜に過度な咬合圧をかけない状態でコネクティングホールからレジンを充填します。
5.
重合後口腔内から義歯を外します。
6.
ブロックアウトスペーサーを外します。
7.
過剰レジンを調整し、不足分を充填します。
8.
研磨します。
9.
ブラックプロセッシングメイルを取り外します。
10. 角度の確認後、維持力を考慮し、リプレイスメントメイルを選択します。
11. コアツール のメイルインサート部を用いて、デンチャーキャップ 内にリプレイスメント
メイルを装着します。
メイルインサート部
132
メイル交換
ステップ1 − リプレイスメントメイルの選択
■
インプラント間の角度は最大10 °
色
維持力
● ブルー
0.68 kg
1.36 kg
2.27 kg
● ピンク
● クリア
■
インプラント間の角度は最大10 °∼ 20 °
色
維持力
● グレー
0.0 kg
0.45 kg
0.91 kg
1.82 kg
● レッド
● オレンジ
● グリーン
注)
必ず維持力が一番弱いリプレイスメントメイルから使用してください。
ステップ 2 − プロセッシングメイルの取り外し
■
デンチャーキャップからブラックプロセッシングメイルを取り外します。
リムーバブルオーバーデンチャー
ステップ 3 − リプレイスメントメイルの装着
■
コアツールのメイルインサート部を用いて、デンチャーキャップ内にリプレ
イスメントメイルを装着します。
ステップ 3 − デンチャーの装着
■
完成したデンチャーを装着し咬合を確認します。
133
その他
ロケーターコアツール
ロケーターコアツールは、3 種類のパーツで構成された組み立て式インスツルメントです。
メイルリムーバブル部
メイルインサート部
アバットメントドライバー部
メイルリムーバブル 部は、デンチャーキャップからリプレイスメントメイルを取り外す際に使 用
します。メイルリムーバブル 部を 2 回 転し、メイルリムーバブル 部とメイルインサート部 の 連 結
部分に隙間ができるように緩めて使用します。
リムーバブルオーバーデンチャー
リプレイスメントメイルが装着されたデンチャーキャップにメイルリムーバブル部をまっすぐに差し
込みます。尖った先端がリプレイスメントメイルにひっかかり、デンチャーキャップから外します。
メイルリムーバブル 部とメイルインサート部の連結部分に隙間がなくなるまで時計回りに回転
させて、コアツールからリプレイスメントメイルを取り外します。メイルインサート部の先端から
芯が押し出され、リプレイスメントメイルが外れます。
ロケーターアバットメントホルダーを使用すると、アバットメントを保持しながらインプラントに
装着することができます。ロケーターアバットメントホルダーは高圧蒸気滅菌することが可能です。
134
隙間
メイルインサート部は、デンチャーキャップにリプレイスメントメイルを装着する際に使用します。
リプレイスメントメイルをデンチャーキャップにカチッと音がするまで押し付け装着します。
アバットメントドライバー部はロケーターアバットメントの装着および取り外しに使用します。
インプラント間の角度の測定
ロケー ターパラレルポストをロケー ターアバットメントに 取り付けます。ロケー ターアングル
ガイドを用いてアバットメントの互いの角度を測定します。アングルガイドをパラレルポストの
裏側に持ち、アバットメント間の角度を測ります。
注)
■
アバットメントの角度に合ったリプレイスメントメイルを選択してください。
■
アングルアングルガイドの穴にデンタルフロスを通して、誤飲させないように注意してください。
リムーバブルオーバーデンチャー
プロセッシングメイルの使用
デンチャーキャップにはブラックプロセッシングメイルが付いています。ブラックプロセッシング
メイルは、リプレイスメントメイルのスペースを保つために用います。オーバーデンチャーを調整
する際は、リプレイスメントメイルをデンチャーキャップから取り外し、ブラックプロセッシング
メイルと交 換する必要があります。調 整 の間、ブラックプロセッシングメイルがデンチャーを
安定したポジションに保ちます。デンチャーでの 調 整 が 終わったら、ブラックプロセッシング
メイルを取り外し新しいリプレイスメントメイルに取り替えます。
135
補綴オーバービュー
Straumann® Dental Implant System
システム一覧
NN(ナローネック)
Ø3.5mm
補綴
修復方法
プランニングツール
( 4 個入り)
アバットメント
チタン/ゴールド
テンポラリー修復
保護キャップ
チタンコーピング
アバットメント/コーピング
セラミック
ゴールドコーピング
プラスチックコーピング
スクリュー
トランスファーエイド
V2
-04
V4
V20
136
=
=
=
=
2個入り
4個入り
4個入り
20個入り
RN(レギュラーネック)
Ø4.8mm
ソリッド
ハイブリッド
048.197V4
048.198V4
LOCATOR ®
048.275V4280V4
048.601
048.175048.180
048.182V2
048.189V2
3)
048.196V20
2) チタン製カスタムアバットメントにはスクリューを別途ご注文いただく必要があります。
3) RN アバットメントセラミックには synOcta ® 1.5を別途ご注文いただく必要があります。
137
補綴オーバービュー
Straumann®
Dental Implant System
WN(ワイドネック)
Ø6.5mm
システム一覧
補綴
ソリッド
修復方法
プランニングツール
( 4 個入り)
アバットメント
チタン/ゴールド
テンポラリー修復
保護キャップ
チタンコーピング
アバットメント/コーピング
セラミック
ゴールドコーピング
プラスチックコーピング
スクリュー
トランスファーエイド
V2
-04
V4
V20
138
=
=
=
=
2個入り
4個入り
4個入り
20個入り
2) チタン製カスタムアバットメントにはスクリューを別途ご注文いただく必要があります。
ハイブリッド
048.197V4
048.198V4
LOCATOR ®
048.283V4287V4
048.183048.187
048.182V2
048.189V2
048.196V20
139
免責規定
ストローマンインプラントは一貫したコンセプトの一部であり、
製 造元による表示例
インプラントに付随するオリジナルパーツやインスツルメント類
を含め、ストローマン社の指示と忠告に従って使用してください。
ロット/製 造番号
そうでない場合、ストローマン社および販 売者は一切の責任を
負いません。ストローマン製品を他社製品と併用された場合は、
製品番号
ストローマン社の保証はすべて無効となります。
ガンマ線 滅菌
ストローマン製品の使用に関する説明については、製品発売時
の最新情報を口述、書面、電子媒体またはトレーニングコースで
提供しています。
最 低 温 度 制限
ストローマン製 品 の 使 用者は、それぞ れの患者 様に対し、どの
製品がどの状況に適当であるか否かを決定する義務を負います。
専門的判断の誤りや、ストローマンインプラントの 使 用または
最高温 度 制限
それに関連して発生した直接・間接的損害に対し、ストローマン社
および販売者は一切の責任を負いません。また使用者は、ストロー
マンシステムとその使用方法について定 期的に学ぶことを強く
お勧めします。
温 度 制限
ストローマン製品を口腔内で使用する場合は、誤飲のないように
US連 邦法により、この 機 器 の販 売は認 可された
歯 科 医 師に対しての み、または 認 可され た 歯 科
医師の指導の下で行うように規制されています。
充分な注意と対策を行ってください。
注意
ストローマン デンタル インプラント システムを使用する場合は、
本書や製品に添付されている添付文書を熟読の上、ご使用くだ
再使 用禁 止(使い捨て用)
さい。さらに、十 分な知識と使 用経 験のある歯科医師の指導を
受けることを強くお勧めします。
非滅菌
記載内容の有効性について
本書の発行により、旧版はすべて無効となります。
包 装中の添 付 文 書を参照
製品の購入について
本書に一覧する製品の中には国によってご購入いただけないもの
があります。
使 用期限 厳 守
製品の販売について
本書に記載されているパーツやインスツルメントは歯科医師の
注文にもとづき販売されることが規定されています。
直 射日光・高温 厳 禁
その他説明書について
ストローマン デンタル インプラント システムに関する詳しい
CEマークがついたストローマン製品は医療機器
指令 93/42 EECの要件を満たしています。
説明書については、弊社担当営業までお問い合わせください。
著作権
本 文またはその 一 部を Institut Straumann AG の 書面による許可
なくして複製または発行することはできません。
Straumann ® Dental Implant System は Institut Straumann AG 社 の
登録商標です。
Straumann®およびStraumann®製品に使用されるロゴは、Straumann
Holding AGの登録商標です。
取り扱い説明書を参照
SLA
Sand-blasted, Large grit, Acid-etched
サンドブラスト・ラージグリット・酸エッチング
本 書に掲載されている製品、写真やイラストならびに表記、また、日本 語や英 語 の 表 記や 表 現 方法が、予 告なく変 更される場合もございます。
Straumann ® インプラントの 使 用者は、製品に関する添 付 文 書 の 確認ならびに、最 新 の 情報に基づいて、製品の利用をお願いいたします。
Straumann ® デンタル インプラント システムの 使 用に関するトレーニング・コースも提 供しております。
トレーニング・コースに関する情 報は www.straumann.jpをご覧いただくか、弊 社担 当営業までお問い合わせください。
本カタログに掲載されている製品は、下記のそれぞれの医療機器承認番号を得ています。
販売名
分類
一般的名称
ストローマンインプラント(滅菌済)
高度管理医療機器
歯科用骨内インプラント材
21400BZY00014000
ストローマンインプラントシステム
高度管理医療機器
歯科用インプラントアバットメント
20900BZY00970000
ストローマンインプラントアバットメント
高度管理医療機器
歯科用インプラントアバットメント
21500BZY00490000
承認/認証/届出番号
ストローマンインプラントアングルアバットメント
高度管理医療機器
歯科用インプラントアバットメント
21500BZY00558000
synOcta アバットメント
高度管理医療機器
歯科用インプラントアバットメント
22300BZX00226000
ゴールドアバットメント
高度管理医療機器
歯科用インプラントアバットメント
22300BZX00108000
ストローマン ロケーターシステム TL
高度管理医療機器
歯科用インプラントアバットメント
22500BZX00233000
テンポラリー アバットメント
高度管理医療機器
歯科用インプラントアバットメント
22300BZX00113000
トランスバーサルスクリュー
管理医療機器
歯科インプラント用上部構造材
20700BZY00790000
ミリングシリンダー
管理医療機器
歯科インプラント用上部構造材
20600BZY00722000
ストローマン ゴールドコーピング
管理医療機器
歯科インプラント用上部構造材
223AABZX00026000
オクルーザルスクリュー
管理医療機器
歯科インプラント用上部構造材
15900BZY00870000
ガイドスクリュー
管理医療機器
歯科インプラント用上部構造材
20600BZY00725000
ストローマンインプラント・テンポラリーポスト
管理医療機器
歯科インプラント用上部構造材
21600BZY00516000
ストローマンインプラント・ゴールドコーピング
管理医療機器
歯科インプラント用上部構造材
21600BZY00515000
ストローマンインプラント・保護キャップ
管理医療機器
歯科インプラント用上部構造材
21800BZX10022000
ストローマン チタンコーピング
管理医療機器
歯科インプラント用上部構造材
223AABZX00025000
ストローマン プラスチックコーピング
管理医療機器
歯科インプラント用上部構造材
223AABZX00027000
ストローマン プラスチック テンポラリーコーピング
管理医療機器
歯科インプラント用上部構造材
223AABZX00028000
ストローマンエリプティックマトリックス
管理医療機器
歯科用精密ボールアタッチメント
21600BZY00642000
バイトレジストエイド
一般医療機器
歯科印象採得用器材
13B1X101630 0 0128
ストローマンインプラント・挿入用インスツルメント
一般医療機器
歯科用インプラント手術器具
13B1X101630 0 0116
技工用アナログ
一般医療機器
歯科インプラント技工用器材
13B1X101630 0 0142
カッティングインスツルメント
一般医療機器
歯科インプラント技工用器材
13B1X101630 0 0110
ポリッシングプロテクター
一般医療機器
歯科インプラント技工用器材
13B1X101630 0 0138
TSプロテクションスクリュー
一般医療機器
歯科インプラント技工用器材
13B1X101630 0 0102
補綴用プランニングキット
一般医療機器
歯科インプラント補綴用器具
13B1X101630 0 0137
13B1X101630 0 0111
オクタTS六角スクリュードライバー
一般医療機器
歯科インプラント補綴用器具
ストローマンインプラント・トランスファーエイド
一般医療機器
歯科インプラント補綴用器具
13B1X101630 0 0119
ハンドピース用 SCSドライバー 一般医療機器
歯科インプラント補綴用器具
13B1X101630 0 0129
ストローマン ロケーター補綴ツール
一般医療機器
歯科インプラント補綴用器具
13B1X101630 0 0203
ストローマン プラン用アバットメント
一般医療機器
歯科インプラント補綴用器具
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アバットメント用挿入ジグ
一般医療機器
歯科インプラント補綴用器具
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SCSドライバー
一般医療機器
歯科インプラント補綴用器具
13B1X101630 0 0101
ストローマンインプラント・印象システム(補綴)
一般医療機器
歯科印象採得用器材
13B1X101630 0 0115
プラスチックコーピング
一般医療機器
歯科用パターン成形品
13B1X101630 0 0133
エクステンションシェル
一般医療機器
歯科用パターン成形品
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