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茆原 順一 - 日本呼吸器学会
副学術部会長(次期学術部会長)候補者 学術部会名:アレルギー・免疫・炎症学術部会 氏名: 茆原 順一 会員番号:02726 所属:秋田大学医学部臨床検査医学 役職:教授 年齢:57 歳 (1) 写真 (2)略歴 昭和 48 年3月 慶應義塾大学経済学部卒業 昭和 55 年3月 秋田大学医学部卒業 昭和 61 年5月 京都大学大学院医学研究科内科系 昭和 62 年9月 近畿大学医学部第4内科学教室講師 平成元年 2月 パストゥール研究所(リール) 修了 細胞分子生物免疫学部門 (INSERM 研究員)在職 平成 7 年9月 秋田大学医学部臨床検査医学講座教授 平成 9 年 12 月-平成10年2月 パストゥール研究所(リール)留学 (3)主要文献(5 文献、簡略表記) 1)Kobayashi Y, Ueki S, Mahemuti G, Chiba T, Oyamada H, Saito N, Kanda A, Kayaba H, Chihara J : Physiological levels of 15-deoxy-Δ12,14-prostaglandin J2 prime eotaxin-induced chemotaxis on human eosinophil through peroxisome proliferator-activated receptor γ ligation. Journal Immunol 175:5744-5750 2005 2)Chihara J, Kakazu T, Higashimoto I, Saito N, Honda K, Sannohe S, Kayaba H, Urayama O : Signaling via β2 integrin prolongs eosinophil survival. J. Allergy Clin. Immunol . 106:S99-103, 2000 3)Chihara J, Yamamoto T, Kayaba H, Kakazu T, Kurachi D, Yamamoto J, Iwasa S, Iida K, Urayama O, Kobayashi Y : Degranulation of eosinophils mediated by intercellular adhesion molecule-l and its ligands is involved in adhesion molecule expression on endothelial cells-selective induction of VCAM-l. J. Allergy Clin. Immunol. 103: S452-456 , 1999 4)Chihara J, Yamamoto T, Kurachi D, Nakajima S : Soluble ICAM-l insputum of patients with bronchial asthma. Lancet 343:1108-1108,1994 5)Chihara J, Plumas J, Gruart V, Prin L, Capron A, Capron M : Characterization of a receptor for interleukin 5 on human eosinophils ; various expression and induction by granulocyte/macrophages colony-stimulating factor. J. Exp. Med. 172:1347-1351,1990 (4)主要呼吸器学会実務歴(入会、地方会、委員会委員等の実務歴を記入) 入会:昭和56年 評議員・代議員(平成4年〜現在) 肺生理委員(平成10年〜13年) 編集委員(平成12年〜14年) AII 副部会長(平成17年〜) 地方会等: 東北地方会会長 第 68 回(1999) 、第 80 回(2005)第 87 回(2008) (5)抱負(800 字以内) 日本呼吸器学会における学術部会は、呼吸器疾患の専門領域の基礎研究と臨床研究を 推進するため、学会員相互間はもとより、国内外の関連学会との相互交流を積極的には かり、その情報を収集・解釈し学会員に広く浸透させていくことが最も重要なこと考え ております。特にアレルギー・免疫・炎症部会では、喘息を含め、免疫・アレルギーが 呼吸器系において中心的な疾患となりますが、近年ご存知のとおり、その診断法や治療 法においてめざましい進歩を遂げております。しかしながら、私たちが求め続けている 最終ゴールにはまだまだ距離があるように思われます。喘息をアレルギー炎症・免疫が 原因の全身性疾患と考え、ゴールへの飛躍的な一歩を求めるならば、やはり他学会・研 究会との相互交流と情報の浸透は不可欠なものと考えております。具体的には、情報交 換を深めるためにも、他学会との共同開催学会などを新たに発足することも一つの手段 と考えております。また、研究から臨床現場への浸透ということにおいては、ガイドラ インの改訂・作成や、新たな簡便かつ有用な診断法や治療法を開発実現することも重要 な役割と考えております。 さらに、喘息をはじめとするアレルギー・免疫系慢性疾患は、私たち医療側だけでな く患者様や一般市民の方々の疾患に対する十分な理解を基盤とすることが重要です。そ のためにも、一般の方々にも判りやすい公開講座などの開催も積極的に取り組み、日本 呼吸器学会自体も今以上に一般社会により広く受け入れられる、学会であればと考えて おります。