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2.事業部門別活動報告

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2.事業部門別活動報告
2.事業部門別活動報告
(1)介護保険指定事業
①居宅介護支援事業所(ケアプラン)
後期高齢者の利用の割合が増え、認知症の進行、身体状態の低下が多く見られました。
そのため、在宅生活の継続が困難になり入所の相談が増えてきました。そして26年度10名の方
が亡くなられました。今後、軽度者を対象とした、地域支援事業の展開に伴ない、方向性をさぐ
りながらどう進めていくかが課題となります。
<居宅介護支援>
要介護
予防
計
訪問調査(件)
事業収入(千円)
ケアプラン作
成(件)
H25年
771
293
1,064
36
10,379
H26年
691
281
972
17
9,607
<H26/H25(%)>
89.6
95.9
91.4
47.2
92.6
②訪問介護事業所
26年度は登録ヘルパーさんの高齢化に伴う体力不足や家庭の事情等で関係団体を紹介した
ケースも数多くありました。そして、利用者さんの傾向としては、「総合支援を利用している障が
い者さんの高齢化にともない介護保険利用になった」、「通院介助や自費サービスといった本事
業を介護保険と合わせて使いたい」という要望が多くなってきました。
<訪問介護>
利用者数(人)
件数(件)
事業収入(千円)
H25年
686
6,648
27,579
H26年
649
5,983
22,415
<H26/H25(%)>
94.6
90.0
81.3
③通所介護事業所「喜楽庭」
今年初めにスタッフがインフルエンザにかかり、喜楽庭を閉める日がありました。利用者さんの加
齢に伴い、お亡くなりになる方、入所、ショートステイ等利用方法を変えられる方が多くみられま
した。また1月より生活相談員が病気になり、スタッフの入替えがありました。しかし見学、おため
しの方もみえられています。
<通所介護>
利用者数(人)
件数(件)
事業収入(千円)
H25年
271
2,173
18,174
H26年
218
1,840
15,440
<H26/H25(%)>
80.4
84.7
85.0
④認知症対応型通所介護事業所「喜楽庭」
26年度は月曜~土曜まで毎日来所されていた方がお2人利用出来なくなってしまいました。
お1人は認知症の進行によりご自宅での生活が困難になって入所され、もうお1人は1月から肺
炎で入院され、そのまま来られなくなってしまいました。件数は減ってしまいましたが、利用者さ
んお1人お1人に寄り添い、その方に合った対応で1日でも長くご自宅で生活し、楽しみに来所
して頂けるよう心掛けています。
<認知症対応型通所介護>
利用者数(人)
件数(件)
事業収入(千円)
H25年
116
1,275
15,005
H26年
114
1,138
12,419
<H26/H25(%)>
98.3
89.3
82.8
(2)総合支援法指定事業
①居宅介護、同行援護
26年度は、新規契約者は居宅介護で5名、同行援護で1名でした。新規契約者の全員が計画
相談事業所からの依頼でした。契約終了者は居宅介護はお亡くなりの方が2名・入所入寮が4
名・介護保険移行1名・その他が5名、同行援護は1名でした。
1月下旬に集団指導があり、制度スタートから6年程経過したことから契約書や計画書の見直しや
支援内容の再確認がありました。
同行援護のヘルパーも高齢化で退職する者が多いため、若いヘルパーを獲得します。
<居宅介護>
利用者数(人)
件数(件)
事業収入(千円)
<同行援護>
利用者数(人)
件数(件)
事業収入(千円)
H25年
205
1,751
7,262
H25年
311
1,458
9,780
H26年
177
1,606
6,025
H26年
291
1,315
9,035
<H26/H25(%)>
86.3
91.7
83.0
<H26/H25(%)>
93.6
90.2
92.4
②生活介護(喜楽園成人部)
26年4月よりスタッフの人事異動があり、新人の男性スタッフ2名が入りました。だいぶ慣れてきて
コミュニケーションが上手に取れるようになってきました。
4月と8月に利用者さんが相次いで病気で亡くなり悲しい思いもありましたが、2年ぶりに復帰した
利用者さんや新規の方も増えて17名となりました。
3年前から音楽療法の先生の指導を受けて練習してきた成果を発表するために、8月にグランシ
ップで開かれる”みんなの音楽会交流コンサート”に参加したり、グループ外出やレクリエーショ
ンを増やし、一層社会参加活動などを行いメリハリのある活動をしています。
<生活介護>
利用者数(人)
件数(件)
事業収入(千円)
H25年
202
2,201
21,760
H26年
195
2,112
21,612
<H26/H25(%)>
96.5
96.0
99.3
(3)地域支援事業
①移動支援(地域生活支援)
26年度の新規契約者は8名でした。契約終了者はお亡くなりの方が1名、入所2名、その他2名
でした。また、今まで利用していない移動支援を利用したいと言う方が多くなりそうです。
<移動支援>
利用者数(人)
件数(件)
事業収入(千円)
H25年
342
943
7,230
H26年
353
857
7,860
<H26/H25(%)>
103.2
90.9
108.7
(4)児童福祉法
①放課後等デイサービス・児童発達支援
(喜楽園児童部 知的障害児対応)
26年度はスタッフが新体制になり5月には新設した「通園施設・くすくす」にて重症心身障害児と
一緒の施設で過ごす事になりました。どの児童も少しずつ慣れて落ち着いてきました。
1日の利用人数も定員一杯になり、とても賑やかくなりました。計画相談も始まりましたが相談支
援事業所が足りずにまだ契約出来ず、セルフプランをする方が出てきました。27年度誕生日前
までには全員が計画相談支援をする予定です。
現在は親御さんと個別面談が始まり、モニタリングをして来年度の目標について話し合っていま
す。
<放課後等デイサービス(児童部知的)>
利用者数(人)
件数(件)
<児童発達支援(児童部知的)>
利用者数(人)
件数(件)
事業収入(千円)※放課後等デイ含む
H25年
721
3,007
H25年
56
296
25,237
H26年
700
2,975
H26年
46
382
36,779
<H26/H25(%)>
97.1
98.9
<H26/H25(%)>
82.1
129.1
145.7
②放課後等デイサービス・児童発達支援
(重症心身障害児対応)
重症心身障害児対応型のデイサービスが始まって2年がたち「くすくす」という木のぬくもりや暖
かい陽射しが入る環境で子ども達は過ごしています。制度外のわんぱくタイムケアやライフサポ
ート事業を併用し、柔軟に対応する事で利用するご家族、特に兄弟の用事、行事などをスムー
ズにこなす事が出来るとのことで感謝の言葉を頂いています。
ただ、利用希望者も多くなり、日数を調整し個々に相談しながら、出来る限りニーズに応えたい
と思います。障害も重複化しているので、情報を共有し子どもの状況を把握して安全に楽しく過
ごしています。
<放課後等デイサービス(重心)>
利用者数(人)
件数(件)
<児童発達支援(重心)>
利用者数(人)
件数(件)
事業収入(千円)※放課後等デイ含む
H25年
159
768
H25年
30
151
17,983
H26年
201
803
H26年
25
278
22,016
<H26/H25(%)>
126.4
104.6
<H26/H25(%)>
83.3
184.1
122.4
( 5 ) 本事業(助け合い事業)
①「いきいきリフォーム」
今年度は全体の仕事としては「つばさ静岡」の清掃及び吸引ビン、ワックス掛け等が中心となり
ました。また、庭木の手入れ・手摺の取付・家具の移動等の高齢者世帯の依頼がありました。年
末には大掃除の依頼も何件かあり、ワックス掛け等行いました。
<リフォーム>
清掃部門
工事部門
事業収入(千円)
件数(件)
H25年
156
20
13,374
H26年
142
14
13,177
<H26/H25(%)>
91.0
70.0
98.5
②家事支援・介護全般訪問
26年度は本事業の担当が替わりました。今年度大幅に利用者が減った理由はベビーシッター
派遣です。お子さんの年齢が上がり利用されなくなった方や、緊サポ・虹いろの利用に変えられ
た方が多くみられました。
27年度は会員数の増加、「かけつけ隊」との連携を図りたいと思います。
<家事支援・介護全般訪問>
利用者数(人)
件数(件)
事業収入(千円)
H25年
1,093
4,419
21,075
H26年
785
3,255
14,961
<H26/H25(%)>
71.8
73.7
71.0
③託児ルーム「エンジェルハウス」(0歳~12歳対応の託児ルーム)
月決めは、1月から3月まで2ヶ月間のみの待機児童が4名増え、年度末はとても賑やかに過ご
しました。一時預かりでは、安東幼保園児の利用が多くみられました。理由は、兄弟の用事、
母親の通院、または病気の治療、出産後の入院等でした。また、急な用事で、2、3日前の連
絡もありましたが、すぐに対応するようにしました。また、2、3月の利用希望の方の中にはどこ
の託児所にも断られてしまったと話があり、エンジェルではすぐに受け入れてくれてとても助か
ったという方が数名いました。
1年を通して人数の変動はありますが、明日急に子どもを預けたいという依頼や、1ヶ月間のみ
の利用など本当に困っている方のため、改めてこうした託児ルームの必要性を感じました。来
年度は困っている家庭に、エンジェルハウスの良さを知って頂く広報活動に力を入れていきた
いと思います。
<エンジェルハウス>
月決め保育
一時預かり
計
月決め保育
件数(件)
一時預かり
計
事業収入(千円)
利用者(人)
H25年
55
83
138
848
210
1,058
2,155
H26年
55
97
152
832
285
1,117
2,721
<H26/H25(%)>
100.0
116.9
110.1
98.1
135.7
105.6
126.3
④「わんぱくタイムケア」サービス(児童部利用者の制度枠外サービス)
児童福祉法の枠外の時間にご家庭の事情で急な対応のできるわんぱくタイムケアは喜ばれて
います。
<わんぱくタイムケア>
利用者数(人)
件数(件)
事業収入(千円)
H25年
150
240
273
H26年
105
188
235
<H26/H25(%)>
70.0
78.3
86.1
(6)委託事業
①静岡市緊急サポートセンター事業
(静岡市子ども未来局子ども未来部子ども未来課)
緊急サポートセンターの登録者は1,414名となりました。26年度おねがい会員169名、まかせて
会員14名の登録がありました。依頼も年間を通して毎月一定の利用(病児預かり件数305件)
がありました。
27年度は支援スタッフ研修会を初めて年2回(24h×2)に増やします。また、各区での出張登録
会を引き続き行う予定です。また、浜松で開催されるふじさんっこ応援フェスタに参加する予定
です。これから更に病児・病後児保育室虹いろ、ファミリーサポートセンターなど関連機関と連
携しながら病児保育、子育て支援の活動に力を入れていきたいと思います。
<緊急サポートセンター>
おねがい会員(人)
まかせて会員(人)
計(人)
件数(人)
委託事業収入(千円)
H25年
1,041
190
1,231
534
9,366
H26年
1,210
204
1,414
336
9,720
<H26/H25(%)>
116.2
107.4
114.9
62.9
103.8
②静岡市清水病時・病後児保育室「虹いろ」
(静岡市子ども未来局子ども未来部保育課)
昨年開所して1年半が経ちました。26年度では、初めて春から夏に流行する感染症を経験し、
冬季の利用が多い予想に反して、5月・7月の利用数が多いことに驚きました。入園・進級して
落ち着いた頃や暑い気温・プール開きに伴い、風邪や夏風邪を引くお子さんが多い様子でし
た。また、冬になりRSウイルスやインフルエンザの流行がありました。加えて今年度は市外・県
外の視察・見学が多く、病児・病後児保育室の必要性が高いことを感じることができました。
来年度も継続して落ち着いた雰囲気での看護・保育を心がけるとともに、多くの方に虹いろを
知ってもらえるよう、保育園でのチラシ配布やブログ・虹いろ掲示板などで日々の様子を知っ
てもらう広報活動を行っていきたいと思います。
<虹いろ>
利用者(人)
件数(人)
委託事業収入(千円)
H25年
(下期)
67
99
4,700
H26年
128
232
9,396
③福祉・介護分野就業支援事業(静岡県産業部就業支援局)
さまざまな福祉分野で活躍されている方の講座と現場で働いている方のようすに触れて頂き、
福祉職の果す意義や役割、自身の働きがいに繫がる仕事であることをお伝えしながら、福祉
職への就労意欲が喚起されるよう進めてきました。H26年7月17日~H27年2月10日、県内3
地区、22回開催し、9:20~16:00の時間帯で行い448名が参加されました。参加者は熱心
に受講され、朝の顔よりもました晴れやかなお顔で帰られました。受講後も、お電話等で
の相談・見学や、専門機関等との連携しての相談対応等の就労支援を行いました。
追跡アンケート(回収率47%)の結果、就職した方は38人(27%)と一定の成果がうかがえました。
<福祉介護分野就業セミナー>
参加者(人)
就職率(%)
委託事業収入(千円)
H25年
556
31
7,984
H26年
448
28
8,117
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