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再開 午後 1時20分 議長(小笠原宏昌君) 休憩を閉じて会議を開きます。
再開 ○議長(小笠原宏昌君) 午後 1時20分 休憩を閉じて会議を開きます。 ──────────────────────────────────────── ◎議案第69号∼議案第71号の質疑、採決 ○議長(小笠原宏昌君) 次に、日程第6 会計補正予算(第2号)から、議案第71号 議案第69号 平成2 3年度菊川市国民健康保険特別 平成23年度菊川市下水道事業特別会計補正予算 第2号までの3件を一括議題とします。 本件については質疑の通告がありません。質疑を終わります。 お諮りします。委員会付託及び討論を省略し、直ちに採決することに御異議ございません か。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小笠原宏昌君) 最初に、議案第69号 異議なしと認め採決します。 平成2 3年度菊川市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)は原案 のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。 〔賛成者起立〕 ○議長(小笠原宏昌君) 次に、議案第7 0号 起立全員。よって、議案第69 号は原案のとおり可決しました。 平成23年度菊川市介護保険特別会計補正予算(第2号)は原案のとお り決定することに賛成の方の起立を求めます。 〔賛成者起立〕 ○議長(小笠原宏昌君) 次に、議案第7 1号 起立全員。よって、議案第70 号は原案のとおり可決しました。 平成23年度菊川市下水道事業特別会計補正予算(第2号)は原案のと おり決定することに賛成の方の起立を求めます。 〔賛成者起立〕 ○議長(小笠原宏昌君) 起立全員。よって、議案第71 号は原案のとおり可決しました。 ──────────────────────────────────────── ◎議案第72号の質疑、採決 ○議長(小笠原宏昌君) 次に、日程第7 議案第72号 平成2 3年度菊川市病院事業会計補正 予算第1号を議題とします。 本件については質疑の通告がありますので、これを許します。16番 ○16番(岩科鉄次君) 岩科鉄次議員。 わかりきったようなことですが、細部について説明を求めます。24、 2 5、26年と3年間の債務負担を家庭医療センターはするわけですが、その業務の委託の内容、 額について説明をいただきたいと思います。 それから、院内の保育園、保育所の運営業務委託も来年やるわけですけれども、この内容 についてもお聞かせいただきたい。 以上、2点です。 ○議長(小笠原宏昌君) 岩科議員の質疑が終わりました。答弁を求めます。松下病院総務課 長。 ○市立病院総務課長(松下貴浩君) 病院総務課長でございます。岩科議員の質問についてお 答えいたします。 最初に、家庭医療センターの債務負担行為の内容でありますが、医事外来ブロック受付家 庭医療センターの中の家庭医療センターの部分についてお答えいたします。 家庭医療センターは、現在2名の派遣職員を配置し、受付会計や電話応対等に当たってお ります。来年度以降も2名の配置を予定しており、それに係る人件費を債務負担として上げ させていただきました。休暇時の補完や将来の患者数増を考慮し、本院の外来受付ブロック を委託する業者に一括して請け負わせるものであります。 で、この3年間の限度額は2億7 , 000 万円であります。 続きまして、保育所運営業務についての質問にお答えいたします。 院内保育所運営業務につきましては、まず入所できることができる対象児は、交代勤務の ある女性職員の子供で、0歳から3歳までの者になっています。 定員は15名で、2 0名まで入所することができる施設です。 それに係る保育士と調理師の人件費等を債務負担として計上したものであります。 以上で岩科議員に対する質問の回答とさせていただきます。 ○議長(小笠原宏昌君) 答弁が終わりました。岩科議員、再質疑ありますか。岩科議員。 ○16番(岩科鉄次君) 家庭医の業務委託、もう少しその仕事の内容を、2名の派遣職員と いうその人件費ということだけど、これは総額2億7, 0 00 万円でしょう。 ○議長(小笠原宏昌君) 詳細の説明を求めます。 ○16番(岩科鉄次君) それともう一つ、保育所の場合も20名で、これは2 0名で足りるのか、 それとも場合によれば定員をもっと増やすような必要性が出てくるのか。その辺をお聞かせ いただきたい。 ○議長(小笠原宏昌君) 答弁を求めます。総務課長。 ○市立病院総務課長(松下貴浩君) 病院総務課長です。先ほどの説明の中で、患者さんの、 家庭医療センターのほうでありますけれども、患者さんの受付、それから会計、それから外 部からの電話の応対等の業務を委託するものであります。 それから、保育所のほうにつきましては、定員が1 5名で、施設の許容範囲、限界が20名と いうことで、今現在は12名でありますので、昨年は少し20名まで入ってしまったことがあり ますけれども、今現在は足りると考えております。 以上です。 ○議長(小笠原宏昌君) 確認ですが、今、岩科議員が聞かれているのは、病院の2億7,0 00万 円について2名という数字が、一度言われたもんですから、2名で2億7, 00 0万円というふう な受け取り方になったんで。実際もっといると思うんで、人数ももっと言ってください。 ○市立病院総務課長(松下貴浩君) 病院の本院のほうに30名ほどおりますので、それプラス 家庭医療センターの2名を合わせて一括で業務請負をしていただくような形で3年間で2億 7 , 00 0万円でございます。 以上。 ○議長(小笠原宏昌君) 補足の説明を、野賀病院部長。 ○市立病院事務部長兼医事課長(野賀 済君) 病院事務部長です。ただいまの質問でありま すけれども、本院と、本院の外来ブロック総合カウンター、あそこの部分のところを約3 0名、 それと家庭医療の2名を足して33 名で委託を2億7, 000万円で3年間というようなことで、今 度契約を結ばせてもらいたいというこの案であります。 ○16番(岩科鉄次君) 本院が入ってるからね。 ○市立病院事務部長兼医事課長(野賀 済君) あかっちクリニックのほうの医事会計と、そ の受付のところに2名というので、本院のほうに30名ということでやらせてもらいたいと思 います。 ○議長(小笠原宏昌君) 答弁終わりました。再々質疑、岩科議員。 ○16番(岩科鉄次君) わかったが、それじゃあ議長に注意されるかもしれんが、家庭医療 センターは1年間運営すると、お金が全部で、派遣だけじゃなくて、全部でどのくらいかか るのか。 ○議長(小笠原宏昌君) 大変切ないです。困るな。 ○16番(岩科鉄次君) わかるなら。 ○議長(小笠原宏昌君) わからなければ結構です。 ○市立病院事務部長兼医事課長(野賀 済君) ちょっと正確な数字は、今つかんでおりませ ん。申しわけありません。 以上です。 ○議長(小笠原宏昌君) 1 6番 岩科議員の質疑を終わります。 以上で通告による質疑を終わります。 関連質疑はありませんか。 〔発言する者なし〕 ○議長(小笠原宏昌君) 質疑なしと認め、質疑を終わります。 お諮りします。委員会付託及び討論を省略し、直ちに採決することに御異議ございません か。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小笠原宏昌君) 異議なしと認め採決します。議案第7 2号 平成2 3年度菊川市病院事 業会計補正予算(第1号)は原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。 〔賛成者起立〕 ○議長(小笠原宏昌君) 起立全員。よって、議案第72 号は原案のとおり可決しました。 ──────────────────────────────────────── ◎議案第73号の質疑、採決 ○議長(小笠原宏昌君) 次に、日程第8 議案第73号 平成2 3年度菊川市水道事業会計補正 予算(第1号)を議題とします。 本件については質疑の通告がありません。質疑を終わります。 お諮りします。委員会付託及び討論を省略し、直ちに採決することに御異議ございません か。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小笠原宏昌君) 議案第73号 異議なしと認め採決します。 平成2 3年度菊川市水道事業会計補正予算(第1号)は原案のとおり決定する ことに賛成の方の起立を求めます。 〔賛成者起立〕 ○議長(小笠原宏昌君) 起立全員。よって、議案第73 号は原案のとおり可決しました。 ──────────────────────────────────────── ◎議案第74号の質疑、採決 ○議長(小笠原宏昌君) 次に、日程第9 議案第74号 中東遠地域5消防本部消防通信指令 事務協議会の設置についてを議題とします。 本件については質疑の通告がありますので、これを許します。11番 ○11番(岡本徳夫君) 岡本徳夫議員。 それでは、この7 4号の議案について質問をさせていただきます。 2点ほど主なことは質問があります。 1番目は、協議会の事務所が第5条で決定をされております。磐田市の福田支所でありま す。海抜が2メートル、海岸から2キロのところにあるというところですけれども、その場 所は3月11日以前に決定をされているものでありますけれども、この3月1 1日の東日本大震 災を踏まえて、その教訓がどのように反映されているのか、説明をいただきたいと思います。 私もこの問題は第3回の定例会で一般質問でも質問をさせていただいております。 2点目は、第7条でこの協議会の会長と副会長が、磐田市と掛川市の消防長となっており ますけれども、菊川、掛川、御前崎が一部事務組合、東遠地区消防組合を組織するというこ とが確認されている今、問題はないのかという2点であります。 ○議長(小笠原宏昌君) 岡本議員の質疑が終わりました。答弁を求めます。鈴木消防企画課 長。 ○消防企画課長(鈴木寿美君) 消防企画課長でございます。岡本議員の御質問にお答えいた します。 最初に、第5条の協議会の事務所についてでございます。東日本大震災を踏まえ、その教 訓がどのように反映されているかという御質問でございますが、消防指令センターの運用に つきましては、中東遠地域5市1町での共同事業でありまして、東日本大震災を教訓とした 対策を講ずるということにつきましては、関係市町の共通の課題として認識しております。 菊川市といたしましては、教訓を反映するため、国の方針を踏まえ必要な安全対策を講じ ていくという5市1町で合意されました考え方がございますので、事務所の運営につきまし ても関係市町と十分に協議しながら進めていきたいと考えております。 この事務協議会が設置されました後も、関係市町の首長並びに議会議長で組織しておりま す推進協議会を継続し、必要な事項を協議していくことが決議されておりますので、よろし くお願いいたします。 次に、第7条の会長、副会長についてでございます。 現在、菊川市、掛川市、御前崎市の3市で広域化について検討している事項との整合性に 問題がないかという御質問でございますが、広域化にかかる検討会の経過につきまして、先 の全員協議会でも中間報告をさせていただきましたが、検討会での協議内容をもとにしまし て、今後予定されております任意協議会で協議され、広域化に必要な手続きに進み、内容が 決定されてまいりますので、現状としては記載のとおりでございますが、今後、必要に応じ まして規約の見直しを行ってまいりたいと思っております。 以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(小笠原宏昌君) ○11番(岡本徳夫君) 答弁が終わりました。岡本議員、再質疑ありますか。岡本議員。 今、担当者から答弁いただきましたけれども、その答弁は私が第 3回の一般質問で質問したとき答えた内容と何ら進展はしておりません。 私が問題にしているのは、この場所が3月11日以前に決定をされたということであります。 私もその当時は、免震構造の建物ということでいいだろうという考えを持っていたんですけ れども、一般質問のときも紹介をしましたけれども、消防の通信業務に詳しい市民の人から、 3月11日以前にここに事務所を建設するということを話をしたときに、一般の人から、「そ こは津波について考えると、とても適地ではない」という強い指摘を受けた場所であります。 そして、3月11日に私は東北の津波の状況を、テレビの映像を見ていまして、とてもこの地 域の通信指令を設置する場所が、この場所が適地だとは私自身も思わなくなりました。海抜 2メートルで海岸から2キロ、そして最も防災について心を砕かなければならない消防署の 皆さんが、何ら大きな現象を教訓にせずに、一度前に決めたことだからといって前へ進むと いうことは、私は理解できません。 吉田町は、町独自で大学の先生にお願いをして、どういう津波が来るかということを調査 していただいて、その結果が大体吉田町では8.6 メートルと前後の津波が来るだろう、そして 奥行きは3キロくらいまで来るだろうということが公になっております。そして、各地域で 説明会がなされております。ここが海抜2メートルで海岸から2キロ、私たちが問題提起し ている浜岡の原発でさえ、初めは前に1 0メートルの砂丘がある。 ○議長(小笠原宏昌君) 岡本議員、質疑に入ってください。 ○11番(岡本徳夫君) 大丈夫だと言われていたんですけど、中電さんも津波のことを考え て1 8メートルの防波壁を、今、建設してくれております。そういうことを考えると、とても ここが適地だとは思わないし、消防署自体がどういう具体的な施策をもってここが安全だと いうようなサインをしているかというと、何らしてはおりません、今、答弁聞いても。スズ キ自動車でさえ、民間の一企業が工場を操業していても浜北のほうに場所を移転する、そう いう状況です。最も防災に神経を使わなければならない消防署の皆さんが、1回決められた ことだからといってやるということは、僕は問題がある。大丈夫なんですか、津波。 ○議長(小笠原宏昌君) 答弁を求めます。鈴木消防企画課長。 ○消防企画課長(鈴木寿美君) 消防企画課長でございます。今、岡本議員からの御質問でご ざいますが、共同運用というものは、先ほども答弁させていただきましたように、5市1町 の間で協議をされました内容に基づきまして事業を進めているということでございます。そ ういった意味では、5市1町の間の信頼と協力、そういったものを求めながら成り立ってい くという事業であると思っております。 それで、福田支所の安全対策ということでございますが、安全対策が示されないというこ とから事務所を設置すべきではないという御意見かと思いますが、福田支所、そういった御 意見につきまして考えますと、福田支所全体の安全性が保たれていないというようなことに もつながってまいります。福田支所の全体の安全対策につきましては、磐田市としての方針 として進めることになると考えますが、消防指令センターについての対策につきましては、 非常用発電設備の津波対策について、関係市の協議により、今後第4次被害想定が示された 後に対策を講じていくということで協議がされております。そういったことで、消防としま しても、それを踏まえて協議を重ね対策を講じてまいりたいというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(小笠原宏昌君) 答弁が終わりました。岡本議員、再々質疑ありますか。岡本議員。 ○11番(岡本徳夫君) 今、そういう答弁でしたけれども、あえて言いませんけれども、自 分のお金を使うときに、明らかにだめになるというところに使いますか。やっぱり、公金で も自分のお金を使うんだ、無駄にしない、そういう考え方で予算を使っていただかなければ ならないと思います。 今、課長さん言っていただきましたけれども、何も私の質問に対して答えにはなっており ません。私は、5市で共同してやることには何ら反対する人間ではありません。事務所をつ くる場所が問題があると指摘しているんです。この5市の中で、どこでもこの海抜2メート ル、海岸から2キロ、どこ行ってもそれなら私はしょうがないねと言います。しかし、周辺 見ても津波に、ちょっと移動すれば津波のことを考えなくても大丈夫なところが幾らでもあ ります。 最後に聞きます。この福田支所を使用させてもらうんですけれども、使用料は1年幾ら払 うんですか。 ○議長(小笠原宏昌君) 答弁を求めます。鈴木消防企画課長。 ○消防企画課長(鈴木寿美君) 消防企画課長でございます。使用料につきまいては、5市 1町で負担割合に基づきまして支払うということになってございますが、全体として磐田市 の借地に関する規定に基づきまして支払うということになってございますが、減免措置等が ございますので、それを考慮しまして約50 0万円程度の使用料になるかと考えております。正 確な数字を、今、持ち合わせておりませんので申しわけありませんが、よろしくお願いしま す。 それに対しまして、菊川市としては約1割程度の負担になるというふうに考えております。 ○議長(小笠原宏昌君) 以上で終わりです。 〔「終わりだよね」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小笠原宏昌君) 終わりです。また消防のほうに行って、消防署のほうでまた話をし てください。 11 番 岡本議員の質疑を終わります。 以上で通告による質疑を終わります。 関連質疑はありませんか。 〔発言する者なし〕 ○議長(小笠原宏昌君) 質疑なしと認め、質疑を終わります。 お諮りします。委員会付託及び討論を省略し、直ちに採決することに御異議ございません か。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小笠原宏昌君) 異議なしと認め採決します。議案第7 4号 中東遠地域5消防本部消 防通信指令事務協議会の設置については、原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求 めます。 〔賛成者起立〕 ○議長(小笠原宏昌君) 起立多数。よって、議案第74 号は原案のとおり可決しました。 ──────────────────────────────────────── ◎議案第75号の質疑、採決 ○議長(小笠原宏昌君) 次に、日程第10 議案第75号 和解及び損害賠償の額を定めること についてを議題とします。 本件については質疑の通告がありますのでこれを許します。 最初に、4番 伊藤芳男議員の質疑を許します。伊藤議員。 ○4番(伊藤芳男君) 簡単にやらせていただきたいと思います。よくこぼれたミルクを嘆い ても仕方がないということをいわれますけれども、私自身も全くそのとおりで考えておりま す。 私は、このリスクマネージメントといいますか、こちらの角度からちょっと御質問させて いただきたいんですけれども、結果的に業務エラーといいますか、これからこういった損害 が発生したということで考えますと、やはりそこに管理監督責任というんですか、こういっ たものもやはりついて回るんではないかと、そのように考えておりますので、その点の心構 え、覚悟、その辺がどうなっているのか、それをお聞かせいただきたいと思っております。 別の言い方しますと、要は泣いて馬謖を切るといいますか、そういった形があるのかどうか。 それと、やはりこういった事例といいますか、一つのエラーが出ますと、やはりほかは大 丈夫かなと、こういった心配がやはり走るんです。ハインリッヒの法則という代表的なリス クマネージメントの考え方があると思うんですけども、1対2 9対300 です。一つの大きな重大 事故には、2 9の軽傷といいますか、軽い事故があって、それで300のヒヤリ・ハットがあると、 こういったことを考えますと、やはりその辺が非常に心配になるんだということで、今、リ スクマネージメントの面からどうだと。 それと、やはりもう一つは、今、人事評価制度を既に導入して1年経過しているわけです。 片や、また税務課においては徴収率を上げましょうとか、滞納している方に分割して納めて いただこうと、非常に爪で拾うような御苦労をされているわけです。で、結果的に、片や正 にいう爪で拾って箕でこぼすという、それに近い大変厳しい言い方もしれませんけれども、 そういった状況を考えますと、やはりその何らかの、泣いて馬謖を切るのか切らないのかわ かりませんけれども、そういった責任といいますか、責任の所在が問われるんではないかと、 その辺をお聞かせいただきたいと思います。細かな点については、また内田議員のほうも質 問をさせているようですので、それはそちらに譲りますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(小笠原宏昌君) 伊藤議員の質疑が終わりました。答弁を求めます。 最初に、高岡生活環境部長。 ○生活環境部長(高岡正和君) 生活環境部長です。伊藤芳男議員の御質問にお答えいたしま す。 まず、今回浄化槽設置届の受付業務及び浄化槽設置費補助金交付業務の適正な実施につい て不行き届きの点があり、誠に申し訳ございませんでした。更に非違事項が生じたことにつ いて申請者の方はもちろんのこと、市民の皆様に御迷惑をおかけしましたことについても、 改めて深くお詫び申し上げます。市民から信頼される行政運営を行っていく上でしっかりと 全職員が対応しなければならないと市長から指示がありました。私からは、職員に対し管理 体制の徹底を心がけ、担当業務の事務の流れを再確認すること。また、係や課を掌握する管 理監督者に対し、いま一度、管理監督の徹底を指導し、このような事案が二度と起こらない ように指示をしたところでございます。今後、二度とこのようなことが起こらないように努 めてまいる所存でございます。 以上でございます。 ○議長(小笠原宏昌君) ○総務企画部長(伊藤 続いて、伊藤総務企画部長。 茂君) 総務企画部長です。それでは、私のほうから伊藤議員の御質 問にお答えさせていただきます。 このたびの下水道事業区域への浄化槽誤設置事件に関しまして、事案の判明直後から内部 規定に基づき所属部長から任命権者に対しまして速やかな報告を行うとともに、申請者の方 にも誠意を持った対応に努めてまいりました。 また同時に、今回の事件につきましては、下水道室との事務の連携を図り、浄化槽関係書 類の受付時のチェック項目を追加するなど、再発防止策も講じてまいったところでございま す。 なお、本事案に関係する職員の懲戒処分等の取扱いにつきましては、審査委員会を開催し 審議しているところでございます。 今回、不適切な業務の運営により申請者の方に対しまして損害を与え、市としての信用を 失墜させてしまったことにつきまして、市民の皆様方に深くお詫び申し上げますとともに、 本業務における再発防止はもちろんのこと、すべての業務運営に関しまして適切に業務を遂 行するよう改めて管理職を初め全職員に注意を促し、今後、このようなことを起こさぬよう 努めてまいりたいというふうに考えております。 なお、私どもが襟を正して業務に当たることで市民の理解をいただきたいと、このように 考えておりますので、よろしく御理解をいただきたいと思います。 以上であります。 ○議長(小笠原宏昌君) ○4番(伊藤芳男君) 答弁が終わりました。伊藤議員、再質疑ありますか。 終わります。ありがとうございました。 ○議長(小笠原宏昌君) 続いて、2番 ○2番(内田 4番 伊藤議員の質疑を終わります。 内田隆議員の質疑を許します。内田議員。 隆君) それでは、今、伊藤議員が質問されたものに足されるような質問にな りますけど、言われたとおりに、起きたものについて直接どうのこうのということじゃない んですが、やはりこの事件と、あとこういう形で乗ってこないんですけど、合わせますと約 4 0 0万円ぐらいのお金が消えたということの事実はあると思います。やはり、先ほど言われた ように、非常にお金のないときでありますし、本当に爪で拾ってというような状況の中でこ ういうことが起きないためにどうしたらいいかということがやはり一番大事なことだと思い ますので、今回の事件とかこのことについて、まず庁舎内でどんな組織の中でどんなふうに 検証がなされて、最終的にはどうなったのか、私は今回の、この事件だけの話じゃなくて、 具体的にはやはり決裁があるのにもかかわらず決裁がある程度形骸化しているじゃないかと か、そういうものがやっぱり具体的に上がって来ないと、これから気をつけます、気をつけ ますといっても、なかなかそこは難しいと思いますので、その辺がどんなふうにされたのか をまずお答え願いたいと思います。 ○議長(小笠原宏昌君) 内田議員の質疑が終わりました。答弁を求めます。五島環境推進課 長。 ○環境推進課長(五島将行君) 環境推進課長でございます。内田議員の御質問にお答えいた します。 今回の事案につきましては、事案判明後、直ちにこうした事例を全庁的に再発防止するた めに、部長会におきまして実態を報告したところでございます。 その後、市長、副市長への随時の報告はもちろんのこと、事例の進捗の節目ごとに部長職 で構成しております政策会議へ経過報告をしたところでございます。市長からは、「市民の 行政不信につながる大きな問題だと思っている。担当する部、課に対してこうした具体例を 話し、再発防止に努めるように」という指示をいただいたところでございます。 次に、再発防止策といたしましては、今回の事例は当課だけで判断しなければならないも のでありましたが、今後は下水道事業認可区域外での浄化槽設置であるかないかの判断を、 下水道室へ照会する流れに、事務上、抜本的に改めたところでございます。 また、届け出書類の不備点検の目的で、環境推進課が従来から使用してきました関係書類 提出時の確認シートの最上段に、交付条件の項目を追加いたしまして、環境推進課の受付業 務の要件に位置づけたところでございます。 以上であります。 ○議長(小笠原宏昌君) ○2番(内田 隆君) 答弁が終わりました。内田議員、再質疑ありますか。内田議員。 私は、今言ったように、今回の事件、環境推進室だけの話じゃなくて、 要は、例えば決裁をうっている人たちが本当に自分が最終決裁者なんだとか、そういう今回 決裁を打った人たちの中にはどんな言い分があったのかとか、最初に起案した人についても、 やはりどんな言い分があったのかということを聞いていただいて、特に心配するのは、せっ かく決裁をつくっているのに、これが形骸化されていて、ただ判こを打つだけというような ものがあれば、これからほかのところでも起きる可能性がある。例えば、起案者にしてみて も、大分人数が減ってきて、要するに職員数が減ってきていいますので、なかなか勉強する 機会がなくて、少しわからなくてどんどん仕事をしているとか、そういう物事の根本のとこ ろをやはり触ってあげないと、なかなかこういう問題が再発されないという保障にはなって いかないと思うんです。ですから、今言ったように、政策会議で何を話されたのか僕はわか らないですけど、そういうところで具体的に何を指示をして、これからどういうふうにする のかというのは、やはりそこのところまで踏み込んだ議論をしていかないと、先ほど言った ように今回の案件は下水だけなんですけど、もう1個、公園の問題もありましたので、そこ のところをどの程度真剣になってやられたのかということをもう一度お聞かせ願いたいと思 います。 ○議長(小笠原宏昌君) ○総務企画部長(伊藤 答弁を求めます。伊藤総務企画部長。 茂君) 総務企画部長です。この事件が発生して、組織としましては、 きちんとやはり情報を収集し、管理職におきましては適切な命令と指示を与えるということ をきちんと今後対応しようというふうに話をしておりますし、また、こういった不適切な業 務運営をなくすための、今まで私どもが持っております業務のマニュアル、それから異動時 に作成をいたします事務の引き継ぎ、こうったものの再点検、こういったものもきちんと見 直しを掛け、新たな認識を持って参考としていくというふうに指示をしてあります。 また、今回の事件の中で特に話し合いをしました内容につきましては、業務手順の作成と 確認、それから議員から御指摘がありました決裁の流れの遵守、それからもう一つは、きち んと先ほど申しましたような報告と連絡と相談、そういったものをきちんとしていくという ことの中で具体的な指示をして、今後の再発防止に取り組んだところであります。 以上であります。 ○議長(小笠原宏昌君) ○2番(内田 隆君) 再々質疑はありますか。内田議員。 何か具体的にはほとんど見えてこないという感じで、僕は先ほど言っ たように、最初に起案した人にも言い分がある分があると思うんです。なぜこうなっちゃっ たのかというの。で、やはりそれを受けて決裁をした人たちにも、やはり非常に決裁量が多 かったとかいろんな意見はあると思うんです。そういうところの部分をやはり解決してあげ ないと、今言ったような問題はやはり出てくる可能性がある。 もう一つは、忙し過ぎるのかわからないですけど、中のコミュニケーションがどの程度と れているのかという話にもやっぱり相談しにくい状況にあるとか、やはりそういういろんな 細かいところに踏み込んだ中でのやはり具体的な指示をしてあげないと、なかなかこれは絶 対出てこないという話にはならないと思いますし、これ直接関係ないわけなんですけど、や はり人事の関係で初めていくところで仕事をする人もいて、それでなかなか聞く雰囲気にな いとか、そういう話があったり、やはりこれは別のところから聞いたんですけど、やはり事 業端のところへ行ったんですけど、構図とかそういものの見方もわからなくてというような 話も聞いたことありますので、やはりエラーが出たときに、その原因についてやはりもう少 し丁寧な聞き方をして、その人が困らないような体制をつくって上げるということについて は、やはりもう少し突っ込んだ話が必要だと思いますけど、いかがですか。 ○議長(小笠原宏昌君) ○総務企画部長(伊藤 答弁を求めます。伊藤総務企画部長。 茂君) 総務企画部長です。確かにおっしゃるとおりだと思います。 今回につきましても、担当者の事情聴取等については、担当課のほうできちんと行っており ます。 職員へ新しく事務を担当する職員への配慮ということにつきましては、当然その配慮も必 要でありますし、私ども組織としましては、現在課長の下に主幹係長、それから主任主査と いう制度を設けております。特にこの主任主査には、仕事の面もそうですけども、そういっ たいろいろな業務を行う上での相談、こういったものについては、特にこの主任主査にはそ ういったことの相談を受けてもらうことに対する期待をしております。今後もそういった主 任主査、あるいは係長、そういった監督者にある立場の職員をもう一度きちんと対応につい て指示をして、再発防止に今後努めてまいりたいというふうに考えております。 以上であります。 ○議長(小笠原宏昌君) 2番 内田議員の質疑を終わります。 以上で通告による質疑を終わります。関連質疑はありませんか。1 6番 ○16番(岩科鉄次君) 岩科鉄次議員。 急ですが、代表監査委員の方がお見えなので、代表監査委員の方に この問題についての見解と御意見がありましたら、お聞かせいただきたい。 ○議長(小笠原宏昌君) この件については、執行部側の事案でありますので、代表監査委員 に質問するというのは、ちょっと適当ではないというふうに判断をさせていただきたいと思 いますので、御理解いただきたいと思います。16 番 ○16番(岩科鉄次君) 岩科鉄次議員。 そんなことはないと思いますよ。監査委員、議会選出の監査委員は 質問をしているわけですけれども、これは質問しにくかったと思うんですけれども、代表監 査委員の方は行政事務全体について常に監視・監査をするというのが役割ですので、ただ細 かいことについてどうこうという質問じゃなくて、この問題について行政側は関係者の処分 も検討したいという段階に来ているわけですから、一般的な監査委員としての見解、御意見 があればお聞かせいただきたいと、そういうふうに思います。 ○議長(小笠原宏昌君) それでは答弁いただきたいと思います。代表監査委員。 ○代表監査委員(太田原浩君) 私のほうからこの事案について、私としては大変残念な事件 だと思っております。先ほど伊藤監査委員のほうからも、爪で拾って箕でこぼすような事案 だと、大変残念だと、こういうことでありまして、私もこの事案を見たときに、本当に残念 だと、内容を聞きますと、3回についてそれぞれチェックする間があったわけですけれども、 それについてできてなかったということで非常に残念に思っているところですけれども、こ れについては、実は処分についてもこれは検討すべきだということで、伊藤監査委員とも話 をしたところです。これについては、今後執行部側で十分検討すると、こういうことです。 ぜひ私としては今後このようなことのないように、全市を挙げて取り組んでいただきたいと、 そんなふうに考えております。 ○議長(小笠原宏昌君) 答弁が終わりました。再質疑ありますか。──ほかに質疑ございま すか。 〔発言する者なし〕 ○議長(小笠原宏昌君) 質疑なしと認め、質疑を終わります。 お諮りします。委員会付託及び討論を省略し、直ちに採決することに御異議ございません か。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小笠原宏昌君) 異議なしと認め、採決します。議案第75号 和解及び損害賠償の額 を定めることについては、原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。 〔賛成者起立〕 ○議長(小笠原宏昌君) 起立全員。よって、議案第75 号は原案のとおり可決しました。 ──────────────────────────────────────── ◎議案第76号の質疑、採決 ○議長(小笠原宏昌君) 次に、日程第11 議案第76号 指定管理者の指定についてを議題と します。 本件については質疑の通告がありません。質疑を終わります。 お諮りします。委員会付託及び討論を省略し、直ちに採決することに御異議ございません か。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小笠原宏昌君) 異議なしと認め採決します。議案第7 6号 指定管理者の指定につい ては、原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。 〔賛成者起立〕 ○議長(小笠原宏昌君) 起立全員。よって、議案第76 号は原案のとおり可決しました。 ──────────────────────────────────────── ◎議案第77号の質疑、採決 ○議長(小笠原宏昌君) します。 次に、日程第12 議案第77号 指定管理者の指定についてを議題と 本件については質疑の通告がありますので、これを許します。6番 ○6番(鈴木 榮君) 鈴木 榮議員。 7 7 号の指定管理者の指定について、ちょっとお伺いします。 これは、菊川市生きがい創造センターということなんですが、これは西中学校の南側にあ りますシルバー人材センターの道を隔てた向かいにある建物なんですが、元デーサービスセ ンターでありまして、それを廃止したために建物が空いて、それをシルバー人材センターが 引き受けて活用するということで始まったものであります。その後、指定管理者制度に移っ て3年ごとで、今回契約更新ということになりました。それで、この生きがい創造センター は、技術講習会や介護サービスの講習、小学生も参加する世代間交流事業を主な仕事として おりますが、地元から有効に使われているかどうかという疑問も出ておりましたので質問す るものであります。過去の実績を説明願いたいと思います。 以上です。 ○議長(小笠原宏昌君) 質疑が終わりました。答弁を求めます。坂部長寿介護課長。 ○長寿介護課長(坂部正雄君) 長寿介護課長でございます。鈴木 榮議員の質問にお答えい たします。 生きがい創造センターにおける過去の年度ごとの実績を説明いたします。 まず、利用実績ですが、平成2 0年度は23の実施内容で、利用件数は200件、延べ利用人数は 1 , 78 8人でございます。 平成2 1 年度は2 3 の実施内容で、利用件数は19 6件、利用延べ人数は1,6 47 人でございます。 平成2 2年度におきましては3 0の実施内容で、利用件数が2 66件、利用延べ人数が2,2 5 9人と なっております。 その中で、毎月、パソコン教室、社交ダンス、日本舞踊、手芸クラブなどが行われており、 世代間交流事業では親子3世代教室を半期に一度開催しており、手芸づくりの人形や正月飾 りをつくる教室を延べ60 人程度の参加者を得て開催しております。 また、就労支援では、シルバー人材センターの新規会員を対象にした入会時の説明会を月 に1回程度開催しており、シルバーが請け負った仕事を会員が行う作業などにより、平成22 年度では計39 回、約1 8 0人が参加しております。 また、ここにおきましては、介護予防事業である元気はつらつ教室の会場にもなっており、 2 4 件で延べ約350人が参加し、身体機能の維持と向上に努め、早期に介護予防をする役割を果 たしております。 以上、鈴木議員の回答といたします。 ○議長(小笠原宏昌君) ○6番(鈴木 榮君) 答弁が終わりました。鈴木議員、再質疑ありますか。鈴木議員。 有効に活用されていると思われますので、今後なお一層活用していた だきたいということで、質問を終わります。 ○議長(小笠原宏昌君) 6番 鈴木議員の質疑を終わります。 以上で通告による質疑を終わります。関連質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小笠原宏昌君) 質疑なしと認め、質疑を終わります。 お諮りします。委員会付託及び討論を省略し、直ちに採決することに御異議ございません か。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小笠原宏昌君) 異議なしと認め採決します。議案第7 7号 指定管理者の指定につい ては、原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。 〔賛成者起立〕 ○議長(小笠原宏昌君) 起立全員。よって、議案第77 号は原案のとおり可決しました。 ──────────────────────────────────────── ◎議案第78号の質疑、採決 ○議長(小笠原宏昌君) 次に、日程第13 議案第78号 指定管理者の指定についてを議題と します。 本件については質疑の通告がありません。質疑を終わります。 お諮りします。委員会付託及び討論を省略し、直ちに採決することに御異議ございません か。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小笠原宏昌君) 異議なしと認め採決します。議案第7 8号 指定管理者の指定につい ては原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。 〔賛成者起立〕 ○議長(小笠原宏昌君) 起立全員。よって、議案第78 号は原案のとおり可決しました。