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会報17号(2015年6月1日発行

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会報17号(2015年6月1日発行
え び な 史 跡 ガ イ ド
会
報
事 務 所
発
行
責 任 者
編
集
七重の塔
第 17 号
2015 年 6 月 1 日発行
〒243−0431 海老名市上今泉 5-36-10
NPO 法人 海老名ガイド協会
会長 西 佑治 ℡046-231-3886
会報編集委員会 委員長 佐藤 昭彦
えび~にゃ
~天平文化の薫るまち「海老名」を歩こう〜
■ 平成27年度ガイド計画 ■
ガイド企画委員長
三澤
武治
本年度のガイド計画は、海老名市との共催による「市民ガイド(史跡散策)」と「えびな市民
ウォーク(史跡コース)」及び県・市民の多くの人々との交流を目的とする当協会主催の「企画
ガイド」を柱としています。また、より多くの人たちに海老名の歴史を知って頂くための「依
頼ガイド」を常時受け付けます。さらに小学校の歴史教育の支援のためのガイドを継続してい
きます。会員は日々研鑽し、日帰り研修、県外研修、専門部会の実地研修、他ボランティア団
体のガイド研修等に積極的に参加いたします。
秋葉山古墳群ガイド風景
七重塔モニュメント前集合風景
◆ 企画ガイド
(1)「桜の秋葉山古墳群」
平成27年 4月 4日(土)(実施済み)
(2)「古代の運河逆川」
平成27年 5月30日(土)(実施済み)
(3)「大島正健とかかし祭り」 平成27年 9月12日(土)
(4)「大谷歌舞伎の観賞」
平成27年10月11日(日)
(5)「千手観音のご開帳」
平成28年 3月17日(木)
企画ガイドは当協会主催で海老名の自然・歴史・文化財を幅広い人々に知っていただくため
に年4回以上を計画いたします。なお、運営協力金として1名300円を頂きます。
◆ 市民ガイド「海老名の河川を歩く」
第1回 平成27年10月3日(土)
河川を歩く(1) 相模川と鳩川沿い
第2回 平成27年11月7日(土)
河川を歩く(2) 永池川沿い
第3回 平成27年12月12日(土) 河川を歩く(3) 目久尻川沿い
第4回 平成28年 3月5日(土)
河川を歩く(4) 貫抜川と相模川沿い
市民ガイドは海老名市との共催により「史跡散策」として実施されます。
「広報えびな」に1ヶ月前に参加募集が掲載されますので申込みください。
申込先:教育委員会 教育総務課文化財係 電話 046-235-4925(直通)
1
◆ 市民ウォーク(史跡コース)
・平成27年5月17日(日)中央公園(集合・解散)
市民ウォークは海老名市との共催により「史跡コース」として実施されました。
海老名市の窓口は文化スポーツ課(電話:046-235-4927)
◆ 依頼ガイド(随時)
・海老名ガイド協会は通年、海老名市内の史跡を中心としたガイドの受付を随時行っており
ます。
・申込は「海老名ガイド協会(会長 西 佑治)」
電話・FAX 046-231-3886 へお願いします。お待ちしております。
■ 第12回 定時総会開催される
記録 木村 眞吾
写真 髙松 学
平成 27 年 5 月 8 日(金)海老名市文化会館において平成 27 年度第 12 回定時総会が開催され
ました。正会員数は 53 名、正会員の出席者は 44 名、委任状 5 名で、総会は成立しました。
西 会長から「…昨年度の市民ガイドの応募者は初めて 200 名を越え、歴史・史跡に対する
関心が高まっているのが感じられた。当協会は組織・運営を見直し、海老名市および近隣のガ
イド協会と協力し、市民の期待に応えていきたい…」との挨拶がありました。
来賓として出席いただきました海老名市教育委員会および厚木観光ボランティアガイド協
会から祝辞をいただきました。
伊藤 教育長から「…海老名ガイド協会の 12 年間の歩みに敬意を表したい。生涯学習の良き
手本と思う。海老名の歴史等を、市民・子ども達および訪問者に、肉声で伝えることが重要と
考えている。今後とも市は支援をしていく。個々人の活躍をお願いしたい…」とのお話があり
ました。
尾崎様からは「…海老名ガイド協会は史跡案内を、他方、厚木は観光案内を重点志向との違
いはあるが、どちらも地域特性を伝えることが重要である。今後とも協力を深めていきたい…」
とのご挨拶がありました。
来賓の皆様
伊藤 文康 様 海老名市教育委員会 教育長
岡田 尚子 様 海老名市教育委員会 教育部長
金指太一郎 様 海老名市教育委員会 教育部次長
中込 明宏 様 海老名市経済環境部 商工課長
押方みはる 様 海老名市教育委員会 教育部教育総務課 文化財係長
尾崎 常雄 様 あつぎ観光ボランティアガイド協会 相談役
阿部 儀郎 様 いせはら観光ボランティアガイド&ウォーク協会 副会長
長井 利之 様 綾瀬市史跡ガイドボランティアの会 会長
平成 26 年度活動報告・会計及び会計監査報告および 27 年度活動計画
西会長挨拶
予算・理事・監事案、は原案通り承認され総会は終了しました。
全体風景
主催者側
2
≪西会長のメッセージ≫
~聖徳太子に習う~
会長
西
佑治
聖徳太子の17条憲法の第1条の「和を以って貴しと為す」のことば通り全会員のお力に
より改善は一歩一歩前進しております。
先ず、会の運営業務を理事一辺倒でなく、全会員に一つ以上の分担をして
いただきました。
ガイドにつきましては地区部会を南北2地区に改編して、観光に重点を置い
た各々3本程度の企画ガイドを立案実施することになります。更に、女性のみ
で女性らしさ溢れる女性企画ガイド班が新風を吹かしてくれるでしょう。
歴史と文化にメスを入れ主題性鮮やかな「市民ガイド」、観光的味つけをした
「地区部会企画ガイド」及び女性のための女性の企画する「女性企画ガイド」
の3本柱を企画、立案、実行することで会員のステップアップを図ります。
この方針で私たちのめざす「目的」となる「ガイド」の年間計画を創りだしましょう。
それには全会員の「和」こそ成功の「みちしるべ」です。
~ 新役員の顔ぶれ ~
・ 理 事(会 長) 西 佑治(上今泉)
・ 理 事(副会長) 佐藤 昭彦(門沢橋) 福井 敦(国分南) 服部 澄一郎(国分寺台)
・ 理 事(事務局長) 木村 眞吾(柏ヶ谷)
・ 理 事(事務局次長)髙松 学(国分北) 武内 哲(上今泉)
・ 理 事(会 計) 難波 美枝子(国分北)
・ 理 事(事務局員) 伊藤 彰彦(国分北) 佐々木 英文(さつき町) 窪寺 秀都(上今泉)
・ 理 事(参 与)
城山 俊則(大谷北)
・ 監 事 石川 豊(国分南) ・ 監 事(参 与) 藤居 寛(大谷北)
~ 名誉会長・顧問 ~
・ 名誉会長
井出 操 (国分南)
・顧 問
茂田 孝(平塚) 池田 豊信(中央) 永瀬 隆夫(さつき町) 石川 晋(国分寺台)
堀口 佳哉(国分寺台)
~ グループ・部会・委員会リーダー ~ (◎リーダー ○サブリーダー)
・ 5 グループ
A ◎ 伊藤 彰彦
○ 石井 正雄
○ 大庭 由美子
・ 地区部会
・ 専門部会
B ◎ 佐々木 英文
○ 窪寺 秀都
○ 岡宮 眞喜子
C ◎ 武内 哲
○ 髙松 学
○ 竹山 照恵
D ◎ 三澤 武治
○ 横川 剛之
○ 宮崎 裕子
S ◎ 堀口 佳哉
○ 永瀬 隆夫
○ 石川 晋
(北部地区)◎ 横川 剛之
○ 髙松 学
○ 岡田 實千代
(南部地区)◎ 城山 俊則
○ 服部 澄一郎
○ 佐藤 昭彦
(史跡文化財)福井 敦
(石仏古道)三澤 武治
(植物自然)服部 澄一郎
(ガイドサポート)髙松 学
・委員会
(印刷班)◎木村 眞吾 ○難波 美枝子 (会場設営班)◎佐藤 昭彦 ○服部 澄一郎 (イベント委員会)◎髙松 学
○武内 哲 (旅行委員会)◎服部 澄一郎 ○宮崎 裕子 (会報委員会)◎佐藤 昭彦 ○武内 哲
(写真委員会)◎髙松 学 ○鈴木 勝夫 (顧問会議)◎堀口 佳哉 ○永瀬 隆夫 (ガイド養成委員会)◎福井 敦
○伊藤 彰彦 (会計委員会)◎難波 美枝子 ○木村 眞吾 (ガイド企画委員会)◎福井 敦 ○福山 眞知恵
(広報委員会)◎木村 眞吾 ○武内 哲(専門部会委員会)◎三澤 武治 ○福井 邦子
(指定管理者制度勉強会)◎佐藤 昭彦 ○石井 正雄 (県西合同研修会準備委員会)◎服部 澄一郎 ○福井 敦
3
☆ 平成26年度ガイド実績 ☆
平成 26 年度のガイド活動実績を報告します。
当会員に対する研修活動およびガイドに先立って行われた下見は除いています。
月
日
4月01日(火)
5月14日(水)
5月18日(日)
6月05日(金)
7月24日(木)
7 月26日(土)
9月13日(土)
9月27日(土)
9月30日(土)
10月04日(土)
10月04日(土)
内
容
指名ガイド 秋田県人会「海老名氏の史跡を歩く」
中新田小6年生史跡めぐり(4コース)
第13回えびな市民ウオーク「渋谷の庄を歩く」
中新田小学校「ガイドの仕方アドバイス」
有馬小学校サマースクール
依頼ガイド 上今泉コミセン講座「秋葉山古墳群見学会」
第1回市民ガイド「海老名の古道を歩く」
依頼ガイド 中新田コミセン講座「歴史と偉人たち」
指名ガイド 秋田県人会「古墳の杜を歩く」
第2回市民ガイド「海老名の古道を歩く」
依頼ガイド 中新田コミセン講座「中新田史跡巡り」
(単位:名)
市民
会員
20
1
93
9
206
39
84
4
17
6
60
3
42
16
25
10
23
3
43
12
11
7
11月02日(日) 依頼ガイド国分寺台文化センター「天平文化の遺跡を歩く」
35
11
11月08日(土) 第3回市民ガイド「海老名の古道を歩く」
36
9
11月11日(火) 依頼ガイド
48
7
11月12日(水) 海老名交流都市登別市民「大島正健ゆかりの地を訪ねる」
33
6
11月19日(水) 依頼ガイド
16
3
60
12
6
1
12月06日(土) 交流・訪問ガイド「紅葉の秋葉山古墳群を訪ねる」
98
25
12月07日(日) 指名ガイド
15
1
50
7
17
2
2月08日(日) 生きがい発見塾「すてきな仲間づくり相談会」
40
8
2月08日(日) 依頼ガイド
15
4
111
25
8
2
3月14日(土) 第4回市民ガイド「海老名の古道を歩く」
42
17
3月17日(火) 企画ガイド「龍峰寺御開帳」
72
27
3月14日(土) 第4回市民ガイド「海老名の古道を歩く」
42
17
3月17日(火) 企画ガイド「龍峰寺御開帳」
72
27
3月21日(土) 依頼ガイド
17
4
21
5
1478
430
リコーOB 会「天平文化の遺跡を歩く」
ダイヤ小田急線友会「秋葉山から国分寺跡
11月23日(日) 東部部会「第7回大谷コミセンまつり」
11月27日(木) 指名ガイド
日産 OB 会「海老名氏の足跡を訪ねて」
四季の会「崋山の道」
12月14日(日) 依頼ガイド中新田自治会「健康作づくりウオーキングの会」
1月13日(火) 指名ガイド
秋田県人会健康ウォーク「中新田を歩く」
厚木矢下グループ「秋葉山古墳群」
2月22日(日) 第3回「海老名郷土かるた大会」
2月22日(日) 依頼ガイド
トンボの眼佐々木グループ「古墳を訪ねる」
清川村教育委員会「天平文化の遺跡を歩く」
3月31日(火) 指名ガイド 秋田県人会「海老名氏の史跡を歩く」
合
備考
計
1
2
32件
市民へのガイド 1478名 32件(前年度1201名37件)
ガイド下見・研修件を含む合計78件(前年度79件)
(記録)服部 澄一郎
4
■ 平成26年度 海老名郷土かるた大会
2 月22 日(日)
海老名市主催の郷土かるた大会は、今回で3 回目となります。
本大会にはガイド協会から審判・コート整理係・記録係などの役割で、
総勢25 名が参加し、大会運営面で大いに貢献することができました。
当日は朝から小雨模様の天気であったにもかかわらず、さつきの部・
15 チーム(45 名)
、大ケヤキの部・22 チーム(66 名)の合計37 チーム
(111 名)が北部公園体育館に集合しました。
途中スピーカーシステムの混線で、競技が中断すると言うハプニング
もありましたが、保護者の方も含めて大人数の中、ワイワイがやがや
と賑やかで楽しい郷土かるた大会になりました。あるチームなどは、
郷土かるたの中身の勉強をするなど、大変に研究熱心で、我々ももっと
郷土史の勉強に励まねばと痛感した次第です。
運営委員 武内 哲
白熱する競技の模様
■ 市民ガイド
平成 26 年度は「海老名の古道を歩く(鎌倉道・大山道)」のテーマで、4 回シリーズに分け
て探訪してきました。その最終回です。
◇「古道を歩く」その4〜渋谷氏の史跡を歩く〜
3 月 14 日(土)
C グループ
伊藤 彰彦
前日の雨も上がり、曇り空ながら程よい気温で、快適な
ウォーキング日和となりました。海老名から綾瀬にわたる
アップダウンのあるコースをゲスト 42 名を迎え、3 班体制
でガイドしました。リピーターの方が多かったにもかかわら
ず、五社神社や城山公園など、渋谷氏に関わる主要な史跡は、
“初めて歩いたコースで新しい発見ができた”など、アンケ
ート結果もおおむね好評で、何より事故もなくご案内できま
したこと、ホットしています。
五社神社にて
■ 第14回えびな市民ウォーク(史跡コース)
5 月17 日(日)
B グループ
窪寺
好天に恵まれた青空のもと、市民ウォークが
開催されました。
ガイド協会が担当した史跡コースには 72 名の
参加がありました。ガイド 39 名の体制で 8 班に
分かれて行いました。
現国分寺~しんえむ坂~石橋供養塔~カッパ橋
~望地遺跡~逆川の碑~相模国分寺跡を巡るコー
スでした。
参加者からはガイドにより史跡の理解ができて
良かった。又、これからも参加したいとの声があ
り、励みをもらった一日でした。
海老名中央公園の集合風景
5
秀都
■ 企画ガイド
◇ 「龍峰寺・千手観音御開帳」
3 月 17 日(火)
B・D グループ
木村
眞吾
昨年の実績(参加者 114 名)を踏まえ、他グループから
応援を頂き総勢 24 名、ガイド 8 班体制を組み、中央公園で
お客様をお待ちしました。
お客様は 71 名と予想には届きませんでしたが、好天の下、
少人数班の利点を生かしたガイドが出来ました。
ガイド開催の案内がタウンニュース、リベルタ、朝日マリ
オンに掲載されたためか、海老名市外から 33 名もの参加者が
ありました。また、7割が女性の参加者で、広報と女性好み
の行事企画の大切さを改めて認識しました。
龍峰寺門前にて
◇「桜の秋葉山古墳を訪ねる」
4 月 4 日(日)
北部担当
古賀
純子
花冷えの寒い日でしたが、満開の桜が花吹雪で迎えてくれ
ました。「目久尻川をきれいにする会」が植えた、北部公園
沿いの染井吉野、産川橋上流のしだれ桜が、綺麗な花筏を
浮かべていました。秋葉山古墳、常泉院周辺も、墨絵の
世界を思わせる景色で、北部地区は「隠れた桜の名所」と
言っても良い所です。
一班 5 名編成も和気あいあいとガイドが出来良かったと
思います。皆様お花見を満喫され、楽しい一時となりました。
桜満開の目久尻川
■ 依頼ガイド
◇ 厚木矢下グループ(もうひとつの指導書研究会)「秋葉山古墳群」
2 月 8 日(土)
B グループ 古賀
純子
折からの大雨の中を、依頼者の「行きます」との一言で、秋葉山へ向いました。
秋葉山古墳が築かれ始めたのは、卑弥呼の跡を継いだ台与の時代と重り、3C頃の海老名は
社家宇治山・中野桜野・本郷遺跡で、大規模な集落が営まれていたこと等を説明しました。
東日本最古級の墳丘墓と考えられている 3 号墳が削られたのを惜しむ声や、名の由来となっ
た 2 号墳では、
「憲政碑」の胎中楠右エ門に大変興味を持たれていました。参加は元教職の方々
で別方向から見た教科書作りのお仲間です。古墳のみ「90 分ガイド」が無事終了しました。
◇ 清川村教育委員会「天平文化の遺跡を歩く」
3 月 21 日(土)
暖かく絶好のウォーキング日和の中、参加者 17 名、ガイド
4 名で温故館に集合して大ケヤキ~国分寺~相模国分寺跡~
逆川船着き場跡~龍峰寺までを歩きました。
龍峰寺では特別に千手観音像をご開帳して頂き、とても喜
んで頂く事ができました。
「清川村からそう遠くない所に、ま
るで奈良県にでもいるような雰囲気の場所があるとは・・・」
との言葉には案内をした私までが嬉しくなり「海老名市内の
史跡・文化財をもっと大切にし、沢山の方々に伝えていきた
い」そんな思いを新たにした一日でした。
6
D グループ
福山
眞知恵
温故館での説明風景
◇ JA 相模セブン「正覚寺から戸田の渡しへ」
4 月 24 日(金)
B グループ
佐々木
英文
当日は、週初めの寒さとは一変した快晴で、新 B グルー
プとして幸先良いスタートとなりました。
11 時~13 時の予定で、門沢橋駅前より参加者女性 10 名
と正覚寺・浄久寺と巡り本堂を開けて頂き、 参加者からは
「和尚様のお話に加えて、 日頃観られない本尊(観音坐像・
阿弥陀如来等)を拝むことが出来とても印象に残った」との
意見多数。只、渋谷神社への到着時刻が遅れる等時間管理
面で反省点が有り、今後気を付けます。
浄久寺にて
■ 指名ガイド
◇ 河原口連合自治会主催「健康づくりウォーキング会」
12 月 14 日(日)
相模国分寺跡
西部地区
松浦 眞士
河原口連合自治会の恒例行事「健康づくりウォーキング
会」で市内の史跡めぐりコースを西部地区員がガイドして、
今年で 4 年になりました。今年は、相模国分寺跡と温故館
見学や、ひさご塚までの往復約 7 キロを歩きました。参加
者は、親ごさんに連れられた未就学児童から 80 歳を超える
年配者まで 60 人余りでした。
参加者からは、「古くから海老名に住んでいるが、史跡を
歩くのは初めて・・」とか「子供のころ学校の帰りに瓢箪
塚に登って遊んだことを思い出して懐かしかった」などの
声が聞かれました。正午に自治会館に戻り、自治会支給の
お弁当を参加者皆で楽しくいただきました。
◇ 秋田県人会健康ウォーク「中新田を歩く」
1 月 13 日(水)
城山 俊則
市内県人会のうち、賛助会員「海老名秋田県人会」は
唯一史跡巡りを実施しており、今回が7回目。当日は正月
気分の余韻が漂う中、冬ばれの好天に恵まれ、19 名参加で
厚木駅に 9 時集合。皆様、和気藹々で秋田弁もチラホラ・・。
伊勢宮大神宮、蚕神の碑、六刀碑、東興寺、今福薬医門
公園、大島記念公園、諏訪神社、増全寺、中新田コミセン(休
憩)、海源寺など、室町時代以降、偉人を輩出した中新田全
般の史跡文化財巡りでした。なかでも、札幌農学校クラーク
博士の「boys, be ambitious」を「少年よ、大志を抱け」と
訳した「大島正健」の菩提寺「海源寺」では、新築なった
海源寺での集合写真
豪華絢爛の本堂内で竹本住職様から、海源寺誕生の秘話などを
説明して頂き、感謝致します。他の県人会におかれましても、第二の故郷「海老名」の見聞を
広めるために史跡巡りをお勧めします。
《会員募集》
当協会では、海老名の史跡を中心にしたガイドのボランティア活動が出来る会員を募集
しております。
・入会金 2000円
年会費 2000円
定例研修会 毎月第2週金曜日
・詳しくは ☎046-231-3886(会長 西 佑治)まで
7
◇ 秋田県人会健康ウォーク「杉久保コース」
3 月 31 日(水)
好天に恵まれたこの日、定刻 9:00 に海老名駅よりバス
に乗り杉久保サンパルク前で下車。途中からの参加と合流
し参加者 21 名が元気よく挨拶。早速ガイドを開始。杉久
保遺跡・富谷横穴墓群・かぶきばの坂・かながわ農業アカデ
ミー・有馬のハルニレ・半井驢庵屋敷跡・驢庵坂を通り、金
指ファームで一休み。椿地蔵・伊勢山古墳群・豊受大神・
善教寺を巡りました。参加者は「初めて通った道ばかりだ
じゃ。かながわ農業アカデミーが満蒙開拓派遣隊員の養成所だ
ったとは驚き。 半井驢庵さんは凄い人だったのね」など、
ソメイヨシノが満開の下、話題が尽きることはありませんでした。
佐藤
昭彦
椿地蔵
■ 交流会・訪問ガイド研修
◇ NPO 法人 横浜シティガイド協会「横浜のクリスマス」
12 月20 日(土)
みなとみらいの夜景
宮崎 裕子
横浜のイルミネーションを楽しむガイドは、どしゃ降りの中
16 時に石川町駅をスタート。中華街、山下公園経由ビブレ屋
上からみなとみらい地区を一望、19 時過ぎにクイーンズモー
ルで解散。
横浜市は民間と協力して夜景を演出。ノーベル賞の功績で
LED電球が安価になり、JICAの活動でソーラー・風力発
電と共に世界の隅々まで届けられるようになりました。夜景の
美しさと素晴らしい日本人の仕事に感動した一夜でした。
◇ 江の島・藤沢ガイドクラブ「藤沢七福神めぐり」
1 月9 日(金)
まだ松の内が明けぬ 1 月 9 日に藤沢七福神めぐりに行ってきま
した。七福神めぐりはこれまでもしたことがあるのですが、ガイ
ドがついて廻ったのは初めてのことでした。七福神のうち日本古
来の神は恵比寿様のみであること、しかもその神は東北の蛮族で
あった「えみし」に由来すること、しかも生まれて 3 歳になって
も歩くことが出来なかった為、親に海に捨てられ辿り着いた島で
村民に福をもたらす神として信仰されるようになったことなど
を知りました。異民族や身障者についての接し方について昔の
人々の深い教えがあることを感じさせられました。
福井 邦子
藤沢七福神
◇ NPO 法人 鎌倉ガイド協会「梅の香に誘われて古刹名刹をめぐる」
2 月19 日(木)
石川 千乃
日本三天神のひとつ荏柄天神では中国の梅の花の愛で方を学びました。
「老痩蕾稀」と言い、
古木で細見の蕾がよく又少ない様を好しとするそうです。心なしか蕾の存在が増しました。
広大な寺域の谷に在る覚園寺の茅葺の御堂には大きな薬師三尊像とその傍らに川端康成の
愛した阿弥陀如来が閑かに座しておられます。これらの仏像を守護する猛々しいもののふを思
わせる十二神将が周囲に立ち並んでいます。鎌倉時代の息吹が彷彿とするかのようでした。
8
■ 交流会・訪問ガイド研修(続き)
◇ あつぎ観光ボランティアガイド協会「修験の里を訪ねて」
3 月28 日(土)
大庭
由美子
今回、私たちは古くから修験道が盛んだった厚木の八菅神社
を訪ね、「火渡り神事」を見学しました。法螺貝を吹く山伏が
現れ、青々とした杉の葉の護摩壇に火を付けると瞬く間に火は
燃え上がり、願いを込めた護摩木が投げ入れられます。杉の油
分のせいかあっという間に灰になり驚きました。山伏に続いて
参加者が裸足で渡ります。その後、私たちは鳥居横にある海老
名季貞の墓に立ち寄り、春の芽吹き間もない鳶尾山ハイキング
を楽しみました。
火渡り神事
■ 専門部会の活動
◇ 史跡文化財部会 ~「近隣の郷土資料館訪問シリーズ」第2回~
☆梅の徳富蘇峰記念館と菜の花の吾妻山公園
徳富蘇峰記念館前
2 月20 日(金)
松浦 眞士
今回は、植物自然部会との共同企画として、春先の花を愛で
ながらの散策となりました。
蘇峰記念館は、我国のジャーナリストの先駆者「徳富蘇峰」
が遺した当時の政治家との往復書簡などを含む、多くの書籍・
書画を収蔵しています。蘇峰が海老名の「相模国分寺」史跡を
訪れた時の郷土の歴史家中山毎吉氏との親交を示す書簡も残
されていることも確認出来ました。
同館の庭園は、白梅、紅梅が咲きそろい、水仙の花も加わっ
て早春の香りを満喫しました。更に、「知足寺」の曽我兄弟の
墓を訪ねた後、吾妻山に登り、咲き揃う菜の花の向こうに遠く
富士山の姿を仰ぎ、参加者全員大満足でした。
◇ 植物自然部会
☆「春の二宮をめぐる」
2 月20 日(金)
三澤
武治
今回は、史跡文化財部会と共催で実施しました。総勢 21 名、
内、植物自然部会は 9 名でした。徳富蘇峰記念館(梅林)の臥
龍梅は満開でしたが他の梅はこれからでした。
その後、曾我兄弟の供養塔のある知足寺を訪れ参拝し、吾妻
山公園へ中里口から一路坂を上りました。吾妻山公園は菜の花、
水仙が満開で、眼下に広がる相模湾の眺望、海の色は格別でし
た。参加者全員、
「ここにきて良かった」との声、しきりでした。
吾妻山山頂
☆「ミシマサイコ花壇の除草」
4 月 12 日(日) 三澤 武治
今年度最初のミシマサイコ花壇の除草を6名で行いました。
今年度も草の伸びぐあいをみながら花壇の除草を行いたいと思います。絶滅危惧種のミシマ
サイコを当ガイド協会で守っていきたいと考えています。
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■ 県外研修旅行「歴史を変えた英雄たちの足跡~美濃・尾張国へ!」
3 月 25 日(水) ~ 3 月 26 日(木) 実行委員長
美濃国そして尾張国へ旅する研修旅行、地理的にも歴史
的にも日本の中心であり、そこで活躍した歴史上の人物を
考えると、旅行のテーマは必然的に「歴史を変えた英雄た
ちの足跡」ということにならざるを得ません。
収穫は日本武尊、大海人皇子、織田信長、徳川家康など
の英雄たちの足跡をミニ体験できたこと、そして相模国分
寺と同時期に国指定史跡となった美濃国分寺跡の見学、中
新田の領主でもあった高木主水正清秀の見事な五輪塔の墓
がある妙源寺の訪問などです。歴史ある長良川「十八楼」
の湯に浸りながら、そんな思いを巡らせることができた二日間の
旅でした。
敦
妙源寺・柳堂
◇ 美濃国分寺跡
美濃国分寺跡
福井
横川
剛之
まわりが田んぼばかりの中を 道は直角に右に折れると左
側に大官大寺方式の中心伽藍をもつ史跡が大きく広がってい
ました。中門正面前方に高さ 1m強の黒い壁、金堂の復元塼積
基壇が強く印象ずけられました。塔建物は相模国分寺と同規
模ですが巨大な心礎石に浅く方形に柱座が彫ってありそこに
円形出枘が天に向って粗いが太く逞しく突き出ていました。
毎回研修旅行では国分寺跡を訪ねていますが、それぞれ個
性があり行って見なければ判らないし興味がつきません。
次回も楽しみにしています。幹事の皆さんご苦労様でした。
◇ 高木主水正の菩提寺・岡崎「妙源寺」
~高木主水正に思いを寄せて~
髙木
映一
今回の旅行の目的地が岡崎の「妙源寺」で、高木家の祖先でもある
ことから、出発前から私は特別のときめき感がありました。当寺は真宗
高田派の名刹であり、三河念仏発祥の寺としても有名で、三河や近国に
多数の末寺を有しています。高木主水正清秀をはじめ、安藤直次、本田忠
高などの戦国大名が数多く祀られており、参拝する私達も心が引き締まる
思いがしました。
柳堂などの重要文化財も必見の価値があり、思い出深い旅でした。
髙木主水正の五輪塔
◇ 関ヶ原古戦場
難波
美枝子
近江方面にバスツアーで出かけると、関ヶ原古戦場はいつも通過。窓の外は山ばかり。しか
し、今回この地に立つことができました。慶長 5 年 9 月 15 日午前 8 時頃、東軍井伊直政決戦の
火蓋を切る。西軍 8 万 4 千、東軍 7 万 4 千、西軍優勢、家康は松尾山の小早川秀秋 19 歳を東軍
に引き入れ、優位にし、午後 3 時頃には天下分け目の決戦は、わずか 6 時間余りで勝敗が決ま
りました。行かれない所に行かせて頂きました。
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■ 平成27年度「ガイド養成講座」開催される
4 月 9 日(木)~5 月 7 日(木)計 5 回(毎週木曜日) 担当委員長
福井
敦
昨年度に引き続き、新会員養成のために「歩いて学ぶ海老名の歴史」
の実践 2 回、講座 3 回が開催されました。
実践講座は「天平文化の遺跡を歩く」と「秋葉山古墳群を歩く」の
計 2 日、歴史講座は「海老名の自然と歴史概要」、相模国分寺跡と尼
寺跡」、「海老名の寺院、大山道」、「海老名の古墳群」「海老名の
神社」の計 3 日です。
出席されたのは、今回の応募者 11 名、当会の既新入会員 5 名の計 16
名で、今後の新会員の活躍が大いに期待されます。
■ 生きがい発見塾「すてきな仲間づくり相談会」
2 月 8 日(日)
生きがい発見塾主催の第6回相談会が今年 2 月 8 日(日)に
ビナレッジ(交流館)会場で行われました。
会員募集をテーマに 60 数団体がステージでの発表や各ブ
ースでの対応を行いました。ビナレッジでは今回が初めての
開催で、駐車場が少なく又当日は雨模様で風が強く肌寒い日
で来場が心配されました。当会はブースでの対応を行い、40
数名への説明で 1 名の入会者がありました。全体でも心配さ
れた来場者も多数で盛況のうちにお開きとなりました。
当日来場の会員の皆様と事前検討会を含めたイベント委員
の皆様、対応ありがとうございました。
文化会館での講座風景
イベント委員会
髙松
学
ビナレッジ会場風景
☆☆ 新入会員の紹介 ☆☆
☆ ~海老名とのつきあい~
柳下
良一
海老名に移り住んで 32 年になります。現役時代は駅を降りると目に入
る田園風景と、丹沢に真白に雪がかかると近距離に感じ、簡単に歩いて行
かれるような冬景色が大好きでしたが、反面、海老名についての事は何一
つ知りませんでした。最近健康の為に歩くようになり、こんな所にこんな
ものがという感じです。まずは、人の為より自分の為と思って入会しまし
たので、御指導の程よろしくお願い致します
☆☆ 新賛助個人会員の紹介 ☆☆
☆ 石田 順之助 様
(海老名市東柏ヶ谷
☆ 伊藤 禎英 様
(海老名市国分北
在住)
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在住)
12 】
【世界遺産紹介シリーズ ○
「ジェロニモス修道院」
(1983 年文化遺産登録)
岡田
實千代
後期ゴシック建築である「ジェロニモス修道院」は、
「ポルトガルが誇るマヌエル様式の最高傑作」と言われ
ています。中でも、繊細な彫刻に飾られた回廊や、彫像
で飾られた南門を有するサンタマリア教会などは、高い
評価を得ており、ポルトガルで最初の世界遺産になりま
した。
ポルトガルの首都リスボンは、風を遮る七つの丘に囲
まれています。そのため、紀元前 12 世紀頃、海洋民族
のフェニキア人がその地に港を作りました。そして 16
世紀の大航海時代、ヴァスコ・ダ・ガマが開拓したイン
合唱団による歌の披露風景
ド航路を利用して栄えた香辛料の貿易は、莫大な利益を
もたらし、その利益によって建てられたのが「ジェロニモス修道院」です。9 年前、回廊に囲
まれた広々としたその中庭で、夫と共に約 40 名の合唱団の一員として歌を披露しました。爽
やかな初夏の風を感じながら、現地の合唱団と心を通わせ歌ったことは本当に貴重な経験です。
また機会がありましたら、この地を訪れたいと思います。
~ 俳句 ~
○
春
風
や
○
残
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の
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治
守
り
切
り
《編集後記》
皆さま方の絶大なるご支援・ご協力を以って、会報第 17 号をお届けすることが出来ました。
この紙面を借りて心よりお礼申し上げます。この会報が「海老名ガイド協会」の発展の一助に
なることを切に願っております。
(編集委員一同:佐藤 昭彦、武内 哲、城山 俊則、西 佑治、福井 敦、服部 澄一郎、
木村 眞吾、福山 眞知恵)
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