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平成27年03月号 - 桂台支えあい連絡会・支えあいネットワーク

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平成27年03月号 - 桂台支えあい連絡会・支えあいネットワーク
先日、ファミリーホームの話を聞く機会がありました。初めて聞く内容でしたが、ファミリーホーム
は里規制度と並ぶ新 しい児童養護施設の形 として2009年に持1度化 された施設だそうです。ファミリーホ
ームは里親家庭 と同様に一般家庭で開設できますが、預かれる子の人数が多く6人まで可能です。
さて、そのお母さん (養母)か ら聞いたお話です。その子は、幼いころホームに来たそうですが、当
初 から他の子よりもお母さんにべ ったり、台所 にいればすぐそばに、高学年になってもスキンシップを
求めて くるよ うなお子さんだったそうです。中学まではそれなりに学校に通 っていたものの、勉強があ
まり好きではなかつたのか、高校 に入った違端 に通わなくなってしまい、同 じよ うな境遇の彼女の家に
入り浸りになってしまいました。当時は、そのお母 さんは学校からしょっちゅう呼び出されていたそう
です。それでも家に帰れば温かいご飯があることが大事と、毎 日つ くり続けて家に帰 つて くるのを待 つ
ていました。その息子はそんなお母 さんに対 して、素直に 「
ありがとう」 とい う言葉もかけられず…。
ある日その子が警客に補導 されました。息子は合わせる顔もないのか、 「
会いたくない」 と言つたそ
うです。そうは言 つても、お母さんは、お腹をすかせているだろうと、お弁当を差 し入れました。そし
て、偶然にも廊下でその息子とすれ違つた時、息子が照れくさそうに 「
ありがたみがわかった」 と言 つ
たそうです。その時のことを思い出されたのか、そのお母さんは急に涙ぐみ言葉を詰まらせました。
この話は、虐待のある家庭から引き取 つた児童と里親 との間で起 きた事です。義母 とはいえ、お母 さ
んの子供にかける愛情 と幼いころに受けた子供の心の傷の深 さがおみました。今、ファミリーホームは、
横浜市に7か所、虐待を受ける児童 は年 々増えており、里親 に引き取 られるお子 さんはそれほど多くな
いそうです。
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梅 の花 があちらこちらではほ笑みは じめました。やわ らかなひ ざしをおびて、ママ と
いっ しょに さあ隠 りま しょう 1 笑 顔 あふれる、心地良いひ と時 をすご しませんか ?
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場 所 :桂台地域ケアプラザ 2F多 目的ホール
問合せ :桂台地域ケアプラザ a897-1111
ギ幹ルを
タブレットの機能や操作方法を専門の方から学ぷチャンスです。ご一緒にぜひどうぞ !
同 時 :4月 3日 (金)13:30∼
お 集 :65才 以上の方 16名
争加費 :無料
師 :KDD:(機
器はお使出しします)
(定R次 第締切) 場
所 :桂台地域ケアプラツ 2F多 目的ホール
問
合せ :桂台地域ケアプラツ a897-111
15:30
障
迷子 高齢者 へ の
芦 か!ナ訓1練を実施
∼認知症 の方 にもやさしい衛 に∼
2025年問題 につい て、巷で話題 に上 る事 が増 えて きました。 ご存知 の よ うに25年は、 団塊 の世代
が75歳以上の後期高齢者 になる年 です。 日本 は急速 な高齢化が 問題 で したが、25年以 降 は、4人 に1
人が75歳以上 とい う超高齢社会が到来 します。 これ まで国 を支 えて きた団塊 の世代が給付 を受 ける
側 に回るため、 医療、介護、福祉サ ー ビスヘ の需要が高 ま り、社会保障財政のバ ラ ンスが崩 れ るだ
ろ う、 と も指摘 されてい ます。 同様 に認知症 の対策 につい て も大 きな社会問題 になる ことが懸念 さ
れて い ます。その 問題 にい ち早 く取 り組 んで きた団体が N(認 知症)サ ポー ター ネ ッ トワー ク桂台
(谷朋子代表)で す。 「身近 な地域 で、みん なが認知症 の事 に関心 をもつ ことが大切 1」 と 1月 24
日、認知症で徘徊す る人へ の声かけな どを行 う 「
認知症徘徊模凝訓練」 を主催 し、実施 され ました。
当 日は、63名の参加者 があ り、次 の よ うな内容 で進み ま した。
1.声か けの心得 (講師の話)
2.み んなで外へ 出て、声かけ「
lll練 3.振
り返 り
実際 に、訓練 を終 えて の振 り返 りで は、以 下 の よ うなお 話が 出 ま した。
声かけH l l lヤ
紳の 話
・や っぱ り、声 をか け に くい。
, 急 い で い る時 に迷 子 になって い る と思 われ る方 に道遇 した ら、 ど
うす れ ば よいの か ?
・思 い込みがあ り、徘徊 者 はみん な急 い で歩 い て い るのだ と思 った。道端 に しゃがみ込んで い
る事
もある事 が わか った。
役者 とカメラマ ンの 話
・訓練参加 者 だけで はな く、 「な んか 、おか しな人だ と じた通
」 感
行 人 もい た よ うだが 、声 をかけ
られなか った。
・しゃがみ込 んで い る時 は、上 か ら話 しかけ られた り、遠巻 きに された
りす る と威圧感や猜疑心 を
感 じや す い。
当 日の まとめ
認知症 で徘徊 をしてい る人 を見 か けて も、声 をか けて良 いか どうか ? 判 断は難 しい ものですが、
みないふ りを しない」 とい う事 が大切 で あ るとコメ ン トを頂 きました。 また、認知症の
講師か ら 「
方 を介護 してい る家族 に もこの よ うな取 り組み を伝 えて い き、状 況 を近隣に伝 える こ とがで きる環
境 を作 ってい くことが大切 だ と結 ばれて い ます。
幸 い に もこの地域 では、認知症 につい て考 えてみ よ う、 とい う機運が高 まってい ます。
次のステップで温かい見守 りの輪を広げてい きましょう。
1.声かけをするかどうか迷つた場合
無理 を して声 をか けないで、その時 の様子、場所、時刻 な どをメモ し
お近 くのケアプラザに連絡 を しましょう。状況 を知 って い る場合 もあれ
ば、 緊急 と判断 し様子 を見 に行 く事 もあ ります。ぜ ひ、携帯電話 な どに
1111(桂 台地域 ケアプラザ)
8 97‐
次 の番号 を登録 して くだ さい。045‐
2.も し、声 をかけると判 断 した場合
いを傷つけないの 「3な い」が声かけの基本です。まずは、 「
驚かせない、急がせない、自尊′
今
日はお寒いですねJな ど、お天気の話や世間話から始めて、徐 々に 「どちらに行かれますか」など
核心 に近づいてい くのが良いようです。 もし、座れるようなところがあれば、一端ベ ンチなどに腰
掛けると慌てずにすむようです。 ご本人が急いていた り、声かけをした方が、あま り時間をかけ ら
れない場合は、上記のようにケアプラザや栄警察 (045‐
894‐
0 110)に連絡をして ください。
3。近隣 の家族介護者 へ の声かけ
もし、お近 くに認知症の方を介護 しているご家族がいたら、地域でこの ような訓練が行われたこ
とを伝えてみて ください。 もしかしたら、あまり良い返事がないかもしれません。日々、認知症 に
関する相談を受けますが、 ご自分から近所の方にお伝えしている方も多 くいます。そのほとんどは、
その当事者が ご近所に迷惑をかけるような事があって初めて 「これは、伝えておかなければいけな
い」 と思われるようです。ですから、まだ自分の家で何 とかなる、 と思っているご家族の方はどう
しても日が重た くなります。また、完治する病気ではない という事 も介護者の心に重 しになっての
しかかっているようです。す ぐにはお返事がないかもしれませんが、近 くで見守る人がいますよと
いう、サインをさりげなく出してお くことが、少 しずつ介護者の方の心を軽 くする事 につながるの
ではないかと思います。
4`声 か け 訓 練 の 広 が り
今 回が、第 1回 の訓練、 とい うことは 2回 日、
3回 目もと期待 が高 ま ります。訓練 の企 画か ら参
加 した者 としての感想 を言 えば、 この訓1線をた く
さんの人が経験す る事 が大事 な よ うな気 が しまし
た。今 回、一地域 だ けで63名の参加者があ りま し
た。今 回は実施 までに数回の話 し合 いがあ りま し
たが、す でにプ ロ グラムのマ ニ ュ アルは出来上が
って い るので、 ご興味 の あ る 自治会や 団体 が あれ ばお伝 えす る事 が で きます。ぜ ひ、声 か け訓練 の
輪 を地域 に広 げ て い ければ と思 い ます のでお気軽 に ご連絡 くだ さい。
N P O 法 人お互 い さまね っ と公 田町団地が設立 されてか ら、 早 い もので丸6 年が経過 しました。公 田町団
地 は、 東京 オ リ ンピ ックの 頃 に建設 され、す でに4 0 年を超 えて い ます。居住者 の移動 がある とはい え、
当初か ら住 む方 も多 く、高齢化 が進 み、孤 立予 防や買 い物支援 が 課題 となって い ます。そ の課題 を解決
す るために、立 ち上が ったN P O 法 人お互 い さまねっ と公 田町団地 は、拠点 である 「い こい」 を中心 に活
動 を展 開 して い ます。以前 よ り、多 目的 ルー ムの貸 し出 しを行 って い ますが、活動 の広が りを目指 して、
再度皆様 に貸 し室 のお知 らせ をす る次第です。
こいJ多 目的ルーム貸 し皇 のお知 らせ
化ヽ
利用可能 日 :月 曜 日∼土曜 日 (年末 ・年始は休館 )
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現在利用 している団体の活動内容
・シエ ア中心のヨガ
聯
・子供たちのための リ トミック
・健康教室
・ヘ ルバ ー事業所や居宅介護支援事業者 の担当者会議
・各種研修会や会議な ど
利用料金 :1時 間 1,000円
(団体会員 は割引有 り)
利用人員 :数 名 ∼ 15名 程度
問合せ先 :な 045‐392‐7556 お
互いさまわ つと公田町団地 有 友 、佐藤
※団体会員 の登 録 につ いては、随時相談 を受け付 けています。優先的に、
お部屋の利用が可能 にな ります ので、ご相談 ください。
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