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平成18年度 もんぜんぷら座の運営評価に関する報告書
平成18年度 もんぜんぷら座の運営評価に関する報告書 平成19年3月 長野市もんぜんぷら座活用検討委員会 < 目 次 > ページ 序 章 もんぜんぷら座の運営評価について ・・・・ 1 第1章 もんぜんぷら座運営施設の個別評価 ・・・・ 19 第2章 もんぜんぷら座の総合評価・・・・・・・・・・・・・ 23 資料編 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 25 序章 もんぜんぷら座の運営評価について (1) 経過等 長野市もんぜんぷら座活用検討委員会は、長野市もんぜんぷら座活用検討委員会要綱 に基づき、平成 15 年 8 月 6 日に設置された。 本検討委員会は、平成 15 年度に未利用階の活用について検討し報告を行った。平成 16・17 年度には、もんぜんぷら座の運営がそのコンセプトどおりに行われているかなど を検証し報告を行い、平成 18 年度についても継続して運営評価を行うものである。 (2) 検証の視点 評価を行うための判断材料として、各施設の自己評価を実施するなど、次の点をふま えて検証した。 ① 各運営施設の自己評価 (平成 19 年 1 月) ② もんぜんぷら座利用者集計表・稼働率 ③ もんぜんぷら座の予算・決算について ④ もんぜんぷら座利用者アンケート集計結果 ⑤ 会議室の使用報告書意見・ホームページの掲示板書込み ⑥ 平成 17 年度もんぜんぷら座の運営評価に関する報告書(平成 18 年3月) ⑦ 平成 17 年度 公益的施設事業報告 (3) 本委員会の評価項目 Ⅰ 運営施設の個別評価 スクランブルひろばを始めとする 16 施設を評価 Ⅱ もんぜんぷら座の総合評価 (4) 今後に向けて この運営評価については、施設の継続的な評価・改善の観点から今後も定期的に実施 することが望ましい。特に、各施設毎の自己評価シート作成については、事業者が自ら の事業の目的や手法を再点検する機会にもなり、利用者の利益にもつながることから、 毎年継続して行うことを望む。 1 第1章 もんぜんぷら座運営施設の個別評価 (1) 評価方法 スクランブルひろばを始めとする 16 の運営施設について、運営者の自己評価などを分 析し、個別評価を行った。(結果は次ページ以降) (2) 1 スクランブルひろば 2 会議室 3 ロッカー・印刷ルーム 4 ぷら座ホール 5 ぷら座 BOX 6 ミニギャラリー 7 こども広場 じゃん・けん・ぽん 8 国際交流コーナー 9 シニアアクティブルーム 10 市民公益活動センター 11 NPO 共同オフィス 12 市民ギャラリー 13 のんびり屋ララ 14 学習コーナー 15 職業相談総合窓口 16 消費生活センター 評価の基準 委員評価の傾向から次のとおり、評価の基準を設けた。 評価 高い 低い 基 準 説 明 高く評価できる 9人以上の委員が A 評価しているもの 概ね評価できる A,B 評価だけのもの 一定の評価ができる A,B 評価が多くても、1人 C 評価があるもの 「評価」コメントなし 2人以上の委員が C 評価しているもの 2 (個別評価) 施 設 名 (管理運営者) 1 スクランブルひろば 長野市もんぜんぷら座事務局 H19年2月末現在利用者累計 ① ② ③ 施設の現況 前 回 評 価 か ら の 改 善 事 項 運 営 者 の 自 己 評 価 改善した点 108,249 人/全体(4階除く) 916,956人 =(11.8%) ・オープンスペースの市民活動の場として活用されている。 ・サービスとしては、机、椅子、グリーン、BGMを配し、新聞等情報の提供 ・ある程度の静かさを保ち、飲食自由、滞留時間の制限を設けず使いやすい環境を創出している。 ・会議室利用者、国際交流コーナー等でのイベント開催の際、会場の一部として提供し多角的利用を図って いる。 ・学生の自習室化の指摘を受け、平成18年10月4階に学習コーナーを増設したことにより、一般利用者の 拡大が図られた。 改善による効果 ・学生と一般との住み分けが出来た。 ・癒しの場の提供 大型の鉢植えを常置することにより、やすらぎと潤いが生じ、室内空間の分割も出来て、居心地のよい環 評価できる点 境を創造している。 ・気軽に使える場所の提供 机、イス、BGM、飲食自由、使用時間制限なしということで誰もが自由に使える場所を提供できている。 ・情報提供 課題や改善 ・トイレの増設 が必要な点 事業が妥当である A評価 (⇒事業の目的どおり成果が上がっているも 12 人 の) 評価の傾向 事業が概ね妥当である B評価 (⇒事業の目的に近づいており、ある程度成果 0人 が上がっているもの) 事業に改善の余地がある C評価 (⇒事業の成果があまり上がっておらず、今後 0人 何らかの改善が必要と思えるもの) ④ 委 員 の 総 合 評 価 評 価 市民が自由に利用できる場として常に賑わいがあり高く評価できる。学生の自習室になっているとい う指摘を受けて、新たに4階に学習コーナーを設けたことで、利用者層の拡大に繋がった。 ・学生と一般の棲み分けができてよかった。 ・本来の目的どおりになったが、キャパを使いきれるか。 (参考) 各委員の意見 ・常に人がいて、賑わいを感じるのは評価できる。 ・トイレの数が足りないと思う。 (個別評価) 施 設 名 (管理運営者) 2 会議室 長野市もんぜんぷら座事務局 H19年2月末現在利用者累計 ① ② ③ 施設の現況 前 回 評 価 か ら の 改 善 事 項 運 営 者 の 自 己 評 価 改善した点 113,680 人/全体(4階除く) 916,956人 =(12.4%) 貸館業務 ・50㎡∼110㎡までの大きさで6部屋あり ・1室の収容は30人程度、最大で150人までは対応できる。 ・申し込みは3ヶ月前からで、使用料金は1室1時間100円 ・マイク、アンプ、プロジェクター、スクリーン等の無料貸出 ・使用規定は月4回、連続使用7日までとし、営利目的の講座や民間企業の研修や会議等には貸し出しして いない。 ・使用報告書を出してもらい、利用者の要望・意見を採る。 ・会議室利用の増大に対応するため、平成18年10月4階に会議室401を増設した。 改善による効果 ・利用者の要望に対応することができた。 ・使用料100円/時間、備品無料で利用者の負担軽い。 ・電話での仮予約ができるので申込やすい。 ・使用が月4回なので、特定の団体等に専有されない。 評価できる点 ・304、305の間の間仕切りを外して利用もできるので利用の幅が広がった。 ・当日でも使用受付できるので、緊急でも使用できる。 ・使用報告書を出してもらうことで、利用者の要望を活かした施設作りができた。 課題や改善 が必要な点 ・排煙のため、間仕切り上部が開いていて、音や光が入り、使いづらいので、開閉式の防炎カーテンが必 要。 ・304、305の間の間仕切りがアコーディオンカーテンで隣の音が漏れる。防音性の高い可動式のパネルの設 置が望ましい。 ・会議室使用料及び物品使用料の検討 ・和室や調理室も設置できれば多様な使用が拡大する。 事業が妥当である A評価 (⇒事業の目的どおり成果が上がっているも 10 人 の) 評価の傾向 事業が概ね妥当である B評価 (⇒事業の目的に近づいており、ある程度成果 2人 が上がっているもの) 事業に改善の余地がある C評価 (⇒事業の成果があまり上がっておらず、今後 0人 何らかの改善が必要と思えるもの) ④ 委 員 の 総 合 評 価 評 価 安い使用料ということで多くの市民から支持があり、様々な活動に利用されていてことから、高く評 価できる。使用料の値上げについては、利用者による応分の負担を前提とした検討が必要である。 ・プロジェクターを有料化してもよいのではないか。 ・充分役割を果たしていると思う。 (参考) 各委員の意見 ・安い使用料で様々な活動に利用されている使いやすい。 ・音の問題は少し改善されたと思う。 (個別評価) 施 設 名 (管理運営者) ① ② ③ 施設の現況 前 回 評 価 か ら の 改 善 事 項 運 営 者 の 自 己 評 価 改善した点 3 ロッカー・印刷ルーム 長野市もんぜんぷら座事務局 両施設ともに3階のバックヤードに設置している。 【ロッカー】 ・1ヵ月単位で大400円、小200円で各24枠設置し、貸し出す。 【印刷ルーム】 ・コピー機、印刷機を有料で設置し、紙折機、裁断機、ステープラー、穴あけ機、作業台は無料使用可能 ・印刷機は営利業者の利用は不可 ・特になし 改善による効果 ・ロッカールーム 廉価でその都度機材の運搬がなく館利用の利便が図られている。 評価できる点 ・印刷ルーム 無料で利用できる機材もあり、特に印刷機は、用紙の持込で1製版100円・印刷100円なので団体や広 い地域の市民に便利に活用されている。 ・冷暖房設備の設置 課題や改善 ・照明装置の充実 が必要な点 ・カラー印刷、カラーコピーが望まれている。 事業が妥当である A評価 (⇒事業の目的どおり成果が上がっているも 7人 の) 評価の傾向 事業が概ね妥当である B評価 (⇒事業の目的に近づいており、ある程度成果 5人 が上がっているもの) 事業に改善の余地がある C評価 (⇒事業の成果があまり上がっておらず、今後 何らかの改善が必要と思えるもの) ④ 委 員 の 総 合 評 価 評 価 安価で手軽に使えるということで概ね評価できる。 ・空調があるともっと使いやすい。 (参考) ・カラーコピーも必要 各委員の意見 ・カラーコピー機、大型プリンターがあるとなおよいと思う。 0人 (個別評価) 施 設 名 (管理運営者) 4 ぷら座ホール 長野市もんぜんぷら座事務局 H19年2月末現在利用者累計 ① ② ③ 施設の現況 前 回 評 価 か ら の 改 善 事 項 運 営 者 の 自 己 評 価 改善した点 140,189 人/全体(4階除く) 916,956人 =(15.3%) 貸館業務 ・フリーマーケット、展示会、イベントなどの催事場として幅広く利用可能 ・ホール全体で850㎡ ・申し込みは3ヶ月前からで、使用料金は、1時間あたり非営利300円、営利3,000円 ・ピアノ・ホワイトボード・マイク・アンプ・プロジェクター・スクリーン・演壇・TV・ビデオデッキ等の無料貸出 ・使用規定は月4回で、連続使用は7日まで ・使用報告書を出してもらい、利用者の要望・意見を聞くと共に統計を採っている。 ・ホールの独立性を保てるように、入り口にドアを設置し、BOX側にトイレを増設した。 改善による効果 ・独立性が保たれ、有効に利用されている。 ・机・椅子を配備し、広いフロア−を生かした催し物に使える。 ・壁面の鏡の配置により、日舞・洋舞等の練習に便利 評価できる点 ・グランドピアノを無料で使えることによる音楽活動の幅の広がり ・営利目的で使えるので、業者が物販等で顧客を呼び込んでいる。 ・使用報告書により、利用者の要望を活かした施設作りができた。 ・既存の建物の再利用ということで、床・壁・天井等が殺風景。 ・広い空間を自由に使える反面、広すぎて少人数では使いにくい。ホールの区画の見直しが必要。 課題や改善 ・既存の壁が活用しづらい。 が必要な点 ・利用物品の有料化 ・利用の拡大を図るために機材を設置(パネルの増量、簡易ステージ、照明機材、PA)して、文化芸術団体や 物販業者に広くアピールしていきたい。 事業が妥当である A評価 (⇒事業の目的どおり成果が上がっているも 8人 の) 評価の傾向 事業が概ね妥当である B評価 (⇒事業の目的に近づいており、ある程度成果 4人 が上がっているもの) 事業に改善の余地がある C評価 (⇒事業の成果があまり上がっておらず、今後 0人 何らかの改善が必要と思えるもの) ④ 委 員 の 総 合 評 価 改修工事によって、ホールの独立性が保たれた。活用範囲が広がったことは概ね評価ができる。今 後は稼働率の向上のため、商業利用者向けPR等を検討していく必要がある。 合 評 価 ・パーテーション等を設け、2区分くらいで活用できるようにしてもよい。 ・利用率の向上策を検討していただきたい。 (参考) ・商業的利用に期待したい。 各委員の意見 ・利用の幅を広げるために、パネル、簡易ステージ、PAぐらいは備品で用意できたらいいと思う。 ・少し華やかさを添えるためポスター等の展示をしてはどうか (個別評価) 施 設 名 5 (管理運営者) ぷら座BOX 長野市もんぜんぷら座事務局 H19年2月末現在利用者累計 ① ② ③ 施設の現況 前 回 評 価 か ら の 改 善 事 項 運 営 者 の 自 己 評 価 改善した点 86,102 人/全体(4階除く) 916,956人 =(9.4%) 貸館業務 ・各33∼95㎡の大きさのBOXが5部屋あり、一定の防音処理がされている。 ・申し込みは3ヶ月前からで、使用料は1部屋1時間100円 ・演劇や音楽、ダンスの練習場所として活用されている ・ホワイトボード・マイク・アンプ・プロジェクター・スクリーン・TV・ビデオデッキ・ラジカセ等の無料貸出。 ・使用規定は月4回で、連続使用は7日まで ・使用報告書を出してもらい、利用者の要望・意見を聞くと共に、統計を採る。 ・平成18年10月からPタイル床のBOXが2室増設されたことにより、ダンス利用者に好評である。 改善による効果 ・利用申し込みが非常に多く、時間帯が集中するため確保が困難な状況にあったが改善された。 ・使用料100円/H、貸出し物品無料ということで利用しやすい。 ・電話での仮予約が可能、当日でも使用受付を行うので利用しやすい。 評価できる点 ・防音壁、じゅうたん敷、鏡の設置により活用範囲が広い。 ・利用報告書により利用者の要望を生かした施設づくりができた。 課題や改善 が必要な点 事業が妥当である A評価 (⇒事業の目的どおり成果が上がっているも 11 人 の) 評価の傾向 事業が概ね妥当である B評価 (⇒事業の目的に近づいており、ある程度成果 1人 が上がっているもの) 事業に改善の余地がある C評価 (⇒事業の成果があまり上がっておらず、今後 0人 何らかの改善が必要と思えるもの) ④ 委 員 の 総 合 評 価 評 価 音楽や演劇等の活動に練習の場を提供するという新しいタイプの施設として存在価値が高く、新 増設された2室のBOXもダンス利用者に好評ということで、高く評価できる。使用料の値上げに ついては、利用者による応分の負担を前提とした検討が必要である。 ・需要の時間的なバラツキを改善するために料金を多様化してはどうか。 (参考) ・出来れば、しっかりとした防音機能と鏡を大きくして欲しい。 各委員の意見 ・多くの活動の稽古場として有効に使われていると思う。できれば使用時間を12時くらいまで延長できると よい。 (個別評価) 施 設 名 (管理運営者) 6 ミニギャラリー 長野市もんぜんぷら座事務局 H19年2月末現在利用者累計 ① ② ③ 施設の現況 前 回 評 価 か ら の 改 善 事 項 運 営 者 の 自 己 評 価 改善した点 36,876 人/全体(4階除く) 916,956人 =(4.0%) 貸館業務 ・利用申し込みは、1年前から受付 ・使用料は無料 ・1回の使用は、原則7日以内 ・網カーテンを設置し展示物の保護を図った。 改善による効果 ・展示物盗難予防に効果が上がっている。 評価できる点 ・使用料無料、エスカレーター前の位置、広さから、手軽に個人若しくは少人数のグループで利用できる。 ・ギャラリーとしては暗いのでスポット等設置出来ると良い。 課題や改善 ・行政でのアピール用展示物を年間計画の中で、毎年定期的に利用するよう積極的に働きかける(公募の が必要な点 入選作、事業の紹介等)。 事業が妥当である A評価 (⇒事業の目的どおり成果が上がっているも 8人 の) 評価の傾向 事業が概ね妥当である B評価 (⇒事業の目的に近づいており、ある程度成果 4人 が上がっているもの) 事業に改善の余地がある C評価 (⇒事業の成果があまり上がっておらず、今後 0人 何らかの改善が必要と思えるもの) ④ 委 員 の 総 合 評 価 評 価 使用料が無料であり、まちの中心における気軽な文化活動の発表の場として利用され概ね評価 ができる。 ・カーテンが設置されてよかった。 (参考) ・気軽な発表の場としてはいいのではないか。 各委員の意見 ・様々なレベルの展示スペースが町の中心にできたことは、これからの長野市の文化のためによい。 (個別評価) 施 設 名 (管理運営者) 7 こども広場 じゃん・けん・ぽん NPO法人ながのこどもの城いきいきプロジェクト H19年2月末現在利用者累計 ① ② ③ 施設の現況 前 回 評 価 か ら の 改 善 事 項 運 営 者 の 自 己 評 価 改善した点 239,298 人/全体(4階除く) 916,956人 =(26.1%) ・子育て中の親とこどもの交流に関する事業(パネルシアター、おはなし会など) ・子育てに関する相談(おしゃべり会、専門家相談など) ・子育てグループ等の育成 ・子育てに関する情報提供、情報誌の発行 ・あそびに関する指導及び助言 ・子育て講座、イベントの開催(各種コンサート、節分等の季節行事など) ・その他子育て支援に関すること(世代間交流事業、ボランティア団体の活動、利用者の運営委員会キャッチ ボール隊の活動など) 1 地域との連携 ①スタッフを地域のあそび広場に派遣(6回)②長野県短期大学でおこなっている親子教室へのスタッフ派遣(8回)③地域のあそび 広場へ壁面製作等の情報提供④長野スクールオブカレッジ(専門学校)の学生7名+教員2名を毎週受け入れている。 2 親子のコミュニケーション力を高めるための事業 ①絵本の貸し出し(12月までの10ヶ月間でのべ497冊貸し出し)②柳沢秋孝さんによる「運動プログラム」講習会の開催と他施設 の親子体操の視察により「体操しよう」プログラムの充実をはかった。 3 子育てグループ等の育成 子育てサークルネットワーク「ながの子育てネット」への継続的な支援をおこなっている。 4 おしゃべり会の充実 前回改善が必要としたおしゃべり会を、「0歳のおしゃべり会」などと年齢別にしたりテーマ設定をしたことにより参加者が増加し た。 改善による効果 ・地域の人材が育成されてきたとともにスタッフにとってもよい刺激となっている。 ・おやこの読み聞かせやスキンシップの場面が増えた。 ・主体的な子育てにつながってきていると考える。 ・友達作りができ、楽しい子育てにつながってきていると考える。 評価できる点 1 研修セミナーの開催 こども広場は全国に約700箇所ある「つどいの広場」の1箇所で、つどいの広場全国連絡協議会に加盟している。今年度全国10 箇所でおこなった研修セミナーの開催地の1箇所にこども広場が選ばれ11月19日につどいの広場事業研修セミナーを開催した。 全国レベルの研修ができ、こども広場の運営や内容の充実、地域における子育て支援の育成に効果があったと考える。 2 銀座商店街との連携をはかった。 ①TOiGOのオープンに合わせて銀座商店街のお店を取材し、じゃん・けん・ぽん情報誌に掲載した。 ②2月3日∼18日までの銀座文化祭に合わせて、親子で商店街のお店を知っていただくためのスタンプラリーを開催予定(2月10 日) ③商店街の美容師さんを講師にわんぱく散髪講座を開催予定(2月20日) 1 双子ちゃん、三つ子ちゃんの親のおしゃべり会への参加者が少ないので、複数のこどもを連れての来館が 難しいという問題もあるが、おしゃべり会のようにテーマ設定を行うなど対象者にアンケートをとるなどして工夫 をしていきたい。 課題や改善 2 おもちゃやソフトブロックなどが経年劣化してきているので、入れ替えをしたい。 が必要な点 3 地域との連携の強化 ①銀座商店街との共催事業の企画運営 ②地域で行われている「あそび広場」との連携、協力 ③教育機関との連携 事業が妥当である A評価 (⇒事業の目的どおり成果が上がっているも 12 人 の) 評価の傾向 事業が概ね妥当である B評価 (⇒事業の目的に近づいており、ある程度成果 0人 が上がっているもの) 事業に改善の余地がある C評価 (⇒事業の成果があまり上がっておらず、今後 0人 何らかの改善が必要と思えるもの) ④ 委 員 の 総 合 評 価 幅広い子育て支援を行っており、利用者数も多く、もんぜんぷら座の中核的な施設となっている。新 たな取組みも進めながら、更に賑わいを創出しており、その運営は高く評価できる。今後も活性化 に向けた様々なアイディアをお願いしたい。 合 評 価 ・幅広い子育て支援を行っており、期待以上の成果を上げている。 ・みなさんの活動に頭が下がります。引き続き幼い子供を持ったFamilyを中心に暖かいプロジェクトを期待しま す。 ・研修セミナーやスタッフの派遣など新たな取組も進めている事を高く評価します。 (参考) 各委員の意見 ・中心市街地活性化に更なるアイディアをお願いしたい。 ・まさにもんぷらの集客No.1!ショート託児で商店街の活性化に寄与して欲しい。 ・これだけ多様な活動が行われ、たくさんの人が利用していることは素晴らしい。 ・事業が発展したことにより更に賑わいを作り出している。今は有償サービスを検討してもよい頃だと思う。 (個別評価) 施 設 名 (管理運営者) 8 国際交流コーナー 長野市庶務課国際室 H19年2月末現在利用者累計 ① ② ③ 施設の現況 前 回 評 価 か ら の 改 善 事 項 運 営 者 の 自 己 評 価 37,519 人/全体(4階除く) 916,956人 =(4.1%) ・国際交流活動の拠点、国際交流促進の場として利用されている。 ・主な事業は、①異文化理解講座の開催②外国人への日本語教室〔日常生活支援)③外国籍市民による 国際屋台村④外国籍児童生徒の春休みと夏休みの学習交流会⑤シニアの国際交流促進への支援⑥日 本文化紹介講座〔能と陶芸〕⑦外国人ボランティアによる講座〔エコヴィレッジ・何も買わない日・映画上映・ 自転車の旅など)⑧ 国際交流イベントや外国籍市民についての相談 改善した点 日本語教室指導者への改善点:長野市国際室よりボランティア指導者に依頼状を渡し、教室講師の立場を 明確にした。在住外国人への取り組みをより具体的に現した。 改善による効果 在住外国人の日本語習得支援と指導者が果たす役割の必要性・重要性を明確にし、指導者の意識・意欲 の向上を図ることもできた。 ・異文化理解講座:在住外国人の方にとっては自分の国を紹介することが出来、又発表することを通して自 信が付く。日本人にとっては居ながらにして色々な国の事情や文化を知ることが出来、国際性が豊かにな る。 評価できる点 ・外国人への日本語教室〔日常生活支援)来日したばかりの外国人には日本語指導は大変役立つ ・外国籍市民による国際屋台村:外国人が自主的・主体的に係わるイベントであり、日本人にとっては外国 の家庭料理に触れられる機会となる。 ・異文化理解講座の成果を評価し、その内容を学校教育や地域の国際理解に影響するような仕組みを考 え、現在17カ国をまとめたパンフレットを作成中。パンフレットを通して学校や公民館等での講座開講の機 会を作り、市民にその内容をシェアーできるような活動に結びつける。 課題や改善 ・常勤勤務者が1人の場合、利用者の対応に苦慮する状況がある。 が必要な点 ・市街地活性化には直接に結びつかない問題(外国籍市民の人権についてやその支援策など)を抱えるこ とがある。 ・外国籍児童生徒に係わる問題解決を市教育委員会などと協力し、具体的な策を見出していけるよう進め る 事業が妥当である A評価 (⇒事業の目的どおり成果が上がっているも 11 人 の) 評価の傾向 事業が概ね妥当である B評価 (⇒事業の目的に近づいており、ある程度成果 1人 が上がっているもの) 事業に改善の余地がある C評価 (⇒事業の成果があまり上がっておらず、今後 0人 何らかの改善が必要と思えるもの) ④ 委 員 の 総 合 評 価 評 価 少人数のスタッフにより、外国人のための各種イベント等の積極的な活動を行っていて、高く評価 できる。厳しいだろうが、資金面や人的なサポートを得ながら更に活動が充実することを期待す る。 ・少ない人数で多くのプロジェクトを抱えていらして、それを助けるチームがあればいいと思いました。 ・資金面での援助が課題です。 ・積極的な活動がなされている。経済的な支援が得られれば、より充実するのではないでしょうか。 (参考) ・常勤が二人ですのでボランティアの充実次第だと思います。 各委員の意見 ・内部的で直接活性化に結びつかないが、しっかりとした活動をしている。商店街ともっとコラボして欲し い。 ・18年度は利用人数も大幅に伸び、担当者達の努力が感じられる。 ・住民だけでなく観光客が気軽に立ち寄れるようになるといいと思う。 (個別評価) 施 設 名 (管理運営者) 9 シニアアクティブルーム NPO法人ながのこどもの城いきいきプロジェクト H19年2月末現在利用者累計 ① ② ③ 施設の現況 前 回 評 価 か ら の 改 善 事 項 運 営 者 の 自 己 評 価 改善した点 27,486 人/全体(4階除く) 916,956人 =(3.0%) 長野市の中心市街地での老人福祉センター等の機能を持つ高齢者の活動拠点しての役割を果たし、高齢者の福 祉の向上を図る。生きがいづくり講座(シニアパソコン講座を含む)を会議室301を中心に開催している。 ・高齢者を対象とする講座の開催事業 ・高齢者の自主グループ活動促進事業 ・地域福祉活動の促進活動 ・高齢者を対象としたイベントの開催 ・その他高齢者が参加する事業の開催(世代間交流等) ・講座卒業生の具体的な自主活動を支援する目的で、自主グループを対象に「自主英会話グループバック アップ講座」を開設 ・もんぜんぷら座で開催されたNPO団体のフォーラムへ参加。子ども広場 じゃんけんぽんを利用してい る、子育て中の母親たちを対象にこどのも城の独自事業に合わせて世代間交流を2月に予定 ・受講生同士のつながりと学習は「国際交流コーナー」スタッフと英会話講師の協力の下、講座終了後自立 した社会参加と自主的活動を目指して国際交流コーナーで週に一度の割合でボランティアとして活動 ・「長野もんぷらネット」(PC協力員会愛称)はこのほど社協と支援ネットの協働企画「ささえあい応援金」事 改善による効果 業に参画、中心となって開催した世代間交流は20名ほどが参加し、「市民活動公益センター」が主催した まちづくり創造フォーラムにも参加。今後も「じゃんけんぽん」を利用する母親達を対象にした「子育て中の お母さんのためのリフレッシュ講座」(こどもの城の独自事業)の開催等あり、活動に広がりが期待できる。 評価できる点 ・シニアパソコン修了生による協力員会(通称長野もんぷらネット)運営のIT基礎入門 協力員の研修努力によるスキル向上で認知度が上がり、講座運営の経験や会員数も充実、指導者としての実力も周知されると ころとなってきた。NPO団体などとの世代間交流を目的としたコラボレーションなど担い手としての姿も見られる。 ・オリジナルな生きがいづくり講座の企画 介護保険制度・高齢者の低栄養状態の改善と口腔ケア・運動機能の向上・心のケアなどの高齢期の課題゜老い゛に対して早い 段階での取り組みを実践していくことを提案。 ・自主グループ活動 昨年度からの継続者と新規グループの結成で約285名ほどの規模となった。毎月2回の自主講座のほかに地域の福祉活動に 積極的に参加している。 ・PC協力員としてもんぷら開設当初から養成された協力会員は現在50名余りの大所帯となり、一人が担う 仕事量の負担は減少されたが逆に講座と協力員の質の維持・継続が求められてきている。このため、協力 課題や改善 員を統括するシニアアクティブルーム事務局とPC協力員運営委員会が密に連絡を取り合い、意思の疎通 が必要な点 を図り組織を有効に機能させ管理に当たっていく。 ・初めての試みとして養成されたPC協力員は会員数と講座運営の経験が充実してきたことから次のステッ プとしての新たな活躍の場の拡大が求められ始めている。 事業が妥当である A評価 (⇒事業の目的どおり成果が上がっているも 11 人 の) 評価の傾向 事業が概ね妥当である B評価 (⇒事業の目的に近づいており、ある程度成果 1人 が上がっているもの) 事業に改善の余地がある C評価 (⇒事業の成果があまり上がっておらず、今後 0人 何らかの改善が必要と思えるもの) ④ 委 員 の 総 合 評 価 評 価 中心市街地の高齢者の活動拠点としてその運営は高く評価できる。じゃん・けん・ぽんとの連携 も素晴らしい試みであり、活動の広がりが出てきている。今後にも期待したい。 ・ますます多くの方々が利用され、またじゃん・けん・ぽんとのリンクも素晴らしいと思います。生涯学習セン ターの方にも作っていただきたいです。 ・じゃん・けん・ぽんとの連携は素晴らしい取組だと思います。 (参考) ・PC主体だけですと頭打ちになってきているのではと思います。他の講座の充実図っていただきたい。 各委員の意見 ・新しい会員の確保を期待しています。 ・さまざまな活動の広がりができ、これからますます期待できる。 ・市民にもよく知られてきたようなので有償サービスの導入を検討されたい。 (個別評価) 施 設 名 (管理運営者) 10 市民公益活動センター NPO法人長野県NPOセンター H19年2月末現在利用者累計 ① ② ③ 施設の現況 前 回 評 価 か ら の 改 善 事 項 運 営 者 の 自 己 評 価 21,234 人/全体(4階除く) 916,956人 =(2.3%) ・市民公益活動に関する情報収集・提供及び調査・研究 ・市民公益活動に関する各種相談 ・市民公益活動を活性化するためのセミナー等の開催 ・市民公益活動団体の自立促進を図るためのNPO共同オフィス管理運営 ・市民公益活動団体相互及び市民公益活動団体と行政との交流・連携を図るための事業 他 改善した点 ・H17年度暫時計数方法の見直し、改善を終え、H18年度から年間を通してより正確に実態を計数ができる ようになっている。 改善による効果 ・「1日当たりの利用者数(セミナー等参加者除く)」を正確に計測できるよう改善したことでH18年度は正確に 実態把握ができるようになった。 評価できる点 ・もんぜんぷら座3階フロアー全域を公衆無線LANフリースポット化(長野市の公的施設初、同種の公共施設で県内初) ・NPO初歩講座(NPOに関する基礎知識講座)、NPOパワーアップ講座(NPO実務スキルアップ講座)等の実施 定番の講座の充実に加えて、「もんカフェ」やNPOよろず無料相談会なども開始した。 ・「まちづくり創造フォーラム2006」(第2回)の開催 県NPO活動推進室、市民公益活動団体、国際交流コーナー等と協働し、多元的なメディア活用による広報成果もあわせ、第1 回の2倍、延べ約1000名の参加があった。 ・多元的メディア活用によるNPOの情報受発信・情報公開に資する「市民メディアプロジェクト」 INC長野ケーブルテレビへ提案・協働事業として、「市民ディレクタープロジェクト」を始動した。また、長野市民新聞社と協働し、 県内初の新聞社とNPOの共同紙面編集『市民とNPOのひろば』やコラム面を拓き、市民公益活動の情報を市民に提供してい る。 双方の情報受発信が活発に実施され、NPOの支援に効果を上げるとともに、日々の業務支援の効果として、主催事業で備品 利用やまちづくり創造フォーラムでの協力を得られた。また、市ボランティアセンターの運営・事業の一端を担い、NPOへの支援 をさらに強化できた。スキルアップ講座等の実施 ・市内市民公益活動団体(特にNPO法人)の情報公開度がかなり低いため、情報公開・共有に向けてのマ 課題や改善 ネジメント講座、スキルアップ講座の強化・実施 が必要な点 ・2007年問題開始年に当たるため、団塊(退職)世代への働きかけの強化、NPO等と協働によるインターン シップ・プログラムの実施 事業が妥当である A評価 (⇒事業の目的どおり成果が上がっているも 6人 の) 評価の傾向 事業が概ね妥当である B評価 (⇒事業の目的に近づいており、ある程度成果 6人 が上がっているもの) 事業に改善の余地がある C評価 (⇒事業の成果があまり上がっておらず、今後 0人 何らかの改善が必要と思えるもの) ④ 委 員 の 総 合 評 価 市民公益活動の自立支援及び各種相談窓口であり、活動については一定の評価ができる。今 後については、市民に理解されにくい部分もあり大変であるとは思うが、他の連携等を含めた積 極的な活動が期待される。 合 評 価 ・一般的に施設活動内容が市民に理解されていないと思う。 ・たくさんの資料でまとめていただいて、素晴らしいと思いました。 ・昨年に比べて活動内容が充実してきた。 ・今後の活動に更なる期待をする。 (参考) 各委員の意見 ・もっと他の団体と連携して欲しい。とても内部的な感じがします。 ・活動は評価できるが、使用者が減ってきているのは何か理由があるのだろうか。 ・もんぜんぷら座事務局との違いがよく分からずとまどっているのを見かけた。もっとやさしい対応を心がけ ては? (個別評価) 施 設 名 (管理運営者) ① ② ③ 施設の現況 前 回 評 価 か ら の 改 善 事 項 運 営 者 の 自 己 評 価 改善した点 11 NPO共同オフィス NPO法人長野県NPOセンター ・机、いすが配備されている1ブース約4㎡の事務スペースが10ブースあり。 ・これからNPO等になろうとする団体の活動を支援するためのインキュベート施設。 ・入居団体の募集・選定・決定 ・NPO共同オフィス会議の開催 ・入居団体の活動状況ヒアリング及び相談対応 ・団体の自立促進のための運営サポート ・入居団体の選考方法を公開審査会方式から6月より常時入居申請受付に変更した。 方法:長野市市民公益活動センターが第一次審査(書類審査)、地域振興課が第二次審査・決定(面接) 改善による効果 ・特になし。 評価できる点 ・特になし。 ・入居団体の選定方法を公開審査会方式から常時申請受付に変更し、広報・Web・メーリングリストなどで 広報したたものの、入居申請団体はない。 ・NPO共同オフィスのあり方を目的変更、入居条件も含め、再検討する必要がある。 課題や改善 ・入居団体の自立可能性の再評価 が必要な点 共同オフィスを自立に向けてのステップとしてではなく、とりあえず経費の安価な貸事務所として利用してい る傾向が入居団体に見られる。 ⇒共同オフィスのレイアウト変更し、一部を長野市市民公益活動センターとして転用することを検討する。 事業が妥当である A評価 (⇒事業の目的どおり成果が上がっているも 0人 の) 評価の傾向 事業が概ね妥当である B評価 (⇒事業の目的に近づいており、ある程度成果 9人 が上がっているもの) 事業に改善の余地がある C評価 (⇒事業の成果があまり上がっておらず、今後 3人 何らかの改善が必要と思えるもの) ④ 委 員 の 総 合 評 価 評 価 空きスペースがあり十分に活用されていない。今後については、利用方法等の再検討が必要で ある。 ・他の活用も考えてはどうか(検討) ・今後の空きが課題です。 ・利用方法の再検討が必要ではないか。 ・駐車場の問題があり、使いづらいとの指摘あり。 (参考) ・空きスペースがあるのはハードルが高いせい? 各委員の意見 ・事務所の需要がないのか、それともPRが徹底していないのか、見極めながら目的変更や入居条件を再 検討してほしい。 ・なぜ利用者が少ないのか検討の余地がある。 ・告知をもっとして利用者を増やすようにしたほうがよい。 (個別評価) 施 設 名 (管理運営者) 12 市民ギャラリー 長野市生涯学習課 H19年2月末現在利用者累計 ① ② ③ 施設の現況 前 回 評 価 か ら の 改 善 事 項 運 営 者 の 自 己 評 価 79,979 人/全体(4階除く) 916,956人 =(8.7%) ・絵画、彫刻、写真、書道、工芸、華道など市民の創作活動の発表の場として利用されている ・使用料無料 改善した点 改善による効果 無料で展示スペースが利用できるということから、1年先まで予約が埋まっている状況である。市民の文化 評価できる点 芸術活動の身近な発表の場であり、また、一般市民の来場者も安定している。 ・当課の事業ではあるが、もんぜんぷら座事務局に管理等を全面的にお願いしており、もっと利用状況や 課題や改善 主催者・来場者の意見等を把握するように努めたい。 が必要な点 ・平成18年度に生涯学習センターが設置され、展示スペースがある。今後は、双方で上手に連携・共存さ せ、中心市街地が文化の発信地となるよう施策を進めていく。 事業が妥当である A評価 (⇒事業の目的どおり成果が上がっているも 11 人 の) 評価の傾向 事業が概ね妥当である B評価 (⇒事業の目的に近づいており、ある程度成果 1人 が上がっているもの) 事業に改善の余地がある C評価 (⇒事業の成果があまり上がっておらず、今後 0人 何らかの改善が必要と思えるもの) ④ 委 員 の 総 合 評 価 評 価 1年先まで予約が埋まってしまうほど人気があり、利用者数が多く、高く評価できる。現在無料で あるが、利用者による応分の負担を前提とした検討が必要である。 ・幅広い活動報告の場としても ・少額でもよいので、有料化したほうがよいと思います。 (参考) ・中心市街地活性化に役立っている。 各委員の意見 ・TOiGOとの整合性が不明確。でも予約が殺到していることはもんぷらには良い事。 ・使用料は低くても設定したほうがいいと思う。 (個別評価) 施 設 名 13 (管理運営者) のんびり屋ララ のんびり屋ララ H19年2月末現在利用者累計 ① ② ③ 施設の現況 前 回 評 価 か ら の 改 善 事 項 運 営 者 の 自 己 評 価 26,344 人/全体(4階除く) 916,956人 =(2.8%) ・障害者の自主生産品を販売している。 ・障害者の社会参加、市民との自然な形でのふれあいの場を提供する。 改善した点 改善による効果 ・精神5ヶ所・知的1ヶ所・身体1ヶ所の作業所の当事者が、自主運営の場として日々課題を持ちながら運営 できた。常連のお客様が増えている。 評価できる点 ・季節のものを少しづつ取り入れ、8月はペットボトル入れ、12月は年賀状・しめ縄の売上が大幅に伸び た。 ・製品は、見た目良く、使いやすい製品を更に考える。季節のものを取り入れる。飽きがこないよう、新しい 製品を次々と開発する。 ・陳列は、お客様が見やすいように同じ種類ごと分け、製品を並べすぎないよう整頓する。 課題や改善 ・声をかけるタイミングやお客様との距離を考え、笑顔で温かみのある接客をする。 が必要な点 ・製品の開発には、私達の力だけでなく一般の方で技術を持っている人からも教えてもらえるような企画を していきたい。 ・作業風景の写真など展示して、お客様に作業過程が分かるようにしたい。 事業が妥当である A評価 (⇒事業の目的どおり成果が上がっているも 8人 の) 評価の傾向 事業が概ね妥当である B評価 (⇒事業の目的に近づいており、ある程度成果 4人 が上がっているもの) 事業に改善の余地がある C評価 (⇒事業の成果があまり上がっておらず、今後 0人 何らかの改善が必要と思えるもの) ④ 委 員 の 総 合 評 価 評 価 障害者の社会参加という観点では、意義ある活動が行われ、季節商品に注力する等の経営努 力もしており、概ね評価できる。今後は、PRやじゃん・けん・ぽん利用者向けの商品を提供する 等の集客も検討してほしい。 ・PRを強化し顧客対策も必要と思う。 ・じゃん・けん・ぽんなどにくる人達にあった商品を提供してはどうでしょうか。 ・季節商品に注力したことを評価したい。 (参考) ・更なる利用者の充実を図る。 各委員の意見 ・作業所を併設できれば、素晴らしい。 ・もっと売上が上がるようなサポートが必要。 ・もんぜんぷら座のムードメーカーだと思う。 (個別評価) 施 設 名 (管理運営者) 14 学習コーナー 長野市もんぜんぷら座事務局 H19年2月末現在利用者累計 ① ② ③ 施設の現況 前 回 評 価 か ら の 改 善 事 項 運 営 者 の 自 己 評 価 7,562 人/4階部分 13,563人 =(55.8%) ・平成18年10月から供用。学習専用スペースとして、机・椅子を設置。学習に専念できる良好な環境の提 供。 改善した点 改善による効果 評価できる点 ・学習に専念出来る環境と共に、気軽に自由に使える場所の提供が出来ている。 課題や改善 ・特になし が必要な点 事業が妥当である A評価 (⇒事業の目的どおり成果が上がっているも 9人 の) 評価の傾向 事業が概ね妥当である B評価 (⇒事業の目的に近づいており、ある程度成果 3人 が上がっているもの) 事業に改善の余地がある C評価 (⇒事業の成果があまり上がっておらず、今後 0人 何らかの改善が必要と思えるもの) ④ 委 員 の 総 合 評 価 評 価 気軽に勉強できる場として、多くの学生に有効活用されており概ね評価できる。 (参考) ・青少年育成などに関するPRを行ってはどうか。 各委員の意見 ・学生からのクレームが多いようですが・・・学生による自主運営が望ましい。 (個別評価) 施 設 名 15 (管理運営者) 職業相談総合窓口 長野市産業政策課 雇用促進室 H19年2月末現在利用者累計 ① ② 施設の現況 前 回 評 価 か ら の 改 善 事 項 1,880 人/4階部分 13,563人 =(13.9%) ・高年齢者の職業紹介・斡旋により早期就労の実現。 ・若年者の職業相談等を実施し、早期就労を目指す。 ・障害者の福祉的就労から一般就労を目指し、またその後のフォロー。 個々の状況に応じた就労を目指し、様々な就労に関する相談や就労支援に関する事業を実施している。 改善した点 改善による効果 ・求人倍率が1.0倍を超え、雇用情勢が改善されつつある現在でも、高年齢者や障害者などの就職に困難 ③ 運 営 者 の 自 己 評 価 評価できる点 な者や就職氷河期に職業に就けなかった若者などの就業支援を通して、間接的に活力あるまちづくりの一 助となる。 ・3つある相談室の内、2つは全て外部と遮断されているので相談室としての環境が整っているが、通路側 は、筒抜けの状態であるため相談には適さない状況である。しかし、急な相談には、相談室として利用せざ 課題や改善 るを得ない。(防災上、改装はできないとのことで、改善は困難であると認識している。) が必要な点 ・施設の更なる周知に努め、相談だけではなくさまざま情報提供等、市民の方々が気軽に来れる窓口を目 指す。 事業が妥当である A評価 (⇒事業の目的どおり成果が上がっているも 10 人 の) 評価の傾向 事業が概ね妥当である B評価 (⇒事業の目的に近づいており、ある程度成果 2人 が上がっているもの) 事業に改善の余地がある C評価 (⇒事業の成果があまり上がっておらず、今後 0人 何らかの改善が必要と思えるもの) ④ 委 員 の 総 合 評 価 評 価 高齢者、若年者、障害者向けの雇用相談窓口として、平成18年10月よりもんぜんぷら座に開 設された。利用者数も移転前と比べて倍近く増え効果がでており、高く評価できる。 ・今後の活動に期待します。 ・一般の利用促進を期待したい。 ・評価しづらい。 (参考) 各委員の意見 ・ハローワークとどのように違うのかもPRの一つにしながら、この窓口を宣伝していってほしい。 ・利用者も増えていることは評価できる。この窓口の広報がもっとあってもいい。 ・職安はいつも混んでいるので街中で相談できる場ができたのはよいことだと思う。 (個別評価) 施 設 名 (管理運営者) 16 長野市消費生活センター 長野市市民課 消費生活センター H19年2月末現在利用者累計 ① ② ③ 施設の現況 前 回 評 価 か ら の 改 善 事 項 運 営 者 の 自 己 評 価 1,239 人/4階部分 13,563人 =(9.1%) ・消費生活相談事業は、電話相談が9割、直接面談1割である。市の関係課、法テラスをはじめ司法書士 の行っているクレサラ110番など各種の相談窓口を紹介するほか、クーリングオフの方法などについて直 接教示も行う。また、関連で市民相談事業として法律・税務・登記・公証の相談をそれぞれ弁護士・税理士・ 司法書士・公証人に依頼している。 改善した点 改善による効果 ・市民相談事業は相談室が交通の便の良い市の中心部に移ったことで市民がより気安く相談を受けられる 評価できる点 ことになった。 ・消費生活センターならびに市民相談室は、市役所から18年10月に移転したために、交通手段等の違い から来館に戸惑う市民もいると思われることから交通の便についての案内を機会ある毎に行うこと。 課題や改善 ・気軽にもんぜんぷら座に立ち寄ってもらうためには消費生活センターの知名度アップが必要であり、消費 が必要な点 生活展、リサイクルバザールなど消費者団体が主体のイベントを、生涯学習センター前広場などの開催に 移行できないか働き掛けを行っていきたい。 事業が妥当である A評価 (⇒事業の目的どおり成果が上がっているも 8人 の) 評価の傾向 事業が概ね妥当である B評価 (⇒事業の目的に近づいており、ある程度成果 4人 が上がっているもの) 事業に改善の余地がある C評価 (⇒事業の成果があまり上がっておらず、今後 0人 何らかの改善が必要と思えるもの) ④ 委 員 の 総 合 評 価 評 価 平成18年10月より、市役所から移転してもんぜんぷら座に開設された。消費生活相談、市民 相談を実施しており、事業については概ね評価できる。 ・今後のプロジェクトに期待します。 ・移転してよかったと思います。移転したことをもっと広報してはどうでしょうか。 ・評価しづらい。 (参考) 各委員の意見 ・消費生活センターがあることをもっと知ってもらうことが必要 ・まだもんぜんぷら座にあることを知られていないようなのでもっと知ってもらい、気軽に立ち寄れるセン ターを目指して欲しい。 (3)個別評価のまとめ 評価の基準から、もんぜんぷら座の全施設(4階を除く)の状況を前々回(平成16 年度)と前回(平成17年度)を比較しながらまとめると以下のとおりとなった。 表1 評価 高い 低い 基 H16(施設数) H17(施設数) H18(施設数) 準 高く評価できる 3 5 7 概ね評価できる 3 6 4 一定の評価ができる 4 2 1 「評価」コメントなし 3 0 1 全13施設 ※ H18全施設に対する委員評価は、表2を参照 全体で見ると表1から、高い評価を受けた施設数が年々増加していることが分かる。 これは、各施設がスタッフを中心に、利用者の立場に立った運営を心がけるとともに、 自己運営評価の実施や市民の意見を取り入れ、改善に努力してきた結果であるといえる。 特に「こども広場 じゃん・けん・ぽん」は、昨年度と同様に全委員がA評価を付け、 期待以上の成果を上げているといえる。また、一時保育については、施設環境の整備等 の解決しなければならない問題があるが、保護者が小さい子供を預けて、中心市街地で の買い物や映画を見に行ったりすることができるなど、活性化に繋がることから、市に おいても真剣に検討し、事業者との協働よる導入を期待する。 他方「NPO共同オフィス」については、3人の委員がC評価を付け厳しい結果とな った。入居条件等も含め施設のあり方の再検討が必要であり、使用目的の変更も含めて 早急な対応が望まれる。 また、4階に新たに入居した『職業相談総合窓口』 、 『消費生活センター』については、 運営自体は市の固有事務であり評価をしにくい側面もあるが、中心市街地にある利便性 を活かしながら、各施設とのタイアップを図るなどの工夫を期待したい。 昨年から継続する課題としては、『会議室』、『ぷら座BOX』、『ぷら座ホール』『市民 ギャラリー』等についての使用料の見直し、各施設で開催する各種講座等についての有 料化や機材・物品の貸出しについての使用料負担が挙げられる。無料若しくは1時間 17 100∼300円ということで使いやすい料金設定で浸透してきているが、今回利用者 アンケートを実施する中で、利用者の8割程度が値上げについては理解を示す結果とな った。会場使用料については、維持管理費等財政上の負担も大きいことからその軽減を 図る上でも、値上げはやむを得ないものと考える。尚、料金の設定に当たっては、充分 な説明を行い、市民の理解の得られるものとして欲しい。また、周辺には類似のサービ スを行う民業事業者もあるので上手にすみ分けを図るとともに、各種講座や備品の整 備・補充等の充実を図り、必要に応じては有料化についても研究するべきと考える。 18 第2章 もんぜんぷら座の総合評価 もんぜんぷら座は、現在オープンから5年目を迎えて、19年2月末時点では、90 万人を超える人々が利用し、TOMATO 食品館を加えた全体では290万人を超える多 くの人々に利用されている。長野市歩行者通行量調査結果からは、1日の新田町交差点 付近の歩行者通行量が、昨年と比較して8%の増加(H17 調査 22,852 人 → H18 調 査 24,672 人)となり、もんぜんぷら座オープン以来最高となった。気軽に利用できる施 設として着実に市民に認知されながら、中心市街地の賑わい創出の一助になっている。 平成 18 年 10 月には、新たに4階に『日本司法支援センター長野地方事務所(愛称 法 テラス)』、 『ながの観光コンベンションビューロー』 、 『消費生活センター』、 『職業相談総合窓 口』、『学習コーナー』がオープンして、地下にはぷら座BOXが二つ増設となり、今まで 以上の賑わいが出てきている。今後も情報開示と常に利用者意見を反映させることで、 市民活動を活発化させ、広くPRをすることで新規の利用者を増やし、満足度の高い施 設にしていって欲しい。 活動例として、施設を利用する約40の個人、団体の有志により組織された「もんぷ ら芸術文化協会」は、長野銀座地域まちづくり協議会の主催する「善光寺表参道文化祭 2007」に参加、日頃の練習の成果を発表する「フェスタもんぷら2007」を開催 した。ぷら座内の各施設における協力支援や銀座周辺の商業事業者の参加も手伝って、 2月3日(土) 、4日(日)の二日間でぷら座ホールに、1,864 人を集客し賑わいをみせ た。また歩行者天国の際には、もんぜんぷら座公開空地にて発表・演奏するなど、周辺 商店会とのイベント活動を積極的に実施している。 今後については、利用者や各施設が活動範囲を広げ、近接するトイーゴや、長野銀座 地域まちづくり協議会・銀座商店街等との連携協力により、更なる中心市街地活性化に 努めていただくよう要望する。 『こども広場 じゃん・けん・ぽん』が銀座商店街と協力 して、子育て情報誌にお店の紹介記事を掲載したことや、親子で商店を回るスタンプラ リー事業を実施したが、このような地道な活動を通した、利用者サービスの向上と同時 にまちなかの回遊性を高めるような取組みを期待したい。さらに、新たにテナントとし て入居した「株式会社 ながのコミュニティ放送」、「株式会社 インフォメーション・ ネットワーク・コミュニティ」や、向かいの信越放送株式会社といった放送メディアが オープンしたことで、これらや「ながの観光コンベンションビューロー」等とも連携を図 19 りながら、情報発信基地としての機能をより充実するように努めて欲しい。 また『NPO共同オフィス』については、現在10ブースのうち、3団体が入居して、 7ブースが空きとなっている。他の活用方法を含めた再検討が必要であると考える。 会場使用料については、もんぜんぷら座の中心市街地における役割を考慮しながら、 施設維持管理費の負担軽減のためによる一定の値上げが必要であると考えるが、市民の 利用しやすい範囲内での料金設定を期待する。 最後に、各施設においては事業推進にあたり、本報告書の内容を十分活かして、より 良い運営を目指していただくことを望むものである。 20 表2 (H18 検討委員の評価一覧) 委員名 A委員 B委員 C委員 D委員 E委員 F委員 G委員 H委員 I委員 J委員 K委員 L委員 区 分 No. 施設名 評価 評価 評価 評価 評価 評価 評価 評価 評価 評価 評価 評価 個 別 評 価 1 スクランブルひろば A A A A A A A A A A A A 2 会議室 B A A A A A A A A A B A 3 ロッカー・印刷ルーム B B B A A A B A A B A A 4 ぷら座ホール B B B A A A B A A A A A 5 ぷら座BOX B A A A A A A A A A A A 6 ミニギャラリー B B A A A A B A A B A A 7 じゃん・けん・ぽん A A A A A A A A A A A A 8 国際交流コーナー B A A A A A A A A A A A 9 シニアアクティブルーム A A A A A A A A B A A A 10 市民公益活動センター B B A A A B B A A B A B 11 NPO共同オフィス B B C B B C C B B B B B 12 市民ギャラリー A A A A A A B A A A A A 13 のんびり屋ララ A B A A B A B A A B A A 14 学習コーナー B A A A A A B A A B A A 15 職業総合相談窓口 B A A A A A B A A A A A 16 消費生活センター B A A A A A B A A B A B 合 タ ー 窓 口 セ ン 総 ー ラ ラ ー ナ り 屋 コ 活 談 習 費 生 業 相 消 職 学 ィス リ ー オ フ ギ ャ ラ ん び 民 の 市 ム ー ん タ ー ー ー ナ セ ン 同 動 NP O共 活 コ ・ぽ ィブ ル 流 ク テ 益 ア 際 交 民 公 ニ ア 市 シ 国 リ ー X ル BO ー ー ム ギ ャ ラ ら 座 ホ ・け ん ミニ ぷ 場 議 室 広 刷 ル ら 座 ・印 会 ン ブ ル ぷ カ ー じ ゃ ん ロ ッ ス ク ラ 参考 グラフ (委員評価Aを5点、Bを3点、Cを1点として集計した) 点 70 60 50 40 30 20 10 0 平成16年度 平成17年度 平成18年度 (検討委員の評価一覧) 委員名 区 分 No. 施設名 評価 個 別 評 価 A委員 特記事項 B委員 評価 特記事項 1 スクランブルひろば A A 2 会議室 B A 3 ロッカー・印刷ルーム B B 4 ぷら座ホール B B 5 ぷら座BOX B A 6 ミニギャラリー B B 7 じゃん・けん・ぽん A A 8 国際交流コーナー B A 9 シニアアクティブルーム A A 10 市民公益活動センター B B ・一般的に施設活動内容が市民に理解され ていないように思う。 11 NPO共同オフィス B B ・他の活用も考えてはどうか(検討) 12 市民ギャラリー A A ・幅広い活動報告の場としても 13 のんびり屋ララ A B ・身障者の皆様、頑張っておりますが、PR等 を強化し顧客対策も必要と思います。 14 学習コーナー B A ・青少年育成などに関するPRを行ってはどう か。 15 職業総合相談窓口 B A 16 消費生活センター B A ・パーテーション等を設け、2区分位で活用で きるようにしても良い。 ・幅広い子育て支援を行っており、期待以上 の成果を上げている。 (検討委員の評価一覧) 委員名 区 分 No. 施設名 評価 個 別 評 価 C委員 特記事項 D委員 評価 1 スクランブルひろば A A 2 会議室 A A 3 ロッカー・印刷ルーム B A 4 ぷら座ホール B A 5 ぷら座BOX A A 6 ミニギャラリー A A 7 じゃん・けん・ぽん A A 8 国際交流コーナー A A 9 シニアアクティブルーム A A 10 市民公益活動センター A A 11 NPO共同オフィス C B 12 市民ギャラリー A A 13 のんびり屋ララ A A 14 学習コーナー A A 15 職業総合相談窓口 A A 16 消費生活センター A A 特記事項 (検討委員の評価一覧) 委員名 区 分 No. 施設名 評価 特記事項 F委員 評価 1 スクランブルひろば A A 2 会議室 A A 3 ロッカー・印刷ルーム A A 4 ぷら座ホール A A 5 ぷら座BOX A A 6 ミニギャラリー A A 7 じゃん・けん・ぽん 個 別 評 価 E委員 ・みなさんの活動に頭が下がります。引き続き A+ 幼い子供を持ったFamilyを中心に暖かいプロ ジェクトを期待します。 A 8 国際交流コーナー A ・少ない人数で多くのプロジェクトをかかえて いらして、それを助けるチームがあればいい と思いました。 ・資金面での補助が課題です。 A 9 シニアアクティブルーム A ・ますます多くの方々が利用され、また、じゃ ん・けん・ぽんとのリンクも素晴らしいと思いま した。生涯学習センターの方にも作っていた だきたいです。 A 10 市民公益活動センター A ・たくさんの資料でまとめていただいて、素晴 らしいと思いました。 B 11 NPO共同オフィス B ・今後の空きが問題です。 C 12 市民ギャラリー A A 13 のんびり屋ララ B A 14 学習コーナー A A 15 職業総合相談窓口 A ・今後の活動に期待します。 A 16 消費生活センター A ・今後のプロジェクトに期待します。 A 特記事項 (検討委員の評価一覧) 委員名 区 分 No. 施設名 評価 個 別 評 価 G委員 特記事項 H委員 評価 特記事項 1 スクランブルひろば A ・常に人がいて、賑わいを感じるのは評価で きる。 A ・学生と一般の棲み分けがができてよかった。 2 会議室 A ・安い使用料でさまざまな活動に利用されて いる。使いやすい。 A ・プロジェクター等は有料化してもよいのでは ないか。 3 ロッカー・印刷ルーム B A ・出張などで来たビジネス客へ利用拡大はで きないか。 4 ぷら座ホール B ・利用の幅を広げるために、パネル、簡易ス テージ,PAぐらいは備品で用意できたらいい と思う。 A ・利用率の向上策を検討していただきたい。 5 ぷら座BOX A ・多くの活動の稽古場として有効に使われて いると思う。できれば、使用時間を12時ぐらい まで延長できるといい。 A ・需要の時間的なバラツキを改善するために 料金を多様化してはどうか。 6 ミニギャラリー B ・気軽な発表の場としていいのではないか。さ まざまなレベルの展示スペースが町の中心に できてきた事はこれからの長野市の文化のた めによい。 A ・カーテンが設置されてよかった。 7 じゃん・けん・ぽん A ・これだけの多様な活動が行われ、たくさんの 人が利用していることは素晴らしい。 A ・研修セミナーやスタッフの派遣など新たな取 組も進めている事を高く評価したいと思いま す。 8 国際交流コーナー A ・18年度は利用者数も大幅に伸び、担当者た ちの努力が感じられる。 A ・積極的な活動がなされている。経済的な支 援が得られれば、より充実するのではないで しょうか。 9 シニアアクティブルーム A ・さまざまな活動の広がりができ、これからま すます期待できる。 A ・「じゃん・けん・ぽん」との連携は素晴らしい 取組だと思います。 10 市民公益活動センター B ・活動は評価できるが、使用者が減っている のは何か理由があるのだろうか。 A ・昨年に比べ、活動内容が充実してきた。 11 NPO共同オフィス C ・なぜ利用者が少ないのか、検討の余地があ る。 B ・利用方法の再検討が必要ではないか。 12 市民ギャラリー B ・使用料は低くても設定したほうが良いと思 う。 A ・少額でもよいので、有料化したほうが良いと 思います。 13 のんびり屋ララ B ・もっと売上が上がるようなサポートが必要。 A ・「じゃん・けん・ぽん」などに来る人達に合っ た商品を提供してはどうでしょうか。 ・季節商品に注力したことを評価したい。 14 学習コーナー B 15 職業総合相談窓口 B ・利用者も増えていることは評価できる。この 窓口の広報がもっとあっても良い。 A ・一段の利用促進を期待したい。 16 消費生活センター B ・消費生活センターがあることを、もっと知っ てもらう事が必要。 A ・移転してよかったと思います。移転した事を もっと広報してはどうでしょうか。 A (検討委員の評価一覧) 委員名 区 分 No. 施設名 評価 個 別 評 価 I委員 特記事項 J委員 評価 特記事項 1 スクランブルひろば A A ・本来の目的どおりになったが、キャパを使い きれるか? 2 会議室 A A ・充分役割を果たしていると思う。 3 ロッカー・印刷ルーム A B ・空調があるともっと使いやすい。 ・カラーコピーも必要。 4 ぷら座ホール A A ・商業的利用に期待したい。 5 ぷら座BOX A A ・出来れば、しっかりとした防音機能と鏡を大 きくして欲しい。 6 ミニギャラリー A B 7 じゃん・けん・ぽん A ・中心市街地活性化に更なるアイディアをお 願いしたい。 A ・まさに、もんぷらの集客NO.1!ショート託 児で商店街の活性化に寄与して欲しい。 8 国際交流コーナー A ・常勤が二人ですのでボランティアの充実次 第だと思います。 A ・内部的で直接活性化に結びつかないが、 しっかりとした活動をしている。商店街ともっと コラボして欲しい。 9 シニアアクティブルーム B ・PC主体だけですと頭打ちになってきている のでは、と思います。他の講座の充実も図っ ていただきたい。 A ・新しい会員の確保を期待しています。 10 市民公益活動センター A ・今後の活動に更なる期待をする。 B ・もっと他の団体と連携して欲しい。とても内 部的な感じがします。 11 NPO共同オフィス B ・駐車場の問題があり、使いづらいとの指摘 あり。 B ・空きスペースがあるのはハードルが高いせ い? 12 市民ギャラリー A ・中心市街地活性化に役立っている。 A ・TOiGOとの整合性が不明確。でも、予約が 殺到していることは、もんぷらにとっては良い 事。 13 のんびり屋ララ A ・更なる利用者の充実をはかる。 B ・作業所を併設できれば、素晴らしい。 14 学習コーナー A B ・学生からのクレームが多いようですが・・・・・・ 学生による自主運営が望ましい。 15 職業総合相談窓口 A ・評価しづらい。 A 16 消費生活センター A ・評価しづらい。 B (検討委員の評価一覧) 委員名 区 分 No. 施設名 評価 個 別 評 価 K委員 特記事項 L委員 評価 特記事項 1 スクランブルひろば A A ・トイレの数が足りないと思う。 2 会議室 B A ・音の問題は少し改善されたと思う。 3 ロッカー・印刷ルーム A A ・カラーコピー機、大型プリンターがあるとよい と思う。 4 ぷら座ホール A A ・少し華やかさ添えるためポスター等の展示 をしてはどうか。 5 ぷら座BOX A A 6 ミニギャラリー A A 7 じゃん・けん・ぽん A A ・事業が発展したことにより、更に賑わいを作 り出している。今後は有償サービスを検討し てもよい頃だと思う。 8 国際交流コーナー A A ・住民だけでなく、観光客が気軽に立ちよれ るようになるといいと思う。 9 シニアアクティブルーム A A ・市民にもよく知られてきたようなので、有償 サービスの導入を検討されたい。 10 市民公益活動センター A B ・もんぜんぷら座事務局との違いがわからず、 とまどっている方を見かけた。もっとやさしい 対応を心がけては? 11 NPO共同オフィス B B ・告知をもっとして、利用者を増やすようにし た方が良い。 12 市民ギャラリー A A 13 のんびり屋ララ A A 14 学習コーナー A A 15 職業総合相談窓口 A 16 消費生活センター A ・事務所の需要がないのか、それともPRが徹 底してないのか、見極めながら目的変更や入 居条件を再検討してほしい。 ・ハローワークとどのように違うのかもPRのひ とつにしながら、この窓口を宣伝していって欲 しい。 ・もんぜんぷら座のムードメーカーだと思う。 A ・職安はいつも混んでいるので、街中に相談 できる場ができたのは、良い事だと思う。 B ・まだ、もんぜんぷら座にあることを知られて いないようなので、もっと知ってもらい、気軽 に立ち寄れるセンターを目指して欲しい。 総合評価 <A委員> 各施設それぞれ利用者の立場に立って、施設の改善等に努力している事に感謝します。 私自身、利用していない施設については、特に意見等は言えません。4階にオープンした職業相 談総合窓口等の施設も、委員会当日初めて見させてもらいました。4階に増設した学習コーナー は、周りが静かで利用しやすい感じがしました。 利用者が100%満足することはできませんが、意見を聞きながら今後の運営をお願いしたい。 また、施設の利用料の見直し(値上げ)も最小限にして大勢の人が利用できるようお願いしたい。 <B委員> ・開館して5年目を迎えているが、市民が気軽に活用でき、幅広い市民生活・活動に貢献している と思います。 ・施設稼働率も高い。TOiGO効果はまだ判断できないが、テナント充実をすすめる中で、当館への 波及も考えられる。 ・じゃん・けん・ぽんの付設として、お子様一時預かりコーナーがあっても良いと思います。(まちな かでの用事、当施設利用の利便性を考えて) ・使用料金の見直し たいへん低料金で市民に幅広く利用していただいているが、活用検討委員会で提示した料金程度 であれば、利用者の理解はいただけると思います。 ・市民の幅広い活用を考え、当館を年中無休(元旦除く)にしてはどうか。是非検討願います。 <C委員> 利用度や利用者はかなり定着し、活性化の役割を果たしていると思います。これからは、さらに 広く広報し新規の利用者を増やす努力をして下さい。 <D委員> <E委員> 皆さん、スタッフの方が最大の努力をしており、その結果にぎわい創出を生んできていると思いま す。 このままでも十分だと思いますが、ちょっと、お茶ができるおしゃれでリーズナブルなカフェとかが あったらいいなと思います。 また、もんぜんぷら座だけでなく、周りのお店やTOiGOなどとの連携やコラボレーションも、これ からしていただくと、更に中心市街地のにぎわいを創出できることと思います。 <F委員> ・長野市市民公益活動センターの名称が団体の目的でもある「NPO法人やボランティア団体の支 援をしている」ことがわかりづらい。 ・NPO共同オフィスは専用に事務所を構えた団体数が平成18年は0だとすると、この施設のあり方を 再検討しなければならない。自己評価シートにもあるとおり、市民公益活動センターへの転用も含 め、早急に検討し有効利用をすべきだと考える。 <G委員> 全体としていい運営がなされていると思います。年々活動も活発になっているのではないでしょう か。もんぷらを訪れて感じるのは、この施設を自分たちの場として感じている人が多いという事で す。市民活動や地域の文化土壌の育成には、人と人が出会い、情報交換、意識啓発が行われる 事が、大きな力となると考えますので、この施設の役割は重要だと思います。この施設運営に関し て、情報が開示され、常に市民の意見の反映が可能なことが素晴らしいと思います。 利用者が、平成16年度に較べやや減少しているが、市民公益活動センターの来客数の出し方を 変えた事、9月からの生涯学習センターオープンなどの影響もあり、大きな問題は感じられない。 ただ、ぷら座ホールは18年度かなり低くなりそうであるが、2月のフェスタもんぷらで盛り返したので しょうか?学習コーナーに関するHPでのやりとりが気になりました。学生が3Fの広場を占拠する ことは、他の人たちにとって迷惑なこともあると思いますが、あまりきつい規制よりは、4Fがいっぱ いな時は学生が3Fにいることも、認めるような柔軟な姿勢が望ましいと思います。 古いビルなので、まわりの看板や旗などをできるだけ整理して、きれいに使う事を希望します。 <H委員> ・4階に新たな団体が入り、もんぜんぷら座内にも今まで以上に、にぎわいが出てきたと思います。 ・今後は下記の点について解決していくべきと思います。 ・TOiGOとの棲み分け、相乗効果の発揮 ・サービスに対する有料化 制度上の制限があり、難しい面はあると思いますが、受益者が相応の負担をする事で、 財政上の負担を軽減し、市民にとって公平性を出す事も重要だと考えます。 <I委員> 年数を重ね、各施設は大変充実してきている。しかし、当初の目的である中心市街地の活性化 にどのように役立っているか評価しづらい。ある程度活性化になっているが、今後、更なる工夫が 必要であると思われます。 <J委員> 市民の認知度が、アップしてきていると思います。また、利用団体による「もんぜんぷら座芸術文 化協会」も立ち上がり、すばらしい事だと思います。 今後は、銀座地域街づくり協議会や銀座商店街・TOiGOとの連携・協力することで益々利用度 が上がり、最大目的である中心市街地の活性化に繋がると確信しています。 例えば、金沢芸術村のように、備品の充実・整備・補充が必要と思われます。ピアノの練習に ホールを使うのでなく、BOX内に備え付けてあるとか?ギターアンプ・ドラムセットがあるとか。現 在のもんぜんぷら座の利用者は年齢層が高く、これはこれで良いことですが、若者層が抜け落ち ています。 民業の圧迫を気にしているようですが、キャパが広がることで、新規のお客さんが増え、民間企業 にとっても長い目で見れば、プラスになると思うのですが・・・・・。 <K委員> もんぜんぷら座の目的や活動をどのように評価したらいいのか、予算や決算、利用人数、利用 者の声を手間と時間をかけて収集しているまちづくり推進課には感謝いたします。 これだけのお金をかけ、これだけの人が集まり、様々な活動をして、しかし、これが活性化なのだ とは断定できない、そういう事柄である中心市街地活性化の特徴を忘れずに、もんぜんぷら座を 運営していく必要はあると思います。 また、利用者の声を読むと、人が多く集まるが故の運営の難しさにも直面していると思います。な ので、民営の施設が、そういう問題にどう対処しているのかなど、他分野の知恵も取り入れなが ら、もんぜんぷら座の内容だけではなく、運営にも幅広い工夫が必要となってくると思われます。事 務局の柔軟な、そして毅然とした対応が試される時期にきているのかもしれないと思います。 <L委員> もんぜんぷらは、市が市民交流の場として一定の評価を得て、有効に活用されてきていると思い ます。今後は有償のサービスによって少しは維持費の補填を考えてもいい頃だと思います。その 際にも市民の考えを聞き抵抗感のないよう理解を得て進めてほしいと思います。