...

新しいトレーニング機器『ALTER-G』のご紹介 当院における使用について

by user

on
Category: Documents
15

views

Report

Comments

Transcript

新しいトレーニング機器『ALTER-G』のご紹介 当院における使用について
新しいトレーニング機器『ALTER-G』のご紹介
ALTER-G とは・・・
空気圧を利用した最新技術の反重力トレッドミル (ALTER-G)であり、生活の質の向上と日常生活動作の維持、怪我からの早期回復、運動パフォ
ーマンスの向上を目指した高機能トレッドミルです。 元々は NASA の宇宙飛行士の訓練用として設計されました。AlterG の持つ『空気圧差(DAP)技術』
はトレーニングやリハビリテーションに適応し、下記のような目的で多く利用されます。 ・ 下肢障害のリハビリテーション ・ 神経障害の治療 ・ 減量目的 ・ 有酸素トレーニング・コンディショニング ・ 加齢に伴う疾患対策としてのトレーニング 当院における使用について
関節鏡視下手術や人工膝関節全置換術、前十字靭帯再建術などの手術を施行された方の早期
歩行獲得や、ジャンパー膝などで安静が必要であるも持久力やパフォーマンスレベルの低下を
防ぐ目的で利用していただいています。ALTER-G は、上記に記載したように、細かな免荷・負
荷調節が可能であり、リスク管理が行いやすく、転倒の危険性も低いことから、スポーツ選手
はもちろん、子供から高齢者まで一人一人の目標や目的に合わせて実施しています。
また、手術をされた方以外にも積極的に体験していただき、現在多くの方が午前中から実施
してあります。
スポーツ選手
障害により痛みが強く、
『スポーツが出来ない』『走れない』・・・・しかし、心肺機能は復帰に
向け落としくない!!そんな方々に対し、ALTER-G を使用することにより、最大 20%までの免荷
率調整を利用して、痛みの出ないレベルまで免荷率を下げ、痛みのない範囲速度を上げる事により、
心肺機能を維持させる為のトレーニングを行っています。
また下記のスポーツ障害や慢性疾患の方々に同様に活用しています。
適応疾患
下肢障害:オスグット・シュラッター病、ジャンパー膝、シンディング病、ランナー膝、
内側側副靭帯損傷、外側側副靭帯損傷、後十字靭帯損傷、滑液包炎、滑膜ひだ障 害、分裂膝蓋骨、筋挫傷、肉離れ、膝前部痛、膝蓋前滑液包炎、
膝蓋下滑液包炎、鵞足円、大腿筋膜張筋腱炎、
足部障害:扁平足、外脛骨、セーバー病、アキレス腱炎、アキレス腱滑液包炎、足底筋膜症、
コンパートメント症候群、ケーラー病
高齢者・肥満な方に対して・・・
皆さんが常日頃、
『健康のため』
『ダイエットのため』と行っている、ウォーキングやジョギング
は、膝にとても負担をかけていることを知っていますか??体重が重ければなおさらです。(体重
の 3 倍が膝へかかる負担)そこで、ALTER-G を使用することにより、最大 20%までの免荷率調整
を利用して、体重の負担を減らし、無理のないウォーキングやジョギングを実践出来ます。また、
専用ショーツが本体と一体化する為、万が一、訓練時にバランスを崩しても身体を支える設計にな
ってリスク管理が行いやすく、転倒の危険性が低いのもメリットです。当院では、ダイエットトレ
ーニングのメニューに取り入れ活用しています。
入院時における利用について・・・①
当院にて関節鏡視下手術や人工膝関節全置換術、前十字靭帯再建術などを施行された場合、術後
早期において、できるだけ早めに歩行練習を行っていただく為にも、術後翌日から ALTER-G を利
用していただいています。免荷率や速度に関しては、個人差がありますが、徐々に免荷率を上昇さ
せ、速度を速めていき、術後日常生活やスポーツ活動などへの早期復帰を目指します。
入院時における利用について・・・②
装具を装着しながらも歩行練習ができます
松葉杖で荷重制限があるような方でも•••••
ALTER-G だと装具装着しながら、
正しい姿勢での歩行練習が可能。
現在当クリニックでは、ALTER-G を
二台導入し、スポーツをされている方に限
らず、子供から高齢者まで幅広い層の方々
に利用していただいています。
※ 詳しくはリハビリスタッフまでお問い
合わせ下さい。
※電話での対応は致していません。
ALTER-G の4つのポイント
① 高性能
○空気圧を利用した、革新的免荷システム
・ ALTER-G に 搭 載 さ れ た DAP ( Differential Air
Pressure)テクノロジーは、身体に快適で均一な免
荷力を生みます。
・ 自重の 100%
20%まで、1%単位で免荷を自在に
調整できる為、正確な体重軽減が可能です。
・ 空気圧を免荷力として利用する為、快適であると同時に全可動域で正常な走行や歩行が可能
です。
・ 高度圧力調整システムにより、正確な体重調節が毎回のトレーニングで再現されるようにな
っています。
○ DAP(Differential Air Pressure)テクノロジー
・ DAP テクノロジーは、使用者の上半身と空気バッグに覆われた下半身の空気圧の違いによっ
て持ち上げ作用を発生させています。
・ 膨らんだ空気バッグ内の空気圧は大気より高く、バッグ内に均等に広がっています。
② 快適性
○自然な動作による快適なリハビリテーションの実現
・ 免荷方法に空気圧を利用している為、機器による圧迫感
がほとんどなく、リラックスした状態で歩行動作の訓練が
可能になります。
・ 専用ショーツを使用して本体と連結する為、上半身・下
半身ともに自由に動かせます。
○使用者に合わせて痛みのない負荷に調整可能
スタッフが個人個人にあった
・ 自重の免荷を 1%単位で免荷を行うことができるので、個
負荷量を設定。
人に合わせて走行や歩行時の痛みを最小限に抑えた状態
で使用できます。
③ 安全性
○転倒などのリスクを最小限に抑えた設計
・ 専用ショーツが本体と一体化する為、万が一、訓練時にバ
ランスを崩しても身体を支える設計になっています。
・ 歩行時のバランスが不安定な方には、前面についているバ
ーを握って歩くことで、より安全に使用する事が出来ます。
・ 本体と繋がっている緊急停止用の安全ストラップを使用者
の手首に通す事により、万が一転倒した場合もすぐに停止
し、重大な事故を防ぎます。
○ 患部への負担を軽減
障害や外傷の患部に対して、過重負担が悪影響を及ぼす可 能
性がある場合でも、免荷を行う事でこれらの影響を最小限に抑
えた状態でトレーニングやリハビリテーションが可能です。
専用ショーツ。サイズも豊富で
利用者によってサイズ選べま
す。
④ 簡便性
○簡単な操作方法
・ 専用ショーツをトレーニングウェアなどの上から履く
だけなので、準備も楽にでき、使用者の負担も最小限に
抑えられます。
・ 操作方法もシンプルな操作パネルのため、容易に利用
する事が出来ます。
高性能
快適性
☆ 1% 単 位 と 正 確 な 負
☆ 両手を自由に使う事が出来る。
荷調節が可能。
☆ 痛みに合わせての負荷調整が可能。
安全性
簡易性
☆ ショーツの着脱が簡単
☆ 操作が簡単であるためスムーズに
訓練が可能
☆ ショーツと本体が一体化するため、
転倒の危険性が低い。
☆ 術後早期、またはスポーツ外傷後な
ど、痛みに応じた負荷調節が可能。
Fly UP