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ファーストアナウンスメント (日本語仮訳) - Asian Disaster Reduction

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ファーストアナウンスメント (日本語仮訳) - Asian Disaster Reduction
ファーストアナウンスメント
(日本語仮訳)
国連防災世界会議
2005 年 1 月 18-22 日
兵庫県神戸市(日本)
~万人のためのより安全な世界へ向けて~
国連防災世界会議は、
世界中で災害リスク軽減活動の重要性をさらに頒布し、
それを開発計画や活動に組み込むことを推進し、
多くの国々を荒廃させて国の開発努力を妨げている災害に立ち向かえるよう、地域や
国家の防災能力を向上させるための節目となる会議です。
1994 年 5 月に横浜で初めて開催された国連防災世界会議では、
「より安全な世界のた
めの横浜戦略とその行動計画」が採択されました。今回の会議では、この見直しを生
かし、2005-2015 年に実施すべき計画目標や活動、政策措置を検討し、採択を行う予
定です。
1
「防災政策や手法は次の2
何が問題となっているの
か?
つの目的を達成し、災害に強
い社会やコミュニティを形
害を受けており、豊かな国の
GDP 単位の 5 倍を上回る損
失額を出し、時にはやっと手
地域社会や各国政府、国際社
にいれた経済発展の 1 年を上
会の取り組みにも関わらず、
回る損失を出しています。
成するために必要である。こ
自然災害による人的・経済的
れら2つの目的とは、一つ
損失は、年々増加しています。
ハザードに対する脆弱性の上
国際防災の 10 年(IDNDR、
昇といった潜在的な問題は、
は、社会におけるリスクレベ
1990-1999 年)は災害リスク
部分的には開発活動の結果で
ルの低減。もう一つは、開発
軽減の必要性を一般市民に認
あり、特に貧困と関係してい
識させようと努力しましたが、
ます。地域・国際レベルで開
することによりハザードに
十分とは言えませんでした。
発決定がなされ、それにより
対する脆弱性を高めるので
2003 年に再保険会社がまと
リスクが減少するのではなく、
めたレポートの世界の災害発
むしろハザードに対する脆弱
はなく、逆にハザードに対す
生傾向によると、700 を越え
性をむしろ増加させています。
る脆弱性を減らしていくこ
る災害が発生し、その結果、
しかし現在でも、貧困改善策
5 万人が亡くなりました。こ
には、リスクや自然・科学技
とを追い求めていくことで
れは昨年度調査(2002 年:
術的なハザードに対する脆弱
ある」(ISDRバックグラ
11,000 人)の 5 倍となってい
性を削減する必要性について、
ます。このような甚大な死者
十分に考慮に入れられていま
ウンド資料、ヨハネスブルク
数は、1989 年以来、4 度しか
せん。ミレニアム開発目標に
サミット、2002 年 8 月)
記録されていません。経済損
従って、脆弱なコミュニティ
失は、600 億USドルを上回
をターゲットにした社会保護
りました。
政策を改善するために、より
特に開発途上国では大きな被
一層取り組む必要があります。
2
IDNDR の中間レビューの
世界中の防災活動を円滑に
「防災は、20 世紀の最も重要な課題
機会として、1994 年に横浜
行うこととしました。その成
であり、21 世紀においては、世界中
で国連防災世界会議が開催
果が見られ、現在では、2002
の急務の課題である。この課題は、
されました。この IDNDR
年の持続可能な開発に関す
多くの時間を費やし、地球上の防災
の中間期に、「より安全な世
る世界首脳会議で出された
対策は必ずなければならないとい
界へ向けての横浜戦略:防災
ヨハネスブルグ実施計画に
った困難をもたらす。このような災
のためのガイドライン-自
おいて、持続可能な開発には
害の規模や頻度は年々増加してお
然災害への予防、備え、軽減
防災が必要不可欠な要素で
り、それ故に、全てのコミュニティ
-」とその行動計画が、防災
あると認識されています。そ
の責務と言えるであろう」
のための国際的な青写真と
の活動の進展や取り組みは、
「次の 20 年の大きな地球規模の課
しての役目を果たしました。
ISDR 事務局が 2002 年に始
題は、世界の貧困削減である。これ
めて発行した「世界防災白書
はなぜなのか?まず、道徳・正義・
国連総会は 1999 年 12 月に
-Living with Risk」に記載
公平のためである。貧困とは、収入
国際防災戦略(ISDR)を採
されています。
が少ないといった意味以上のもの
択し、その機能を IDNDR
があることが明らかになった。つま
活動の成果を更に推し進め、
り、孤立、弱さ、不安定さ、サービ
ス不足、将来への不安、絶え間なく
リスクにさらされているような気
分である。
出典:J. F. Rischard (2002) “High
Noon:
Twenty
Global
Issues,
Twenty Years to Solve Them”
3
なぜ国連防災世界会議を再び開催するのか?
防災へのコミットメントは
日々高まっており、国際的な
取り組み、協定や宣言の中に
実証されていますが、具体的
な実現にはまだ至っていませ
ん。災害による被害は増加傾
向にあり、開発の大きな障害
となっています。新しいリス
クも出現しています。開発が、
リスクの増加に拍車をかけて
いるケースもあります。
「横浜戦略と行動計画」以降
の成果や国際社会が直面した
ギャップなど重要な課題の見
直しが現在行われています。
ミレニアム開発目標:
「自然・人的災害の数や
その影響を軽減するた
めに、私たちが一体とな
った取り組みを強化す
る」
(第 4 節、「共通の環境
を保護する」
国連ミレニアム宣言
(2001 年)の実施へ向け
たロードマップ、国連総
会(A/56/326)へのSG
レポートから
ティスを特定する
・ 世界の防災活動に未だ残
る課題やニーズ、好機を
明確にし、今後発生しう
る優先課題を考察する
・関連したミレニアム開発目
標や持続可能な開発へ向け
たヨハネスブルグ実施計画
の目標を達成するために、
明確な行動プログラムの構
成要素をさらに構築する
この会議ではまた、コミュニ
ティのニーズを考慮して、脆
弱性に対し早急に目を向ける
日々発展している国際・国
家・地域レベルでの政策やイ
高まっています。横浜レビュ
よう、意識の啓発を行い、ま
ニシアティヴ、科学技術の偉
ーの終結や阪神・淡路大震災
た、予防の文化を構築するた
業は、リスク軽減への投資を
10 周年記念といった機会に、
めに、世界・地域・国家・地
可能にし、有効であると実証
兵庫県神戸市で世界会議の開
方レベルでの政策整備と行動
しています。環境、気候変動、
催をという日本政府からの申
をさらに推し進める必要があ
HIV/AIDS、男女間のバラン
し入れは、時機に大変かなっ
る。
ス、教育に関わる新しい問題
たものと言えます。
はまた、一般の人々の注目を
浴び始めています。
この会議を行うことにより、
各国政府や政策決定者たちが
しかし、このような動きを効
防災に目を向け、防災を貧困
果的な国家政策へ盛り込むに
削減策の中に取り入れた実用
は、更に調整を行い、強化す
的かつ具体的な方策を確認し
る必要があります。
てくれることが期待されてい
ます。
救援から持続可能へ焦点が移
っています。近年の人々のニ
この会議は、1994 年の横浜戦
ーズなどの状況から、社会・
略と行動計画実施の見直し結
経済開発や環境管理問題で活
果をもとに行われます。
躍する政策決定者、防災管理
者、実務者、市民社会とコミ
レビューの目的は:
ュニティグループ間で、国際
会議を開催しようという声が
・ 1994 年の採択以降の成果
を評価し、グッドプラク
4
横浜戦略と行動計画
第一回国連世界防災会議(1994 年 5 月、横浜)が開催され、
「より安全な世界
に向けての横浜戦略と行動計画」が IDNDR の中間レビューの成果として採択
された。
横浜戦略原則
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
9.
10.
リスク・アセスメントは、適切で効果的な防災政策・対策を適用する
のに不可欠なステップである。
災害予防と災害への備えは、災害時の救援の必要性を減らすために、
最も重要なものである。
災害予防と災害への備えは、国家、地域、二国間、多国間、国際レベ
ルにおける開発政策・計画に欠くことのできない要素として考えられ
るべきである。
災害を防止・軽減する能力を開発し、強化することは、最優先分野と
して扱われるべきである。
差し迫った災害に関する早期警報や、放送サービスなどの電気通信を
利用した効果的な伝達が、災害予防とその備えを成功させる重要な要
素となる。
予防対策は、地方から国家政府、地域、国際のすべてのレベルにおい
て参加を得られたときに最も効果的である。
対象グループに合わせて正確にデザイン・様式化された開発を行い、
コミュニティ全体を適切に教育、訓練する事によって脆弱性は減少で
きる。
国際社会は、災害を予防・軽減するために欠くことのできない技術を
共有する必要性を認め、技術協力の不可欠な要素として、時機を逃さ
ずに、誰でも気軽に利用できるよう取りはからうべきである。
貧困緩和と一貫した持続可能な開発の構成要素としての環境保護は、
自然災害の予防と被害の軽減において必須である。
すべての国は、自然災害の被害から自国の国民、インフラ、その他の
国家財産を保護する第一義的な責任を負う。国際社会は、防災分野に
おいて現存する物質的・人的資源を十二分に活用するために、開発途
上国、特に後発発展途上国の必要性に留意しながら、強い政治的意思
を示さなければならない。
5
国連防災世界会議の目的
(c)
持続可能な開発を実現し、現存するギャ
ップや障壁を特定するために、防災推進の
2003 年 12 月 23 日、国連総会は決議 58/214
ためにグッドプラクティスや教訓を分か
を採択し、世界会議の目的を下記のように定め
ち合う
た:
(d)
(a) 21 世紀のための先導的な役割を担う防災
防災政策の重要性についての意識を高め、
それによりこのような政策を円滑に促進
体制を改めるため、横浜戦略とその行動計
する
画の見直しを終結し、報告する
(e)
(b)
ヨハネスブルク実施計画の関連条項にあ
脆弱性、リスク評価、防災に関する持続
るように、一般市民に対する適切な災害情
可能な開発に関する世界首脳会議の実施
報や防災機関に対する信頼性を高め、入手
計画(ヨハネスブルグ実施計画)の関連条
し易くする
項を実行するために、特定の活動を特定す
る
会議の予想結果
・
防災活動を行うための意識、理解、政
・
何を目的とし、リスク軽減をどのよう
治の参加を増進させ、地域、国家、国
に行うのかについて、防災活動の実施
際的な人材の動員を促すものでなけ
を先導し、促進するために、行動計画
ればならない。
では、一連の目標や枠組みを採択しな
ければならない。(先日行われたオン
・
国際防災戦略の実施を確実に行い、ミ
ラ イ ン 会 議 を 参 照 の こ と :
レニアム開発目標や持続可能な開発
www.unisdr.org/dialogue)
に関するヨハネスブルグ実施計画目
・
標の達成を支援するために、国際、地
国際防災戦略の実施を支援するため
域、国家、地方レベルでの行動を行う
のイニシアティヴやパートナーシッ
ための明確な指針を示し、優先事項を
プを掲げる
確立する。
6
会議の形式
会議は次の段階を経て行われる:
・ ポスターセッション
・ ワークショップ、セミナー、シンポジ
a) 政府間会議:
ウム(科学技術の専門家および地域・
国連総会で示され、準備委員会期間
地元の活動家)
に事務局(国連メンバー国 5 カ国か
・ フィールドビジット
ら構成)によって話し合われた予想
結果を確実に採択するために、国家
c)一般市民の参加-より多くの市民への
的・国際的機関の関心と関与を高め
意識向上:
2004 年の準備段階、および本会議の
る
フォローアップとして行われる活動
b)知見交換(技術的・政策的発展):
は、兵庫県、日本の関係機関、その他
特定のテーマ別イベントやグッドプラ
の団体、政府、学術団体、国連情報サ
クティスに関するイベントは、支援・
ービスとISDR事務局が開催する。
参加団体(国際、地域、準地域、国家、
・ 公開フォーラム(例:公開討議など)
地方、政府、NGO、学術、民間)によ
・ 日本での公開イベント(学校を巻き込
り開催され、下記のような形式をとる:
む)
・ 小委員会・ラウンドテーブル(大臣、
・ メディア行事と報道、キャンペーン活
国会議員、市長、財界首脳、コミュニ
動
ティの指導者、国連機関や他機関の代
・ 一般市民(特に小・中・高・大学生)
表)
や会議参加者向けの一般展示
関連プロセス
防災世界会議は、下記のプログラムによる取り組みを活用し、その実施を推進する:
・IDNDR(1990-1999)と横浜会議(1994)、ISDR(2000)
・小島嶼開発途上国バルバドス行動プログラム(1994)と 2004 年の 10 年レビュー
(BPoA+10)
・ミレニアム開発目標(2000)
・ヨハネスブルク実施計画(2002)
・持続可能な開発のための国際教育の 10 年-2005-2015(UNESCO)
・国連気候変動枠組み条約(UNFCCC)
・砂漠化防止条約(UNCCD)
・国連宇宙平和利用会議(UNISPACE III)
・地球観測サミット(2004-2005)
・第三回水フォーラム・閣僚宣言
7
国連防災世界会議のテーマ一覧(仮)
関連プロセス
下記のテーマ一覧は、災害リスクを減少させるために道を示し、監視する枠組みに基
づいたもので、世界防災会議までに開催されるセミナーやワークショップで取り扱わ
世界防災会議は、下記のプログラムによる取り組みを活用し、その実施を推進する:
れるものである(担当するテーマは、後日指定される)
。
枠組みやテーマに関する詳細は、www.unisdr.org/dialogue を参照のこと。
・IDNDR(1990-1999)と横浜会議(1994)、ISDR(2000)
・小島嶼開発途上国バルバドス行動プログラム(1994)と
A.
ガバナンス:リスク軽減へ向けた制度や政策の枠組み 2004 年の 10 年レビュー
・(BPoA+10)
社会経済政策や効果的な資金の活用(貧困削減、公的・民間資金)
・
環境政策(現行の環境政策と経営手法へ統合する)
・ミレニアム開発目標(2000)
・
リスク軽減と持続可能な開発
・ヨハネスブルク実施計画(2002)
・
国家政策、制度の構築、法律整備
・持続可能な開発のための国際教育の
10 年-2005-2015(UNESCO)
・
リスク軽減へ向けた地方自治体の政策
・
地域共同体の活動と参加-政策オプション
・国連気候変動枠組み条約(UNFCCC)
・
地域の制度的枠組みと政策
・砂漠化防止条約(UNCCD)
・
透明性-アカウンタビリティ
・国連宇宙平和利用会議(UNISPACE
III)
・
科学技術政策
・地球観測サミット(2004-2005)
B. 知識管理:災害に強いコミュニティの構築
・第三回水フォーラム・閣僚宣言
・
持続可能な開発のための教育-学校での防災教育
・
大学・大学院レベルでの災害リスク軽減教育
・
研究課題
・
公式・非公式の研修(地域共同体の活動)
・
メディアと防災-一般意識の向上のためのツールとして
C.
・
・
・
・
・
・
リスクの特定:新たなリスクの出現
ハザード・脆弱性評価-方法論
災害影響評価と方法論
予報と早期警報
気候と環境リスク評価
リスク軽のためのデータ収集と情報の活用
都市のリスク
D.
・
・
・
・
・
・
・
・
教訓:「グッドプラクティス」
より安全なコミュニティの構築-持続可能な解決策
土地利用計画
保険-財政手段-マイクロ・ファイナンス/ セイフティ・ネット
建築物の安全性強化-法規の遵守、不正
ビジネス・プライベートセクターの防災活動への投資
環境管理とリスク軽減
ネットワークとパートナーシップ(公私、政府・NGO、学術・政府等)
ジェンダーと防災
E. 効果的な対応のための備え
・
救援から開発へ
8
準備プロセス
・ ISDR タスクフォースは、会議の中身
への更なる指導を行い、準備に携わり、
会議の成功は、総合的な準備プロセスの結
特に、メンバーとして参加と関与の調
果に左右される。ISDR事務局は会議の
整を行う。
事務局としての役割を担い、日本の準備委
・ IATF/DR の下にある作業部会は、事
員会事務局と連携し、国連事務局担当部署
の支援をうけながら、準備活動を調整する。
務局への準備や助言をする役割を有
し、直接会議準備に関わる複数機関か
メンバー国、国連本部、専門機関、その他
ら構成される。メンバーには、
の関連政府間組織・団体、特にタスクフォ
UNESCO、UNU、UNDP、IFRC、
ースメンバー(IATF/DR)は、積極的に会議
OCHA、DESA、UNCRD 等が予定さ
と準備プロセスに参加すること。
れている。協議や会議は、必要であれ
ば、タスクフォース(IATF/DR)会
会議の準備は、下記のようなグループの支
合前や準備会議などを利用して、電子
援で行われる:
媒体を通じて行う。
・ 2 回にわたる政府間準備会合は、2004
IATF/DR の作業部会は、会議の実務につ
年 5・10 月にあるタスクフォース会合
いてのアドバイスや指導を行う。加えて、
と関連して開催され、加盟国からの代
世界中の災害の影響を受けやすい国々の
表 5 名から構成される事務局により
中の様々なセクターやレベルからの代表
とりおこなわれる。事務局は、衡平な
者が参加できる幅広い協議を通じて、よ
地理的配分に基づいて選定され、会議
り一層の専門性や指導が求められる。会
成果について協議する。
議を推進する上級レベルの人物は、現在
国連事務総長のもと審議中である。
なぜ兵庫、日本なのか?
1995 年 1 月 17 日に発生した阪神淡路大
日本は地理的に、環太平洋火山帯に位置
震災により神戸市(人口 150 万人)を含
し、地震のような災害の影響を受けやす
む兵庫県、大きな被害を受け、何千とい
い地域として長い歴史を有している。そ
う死者がもたらされた。近年、先進国の
して日本は、中緯度に位置し、冬には北
大都市で発生した地震として初めてのも
部地域にかけて、シベリア気団の影響で、
のであった。兵庫県民、神戸市民は、2005
大量の積雪がある。暖かい太平洋気団は、
年 1 月 17 日に震災 10 周年を記念し、記
南から近づき、熱帯暴風雨や台風といっ
念式典を行う予定である。
た水関連の災害を引き起こす要因となっ
ている。
9
自然災害に対処してきた豊富な歴史と現
気象予報技術の改良、防災システムの整
在の経験により、日本は防災工学と防災
備を行っており、防災対策費用として国
計画の分野で、先進国の一つに数えられ
家予算の約 1%を割り当てている。その結
る。
果、日本はこのような努力により、持続
可能な開発に貢献し、被害の大幅な削減
1950 年代以来、国家保全プロジェクトや
を体現している。
10
2003-2004 年開催の地域・テーマ別会合と国連防災世界会議に寄与する関連イ
ベント
2003 年、2004 年に行われる地域・テーマ別会議は、今後の活動に何が必要かと提案すると
ともに、今後取り組まれるべき分野を特定しながら、防災活動の成果と教訓を再点検する。
次の表は、準備プロセスに寄与する会議の一覧である(2004 年 2 月 4 日現在)。
1
地域会議
テーマ別会議
2003
2003
First Asian consultation,
3
Asia: Bandung, Indonesia, 26-28 May - Africa: Nairobi, Kenya, 23-24 June
ISDR), Kobe-Hyogo, Japan, 17
Americas: Antigua, Guatemala, 3-5 June - Europe: Potsdam, Germany, 28-29 July
2 Online Conference to develop Framework for Disaster Risk reduction, by
ISDR/UNDP, 25 August-25 September
Pacific Regional consultation
(SOPAC), Fiji, 5-7 May
3
Safer Sustainable Communities
4 Second International Conference on Early Warning (ISDR, Government of Germany),
Conference, (EMA),
Canberra,
5
6
5
6-8 October
7
Asian International Conference on Total Disaster Risk Management (OCHA,
ADRC, UNDP), Kobe, Japan, 2-4 December
Forum Mitch+5, (CEPREDENAC,
UNDP, COPECO), Tegucigalpa,
International Conference of the Red Cross and Red Crescent Societies, topic
includes Risk Reduction (IFRC), Geneva, 2-5 December
(Council of Europe, Spain, ISDR),
Madrid,
6th International Conference on Disaster Management (Civil Defense, Government
of Cuba), Havana, Cuba, 25-28 November
10-12 September
Euro-Mediterranean consultations
International Wildland Fire Summit (GFMC), Sydney, Australia, 8 October
Bonn, Germany, 16-18 October
2003 Australian Disaster
4
Regional consultations on Early-Warning
Government of Japan, ADRC,
January
2
1
8 ASEAN Committee on Disaster Management –ACDM, (ASEAN), Brunei
Darussalam, 8-10 December
Honduras, 9-11 December
2004
6
Second Asian consultation
2004
9
January
(Governments of Cambodia and
Japan, ADRC, ISDR), Cambodia,
10
World Congress on Natural Disaster Mitigation New Delhi, India, 19-21 February
4-6 February
11
Sustainable Community Empowerment for Disaster Management organized
(UNCRD), Kobe-Hyogo, Japan, 7 February
7 Third Asian Consultative Meeting of
Regional Organizations and
12
(WHO/SEARO, ADPC), Manila,
13 Thirty-first session WMO/ESCAP Panel on Tropical Cyclones, Colombo, Sri Lanka,
1-6 March
Philippines, 28 February
Third Asian consultation during
Disaster Reduction Forum 2004 - transfer lessons of catastrophic disasters –
(Disaster Reduction Alliance -DRA). Kobe-Hyogo, Japan, 8 February
Regional Offices of UN Agencies,
8
Inter-regional preparatory meeting for SIDS BPoA+10 (UN/DESA) Bahamas, 26-30
14
Global Disaster Information Network Conference (GDIN), Washington DC, USA,
11
26-29 March
4th meeting of Consultative
Committee on Regional
15 Risk Management as a Sustainable Development Factor on Human ScaleIbero-America Civil Protection (ONEMI, Chile) Santiago, Chile, 24-26 March
Cooperation in Disaster
Management (ADPC and
16
World Water Day (WMO and ISDR), 22 March, Geneva & worldwide
Government of Bangladesh),
17
8th Annual Meeting of the Asian Urban Disaster Mitigation Programme, (ADPC,
USAID), Dhaka, Bangladesh, March
Dhaka, Bangladesh, March
9 Third Southeast Asia Disaster
18
2004
Management Practitioners
Forum, (ADPC, UNESCAP,
Ministerial Conference on Earth Observations, Tokyo, Japan, second quarter of
19
Conference on International Cooperation in Fire Management and Emergencies in
ECHO, IFRCSE ASIA), Bangkok,
the Eastern Mediterranean, Balkans, Near East and Central Asia, Antalya,
Thailand, April
Turkey, 30 March - 2 April
20
Commission on Sustainable Development, UN, New York, April + PrepCom SIDS
Central Asian Countries, (IIEES),
21
International Consortium on Landslides (ICL), Geneva, 2-3 May
Teheran, Iran, May
22
Third Mekong Annual Flood Forum, (Mekong River Commission), Vientiane, Laos,
10 Sub-regional consultation with
June
11 International Conference on
Disaster Reduction (Government of
23
Centre on Climate Change), the Hague, Netherlands, 9-11 June
China, ISDR), Beijing, China,17-19
or 25-27 May
24
25
CDERA, ACS, UNDP, PAHO)
26
International Conference on Storms, Brisbane, Australia, 5-9 July
27
Third International Conference on Continental Earthquakes, Beijing, China,
11-13 July
October
14 Second Meeting of ASEAN
Committee on Disaster
28
International Conference on Continental Earthquake, Beijing, China, 12-14 July
29 Thirteenth World Conference on Earthquake Engineering (International
Association of Earthquake Engineering), Vancouver, Canada, 1-6 August
Management, Phnom Penh,
Cambodia, November
2004 Annual Hazards Research and Applications Workshop, Boulder, Colorado,
USA, July
Nairobi, Kenya (tent.), May/June
13 Caribbean consultation, (UWI,
Fourteenth World Conference on Disaster Management (Canadian Center for
Emergency Preparedness), Toronto, Canada, 20-23 June
12 African consultation, (UNDP,
UNEP, AU/NEPAD; ISDR),
Second Conference on Climate Change and Disaster Preparedness (Red Cross
30
Gender Equality and Disaster Risk Reduction Workshop (University of Hawaii
Social Science Research Institute, USAID, ISDR), Honolulu Hawaii, 10-12 August
31
Thirtieth IGU International Geographical Congress, Glasgow, UK, 15-20 August
32 Thirty-second International Geological Congress: Geological hazards-Assessment
and Mitigation, Florence, Italy, 20-28 August
33
International meeting to review the implementation of the Barbados Programme
of Action/SIDS+10 (UN/DESA),
Mauritius, 30 August - 3 September
34
International Conference on Education (UNESCO/IBE), Geneva, Switzerland,
12
8-11 September
35
Urban Risk, Barcelona World Urban Forum (UN-HABITAT), Barcelona, Spain,
13-17 September
36
Ministerial Conference on Earth Observations, European Union, fourth quarter of
2004
37 Asian Seismological Commission, Fifth General Assembly, Yerevan, Armenia, 18-21
October
38 Thirty-seventh session ESCAP/WMO Typhoon Committee, China, 15-20 November
39
UNFCCC COP 10, (UNFCCC), Buenos Aires, Argentina, 29 Nov-10 December
40
Meeting on mainstreaming disaster risk reduction into develpment and aid
policies, venue and dates TBC
41
International Forum on Earthquake Insurance, (CBS), Beijing dates TBC
13
14
地域・テーマ別会議
2003-2004
問い合わせ先
国連国際防災戦略事務局(UN/ISDR)
Palais des Nations
CH 1211 Geneva 10, Switzerland
Tel: +41-22 9172103/762/759
Fax: +41 22 9170563
[email protected]
www.unisdr.org
国連国際防災戦略ラテンアメリカ・
カリブ事務所
(UN/ISDR Latin
America)
P.O.Box 3745-1000
San Jose, Costa Rica
Tel: +506 224 1186
Fax: +506 224 7758
[email protected]
www.eird.org
国連防災戦略アフリカ事務所
(UN/ISDR Africa)
Block U Room 217
UNEP, Gigiri, Nairobi, Kenya
Tel: +254 2 62 41 01
Fax: +254 2 62 47 26
[email protected]
www.unisdrafrica.org
ISDR Asia Partnership
ADPC, ADRC, UN/ESCAP, UNDP
http://www.unisdr.org/news/asia
informs/
ISDR informs Asia.pdf
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