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電子決裁推進アクションプランについて

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電子決裁推進アクションプランについて
資料3
電子決裁推進アクションプランについて
平 成 2 6 年 4 月
総 務 省 行 政 管 理 局
電子決裁の取組の現状に関する実態調査結果(概要)
各府省が抱える課題
1.電子決裁の対象案件
・文書取扱規則等の決裁ルールにおいて、電子
決裁が原則化されていない
・図面等特殊な文書や外部から紙で受領した
文書を取扱う案件等は、電子決裁が難しい
2.電子決裁の実績
・電子決裁率を部局等別に整理しておらず、
低調な部局等が把握出来ていない
・部局等別に整理してはいるものの、その
結果を踏まえた改善策を講じていない
一部府省による対応策
(他府省への横展開を検討すべき方策)
[決裁業務の合理化と対象案件の明確化・ルール化]
・決裁者の範囲を必要最低限とし、また、合議を省略
・決裁ルートの簡素化を徹底
・文書管理システムによる電子決裁を原則化
・電子決裁になじまない案件を明らかにしてルール化
[電子決裁率の可視化とこれに応じた措置]
・部局等別電子決裁率を定期的に府省内に周知
・部局別電子決裁率を算出し、電子決裁の低調な
部局等に対して個別指導
3.個々の職員の電子決裁への取組促進
・研修が不十分であり、操作方法を習得して
いる職員が限られている
・起案者向け、決裁者向け等利用者視点の
操作マニュアル等が整備されていない
[電子決裁の普及・定着のための利用者支援]
・各府省の実情に応じた研修を実施し、電子決裁に
特化したマニュアルを作成
・FAQを作成して、職員に周知
2
電子決裁推進のためのアクションプランの骨格
目的:公務の生産性向上
 各府省CIO(及び文書管理担当部局)主導の下、
アクションプランに基づき、電子決裁推進のための
取組を平成27年度までに集中的に実施
目標:電子決裁率60%(平成27年度)
普及・定着のための取組
電子決裁状況把握と把握結果の活用
電子決裁になじまない案件を除き、
原則として電子決裁を実施
・部局等別電子決裁率の把握・周知
・決裁権者たる幹部も含めた職員への
計画的な啓発
利用者支援の充実
・研修の充実等利用者支援の強化
・操作マニュアル等の活用
着実な実施を確保するための取組
決裁業務の見直し
・決裁ルートの簡素化
・既存の決裁ルートの点検・見直し
フォローアップ
・部局等別の電子決裁率を少なくとも年2回集計
・各取組状況の把握
決裁に係る定め等の見直し
・電子決裁を原則とするルール整備
・電子決裁の例外案件、電子決裁が困難な案件を明確化
CIO連絡会議への報告
・電子決裁率(部局等別内訳も含む)を報告・公表
・各府省取組状況等の報告(ベストプラクティスの横展開)
3
電子決裁による決裁ルートの効率化
これまでの紙決裁
(局の総括課等)
起案者
担当
(合議先)
担当
電子決裁
(官房等)
担当
(局の総括課等)
(合議先)
(官房等)
起案者
担当
係長
起案者・決裁者とも電子
で資料の修正ができる
修正が入った場合、
修正した紙を差し替えて
再度の説明を行う必要
係長・補佐
係長・補佐
係長・補佐
同時並行で、複数部局の職員が
決裁できる
担当
補佐
担当
総務課長
担当課長
担当課長
官房課長
決裁する職員の数を減らし、
決裁時間の短縮
官房課長
審議官・
次長
階層上位の者が不在の場合、
決裁を進めることができない
担当課長
総務課長
担当課長
部局長
部局の中で決裁が終わるまで、
次の部局に持ち込めない
審議官・
次長
部局長
 電子決裁にあわせて、決裁者の簡素化・決裁ルートの短縮を図ることで、決裁に係る時間を短縮できる。
(上の例の場合には、これまで、順番に計19人の押印が必要であったが、電子決裁に伴い効率化を図ることで、
1/3程度に減らすことができる。)
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