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卒論テーマ(1)
現在、京コンピュータ(10ペタFLOPS:パソコンの数十万台分) 今後、もっと高速、高性能な大規模コンピュータが開発される。 使いこなせるのか? 普通のプログラムでは走らない。 高い単体性能、並列化効率、台数効果。 プログラム毎、マシン毎に特別なチューニングが必要 CS12b:臼井グループ (宇宙環境シミュレーション) http://www.lab.kobe-u.ac.jp/csi-usui/ システム情報学研究科 計算科学専攻 教授 臼井 英之 (Hideyuki Usui, E-mail: [email protected]) 特命助教 三宅 洋平 大学院生 梅澤 美佐子, 土谷 和貴, 木倉 佳祐, 鬼頭 沙希, 松原 琢磨, 川口伸一郎 研究協力: JAXA(宇宙航空研究開発機構), 東京大学情報基盤センター 理化学研究所計算科学研究機構(AICS)、核融合科学研究所 京都大学 生存圏研究所、学術情報メディアセンター、 太陽系宇宙環境や衛星環境 そういう特殊技能を持った人材はまだ少ない。 これから産業界、学界で超並列スパコンを使いこなせる人材が必要。 また、そういうニーズが出始めている。 神戸大学大学院システム情報学研究科、計算科学専攻の使命 臼井研究グループでは、太陽系宇宙環境に着目し、 スーパーコンピュータによる大規模計算機シミュレ ーションを実施 2 卒論テーマ(1) スーパーコンピュータを用いた 太陽探査衛星環境シミュレーション 空間電位分布 NASA スーパーコンピュータを用いた 大規模計算機シミュレーション 電位バリア p1 p2 virtual 電位プローブ位置 衛星システム(電磁界センサー、 イオンエンジンなど)開発へ貢献 (V) 卒論テーマ(3) イオンエンジン放電室内 プラズマ環境シミュレーション 卒論テーマ(2) 衛星からのプラズマ噴射 シミュレーション 3次元、局所高分解能シミュレーション [ , 2005] 6 卒論テーマ(4) 粒子モデルの 社会科学シミュレーションへの応用 産業界、学術界においてスーパーコン ピュータ利用がますます重要になる! モデル化される現象には、例えば 経済現象、交通、物流 人の流れ/避難誘導 流行、文化、伝染病の伝播 生態系 生物の群れの動き など • 環境と「つぶつぶ」の相互作用の時間発展を 「つぶつぶ」毎に追う。 • 大規模シミュレーション手法の開発 スーパーコンピュータを使いこなせる テクニックを身につけるチャンス! スーパーコンピュータをガンガン使いたい人。 (神戸大でも京コンピュータと同じ型のスパコンが利用できる) 宇宙に興味のある人、大歓迎です。 いい成果がでれば国際学会も参加。 7